劇場版ポケモンAG ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ
2006年7月15日 映画劇場版『ポケットモンスター・アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ』を、子供達に付き合って観てきた。
入場者プレゼントはミニ・マナフィ。3種類ぐらいあるのかな?
パンフがマナフィ・フェイスいっぱいで、去年のと比べても今回は単純に子供向け作品なのだと分る。
幻のポケモン”マナフィ”と”海の神殿アクーシャ”をめぐり、ポケモンレンジャーと海賊との激しい攻防にサトシ達が巻き込まれていく話。
シリーズを重ねると、つい他作品とも比べてしまうが、今回も『ラピュタ』や『ナウシカ』『カリオストロの城』、『マトリックス レボリューションズ』まで浮かんだw。
それでもスピーディな展開と分り易いストーリー運び、多彩なポケモン達の登場で、子供も大人も純粋に楽しめる仕上がりになっていた。
オリジナルキャラ達が派手に動き回るが、母性としてのハルカに焦点をあて、最後にサトシにも父性としての活躍の場を与えたことが嬉しい。二人の健やかな成長ぶりが感じられる。ロケット団も忘れずに登場させたしね。
海が舞台なので、潜水艦や潜水艇、戦闘ヘリもどきまで出現し、アクションもたっぷり。海中や波間の美しい映像は見応えがある。海好きでなくとも、”海”そのものを堪能できて、鑑賞中は涼しく過ごせそう。たまにCGの荒っぽさが目立つけど^^;。
山寺宏一演じるジャッキーは、ホントにトム・クルーズばりの格好良さかもw。飄々としながらも任務に忠実で思慮深い。サトシならずとも憧れるポケモンレンジャー。
ファントム船長役の藤岡弘も熱演だが、俳優の顔は残念ながら隠せず^^;。明夫さんだったらもっと濃いキャラになってたハズw。
マリーナ一座の西村知道と本田貴子の声が印象に残る。
サトシが帽子のツバを後ろにやるトコに、男の決意を見て固唾をのんだ。こっちまで息が詰りそうな緊迫感が続くのがイイ。
「マナ」「カラ」「スキ」の片言マナフィが愛らしくて、子供達の赤ちゃんの頃を思い出した。ハルカとヒシと抱き合う姿に思わずジン。「さよなら…ハルカ」マナフィの言葉が私の胸を痛いほど貫いた(;_;。
主題歌「守るべきもの♪」が今回の世界観によく合っている。
ED後に、2007年夏公開決定の劇場版『ポケモン ダイヤモンド&パール』を早くも告知。今度は『デジモン』か!?(笑)と息子。9月にどちらを買うか迷ってるようだが、お金は出さんゾ。
そして、TVアニメ新番組『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』今秋デビュー。新キャラのヒカリが主人公ってことは、サトシ&ピカチュウの出番はどうなるのかな?^^; とにかくアドバンスジェネレーションは終わりか。
 ̄ ̄ ̄
映画のノリではないけど、書店で発見した『海自マニア』を買ってしまった。買って正解!(^o^) 知りたかったことが盛り沢山の濃くて深い内容で、まさに保存版。
入場者プレゼントはミニ・マナフィ。3種類ぐらいあるのかな?
パンフがマナフィ・フェイスいっぱいで、去年のと比べても今回は単純に子供向け作品なのだと分る。
幻のポケモン”マナフィ”と”海の神殿アクーシャ”をめぐり、ポケモンレンジャーと海賊との激しい攻防にサトシ達が巻き込まれていく話。
シリーズを重ねると、つい他作品とも比べてしまうが、今回も『ラピュタ』や『ナウシカ』『カリオストロの城』、『マトリックス レボリューションズ』まで浮かんだw。
それでもスピーディな展開と分り易いストーリー運び、多彩なポケモン達の登場で、子供も大人も純粋に楽しめる仕上がりになっていた。
オリジナルキャラ達が派手に動き回るが、母性としてのハルカに焦点をあて、最後にサトシにも父性としての活躍の場を与えたことが嬉しい。二人の健やかな成長ぶりが感じられる。ロケット団も忘れずに登場させたしね。
海が舞台なので、潜水艦や潜水艇、戦闘ヘリもどきまで出現し、アクションもたっぷり。海中や波間の美しい映像は見応えがある。海好きでなくとも、”海”そのものを堪能できて、鑑賞中は涼しく過ごせそう。たまにCGの荒っぽさが目立つけど^^;。
山寺宏一演じるジャッキーは、ホントにトム・クルーズばりの格好良さかもw。飄々としながらも任務に忠実で思慮深い。サトシならずとも憧れるポケモンレンジャー。
ファントム船長役の藤岡弘も熱演だが、俳優の顔は残念ながら隠せず^^;。明夫さんだったらもっと濃いキャラになってたハズw。
マリーナ一座の西村知道と本田貴子の声が印象に残る。
サトシが帽子のツバを後ろにやるトコに、男の決意を見て固唾をのんだ。こっちまで息が詰りそうな緊迫感が続くのがイイ。
「マナ」「カラ」「スキ」の片言マナフィが愛らしくて、子供達の赤ちゃんの頃を思い出した。ハルカとヒシと抱き合う姿に思わずジン。「さよなら…ハルカ」マナフィの言葉が私の胸を痛いほど貫いた(;_;。
主題歌「守るべきもの♪」が今回の世界観によく合っている。
ED後に、2007年夏公開決定の劇場版『ポケモン ダイヤモンド&パール』を早くも告知。今度は『デジモン』か!?(笑)と息子。9月にどちらを買うか迷ってるようだが、お金は出さんゾ。
そして、TVアニメ新番組『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』今秋デビュー。新キャラのヒカリが主人公ってことは、サトシ&ピカチュウの出番はどうなるのかな?^^; とにかくアドバンスジェネレーションは終わりか。
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映画のノリではないけど、書店で発見した『海自マニア』を買ってしまった。買って正解!(^o^) 知りたかったことが盛り沢山の濃くて深い内容で、まさに保存版。
映画 デスノート 前編
2006年6月28日 映画息子が見たいと言うので、映画『デスノート』前編を観てきた。いいのかっ!?テスト中だゾ^^;。
親子共に原作コミックは全く読んでおらず。座席指定券を買った後、息子が尋ねてきた「日本語吹替え版にしてね」。え?ええーっ!?(゜o゜) アンタ、何か別の映画タイトルと勘違いしてないかっ!?^^;
原作読んでなくても、なかなか面白かった。息詰まる展開にハラハラドキドキ。巧妙なスリルとサスペンス。ちょっと『プリズン・ブレイク』にも似た感触。主人公だけにしか知らされない緻密な計画の全容。成功したすぐ後に、そのネタバラシをしてくれるので納得できる。
デスノートのルールが小出しに出てきて分り易いが、ツッコミどころも少なくない。最初にデスノートが登場した時、先ず素朴な疑問「このノートって1冊だけなの?」。で、その疑問に対する答えというか、後編への布石となるものがチラっと出てきたようだった。
デスノートを最初は犯罪者だけに使っていたライトに少しは共鳴してたが、だんだん自己保身の身勝手さで使い出し、暴走が加速してからはもうダメだ。恵まれた環境で、勉強だけは出来る小賢しいガキ。字も汚いしなぁw。ライトにはシャープさとか孤高さが足りない。藤原竜也はダブル演技もこなし好演してたが、想定の範囲内かな。
松山ケンイチにはビックリした! 『大和』の坊主頭しか知らなかったから、Lとしての凄まじい作り込みにはホントに驚嘆。
ライトとLの頭脳戦や心理戦としては緊迫感はあるが、二人の劇的な激突という意味ではやっとスタート地点。後編で堪能できるのかな。
リュークが実に面白いキャラクター。シリアスな中にコミカルな味を醸して、意味深な言葉をはき、一番人間っぽい感じw。中村獅童の声もいいが、『大和』では松山Lと仲間だったじゃないかとw。アニメ化のおりには、間違いなく矢尾一樹キャラだなと勝手に決定(笑)。
香椎由宇や瀬戸朝香は鮮やかに力演していたが、ミサ役の娘がどうにもこうにも不安感^^;。
これ、父親と息子の葛藤とかも描いていくのかな。一見、正義側にいる総一郎だって犯罪の遠因ではないのかっ!? 母親だって息子の異変に気づかない大ボケなのかっ!? 家族の関係や問題とかはこの作品では期待しないほうがいいのかな。
デスノートに名前を書くという行為は、ポチっと押す爆弾と似てる気がする。死があまりに軽んじられる世界。
しかし前編は、ライトの崇高な理想やポリシーが明確に見えてこないので、ただ自己保身でジタバタする姿しか印象に残らない。Lも単に強敵を目前にしてワクワクしてるだけ。
後編は「死」と「生」に対してもっと真摯に向き合って欲しい。原作の結末ももちろん知らないが、ライトとLは死ななくてはならないと思う。「人を殺した者は、自分も死ぬ覚悟がいる」ハズ。
映画見ながら、スイーツより、リンゴやポテチが食べたくなった。
息子は「『日本沈没』よりは面白かった」と言いながら、言葉少なに疲れた風で「後編も見る」と。11月公開まであと5ヶ月。
息子は更に、「Lって、石田さんキャラだよね」と言ってきた。「じゃ、キラは保志くんかっ!?」とついツッコミ。レイが関さんなのもいやだっ。アニメ化のおりには、どんなキャスティングになるんだろう? また俳優が声優するってのは勘弁して欲しい^^;。
親子共に原作コミックは全く読んでおらず。座席指定券を買った後、息子が尋ねてきた「日本語吹替え版にしてね」。え?ええーっ!?(゜o゜) アンタ、何か別の映画タイトルと勘違いしてないかっ!?^^;
原作読んでなくても、なかなか面白かった。息詰まる展開にハラハラドキドキ。巧妙なスリルとサスペンス。ちょっと『プリズン・ブレイク』にも似た感触。主人公だけにしか知らされない緻密な計画の全容。成功したすぐ後に、そのネタバラシをしてくれるので納得できる。
デスノートのルールが小出しに出てきて分り易いが、ツッコミどころも少なくない。最初にデスノートが登場した時、先ず素朴な疑問「このノートって1冊だけなの?」。で、その疑問に対する答えというか、後編への布石となるものがチラっと出てきたようだった。
デスノートを最初は犯罪者だけに使っていたライトに少しは共鳴してたが、だんだん自己保身の身勝手さで使い出し、暴走が加速してからはもうダメだ。恵まれた環境で、勉強だけは出来る小賢しいガキ。字も汚いしなぁw。ライトにはシャープさとか孤高さが足りない。藤原竜也はダブル演技もこなし好演してたが、想定の範囲内かな。
松山ケンイチにはビックリした! 『大和』の坊主頭しか知らなかったから、Lとしての凄まじい作り込みにはホントに驚嘆。
ライトとLの頭脳戦や心理戦としては緊迫感はあるが、二人の劇的な激突という意味ではやっとスタート地点。後編で堪能できるのかな。
リュークが実に面白いキャラクター。シリアスな中にコミカルな味を醸して、意味深な言葉をはき、一番人間っぽい感じw。中村獅童の声もいいが、『大和』では松山Lと仲間だったじゃないかとw。アニメ化のおりには、間違いなく矢尾一樹キャラだなと勝手に決定(笑)。
香椎由宇や瀬戸朝香は鮮やかに力演していたが、ミサ役の娘がどうにもこうにも不安感^^;。
これ、父親と息子の葛藤とかも描いていくのかな。一見、正義側にいる総一郎だって犯罪の遠因ではないのかっ!? 母親だって息子の異変に気づかない大ボケなのかっ!? 家族の関係や問題とかはこの作品では期待しないほうがいいのかな。
デスノートに名前を書くという行為は、ポチっと押す爆弾と似てる気がする。死があまりに軽んじられる世界。
しかし前編は、ライトの崇高な理想やポリシーが明確に見えてこないので、ただ自己保身でジタバタする姿しか印象に残らない。Lも単に強敵を目前にしてワクワクしてるだけ。
後編は「死」と「生」に対してもっと真摯に向き合って欲しい。原作の結末ももちろん知らないが、ライトとLは死ななくてはならないと思う。「人を殺した者は、自分も死ぬ覚悟がいる」ハズ。
映画見ながら、スイーツより、リンゴやポテチが食べたくなった。
息子は「『日本沈没』よりは面白かった」と言いながら、言葉少なに疲れた風で「後編も見る」と。11月公開まであと5ヶ月。
息子は更に、「Lって、石田さんキャラだよね」と言ってきた。「じゃ、キラは保志くんかっ!?」とついツッコミ。レイが関さんなのもいやだっ。アニメ化のおりには、どんなキャスティングになるんだろう? また俳優が声優するってのは勘弁して欲しい^^;。
映画 ブレイブ ストーリー 試写会
2006年6月26日 映画映画『ブレイブ ストーリー』試写会が当ったので、息子と一緒に観てきた。
フジテレビ×GONZO×ワーナー・ブラザーズ映画。確かにお金はかかっていそう。
宮部みゆきの原作は知らないが、かなり端折られてるようで、駆け足でどんどん話が進行し、鑑賞者は置いてけぼりのまま。疑問もツッコミどころも満載だが、ほったらかしのまま。ジブリ風な緻密でスピード感ある映像には目を見張るが、音楽のインパクトが地味なのか迫力に欠ける。
ワタルをはじめ、どのキャラクターにも共鳴する余裕が与えられないのは辛い。個性はあるが魅力が感じられず、反発さえしそう。メインキャラの声を俳優が演じてるのにも要因がある。
始まって1時間、面白味が感じられず、眠気と欠伸まで出てきた。
これ、2時間の映画作品としてはムリがあったのではないか。
最初っからTVアニメとして、1回30分枠かで、オリジナルも入れていいから、1年いや2クールでいいから、じっくりと作り込んでくれたら、キャラクターにも思い入れができて、世界観も楽しめたであろう。
ワタル役の松たか子は、俳優としては上手いのだろうが、声優的には力不足で魅力に欠ける。
ミツル役のウエンツ瑛士は、サードの声だった小栗旬と似たりよったり(分る人には分るハズ^^;)。
石田太郎、伊東四朗など経験豊富なベテラン陣の演技は安心して聞ける。だが若手俳優陣は、アニメ的なカツ舌や発声ではないのか台詞が明瞭でなく、聞き取り難くてイライラしそうになる。
後半、目が覚めるようなキャラが登場。一つ一つの台詞が丁寧で自然で、つい感情移入したくなりそうな可愛さで印象に残る。それもそのはず、そのソフィの声は矢島晶子。俳優は演じることは出来るが、声優はアニメのキャクターに魂を吹き込むことが出来るのだとつくづく思った。
石田彰は、何と小学生の役だよ〜〜〜(^.^)。声が流れた時、会場からほんの僅かにざわめきがっ(笑)。分る人には分るもんだ。
大塚明夫や田中敦子など実力派が脇を固めるも、出番が少な過ぎっ。
異世界で願いをかなえる為に冒険する、という設定では『ふしぎ遊戯』がふと浮かんだが、本当の願いといい、余韻あるラストといい、ホントに『ふし遊』みたいだったw。
正義感が強く、人に優しく、明るく素直な少年。息子の友人に似てるようだが、アニメの主人公としてはいささかつまらない。スタート地点から良い子だと、行動後の出会いや成長の度合いも少なく、感動さえ薄くなりそうな気もする。
レディースディとかの割引デーで見るのに充分な作品であった。
今夏のアニメ映画で残るは『ゲド戦記』と、子供の付き合いで見せられる『ポケモン』か。『時をかける少女』はどーしよー。
 ̄ ̄ ̄
ひらたでーたさんから、『忍者イリュージョンNARUTO』公演の花スタンドの御礼葉書が届いた。いつもありがとうです。ゲンマ衣装姿の平田さんや、ご本人様からのコメント。舞台の感激が蘇ってきた。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』吹替え版のジョニデの声も平田さんだと解禁報告。また平田広明×平川大輔を堪能できそうだv。今度は息子と一緒に見る予定。
フジテレビ×GONZO×ワーナー・ブラザーズ映画。確かにお金はかかっていそう。
宮部みゆきの原作は知らないが、かなり端折られてるようで、駆け足でどんどん話が進行し、鑑賞者は置いてけぼりのまま。疑問もツッコミどころも満載だが、ほったらかしのまま。ジブリ風な緻密でスピード感ある映像には目を見張るが、音楽のインパクトが地味なのか迫力に欠ける。
ワタルをはじめ、どのキャラクターにも共鳴する余裕が与えられないのは辛い。個性はあるが魅力が感じられず、反発さえしそう。メインキャラの声を俳優が演じてるのにも要因がある。
始まって1時間、面白味が感じられず、眠気と欠伸まで出てきた。
これ、2時間の映画作品としてはムリがあったのではないか。
最初っからTVアニメとして、1回30分枠かで、オリジナルも入れていいから、1年いや2クールでいいから、じっくりと作り込んでくれたら、キャラクターにも思い入れができて、世界観も楽しめたであろう。
ワタル役の松たか子は、俳優としては上手いのだろうが、声優的には力不足で魅力に欠ける。
ミツル役のウエンツ瑛士は、サードの声だった小栗旬と似たりよったり(分る人には分るハズ^^;)。
石田太郎、伊東四朗など経験豊富なベテラン陣の演技は安心して聞ける。だが若手俳優陣は、アニメ的なカツ舌や発声ではないのか台詞が明瞭でなく、聞き取り難くてイライラしそうになる。
後半、目が覚めるようなキャラが登場。一つ一つの台詞が丁寧で自然で、つい感情移入したくなりそうな可愛さで印象に残る。それもそのはず、そのソフィの声は矢島晶子。俳優は演じることは出来るが、声優はアニメのキャクターに魂を吹き込むことが出来るのだとつくづく思った。
石田彰は、何と小学生の役だよ〜〜〜(^.^)。声が流れた時、会場からほんの僅かにざわめきがっ(笑)。分る人には分るもんだ。
大塚明夫や田中敦子など実力派が脇を固めるも、出番が少な過ぎっ。
異世界で願いをかなえる為に冒険する、という設定では『ふしぎ遊戯』がふと浮かんだが、本当の願いといい、余韻あるラストといい、ホントに『ふし遊』みたいだったw。
正義感が強く、人に優しく、明るく素直な少年。息子の友人に似てるようだが、アニメの主人公としてはいささかつまらない。スタート地点から良い子だと、行動後の出会いや成長の度合いも少なく、感動さえ薄くなりそうな気もする。
レディースディとかの割引デーで見るのに充分な作品であった。
今夏のアニメ映画で残るは『ゲド戦記』と、子供の付き合いで見せられる『ポケモン』か。『時をかける少女』はどーしよー。
