本日の計画停電は中止。
やれやれ。おかげでコンビニのぴあは利用できた。
取れなかったものもあるが^^;、無事取れたチケットもあり。
8月の舞台…行けるだろうか。

 ̄ ̄ ̄
昨夜の『ミュージックステーション』。
久々のナマ放送で、日本のポップミュージックが、皆さんを少しでも元気にできるよう、歌とメッセージを送ってくれる趣旨だったようだが。

画面を見て唖然。
なに? あの女性司会者の半袖ワンピや、出演者たちの半袖Tシャツは…。
みんな真夏の格好をしていた(~o~)。
「勇気100%」を歌うNYCを楽しみにしていたが、白い半袖Tシャツで歌う3人にものすごい違和感を覚えて見ていられなかった。
スタジオの中はそんなにぬくぬくとあったかいのか。
暖房をガンガンつけて、ライトを煌々と強くするほどに(~_~;)。

みんな停電、節電といって、暖房もつけずに、厚着をして毛布をかぶってテレビを点けているのに。
被災地では、電気も通っていない中で、震えるようにして画面を見ている人もおいでだろうに。

同じ都内でも、まるで別世界のようなテレビ局。
テレビ局は節電しなくてもいいと思っているのか。スタッフも出演者も番組制作のために、特権でも与えられていると考えているのか。
ライトを絞って、暖房を少しでも消せば、随分と節電になると思うのに、何とムダな電気を使っていること。
これじゃ、みんなを“元気”にするどころか、“不快感”まで与えかねない。
プロ野球セ・リーグがナイター開催するのと同じ判断ではないか。

司会のタモリさんだけが普通に長袖の背広を着ていたのにはホッとした。他の人たちは、自分たちのその薄着の格好を何とも思わなかったのか。
たとえスタジオが暑くても、せめてテレビの向こうで震えてる人たちに配慮して、長袖のワンピースなりトレーナーなりを着ていればよかったのに。
何も真夏の格好をしなくても、メッセージや歌の力が本物ならば、思いは伝わっていくハズだ。

言動と格好のチグハグさに、テレビ局や作り手の思い上がりを感じた。
テレビ朝日は少なくとも、節電に取り組んでいないことが実証されたようなものだ。
不誠実なテレビ局による義援金のためのドラえもん募金など、とても信じられない。
今後テレビ局側は、よくよく視聴者の厳しい目を思い知って、節電に取り組む番組作りを目指してもらいたい。

 ̄ ̄ ̄
『とある魔術の禁書目録II』第21話
EDテロップの名前が先にきたが、後方のアックア役で東地宏樹が登場。
話やキャラクターがごちゃごちゃし過ぎて、原作を知らない私は展開に殆どついてけない状態だが^^;、これで新たな局面に入ったようだ。それにしても東地さんのアックアが「私は聖人だ」って。“星人”って意味じゃないよねw。

科学を否定する宗教…。かなり気張っていたヴェントの叫びに、映画『アレクサンドリア』がふつふつと脳裏に浮かんだ。
計画停電5日目。

本日は免れたようだ。
う~ん。昼間ならやって頂いても不便はないのだが。

街中に小中高校生たちが溢れている。
学校も休校になったりし、交通網も不安定だしで、特にやることも見つからないのだろう。
薄暗くなっていたゲームセンターでたむろしている集団を見ると、複雑な気分になる。
家の周りの体育館やスポーツ施設はすべて休業状態。
部活動が禁止になった息子は、昨日わざわざ神奈川まで出向いて体育館で少々汗を流してきた。だが予測不可能な大規模停電の告知のため、帰りはもの凄いラッシュアワーに巻き込まれ、ほうほうのていで遅くに帰宅してきた。しばらくは電車に乗りたくないという。

私はまだ近くのカーブスで身体を動かせるからいい。
この閉塞感の中で、子どもたちの精神が病んでいかないかと心配する。

 ̄ ̄ ̄
★ゼロサムWARD(ワード).20

本誌巻頭カラーは、峰倉かずやイラスト連載『賽遊記』。Dice of Destinyとはシャレてるw。
三蔵と天蓬だと、でっかい灰皿が必要になると思うが、そこはそれ、同室者たちへの思いやりで禁煙しているのだろうw。三蔵の歌は意外と点数が高そう。
ゼロサムと同様、ドラマCD『最遊記外伝5』誌上通販の案内と、保志さんインタビューあり。

付録は『最遊記外伝』OVA発売記念小冊子【花宴】。峰倉氏描き下ろし満載でカラー16ページ。
先月の桜雲の章先行上映会のリポート(1回目)や、関俊彦、保志総一朗、平田広明、石田彰のスペシャルインタビューも掲載。写真の衣装から察するに、1回目と2回目の間に受けたインタビューなのだろうか。この関さんは眼鏡なしでカッコイー。この赤い石田さんは貴重かも。
イベントには出演されなかった東地宏樹と寺田夏穂のインタビューまで掲載。東地さんだけだよ、ハートマーク付けてるのw。

あのイベントから、もう一ヶ月経つんだね。
あの時は、よもや日本がこんな悲劇に巻き込まれようとは思いもしなかった(;_;)。

描き下ろされたイラストの四人は、とても穏やかで平和そうだ。
花と水、音と本…生き物になくてはならない大切なものばかり。
四人を待ち受ける悲劇を思うと、いっそう切なさがこみ上げる。
第弐巻 散華の章は6月24日発売予定。
その頃までに立ち上がれることを祈って。

地震酔い

2011年3月17日 生活時事
計画停電4日目。

停電時間前に準備はしていたが、停電はなかったのでほっとした。
それにしても夕方になると急激に冷えてくる。暖房類は全く使ってないので体が寒々としてくる。

“地震酔い”になったようだ。
地震でもないのに何となく揺れてるような感じで、ふわっと眩暈が起きたりする。ゆらゆらと小船に乗ってるような感覚にも陥る。軽い車酔いと同じような気分だ。
もともと車酔いする性質だったが、今回は長い地震を経験したショックとストレスも要因かもしれない。
だから小さな揺れにも敏感に反応してしまう。震度1や2にもすぐ気づき、子どもとは「今、揺れたでしょ」「え?そうだった?」なんてやり取りも珍しくない。

 ̄ ̄ ̄
朴路美さんのシーラカンス・プロデュース、宮野真守さん主演の舞台『戯伝写楽~その男、十郎兵衛~』が、3月27日までの全公演を中止するお知らせがきた。
当初は3月17日までの中止が、結局残り全公演が中止になった。
東日本大震災の影響による断続的な余震、計画停電、福島第一原発の状況など考慮して、安全を最優先とした結果の決断だという。
観劇を予定していた者たちと同じく、スタッフやキャストも残念無念に違いないだろう。
近い将来この作品が再演されることを願う。

KSB‐Clubからは、4月上旬からの『コントンクラブ ~image4~』を上演することに踏み切ったというお知らせがきた。
上演するべきかどうかというより、最終的に「今、私たちには何ができるのか」を考えたという。今回のチケットやグッズの収益の一部を義援金として寄付したり、募金箱もロビーに置くという。
この決断もエンタメを追及する人たちにとってのひとつの道だろう。

停電と中止

2011年3月16日 生活時事
計画停電3日目。

計画停電の実施時間丁度に、一つだけ点けていた電気がふっと消えた。あまりの正確さにちょっと驚く。
夜中の真っ暗闇ではホントに何もできない。時間帯が過ぎるのを家の中でただ待つのみ。
溜まっていたメールは打てる。ニュースは見れるので携帯はありがたい。
前もって夕食の支度をして食べておく。断水するので水を溜めおく。トイレはなるべく停電前に済ませる。
暖房は使えないので、寒さをしのぐため布団に潜り込むと、眠気が増してくる。このまま寝てしまいそう。

