毎度だけど、今頃のTVアニメ雑感。

木曜TV東京『恋風』。
血のつながった兄と妹の淡い恋話にイライラし、毎回のヘタレ動画にウンザリし、兄がホントにキモくてゲッソリしていた作品^^;。
今回OPはカット、作画にも妙に力が入ってた。最終回目前で、これはまさか…と思ったが。
兄と妹が身体を重ねた時から、アニメ史上の問題作の一つに仲間入りしちまったぜ(ーー;)。

木曜TV東京『天上天下』。
こっちも兄と妹の惹かれあう話（？）。肉体関係はまだのようだが…。

土曜TV東京『ケロロ軍曹』。
態度のデカイHな取材クルーの一人が緑川光。また子安武人と共演か。今度は関智一とか、またガンダム声優をもってくるんだぜ。ドロロ兵長は草尾毅なんだね。忍者だから「どろろ」？^^;

日曜フジ『金色のガッシュベル!!』。
以前から、レイラの声は宍戸留美だと情報があったが、ビクトリームの声は不明だったの。
それが今回、ビクトリームのひと声を聞いて、息子と二人で大ウケ！
若本規夫サマが再び光臨あそばされた〜(^o^)。　あのバカさ加減は、若本さんしかあり得なかったから。キャラソンも出来るんじゃないかな「ベリーメロン　ベリーメロン♪」ってさ。
若本さんは去年フェイン役で出ていたから再登場。とすると、以前ガッシュに一回こっきりで出た他の声優も、今後また出る可能性ありかな。飛田展男とか山口勝平とか。

日曜テレ東京『マシュマロ通信』。
サンディのパパは、遊んでてお金が貰えるお仕事。ゲームクリエイター（漠然とした職業だな^^;）を目指す息子が、それはもう羨ましそうに見ていた。飛田さん＠パパのキリリとした声も聞きたかった。

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『けんじゅうライブ』は昼夜共に行けることになったが、WHFの『おはスタシート』は落選^^;。
グッズプレゼントや来場者プレゼント目当てに、それでも行く息子。付き合わされる私(~_~)。

娘に『テイルズ』BLオンリー同人誌即売会に付き合わされた。
去年の今頃もテイルズオンリーに付き合わされたが、BLではなかったので息子も同伴できた。
だが今年はBLの名のもと、娘もついにエッチの洗礼を受けてしまうのか^^;と、自分のことは棚にあげ母は気がかり。案の定、男性参加者は一人か二人ぐらいだけ。会場は小規模ながら混雑してた。

最初はパンフを見ながら、エッチ度の少ないサークルを選び、パラパラと確認させながら本を買わせた。BLとはいっても、ギャグメインでエッチ度無しな本も結構あって選択の余地はある。
混雑の中、娘とはぐれたが大丈夫だった。娘はちゃんと一人で確認しつつ、本を買っていた。
捲った本の中にはエッチなのもあったそうだが、「すごかったから買わなかった」と言ってくれた。あまりに素直な言い方で、母は胸をなでおろし。
結局、娘は手持ちの小遣いで、パンフ代含め1500円内に納めた。本は計4冊。手堅いなぁ。

もう一つ、小遣いで使い捨てカメラも買わせ、コスの人達を嬉しそうに撮影していた。
去年は男性のレイヤーもいて私もウットリしてたが、今回はBLだから女性陣だけなのが残念。ロニもジューダスもカイルもいなかったしね。

去年と比べると、世はまさに『シンフォニア』時代なのを実感。コスも殆どがそうだし、本もシンフォニアが目立ってた。私はTOSのキャラ名がわからず、娘にいちいち尋ねるありさま。
カップリングという概念もまだ漠然としてる娘だが、満足してたので良かった。
ちなみに私の好みは、リッキル、ロニカイ、ロニジュ(^^ゞ。いい本に巡り遇わなかったので、自分では買わなかったけど。来年またオンリーに付きあわされたらどうしよ〜。

DJCD『五番街で逢いましょう3巻』発売記念イベント1回目＆2回目へ行ってきた。
ホール場所は、一昨年に娘がピアノ発表会したところ。その6階までまさか階段を昇り降りさせられるとは思わなんだ〜。公園に並んでる間、パラパラ雨が降り日傘を差すハメになったが、ヲタクパワーでほぼお天気。座席抽選では、1回目が一番前、2回目は前から6番目だが何故か周りが知り人だらけ（笑）。おかげで、めいっぱい楽しめた。

石田彰と杉崎菜穂子が登場。石田さんはブルーのシャツに紺のインナー、ジーンズ。黒い運動靴は新品ぽかった。トークの途中から鼻の頭が汗で光ってたのがはっきり見えて可愛かった。
今回は相棒の岸裕二が舞台稽古で多忙で、氷上恭子が代わりに登場。あれ？何年か前の石田さんとのSIRイベントの時はかなり細目だったが、服がアレなのか、下半身がやけにふくよか^^;。
恭子ちゃん、長年の付き合いで石田さんを扱うのに手馴れてる〜。持ち上げて話を広げつつ、石田さんの暴走を止めピシリと引き締める。いつものまったりではなく、軽快なノリのトークとなった。