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ひらたでーたさんから、『忍者イリュージョンNARUTO』公演の花スタンドの御礼葉書が届いた。いつもありがとうです。ゲンマ衣装姿の平田さんや、ご本人様からのコメント。舞台の感激が蘇ってきた。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』吹替え版のジョニデの声も平田さんだと解禁報告。また平田広明×平川大輔を堪能できそうだv。今度は息子と一緒に見る予定。
映画『バルトの楽園』を観てきた。
「快楽」ではなく、「音楽」という意味の「がくえん」。全編に流れる溢れんばかりの音楽と、人間の眼差しや温かい繋がりにふれて、上映してからすぐに胸が熱くなり、涙でずっと潤ませたまま、最後まで爽快な感動が続いた。さすが文部科学省選定。万人誰にもぜひ観て頂きたい映画の一つである。
今から約90年前、徳島県の板東俘虜収容所を舞台に、捕虜のドイツ人達と日本人との間で生まれ育まれた、人種や国境を越えた友情と人間ドラマ。
真実に基づいてるが、物語の構成、人物の描き方など、実に分り易く感情移入し易くなっており、脚本の古田求氏の功績も大きい。
松平健演じる松江所長の進歩的かつ友好的なやり方が、この収容所に自由と信頼を与えたわけだが、所長の生き様だけに終始したのではない。捕虜一人一人を丁寧に描き、板東の人々の思いも乗せて、物語に崇高な深味を作り出した。
そこには会津藩の悲劇も含んだ戦争に対するアンチテーゼがあり、哀しみと憎しみを乗り越えて生きる人々の万感の思いが宿っている。
ここからは萌えコメント(笑)。
お目当ての寺杣昌紀は、所長の側近の一人・国友役。肩章からすると、おそらく中尉か。映画の寺杣さんを見るのは『半落ち』以来だ。どうやら役者・俳優としてご出演の時は漢字名になるようだ(声優業では平仮名)。
寺杣さん、かなり重要な役どころで全編通していっぱい出てらっしゃった(嬉)。阿部寛演じる伊東少尉と対になる時が多く、長身の寺杣さんでもタッパでは小さく見えちゃうw。CMでもお馴染みの所長を右から押さえるシーンもあり。所長と一緒のフレームだと、私の目と意識は喋るマツケンよりも、お隣の寺杣さんにいっちゃうv。
寺杣さんの柔道着姿も初めて見たが、背負い投げとかも決めて、こんな格好良い寺杣さんも初めてだった。どうやらスポーツマンタイプの軍人らしく、相撲の行司とかもやってた。
そしてついにドイツ語まで! ヘッタクソなドイツ語をわざと喋るのも大変だっただろうw。捕虜達には慕われてたようで、もみくちゃに抱きつかれてた寺杣さんの笑顔が素敵v。
もちろん、陸軍軍服姿もお似合いだったし、軍帽を被ると更に若々しくクールに見え、日本男性の中ではとびきり格好良かった(*^^*)。
ドイツ人捕虜役の俳優たちが、どれもこれも粒揃いで目の保養。
カルル役のオリバー・ブーツは、ドイツのブラピとの異名だが、筋肉質の長身に男前の美男子で目立つ目立つ。日本人と一番関わりを持ち成長していく難しい役どころを、誠実にきっちり演じていた。
ドイツ側の語り部・ヘルマン役のコスティア・ウルマンは憂いを含んだ瞳で魅了するキュートな美少年v。あの愛の告白にはビックラしたが、純粋で逞しい役どころを好演。
他にも、指揮担当のダニエル・ハンゼンの飄々とした佇まい、日本の学生に音楽を教えるトーマス・エンゲルの光るセンスなど、みんな個性的で好感が持てた。
もちろん、青島総督ハインリッヒ役ブルーノ・ガンツの重厚で渋い存在感には圧倒される。
全編の約半分くらいはドイツ語が飛び交い、日本語字幕付き。ドイツ人同士の会話には時おり字幕も無く、彼らの表情と勢いで察するしかない。所長も、國村隼演じる高木副官も日本語訛りの流暢なドイツ語で彼らに接する。
異国人との交流には言葉が不可欠だろうが、耳に入るドイツ語が私には心地良く、だんだんと字幕を見ずともニュアンスが理解できそうになる。この相互理解への空気が大切だとも思う。
ラストで奏でられる、日本初の第九演奏。混声合唱なので女声パートはどうするのかと思ってたが、上手いこと編曲していた。
日本人に最も人気のあるクラッシックだそうだが、映画でも前奏を聞くだけで胸が熱く高まる。スクリーンの彼らと共に、ドイツ語の歌詞を唇で動かしていくと、たちまち耳と魂が共鳴し涙が溢れそうになる(;_;)。
だが映像は、ドイツも日本も関係なく、じっくりと丁寧過ぎる程に人々に寄り添う。ドイツ・ロマンティック街道が映り、鯉のぼりが空を舞う。何て混在した素晴らしい光景なのか。
とどめなく流れ落ちる涙は、この音楽に感銘してるのか。あの時代を生きた人間群像に喜びと希望を味わってるのか。終った途端、心の中で大きな拍手をしていた。
「快楽」ではなく、「音楽」という意味の「がくえん」。全編に流れる溢れんばかりの音楽と、人間の眼差しや温かい繋がりにふれて、上映してからすぐに胸が熱くなり、涙でずっと潤ませたまま、最後まで爽快な感動が続いた。さすが文部科学省選定。万人誰にもぜひ観て頂きたい映画の一つである。
今から約90年前、徳島県の板東俘虜収容所を舞台に、捕虜のドイツ人達と日本人との間で生まれ育まれた、人種や国境を越えた友情と人間ドラマ。
真実に基づいてるが、物語の構成、人物の描き方など、実に分り易く感情移入し易くなっており、脚本の古田求氏の功績も大きい。
松平健演じる松江所長の進歩的かつ友好的なやり方が、この収容所に自由と信頼を与えたわけだが、所長の生き様だけに終始したのではない。捕虜一人一人を丁寧に描き、板東の人々の思いも乗せて、物語に崇高な深味を作り出した。
そこには会津藩の悲劇も含んだ戦争に対するアンチテーゼがあり、哀しみと憎しみを乗り越えて生きる人々の万感の思いが宿っている。
ここからは萌えコメント(笑)。
お目当ての寺杣昌紀は、所長の側近の一人・国友役。肩章からすると、おそらく中尉か。映画の寺杣さんを見るのは『半落ち』以来だ。どうやら役者・俳優としてご出演の時は漢字名になるようだ(声優業では平仮名)。
寺杣さん、かなり重要な役どころで全編通していっぱい出てらっしゃった(嬉)。阿部寛演じる伊東少尉と対になる時が多く、長身の寺杣さんでもタッパでは小さく見えちゃうw。CMでもお馴染みの所長を右から押さえるシーンもあり。所長と一緒のフレームだと、私の目と意識は喋るマツケンよりも、お隣の寺杣さんにいっちゃうv。
寺杣さんの柔道着姿も初めて見たが、背負い投げとかも決めて、こんな格好良い寺杣さんも初めてだった。どうやらスポーツマンタイプの軍人らしく、相撲の行司とかもやってた。
そしてついにドイツ語まで! ヘッタクソなドイツ語をわざと喋るのも大変だっただろうw。捕虜達には慕われてたようで、もみくちゃに抱きつかれてた寺杣さんの笑顔が素敵v。
もちろん、陸軍軍服姿もお似合いだったし、軍帽を被ると更に若々しくクールに見え、日本男性の中ではとびきり格好良かった(*^^*)。
ドイツ人捕虜役の俳優たちが、どれもこれも粒揃いで目の保養。
カルル役のオリバー・ブーツは、ドイツのブラピとの異名だが、筋肉質の長身に男前の美男子で目立つ目立つ。日本人と一番関わりを持ち成長していく難しい役どころを、誠実にきっちり演じていた。
ドイツ側の語り部・ヘルマン役のコスティア・ウルマンは憂いを含んだ瞳で魅了するキュートな美少年v。あの愛の告白にはビックラしたが、純粋で逞しい役どころを好演。
他にも、指揮担当のダニエル・ハンゼンの飄々とした佇まい、日本の学生に音楽を教えるトーマス・エンゲルの光るセンスなど、みんな個性的で好感が持てた。
もちろん、青島総督ハインリッヒ役ブルーノ・ガンツの重厚で渋い存在感には圧倒される。
全編の約半分くらいはドイツ語が飛び交い、日本語字幕付き。ドイツ人同士の会話には時おり字幕も無く、彼らの表情と勢いで察するしかない。所長も、國村隼演じる高木副官も日本語訛りの流暢なドイツ語で彼らに接する。
異国人との交流には言葉が不可欠だろうが、耳に入るドイツ語が私には心地良く、だんだんと字幕を見ずともニュアンスが理解できそうになる。この相互理解への空気が大切だとも思う。
ラストで奏でられる、日本初の第九演奏。混声合唱なので女声パートはどうするのかと思ってたが、上手いこと編曲していた。
日本人に最も人気のあるクラッシックだそうだが、映画でも前奏を聞くだけで胸が熱く高まる。スクリーンの彼らと共に、ドイツ語の歌詞を唇で動かしていくと、たちまち耳と魂が共鳴し涙が溢れそうになる(;_;)。
だが映像は、ドイツも日本も関係なく、じっくりと丁寧過ぎる程に人々に寄り添う。ドイツ・ロマンティック街道が映り、鯉のぼりが空を舞う。何て混在した素晴らしい光景なのか。
とどめなく流れ落ちる涙は、この音楽に感銘してるのか。あの時代を生きた人間群像に喜びと希望を味わってるのか。終った途端、心の中で大きな拍手をしていた。
実写映画 テニスの王子様
2006年6月1日 映画実写映画『テニスの王子様』を息子と観てきた。
すっかり遅くなった感だが、息子も観たいと言ってたし、互いのスケジュールを合わせるのに大変だった^^;。以下、簡単な雑感。
リョーマ登場から氷帝戦までの話を、やや速い展開と超ハイテンション映像ながら、手際良くまとめていたと思う。
CGボールやラケットが、『少林サッカー』を彷彿とさせるアニメチックな動きで、吹き出しそうに面白い。舞台では黄色いボールをこんなには拝めないからね。プレイヤーの動きも多彩で刺激的で、カメラアングルも奇抜でコロコロ変るし、話より前に「テニス」そのものの格好良さを思う存分表現していた。
舞台と同じ青学メンバーは、余裕さえ感じられる。手塚役の城田優はもちろん部長然だが、意外と目立ってたのが海堂役の鯨井康介。
青学を目立たせる為とはいえ、氷帝メンバーの何と気の抜けたこと。唯一舞台と同じ長太郎役の伊達晃二にはチラと色があったが、忍足や樺地にしろ、プレイ中の動きにも不満が残る。
跡部役の戴寧龍二は可もなく不可もなく。加藤和樹には感じた、カリスマ性や色気や華麗さが彼には無い。声にセクシーさが足りない。ただ一つ、サーブ打つ時にチラと映った半ケツにはちとドキリ(笑)。
氷帝戦は、半年前にも舞台で観たばかりなので、何でここで歌が入らないんだよ〜wと妙なツッコミも入れつつ、見比べたりもした。
試合内容の細やかさは舞台が勝るが、リョーマや手塚の心の動きや感情の起伏は、カットバックも入れられる映像のほうがやはり分り易い。
舞台と違って、越前リョーマを主人公として扱ってくれたのがやはり嬉しい。リョーマのクールさ、凄さ、可愛さをあらためて確認する。着替えのシーンや入浴などサービスカットもあり、父親との交流、挫折と挽回など、本郷奏多が身体いっぱいで的確に表現してくれた。
リョーマ戦をヤマ場にしたいのは分るが、日吉の存在は??^^;
個性的なオリキャラだったが、榊との関係など設定がいまいち不親切。スミレ先生と手塚がまるで同級生みたいに見えるw。
岸谷五朗が味わい深い存在感。てか、先日の『地球ゴージャス』にしろ、この人って何でも出来る万能人間だな。
カメオ出演したテニミュ関係者たちが多過ぎて、目を皿のようにして探すのも一苦労^^;。パニも其々散ってたが、わっしーが目立ってたかな。
息子は「リョーマはいいが、大人が中学生やってるなんてズルイよ」みたいなコトを言ってた^^;。
でも「おチビ」の踏ん張りを見て、自分も部活動をまた頑張ろうと思ってくれたみたい(実はその為に映画を見せたかったw)。映画終った後、体育館用練習シューズを早速ネダられたが、それはまた後で。帰りの荷物をすすんで持ってくれたが、これも腕を鍛える為だよねw。
すっかり遅くなった感だが、息子も観たいと言ってたし、互いのスケジュールを合わせるのに大変だった^^;。以下、簡単な雑感。
リョーマ登場から氷帝戦までの話を、やや速い展開と超ハイテンション映像ながら、手際良くまとめていたと思う。
CGボールやラケットが、『少林サッカー』を彷彿とさせるアニメチックな動きで、吹き出しそうに面白い。舞台では黄色いボールをこんなには拝めないからね。プレイヤーの動きも多彩で刺激的で、カメラアングルも奇抜でコロコロ変るし、話より前に「テニス」そのものの格好良さを思う存分表現していた。
舞台と同じ青学メンバーは、余裕さえ感じられる。手塚役の城田優はもちろん部長然だが、意外と目立ってたのが海堂役の鯨井康介。
青学を目立たせる為とはいえ、氷帝メンバーの何と気の抜けたこと。唯一舞台と同じ長太郎役の伊達晃二にはチラと色があったが、忍足や樺地にしろ、プレイ中の動きにも不満が残る。
跡部役の戴寧龍二は可もなく不可もなく。加藤和樹には感じた、カリスマ性や色気や華麗さが彼には無い。声にセクシーさが足りない。ただ一つ、サーブ打つ時にチラと映った半ケツにはちとドキリ(笑)。
氷帝戦は、半年前にも舞台で観たばかりなので、何でここで歌が入らないんだよ〜wと妙なツッコミも入れつつ、見比べたりもした。
試合内容の細やかさは舞台が勝るが、リョーマや手塚の心の動きや感情の起伏は、カットバックも入れられる映像のほうがやはり分り易い。
舞台と違って、越前リョーマを主人公として扱ってくれたのがやはり嬉しい。リョーマのクールさ、凄さ、可愛さをあらためて確認する。着替えのシーンや入浴などサービスカットもあり、父親との交流、挫折と挽回など、本郷奏多が身体いっぱいで的確に表現してくれた。
リョーマ戦をヤマ場にしたいのは分るが、日吉の存在は??^^;
個性的なオリキャラだったが、榊との関係など設定がいまいち不親切。スミレ先生と手塚がまるで同級生みたいに見えるw。
岸谷五朗が味わい深い存在感。てか、先日の『地球ゴージャス』にしろ、この人って何でも出来る万能人間だな。
カメオ出演したテニミュ関係者たちが多過ぎて、目を皿のようにして探すのも一苦労^^;。パニも其々散ってたが、わっしーが目立ってたかな。
息子は「リョーマはいいが、大人が中学生やってるなんてズルイよ」みたいなコトを言ってた^^;。
でも「おチビ」の踏ん張りを見て、自分も部活動をまた頑張ろうと思ってくれたみたい(実はその為に映画を見せたかったw)。映画終った後、体育館用練習シューズを早速ネダられたが、それはまた後で。帰りの荷物をすすんで持ってくれたが、これも腕を鍛える為だよねw。
映画 日本沈没 プレミア試写会
2006年5月29日 映画映画『日本沈没』日本全国縦断完成披露プレミア試写会へ息子と一緒に行ってきた。
日本武道館で7000人集めて試写会ってのも大袈裟だが、更に大阪・名古屋・福岡・北海道の各会場を含め、計15000人が参加してるってのもビッグ過ぎっ。
武道館アリーナはジャニーズFC関連の席となり、私ら一般は1階2階席となる。お土産はブルーのブレスバンドとチラシ。
開演1時間前から場内スクリーンで、東京消防庁によるレスキューカーペットの模様を中継上映。赤ならぬ青絨毯の階段を出演者達が歩いてお披露目。スクリーンの草なぎくんらに早くも歓声がw。今日はハイパーレスキュー隊や麹町署もいるから、場内でもし何があっても大丈夫ってか!?(笑)
先ず、SunMin thanX Kubotaにより主題歌「Keep Holding U♪」が唄われた後、真っ暗な中で突如ゴゴゴ…と地響きの演出。そして映像カット。TBSアナウンサー司会により、出演者登場。レーザー光線の文字が名前を綴る。
出演者は、草なぎ剛、柴咲コウ、及川光博、福田麻由子、國村隼、豊川悦司、大地真央、そして樋口真嗣監督、ソンミン&久保田利伸も加わった。役者も監督も黒っぽいスーツや衣装で、大地さんだけが茶系の華やかなロングドレス。
草なぎくんがいつにも増して雄弁。「こんな広い会場の試写会で挨拶するのは一生に一度のことかもしれない」「期待感が伝わり、僕も沈没寸前(笑)」「(先ほどの)歌が上手くて、僕は歌手辞めたほうがいいかなとw」「前に試写で見終った後は放心状態」いっぱい喋らないと損だと思ってと、約10分近く喋り、最後に「DVDの特典として喋った」そこまで考えてるのか?(笑)
コウさんも緊張気味で、隣の草なぎくんのフォローだか邪魔だかに救われつつ「携われて良かった」と。
ミッチーは歓声を受けながら「武道館ベイベ!」「沈没ベイビィ!」とやってくれたよ(^o^)「照れ屋なんで、ついベイビィってやっちゃう」と自己フォロー。
髪がツヤツヤ綺麗で可愛い麻由子ちゃんは「私なりに頑張りました」。
國村さんは「怖い映画なんですけど、フィクションですが、一流のエンターテイメントに仕上がってる」とベテランのコメント。
豊川さんは「(喋る草なぎくんに)早く終了しろよ」「(ミッチーに受けて)照れ屋なんでベイべと言っちゃう」と纏めて突っ込みw。「こんな沈没しかかったメンバーで、よくぞこんな凄い映画が出来たな」と。こんなキツイこと言っていいんだろか!?^^;
大地さんは「皆其々生きてる意味があるんだと思った」と落ち着いたコメント。
樋口監督は、ネタ打ち合わせも必要かと思ったそうだが、各会場の皆さんに先ず「すみません。沈めてしまいました」と謝るw。「こんな素晴らしい人達と仕事が出来て」と感無量。「自分の為より誰かの為に生きたほうがいいと思った」最後に、会場にいる小松左京氏に向って「貴方に出会えなければこの映画も出来ませんでした」と厚く御礼。後ほど、原作者の小松氏をスクリーンで映してくれた。
ソンミンは「愛する人を思いながら唄った」
久保田氏は「壮大な切なさ、壮大な優しさからインスパイアされて曲を作った。今夏は心を込めて唄います」
恒例のマスコミによるフォトセッション。動画カメラの際には、ミッチー中心に手を動かす出演者。草なぎくんが目線移す度に、黄色い歓声も。
最後に草なぎくんからもうひと言。「大変な災害続きですが、人を愛したり助けたりする心が大事だと問いかけている。プラスの考えでいい未来に繋げていけたら」と立派に締めて深く御礼を述べた。草なぎくんの右腕からブレスバンドが見えた。会場の盛大な拍手で出演者をお見送り。女性の歓声。ミッチーはウィンクして去った。
 ̄ ̄ ̄
映画『日本沈没』簡単なネタバレ的雑感。
前作、藤岡弘&いしだあゆみの『日本沈没』も見たことはあるが、あまり良い印象は残っていない。
あれから33年、現在を背景に人間ドラマを焦点にして、新たなCG新技術で迫力満点のスペクタル映像をたっぷりと見せる。
自分の見知った都市や街が破壊され消滅していくサマは、フィクションだと分っても、何とも悔しく複雑だ。樋口監督、また渋谷や銀座をぶっ壊してくれたねw。広島、函館もどんどん壊滅する。アソコの県だけが何故被害が無いのか?
