映画 名探偵コナン 沈黙の15分
2011年4月17日 映画映画『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』を観てきた。
人気コミックの劇場版アニメ化15周年記念作品。
今回は都営地下鉄トンネル爆破事件と新潟県の雪山で起こる殺人事件の謎に、コナンたちが挑み、最大の危機に襲われる。
傲岸不遜な都知事に対して“天誅”とか、ダムで沈んだ北ノ沢村とか、現実とリンクされたネタには苦笑がもれるw。
8年間も意識不明だった少年が目覚めたり、心臓発作があったりで、「トーマ」の「心臓」なんていう言葉が浮かんだりした。
地震発生から津波は30分と聞いたが、雪崩が起きてから15分というのははじめて知った。短い時間の酷さ、水というものの恐ろしさをつくづく知らされた内容。今、この時期に公開されることに意義があるのだと、信じたい。
今回の少年探偵団は大暴走!
こっそりスノーモービルに乗って一般道まで行ったり、賑やかに雪合戦は置いといて、冬馬を勝手に連れ出したりと、自由身勝手な言動が多過ぎるっ。正直、観てる子ども達には絶対にマネをして欲しくないし、大人がしっかり彼らを叱って反省させるべきところ。
いくら話を転がすためとはいえ、少年探偵団をダシに使うことしかアイデアが浮かばなかったのかとガックリくる。
元太と光彦の口喧嘩もあざといし、それが幼馴染み5人と直結させるにもムリがある。あの5人もあんなに因縁があるのによく集まれたもんだ。
博士や元太のメタボネタは話と関係なかったな。
コナンには特別な思い入れはなかったハズだが、犯人からスノボで逃げ去る際、咄嗟に灰原を体ごと庇ったコナンの格好良さに、思わずキュンときちゃったw。灰原も「年下のくせに」と焦ってたが、きっとドキっときたハズ。
犯人確保からすぐ確認すればいいのに~と、油断していたコナンたちが少々じれったい。
それにしてもスノボひとつで何という疾走感。アクションに次ぐアクション。アニメならではの映像だろう。これが本編ラスト15分の最大の見せ場となるのかな。
でも本当の見どころはその後に残されていて、動と静の局面の中で「生きる」ことの凄まじさがほとばしるような映画だった。
犯人の見当は、だいたい声でわかっちゃった^^;。
高山みなみらレギュラー陣の中でも、高木渉、大谷育江、岩居由希子ら少年探偵団が賑々しい。
小山力也の声にも慣れた感。コナンと何かと絡んだ灰原@林原めぐみが特にイイ。
難波圭一、関俊彦、江川央生、朴路美、飯塚雅弓、宮田幸季と豪華ゲスト。関さんと飯塚さんって舞台でも共演したね。路美さんはソフトな女声。
戦場カメラマン・渡部陽一が声を出すと、観ていた子どもたちが笑ってウケていた。ゆっくり喋るからセリフは分り易い。
B’zの主題歌がよくマッチしてドラマチックに盛り上げる。
人気コミックの劇場版アニメ化15周年記念作品。
今回は都営地下鉄トンネル爆破事件と新潟県の雪山で起こる殺人事件の謎に、コナンたちが挑み、最大の危機に襲われる。
傲岸不遜な都知事に対して“天誅”とか、ダムで沈んだ北ノ沢村とか、現実とリンクされたネタには苦笑がもれるw。
8年間も意識不明だった少年が目覚めたり、心臓発作があったりで、「トーマ」の「心臓」なんていう言葉が浮かんだりした。
地震発生から津波は30分と聞いたが、雪崩が起きてから15分というのははじめて知った。短い時間の酷さ、水というものの恐ろしさをつくづく知らされた内容。今、この時期に公開されることに意義があるのだと、信じたい。
今回の少年探偵団は大暴走!
こっそりスノーモービルに乗って一般道まで行ったり、賑やかに雪合戦は置いといて、冬馬を勝手に連れ出したりと、自由身勝手な言動が多過ぎるっ。正直、観てる子ども達には絶対にマネをして欲しくないし、大人がしっかり彼らを叱って反省させるべきところ。
いくら話を転がすためとはいえ、少年探偵団をダシに使うことしかアイデアが浮かばなかったのかとガックリくる。
元太と光彦の口喧嘩もあざといし、それが幼馴染み5人と直結させるにもムリがある。あの5人もあんなに因縁があるのによく集まれたもんだ。
博士や元太のメタボネタは話と関係なかったな。
コナンには特別な思い入れはなかったハズだが、犯人からスノボで逃げ去る際、咄嗟に灰原を体ごと庇ったコナンの格好良さに、思わずキュンときちゃったw。灰原も「年下のくせに」と焦ってたが、きっとドキっときたハズ。
犯人確保からすぐ確認すればいいのに~と、油断していたコナンたちが少々じれったい。
それにしてもスノボひとつで何という疾走感。アクションに次ぐアクション。アニメならではの映像だろう。これが本編ラスト15分の最大の見せ場となるのかな。
でも本当の見どころはその後に残されていて、動と静の局面の中で「生きる」ことの凄まじさがほとばしるような映画だった。
犯人の見当は、だいたい声でわかっちゃった^^;。
高山みなみらレギュラー陣の中でも、高木渉、大谷育江、岩居由希子ら少年探偵団が賑々しい。
小山力也の声にも慣れた感。コナンと何かと絡んだ灰原@林原めぐみが特にイイ。
難波圭一、関俊彦、江川央生、朴路美、飯塚雅弓、宮田幸季と豪華ゲスト。関さんと飯塚さんって舞台でも共演したね。路美さんはソフトな女声。
戦場カメラマン・渡部陽一が声を出すと、観ていた子どもたちが笑ってウケていた。ゆっくり喋るからセリフは分り易い。
B’zの主題歌がよくマッチしてドラマチックに盛り上げる。
映画 ガリバー旅行記 吹替え版
2011年4月17日 映画今日は映画『ガリバー旅行記』と『名探偵コナン』の二本立て。
どちらも高木渉が大活躍のメタボ繋がりでもあったw。
映画『ガリバー旅行記』2D吹替え版を観てきた。
3Dはあえて避けたが、2Dでも充分雰囲気を味わえた。
ジョナサン・スウィフトの1726年の小説『ガリバー旅行記』を現代風にアレンジ。
ニューヨークの新聞社のメール係として働くガリバーが、バミューダ・トライアングの取材旅行に行った先で嵐に遭遇。中世風の衣装を着た小人たちが暮らす王国に流れ着き、体の大きさを生かして馴染んでいく。
うだつのあがらない小心者のガリバーは、腹もたるみ髪も薄く、まさにメタボなキモ男w。
小人の国で、最初は「野獣」と囚人扱いだったのが、敵襲を蹴散らかしたことで、忽ちみんなから“ヒーロー扱い”。自分を大統領だと偽り、文明知識を生かして態度まで大きくなってしまう。
小人と巨人の比較だけでなく、中世のモノ作りと現代の科学とのギャップで楽しませる作り。
『スター・ウォーズ』や『タイタニック』と名作をフィーチャーさせたり、中世風ロボットを出したりと、オタク心も擽らせる。
ここまでは映画の予告通りだったのが、ガリバーが挫折を味わい信頼を失って流されるところから、新たな幕が開いてちょっぴり驚かされる。
いくらなんでも、生きて動くものをあんな風に扱うなんて!何てコワイ^^;。
世の中、上には上がいるもんだ。
はじめての親友ホレイショの信頼と助力によって、挫折から奮起し立ち向かうガリバーの勇気と踏ん張りが見どころ。ついでに現実の恋まで修復しちゃう。
“最後まで諦めちゃダメだ”まさにコレw。
でも本当の見どころは、古いしきたりや身分制度に抑圧されていたリリパット王国の人達が、ガリバーによって新しい文化に出会い、新しいもの作りに芽生え、どんどん変わっていくところ。
思いを積極的に出していくホレイショは、ガリバーの助言でヘマをするも、誠実な人柄は変わらない。
長いドレスから現代の服へ変わるだけでなく、従順な王女様が自己に目覚め、自分の意思と力を出していく場面が面白い。
映画を観る子どもたちの反応がとても愉快。キスシーンを見て声を挙げていたが、ちょっとは大人になったかな?w
どんな仕事でも“ちっぽけなもの”はない!って言葉に、大人も勇気づけられたのでは。
小さいとか弱いとかは、気持ちのもちよう。ポジティブな内容に元気を貰えた人も多かっただろう。
でもミュージカル風な終わり方には呆然。次作へ繋げるとか、もっと爽快な締め方があったと思う。
高木渉が、ガリバー役ジャック・ブラックの雰囲気を見事に出す熱演ぶりで素晴らしい。
吹替えだけでなく原語でも歌うハマリようで、高木さんの新たな才能に触れた。
エドワード将軍の声が石川禅でビックリ。もしや日本のミュージカルスターで固めたのか!?
どちらも高木渉が大活躍のメタボ繋がりでもあったw。
映画『ガリバー旅行記』2D吹替え版を観てきた。
3Dはあえて避けたが、2Dでも充分雰囲気を味わえた。
ジョナサン・スウィフトの1726年の小説『ガリバー旅行記』を現代風にアレンジ。
ニューヨークの新聞社のメール係として働くガリバーが、バミューダ・トライアングの取材旅行に行った先で嵐に遭遇。中世風の衣装を着た小人たちが暮らす王国に流れ着き、体の大きさを生かして馴染んでいく。
うだつのあがらない小心者のガリバーは、腹もたるみ髪も薄く、まさにメタボなキモ男w。
小人の国で、最初は「野獣」と囚人扱いだったのが、敵襲を蹴散らかしたことで、忽ちみんなから“ヒーロー扱い”。自分を大統領だと偽り、文明知識を生かして態度まで大きくなってしまう。
小人と巨人の比較だけでなく、中世のモノ作りと現代の科学とのギャップで楽しませる作り。
『スター・ウォーズ』や『タイタニック』と名作をフィーチャーさせたり、中世風ロボットを出したりと、オタク心も擽らせる。
ここまでは映画の予告通りだったのが、ガリバーが挫折を味わい信頼を失って流されるところから、新たな幕が開いてちょっぴり驚かされる。
いくらなんでも、生きて動くものをあんな風に扱うなんて!何てコワイ^^;。
世の中、上には上がいるもんだ。
はじめての親友ホレイショの信頼と助力によって、挫折から奮起し立ち向かうガリバーの勇気と踏ん張りが見どころ。ついでに現実の恋まで修復しちゃう。
“最後まで諦めちゃダメだ”まさにコレw。
でも本当の見どころは、古いしきたりや身分制度に抑圧されていたリリパット王国の人達が、ガリバーによって新しい文化に出会い、新しいもの作りに芽生え、どんどん変わっていくところ。
思いを積極的に出していくホレイショは、ガリバーの助言でヘマをするも、誠実な人柄は変わらない。
長いドレスから現代の服へ変わるだけでなく、従順な王女様が自己に目覚め、自分の意思と力を出していく場面が面白い。
映画を観る子どもたちの反応がとても愉快。キスシーンを見て声を挙げていたが、ちょっとは大人になったかな?w
どんな仕事でも“ちっぽけなもの”はない!って言葉に、大人も勇気づけられたのでは。
小さいとか弱いとかは、気持ちのもちよう。ポジティブな内容に元気を貰えた人も多かっただろう。
でもミュージカル風な終わり方には呆然。次作へ繋げるとか、もっと爽快な締め方があったと思う。
高木渉が、ガリバー役ジャック・ブラックの雰囲気を見事に出す熱演ぶりで素晴らしい。
吹替えだけでなく原語でも歌うハマリようで、高木さんの新たな才能に触れた。
エドワード将軍の声が石川禅でビックリ。もしや日本のミュージカルスターで固めたのか!?
レッツゴー仮面ライダー&舞台挨拶
2011年4月16日 映画映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』の3回目&舞台挨拶を観てきた。
丸の内TOEI上映後のみ参加。横浜は遠くってね^^;。午前中は某チケ取りがあったし。
この某チケットをPCで取ろうとしたが、1時間以上やっても全然繋がらない。疲れ果て諦め状態のまま、映画館へ急いだ。
でも映画の中で映司が言う「最後まで、諦めちゃダメだ!」が頭にこびり付いて。映画館の中で携帯で試しにやってみたら、すぐ繋がってサクサクと取れてしまった。サイドだがまぁまぁの1階席。諦めないで良かった、とつくづく思った(^o^)。
この映画館で観るのも3回目。今までで一番前の席なので、エキストラの自分の姿がよく見えたw。全部で3カットも!(笑)EDロールの名前まで確認できた。やっぱ映画を観るのは前にかぎるw。
冒頭のモールイマジンが飛び込んだところから、もう布石は始まっていたんだね。少年に1971年なんて時はないもの。タマゴが先かニワトリが先か、のタイムパラドックスの妙というべきか。よく出来てること。
ショッカーの秘密基地の様子が懐かしさが溢れていてお気に入り。ブワーンとした電子音といい、剥き出しに並べられた大型計算機(コンピューター)といい、昔の敵基地には欠かせないアイテムと音だ。
歴史は変えられても、人々の思いは変えられない。人の思いが時間を作るというが、ならば今回、良太郎やコハナが出てこなかったのは、みんなの“思い”が存在しなかったからなのか^^;。もちろん大人の事情や個人の事情で出演叶わずなのだが、電王ファンとしては寂しさがこみ上げる。
モモタロスがベルトをして「変身」するのは、モモ&関さんファンとしては嬉しいが、やはりソードフォームは良太郎いればこその変身だと思うから。
今月発売された『40 YEARS CHRONICLE』は読み応えたっぷりだが、中でも関俊彦さんのインタビューの内容が、まるで私自身の言葉を代弁してくれたようで面白かった。石森章太郎先生の萬画とか、ライダー隊自転車とか、怪傑ライオン丸やバロム1のヒーロー話とか、しみじみと胸熱く共感した。私がはじめて撮影現場に遭遇したのが『ライオン丸』だったなぁ。関さんと同じ時代を生きて、同じことを経験し同じことを思ってたんだなと(嬉)。
 ̄
上映後、大ヒット御礼舞台挨拶。「公開して2週連続ナンバー1!」と司会の寺迫麿さん。
声優さんやイマジンたちがいっせいに登場して賑やか。右から、金田治監督、てらそままさき、キンタロス、関俊彦、モモタロス、桜田通、ウラタロス、遊佐浩二、リュウタロス、鈴村健一の順で並ぶ。イマジンたち久しぶり!てらそまさんら声優陣を拝見するのも久しぶりだ~。監督と通くんは初日に続き2回目。
てか、関さんが真っ赤なカーディガン!(^o^)マフラーはアンク仕様だとかw。てらそまさんは逆に真っ白な出で立ち。
「よーっす!かめん…」と関さん最初の挨拶から噛んだw。喉の調子がワルイとか言いつつ、モモと一緒に「嬉しいぜ!」。終わった後モモにペコペコする関さん。
ところが、てらそまさんまで「せきとしひこのカミカミ発言」からしてちょい噛んでるしw。遊佐さんから「あなたもですよ」と言われ、「ワンマンショー楽しんで下さい」ってw。
通くんはテディがいなくて寂しそうだが、ネタバレオッケーの状態で、テディ愛をキラキラスマイルで語る語るw。テディが飛び降りるシーンのことは何度も聞いたが、テディは僕んちの掃除機にめちゃめちゃ似てる(笑)と後で嬉しそうに話す。
公開日に一般客と一緒に観たという関さんは、前にいた男の子の反応をいちいち確かめながら観たらしく、セキを切ったように好きなシーンや思い出を熱弁w。デンライナーやイマジンのシーンでは「少年よ大志を抱け」とか、ショッカー大首領の納谷悟朗さんには10年前ベロンベロンになって押しかけたことやw、ヘビの頭やミツルくんやら出てくる出てくる。「民衆の思いが大きなうねりになっていたのが嬉しかった」に私も心から共感。前にいた子どもが黙って観ていたので、「一歩大人に近付いたな」と満足気な独り言w。話しながら「いっぱい喋ってごめんなさい」と苦笑してたが、こんなに熱い熱い関さんの喋りは珍しく、聞きながら胸がいっぱいになったv。
関さんの熱情に触発されたのか、てらそまさんは突然『仮面ライダー』の主題歌をイイ声で歌い上げ、2フレーズ以上続いてプチ・ワンマンショーw。懐かしさの中で一緒に口ずさみそうになった。私も初日以来、何かと心で唄っていたのものね。
40年前は僕と関さんは9つで、子供の頃の熱い思いが思い出されたと言うてらそまさん。「40年ってスゴイな~と」と関さんも引き合いに出しながら、「仮面ライダーに携われて、こんなに嬉しいことはない(アムロ風?)」と感無量。私もまさに同じ思いを日記に綴っていたなぁ。
シャドームーンについても触れ、やったのは27~8歳だったが、声が出るかなと思ったが、二言ぐらいだった(笑)と苦笑い。
