*pnish* on vol.6
2007年12月8日 イベント『*pnish* on vol.6』へ行ってきた。
vol.5からほぼ一年ぶり。リーフレットは卓上X’masカードにもなる。販売物も賑やかで、パニonブックとハピパニDVDとナマ写真を買う。会場に入ると兵士風なスタッフw。
on vol.4以来の最前列。しかも通路側で、公演中のパニとハイタッチも可能v。今回はDVD収録分。ネタバレにならない程度に(?)雑感。
冒頭のスクリーン映像から飛び出すように舞台に登場する*pnish*の佐野大樹、鷲尾昇、森山栄治、土屋裕一。今回はアクションからオープニングダンスへ。眼鏡のtutiがよく似合う。
自己紹介では、「tuti」「セクシー」「わっしー」「大樹っちゃん」と客席から熱いコール。
わっしーと大樹くん、栄治とtutiが組んでのコント。片方は爽やか青春もの、もう片方は濃いめ職業ものネタで、其々のコンビネーションが見どころ。片方がやってる間、暗闇の中でじっとしてるもう片方も大変。大樹くんが走り回り、通路でのコントもあり、後方席も充分楽しめるサービス。
妙に笑えたが、これが川本成さんが担当したコントなのかな。
其々のカラーの作業服に着替えてダンス。よりによって収録日に、大樹くんが前開き^^;。大ウケで吹くメンバー。大樹くん進行で、今回のテーマはハピパニの思い出。これは私も一昨年から全参加。参加したことがない人にも優しいパニ。それにしても、テンパってる大樹くんにメンバー苦笑でツッコミ。栄治はサポート役?
大樹くん発案の(?)ミニドラマ。これが私には大好物のネタで愉快だが、他メンバーはあまり関心がない様子。大樹くん、一瞬キャラ似の表情になるけど、すぐ元の締まりのない顔にw。あのTだと呼ばれたtutiだが、若本さんだからいいじゃん。平和だね〜。二階へ手乗りジャンプする格好良さも披露。ドラマも妙ちくりんな味で可笑しかったw。それにしても大樹くん、カツ舌はワルいがキュートだな。
会場の手拍子の中、黒のタンクトップでシャープなダンスを披露。脇毛につい目がいっちゃうw。誰よりも汗が飛び散るtutiだが、その汗が周りメンバーに降りかかり、客席からちと笑い。
白の長いロングコートでのダンスは、裾を翻して流れるような動きでダイナミックかつ優雅。
続いて、コートを脱いで真っ白な肢体でスマートにダンシング。装置2階も駆使してメンバー其々の個性が光る。
銀テープが舞ったが、前方席より真ん中席に飛ぶ。テープの中にメンバーのメッセージも書かれてあるとか。
アンコールではtutiからメンバーの告知と、其々が御礼の言葉。疲れも見せずパワフルにダンスする中、上空からキラキラと青く細かいテープが”青春”の輝きのように降り注ぎ、とても綺麗な演出だった。
ラストは恒例のパニ握手会。前列から順番なので、すぐに握手の列へ移動。メンバー其々にひと言を伝えながら握手をしてもらう。フワリとした握手だったが、4人とも目を合せて笑顔で受け答え。
次のパニ関連は、横浜の『bambino+』かな。tutiの『ウラノス』も取れたし、『燃え尽きる寸前の光』と『BLEACH』は良席だし、来年もパニでいっぱいv。
来週は『DEAR BOYS』でまたこの会場だ。
 ̄
遙か祭と、ネオアンジェのアニメ化。
新キャラに入野自由と中村悠一って、どこまでやらかしてくれるんだコーエー(~_~)。
vol.5からほぼ一年ぶり。リーフレットは卓上X’masカードにもなる。販売物も賑やかで、パニonブックとハピパニDVDとナマ写真を買う。会場に入ると兵士風なスタッフw。
on vol.4以来の最前列。しかも通路側で、公演中のパニとハイタッチも可能v。今回はDVD収録分。ネタバレにならない程度に(?)雑感。
冒頭のスクリーン映像から飛び出すように舞台に登場する*pnish*の佐野大樹、鷲尾昇、森山栄治、土屋裕一。今回はアクションからオープニングダンスへ。眼鏡のtutiがよく似合う。
自己紹介では、「tuti」「セクシー」「わっしー」「大樹っちゃん」と客席から熱いコール。
わっしーと大樹くん、栄治とtutiが組んでのコント。片方は爽やか青春もの、もう片方は濃いめ職業ものネタで、其々のコンビネーションが見どころ。片方がやってる間、暗闇の中でじっとしてるもう片方も大変。大樹くんが走り回り、通路でのコントもあり、後方席も充分楽しめるサービス。
妙に笑えたが、これが川本成さんが担当したコントなのかな。
其々のカラーの作業服に着替えてダンス。よりによって収録日に、大樹くんが前開き^^;。大ウケで吹くメンバー。大樹くん進行で、今回のテーマはハピパニの思い出。これは私も一昨年から全参加。参加したことがない人にも優しいパニ。それにしても、テンパってる大樹くんにメンバー苦笑でツッコミ。栄治はサポート役?
大樹くん発案の(?)ミニドラマ。これが私には大好物のネタで愉快だが、他メンバーはあまり関心がない様子。大樹くん、一瞬キャラ似の表情になるけど、すぐ元の締まりのない顔にw。あのTだと呼ばれたtutiだが、若本さんだからいいじゃん。平和だね〜。二階へ手乗りジャンプする格好良さも披露。ドラマも妙ちくりんな味で可笑しかったw。それにしても大樹くん、カツ舌はワルいがキュートだな。
会場の手拍子の中、黒のタンクトップでシャープなダンスを披露。脇毛につい目がいっちゃうw。誰よりも汗が飛び散るtutiだが、その汗が周りメンバーに降りかかり、客席からちと笑い。
白の長いロングコートでのダンスは、裾を翻して流れるような動きでダイナミックかつ優雅。
続いて、コートを脱いで真っ白な肢体でスマートにダンシング。装置2階も駆使してメンバー其々の個性が光る。
銀テープが舞ったが、前方席より真ん中席に飛ぶ。テープの中にメンバーのメッセージも書かれてあるとか。
アンコールではtutiからメンバーの告知と、其々が御礼の言葉。疲れも見せずパワフルにダンスする中、上空からキラキラと青く細かいテープが”青春”の輝きのように降り注ぎ、とても綺麗な演出だった。
ラストは恒例のパニ握手会。前列から順番なので、すぐに握手の列へ移動。メンバー其々にひと言を伝えながら握手をしてもらう。フワリとした握手だったが、4人とも目を合せて笑顔で受け答え。
次のパニ関連は、横浜の『bambino+』かな。tutiの『ウラノス』も取れたし、『燃え尽きる寸前の光』と『BLEACH』は良席だし、来年もパニでいっぱいv。
来週は『DEAR BOYS』でまたこの会場だ。
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遙か祭と、ネオアンジェのアニメ化。
新キャラに入野自由と中村悠一って、どこまでやらかしてくれるんだコーエー(~_~)。
無料券があったので、映画『椿三十郎』を観てきた。
観客数が少なくゆったり。
藩の巨悪を暴き人質救出に立ち上がる若侍たちに、協力する謎の素浪人ヒーローを描く。
豪華キャストで見易く、ストーリーも分り易く、ゆうるりとした雰囲気。間延びしたテンポにはイライラさせられるが、カラっとした明るさとキャラクターの個性で、正月映画の娯楽時代劇としては相応しい。
黒澤明監督と三船敏郎主演の作品は観ていないので比べられない。森田芳光監督はオリジナルシナリオを使用したリメイクで年配客を誘導。だが、若手起用で登場人物も台詞も現代風にアレンジしたのか、妙な笑いと滑稽さを含んだ軽めテイストの作品になったようだ。人があんなに斬られるのに音だけで血飛沫が見られないのも、リアリティさを払拭したためだろうか。
織田裕二は8kgも体重を増やし、殺陣の猛特訓をされての役作りで熱演。飄々とした仲間意識の頼りになる魅力は憎まれないが、重厚さとカリスマ性が足りない。殺陣の凄さは初めのうちだけで尻つぼみ、最後もあっけない死闘。
ベテラン勢が演じる”茶室”ならぬ、”椿館の三悪人”(竹宮惠子先生の漫画がすぐ浮かんじゃうw)も行動的には物足りない。
若侍九人は台詞も見せ場も多いが、とにかく阿呆で間抜けでガキで、どこまでもイラっとしちゃう可愛い奴らw。九人の個性が徐々に分るが、松山ケンイチ、林剛史、一太郎の歪なバランスが面白い。佐々木蔵之介は美味しい役どころだが、その後十人目になったんだろか?^^;
中村玉緒の怪演には脱力するが、真実を諭す一瞬に品格を感じる。鈴木杏より村川絵梨のほうが賢くて愛らしい。
椿三十郎のライバル・室戸半兵衛役の豊川悦司には不気味な緊張感があるが、三十郎と同じくどこかツメが甘い。宿敵同士の鮮烈さは少ないが、運命の相手といった感じ。出会いから好意が湧き上がり、二人の体温と言葉が交差し合う。二人が向き合う場面では、頭半分大きい半兵衛が熱っぽい眼差しで三十郎を見つめる。あんた、三十郎に惚れてるでしょ?と分るぐらい(笑)半兵衛×三十郎な関係に見えてきちゃう(腐女子的見方が止まらん^^;)。
互いに”抜き身の剣”。己を切り裂いた程の衝撃で腹立たしく虚しい思いをした三十郎だが、半兵衛は己に斬られて本望だったかもしれない。
名前も実は偽名だし、出生も剣術も何もかも謎な男・椿三十郎。ちょっぴり『居残り佐平次』の”侍版”にも思えたw(押入れ奴もいるし)。男たちがつるんでボスの一騎打ちという点では、映画『クローズZERO』とも繋がりそう。
武士は左側通行だが、東のエスカレーターで左側に寄るのも、ここから来ているらしい。西は商人の懐から、右側に寄るのだとか。
観客数が少なくゆったり。
藩の巨悪を暴き人質救出に立ち上がる若侍たちに、協力する謎の素浪人ヒーローを描く。
豪華キャストで見易く、ストーリーも分り易く、ゆうるりとした雰囲気。間延びしたテンポにはイライラさせられるが、カラっとした明るさとキャラクターの個性で、正月映画の娯楽時代劇としては相応しい。
黒澤明監督と三船敏郎主演の作品は観ていないので比べられない。森田芳光監督はオリジナルシナリオを使用したリメイクで年配客を誘導。だが、若手起用で登場人物も台詞も現代風にアレンジしたのか、妙な笑いと滑稽さを含んだ軽めテイストの作品になったようだ。人があんなに斬られるのに音だけで血飛沫が見られないのも、リアリティさを払拭したためだろうか。
織田裕二は8kgも体重を増やし、殺陣の猛特訓をされての役作りで熱演。飄々とした仲間意識の頼りになる魅力は憎まれないが、重厚さとカリスマ性が足りない。殺陣の凄さは初めのうちだけで尻つぼみ、最後もあっけない死闘。
ベテラン勢が演じる”茶室”ならぬ、”椿館の三悪人”(竹宮惠子先生の漫画がすぐ浮かんじゃうw)も行動的には物足りない。
若侍九人は台詞も見せ場も多いが、とにかく阿呆で間抜けでガキで、どこまでもイラっとしちゃう可愛い奴らw。九人の個性が徐々に分るが、松山ケンイチ、林剛史、一太郎の歪なバランスが面白い。佐々木蔵之介は美味しい役どころだが、その後十人目になったんだろか?^^;
中村玉緒の怪演には脱力するが、真実を諭す一瞬に品格を感じる。鈴木杏より村川絵梨のほうが賢くて愛らしい。
椿三十郎のライバル・室戸半兵衛役の豊川悦司には不気味な緊張感があるが、三十郎と同じくどこかツメが甘い。宿敵同士の鮮烈さは少ないが、運命の相手といった感じ。出会いから好意が湧き上がり、二人の体温と言葉が交差し合う。二人が向き合う場面では、頭半分大きい半兵衛が熱っぽい眼差しで三十郎を見つめる。あんた、三十郎に惚れてるでしょ?と分るぐらい(笑)半兵衛×三十郎な関係に見えてきちゃう(腐女子的見方が止まらん^^;)。
互いに”抜き身の剣”。己を切り裂いた程の衝撃で腹立たしく虚しい思いをした三十郎だが、半兵衛は己に斬られて本望だったかもしれない。
名前も実は偽名だし、出生も剣術も何もかも謎な男・椿三十郎。ちょっぴり『居残り佐平次』の”侍版”にも思えたw(押入れ奴もいるし)。男たちがつるんでボスの一騎打ちという点では、映画『クローズZERO』とも繋がりそう。
武士は左側通行だが、東のエスカレーターで左側に寄るのも、ここから来ているらしい。西は商人の懐から、右側に寄るのだとか。
モニジパ 航跡337
2007年12月7日 アニメ声優漫画モーニング『ジパング』航跡337。立ち読みなので悪しからず^^;。
2千800名の退艦準備も整い、着々と「大和」を自分のものにしていく草加。
瀕死の鴻上は今までの奮闘努力が実ったのだから、そりゃもう起死回生の晴れやかさ。
だが「大和」艦長はともかく、「武蔵」艦長も長官も、まんまと草加にしてやられたってトコか。彼らの苦肉の策が無線封鎖解除。でもこれこそ草加が待っていたこと。
「大和」を手に入れた草加が先ずやったことは”名乗り”。そして堂々とした”宣戦布告”。
「隠蔽するものは何もない」連合艦隊だけでなく、米艦隊や米海軍情報部、ワシントンも巻き込んで、新型戦艦「大和」の存在のお披露目ときたもんだ。「大和」の戦闘能力まで教えてから、それを凌ぐ”必殺技”の存在まで知らしめる。
何という大胆不敵、空前絶後な仕掛け。
草加の言葉は、敵味方を超越して、世界に向けて放たれる。この展開はまるで『沈艦』の海江田のよう。
米軍少佐三羽烏(?)にとって、これは強烈な刺激剤となりそうだ。それにしてもカーネルといい、マクローリィといい童顔だな。でも草加にしろ、童顔なヤツほどコワイのだw。
今回はキャサリン(だっけ?)の笑顔が一服の清涼剤。”本人に手渡し”という地味で確実な作業に注目。
電文が届いた「みらい」でも、角松が草加の存在を強烈に意識。さぁどう動くだろう? 尾栗はまだあのまま放置なんだろか。
草加の格好良さがどんどん増幅されていくv。その確固たる信念とカリスマ性、決断力や実行力や統率力もあらためて見せ付け、草加の魅力がほとばしる。
ラスト1ページぶっちぎりの草加には、目と心をわし掴みにされそうなほどの凄み(*^。^*)。この男を、いったい誰が止められるのだろう。
2千800名の退艦準備も整い、着々と「大和」を自分のものにしていく草加。
瀕死の鴻上は今までの奮闘努力が実ったのだから、そりゃもう起死回生の晴れやかさ。
だが「大和」艦長はともかく、「武蔵」艦長も長官も、まんまと草加にしてやられたってトコか。彼らの苦肉の策が無線封鎖解除。でもこれこそ草加が待っていたこと。
「大和」を手に入れた草加が先ずやったことは”名乗り”。そして堂々とした”宣戦布告”。
「隠蔽するものは何もない」連合艦隊だけでなく、米艦隊や米海軍情報部、ワシントンも巻き込んで、新型戦艦「大和」の存在のお披露目ときたもんだ。「大和」の戦闘能力まで教えてから、それを凌ぐ”必殺技”の存在まで知らしめる。
何という大胆不敵、空前絶後な仕掛け。
草加の言葉は、敵味方を超越して、世界に向けて放たれる。この展開はまるで『沈艦』の海江田のよう。
米軍少佐三羽烏(?)にとって、これは強烈な刺激剤となりそうだ。それにしてもカーネルといい、マクローリィといい童顔だな。でも草加にしろ、童顔なヤツほどコワイのだw。
今回はキャサリン(だっけ?)の笑顔が一服の清涼剤。”本人に手渡し”という地味で確実な作業に注目。
電文が届いた「みらい」でも、角松が草加の存在を強烈に意識。さぁどう動くだろう? 尾栗はまだあのまま放置なんだろか。
草加の格好良さがどんどん増幅されていくv。その確固たる信念とカリスマ性、決断力や実行力や統率力もあらためて見せ付け、草加の魅力がほとばしる。
ラスト1ページぶっちぎりの草加には、目と心をわし掴みにされそうなほどの凄み(*^。^*)。この男を、いったい誰が止められるのだろう。
THE 黒帯 TRUCE
2007年12月6日 舞台演劇THE 黒帯の旗揚げ公演『TRUCE』の初日を観てきた。
整理券を貰っての入場で、また最前列に着席。始まったばかりなのでザっと雑感。
「THE 黒帯」とは、岡村まきすけ・小林高之・橋本達也・松尾延晃・榎原伊知良・稲田徹の6人で結成された演劇ユニット。舞台を中心に、他のジャンルにも活躍の場を拡げる、”漢”達の集まりである。
お目当てはもちろん稲田徹さん。他に、11月の『Honey Bee…』に主役で出演されていた小林さんが分るが、他メンバーは殆ど知らない。
戦場カメラマンがファインダー越しに捉えた、兵士たちの生き様とその真実。
作・演出は、榎原伊知良。今まで観た舞台と比べ、ちょっと異色で骨太な世界観。男5人の舞台だと「ひらり。」があるが、そことは少し違う、肉体的かつ反骨的な雰囲気を感じる。
暗転が多いのが気になるが、ジェットコースターとうたうだけあって展開が早く、ドラマ的に常に緊張感を醸し出す。
初日なためか、役者みんな台詞をちょっぴり噛んだりしてたが、場を重ねることで解消しそう。
役者に合せてキャラクター作りをしたのか、其々みんなハマっていて、其々に個性と見せ場があり、全てキャラ立ちしていたのがスゴイ。
特に、少佐。登場した時はその曖昧なキャラに脱力していたが、どんどん彼の思いがわかって、愛らしく思えてくるからフシギ。演じ手の橋本さんは色々と大変だっただろう。
稲田さんは、今まで観た稲田さんのお芝居の中で一番出番が多く、今までで一番男前で格好良いv。役的に『ジパング』の角松が浮かんで嬉しいが、ご本人も少し意識されてたようだ。ちょっぴり痩せられたようだが凛々しい身体、独特の良いお声もたっぷり、場に覇気を与える役どころで、とにかく必見必聴。
笑いもあり活気もあるが、根底にあるのは、常に”死”と隣り合わせのちっぽけな兵士たちの崇高な魂。そしてどうしても『ジパング』のアレが浮かんでしまうのだ^^;。
時間差の展開も分り易く、逆手にとったラストもよく出来ており、涙を誘って切ない。
初日なので役者の挨拶でもあるかと思ったが、何もなくて静かに終了。
 ̄
ロビー一角のヒモに飾られてた十数枚の白紙が、終演後に見ると舞台稽古の時の写真に変わっていた。まるでカメラマンが戦場の彼らを写したように。
入口には、CLAMPから稲田さんへ花壇。ロビーでは役者の皆さんが関係者の方々と歓談。
稲田さんには特に知り合いが多く、次から次へとお声がかかりモテモテ状態w。檜山修之さんと中井和哉さんもいらしてて、稲田さんと屈託ないお喋り。仲良さそうで微笑ましい。
稲田さんとやっとお言葉を交わせて、握手と写真もお願いした。顔は覚えられたようで、いつも満面の笑みと優しい言葉で包んでくれて嬉しい。ありがとうございました。