水没する日本列島の図が何度も映り、ザラザラした消失感を味わう。
日本のトップが早々と去る設定はちょっと『デイ・アフター・トゥモロー』みたいだが、日本政府や社会が女性をあんな風に扱ってくれるか疑問^^;。
とってつけたような人間ドラマだけが退屈。特に小野寺(草なぎ)と玲子(柴咲)のラブロマンスがクサくて、眠くなってしょうがない^^;。互いの思いを封じて他人の為に尽くす姿は理解できるが、演技力のせいか真実味が伝わってこない。
そもそも自分達だけが助かろうとし、ウロウロとするウザい小野寺に反発しそう。最後にようやく「ウソなんだ」が聞けたけど。比べて、結城(及川)や田所(豊川)が深味のある役どころで好演。
全体的に俳優陣の台詞が明確でなくキンキンと高いのが気になる。遠藤憲一のローボイスが心地良い。
防衛庁、陸海空自衛隊、東京消防庁、海洋研究開発機構などが撮影協力し、錚々たるシーンを拝める。『ローレライ』を彷彿とさせる深海の映像も見どころか。ただし、『ローレライ』で感じた”萌え”が今回は無い(~_~)。
沈みゆく日本と生涯を共にする考えが、”愛国心”に繋がってしまうのか甚だ不安である。それ程、日本政府も諸外国も無情で信用できん。各国に逃れた日本人の行方はコミック『太陽の黙示録』を追うしかない。
富野由悠季氏を京都で発見!(^o^) 今回は目立って3カットはあった。
福井晴敏氏は福島県で発見!(^o^) しかも台詞付きじゃんw。
他にも、庵野氏は夫妻でテロップに名前があった。何処にいたのか?
色々な意味で、今回は樋口監督も手堅くやってくれたなという感。
息子の感想「爆発とか迫力はあったが、ストーリーが面白くなかった。笑いが無かった」日本が沈没する時に笑いがあってもねぇ^^;。
とりあえず、家族分のパスポートはとっとくべき?(~_~)
日本武道館で7000人集めて試写会ってのも大袈裟だが、更に大阪・名古屋・福岡・北海道の各会場を含め、計15000人が参加してるってのもビッグ過ぎっ。
武道館アリーナはジャニーズFC関連の席となり、私ら一般は1階2階席となる。お土産はブルーのブレスバンドとチラシ。
開演1時間前から場内スクリーンで、東京消防庁によるレスキューカーペットの模様を中継上映。赤ならぬ青絨毯の階段を出演者達が歩いてお披露目。スクリーンの草なぎくんらに早くも歓声がw。今日はハイパーレスキュー隊や麹町署もいるから、場内でもし何があっても大丈夫ってか!?(笑)
先ず、SunMin thanX Kubotaにより主題歌「Keep Holding U♪」が唄われた後、真っ暗な中で突如ゴゴゴ…と地響きの演出。そして映像カット。TBSアナウンサー司会により、出演者登場。レーザー光線の文字が名前を綴る。
出演者は、草なぎ剛、柴咲コウ、及川光博、福田麻由子、國村隼、豊川悦司、大地真央、そして樋口真嗣監督、ソンミン&久保田利伸も加わった。役者も監督も黒っぽいスーツや衣装で、大地さんだけが茶系の華やかなロングドレス。
草なぎくんがいつにも増して雄弁。「こんな広い会場の試写会で挨拶するのは一生に一度のことかもしれない」「期待感が伝わり、僕も沈没寸前(笑)」「(先ほどの)歌が上手くて、僕は歌手辞めたほうがいいかなとw」「前に試写で見終った後は放心状態」いっぱい喋らないと損だと思ってと、約10分近く喋り、最後に「DVDの特典として喋った」そこまで考えてるのか?(笑)
コウさんも緊張気味で、隣の草なぎくんのフォローだか邪魔だかに救われつつ「携われて良かった」と。
ミッチーは歓声を受けながら「武道館ベイベ!」「沈没ベイビィ!」とやってくれたよ(^o^)「照れ屋なんで、ついベイビィってやっちゃう」と自己フォロー。
髪がツヤツヤ綺麗で可愛い麻由子ちゃんは「私なりに頑張りました」。
國村さんは「怖い映画なんですけど、フィクションですが、一流のエンターテイメントに仕上がってる」とベテランのコメント。
豊川さんは「(喋る草なぎくんに)早く終了しろよ」「(ミッチーに受けて)照れ屋なんでベイべと言っちゃう」と纏めて突っ込みw。「こんな沈没しかかったメンバーで、よくぞこんな凄い映画が出来たな」と。こんなキツイこと言っていいんだろか!?^^;
大地さんは「皆其々生きてる意味があるんだと思った」と落ち着いたコメント。
樋口監督は、ネタ打ち合わせも必要かと思ったそうだが、各会場の皆さんに先ず「すみません。沈めてしまいました」と謝るw。「こんな素晴らしい人達と仕事が出来て」と感無量。「自分の為より誰かの為に生きたほうがいいと思った」最後に、会場にいる小松左京氏に向って「貴方に出会えなければこの映画も出来ませんでした」と厚く御礼。後ほど、原作者の小松氏をスクリーンで映してくれた。
ソンミンは「愛する人を思いながら唄った」
久保田氏は「壮大な切なさ、壮大な優しさからインスパイアされて曲を作った。今夏は心を込めて唄います」
恒例のマスコミによるフォトセッション。動画カメラの際には、ミッチー中心に手を動かす出演者。草なぎくんが目線移す度に、黄色い歓声も。
最後に草なぎくんからもうひと言。「大変な災害続きですが、人を愛したり助けたりする心が大事だと問いかけている。プラスの考えでいい未来に繋げていけたら」と立派に締めて深く御礼を述べた。草なぎくんの右腕からブレスバンドが見えた。会場の盛大な拍手で出演者をお見送り。女性の歓声。ミッチーはウィンクして去った。
 ̄ ̄ ̄
映画『日本沈没』簡単なネタバレ的雑感。
前作、藤岡弘&いしだあゆみの『日本沈没』も見たことはあるが、あまり良い印象は残っていない。
あれから33年、現在を背景に人間ドラマを焦点にして、新たなCG新技術で迫力満点のスペクタル映像をたっぷりと見せる。
自分の見知った都市や街が破壊され消滅していくサマは、フィクションだと分っても、何とも悔しく複雑だ。樋口監督、また渋谷や銀座をぶっ壊してくれたねw。広島、函館もどんどん壊滅する。アソコの県だけが何故被害が無いのか?
水没する日本列島の図が何度も映り、ザラザラした消失感を味わう。
日本のトップが早々と去る設定はちょっと『デイ・アフター・トゥモロー』みたいだが、日本政府や社会が女性をあんな風に扱ってくれるか疑問^^;。
とってつけたような人間ドラマだけが退屈。特に小野寺(草なぎ)と玲子(柴咲)のラブロマンスがクサくて、眠くなってしょうがない^^;。互いの思いを封じて他人の為に尽くす姿は理解できるが、演技力のせいか真実味が伝わってこない。
そもそも自分達だけが助かろうとし、ウロウロとするウザい小野寺に反発しそう。最後にようやく「ウソなんだ」が聞けたけど。比べて、結城(及川)や田所(豊川)が深味のある役どころで好演。
全体的に俳優陣の台詞が明確でなくキンキンと高いのが気になる。遠藤憲一のローボイスが心地良い。
防衛庁、陸海空自衛隊、東京消防庁、海洋研究開発機構などが撮影協力し、錚々たるシーンを拝める。『ローレライ』を彷彿とさせる深海の映像も見どころか。ただし、『ローレライ』で感じた”萌え”が今回は無い(~_~)。
沈みゆく日本と生涯を共にする考えが、”愛国心”に繋がってしまうのか甚だ不安である。それ程、日本政府も諸外国も無情で信用できん。各国に逃れた日本人の行方はコミック『太陽の黙示録』を追うしかない。
富野由悠季氏を京都で発見!(^o^) 今回は目立って3カットはあった。
福井晴敏氏は福島県で発見!(^o^) しかも台詞付きじゃんw。
他にも、庵野氏は夫妻でテロップに名前があった。何処にいたのか?
色々な意味で、今回は樋口監督も手堅くやってくれたなという感。
息子の感想「爆発とか迫力はあったが、ストーリーが面白くなかった。笑いが無かった」日本が沈没する時に笑いがあってもねぇ^^;。
とりあえず、家族分のパスポートはとっとくべき?(~_~)
映画 ダ・ヴィンチ・コード 吹替え版
2006年5月23日 映画映画『ダ・ヴィンチ・コード』吹替え版を観てきた。
原作未読なので、おとなしく吹替えにして正解。字幕読む必要ないやと思ってたが、フランス語だけは字幕だった。
男と女が運命に導かれるように、キリストの謎解きをしていく話。二人が謎解きをしながら各国を巡るという点では、規模も目的も何もかも違うけど、劇場版『名探偵コナン探偵たちの鎮魂歌』みたいなノリだったw。こちらも無い頭を絞って、共に思考しながら観るので退屈せず、2時間40分が短く感じられる。
宗教的・歴史的ウンチクが盛り込まれ、世界史好きな者の興味を刺激。随所に伏線や布石の映像カットが入り、後でニヤリとさせられるのも一興。知的なミステリー・サスペンスものとして単純に面白かった。
人物の過去の映像や、イメージ映像が頻繁に流れるが、分り易く、過去と現在の情景が被る場面はワクワクさせる。過剰気味ではあるが、CGや演出効果を評価したい。
ただしミステリー的には中途半端。いつかどこかで聞いたネタばかりで、謎そのものにあまり新鮮味が感じられん。コナンと同様、私みたいな者でも途中から真実がぼんやり見えてしまう。後から主人公が順序立てて丁寧に説明してくれるのも今更な感じ。
終始スリリングに緊張させてたのは、二人を執拗に追う刑事や謎の宗教団の狂信的行動。謎うんぬんは二の次で、銃の存在や銃声に絶えずビクビクさせられた。この世で一番怖いのは、人間ということだ。
キリスト教の歴史という古典的で大そうなテーマも、結局は銃や暴力やカーアクションという米国の激流に飲まれたという思いだ。
映画の宣伝にはまんまと騙された。「モナ・リザ」よりは「最後の晩餐」、「ダ・ヴィンチ」より「キリスト」、「男」より「女」ではないか。本編でも「騙される」がキーワードになってたから仕方ないかw。
キリスト教信者ではないので、ついに真相が分っても、別段どうってことない結末だった^^;。でも冒頭のラングドン教授の講演会は興味深かったので、もっと聞きたかった。尤も、ラングドンというよりトム・ハンクス自身が謎解きをしてる風に見えたけど。
それにしても男の裸はふんだんに出てきたのに、女の裸が皆無というのも珍しい(笑)。ヒロインに色気が無いからな^^;。いっそ相反する2人の女を登場させたら、物語的にもロマンス的にも面白くなりそうだが、それをこの小説に期待しちゃいけないのか。
トム・ハンクスとジャン・レノの吹替えは、お馴染み江原正士と菅生隆之。ヒロインの声は安藤麻吹。加瀬康之が苦悩と狂気の役どころで、加瀬ファンは必聴かも。途中から、てらそままさきの声が聞こえ、まさかこれだけじゃあるまいと思ってたら、後から割と喋ってくれて嬉しかった。星野貴紀の名もテロップにあった。
『ダ・ヴィンチ・コード展』の無料券が手元にあるが、面白いのだろうか。六本木は遠いから、何かのついでにでも。
 ̄ ̄ ̄
18日・木曜洋画劇場『アポロ13』。
ロン・ハワード×トム・ハンクス作品第2弾。13号に乗り組んだクルー3人の声が、江原正士&安原義人&立木文彦で絶妙なコンビネーションだった。管制センターから彼らを見守る鈴置洋孝の声がまたいっそうの男前v。
21日・日曜洋画劇場『クリムゾン・リバー2』。
こっちのキリスト教ネタは陰惨で難しい^^;。ジャン・レノの声は菅生隆之で、リバー1での相棒の声は関俊彦だった。2での相棒レダの声は伊藤健太郎で、男っぽい役どころで好演だった。
原作未読なので、おとなしく吹替えにして正解。字幕読む必要ないやと思ってたが、フランス語だけは字幕だった。
男と女が運命に導かれるように、キリストの謎解きをしていく話。二人が謎解きをしながら各国を巡るという点では、規模も目的も何もかも違うけど、劇場版『名探偵コナン探偵たちの鎮魂歌』みたいなノリだったw。こちらも無い頭を絞って、共に思考しながら観るので退屈せず、2時間40分が短く感じられる。
宗教的・歴史的ウンチクが盛り込まれ、世界史好きな者の興味を刺激。随所に伏線や布石の映像カットが入り、後でニヤリとさせられるのも一興。知的なミステリー・サスペンスものとして単純に面白かった。
人物の過去の映像や、イメージ映像が頻繁に流れるが、分り易く、過去と現在の情景が被る場面はワクワクさせる。過剰気味ではあるが、CGや演出効果を評価したい。
ただしミステリー的には中途半端。いつかどこかで聞いたネタばかりで、謎そのものにあまり新鮮味が感じられん。コナンと同様、私みたいな者でも途中から真実がぼんやり見えてしまう。後から主人公が順序立てて丁寧に説明してくれるのも今更な感じ。
終始スリリングに緊張させてたのは、二人を執拗に追う刑事や謎の宗教団の狂信的行動。謎うんぬんは二の次で、銃の存在や銃声に絶えずビクビクさせられた。この世で一番怖いのは、人間ということだ。
キリスト教の歴史という古典的で大そうなテーマも、結局は銃や暴力やカーアクションという米国の激流に飲まれたという思いだ。
映画の宣伝にはまんまと騙された。「モナ・リザ」よりは「最後の晩餐」、「ダ・ヴィンチ」より「キリスト」、「男」より「女」ではないか。本編でも「騙される」がキーワードになってたから仕方ないかw。
キリスト教信者ではないので、ついに真相が分っても、別段どうってことない結末だった^^;。でも冒頭のラングドン教授の講演会は興味深かったので、もっと聞きたかった。尤も、ラングドンというよりトム・ハンクス自身が謎解きをしてる風に見えたけど。
それにしても男の裸はふんだんに出てきたのに、女の裸が皆無というのも珍しい(笑)。ヒロインに色気が無いからな^^;。いっそ相反する2人の女を登場させたら、物語的にもロマンス的にも面白くなりそうだが、それをこの小説に期待しちゃいけないのか。
トム・ハンクスとジャン・レノの吹替えは、お馴染み江原正士と菅生隆之。ヒロインの声は安藤麻吹。加瀬康之が苦悩と狂気の役どころで、加瀬ファンは必聴かも。途中から、てらそままさきの声が聞こえ、まさかこれだけじゃあるまいと思ってたら、後から割と喋ってくれて嬉しかった。星野貴紀の名もテロップにあった。
『ダ・ヴィンチ・コード展』の無料券が手元にあるが、面白いのだろうか。六本木は遠いから、何かのついでにでも。
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18日・木曜洋画劇場『アポロ13』。
ロン・ハワード×トム・ハンクス作品第2弾。13号に乗り組んだクルー3人の声が、江原正士&安原義人&立木文彦で絶妙なコンビネーションだった。管制センターから彼らを見守る鈴置洋孝の声がまたいっそうの男前v。
21日・日曜洋画劇場『クリムゾン・リバー2』。
こっちのキリスト教ネタは陰惨で難しい^^;。ジャン・レノの声は菅生隆之で、リバー1での相棒の声は関俊彦だった。2での相棒レダの声は伊藤健太郎で、男っぽい役どころで好演だった。
映画 Vフォー・ヴェンデッタ
2006年4月27日 映画明日までの無料券があったので、何を見ようか迷ったあげく、映画『Vフォー・ヴェンデッタ』を観てきた。
『マトリックス』やら、「スキンヘッド」や「仮面」などのキーワードは頭に入ってたが、殆ど予備知識もなく。
政治色の強いストーリーだったが、謎と真相追究のサスペンスタッチで、スピーディな展開、アクションも映像もマニアックで、退屈しないで観ることができた。
作品の世界観や政治的軍事的背景や社会構造などは、説明不足でぼんやりしか分らない。ホモやレズの同性愛も禁止なのか?