遊佐さんは「収録はモモウラキン、テディの4人でやった」と言ったので、スズが慌てて「もうひとりお忘れ」「ゲストじゃない」と反発w。スズは別録りだったそうで、テディと通くんとは会えたし、石川さんと録ったので敵役みたいだったと。キカイダーらが出た時はテンション上がったという。イナズマンの「チェースト!」には石川さんが拘りを持っていて、ギリギリまで収録したという。ガラガランダの「ガーラガランダ」は監督からいっぱいやらされたそうだが^^;、監督からも5分位やって貰ったが編集でカットもしたとかw。
監督からは、デンライナーの中のセリフが、アドリブにも近くて楽しくてしょうがなかったという。観客になって作らせて貰ったという。
最後に通くんが、皆さんの応援があって出来たんだなと、何年後かに観ても仮面ライダーはやっぱりイイなと思えるようにしたいと、丁寧に纏めた。
関さんの喋りだけで5分位あった気がするが、全部で25分位の挨拶。
みんな手を振ってイマジンたちと仲良くはけた。楽しかった!(^o^)
とりあえず前売券があと1枚残っているので、1週間後にもう1回観る予定。
映画館を出た後は、特撮のメッカ後楽園へ。
丸の内TOEI上映後のみ参加。横浜は遠くってね^^;。午前中は某チケ取りがあったし。
この某チケットをPCで取ろうとしたが、1時間以上やっても全然繋がらない。疲れ果て諦め状態のまま、映画館へ急いだ。
でも映画の中で映司が言う「最後まで、諦めちゃダメだ!」が頭にこびり付いて。映画館の中で携帯で試しにやってみたら、すぐ繋がってサクサクと取れてしまった。サイドだがまぁまぁの1階席。諦めないで良かった、とつくづく思った(^o^)。
この映画館で観るのも3回目。今までで一番前の席なので、エキストラの自分の姿がよく見えたw。全部で3カットも!(笑)EDロールの名前まで確認できた。やっぱ映画を観るのは前にかぎるw。
冒頭のモールイマジンが飛び込んだところから、もう布石は始まっていたんだね。少年に1971年なんて時はないもの。タマゴが先かニワトリが先か、のタイムパラドックスの妙というべきか。よく出来てること。
ショッカーの秘密基地の様子が懐かしさが溢れていてお気に入り。ブワーンとした電子音といい、剥き出しに並べられた大型計算機(コンピューター)といい、昔の敵基地には欠かせないアイテムと音だ。
歴史は変えられても、人々の思いは変えられない。人の思いが時間を作るというが、ならば今回、良太郎やコハナが出てこなかったのは、みんなの“思い”が存在しなかったからなのか^^;。もちろん大人の事情や個人の事情で出演叶わずなのだが、電王ファンとしては寂しさがこみ上げる。
モモタロスがベルトをして「変身」するのは、モモ&関さんファンとしては嬉しいが、やはりソードフォームは良太郎いればこその変身だと思うから。
今月発売された『40 YEARS CHRONICLE』は読み応えたっぷりだが、中でも関俊彦さんのインタビューの内容が、まるで私自身の言葉を代弁してくれたようで面白かった。石森章太郎先生の萬画とか、ライダー隊自転車とか、怪傑ライオン丸やバロム1のヒーロー話とか、しみじみと胸熱く共感した。私がはじめて撮影現場に遭遇したのが『ライオン丸』だったなぁ。関さんと同じ時代を生きて、同じことを経験し同じことを思ってたんだなと(嬉)。
 ̄
上映後、大ヒット御礼舞台挨拶。「公開して2週連続ナンバー1!」と司会の寺迫麿さん。
声優さんやイマジンたちがいっせいに登場して賑やか。右から、金田治監督、てらそままさき、キンタロス、関俊彦、モモタロス、桜田通、ウラタロス、遊佐浩二、リュウタロス、鈴村健一の順で並ぶ。イマジンたち久しぶり!てらそまさんら声優陣を拝見するのも久しぶりだ~。監督と通くんは初日に続き2回目。
てか、関さんが真っ赤なカーディガン!(^o^)マフラーはアンク仕様だとかw。てらそまさんは逆に真っ白な出で立ち。
「よーっす!かめん…」と関さん最初の挨拶から噛んだw。喉の調子がワルイとか言いつつ、モモと一緒に「嬉しいぜ!」。終わった後モモにペコペコする関さん。
ところが、てらそまさんまで「せきとしひこのカミカミ発言」からしてちょい噛んでるしw。遊佐さんから「あなたもですよ」と言われ、「ワンマンショー楽しんで下さい」ってw。
通くんはテディがいなくて寂しそうだが、ネタバレオッケーの状態で、テディ愛をキラキラスマイルで語る語るw。テディが飛び降りるシーンのことは何度も聞いたが、テディは僕んちの掃除機にめちゃめちゃ似てる(笑)と後で嬉しそうに話す。
公開日に一般客と一緒に観たという関さんは、前にいた男の子の反応をいちいち確かめながら観たらしく、セキを切ったように好きなシーンや思い出を熱弁w。デンライナーやイマジンのシーンでは「少年よ大志を抱け」とか、ショッカー大首領の納谷悟朗さんには10年前ベロンベロンになって押しかけたことやw、ヘビの頭やミツルくんやら出てくる出てくる。「民衆の思いが大きなうねりになっていたのが嬉しかった」に私も心から共感。前にいた子どもが黙って観ていたので、「一歩大人に近付いたな」と満足気な独り言w。話しながら「いっぱい喋ってごめんなさい」と苦笑してたが、こんなに熱い熱い関さんの喋りは珍しく、聞きながら胸がいっぱいになったv。
関さんの熱情に触発されたのか、てらそまさんは突然『仮面ライダー』の主題歌をイイ声で歌い上げ、2フレーズ以上続いてプチ・ワンマンショーw。懐かしさの中で一緒に口ずさみそうになった。私も初日以来、何かと心で唄っていたのものね。
40年前は僕と関さんは9つで、子供の頃の熱い思いが思い出されたと言うてらそまさん。「40年ってスゴイな~と」と関さんも引き合いに出しながら、「仮面ライダーに携われて、こんなに嬉しいことはない(アムロ風?)」と感無量。私もまさに同じ思いを日記に綴っていたなぁ。
シャドームーンについても触れ、やったのは27~8歳だったが、声が出るかなと思ったが、二言ぐらいだった(笑)と苦笑い。
遊佐さんは「収録はモモウラキン、テディの4人でやった」と言ったので、スズが慌てて「もうひとりお忘れ」「ゲストじゃない」と反発w。スズは別録りだったそうで、テディと通くんとは会えたし、石川さんと録ったので敵役みたいだったと。キカイダーらが出た時はテンション上がったという。イナズマンの「チェースト!」には石川さんが拘りを持っていて、ギリギリまで収録したという。ガラガランダの「ガーラガランダ」は監督からいっぱいやらされたそうだが^^;、監督からも5分位やって貰ったが編集でカットもしたとかw。
監督からは、デンライナーの中のセリフが、アドリブにも近くて楽しくてしょうがなかったという。観客になって作らせて貰ったという。
最後に通くんが、皆さんの応援があって出来たんだなと、何年後かに観ても仮面ライダーはやっぱりイイなと思えるようにしたいと、丁寧に纏めた。
関さんの喋りだけで5分位あった気がするが、全部で25分位の挨拶。
みんな手を振ってイマジンたちと仲良くはけた。楽しかった!(^o^)
とりあえず前売券があと1枚残っているので、1週間後にもう1回観る予定。
映画館を出た後は、特撮のメッカ後楽園へ。
映画『ガクドリ』を観てきた。
2週間限定のレイトショーのみというのが疲れるが仕方ない。
「全日本学生ドリフト王座決定戦」通称“学ドリ”出場を目指す、三人の若者の青春と成長物語。
三人のオムニバスで進展していくが、三人の話は全く絡まず、最後にようやく接点が生まれそうなところが目新しい。
一度は諦めようとしたのに、どうして彼らは“ガクドリ”に本気になるのか。
自分ひとりだけではない、周りにいる熱い思いと確かな支えがあればこそ。
ひとりはみんなのために。みんなはひとりのために。
ちょっぴり熱くて爽やかになる話だった。
迫力の走行シーンやドリフトシーンには、思わず惹き付けられる。
滑るだけでなく、制御してこそのドリフト。
“峠”のガチ勝負は『頭文字D』を思わせるが、『湾岸ミッドナイト』のネタは出てきた。
本物のD1ドライバーの走りや、昨年の学ドリの様子やエキストラを投入して、臨場感あるドラマに出来上がっている。
学ドリなだけに、殆どが大学生の役どころ。
主人公マサキの木ノ本嶺浩は、真面目そうに見えてちょっとチャラいが、ナチュラルなひたむきさを覗かせる。
加藤和樹は、速水俊足という名の金持ち坊ちゃん役。「雨が降った」から止めたのねw。実はナイーブで純粋な青年で、中盤からすぐマトモになっちゃうw。懸命に車を整備する和樹の真摯な様子がとても格好良かったv。
一応二人で、仮面ライダーアクセル&仮面ライダードレイクの脇コンビかなw。
マサキの先輩・今井役の佐々木喜英が、クールな中に情熱を秘める。マサキの親友・熊太郎役の菊田大輔が、地味な強さと優しさを出して好演、ナレーションも聴き取り易い。鈴之助は和樹のサポート役。
三浦葵らキャバ嬢4人組の賑やかな色気、杉本有美の清潔な色気が、画面をうるわしく彩る。
ジャーナリスト役の高知東生の演技が味わい深い。
音楽はアニメ『頭文字D』でも主題歌を担当したmove。
エンドクレジットに並ぶエキストラや大学の名前の行列にパワフルな未来を感じた。
一緒にあった映画『もしドラ』のチラシも爽やか。みんな高校生に見えるからフシギw。
2週間限定のレイトショーのみというのが疲れるが仕方ない。
「全日本学生ドリフト王座決定戦」通称“学ドリ”出場を目指す、三人の若者の青春と成長物語。
三人のオムニバスで進展していくが、三人の話は全く絡まず、最後にようやく接点が生まれそうなところが目新しい。
一度は諦めようとしたのに、どうして彼らは“ガクドリ”に本気になるのか。
自分ひとりだけではない、周りにいる熱い思いと確かな支えがあればこそ。
ひとりはみんなのために。みんなはひとりのために。
ちょっぴり熱くて爽やかになる話だった。
迫力の走行シーンやドリフトシーンには、思わず惹き付けられる。
滑るだけでなく、制御してこそのドリフト。
“峠”のガチ勝負は『頭文字D』を思わせるが、『湾岸ミッドナイト』のネタは出てきた。
本物のD1ドライバーの走りや、昨年の学ドリの様子やエキストラを投入して、臨場感あるドラマに出来上がっている。
学ドリなだけに、殆どが大学生の役どころ。
主人公マサキの木ノ本嶺浩は、真面目そうに見えてちょっとチャラいが、ナチュラルなひたむきさを覗かせる。
加藤和樹は、速水俊足という名の金持ち坊ちゃん役。「雨が降った」から止めたのねw。実はナイーブで純粋な青年で、中盤からすぐマトモになっちゃうw。懸命に車を整備する和樹の真摯な様子がとても格好良かったv。
一応二人で、仮面ライダーアクセル&仮面ライダードレイクの脇コンビかなw。
マサキの先輩・今井役の佐々木喜英が、クールな中に情熱を秘める。マサキの親友・熊太郎役の菊田大輔が、地味な強さと優しさを出して好演、ナレーションも聴き取り易い。鈴之助は和樹のサポート役。
三浦葵らキャバ嬢4人組の賑やかな色気、杉本有美の清潔な色気が、画面をうるわしく彩る。
ジャーナリスト役の高知東生の演技が味わい深い。
音楽はアニメ『頭文字D』でも主題歌を担当したmove。
エンドクレジットに並ぶエキストラや大学の名前の行列にパワフルな未来を感じた。
一緒にあった映画『もしドラ』のチラシも爽やか。みんな高校生に見えるからフシギw。
映画 ザ・ファイター
2011年4月6日 映画映画『ザ・ファイター』を観てきた。
かつてプロボクサーで活躍し、現在は弟のトレーナーになっている男が、麻薬に溺れ問題を起し監獄にぶちこまれる。兄を尊敬するも夢を叶えたい弟は、恋人の助言に従って家族と訣別、新しい人生へ旅立とうとするが、出所した兄が帰ってくる。
実在したプロボクサーを描いた、実話に基づくドラマ。
アカデミー賞助演男優賞や助演女優賞を受賞をするなど、話題もさらっている。
今は寂れた労働者の街“ローウェル”全体の雰囲気が、作品に如実に表れている。
かつて“ローウェルのヒーロー”として持て囃されたディッキーも、今はジャンキーで、トレーナーとしてもいい加減。ホットパンツで若作りの母アリスは、兄を盲目的に溺愛し、マネージャーとして口ばかり達者の自信家。父親違いの数多いる姉妹は、ろくに働きもせず、プロボクサーとしてイマイチの弟ミッキーに全依存。今の父親だけが、静かに現実を直視し、弟の将来を思っている。ミッキーの恋人シャーリーも口煩く干渉するが、彼女に金づるを取られまいと必死になる母や姉妹たちも凄まじい。
自分の体に負担をかけた兄と、自分を調子よく利用する母や姉妹と訣別をして、ミッキーは早いとこ自立すればいいのに、と思ってしまう。
ミッキーは何度か決心するも、結局は家族を見捨てられない。的確にアドバイスできる兄と、自分に向けて欲しい母の愛情を、夢を叶えるためどうしても欲しかった。いや、それらが実は夢だったのか。
忍耐強く柔和な弟は、“争い”ではなく“和解”という闘いの形で、ボクシングを通して手に入れたかったのだろう。
兄弟愛とか家族の絆とか聞こえはいいが、本当の“家族”という夢を叶えた物語だろうと思う。
実写映画『あしたのジョー』は心に踏み込んだ映像だったが、この作品は乾いた俯瞰的なドキュメンタリータッチ。
ストーリー的には深みはなく、もう一歩盛り上がりに欠ける。
ファイティング・シーンは、急に血の気の通った映像になり迫力と臨場感で見どころ。
女同士の諍いと取っ組み合いが凄まじいが、これももうひとつの“ファイター”ものとして苦笑できるかもしれない。
激ヤセの減量や髪や歯並びまで変えて役作りをしたクリスチャン・ベールは、出所後の抑制した演技が素晴らしい。ハングリーな目付きが、たまに伊勢谷さんの力石と重なるw。
母親役のメリッサ・レオも強烈だが、ラストの浄化されたような演技に注目。
濃厚な助演陣に囲まれ影が薄くなった感のマーク・ウォールバーグだが、鍛え上げた身体とバネを披露して逞しい熱演ぶり。地味で素朴な印象だが、繊細で安定的な演技力は評価されていい。
Eクレジットで本物の兄弟が出るが、破天荒な兄と落ち着いた弟という感じでよく似せていたなと感心した。
かつてプロボクサーで活躍し、現在は弟のトレーナーになっている男が、麻薬に溺れ問題を起し監獄にぶちこまれる。兄を尊敬するも夢を叶えたい弟は、恋人の助言に従って家族と訣別、新しい人生へ旅立とうとするが、出所した兄が帰ってくる。
実在したプロボクサーを描いた、実話に基づくドラマ。
アカデミー賞助演男優賞や助演女優賞を受賞をするなど、話題もさらっている。
今は寂れた労働者の街“ローウェル”全体の雰囲気が、作品に如実に表れている。
かつて“ローウェルのヒーロー”として持て囃されたディッキーも、今はジャンキーで、トレーナーとしてもいい加減。ホットパンツで若作りの母アリスは、兄を盲目的に溺愛し、マネージャーとして口ばかり達者の自信家。父親違いの数多いる姉妹は、ろくに働きもせず、プロボクサーとしてイマイチの弟ミッキーに全依存。今の父親だけが、静かに現実を直視し、弟の将来を思っている。ミッキーの恋人シャーリーも口煩く干渉するが、彼女に金づるを取られまいと必死になる母や姉妹たちも凄まじい。
自分の体に負担をかけた兄と、自分を調子よく利用する母や姉妹と訣別をして、ミッキーは早いとこ自立すればいいのに、と思ってしまう。
ミッキーは何度か決心するも、結局は家族を見捨てられない。的確にアドバイスできる兄と、自分に向けて欲しい母の愛情を、夢を叶えるためどうしても欲しかった。いや、それらが実は夢だったのか。
忍耐強く柔和な弟は、“争い”ではなく“和解”という闘いの形で、ボクシングを通して手に入れたかったのだろう。
兄弟愛とか家族の絆とか聞こえはいいが、本当の“家族”という夢を叶えた物語だろうと思う。
実写映画『あしたのジョー』は心に踏み込んだ映像だったが、この作品は乾いた俯瞰的なドキュメンタリータッチ。
ストーリー的には深みはなく、もう一歩盛り上がりに欠ける。
ファイティング・シーンは、急に血の気の通った映像になり迫力と臨場感で見どころ。
女同士の諍いと取っ組み合いが凄まじいが、これももうひとつの“ファイター”ものとして苦笑できるかもしれない。