次回THE 黒帯公演は、2008年夏頃公演予定。それまでにイベントとか色々ありそう。
整理券を貰っての入場で、また最前列に着席。始まったばかりなのでザっと雑感。
「THE 黒帯」とは、岡村まきすけ・小林高之・橋本達也・松尾延晃・榎原伊知良・稲田徹の6人で結成された演劇ユニット。舞台を中心に、他のジャンルにも活躍の場を拡げる、”漢”達の集まりである。
お目当てはもちろん稲田徹さん。他に、11月の『Honey Bee…』に主役で出演されていた小林さんが分るが、他メンバーは殆ど知らない。
戦場カメラマンがファインダー越しに捉えた、兵士たちの生き様とその真実。
作・演出は、榎原伊知良。今まで観た舞台と比べ、ちょっと異色で骨太な世界観。男5人の舞台だと「ひらり。」があるが、そことは少し違う、肉体的かつ反骨的な雰囲気を感じる。
暗転が多いのが気になるが、ジェットコースターとうたうだけあって展開が早く、ドラマ的に常に緊張感を醸し出す。
初日なためか、役者みんな台詞をちょっぴり噛んだりしてたが、場を重ねることで解消しそう。
役者に合せてキャラクター作りをしたのか、其々みんなハマっていて、其々に個性と見せ場があり、全てキャラ立ちしていたのがスゴイ。
特に、少佐。登場した時はその曖昧なキャラに脱力していたが、どんどん彼の思いがわかって、愛らしく思えてくるからフシギ。演じ手の橋本さんは色々と大変だっただろう。
稲田さんは、今まで観た稲田さんのお芝居の中で一番出番が多く、今までで一番男前で格好良いv。役的に『ジパング』の角松が浮かんで嬉しいが、ご本人も少し意識されてたようだ。ちょっぴり痩せられたようだが凛々しい身体、独特の良いお声もたっぷり、場に覇気を与える役どころで、とにかく必見必聴。
笑いもあり活気もあるが、根底にあるのは、常に”死”と隣り合わせのちっぽけな兵士たちの崇高な魂。そしてどうしても『ジパング』のアレが浮かんでしまうのだ^^;。
時間差の展開も分り易く、逆手にとったラストもよく出来ており、涙を誘って切ない。
初日なので役者の挨拶でもあるかと思ったが、何もなくて静かに終了。
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ロビー一角のヒモに飾られてた十数枚の白紙が、終演後に見ると舞台稽古の時の写真に変わっていた。まるでカメラマンが戦場の彼らを写したように。
入口には、CLAMPから稲田さんへ花壇。ロビーでは役者の皆さんが関係者の方々と歓談。
稲田さんには特に知り合いが多く、次から次へとお声がかかりモテモテ状態w。檜山修之さんと中井和哉さんもいらしてて、稲田さんと屈託ないお喋り。仲良さそうで微笑ましい。
稲田さんとやっとお言葉を交わせて、握手と写真もお願いした。顔は覚えられたようで、いつも満面の笑みと優しい言葉で包んでくれて嬉しい。ありがとうございました。
次回THE 黒帯公演は、2008年夏頃公演予定。それまでにイベントとか色々ありそう。
マ王!R 2巻/鋼鉄三国志4巻
2007年12月5日 アニメ声優漫画先月からのDVDなぞ。
『今日からマ王!R』2巻。今巻はメイトで。
本編について。原作は読んでないので、買う前に混乱したが^^;、時間の流れとしては2〜4巻、1巻、5巻と続く。
1巻と比べて、2巻は登場人物が勢揃いでとにかく多い。TV本編ですっかり忘れてしまったキャラクターもいて、はて?誰だっけ?状態の人も^^;。颯爽と登場した聖剣の勇者アルフォードだが、EDテロップになぜ伊藤健太郎の名前が無いのだろう?? 結局活躍したのはヨザックだったような。
”アー様”ことアーダルベルトの画から、ゴツゴツした厳つさが消えている。アー様の出番はそれほど多くもなく、活躍という活躍もしていない^^;。でもみんなが彼の動向に注目してたせいか、身体がデカいせいなのか、存在感はとびっきり。吹っ切れたように去っていき、男前な印象。主役と呼ぶにはオーバーだけど。
てらそままさきの渋く強い声も相変わらず格好良いが、今回は幾分ソフトめ。
森川智之@コンラッドとの因縁の対決が中途半端なのは残念。平田広明@ゲーゲンヒューバーとの絡みでは、ちょっぴり『ER』が浮かんだv。
オリジナルドラマCD『裏マR!』。今回はサラレギー&ベリエス&ヨザック編。
TRACK1はドラマ。「片時もおそばを離れないとお誓い申し上げている」とベリエスは言うが、トイレの時もそうなのか? ヨザックの「ベーさん」に笑い。
TRACK2はテーマ・フリートーク。石田彰は「ガス」東地宏樹は「初舞台と下手上手」竹田雅則は「冷房暖房」を其々語る。東地さんが「石田くん」、石田さんが「東地さん」と呼び合うだけで嬉しいw。東地さんの「だいたい」に反応する石田さん、大まかなところが似た者同士にも思える。
石田さんと東地さんの次の共演作は『Saint Beast Others』かな。ZERO-SUM2月号の誌上通販『最遊記外伝』CD3巻でも共演するが、今度こそ西海竜王傲潤@東地さんがいっぱい喋ってくれそうで楽しみv。
 ̄
『鋼鉄三国志』DVD4巻。映像特典お目当て。
特別映像「一言メッセージ」は、てっきり石田彰一人かと思いきや、宮野真守と遊佐浩二が石田さんから話を聞き出すという手法。いつも話題に出るのが太史慈&イトケンw。
オーディオコメンタリー(音声)第11話。こちらも三人で進行。
1巻〜3巻の出演者の時は殆ど作品を観ずに全然別の話ばかりだったそうで、何話でやっても同じだと言っちゃう遊佐さん。遊佐さんはバッサリ言い切っちゃうトコが潔い。宮野くんも随分上手いことを言って余裕が出てきたね。途中で三ツ矢さんの話題も。諸葛瑾がヤられる”チクチク”に私も鍼灸が浮かんだが、石田さんも「健康になったり」とノってくれたw。結局は孔明が主役だと、子安さんの踊りが忘れられず、師匠にベタボレな宮野くん。
三人ともつい画に見入ったのか、途中で何度か話に間があって残念。『SEED』超再放送では、保志くん相手に話題が絶えず盛り上がってた石田さんだが、宮野くん&遊佐さん相手だと年数的にもまだ慣れないのかな^^;。
 ̄
『Saint Beast〜光陰叙事詩天使譚〜』DVD6巻。こっちは麒麟のユダお目当て。
初回限定特典がユダものばかり。コースター、しおり、プロマイド、ポストカード、カラーピクチャーレーベルと、ぜーんぶユダv。
『今日からマ王!R』2巻。今巻はメイトで。
本編について。原作は読んでないので、買う前に混乱したが^^;、時間の流れとしては2〜4巻、1巻、5巻と続く。
1巻と比べて、2巻は登場人物が勢揃いでとにかく多い。TV本編ですっかり忘れてしまったキャラクターもいて、はて?誰だっけ?状態の人も^^;。颯爽と登場した聖剣の勇者アルフォードだが、EDテロップになぜ伊藤健太郎の名前が無いのだろう?? 結局活躍したのはヨザックだったような。
”アー様”ことアーダルベルトの画から、ゴツゴツした厳つさが消えている。アー様の出番はそれほど多くもなく、活躍という活躍もしていない^^;。でもみんなが彼の動向に注目してたせいか、身体がデカいせいなのか、存在感はとびっきり。吹っ切れたように去っていき、男前な印象。主役と呼ぶにはオーバーだけど。
てらそままさきの渋く強い声も相変わらず格好良いが、今回は幾分ソフトめ。
森川智之@コンラッドとの因縁の対決が中途半端なのは残念。平田広明@ゲーゲンヒューバーとの絡みでは、ちょっぴり『ER』が浮かんだv。
オリジナルドラマCD『裏マR!』。今回はサラレギー&ベリエス&ヨザック編。
TRACK1はドラマ。「片時もおそばを離れないとお誓い申し上げている」とベリエスは言うが、トイレの時もそうなのか? ヨザックの「ベーさん」に笑い。
TRACK2はテーマ・フリートーク。石田彰は「ガス」東地宏樹は「初舞台と下手上手」竹田雅則は「冷房暖房」を其々語る。東地さんが「石田くん」、石田さんが「東地さん」と呼び合うだけで嬉しいw。東地さんの「だいたい」に反応する石田さん、大まかなところが似た者同士にも思える。
石田さんと東地さんの次の共演作は『Saint Beast Others』かな。ZERO-SUM2月号の誌上通販『最遊記外伝』CD3巻でも共演するが、今度こそ西海竜王傲潤@東地さんがいっぱい喋ってくれそうで楽しみv。
 ̄
『鋼鉄三国志』DVD4巻。映像特典お目当て。
特別映像「一言メッセージ」は、てっきり石田彰一人かと思いきや、宮野真守と遊佐浩二が石田さんから話を聞き出すという手法。いつも話題に出るのが太史慈&イトケンw。
オーディオコメンタリー(音声)第11話。こちらも三人で進行。
1巻〜3巻の出演者の時は殆ど作品を観ずに全然別の話ばかりだったそうで、何話でやっても同じだと言っちゃう遊佐さん。遊佐さんはバッサリ言い切っちゃうトコが潔い。宮野くんも随分上手いことを言って余裕が出てきたね。途中で三ツ矢さんの話題も。諸葛瑾がヤられる”チクチク”に私も鍼灸が浮かんだが、石田さんも「健康になったり」とノってくれたw。結局は孔明が主役だと、子安さんの踊りが忘れられず、師匠にベタボレな宮野くん。
三人ともつい画に見入ったのか、途中で何度か話に間があって残念。『SEED』超再放送では、保志くん相手に話題が絶えず盛り上がってた石田さんだが、宮野くん&遊佐さん相手だと年数的にもまだ慣れないのかな^^;。
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『Saint Beast〜光陰叙事詩天使譚〜』DVD6巻。こっちは麒麟のユダお目当て。
初回限定特典がユダものばかり。コースター、しおり、プロマイド、ポストカード、カラーピクチャーレーベルと、ぜーんぶユダv。
てれびくん/テレビマガジン/特撮NT 1月号
2007年12月4日 TV番組先月末から発売された雑誌など。
★てれびくん 1月号
付録は、相変わらず息子が夢中で組み立て。「ぐるぐるラリーゲーム」をやっと完成させるも、赤い小球がどっかに飛んで見つけるのに一苦労^^;。「超クライマックスかるた」も息子が切り取り早速遊ぶ。
付録のDVDには「大怪獣バトル」や、おもちゃの情報が満載。中でもプレイムービーの「操縦!デンライナー&マシンデンバード」(8月発売)では、これの新作映像とモモの新録もチラと聞ける。
電王ソフビのモモタロスが全サだったらなぁ。このロゼ色は、5月のイベントで限定販売されてたソードフォームと同じっぽい。
全サの「電王色がわりマグカップ」は申込もう。DVDも今号がラスト。
3月の『獣拳戦隊ゲキレンジャーvsボウケンジャー』にはバエの登場はあるのかな? 12月の「ゲキウタ全曲集」にも出ないよね。
てれびくん2月号(12/27頃発売)の付録でスゴイのは、「イマジンおあそびCD」。じゃんけん、なぞなぞ、早口ことば、そしてモモタロスがうたうモモのえかきうた♪
★テレビマガジン 1月号
付録の目玉は「ライナーフォームフィギュア」だが小さい^^;。これが付いたせいか、今号の組み立て付録はキングライナーのみ。
とじこみで「電王 全ひみつ全ストーリー 早わかり手帳」今までの話をいっぺんに振り返られるので結構重宝。
てれびくんは全サだったが、とじこみで金ぴか年賀状。自分で書いて出せとw。
全サは「ゲキレンジャー ギュンギュン!拳聖大運動会」スペシャルDVD。写真の中にバエはいないが、一応申込んでみるか。
『ガンダムOO』まであるぞ。これ、大々的に宣伝してたし、てっきり1年続くかと思ってたが、半年だったのね^^;。次の『ルルーシュ』はこの雑誌には載らないだろうなw。
伊藤かずえと石丸謙二郎のSPインタビューあり(モノクロ)。
石丸さんは「健っち」って呼んでるのね。ナオミの設定がバイトって初耳かも。駅長のイメージは”長嶋茂雄”さんですかw。そしてオーナーの望み通りに、5年後くらいに「帰ってきたデンライナー」という話もぜひ観たい。
2月号付録に、早くも新仮面ライダーパーフェクトなりきりセット。そっか。もう来月には『仮面ライダー○○』なんだよね。
「テレビマガジン」CMに出ていた、あの男の人はいったいダレ?と息子と頭をひねってたが^^;、『マジレンジャー』のヒカルだと判明。30-DELUXの『BLUE』にも出てたそうだが記憶にない^^;。
★特撮ニュータイプ 1月号
付録は、モモタロス携帯クリーナー付ストラップ。作りもしっかり。
全サはジークイマジン(未契約Ver.)だが、これはパス。
『仮面ライダー電王』で、中村優一と石黒英雄のインタビュー。中村くんによると次回44話でリュウタとの絡みがあるとか。石黒くんは前に女性雑誌にもインタビューが載ってたが、素顔がカッコイーvと息子。
遊佐くん&スズの対談は面白い。
「俺たちのクライマックス」で関俊彦&遊佐浩二&てらそままさき&鈴村健一の写真とコメント。雑誌で見るのは初かな。7月の「スペシャルトークショー」DVDの写真もあり。
「COMPLETE CD-BOX」に付くイマジンたちによるmusic clip。そのサワリがavexで見れるが、めちゃカッコイー。モモがギター、ウラがベース?、キンがドラム、リュウタはキーボード?みたいなノリだわv。
「物語はついに”終点”へ」電王とゼロノスの前に意外な助っ人(?)というのが気になる〜w。
『ゲキレンジャー』では「再会、父よ」。『ガンダム』に「再会、母よ」ってサブタイがあったっけ。
ゴウ役の三浦力は前髪おろすとカッコイーなv。
「ヒーローたちの行方」は『デカレンジャー』のデカブルーだった林剛史。今や『ガリレオ』や『椿三十郎』にも出ているようだが、『電王』でも花火職人の役でゲスト出演していたっけ。この人が、3月の舞台『カリフォルニア物語』で主人公を演じるのかと、いっそう楽しみになった。
次号は、全サで「ちびボイス」ジーク&D良太郎セット。ジークの台詞は「頭が高いっ」だったりしてw。三木さんファンは申込むかな〜。D良太郎はまだ1回しか出てないのにw。
★てれびくん 1月号
付録は、相変わらず息子が夢中で組み立て。「ぐるぐるラリーゲーム」をやっと完成させるも、赤い小球がどっかに飛んで見つけるのに一苦労^^;。「超クライマックスかるた」も息子が切り取り早速遊ぶ。
付録のDVDには「大怪獣バトル」や、おもちゃの情報が満載。中でもプレイムービーの「操縦!デンライナー&マシンデンバード」(8月発売)では、これの新作映像とモモの新録もチラと聞ける。
電王ソフビのモモタロスが全サだったらなぁ。このロゼ色は、5月のイベントで限定販売されてたソードフォームと同じっぽい。
全サの「電王色がわりマグカップ」は申込もう。DVDも今号がラスト。
3月の『獣拳戦隊ゲキレンジャーvsボウケンジャー』にはバエの登場はあるのかな? 12月の「ゲキウタ全曲集」にも出ないよね。
てれびくん2月号(12/27頃発売)の付録でスゴイのは、「イマジンおあそびCD」。じゃんけん、なぞなぞ、早口ことば、そしてモモタロスがうたうモモのえかきうた♪
★テレビマガジン 1月号
付録の目玉は「ライナーフォームフィギュア」だが小さい^^;。これが付いたせいか、今号の組み立て付録はキングライナーのみ。
とじこみで「電王 全ひみつ全ストーリー 早わかり手帳」今までの話をいっぺんに振り返られるので結構重宝。
てれびくんは全サだったが、とじこみで金ぴか年賀状。自分で書いて出せとw。
全サは「ゲキレンジャー ギュンギュン!拳聖大運動会」スペシャルDVD。写真の中にバエはいないが、一応申込んでみるか。
『ガンダムOO』まであるぞ。これ、大々的に宣伝してたし、てっきり1年続くかと思ってたが、半年だったのね^^;。次の『ルルーシュ』はこの雑誌には載らないだろうなw。
伊藤かずえと石丸謙二郎のSPインタビューあり(モノクロ)。
石丸さんは「健っち」って呼んでるのね。ナオミの設定がバイトって初耳かも。駅長のイメージは”長嶋茂雄”さんですかw。そしてオーナーの望み通りに、5年後くらいに「帰ってきたデンライナー」という話もぜひ観たい。
2月号付録に、早くも新仮面ライダーパーフェクトなりきりセット。そっか。もう来月には『仮面ライダー○○』なんだよね。
「テレビマガジン」CMに出ていた、あの男の人はいったいダレ?と息子と頭をひねってたが^^;、『マジレンジャー』のヒカルだと判明。30-DELUXの『BLUE』にも出てたそうだが記憶にない^^;。
★特撮ニュータイプ 1月号
付録は、モモタロス携帯クリーナー付ストラップ。作りもしっかり。
全サはジークイマジン(未契約Ver.)だが、これはパス。
『仮面ライダー電王』で、中村優一と石黒英雄のインタビュー。中村くんによると次回44話でリュウタとの絡みがあるとか。石黒くんは前に女性雑誌にもインタビューが載ってたが、素顔がカッコイーvと息子。
遊佐くん&スズの対談は面白い。
「俺たちのクライマックス」で関俊彦&遊佐浩二&てらそままさき&鈴村健一の写真とコメント。雑誌で見るのは初かな。7月の「スペシャルトークショー」DVDの写真もあり。
「COMPLETE CD-BOX」に付くイマジンたちによるmusic clip。そのサワリがavexで見れるが、めちゃカッコイー。モモがギター、ウラがベース?、キンがドラム、リュウタはキーボード?みたいなノリだわv。
「物語はついに”終点”へ」電王とゼロノスの前に意外な助っ人(?)というのが気になる〜w。
『ゲキレンジャー』では「再会、父よ」。『ガンダム』に「再会、母よ」ってサブタイがあったっけ。
ゴウ役の三浦力は前髪おろすとカッコイーなv。
「ヒーローたちの行方」は『デカレンジャー』のデカブルーだった林剛史。今や『ガリレオ』や『椿三十郎』にも出ているようだが、『電王』でも花火職人の役でゲスト出演していたっけ。この人が、3月の舞台『カリフォルニア物語』で主人公を演じるのかと、いっそう楽しみになった。
次号は、全サで「ちびボイス」ジーク&D良太郎セット。ジークの台詞は「頭が高いっ」だったりしてw。三木さんファンは申込むかな〜。D良太郎はまだ1回しか出てないのにw。
ゲキレン40話/電王43話
2007年12月3日 TV番組日曜朝は”電ゲキ”ターイム!