夜の停電中の無力さを思い知る。被災地の方はこういう苦労をたんとしているかと思うと胸がつまる。

イベントや公演中止の情報が続々入ってくる。地震の影響プラス、計画停電の影響も計り知れない。
東京国際アニメフェアが中止。都知事への天誅かもしれんw。ACEの中止も時間の問題か。
4月の薄桜鬼イベントが中止。ヤフオク一掃も兼ねた措置かも。次は銀魂の番かな。
会場実施の可能性や参加者の安全確保がムリならば、中止するのも仕方がない。

ヒーローさんやウルトラマンさんのツイッターを見て、心が慰められると同時にホロリとくる。
特に、ひらがなの文字が優しく目に届く。被災地のお子様や大人たちにも何とか思いが届いて欲しいと願う。

石巻市に住んでいた知人の行方を捜しています。コミュや避難名簿を見ても確認できていません。無事に避難されていることを祈るばかりです。

映画 SP 革命篇

2011年3月16日 映画
映画『SP 革命篇』を観てきた。

始まって10分ほどして、突然地震で揺れ出したので、少々ビビった^^;。11階だったので、なおのこと揺れを大きく感じた。しばらくリアルに緊張しながら画面を見ていたが、幸い揺れは収まって、そのまま上映が続けられたのでホッとした。あとで震度3だと知ったが、映画鑑賞も命がけだ(・_・;)。

内容的にあまり進展しなかった『野望篇』から数ヶ月。
復習も前日ドラマも観なかったので、人物などチョコチョコ忘れかけていた。

衆議院本会議場を舞台に、ついに動き出した尾形らの野望を砕くため、井上ら第四係SPたちが立ち向かう話。
人気ドラマの完結編というより、劇場版第2作目といった括りがふさわしい。

舞台や役者こそ違えど、海自のエリート集団が国家権力の腐敗に復讐しリセットしようとした、映画『亡国のイージス』とそっくりな空気感に苦笑した。
尾形の“大義”というのは所詮恨みや復讐ごとに過ぎなく、結局は自己満足を遂げれば解決するもの。
日本国において人為的な“革命”ほど成功しないものはない、とあらためて証明した作品だった。

テロリストのシナリオが別の者によって加筆修正され、更に闇の黒幕によって変更が加えられ、当初勝手に予想したものと違った結末になっていた。常に緊張感が求められる、厚味を帯びた骨太な物語となっており、人物描写にも深みを与えている。
その中で、同じSPに対しては絶対に銃口を開かない信念を貫く井上らの姿が、滑稽な中にも清々しくさえ見える。格闘技など白兵戦をメインに据えたアクションシーンは、日本映画において誇れる持ち味だろう。

これは岡田准一と堤真一ありきで成功した映画だともいえる。
岡田さんは習得し鍛錬した格闘技をいかんなく発揮、身長の低さを逆手にとった技などは、粘り強く柔軟な井上の生き方をそのまま体現したようだ。
岡田さんがグイグイと攻め込んでいく姿に比べて、堤さんは一枚一枚ナマ皮が剥がされていくような役で、演じるほうも精神的にシンドかっただろうと思う。
映画で堤さんが笑みを見せたのは最初と最後の2回ぐらい。あとは怒りや辟易、悲哀に苦みに諦めと、すべて切なさを瞳に閉じ込めた顔ばかりだ。
堤さんの切ない執念の魂か、岡田さんの正義と誇りの魂か、二人の目力が激突する映画でもあった。

第四係SPの三人もイイ目力をしている。真木よう子は爽やかなほどのサドっぷりで、こずかれる松尾論は愛らしいし、神尾佑は頼もしいリーダーぶり。
香川照之は憎たらしいほどの存在感で、山本圭は役者魂を見せ付ける凄み。
舞台『国民の映画』に出演中の平岳大が演じた滝川英治を、役者の滝川英治はどのように思っただろうかw。映画でワインを片手に寝そべっていた様子がまるで跡部みたいだったw。話題の邦画には悉く顔を出す波岡一喜は、密かに第二の香川照之だと思っているw。
ところでビートルズまがいの4人の行動に、当の関係者からは何もクレームがつかないのだろうか。

井上の“シンクロ”能力は殆ど話と絡まなかった。
暗躍する不気味な謎の組織も含めて、まだまだ続編は作れそうだし、作る気満々に思えてくる。
革命ごときで国家権力は揺らぐことなく、腐敗の一枚二枚剥れただけでは、政治家も官僚も殆ど被害は及ばない。なぜなら腐敗まみれだから。

だが人為的ではない惨劇が、国土と人々を襲ったとき、日本は変革せざるをえない状況を強いられる。少なくとも、内閣不信任案を突きつけられる直前だった男は、一週間前にその地位が守られ、政務する猶予を与えられたのだ。日本の政治も経済も外交も、日本人の生き方そのものも、変革する時期に来ているのだろうか。
作り事の革命より、現実の変革がさし迫っていることに、恐さと緊張感を隠せない。


映画『プリンセス トヨトミ』では大阪全停止。堤真一は関西弁の役じゃないのか。

映画『アンダルシア』は、『アマルフィ』に続きまた東地宏樹さんの予告ナレーション。テレビ版は撮り直しなのか、映画版と声音が違うのがミソ。
映画『アレクサンドリア』を観てきた。

エジプト・アレクサンドリアへは四半世紀前に行ったことがある。
街中には女性の姿は見えず、男性たちが仲良く手を握ったり肩を抱き合って歩いている様子が目にとまった。
この映画に出てくるのも、メインの女性はヒロインのみ、あとは男ばかりが溢れかえり戦っていく話だ。
まっこと、男と女の人口比率が1:5位の世界だったら、この世から争いごとはなくなるかもしれない、とフロルの星が思い出された。

ローマ帝国末期の4世紀のアレクサンドリア。科学を否定する狂信的なキリスト教徒により、古代神々を信じる異教徒やユダヤ教徒が駆逐され、ついに女性天文学者が虐殺されるまでを描く。
古代宗教の破滅と、ユダヤ教の討伐の二部構成。二つの間に数年間の隔たりがあり、天文学者ヒュパティアの教え子だった3人の男のたちの後の運命が交錯するのが見どころのひとつ。

当時学術文化都市だったアレクサンドリアには、偉大な図書館があった。遺跡に残された空の棚を見る度に、ここにはかつてたくさんの書物や巻物が置かれていたのだなぁと虚しく思ったものだ。
図書館がキリスト教徒に襲撃され、1つでも多くの書物を持って逃げようと懸命になるインテリな知識人たち。それでも持ちきれなかった書物は悉く焼かれ灰になってしまった。図書館はあっという間に占拠され、家畜の住む家と化したのである。

キリスト教が貧しい下層民たちを中心に広まったところが面白い。奴隷タオスは、主人ヒュパティアに思いを寄せながらも報われず、自由になり認められるためにキリスト教に改宗する。ヒュパティアに求婚したオレステスは、愛を成就させ長官になるためにキリスト教を受け入れる。
学問に熱心で知性的で穏やかで美しいヒュパティアは確かに魅力的だ。だが「何が起きようと私たちは兄弟」と言っておきながら、奴隷は奴隷としてしか見ておらず、口だけ出して何もできない。上っ面だけの傲慢で出しゃばりで鼻につく女にしか見えなかった。信念をもつのも結構だが、郷に入れば郷に従え。男社会において学問をやりたかったら、慎ましくひっそりとあるべきだろう。

古代アレクサンドリアを再現した街が壮大で細密で素晴らしい。巨大な像が倒される場面や人々が押し寄せる様子は迫力があった。
黒い衣をまとったキリスト教徒が動き回る上からのショットは、まるでアリが蠢くようで不気味だ。

後に地動説や万有引力がガリレオやニュートンによって発見した際も、宗教とは軋轢があった。いち早く体験したヒュパティアは、はたして早く生まれ過ぎたのだろうか。
だが支配階級によって貧困と疫病が生み出される混沌とした時代では、理想や知性よりも、現実と武力が凌駕するのは当然。知識が増えてもお腹は膨れまい。歴史の変革期には犠牲がつきものだと見せ付けられる映画だった。
計画停電2日目。

