夜から『J’s Music Action the 5th 小杉十郎太』へ行ってきた。今日も”じゅっちゃん”と呼ばせてv。
じゅっちゃんライブは4月の横浜以来で、渋谷duoは去年の夏以来。語呂合わせは「8っぱりお盆は16太」で、サブタイトルは「夏だ、お盆だ、十郎太祭り。」。今回は昼・夜の2ステージで、じゅっちゃんにとっては過酷だったかも。
花壇には横浜でゲストだった森久保祥ちゃんからも。今回は一番前やや左寄りの好座席。

真夏のお祭りなので、てっきり浴衣姿のじゅっちゃんも拝めるかなと思ったが、先ずはコバルトブルーのような色の長袖シャツと白パンツで登場。
今にぴったりな爽やかで明るい曲調の新曲「サマー♪」も含めて4曲を唄う。
じゅっちゃんのトークは、選挙の街頭演説風のお詫びでスタート。いっきに会場を沸かせる。岐阜の多治見と埼玉の熊谷で40.9度の最高気温を記録したとか(知らなかった)。神宮の花火に勝つつもりはないが負けないようにやりますとか。会場に打上花火の音が1発、音声スタッフさんグッジョブ!

今回もローズ兄さんが、メキシコから貨物船で密入国してやって来たっ!(笑)麦わらにポンチョを着てマラカス2つ持って、澄ました顔でステップ踏んで。
メンバーの野口明彦(Dr/Brush&Picks)はマーガレット、岩田浩史(G/Brush&Picks)はカサブランカ(ポピーから変更?)、細井豊(Key)はサンフラワーで、彼らも其々の花を散りばめた麦わらを被る。
忽ち「ローズ小杉&カメレオンズ」のステージ。持ち歌の(?)「ヨコハマローズ♪」をマラカス振りながら楽しそうに唄う。続き、壮大な曲調にアレンジされた「やきそばパンマン流れ旅♪」を、ヘラを2本持って格好良く披露。メキシコでは「アンパンマン」と、ローズさんが弟の代わりに唄ったこの歌がヒットしているそうだw。
某力士や某大臣の話や、マラカスとマスカラをかけた小話まで登場して、愉快な新曲も披露。
まだ唄い足りない風だったが、たっぷりの拍手を受けて、またヘンなステップで去る。楽屋では兄弟の会話があるのだろうw。

ブラピが1曲歌った後、白いシャツとブレザーに着替えたじゅっちゃんが、「Honesty♪」「街の唄♪」といつもの曲を披露。最後は座りながら、アレンジした「海と月と君と♪」をしっとりと歌って締める。今回は弾き語りはなかった。

酷暑の中の2ステージで、体力気力のことも考えたのか、いつもよりは曲数が少なかったようだ。でも汗を滲ませて、凛々しく歌声を響かせ熱唱してくれたじゅっちゃん。その分、ノリにノった愉快なトークがいっぱい聞けた。
たま〜にマイク線に足を引っかけそうになったりと、ドジっ子さも感じられるじゅっちゃん。ますます若返った感じ。
それに今回は何度もこちらのほうを見てくれたようで、隣のIさんと一緒に顔をほころばせっぱなし(*^。^*)。

そしてアンコールは、ミニブートキャンプ! 濃いグラサンにTシャツと短パンを着たビリー小杉がステージに登場。入隊者の志村知幸と中村太郎を引き連れてキャンプ・スタート。歓声と共に、会場は異例のスタンディング状態になり盛り上がる。私ももちろん立つが、よりステージに近づきテンションアップ。
客席で腕を振り回すと危ないので、両人差し指だけ動かすようにと指示。じゅっちゃんのブートキャンプの歌(?)に合わせて、ステージも会場も一丸となって踊り捲る。いや〜、こうやって皆で身体を動かせるライブもやっぱりイイもんだ。これもライブの醍醐味。

来日中のビリーのボイスオーバーの仕事が何本かあったが、結局生ビリーと会える機会が無かったそうだ。もし会えてたら、ブログにもアップできたのに〜と残念そうなじゅっちゃん。
『グレイズ・アナトミー』のイベントで初対面した、なだぎ武の話もする。なだぎさんがアメリカで本物のディラン(ルーク・ペリー)に出会ったとかで、ちょっぴり寂しい思いを口にするじゅっちゃん。10年もやってたんだものね、そのお気持ち分るよ〜。
でも、なだぎさんの番組『フジヤマ☆スタア』(関西テレビ)にゲスト出演、ディラン・マッケイ夢の共演をされたとか。

会場大盛り上がりの中、ライブは無事終了。大きな拍手の中、笑顔で手を振りながら、小杉隊は去った。
夏の暑さを吹っ飛ばすような、笑いと癒しに包まれた、愉快で楽しいライブだった(^o^)。じゅっちゃんもメンバーもスタッフもお疲れ様でした。
じゅっちゃんサイン入Tシャツをついに買ってしまった。
次回ライブは、12月14日。今度こそ、ヘラとマラカスを用意してライブに臨みたいw。
観劇の前に、メイトの『地球へ…』展へ。
当日行けるか分らないが、整理券が取れたらいいなのゆるい気分で10時頃に到着したら、既に長〜い列が続いててビックリ。甘かった(-_-;)。
一応階段に並ぶも、10時ちょい過ぎの時点で既に先着150名配布分以上の人数が押し寄せていた。前日夜や朝6時前から並んでいた人も多かったそうだ。
竹宮惠子先生の人気だけでなく、TVアニメの影響で『地球へ…』のファンも増えたのだろう。それと、お盆休みの人とか、コミケ合わせの地方からのファンもいらしたのかな。
整理券はとっとと諦め、せめてもとイベントスペースへ。

『Museum of ”TOWARD THE TERRA”』8/23(木)まで。
中に入ってまたビックリ。整理券のために並んでる人達でびっしりと密接状態。こんなに人が集まってたんだ。
メイトスタッフの手際がとにかく悪い。千円以上にするための商品を選ばせたり、レジ打ちが一人だったりと、スローな対応。せめて整理券用に千円分のテレカを人数分用意し、即会計するとかできなかったのか。スタッフも『地球へ…』の人気をあなどっていたようだw。そのうち、他フロアに電話している声が耳に入る「レジ、壊れました!」(爆)おいおい、この非常時に計算機の出番か?(^_^;)

フロアは、アニメをメインとした構成。27年前の劇場版・地球へ…の制作資料やパネルを展示、TVアニメ関連の制作資料や台本やパネルも展示。なきネズミのぬいぐるみ展示も面白い。
当時連載されていた「マンガ少年(別冊)」の3冊も展示され、懐かしい表紙を目にした。
竹宮先生の複製原画も展示され、個展や先日の紀伊國屋で拝めなかった絵も拝見。
撮影オッケーなので、いろいろと写しまくった。メッセージボードにも参加。

サイン会のために竹宮先生が描き下ろしたイラスト3種類が(ジョミー、ブルー、キース)パソコン画面で拝めるが、前よりも大人っぽい静かな雰囲気の絵。昔のような弾けた情熱的なイラストは、今はやはりムリなのだろうか。

 ̄ ̄ ̄
朝のめざましで、『24』CMで使われるというジャック・バウアーのキャラソンが流れて聞き入る。
これって小山力也の歌じゃんw。「俺はぁ〜ジャック・バウア〜♪」すっごいノリノリ。
力ちゃん、ネオロマライブですっかり歌にハマったのかなw。
明日夜は、じゅっちゃんのライブ。ビリーのキャラソンもあればいいなw。
地球ゴージャスプロデュース公演Vol.9『ささやき色のあの日たち』を観てきた。
去年観た『HUMANITY THE MUSICAL〜モモタロウと愉快な仲間たち』がなかなかの面白さだったし、そのノリで内容も確認せずにチケットを入手。
前方座席で観易かったが、なにぶん寝不足続きで、上演中は何度もウトウト^^;。

見知らぬ空間で、二人の男が、過去に出会った女たちやその情景を回想する、リアルでほろ苦い”ささやき色”のファンタジー。
この作品が、”男女の恋物語”を描いた音楽劇だとは知らなかった(-_-;)。
今風の都会的で洗練された、スタイルのよいスマートな男と女たちが次々と登場。肌を露出させた衣装で、クールでセクシーなダンスを披露したり、エネルギッシュなロックナンバーを歌う。合間に二人の男と二人の女の”脂がのりきった恋愛時”の芝居。
今の私には、殆ど縁のない苦手とするシーンばかりで、正直アホくさくて、つまらなくて、欠伸が立て続けて出てしまう^^;。こういう話だったのかと、チラチラと後悔の念もw。

でも役者たちの演技は見どころも多い。
『恋の骨折り損』以来に観る北村一輝は、コミカルな掛け合いを見せながら、観客を楽しませるというエンタメ気質をアピール。得意ではなさそうなダンスをそこそここなしたり、歌にも挑戦したり、殺陣まで披露したりと、今までの彼をぶち壊すような新鮮な味を真摯な心で提供する。
特に印象的なのは、ひとり濡れ場シーン。シャツを脱ぐところから絵になり、身体を横たえて覆いかぶさり、ゆっくり時に激しく腰を振る。情熱的で卑猥な台詞をはきながら、顔に汗を滲ませる。彼の下に女性はいないけど(一段上の場所に女性がいて悶える動き)、見事にエロセクシーなマイムで目が離せなかった(^.^)。