『獣拳戦隊ゲキレンジャー』第40話。
今回の話のために、今までラン母や美希親子やレツゴウ兄弟のつまらない話を^^;延々とやっていたのね〜と合点がいったw。
ゴウや美希や理央の兄弟子ダン。白虎の男ダン。回想シーンに出てきたダンは、渋くて男前で正義感も強く腰が入った凛々しい構え。ゴウに続き、ダンをついに仕留めた理央だが納得いかない。闇討ちでダンに致命傷を与えたのは誰なのか?美希は眼中になかったのか?w そしてダンが最期にもらした言葉「私の息子がお前を倒す」。理央にとって「ダンとの決着はついていない」のだ。
ここまできたら、誰だってすぐ気づくハズ!
スウグの構えはダンと同じ。肉体が滅んでもゲキ魂は存在し続ける。スウグに触れたジャンの胸に、親子の絆の”印”を確認しなくても、ジャンはもうトラピカにフワフワしてたじゃん。
それなのに、まだ気づかないシャーフー。ここまで鈍くてお馬鹿な師匠だったとは、私も呆れたよ(~_~)。理央はとっくに気づいていたのに。
ジャンはダンの子供だった。先週までは、てっきり兄弟かと予想してたけど^^;。
ゲキレッドはスウグの息子だったという事実は、ロンには有難い。強さの象徴のダンのゲキ魂を従えてこそ、新しい高みへ上れる。ダンのゲキ魂を継いだゲキレッドを倒し、本当の決着をつけるため、血盟の儀式で”幻獣の王”となるリオ。こっちも金色だぜキン色w。
しかしジャンにとっては衝撃の真実。ジャンを襲うスウグに「ダンさん、やめて下さい」と必死に抑えるゲキレン達。この期に及んでも「ダンさん」かw。今、”父”の拳を受け止めるジャンの胸に去来するホワホワの家族愛。ジャンも”家族”が欲しかったのに。そこにいるのはギュウギュウじゃない”父ちゃん”の姿。何という残酷な宿命。ジャンの切ない思いに思わずホロリ(;_;)。
「我が名は幻獣王リオ」最強の幻獣グリフォン拳のリオのお披露。「強きこと、たけきこと、世界において無双の者」お子様には難しい〜。まるで『風林火山』のようで、リオの表情がGacktの上杉政虎とカブって見えるw。上杉も”虎”だった。
四幻将も揃い踏み、ゲキレンジャーの前に名乗りをあげる。ロンはこれがやりたかったに違いないw。”父”であったダンは、今や幻獣キメラ拳スウグとしてリオの配下として闘う事実。「荒ぶる宿命が待つ」リオがゲキレッドへ挑戦状。
壮絶な闘いが始まる。仲間が倒れる中、あまりに突然の衝撃の真実にジャンは茫然自失。
次回。宿命の重さに耐えかねたジャン。全てはジャンの決意にかかっている。
笑いもなく全編シリアス展開だったが、バエの「キャラソン七番勝負」でほっとひと息。「かっわい〜い。ランちゃんでした」バエはこれだけ?これだけかよ〜^^;。
『電王』アイキャッチは、珍しくもイマジン&フォームの4ペア。電王を囲み「主役は俺だ!」。わーい、オモロイ。
 ̄
『仮面ライダー電王』第43話。
OP「Climax Jump DEN−LINER form♪」はキンタロス・バージョン。「ええやん。ええやん。すごいやん。」ちょっと吹いたが、ゴツくて”漢”で、なかなかええやんかー。
ターミナル駅長が開けたケースの中味は、金の”神のスプーン”セット。「関係ない」「ムダ」周りのヤジに納得w。でも桜井侑斗が分岐点のカギにするには疑問があるという結論。
桜井さんが姿を消す前後に何があったのか?良太郎の証言頼みも曖昧だし、良太郎ももしや記憶の一部が失われているのか?
侑斗&デネブは、公園の次は土管暮らし(笑)。今どきあんなに土管がある空き地があるなんて。デネブはまだ懲りてない様子w。子供たちは、桜井侑斗が土管でイモ食ってると思っただろうな。そりゃ、今回は変身するのに躊躇わないだろうw。
「女はすっこんでろ!」でコハナに蹴飛ばされ相変わらずのモモタロスだが、なんであんなにイマジンに敏感なんだろう?もしやモモが分岐点のカギか!?w
M良太郎の前に立ち塞がるカイ。今回は頑張って自制するモモだが、カイは真実を暴露して良太郎を揺さぶる。「いつまでも続かない」「根無し草はヤバイ」「イマジンみんな消える」。
でも「消える」ことはモモたちみんな承知してたんだよね。「僕たちの時間を護れば、イマジンの時間が消える」良太郎も薄々気付いてたハズなのに、あえて考えようとしなかったのか。それとも頭や心は納得いかず、モモたちの力で戦うのを拒否したのだろうか。いわばイマジンの自殺を助長する行為でもあるのだから。
デンカメンソードも必殺技も使わずに、素手で闘おうとするライナーフォーム。そりゃムリだって^^;。デンライナー内で苛立つモモたち。
桜井さんかライナーフォームかで、ライナーを救ったゼロフォーム。「なんでアレより野上を」侑斗にとっては過去の自分より今の仲間が大切なのだろうか。
デンカメンソードまで渡して共闘しようとするゼロフォームなのに、必殺技も使わずやられっぱなしのライナー。そりゃムリだって^^;。今度は侑斗が苛立つ番。
デネビックバスターもあまり効果ないじゃん。何とかデンライナーに逃げ込むライダー二人。
傷だらけの良太郎に駆け寄ったのがリュウタロスだけなんて^^;。「冗談じゃないっ!」「俺のことも無視しやがって!」侑斗よりも、モモタロスのほうが腹を立てて良太郎に詰め寄る。「もうイイじゃん」とリュウタがモモを止めようとするなんて、ウソみたいw。
そして「一緒に闘わない」と宣言する良太郎。彼の真意はやはり信念と優しさゆえなのか。
カイには、新たにアルビノレオイマジンが護衛役。黒田崇矢の声はまだ少し。しかし今回のカイはいっそう謎だ。あれだけの能力があるのにイマジンを使う。昼でもイマジンがあんな沢山。「分岐点さえ決まれば」と言いながら、自分で「特異点」をバラす。「何かヘンだなぁ」って、お前が一番ヘンだぜ^^;。
アルマジロイマジンは地中を潜ったり鎖を自在に操って破壊したりと相当手強い。声の高木渉は変態チックな声でコミカルな演技。でもコイツ、惑わしたり騙したりと相当のワルで、「切る」と「痛い」が好みの偏執狂。デンライナーの外に張り付く執拗さで怖い。
次回。モモたちが外の空間で実体化してる!? 「お前、まだ分んないのか!?」「必殺! 俺たちの必殺技!!」モモの叫びが切ないね。
15秒コーナー。イマジンだらけの世界もコワイ^^;。「オラオラオラオラ…」不気味系w。
『獣拳戦隊ゲキレンジャー』第40話。
今回の話のために、今までラン母や美希親子やレツゴウ兄弟のつまらない話を^^;延々とやっていたのね〜と合点がいったw。
ゴウや美希や理央の兄弟子ダン。白虎の男ダン。回想シーンに出てきたダンは、渋くて男前で正義感も強く腰が入った凛々しい構え。ゴウに続き、ダンをついに仕留めた理央だが納得いかない。闇討ちでダンに致命傷を与えたのは誰なのか?美希は眼中になかったのか?w そしてダンが最期にもらした言葉「私の息子がお前を倒す」。理央にとって「ダンとの決着はついていない」のだ。
ここまできたら、誰だってすぐ気づくハズ!
スウグの構えはダンと同じ。肉体が滅んでもゲキ魂は存在し続ける。スウグに触れたジャンの胸に、親子の絆の”印”を確認しなくても、ジャンはもうトラピカにフワフワしてたじゃん。
それなのに、まだ気づかないシャーフー。ここまで鈍くてお馬鹿な師匠だったとは、私も呆れたよ(~_~)。理央はとっくに気づいていたのに。
ジャンはダンの子供だった。先週までは、てっきり兄弟かと予想してたけど^^;。
ゲキレッドはスウグの息子だったという事実は、ロンには有難い。強さの象徴のダンのゲキ魂を従えてこそ、新しい高みへ上れる。ダンのゲキ魂を継いだゲキレッドを倒し、本当の決着をつけるため、血盟の儀式で”幻獣の王”となるリオ。こっちも金色だぜキン色w。
しかしジャンにとっては衝撃の真実。ジャンを襲うスウグに「ダンさん、やめて下さい」と必死に抑えるゲキレン達。この期に及んでも「ダンさん」かw。今、”父”の拳を受け止めるジャンの胸に去来するホワホワの家族愛。ジャンも”家族”が欲しかったのに。そこにいるのはギュウギュウじゃない”父ちゃん”の姿。何という残酷な宿命。ジャンの切ない思いに思わずホロリ(;_;)。
「我が名は幻獣王リオ」最強の幻獣グリフォン拳のリオのお披露。「強きこと、たけきこと、世界において無双の者」お子様には難しい〜。まるで『風林火山』のようで、リオの表情がGacktの上杉政虎とカブって見えるw。上杉も”虎”だった。
四幻将も揃い踏み、ゲキレンジャーの前に名乗りをあげる。ロンはこれがやりたかったに違いないw。”父”であったダンは、今や幻獣キメラ拳スウグとしてリオの配下として闘う事実。「荒ぶる宿命が待つ」リオがゲキレッドへ挑戦状。
壮絶な闘いが始まる。仲間が倒れる中、あまりに突然の衝撃の真実にジャンは茫然自失。
次回。宿命の重さに耐えかねたジャン。全てはジャンの決意にかかっている。
笑いもなく全編シリアス展開だったが、バエの「キャラソン七番勝負」でほっとひと息。「かっわい〜い。ランちゃんでした」バエはこれだけ?これだけかよ〜^^;。
『電王』アイキャッチは、珍しくもイマジン&フォームの4ペア。電王を囲み「主役は俺だ!」。わーい、オモロイ。
 ̄
『仮面ライダー電王』第43話。
OP「Climax Jump DEN−LINER form♪」はキンタロス・バージョン。「ええやん。ええやん。すごいやん。」ちょっと吹いたが、ゴツくて”漢”で、なかなかええやんかー。
ターミナル駅長が開けたケースの中味は、金の”神のスプーン”セット。「関係ない」「ムダ」周りのヤジに納得w。でも桜井侑斗が分岐点のカギにするには疑問があるという結論。
桜井さんが姿を消す前後に何があったのか?良太郎の証言頼みも曖昧だし、良太郎ももしや記憶の一部が失われているのか?