激ヤセの減量や髪や歯並びまで変えて役作りをしたクリスチャン・ベールは、出所後の抑制した演技が素晴らしい。ハングリーな目付きが、たまに伊勢谷さんの力石と重なるw。
母親役のメリッサ・レオも強烈だが、ラストの浄化されたような演技に注目。
濃厚な助演陣に囲まれ影が薄くなった感のマーク・ウォールバーグだが、鍛え上げた身体とバネを披露して逞しい熱演ぶり。地味で素朴な印象だが、繊細で安定的な演技力は評価されていい。
Eクレジットで本物の兄弟が出るが、破天荒な兄と落ち着いた弟という感じでよく似せていたなと感心した。
映画 塔の上のラプンツェル 3D吹替え版
2011年4月6日 映画映画『塔の上のラプンツェル』3D日本語吹替え版を観てきた。
ディズニー長編アニメーション第50作記念作品。
グリム童話『髪長姫』をモチーフに、ユニークなヒロインを描いた、ミュージカル仕立てのファンタジー・エンターテイメント。
18年間も外の世界を知らず塔の上で暮らしていた少女が、お尋ね者の大泥棒との出会いをきっかけに、自分の誕生日に空に浮かぶ無数の灯りを求めて、スリリングな冒険へ繰り出す物語。
主人公ラプンツェルは、ハチャメチャで魅力的なヒロイン。
長い長い“黄金色の髪”は、ロープになったり武器になったりと自由自在。実は“魔法の髪”で、どんなことが出来るかもキーポイント。フライパン攻撃はやり過ぎだし、テンションの上げ下げが極端だし、はじめて会う人を次々と味方に引き込むし、外の世界への順応ぶりがスゴイ。そして絵を描くのが好きで、歌とダンスが大好き。
夢をかなえるためポジティブに進むが、常に母親への裏切りや罪悪感が心にあって、彼女をいつまでも縛り付ける。
冒頭は大泥棒フリンのナレーションで始まるが、ナルシーな自信家が彼女と行動を共にしながら、どんどん男らしくなっていく。
フルCGはリアルで繊細で柔らか。『ワンピース3D』と比べると、3D映像は絵画のように豊かで美しい。
テンポがあって分り易いが、昔のアニメのような小ネタやギャグは大人が観ると少々ウザイ。
ミュージカル場面はいつかどこかで見たものと重なる。ラプンツェルがはじめて外に出る時の歌は『サウンド・オブ・ミュージック』の冒頭とソックリ。
カメレオンや、犬みたいな馬は愉快だが、危機一髪時の味方集めは急ごしらえ。
利用するためとはいえ、あんなにも明るく優しく素直で聡明な娘に育て上げたのだ。
そこには何らかの“情”があったと信じたい。
あっさりと終わらせるのでなく、母娘ものとして深みのあるドラマに仕上げて欲しかった。
ストーリーやキャラクターにイマイチのめり込めず、『トイ・ストーリー3』のような感動できる作品までに至らずだった。
ラプンツェル役の中川翔子は、気持ちを巧みに込めたメリハリさで好演。歌を担当する小此木麻里の声はしょこたんによく似てる。
フリンの畠中洋は、三木さんの声に似てるが、のびのあるテノールの歌がよくマッチ。
ゴーテルの剣幸は、セリフを歌にのせてリズミカル。
しょこたんと言えば、アニメ『レベルE』でもルナ王女の二面性を上手く表現していた。プリンセス役もオチも映画と似ているw。
ディズニー長編アニメーション第50作記念作品。
グリム童話『髪長姫』をモチーフに、ユニークなヒロインを描いた、ミュージカル仕立てのファンタジー・エンターテイメント。
18年間も外の世界を知らず塔の上で暮らしていた少女が、お尋ね者の大泥棒との出会いをきっかけに、自分の誕生日に空に浮かぶ無数の灯りを求めて、スリリングな冒険へ繰り出す物語。
主人公ラプンツェルは、ハチャメチャで魅力的なヒロイン。
長い長い“黄金色の髪”は、ロープになったり武器になったりと自由自在。実は“魔法の髪”で、どんなことが出来るかもキーポイント。フライパン攻撃はやり過ぎだし、テンションの上げ下げが極端だし、はじめて会う人を次々と味方に引き込むし、外の世界への順応ぶりがスゴイ。そして絵を描くのが好きで、歌とダンスが大好き。
夢をかなえるためポジティブに進むが、常に母親への裏切りや罪悪感が心にあって、彼女をいつまでも縛り付ける。
冒頭は大泥棒フリンのナレーションで始まるが、ナルシーな自信家が彼女と行動を共にしながら、どんどん男らしくなっていく。
フルCGはリアルで繊細で柔らか。『ワンピース3D』と比べると、3D映像は絵画のように豊かで美しい。
テンポがあって分り易いが、昔のアニメのような小ネタやギャグは大人が観ると少々ウザイ。
ミュージカル場面はいつかどこかで見たものと重なる。ラプンツェルがはじめて外に出る時の歌は『サウンド・オブ・ミュージック』の冒頭とソックリ。
カメレオンや、犬みたいな馬は愉快だが、危機一髪時の味方集めは急ごしらえ。
利用するためとはいえ、あんなにも明るく優しく素直で聡明な娘に育て上げたのだ。
そこには何らかの“情”があったと信じたい。
あっさりと終わらせるのでなく、母娘ものとして深みのあるドラマに仕上げて欲しかった。
ストーリーやキャラクターにイマイチのめり込めず、『トイ・ストーリー3』のような感動できる作品までに至らずだった。
ラプンツェル役の中川翔子は、気持ちを巧みに込めたメリハリさで好演。歌を担当する小此木麻里の声はしょこたんによく似てる。
フリンの畠中洋は、三木さんの声に似てるが、のびのあるテノールの歌がよくマッチ。
ゴーテルの剣幸は、セリフを歌にのせてリズミカル。
しょこたんと言えば、アニメ『レベルE』でもルナ王女の二面性を上手く表現していた。プリンセス役もオチも映画と似ているw。
オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
2011年4月2日 映画映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』の2回目を観てきた。
ストーリーを把握した後で観ると、よく練り込まれて作られているなとあらためて感心。
なるほど、これは「Boy meets Girl」の話でもあったんだなと、胸がキュンとなった。
処刑場での一連のシーンも、音声や構成などを組み合わせて、実に上手く編集されている。
出演者のみならず、スーツアクターの多さはダントツ、声の出演者も実に豪華。
高岩成二@オーズが、人々に頭を下げる様子がとても可愛い。モモの変身ポーズがカッコ良かった。ウラタロスとアンクの手が追いかけっこするサマに笑いが込み上げたり。
全ライダーが立ち並ぶカットで、電王の足が少々短く見えるのはご愛嬌かなw。
モモタロス@関俊彦の天敵はアンク。「最初から最後までグリードだぜ」がオモロかったが、幸太郎に切なく語りかける声には深い優しさが滲み出ていた。
テディの小野大輔もよく喋ったし、テディ自体が格好良さの中にお茶目なところもあった。
石川英郎が大活躍、特にショッカーグリードの声が男前。関智一はもちろんキカイダーだが、夏の戦隊ものにも出るから、今年は特撮で大活躍必至。
てらそままさきはもちろんシャドームーン。柴田秀勝のジェネラルシャドウの声は不気味で強そう。てらそまさんと柴田さんがテロップに並ぶと、放送中の『大岡越前』を思い出しちゃうw。
納谷悟朗、加藤精三、飯塚昭三が同じ作品に出ることじたいスゴイ。
それにしても、モールイマジンって愛されキャラだなぁw。
二つの玉を突く遊び、懐かしかったな~。
少年仮面ライダー隊の白いハイソックス、レトロでいいな~。
1号2号登場で流れた「レッツゴーライダーキック」など、昔の歌は子供でも歌えたんだよな~。
私が生きてきた過去は、ヒーローを実感できた、素晴らしい時代だったのかもしれない。
 ̄
パンフに付いていたSPECIAL DVD。
ミニメイキングで、「オーズ meets デンライナー」がオモシロイ。
エキストラ参加シーンで、オーナーの挨拶の時、嬉しそうな顔でめっちゃ映ってたw。
パンフ後ろページで、ライダーを模った出演者名簿から自分の名前を発見。
ホントにイイ記念になった(^^)。
ストーリーを把握した後で観ると、よく練り込まれて作られているなとあらためて感心。
なるほど、これは「Boy meets Girl」の話でもあったんだなと、胸がキュンとなった。
処刑場での一連のシーンも、音声や構成などを組み合わせて、実に上手く編集されている。
出演者のみならず、スーツアクターの多さはダントツ、声の出演者も実に豪華。
高岩成二@オーズが、人々に頭を下げる様子がとても可愛い。モモの変身ポーズがカッコ良かった。ウラタロスとアンクの手が追いかけっこするサマに笑いが込み上げたり。
全ライダーが立ち並ぶカットで、電王の足が少々短く見えるのはご愛嬌かなw。
モモタロス@関俊彦の天敵はアンク。「最初から最後までグリードだぜ」がオモロかったが、幸太郎に切なく語りかける声には深い優しさが滲み出ていた。
テディの小野大輔もよく喋ったし、テディ自体が格好良さの中にお茶目なところもあった。
石川英郎が大活躍、特にショッカーグリードの声が男前。関智一はもちろんキカイダーだが、夏の戦隊ものにも出るから、今年は特撮で大活躍必至。
てらそままさきはもちろんシャドームーン。柴田秀勝のジェネラルシャドウの声は不気味で強そう。てらそまさんと柴田さんがテロップに並ぶと、放送中の『大岡越前』を思い出しちゃうw。
納谷悟朗、加藤精三、飯塚昭三が同じ作品に出ることじたいスゴイ。
それにしても、モールイマジンって愛されキャラだなぁw。
二つの玉を突く遊び、懐かしかったな~。
少年仮面ライダー隊の白いハイソックス、レトロでいいな~。
1号2号登場で流れた「レッツゴーライダーキック」など、昔の歌は子供でも歌えたんだよな~。
私が生きてきた過去は、ヒーローを実感できた、素晴らしい時代だったのかもしれない。
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パンフに付いていたSPECIAL DVD。
ミニメイキングで、「オーズ meets デンライナー」がオモシロイ。
エキストラ参加シーンで、オーナーの挨拶の時、嬉しそうな顔でめっちゃ映ってたw。
パンフ後ろページで、ライダーを模った出演者名簿から自分の名前を発見。
ホントにイイ記念になった(^^)。
オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー&初日舞台挨拶
2011年4月1日 映画映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』&初日舞台挨拶を観てきた。
ロビーでオーズや1号と握手。
マスコミ関係者多数で、物販もどこもかしこも異常な盛り上がり。
40年前に悪の秘密結社ショッカーに支配された時代で、オーズやNEW電王、そして伝説の仮面ライダーたちが、ショッカー連合軍と壮絶な戦いを繰り広げる。
何という壮大なオマージュ!
40年前の1号や2号から知ってる者には、とりわけ嬉しさがこみ上げるストーリー。
50人以上の仮面ライダーはもちろん、やたら強すぎるショッカー怪人たちも懐かしい。
仮面ライダーだけでなく、キカイダーたちまで現れ、石ノ森章太郎作品へのオマージュも強く感じた。震災でボロボロになった石ノ森氏の故郷や作品館へ、感謝と応援が捧げられているようにも思えた。
ストーリーはバック・トゥ・ザ・フューチャーの如く二転三転。
あらゆるものが詰ったてんこ盛りで、破壊と再生の物語でもある。
モモタロスたち(笑)も出るが、思った以上にモモがいっぱい喋って大活躍。仮面ライダーたちに混じって、モモだけイマジンのままで奮闘するとは大したヤツだ。憑依や変身はお手のもの。MアンクやM幸太郎は予想できたが、モモがあんなものになっちゃって、まさかあんなものが出てくるとは(笑)。
テディも説明役と世話役でかなりの活躍。良太郎が出ていないから、幸太郎との信じ合う絆がちょっぴり羨ましい。
子どもたちが自らの意思で頑張る様子に胸が熱くなる。
ミツルにナオキ。よく考えれば、彼らと同じような年齢の時代に、1号や2号をテレビで見ていた私。だから二人が離れ離れになっても、きっと再会できると信じていた。
ターニングポイントは公開処刑シーン。
一人一人の力は小さいけれど、みんなの力を合わせたら、どんな困難も乗り越えられる。
今だからこそ、そんなメッセージが強く伝わってくる。
仮面ライダーへの思いがある限り、仮面ライダーは存在する。
人の“思い”がある限り、時間は流れていく。
過去を振り返り、現在を見据えて、未来へ希望を繋げていく物語だった。
ネクストジェネレーションへ、永遠のヒーローたちへ乾杯したい。
 ̄
上映後、舞台挨拶。
ステージ上から、オールライダー「40年応援ありがとう!! 未来に向かってー。」の垂れ幕。
登壇者は、渡部秀、桜田通、秋山莉奈、金田治監督(敬称略)。MCは寺迫麿。
最初は秀くんや通くんらが感激の挨拶「一丸となって全力で頑張った作品」「記念すべき作品に出れて光栄に思ってます」。莉奈さんは、30周年のアギトで出演し40周年の作品で出れて、とりわけ嬉しかった様子。金田監督は、どうまとめたらいいか苦労されたそうだが、エキストラをはじめ色んな人が協力してくれたからイイ作品ができたと語る。
エキストラの名前はライダーのシルエットの形になってて見難いが^^;、ブルーレイで見たら分るんじゃないかと、早くも宣伝w。
見どころは、徹夜明けでいっぱい走らされた「最初にアンクと走ってたシーン」と秀くん。通くんは個人的に「テディが想像以上にカッコ良かった」とテディ愛を嬉しそうに語るw。「仮面ライダー電王」と言えたのも嬉しかったとか。莉奈さんはたくさんの見どころやメッセージ性に触れながら、ナオミ的に客観的に見れたと「最後まであきらめない」とニッコリ。
ここで、声の出演をされた藤岡弘、佐々木剛、宮内洋が登壇(敬称略)。
藤岡さんの赤がダンディ。佐々木さんは御髪が…。宮内さんは颯爽とした感じ。こうしてお三人が出揃うのはかなり珍しく、公でははじめてだという。
藤岡さんは感無量に「勇気や希望で多くの人を励ましていけたら」と深い言葉で語る。佐々木さんは「皆さんが仮面ライダーを愛してくれたおかげ」。ズバットの声もされた宮内さんは「ヒーローは永遠なりですね」。
40周年ときいて、あっという間だという藤岡さんは「青春の記録。若人がどんどん育っている。多くの子供たちを勇気付けて貰いたい」と熱い思いをしみじみ語る。「すごい技術の進歩。変身のコスチュームも」という佐々木さんは、自ら変身ポーズを披露。横に伸ばした手も真っ直ぐ綺麗で、会場からも沢山の拍手。「ダブル変身ベルト。力と技の両方」とプッシュした宮内さんまで、促されて変身ポーズを披露し拍手を受けた。
三人のコメントを聞いていた通くんや秀くんからも「歴史の重みを感じました」と感激の表情。三人で一番若い佐々木さんは、増えた体重を気にされてか「頑張って絞ります」と力強い言葉。
フォトセッションでは、現れた1号と藤岡さんが握手。「レッツゴーライダーキック」の音楽が流れる中、皆さんがガッツポーズを取りながら和やかに進行。ムービーでは、みんなが手を振る中、リクエストで1号が変身ポーズを取る様子も。
最後に、秀くんと藤岡さんが挨拶。秀くんは、4/3放送が1000回記念でオーズチームも後半戦だと宣伝。藤岡さんは「不屈の精神」と「真価が問われる新しい変身の時代」だとし、子どもたちや大人たちに向けて勇気あふれるメッセージを熱く語り、「仮面ライダーは永遠なり。ヒーローは永遠なり」で締めた。
退場する時も、丁寧にお辞儀をされる藤岡さんは1号とちょいぶつかってたり。皆さんにこやかに手を振っていらした。約30分。
 ̄
エキストラ参加した場面はつい客観的に見てしまう。駆け昇って行くカットなど、2ヶ所でチラチラと映っていたw。
ロビーでオーズや1号と握手。
マスコミ関係者多数で、物販もどこもかしこも異常な盛り上がり。
40年前に悪の秘密結社ショッカーに支配された時代で、オーズやNEW電王、そして伝説の仮面ライダーたちが、ショッカー連合軍と壮絶な戦いを繰り広げる。
何という壮大なオマージュ!