淡々と進む中で、眠気を吹き飛ばすような愉快痛快な芝居をして、終始楽しませてくれたのが岸谷五朗。
この舞台の作・演出もされてるので、ひょっとしてご自分の実体験を綴ったものなのだろうか。それとも43歳にして振り返る若い時のことか。男性が書く脚本の性なのか、ステレオタイプな女性ばかり登場するのがちとつまらんが^^;。
でも岸谷さんの芝居はイイねぇ。浪花節ではないが、”粋”であり”コブシ”が入る。彼の純粋な思いが芝居を通してストレートに熱く伝わってくる。あの年齢で、ダンスも熱血してて実に上手く、歌も聞き応えたっぷり。好きなものを作り上げる演出手腕も良いけど、役者・岸谷五朗の真骨頂もこの芝居で存分に味わえそう。

二人の男を手玉にとるような多面的な役柄で、山口紗弥加。一見、若くて綺麗なだけかと思ってたが、神秘的で我侭だけど憎めないような女を素直に演じる。
岸谷さんの役と関わる、豪快で愉快な役どころを、須藤理彩。年齢や経験のせいか、コミカルな芝居の中に深味や濃くが感じられ、好感の持てる女優さん。

実は、話の中で一番楽しかったのが、岸谷さんと須藤さんのプレゼント大作戦(?)のシーン。息の合った漫才風の掛け合いが可笑しくて、ほんの少し胸も熱くさせた。
前半に出てきた「ヂ」や「ふぇっふぇ」なども、ラストでしっかり回収され、まさか布石だとは知らず苦笑。

周り舞台がうまく生かされ、ステージ全体が青っぽい基調だったのも印象的。たぶんあの甘酸っぱくてほろ苦い色づかいが、”ささやき色”のイメージなんだろうか。
ラストで、岸谷さんペアは茶系の衣装、北村さんペアは赤系の衣装だったのも、恋愛年月の深さを感じさせて上手い。
「人間は死を前にすると、それまでの過去の記憶が走馬灯のように蘇る」というが、後から振り返ると、どんなに哀しく辛い思い出や記憶も、「ささやき色」に塗り替えられたらいいね、と思わせるお芝居だった。

本日が中日。地方公演もあるそうだ。
終演後、岸谷さんを中心に、北村さんら4人がひと言ずつ挨拶と御礼。あれほどあった眠気はすっかり冷めていた。
FieLDS PRESENTS公演『すけだち』の楽日を観てきた。
もう2回目だし、軽〜く雑感まで。

最初の立ち回りの時に、筧利夫が威風堂々と「千秋楽だ」とニヤリと笑う。もう! 何て格好良いんだろう(*^^*)。爽やかでありながら熱血してるし、オヤジな中年なのに若手よりも敏捷性ある綺麗な動きだし、溌剌としながら情感にうったえる台詞回しだし。役者・筧利夫の凄さを、今回の舞台でつくづく感じ入った。

前回と違い今回は右手側座席で、観る角度も違って、見逃したシーンやダンスも把握でき、何より若手役者に注目しがいがある。
そう。右手側は、お目当ての大口兼悟の定位置なのか、彼にすぐ目がいき、どうにもメロメロになってしまう(*^。^*)。
オールバックで袴っぽい衣装で長いマフラーの兼悟は、まんま藍染さんな雰囲気で、冷酷非道で策士な悪役がピタリとハマる。鋭い眼光も素敵だ。兼悟のハイバリトンの声ってよく通るから嬉しい。

前回よく分らなかったが、本役リネザとしての出番の前に、アンサンブルとして皆に混じってたっぷり踊ること。あのエロ・マッチョなスーツを着て、松浦亜弥の歌のバックダンサーとして、クネクネとイヤラシイ踊りを披露。でもその顔は、全くの無表情のクールなままなのだw。他の役者たちは時に微笑しながら割と楽しそうなのに、兼悟ときたら全然楽しそうじゃないw。気のせいか、腕や足の動きも伸びておらず、8分程しか力が篭ってない。本役を反映させてのことか、クネダンスが苦手なのか、やっぱりやる気がないのか^^;。とにかくどんな時にも、表情を崩さずクールなままでいる兼悟が気になって仕方ない。でも、あのエロ・マッチョなスーツは、もっこり感が出ててキモ過ぎっ(~_~)。
時東ぁみがヨーヨー振り回している時も、不良に化けた兼悟が後ろでじっと控えてたんだね。この辺もしっかり見えて良かった。
出番も台詞も決して多くないし、あっけなさすぎの最期だが、存在感は際立って格好良いv。
そして同じように思ってるファンがどんどん増殖。私の前の女性は兼悟が登場時だけオペラグラス使用w。私の後ろの女性たちは、兼悟にメロメロ話で盛り上がるし。

物販で役者たちのナマ写真があったが、3種類あった兼悟の写真が真っ先に完売していたのにも納得。写真は安かったが、モノクロでオールバックじゃなかったのが残念^^;。

右手側でもうひとり注目できたのがTakuya。本役ボルクスの登場は少ないので、その代わりバックでめいっぱい踊り盛り上げ役に徹する。兼悟と対照的で、Takuyaは踊りながらも表情が豊か。力いっぱいに身体を動かし、自らも素直に楽しんでる様子が伝わり、観ているこちらまで癒されそう。Takuyaの役者としては満足に味わえずだったが、大舞台で一所懸命に踊る姿は忘れられない。いつかこの経験が役に立つことを祈りたい。

若手ミュージカル・スターといえば聞こえはいいが、結局は役者というより、芝居もそこそこできるダンサーたちが必要だったのだろうか。筧さんとあややというスターをひたすら盛り上げ、ついでに若い客寄せのために、集められた若手役者たち。
大きな舞台で、豪華な出演者との共演は無事に果たされた。この貴重な体験が彼らの糧やステップとなって、新たなステージにつながり、いっそう飛躍していって欲しい。
終演後も、ステージで最後まで綺麗なお辞儀をしていた若手役者たち。会場の拍手の中、手を振ったり、白い歯を見せて笑う姿に、楽日の安堵と達成感が見てとれた。

ところで、コマ劇場は”飲食類持込禁止”で、劇場で販売されてる飲食物しか許されない。前回はしつこいほどアナウンスで注意を促していたが、今回はその持込禁止のアナウンスが皆無だった。楽日だから大目に見たのか、それともこの猛暑を反映して誰かからクレームがあったのか。謎だ。
てか、売上げで儲けるためとはいえ、いまどき持ち込みペットボトルさえ飲めない劇場があるのが、時代遅れのように思う。
電影版『獣拳戦隊ゲキレンジャー』と劇場版『仮面ライダー電王』を、娘と一緒に観てきた。私はこれで2回目。
リピーターも多いのか、平日朝でも結構混んでて、やっぱり大人が多い。
入場プレゼントは今度こそ、黒の電王(^.^)。やった!
しかしこの時点ではまだ、こんな珍しいことに出くわすとは思わなんだ^^;。


電影版『獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦』。
TV版と比較するほど感じる違和感はコレだったか。ジャンたちがスーパーゲキレッドになる前の話だから、みんなスーパースーツの白じゃないのだ。だから赤青黄のゲキレンたちが、何となくまだ弱そうに見えちゃう^^;。でも戦闘の内容は、かなり高度な技でスーパー化してるんだけど。

石田さん@バエの「これは夢でしょうか!?」「いいえ! 夢ではありません!」の弾けた実況滑り出しが可愛くて好き。
30分の中で、アホくさいシーンもあれど、結構密度の濃い練られた話だなぁと、つい夢中になって見入った。


『モモタロスのなつやすみ』。
さすがに初日のようなテンション高い反応は、客席からは聞こえず。でも初見の娘は、それなりに結構ウケてた。


劇場版『仮面ライダー電王 俺、誕生!』。
始まって15分ぐらいか。いよいよ話が転がり、集中して見入る中、牙王が「神の路線に入る」とバイク運転して行った後、突然プツンとスクリーンから画像が消えた。
最初は、気絶して意識を失ってた良太郎たちの暗闇の場面かなとも思ったが、ホントにフィルムが中断されたらしい。時間じゃなく、映画そのものが消されたか^^;。
少しざわついてた客席も、諦めて静かに待つ。私らもトイレに行ってから座席で待つ。元々乗り気でなかった娘は、気が削がれて帰ることも考える。
とにかく、観ていた映画が途中で中断されるなんて、こんな緊急事態は初めての経験だ。
たっぷり15分以上待たされた後、スクリーンは消えた画像2〜3分前から再開される。おかげで、ハナにお尻をパンパンされてるW良太郎たちをまた観るハメにw。
その後は、何ごともなく映画は続き、胸を撫で下ろす。忽ち、夢中で見入る。

初見の娘は、小太郎の電王シーンにやっぱり笑う。私がモモ&関さんを好きだと知ってるので、モモがいっぱい出てくるシーンに注目。そしてレールと共に電車が駆け抜けるところを食い入るように観る。TV版を知らなくても楽しめる作りになってるのが素晴らしい。
こちらも美味しいトコてんこ盛りで、見事なエンタメ作品に仕上がっているなぁとあらためて満足。

前回は堪えていたが、今回はついに、二人の良太郎が野上一家を見るシーンにホロリときた。やっぱりここは泣けるで(;_;)。
どうしても、我が息子が生まれた時とオーバーラップされるのだ。「ほら。弟だよ」と娘に語ったあの日。私のあの時の記憶は、幸せの彩りをもって、いまも生き続ける。記憶は時に、多少都合良く脚色はされるけど、やっぱり失くしたくない大切なもの。映画のシーンに感銘して泣いてるのか、自分の記憶が揺り動かされて泣いてるのか。ずっと覚えていたい時間であることは確かだ。