冒頭の字幕「アメリカ ガス”臭”国」には笑ってしまった。
何だか作品全体からも”ヲタク臭”がプンプン匂う(笑)。マザーグースとシェイクスピアが出て、『岩窟王』の映像まで繰り返し見せられ、いや〜アニメを見ておいてよかったよかったw。
どうやらこの作品、理解するより”感じる”ほうが適切かもしれん。
”V”は特異な仮面だけでなく、キャラクター性がはっきりしてるのがイイ。彼の目的も理念も信念も明確。過激的だが芸術的で、あのバラもとっても派手。しかも人をハメるとこはなかなかの役者ぶり。おまけにエプロンしてトースト焼いてるサマが可愛くてお茶目で、ダンスもこなすロマンチスト。彼を知れば知るほど、その深い魅力に惹かれそうになる。
”V”様ことヒューゴ・ウィービングは、エージェント・スミスでしか知らなかったが、スマートな身のこなしに加え、声がとってもセクシーv。終始仮面なのに、表情まで浮かぶ。ホントに「Vサマ」とお呼びしたくなるw。
ナタリー・ポートマン演じるイヴィーの坊主頭は中盤からで待たされた。長い髪がバリカンで削がれるシーンはちょっと衝撃的。でもそれからの彼女の表情はキリリと凛々しく見えた。
フィンチ警視&ドミニク警部の捜査が危険でヒヤヒヤしてたが、なかなか面白いコンビ。20年前は美青年だったルパート・グレイブスが普通の警部になってた。20年って大きいんだなぁ。
サトラー議長はまるでヒトラー化。あのお笑い番組はチャップリンを模倣とか?
ヒーローの登場によって、自由の心が目覚めた民衆も立ち上がる。それまでにはもっと複雑で紆余曲折した過程があるとは思うが、ラストにかけてはあっけなくてサッパリ。派手な花火がモヤモヤ感を吹き飛ばす。”V”とイヴィーとの淡い恋も、二人で見たあの映画が既に答えを出していた。
日本ではヒーロー不在だし、誰もが面倒臭がりだから、こんなことにはならないだろうな。結末がちょっぴり羨ましい。
”V”は「Vendetta」(復讐)のVだが、”V”ときくと、「V・V・V Victory♪」と唄いたくなり、「Veryメロン♪」を思い出してしまう私^^;。『ゾロ』の”Z”よりインパクトがあった。
吹替え版も作られるとしたら、”V”はスミスよろしく大塚芳忠とかね。いっそ『岩窟王』繋がりで中田譲治の渋い声もいいかな。ドミニク警部は、ディッシャー警部補みたいな役割だったので、関俊彦でv。
『マトリックス』やら、「スキンヘッド」や「仮面」などのキーワードは頭に入ってたが、殆ど予備知識もなく。
政治色の強いストーリーだったが、謎と真相追究のサスペンスタッチで、スピーディな展開、アクションも映像もマニアックで、退屈しないで観ることができた。
作品の世界観や政治的軍事的背景や社会構造などは、説明不足でぼんやりしか分らない。ホモやレズの同性愛も禁止なのか?
冒頭の字幕「アメリカ ガス”臭”国」には笑ってしまった。
何だか作品全体からも”ヲタク臭”がプンプン匂う(笑)。マザーグースとシェイクスピアが出て、『岩窟王』の映像まで繰り返し見せられ、いや〜アニメを見ておいてよかったよかったw。
どうやらこの作品、理解するより”感じる”ほうが適切かもしれん。
”V”は特異な仮面だけでなく、キャラクター性がはっきりしてるのがイイ。彼の目的も理念も信念も明確。過激的だが芸術的で、あのバラもとっても派手。しかも人をハメるとこはなかなかの役者ぶり。おまけにエプロンしてトースト焼いてるサマが可愛くてお茶目で、ダンスもこなすロマンチスト。彼を知れば知るほど、その深い魅力に惹かれそうになる。
”V”様ことヒューゴ・ウィービングは、エージェント・スミスでしか知らなかったが、スマートな身のこなしに加え、声がとってもセクシーv。終始仮面なのに、表情まで浮かぶ。ホントに「Vサマ」とお呼びしたくなるw。
ナタリー・ポートマン演じるイヴィーの坊主頭は中盤からで待たされた。長い髪がバリカンで削がれるシーンはちょっと衝撃的。でもそれからの彼女の表情はキリリと凛々しく見えた。
フィンチ警視&ドミニク警部の捜査が危険でヒヤヒヤしてたが、なかなか面白いコンビ。20年前は美青年だったルパート・グレイブスが普通の警部になってた。20年って大きいんだなぁ。
サトラー議長はまるでヒトラー化。あのお笑い番組はチャップリンを模倣とか?
ヒーローの登場によって、自由の心が目覚めた民衆も立ち上がる。それまでにはもっと複雑で紆余曲折した過程があるとは思うが、ラストにかけてはあっけなくてサッパリ。派手な花火がモヤモヤ感を吹き飛ばす。”V”とイヴィーとの淡い恋も、二人で見たあの映画が既に答えを出していた。
日本ではヒーロー不在だし、誰もが面倒臭がりだから、こんなことにはならないだろうな。結末がちょっぴり羨ましい。
”V”は「Vendetta」(復讐)のVだが、”V”ときくと、「V・V・V Victory♪」と唄いたくなり、「Veryメロン♪」を思い出してしまう私^^;。『ゾロ』の”Z”よりインパクトがあった。
吹替え版も作られるとしたら、”V”はスミスよろしく大塚芳忠とかね。いっそ『岩窟王』繋がりで中田譲治の渋い声もいいかな。ドミニク警部は、ディッシャー警部補みたいな役割だったので、関俊彦でv。
映画 小さき勇者たち GAMERA 試写会
2006年4月16日 映画夕方から娘と一緒に、映画『小さき勇者たち GAMERA』の試写会へ行ってきた。
平成ガメラ3作も見たし、前評判が良い新作にも興味があったので、前にネットで申し込んでた分。
最初から最後まで泣きっぱなし(;_;)、夢中になって観た。
子供と生き物には、やはり大人は勝てない。
これぞ感動ファンタジー! こういうのを日本が生んだ新しい「名作」と呼ぶにふさわしい。
分り易く丁寧に練りこまれた脚本。隅々まで心血を注いだ撮影と特撮。全てに愛情と情熱をかけたスタッフ陣と演技派の役者陣が集結して生み出した、ひとつの生命体。
日本映画にまた小さな灯りが生まれた思いだ。
《ガメラは少年のために。少年はガメラのために。》 このフレーズそのままだった。
富岡涼は映画『この胸いっぱいの愛を』以来だが、また人間的に大きく成長していた。たまに見せる表情が、涼繋がりの勝地涼に似てる気もするw。
そして「トト」は、身体が大きくなってもベビーフェイスで、愛くるしい大きな瞳がたまらなく可愛くて可愛くて(*^_^*)。
映画『エミールと探偵たち』を彷彿とさせた点でも、やっぱり名作に違いない。
子供たちの「勇気」が一つになる。「元気玉」を思い出させる。
タイトルの「小さき勇者たち」が何をさしていたのか、見終わって分るのが嬉しい。
こんなにも「生きる」ことの大切さをひしひしと感じさせる良作にめぐり合えたのが嬉しかった。
子供だけでなく大人たちにも、ぜひ観ていただきたい。4月29日(土)全国ロードショー。
一緒に観た娘もとても満足して、また観に行こうと親子で語った。早速ロビーで前売券も買った。帰って聞かせたら、息子まで観たいと言い出した。
去年試写会で観た『大和』よりずっと面白かったと娘は言ってたが、『ガメラ』はその『大和』と同じ角川映画なのだよ。角川繋がりで、作品中には『ケロロ軍曹』まで出てくる(笑)。亀&蛙ってw。
 ̄
4月21日発売予定ナビゲートDVD『トトがガメラになった日』も欲しくなった。
《祝 ガメラ復活!》ガメラ生誕40周年記念DVD-BOX『Z計画』が、完全予約限定生産で8月31日発売予定。これにもちょっと興味がw。
平成ガメラ3作も見たし、前評判が良い新作にも興味があったので、前にネットで申し込んでた分。
最初から最後まで泣きっぱなし(;_;)、夢中になって観た。
子供と生き物には、やはり大人は勝てない。
これぞ感動ファンタジー! こういうのを日本が生んだ新しい「名作」と呼ぶにふさわしい。
分り易く丁寧に練りこまれた脚本。隅々まで心血を注いだ撮影と特撮。全てに愛情と情熱をかけたスタッフ陣と演技派の役者陣が集結して生み出した、ひとつの生命体。
日本映画にまた小さな灯りが生まれた思いだ。
《ガメラは少年のために。少年はガメラのために。》 このフレーズそのままだった。
富岡涼は映画『この胸いっぱいの愛を』以来だが、また人間的に大きく成長していた。たまに見せる表情が、涼繋がりの勝地涼に似てる気もするw。
そして「トト」は、身体が大きくなってもベビーフェイスで、愛くるしい大きな瞳がたまらなく可愛くて可愛くて(*^_^*)。
映画『エミールと探偵たち』を彷彿とさせた点でも、やっぱり名作に違いない。
子供たちの「勇気」が一つになる。「元気玉」を思い出させる。
タイトルの「小さき勇者たち」が何をさしていたのか、見終わって分るのが嬉しい。
こんなにも「生きる」ことの大切さをひしひしと感じさせる良作にめぐり合えたのが嬉しかった。
子供だけでなく大人たちにも、ぜひ観ていただきたい。4月29日(土)全国ロードショー。
一緒に観た娘もとても満足して、また観に行こうと親子で語った。早速ロビーで前売券も買った。帰って聞かせたら、息子まで観たいと言い出した。
去年試写会で観た『大和』よりずっと面白かったと娘は言ってたが、『ガメラ』はその『大和』と同じ角川映画なのだよ。角川繋がりで、作品中には『ケロロ軍曹』まで出てくる(笑)。亀&蛙ってw。
 ̄
4月21日発売予定ナビゲートDVD『トトがガメラになった日』も欲しくなった。
《祝 ガメラ復活!》ガメラ生誕40周年記念DVD-BOX『Z計画』が、完全予約限定生産で8月31日発売予定。これにもちょっと興味がw。
映画 クレしん 踊れ!アミーゴ
2006年4月15日 映画映画『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』。
売店でチョコビを買っちゃったw。
カスカベに”そっくり人間”が現れ、しんちゃん達に迫る恐怖と危機、そして陽気なサンバのリズムの話。
あらすじが言えないほど、中盤までの雰囲気と後半の話がガラリと変る異色作。
冒頭からヒタヒタと忍び寄る何かに怯え、中盤まではまさにサスペンス・ホラー・アクション。子供向け映画としてはかなり本格的タッチで、あの『ひぐらしのなく頃に』もチラと頭をかすめ、とにかく「こえぇ〜」「こえぇ〜」を連発してた私^^;。自分のニセモノ出現という設定はよくあるが、それに『光る目』や『物体X』など古典的SF映画と『ターミネーター』などの衝撃的映像が加味されて、日常の中の非日常が実に怖かった。これ、夏に見たほうがより効果的かも。
風間くんの母親への思いと否定したい気持ちで葛藤するエピソードが切ない。ひろしが周りのニセモノ出現に衝撃を受けたり、自分のニセモノに敢然と立ち向かう姿も見逃せない。誰がニセモノで誰がホンモノか、誰も信じられなくなりそうな空気がコワイ。そんな中で、「ダテに夫婦やってるわけじゃないのよっ!」と啖呵をきってくれたみさえに拍手!
クレシンなので、通常アイテム「クサイ靴下と靴」に「ま・ほー少女もえP」や「大人マンモス」、「ちん○んカユイ」まで加わり、ホラーの中の笑いに気分良く脱力。
後半は唐突に出てくる「水着」のエロと「サンバ」の踊りにあっけにとられる。そういや昔、ゴーゴーダンスを踊り捲る大会ってのがあったな。最後は、サンバより音頭、ダンスは世界を救う。ワケ分らないラスト展開で、中盤までのホラーは見事に払拭された。ホラ(ー)はウソ(笑)。
まぁ、踊りは自分の意思で踊るもの。「オレたちは誰の力によっても踊らされないゾ」と、バブルで踊らされた大人たちへの皮肉も少しは入ってるのではなかろーかw。
しんちゃんの粘り強さはいつものことだが、今回はゲストに活躍の場を潔く譲った感じ。
隣の男の子たちのいちいちのツッコミが妙に笑えた。「こえー」「キモイ」「マザコン」「見捨てたー」「すげえ」場内の子供達の反応は鋭い。
渡辺明乃のツンデレ・ジャッキーがクールで格好良い。田島令子とのガチンコ勝負もよく頑張った。
長州小力はバーのママと実物でほんの少し。むしろセイン・カミュがストレートないい味を出してる。
それにしてもコナンといいクレしんといい、『Ζガンダム』のあの二人がさりげに活躍されてるのにニンマリ。
売店でチョコビを買っちゃったw。
カスカベに”そっくり人間”が現れ、しんちゃん達に迫る恐怖と危機、そして陽気なサンバのリズムの話。
あらすじが言えないほど、中盤までの雰囲気と後半の話がガラリと変る異色作。
冒頭からヒタヒタと忍び寄る何かに怯え、中盤まではまさにサスペンス・ホラー・アクション。子供向け映画としてはかなり本格的タッチで、あの『ひぐらしのなく頃に』もチラと頭をかすめ、とにかく「こえぇ〜」「こえぇ〜」を連発してた私^^;。自分のニセモノ出現という設定はよくあるが、それに『光る目』や『物体X』など古典的SF映画と『ターミネーター』などの衝撃的映像が加味されて、日常の中の非日常が実に怖かった。これ、夏に見たほうがより効果的かも。
風間くんの母親への思いと否定したい気持ちで葛藤するエピソードが切ない。ひろしが周りのニセモノ出現に衝撃を受けたり、自分のニセモノに敢然と立ち向かう姿も見逃せない。誰がニセモノで誰がホンモノか、誰も信じられなくなりそうな空気がコワイ。そんな中で、「ダテに夫婦やってるわけじゃないのよっ!」と啖呵をきってくれたみさえに拍手!