40年前の1号や2号から知ってる者には、とりわけ嬉しさがこみ上げるストーリー。
50人以上の仮面ライダーはもちろん、やたら強すぎるショッカー怪人たちも懐かしい。
仮面ライダーだけでなく、キカイダーたちまで現れ、石ノ森章太郎作品へのオマージュも強く感じた。震災でボロボロになった石ノ森氏の故郷や作品館へ、感謝と応援が捧げられているようにも思えた。
ストーリーはバック・トゥ・ザ・フューチャーの如く二転三転。
あらゆるものが詰ったてんこ盛りで、破壊と再生の物語でもある。
モモタロスたち(笑)も出るが、思った以上にモモがいっぱい喋って大活躍。仮面ライダーたちに混じって、モモだけイマジンのままで奮闘するとは大したヤツだ。憑依や変身はお手のもの。MアンクやM幸太郎は予想できたが、モモがあんなものになっちゃって、まさかあんなものが出てくるとは(笑)。
テディも説明役と世話役でかなりの活躍。良太郎が出ていないから、幸太郎との信じ合う絆がちょっぴり羨ましい。
子どもたちが自らの意思で頑張る様子に胸が熱くなる。
ミツルにナオキ。よく考えれば、彼らと同じような年齢の時代に、1号や2号をテレビで見ていた私。だから二人が離れ離れになっても、きっと再会できると信じていた。
ターニングポイントは公開処刑シーン。
一人一人の力は小さいけれど、みんなの力を合わせたら、どんな困難も乗り越えられる。
今だからこそ、そんなメッセージが強く伝わってくる。
仮面ライダーへの思いがある限り、仮面ライダーは存在する。
人の“思い”がある限り、時間は流れていく。
過去を振り返り、現在を見据えて、未来へ希望を繋げていく物語だった。
ネクストジェネレーションへ、永遠のヒーローたちへ乾杯したい。
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上映後、舞台挨拶。
ステージ上から、オールライダー「40年応援ありがとう!! 未来に向かってー。」の垂れ幕。
登壇者は、渡部秀、桜田通、秋山莉奈、金田治監督(敬称略)。MCは寺迫麿。
最初は秀くんや通くんらが感激の挨拶「一丸となって全力で頑張った作品」「記念すべき作品に出れて光栄に思ってます」。莉奈さんは、30周年のアギトで出演し40周年の作品で出れて、とりわけ嬉しかった様子。金田監督は、どうまとめたらいいか苦労されたそうだが、エキストラをはじめ色んな人が協力してくれたからイイ作品ができたと語る。
エキストラの名前はライダーのシルエットの形になってて見難いが^^;、ブルーレイで見たら分るんじゃないかと、早くも宣伝w。
見どころは、徹夜明けでいっぱい走らされた「最初にアンクと走ってたシーン」と秀くん。通くんは個人的に「テディが想像以上にカッコ良かった」とテディ愛を嬉しそうに語るw。「仮面ライダー電王」と言えたのも嬉しかったとか。莉奈さんはたくさんの見どころやメッセージ性に触れながら、ナオミ的に客観的に見れたと「最後まであきらめない」とニッコリ。
ここで、声の出演をされた藤岡弘、佐々木剛、宮内洋が登壇(敬称略)。
藤岡さんの赤がダンディ。佐々木さんは御髪が…。宮内さんは颯爽とした感じ。こうしてお三人が出揃うのはかなり珍しく、公でははじめてだという。
藤岡さんは感無量に「勇気や希望で多くの人を励ましていけたら」と深い言葉で語る。佐々木さんは「皆さんが仮面ライダーを愛してくれたおかげ」。ズバットの声もされた宮内さんは「ヒーローは永遠なりですね」。
40周年ときいて、あっという間だという藤岡さんは「青春の記録。若人がどんどん育っている。多くの子供たちを勇気付けて貰いたい」と熱い思いをしみじみ語る。「すごい技術の進歩。変身のコスチュームも」という佐々木さんは、自ら変身ポーズを披露。横に伸ばした手も真っ直ぐ綺麗で、会場からも沢山の拍手。「ダブル変身ベルト。力と技の両方」とプッシュした宮内さんまで、促されて変身ポーズを披露し拍手を受けた。
三人のコメントを聞いていた通くんや秀くんからも「歴史の重みを感じました」と感激の表情。三人で一番若い佐々木さんは、増えた体重を気にされてか「頑張って絞ります」と力強い言葉。
フォトセッションでは、現れた1号と藤岡さんが握手。「レッツゴーライダーキック」の音楽が流れる中、皆さんがガッツポーズを取りながら和やかに進行。ムービーでは、みんなが手を振る中、リクエストで1号が変身ポーズを取る様子も。
最後に、秀くんと藤岡さんが挨拶。秀くんは、4/3放送が1000回記念でオーズチームも後半戦だと宣伝。藤岡さんは「不屈の精神」と「真価が問われる新しい変身の時代」だとし、子どもたちや大人たちに向けて勇気あふれるメッセージを熱く語り、「仮面ライダーは永遠なり。ヒーローは永遠なり」で締めた。
退場する時も、丁寧にお辞儀をされる藤岡さんは1号とちょいぶつかってたり。皆さんにこやかに手を振っていらした。約30分。
 ̄
エキストラ参加した場面はつい客観的に見てしまう。駆け昇って行くカットなど、2ヶ所でチラチラと映っていたw。
トリコ/ONE PIECE 3D &舞台挨拶
2011年3月29日 映画ジャンプ HEROES film『トリコ/ONE PIECE 3D』の舞台挨拶を観てきた。
色々あって関東では初日にできなかった映画の舞台挨拶。
平日昼の開催なのでチケットは取り易かった。
ステージには「トリコ&ワンピース声優達からのメッセージ 僕らは<声>で日本を応援します!」という横長のボードが置かれ、両アニメの声優さん10人が登壇。
登壇者は左から、チョー、山口由里子、平田広明、朴路美、置鮎龍太郎、中井和哉、岡村明美、山口勝平、大谷育江、矢尾一樹(敬称略)。田中真弓の船長以外、全員が揃った。
トリコはレッド、ワンピはブルーのチームカラーなので、皆さんの衣装もそんな感じ。
ひと言挨拶では、「飛び出してきます」「立体感があります」と3Dをアピール。「礼を言う。オレはまだまだ強くなれる」と中井さんのゾロ台詞も飛び出す。「この船の航海士はダレ?」という岡村さんのフレーズが次々続き、ワンピチームの絆が感じられた。ただ、由里子さんの隣にいた平田さんは、隣にいるグダグダの路美さんを見て「まさかこっちにもバクダンがいるとは思いませんでした」とお茶目w。大谷さんはチョッパー声で「飛び出すからってうれしかないやっ!コノヤロっ!」とカワイイ発言がw。
勝平さんは完成作品をまだ観ていないが、岡村さんから「トリコとワンピの3Dの作り方が違う」チョーさんからは「ナミさんとロビンちゃんがスゴイ出てるんです」とw。
「今週からTVのシリーズが始まるので楽しみにしていてくれれば」と言うオッキーは、「全編アクション。紹介。必殺技」「コマツはTVに繋がるアプローチ」と的確に見どころを語る。
ワンピからは「サニー号が立体的」と大谷さん。平田さんが「ムカつくけど、ゾロがカッコイー」と言うと、中井さんからも「あらためて動きがよりくっきりわかる」。サンジの足が飛び出していたかの疑問に客席から、顔が飛び出していたと(笑)。
被災地への応援メッセージ。
トリコからは「この世の全ての食材に感謝をこめて」「いただきます!」と、「日本中からみんなに元気を送ってもらいましょう」と元気になれる言葉。
ワンピからは、登壇者みんなが後ろを向いて、×印を付けた左拳を挙げる中、「お前たちはオレの仲間だ!」「仲間が困ってる時に助けるのは当り前だ!」「ガンバレ!ガンバレ!ガンバレ!」とルフィ船長の力強いメッセージが響き渡った。
勝平さんは「最終的に声で応援していこうと決めました」。「復興には時間がかかるから、継続して時間をかけて」と言う平田さんは、サンジのセリフをかりて「お前にできねぇ事はおれがやる。おれにできねぇ事をお前がやれ!」の言葉。大谷さんも「仲間という言葉をキーワードに出来ることを考えたい」。矢尾さんは「今苦労しているのは人間だけでない。動物たちも」と、皆さんの様々な思いが語られた。最後に平田さんが「区役所から義援金を取りにくることはない!」と、ご自身の体験めいたことを必死で伝えていらした。
その後のフォトセッションやムービーは、うってかわって、会場からも声援が飛ぶ賑やかな中で行われた。名前コールだけでなく、「中井さんカワイ~イ!」に照れる中井さん、「路美さんカワイ~イ!」にいちいち反応してくれる路美さん。 ムービーでは、腕を上げ下げする平田さんに、腕を回す中井さんw。
約30分、皆さんの思いがストレートに届いて、舞台挨拶は大いに盛り上がった。
東映アニメのHPでは、船長の応援メッセージが、携帯サイトでは音声がダウンロードできるとか。他の出演者からも順次発信されるそうだ。
みなさん、ありがとうございました。
 ̄
舞台挨拶後上映。挨拶だけ観て帰る人もチラホラ。
『トリコ 3D 開幕グルメアドベンチャー!!』
『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』
アニメ本編を観るのは2回目。
フルCGのワンピは緻密な作りだが、トリコのほうが飛び出している。
 ̄
同じ上映館で、1日は『レッツゴー仮面ライダー』初日舞台挨拶。
アンクはいないし、声優さんも来ないみたいだが、記念すべき上映だものね。
東映は当分ここで舞台挨拶をするのかな。節電で運転しない路線の新宿よりはこちらのほうがマシだろか。
色々あって関東では初日にできなかった映画の舞台挨拶。
平日昼の開催なのでチケットは取り易かった。
ステージには「トリコ&ワンピース声優達からのメッセージ 僕らは<声>で日本を応援します!」という横長のボードが置かれ、両アニメの声優さん10人が登壇。
登壇者は左から、チョー、山口由里子、平田広明、朴路美、置鮎龍太郎、中井和哉、岡村明美、山口勝平、大谷育江、矢尾一樹(敬称略)。田中真弓の船長以外、全員が揃った。
トリコはレッド、ワンピはブルーのチームカラーなので、皆さんの衣装もそんな感じ。
ひと言挨拶では、「飛び出してきます」「立体感があります」と3Dをアピール。「礼を言う。オレはまだまだ強くなれる」と中井さんのゾロ台詞も飛び出す。「この船の航海士はダレ?」という岡村さんのフレーズが次々続き、ワンピチームの絆が感じられた。ただ、由里子さんの隣にいた平田さんは、隣にいるグダグダの路美さんを見て「まさかこっちにもバクダンがいるとは思いませんでした」とお茶目w。大谷さんはチョッパー声で「飛び出すからってうれしかないやっ!コノヤロっ!」とカワイイ発言がw。
勝平さんは完成作品をまだ観ていないが、岡村さんから「トリコとワンピの3Dの作り方が違う」チョーさんからは「ナミさんとロビンちゃんがスゴイ出てるんです」とw。
「今週からTVのシリーズが始まるので楽しみにしていてくれれば」と言うオッキーは、「全編アクション。紹介。必殺技」「コマツはTVに繋がるアプローチ」と的確に見どころを語る。
ワンピからは「サニー号が立体的」と大谷さん。平田さんが「ムカつくけど、ゾロがカッコイー」と言うと、中井さんからも「あらためて動きがよりくっきりわかる」。サンジの足が飛び出していたかの疑問に客席から、顔が飛び出していたと(笑)。
被災地への応援メッセージ。
トリコからは「この世の全ての食材に感謝をこめて」「いただきます!」と、「日本中からみんなに元気を送ってもらいましょう」と元気になれる言葉。
ワンピからは、登壇者みんなが後ろを向いて、×印を付けた左拳を挙げる中、「お前たちはオレの仲間だ!」「仲間が困ってる時に助けるのは当り前だ!」「ガンバレ!ガンバレ!ガンバレ!」とルフィ船長の力強いメッセージが響き渡った。
勝平さんは「最終的に声で応援していこうと決めました」。「復興には時間がかかるから、継続して時間をかけて」と言う平田さんは、サンジのセリフをかりて「お前にできねぇ事はおれがやる。おれにできねぇ事をお前がやれ!」の言葉。大谷さんも「仲間という言葉をキーワードに出来ることを考えたい」。矢尾さんは「今苦労しているのは人間だけでない。動物たちも」と、皆さんの様々な思いが語られた。最後に平田さんが「区役所から義援金を取りにくることはない!」と、ご自身の体験めいたことを必死で伝えていらした。
その後のフォトセッションやムービーは、うってかわって、会場からも声援が飛ぶ賑やかな中で行われた。名前コールだけでなく、「中井さんカワイ~イ!」に照れる中井さん、「路美さんカワイ~イ!」にいちいち反応してくれる路美さん。 ムービーでは、腕を上げ下げする平田さんに、腕を回す中井さんw。
約30分、皆さんの思いがストレートに届いて、舞台挨拶は大いに盛り上がった。
東映アニメのHPでは、船長の応援メッセージが、携帯サイトでは音声がダウンロードできるとか。他の出演者からも順次発信されるそうだ。
みなさん、ありがとうございました。
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舞台挨拶後上映。挨拶だけ観て帰る人もチラホラ。
『トリコ 3D 開幕グルメアドベンチャー!!』
『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』
アニメ本編を観るのは2回目。
フルCGのワンピは緻密な作りだが、トリコのほうが飛び出している。
 ̄
同じ上映館で、1日は『レッツゴー仮面ライダー』初日舞台挨拶。
アンクはいないし、声優さんも来ないみたいだが、記念すべき上映だものね。
東映は当分ここで舞台挨拶をするのかな。節電で運転しない路線の新宿よりはこちらのほうがマシだろか。
劇場版 ブレイクブレイド 第六章 慟哭ノ砦
2011年3月26日 映画劇場版『ブレイクブレイド 第六章 慟哭ノ砦』&初日舞台挨拶を観てきた。
シリーズ最終章。いつもギリギリで鑑賞していたので、今回は観れる時に早めに観ようと舞台挨拶回を取った。
振り返ると、この作品は昨年の東京国際アニメフェアのイベント会場で知ったもの。今年のアニメフェアは中止になったが、あれから丁度一年経ったんだなぁと、色んな思いが渦巻いた。
ボルキュス大隊がついにビノンテンへ総攻撃。明らかにクリシュナ軍が劣勢の中、バルド将軍や九死に一生を得たナルヴィたちが急ぎ、ライガットはボルキュスとの最後の闘いへ赴く。彼の無事を信じて、シギュンはデルフィングの新兵器を進める。
激しく凄まじくぶつかり合う、息詰まる攻防戦。
粒ぞろいの精鋭を率いて、野獣となったボルキュス大隊の四方からの攻撃に、もう王都はこのまま陥落するのではないかと思った。
守るべきクリシュナにはあまりに人がいなくて無力。ライガットはなかなか我を取り戻せず、前半は正直シンどい展開だ。
オープニングの平和なシーンが、後の切なさをいっそう感じさせる。次々消えていく残像の上手さ。人々が和んでいたかつての街並みが、無残に破壊されていく。まるで震災や津波が襲ってきたように。今こういう状況だからこそ、様々な思いが伝わってくる。
ライガットの脳裏にも、様々な人々の姿が切なくよみがえる。だがそのフラッシュバックこそが、彼を立ち上がらせる力となる。
中盤以降は、戦いに次ぐ戦いの連続で目まぐるしい。
ナルヴィを助けて、ナイルやロギンがよく動く。サクラもよく踏ん張る。
シギュンはクレオとの別れを果たし戦場に出たりと活躍するが、ホズルはただ堪えて情勢を見守るだけなのが勿体無い。
ライガットとボルキュスの死闘にはたっぷりと時間をかけ、速過ぎる画面に視覚が追いつかない。デルフィングと搭乗者に“異物”を感じ取り好奇心にかられるボルキュス。倒されても立ち上がり、踏みつけられても歯を食いしばる、守護神と化したライガットの不屈の魂。保志総一朗と中井和哉の緊迫感ある声の激突が素晴らしい。
デルも次々に形態を進化させたが、オリジナルの形はもはやなさそう。新武器は意表をつくような旧式なので苦笑。
作画は全章の中でもとりわけスタッフの意気込みが感じられ、クォリティも高くて見どころいっぱい。
美術や音響などにも相当の拘りが感じられ、リアルな戦い世界を生み出す。
ライガットとホズルとシギュンとゼスの話から始まった割には、ゼスがつまはじきのままだったのは少々残念。
原作とはかなり違った形で決着がつき、ストーリー半ばのままで終了。だが第一部の完結編という方向では、アニメ作品としては良い幕切れだと思う。エンディングには新たな表情がある、濃密な60分だった。
「何やってんだよ!こんなところで!」
本当に、彼らは何をやってたのだろう。
終わった後に残る、切なさと虚しさと悔しさと情けなさ。そして希望。
ライガットの最後の表情に、この物語のすべてが集約されているようだった。
 ̄
上映後、舞台挨拶。
登壇者は、保志総一朗(ライガット役)斎藤千和(シギュン役)。
最初の挨拶でホッシーから、福島の実家は無事で避難所になっているようだとみんなに話す。ちょっと心配してたのでホッとした。ホッシーの「バッピー」も心なしか弱め。その分、千和さんが優しく「バッピー」。
『最遊記外伝』イベントと同じ劇場なので、MCの女性はおいでだが、二人だけだとだだっ広い。ホッシーは後ろのヘリに手をつけて手持ち無沙汰な感。椅子が出てきて、やっと落ち着く。