この映画のテーマのひとつは、”家族の絆”なんだろうと思う。良太郎の父と母の記憶、大切な姉の存在。その”絆”がようやく再生されたのだ。
そしてもうひとつ、”デンライナー・ファミリーの絆”をも描いている。確かに、年中デンライナー内で一緒に暮らしているのだから、イマジンもオーナーもハナもナオミも、たまに来る良太郎も、今やすっかり家族の一員に違いない。彼らの住む場所…家が無くなる危機に、家族が一致団結して事に当るのは当然。その結果、彼らの絆は前よりいっそう深く強く結び付いたのだと信じたい。

そしてTV版の第28話は、家族という単位を構成するひとつ、イマジンたち”兄弟の絆”を描いているようだ。映画とテレビでリンクされているのは、巧妙に計算された構成と展開だけでなく、こうした密なテーマも含まれているのだろう。


15分遅れで再開されたため、次の時間帯のロビーの客の賑やかな声が客席まで漏れ聞こえる。次の客もむろん待たされていて、ズラリと長い列を作っていた。
終映後、出口で、ご迷惑をおかけしたお詫びとして、全館共通ご招待券が渡された。娘も貰ったので全2枚。期限付きだが、これで今度は何の映画を観ようか。中断されたのには少々吃驚したが、こういうのを”禍転じて福”とでもいうんだろうか。
娘よ、ありがとう、お疲れさま。少しでも楽しんだようで良かった。
日曜朝は”電ゲキ”ターイム!
今回、両方のテーマはズバリ”兄弟の絆”ってか!?w

『獣拳戦隊ゲキレンジャー』第24話。
レツの兄ゴウは、理央との決戦で禁断のゲキワザを使い、時が止まってすっかり浦島状態に^^;。年をとってないゴウだが、理央もそうだったのか!? 拳聖の面々も、人の姿を失い不老の報いを受けたというから、ヤバワザらしい。

見かけは男前なゴウだが、”紫激気”とか使う一匹狼で、実はブラコンw。口癖は「まいったぜ」。自分の時間が10年以上止まってた間、レツも頑張って修行し今や「エース」の実力だと、やっと認めたゴウ。
ちびレツ(子供の頃のレツ)が賢そうで可愛い。15話のちびジャンといい勝負だし、今度登場しそうなのは、ちびランかな?

拳魔マクの親衛隊、ヒヒの声が島田敏で大ウケ(^o^)。『電王』のゲストは今回も飛田さんだし、これはドット&からくさ黒猫兄弟による、電ゲキタイムへの挑戦状か!?(笑)こちらも見事な”兄弟の絆”w。(カミーユ&シロッコから平成ガンダム声優への挑戦とも言えるかw)。
巨大戦突入で、「たいへん長らくのご無沙汰でした」と石田彰@バエが全力で実況中継。マスター・ピョウ&リーを「ハンサムコンビ」だとヨイショも忘れずw。
一端はヤられたヒヒなのに、往生際が悪く”怒臨気”なんて代物で再生し即攻撃。さすが地獄帰りw。

次回は、紫のゲキレンジャー登場。謎の策士ロンの顔がちと勝平ちゃんに似てるような^^;。


『仮面ライダー電王』第28話。
デンライナー内ではお祭り気分。モモタロスたちも遊びに興じ、まるで仲良さげな兄弟のようw(長兄キン、次男モモ、三男ウラ、末っ子リュウタ)。モモの青鬼の面は『モモなつ』から拝借?

イマジンとの繋がりはデリケートだと言うオーナーは、実は何でも分ってるようでコワイ。良太郎が忘れた時間の良太郎に憑いたウラタロスたちは消滅する運命。劇場版にあった「時間は記憶」という言葉が残酷に蘇る。
最期のコーヒー、今生の別れ。シャボン玉と共に、良太郎に別れを告げるウラタロスたち。「泣けるで」こっちまで少しグスリ。
「いーじゃないか」と強がってツンツンしていたモモも、リュウタが残した知恵の輪をやりながら乾いた言葉を吐く「消えたぜアイツら」もう!切なくってたまらん(;_;)。
ハナも裏で一人泣いてるし、ナオミも力を失う。「皆のいるデンライナーが好きみたいなんだ」良太郎の思いは、砂のかけらを携帯に変える。

敵ブラッドサッカーイマジンは結構ネチネチとふざけながらも強い。スーツアクターさんの動きがクニャクニャしてて面白く、声の飛田展男が狂気じみた愉快な笑いとクールな声で更に膨らませる(*^。^*)。「もってけ。もってけ」「300円。300円」とか、「いちばーん!」とか、とっても楽しそうw。
K電王との対戦では、てらそまvs飛田が一瞬浮かんだが、やっぱり真打はM電王戦の関俊彦vs飛田展男! それも2回戦、更にクライマックス戦まで。こうなるとルヴァ様vsリュミ様とか、『海がきこえる』対決まで浮かぶが、まさに夢のような理想の対決なので嬉しいったらありゃしない(^.^)。

ウラたちと心が繋がっているケータロスの登場で、関飛の夢の対決は終了。戦闘中に携帯で電話するなよ、てか、その間やっつけちゃえばいいのに。
飛んでくるパーツに「わあぁ〜!」。くっ付けば「皮がむけた!」。デンライナーに「燃えてるっ!」。”初体験”にむちゃ驚いたり騒いだりと、煩いったらありゃしないM電王。スーツアクターの高岩さんの動きと、関さんの声と演技が、最高にマッチし高め合って、まさにクライマックスフォームの完成! フルチャージの音がカッケー。
最後のほうは4人の声が混ざり合って煩くて、飛田さんの声が殆ど聞こえん^^;。「いくぜいくぜいくぜ」と、敵イマジンはあっけなく消滅。まぁ、劇的なクライマックスフォームお披露目回に立会い、最初の犠牲イマジンとなったから、飛田さんも本望かw。
「勝った勝った」と一度に4フォームの動きをするM電王。だから今まで高岩さん一人で4フォーム全部の電王をやっていたんだ、と妙に納得w。スゴイわ、4電王全アクション。ウラたちのパーツはブランブランしてて取れそうだけど^^;。

良太郎の熱い思いがウラたちを繋ぎとめたらしいが、良太郎はあまり喜んでいない顔。リュウタが「先輩」って呼んでたw。
モモの反応がとっても可愛い(^^)。「うるせぇんだよ!」と出てから、こっそりとひとりで嬉しさに咽び泣き。ハナも似た者同士だし、モモとハナってやっぱアヤし〜いw。ハナのすっごい一発は、モモ以上のツンデレぶりで笑い。
イマジン兄弟の別れと再会をたっぷり描いて、あらためて”絆”の深さを感じさせる人情話だった。

責任を感じて見守ってた侑斗だが、電王の新たなパワーアップに「バカバカしいんだよ」。自分のカードの残りも少なくなり、次回はその危機感についに直面。
舞台『ある日、僕らは夢の中で出会う』を観てきた。
20年前の高橋いさをの作品を、堤泰之氏の演出で、4人の若手男優たちを起用しての上演。
夜公演だからか、客席には男性の姿も多く、関係者や俳優らしき顔もちらほら。

4人の刑事と、4人の誘拐犯が、事件を機に接触し、生じる奇妙な接点とズレを、オリジナリティかつファンタスティックに描く。
4人が舞台にほぼ出ずっぱりの台詞劇。刑事も誘拐犯も4人の設定はほぼ同じ。
刑事部長であり、誘拐犯リーダーのNo.1役を*pnish*の土屋裕一。悠然と構えるNo.2役をモダンスイマーズの津村知与支。上二人について回るNo.3役をD-BOYSの中村優一。彼ら3人が持つ”普通”では考えられない”本当”の”常識”に、驚嘆し困惑していくのが、新米役の永山たかし。

これは、”3人対永山くん”という関係。テレビや映画で見る刑事や犯人について、新米の永山くんが熱く語れば語るほど、上の3人からそれは「嘘」だと笑われバカにされる。
「現実」の「本物」の刑事や誘拐犯は、テレビや映画のそれとは全然違う、と3人が諭す。初めて聞く”刑事用語”が次から次に飛び出して、永山くんだけでなく観客も面食らい、笑いを誘う。
やがて、もしかして3人の言うことが本当の現実かもしれないと思ったりする。「あり得ない」から、「あり得るかもしれない」と思いだす。観客まで常識のふり幅を揺さぶられ試される、そんな不可思議な作品である。

冒頭から、実は本当の主人公かもしれない(?)永山くんが客席から登場。観客と同じ位置にいる”普通人”だったのが、舞台で3人とやり取りする中で、彼らに染まっていきそうになる。永山くんが膨大な台詞をよどみなく喋り、喜怒哀楽の感情をむき出しにさせていく。3人に対する”受け身”の芝居でもあり流動的でもあるが、かなり難しい役どころを誠実に真面目にストレートにこなす。正直、永山くんがここまでやってくれるとは凄いことだ。

土屋くんことtutiは、最初はトーン低めの芝居だったのが、徐々に激しい芝居へと変化していく。そして抑えた声と低めの声の使い分け。tutiは柔軟で賢くて器用な役者だとつくづく感心する。
津村さんの舞台はお初だが、経験を積まれた方らしく、台詞の発声が一番通り分り易い。4人では年長なので、さりげなく芝居を引き締める雰囲気が伝わってくる。
年少の中村くんは、tutiと津村さんのクセのある芝居によくついていき、素直で好感が持てる。

4人のネクタイ背広姿もなかなか新鮮で美味だが、ツナギのカラーも面白い。tutiは黄じゃなくて、中村くんは緑じゃないw。
中村くんはやっぱりバイク乗り。永山くんが自転車&走りというマイムも愉快。
でもカップヌードルとケーキだけは”本物”なのねw。毎回、同じものを食べさせられるのだろうか。永山くんだけはいつも口に入ってないのが可哀想。
劇中で、tutiが会話の途中に小さいヌードルを床に落とし、拾おうにも会話中で拾えない。苦笑しつつ見守っていたら、最後にさっと拾ってアドリブ。この見事な切り替えしに客席からも笑いと拍手が起きた。ケーキではフルーツだけ残していたのはダレだ!?