レモン汁で紫から桃に変化するブルーマロウティーの色を見せるのに、素早く白い紙をあてて皆に見せる石田さん。チャイに入れてたカルダモンって、風邪の時喉にいいって昔買ってたなぁ。
岸くんからのメッセージは「おいおい」のツッコミ付き。恭子ちゃんは岸くんを、人に慣れた爬虫類みたいだと^^;。岸くんの生霊みたいなのを感じると石田さん。
石田さんのお笑いネタはわからず。ひろし？ アンガールズ？　岸さんとはいつもお笑いで盛り上がってて、誰もつっ込めないらしい。
えび揚げせんは、ファミマで最近石田さんが買うお菓子。実は先週の運動会で、酒のつまみに相方がファミマで買ってきたもの。男性ってこういうの好きだよね。結構旨いが、食べ過ぎは太りそう。
テレビ画面をパパのカメラで撮影とか、ラジカセで音を録るとか、私もやってたなぁと頷くことしきり。でも白黒テレビをカラーカメラで撮ったら、カラーで映るかなぁと思ってた石田少年時代には大笑い。
恭子ちゃんとの小芝居が多くて、石田さんはパパ役、恭子ちゃんはママ役。杉崎は子供か。他にも坊やや、北への逃避行者や、お母さん役をノリノリ。大阪のおかん等お母さん話も多かったな。
アンコールで再登場は、五番街では去年11月以来。石田さんのバレエ風な飛び跳ねが、まるでエビゾリのようで…舞台下手から舞台上手の端までハケちゃうのがまた可笑しい。これは伝説になるね！

参加者が前もって書いて出したアンケを読みながらのトークも盛り上がった。高値の石VS安いホタテとか。電車止めた話に保育園給食での嫌いな人参話とか。V6に鼻の穴に入った指とか。
石田さん、万馬券とか競馬ネタにヤケに固執してたな。杉崎はストレートパーマ＆縮毛矯正を力説。夜寝る前に髪の毛にクリップで錘をつけるとのたまう石田さんに、大ボラ吹き〜と叫びたかった。

恒例のジャンケン大会があって、1回目の時ラッキーにもサイン入りテレカをゲット。去年に続き縁があるのかな？（笑）恭子ちゃんと握手できたが、石田さんともしたかったかも。
そのサイン入りテレカだが、石田さんのいつもの横書きでなく《石田彰》と縦書きだった。
これが本物ならレアものだが、疑り深い私は、ひょっとして誰かが書いた？と思い…それを2回目のアンケに書いたところ、ジャンケンの前に石田さんが「（そういうことが）アンケに書かれてたけど、本人がちゃんと書いてます」と（笑）。思わず椅子からズリ落ちそうになった私^^;。いや、ちゃんと読んでてくれてたのね。でも「穴に入りそうになる程恥かしかった」。←3回目（？）のアンケに書くか。

終了後、石田仲間8人と居酒屋へ。初対面の人もいらしたなぁ。ホロ酔い気分で、石田さん話に花を咲かせた。たらふく食べて満足。安くて旨かった。

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金曜夕方バンダイビジュアルのメルマガに、9月の『ガンダムSEED』イベント開催情報があった。
9月はたぶん『最遊記RELOAD』イベントもあるんじゃないかな〜。
今回のSEEDイベントには関俊彦は出ないので、関さんファンにも応援をお願いしたいと思う。

溜まっていたドラマCD『Super Stylish Doctors Story 愛の解体新書III』をやっと聞いた。
関俊彦＠バウム・クーテヘン教授のキャラ画がやっと出てきて、速水奨＠ドクター・ハヤミと一緒にジャケットを飾る。
『解体新書II』から、Joy三郎役で神谷明が登場し、関さんとの絡みではひそかに『YAWARA』を思い出してみる。
これだけ濃い男性声優陣だし、きっと出てくるとは予想してたロボット・ネタがついに出たっ。
『勇者ライディーン』『ゲッターロボ』などなど。トドメはDr.ハヤミの「合神せよ！」じゃ（笑）。
勇者シリーズの檜山修之はノリノリな叫び。神谷さんの若々しい叫びも久しぶりだ。
そういや森川智之も松本保典も、パイロットではなくロボット役を経験済みだったか。
隕石爆破の作業って、確かモリモリが某映画でその役を吹き替えしてたんだよね。
うっわ。よーく聞いてみると、奥が深い。しっかしあまり笑えないのは、脚本が微妙でそれ程ぶっ飛んでないせいか。『アニメ店長』でお馴染み金月龍之介みたいな、痛快なノリと荒業が欲しいところ。