最終章を終えて、あっという間だったというホッシー。ライガット的にはまだ途中で、あと2話ぐらい欲しかったという。スーパーヒーローにはなれなかったが、1話1話でちゃんと役割をはたし、精神的には成長したという。叫んでばかりいた印象だが、前半はあまり喋ってない。ライガットの最後のシーンは、複雑な心情を表現するのに難しかったという。
自分の役以外で、クレオとシギュンの関係について挙げるホッシー。千和さんもクレオとのことに触れながら、やっぱり大きな成長をしたライガットが好きだという。夫のホズルはキレたりしたからと^^;。ホッシーからすかさず、自分とシンクロしてと要望w。
好きなシーンで、「無事に帰ったら怒るのやめる」にライガットへの思いが詰っていると千和さん。
六章の見どころで、「全部」と言うホッシーはEDが違うことやクォリティーの高さも挙げる。千和さんからは「野獣になりましょう」で満足感があったというw。
最後にホッシーからは「原作はまだ続いてるようなので、そのへんも踏まえて、何度も楽しんでください」。千和さんからも「こういう状況だから伝わるものがいっぱいある」という印象的な言葉が多かった。
ホッシーはたまにお茶目な挙動があったが、相手が女性だと妙に男っぽく見えるのが可愛い。お互いに気を使いながら和気藹々と穏やかなムードで、たっぷり20分の良いイベントだった。
 ̄
六章目にしてはじめてパンフを購入。中井和哉のインタビュー&写真が4ページもあった。
29日の『トリコ/ONE PIECE 3D』舞台挨拶は先陣を切ってくれるのかな。
シリーズ最終章。いつもギリギリで鑑賞していたので、今回は観れる時に早めに観ようと舞台挨拶回を取った。
振り返ると、この作品は昨年の東京国際アニメフェアのイベント会場で知ったもの。今年のアニメフェアは中止になったが、あれから丁度一年経ったんだなぁと、色んな思いが渦巻いた。
ボルキュス大隊がついにビノンテンへ総攻撃。明らかにクリシュナ軍が劣勢の中、バルド将軍や九死に一生を得たナルヴィたちが急ぎ、ライガットはボルキュスとの最後の闘いへ赴く。彼の無事を信じて、シギュンはデルフィングの新兵器を進める。
激しく凄まじくぶつかり合う、息詰まる攻防戦。
粒ぞろいの精鋭を率いて、野獣となったボルキュス大隊の四方からの攻撃に、もう王都はこのまま陥落するのではないかと思った。
守るべきクリシュナにはあまりに人がいなくて無力。ライガットはなかなか我を取り戻せず、前半は正直シンどい展開だ。
オープニングの平和なシーンが、後の切なさをいっそう感じさせる。次々消えていく残像の上手さ。人々が和んでいたかつての街並みが、無残に破壊されていく。まるで震災や津波が襲ってきたように。今こういう状況だからこそ、様々な思いが伝わってくる。
ライガットの脳裏にも、様々な人々の姿が切なくよみがえる。だがそのフラッシュバックこそが、彼を立ち上がらせる力となる。
中盤以降は、戦いに次ぐ戦いの連続で目まぐるしい。
ナルヴィを助けて、ナイルやロギンがよく動く。サクラもよく踏ん張る。
シギュンはクレオとの別れを果たし戦場に出たりと活躍するが、ホズルはただ堪えて情勢を見守るだけなのが勿体無い。
ライガットとボルキュスの死闘にはたっぷりと時間をかけ、速過ぎる画面に視覚が追いつかない。デルフィングと搭乗者に“異物”を感じ取り好奇心にかられるボルキュス。倒されても立ち上がり、踏みつけられても歯を食いしばる、守護神と化したライガットの不屈の魂。保志総一朗と中井和哉の緊迫感ある声の激突が素晴らしい。
デルも次々に形態を進化させたが、オリジナルの形はもはやなさそう。新武器は意表をつくような旧式なので苦笑。
作画は全章の中でもとりわけスタッフの意気込みが感じられ、クォリティも高くて見どころいっぱい。
美術や音響などにも相当の拘りが感じられ、リアルな戦い世界を生み出す。
ライガットとホズルとシギュンとゼスの話から始まった割には、ゼスがつまはじきのままだったのは少々残念。
原作とはかなり違った形で決着がつき、ストーリー半ばのままで終了。だが第一部の完結編という方向では、アニメ作品としては良い幕切れだと思う。エンディングには新たな表情がある、濃密な60分だった。
「何やってんだよ!こんなところで!」
本当に、彼らは何をやってたのだろう。
終わった後に残る、切なさと虚しさと悔しさと情けなさ。そして希望。
ライガットの最後の表情に、この物語のすべてが集約されているようだった。
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上映後、舞台挨拶。
登壇者は、保志総一朗(ライガット役)斎藤千和(シギュン役)。
最初の挨拶でホッシーから、福島の実家は無事で避難所になっているようだとみんなに話す。ちょっと心配してたのでホッとした。ホッシーの「バッピー」も心なしか弱め。その分、千和さんが優しく「バッピー」。
『最遊記外伝』イベントと同じ劇場なので、MCの女性はおいでだが、二人だけだとだだっ広い。ホッシーは後ろのヘリに手をつけて手持ち無沙汰な感。椅子が出てきて、やっと落ち着く。
最終章を終えて、あっという間だったというホッシー。ライガット的にはまだ途中で、あと2話ぐらい欲しかったという。スーパーヒーローにはなれなかったが、1話1話でちゃんと役割をはたし、精神的には成長したという。叫んでばかりいた印象だが、前半はあまり喋ってない。ライガットの最後のシーンは、複雑な心情を表現するのに難しかったという。
自分の役以外で、クレオとシギュンの関係について挙げるホッシー。千和さんもクレオとのことに触れながら、やっぱり大きな成長をしたライガットが好きだという。夫のホズルはキレたりしたからと^^;。ホッシーからすかさず、自分とシンクロしてと要望w。
好きなシーンで、「無事に帰ったら怒るのやめる」にライガットへの思いが詰っていると千和さん。
六章の見どころで、「全部」と言うホッシーはEDが違うことやクォリティーの高さも挙げる。千和さんからは「野獣になりましょう」で満足感があったというw。
最後にホッシーからは「原作はまだ続いてるようなので、そのへんも踏まえて、何度も楽しんでください」。千和さんからも「こういう状況だから伝わるものがいっぱいある」という印象的な言葉が多かった。
ホッシーはたまにお茶目な挙動があったが、相手が女性だと妙に男っぽく見えるのが可愛い。お互いに気を使いながら和気藹々と穏やかなムードで、たっぷり20分の良いイベントだった。
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六章目にしてはじめてパンフを購入。中井和哉のインタビュー&写真が4ページもあった。
29日の『トリコ/ONE PIECE 3D』舞台挨拶は先陣を切ってくれるのかな。
トリコ/ONE PIECE 3D
2011年3月23日 映画3Dアニメ映画『トリコ/ONE PIECE』を観てきた。
一昨年『アバター』を観た時の3Dメガネが使えるが、入場口でいちいちメガネを確認するとはウンザリ。
週刊『少年ジャンプ』を代表する2大冒険漫画の3Dのアニメ化。
「トリコ」&「ワンピース」のW表紙の3Dコミクとプロモカードが貰えたが、前回の『ONE PIECE』や『BLEACH』といい、ジャンプ作品の入場者プレゼントはコミックで決まりらしい。
 ̄
『開幕!トリコ グルメアドベンチャー』3D。約45分。
世はグルメ時代。未開の美味の探求者“美食屋”のカリスマ・トリコが、少年の依頼で、村を突如襲った怪鳥の捕獲に向かうが、さらなる凶暴なものが待ち受けていた。
『トリコ』の漫画は読んだこともない、全く未知な作品。
トリコって、食うために怪物をほうむるんだね。トリコにとっては、世の怪物は食材でしかない。葬るのに難易度が高い怪物ほど、高級食材ということになるらしい。
食うための殺し。いつだったか、食うためではない殺し合いをするのは人間だけ、と聞いたことがあったが、逆手に取った世界観らしい。
とはいえ、別に飢えてもいないのに、ただ好奇心と探究心を満足させるために、殺してその肉を食うというのも、ちょっと豪勢すぎる。
肉食派ではないので、巨大な怪物の肉を村人がガツガツ食う場面を何度も目にすると、ちょっと気分が萎えてしまった^^;。しばらく豚肉も鶏肉も食いたくないかもw。
トリコの豪快で頼もしい人となりはわかった。色々な必殺技も。オレンジの服は『DB』の悟空を連想させ、筋肉隆々と重さのあるアクションは『北斗の拳』のケンシロウみたい。
置鮎龍太郎の男前の声がぴったり。
少年ペックの声が誰かと思ったら、桃井かおり。声優の演技が上手いというより、すっごく味があって面白い。
柿原徹也や、ラストに朴路美が出演。この続きはTVアニメで。
CGの作画じゃなく、『遊戯王』みたいな手描きっぽい画なので、飛び出したり奥行き感があって、特質がよく生かされていた。
 ̄
『ONE PIECE 麦わらチェイス』3D。約30分。
ルフィの麦わら帽子をくわえた大鷲を追跡する“麦わら一味”だが、海軍基地の罠が待ちうけ、決死の争奪戦が展開される話。
CGのキャラなので、テレビや今までの映画にあった人間的な味わいがなくなって、あまり慣れない。特にゾロがね。でも原作の絵に近づいたのかな。
CG画だと、3D効果が薄れるのは『トイ・ストーリー』などと同じ。『トリコ』と比べると、あまり奥行きが感じられない。飛び出して見えたのは、麦わら帽子だけかな。
でもアクションは目が追いつかないほどスーパー・スピーディー。キャラクターの個性や持ち味も存分に発揮されて爽快。チョッパーはやっぱカワイイ。
山口智充が、ゲストキャラ3役を熱演して活躍。勢いがあったな。
ロビンが「将校さん」って言ってたが、憎たらしい将校を草尾毅が渋い声で好演。
4月3日より毎週日曜朝9時からフジテレビ他にて、『トリコ』×『OP』のSPコラボアニメが放送スタート。「ドリーム9」と呼ぶらしい。
一昨年『アバター』を観た時の3Dメガネが使えるが、入場口でいちいちメガネを確認するとはウンザリ。
週刊『少年ジャンプ』を代表する2大冒険漫画の3Dのアニメ化。
「トリコ」&「ワンピース」のW表紙の3Dコミクとプロモカードが貰えたが、前回の『ONE PIECE』や『BLEACH』といい、ジャンプ作品の入場者プレゼントはコミックで決まりらしい。
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『開幕!トリコ グルメアドベンチャー』3D。約45分。
世はグルメ時代。未開の美味の探求者“美食屋”のカリスマ・トリコが、少年の依頼で、村を突如襲った怪鳥の捕獲に向かうが、さらなる凶暴なものが待ち受けていた。
『トリコ』の漫画は読んだこともない、全く未知な作品。
トリコって、食うために怪物をほうむるんだね。トリコにとっては、世の怪物は食材でしかない。葬るのに難易度が高い怪物ほど、高級食材ということになるらしい。
食うための殺し。いつだったか、食うためではない殺し合いをするのは人間だけ、と聞いたことがあったが、逆手に取った世界観らしい。
とはいえ、別に飢えてもいないのに、ただ好奇心と探究心を満足させるために、殺してその肉を食うというのも、ちょっと豪勢すぎる。
肉食派ではないので、巨大な怪物の肉を村人がガツガツ食う場面を何度も目にすると、ちょっと気分が萎えてしまった^^;。しばらく豚肉も鶏肉も食いたくないかもw。
トリコの豪快で頼もしい人となりはわかった。色々な必殺技も。オレンジの服は『DB』の悟空を連想させ、筋肉隆々と重さのあるアクションは『北斗の拳』のケンシロウみたい。
置鮎龍太郎の男前の声がぴったり。
少年ペックの声が誰かと思ったら、桃井かおり。声優の演技が上手いというより、すっごく味があって面白い。
柿原徹也や、ラストに朴路美が出演。この続きはTVアニメで。
CGの作画じゃなく、『遊戯王』みたいな手描きっぽい画なので、飛び出したり奥行き感があって、特質がよく生かされていた。
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『ONE PIECE 麦わらチェイス』3D。約30分。
ルフィの麦わら帽子をくわえた大鷲を追跡する“麦わら一味”だが、海軍基地の罠が待ちうけ、決死の争奪戦が展開される話。
CGのキャラなので、テレビや今までの映画にあった人間的な味わいがなくなって、あまり慣れない。特にゾロがね。でも原作の絵に近づいたのかな。
CG画だと、3D効果が薄れるのは『トイ・ストーリー』などと同じ。『トリコ』と比べると、あまり奥行きが感じられない。飛び出して見えたのは、麦わら帽子だけかな。
でもアクションは目が追いつかないほどスーパー・スピーディー。キャラクターの個性や持ち味も存分に発揮されて爽快。チョッパーはやっぱカワイイ。
山口智充が、ゲストキャラ3役を熱演して活躍。勢いがあったな。
ロビンが「将校さん」って言ってたが、憎たらしい将校を草尾毅が渋い声で好演。
4月3日より毎週日曜朝9時からフジテレビ他にて、『トリコ』×『OP』のSPコラボアニメが放送スタート。「ドリーム9」と呼ぶらしい。
映画『SP 革命篇』を観てきた。
始まって10分ほどして、突然地震で揺れ出したので、少々ビビった^^;。11階だったので、なおのこと揺れを大きく感じた。しばらくリアルに緊張しながら画面を見ていたが、幸い揺れは収まって、そのまま上映が続けられたのでホッとした。あとで震度3だと知ったが、映画鑑賞も命がけだ(・_・;)。
内容的にあまり進展しなかった『野望篇』から数ヶ月。
復習も前日ドラマも観なかったので、人物などチョコチョコ忘れかけていた。
衆議院本会議場を舞台に、ついに動き出した尾形らの野望を砕くため、井上ら第四係SPたちが立ち向かう話。
人気ドラマの完結編というより、劇場版第2作目といった括りがふさわしい。
舞台や役者こそ違えど、海自のエリート集団が国家権力の腐敗に復讐しリセットしようとした、映画『亡国のイージス』とそっくりな空気感に苦笑した。
尾形の“大義”というのは所詮恨みや復讐ごとに過ぎなく、結局は自己満足を遂げれば解決するもの。
日本国において人為的な“革命”ほど成功しないものはない、とあらためて証明した作品だった。
テロリストのシナリオが別の者によって加筆修正され、更に闇の黒幕によって変更が加えられ、当初勝手に予想したものと違った結末になっていた。常に緊張感が求められる、厚味を帯びた骨太な物語となっており、人物描写にも深みを与えている。
その中で、同じSPに対しては絶対に銃口を開かない信念を貫く井上らの姿が、滑稽な中にも清々しくさえ見える。格闘技など白兵戦をメインに据えたアクションシーンは、日本映画において誇れる持ち味だろう。
これは岡田准一と堤真一ありきで成功した映画だともいえる。
岡田さんは習得し鍛錬した格闘技をいかんなく発揮、身長の低さを逆手にとった技などは、粘り強く柔軟な井上の生き方をそのまま体現したようだ。
岡田さんがグイグイと攻め込んでいく姿に比べて、堤さんは一枚一枚ナマ皮が剥がされていくような役で、演じるほうも精神的にシンドかっただろうと思う。
映画で堤さんが笑みを見せたのは最初と最後の2回ぐらい。あとは怒りや辟易、悲哀に苦みに諦めと、すべて切なさを瞳に閉じ込めた顔ばかりだ。
堤さんの切ない執念の魂か、岡田さんの正義と誇りの魂か、二人の目力が激突する映画でもあった。
第四係SPの三人もイイ目力をしている。真木よう子は爽やかなほどのサドっぷりで、こずかれる松尾論は愛らしいし、神尾佑は頼もしいリーダーぶり。
香川照之は憎たらしいほどの存在感で、山本圭は役者魂を見せ付ける凄み。
舞台『国民の映画』に出演中の平岳大が演じた滝川英治を、役者の滝川英治はどのように思っただろうかw。映画でワインを片手に寝そべっていた様子がまるで跡部みたいだったw。話題の邦画には悉く顔を出す波岡一喜は、密かに第二の香川照之だと思っているw。
ところでビートルズまがいの4人の行動に、当の関係者からは何もクレームがつかないのだろうか。
井上の“シンクロ”能力は殆ど話と絡まなかった。
暗躍する不気味な謎の組織も含めて、まだまだ続編は作れそうだし、作る気満々に思えてくる。
革命ごときで国家権力は揺らぐことなく、腐敗の一枚二枚剥れただけでは、政治家も官僚も殆ど被害は及ばない。なぜなら腐敗まみれだから。
だが人為的ではない惨劇が、国土と人々を襲ったとき、日本は変革せざるをえない状況を強いられる。少なくとも、内閣不信任案を突きつけられる直前だった男は、一週間前にその地位が守られ、政務する猶予を与えられたのだ。日本の政治も経済も外交も、日本人の生き方そのものも、変革する時期に来ているのだろうか。
作り事の革命より、現実の変革がさし迫っていることに、恐さと緊張感を隠せない。
 ̄
映画『プリンセス トヨトミ』では大阪全停止。堤真一は関西弁の役じゃないのか。