4人其々が、(一応)二役を演じるだけでなく、声の二役もこなさねばならないところに注目。中村くんのオヤジ声も愉快だが、津村さんの女性声は色気たっぷりで可愛い。
最後のほうは、ちょっとしたドラマCDぽくて、舞台としてはどうかと思うが、意外な結末にはやはりドキドキと緊張感を伴う。
4人の役者の演じ方次第では、いかようにも厚みと深味が増していく作品。ひと時の夢想は面白くて、やがて哀しき現実を目の当たりにするが、彼らの熱演には拍手を送りたい。
4人とも姿勢が良く、最後のお辞儀も綺麗に決まり気持ちが良かった。

カラーパンフの中の「理想vs現実」の4人のイラストとコメントが面白い。永山くんが書いた、今は170cmだが中1で140cmだったのに共感w。中村くんはやっぱり仮面ライダーかいw。でも永山くん、あなたはどうしてそんなに若々しいのでしょう。
ロビーに、中村くんへ『電王』スタッフ&キャスト一同から花壇。永田彬に続き中村優一ときたから、関さんのお芝居の時にも届きそうだ。
劇場版『NARUTO -ナルト- 疾風伝』を息子と観てきた。
毎年恒例となったナルト映画。入場者プレゼントは選べるので、橙と白を希望。混雑を避け夜の上映にしたのに子供もいっぱい。

巫女の警護の任務に当るナルトたち第7班が、魍魎という魔物や強敵を相手に繰り広げる壮絶な戦い。
劇場版4作目となると、ややネタ切れか。今回も、ワガママで冷たいゲストキャラの巫女・紫苑が登場。ナルトたちに警護され、関わりを持つ中で、心が変っていき強くなっていく姿が描かれる。
紫苑の態度には理由があったのだが、彼女の心に寄り添えて、彼女を肯定できなければ、今回の話は少々ツライ^^;。前作まではゲストキャラを変えるナルトも格好良い味を出してたが、今回は紫苑に焦点が当り過ぎて、彼女を変えたナルトの存在感が薄いからだ。

実際、今回はナルトの目立った戦闘はあまり無い。敵との戦いも中途半端で、兵馬俑ともチンタラ長びき、最後の決戦も自分の力だけではない。
疾風伝となり、身体は大きくなっても、ナルトの心は殆ど成長していない。前半のお笑い担当もナルトの間抜けを露呈し、他人の複雑な心情を推し量ることもできず、相変わらず人の心にズカズカと押し入る思慮の無さにゲンナリ。結果オーライとしても、もっと違う方向でナルトの良さを発揮させて欲しかった。忍術やスタミナはアップしたものの、これがナルトを下忍のままにしている理由かもしれない。竹内順子がローボイスで大熱演しているだけに、ナルトの停滞感が残念だ。

比べて、日向ネジとロック・リーが男前で格好良く、心も身体も更に成長したことが分る。
皆を束ねるリーダー気質と冷静沈着な参謀ぶりのネジが、実に頼りがいあること。かつての自分と重なる紫苑の心を理解できる大人でもある。そして敵の不意をついた”八卦掌回天”の凄まじい威力。
慇懃丁寧な言葉は変らずとも、熱血と努力と忍耐のリーは、敵を自力で倒すド根性を見せる。体術に加え、師匠直伝の必殺技(?)も決まり、実は今回一番活躍していそうw。
春野サクラは、ナルトのお守り役に転身? 母性と怪力で成長を感じさせる。
遠近孝一、増川洋一、中村千絵の演技も更にパワーアップ。

『電王』が浮かぶが、ナルトら4人と、敵”四人衆”との戦いが見どころ。敵4人のうち3人は『グレンラガン』のバカトリオ(柿原徹也、小西克幸、谷山紀章)。残る1人の沢城みゆきは、順ちゃんら女性声優との掛け合いが面白い。
紫苑役の藤村歩は可憐だが、『風の聖痕』のイメージまんま。
四人衆のチャクラ強化と補充は『SEED DESTINY』みたいだし、クライマックスの紫苑はまるで『天空の城ラピュタ』のよう。まぁ色々なアニメが浮かんでしまうのはしょうがないか。
それにしてもナルトらに全部お任せして、最後にチラと出てくるカカシやシカマルらの存在っていったい?^^;

テーマのひとつ「運命」は自らの手で変えていくもの、というのはややベタだが、作品の中で何とか貫き通したようだ。自分のために、今まで身を犠牲にしていった者たち。今度は、ナルトの命か自分の命かの究極の場面で、ついに我が身を犠牲にしようと思った紫苑。しかし、ナルトは両方の命を助けようとする。現実はそんなに甘くいかないけど、せめてナルトのように「運命」なんか蹴散らす勇気を持って欲しい。スタッフのそういった思いは、子供たちにはたして伝わっただろうか。

DJ OZMAの主題歌は、「ナルト死す!」に対して「うそ〜ん!」と言ってるようにも聞こえるw。
でも一番最後に「おしまい」とあり、劇場版NARUTOもこれでお仕舞い、という意味にも思えて一抹の寂しさ。
FieLDS PRESENTS公演『すけだち』を観てきた。
筧利夫と松浦亜弥というアクターとアイドルの共演に、若手ミュージカル役者が脇を固めるという豪華キャスト。
私もまた*pnish*の二人や、元テニミュ出演者らがお目当てで、彼らを間近で拝める、前から4番目の左手側座席。

アイドルとオジサン俳優が請われて、宇宙のとある惑星で、独裁者を倒そうと奮闘する話。
リアリティのないマンガベースのファンタジーだろうか。プロローグが長くて、荒唐無稽な世界観にはなかなかついていけない。
ダンスや歌も盛り込まれているが、ミュージカルという代物ではない。開演前アナウンスにもあった”歌謡ショー”という言い方がピッタリか。

周りの評判がとにかく悪くて^^;、だんだんと観る前から期待薄になってたが、ホントに”ムダに豪華”な三流芝居だった。
作品というものは、キャストの力や演出家の手腕も大切だが、やっぱり骨組みとなる脚本の出来次第だと痛感。脚本のあまりの酷さにやりきれない思い。観ててちっとも面白く感じられないし、観た後も心に何も残らない舞台だ。
登場人物が多過ぎる。多いせいか、人物の掘り下げが甘く、薄っぺらで上辺だけ。だから台詞からも真意が伝わってこない。
つまらないコントや、古臭いネタなど、台詞やシーンにもムダが多くてイライラさせられる。宇宙へ行く前のシーンなどを効率的に短縮させ、どうでもいい歌や踊りも省き、焦点をしっかり絞れば、この作品は2時間くらいで収まったはずだ。

それでも若手役者らは、アンサンブルも含めて、其々の持分をしっかりこなして頑張ること。
*pnish*の森山栄治は、出番もあり結構美味しい役どころ。同じく、鷲尾昇は二役ながら、目立った役名ではないのが残念。でもアンサンブルのダンスなどでも、この二人にすぐ目がいくv。
青柳塁斗も、栄治と同じく目立つ役どころ。三浦涼介は線の細さもあり印象的。篠田光亮や、Takuya&中川真吾は、急に登場した感のキャラで印象に残らず。
大口兼悟は、出番は少ないが、こういうクールで残忍な悪役が何て似合うこと(^.^)。兼悟は普通の人の役では収まりきらないキャラなのかもしれない。
パニの栄治やわっしー、兼悟らは、発音も割と良く声が通っていたが、他の若手役者陣はもっと発声を明確にして欲しい。

あややも発声が悪く早口で、ただキィキィ叫ぶだけ、何を言ってるかよく分らず、台詞に込められた思いも伝わらず。歌唱力は舞台向きではない歌謡並み。ただ、胸がデカかったw。
時東ぁみは、アニメ声っぽいのが好みじゃない。ギャル曽根は、役柄自体要らないかも^^;。

宮川大輔@ハーデスはしつこい関西弁が煩くて気に入らない。子供も観てるのだから、しつこい暴力シーンとかは失くしたほうがいいように思う。
北村有起哉は安定感ある芝居で、周りをしっかり引っ張っていく。
そして名優、筧利夫の熱い格好良さv。殺陣、台詞、芝居、歌、どれをとっても素晴らしく、存在感が際立つ。それだけに、こんなヘッポコな話を一生懸命に演じられている姿がちょっと痛々しい気もする。いつか、もっと良い脚本の舞台で筧さんを拝みたい。

二重三重の周り舞台を、これでもかっ!?ってぐらいに多用していたが、はたしてこんな大掛かりな演出が必要だったかどうか疑問^^;。
大型スクリーンに、レーザーやアニメなどふんだんに映していたが、観客の想像力を無視してる気もするし、スタッフがただ楽しいからやってるようにも思う。
こんな安っぽい物語には、こんな大きく派手な舞台は必要なかろう。これは筧さんとあややを二人一緒に大舞台に立たせるのが目的であり、私なぞは若手役者出演にまんまと騙されて観劇するハメになったのだ(-_-;)。
だが、実はもう一枚チケットを買ってしまったので、また観なくてはならん^^;。今度は右手側座席なので、違った角度からの芝居も観れるだろう。
パンフが2500円なんて高過ぎっ(~_~;)。蜷川氏舞台よりも高い。