朝方、目を覚めたら、停電にはなっていなかった。
「計画停電の地域」の停電時刻に指定されていたが、停電からは免れたらしい。
停電時刻が終わるまではいつ停電になるか分らないが、この貴重な電気の時間をムダにしないため、炊事洗濯を手早くこなす。
明日以降の停電は、また違う時刻に設定される見込み。意識と体を慣れさせたい。

でも一部の団体は、「計画停電だから」を理由に、仕事が緩慢になっているように思う。

福島第一原発の火災で、放射能を含んだチリが風で拡散するとのこと。
どこまで影響が出るか不明だが、いま屋外にいる人も屋内にとり急ぎ待機したほうがよさそうとのこと。
戒厳令がしかれたような世界だ。

 ̄ ̄ ̄
WEBラジオ『ツダケンの○○○○(仮)』。
第一回「ツダケンのラジオはじめます!」が配信中。プレ配信は聞いてない。
節電とは相反しそうだが、聴ける時にと聴いてみた。

パーソナリティは津田健次郎。関西アクセントの達者なノリの喋り。
アシスタントが藤原祐規。この二人って、去年観た『リボーンBLUE』のスパナ&ベルフェゴールだが、『マグダラなマリア』のグレイス&クリッパラじゃん! もしや舞台の宣伝も兼ねて?
タイトルも「ツダケンロードショー はてるまでラジオ」に決定。この二人のノリが舞台まんまw。

記念すべき初ゲストが石田彰。ツダケンの大ラブコールとかw。二人は『テニプリ』や『ガラスの艦隊』で共演、バイクの話でガッツリ話したそうだ。でも石田さんと藤原くんの共演はいまひとつ、石田さんは殆ど覚えてない^^;。
津田さんのはちゃめちゃでパワフルなテンションに、石田さんも巻き込まれながらついていく。
お笑いとPerfumeが好きな石田さんに、どんどん食い込む津田さん(笑)。「周りのことがすっごく気になる石田彰」「フェイドアウトの石田彰」が明るみになり、石田さんのニックネームも“あーさん”から“あーちゃん”へw。これには石田さんも「やだなあ」。
さりげにシモネタをしこませるツダケンを相手に、石田さんまで「山じゃなく穴だから!」「アナなので」とアピール(笑)。石田さんのシモネタってはじめて聞いたかもw。次回も一緒に「はてようぜ」(ウィスパーヴォイス)にとろんv。
エピローグのこそこそ話がやけにエロッぽい(*^。^*)。Perfumeのライブに今度こそ行きたい石田さんなのだった。

第2回のゲストはダレかしらん?この二人なら、KENNとか市瀬くんとかがきそうだな。
5月の『マグダラなマリア』の告知宣伝もするかもね。初日だけ行ける予定。

まだ東北地方太平洋沖大地震の前の収録だったので、愉快な三人のノリにほっとさせられた。
昨夜、急遽発表された計画停電。
詳細な情報が欲しくて探したが、テレビのニュースより、ミクシィのニュースのほうが頼りになった。

計画停電のために、首都圏の交通網は大混乱。“計画停電パニック”とでもいおうか。
スーパーもショップも、ことごとく早仕舞い。

だが本日、12時から予定されていた「計画停電の地域」の我が家は停電にはならなかった。計画停電はどうやら急遽中止になったようだ。
東京電力や区役所やら、情報がなかなか来ないのがもどかしい。

3月15日以降の計画停電時間帯についても、今後の状況次第。
こういうのをはたして“計画”と呼べるのだろうか。
こういう計画停電状態が4月末まで続くことになるとは、精神的にしんどくなりそうだ。
もちろん節電は続けていく。

首都圏のスーパーやコンビニは、日曜から早々と“品切れパニック”だ。
商品供給が遅れているため、停電や不測の事態に備えて買い占める人が殺到し、パンやカップ麺や牛乳など一部の食料品や飲料水、乾電池などが品切れになっていた。空になった棚を眺めて、呆然となった。ペーパーを買い占める人も多く、ひと昔のトイレット・ペーパー事件を思い出す。
当分こうした状況が続くとなると、生活維持も困難になりそうだ。

 ̄ ̄ ̄
3月12日の『遙か祭2011』でお披露目する予定だった、幻の告知スポットが12日に配信。

舞台『遙かなる時空の中で2』。
脚色・演出のキタムラトシヒロ氏曰く、少しでも元気になってもらえるなら…ということで。

アクラムやシリンの鬼一族、邪香妃や惨魏のオリキャラは、前回の舞台『遙か』と同じキャスト。
八葉はキャスト一新。キャラクターが違うのだし、キャストも違って当然か。ついヴォイスキャストをあてはめてしまうw。
注目はダブル加藤の起用。加藤慶祐が平勝真で、加藤良輔が安倍泰継。 彰紋が植田圭輔の彰紋、JINの翡翠はピッタリ。ちょっと驚いたのがStudio Lifeの松村泰一郎が源泉水をやること。『11人いる!』では可愛かったし、ミカシュンに続いてほしい。
劇場版アニメ『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』を観てきた。

土曜日に観るハズだったチケット払い戻しのついでに、前売券を使った。
池袋の映画館はちゃんと営業していてよかった。

放映18年目を迎えた尼子騒兵衛原作の人気アニメの15年ぶりの劇場版。1時間20分の長編だ。
夏休みの宿題のトラブルがきっかけで、戦闘中の二つの軍隊の密約を知った“忍術学園”の忍たまたちが、手分けして情報収集と救出作戦を遂行。全員が出動して“いくさ”に立ち向かっていくお話。

冒頭シーンで見せ付けられるが、忍たまが生きる世界って“戦国時代”なわけだ。
さまざまな城主がいくさをくり返し、忍術学園の周りは味方も多いが敵も多い。日常茶飯事のように、人の生死や怪我や病気が隣り合わせにある緊迫した情勢。身分的にも、城主や侍、町人や村人がひしめき合い、其々の利益や企みや思惑が交錯する。
そんなシリアスな世界観にあって、忍たまたちが持ち前の明るさと優しさ、勇気と行動力と団結力で頑張るところに、笑いとギャグと可笑しさが生まれるのだ。

人気キャラクターが殆ど出てくるが、キャラを知っているほど、話にも深みと面白さが出る。今回は六年生と四年生と一年生の活躍が目立つ。
乱太郎(高山みなみ)きり丸(田中真弓)しんべヱ(一龍斎貞友)はいつもの如しのパワー。
キーマンは保健委員長の善法寺伊作(置鮎龍太郎)。タソガレドキ忍者・雑渡痕奈門(森久保祥太郎)とのエピソードはテレビでもあったが、それがまた花開く。オッキーと祥ちゃんの絡みがステキw。
六年生の攻めの活躍には『ミュんたま』が思い出されてニンマリ。立花仙蔵(保志総一朗)はイイトコ取りで、ホッシーの劇中歌が愉快w。
髪結いの斉藤タカ丸、火器の田村三木ヱ門、忘れてならないナメクジの山村喜三太にも注目。
加藤団蔵を若旦那と呼ぶ清八、照星を尊敬する佐武虎若とその父・佐竹昌義の関係も見どころ。照星(松山鷹志)は実にニヒルで格好良い軍師っぷり。
もちろん先生方も大活躍。特に土井半助(関俊彦)は優しく世話するだけでなく、チョークや出席簿を使う戦闘シーンも必見でカッコイーv。山田伝蔵の伝子さんも楽しめるし、利吉もミステリアスに協力。
大間賀時曲時の声はテレビと違って河本準一。田村亮は慣れている感じ。
テロップに流れる声優陣の数が半端なくスゴイので、チェックする楽しみもありそう。