クレシンなので、通常アイテム「クサイ靴下と靴」に「ま・ほー少女もえP」や「大人マンモス」、「ちん○んカユイ」まで加わり、ホラーの中の笑いに気分良く脱力。
後半は唐突に出てくる「水着」のエロと「サンバ」の踊りにあっけにとられる。そういや昔、ゴーゴーダンスを踊り捲る大会ってのがあったな。最後は、サンバより音頭、ダンスは世界を救う。ワケ分らないラスト展開で、中盤までのホラーは見事に払拭された。ホラ(ー)はウソ(笑)。
まぁ、踊りは自分の意思で踊るもの。「オレたちは誰の力によっても踊らされないゾ」と、バブルで踊らされた大人たちへの皮肉も少しは入ってるのではなかろーかw。
しんちゃんの粘り強さはいつものことだが、今回はゲストに活躍の場を潔く譲った感じ。
隣の男の子たちのいちいちのツッコミが妙に笑えた。「こえー」「キモイ」「マザコン」「見捨てたー」「すげえ」場内の子供達の反応は鋭い。
渡辺明乃のツンデレ・ジャッキーがクールで格好良い。田島令子とのガチンコ勝負もよく頑張った。
長州小力はバーのママと実物でほんの少し。むしろセイン・カミュがストレートないい味を出してる。
それにしてもコナンといいクレしんといい、『Ζガンダム』のあの二人がさりげに活躍されてるのにニンマリ。
映画 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌
2006年4月15日 映画早朝からマウスのチケ取りで、少々眠気はあったけど、息子と待ち合わせして、映画『名探偵コナン』と『クレヨンしんちゃん』を観てきた。
以下、別々にネタバレっぽい雑感。
 ̄
映画10周年記念作品『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』。
コナンは第3弾から劇場でずっと息子と観てきたので、10th記念ミニプログラムBOXはやめた。代わりにPカードとWファイルを買ったが、山ほどのコナングッズを抱えた女性ファンもいた。
正体不明の依頼人に、大事な人達を人質にとられ、強制的に謎解きと事件の真相解明をさせられる探偵たちの活躍を描く話。
10周年記念のオールスター・キャスト。レギュラーメンバーに加え、警部や刑事達も揃い踏み。其々に見せ場が用意され、初の高校生探偵三人の集合は見どころ。
最初から最後まで息のぬけないサスペンス&ミステリー・アクションが続くが、笑いどころやジンとさせるシーンは外さず、短い小さなシーンも丁寧に作られている。
遊園地とヨコハマ探訪という二元中継に、タイムリミットいう枷が生きて、推理ものによりリアルな緊迫感を与え、観客にジェットコースター的気分を味あわせてくれた2時間弱だった。
TVシリーズでちょっぴりしか出なかった白馬探の登場に期待させられたが、出番は中盤ぐらいか。石田彰の「役者ぶり」を鮮烈に感じられて楽しめるv。
林原めぐみ@灰原哀の役者ぶりもお見事。今回ほど灰原が頼もしく可愛く感じられたことはなかったw。
事件的には脇役になった警部たちだが、茶風林@目暮警部や大塚明夫@横溝警部の毅然とした姿は印象的だし、緒方賢一@阿笠博士のサポートなしでは事件解決までいかなかったハズ。
それでも、やっぱり最後に美味しいトコを持っていくのが怪盗キッドだったのがニクイ。
そしてコナンと服部平次の文字通り「おんぶにだっこ」の絶妙なコンビが、最後の最後まで鮮やかに大きく咲かせ、ファンに爽快感をもたらすだろう。
音楽が見事に溶け込み盛り上げ、B’zの「ゆるぎないものひとつ」が10周年の祝福を歌い上げてるようで、あらためてコナンの名曲を感じ入った。
シナリオ的には、私でも中盤ぐらいで真相や犯人とか解っちゃってちょっと淡白。爆弾や銃も過激的だったし。それにちゃんと数えた後で、見逃してたあの失態はちょっとね^^;。あの秘書も罰して貰わないと。「探偵たち」だから、もっと探偵たちが沢山出てくるのかと思ってた。
ゲストのキャストは、昔の声そのままにベテラン揃いで懐かしかった。
以下、別々にネタバレっぽい雑感。
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映画10周年記念作品『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』。
コナンは第3弾から劇場でずっと息子と観てきたので、10th記念ミニプログラムBOXはやめた。代わりにPカードとWファイルを買ったが、山ほどのコナングッズを抱えた女性ファンもいた。
正体不明の依頼人に、大事な人達を人質にとられ、強制的に謎解きと事件の真相解明をさせられる探偵たちの活躍を描く話。
10周年記念のオールスター・キャスト。レギュラーメンバーに加え、警部や刑事達も揃い踏み。其々に見せ場が用意され、初の高校生探偵三人の集合は見どころ。
最初から最後まで息のぬけないサスペンス&ミステリー・アクションが続くが、笑いどころやジンとさせるシーンは外さず、短い小さなシーンも丁寧に作られている。
遊園地とヨコハマ探訪という二元中継に、タイムリミットいう枷が生きて、推理ものによりリアルな緊迫感を与え、観客にジェットコースター的気分を味あわせてくれた2時間弱だった。
TVシリーズでちょっぴりしか出なかった白馬探の登場に期待させられたが、出番は中盤ぐらいか。石田彰の「役者ぶり」を鮮烈に感じられて楽しめるv。
林原めぐみ@灰原哀の役者ぶりもお見事。今回ほど灰原が頼もしく可愛く感じられたことはなかったw。
事件的には脇役になった警部たちだが、茶風林@目暮警部や大塚明夫@横溝警部の毅然とした姿は印象的だし、緒方賢一@阿笠博士のサポートなしでは事件解決までいかなかったハズ。
それでも、やっぱり最後に美味しいトコを持っていくのが怪盗キッドだったのがニクイ。
そしてコナンと服部平次の文字通り「おんぶにだっこ」の絶妙なコンビが、最後の最後まで鮮やかに大きく咲かせ、ファンに爽快感をもたらすだろう。
音楽が見事に溶け込み盛り上げ、B’zの「ゆるぎないものひとつ」が10周年の祝福を歌い上げてるようで、あらためてコナンの名曲を感じ入った。
シナリオ的には、私でも中盤ぐらいで真相や犯人とか解っちゃってちょっと淡白。爆弾や銃も過激的だったし。それにちゃんと数えた後で、見逃してたあの失態はちょっとね^^;。あの秘書も罰して貰わないと。「探偵たち」だから、もっと探偵たちが沢山出てくるのかと思ってた。
ゲストのキャストは、昔の声そのままにベテラン揃いで懐かしかった。
映画『立喰師列伝』を観てきた。去年のProduction I.G展に付随した押井守監督のトークショーがあった劇場だ。平日初回は誰でも千円。観客はヲタ風から一般まで多彩、私より年配の女性もいた。
原作・脚本もつとめた押井守監督の最新アニメーション。登場人物を実写撮影してCG加工しパタパタアニメのようにする、いわゆる「スーパーライヴメーション」という斬新な手法だが、見ていくうちに映像に慣れてきて、どうでもよくなってくる。
むしろ、小説のモデルと同じメインの登場人物達を、某編集長やプロデューサーやProduction I.G代表取締役や映画監督やアニメ監督や作曲家やイラストレーターなど、押井氏の知人関係が演じ、彼ら本人を目の当たりにすることに妙な快感と笑いを覚えるのである。
立喰師たちと飲食店主らとの熾烈な攻防を背景に、押井氏の戦後昭和史を描いた回顧録である。そもそも”立ち喰いのプロ”とは、出された食い物に難癖をつけて無銭飲食するのを生業とする者たちのこと。
8人の立喰師が登場し、みんな個性的かつ衝撃的なのだが、食べているシーンにあまり拘っていないため、やや物足りない印象。例えば、ケツネコロッケのお銀のあの紅い唇が汁をそそるシーンとか、フランクフルトの辰が喉元に長い棒を突っつくシーンとか見たいわけで、そういったエロ&エグイのはスルー、極めて健全的に出来ている。
むしろ、立喰師らに敢然と立ちはだかり激闘を続けた、飲食店の頑固親父(品田冬樹)や店長・神山らに強烈な印象が残る。食を提供する使命を全うする意地と根性、憤怒の表情に気持ちが揺らめく。
そしてこの作品の主役は、最初から最後まで全編喋りっぱなし、時に二役の小芝居までこなした、ナレーションの山寺宏一である。とにかく山ちゃんファンは必聴。含蓄と説明台詞を長々と捲りたて、時によく分らんこともあるが、何となく分った気分にもさせ、観客をいつの間にか摩訶不思議な世界観に運んでくれる、素晴らしき水先案内人なのである。山ちゃん無しでこの作品はあり得ない。他に、老齢ハマーン声の榊原良子や、渋声の立木文彦も参加してるが、一部分である。
山ちゃんのナビゲーターによって、冒頭の戦艦大和や敗戦から始まった戦後日本は、押井氏の「昭和史」として走馬灯のように描かれていく。自身の昭和史とリンクする時代から、邂逅と笑いと共に、妙な哀愁と寂莫感と失望感が去来する。
「我々は何かを得る為に何かを失った」道端の野良犬のように、かつてはハングリーで、だからこそギラギラしていた日本人はどこへいってしまったのか。”食”に限らず、あらゆることに満たされていても、”みらい”が見えない今の日本人。
人間の究極の目的である「喰うこと」に焦点をおいた日本人への小さな警鐘。この作品は「日本人の 日本人による 日本人のためのレジスタンス」なのではあるまいか。たぶん^^;。
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4/28深夜から、押井守作品オールナイト上映と、押井守監督×榊原良子さんによるトークショーを実施。
『うる星やつら』#87&#122はあらためて見たいし、『紅い眼鏡』はずっと見たかったもの。行きたいけど、ムリだよなぁ。
原作・脚本もつとめた押井守監督の最新アニメーション。登場人物を実写撮影してCG加工しパタパタアニメのようにする、いわゆる「スーパーライヴメーション」という斬新な手法だが、見ていくうちに映像に慣れてきて、どうでもよくなってくる。
むしろ、小説のモデルと同じメインの登場人物達を、某編集長やプロデューサーやProduction I.G代表取締役や映画監督やアニメ監督や作曲家やイラストレーターなど、押井氏の知人関係が演じ、彼ら本人を目の当たりにすることに妙な快感と笑いを覚えるのである。
立喰師たちと飲食店主らとの熾烈な攻防を背景に、押井氏の戦後昭和史を描いた回顧録である。そもそも”立ち喰いのプロ”とは、出された食い物に難癖をつけて無銭飲食するのを生業とする者たちのこと。
8人の立喰師が登場し、みんな個性的かつ衝撃的なのだが、食べているシーンにあまり拘っていないため、やや物足りない印象。例えば、ケツネコロッケのお銀のあの紅い唇が汁をそそるシーンとか、フランクフルトの辰が喉元に長い棒を突っつくシーンとか見たいわけで、そういったエロ&エグイのはスルー、極めて健全的に出来ている。
むしろ、立喰師らに敢然と立ちはだかり激闘を続けた、飲食店の頑固親父(品田冬樹)や店長・神山らに強烈な印象が残る。食を提供する使命を全うする意地と根性、憤怒の表情に気持ちが揺らめく。
そしてこの作品の主役は、最初から最後まで全編喋りっぱなし、時に二役の小芝居までこなした、ナレーションの山寺宏一である。とにかく山ちゃんファンは必聴。含蓄と説明台詞を長々と捲りたて、時によく分らんこともあるが、何となく分った気分にもさせ、観客をいつの間にか摩訶不思議な世界観に運んでくれる、素晴らしき水先案内人なのである。山ちゃん無しでこの作品はあり得ない。他に、老齢ハマーン声の榊原良子や、渋声の立木文彦も参加してるが、一部分である。
山ちゃんのナビゲーターによって、冒頭の戦艦大和や敗戦から始まった戦後日本は、押井氏の「昭和史」として走馬灯のように描かれていく。自身の昭和史とリンクする時代から、邂逅と笑いと共に、妙な哀愁と寂莫感と失望感が去来する。
「我々は何かを得る為に何かを失った」道端の野良犬のように、かつてはハングリーで、だからこそギラギラしていた日本人はどこへいってしまったのか。”食”に限らず、あらゆることに満たされていても、”みらい”が見えない今の日本人。
人間の究極の目的である「喰うこと」に焦点をおいた日本人への小さな警鐘。この作品は「日本人の 日本人による 日本人のためのレジスタンス」なのではあるまいか。たぶん^^;。
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4/28深夜から、押井守作品オールナイト上映と、押井守監督×榊原良子さんによるトークショーを実施。
『うる星やつら』#87&#122はあらためて見たいし、『紅い眼鏡』はずっと見たかったもの。行きたいけど、ムリだよなぁ。
映画 ワンピース カラクリ城のメカ巨兵
2006年3月28日 映画火曜日はワンピの日ってことで、映画『ワンピース カラクリ城のメカ巨兵』を息子と一緒に観てきた。
先日のアニメフェア東映ブースで、手を挙げちゃったしね^^;。劇場内は親子連れメインでビッシリ混んでいた。
映画版『ワンピース』も第7弾。今回はお子様にも楽しめるような単純明快なストーリー。いたるところに、ダジャレや語呂合わせのようなギャグがたっぷり。あ、ゴロ合わせだから吾郎ちゃんを起用なのか(笑)…と息子と話して気付く。
ハチャメチャなお笑いの中にも、勇気や元気や冒険心、あきらめない粘り強さ、そして仲間や家族との絆の大切さなど、ワンピ本来のメッセージをちゃんと盛り込んである。
今回はナミがやけに目立ってた。いつもの容赦のない激ツッコミが冴え渡り、お金への執着もクールで逞しい。おまけに胸が妙にデカくて、ユ〜ラユラ揺れ捲る。露出度高いドレスといい、ロビンとセクシー度を競ってたが、ロビンを「おねえさまぁ」と煽てる辺りはさすが。
そんなナミとロビンに、今回のサンジはいっそうメロリンvラブ状態。前半は殆どヘタレっぽいけど、決める時は決める。私も見事にやられたよ。超カッコイー「ムートン…ショット」に撃沈さ(*^^*)。も、サンジというか、平田広明のセクシーボイスにメロリンラブだよw。
サンジ&ロビン、ゾロ&ナミに分れて行動するのが新鮮な見どころ。あっちはお子様会話だが、こっちは意外とアダルトチックな雰囲気。毎回恒例になってるゾロVSサンジの喧嘩シーンも楽しいが、ナミに「またジャレ合ってる」って言われちゃあね(笑)。
滝からルフィを助ける為の、ゾロとサンジのコンビネーション・プレイも息が合って格好良い〜。こういうスピーディな映像はワンピならでは。
ルフィのグルグル巻きとか、ウソップの鼻グシャとか、面白いカットもいっぱいで、場内のお子様達も大いに笑ってた様子。
ただし、ストーリー的にはいまひとつパッとしない(~_~)。メインゲスト三人だけなので焦点が置かれるものの、彼らは個性的ではあるが魅力的じゃないんだな。完全なる悪というワケでも、頭がキレて才能あるワケでもなく、世界征服という名目はあれど明確さはサッパリ。むしろ子供っぽさを露呈し、滑稽で卑怯なおバカさんだと分る。どうにも、ルフィ達が本気(マジ)で闘うような相手じゃないんだもん。
稲垣吾郎の声も独特でイイものを持ってるが、演技が一本調子で歯がゆいこと^^;。プロ声優さんがやってたら、演技の魅力でもう少しラチェットに好感持てたかもしれないが。
極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱は、頑張りぶりが分りまずまずだったかな。
メカや乗り物もいっぱい出てくるが、どれも新鮮味が足りず、これは!と思うお気に入りも見つからず。カラクリ城も、ハウルの城と戦艦大和を混ぜ合わせたような外形だったかも^^;。
時間が足りなかったのか、大事なエピローグがED主題歌と共に流れ、肝心な台詞が聞き取れず。おまけにテロップも見損なった。ED曲はエピローグの終わり頃から流して欲しかったな。あっさりとした幕切れで、オチもいまひとつ、余韻も残さず。観終わった後の印象も薄い。息子も面白かったとはっきり言わなかった。
先日のアニメフェア東映ブースで、手を挙げちゃったしね^^;。劇場内は親子連れメインでビッシリ混んでいた。
映画版『ワンピース』も第7弾。今回はお子様にも楽しめるような単純明快なストーリー。いたるところに、ダジャレや語呂合わせのようなギャグがたっぷり。あ、ゴロ合わせだから吾郎ちゃんを起用なのか(笑)…と息子と話して気付く。
ハチャメチャなお笑いの中にも、勇気や元気や冒険心、あきらめない粘り強さ、そして仲間や家族との絆の大切さなど、ワンピ本来のメッセージをちゃんと盛り込んである。
今回はナミがやけに目立ってた。いつもの容赦のない激ツッコミが冴え渡り、お金への執着もクールで逞しい。おまけに胸が妙にデカくて、ユ〜ラユラ揺れ捲る。露出度高いドレスといい、ロビンとセクシー度を競ってたが、ロビンを「おねえさまぁ」と煽てる辺りはさすが。
そんなナミとロビンに、今回のサンジはいっそうメロリンvラブ状態。前半は殆どヘタレっぽいけど、決める時は決める。私も見事にやられたよ。超カッコイー「ムートン…ショット」に撃沈さ(*^^*)。も、サンジというか、平田広明のセクシーボイスにメロリンラブだよw。
サンジ&ロビン、ゾロ&ナミに分れて行動するのが新鮮な見どころ。あっちはお子様会話だが、こっちは意外とアダルトチックな雰囲気。毎回恒例になってるゾロVSサンジの喧嘩シーンも楽しいが、ナミに「またジャレ合ってる」って言われちゃあね(笑)。
滝からルフィを助ける為の、ゾロとサンジのコンビネーション・プレイも息が合って格好良い〜。こういうスピーディな映像はワンピならでは。
ルフィのグルグル巻きとか、ウソップの鼻グシャとか、面白いカットもいっぱいで、場内のお子様達も大いに笑ってた様子。
ただし、ストーリー的にはいまひとつパッとしない(~_~)。メインゲスト三人だけなので焦点が置かれるものの、彼らは個性的ではあるが魅力的じゃないんだな。完全なる悪というワケでも、頭がキレて才能あるワケでもなく、世界征服という名目はあれど明確さはサッパリ。むしろ子供っぽさを露呈し、滑稽で卑怯なおバカさんだと分る。どうにも、ルフィ達が本気(マジ)で闘うような相手じゃないんだもん。
稲垣吾郎の声も独特でイイものを持ってるが、演技が一本調子で歯がゆいこと^^;。プロ声優さんがやってたら、演技の魅力でもう少しラチェットに好感持てたかもしれないが。
極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱は、頑張りぶりが分りまずまずだったかな。
メカや乗り物もいっぱい出てくるが、どれも新鮮味が足りず、これは!と思うお気に入りも見つからず。カラクリ城も、ハウルの城と戦艦大和を混ぜ合わせたような外形だったかも^^;。