明日は、*pnish*のtutiが出演の四人芝居。侑斗じゃない中村くんが、先輩役者たちを相手にどういう芝居を見せるか。
『ガンダムEXPO 東京2007』へ、Iさんと一緒に行ってきた。
入場無料! 初日なので混んでるかなと思いきや、そうでもない。

『機動戦士ガンダム』から、最新作『機動戦士ガンダム00』まで、歴代ガンダムの映像や展示、グッズなどが大集合。ゾーンごとのコーナーで分り易く、濃いテイストではなく大雑把だが、ガンオタから子供まで満遍なく楽しめる作りで、意外と面白かった。

歴代ガンダムシリーズ各作品の紹介や、ガンプラの歴史やガンダムアイテム大集合など、多彩で幅広く観るべきものも多い。ガンダムの歴史年表なども興味深い。随所に大型ディスプレイも展示され、つい写真撮影したくなる。プラチナ・ガンプラ以外、会場が撮影オッケーなのも嬉しい。

目玉は何といっても、キャラクターゾーンの「音声クイズコーナー」。那須ハイランドパークと同じものかな。那須まで行かなくても楽しめそう(^^)。
アスランで3回も遊ぶw。Iさんのおかげで、石田彰@アスランの声も色々と楽しませて貰った。全問正解の次はわざと全問不正解にして、アスランからぼろくそに言われて大笑い(^o^)。最後に「バカにするな」だって、か〜わい〜v。
クワトロさんはコワイ。池田秀一@クワトロは何だか”先生”な雰囲気なんだもん。だいたい『Ζガンダム』の問題は難し過ぎるような気も^^;。
衝撃的だったのはカミーユ。飛田展男@カミーユはクールだけど、不正解続きだと怒るとキレてコワッw。最後の問題が不正解になると、「わざと間違えたね。そんなにシロッコに抱かれたいのかっ!!」ひえぇ〜。苦笑を通り越し、頭の中には”抱かれる”の言葉がぐわんぐわん(爆)。カミーユ、あんたって。飛田さんのスゴ演技に感服(*^^*)。
このゲーム目当てに会場にまた遊びに来ちゃいそうw。これにデュオのがあったら最高なんだけど。

ガンダムシリーズ網羅のSP映像も上映。最新ガンダムゲームやガンダム関連アイテムも販売。販売中のガンダムのDVD、欲しいものは既に買ってるか予約しちゃってるし^^;。
シャアのシリコンリストバンドだけ買う。

『機動戦士ガンダム00』ゾーンでは、大型ディスプレイと最新映像を公開。キャストはキャラホビで発表予定だが、既にどこかで情報が流れているのかな〜? 勝手な推測では、青→福山潤、橙→櫻井孝宏、緑→諏訪部順一、紫→岸尾だいすけ、な〜んてねw。
キャラグッズも既に販売中だが、どれもこれも全てキャスト次第だな。
それにしても今日は、『地球へ…』の次は『ガンダム00』へと流れ、土六を足で駆け抜けたようだw。お疲れ様でした。


その後はもちろんメイトへ。CD引き取ったり、雑誌買ったりと忽ち荷物が重くなる。ガンダム目当てではないが、キャラホビのチケも買う。う〜みゅ、大変だ。
竹宮惠子先生サイン会 in 紀伊國屋書店へ参加してきた。
7月に関西であったのと同じ東京版。併せて、竹宮惠子フェアも開催され、複製原画展も開催中。複製原画のほうは、個展でも拝見できないような貴重な絵も飾られている。
サイン会スペース前には、7月のテラFes出演者の皆さんのサイン入り立て看板。

予め貰っていた整理番号順に、階段に並んで待つ。参列の間、アンケ&メッセージ記入だけでなく、「地球へ…」クロスワードパズルの紙が配られたり(これがなかなか手強い^^;)。団扇も配られ、扇風機で風を送ってくれたりとなかなかのサービス。

去年の個展以来に拝見する竹宮先生は、紫色のお洒落な半袖のワンピ風。微笑みを絶やさずにこやかに、用意されたカラー色紙に私の名前とサインを書いて下さる。『空がすき!』をリアルタイムで読んでた頃からのファンですとお伝えすると、やはり喜んで下さる。去年の個展での先生とのやり取りもお話したら、放映中のTVアニメ『地球へ…』の感想なども求められたので、私も真剣にお応えした。そして先生と握手。フワリとした優しい感触。一人一人にこんなに時間を取って下さるのだから、少しは待たされるわけだが、ファンとしては嬉しいし満足だ(^^)。ありがとうございますm(__)m。
色紙のイラストは、先生の『地球へ…』『ファラオの墓』『アンドロメダ・ストーリーズ』なので、関西のサイン会のと同じかな。

来週にはメイトでまた先生のサイン会が開催されるし、再来週辺りはトークイベントも控えているし、今の竹宮先生は最も多忙な時期なのかもしれない。お身体はご自愛くださいますように。
この後は、Iさんと一緒に池袋へ。
何やかんやと、息子と一緒に無事東京帰着。あとの二人はまだ本州の上のほうで移動中。
道内の天気は、車中の時だけ雨模様で、ほぼイイ天気。
帰省中のことは、おいおい日記で埋めるとして。

はぁ〜〜〜疲れた。
北海道もそれなりに暑かったが、東京の暑さは尋常じゃない(~_~;)。肌にべったりとこびり付くような粘着性のあるジトジト暑さ。気持ち悪いったらありゃしない。早々とシャワーを浴びて一息。

先ず郵便物チェック。
DCからの分厚い封筒。これだよっコレ!私の帰省と入れ違いにタイミング悪く届いてたヤツ。早速FAXで申し込み。受け付けてくれればいいが。でもアートホテルズって、狸小路よりうんと先で、駅からか〜な〜り遠い^^;。
サマフェスの当選券が4枚。潜水艦は子供のみかよ^^;。体験航海券が午前と午後。艦に2回乗れるの!?
「鉄子の旅」のカクテル券。これは子供連れではムリらしい。
加藤和樹直筆サイン入りポスカ全プレ。”人生最高に忙しい時期に、時間を作っては、何千枚のハガキにせっせとサインをしてくれた加藤くん”ありがとう!(^^)

続き、メールチェック。
ネオロマ9のプレリザ、第1希望が無事取れていた。これでボトムズ試写会は諦めねばならん。良かったけどちょい複雑。
他にも、新たなイベント情報やら新グッズ情報やらで、もう頭がグチャグチャ。
とにかく明日からまた日記再開。
日曜朝は”電ゲキ”ターイム!
劇場版宣伝もこの雑感もヤマ場!

『獣拳戦隊ゲキレンジャー』第23話。
大地の拳魔マクの復活、ゲキレンにメンバー追加と、緊張感を強いられる展開のハズなのに、何故かここで”スケ番ラン”の回に転調して、一気に脱力〜(~_~)。

先週のジャンにスーツといい、真面目なランがグレる設定は確かに面白いだろうが、非常時の今、あえてそれをやる必要があったのか!? しかもスケ番衣装が昔風で違和感だし。
「私もかつて不良少女と呼ばれてたから」伊藤かずえ自らネタを暴露し、懐かしのメロディも流れ、もはや笑いもツッコミも起きん^^;。さすが昔取った杵柄、鋭い眼光とドスを効かせた声の初代総長様の迫力はマジコワイw。「(オバサンと)呼べない」のランは既に負け。
福井未菜に”不良”役はムリあり。ランも結局ハンマー投げの技しか役に立たなかったし、こんな話マジで必要だったのか?

臨獣殿に新キャラの金髪男ロンが登場。何かキモイ^^;。
狼男ゴウも三人の前に登場。「ゴウ兄さん」と聞くと、セイント・ビーストが浮かんじゃう。


『仮面ライダー電王』第27話。
OPテロップに飛田展男の名前を発見して「うっそ〜」と大喜びしちゃった私。
映画版リンク最終話というか、映画の長〜い宣伝も一応終了ということかw。

「時間には、表があれば裏もある」今回は劇場版の裏設定。劇場版を先に観といて良かった(^.^)。「加藤さん」の名前も、電王があそこで戦ってる時にゼロノスも戦闘中で足止め食ってたのかと、いちいち細かいところまで納得。リュウタロスのスーツアクターおぐらとしひろは、加藤役では老け顔に見える。モレクイマジンと声の徳山秀典もキーマン。

泥棒を怯えさすような「俺、さんじょ〜」のM良太郎も久々。結構アクションやってるじゃん。愛理のネグリジェに反応しちゃって、意外とウブなモモタロスv。狼ガブの着ぐるみは、関俊彦にピッタリv。「オレ、たんじょう〜」とねぼけ声で一応宣伝w。
モモの予想通り、ウラタロスがイイとこ取り。「イイ子イイ子」とか、侑斗に「ボクちゃん」とか、すっかり保護者ヅラ。U良太郎のバイクアクションは新鮮。
そういや良太郎も年長のオヤジに向かって「きみ」呼ばわりだったっけw。