侑斗&デネブは、公園の次は土管暮らし(笑)。今どきあんなに土管がある空き地があるなんて。デネブはまだ懲りてない様子w。子供たちは、桜井侑斗が土管でイモ食ってると思っただろうな。そりゃ、今回は変身するのに躊躇わないだろうw。
「女はすっこんでろ!」でコハナに蹴飛ばされ相変わらずのモモタロスだが、なんであんなにイマジンに敏感なんだろう?もしやモモが分岐点のカギか!?w
M良太郎の前に立ち塞がるカイ。今回は頑張って自制するモモだが、カイは真実を暴露して良太郎を揺さぶる。「いつまでも続かない」「根無し草はヤバイ」「イマジンみんな消える」。
でも「消える」ことはモモたちみんな承知してたんだよね。「僕たちの時間を護れば、イマジンの時間が消える」良太郎も薄々気付いてたハズなのに、あえて考えようとしなかったのか。それとも頭や心は納得いかず、モモたちの力で戦うのを拒否したのだろうか。いわばイマジンの自殺を助長する行為でもあるのだから。
デンカメンソードも必殺技も使わずに、素手で闘おうとするライナーフォーム。そりゃムリだって^^;。デンライナー内で苛立つモモたち。
桜井さんかライナーフォームかで、ライナーを救ったゼロフォーム。「なんでアレより野上を」侑斗にとっては過去の自分より今の仲間が大切なのだろうか。
デンカメンソードまで渡して共闘しようとするゼロフォームなのに、必殺技も使わずやられっぱなしのライナー。そりゃムリだって^^;。今度は侑斗が苛立つ番。
デネビックバスターもあまり効果ないじゃん。何とかデンライナーに逃げ込むライダー二人。
傷だらけの良太郎に駆け寄ったのがリュウタロスだけなんて^^;。「冗談じゃないっ!」「俺のことも無視しやがって!」侑斗よりも、モモタロスのほうが腹を立てて良太郎に詰め寄る。「もうイイじゃん」とリュウタがモモを止めようとするなんて、ウソみたいw。
そして「一緒に闘わない」と宣言する良太郎。彼の真意はやはり信念と優しさゆえなのか。
カイには、新たにアルビノレオイマジンが護衛役。黒田崇矢の声はまだ少し。しかし今回のカイはいっそう謎だ。あれだけの能力があるのにイマジンを使う。昼でもイマジンがあんな沢山。「分岐点さえ決まれば」と言いながら、自分で「特異点」をバラす。「何かヘンだなぁ」って、お前が一番ヘンだぜ^^;。
アルマジロイマジンは地中を潜ったり鎖を自在に操って破壊したりと相当手強い。声の高木渉は変態チックな声でコミカルな演技。でもコイツ、惑わしたり騙したりと相当のワルで、「切る」と「痛い」が好みの偏執狂。デンライナーの外に張り付く執拗さで怖い。
次回。モモたちが外の空間で実体化してる!? 「お前、まだ分んないのか!?」「必殺! 俺たちの必殺技!!」モモの叫びが切ないね。
15秒コーナー。イマジンだらけの世界もコワイ^^;。「オラオラオラオラ…」不気味系w。
劇団昴 アルジャーノンに花束を 千秋楽
2007年12月2日 舞台演劇劇団昴公演『アルジャーノンに花束を』千秋楽を観てきた。
平日昼と比べてロビーもトイレも凄い混雑。昴の役者さんも沢山おいでで、宮本充さんとチラとお言葉を交わし握手をしていただいた。
今回はやや右サイド最前列で、別の角度から観れるのも嬉しい。
役者の皆さん、先日よりもいっそう迫力と情熱あふれる演技で、鮮やかに着実に舞台を作り出し、観客を夢中にさせてくれる。
チャーリー役平田広明も、メリハリの効いた渾身の演技でステージを駆け巡る。特にアリスとのラブシーンでは、身体を抱く手にも表情にも今回は熱っぽさが感じられ、本物のキスも激しく強い情熱がほとばしっていた。う〜、今回の接吻には胸が疼いたw。
後半は周りからのすすり泣きの声が聞こえ、隣の人も鼻水の音。それに触発されたわけではないが、チャーリーが母と妹を訪ねて会話するシーンから胸が詰まって涙がちょっぴり出た。そうなったら止めを知らず、後から後から小さな涙が出てきて堪える(;_;)。
もう何度も何度も観た戯曲なのに、感動というのは飽きも慣れも関係ないらしい。
人間の、自分の”存在”に問いかけた普遍的なテーマであるが、年を経ていく中で、この話がどんどんリアリティを増していくのが、恐ろしくもあり、痛くもあり、切なくもあり、安らぎでもある。
また何年後かに、この戯曲に出会ったら、また別の思いが生まれるのであろうか。
平田さんのチャーリーに心から乾杯をし、アルジャーノンにも花束を贈りたい。
終演後のカテコは三回。皆さん、やり遂げたという満足そうな表情。ゴードン一家3人は手を繋ぎながら会釈。
最後に平田さんが一人で登場。「演劇の聖地、下北沢の舞台に立てたこと」「この作品を劇団昴の財産として大切にしていきたい」短いが深い感謝の言葉を述べて、笑顔で手を振りながら去った。
平田さんの今度の舞台出演は1月の詠み芝居。
平田さんの公式サイトは遊び心いっぱいで、いつも見に行くのが楽しみ。今回もトップが早速更新。テープレコーダーの声も、箱の声も変わってるw。ブログも頻繁に更新してくれるしマメな方だ。
本多劇場へは、来年5月に行くことになるだろうか。やはり遠いので2回が精一杯だな^^;。
平日昼と比べてロビーもトイレも凄い混雑。昴の役者さんも沢山おいでで、宮本充さんとチラとお言葉を交わし握手をしていただいた。
今回はやや右サイド最前列で、別の角度から観れるのも嬉しい。
役者の皆さん、先日よりもいっそう迫力と情熱あふれる演技で、鮮やかに着実に舞台を作り出し、観客を夢中にさせてくれる。
チャーリー役平田広明も、メリハリの効いた渾身の演技でステージを駆け巡る。特にアリスとのラブシーンでは、身体を抱く手にも表情にも今回は熱っぽさが感じられ、本物のキスも激しく強い情熱がほとばしっていた。う〜、今回の接吻には胸が疼いたw。
後半は周りからのすすり泣きの声が聞こえ、隣の人も鼻水の音。それに触発されたわけではないが、チャーリーが母と妹を訪ねて会話するシーンから胸が詰まって涙がちょっぴり出た。そうなったら止めを知らず、後から後から小さな涙が出てきて堪える(;_;)。
もう何度も何度も観た戯曲なのに、感動というのは飽きも慣れも関係ないらしい。
人間の、自分の”存在”に問いかけた普遍的なテーマであるが、年を経ていく中で、この話がどんどんリアリティを増していくのが、恐ろしくもあり、痛くもあり、切なくもあり、安らぎでもある。
また何年後かに、この戯曲に出会ったら、また別の思いが生まれるのであろうか。
平田さんのチャーリーに心から乾杯をし、アルジャーノンにも花束を贈りたい。
終演後のカテコは三回。皆さん、やり遂げたという満足そうな表情。ゴードン一家3人は手を繋ぎながら会釈。
最後に平田さんが一人で登場。「演劇の聖地、下北沢の舞台に立てたこと」「この作品を劇団昴の財産として大切にしていきたい」短いが深い感謝の言葉を述べて、笑顔で手を振りながら去った。
平田さんの今度の舞台出演は1月の詠み芝居。
平田さんの公式サイトは遊び心いっぱいで、いつも見に行くのが楽しみ。今回もトップが早速更新。テープレコーダーの声も、箱の声も変わってるw。ブログも頻繁に更新してくれるしマメな方だ。
本多劇場へは、来年5月に行くことになるだろうか。やはり遠いので2回が精一杯だな^^;。
招待状が手に入ったので、『大ロボット博〜からくりからアニメ、最新ロボットまで〜』へ行ってきた。
息子と相方も一緒だが、相方はさっさと観てから仕事へ。子連れファミリーが多いが、それ程の混雑でもない。
今や「ロボット大国」日本の、伝統的ロボットから二足歩行や産業用ロボット、漫画やアニメの未来のロボットまでを幅広く展示、ロボット技術を科学史的視点から展観する。
第1会場と第2会場にわかれ、第1にしか物販はないが、第2から第1へは戻れない。フラッシュ無しの撮影は可。
第1会場スタートからいきなりアニメのおもちゃが勢揃い。「鉄人28号」「鉄腕アトム」から「マジンガーZ」「ゲッターロボ」など懐かしのロボットばかり。「ガンダム」はサンシャインで開催された『ガンダム展』のガンプラ展示と同じだが、ΖからすぐSEEDとなり間を省いてる^^;。リアルロボットの「ボトムズ」のATは影も形も無い^^;。
ロボットスタジウムには、観たことのあるロボットや珍しいロボットが色々と展示。ちょい大きな「ガンダム」「マジンンガーZ」と一緒に「ドラえもん」なども。
でも、これらがロボットと言われてもどうも納得いかない。スペースをとって展示されてるだけで、全く動かないから。動かないロボットは、ただの置き物なだけ(^_^;)。
実際に体感できる展示では、ピアノ演奏ロボットが時間ごとにクラシックを奏でるが、これもピアノと同じスペースで置かれ、本物のピアノと大差ない。
マイクロロボット・ステージショーを時間ごとに開催。20分以上前からステージの周りにみんなが集まり、期待いっぱいで立って待つ。ところが小さなロボットのショーなのに、実施スペースが目線よりうんと低いテーブルの上。これではとても観えやしない。両サイドにスクリーンはあるが、やはりナマで観たいもの。マイクロロボット相撲はあっという間に決着がつきアングリ^^;。障害物走破も途中でリタイヤ^^;。サイコロ転がしも手間がかかる。大したショーでもないものがたったの15分で終了して拍子抜け(-_-;)。せめて観客も実際に見えるように、高い場所でステージを組むなり工夫が欲しかった。
音に反応するロボット展示もあったが、どういう実用性があるのかと尋ねたら、今は何も無いというお答え。先ほどのマイクロロボットにしても、実際の活用についてはまだまだ疑問のようだ。
一際大きく見上げる”からくり”車山「浦島」も、動かなければただのデカイ荷車。「茶運人形」「団扇あおぎ人形」も展示されてたが、動かなければただの人形w。
どれもこれも、見せるロボットなのは分るが、観る人間には優しくない空間のようだ(-_-;)。
唯一、癒し系ロボットの「パロ」が、なでたり声をかけたりすると、体を動かし瞼を閉じたり鳴き声をあげたりして可愛かった。
産業用ロボット4台があり、機械的とはいえどちゃんと動いていて、役に立っているのが分る。
物販では、一般流通グッズからオリジナルまで。おもちゃ系ロボットも販売されているが、ン百万から千円台までと様々。どれもボタン電池やモーターが必要で、取替えがきかないものもある。私はオリジナルのクルクル棒、息子は小遣いでHEX BUGを買う。
第2会場は、Hondaの2足歩行ロボット「ASIMO」(アシモ)のステージ・ショーを中心としたコーナー。ここはちゃんと段差がある舞台で、一応座れてじっくり楽しめる。
我が家にロボットがいたらという未来生活をシミュレートした話を、スクリーンと並行して実際にASIMOが再現。キュートな声で喋り、素直に人の話を聞く。サッカーの練習でボールを蹴ったり、真似してダンスをしたり、家のお手伝いでお茶を運んだりしてしっかりお役立ち。ダッシュの駆け足もめちゃ速くてビックリ。家族と一緒に記念撮影するASIMOくんは立派な家族の一員だと認識。ほのぼのとさせる面白いステージだった。
その陰で、技術や研究開発者の努力や苦労も感じ取れる。ASIMO誕生以前に開発された「P2」(182cm 210kg)「P3」(160cm 130kg)も展示。徐々に軽量小型化されて「ASIMO」は130cm 54kg。英語も喋れる優れもの。
我々を夢中にさせたASIMOのグッズもちょっと欲しかったが、やはり本物のロボットが欲しいw。
息子と相方も一緒だが、相方はさっさと観てから仕事へ。子連れファミリーが多いが、それ程の混雑でもない。
今や「ロボット大国」日本の、伝統的ロボットから二足歩行や産業用ロボット、漫画やアニメの未来のロボットまでを幅広く展示、ロボット技術を科学史的視点から展観する。
第1会場と第2会場にわかれ、第1にしか物販はないが、第2から第1へは戻れない。フラッシュ無しの撮影は可。
第1会場スタートからいきなりアニメのおもちゃが勢揃い。「鉄人28号」「鉄腕アトム」から「マジンガーZ」「ゲッターロボ」など懐かしのロボットばかり。「ガンダム」はサンシャインで開催された『ガンダム展』のガンプラ展示と同じだが、ΖからすぐSEEDとなり間を省いてる^^;。リアルロボットの「ボトムズ」のATは影も形も無い^^;。
ロボットスタジウムには、観たことのあるロボットや珍しいロボットが色々と展示。ちょい大きな「ガンダム」「マジンンガーZ」と一緒に「ドラえもん」なども。
でも、これらがロボットと言われてもどうも納得いかない。スペースをとって展示されてるだけで、全く動かないから。動かないロボットは、ただの置き物なだけ(^_^;)。
実際に体感できる展示では、ピアノ演奏ロボットが時間ごとにクラシックを奏でるが、これもピアノと同じスペースで置かれ、本物のピアノと大差ない。
マイクロロボット・ステージショーを時間ごとに開催。20分以上前からステージの周りにみんなが集まり、期待いっぱいで立って待つ。ところが小さなロボットのショーなのに、実施スペースが目線よりうんと低いテーブルの上。これではとても観えやしない。両サイドにスクリーンはあるが、やはりナマで観たいもの。マイクロロボット相撲はあっという間に決着がつきアングリ^^;。障害物走破も途中でリタイヤ^^;。サイコロ転がしも手間がかかる。大したショーでもないものがたったの15分で終了して拍子抜け(-_-;)。せめて観客も実際に見えるように、高い場所でステージを組むなり工夫が欲しかった。
音に反応するロボット展示もあったが、どういう実用性があるのかと尋ねたら、今は何も無いというお答え。先ほどのマイクロロボットにしても、実際の活用についてはまだまだ疑問のようだ。
一際大きく見上げる”からくり”車山「浦島」も、動かなければただのデカイ荷車。「茶運人形」「団扇あおぎ人形」も展示されてたが、動かなければただの人形w。
どれもこれも、見せるロボットなのは分るが、観る人間には優しくない空間のようだ(-_-;)。
唯一、癒し系ロボットの「パロ」が、なでたり声をかけたりすると、体を動かし瞼を閉じたり鳴き声をあげたりして可愛かった。
産業用ロボット4台があり、機械的とはいえどちゃんと動いていて、役に立っているのが分る。
物販では、一般流通グッズからオリジナルまで。おもちゃ系ロボットも販売されているが、ン百万から千円台までと様々。どれもボタン電池やモーターが必要で、取替えがきかないものもある。私はオリジナルのクルクル棒、息子は小遣いでHEX BUGを買う。
第2会場は、Hondaの2足歩行ロボット「ASIMO」(アシモ)のステージ・ショーを中心としたコーナー。ここはちゃんと段差がある舞台で、一応座れてじっくり楽しめる。
我が家にロボットがいたらという未来生活をシミュレートした話を、スクリーンと並行して実際にASIMOが再現。キュートな声で喋り、素直に人の話を聞く。サッカーの練習でボールを蹴ったり、真似してダンスをしたり、家のお手伝いでお茶を運んだりしてしっかりお役立ち。ダッシュの駆け足もめちゃ速くてビックリ。家族と一緒に記念撮影するASIMOくんは立派な家族の一員だと認識。ほのぼのとさせる面白いステージだった。
その陰で、技術や研究開発者の努力や苦労も感じ取れる。ASIMO誕生以前に開発された「P2」(182cm 210kg)「P3」(160cm 130kg)も展示。徐々に軽量小型化されて「ASIMO」は130cm 54kg。英語も喋れる優れもの。
我々を夢中にさせたASIMOのグッズもちょっと欲しかったが、やはり本物のロボットが欲しいw。
モニジパ 航跡336
2007年12月1日 アニメ声優漫画モーニング『ジパング』航跡336。立ち読みなので悪しからず^^;。
てっきり「みらい」丸ごと、「大和」へ突っ込んでいくのかと思ってたが、さにあらず^^;。たった9名で「大和」に乗り込む計画だったようだ。
角松のことだから、原爆がある場所も少しは見当がついてるのかと思ってたが、さにあらず^^;。「大和」に着いたあと兵から聞き出すとか何とか。
そりゃ、ムリでしょーよ(~_~)。無謀な計画。情報不足。こっちの人数が少ない上に、アチラは”死ぬ気”ダンでかかってくるだろうから、覚悟も気迫も向こうがまだ上。
さすがの角松も、今は計画実行を留まる意向。しばらくは様子見、草加の出方を待つようだ。
それはそれで結構なんだが、尾栗の捜索が今号はすっかり頭から抜けてるみたい^^;。尾栗三佐が心配ですが…とか何とか、青梅でも言ってくれればよかったのに。
メインは米軍サイドなのか。突然出てきたカトリーヌとキャサリン。私的には、カトリーヌが笑顔で、キャサリンがお尻だと思う^^;。上司のセクハラまがいの言葉にも動じず、肝がすわった強い女性たち。戦争なんて男たちがやってるけど、女たちが陰で支えているからこそ。
まぁカトリーヌと言えばドヌーブ、キャサリンと言えばヘプバーンを思い出すが、いかにも、かいじ先生が好きそうな女優の名前だなw。
女を出すと画面が潤うが、描くタッチも何となく踊ってる感じ。かいじ先生も『ジパング』で”女”を描きたくてウズウズしてたのではないか。頼みの桃井さんは東京で、しばらく出番が無かったしね。
米本土間の通信が賑やかになったのを知り、「大和」の草加がとびきりイイ反応をする。しめた!というような閃きで、目を大きく輝かせる横顔。かわいいっv。
何やら仕掛けようとする不敵な表情こそ、いよいよ草加の本領発揮なのか。草加が動くと、内容はどうであれ、話が俄然面白くなる。今、草加がたまらなく格好良い(*^。^*)。
ところで、尾栗はあのまま放置だったのかな…。
てっきり「みらい」丸ごと、「大和」へ突っ込んでいくのかと思ってたが、さにあらず^^;。たった9名で「大和」に乗り込む計画だったようだ。