「印を取る」「かばいの制札」など、知らなかった豆知識もあって勉強になる。昔は書面の約束事が重要だったのだ。
細長い紙の暗号文は『ミュんたま』にも出てきたね。カノン砲や火縄銃など武器も多彩に出てきてリアルな雰囲気を残した。
学年の枠を超えた委員会の絆が大きく、其々の得意分野で切磋琢磨する忍たまたちが頼もしい。

熾烈な戦いの場にあって、乱太郎たちが敵味方の区別なしに手当てをするところが、この話の肝だ。
「なぜ敵を助ける?」「だって、保健委員だから」
シビアな現実を超越したところに、忍術学園と忍たまたちがあるから、大人たちは惹かれるのだろう。


ナムコ・ナンジャタウンの無料券があったので、ついでに寄ってみた。地震の影響で18時まで。
3Fでは『マクロスF』と『銀魂』のミニアトラクションやグッズやフードが展開中。

銀魂のオリジナルグッズショップでは【桂マート】が開店中。
「か~つらかつら♪」「ここが安さのビッグ・カツラ!」と石田彰ヴォイスが流れてニンマリv。ヘコみそうな心がひと時癒された。桂ミラーを買っちゃった。

ヤシマ作戦

2011年3月13日 生活時事
地震から二夜過ぎて、ヤシマ作戦をひっそり遂行中。

とにかく、今すぐに自分ができることはこれくらい。
暖房はもちろん、できうる限りの節電につとめている。

電気、ガス、水道…そして、人の存在。
当たり前のことが当たり前ではないと分かって、今しみじみと、その有り難みを噛み締めている。
昨夜は18時頃に調理した夕食を、久々に揃った家族が全部平らげてくれた。避難の影響できっとお腹が空いていたのだろう。
作る喜び、食べられる幸せを心から味わった。

宮城に住んでる友人と昨夜やっと連絡がついた。
ほっとひと安心。
まだ連絡がつかない知人もいるので、無事でおられることを切に祈るばかり。
土曜日曜と予定されていた『遙か祭』が中止となりました。
1月の遙かにも参加したし、根本さんを拝みたかったので、とても残念です。
でも仕方がありません。
また参加できる機会があることを願います。

映画館も軒並み営業停止となっているようです。
本日予定されていた邦画の舞台挨拶も中止になりました。
こちらも楽しみにしていたので残念ですが、仕方がありません。

余震も続いていますので、油断なりません。
こちらではガスがとまったままですが、電気で何とか生活しています。

テレビやネットで各地の被害があきらかになって、思った以上の悲惨な状況に驚愕し胸が痛みます。
被災地の皆さまのご無事とご回復をお祈りするばかりです。
一日でも早くお元気になられますように。

NZの友人から先ほど「Are you OK?」のメールが届きました。
NZでも頻繁に東日本大地震のニュースが流れているそうです。
CHCの地震では日本から多くの救助隊が行きましたが、今度はNZから日本に救助隊がきてくれるそうです。
助け合いの心。有り難いことです。
他の方からも色々メールを頂きました。お気持ちだけでとてもありがたかったです。
スッゴイ地震でした!(~o~)
ン十年、生きてきて、こんなに大きな横揺れを長く感じたのははじめて!
まるで車酔いみたいな気分になって、気持ちが悪くなりそうだった(・・;)。
これが直下型のタテ揺れだったらと思うと気が遠くなりそう。

今日は午前中は自分の病院へ、午後は母の病院へ。
病院で父と待ち合わせをしていたが、父が15時頃にと言ったのを、もう少し早く14時半頃にして欲しいとお願いした私。
今思うと、30分早くしてもらって正解だった。
先に母を見舞った後で、エレベーターを降りて、1階ロビーで父と待ち合わせ。
ほんの少しして、地震が起きたのだ。
停まったエレベーターの中に取り残されなくてよかったし、父とも無事に待ち合わせした後でよかった。
他の面会の方と一緒に、病院内のソファに座って、じっと地震が過ぎるのを待った。
医師や看護師たちは慌しく動いていたが、若い人もいて心強かったし、テレビで情報はすぐ分るし、ラウンジで飲み物は自由に飲めるし、もし怪我でもしたら手当てもしてくれるだろうし、最適な避難場所ではあったと思う。

家族にメールで連絡を取ったら、無事だったのでひと安心。
どうやら私鉄や地下鉄ともに運行がストップし、帰れない状態だという。息子は早くも学校に泊まる予定。
地震がもし昨日だったら、私も観劇で出かけていたので、電車が停まって家に帰れなかっただろう。
昨日じゃなくてホントによかった。

家に帰ってきたら、玄関の電気が点いていてビックリ。災害時は自然点灯になるようだ。
居間に入ると、ビデオやオタク物が雪崩れになっていて足の踏み場がなかった(~_~)。
わかっていたことなので自業自得。
ちまちまと片付けながら整理をしてたら、お宝を発見!
テニミュ1stのはじめの柳たち青学のチラシと、12年前のルビー学園祭新聞。
写真のみんな、若いっw。

「よかったさがし」ではないが、どんな大変なときも困難なときも、気持ちを切替えてヘコまずあせらずやっていきたいと思う。
パルコ・プロデュース『国民の映画』を観てきた。

三谷幸喜氏50周年記念のSTAGEの第2弾。
パルコは撮影不可の堅苦しさがあり、縦長の会場は観辛いので、あまり好きではない。

ナチスの宣伝大臣ゲッペルスは、全ドイツ国民が誇りに思う理想の映画「国民の映画」を作ろうと、映画関係者や俳優をホーム・パーティに招く。ところが招からざる客まで混じり、様々な人たちがぶつかり合う群像劇。
三谷氏が当時のドイツと映画についてかなりよく研究され、渾身の力で書き下ろした傑作であろう。

ナチスといえば、先日観たミシマダブル『わが友ヒットラー』が浮かぶが、登場人物が見事に重なっていないところがいい。ゲッペルスにヒムラー、ゲーリングと殆ど実在した人たちが出るので、馴染みは薄くても興味はわき、すっと物語に入っていける。
当然シリアスで重苦しいテーマになるところを、三谷氏は彼らをおそろしく人間味たっぷりに描いており、ユーモアとウィットに富んだ笑いを散りばめる。達者な役者陣も絶妙な掛け合いや間を演じて、彼らの魅力がまた笑いを誘発させた。
舞台でもうひとつの主役というと、映画黎明期からの数々の映画タイトルだろう。馴染みのない作品もあるが、映画好きのゲッペルスが超えるべき目標とした「風と共に去りぬ」は場面が浮かびそうな匂いがあった。
セリフに度々出る「あの人」に『ハリー・ポッター』を、聖櫃や冒険やムチに『インディ・ジョーンズ』を被らせて、お得意のオマージュ感も味わえる。

ゲッペルスの小日向文世は、温かさと冷たさを明瞭にして、純粋な少年と胡散臭い年寄り風を複雑に繊細に演じきる。足を引き摺る様子が大変そうだが、踊りをちょっぴり披露したり、よく動き回ったりと、活発な存在感を見せた。
段田安則のヒムラーは、存在感が薄い設定ながら、軍服に蟲のウンチクと、得体の知れない恐ろしさと可笑しさを持ち合わせる。
白井晃のゲーリングが体格のいいデップリ感でビックリ。役作りで太られたのかしらん。
相当な日和見でしたたかな映画人として、風間杜夫のヤニングスが実に面白くて逞しくて人間臭い。
『ジンギスカン』以来に観た平岳大はセクシーな間抜けっぷりを、今井朋彦は飄々とした爽やかさを、小林勝也は重厚な中にも愛らしさを表現する。
だが男性陣で異彩を放つのは、執事らしい執事ぶりがイタについて、その動きや表情につい目がいってしまう小林隆だろう。
『レ・ミゼ』以来に観るシルビア・グラブと新妻聖子は、歌の共演をチラっと見せ、役の上でも緊張感ある絡みを見せた。
石田ゆり子は細いし、吉田羊は胸があるしで、美しく可愛い華も健在。ナマの効果音やマイムまで見せるピアニストの存在も貴重。