ハナが最強なのは周知の事実だが、侑斗もデネブ相手のプロレス技が役に立ったり、仰向けでの変身をしたりとなかなかカッケー。
でもブラッドサッカーイマジンの逃げ足には叶わず。飛田さんも関さんと同じく、これが特撮初参加かも。ますますネオロマキャストw。ヒルがイメージなので、ネチネチしたクール声で頭脳的プレー。笑いながら逃げ回ったりと、楽しそうな飛田さんのテンション高い声が聴けて最高(*^^*)。次回も期待大。
飛田さんと中村優一の声のやり取りも面白いが、今回は尾崎役の永田彬がプロ声優陣の洗礼を受けててウケた。そのうち『ラブコン』にイマジンの誰かが出ないかな〜。

お前、過去に連れてかれたこと全然覚えてないのか」侑斗のこのひと言こそが、次回の展開に繋がっていようとは。これも劇場版を観たから分ること。
すべては2000年5月8日から繋がってる…。この日、てらそまさんは3●歳の誕生日を迎えたのだw。

次回予告。「カメ、クマ、ハナ垂れ小僧!勝手にいなくなりやがって!」モモの悲壮な叫びとシャボン玉が、切なくてたまらん。「ヤケクソでクライマックス!」そのフォームの声優は誰が担当するんだろう?
早くもケータロスのCMまで登場。DXデンオウベルトでも聞けた、クライマックスの音楽。「どーよ、調子は!?」モモと会話だぜワクワクv。


『仮面ライダーTHE NEXT』の前売券を購入、無事V3のスタンプフィギュアをゲット。これに、東急ラリーの景品の電王のスタンプフィギュアを並べてニンマリ。

今日から家族で北海道へ帰省。行きに乗るのは、侑斗ならぬ、北斗星だ。イージャン♪と唄えそう。
ひらり、空中分解。による、『ピンクラビッツday!〜あの「10年間」を再び〜』へ行ってきた。
今日だけは、公演中の『N先生とS師匠』をお休み。その代わり、2年前に上演された『10年間』絡みのイベントがあることだけ知らされるのみ。

メンバー代表の坂本充広の挨拶の後、ステージ全面に掲げたスクリーンで、『10年間』の上映がスタート。
『10年間』はDVD化されてないとはいえ、今回は思い出に浸って貰うための上映会だったのかと知る。ホームビデオらしく、途中何ヶ所か音声が途切れたり、ピントが合ってなかったり、会場を歩く客の姿が見えたりと、確かに販売用では無さそう^^;。
観ながら、2年前の記憶が蘇る。全体の展開は覚えてたが、細かな描写や台詞やシーンは忘れてしまっていたので、それなりに楽しくは観れた。
ドラッグクイーン・バンド「ピンクラビッツ」の5人の運命の話。メンバー4人は女装と化粧をした姿のまま、ほぼ全編で会話を進行。だんだん違和感が無くなる。坂本さん演じるサガネだけが途中からモノスゴイ女装と化粧で参加。若山慎のカトリーヌは喋らなければ一番美しい。大波誠@ナターシャは「女王様とお呼び」。松川貴弘@リンは「ヤケドするわよ」。八幡トモアキ@シンディは、ファンに何を言ってるか分らん。
その5人が繰り広げる笑いと涙のハートフルメロディ。
最後近くで、スクリーンの横から白い煙が出てくる。スクリーンの後ろからは何やら音が。

「ピンクラビッツ再び!」のアナウンスの声と共に、スクリーンが開かれると、ステージには何と本物のピンクラビッツ!(^o^) なるほど、こういう仕掛けだったのか。
客席に土産のサイリウムが巻かれ、会場の手拍子で演奏し歌う5人。シンディが大きな笑みでハイテンション。ナターシャとリンのベースとギターはアヤしいw。ドラムのカトリーヌ、喋ってないとホントに美しいのにw。キーボードのサガネは、リンの後ろに隠れてよく見えず。
2曲歌い終わった後、客席通路を通りはける5人。だが忽ちアンコールがわき、行ったと思ったらすぐステージに帰ってくる5人。「疲れた」「30過ぎてこの格好はキツイ」とはリンとナターシャの弁。とにかくアヤフヤな歌詞でアンコールに応えたシンディ。みんなの拍手の中、ライブは終了。
うん。本物のピンラビが観れて、生ライブも聴けたので満足(^.^)。

終演後、ロビーにピンラビの5人が出て、忽ちみんなで記念撮影会。汗いっぱいで化粧もはげてきて、とっても大変だった様子。
思いがけず郷田ほづみさんもお越しになっててビックリ。バンドに夢中で、ろくに話もせずにご挨拶のみ。

その後、メンバーを囲んでの打ち上げ会にも参加させていただく。隣の椅子に八幡さんと坂本さん、正面には松川さんという美味しい布陣。化粧が思い出せず1時間かかったとか、ギターとベースの演奏は適当だったという裏話なども伺う。『10年間』再演の要望もあり、やるならまだ若さがある今のうちとw。最初に観たひらりの舞台『罠』を再演希望も伝えた。シェイクスピアでも、ひらり独自の味が出せると思う。坂本さんは真剣に対話してくださる。八幡さんは掴みどころがなく、妙にハイテンションでご機嫌で、一気食べで盛り上げる。松川さんは綺麗な瞳で見つめながら話を聴いて下さるv。そっか、郷田さんとご一緒だったのね。

明日から帰省なので、早めに退出。ちょっとだったが、皆さんと貴重なお話もできて、楽しいひと時だった。また機会があれば、じっくりお話も伺いたい。ありがとうございました。
ブルーシャトルプロデュース公演『新撰組異聞 PEACE MAKER』千秋楽を観てきた。
これが本当に最後の公演。関西からのファンや、当日券を求めるファンでいっぱい。
前回よりも真ん中寄りで、いっそう観易く、役者の表情も臨場感もストレートに伝わった。チケットありがとうです。

先ずは全員の迫力ある踊りの後に、「千秋楽だぜ」と矢崎広@烝が真ん中で鋭く叫ぶ。ゲストの日向薫@太夫も”千秋楽”の簪を頭に付けて登場し、相変わらず「可愛い弟たち」を煙に巻くw。
楽とあって、前回のような台詞の不安定さもなく、スピーディで力強い展開は途切れることなく、完璧に仕上げている。
ただ幾つか辛口を言うなら、一見さんには分らないお笑い部分が多いのが不満。大阪公演からのネタを引き摺っていたり、関西系お笑い芸人のネタを披露したりと、知らない人が観てもちっとも分らず面白くない。リピート客や関西の客はノリがよくて大笑いしてて、同じ客席空間にいながら寂しさを感じた。だからリピート客が増えるんだろうな。
アンケにもあったようだが、”千秋楽のノリで、だらだらとシーンを長引かせる”のは(笑)、このカンパニーには避けられないようだ^^;。

山本健史@市村辰之助は毎回必死でネタを仕込んでるようだが、締めが梅林亮太@市村鉄之助が握っているらしいw。梅林くんは大らかで体当たりの元気のいい芝居で生き生きと役を作り上げた。最後の殺陣も決めてたし、やはりあなたも”主人公”だ。
坂本龍馬役の太田清伸はあちこちに登場するので存在感がこびりつく。テンション高い芝居と、半端じゃないお笑いネタは見事。「わしじゃーっ!」は終演後にネタにされるw。
山南敬助役の吉谷光太郎は今作の脚本も手がける。吉谷さん@サンナンは、脱力感あるお笑いと、緊張感ある激情の芝居がメリハリが効いて上手い。
田中照人の近藤勇は、田中さんしかできない個性。最後の殺陣など決める時は決める。
松木賢三は、ミステリアスな斎藤一と、『RAINBOW』に続きまたオヤジ役も演じる。斎藤としての心情や活躍をもっと観たかった。
古川貴生@くのいちは、土曜に観た時はオカマの設定かと思ったw。明里や憎たらしい桝屋も演じたりと、早い入れ替わりや器用な芝居が要求され、この舞台に絶対不可欠な人。
日ノ西賢一@北村鈴は、純粋で一途な面がよく出てて、確かな実力が伺い知れる。

女装の狂乱シーンには今回も大笑い。楽記念で自分の写真も仕込んで配り歩いていたりw。みんな大ノリノリ。コワイ太夫のお見送りは柄谷吾史と郷本直也が担当。鉄之助を追いかける集団で、「キスしろーっ」と言ってたのが可笑しい。
柄谷さんや郷本さんはやはり男前で大柄で格好良いが、今回はやはりこの二人が立役者。加藤巨樹@沖田総司は何度でも観たくなるぐらい深味があり、崇高で格好良い(*^。^*)。烝&歩と難しい二役をこなした矢崎広も神秘的で、若いけどしっかりした芝居。矢崎くんのだけ生写真が完売してたのもスゴイ。

とにかく、何度も観たい舞台なので、DVD化か早い再演を望んでみたい。
Axleの柄谷さんと郷本さんが客演する30-DELUXも、殺陣の迫力がスゴイので、どのように関わりどんなアクションを見せて作り上げるのが楽しみである。
ミュージカル『テニスの王子様 Absolute King立海 feat.六角〜Second Service』を観てきた。
チケットが取り難いのは毎回だが、今回は3代目青学卒業と重なり、ホントに大変だった。

First Serviceから約8ヶ月。青学と立海大付属との対戦についに決着がつく。残りのシングルス3試合戦を描くが、相変わらずアニメの記憶しかない私。
新しいナンバーも増え、この間、役者の歌や演技力も少しパワーアップしたようだ。

乾貞治役の中山麻生は、台詞も歌もよく声が出て好感。乾同様、粘りの芝居を見せる。対戦するのは柳蓮二(柳というと『ジパング』の柳がすぐ浮かんでしまうのはご愛嬌)。小野健斗がクールでナイーブな雰囲気で注目させる。二人の「4年2ヶ月15日♪」はなかなか面白い。でもスクリーンの二人はとても小学生には見えんw。