角松のことだから、原爆がある場所も少しは見当がついてるのかと思ってたが、さにあらず^^;。「大和」に着いたあと兵から聞き出すとか何とか。
そりゃ、ムリでしょーよ(~_~)。無謀な計画。情報不足。こっちの人数が少ない上に、アチラは”死ぬ気”ダンでかかってくるだろうから、覚悟も気迫も向こうがまだ上。
さすがの角松も、今は計画実行を留まる意向。しばらくは様子見、草加の出方を待つようだ。
それはそれで結構なんだが、尾栗の捜索が今号はすっかり頭から抜けてるみたい^^;。尾栗三佐が心配ですが…とか何とか、青梅でも言ってくれればよかったのに。
メインは米軍サイドなのか。突然出てきたカトリーヌとキャサリン。私的には、カトリーヌが笑顔で、キャサリンがお尻だと思う^^;。上司のセクハラまがいの言葉にも動じず、肝がすわった強い女性たち。戦争なんて男たちがやってるけど、女たちが陰で支えているからこそ。
まぁカトリーヌと言えばドヌーブ、キャサリンと言えばヘプバーンを思い出すが、いかにも、かいじ先生が好きそうな女優の名前だなw。
女を出すと画面が潤うが、描くタッチも何となく踊ってる感じ。かいじ先生も『ジパング』で”女”を描きたくてウズウズしてたのではないか。頼みの桃井さんは東京で、しばらく出番が無かったしね。
米本土間の通信が賑やかになったのを知り、「大和」の草加がとびきりイイ反応をする。しめた!というような閃きで、目を大きく輝かせる横顔。かわいいっv。
何やら仕掛けようとする不敵な表情こそ、いよいよ草加の本領発揮なのか。草加が動くと、内容はどうであれ、話が俄然面白くなる。今、草加がたまらなく格好良い(*^。^*)。
ところで、尾栗はあのまま放置だったのかな…。
劇団昴 アルジャーノンに花束を
2007年11月30日 舞台演劇劇団昴公演『アルジャーノンに花束を』を観てきた。
拠点の三百人劇場が失われ、今回は下北沢の劇場での公演となる。こちらも遠い。
知恵遅れから手術を受け最高の知能指数を得た男が、迷路を彷徨い切ない末路を迎える話。
昴で幾たびも再演を積み重ねた戯曲。平田広明主演は、2001年、2005年と観てきて、今回が3度目となる。
2度目となる三輪えり花の演出からは”熱”が伝わる。前回と同じ構成の舞台装置だが、金属的な冷たさは払拭され、ぬくもり感のある作りへと変化。展開も役者の台詞も幾分ゆったりした余裕が感じられ、前回観た時より細かな部分まで理解でき、頭に浸透していく。
筋も運びも台詞も頭に残っているが、色褪せないテーマの深さのおかげで、飽きさせずに真剣に舞台に向かうことができる。
チャーリー・ゴードン役の平田広明に、特別な新しさはないが、ヘンな気負いや慣れもなく、自然な形で役と溶け込んでいるのが素晴らしい。術前から天才へ、天才から幼児へと変化する表情も様相も見事で、一瞬の笑みや哀しみや怒りの顔に魅せられ釘付けになる。今回もチャーリーの心情にまた一歩近づけたようだ。
前回よりも、ストラウス博士とニーマー教授の心情が分るようにもなった。石波義人の温かさが救いであり、田中正彦の切り捨てる物言いも納得できる。
今回は中西陽介のバートに心を揺さぶられた。彼は誰よりも良識的で優しくて男らしい。チャーリーとは対極ゆえに、互いに憧れの対象だったのではないかと思われた。ある意味、キーマンなのかもしれない。
服部幸子は、清純でたおやかなアリスを好演。芯の強さがより表現されていた。
松谷彼哉は、まんま乱菊さん(@BLEACH)。ナイスボディで明るく逞しくマイペース。真ん前で演じられた時は、とてもイイ匂いが香ってきた。
今回は最前列で抜群の好座席。ピアノ側だったので平田さんのナマ演奏も味わえた。左側はどうも平田さんの定位置らしく、目の前で平田さんの演技をとことん堪能できた(*^。^*)。
世の中は、お前が考えているようなものじゃない。チャーリーの母が言った言葉が心にグサリと突き刺さる。
子供のチャーリーと、今のチャーリー。互いの”存在”の葛藤と戦い。その”存在”の消滅を予測し、その前にチャーリーは家族に会ったり、論文を書いたりと、”存在”を残すために奔走する。人間の存在を何度もあらためて考えさせる戯曲だからこそ、観続けられるのだろう。
老いていくことは人々から忘れ去られること、と言ったのは某監督さんだったか。だから人は、自分の”存在”の証や痕跡を残していく。今回は『電王』の侑斗の宿命と重ね合わせ、どっぷりと深く考えさせられ切なくなった。
楽日にもう一度観る予定。今度こそ、最後のアルジャーノンになるのだろうか。
 ̄
今週初めに、劇団昴さんから突然お電話をいただいた。楽日の座席が機材のために観難くなってしまうことが分ったので、別の座席を用意させていただいたという案内だった。観難くなるというお知らせばかりか、あらためて観易い座席を用意して下さるなんて、何と有難く嬉しいお申し出だろう。昴さんは、ひとりひとりの客を大切にして下さっているのだなと感じる。先日DCさんの座席で手痛い目に合ったので、今回の件で、さすが昴さん!と思うのだった。
拠点の三百人劇場が失われ、今回は下北沢の劇場での公演となる。こちらも遠い。
知恵遅れから手術を受け最高の知能指数を得た男が、迷路を彷徨い切ない末路を迎える話。
昴で幾たびも再演を積み重ねた戯曲。平田広明主演は、2001年、2005年と観てきて、今回が3度目となる。
2度目となる三輪えり花の演出からは”熱”が伝わる。前回と同じ構成の舞台装置だが、金属的な冷たさは払拭され、ぬくもり感のある作りへと変化。展開も役者の台詞も幾分ゆったりした余裕が感じられ、前回観た時より細かな部分まで理解でき、頭に浸透していく。
筋も運びも台詞も頭に残っているが、色褪せないテーマの深さのおかげで、飽きさせずに真剣に舞台に向かうことができる。
チャーリー・ゴードン役の平田広明に、特別な新しさはないが、ヘンな気負いや慣れもなく、自然な形で役と溶け込んでいるのが素晴らしい。術前から天才へ、天才から幼児へと変化する表情も様相も見事で、一瞬の笑みや哀しみや怒りの顔に魅せられ釘付けになる。今回もチャーリーの心情にまた一歩近づけたようだ。
前回よりも、ストラウス博士とニーマー教授の心情が分るようにもなった。石波義人の温かさが救いであり、田中正彦の切り捨てる物言いも納得できる。
今回は中西陽介のバートに心を揺さぶられた。彼は誰よりも良識的で優しくて男らしい。チャーリーとは対極ゆえに、互いに憧れの対象だったのではないかと思われた。ある意味、キーマンなのかもしれない。
服部幸子は、清純でたおやかなアリスを好演。芯の強さがより表現されていた。
松谷彼哉は、まんま乱菊さん(@BLEACH)。ナイスボディで明るく逞しくマイペース。真ん前で演じられた時は、とてもイイ匂いが香ってきた。
今回は最前列で抜群の好座席。ピアノ側だったので平田さんのナマ演奏も味わえた。左側はどうも平田さんの定位置らしく、目の前で平田さんの演技をとことん堪能できた(*^。^*)。
世の中は、お前が考えているようなものじゃない。チャーリーの母が言った言葉が心にグサリと突き刺さる。
子供のチャーリーと、今のチャーリー。互いの”存在”の葛藤と戦い。その”存在”の消滅を予測し、その前にチャーリーは家族に会ったり、論文を書いたりと、”存在”を残すために奔走する。人間の存在を何度もあらためて考えさせる戯曲だからこそ、観続けられるのだろう。
老いていくことは人々から忘れ去られること、と言ったのは某監督さんだったか。だから人は、自分の”存在”の証や痕跡を残していく。今回は『電王』の侑斗の宿命と重ね合わせ、どっぷりと深く考えさせられ切なくなった。
楽日にもう一度観る予定。今度こそ、最後のアルジャーノンになるのだろうか。
 ̄
今週初めに、劇団昴さんから突然お電話をいただいた。楽日の座席が機材のために観難くなってしまうことが分ったので、別の座席を用意させていただいたという案内だった。観難くなるというお知らせばかりか、あらためて観易い座席を用意して下さるなんて、何と有難く嬉しいお申し出だろう。昴さんは、ひとりひとりの客を大切にして下さっているのだなと感じる。先日DCさんの座席で手痛い目に合ったので、今回の件で、さすが昴さん!と思うのだった。
ミュージカル テイクフライト
2007年11月29日 舞台演劇新作ミュージカル『テイクフライト』を観てきた。
花壇がそれはもう賑やかで著名人からも沢山。先日舞台を観た小栗旬や戸田恵子からのもある。池田成志へは、ガイナックス&グレン団一同からも届いていた(白&赤)。
座席は1階中程だが、客席が舞台から遠くオペラグラスは必要。幕に書かれた「TAKE FLIGHT」の文字がイケる。
大空への飛翔と果て無き挑戦に駆けた飛行士(パイロット)たちの人生を、時空を超えて描く。
ジョン・ワイドマンのミュージカル作品を、宮本亜門が訳して演出。
グライダーを発明したオットー・リリエンタールがナレーションと狂言回し的役割。そこへ、時代も場所も違うライト兄弟、リンドバーグ、アメリア・エアハートら其々の始点が交差するので、最初は混乱して話になかなか入り込めず。彼らの栄光の陰で命を散らす飛行士たちのことは殆ど語りだけなので、登場人物と年代をある程度把握しといたほうが理解し易そう。
照明効果が見事。映像や映像絵画も実に素晴らしく、天空や天候や時間や空間を見事に表現し、観るほうの想像力をたっぷり刺激してくれる。
生オケの音楽も豊かで美しいが、役者たちの歌のほうが迫力不足で負けている。全体的に役者の台詞や歌詞が聴き取り難く^^;、人名や地名も耳からこぼれてしまう。この辺りはまだまだレベルアップの必要がある。
アメリア役天海祐希の舞台は初めて観るが、スラリとした肢体と活動的な表情でハマリ役。音程も幅広く歌もソツなくこなす。センスあるドレスを品良く着こなして美しい。
リンドバーグ役城田優のナマ歌は『テニミュ』以来。髪や目の色から本物の米国人に見えるw。年長者と演じ渡り、逞しく歌いきるところは、役者として成長したなと感じる。だが歌と比べて、台詞を発する際に幼さが残っていて惜しい。
『犬顔家の一族の陰謀』以来の池田成志と橋本じゅんは、有人飛行の実験を忍耐強く続けるライト兄弟役。息も動作も歌もぴったりで、本物の兄弟にも見える。この二人が話の要で、コミカルな部分を一手に引き受け、面白さと膨らみを持たせる。彼らがいなかったらどんなにつまらない作品になっていたことか。
実直で理論的な兄ウィルバーを熱演する池田さんは、野心的な風貌をしながらスマートで、こんなに格好良い方なのかと初めて分ったv。陽気で飄々とした弟オーヴィルの橋本さんは何もかもキュート。二人のデュエットは歌えば歌うほど、リズムもテンションも歌唱力も高まる。「The Funniest Thing♪」は観客も巻き込んで楽しい。
オットー役のラサール石井は、歌もこなしながら、話にテンポを与える。
アメリアと公私共にパートナーとなるジョージ役の宮川浩は、さすがミュージカル出身で、張りと艶のある歌声は秀逸。彼の歌があまりに素晴らしく、アメリアとのデュエットも多いので、ともすればアメリアのというより、アメリア&ジョージ夫妻の生き様を描いたような印象にも映る。
アメリアやリンドバーグは舞台上では割とすぐに名声を手に入れるのに比べて、ライト兄弟のほうは何度も何度も飛行実験に明け暮れ失敗と挫折を繰り返す。彼らのめげない情熱とひたむきな姿のほうに好感がもてる。
人物にイメージカラーがあるようで、アメリアが”赤”、リンドバーグは”青”、ライト兄弟は”黒”と”白”だろうか。
1幕ラストで全員が歌う「Before The Dawn♪」にちょっと胸が熱くなった。2幕ラストのライト兄弟らの短いカットと歌も鮮烈で、長くなるよりかえって潔く爽やか。
ステージ上での”飛行機”ものは、戦時中を題材にした作品しか観てなかったが、戦争があまり絡んでこない話もいいものだ。吊りの舞台装置も凝っていて、ラストの大胆な飛行装置は観ていて快感だった。ただ、飛行に欠かせない”風”の存在が感じられなかったのが残念。扇風機でも何でもいいから、アメリアのスカーフや短髪を揺らして欲しかった。
 ̄ ̄ ̄
★Top Stage Vol.53
『恐れを知らぬ川上音二郎一座』で好演している堺雅人のインタビュー。あくまでも慎重に謙虚に語りながら、人と人の和も大切にする堺さんの人柄が伝わってくる。
『カリフォルニア物語』出演者4人のインタビュー。Studio Lifeからは曽世海司と岩崎大。「女性役を男のままで演じる」についての話も興味深い。
同タイミングでStudio Lifeから先行予約のDM。また4チームのキャスト。及川健が出るのは嬉しいが観劇日で迷う。
花壇がそれはもう賑やかで著名人からも沢山。先日舞台を観た小栗旬や戸田恵子からのもある。池田成志へは、ガイナックス&グレン団一同からも届いていた(白&赤)。
座席は1階中程だが、客席が舞台から遠くオペラグラスは必要。幕に書かれた「TAKE FLIGHT」の文字がイケる。
大空への飛翔と果て無き挑戦に駆けた飛行士(パイロット)たちの人生を、時空を超えて描く。
ジョン・ワイドマンのミュージカル作品を、宮本亜門が訳して演出。
グライダーを発明したオットー・リリエンタールがナレーションと狂言回し的役割。そこへ、時代も場所も違うライト兄弟、リンドバーグ、アメリア・エアハートら其々の始点が交差するので、最初は混乱して話になかなか入り込めず。彼らの栄光の陰で命を散らす飛行士たちのことは殆ど語りだけなので、登場人物と年代をある程度把握しといたほうが理解し易そう。
照明効果が見事。映像や映像絵画も実に素晴らしく、天空や天候や時間や空間を見事に表現し、観るほうの想像力をたっぷり刺激してくれる。
生オケの音楽も豊かで美しいが、役者たちの歌のほうが迫力不足で負けている。全体的に役者の台詞や歌詞が聴き取り難く^^;、人名や地名も耳からこぼれてしまう。この辺りはまだまだレベルアップの必要がある。
アメリア役天海祐希の舞台は初めて観るが、スラリとした肢体と活動的な表情でハマリ役。音程も幅広く歌もソツなくこなす。センスあるドレスを品良く着こなして美しい。
リンドバーグ役城田優のナマ歌は『テニミュ』以来。髪や目の色から本物の米国人に見えるw。年長者と演じ渡り、逞しく歌いきるところは、役者として成長したなと感じる。だが歌と比べて、台詞を発する際に幼さが残っていて惜しい。
『犬顔家の一族の陰謀』以来の池田成志と橋本じゅんは、有人飛行の実験を忍耐強く続けるライト兄弟役。息も動作も歌もぴったりで、本物の兄弟にも見える。この二人が話の要で、コミカルな部分を一手に引き受け、面白さと膨らみを持たせる。彼らがいなかったらどんなにつまらない作品になっていたことか。
実直で理論的な兄ウィルバーを熱演する池田さんは、野心的な風貌をしながらスマートで、こんなに格好良い方なのかと初めて分ったv。陽気で飄々とした弟オーヴィルの橋本さんは何もかもキュート。二人のデュエットは歌えば歌うほど、リズムもテンションも歌唱力も高まる。「The Funniest Thing♪」は観客も巻き込んで楽しい。
オットー役のラサール石井は、歌もこなしながら、話にテンポを与える。
アメリアと公私共にパートナーとなるジョージ役の宮川浩は、さすがミュージカル出身で、張りと艶のある歌声は秀逸。彼の歌があまりに素晴らしく、アメリアとのデュエットも多いので、ともすればアメリアのというより、アメリア&ジョージ夫妻の生き様を描いたような印象にも映る。
アメリアやリンドバーグは舞台上では割とすぐに名声を手に入れるのに比べて、ライト兄弟のほうは何度も何度も飛行実験に明け暮れ失敗と挫折を繰り返す。彼らのめげない情熱とひたむきな姿のほうに好感がもてる。
人物にイメージカラーがあるようで、アメリアが”赤”、リンドバーグは”青”、ライト兄弟は”黒”と”白”だろうか。
1幕ラストで全員が歌う「Before The Dawn♪」にちょっと胸が熱くなった。2幕ラストのライト兄弟らの短いカットと歌も鮮烈で、長くなるよりかえって潔く爽やか。
ステージ上での”飛行機”ものは、戦時中を題材にした作品しか観てなかったが、戦争があまり絡んでこない話もいいものだ。吊りの舞台装置も凝っていて、ラストの大胆な飛行装置は観ていて快感だった。ただ、飛行に欠かせない”風”の存在が感じられなかったのが残念。扇風機でも何でもいいから、アメリアのスカーフや短髪を揺らして欲しかった。
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★Top Stage Vol.53
『恐れを知らぬ川上音二郎一座』で好演している堺雅人のインタビュー。あくまでも慎重に謙虚に語りながら、人と人の和も大切にする堺さんの人柄が伝わってくる。
『カリフォルニア物語』出演者4人のインタビュー。Studio Lifeからは曽世海司と岩崎大。「女性役を男のままで演じる」についての話も興味深い。
同タイミングでStudio Lifeから先行予約のDM。また4チームのキャスト。及川健が出るのは嬉しいが観劇日で迷う。
映画 タロットカード殺人事件/Wディラン
2007年11月28日 映画映画『タロットカード殺人事件』を観てきた。
ウディ・アレン脚本・監督・出演最新作。『マッチポイント』に続く、アレンのロンドン拠点の2作目。
幽霊の証言で、スクープのため、ロンドンの連続殺人犯容疑者を追っていく女学生&老手品師コンビの話。
原題は「SCOOP」。本編では「タロットカード」はあまり意味を持たないし、何故こんなダサイ日本語タイトルにしたんだろう。