映画『アンダルシア』は、『アマルフィ』に続きまた東地宏樹さんの予告ナレーション。テレビ版は撮り直しなのか、映画版と声音が違うのがミソ。
始まって10分ほどして、突然地震で揺れ出したので、少々ビビった^^;。11階だったので、なおのこと揺れを大きく感じた。しばらくリアルに緊張しながら画面を見ていたが、幸い揺れは収まって、そのまま上映が続けられたのでホッとした。あとで震度3だと知ったが、映画鑑賞も命がけだ(・_・;)。
内容的にあまり進展しなかった『野望篇』から数ヶ月。
復習も前日ドラマも観なかったので、人物などチョコチョコ忘れかけていた。
衆議院本会議場を舞台に、ついに動き出した尾形らの野望を砕くため、井上ら第四係SPたちが立ち向かう話。
人気ドラマの完結編というより、劇場版第2作目といった括りがふさわしい。
舞台や役者こそ違えど、海自のエリート集団が国家権力の腐敗に復讐しリセットしようとした、映画『亡国のイージス』とそっくりな空気感に苦笑した。
尾形の“大義”というのは所詮恨みや復讐ごとに過ぎなく、結局は自己満足を遂げれば解決するもの。
日本国において人為的な“革命”ほど成功しないものはない、とあらためて証明した作品だった。
テロリストのシナリオが別の者によって加筆修正され、更に闇の黒幕によって変更が加えられ、当初勝手に予想したものと違った結末になっていた。常に緊張感が求められる、厚味を帯びた骨太な物語となっており、人物描写にも深みを与えている。
その中で、同じSPに対しては絶対に銃口を開かない信念を貫く井上らの姿が、滑稽な中にも清々しくさえ見える。格闘技など白兵戦をメインに据えたアクションシーンは、日本映画において誇れる持ち味だろう。
これは岡田准一と堤真一ありきで成功した映画だともいえる。
岡田さんは習得し鍛錬した格闘技をいかんなく発揮、身長の低さを逆手にとった技などは、粘り強く柔軟な井上の生き方をそのまま体現したようだ。
岡田さんがグイグイと攻め込んでいく姿に比べて、堤さんは一枚一枚ナマ皮が剥がされていくような役で、演じるほうも精神的にシンドかっただろうと思う。
映画で堤さんが笑みを見せたのは最初と最後の2回ぐらい。あとは怒りや辟易、悲哀に苦みに諦めと、すべて切なさを瞳に閉じ込めた顔ばかりだ。
堤さんの切ない執念の魂か、岡田さんの正義と誇りの魂か、二人の目力が激突する映画でもあった。
第四係SPの三人もイイ目力をしている。真木よう子は爽やかなほどのサドっぷりで、こずかれる松尾論は愛らしいし、神尾佑は頼もしいリーダーぶり。
香川照之は憎たらしいほどの存在感で、山本圭は役者魂を見せ付ける凄み。
舞台『国民の映画』に出演中の平岳大が演じた滝川英治を、役者の滝川英治はどのように思っただろうかw。映画でワインを片手に寝そべっていた様子がまるで跡部みたいだったw。話題の邦画には悉く顔を出す波岡一喜は、密かに第二の香川照之だと思っているw。
ところでビートルズまがいの4人の行動に、当の関係者からは何もクレームがつかないのだろうか。
井上の“シンクロ”能力は殆ど話と絡まなかった。
暗躍する不気味な謎の組織も含めて、まだまだ続編は作れそうだし、作る気満々に思えてくる。
革命ごときで国家権力は揺らぐことなく、腐敗の一枚二枚剥れただけでは、政治家も官僚も殆ど被害は及ばない。なぜなら腐敗まみれだから。
だが人為的ではない惨劇が、国土と人々を襲ったとき、日本は変革せざるをえない状況を強いられる。少なくとも、内閣不信任案を突きつけられる直前だった男は、一週間前にその地位が守られ、政務する猶予を与えられたのだ。日本の政治も経済も外交も、日本人の生き方そのものも、変革する時期に来ているのだろうか。
作り事の革命より、現実の変革がさし迫っていることに、恐さと緊張感を隠せない。
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映画『プリンセス トヨトミ』では大阪全停止。堤真一は関西弁の役じゃないのか。
映画『アンダルシア』は、『アマルフィ』に続きまた東地宏樹さんの予告ナレーション。テレビ版は撮り直しなのか、映画版と声音が違うのがミソ。
映画 アレクサンドリア
2011年3月16日 映画 コメント (1)映画『アレクサンドリア』を観てきた。
エジプト・アレクサンドリアへは四半世紀前に行ったことがある。
街中には女性の姿は見えず、男性たちが仲良く手を握ったり肩を抱き合って歩いている様子が目にとまった。
この映画に出てくるのも、メインの女性はヒロインのみ、あとは男ばかりが溢れかえり戦っていく話だ。
まっこと、男と女の人口比率が1:5位の世界だったら、この世から争いごとはなくなるかもしれない、とフロルの星が思い出された。
ローマ帝国末期の4世紀のアレクサンドリア。科学を否定する狂信的なキリスト教徒により、古代神々を信じる異教徒やユダヤ教徒が駆逐され、ついに女性天文学者が虐殺されるまでを描く。
古代宗教の破滅と、ユダヤ教の討伐の二部構成。二つの間に数年間の隔たりがあり、天文学者ヒュパティアの教え子だった3人の男のたちの後の運命が交錯するのが見どころのひとつ。
当時学術文化都市だったアレクサンドリアには、偉大な図書館があった。遺跡に残された空の棚を見る度に、ここにはかつてたくさんの書物や巻物が置かれていたのだなぁと虚しく思ったものだ。
図書館がキリスト教徒に襲撃され、1つでも多くの書物を持って逃げようと懸命になるインテリな知識人たち。それでも持ちきれなかった書物は悉く焼かれ灰になってしまった。図書館はあっという間に占拠され、家畜の住む家と化したのである。
キリスト教が貧しい下層民たちを中心に広まったところが面白い。奴隷タオスは、主人ヒュパティアに思いを寄せながらも報われず、自由になり認められるためにキリスト教に改宗する。ヒュパティアに求婚したオレステスは、愛を成就させ長官になるためにキリスト教を受け入れる。
学問に熱心で知性的で穏やかで美しいヒュパティアは確かに魅力的だ。だが「何が起きようと私たちは兄弟」と言っておきながら、奴隷は奴隷としてしか見ておらず、口だけ出して何もできない。上っ面だけの傲慢で出しゃばりで鼻につく女にしか見えなかった。信念をもつのも結構だが、郷に入れば郷に従え。男社会において学問をやりたかったら、慎ましくひっそりとあるべきだろう。
古代アレクサンドリアを再現した街が壮大で細密で素晴らしい。巨大な像が倒される場面や人々が押し寄せる様子は迫力があった。
黒い衣をまとったキリスト教徒が動き回る上からのショットは、まるでアリが蠢くようで不気味だ。
後に地動説や万有引力がガリレオやニュートンによって発見した際も、宗教とは軋轢があった。いち早く体験したヒュパティアは、はたして早く生まれ過ぎたのだろうか。
だが支配階級によって貧困と疫病が生み出される混沌とした時代では、理想や知性よりも、現実と武力が凌駕するのは当然。知識が増えてもお腹は膨れまい。歴史の変革期には犠牲がつきものだと見せ付けられる映画だった。
エジプト・アレクサンドリアへは四半世紀前に行ったことがある。
街中には女性の姿は見えず、男性たちが仲良く手を握ったり肩を抱き合って歩いている様子が目にとまった。
この映画に出てくるのも、メインの女性はヒロインのみ、あとは男ばかりが溢れかえり戦っていく話だ。
まっこと、男と女の人口比率が1:5位の世界だったら、この世から争いごとはなくなるかもしれない、とフロルの星が思い出された。
ローマ帝国末期の4世紀のアレクサンドリア。科学を否定する狂信的なキリスト教徒により、古代神々を信じる異教徒やユダヤ教徒が駆逐され、ついに女性天文学者が虐殺されるまでを描く。
古代宗教の破滅と、ユダヤ教の討伐の二部構成。二つの間に数年間の隔たりがあり、天文学者ヒュパティアの教え子だった3人の男のたちの後の運命が交錯するのが見どころのひとつ。
当時学術文化都市だったアレクサンドリアには、偉大な図書館があった。遺跡に残された空の棚を見る度に、ここにはかつてたくさんの書物や巻物が置かれていたのだなぁと虚しく思ったものだ。
図書館がキリスト教徒に襲撃され、1つでも多くの書物を持って逃げようと懸命になるインテリな知識人たち。それでも持ちきれなかった書物は悉く焼かれ灰になってしまった。図書館はあっという間に占拠され、家畜の住む家と化したのである。
キリスト教が貧しい下層民たちを中心に広まったところが面白い。奴隷タオスは、主人ヒュパティアに思いを寄せながらも報われず、自由になり認められるためにキリスト教に改宗する。ヒュパティアに求婚したオレステスは、愛を成就させ長官になるためにキリスト教を受け入れる。
学問に熱心で知性的で穏やかで美しいヒュパティアは確かに魅力的だ。だが「何が起きようと私たちは兄弟」と言っておきながら、奴隷は奴隷としてしか見ておらず、口だけ出して何もできない。上っ面だけの傲慢で出しゃばりで鼻につく女にしか見えなかった。信念をもつのも結構だが、郷に入れば郷に従え。男社会において学問をやりたかったら、慎ましくひっそりとあるべきだろう。
古代アレクサンドリアを再現した街が壮大で細密で素晴らしい。巨大な像が倒される場面や人々が押し寄せる様子は迫力があった。
黒い衣をまとったキリスト教徒が動き回る上からのショットは、まるでアリが蠢くようで不気味だ。
後に地動説や万有引力がガリレオやニュートンによって発見した際も、宗教とは軋轢があった。いち早く体験したヒュパティアは、はたして早く生まれ過ぎたのだろうか。
だが支配階級によって貧困と疫病が生み出される混沌とした時代では、理想や知性よりも、現実と武力が凌駕するのは当然。知識が増えてもお腹は膨れまい。歴史の変革期には犠牲がつきものだと見せ付けられる映画だった。
劇場版アニメ 忍たま乱太郎
2011年3月13日 映画 コメント (2)劇場版アニメ『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』を観てきた。
土曜日に観るハズだったチケット払い戻しのついでに、前売券を使った。
池袋の映画館はちゃんと営業していてよかった。
放映18年目を迎えた尼子騒兵衛原作の人気アニメの15年ぶりの劇場版。1時間20分の長編だ。
夏休みの宿題のトラブルがきっかけで、戦闘中の二つの軍隊の密約を知った“忍術学園”の忍たまたちが、手分けして情報収集と救出作戦を遂行。全員が出動して“いくさ”に立ち向かっていくお話。
冒頭シーンで見せ付けられるが、忍たまが生きる世界って“戦国時代”なわけだ。
さまざまな城主がいくさをくり返し、忍術学園の周りは味方も多いが敵も多い。日常茶飯事のように、人の生死や怪我や病気が隣り合わせにある緊迫した情勢。身分的にも、城主や侍、町人や村人がひしめき合い、其々の利益や企みや思惑が交錯する。
そんなシリアスな世界観にあって、忍たまたちが持ち前の明るさと優しさ、勇気と行動力と団結力で頑張るところに、笑いとギャグと可笑しさが生まれるのだ。
人気キャラクターが殆ど出てくるが、キャラを知っているほど、話にも深みと面白さが出る。今回は六年生と四年生と一年生の活躍が目立つ。
乱太郎(高山みなみ)きり丸(田中真弓)しんべヱ(一龍斎貞友)はいつもの如しのパワー。
キーマンは保健委員長の善法寺伊作(置鮎龍太郎)。タソガレドキ忍者・雑渡痕奈門(森久保祥太郎)とのエピソードはテレビでもあったが、それがまた花開く。オッキーと祥ちゃんの絡みがステキw。
六年生の攻めの活躍には『ミュんたま』が思い出されてニンマリ。立花仙蔵(保志総一朗)はイイトコ取りで、ホッシーの劇中歌が愉快w。
髪結いの斉藤タカ丸、火器の田村三木ヱ門、忘れてならないナメクジの山村喜三太にも注目。
加藤団蔵を若旦那と呼ぶ清八、照星を尊敬する佐武虎若とその父・佐竹昌義の関係も見どころ。照星(松山鷹志)は実にニヒルで格好良い軍師っぷり。
もちろん先生方も大活躍。特に土井半助(関俊彦)は優しく世話するだけでなく、チョークや出席簿を使う戦闘シーンも必見でカッコイーv。山田伝蔵の伝子さんも楽しめるし、利吉もミステリアスに協力。
大間賀時曲時の声はテレビと違って河本準一。田村亮は慣れている感じ。
テロップに流れる声優陣の数が半端なくスゴイので、チェックする楽しみもありそう。
「印を取る」「かばいの制札」など、知らなかった豆知識もあって勉強になる。昔は書面の約束事が重要だったのだ。
細長い紙の暗号文は『ミュんたま』にも出てきたね。カノン砲や火縄銃など武器も多彩に出てきてリアルな雰囲気を残した。
学年の枠を超えた委員会の絆が大きく、其々の得意分野で切磋琢磨する忍たまたちが頼もしい。
熾烈な戦いの場にあって、乱太郎たちが敵味方の区別なしに手当てをするところが、この話の肝だ。
「なぜ敵を助ける?」「だって、保健委員だから」
シビアな現実を超越したところに、忍術学園と忍たまたちがあるから、大人たちは惹かれるのだろう。
 ̄
ナムコ・ナンジャタウンの無料券があったので、ついでに寄ってみた。地震の影響で18時まで。
3Fでは『マクロスF』と『銀魂』のミニアトラクションやグッズやフードが展開中。
銀魂のオリジナルグッズショップでは【桂マート】が開店中。
「か~つらかつら♪」「ここが安さのビッグ・カツラ!」と石田彰ヴォイスが流れてニンマリv。ヘコみそうな心がひと時癒された。桂ミラーを買っちゃった。
土曜日に観るハズだったチケット払い戻しのついでに、前売券を使った。
池袋の映画館はちゃんと営業していてよかった。
放映18年目を迎えた尼子騒兵衛原作の人気アニメの15年ぶりの劇場版。1時間20分の長編だ。
夏休みの宿題のトラブルがきっかけで、戦闘中の二つの軍隊の密約を知った“忍術学園”の忍たまたちが、手分けして情報収集と救出作戦を遂行。全員が出動して“いくさ”に立ち向かっていくお話。
冒頭シーンで見せ付けられるが、忍たまが生きる世界って“戦国時代”なわけだ。
さまざまな城主がいくさをくり返し、忍術学園の周りは味方も多いが敵も多い。日常茶飯事のように、人の生死や怪我や病気が隣り合わせにある緊迫した情勢。身分的にも、城主や侍、町人や村人がひしめき合い、其々の利益や企みや思惑が交錯する。
そんなシリアスな世界観にあって、忍たまたちが持ち前の明るさと優しさ、勇気と行動力と団結力で頑張るところに、笑いとギャグと可笑しさが生まれるのだ。
人気キャラクターが殆ど出てくるが、キャラを知っているほど、話にも深みと面白さが出る。今回は六年生と四年生と一年生の活躍が目立つ。
乱太郎(高山みなみ)きり丸(田中真弓)しんべヱ(一龍斎貞友)はいつもの如しのパワー。
キーマンは保健委員長の善法寺伊作(置鮎龍太郎)。タソガレドキ忍者・雑渡痕奈門(森久保祥太郎)とのエピソードはテレビでもあったが、それがまた花開く。オッキーと祥ちゃんの絡みがステキw。
六年生の攻めの活躍には『ミュんたま』が思い出されてニンマリ。立花仙蔵(保志総一朗)はイイトコ取りで、ホッシーの劇中歌が愉快w。
髪結いの斉藤タカ丸、火器の田村三木ヱ門、忘れてならないナメクジの山村喜三太にも注目。
加藤団蔵を若旦那と呼ぶ清八、照星を尊敬する佐武虎若とその父・佐竹昌義の関係も見どころ。照星(松山鷹志)は実にニヒルで格好良い軍師っぷり。
もちろん先生方も大活躍。特に土井半助(関俊彦)は優しく世話するだけでなく、チョークや出席簿を使う戦闘シーンも必見でカッコイーv。山田伝蔵の伝子さんも楽しめるし、利吉もミステリアスに協力。
大間賀時曲時の声はテレビと違って河本準一。田村亮は慣れている感じ。
テロップに流れる声優陣の数が半端なくスゴイので、チェックする楽しみもありそう。
「印を取る」「かばいの制札」など、知らなかった豆知識もあって勉強になる。昔は書面の約束事が重要だったのだ。
細長い紙の暗号文は『ミュんたま』にも出てきたね。カノン砲や火縄銃など武器も多彩に出てきてリアルな雰囲気を残した。
学年の枠を超えた委員会の絆が大きく、其々の得意分野で切磋琢磨する忍たまたちが頼もしい。
熾烈な戦いの場にあって、乱太郎たちが敵味方の区別なしに手当てをするところが、この話の肝だ。
「なぜ敵を助ける?」「だって、保健委員だから」
シビアな現実を超越したところに、忍術学園と忍たまたちがあるから、大人たちは惹かれるのだろう。
 ̄
ナムコ・ナンジャタウンの無料券があったので、ついでに寄ってみた。地震の影響で18時まで。
3Fでは『マクロスF』と『銀魂』のミニアトラクションやグッズやフードが展開中。
銀魂のオリジナルグッズショップでは【桂マート】が開店中。
「か~つらかつら♪」「ここが安さのビッグ・カツラ!」と石田彰ヴォイスが流れてニンマリv。ヘコみそうな心がひと時癒された。桂ミラーを買っちゃった。
機動戦士ガンダムUC episode 3&初日舞台挨拶
2011年3月5日 映画『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)episode3 ラプラスの亡霊』&初日舞台挨拶を観てきた。
いつものプラモの他に、今回はグッズも販売するが、パンフも同じ列にするとは何て非効率!