7月の『S.S.D.S』のイベントも、速水さんファンのおかげで1階席は取れた。座席は微妙だけど^^;。
速水さんはもちろんだが、関さんも生でキャラソンを唄ってくれるかな〜。
7月はなんだかんだで、関さんと2回は会えそう(^^)v。

今日は、関俊彦さんのお誕生日。おめでとうございま〜す！ヽ(^o^)丿　よっ、42歳の男盛り！
若々しく爽やかな笑顔。ファンや仲間への気配り。娘さんには甘い良き家庭人。仕事には妥協を許さない厳しいプロ根性。ふっと気を抜けたお茶目な外面。いくつもの顔をもつ関さん。さすが双子座！
ラジオで「子供の話、関さん弱いんだ」とおっしゃるひと言に、私の心も揺さぶられ共感を覚えた時……関さん好きだ〜としみじみ思えてくる幸せ(*^_^*)。
今年は関さんもご結婚15年。私も共に歩む結婚生活。関さんは何かお祝いされるのかしら〜。

今日は、ETV『学校デジタル羅針盤』の第5回。6年生の歴史だ。関さんのナレーションも快調。関さんの言葉に何度も出てきた「聖武天皇」の話は私も忘れないだろう。

OVA『炎の蜃気楼-みなぎわの反逆者-』の集合写真とアフレコメッセージも見てきた。
関さん、髪をバッサリ切られて、また一段と若々しい雰囲気。舞台でまた痩せたのかな。

野村萬斎主演、蜷川幸雄演出の『オイディプス王』東京公演を観てきた。
2年前の再演でソッチは未見だが、今回また演出を新しくして、約2時間の上演に抑えている。
そしてお初のシアターコクーン。ロビーも広くて綺麗だし、萬斎グッズも充実した物販。
だけど座席が前席と余裕が無くちょっと窮屈^^;。1階中列付近だったが、全体をじっくり見渡せ、たまにオペラグラスで表情を追ったりと観易かった。サイド席とかはどうだったんだろう。
しっかしこんな大劇場でも非常識なヤツが！　何と芝居中にメリーさんの羊の着信音を鳴らしやがるっ。液晶画面も光らせやがって。とっとと捨ててこいっ！

映画『トロイ』にも通じる、ソフォクレスのギリシャ悲劇の一つ。東儀秀樹の雅楽の曲が、オリエンタルな味にミックスされ、独特の世界観になっている。
固定化された荘厳な舞台装置はきわめてシンプル。暗転が一つも無かったのも、アテネ公演を控えているためもあったのか。コロスと呼ばれる20人程の舞唄団が出ずっぱりで幕間も熱演する。
2年前の映像と比べると衣装もシンプル。白と赤と黒の融合が美しく鮮烈で、衣装のしなやかな動きが表現の一つとなっていた。
ギリシャ悲劇の特徴か、台詞の掛け合いと応酬、激しくも哀しい独白が全てである。
それだけに役者陣の腹から出す声のトーンや張りや叫びに、ただただ圧倒される。
前半は淡々と進み、やや間延びしたシーンも感じたが、後半は畳み掛けるような迫力と残酷さに目を見張り緊張した。

野村萬斎は台詞回しがやや狂言師風に思えたが、前半の威風堂々とした骨太で低いトーンと比べ、後半は運命に翻弄される哀しい切ない高めのトーンに変わっていた。
真実を知った時よりも、自らの手で砕いた両目を瞑り「痛〜い痛〜い」と掠れた声で鳴く時（イザーク＠SEEDを思い出しちゃった^^;）。二人の娘を抱き寄せつつ、本物の涙をポタリと落とす場面。未練がましく娘達を追いかける父親の姿。萬斎さんの迫真の演技に、胸にズシリと重みがきて動けなかった。哀しい切ないという感じではなく、神には敵わぬ所詮人間なのだという、諦めたような憐れむような感情かな。

王妃役の麻実れいは、燐とした美しさと年上妻らしい落ち着きさがあり、声も響いて綺麗。
萬斎さんもそうだが、麻実さんも立ち振る舞いがとても美しい。目の下の皺がちと気になったが。
印象的だったのは、壤晴彦の予言者と、三谷昇の羊飼いか。羊飼いの「かわいそうだったから」の素朴なひと言が巧かったな。何とも言えぬ苦さと切なさを味わった。
瑳川哲朗の神官は前半のみ、菅生隆之の報告者は後半のみ。菅生さんはアニメ『ヒートガイJ』のジェイ役だったか。ジャン・レノの声でもお馴染み。実際に見たかったと思った悲惨な報告だったけど^^;、充分に想像出来る見事な語りだった。
コロスの人達も厚底の靴で、よくあれだけ優雅かつ激しい動きが出来る。相当鍛錬し練習されたんだろう。ある意味、コロスがいるからこその王なわけで、其々の個性を出した今後の活躍を祈りたい。

ギリシャ悲劇は未だよく分らないが、これを機に徐々に勉強していきたいと思う。
『オイディプス王』続編話もいつか観たいものだが、とりあえず昴の『コリオレイナス』かな？