この世界観で何でこんなに笑えるんだろうと思うくらい、一幕は痛快に展開するが、二幕になっても「国民の映画」製作発表までなかなか進まず、少々退屈になってくる。気伸びしたところで、後半、いきなり緊張感がやってくるから油断できない。
人間的だった男たちが、突然、無機質な言葉を吐く機械に変貌する。さっきまで夢のような風景が広がっていたのが、急に、現実の殺伐さに引き戻される。その天と地ほどのギャップに、恐ろしさと普遍性を感じ愕然とくるのだ。
映画は「嘘」で作られる。なら現実は「真実」なのか。夢の世界でしか生きられない映画人たちは、現実から目を背けるしかできない。コートや帽子で身を防御して、そそくさと逃げ出す様子が滑稽で哀れで羨ましくも思った。

ラストは三谷氏らしく、少々甘い気がする。私なら、あの夜からゲッペルスには、映画という映画をいっさい観れない状態にするだろう。それこそ、ささやかで最大な復讐とも呼べる。
この物語をエーリヒ・ケストナーの視点から描いたら、『美しきものの伝説』みたいな雰囲気になりそうだ。日本では、唯一、彼の作品だけが受け継がれている。

前回作品は啄木で、今回はゲッペルス、次は漱石だという。三谷氏の扱うものは、どうしてこう私のツボをおさえるのだろうw。
野田地図『南へ』を観てきた。

たまに観たくなるNODA・MAP。今回は『ザ・キャラクター』以来だが、後ろの席だったせいか、上演中眠くなってきてしまった。

火山観測所にやってきた男を待っていたのは巧みに嘘を操る女。火山の下の宿では折しも天皇僥倖のためのVIPの姿がある。やがて大噴火の噂が流れ、時空を超えて「嘘」が交錯する。

四角の枠に囲まれた室内は無味乾燥とした雰囲気。その枠を囲むように左右にコロスたち。
フィクションの様相を呈しているが、演じられる話は生々しい熱気と乾きを帯びて、リアルな不気味さと残酷さを抉り出していた。
いつものように言葉の目くらましや多面性に驚かされるが、お遊び的には少ないほうだ。セリフより、むしろステージ上の能動的な動きが目についた。
枠を揺らして地震を起したり、幾つものパイプ椅子を動かし様々なものに変化させたり、何十人もの人の動きで場を洗い流したりと、お手並みの鮮やかさに圧倒される。計算された巧みな演出で、マンパワーの凄さをまざまざと見せ付けられた。
シンプルだが機能的で、いかようにも変化できる衣装も注目。上着を着たり帽子を被るだけで、背景まで変えていくのが面白い。

NODA・MAPは『キル』以来の妻夫木聡と、NODA・MAP初出演の蒼井優が、軽やかでバネのある動きをして惹き付けられる。机やポールにヒョイと飛び乗ったり、身体ごと体重をかけて倒れ込むなど、ひたむきな中に道化的な面白さが滲む。
妻夫木くんは表情の豊かさが頼もしいが、演じ分けや変貌していく様子がやや単調。もっとぶっ飛んだ破天荒さも観たいと思った。
蒼井優の短い髪はカツラなのかな。キンキンした声と発声が耳障りだが、純粋で幻想的な雰囲気が似合っていた。オデコがカワイイ。

嘘と真実。うわさとまこと。情報と操作。「信」じられないものばかりを縦軸に、日本人と天皇の関係をえげつなく浮き彫りにしたり、米軍基地や南北朝鮮の闇に迫ったり、マスコミや大衆の醜さに触れたりしたようだが、あれこれ詰め込み過ぎたせいで少々焦点がぶれたようだ。しちめんどう臭い展開を見せて、野田氏のメッセージもやけにくどい。手ごわい物語でありながら、納得させない後味の不味さがあった。
天皇を利用して、詐欺する日本人…。
過去は分っているし、真実を突きつけたまではいいが、じゃあ我々はどうすればいいのか。憲法のあり方も含めて、日本国は今や噴火間近の危機に瀕しており、意識はしてても、人ひとりで国を動かせるわけもなし。天皇を崇拝すればするほど、日本国という火山に飲み込まれていくのが個人なのだ。
井上ひさし氏の『夢の痂』』とはある意味、真逆だろうか。天皇に謝罪していただく…までやっていたら、国民的感情としてはよほどスッキリくる。

カテコは結局3回もあった。最後は野田さんと妻夫木くんが握手か。ビデオにも収録されそうだ。
土日のガンダムに関連して。

『新機動戦記ガンダムW(ウイング)』も、あらたな展開というか、不気味な展開を見せている。

★月刊ガンダムエース4月号付録『Frozen Teardrop』スペシャルドラマ&トークCD

緑川光さんと関俊彦さんのトークが先。
『ガンダムW』放送当時の1995年から思いを馳せる。世相的には激動の時代だが、オタク的にもDVDやBDがない時代で、ファンはVHSにタイマー録画していたという。まさしくその通り!(笑)ネットも本格的でなかったので、ガンダムWファンはニフティの会議室を舞台に議論や熱弁を展開していた。キャラクターのファンクラブなんてのも出来ていたなぁw。
ガンダムに詳しい緑川さんと、ウイングとはご無沙汰な関さん。久しぶりのトークに昔の空気を感じたのか、関さんから緑川さんに「イヤな男だね~あいかわらず」なんて軽口が出たりw。
印象に残ってるセリフとして、ヒイロは「任務完了」デュオは「死んじまうぞ~」が登場w。

『Frozen Teardrop』についてのあらすじ。『Endless Waltz』から14年。MC0022。オーロラ姫の目覚めで、新たな戦いが幕を開ける。人工冬眠していたのはヒイロとリリーナ。全然変わらずに目覚めたヒイロは、まるでキリコ・キュービィか!?なんて勝手にツッコミw。トレーズの語られなかった過去も登場。
ドラマCDは隅沢克之氏による書き下ろしミニドラマ。約16分強。単行本2巻に台本あり。
ヒイロ・ユイは変わってないので、緑川さんの声も同じ。関さん曰く「ヒイロさんはズル」w。
関さんは、ファザー・マックスウェルとデュオ・マックスウェルの二役に挑戦。ファザーはちょいクール過ぎて、デュオはちょい明るさが…。関さんは演じ分けてはいるが、まだ探り探りで本調子ではなさそう^^;。

★【ガンダムWダブルキャンペーン】によるオリジナルボイスドラマ
対象書籍のオビのIDとパスワードを入力すれば聴ける。付録ミニドラマの続きになっている。
『フローズン・ティアドロップ1』は、ヒイロの声。
『フローズン・ティアドロップ2』は、出撃!白雪姫(スノーホワイト)&魔法使い(ワーロップ)で、ヒイロ&デュオのやり取り。このデュオの声は以前と同じになっていて好き!(^^)ヒイロは『SEED』のキラを意識してたり!?w 約4分。
ちなみに2巻には、隅沢氏による緑川さんと関さんへのコメントあり。1988年の『白魔の惑星』なんて知らない^^;。
『Endless Waltz 1』は、デュオの声。3/26発売でこれも買わなきゃならん^^;。
オビの応募券2枚でガンプラなどのプレゼント。6/25締め切り。

過去と未来の話が交錯する『ガンダムW』サーガ。
緑川さんと関さんが希望するように、はたして映像化はあるのだろうか!?
富野由悠季監督講演会&『機動戦士ガンダム』劇場版上映会に行ってきた。

場所は、みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)。
開場30分前に着き、入場整理券を貰ったが、チケットはいつの間にか完売になってるほど人気。
こういう公会堂でやるのは珍しいが、二日間通し券が千円のお得な価格が嬉しい。会場は男性メインの熱気で埋め尽くされていた。