時間が足りなかったのか、大事なエピローグがED主題歌と共に流れ、肝心な台詞が聞き取れず。おまけにテロップも見損なった。ED曲はエピローグの終わり頃から流して欲しかったな。あっさりとした幕切れで、オチもいまひとつ、余韻も残さず。観終わった後の印象も薄い。息子も面白かったとはっきり言わなかった。
映画 ブロークバック・マウンテン
2006年3月22日 映画映画『ブロークバック・マウンテン』を観てきた。
本年度アカデミー賞3部門受賞!という紙がパンフに挟まってた。もちろんパンフは鑑賞後に読む。
ゲイのカウボーイ二人の20年に及ぶヒューマン・ストーリー。あえてラブストーリーだと思わなかったのは、彼らだけではなく、彼らを取り巻く妻や子供や両親など家庭の話もじっくり描き、個々の人物像にくっきりと深味を与えていたから。
1963年という時代背景と保守的な土地が舞台。だからこそ芽生え培われた彼らの関係だが、今よりずっと厳しい現実と社会が待ち構えていた。それらに対する黙したメッセージを感じたから。
ブロークバックというより、「ブルーバック」と呼びたくなるほど、空や湖の青、何よりジーンズやデニムジャケットの青が眩しくなる程美しかった。ほとばしるような「青年の情愛」鬱々とした「青年の葛藤」を感じさせるぐらいに。ずっと青年の頃であればよかったのに…。でも人は年をとり、超えられない壁に突き当たりもがく。中年の親父になってもなお、青年の時に見たドリームを追いかけられるのか。誰もが知る、人生の果てしなき夢と失望、そして思い出が詰った物語だと思った。
イニスの想いは、ジャックだけを求め続けて確かに純粋だ。不器用で真面目な上にトラウマを抱え、悩んで耐えて葛藤し、家族も何もかも失い、生活費にさえ困るありさま。
対してジャックの想いは、イニスに傾ける一方、寂しさや野望の為に他の男とも関係を持てるヤツ。離婚もせずに金には困らない環境で、要領良く人当たりのいい生き方。
何でもそうだろうが、ホモを続けるにも金が必要だとつくづく思った。
実に対照的な二人。どちらが「攻め」で「受け」かはすぐに分るが、最初は「襲い受け」に近い「誘い受け」だったw。パンフにまでこの言葉が書いてあり吹き出しそうになった^^;。
ヒース・レジャーは苦渋の皺を顔に浮かべながら、時々ビックリするような若々しい表情をしてくれる。ローボイスでポツポツ喋る言葉がたまに聞こえんが重みが残る。
ジェイク・ギレンホールは太い眉毛に目がいき、相手をじっと見つめる瞳と長い睫毛が艶かしくも切ない。が、徐々にタレ目になっていく。唇も色っぽいんだな。
この二人の情事を偶然に目にしたアルマ。正直この時ばかりは妻の立場で見てしまった。ミシェル・ウィリアムズの無言の演技が秀逸で、「なんなの!?あれはなにっ!?」と勝手に吹替えしたいぐらい、彼女の心情とリンク。日頃、ホモチックだのBL祭りだの言って理解はあるような気分でいたけど、いざ夫がそうだったら、もの凄くショックを受けそう^^;。私の場合、男同士だから…という理由は二の次。彼に濃厚なキスをする愛人がいたこと、それをずっと隠し秘密にしていたことがショックなのだな。
その後の二人のエピを見ながら、早く離婚しちゃえばいいのにと思ってたらそうなった。その頃には彼女にも相手がいたんだが、その前に伏線で上司の姿を出すトコは流石。
全編に、こういった伏線や計算づくの映像を入れたアン・リー監督の凝った手腕には驚かされる。小さな台詞の一つ一つに実は深い意味も篭められてる。
ダンスや七面鳥など対照的な映像を見せることで、秘められた人間性や関係まで追及できる。
ジャックの裏切りを彼の父の言葉で後から知ったイニス。その小さな驚きは、彼との思い出の地ブロークバック・マウンテンには行かないということで決着させた。
ジャックのクローゼット隅から持ち帰った2枚のシャツが、イニスのクローゼットでは逆に重ね飾られている。ジャックの青いシャツを少し覗かせつつ、自分のシャツを表に出して。ジャックとの青い思い出は思い出のままに、たまに取り出して甘酸っぱい思いに浸ろう。だが僕は生きている。これが自分の生き方だ。イニスはようやくジャックの抱擁から解放されたのだ。
ラストは色々な解釈があるだろうし、それがまた作品の魅力にもなってるのだろう。
男性同士の話だが、女性も意思と自立をもった人として生き生きと描かれている。ジャックの母親は、静かだが芯の強い、昔の良きお袋といったところ。
子供達も成長するにつれ何回か交代し、よく似たようなのをキャスティングしたなと。
ヒースとミシェルはこれで結婚したそうだが、ベッドシーンでのミシェルはより綺麗に見えた。
吹替え版があるかどうか分らないが、ヒースの低音を聞いた時、やっぱり東地宏樹にやって欲しいと思った。ジェイクは意外とハイトーンだったので、森川智之の悪ガキみたいな声がイケそう。二人とも年齢的にも役柄と同じ位だしね。とすると、東地さん×森川さんか。
いっそヒースを井上和彦にして、ライブ・パスコレのビデオレターの要望通り、井上さん×森川さんでもいいかw。
本年度アカデミー賞3部門受賞!という紙がパンフに挟まってた。もちろんパンフは鑑賞後に読む。
ゲイのカウボーイ二人の20年に及ぶヒューマン・ストーリー。あえてラブストーリーだと思わなかったのは、彼らだけではなく、彼らを取り巻く妻や子供や両親など家庭の話もじっくり描き、個々の人物像にくっきりと深味を与えていたから。
1963年という時代背景と保守的な土地が舞台。だからこそ芽生え培われた彼らの関係だが、今よりずっと厳しい現実と社会が待ち構えていた。それらに対する黙したメッセージを感じたから。
ブロークバックというより、「ブルーバック」と呼びたくなるほど、空や湖の青、何よりジーンズやデニムジャケットの青が眩しくなる程美しかった。ほとばしるような「青年の情愛」鬱々とした「青年の葛藤」を感じさせるぐらいに。ずっと青年の頃であればよかったのに…。でも人は年をとり、超えられない壁に突き当たりもがく。中年の親父になってもなお、青年の時に見たドリームを追いかけられるのか。誰もが知る、人生の果てしなき夢と失望、そして思い出が詰った物語だと思った。
イニスの想いは、ジャックだけを求め続けて確かに純粋だ。不器用で真面目な上にトラウマを抱え、悩んで耐えて葛藤し、家族も何もかも失い、生活費にさえ困るありさま。
対してジャックの想いは、イニスに傾ける一方、寂しさや野望の為に他の男とも関係を持てるヤツ。離婚もせずに金には困らない環境で、要領良く人当たりのいい生き方。
何でもそうだろうが、ホモを続けるにも金が必要だとつくづく思った。
実に対照的な二人。どちらが「攻め」で「受け」かはすぐに分るが、最初は「襲い受け」に近い「誘い受け」だったw。パンフにまでこの言葉が書いてあり吹き出しそうになった^^;。
ヒース・レジャーは苦渋の皺を顔に浮かべながら、時々ビックリするような若々しい表情をしてくれる。ローボイスでポツポツ喋る言葉がたまに聞こえんが重みが残る。
ジェイク・ギレンホールは太い眉毛に目がいき、相手をじっと見つめる瞳と長い睫毛が艶かしくも切ない。が、徐々にタレ目になっていく。唇も色っぽいんだな。
この二人の情事を偶然に目にしたアルマ。正直この時ばかりは妻の立場で見てしまった。ミシェル・ウィリアムズの無言の演技が秀逸で、「なんなの!?あれはなにっ!?」と勝手に吹替えしたいぐらい、彼女の心情とリンク。日頃、ホモチックだのBL祭りだの言って理解はあるような気分でいたけど、いざ夫がそうだったら、もの凄くショックを受けそう^^;。私の場合、男同士だから…という理由は二の次。彼に濃厚なキスをする愛人がいたこと、それをずっと隠し秘密にしていたことがショックなのだな。
その後の二人のエピを見ながら、早く離婚しちゃえばいいのにと思ってたらそうなった。その頃には彼女にも相手がいたんだが、その前に伏線で上司の姿を出すトコは流石。
全編に、こういった伏線や計算づくの映像を入れたアン・リー監督の凝った手腕には驚かされる。小さな台詞の一つ一つに実は深い意味も篭められてる。
ダンスや七面鳥など対照的な映像を見せることで、秘められた人間性や関係まで追及できる。
ジャックの裏切りを彼の父の言葉で後から知ったイニス。その小さな驚きは、彼との思い出の地ブロークバック・マウンテンには行かないということで決着させた。
ジャックのクローゼット隅から持ち帰った2枚のシャツが、イニスのクローゼットでは逆に重ね飾られている。ジャックの青いシャツを少し覗かせつつ、自分のシャツを表に出して。ジャックとの青い思い出は思い出のままに、たまに取り出して甘酸っぱい思いに浸ろう。だが僕は生きている。これが自分の生き方だ。イニスはようやくジャックの抱擁から解放されたのだ。
ラストは色々な解釈があるだろうし、それがまた作品の魅力にもなってるのだろう。
男性同士の話だが、女性も意思と自立をもった人として生き生きと描かれている。ジャックの母親は、静かだが芯の強い、昔の良きお袋といったところ。
子供達も成長するにつれ何回か交代し、よく似たようなのをキャスティングしたなと。
ヒースとミシェルはこれで結婚したそうだが、ベッドシーンでのミシェルはより綺麗に見えた。
吹替え版があるかどうか分らないが、ヒースの低音を聞いた時、やっぱり東地宏樹にやって欲しいと思った。ジェイクは意外とハイトーンだったので、森川智之の悪ガキみたいな声がイケそう。二人とも年齢的にも役柄と同じ位だしね。とすると、東地さん×森川さんか。
いっそヒースを井上和彦にして、ライブ・パスコレのビデオレターの要望通り、井上さん×森川さんでもいいかw。
映画 ナルニア国物語 吹替え版
2006年3月13日 映画映画『ナルニア国物語〜第1章:ライオンと魔女〜』吹替え版を息子と一緒に観てきた。
原作は読んだことないけど、約2時間20分、退屈せずに一気に観た。大雑把に言うと『ロード・オブ・ザ・リング』や『ハリー・ポッター』を合体させ、『マジレンジャー』(1人足りないけど^^;)を振りかけたような作品感触。先二つ作品と比べると、画面的にも中味もインパクトは薄いが、とっつき易く理解し易いのは助かる。これぞ正統派のファンタジーだと思った。
親の立場で見ると、子供への教訓がやんわり含まれていて面白い。知らない人にホイホイついてかない、甘言に乗らない、調子に乗って喋り過ぎない…全て悪い大人から身を守る鉄則だよな。それでも無事であるならば、こうした挫折や裏切りや苦味の体験は、子供達を大きく成長させる媒体ともなる。
作品で一番嫌なキャラだったヤサグレの次男エドマンドが、地獄から生還更正し、罰も痛みも自分の身体で受け止め、ようやく一人前に成長したのだから、「可愛い子にも旅をさせよ」の通り、色々な意味で子供達には冒険が必要なんだと思う。
ちなみに息子が一番格好良いと思ったのは、ピーターが氷に剣を突き刺すシーン。確かに、切羽詰った危機的状況での少年の決断がよく描かれていた。
勧善懲悪の作品ではあるが、男尊女卑の考えもそこはかとなく匂ってて、作品の時代色を感じさせる。長女スーザンには何故剣を与えなかったのか。彼女のアイテムは結局1回しか使われず、宝の持ち腐れだったような感^^;。男の子達が戦ってる間、女の子達は石舞台の上で一晩明かし、もどかしい展開にアングリ。女はあくまで後方支援なのか^^;。
時間と場所、能力や力を理詰めで考えてはいけない。何でもアリのファンタジーだと大らかに見なくては。
映像的に見ると、冒頭の空爆が戦場での鳥たちの戦いと重なる。鳥たちにも爆弾持たせたらいいのに〜と言ったら、それはムリと息子に言われた。一気に原爆でも落とせばいいのにと息子が言うが^^;それやったら草加になっちゃうと一蹴。エドが持ってた父の写真立てもタムナスさんの写真立てと繋がってたし。なかなか緻密で丁寧な演出だと思った。
ビーバー夫妻のやり取りは、ディズニーやシュレックにも出てきそうな、ほのぼのとした笑いをとっていた。
メインの次女ルーシー役の子はたまに老けた表情をするね。わざとらしい演技とやたらと笑う顔には少々反発しそう^^;。
アスランは威厳があり、カリスマ的雰囲気たっぷりの存在感。ボスとして凄みと優しさもある。石舞台や生贄とかはやっぱり宗教的なんだろうな。目を閉じヤられ放題にされてたアスランは情けない姿だったが、ちょっぴり「受け」ぽいのがまた素敵。
アスランの声が、リーアム・ニーソンに合せて津嘉山正種! クワイ=ガン・ジン(@スター・ウォーズ)を彷彿とさせる包容力と深味のある男らしく渋い声にメロメロ(*^^*)。津嘉山さんの声も語尾がフッと抜けて色っぽいんだよね。アスランのビジュアルだけでなく、津嘉山節の隅々まで楽しんでしまったv。
モーグリムの遠藤憲一の声もバリ渋くて素敵。最近は映画ナレーションだけでなく『アギト』とか声出演も目立つ。
アスラン声はなかったが、イザーク声はいた!(笑)のっけからタムナスさん役の関智一が、抑え目の声で喋って合っていた。イザークだけでなく、シャアまで出た!(笑)池田秀一の声はキツネだろうと何だろうと目立つ目立つ。どちらのキャラも途中後退で残念。
星野貴紀の名前もテロップにあったが、はてどんな役だったのか?^^;
素人2人いた子供達4人の声は、『蟲師』でも聞き慣れてるせいか、違和感は無かった。
白い魔女役の大地真央は強弱効かせた演技で似合ってた。『雪の女王』の涼風真世より更に凄みを効かせた感じかな。
白い魔女は口だけでなく、腕っぷしも強え〜怖え〜と息子がしきり。
息子は、サンタは教授が変装した姿だと同人物に見てたが、これって違うよね。同じなら、教授の謎も深まるが。
EDテロップ少し流れた後、続編へ繋がるエピローグ。2作目も同じアダムソン監督だが、また息子と一緒に見るのかな。
日本なら、大きな衣装だんすより、押入れにファンタジーを求めるかもね。
 ̄
気になる予告三作。
ジブリの『ゲド戦記』。ま〜た俳優ばかり起用か。
『ポセイドン』予告で、息子が見たいと耳打ち。『アドベンチャー』のリメイクでしょ。
『パレレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』は絶対見る! もちろん吹替えでw。
原作は読んだことないけど、約2時間20分、退屈せずに一気に観た。大雑把に言うと『ロード・オブ・ザ・リング』や『ハリー・ポッター』を合体させ、『マジレンジャー』(1人足りないけど^^;)を振りかけたような作品感触。先二つ作品と比べると、画面的にも中味もインパクトは薄いが、とっつき易く理解し易いのは助かる。これぞ正統派のファンタジーだと思った。
親の立場で見ると、子供への教訓がやんわり含まれていて面白い。知らない人にホイホイついてかない、甘言に乗らない、調子に乗って喋り過ぎない…全て悪い大人から身を守る鉄則だよな。それでも無事であるならば、こうした挫折や裏切りや苦味の体験は、子供達を大きく成長させる媒体ともなる。
作品で一番嫌なキャラだったヤサグレの次男エドマンドが、地獄から生還更正し、罰も痛みも自分の身体で受け止め、ようやく一人前に成長したのだから、「可愛い子にも旅をさせよ」の通り、色々な意味で子供達には冒険が必要なんだと思う。
ちなみに息子が一番格好良いと思ったのは、ピーターが氷に剣を突き刺すシーン。確かに、切羽詰った危機的状況での少年の決断がよく描かれていた。
勧善懲悪の作品ではあるが、男尊女卑の考えもそこはかとなく匂ってて、作品の時代色を感じさせる。長女スーザンには何故剣を与えなかったのか。彼女のアイテムは結局1回しか使われず、宝の持ち腐れだったような感^^;。男の子達が戦ってる間、女の子達は石舞台の上で一晩明かし、もどかしい展開にアングリ。女はあくまで後方支援なのか^^;。
時間と場所、能力や力を理詰めで考えてはいけない。何でもアリのファンタジーだと大らかに見なくては。
映像的に見ると、冒頭の空爆が戦場での鳥たちの戦いと重なる。鳥たちにも爆弾持たせたらいいのに〜と言ったら、それはムリと息子に言われた。一気に原爆でも落とせばいいのにと息子が言うが^^;それやったら草加になっちゃうと一蹴。エドが持ってた父の写真立てもタムナスさんの写真立てと繋がってたし。なかなか緻密で丁寧な演出だと思った。
ビーバー夫妻のやり取りは、ディズニーやシュレックにも出てきそうな、ほのぼのとした笑いをとっていた。
メインの次女ルーシー役の子はたまに老けた表情をするね。わざとらしい演技とやたらと笑う顔には少々反発しそう^^;。
アスランは威厳があり、カリスマ的雰囲気たっぷりの存在感。ボスとして凄みと優しさもある。石舞台や生贄とかはやっぱり宗教的なんだろうな。目を閉じヤられ放題にされてたアスランは情けない姿だったが、ちょっぴり「受け」ぽいのがまた素敵。
アスランの声が、リーアム・ニーソンに合せて津嘉山正種! クワイ=ガン・ジン(@スター・ウォーズ)を彷彿とさせる包容力と深味のある男らしく渋い声にメロメロ(*^^*)。津嘉山さんの声も語尾がフッと抜けて色っぽいんだよね。アスランのビジュアルだけでなく、津嘉山節の隅々まで楽しんでしまったv。
モーグリムの遠藤憲一の声もバリ渋くて素敵。最近は映画ナレーションだけでなく『アギト』とか声出演も目立つ。
アスラン声はなかったが、イザーク声はいた!(笑)のっけからタムナスさん役の関智一が、抑え目の声で喋って合っていた。イザークだけでなく、シャアまで出た!(笑)池田秀一の声はキツネだろうと何だろうと目立つ目立つ。どちらのキャラも途中後退で残念。
星野貴紀の名前もテロップにあったが、はてどんな役だったのか?^^;
素人2人いた子供達4人の声は、『蟲師』でも聞き慣れてるせいか、違和感は無かった。
白い魔女役の大地真央は強弱効かせた演技で似合ってた。『雪の女王』の涼風真世より更に凄みを効かせた感じかな。
白い魔女は口だけでなく、腕っぷしも強え〜怖え〜と息子がしきり。
息子は、サンタは教授が変装した姿だと同人物に見てたが、これって違うよね。同じなら、教授の謎も深まるが。
EDテロップ少し流れた後、続編へ繋がるエピローグ。2作目も同じアダムソン監督だが、また息子と一緒に見るのかな。
日本なら、大きな衣装だんすより、押入れにファンタジーを求めるかもね。
 ̄
気になる予告三作。
ジブリの『ゲド戦記』。ま〜た俳優ばかり起用か。
『ポセイドン』予告で、息子が見たいと耳打ち。『アドベンチャー』のリメイクでしょ。
『パレレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』は絶対見る! もちろん吹替えでw。
俳協45周年記念映画
2006年3月6日 映画俳協45周年記念映画『ロマンス ミシン イソフラボン』『RETURN』を観てきた。バス1本で行ける場所だが、1時間に1〜2本しか運行してないことを直前で確認^^;。連日レイトショー公開だが、今日しか空いてないから仕方ない。