不二周助役の相葉弘樹は、歌も演技も動きも安心して観ていられて頼もしい。昨日観た加藤巨樹さんとも雰囲気が重なりそう。不二の見せ場を美しく華麗に盛り上げる。対戦するのは切原赤也(こいつってリュウタロスに似てるな)。大河元気はもう少し身長が欲しいが、挑戦的なもの言いや活発な動きは雰囲気ばっちり。最後は可愛く潔いところも見せる。

真打ついに登場。越前リョーマ役の桜田通は、またまた背が伸びててビックリ。逞しい歌いっぷりと、しなやかでパワフルな動きは自信に溢れ、リョーマとカブる。今までのリョーマ役では、桜田くんがたぶん一番ぴったりハマってたと思う。対戦するのは、厳格で強固な男・真田弦一郎。どちらも帽子を被ったままで、表情がしかと見えないところも面白い。大柄の兼崎健太郎は豪快なアクションで、まさに皇帝の風格を醸す。主将・幸村精市との情感豊かな掛け合いもあるが、八神蓮は毎回パジャマ姿でちょっと残念。立海メンバーで歌う「風林火山♪」が、スクリーンの画も相まって面白い。熱く激しい対戦も見どころだ。

両校を盛り上げるのが、六角の葵剣太郎役川原一馬と、日替わりゲストで黒羽春風役の進藤学。二人っきりだからか、バネが意外とおとなしくいつもの個性を発揮せず。
最後に不気味に登場したのが沖縄比嘉中の木手と知念。音楽が沖縄っぽくて(?)トレンディだとバネさん(笑)。とにかく知念役の林野健志の背が高くて高くて目立つ(193cmかよ)。演出なのか、二人ともあまりお辞儀をせず何だか横柄な態度w。
比嘉中戦は、実はアニメであまり観てないので、正直こっから先の展開は全く分らん^^;。

今回で卒業し巣立って行く3代目青学メンバーには、私はいまだに馴染めていないが、みんな声がよく出ており、しっかりした芝居をしてくれた。
ただ一人残り、新キャストと共に次公演にも出演するのが海堂薫役の柳下大。だが、今回彼だけが声があまり出ず不安定で、正直リレー役としては不安がある^^;。

ところで『タクミくんシリーズ』が実写映画化されるが、この柳下大がタクミくん役だっけ。う〜みゅ、微妙^^;。井上佐智役の相葉弘樹もいるし、二人とも中学生から高校生役に昇格かw。赤池章三役の滝口幸広は大石役だったし、青学率高しw。六角の進藤学と『ハッピィ☆ボーイズ』で共演した加藤慶祐が崎義一役。ボウケンブラックの齋藤ヤスカや、声優で活躍の波多野渉も参加。先ずは「そして春風にささやいて」と「June Pride〜6月の自尊心」のエピが2008年お正月公開予定。観たいような、やめておきたいような^^;。どうせなら映画より、ナマの舞台で観たい気もするw。

青学・立海・六角入り乱れたカーテンコールでは、半分ほどのメンバーが客席通路に降りて踊り、会場が黄色い声に包まれて沸く。こっちの通路には、柳役の小野くん、続いてリョーマの桜田くんが来てくれた。間近で観る桜田くんの背中が大きい。みんなしっかり成長したんだなとしみじみ。
これからもテニミュの進化と若き彼らの活躍に期待したい。

アンケに初めてあった質問が、「今回チケットを取りやすかったか?」。だがテニミュ次回公演もはたしてチケットが手に入るか否かにかかっている(~_~)。
ブルーシャトルプロデュース公演『新撰組異聞 PEACE MAKER』を観てきた。
7月からの大阪公演に続き、東京公演も残りわずか。
小劇場とはいえど、奥行きも幅も広いステージで客席通路も通り易く、若者たちが動くには絶好の場。でも大阪のホールのほうがもっと大きかったとか。

同名の人気コミックが原作の初の舞台化。出演者は劇団ひまわり関係のブルーシャトルの男性俳優が中心だが、殆どがAxle(アクサル)の男優たちである。脚本は吉谷光太郎、演出は大塚雅史。
新撰組に入隊した少年を中心に、幕末の志士たちを強烈な個性と存在感で描いた歴史青春群像劇。

約2時間30分だが、幕末の怒涛の時代を一気に熱く駆け抜けたような舞台で、思いっきり興奮させられた。
力強いダンスや激しい殺陣とアクションをふんだんに織り交ぜ、骨太で凄みのある”漢(おとこ)”の芝居に仕上がっている。
その中で、原作の持ち味である、人間の痛みや憎しみや恐怖などを丁寧に燃焼させ、少年の成長を見事に表現している。

原作はアニメしか知らないが、アニメの記憶やシーンと共に、声優キャスト陣が思い浮かび、その声や演技と比較しながらも観たので、より興味深かった。
役者陣もとにかくイメージ通りで、お気に入りを探すのも一興。いつものアクサル陣営に、テニミュ経験者の郷本さんや矢崎くんが加わり、いっそう新鮮で極上な味を提供する。

土方歳三役の柄谷吾史は、眼力も鋭く、凄みがあるパワフルな声で、スケールの大きい殺陣やアクションを堂々と披露し、まさに舞台の”華”として格好良い(*^^*)。
吉田稔麿役の郷本直也は、出番は少ないが、非情かつ妖艶な雰囲気で敵役として強烈な存在感を見せる。
お二人は『最遊記』の三蔵&悟浄よろしく、体型的にも対峙する様子が見どころ。

舞台の妙で、意外な役者にも惹き付けられた。
加藤巨樹演じる沖田総司がとにかく魅力的。大河ドラマの藤原竜也のイメージに近く、にこやかでたおやかな外面と、”鬼”と化した非情な剣さばき。”天然理心流”な剣の構え、一瞬のうちに翻る剣とシャープで華麗な動きは、身震いするほど素晴らしい(*^^*)。ソフトでクールな声音も心地良い。正直、今まで加藤さんの舞台も色々と観てきたのに、役的にも惹かれなかったのがウソのようだ^^;。加藤さんがこんな秀逸な芝居をされる方だとは思ってなかった。加藤さんの沖田は何度でも観たい。

山崎烝&山崎歩の二役を演じた矢崎広も好演で、新たなファンを増やしたようだ。鬘と着物だけの扮装なのに、女性役も全く違和感ない。扮装を脱ぐと、忽ちエキセントリックな忍びに早変わり。高い女性声と、低い青年声を使い分ける”声優”としての技能も見事。しなやかな身体も美しく、お尻がキュっと締まってるのについ注目v。剣を扱わないので、柔らかな動きはラケットを握ってるような颯爽とした感じw。メンバーの中で矢崎くんだけが関西人でなく、京弁には苦労したようだが、大阪公演中にしっかり把握したらしく、見事な台詞を聞かせる。
他メンバーは別の機会にまた。

東京公演だけ参加の紅一点、日向薫は、メンバーの”おねえ”な役どころで華やかに登場し凛々しく歌う。
大阪公演だけ参加した大河元気は、ラケットバッグを持って登場、中からあるモノを取り出して短い芝居をしたらしい。『テニミュ』の宣伝もあろうが、彼の切原赤也は明日観ることになる。

大阪のを観た人から、途中で全体がはっちゃけるシーンがあると伺ってたが、ホント大笑いさせられた(^o^)。みんなそれはもう楽しんでやってた。通路を大ノリの柄谷さんが通り、互いに手を振って上機嫌(^.^)美味しい座席で感謝です。
関西系のみんなはお笑いがとにかく好きなのか、お笑いトリオや山南さんや辰之助が漫才に興じるも、長過ぎると芝居のテンポが損なわれる恐れもありそう^^;。
昼夜公演が続き、暑さや疲れも出たのか、何人かが台詞を噛んでたり言い直してる様子も見られた。楽日には完璧にして貰いたい。

夜空に打ち上がった花火の音や、地を響き渡らせる太鼓の音楽などが、幕末の男たちを更に鮮やかに蘇らせた舞台。
今まで観たアクサル関係の舞台の中では、最も格好良く男気溢れた芝居だったと思う。
楽日にもう1回観劇予定。これは2回3回と何度でも観たくなる舞台だろう。


物販はナマ写真がいっぱい。全員とペア、個別で柄谷さん、郷本さん、加藤さん、矢崎くんのを買ってしまった。アクサルではないので、クジ写真や楽セットが無いのもラク。
電影版『獣拳戦隊ゲキレンジャー』と劇場版『仮面ライダー電王』を朝から息子と一緒に観てきた。
映画舞台挨拶があるので入念なカメラチェック。満を持しての入プレはゲキレッドだし〜トホホン(-_-;)。
人手が足りないのか物販には長〜い列。劇場スタッフは、電王をナメてるなw。
今回も舞台挨拶があるためか、子どもが殆どいないよ(笑)と息子。立ち見も溢れんばかりでビックリ。


上演前に初日舞台挨拶。これが本日舞台挨拶の初っ端。
佐藤健、中村優一、秋山莉奈が登場。佐藤くんはベージュのベストに青ジーンズ。中村くんは黒いTシャツ黒ジーンズで統一。秋山さんは白い可愛いワンピ。