先ずは『機動戦士ガンダム』劇場版を上映。
5日はI部とII部を、6日は劇場版3部作の最終章。約2時間20分。何度も観た作品だが、あらためて人間ドラマとしての面白さを感じる。
ミネバはあきらか母親似だが、前日の『ガンダムUC』が頭に残っているせいか、ドズルの顔がアップにされる度に吹く(^o^)。あの顔はヒド過ぎるっw。
フラウの初々しい声で、先週の81イベント『コエチカラ』に出演された鵜飼るみ子さんの顔がちらつき、30年の歳月を思う。
上映後20分休憩。


『富野由悠季監督講演会 「機動戦士ガンダム」から考える未来の地球-未来に向けて考えるべきことは-』。
前から3列目の席に座れたが、最前にコスプレ軍団^^;。

富野監督登場で、割れんばかりの拍手と共に「ジーク・ジオン!」コール^^;。会場を見渡した富野監督は「若いのがいない」「照れるゾ」と苦笑し、案の定コスプレには「こういうヘンタイ困るよね」と苦言w。
花が飾られた演台が用意されていたが全く使わず。用意してきた紙を手に持ち、ステージ前に立ったまま、たまに左へ右へと移動され、にこやかに熱く語りかけるように話す。
ネットで書かれるのを牽制してか、今日は個人的気分なことは言わないと。こういう一般的会場でアニメのイベントをやれるのも、世間がようやく認識してくれたおかげで、30年の時間はムダではなかったという。

未来に向けて考えていたこと。『ガンダム』の枕言葉「増えすぎた人類が…」のように、「地球は無限ではない」。有限な地球で、生命を存続させるにはどうすればいいか、我々は未来永劫どう生き延びられるのかを考える。
30年前にアニメやロボットを否定していた人も、ガンダムの中に未来を考える余地があると、一般的に理解され認識されるようになったと、あらためてアピール。

ガンダムに出てくるニュータイプを、単なる超能力者にしたくなかったという。ガンダムエースで対談した枝広氏の「ニュータイプ」論の考え方や規定が一番しっくりくるとか。劇中ではニュータイプ論が固まってなかったし(笑)。環境問題や資源の再利用。過酷な状況を突破するには、我々がニュータイプにならなければならない。ニュータイプが解決する社会をめざしたい。人類が変革するエキサイティングな時代にいるという。そのためには「資源と環境問題」を一般常識として意識しなければならず、経済的社会的に考えられる人を選ばなければならないという。

この一年で本気になって考えたのが「宇宙エレベーター」。『∀ガンダム』でも近いものを採用したが、国家レベルで技術開発するべきだ。液体ロケットなどは凶暴なもので、環境や大地を汚染するから。宇宙移民も宇宙エレベーターありきで、宇宙エレベーターは交通システムにもなるという。リアルに考えるために、ジャレル・ダイヤ作の「文明崩壊」をあげ、ハッピーなことが書かれてあったと、江戸時代の森林伐採計画を挙げる。

ここまであっという間の1時間。進行役のオギハラさんから富野監督に素朴な質問。
監督さんはお洒落だが、選ばれるのは誰?→「奥さんだと答えろと言われました」と苦笑。自分で一回スーツを選んだら叱られたらしいw。
この公会堂への思い入れは?→アニメファンクラブがはじめてできたのが『海のトリトン』で、千人のファンが集まったのがこの場所で、そこではじめてファンの顔を目の当りにしたという。当時は女子中高生ばかりだったと笑うが、ミーハーな声優ファンも多かったと思う。あの頃『海のトリトン』がきっかけで声優さんに一段と人気が集まり、はじめて雑誌で声優人気投票なるものも実施。投票結果でトリトン役の塩屋翼は3位だったハズ。

参加者からの質疑応答。挙手するのは男性ばかり。
★人の死について。『∀』までは若気の至りで人を殺してました、と苦笑する監督。政治家はリアルにやるんだし、人はそういう側面をもっている。人類の文化の若さ故の過ちだったとも言えるw。3年前に孫が生まれてから「自分の後にも続きがある」と思うようになり、死への恐さがちょっとなくなり安定した。同時に、人類の滅亡をリアルに感じ取れるようになったという。
★表現の自由について。表現は自由でイイ。だが「公共に向けて発表する表現の自由」とをいっしょくたにしている。公表しない限り好き勝手にやってくださいw。
★コスプレについて。いけないなんて言ってないw。「オレの見えるところでヤるな!」(爆)
★新作ガンダムの予定。僕以外の若い人たちがいっぱいガンダム作ってるので、どうするの?^^;実際お金と環境があれば…と前に監督もおっしゃってたしね。
★CM「マンダム」の影響。ないです。
★貧富の差について。これからは「豊かさを目指しちゃいけない」「人口を減らす」ことを考えないといけないハズだが、急にはコモンセンス(一般意識)にすることはできない。これから100年後には意識改革できるかな。人間は一度豊かになると貧しくなれない。だが宇宙エレベーターにより、自殺者を減らすことはできるかも。
ガンダムやアニメによって、リアリズムで鬱屈するところにいかずに済む。技術者や目のつけどころを若い人に託せる。若い人達に大いに期待された様子で、明るく考えていきたいと笑う。

いつものようにあっちこっちに話題が飛び、自己を振り返ったり俯瞰した見方があったが、昔(笑)と比べると、富野監督は本当に丸くなられて、分り易く納得させられるお話ばかりで、最後は綺麗に纏めて下さったと思う。
スタッフから花束が贈られ、いつものように帽子を脱いでお辞儀、照れながらにこやかにお礼をされる富野監督。
予想通り時間オーバーで終了したが、誠実で素晴らしいお人柄がひしひしと感じられ、充実した楽しいひと時だった。約1時間40分。
ミュージカル『テニスの王子様』オフィシャル応援団『テニミュ・サポーターズクラブ・プレミアム・パーティ』vol.1の2回目へ参加してきた。

今回からチケット料金がかかるが、会員証の確認はスルー。
座席指定で中ほどの席だが、前がずっと空席だったので、ステージは観易かった。
開演前はスクリーンで2/11千秋楽のライブビューイング映像。

司会は、初代カツオ役の堀田勝。今回のコンセプトは「キャストの素顔をさらけ出す!」とか。
テニミュ2ndシーズン『青学VS不動峰』公演キャスト19人が登壇。2列に椅子が並べられるが、どういう振り分けだか、座る席がみんなバラバラ。
みんな黒いテニミュTシャツ着用。かつらを被っておらず、普通の顔立ちなので、誰が誰やら?分らない人もいたり^^;。全く変わっていない上田くんはすぐに判明w。
好きな女の子のタイプは?のお題で自己紹介。なんとか判別できたが、すぐに分らなくなる人もいたり^^;。遠目だと、平牧くんと輝馬くんが思った以上にイケメンv。裕太くんと生成くんは10代だからやっぱピチピチw。

前列のトーク。MCは上鶴くん。関西弁のノリで弁舌達者だし適任。
お題は、地方公演のエピソード。10人がホテルや新幹線のことなどを語る。
後列のトーク。MCは真央くん。あまり知らないが、ハキハキしたノリで爽やか。
お題は、稽古場でのできごと。9人が誰かをネタにして語る。生成くんや裕太くんなど年下がターゲットw。学校ごとにダンスリーダーがいて、真央くんはダンスが達者らしく、三津谷くんが参考にしたとか。話も長くなり、和田くんがわざと欠伸w。
最後に全員が立ち並んで、小越くんより挨拶。約30分。チケット代取るなら1時間はやって欲しかった。
『ルドルフ・山吹』の稽古場風景も流れたが、D2の二人や賢章くんは目立つなぁ。

お見送りはメンバー全員とのハイタッチ! 選抜メンバーはやめたんだw。
最初は近江くんから。考えてみると、近江くんとはテニミュ公演に春どこにポールに今回と、今年一番ナマで観ている子なんだよね(^^)。
柔らかくタッチするのかと思いきや、後半につれて、バシッベシッと結構力強く手の平を打ってくるから笑った。デカいしね。みんな笑顔でお礼を言ってくれて気持ち良かった。願わくば公演中にもハイタッチしてくれたらテンション上がるのに。
最後は一年トリオから記念のアーム。次回公演からしていったほうがいいのかな?