ジャーナリスト志望で美人の女学生サンドラがスカーレット・ヨハンソン。眼鏡っ子なサンドラは、水着も男物のシャツも着こなし、キュートで魅力的。胸もでかいが、腰から尻もデカい。目的の為ならすぐ男と寝ちゃう尻軽女^^;。ライトでセクシーなアメリカ女を体現してるのか。
彼女に協力するハメになる個性的な老手品師がウディ・アレン。喋り方は別にして、あの飄々とした濃ゆいグダグダ感は手強い。でもアレンのヨハンソンへのラブラブっぷりはすぐ分るw。
二人がアメリカンな偽親子を装うも、垢抜けなく間抜けなドタバタ漫才が聴きどころ。マシンガンのような台詞の応酬と、ジョークや独特のコメディセンスについ笑いが起こる。
二人のターゲットは、ハンサムな英国貴族ピーター。ヒュー・ジャックマンの洗練された喋りと優雅な物腰にちとウットリ。サンドラが彼に本気になっちゃうトコからアホらしさが増す^^;。
最後のオチは予想できなかったが、ツメの甘い犯罪はやはりもの足りない^^;。
英語から車線までアメリカとイギリスのギャップを可笑しく指摘しながら、イギリスの伝統的かつハイセンスな”今”を観光風に見せる。ぬるいサスペンスタッチと推理を含ませながら、ラブロマンスや親子愛(?)も盛り込む。1時間半の中に適度に詰め込まれた、ライト感覚で楽しめる一品。
ウディ・アレンの”今”の心境と、これからの意気込みをキャラに託し、ウディ・アレンそのものの作品だった。
これ、吹替え版が作られる時は、ピーターの声は東地さんにぜひやって欲しいな。サンドラは小島幸子とかね。
 ̄ ̄ ̄
今朝の『めざまし』。
小杉十郎太&なだぎ武のWディラン、めざましに初登場。小杉さんはビリーの声もされていると紹介。
小杉さんの男前の顔と良いお声に、女性アナからも絶賛の声が。
小杉さんがテレビ画面に映るのは、つんく。の歌番組と日テレのドラマ以来だろうか。やっぱりカッコイーよねv。
小杉さんの次のテレビ出演は、2日のWOWOW(無料放送)『グレイズ・アナトミー3』。三石琴乃さんともご一緒だ。
 ̄ ̄ ̄
通販予約していた『Ζガンダム』劇場版総集編スナックと、『電王』サウンドロップ(全5種)が届いた。
CDやDVDも次々と届いて、もう何が何やら〜^^;。
ウディ・アレン脚本・監督・出演最新作。『マッチポイント』に続く、アレンのロンドン拠点の2作目。
幽霊の証言で、スクープのため、ロンドンの連続殺人犯容疑者を追っていく女学生&老手品師コンビの話。
原題は「SCOOP」。本編では「タロットカード」はあまり意味を持たないし、何故こんなダサイ日本語タイトルにしたんだろう。
ジャーナリスト志望で美人の女学生サンドラがスカーレット・ヨハンソン。眼鏡っ子なサンドラは、水着も男物のシャツも着こなし、キュートで魅力的。胸もでかいが、腰から尻もデカい。目的の為ならすぐ男と寝ちゃう尻軽女^^;。ライトでセクシーなアメリカ女を体現してるのか。
彼女に協力するハメになる個性的な老手品師がウディ・アレン。喋り方は別にして、あの飄々とした濃ゆいグダグダ感は手強い。でもアレンのヨハンソンへのラブラブっぷりはすぐ分るw。
二人がアメリカンな偽親子を装うも、垢抜けなく間抜けなドタバタ漫才が聴きどころ。マシンガンのような台詞の応酬と、ジョークや独特のコメディセンスについ笑いが起こる。
二人のターゲットは、ハンサムな英国貴族ピーター。ヒュー・ジャックマンの洗練された喋りと優雅な物腰にちとウットリ。サンドラが彼に本気になっちゃうトコからアホらしさが増す^^;。
最後のオチは予想できなかったが、ツメの甘い犯罪はやはりもの足りない^^;。
英語から車線までアメリカとイギリスのギャップを可笑しく指摘しながら、イギリスの伝統的かつハイセンスな”今”を観光風に見せる。ぬるいサスペンスタッチと推理を含ませながら、ラブロマンスや親子愛(?)も盛り込む。1時間半の中に適度に詰め込まれた、ライト感覚で楽しめる一品。
ウディ・アレンの”今”の心境と、これからの意気込みをキャラに託し、ウディ・アレンそのものの作品だった。
これ、吹替え版が作られる時は、ピーターの声は東地さんにぜひやって欲しいな。サンドラは小島幸子とかね。
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今朝の『めざまし』。
小杉十郎太&なだぎ武のWディラン、めざましに初登場。小杉さんはビリーの声もされていると紹介。
小杉さんの男前の顔と良いお声に、女性アナからも絶賛の声が。
小杉さんがテレビ画面に映るのは、つんく。の歌番組と日テレのドラマ以来だろうか。やっぱりカッコイーよねv。
小杉さんの次のテレビ出演は、2日のWOWOW(無料放送)『グレイズ・アナトミー3』。三石琴乃さんともご一緒だ。
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通販予約していた『Ζガンダム』劇場版総集編スナックと、『電王』サウンドロップ(全5種)が届いた。
CDやDVDも次々と届いて、もう何が何やら〜^^;。
コールドケース3/TSUNAMI/アグリーベティ
2007年11月27日 TV番組外ドラあれこれ。
WOWOW『コールドケース3』第21話。
息子から頼まれた『カーズ』予録のためチャンネルを合せて観てたら、途中から東地さんの声が聞こえて慌てて集中。
1945年に女性新聞記者が列車にひかれて死んだ事件で、当時の彼女を取り巻く人間模様と、新たに浮かび上がる事件の真相。そしてホロコーストの暗い闇。
回想場面で映し出される、女性新聞記者ローと、アウシュビッツから帰還したノアとの恋愛。ローの声は篠原恵美、ノアの声が東地宏樹。「空が見えるのはステキなことだ」モノクロのタッチに、東地さんの甘い美声がしっとりと似合う。しかしノアのついたあまりに大きな嘘が、運命を狂わせて悲劇的末路へと疾走する。現在のノアの声は小林清志で、違和感もなく渋い。
『コールドケース』で面白いのは何十年も前の未解決事件を、現在の最新テクノロジーを駆使したり、当時の関係者から話を聞くことで、解決の糸口を見つけるところ。
回想場面では若かりし頃の関係者が出てきて、現在の彼らと俳優が違うようだが、日本語吹替えの声も違ってくるのが面白い。
今回のケースでは60年以上も前の事件で、物的証拠が殆ど無く、関係者の”記憶”による話が重要になってくるのが興味深い。
今回の関係者は60歳から80歳はとうに超えているハズだが、皆さん歩いたりと元気で暮らしている上に、当時の記憶が実に鮮明で、言葉で明確に語れるところがスゴイ。彼らの中には、記憶障害や身体麻痺などの病気の存在も無いらしい。
それとは別に、人は哀しみや苦しみが多いほど、いつまでも”記憶”は消滅しないということ。忘れたくても忘れられない。生きるために忘れたフリをする。忘れたつもりでも忘れていない。まことに人の”記憶”とは厄介だ。
だが心が忘れたつもりでも、身体に刻まれた永遠に消えない”キズ”は、目にする度にまた残酷な”記憶”を掘り返す。それが今回のサブタイトルになってる「入れ墨」だったということか。戦争の”記憶”は永遠に終らない。
日本でも、アメリカのように、原則的に殺人罪に時効がないほうがいいのではないかと、この番組を観る度に思う。
 ̄
NHKBS2『TSUNAMI 津波』前後編。
山路和弘、てらそままさきという日本語キャストに惹かれて観た。
2004年スマトラ島沖地震で発生した津波によって、尊いものを失っていく様々な人間模様。背景に政府や企業の利権も絡めて、津波予知の課題へと繋げる。
娘を津波にさらわれ、妻と一緒に必死に捜索する夫イアンの声がてらそまさん。どこかで娘は生きていると信じながらも、娘はもう生きていないかもしれないと悔やむ。お互いに何度も責めながら葛藤と絶望を繰り返す夫婦。てらそまさんが哀しみに満ちた重厚な声で演じて胸に迫った。
プーケットとかタイのあそこらへんはヤバクて、絶対行きたくなくなったな。
 ̄
NHKBS2『アグリー・ベティ』第9話。
ベティの家族の話も大変だが、今までそれなりにモテてダンディだったダニエルが最近やたらとダメ男化でお茶目。電話でベティからサルサのステップを習おうとするのもムリがありそう^^;。でも車中で、想い人のソフィアの唇を奪い、「何も感じないっていえる?」と口説くシーンは、東地宏樹のセクシー声が気持ち良くて(*^^*)、思わず彼にクラクラッときちゃった。
一方、マークは主のいぬ間に何とやら〜でやりたい放題。近藤隆の辛口なオネエ口調が弾けてて、だんだんマークも可愛いヤツに見えてきた。『REBORN!』のクールな雲雀ボイスとは全然違うからまたステキv。そういや東地さんとは『すてプリ』でも一応共演してたんだっけ。
 ̄
NHK教育『ドクター・フー』第14話(BS2の再放送)。
先週は新生・ドクターのお披露目だったが、今週からいよいよデヴィッド・テナントのドクターが本格始動。関俊彦@ドクターが、モモタロスとは違った形で、時空を超越した熱いヒーロー声を聴かせてくれる。このドクターに替わってから、パートナーのローズとも何やら恋愛めいた雰囲気になってくるから面白い。
 ̄
NHKBS2『名探偵モンク3』再放送もスタート。
正直、4より3のほうが面白かったように思う。こちらもディッシャー警部補の関さんがそれなりに活躍。
ED映像にあった、戦闘機を追いかけるモンクが出てくる第14話は東地さんがゲストなので必見。
WOWOW『コールドケース3』第21話。
息子から頼まれた『カーズ』予録のためチャンネルを合せて観てたら、途中から東地さんの声が聞こえて慌てて集中。
1945年に女性新聞記者が列車にひかれて死んだ事件で、当時の彼女を取り巻く人間模様と、新たに浮かび上がる事件の真相。そしてホロコーストの暗い闇。
回想場面で映し出される、女性新聞記者ローと、アウシュビッツから帰還したノアとの恋愛。ローの声は篠原恵美、ノアの声が東地宏樹。「空が見えるのはステキなことだ」モノクロのタッチに、東地さんの甘い美声がしっとりと似合う。しかしノアのついたあまりに大きな嘘が、運命を狂わせて悲劇的末路へと疾走する。現在のノアの声は小林清志で、違和感もなく渋い。
『コールドケース』で面白いのは何十年も前の未解決事件を、現在の最新テクノロジーを駆使したり、当時の関係者から話を聞くことで、解決の糸口を見つけるところ。
回想場面では若かりし頃の関係者が出てきて、現在の彼らと俳優が違うようだが、日本語吹替えの声も違ってくるのが面白い。
今回のケースでは60年以上も前の事件で、物的証拠が殆ど無く、関係者の”記憶”による話が重要になってくるのが興味深い。
今回の関係者は60歳から80歳はとうに超えているハズだが、皆さん歩いたりと元気で暮らしている上に、当時の記憶が実に鮮明で、言葉で明確に語れるところがスゴイ。彼らの中には、記憶障害や身体麻痺などの病気の存在も無いらしい。
それとは別に、人は哀しみや苦しみが多いほど、いつまでも”記憶”は消滅しないということ。忘れたくても忘れられない。生きるために忘れたフリをする。忘れたつもりでも忘れていない。まことに人の”記憶”とは厄介だ。
だが心が忘れたつもりでも、身体に刻まれた永遠に消えない”キズ”は、目にする度にまた残酷な”記憶”を掘り返す。それが今回のサブタイトルになってる「入れ墨」だったということか。戦争の”記憶”は永遠に終らない。
日本でも、アメリカのように、原則的に殺人罪に時効がないほうがいいのではないかと、この番組を観る度に思う。
 ̄
NHKBS2『TSUNAMI 津波』前後編。
山路和弘、てらそままさきという日本語キャストに惹かれて観た。
2004年スマトラ島沖地震で発生した津波によって、尊いものを失っていく様々な人間模様。背景に政府や企業の利権も絡めて、津波予知の課題へと繋げる。
娘を津波にさらわれ、妻と一緒に必死に捜索する夫イアンの声がてらそまさん。どこかで娘は生きていると信じながらも、娘はもう生きていないかもしれないと悔やむ。お互いに何度も責めながら葛藤と絶望を繰り返す夫婦。てらそまさんが哀しみに満ちた重厚な声で演じて胸に迫った。
プーケットとかタイのあそこらへんはヤバクて、絶対行きたくなくなったな。
 ̄
NHKBS2『アグリー・ベティ』第9話。
ベティの家族の話も大変だが、今までそれなりにモテてダンディだったダニエルが最近やたらとダメ男化でお茶目。電話でベティからサルサのステップを習おうとするのもムリがありそう^^;。でも車中で、想い人のソフィアの唇を奪い、「何も感じないっていえる?」と口説くシーンは、東地宏樹のセクシー声が気持ち良くて(*^^*)、思わず彼にクラクラッときちゃった。
一方、マークは主のいぬ間に何とやら〜でやりたい放題。近藤隆の辛口なオネエ口調が弾けてて、だんだんマークも可愛いヤツに見えてきた。『REBORN!』のクールな雲雀ボイスとは全然違うからまたステキv。そういや東地さんとは『すてプリ』でも一応共演してたんだっけ。
 ̄
NHK教育『ドクター・フー』第14話(BS2の再放送)。
先週は新生・ドクターのお披露目だったが、今週からいよいよデヴィッド・テナントのドクターが本格始動。関俊彦@ドクターが、モモタロスとは違った形で、時空を超越した熱いヒーロー声を聴かせてくれる。このドクターに替わってから、パートナーのローズとも何やら恋愛めいた雰囲気になってくるから面白い。
 ̄
NHKBS2『名探偵モンク3』再放送もスタート。
正直、4より3のほうが面白かったように思う。こちらもディッシャー警部補の関さんがそれなりに活躍。
ED映像にあった、戦闘機を追いかけるモンクが出てくる第14話は東地さんがゲストなので必見。
ゲキレン39話/電王42話
2007年11月26日 TV番組日曜朝は”電ゲキ”ターイム!
『獣拳戦隊ゲキレンジャー』第39話。
最強!美希&なつめ親子!(゜o゜) パジャマ姿のパパの正体が謎だけど。この親子に振り回されて、ウロウロなジャン&ケンがちとカワイソ^^;。親子の中に修行あり。確かに、親にとって子育ては全て精進。親子は似るしね。
メレの双幻士が登場。幻獣ピクシー拳のヒソは「メレお嬢様」とメイド風、ユニコーン拳のハクは「メレ様」とお利口さんで、メレもウハウハ。ヒソの声で潘恵子がキタっ。石田さんとは先週『バンブーブレード』でも共演してたっけ。
メレと拳を交える美希だが、ワイヤー拳でたいしたことなかった^^;。幻獣フェニックス拳のメレは飛べるし、やっぱ強いぞ。
子供を浚って操り、角アンテナで増殖させ、親たちの絶望を集める。ハクの狙いはよかったが、美希なつめ親子には通用せずw。親の声が聞こえぬならと、操られたなつめを”食い意地”で釣ろうとする美希。すっごい肝っ玉^^;。いったい幾つエッグタルトを食べたんだろ?そういや劇場版でもこの親子、底なしの胃袋を持っていたっけ^^;。
ユニコーン城を壊してハク巨大化。子供を危険な目に合せたと、美希は怒り心頭。ケンからサイダインを乗っ取り^^;、サイダイオーのパンチと必殺技を繰り出す。その顔はまさに鬼母w。
「出ましたーっ! 母は強し!」「まさに親子の絆の勝利であります」悠々と実況するバエだが、むかつくメレに振り回されつつ退場。
仲直りした美希となつめを羨ましそうに見るジャン。先々週は親子で、先週は兄弟話だったが、5人の中でジャンだけが天涯孤独なんだよな。
スウグって喋れないのか…。スウグの”気”を探るため拳を交えた理央は、彼が白虎のゲキを持つ男ダンだと確信。
次回。理央や美希やゴウの兄弟子だったダンに焦点。若かりし頃の美希は可愛い。ジャンが何やら接触。衝撃の事実とは、ジャンの出生の秘密に関することか? ダンとジャンが兄弟だとしたらオモシロ。
今週からEDテーマは「キャラソン七番勝負!」。何と曲紹介は我らのバエだぞ(^.^)。トップバッターは、ジャンの「進めのススメ♪」。ジャンらしい素直な歌声だw。ジャン名場面集もまあまあ面白い。「ブーン。イカした歌でしたね」バエの愉快なコメント付き。
七曲だから、理央とメレのもあるのかな。バエの喋りもちょい多く楽しめそうだ。
 ̄
『仮面ライダー電王』第42話。
OP「Climax Jump DEN−LINER form♪」が今度はウラタロス・バージョンに変更。「いいね。いいね。すごいね。」ちょっと頭にこびり付くw。OPのダイジェスト映像はどうも馴染めんな^^;。
「イマジン大集合!」イベントDVDのCMナレはリュウタ&ウラ。声優さんの顔もバッチリ映ってウハウハ。ぜったい買うよね。
デンライナー内ではナオミが甲斐甲斐しく侑斗のお世話。いつの間にやら、ナオミは侑斗に気が合うという設定なのかい。「関係ないヤツを巻き込むなっ!」ハンモックやデネブやモモタロス達も巻き込んで暴れる侑斗。
D侑斗の相手の翔子ちゃんを見て、あっちょっとカワイイ〜と良太郎は思わないんだろか^^;。翔子には、U良太郎の”エロ気”も通じないらしい。
眼鏡をかけたデネブはちょっとカメタロス気取り?w ”おデブ”の中味と”ボクちゃん”の顔(笑)、翔子はどっちにひと目惚れしたんだろう。
イマジン誘き出し作戦のため、D侑斗と翔子がついにデート。やっぱ似た者同士だな〜。遊園地の次は動物園。東武動物公園は私も10年前に行ったな(子供の遠足で)。あのキリンもサイもゾウも覚えてる。あのサルたちの演技力抜群w。
サナギのブレスレットだったのか。ソフトボール選手で病気で入院してた翔子の過去が語られる。「今日が終って、明日がなくても、昨日が残るから」「いい昨日は思い出」健気で逞しい翔子のひたむきな姿に向かえないデネブ。
「忘れられるほうだけだと考えるな。忘れるほうだって辛いんだ」翔子の”今日”は、”いい昨日”にはならない哀しさ。
「ごめん。俺は忘れないから」マフラーを巻いて優しくする侑斗。ラブラブっぷりに「契約完了」と見たオクトイマジンが、翔子の過去へと飛ぶ。