声優グランプリでも紹介されてるが、一応雑感。
『ロマンス ミシン イソフラボン』。略して『ロミボン』。
愉快な住人達が巻き起こすご近所ラブコメディ。主役の幼馴染の男とデザイナー志望の女の微妙な愛が、ずーっとぬるぬるしていた^^;。二人の会話が、隣室のTVドラマや携帯とリンクする手法は面白い。浪川大輔の役は妻から「ボケナス」と言われ、投げ飛ばされ、力でねじ伏せられる夫。ヘタレっぷりが似合ってたw。水木ゆうながカッコイー。仙台エリの声がアニメ過ぎっ。ストライプのシャツ、品質良さそうだ。
『RETURN』。
変らぬ思いと奇跡を描いたラブファンタジー。画面のアップ多過ぎ。主役の岸尾大輔はやっぱ赤塚不二夫似だが、力を抜いた柔かい演技。ダッフルコートが頭にこびりつく。折笠富美子はメッシュの髪の赤が綺麗。佐藤利奈は眼鏡有りと無しでは随分印象が違う。冒頭で油断してて、伊藤健太郎にすぐに気付かず^^;声で気付いた。イトケンの鼻の穴が〜w。池田秀一は赤いスカーフのシャア(笑)。麻生美代子は出番少なし。『ロミボン』ともリンクしてて、そのシーンだけ空気が全く違う(笑)。津田健次郎はやっぱ男前で格好良いし、演技もしっかりしてるし、俳優の存在感だった。
 ̄
終演後、俳恊スタッフの司会で、『ロマンス ミシン イソフラボン』の佐々木真吾監督と出演者6人の舞台挨拶…というか座談会。
「あの男も横浜から帰ってきました」(笑)の前フリで、浪川大輔が坂井寿美江を伴って客席から登場。浪川くんは「(横浜では)疲れました」とグダグダ感。みんな自己紹介の後、椅子に着席。これがデビュー作の24歳の佐々木監督だけ「イエーッ!」とテンション高し。
作品タイトル名は、実は俳協側から要望あったとか。「ロマンス」だし、デザイナー出るから「ミシン」だし、納豆だから「イソフラボン」。冒頭の納豆掻き回しで、浪川くんが相当苦労した模様。
3日間の強行スケジュールでの収録話。浅倉一男は1〜2時間の睡眠だけでかなりキツかった模様。その間、他出演者は酒でデキ上がってて、佐久間未帆は差入れアイスクリームを10個も食べてたとか。浅倉くんと浪川くんは意気投合し、夜を徹して「愛」について語り捲ってたそうw。後輩・浅倉くんをやたらと力強く励ます浪川くん。
監督は殆ど出演者のアドリブ任せだったとか。浪川くんの裸も水木ゆうなのアドリブだったそうで。頼りなげな男達に強烈なツッコミを入れる水木さんが格好良かったw。
山崎猛は役柄通りのボケっぷりで、隣の坂井さんがやんわりフォロー。
監督曰く「こんな風に和気藹々とグダグダしてる感じを観て欲しい」。さすが肝心なところで締めてくれる。
浪川くんが、4月に出す岸尾大輔とのユニットCDについて告知宣伝。佐久間さんから「歌詞間違えてる」ことを指摘され、「ちゃんと覚えてるのに、舞台に立つと抜けちゃう」と落ち込む浪川くんが可愛い。MCからも「横浜でも間違えてた」と追い討ちw。
約30分で終了し、出演者らが退場。それなりにぬるくて面白かったかも。
声優グランプリでも紹介されてるが、一応雑感。
『ロマンス ミシン イソフラボン』。略して『ロミボン』。
愉快な住人達が巻き起こすご近所ラブコメディ。主役の幼馴染の男とデザイナー志望の女の微妙な愛が、ずーっとぬるぬるしていた^^;。二人の会話が、隣室のTVドラマや携帯とリンクする手法は面白い。浪川大輔の役は妻から「ボケナス」と言われ、投げ飛ばされ、力でねじ伏せられる夫。ヘタレっぷりが似合ってたw。水木ゆうながカッコイー。仙台エリの声がアニメ過ぎっ。ストライプのシャツ、品質良さそうだ。
『RETURN』。
変らぬ思いと奇跡を描いたラブファンタジー。画面のアップ多過ぎ。主役の岸尾大輔はやっぱ赤塚不二夫似だが、力を抜いた柔かい演技。ダッフルコートが頭にこびりつく。折笠富美子はメッシュの髪の赤が綺麗。佐藤利奈は眼鏡有りと無しでは随分印象が違う。冒頭で油断してて、伊藤健太郎にすぐに気付かず^^;声で気付いた。イトケンの鼻の穴が〜w。池田秀一は赤いスカーフのシャア(笑)。麻生美代子は出番少なし。『ロミボン』ともリンクしてて、そのシーンだけ空気が全く違う(笑)。津田健次郎はやっぱ男前で格好良いし、演技もしっかりしてるし、俳優の存在感だった。
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終演後、俳恊スタッフの司会で、『ロマンス ミシン イソフラボン』の佐々木真吾監督と出演者6人の舞台挨拶…というか座談会。
「あの男も横浜から帰ってきました」(笑)の前フリで、浪川大輔が坂井寿美江を伴って客席から登場。浪川くんは「(横浜では)疲れました」とグダグダ感。みんな自己紹介の後、椅子に着席。これがデビュー作の24歳の佐々木監督だけ「イエーッ!」とテンション高し。
作品タイトル名は、実は俳協側から要望あったとか。「ロマンス」だし、デザイナー出るから「ミシン」だし、納豆だから「イソフラボン」。冒頭の納豆掻き回しで、浪川くんが相当苦労した模様。
3日間の強行スケジュールでの収録話。浅倉一男は1〜2時間の睡眠だけでかなりキツかった模様。その間、他出演者は酒でデキ上がってて、佐久間未帆は差入れアイスクリームを10個も食べてたとか。浅倉くんと浪川くんは意気投合し、夜を徹して「愛」について語り捲ってたそうw。後輩・浅倉くんをやたらと力強く励ます浪川くん。
監督は殆ど出演者のアドリブ任せだったとか。浪川くんの裸も水木ゆうなのアドリブだったそうで。頼りなげな男達に強烈なツッコミを入れる水木さんが格好良かったw。
山崎猛は役柄通りのボケっぷりで、隣の坂井さんがやんわりフォロー。
監督曰く「こんな風に和気藹々とグダグダしてる感じを観て欲しい」。さすが肝心なところで締めてくれる。
浪川くんが、4月に出す岸尾大輔とのユニットCDについて告知宣伝。佐久間さんから「歌詞間違えてる」ことを指摘され、「ちゃんと覚えてるのに、舞台に立つと抜けちゃう」と落ち込む浪川くんが可愛い。MCからも「横浜でも間違えてた」と追い討ちw。
約30分で終了し、出演者らが退場。それなりにぬるくて面白かったかも。
ΖガンダムIII 初日舞台挨拶
2006年3月4日 映画映画『機動戦士ΖガンダムIII 星の鼓動は愛』初日舞台挨拶へ行ってきた。新宿上映後と、さいたま上映後のハシゴ。座席は決まってたので楽と言えば楽。チケット取るまで大変だったが^^;。
おかげで限定プラモもゲット。記念のテレカセットも買ってしまった。
試写会合せると、早くも計3回の鑑賞となったが、いつの間にか画面に引き込まれ、飽きずに観ることが出来た。やっぱり作品の持つ力、魅力、勢いなんだろうか。まぁ雑感は後ほど。
 ̄
簡単に舞台挨拶の模様。
出演者は登場順に、飛田展男、新井里美、池田秀一、島田敏、古谷徹、最後に富野由悠季総監督。
飛田さんは、黒インナーにモスグリーンのジャケットとジーンズ。モスグリーンのキャップを被ってたが、後ろのヒラヒラ布がリボンみたいで色っぽい。個性的なお洒落がとてもお似合い。そして余裕と自信に満ちたいつもよりも男前の表情。内面から滲む格好良さに、今日は特にドキドキしちゃった(*^^*)。
飛田さんの自己紹介。
新宿「生きるんだよ〜っと叫んで、最後は平和に終わりました」
さいたま「カミーユ行きます!と言ってやってきました第三部」
古谷さんは毎度、「第三部では大活躍」を強調w。
タイトル《星の鼓動は愛》について富野監督コメント。
新宿「ガンダム知らない人を引っ掛けようと思ったから」「愛という言葉を使いたくなかったので、かなり死ぬ思い」(笑)
さいたま「僕自身は《三つ巴》にしたかったが、スタッフからクレームがつき、映画に似合うタイトルにした」
シャアについて池田さん「あまり活躍してない」「でもまぁまぁでしたよね…シャアも」
監督からはズバリ「シャアはケーキ食いにきただけ!」(爆笑)
新宿での島田さん「共演中の某声優さんから、シロッコって地獄に落ちるわね、と言われた。今は三途の川を渡ってるw」「CGのような作品ではないかと」「TVでは進む列車だったが、映画はヘリで動いてる列車を俯瞰的にイイとこ取りで捉えている」「同じ作品だけど別のようなもの」この言葉に監督がえらく感激。
新宿の新井さん「憧れの声優さんと共演できて最高でした」いち早く古谷さんが「憧れの声優って?」とツッコミ、殆ど強制的に(笑)「もちろん古谷さんです。古谷さんが大好きです!」と言わされる。さいたまでは「ご想像にお任せします」に変更^^;。
監督からは「必死にやってたってのはウソ。痩せてないじゃん」とキツイひと言w。途端に古谷さんから「セクハラだ」とツッコミw。
古谷さんは、第三部はひと言だけでかえって緊張したとか。監督から「今までで一番イイ台詞だった」おいおい^^;。ところが何故最後にFメンバー登場したかで監督の答えが「こういうところに出て貰う為」えっ!? 古谷さんがヤケクソ気味に「イベント要員かよっ!?」(爆笑)監督「そうじゃないと、とってつけたようなシーン出さない」と更に追い討ち。ひでぇ(笑)。
新宿の飛田さん「(カミーユは)ホントに素直になって変った。捨て台詞吐くこともなく、仲睦まじいエマ&ヘンケンを微笑んだり。でも絵と台本が変っただけで、僕自身は変えたつもりはない」「最後はファが一番強かったで納まった」
「TVではシロッコさんに「さかしいだけの子供が…」と言われ、間違って「かしこくて悪いか!」と読んだが、今回は「さかしくて悪いか!」と台本通りにやっと20年経って言えた」と語った。
印象的なのは「ラストシーン」で、隣の新井さんと目を合わせて「ねっ」と笑って頷きあったり。仲良さげでちょい妬けちゃうw。
新井さんも同じだが「サエグサさんに真似されて、あんなに気持ち悪いのかとショックだったw」
古谷さんも「ファが足で絡みつくシーン」が印象的で「初めてカミーユになりたかったw」。
ところが監督から「あれは何でもなく、しがみついただけ」これには声優陣からいっせいにえーっ!?の嵐。監督は「画面に騙されないように。女なんて分んないし、男だって分んない」おいおい^^;。さいたまでは更に「某F9では上手くいかなかった」ことを述べ、「宇宙服ではどんな格好しても大丈夫。猥褻じゃない」と力説するも「逆さに抱かせたらマズイけど^^;」と余計なひと言。客席からも苦笑いw。
今日はやけに古谷さんにつっかかり、やや暴走気味だった富野監督。締めのコメント。
新宿「皆さんがいて応援してくれたから、こういうラストシーンを想定して組み替えた。かつてのファンも了解してくれるハズ」「次の時代の子供達への作品作りもしたい」
さいたま「こんなお天気なのに暗いとこで」「フィクションだからリセットも効く」「自分のものの見方考え方感じ方を変えると、人生も少しは良くなるかもしれない」「僕も20年前はそうだったかもしれないが、ファンや社会が生きさせてくれた」「60にしてやれるのもそうない」心から御礼を述べて、帽子を取って深々と頭を下げた。同時に、飛田さんも帽子を取り、礼儀正しく頭を下げていた。
その後、盛大な拍手の中、皆さんが退場。古谷さんは最初も最後も愛想良く両手を振っていた。
やはり上映後の舞台挨拶のほうが面白さがありそう。監督一行、今日は三ヶ所のハシゴだったし、お疲れ様でした。
おかげで限定プラモもゲット。記念のテレカセットも買ってしまった。
試写会合せると、早くも計3回の鑑賞となったが、いつの間にか画面に引き込まれ、飽きずに観ることが出来た。やっぱり作品の持つ力、魅力、勢いなんだろうか。まぁ雑感は後ほど。
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簡単に舞台挨拶の模様。
出演者は登場順に、飛田展男、新井里美、池田秀一、島田敏、古谷徹、最後に富野由悠季総監督。
飛田さんは、黒インナーにモスグリーンのジャケットとジーンズ。モスグリーンのキャップを被ってたが、後ろのヒラヒラ布がリボンみたいで色っぽい。個性的なお洒落がとてもお似合い。そして余裕と自信に満ちたいつもよりも男前の表情。内面から滲む格好良さに、今日は特にドキドキしちゃった(*^^*)。
飛田さんの自己紹介。
新宿「生きるんだよ〜っと叫んで、最後は平和に終わりました」
さいたま「カミーユ行きます!と言ってやってきました第三部」
古谷さんは毎度、「第三部では大活躍」を強調w。
タイトル《星の鼓動は愛》について富野監督コメント。
新宿「ガンダム知らない人を引っ掛けようと思ったから」「愛という言葉を使いたくなかったので、かなり死ぬ思い」(笑)
さいたま「僕自身は《三つ巴》にしたかったが、スタッフからクレームがつき、映画に似合うタイトルにした」
シャアについて池田さん「あまり活躍してない」「でもまぁまぁでしたよね…シャアも」
監督からはズバリ「シャアはケーキ食いにきただけ!」(爆笑)
新宿での島田さん「共演中の某声優さんから、シロッコって地獄に落ちるわね、と言われた。今は三途の川を渡ってるw」「CGのような作品ではないかと」「TVでは進む列車だったが、映画はヘリで動いてる列車を俯瞰的にイイとこ取りで捉えている」「同じ作品だけど別のようなもの」この言葉に監督がえらく感激。
新宿の新井さん「憧れの声優さんと共演できて最高でした」いち早く古谷さんが「憧れの声優って?」とツッコミ、殆ど強制的に(笑)「もちろん古谷さんです。古谷さんが大好きです!」と言わされる。さいたまでは「ご想像にお任せします」に変更^^;。
監督からは「必死にやってたってのはウソ。痩せてないじゃん」とキツイひと言w。途端に古谷さんから「セクハラだ」とツッコミw。
古谷さんは、第三部はひと言だけでかえって緊張したとか。監督から「今までで一番イイ台詞だった」おいおい^^;。ところが何故最後にFメンバー登場したかで監督の答えが「こういうところに出て貰う為」えっ!? 古谷さんがヤケクソ気味に「イベント要員かよっ!?」(爆笑)監督「そうじゃないと、とってつけたようなシーン出さない」と更に追い討ち。ひでぇ(笑)。
新宿の飛田さん「(カミーユは)ホントに素直になって変った。捨て台詞吐くこともなく、仲睦まじいエマ&ヘンケンを微笑んだり。でも絵と台本が変っただけで、僕自身は変えたつもりはない」「最後はファが一番強かったで納まった」
「TVではシロッコさんに「さかしいだけの子供が…」と言われ、間違って「かしこくて悪いか!」と読んだが、今回は「さかしくて悪いか!」と台本通りにやっと20年経って言えた」と語った。
印象的なのは「ラストシーン」で、隣の新井さんと目を合わせて「ねっ」と笑って頷きあったり。仲良さげでちょい妬けちゃうw。
新井さんも同じだが「サエグサさんに真似されて、あんなに気持ち悪いのかとショックだったw」
古谷さんも「ファが足で絡みつくシーン」が印象的で「初めてカミーユになりたかったw」。
ところが監督から「あれは何でもなく、しがみついただけ」これには声優陣からいっせいにえーっ!?の嵐。監督は「画面に騙されないように。女なんて分んないし、男だって分んない」おいおい^^;。さいたまでは更に「某F9では上手くいかなかった」ことを述べ、「宇宙服ではどんな格好しても大丈夫。猥褻じゃない」と力説するも「逆さに抱かせたらマズイけど^^;」と余計なひと言。客席からも苦笑いw。
今日はやけに古谷さんにつっかかり、やや暴走気味だった富野監督。締めのコメント。
新宿「皆さんがいて応援してくれたから、こういうラストシーンを想定して組み替えた。かつてのファンも了解してくれるハズ」「次の時代の子供達への作品作りもしたい」
さいたま「こんなお天気なのに暗いとこで」「フィクションだからリセットも効く」「自分のものの見方考え方感じ方を変えると、人生も少しは良くなるかもしれない」「僕も20年前はそうだったかもしれないが、ファンや社会が生きさせてくれた」「60にしてやれるのもそうない」心から御礼を述べて、帽子を取って深々と頭を下げた。同時に、飛田さんも帽子を取り、礼儀正しく頭を下げていた。
その後、盛大な拍手の中、皆さんが退場。古谷さんは最初も最後も愛想良く両手を振っていた。
やはり上映後の舞台挨拶のほうが面白さがありそう。監督一行、今日は三ヶ所のハシゴだったし、お疲れ様でした。
日本アカデミー賞受賞式
2006年3月3日 映画さっきまで、第29回『日本アカデミー賞』授賞式を見ていた。
去年の私はどちらかというと、洋画より邦画のほうにウエイトをかけてた一年。初日舞台挨拶も何度か拝見する機会を得た。実は海の向こうの賞よりも興味深かったのだ。
この放送より前に、前哨戦というか偶然というか、今朝の『おはスタ!』には神木隆之助が、昼の『いいとも!』には勝地涼がゲスト出演していた。
神木くんは映画『ドラえもん』の宣伝。最初、キムタクと共演したこともある大物俳優という前フリで、誰だろう?と思ったが、確かに『ハウル』で共演はしたよねw。今度のドラえもんではピースケ役だが、「ピーピー」言うだけでは勿体ない。他にもっと違う使われ方をしているハズと勝手に思ってる^^;。
勝地くんは、『父帰る』ポスターと共に、『亡国のイージス』の「原作版《いそかぜ》精密フィギュアセット」とDVDコレクターズBOXと通常版をタモリさんへお土産。でもこのフィギュアセットって、去年やはりゲストで出演された某方もお土産に持ってきたような^^;。タモリさんが一瞬複雑そうな顔をされてたけど。で、勝地くんは13歳でスカウトされた話と、今19歳だと話したら客席から驚嘆の声があがってたりw。
この二人が同じ新人賞を授賞。
そして日本アカデミー賞授賞式の前に、作品ごとに登場する俳優さん達。『亡国のイージス』では、中井貴一と真田広之にイジられてる勝地くんが可愛い〜。『ALWAYS三丁目の夕日』の4人は和気藹々。
今回ノミネートをざっと見ても、『ALWAYS三丁目の夕日』VS『亡国のイージス』+『北の零年』etc.といった感じ。
でもいざフタを開けてみると、『ALWAYS三丁目の夕日』強し!殆ど一人勝ちのように最優秀賞を総ナメした。
堤真一、最優秀助演男優賞おめでとう! ちょい照れながら不器用そうにコメントする堤さんが凛々しく見えたv。私としては『ローレライ』の浅倉大佐も捨てがたいんだがw。薬師丸ひろ子とのW受賞で「父ちゃん母ちゃん、やったよ!」のコメントが愛らしい。
作品として考えると、『イージス』よりたくさん涙を流させた『ALWAYS』のほうがやっぱり良かったかな。血より人情ってことか。これも私の予想通りの結果。
 ̄
ちなみに去年観た邦画作品の私のベスト。
1.ALWAYS三丁目の夕日
2.亡国のイージス
3.ローレライ
4.星になった少年
5.戦国自衛隊1549
次点で、春の雪、姑獲鳥の夏、電車男、この胸いっぱいの愛を、北の零年…etc.