『ルドルフ・山吹』戦はまたもや千秋楽が取れず、結局3公演観劇予定。
『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)episode3 ラプラスの亡霊』&初日舞台挨拶を観てきた。

いつものプラモの他に、今回はグッズも販売するが、パンフも同じ列にするとは何て非効率!
パンフだけ買うのに1時間待ちなんて、どう考えてもヘンだろ!? (・・;) パンフだけ欲しい人のために、他の作品と同じように売ってくれなくては。パンフ販売の二人は忙しそうじゃなかった。映画館側は反省考慮すべし。

入口でコミック『バンデシネ』プレミア冊子を頂く。
本編上映前に、池田秀一のナレーションで、episode1~2のあらすじ映像がたっぷり10分ほど。観てない人もいるし、間が空いて忘れかけていたので、これは良かった。

「パラオ」に留め置かれたバナージ救出の攻略戦と、《ユニコーンガンダム》を「ラプラスの箱」に導くラプラス・プログラムの施行を描く。
座標を開示させるにはNT-D発動が条件となるが、パイロットは無意識に操られることとなり、結果的にバナージを苦しめさせ畏れさせる。

原作未読だが、目まぐるしく状況や移動が変化し、たくさんの情報と心情が詰め込まれ、かなりキツキツな内容。エンディングにまで映像が続くほどの混雑ぶり。
其々の思惑や策略が絡み合い、群像ドラマとしても見応え。
複雑な構成ではあるが意外と分り易く、ファーストガンダムのセオリー通りに進むのでのめり込める。

今回のキーマンのひとりは、ダグザ・マックール中佐。episode2ではフロンタルとのかけ引きで手痛い思いをしたが、今回は軍人としての責務を全うして、自らの言動でバナージに深い影響を与えて導いていく。
思ったよりもダグザがしっかり描かれており、東地宏樹の声の力と相まって、人間味のある大人の男として印象強い。
ダグザのセリフにもあったが、バナージとは息子と父親のような関係にも見える。『ガンダム』のランバ・ラルのような存在で、少年を成長させていくターニングポイントに違いない。

マリーダの過酷な運命が流れる。ロンド・ベル副長のレイアムはいつも真実を突いて鋭い。
リディは年下の言葉に過剰反応w。アンジェロがウザくて、柿原くんの声にいつもイラつく^^;。
オードリーは自分の使命を見い出し、リディとともに地球へ向かう。
もちろん次は地球が舞台。思ったより速かったかな。あの絵もどっかで見たし(笑)。


上映後、ネタバレオッケーな舞台挨拶。

古橋一浩監督・福井晴敏・藤村歩(オードリー役)内山昂輝(バジーナ役)下野紘(タクヤ役)と登壇したのに、肝心の東地さんが出てこなくて、急遽欠席!?と少々焦った^^;。
しかも下野くんがMCとして左側に立ち、東地さんなしでクロストークが展開。
タクヤって誰!?な会場の雰囲気に、下野くんが学友だと説明w。悩めるバナージ全開なので、今はタクヤを全然思っていないそう。これからもどんどん欝に…と福井氏。
下野くんから内山くんに質問。『IS』では女の子に囲まれてるが、『ガンダム』でおじさんに囲まれてるのと、どっちが好き?→濃い現場でどっちも同じです。「どっちもイケる!」と福井氏。
下野くんから藤村さんに質問。バナージとリディ、どっちが好き?→バナージには可能性を感じるし、リディはイイとこのお坊ちゃん。「ケモノだよ」と内山くん、「のびしろが」と福井氏。現実的に養えるのでリディ、と藤村さん。

ここで、シークレット・ゲストで東地宏樹(ダグザ役)がやっと登壇。ほっと一安心v。
袖で聞いてて出難かったと照れる東地さんw。福井氏と藤村さんの間で、また真ん中の立ち位置。黒インナーに黒ジャケットに白チーフを覗かせ、テカテカの黒っぽいジーンズ。2月の時よりお洒落に見えたが、福井氏のお隣もあって、一段と格好良かった(*^。^*)。
東地さんはネタバレを交えつつ自己紹介もユーモアたっぷり。中学時代はプラモを買うほどのFガンダムのファンで、出演できて感無量だという。実写にしたら、高倉健さんに出て貰いたいとw。
ダグザに関しては、戦争にこういう軍人が必要で、武骨で男らしい人だと力を込める。今回のダグザについて、事前に音監から言われてたので楽しみにしていたが、意外とカットされてなかったとしみじみ。福井氏からもあらためて「イイ声だな」。
原作の福井氏とは飲み関係のようでw、これからも偶然を装って、池田さんとも繋がっておいて、飲み屋に寄ろうかなと東地さん。

福井氏は、1話で起承転結すべて、2話は走り出そうかなとし、3話は走り出したらもう折り返し地点。終わるんだろうか…が、いつも頭の中にあるそうだ。スタッフに死人が出そう…ともw。
古橋氏は、3話は内容もセリフも入らず詰め詰め。制作期間も一番短かった。若干どこかで見たカットも入ってるかも(笑)。
4話の公開は秋だが、「次回は大運動会ですよ」と福井氏。原作にはないものも出てくるそうな!?(笑)「今発表してない展開も出てくるので期待して下さい」という。
「3話はごめんなさいだけど^^;、4話はちゃんと期待できる作りになってる」と監督。秋まで少し間が空くかもだが、「大丈夫だと思います」と笑いがこぼれる。

ちなみに下野くんの一番の関心、タクヤについては、バナージが覚えていれば心の声で…!?(笑)この間までの話では、タクヤは今後活躍してもいいかもとなってるが、これからの話ではどうなる?^^;
「タクヤがMSに乗れることを夢みて」と下野くん。慣れないMCだったが頑張っていた。約30分。

フォトセッションは次の回かな。
2月に続いて東地さんを拝めて幸せ(*^^*)。ほかの人のトークにも積極的に絡んで、結構喋って盛り上げてくれた。何となく東地さんの目線がこちらのほうへくるのも感じたw。

ご一緒したTさんと、映画の後は昼食バイキング。お腹いっぱ~い。
来週は同じ新宿で、忍たまの初日舞台挨拶を予定。SPはムリだろうな^^;。
明日は池袋で、本家本元のガンダム、富野監督の講演会を予定。
『abc★赤坂ボーイズキャバレー Spin Off「ゲネプロ!」-自分に喝を入れて勝つ!-』を観てきた。

2010年夏のabc★『表』、abc★『裏』に引き続き、『表裏一体』の舞台・客席一体化公演。
夏の連続上演に気を良くした企業スポンサー「赤坂ビューティーセンター(通称:ABC)」により博品館劇場での再演が決定。初日の前日、客席にお客がいない「ゲネプロ」前の「場あたり」の最中という設定らしい。
abc★よ、またか…の感だが、この時期、赤坂ACTが取れなかったので、代わりにあつらえた感の博品館。これじゃHBC★かもw。今夏に控える大掛かりなabc★への、ツナギのような舞台に思えてしまう^^;。

役者はスタッフを演じたり、出演者を演じたりと二手に分かれ、博品館劇場の舞台上と客席の両方で芝居を進めて行く。
去年の公演を観てた人はニヤリとする雰囲気。舞台『ガラスの仮面』にも似た、リアルさと臨場感というべきか。
開演前からロビーでは劇が始まっており、役になっている南くんや柏さんらのやり取りを目にする。撮影日なので、その模様を撮影する本物のスタッフもいたりw。

出演者15人のうち、前回から同じ役を継いだのが何人か。新しい人が加入し新しい役も登場するが、見知らぬ男優さんもいるので、なかなか劇中の役と俳優名が繋がらず^^;。バラバンにも参加していないから馴染みもないのだ。