どうせ彼女は何もかも忘れるのだ。翔子の目の前で変身して見せた侑斗が切ない。デネブもすぐデネビックバスターに変身可能か。てか、アイコンも長髪でもない侑斗の姿に何の疑問も持たない翔子も肝が太い。
カイに脅されたりと一見ふにゃけたオクトイマジンだが、コイツがなにげに強くてビックリ。
先週のソードフォーム戦ではデンバードを破壊して逃走。
カメvsタコの海生物対決では、トラックやデンガッシャーを操ってロッドフォームを蹴散らす。マンホールの中に首を引っ込めて逃れるロッドは、やっぱ”カメキャラ”じゃんw。
ゼロノス・ゼロフォーム戦でも、ゼロガッシャーを操るが、ここに突然ライナーフォーム出現。ライナー良太郎、特訓の成果が出てるぞ。バスターノヴァと電車斬りのX攻撃でついに強敵は消滅。
だが、最後の触手で線路まで操り暴走させドラゴン化させるとは、どこまで凄い粘りのタコだ。ライナーの乗ってるのはデンバード2号? 今回もキングライナーのおかげで難を逃れる。さすが電車の警察官。
侑斗のことも何もかも忘れてしまった翔子。後ろでグルグルいつまでも回ってるよ〜。何か楽しいことでも感じたんだろうか。
彼女にも侑斗にも辛い目に合せてしまったと後悔するデネブ。もう二度とキャンディ配りはしないかな。
それでも良太郎は、愛理の心に漂う”想い”を侑斗に見せる。人の記憶は脆いけど強い。「思い出す」ことも人には可能なのだ。
デンライナー内では、オーナーとターミナル駅長が良太郎を待つ。アタッシュケースの中にはいったい何が!? まぶしいっ。
次回。桜井侑斗は分岐点のカギではないかもしれない!? M良太郎vsカイが再び対決か!? 「一緒に戦わない」これは良太郎の自立宣言かい!?w
15秒コーナー。キングライナーとケースの中のキン色で、キンちゃんひとり、テンション高しw。脱力系「次回も楽しみにな〜」。
『獣拳戦隊ゲキレンジャー』第39話。
最強!美希&なつめ親子!(゜o゜) パジャマ姿のパパの正体が謎だけど。この親子に振り回されて、ウロウロなジャン&ケンがちとカワイソ^^;。親子の中に修行あり。確かに、親にとって子育ては全て精進。親子は似るしね。
メレの双幻士が登場。幻獣ピクシー拳のヒソは「メレお嬢様」とメイド風、ユニコーン拳のハクは「メレ様」とお利口さんで、メレもウハウハ。ヒソの声で潘恵子がキタっ。石田さんとは先週『バンブーブレード』でも共演してたっけ。
メレと拳を交える美希だが、ワイヤー拳でたいしたことなかった^^;。幻獣フェニックス拳のメレは飛べるし、やっぱ強いぞ。
子供を浚って操り、角アンテナで増殖させ、親たちの絶望を集める。ハクの狙いはよかったが、美希なつめ親子には通用せずw。親の声が聞こえぬならと、操られたなつめを”食い意地”で釣ろうとする美希。すっごい肝っ玉^^;。いったい幾つエッグタルトを食べたんだろ?そういや劇場版でもこの親子、底なしの胃袋を持っていたっけ^^;。
ユニコーン城を壊してハク巨大化。子供を危険な目に合せたと、美希は怒り心頭。ケンからサイダインを乗っ取り^^;、サイダイオーのパンチと必殺技を繰り出す。その顔はまさに鬼母w。
「出ましたーっ! 母は強し!」「まさに親子の絆の勝利であります」悠々と実況するバエだが、むかつくメレに振り回されつつ退場。
仲直りした美希となつめを羨ましそうに見るジャン。先々週は親子で、先週は兄弟話だったが、5人の中でジャンだけが天涯孤独なんだよな。
スウグって喋れないのか…。スウグの”気”を探るため拳を交えた理央は、彼が白虎のゲキを持つ男ダンだと確信。
次回。理央や美希やゴウの兄弟子だったダンに焦点。若かりし頃の美希は可愛い。ジャンが何やら接触。衝撃の事実とは、ジャンの出生の秘密に関することか? ダンとジャンが兄弟だとしたらオモシロ。
今週からEDテーマは「キャラソン七番勝負!」。何と曲紹介は我らのバエだぞ(^.^)。トップバッターは、ジャンの「進めのススメ♪」。ジャンらしい素直な歌声だw。ジャン名場面集もまあまあ面白い。「ブーン。イカした歌でしたね」バエの愉快なコメント付き。
七曲だから、理央とメレのもあるのかな。バエの喋りもちょい多く楽しめそうだ。
 ̄
『仮面ライダー電王』第42話。
OP「Climax Jump DEN−LINER form♪」が今度はウラタロス・バージョンに変更。「いいね。いいね。すごいね。」ちょっと頭にこびり付くw。OPのダイジェスト映像はどうも馴染めんな^^;。
「イマジン大集合!」イベントDVDのCMナレはリュウタ&ウラ。声優さんの顔もバッチリ映ってウハウハ。ぜったい買うよね。
デンライナー内ではナオミが甲斐甲斐しく侑斗のお世話。いつの間にやら、ナオミは侑斗に気が合うという設定なのかい。「関係ないヤツを巻き込むなっ!」ハンモックやデネブやモモタロス達も巻き込んで暴れる侑斗。
D侑斗の相手の翔子ちゃんを見て、あっちょっとカワイイ〜と良太郎は思わないんだろか^^;。翔子には、U良太郎の”エロ気”も通じないらしい。
眼鏡をかけたデネブはちょっとカメタロス気取り?w ”おデブ”の中味と”ボクちゃん”の顔(笑)、翔子はどっちにひと目惚れしたんだろう。
イマジン誘き出し作戦のため、D侑斗と翔子がついにデート。やっぱ似た者同士だな〜。遊園地の次は動物園。東武動物公園は私も10年前に行ったな(子供の遠足で)。あのキリンもサイもゾウも覚えてる。あのサルたちの演技力抜群w。
サナギのブレスレットだったのか。ソフトボール選手で病気で入院してた翔子の過去が語られる。「今日が終って、明日がなくても、昨日が残るから」「いい昨日は思い出」健気で逞しい翔子のひたむきな姿に向かえないデネブ。
「忘れられるほうだけだと考えるな。忘れるほうだって辛いんだ」翔子の”今日”は、”いい昨日”にはならない哀しさ。
「ごめん。俺は忘れないから」マフラーを巻いて優しくする侑斗。ラブラブっぷりに「契約完了」と見たオクトイマジンが、翔子の過去へと飛ぶ。
どうせ彼女は何もかも忘れるのだ。翔子の目の前で変身して見せた侑斗が切ない。デネブもすぐデネビックバスターに変身可能か。てか、アイコンも長髪でもない侑斗の姿に何の疑問も持たない翔子も肝が太い。
カイに脅されたりと一見ふにゃけたオクトイマジンだが、コイツがなにげに強くてビックリ。
先週のソードフォーム戦ではデンバードを破壊して逃走。
カメvsタコの海生物対決では、トラックやデンガッシャーを操ってロッドフォームを蹴散らす。マンホールの中に首を引っ込めて逃れるロッドは、やっぱ”カメキャラ”じゃんw。
ゼロノス・ゼロフォーム戦でも、ゼロガッシャーを操るが、ここに突然ライナーフォーム出現。ライナー良太郎、特訓の成果が出てるぞ。バスターノヴァと電車斬りのX攻撃でついに強敵は消滅。
だが、最後の触手で線路まで操り暴走させドラゴン化させるとは、どこまで凄い粘りのタコだ。ライナーの乗ってるのはデンバード2号? 今回もキングライナーのおかげで難を逃れる。さすが電車の警察官。
侑斗のことも何もかも忘れてしまった翔子。後ろでグルグルいつまでも回ってるよ〜。何か楽しいことでも感じたんだろうか。
彼女にも侑斗にも辛い目に合せてしまったと後悔するデネブ。もう二度とキャンディ配りはしないかな。
それでも良太郎は、愛理の心に漂う”想い”を侑斗に見せる。人の記憶は脆いけど強い。「思い出す」ことも人には可能なのだ。
デンライナー内では、オーナーとターミナル駅長が良太郎を待つ。アタッシュケースの中にはいったい何が!? まぶしいっ。
次回。桜井侑斗は分岐点のカギではないかもしれない!? M良太郎vsカイが再び対決か!? 「一緒に戦わない」これは良太郎の自立宣言かい!?w
15秒コーナー。キングライナーとケースの中のキン色で、キンちゃんひとり、テンション高しw。脱力系「次回も楽しみにな〜」。
モニジパ 航跡335
2007年11月25日 アニメ声優漫画モーニング『ジパング』航跡335。
表紙は草加vs.角松。いよいよ直接対決の時近し…ということか。二人とも覚悟を決めて別方向を見据えてるが、二人の隔たりはあまりに遠い。
2千800名を退艦させるため、どこに何がどの位あるのかも調査し把握していた草加。つまり、こういった事態も彼の中では織り込み済み、想定内だったのか。
巨大な艦だからこそ、艦長らの目を盗んで、色々なものを持ち込み準備できたのであろうが。
しかし「ほんの一面しか理解できていない」と、新型爆弾を目の前にした中で草加が言うなよ^^;。彼にとっても原爆の脅威はまだ未知数。それを本番で使う危険性。あぁコワイ〜。
退艦発令時刻まで草加任せで承諾するのか。何もかもヤツの思い通りではないか。草加なら、退艦中の彼らを都合良く利用することも考えているだろうに。
さっきまで”交渉人”だった草加が、甲板にひとり進んだ時に”人間”草加と化す。やはり覚えていたか。尾栗三佐の落ちた場所、その捜索、そして生死の確認。
発見した瞬間の草加のビクリとした眼と表情が忘れられない。
画面に映ったのは、冷たく吹きすさぶ暗闇の風の下、仰向けになっている二本の足。
それだけで私達には充分だ。それ以上はもう耐えられない(;_;)。
帽子の下に隠された瞳には哀愁が滲んでいるのだろうか。
「私を止めることはできなかったな…」それは、沈黙した尾栗三佐を通して、角松二佐に向けて投げかけた言葉だったのかもしれない。
草加よ。その後、尾栗の瞼だけは閉じてあげてくれ。
「みらい」に無事帰艦した3人。林原の隣にいたパイロット君の顔がようやく分ったゾw(それでも名無し)。青梅のダメージが一番深いが、角松は艦長として既に立ち直っている。
角松らは既に「大和」内部を徹底研究、計画も立てていたようだ。新作戦は「大和」に乗り込んでの原爆処理。ついに”白兵戦”突入なのか。
難しそうだが、「みらい」乗員と300名に減った「大和」では人数的に5分5分。問題は、原爆がある場所までの道筋と処理方法。しかも時間制限。米艦隊の動きは、角松の頭に入っているのだろうか。
尾栗三佐を諦めていない青梅らはやるだろうが、あの名無しパイロット君とか弱気なヤツもいそうだぞ^^;。
ところで米軍では、グールド大尉→カーネル少佐の情報が、海軍情報部を経由して意外な場所へ。この情報がマンハッタン計画に何らかの影響を与えるんだろうか。
一切公式記録に残さず…。この言葉の意味が現実感を伴ってもの凄く恐怖だ。
表紙は草加vs.角松。いよいよ直接対決の時近し…ということか。二人とも覚悟を決めて別方向を見据えてるが、二人の隔たりはあまりに遠い。
2千800名を退艦させるため、どこに何がどの位あるのかも調査し把握していた草加。つまり、こういった事態も彼の中では織り込み済み、想定内だったのか。
巨大な艦だからこそ、艦長らの目を盗んで、色々なものを持ち込み準備できたのであろうが。
しかし「ほんの一面しか理解できていない」と、新型爆弾を目の前にした中で草加が言うなよ^^;。彼にとっても原爆の脅威はまだ未知数。それを本番で使う危険性。あぁコワイ〜。
退艦発令時刻まで草加任せで承諾するのか。何もかもヤツの思い通りではないか。草加なら、退艦中の彼らを都合良く利用することも考えているだろうに。
さっきまで”交渉人”だった草加が、甲板にひとり進んだ時に”人間”草加と化す。やはり覚えていたか。尾栗三佐の落ちた場所、その捜索、そして生死の確認。
発見した瞬間の草加のビクリとした眼と表情が忘れられない。
画面に映ったのは、冷たく吹きすさぶ暗闇の風の下、仰向けになっている二本の足。
それだけで私達には充分だ。それ以上はもう耐えられない(;_;)。
帽子の下に隠された瞳には哀愁が滲んでいるのだろうか。
「私を止めることはできなかったな…」それは、沈黙した尾栗三佐を通して、角松二佐に向けて投げかけた言葉だったのかもしれない。
草加よ。その後、尾栗の瞼だけは閉じてあげてくれ。
「みらい」に無事帰艦した3人。林原の隣にいたパイロット君の顔がようやく分ったゾw(それでも名無し)。青梅のダメージが一番深いが、角松は艦長として既に立ち直っている。
角松らは既に「大和」内部を徹底研究、計画も立てていたようだ。新作戦は「大和」に乗り込んでの原爆処理。ついに”白兵戦”突入なのか。
難しそうだが、「みらい」乗員と300名に減った「大和」では人数的に5分5分。問題は、原爆がある場所までの道筋と処理方法。しかも時間制限。米艦隊の動きは、角松の頭に入っているのだろうか。
尾栗三佐を諦めていない青梅らはやるだろうが、あの名無しパイロット君とか弱気なヤツもいそうだぞ^^;。
ところで米軍では、グールド大尉→カーネル少佐の情報が、海軍情報部を経由して意外な場所へ。この情報がマンハッタン計画に何らかの影響を与えるんだろうか。
一切公式記録に残さず…。この言葉の意味が現実感を伴ってもの凄く恐怖だ。
ALWAYS 続・三丁目の夕日展
2007年11月24日 生活時事招待状が手に入ったので、三越のギャラリーで開催中の『懐かしの昭和30年代 ALWAYS 続・三丁目の夕日展』へ行ってきた。会場内は撮影禁止。25日まで。
映画公開記念として、実際に撮影で使用されたものや、本イベント用ジオラマなどを展示、VFX映像技術やセットの作り方も見せて、三丁目の世界にどっぷりと浸れる。同時に、当時の世相を現すものを展示し、昭和の街並みにタイムスリップさせる。西岸良平先生原作のコーナーもあり。
映画の音楽も会場に流れ、思ってた以上の規模の展示品をじっくりと眺めながら、映画のシーンを思い出したり、昭和の年代を振り返ったりと、密に濃い時間を体験した。
先ずは、”3種の神器”に”3C”。撮影で使用された、ミゼット(そ1829)、ラビットジュニア、アイス売り自転車など小道具が展示。俳優が着た衣装はわざと汚れを出したり縮ませたり。テツには、特急こだま号とC62(六ちゃんが乗ってきた列車)のミニチュア模型が必見。当時の復刻版時刻表も展示。鈴木オート居間完全再現は面白い。上野駅ミニチュアはCG合成も見せて、アニメ的にも興味深い。撮影セットの建設と解体作業のビデオが流れ、多くの人の汗の結晶をあらためて感じ入る。オリジナルで制作された夕日町三丁目の1/43スケールのジオラマは圧巻。
昭和34年10大トピックを新聞とニュース映像で流し、平和な時代だったなぁとしみじみ。今なら、とても10に納まらんほど沢山あり過ぎる^^;。「少年サンデー」創刊の年でもあり、創刊号の表紙や他雑誌も紹介。
年配の方々は口々に懐かしそうな言葉をもらす。親と一緒の子供たちも何やら興味ぶかげ。
VFX映像技術の会場体験は、自分も一緒に写るシステムで大したことない。三丁目の夕日ストラップのガシャポンが人気。都電6000形が出たが、東京タワーも欲しいな。
物販では、劇場で販売されてたグッズや本がいっぱい。昭和の懐かしいブリキのおもちゃや駄菓子グッズもあり。特急こだまの模型は予約制で何と百万単位^^;。
手頃な”想い出の特急列車”を買う。「月光」は平田広明が、「白鳥」は井上和彦がつい浮かんでしまふw。
その後、娘と待ち合わせ、学校のコートを買いに池袋の三越へ。どちらの三越も駅地下と直結してるからイイ。
映画公開記念として、実際に撮影で使用されたものや、本イベント用ジオラマなどを展示、VFX映像技術やセットの作り方も見せて、三丁目の世界にどっぷりと浸れる。同時に、当時の世相を現すものを展示し、昭和の街並みにタイムスリップさせる。西岸良平先生原作のコーナーもあり。
映画の音楽も会場に流れ、思ってた以上の規模の展示品をじっくりと眺めながら、映画のシーンを思い出したり、昭和の年代を振り返ったりと、密に濃い時間を体験した。
先ずは、”3種の神器”に”3C”。撮影で使用された、ミゼット(そ1829)、ラビットジュニア、アイス売り自転車など小道具が展示。俳優が着た衣装はわざと汚れを出したり縮ませたり。テツには、特急こだま号とC62(六ちゃんが乗ってきた列車)のミニチュア模型が必見。当時の復刻版時刻表も展示。鈴木オート居間完全再現は面白い。上野駅ミニチュアはCG合成も見せて、アニメ的にも興味深い。撮影セットの建設と解体作業のビデオが流れ、多くの人の汗の結晶をあらためて感じ入る。オリジナルで制作された夕日町三丁目の1/43スケールのジオラマは圧巻。
昭和34年10大トピックを新聞とニュース映像で流し、平和な時代だったなぁとしみじみ。今なら、とても10に納まらんほど沢山あり過ぎる^^;。「少年サンデー」創刊の年でもあり、創刊号の表紙や他雑誌も紹介。
年配の方々は口々に懐かしそうな言葉をもらす。親と一緒の子供たちも何やら興味ぶかげ。
VFX映像技術の会場体験は、自分も一緒に写るシステムで大したことない。三丁目の夕日ストラップのガシャポンが人気。都電6000形が出たが、東京タワーも欲しいな。
物販では、劇場で販売されてたグッズや本がいっぱい。昭和の懐かしいブリキのおもちゃや駄菓子グッズもあり。特急こだまの模型は予約制で何と百万単位^^;。
手頃な”想い出の特急列車”を買う。「月光」は平田広明が、「白鳥」は井上和彦がつい浮かんでしまふw。
その後、娘と待ち合わせ、学校のコートを買いに池袋の三越へ。どちらの三越も駅地下と直結してるからイイ。
劇団道学先生 デンキ島〜白い家編〜
2007年11月23日 舞台演劇劇団道学先生『デンキ島〜白い家編〜』を観てきた。
花壇が無く札だけだったが、公演は残り2日だけだったか。
ほぼ満席で立ち見もいて、狭い劇場がぎゅうぎゅう詰めで尚更窮屈となる^^;。
デンキ島を舞台に、悪事をはたらくヤクザに対して敢然と立ち向かう男たちの話。作・演出は蓬莱竜太。
観る前から、タイトルの「白い家」にどういう意味が込められているかと思ったが、日本版「カサブランカ」ということらしい。もしやこれからも他の「編」エピソードが作られるのだろうか。