佐藤くん「立ち回りはそうでもない。走り回った」「ちょっと良ちゃん強くなったかも(笑)。特訓の成果が出ている」
中村くん「ドラマと映画のクンランクインほぼ同じ。」「8月はここまで仲良くやってるんだなとやった」
佐藤くん「一人6役は大変だったが、其々のキャラを演じ分けした」
中村くん「デネブとの掛け合いは、押川さんと念入りに打ち合わせ」「デネブとのシーンが安心する」→ここで秋山さんから鋭いツッコミw。
秋山さん「渡辺裕之さんは大きい少年でした」→後でMCが「無邪気で素敵な方」と纏めるw。MCのお姉さんはお喋り好きで、ナオミとキャラが被ってる、と三人の間で言ってたとかw。

「どっちかというと、(佐藤くんが)侑斗で、僕が良太郎キャラ」と中村くん。佐藤くんも「中村くんの場合は即、良太郎」。でもMCに「侑斗とキャラ被ってますね」と言われた佐藤くんは「そんなことないです」(笑)
最後に佐藤くんが「観てたくさんビックリして下さい。気楽な気持ちで…そんな感じです」と締めた(?)。

隣の女の子とかはずっとキャーキャー騒いでるし、あらためて佐藤くんたちの人気ぶりを実感。上映前なので本筋に触れてないトークだが、とにかく早く観せてくれと。以下、簡単な雑感のみ。


電影版『獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦』。約30分。
”武術会”とか”気”とか、『ドラゴンボール』を彷彿とさせる香港スペクタル編。

宣伝番組で鈴木裕樹も言ってたが、ジャンのアクションが多い。ゲストの小野真弓とも息ぴったり。理央もワイルドな格好良さを見せ、メレにマントをかける優しさにジン。
ミランダ役インリンのM字開脚は太股バッチリでエロい。4人の女性のアクションで、観にきた男性たちはウハウハ?石橋雅史は強ぇ〜し。
たくさんの料理がグチャグチャになって勿体無いのに、親子がたらふく食ってるのってヘンじゃないか〜^^;。

テレビシリーズからは考えられない、ありえない設定が出てくるが、バエの四字熟語の解説に納得。石田彰の名も、永井一郎の次にテロップ。
その熟語こそが、この作品のテーマ「ネイネイホウホウ」と重なる。単純だが分り易い話でまずまずの出来か。


ゲキレンジャーの後は、『モモタロスのなつやすみ』。
SPトークショーでも観たが、何度観ても笑える〜。関さんの声が楽しい。私の後ろの男性が、キンのところで「全然違うよっ!」と大きな声でツッコんだりとノリノリ。周りが大ウケで、かなりテンション高い反応。最後は会場から大きな拍手。


劇場版『仮面ライダー電王 俺、誕生!』。
テレビシリーズとリンクされてるが、最大の強敵の企みに敢然と立ち向かうデンライナーのみんなの活躍。

良太郎は、殆ど活躍してな〜いw。先頭に立って闘うのは我らのモモタロス! もちろん、関俊彦がめいっぱい喋っていて嬉しくて楽しい(^.^)。威勢のいい格好だけでなく、ションボリした寂しげな後ろ姿もあり切ない。ハナのアクションは冴え渡りカッコイー。ハナの「ウソでしょ!?」は、あのシーンで使われているのか。小さい良太郎が思った以上に可愛い格好良かった。

モモも人気者だが、ウラタロスやリュウタロスが出ると会場が沸く。キンタロスの時はヘンな笑い。謎の音楽と共にジークが出ると、ホーっな感じ。でもジークは、ハナから散々な言われようw。
ナオミは好奇心旺盛でマイペース、オーナーの口だけの笑みがコワイw。

渡辺裕之以外のゲスト出演者は、思ったより出番が少なく存在感が薄い。渡辺さん@牙王は豪快かつ残虐。佐藤くん@良太郎をイジめるシーンが結構オモロイ。仮面ライダーガオウのキーポイントは”口”だったのね^^;。
ウラタロスらが其々どのイマジンと闘うかも注目。敵イマジンの声にも注目か?

侑斗の最後の台詞には私も惹かれた。あの台詞がこの作品のテーマのひとつなんだろうな。
あらためて、”電車”の良いところは、みんなで一緒に乗って行けることだと分る。最後のシーンは、ホントにしみじみと胸が熱くなる(^^)。泣けるで…まではいかないが。同時に、自分の思い出の中の同じようなシーンが思い浮かぶ。このことが大切なんだろう。
全部がクライマックスだぜ!ってことだ(^o^)。


パンフに、モノクロの関さんの昔の写真と思い入れたっぷりのコメント。
劇場商品にはツボのものが多過ぎて、全部買い込みそうな欲求を我慢^^;。でも通販しようかな〜。
息子と別れて私は新宿へ。またお芝居とハシゴなのだ。
モーニング『ジパング』航跡322。
今回立ち読みしながら、ふっと考えたこと…。”穴に3連発と●●パーティー!?”(^_^;)。卑猥でスンマセン。

初弾発射した尾栗と、すぐに次弾を用意する青梅との抜群のコンビネーションに注目。でも尾栗はあくまで明るいムードメーカーを続行だが、青梅はそろそろ言葉少なで真剣。

ハンドアローの弾って速そうだ。発砲炎2発を目で確認したと思ったら、耳には「大和」煙突に被弾する音。見知らぬものからの突如の攻撃で、「大和」乗員にとっては恐怖でしかない。
見知らぬ敵への「大和」からの対空砲火もあまり効力が無いらしい。
22発もまだ残ってたか。2発3発目と上手くいき、このまま全部発射命中したら、「大和」も止まるだろうか。
でも、好事魔多しともいうからな。尾栗は全てを想定し覚悟してるだろうが、林原とか調子こいて接近したら、手痛い目にあいそうだ。

「パーティー」はこのまま続けられるか。
穴攻め続行を表すのだろうが、ここはやはり”尾栗隊”という意味で飲み込みたい。誰ひとり欠かしてはいけない、”仲間”なのだから。
ところで、そんな状況を静観しているハズの上空の草加はどうしているんだろ? 今回は描かれてなくて、かえってブキミw。

今週号は合併号だし、かいじ先生は次回お休みだし、この続きは3週間後か!? おいおい^^;。
Studio Life公演『孤児のミューズたち』borne(ボルヌ)チームのを観てきた。
31日のaチームの感動も冷めやらぬまま。
今回は正面の真ん中辺りの座席で、観る方向が違うと感じ方も変る。前回の横座席は目の前で臨場感があり、つい感情的に観ていた。今度は俯瞰的に冷静に観れる。
客席の段差は適度にあり、ステージも高めの位置なので、どこからでも見易いこじんまりとした劇場だと思う。

aチームのと比べると、良き悪きにしろ印象がずいぶん違う。
aチーム役者はデカい代わりに華があったが、bチームは堅実的だが面白味に欠けて地味に思える。
カトリーヌ役の楢原秀佳は、品があり毅然としてるが、たくさんの男たちと関係を持ったというアバズレ的な雰囲気が感じられない。
マルティーヌ役の倉本徹は、今までコメディだとすぐに調子にノった演技があったが、こんなに真面目で情感豊かな演技も出来る方だったとは。どうしても保護者的風貌が出て、女性の可愛らしさが感じられないのが残念。
リュック役の小野健太郎は、女装してるのに男っぽくて格好良くて、繊細な演技や表情も見せ、なかなかの成長ぶり。

この三人に、aチームと同じように林勇輔のイザベルが加わる。生き生きした可愛いイザベルはやっぱり好き。でも何となく、bチームの整然とした世界にいるより、aチームのデカくても自由な世界にいたほうが、林イザベルはしっくりきそうだ。

前回聞き逃していた台詞も把握でき、三人の置かれた状況などもより鮮明に理解できた。特に長女カトゥの、母親に対するライバル意識とかも深く想像できる。
猥褻で毒々しい台詞も飛び交い、女性が演じればドロドロした陰鬱な雰囲気にもなりかねない話だが、男性が全てを演じることによって、カラリと笑い飛ばす乾いた良質の作品に仕上がっている。

結局、イザベルの相手がどんな男だったのかは、原作を読んでないので想像するしかない。車のクラクションの演出はなかなかよく、実は『ガンダム』第13話の”間男”が浮かんでいたw。
イザベルの台詞はどれも頭に心にビンビンと響き、ゆっくりと反芻させられる。彼女がいつも真実を突いてるからだ。今回は「子供たちがどのように巣立っていくか…」に感銘を受けた。林さんのハスキーで可憐な声がしっとりと伝わってくる。「12人のミューズ」という台詞では、図らずも竹宮惠子先生の漫画『ジルベスターの星から』が浮かんでしまった。「私は何人も何人もあなたにジルをあげましょう…」私にとって”ミューズ”とは、昔出会ったこの”ジル”なのかもしれない。

筋書きを知ってるせいか、俯瞰的座席が要因か、役者が違うためか、前回ほどの感銘は薄れて、何度か疲れと眠気が出た^^;。
それでも、ラストのイザベルの旅立ちシーンは圧巻。彼女の台詞に心が躍り、また涙が頬を伝うほど感動させられた。子どものような表情をするリュックを、カトゥが歌いながら優しく撫でるシーンまで余韻が続いた。
4人の挨拶も最後まで気持ち良く、いっぱい拍手を送った。

チラシの絵を描いた及川健は、宣伝美術として協力。でも及川さんや笠原さんら、Studio Lifeの華だった役者は次々と客演ばかりなのも、やっぱり寂しい。Studio Lifeという”家族”の再生も願いたい。
次回のStudio Life的公演は、ミュージカル『あらしのよるに』と9月の『決闘』。どちらも男(オス)同士の話だが、メイが男性役者ならよかったのにと何度も思う。

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