パンフだけ買うのに1時間待ちなんて、どう考えてもヘンだろ!? (・・;) パンフだけ欲しい人のために、他の作品と同じように売ってくれなくては。パンフ販売の二人は忙しそうじゃなかった。映画館側は反省考慮すべし。
入口でコミック『バンデシネ』プレミア冊子を頂く。
本編上映前に、池田秀一のナレーションで、episode1~2のあらすじ映像がたっぷり10分ほど。観てない人もいるし、間が空いて忘れかけていたので、これは良かった。
「パラオ」に留め置かれたバナージ救出の攻略戦と、《ユニコーンガンダム》を「ラプラスの箱」に導くラプラス・プログラムの施行を描く。
座標を開示させるにはNT-D発動が条件となるが、パイロットは無意識に操られることとなり、結果的にバナージを苦しめさせ畏れさせる。
原作未読だが、目まぐるしく状況や移動が変化し、たくさんの情報と心情が詰め込まれ、かなりキツキツな内容。エンディングにまで映像が続くほどの混雑ぶり。
其々の思惑や策略が絡み合い、群像ドラマとしても見応え。
複雑な構成ではあるが意外と分り易く、ファーストガンダムのセオリー通りに進むのでのめり込める。
今回のキーマンのひとりは、ダグザ・マックール中佐。episode2ではフロンタルとのかけ引きで手痛い思いをしたが、今回は軍人としての責務を全うして、自らの言動でバナージに深い影響を与えて導いていく。
思ったよりもダグザがしっかり描かれており、東地宏樹の声の力と相まって、人間味のある大人の男として印象強い。
ダグザのセリフにもあったが、バナージとは息子と父親のような関係にも見える。『ガンダム』のランバ・ラルのような存在で、少年を成長させていくターニングポイントに違いない。
マリーダの過酷な運命が流れる。ロンド・ベル副長のレイアムはいつも真実を突いて鋭い。
リディは年下の言葉に過剰反応w。アンジェロがウザくて、柿原くんの声にいつもイラつく^^;。
オードリーは自分の使命を見い出し、リディとともに地球へ向かう。
もちろん次は地球が舞台。思ったより速かったかな。あの絵もどっかで見たし(笑)。
 ̄
上映後、ネタバレオッケーな舞台挨拶。
古橋一浩監督・福井晴敏・藤村歩(オードリー役)内山昂輝(バジーナ役)下野紘(タクヤ役)と登壇したのに、肝心の東地さんが出てこなくて、急遽欠席!?と少々焦った^^;。
しかも下野くんがMCとして左側に立ち、東地さんなしでクロストークが展開。
タクヤって誰!?な会場の雰囲気に、下野くんが学友だと説明w。悩めるバナージ全開なので、今はタクヤを全然思っていないそう。これからもどんどん欝に…と福井氏。
下野くんから内山くんに質問。『IS』では女の子に囲まれてるが、『ガンダム』でおじさんに囲まれてるのと、どっちが好き?→濃い現場でどっちも同じです。「どっちもイケる!」と福井氏。
下野くんから藤村さんに質問。バナージとリディ、どっちが好き?→バナージには可能性を感じるし、リディはイイとこのお坊ちゃん。「ケモノだよ」と内山くん、「のびしろが」と福井氏。現実的に養えるのでリディ、と藤村さん。
ここで、シークレット・ゲストで東地宏樹(ダグザ役)がやっと登壇。ほっと一安心v。
袖で聞いてて出難かったと照れる東地さんw。福井氏と藤村さんの間で、また真ん中の立ち位置。黒インナーに黒ジャケットに白チーフを覗かせ、テカテカの黒っぽいジーンズ。2月の時よりお洒落に見えたが、福井氏のお隣もあって、一段と格好良かった(*^。^*)。
東地さんはネタバレを交えつつ自己紹介もユーモアたっぷり。中学時代はプラモを買うほどのFガンダムのファンで、出演できて感無量だという。実写にしたら、高倉健さんに出て貰いたいとw。
ダグザに関しては、戦争にこういう軍人が必要で、武骨で男らしい人だと力を込める。今回のダグザについて、事前に音監から言われてたので楽しみにしていたが、意外とカットされてなかったとしみじみ。福井氏からもあらためて「イイ声だな」。
原作の福井氏とは飲み関係のようでw、これからも偶然を装って、池田さんとも繋がっておいて、飲み屋に寄ろうかなと東地さん。
福井氏は、1話で起承転結すべて、2話は走り出そうかなとし、3話は走り出したらもう折り返し地点。終わるんだろうか…が、いつも頭の中にあるそうだ。スタッフに死人が出そう…ともw。
古橋氏は、3話は内容もセリフも入らず詰め詰め。制作期間も一番短かった。若干どこかで見たカットも入ってるかも(笑)。
4話の公開は秋だが、「次回は大運動会ですよ」と福井氏。原作にはないものも出てくるそうな!?(笑)「今発表してない展開も出てくるので期待して下さい」という。
「3話はごめんなさいだけど^^;、4話はちゃんと期待できる作りになってる」と監督。秋まで少し間が空くかもだが、「大丈夫だと思います」と笑いがこぼれる。
ちなみに下野くんの一番の関心、タクヤについては、バナージが覚えていれば心の声で…!?(笑)この間までの話では、タクヤは今後活躍してもいいかもとなってるが、これからの話ではどうなる?^^;
「タクヤがMSに乗れることを夢みて」と下野くん。慣れないMCだったが頑張っていた。約30分。
フォトセッションは次の回かな。
2月に続いて東地さんを拝めて幸せ(*^^*)。ほかの人のトークにも積極的に絡んで、結構喋って盛り上げてくれた。何となく東地さんの目線がこちらのほうへくるのも感じたw。
ご一緒したTさんと、映画の後は昼食バイキング。お腹いっぱ~い。
来週は同じ新宿で、忍たまの初日舞台挨拶を予定。SPはムリだろうな^^;。
明日は池袋で、本家本元のガンダム、富野監督の講演会を予定。
いつものプラモの他に、今回はグッズも販売するが、パンフも同じ列にするとは何て非効率!
パンフだけ買うのに1時間待ちなんて、どう考えてもヘンだろ!? (・・;) パンフだけ欲しい人のために、他の作品と同じように売ってくれなくては。パンフ販売の二人は忙しそうじゃなかった。映画館側は反省考慮すべし。
入口でコミック『バンデシネ』プレミア冊子を頂く。
本編上映前に、池田秀一のナレーションで、episode1~2のあらすじ映像がたっぷり10分ほど。観てない人もいるし、間が空いて忘れかけていたので、これは良かった。
「パラオ」に留め置かれたバナージ救出の攻略戦と、《ユニコーンガンダム》を「ラプラスの箱」に導くラプラス・プログラムの施行を描く。
座標を開示させるにはNT-D発動が条件となるが、パイロットは無意識に操られることとなり、結果的にバナージを苦しめさせ畏れさせる。
原作未読だが、目まぐるしく状況や移動が変化し、たくさんの情報と心情が詰め込まれ、かなりキツキツな内容。エンディングにまで映像が続くほどの混雑ぶり。
其々の思惑や策略が絡み合い、群像ドラマとしても見応え。
複雑な構成ではあるが意外と分り易く、ファーストガンダムのセオリー通りに進むのでのめり込める。
今回のキーマンのひとりは、ダグザ・マックール中佐。episode2ではフロンタルとのかけ引きで手痛い思いをしたが、今回は軍人としての責務を全うして、自らの言動でバナージに深い影響を与えて導いていく。
思ったよりもダグザがしっかり描かれており、東地宏樹の声の力と相まって、人間味のある大人の男として印象強い。
ダグザのセリフにもあったが、バナージとは息子と父親のような関係にも見える。『ガンダム』のランバ・ラルのような存在で、少年を成長させていくターニングポイントに違いない。
マリーダの過酷な運命が流れる。ロンド・ベル副長のレイアムはいつも真実を突いて鋭い。
リディは年下の言葉に過剰反応w。アンジェロがウザくて、柿原くんの声にいつもイラつく^^;。
オードリーは自分の使命を見い出し、リディとともに地球へ向かう。
もちろん次は地球が舞台。思ったより速かったかな。あの絵もどっかで見たし(笑)。
 ̄
上映後、ネタバレオッケーな舞台挨拶。
古橋一浩監督・福井晴敏・藤村歩(オードリー役)内山昂輝(バジーナ役)下野紘(タクヤ役)と登壇したのに、肝心の東地さんが出てこなくて、急遽欠席!?と少々焦った^^;。
しかも下野くんがMCとして左側に立ち、東地さんなしでクロストークが展開。
タクヤって誰!?な会場の雰囲気に、下野くんが学友だと説明w。悩めるバナージ全開なので、今はタクヤを全然思っていないそう。これからもどんどん欝に…と福井氏。
下野くんから内山くんに質問。『IS』では女の子に囲まれてるが、『ガンダム』でおじさんに囲まれてるのと、どっちが好き?→濃い現場でどっちも同じです。「どっちもイケる!」と福井氏。
下野くんから藤村さんに質問。バナージとリディ、どっちが好き?→バナージには可能性を感じるし、リディはイイとこのお坊ちゃん。「ケモノだよ」と内山くん、「のびしろが」と福井氏。現実的に養えるのでリディ、と藤村さん。
ここで、シークレット・ゲストで東地宏樹(ダグザ役)がやっと登壇。ほっと一安心v。
袖で聞いてて出難かったと照れる東地さんw。福井氏と藤村さんの間で、また真ん中の立ち位置。黒インナーに黒ジャケットに白チーフを覗かせ、テカテカの黒っぽいジーンズ。2月の時よりお洒落に見えたが、福井氏のお隣もあって、一段と格好良かった(*^。^*)。
東地さんはネタバレを交えつつ自己紹介もユーモアたっぷり。中学時代はプラモを買うほどのFガンダムのファンで、出演できて感無量だという。実写にしたら、高倉健さんに出て貰いたいとw。
ダグザに関しては、戦争にこういう軍人が必要で、武骨で男らしい人だと力を込める。今回のダグザについて、事前に音監から言われてたので楽しみにしていたが、意外とカットされてなかったとしみじみ。福井氏からもあらためて「イイ声だな」。
原作の福井氏とは飲み関係のようでw、これからも偶然を装って、池田さんとも繋がっておいて、飲み屋に寄ろうかなと東地さん。
福井氏は、1話で起承転結すべて、2話は走り出そうかなとし、3話は走り出したらもう折り返し地点。終わるんだろうか…が、いつも頭の中にあるそうだ。スタッフに死人が出そう…ともw。
古橋氏は、3話は内容もセリフも入らず詰め詰め。制作期間も一番短かった。若干どこかで見たカットも入ってるかも(笑)。
4話の公開は秋だが、「次回は大運動会ですよ」と福井氏。原作にはないものも出てくるそうな!?(笑)「今発表してない展開も出てくるので期待して下さい」という。
「3話はごめんなさいだけど^^;、4話はちゃんと期待できる作りになってる」と監督。秋まで少し間が空くかもだが、「大丈夫だと思います」と笑いがこぼれる。
ちなみに下野くんの一番の関心、タクヤについては、バナージが覚えていれば心の声で…!?(笑)この間までの話では、タクヤは今後活躍してもいいかもとなってるが、これからの話ではどうなる?^^;
「タクヤがMSに乗れることを夢みて」と下野くん。慣れないMCだったが頑張っていた。約30分。
フォトセッションは次の回かな。
2月に続いて東地さんを拝めて幸せ(*^^*)。ほかの人のトークにも積極的に絡んで、結構喋って盛り上げてくれた。何となく東地さんの目線がこちらのほうへくるのも感じたw。
ご一緒したTさんと、映画の後は昼食バイキング。お腹いっぱ~い。
来週は同じ新宿で、忍たまの初日舞台挨拶を予定。SPはムリだろうな^^;。
明日は池袋で、本家本元のガンダム、富野監督の講演会を予定。
映画 英国王のスピーチ
2011年3月2日 映画映画『英国王のスピーチ』を観てきた。
アカデミー賞を取ったことで、もの凄く混んでいてビックリ。
作品賞、監督賞、主演男優賞など取ったが、脚本を書いた方は吃音の経験者だったそうだ。
幼少の頃から吃音に悩む弱気な男が、街中のスピーチ矯正の専門家と出会い、ユニークな治療法を受ける。だが父王が亡くなり、兄に代わって王位を継承することになった男は、再び専門家の男の力を必要とする。
実在した英国王ジョージ6世の秘められた真実の物語ということで、興味本位な生々しさが勝った作品。
相手が王様だろうと、治療に関しては最初からフレンドリーに対等に接するセラピストのライオネル。禁煙を勧め、彼を「バーティ」と呼ぶも、いっこうに「ライオネル」とかえってこない歯痒さがイイw。二人の気の合わないやり取りが、ユーモアとウィットにあふれて面白い。
治療のひとつに朗読や発声発音が使われていたが、役者の稽古にも繋がるものがあり興味深い。厳粛な寺院の中で、本番に向け台本に沿って“場当たり”を真剣に行っている二人に、愛おしいものを感じた。
ジョージの吃音は幼少期のトラウマや抑圧から背負ってきた心の傷が原因。孤独と不安な中で、様々な失敗と挫折を繰り返してきたのだろう。ところがライオネル自身も、役者を志しながら、オーストラリア訛りや出身地や年齢で差別を受け挫折してきた。
ひとりの男の心を解きほぐしていくことで、自分の心の闇を振り払い、存在意義を見い出していく男。ひとりの男の忍耐強い眼差しに支えられ、自分の劣等感と闘い、存在場所を見い出していく男。
挫折してきた二人の中年オヤジが、互いに相手のことを信頼し心を通わせる友情と絆こそが、物語の真意だったのだろう。
そこには彼らを愛する家族もおり、彼らの声を待ち望む民たちもいる。愛情を、思いを裏切るまいとする、男たちの凛々しい姿がそこにあった。
コリン・ファースは、複雑で繊細なジョージ6世を丹念に人間味豊かに演じて素晴らしい。最初に登場した時はかなり太めに見えたが、最後のスピーチをする時は精悍な体になっていて、その変化に驚かされた。
でもジェフリー・ラッシュのライオネルのほうが存在感が強い。あたたかくも厳しく、しなやかで厳かなムードがとても良かった。
ヘレナ・ボナム=カーターの作品は馴染みが多いが、今回の王の妻エリザベスの顔が大竹しのぶに見えて仕方なかったw。
秘められ話という点では、ジョージ6世の二人の娘たちより、ライオネルのイケメンな息子たちのほうに興味がわく。才能がありそうな彼らは、その後どういう運命を辿っていったのだろうか。
ジョージ6世の世紀のスピーチは、ナチスドイツとの開戦を告げるもの。王様ではないが、わが国で陛下と呼ばれる人がラジオではじめて国民にスピーチをしたものが、終戦を告げるものだったのと比べると、皮肉な因縁を感じてしまう。
ジョージ6世がヒットラーの演説に感銘するシーンがあったが、そのヒットラーも実は幼少の頃ひどい吃音に悩んでいたのだ。ヒットラーは努力して自力で克服、逆に雄弁が武器になったが、彼の周りにもライオネルのような者がいたら、世界の状況はもっと変わっていたであろうか。
特別な盛り上がりもドキドキ感もなく、静かに愛情深く人間の姿を追っていく、心地良く品のある作品。
こういうのはぜひ舞台で、ナマの音楽と臨場感ある役者の声で観たいものだ。海外ものだと高いし、字幕は疲れるので、ぜひ日本版に脚色して日本人の俳優で演じて頂きたい。ヘレナの役は大竹しのぶ、コリンの役は市村正親、ジェフリーの役は木場勝己でお願いしたいと、勝手にキャスティングしてみるw。
アカデミー賞を取ったことで、もの凄く混んでいてビックリ。
作品賞、監督賞、主演男優賞など取ったが、脚本を書いた方は吃音の経験者だったそうだ。
幼少の頃から吃音に悩む弱気な男が、街中のスピーチ矯正の専門家と出会い、ユニークな治療法を受ける。だが父王が亡くなり、兄に代わって王位を継承することになった男は、再び専門家の男の力を必要とする。
実在した英国王ジョージ6世の秘められた真実の物語ということで、興味本位な生々しさが勝った作品。
相手が王様だろうと、治療に関しては最初からフレンドリーに対等に接するセラピストのライオネル。禁煙を勧め、彼を「バーティ」と呼ぶも、いっこうに「ライオネル」とかえってこない歯痒さがイイw。二人の気の合わないやり取りが、ユーモアとウィットにあふれて面白い。
治療のひとつに朗読や発声発音が使われていたが、役者の稽古にも繋がるものがあり興味深い。厳粛な寺院の中で、本番に向け台本に沿って“場当たり”を真剣に行っている二人に、愛おしいものを感じた。
ジョージの吃音は幼少期のトラウマや抑圧から背負ってきた心の傷が原因。孤独と不安な中で、様々な失敗と挫折を繰り返してきたのだろう。ところがライオネル自身も、役者を志しながら、オーストラリア訛りや出身地や年齢で差別を受け挫折してきた。
ひとりの男の心を解きほぐしていくことで、自分の心の闇を振り払い、存在意義を見い出していく男。ひとりの男の忍耐強い眼差しに支えられ、自分の劣等感と闘い、存在場所を見い出していく男。
挫折してきた二人の中年オヤジが、互いに相手のことを信頼し心を通わせる友情と絆こそが、物語の真意だったのだろう。
そこには彼らを愛する家族もおり、彼らの声を待ち望む民たちもいる。愛情を、思いを裏切るまいとする、男たちの凛々しい姿がそこにあった。
コリン・ファースは、複雑で繊細なジョージ6世を丹念に人間味豊かに演じて素晴らしい。最初に登場した時はかなり太めに見えたが、最後のスピーチをする時は精悍な体になっていて、その変化に驚かされた。
でもジェフリー・ラッシュのライオネルのほうが存在感が強い。あたたかくも厳しく、しなやかで厳かなムードがとても良かった。
ヘレナ・ボナム=カーターの作品は馴染みが多いが、今回の王の妻エリザベスの顔が大竹しのぶに見えて仕方なかったw。
秘められ話という点では、ジョージ6世の二人の娘たちより、ライオネルのイケメンな息子たちのほうに興味がわく。才能がありそうな彼らは、その後どういう運命を辿っていったのだろうか。
ジョージ6世の世紀のスピーチは、ナチスドイツとの開戦を告げるもの。王様ではないが、わが国で陛下と呼ばれる人がラジオではじめて国民にスピーチをしたものが、終戦を告げるものだったのと比べると、皮肉な因縁を感じてしまう。