Studio Life組の表裏がここで合体。『表』に出ていた作・演出家の愛川役の岩崎大は、特有の立ちスタイルや話し方が気になったが、マジメで柔和な気質が本人と上手く噛み合っていた。『裏』に出ていた照明の早瀬は、仕事ができて頼りになり、相手が誰であろうとすっぱり言い切り観客に快感をもたらす。舟見和利が男らしい職人ぶりを見せ、これぞハマリ役といえよう。二人ともスタジオライフの本公演ではこういう役はやれないから、外部出演でこそ輝ける役どころといえようか。

落ち着いた雰囲気が出た柏木役の斉藤慶太、「天空旅団」仕込み熱血派の利根川役の柏進は、ベテランの風格を醸す役者役でノリにのってる。DAIZOもギターを弾いて澄んだ歌声を聞かせるが、今回は照屋としての役者面での演技がメインかな。三人とも殺陣もしっかり見せていた。
DVD撮影担当の榎木田役の永岡卓也は、今回も観客目線として舞台プロ用語の解説も担当、ひょうひょうとした芝居がイイ。
福山聖二演じるダンスチームの新リーダーの西が、髪型も変えて格好良くなってたw。

佐藤雄一の舞台監督がガッシリとした体格と表情で頼もしく見える。音響の平山佳延がフシギなムードで柔らかくサポート。池田純は「天空旅団」で組んだ先輩に面白く巻き込まれた。
憎まれ役の南圭介はやや演技が硬いかな。西海健二郎は踊りも披露して驚いたが、実際に役者の殺陣指導もされたと知ってビックリ。
大河元気はビジュアル系バンドのボーカリスト役だが、ビジュアルが森久保祥太郎にソックリ(笑)。去年舞台で共演したとはいえ、声も話し方も歌い方もどことなく似ていて、いつか祥ちゃんと双子の役をやれるんじゃないかと思うw。

音楽監督のほうは決着がついたけど、美術監督はどうなったんだろう?
脚本・演出の堤泰之は、こういう大人数でやる舞台を得意としているようだが、病院の裏側よりも舞台の裏側を描くほうが、やっぱり楽しいのだろうか。演出も多方面にわたり大変そうだが、劇中に出てくる演出家の愛川に思い入れが出るのだろうか。
この舞台の作り手に色々と伺いたいものだと思った。

4月の『コントンクラブ image4』にも、堤泰之さんの赤ちゃんの頃の写真が載ってるね。
8月9月は『abc★赤坂ボーイズキャバレー~2回表!~』上演。大くんと仲原くんに、ミカシュンも出る! ほかにも豪華すぎないか!? 
元気くんもすっかりケイダッシュ続きになっちゃったw。てか堤泰之さん、すご過ぎる。DCの公演もお願いしますよ。
特別展『仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護』を観てきた。

6日までなのでギリギリ^^;。
早めに行ったので、入場制限されずに見れた。

2009年12月2日、79歳で世を去った日本画家、平山郁夫氏は、創作活動と共に、世界各地で危機に瀕している文化遺産の保護にも尽力された。その中心となったのが、仏教関連の遺跡やシルクロードなどで、平和への強い祈りもこめられている。
本展覧会は、平山郁夫氏が関心を寄せた仏教伝来の道に沿って、そこに残された仏像や壁画など計約100件とともに、画伯の作画と活動の集大成ともいえる「大唐西域壁画」の全貌を紹介する。

序章:マケドニアから日本までの各地を、画伯の筆によって描かれた絵を展示。
平山氏は生涯を通じて150回以上も世界各地の遺跡を訪問したが、取材写真や取材地図、取材地の映像が紹介。★が平山氏の作品。◎が重要文化財。

第1章:〔インド・パキスタン〕マトゥラー・ガンダーラ
「天堂苑樹」★仏陀の生涯をあらわした“仏伝”シリーズ最後の絵。大きな金色の仏陀の立ち姿が幻想的。
第2章:〔アフガニスタン〕バーミヤン
「バーミヤン大石仏を偲ぶ」★平山氏が訪れた時は既に顔の部分が破壊されており、創造しながら一気に描きあげたという。
「破壊されたバーミアン大石仏」★再訪した時は爆弾で破壊されており、無残な姿だったという。
「仏伝図 カーシャパ兄弟の仏礼拝」◎内戦時の流出品で日本で保管。ショトクラの浮彫で、仏教文化隆盛を物語る。
第3章:〔中国〕西域
「楼蘭の遺跡 昼」★4~5世紀に滅んだ楼蘭の栄光を、仏塔の大きさが物語る。楼蘭で見つかった少女のミイラが思い出される。
「舎利容器」円錐形の蓋に円筒形の身で、舞人や楽人や天使が描かれて賑やか。大谷探検隊将来。
第4章:〔中国〕敦煌
「敦煌鳴沙」★シルクロードの起点・敦煌。鳴沙山に挟まれた寞高窟の規模や遺跡の全貌。
「敦煌三危」★吸い込まれそうなタッチと絵具使いに圧倒される。
「大方広仏華厳経 巻大八」◎則天武后の文字(則天文字)が使用された唐代盛期の写経。
第5章:〔中国〕西安・洛陽・大同
「雲崗石仏」★第20窟の高さ14Mの禅定師の仏陀坐像。引き込まれそうな顔で涙が出てきそうな雰囲気。
「弥勒三尊仏」◎宝慶寺の石仏群のひとつ。くっきりとした顔が残っている。
第6章:〔カンボジア〕アンコールワット
「アンコールワットの月」★青い闇に満月と星星。池に月と遺跡の姿を映し出す。平和な夢幻世界へ導く有名な作品。

★大唐西域壁画
二千年の大晦日の夜、薬師寺玄奘三蔵院に奉納された、平山氏の活動の集大成ともいえる、七場面からなる壁画。
十七年にわたる玄奘三蔵の旅をなぞって、唐の長安からインドのナーランダまで東から西へと展開し、日の出から月夜まで一日の時間の経過を追うように、壁画全体で構成されている。平山氏は二十余年の歳月をかけ100回の取材旅行を慣行、玄奘三蔵の訪れた仏教伝来の道を追体験し、4000点もの写生スケッチにおさめたという。
「明けゆく長安大雁塔・中国」玄奘の旅の出発点。
「嘉峪関を行く・中国」玄奘もおそらく歩いたであろう想像から。
「高昌故城・中国」ここで玄奘は手厚い歓待を受けたという。
「西方浄土・須弥山」仏教世界では最も高い山ということで、ヒマラヤ山脈をモチーフ。
「バーミアン石窟・アフガニスタン」平山氏が格別思い入れがあったというアフガニスタン。
「デカン高原の夕べ・インド」アウランガーバードの石窟から眺めた台地。何もない地に風の音が聞こえてきそう。
「ナーランダの月・インド」玄奘は長安を出て丸三年で辿り着いたという。ここのシーラバトラのもとで五年研究修行したという。

取材スケッチや描いている平山氏の写真もあり。写生スケッチから7場面に集約し、10分の1の小下図→同寸法の大下図→本画本紙に転写という形で進めたという。その大下図も3点展示。

壮大な壁画で、見ながら圧倒されそうだ。
玄奘三蔵の旅と重ね合わせて、壁画を見る自分自身も時間と空間を超越し、壁画の風景の中に身を置いているような気分になった。平山氏の壁画は、吸い込まれるような引き込まれるような魅力にあふれ、平山氏の平和への祈りも伝わってきそうだ。
アノ玄奘三蔵さんがちょっぴり身近に感じられた。コミック『最遊記』の旅も17年ぐらい続くのだろうかw。

ロビー物販は豊富なグッズで賑やか。「大唐西域壁画」のポスカ全7枚セットは1000円。
平山郁夫美術館、平山郁夫シルクロード美術館のグッズも販売されていて、そこで展示されている作品もいつかは観たいと思った。

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