道学先生の舞台はそれ程観てはいないが、道学先生にしては異色作だと思う。
骨太でハードで哀愁ある男のドラマである。ヤクザが幅をきかせたり、物騒なシーンがあるだけで、客席まで息を飲むような緊張感が走る。シリアスだけでなくコミカルな場面もあり笑う人もいたが、私は笑える気分になれず。作品全体に漂う昭和レトロな雰囲気、じめっとした暗くやるせない空気が、どうにも濁ってて合わない。
登場人物も殆どが悪人に見えて、とても憎らしく腹立たしい。性根逞しいと思った主人公も、格好良く思えなくなる。どの人物にも好感がもてないのが辛い。役者が役にあまりに似合い過ぎるのも、こういう場合困りものだ。
例えていうなら、映画『クローズZERO』の延長版のよう。学ラン、あわねぇ〜w。でも、漫画にならいそう〜。拳での勝負にはほっとしたが、あれだけハードだったのに甘過ぎる方向へ。”希望”はあったが、”救い”がなかった。
お目当ての土屋裕一(*pnish*)は、割と珍しいイカレた息子の役。だが一番腹立たしく思えるキャラで、複雑なモヤモヤ感が残る。身体や筋肉を使ったコミカルな動きも面白かったが、tutiが力演すればするほどキャラにムカツク^^;。父親と本音がぶつかり合うシーンが印象的だが、もう少し親子の関係を観たかった。
ムサい男たちの中で、かんのひとみの顔を見たとき、ちょっとほっとした。芯の強い女の役だが、もう少し出番が欲しかった。
キャラクターも役者もみんな個性的だが、最後は中途半端で何か一本物足りない。
おまけに後味がザラザラとしたままで、淡い温かさはあれど爽快感がない。
「デンキ島」の広さや住人の数は推測できないが、海と砂浜と太陽があるなら、もう少し明るく楽しい話も観たいところである。
 ̄
3月のROCK MUSICAL『BLEACH』の新しいパンフが入ってた。時期的に『THE ALL』『卍解SHOW』どちらも1回ずつしか観れないが楽しみ。
tutiも今年は毎月のように、ひっきりなしに舞台出演。多忙なのは売れてる証拠。冬の寒さを蹴散らし突っ走れ。
花壇が無く札だけだったが、公演は残り2日だけだったか。
ほぼ満席で立ち見もいて、狭い劇場がぎゅうぎゅう詰めで尚更窮屈となる^^;。
デンキ島を舞台に、悪事をはたらくヤクザに対して敢然と立ち向かう男たちの話。作・演出は蓬莱竜太。
観る前から、タイトルの「白い家」にどういう意味が込められているかと思ったが、日本版「カサブランカ」ということらしい。もしやこれからも他の「編」エピソードが作られるのだろうか。
道学先生の舞台はそれ程観てはいないが、道学先生にしては異色作だと思う。
骨太でハードで哀愁ある男のドラマである。ヤクザが幅をきかせたり、物騒なシーンがあるだけで、客席まで息を飲むような緊張感が走る。シリアスだけでなくコミカルな場面もあり笑う人もいたが、私は笑える気分になれず。作品全体に漂う昭和レトロな雰囲気、じめっとした暗くやるせない空気が、どうにも濁ってて合わない。
登場人物も殆どが悪人に見えて、とても憎らしく腹立たしい。性根逞しいと思った主人公も、格好良く思えなくなる。どの人物にも好感がもてないのが辛い。役者が役にあまりに似合い過ぎるのも、こういう場合困りものだ。
例えていうなら、映画『クローズZERO』の延長版のよう。学ラン、あわねぇ〜w。でも、漫画にならいそう〜。拳での勝負にはほっとしたが、あれだけハードだったのに甘過ぎる方向へ。”希望”はあったが、”救い”がなかった。
お目当ての土屋裕一(*pnish*)は、割と珍しいイカレた息子の役。だが一番腹立たしく思えるキャラで、複雑なモヤモヤ感が残る。身体や筋肉を使ったコミカルな動きも面白かったが、tutiが力演すればするほどキャラにムカツク^^;。父親と本音がぶつかり合うシーンが印象的だが、もう少し親子の関係を観たかった。
ムサい男たちの中で、かんのひとみの顔を見たとき、ちょっとほっとした。芯の強い女の役だが、もう少し出番が欲しかった。
キャラクターも役者もみんな個性的だが、最後は中途半端で何か一本物足りない。
おまけに後味がザラザラとしたままで、淡い温かさはあれど爽快感がない。
「デンキ島」の広さや住人の数は推測できないが、海と砂浜と太陽があるなら、もう少し明るく楽しい話も観たいところである。
 ̄
3月のROCK MUSICAL『BLEACH』の新しいパンフが入ってた。時期的に『THE ALL』『卍解SHOW』どちらも1回ずつしか観れないが楽しみ。
tutiも今年は毎月のように、ひっきりなしに舞台出演。多忙なのは売れてる証拠。冬の寒さを蹴散らし突っ走れ。
恐れを知らぬ川上音二郎一座
2007年11月22日 舞台演劇シアタークリエ オープニング・シリーズ第一弾『恐れを知らぬ川上音二郎一座』を観てきた。
11/7開幕されたシアタークリエの柿落とし公演で、三谷幸喜書き下ろし新作。
前売完売なので当日券を求める列もあり。シアターコクーンとは客層が違う賑やかさ。
お初のシアタークリエの会場は地下2階。上演中以外は客席で飲食可能(ロビーの椅子が少ない)。トイレ個室は荷物の場所に工夫があるが、一方通行が難か。
明治の破天荒な演劇一座が、ボストンの舞台で起死回生の公演をうちだす、三谷幸喜・最新傑作コメディー。演出も三谷氏。
1899年といえば、あの『居残り佐平次』の時代から32年後の話。冒頭、堺正章の講談から始まり、つい『佐平次』が浮かんでしまう。こんな風にステージでやってくれたら観易かったのに。その話に合せて、横で紙芝居的寸劇も繰り広げられるので分り易い。
極めつけは、音二郎の「ヨイショ」風ポーズ。おいおい、音二郎もそういうキャラなのか!?w でも佐平次@関さんのほうがポーズは綺麗だったゾ。
こちらは博多っ子・川上音二郎と、妻の貞奴を中心に、劇団員やその他も加えて、たった一晩で日本版「ヴェニスの商人」を作っちゃおうとするバックステージ物である。
オープニング・稽古・本番・エンディングと構成は単純ながら、密に練り上げた脚本。笑いと緩急のあるスピーディな展開で飽きさせず、奇抜な試みも面白い。
ステージ回り舞台はあまり使わず、通路を活用。そればかりかバルコニー席まで採用、観客参加型で楽しませる。600ぐらいの座席数も丁度良い。この客席も作品も、観易い、分り易い、楽しめ易いを何よりモットーにしているのだなと感じる。
三谷氏がキャスティングありきの手法で書かれたとあって、脇を固める役者たちが生き生きと素晴らしく、キャラクターも個性がはっきりしていて濃い。誰ひとり欠けてはならぬし、どの人もすぐに思い出されるほど印象的。
戸田恵子は姉御肌だが、多彩な面を惜しげもなく披露。堺雅人は学才で真面目だが、ノリとツッコミが絶妙で芸術的。二人とも出番が多く、メイン二人をしっかり支え盛り上げて、役者と役がどんどん被っていくのが可笑しい。
堺正章は老齢なのに、出たり入ったりと一番体力を消耗したに違いないw。柔軟さといえば浅野和之、アクションといえば阿南健治と、年配男性が逞しいこと。
若手の堀内敬子や瀬戸カトリーヌがはちきれんばかりに、したたかな女を熱演。
『OZ』以来に拝見の新納慎也は、三ヶ国語を駆使してw、意外と美味しい役どころ。彼はやっぱ笠原さんに似てるな〜。
色鮮やかな周りに比べて、主役のユースケ・サンタマリア@音二郎と常盤貴子@貞の二人は初々しいというか、アクが薄くてのどかだ。音二郎なぞは座長という器ではなく、ふわふわとした風体で一本芯も通っていない頼りなさ。貞も踊りの才を披露する間もなく、ただ辛抱と忍耐の静かな嫁という感じ。もう少しドーンとした力強さと凛とした度量の大きさを感じたかったが、三谷氏はあえて舞台のイメージとは薄い人を起用したのだという。この二人はまだ何色にも染まっていない”白”だろうか。彼らが薄い味つけだからこそ周りの役者が映えるのだし、それこそ話の中にあった「あの人達がいるから音二郎がいる」ということになるのだ。
”白”という新しさだから、これからどんな色にも染められる。それはこの作品の人物たちの未来にもいえるし、シアタークリエが今後歩んでいく道筋ともいえよう。この劇場の今後は、役者と制作者と観客によって、いかようにも変えられ染められるのだから。新しい”商業演劇”の日の出を感じさせるエンタメ作品であった。
『アンパンマン』繋がりというか、中尾隆聖の後に戸田恵子の公演を観たが、小栗旬の後にユースケ・サンタマリアの公演というのは『キサラギ』繋がりとなるだろうかw。
今回お目当ての戸田恵子と堺雅人は『ガンダム』と『雪風』のアニメ繋がりというべきかw。戸田恵子@助川と堺雅人@伊達は、似た者同士でとにかく愉快痛快。この二人が何かをしたり何かを喋る度に笑いが込み上げてしまう。どうしてこの二人がくっつかないのか、無性に一緒にさせたい衝動に駆られるw。いや、戸田さんと堺くんがくっついてもオッケー、私が許すw。
11/7開幕されたシアタークリエの柿落とし公演で、三谷幸喜書き下ろし新作。
前売完売なので当日券を求める列もあり。シアターコクーンとは客層が違う賑やかさ。
お初のシアタークリエの会場は地下2階。上演中以外は客席で飲食可能(ロビーの椅子が少ない)。トイレ個室は荷物の場所に工夫があるが、一方通行が難か。
明治の破天荒な演劇一座が、ボストンの舞台で起死回生の公演をうちだす、三谷幸喜・最新傑作コメディー。演出も三谷氏。
1899年といえば、あの『居残り佐平次』の時代から32年後の話。冒頭、堺正章の講談から始まり、つい『佐平次』が浮かんでしまう。こんな風にステージでやってくれたら観易かったのに。その話に合せて、横で紙芝居的寸劇も繰り広げられるので分り易い。
極めつけは、音二郎の「ヨイショ」風ポーズ。おいおい、音二郎もそういうキャラなのか!?w でも佐平次@関さんのほうがポーズは綺麗だったゾ。
こちらは博多っ子・川上音二郎と、妻の貞奴を中心に、劇団員やその他も加えて、たった一晩で日本版「ヴェニスの商人」を作っちゃおうとするバックステージ物である。
オープニング・稽古・本番・エンディングと構成は単純ながら、密に練り上げた脚本。笑いと緩急のあるスピーディな展開で飽きさせず、奇抜な試みも面白い。
ステージ回り舞台はあまり使わず、通路を活用。そればかりかバルコニー席まで採用、観客参加型で楽しませる。600ぐらいの座席数も丁度良い。この客席も作品も、観易い、分り易い、楽しめ易いを何よりモットーにしているのだなと感じる。
三谷氏がキャスティングありきの手法で書かれたとあって、脇を固める役者たちが生き生きと素晴らしく、キャラクターも個性がはっきりしていて濃い。誰ひとり欠けてはならぬし、どの人もすぐに思い出されるほど印象的。
戸田恵子は姉御肌だが、多彩な面を惜しげもなく披露。堺雅人は学才で真面目だが、ノリとツッコミが絶妙で芸術的。二人とも出番が多く、メイン二人をしっかり支え盛り上げて、役者と役がどんどん被っていくのが可笑しい。
堺正章は老齢なのに、出たり入ったりと一番体力を消耗したに違いないw。柔軟さといえば浅野和之、アクションといえば阿南健治と、年配男性が逞しいこと。
若手の堀内敬子や瀬戸カトリーヌがはちきれんばかりに、したたかな女を熱演。
『OZ』以来に拝見の新納慎也は、三ヶ国語を駆使してw、意外と美味しい役どころ。彼はやっぱ笠原さんに似てるな〜。
色鮮やかな周りに比べて、主役のユースケ・サンタマリア@音二郎と常盤貴子@貞の二人は初々しいというか、アクが薄くてのどかだ。音二郎なぞは座長という器ではなく、ふわふわとした風体で一本芯も通っていない頼りなさ。貞も踊りの才を披露する間もなく、ただ辛抱と忍耐の静かな嫁という感じ。もう少しドーンとした力強さと凛とした度量の大きさを感じたかったが、三谷氏はあえて舞台のイメージとは薄い人を起用したのだという。この二人はまだ何色にも染まっていない”白”だろうか。彼らが薄い味つけだからこそ周りの役者が映えるのだし、それこそ話の中にあった「あの人達がいるから音二郎がいる」ということになるのだ。
”白”という新しさだから、これからどんな色にも染められる。それはこの作品の人物たちの未来にもいえるし、シアタークリエが今後歩んでいく道筋ともいえよう。この劇場の今後は、役者と制作者と観客によって、いかようにも変えられ染められるのだから。新しい”商業演劇”の日の出を感じさせるエンタメ作品であった。
『アンパンマン』繋がりというか、中尾隆聖の後に戸田恵子の公演を観たが、小栗旬の後にユースケ・サンタマリアの公演というのは『キサラギ』繋がりとなるだろうかw。
今回お目当ての戸田恵子と堺雅人は『ガンダム』と『雪風』のアニメ繋がりというべきかw。戸田恵子@助川と堺雅人@伊達は、似た者同士でとにかく愉快痛快。この二人が何かをしたり何かを喋る度に笑いが込み上げてしまう。どうしてこの二人がくっつかないのか、無性に一緒にさせたい衝動に駆られるw。いや、戸田さんと堺くんがくっついてもオッケー、私が許すw。
モニジパ 航跡334
2007年11月21日 アニメ声優漫画モーニング『ジパング』航跡334。
すっかり遅れてしまったが^^;、草加回なので一応捕獲。
とにかく黒幕はいつも草加拓海。
彼の堂々とした立ち姿にタイトル名を被せていく辺り、ホント映像的で劇的で上手い。
邪魔な2千800名の処理のため、草加は大野艦長との交渉を図る。
いや〜、私だったらゴリ押しの力づくで邪魔者を追っ払っちゃうところだが、草加のやり方はもっとアコギ^^;。
あえて自らの手の内を明かし、艦長を説得するのではなく、艦長にひとつしかない道を選択させようというのだ。
新型爆弾の存在を見せて、米艦隊の動きの情報を提供。その上で、将兵の命と動かぬ艦艇で揺さぶりながら、予め己が用意していたレールに彼を進ませる。”艦長”の義務と任務をつきつけると共に、”艦長”の誇りと尊厳にも気を使いながら。
草加の、静かだが信念と気迫の篭った言葉。冷徹で論理的な言葉を紡ぐ一方で、時おり心の奥底を擽るような甘い言葉も投げる。この強弱の言葉が草加の冷たい美声でもって発せられたら、誰しも耳だけで納得するのではないだろうか。
新型爆弾を披露した時の草加の横顔は、どこか誇らしげで照れ臭そうな感じで可愛らしいv。そして艦長に決断を迫る時の草加は、艦長の目をまっすぐに見据えて、鬼気迫るような睨みと凄みを放つ。これでは誰もノーとはいえない緊迫感だろう。
大野艦長も結局は草加のレールに乗るしかない。相手が悪かった。常套文句の「軍人であることをやめた」と言われては、軍人の礼節も通じない。
草加こそ、”天使のような悪魔””魔性の男”。そういや、山本長官、石原閣下、「武蔵」艦長と、草加は”オヤジキラー”でもあったっけw。
はたして、脱出用艦載艇がいかほどあり、どれだけの時間で2千800名を収容させて退艦させられるのか。重傷や瀕死の怪我人も多そうだし。
脱出後、連合艦隊に救援要請をしても、はたして動くのか、間に合うのか。
いや、間に合うまいと草加は既に判断しているのか。米艦隊という獲物が向こうからやってくるのだ。味方を道連れにしようとは思っていまい。途中で場面変更はあったが、全ては草加のシナリオ通り。
「みらい」は、草加のシナリオに急遽登場はしたものの、進行にひと役買ってしまったということか。「大和」を止めてもシナリオに変更なしとは、沈黙した尾栗が浮かばれない。尾栗は草加らの運命の道連れとなるのか。
すっかり遅れてしまったが^^;、草加回なので一応捕獲。
とにかく黒幕はいつも草加拓海。
彼の堂々とした立ち姿にタイトル名を被せていく辺り、ホント映像的で劇的で上手い。
邪魔な2千800名の処理のため、草加は大野艦長との交渉を図る。
いや〜、私だったらゴリ押しの力づくで邪魔者を追っ払っちゃうところだが、草加のやり方はもっとアコギ^^;。
あえて自らの手の内を明かし、艦長を説得するのではなく、艦長にひとつしかない道を選択させようというのだ。
新型爆弾の存在を見せて、米艦隊の動きの情報を提供。その上で、将兵の命と動かぬ艦艇で揺さぶりながら、予め己が用意していたレールに彼を進ませる。”艦長”の義務と任務をつきつけると共に、”艦長”の誇りと尊厳にも気を使いながら。
草加の、静かだが信念と気迫の篭った言葉。冷徹で論理的な言葉を紡ぐ一方で、時おり心の奥底を擽るような甘い言葉も投げる。この強弱の言葉が草加の冷たい美声でもって発せられたら、誰しも耳だけで納得するのではないだろうか。
新型爆弾を披露した時の草加の横顔は、どこか誇らしげで照れ臭そうな感じで可愛らしいv。そして艦長に決断を迫る時の草加は、艦長の目をまっすぐに見据えて、鬼気迫るような睨みと凄みを放つ。これでは誰もノーとはいえない緊迫感だろう。
大野艦長も結局は草加のレールに乗るしかない。相手が悪かった。常套文句の「軍人であることをやめた」と言われては、軍人の礼節も通じない。
草加こそ、”天使のような悪魔””魔性の男”。そういや、山本長官、石原閣下、「武蔵」艦長と、草加は”オヤジキラー”でもあったっけw。
はたして、脱出用艦載艇がいかほどあり、どれだけの時間で2千800名を収容させて退艦させられるのか。重傷や瀕死の怪我人も多そうだし。
脱出後、連合艦隊に救援要請をしても、はたして動くのか、間に合うのか。
いや、間に合うまいと草加は既に判断しているのか。米艦隊という獲物が向こうからやってくるのだ。味方を道連れにしようとは思っていまい。途中で場面変更はあったが、全ては草加のシナリオ通り。
「みらい」は、草加のシナリオに急遽登場はしたものの、進行にひと役買ってしまったということか。「大和」を止めてもシナリオに変更なしとは、沈黙した尾栗が浮かばれない。尾栗は草加らの運命の道連れとなるのか。