劇場アニメ作品は、アニメアワードで表彰されるかな。その時にまたベストを挙げよう。
去年の私はどちらかというと、洋画より邦画のほうにウエイトをかけてた一年。初日舞台挨拶も何度か拝見する機会を得た。実は海の向こうの賞よりも興味深かったのだ。
この放送より前に、前哨戦というか偶然というか、今朝の『おはスタ!』には神木隆之助が、昼の『いいとも!』には勝地涼がゲスト出演していた。
神木くんは映画『ドラえもん』の宣伝。最初、キムタクと共演したこともある大物俳優という前フリで、誰だろう?と思ったが、確かに『ハウル』で共演はしたよねw。今度のドラえもんではピースケ役だが、「ピーピー」言うだけでは勿体ない。他にもっと違う使われ方をしているハズと勝手に思ってる^^;。
勝地くんは、『父帰る』ポスターと共に、『亡国のイージス』の「原作版《いそかぜ》精密フィギュアセット」とDVDコレクターズBOXと通常版をタモリさんへお土産。でもこのフィギュアセットって、去年やはりゲストで出演された某方もお土産に持ってきたような^^;。タモリさんが一瞬複雑そうな顔をされてたけど。で、勝地くんは13歳でスカウトされた話と、今19歳だと話したら客席から驚嘆の声があがってたりw。
この二人が同じ新人賞を授賞。
そして日本アカデミー賞授賞式の前に、作品ごとに登場する俳優さん達。『亡国のイージス』では、中井貴一と真田広之にイジられてる勝地くんが可愛い〜。『ALWAYS三丁目の夕日』の4人は和気藹々。
今回ノミネートをざっと見ても、『ALWAYS三丁目の夕日』VS『亡国のイージス』+『北の零年』etc.といった感じ。
でもいざフタを開けてみると、『ALWAYS三丁目の夕日』強し!殆ど一人勝ちのように最優秀賞を総ナメした。
堤真一、最優秀助演男優賞おめでとう! ちょい照れながら不器用そうにコメントする堤さんが凛々しく見えたv。私としては『ローレライ』の浅倉大佐も捨てがたいんだがw。薬師丸ひろ子とのW受賞で「父ちゃん母ちゃん、やったよ!」のコメントが愛らしい。
作品として考えると、『イージス』よりたくさん涙を流させた『ALWAYS』のほうがやっぱり良かったかな。血より人情ってことか。これも私の予想通りの結果。
 ̄
ちなみに去年観た邦画作品の私のベスト。
1.ALWAYS三丁目の夕日
2.亡国のイージス
3.ローレライ
4.星になった少年
5.戦国自衛隊1549
次点で、春の雪、姑獲鳥の夏、電車男、この胸いっぱいの愛を、北の零年…etc.
劇場アニメ作品は、アニメアワードで表彰されるかな。その時にまたベストを挙げよう。
ΖガンダムIII プレミア試写会
2006年2月23日 映画 コメント (3)『機動戦士ΖガンダムIII 星の鼓動は愛』プレミア試写会へ行ってきた。
ものスゴイ数のマスコミ撮影陣。ロビーには百式とΖガンダムの模型が飾られてたが、一般客は撮影もできず残念。予想通りGacktの女性ファン層が目立っていた。
司会進行で生粋ガンダムファンのDJシンジが登場し、舞台挨拶スタート。
声優陣が登場した後から、Gacktと富野総監督が更に大きな拍手と歓声を受けて登場。
上手側より、古谷徹、岡本麻弥、島田敏、勝生真沙子、池田秀一、Gackt、富野由悠季、飛田展男、新井里美、鈴置洋孝、浪川大輔の順で並んだ(敬称略)。新入りの浪川くんと新井さんはおとなしい。先ず挨拶。
飛田さんは茶系のジャケットに胸元に光るペンダント。「大人ってヤツはこの世界を何だと思ってるんだっ」とカミーユ声で言ってから、「星の鼓動は愛、完成しました」と簡潔。
鈴置さんは芝居がかった風に「素晴らしい感動を君達にあげようっ!」「年が年なので…」と言われたが、池田さんや古谷さんまで勝手に巻き込んだコメント(笑)。お芝居のチラシも配布してちゃっかり宣伝w。シンが「普段のブライトと違ってた(笑)」
池田さんはピンクのシャツにジャケット。「(シャア声で)まだだ、まだ終らんよ…とうとう終りを迎えました」
シンの「この方が木星からやってきましたっ」のフリで、島田さんが「この日を迎えてとても感激です」と。
古谷さんは白いセーターで「このステージに帰ってこれて、こんなに嬉しいことはない」と主役ぶるが、第1部第2部では脇役となり、「第3部では何とチョイ役のアムロ・レイ」と笑わせる。
富野監督は「20年経ってこういう作品が出来たのは皆さんのおかげ」と述べ、更にGacktやファンのおかげで一般的な映画として認知されたことも喜び、帽子を取って丁寧に御礼を述べた。
TVシリーズと比べてのコメント。
飛田さんは「監督からも再三、舞台の再演と思ってやってくれと言われた。新作の新しい役としてやった」と満足そうなお顔。
次にいきなり話をフラれた鈴置さんは「なんだよ」とちょい強面風(笑)。「20年経って心配でしたが、精一杯頑張ったので、どこまでハードルを越えてクリア出来たか見てほしい」とお上品に纏めたw。
島田さんは「3Dの映画みたいに、今まで見てたものがガッと目の前に現れ、新たな作品になった」
Gacktさんは「声優陣に囲まれて嬉しい」と緊張しつつ、「楽屋ではシロッコの横で、こういう男かと台詞が浮かんできた」富野監督には「お疲れ様と言いたい。新しい作品も見たい」と。シンに曲名を間違えられたが、「一言一句ムダのないバラード」とポツポツと情熱を持って話した。
ラストで富野総監督は「年とったから分ることかもしれない」と前置きし「Ζガンダムで体感する愛という形ができるのではないかと考えた」「皆さんがいてくれたから、Gacktが背中を押してくれたから」とまた丁寧に御礼を述べ頭を下げた。
正味20分弱。盛大な拍手と歓声の中、皆さんが退場。この後フォトセッションだとか。
そして私達は、劇場版3部作の完結編を鑑賞。
 ̄
富野総監督がおっしゃった「誰も知らないラストシーン」の為に、作品描写や内容に関しては公開日にて。
ほんのちょっぴり雑感。
エマとヘンケンのイチャイチャぶりが微笑ましい。福井晴敏氏が言ってた「デキてる」発言の意味が分ったw。小杉十郎太が可愛いv。
ケーキが美味そうだった。楽しそうだった。
男を知ってる女と生娘とじゃ、やっぱ考え方が違うんだろうな。
ライブラリー出演か。
TV版ラストシーンより、今回の完結編ラストシーンのほうが私の好みだ。20年前に見てたら、Ζを毛嫌いすることもなかったろうにw。
そして飛田さんのカミーユ!
ますます艶と演技に磨きがかかった純粋な少年声に感激(*^_^*)。素晴らしい。何度でも聞きたい。カミーユが飛田さんで良かったとあらためて感無量。
ものスゴイ数のマスコミ撮影陣。ロビーには百式とΖガンダムの模型が飾られてたが、一般客は撮影もできず残念。予想通りGacktの女性ファン層が目立っていた。
司会進行で生粋ガンダムファンのDJシンジが登場し、舞台挨拶スタート。
声優陣が登場した後から、Gacktと富野総監督が更に大きな拍手と歓声を受けて登場。
上手側より、古谷徹、岡本麻弥、島田敏、勝生真沙子、池田秀一、Gackt、富野由悠季、飛田展男、新井里美、鈴置洋孝、浪川大輔の順で並んだ(敬称略)。新入りの浪川くんと新井さんはおとなしい。先ず挨拶。
飛田さんは茶系のジャケットに胸元に光るペンダント。「大人ってヤツはこの世界を何だと思ってるんだっ」とカミーユ声で言ってから、「星の鼓動は愛、完成しました」と簡潔。
鈴置さんは芝居がかった風に「素晴らしい感動を君達にあげようっ!」「年が年なので…」と言われたが、池田さんや古谷さんまで勝手に巻き込んだコメント(笑)。お芝居のチラシも配布してちゃっかり宣伝w。シンが「普段のブライトと違ってた(笑)」
池田さんはピンクのシャツにジャケット。「(シャア声で)まだだ、まだ終らんよ…とうとう終りを迎えました」
シンの「この方が木星からやってきましたっ」のフリで、島田さんが「この日を迎えてとても感激です」と。
古谷さんは白いセーターで「このステージに帰ってこれて、こんなに嬉しいことはない」と主役ぶるが、第1部第2部では脇役となり、「第3部では何とチョイ役のアムロ・レイ」と笑わせる。
富野監督は「20年経ってこういう作品が出来たのは皆さんのおかげ」と述べ、更にGacktやファンのおかげで一般的な映画として認知されたことも喜び、帽子を取って丁寧に御礼を述べた。
TVシリーズと比べてのコメント。
飛田さんは「監督からも再三、舞台の再演と思ってやってくれと言われた。新作の新しい役としてやった」と満足そうなお顔。
次にいきなり話をフラれた鈴置さんは「なんだよ」とちょい強面風(笑)。「20年経って心配でしたが、精一杯頑張ったので、どこまでハードルを越えてクリア出来たか見てほしい」とお上品に纏めたw。
島田さんは「3Dの映画みたいに、今まで見てたものがガッと目の前に現れ、新たな作品になった」
Gacktさんは「声優陣に囲まれて嬉しい」と緊張しつつ、「楽屋ではシロッコの横で、こういう男かと台詞が浮かんできた」富野監督には「お疲れ様と言いたい。新しい作品も見たい」と。シンに曲名を間違えられたが、「一言一句ムダのないバラード」とポツポツと情熱を持って話した。
ラストで富野総監督は「年とったから分ることかもしれない」と前置きし「Ζガンダムで体感する愛という形ができるのではないかと考えた」「皆さんがいてくれたから、Gacktが背中を押してくれたから」とまた丁寧に御礼を述べ頭を下げた。
正味20分弱。盛大な拍手と歓声の中、皆さんが退場。この後フォトセッションだとか。
そして私達は、劇場版3部作の完結編を鑑賞。
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富野総監督がおっしゃった「誰も知らないラストシーン」の為に、作品描写や内容に関しては公開日にて。
ほんのちょっぴり雑感。
エマとヘンケンのイチャイチャぶりが微笑ましい。福井晴敏氏が言ってた「デキてる」発言の意味が分ったw。小杉十郎太が可愛いv。
ケーキが美味そうだった。楽しそうだった。
男を知ってる女と生娘とじゃ、やっぱ考え方が違うんだろうな。
ライブラリー出演か。
TV版ラストシーンより、今回の完結編ラストシーンのほうが私の好みだ。20年前に見てたら、Ζを毛嫌いすることもなかったろうにw。
そして飛田さんのカミーユ!
ますます艶と演技に磨きがかかった純粋な少年声に感激(*^_^*)。素晴らしい。何度でも聞きたい。カミーユが飛田さんで良かったとあらためて感無量。
戦国自衛隊/映画 男たちの大和
2006年2月8日 映画火曜DRAMA COMPLEX『戦国自衛隊・関ヶ原の戦い』第二部。
ダラダラと長かった割には実が残らない結末。予想以上にひどかったバッド・エンディングで、あまり言及したくない(~_~;)。
映画『1549』の織田信長が石田三成になっただけのこと。
反町隆史@伊庭が小早川秀秋に聞かれた時、家康ではなく三成と言っていたら、歴史はどう変ったのか? おりんちゃんやあの時代の関係のない人々まで殺すことないじゃん。
家康が米国に見えて仕方ない。すると伊庭は不殺の角松か。そのくせ仲間を殺されたらバンバン撃ってるし。『ジパング』とは比べたくもないが、桃井さんだけが一人未来へ帰るという結末だけは絶対イヤだ!
 ̄ ̄ ̄
無料チケットもあったので、映画『男たちの大和』を息子を連れて観てきた。
プレミア試写会では前方座席だったのでイマイチだったが、今回はとても快適で見易い。
上映前CMが長過ぎ、映画が始まっても、前半はタラタラ静かに進行するので、気乗りしてなかった息子は少しウトウト。
しかし後半は一気に加速。グロイから嫌だと言ってた戦闘シーンに息子は集中。血を流し傷つきながらも砲撃を続ける兵士らの姿に特に惹かれたようだ。バンバン撃って爽快感がありカッコイーとも言ってた。え?なんか予想とは全く違う反応(~_~)。こういうのが男の子の感情なんだろうか? でも自分は絶対に戦わないし逃げると言ってた。
帰り路は親子で、大和リンチ状態、艦より飛行機、米国憎しの話でも沸いた^^;。
私は試写会の時と同じく、ラストの克己さんの「ごめんなさい」でやっぱり涙した(;_;)。「死んだらあかんよ」母や女たちの叫びが痛いほど胸を揺さぶる。
こういったことを語り継ぐこと。生き続けて未来へ託すこと。それが私達に出来ることであり、映画の意義であり、作品に関わられた人達や亡くなられた人達の思いでもあるのだろう。
ダラダラと長かった割には実が残らない結末。予想以上にひどかったバッド・エンディングで、あまり言及したくない(~_~;)。
映画『1549』の織田信長が石田三成になっただけのこと。
反町隆史@伊庭が小早川秀秋に聞かれた時、家康ではなく三成と言っていたら、歴史はどう変ったのか? おりんちゃんやあの時代の関係のない人々まで殺すことないじゃん。
家康が米国に見えて仕方ない。すると伊庭は不殺の角松か。そのくせ仲間を殺されたらバンバン撃ってるし。『ジパング』とは比べたくもないが、桃井さんだけが一人未来へ帰るという結末だけは絶対イヤだ!
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無料チケットもあったので、映画『男たちの大和』を息子を連れて観てきた。
プレミア試写会では前方座席だったのでイマイチだったが、今回はとても快適で見易い。
上映前CMが長過ぎ、映画が始まっても、前半はタラタラ静かに進行するので、気乗りしてなかった息子は少しウトウト。
しかし後半は一気に加速。グロイから嫌だと言ってた戦闘シーンに息子は集中。血を流し傷つきながらも砲撃を続ける兵士らの姿に特に惹かれたようだ。バンバン撃って爽快感がありカッコイーとも言ってた。え?なんか予想とは全く違う反応(~_~)。こういうのが男の子の感情なんだろうか? でも自分は絶対に戦わないし逃げると言ってた。
帰り路は親子で、大和リンチ状態、艦より飛行機、米国憎しの話でも沸いた^^;。
私は試写会の時と同じく、ラストの克己さんの「ごめんなさい」でやっぱり涙した(;_;)。「死んだらあかんよ」母や女たちの叫びが痛いほど胸を揺さぶる。
こういったことを語り継ぐこと。生き続けて未来へ託すこと。それが私達に出来ることであり、映画の意義であり、作品に関わられた人達や亡くなられた人達の思いでもあるのだろう。