ジョージ6世がヒットラーの演説に感銘するシーンがあったが、そのヒットラーも実は幼少の頃ひどい吃音に悩んでいたのだ。ヒットラーは努力して自力で克服、逆に雄弁が武器になったが、彼の周りにもライオネルのような者がいたら、世界の状況はもっと変わっていたであろうか。
特別な盛り上がりもドキドキ感もなく、静かに愛情深く人間の姿を追っていく、心地良く品のある作品。
こういうのはぜひ舞台で、ナマの音楽と臨場感ある役者の声で観たいものだ。海外ものだと高いし、字幕は疲れるので、ぜひ日本版に脚色して日本人の俳優で演じて頂きたい。ヘレナの役は大竹しのぶ、コリンの役は市村正親、ジェフリーの役は木場勝己でお願いしたいと、勝手にキャスティングしてみるw。
劇場版 マクロスF サヨナラノツバサ
2011年3月1日 映画劇場版『マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~』を観てきた。
映画デーとあってほぼ満席。ファンをあなどってた^^;。
前方席で観るハメになり、やや画面に圧倒されそう。
西暦2059年、大規模なバジュラの襲来を経て平穏を取り戻しつつある時。危機を救った2人の歌姫の歌声に、バジュラにまつわる謎が秘められていたことを知った者たちが、マクロス・フロンティアに襲い掛かる。
『マクロスF』劇場版二部作の完結編。冒頭で前編『イツワリノウタヒメ』のダイジェストが流れるとはいえ、1年以上も経ってるので、色んなことを忘れかけていた^^;。
前編はTVシリーズと共通したものもあったが、完結編は全編新作の劇場版オリジナル。TVシリーズと全く違う展開や結末に、ただただ驚くばかり。
劇場版ならではの、もう一つの可能性の物語とはいえ、ストーリーを追っていくのが精一杯。目まぐるしいバトルシーンに圧倒されっぱなし。ぐいぐい力押しで展開される画面に、少々置いてけぼりを食らったような気分にさせられた^^;。
オリジナルとはいえ、TVシリーズを観た人を前提にした話。そして1回観ただけでは分り難い作り、リピーターを狙った手強い映画だったと思う。
ともあれ、アルトを交えたシェリルとランカの三角関係にはようやく決着がつく。それが予想通りだったものなので納得はいく。
キャラクター的にはTVよりもいい結果だったのか。
グレイス、オズマ、ミハエル、ルカには其々に見せ場はあったが、思い入れは浅く、TVシリーズの記憶が上手いこと補完される。
ブレラの保志総一朗の男前ヴォイスに、10日前に同じ劇場(場所)で観た本人が思い出されて、苦笑しちゃったわw。
アルトの子ども時代はカワイ過ぎて罪だw。
カラフルなライブシーンは、未来のショーを想像させて一番の楽しみ。
映画に出てくる楽曲の多さは圧巻。バトルや三角関係や諸々のしがらみを、歌が席巻しすべてを洗い流していったよう。
でも1回やそこら聞いただけでは、新曲に思い入れなんてすぐに沸かない。曲の中で一番印象に残ったのは、アレンジを変えた「ノーザンクロス」だが、これとてTVで何度も聴かされた分の上塗りだからかな。やっぱりTVシリーズあってこその劇場版。
「歌舞く」とか「腹から声」とか、出てきた言葉がアーティストの魂に繋がっていきそう。
頭で考える理屈ではなく、体全部で吸収するような感覚で観ていく作品。
劇場版そのものが壮大なエンターテイメントのステージショーのようだった。
あれこれ変えての再演や新訳もありそう。まだまだ『マクロスF』は終わらないように思う。
映画デーとあってほぼ満席。ファンをあなどってた^^;。
前方席で観るハメになり、やや画面に圧倒されそう。
西暦2059年、大規模なバジュラの襲来を経て平穏を取り戻しつつある時。危機を救った2人の歌姫の歌声に、バジュラにまつわる謎が秘められていたことを知った者たちが、マクロス・フロンティアに襲い掛かる。
『マクロスF』劇場版二部作の完結編。冒頭で前編『イツワリノウタヒメ』のダイジェストが流れるとはいえ、1年以上も経ってるので、色んなことを忘れかけていた^^;。
前編はTVシリーズと共通したものもあったが、完結編は全編新作の劇場版オリジナル。TVシリーズと全く違う展開や結末に、ただただ驚くばかり。
劇場版ならではの、もう一つの可能性の物語とはいえ、ストーリーを追っていくのが精一杯。目まぐるしいバトルシーンに圧倒されっぱなし。ぐいぐい力押しで展開される画面に、少々置いてけぼりを食らったような気分にさせられた^^;。
オリジナルとはいえ、TVシリーズを観た人を前提にした話。そして1回観ただけでは分り難い作り、リピーターを狙った手強い映画だったと思う。
ともあれ、アルトを交えたシェリルとランカの三角関係にはようやく決着がつく。それが予想通りだったものなので納得はいく。
キャラクター的にはTVよりもいい結果だったのか。
グレイス、オズマ、ミハエル、ルカには其々に見せ場はあったが、思い入れは浅く、TVシリーズの記憶が上手いこと補完される。
ブレラの保志総一朗の男前ヴォイスに、10日前に同じ劇場(場所)で観た本人が思い出されて、苦笑しちゃったわw。
アルトの子ども時代はカワイ過ぎて罪だw。
カラフルなライブシーンは、未来のショーを想像させて一番の楽しみ。
映画に出てくる楽曲の多さは圧巻。バトルや三角関係や諸々のしがらみを、歌が席巻しすべてを洗い流していったよう。
でも1回やそこら聞いただけでは、新曲に思い入れなんてすぐに沸かない。曲の中で一番印象に残ったのは、アレンジを変えた「ノーザンクロス」だが、これとてTVで何度も聴かされた分の上塗りだからかな。やっぱりTVシリーズあってこその劇場版。
「歌舞く」とか「腹から声」とか、出てきた言葉がアーティストの魂に繋がっていきそう。
頭で考える理屈ではなく、体全部で吸収するような感覚で観ていく作品。
劇場版そのものが壮大なエンターテイメントのステージショーのようだった。
あれこれ変えての再演や新訳もありそう。まだまだ『マクロスF』は終わらないように思う。
映画『ヒアアフター』を観てきた。
“死”に直面した男女3人の運命が交錯していく姿を描いた人間ドラマ。
この監督さんの作品はあまり好きではないが、『硫黄島からの手紙』以来のイーストウッド×スピルバーグのコラボだし、題材的に興味がわいたから。
臨死体験をしたフランスに住む女と、霊能者の仕事を捨てたアメリカに住む男と、身内を目の前で亡くしたイギリスに住む少年。
何の繋がりもなかった3人が、いつどのように出会っていくのかを、丹念に追っていく物語だ。
徐々に共通したものができて、ついにとある一ヶ所に集まっていく様子に、ドキドキするような愛おしさがこみ上げてきた。
三人を繋げたものが「朗読」というのが興味深い。
土曜日に、朗読というものに感銘したばかりだったので、この映画を観たことじたいに、不思議な縁や運命を感じてのめり込んでしまった。
映画本編で、好きな作品の朗読を熱心に聴き入る、マット・デイモンの表情がとても素晴らしい。私もきっとこんな顔をして聴いていたのだろうか、と思うと、マット演じるジョージにも寄り添えるような気がした。
被っていた帽子を飛ばされた少年のエピソードは、よくありそうな話なだけに、胸が熱くなった。「あれが最後だからな」に少年らしいリアルな思いが感じられて、マーカス少年をハグしたい気分になった。
ジャーナリストのマリーに連絡してきた出版社の名前が「アクエリアス」だったのにも小さく笑った。
共感できたのは、たぶん、私の人生が“生”よりも“死”のほうに近付いているからだろうか。
ほんの一瞬の手と手の触れ合い。手と手の繋がり。
繋がることで生まれる、“生きる”喜びと大切さ。
失ったものは大きくて辛いけれど、得たものも大きくて確かなもの。
地味な作品だけど、頑なな心の氷をじわじわと溶かしてくれるような、あたたかい話だった。
 ̄ ̄ ̄
朝から『ガンダムUC』の舞台挨拶付きチケットのため並んだ。
10月のepisode2の時よりも凄い列で10階まで昇らされて疲れた^^;。開始してもなかなか列が進まない中、試しにやった携帯でチケットが取れちゃった。携帯でこの映画館のを取るのははじめてなので、何度も何度も画面を確認しちゃったw。
発券して座席列も確認。これで2月に続いて東地さんを拝める!映画も楽しみ。
“死”に直面した男女3人の運命が交錯していく姿を描いた人間ドラマ。
この監督さんの作品はあまり好きではないが、『硫黄島からの手紙』以来のイーストウッド×スピルバーグのコラボだし、題材的に興味がわいたから。
臨死体験をしたフランスに住む女と、霊能者の仕事を捨てたアメリカに住む男と、身内を目の前で亡くしたイギリスに住む少年。
何の繋がりもなかった3人が、いつどのように出会っていくのかを、丹念に追っていく物語だ。
徐々に共通したものができて、ついにとある一ヶ所に集まっていく様子に、ドキドキするような愛おしさがこみ上げてきた。
三人を繋げたものが「朗読」というのが興味深い。
土曜日に、朗読というものに感銘したばかりだったので、この映画を観たことじたいに、不思議な縁や運命を感じてのめり込んでしまった。
映画本編で、好きな作品の朗読を熱心に聴き入る、マット・デイモンの表情がとても素晴らしい。私もきっとこんな顔をして聴いていたのだろうか、と思うと、マット演じるジョージにも寄り添えるような気がした。
被っていた帽子を飛ばされた少年のエピソードは、よくありそうな話なだけに、胸が熱くなった。「あれが最後だからな」に少年らしいリアルな思いが感じられて、マーカス少年をハグしたい気分になった。
ジャーナリストのマリーに連絡してきた出版社の名前が「アクエリアス」だったのにも小さく笑った。
共感できたのは、たぶん、私の人生が“生”よりも“死”のほうに近付いているからだろうか。
ほんの一瞬の手と手の触れ合い。手と手の繋がり。
繋がることで生まれる、“生きる”喜びと大切さ。
失ったものは大きくて辛いけれど、得たものも大きくて確かなもの。
地味な作品だけど、頑なな心の氷をじわじわと溶かしてくれるような、あたたかい話だった。
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朝から『ガンダムUC』の舞台挨拶付きチケットのため並んだ。
10月のepisode2の時よりも凄い列で10階まで昇らされて疲れた^^;。開始してもなかなか列が進まない中、試しにやった携帯でチケットが取れちゃった。携帯でこの映画館のを取るのははじめてなので、何度も何度も画面を確認しちゃったw。
発券して座席列も確認。これで2月に続いて東地さんを拝める!映画も楽しみ。
前橋ヴィジュアル系 プレミアム先行上映会
2011年2月28日 映画映画『前橋ヴィジュアル系』プレミアム先行上映会へ行ってきた。
はははん。土曜日に行ってきたばかりの会場じゃん(^_^;)。
入口で貰ったマスコットキャラって、ハクサイだったのねん。「白菜」かあ(笑)。
上映前に、出演者&スタッフの挨拶。
大鶴義丹(監督)から、主人公の風間俊介、黄川田将也、杉浦太陽、藤田玲(ヴィジュアル系バンド「プリンシパル」メンバー)、加藤和樹(パンクバンド「鈍牛」のボーカル)らイケメンに、八代みなせ、森下悠里、新城隼人、それにヴィジュアル系バンドheidi.のメンバー4人(音楽担当)一雫ライオン(脚本)イビ&ミント(シックスブランド衣装担当)。総勢16名なので、ステージでは二列で並ぶ。
ひと言ずつ挨拶。風間くんはちょい噛み、黄川田くんは土の香りのする映画で、杉浦くんは28日で28歳になったといい、実際にバンドをやってる藤田くんは楽しいバンドが作れたという。黄川田くんが一段と格好良くなってて、恋人役の森下さんが嬉しそう。
和樹は、パンクはやったことがないので形から役作り、劇中で着ていたTシャツを着用し、インパクトのある、ギャップのある役らしい。愛される映画になったという。
大鶴監督は43歳で映画4作目。キャスティングはご縁。まるでドキュメンタリーで撮ったようなリアルな青春ものだという。作るきっかけはYou Tubeアクセス回線、現代のヴィジュアル系に興味ができ、heidi.の音楽との出会いが大きかったようだ。前橋は東京の青春より濃いと断言。力を入れたところはライブシーン。
風間くんは、メイクに自分でビックリしたとか。カッコつけてる自分が格好良く見えたり笑えるシーンがあると。heidi.の音楽に風間くんが唄い直してるそうだが、ジャニーズ時代の踊りの要素やハイジさんのを取り入れたりしたとか。
ギターはじめての黄川田くんは監督に褒められてのせられてやって楽しかったといい、杉浦くんはドラムがだんだんと上手くなってきたといい、普段はボーカルの藤田くんはベースが一番好きな楽器だったという。
キャスト未定で脚本を書いた一雫さんは、このキャストで実在したら売れちゃうね、と監督と話していたとか。
最後に風間くんが、あったかくて格好よくて格好わるい、キーワードは「愛すべきダサさ」、家でくつろいでいるように観て下さいと語った。
フォトセッションでは、黄川田くんと和樹に挟まれた風間くんが、いっそう小さく可愛く見えた。
風間くんとは、去年1月の『遊戯王』の舞台挨拶以来。黄川田くん&和樹の仮面ライダー1号&V3に挟まれた、遊戯王って感じに見えなくもなかったw。
 ̄
30分の挨拶の後、上映。
前橋を舞台に、ヴィジュアル系バンド「プリンシパル」で音楽活動をしながら働く若者たちの青春を描く。
思ったよりも、畑や農作業の場面が出てきて、自然が感じられるみずみずしい空気感。
白菜ときたら、鍋でしょう。でも夏だからスキ焼か。
最初はスルーしそうな和樹のヴィジュアルに吹いた(笑)。確かに牛だw。楽しそう。
最初にアソコで聞こえる和樹の声にみんなクスクスw。確かにギャップw。楽しそう。
風間くんはやっぱり演技が上手いねぇ。笑いどころをちゃんと押さえてる。
メイクした風間くんが歌うシーン、イイ声だし伸びがあるが、フリや踊りや歌声が何となくKENNに似てるような感じw。遊戯王繋がりでいつか共演ライブして欲しいかも。
歌ったりグラサンするとカッコイーかもと思う時があるが、たまにカッコワリーかもと思う時もあったりw。
黄川田くんはノリにのっててカッコイー。杉浦くんはカワイイし、藤田くんはムーディー。
シュールでほんわかな笑いを出しながら、結構シビアでマジメな現実を描いていて、甘苦くて面白かった。ライブだけでなく、農作業も見どころ。エピローグも効いていた。
はははん。土曜日に行ってきたばかりの会場じゃん(^_^;)。
入口で貰ったマスコットキャラって、ハクサイだったのねん。「白菜」かあ(笑)。
上映前に、出演者&スタッフの挨拶。
大鶴義丹(監督)から、主人公の風間俊介、黄川田将也、杉浦太陽、藤田玲(ヴィジュアル系バンド「プリンシパル」メンバー)、加藤和樹(パンクバンド「鈍牛」のボーカル)らイケメンに、八代みなせ、森下悠里、新城隼人、それにヴィジュアル系バンドheidi.のメンバー4人(音楽担当)一雫ライオン(脚本)イビ&ミント(シックスブランド衣装担当)。総勢16名なので、ステージでは二列で並ぶ。
ひと言ずつ挨拶。風間くんはちょい噛み、黄川田くんは土の香りのする映画で、杉浦くんは28日で28歳になったといい、実際にバンドをやってる藤田くんは楽しいバンドが作れたという。黄川田くんが一段と格好良くなってて、恋人役の森下さんが嬉しそう。
和樹は、パンクはやったことがないので形から役作り、劇中で着ていたTシャツを着用し、インパクトのある、ギャップのある役らしい。愛される映画になったという。
大鶴監督は43歳で映画4作目。キャスティングはご縁。まるでドキュメンタリーで撮ったようなリアルな青春ものだという。作るきっかけはYou Tubeアクセス回線、現代のヴィジュアル系に興味ができ、heidi.の音楽との出会いが大きかったようだ。前橋は東京の青春より濃いと断言。力を入れたところはライブシーン。
風間くんは、メイクに自分でビックリしたとか。カッコつけてる自分が格好良く見えたり笑えるシーンがあると。heidi.の音楽に風間くんが唄い直してるそうだが、ジャニーズ時代の踊りの要素やハイジさんのを取り入れたりしたとか。
ギターはじめての黄川田くんは監督に褒められてのせられてやって楽しかったといい、杉浦くんはドラムがだんだんと上手くなってきたといい、普段はボーカルの藤田くんはベースが一番好きな楽器だったという。
キャスト未定で脚本を書いた一雫さんは、このキャストで実在したら売れちゃうね、と監督と話していたとか。
最後に風間くんが、あったかくて格好よくて格好わるい、キーワードは「愛すべきダサさ」、家でくつろいでいるように観て下さいと語った。
フォトセッションでは、黄川田くんと和樹に挟まれた風間くんが、いっそう小さく可愛く見えた。
風間くんとは、去年1月の『遊戯王』の舞台挨拶以来。黄川田くん&和樹の仮面ライダー1号&V3に挟まれた、遊戯王って感じに見えなくもなかったw。
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30分の挨拶の後、上映。
前橋を舞台に、ヴィジュアル系バンド「プリンシパル」で音楽活動をしながら働く若者たちの青春を描く。
思ったよりも、畑や農作業の場面が出てきて、自然が感じられるみずみずしい空気感。
白菜ときたら、鍋でしょう。でも夏だからスキ焼か。
最初はスルーしそうな和樹のヴィジュアルに吹いた(笑)。確かに牛だw。楽しそう。
最初にアソコで聞こえる和樹の声にみんなクスクスw。確かにギャップw。楽しそう。
風間くんはやっぱり演技が上手いねぇ。笑いどころをちゃんと押さえてる。
メイクした風間くんが歌うシーン、イイ声だし伸びがあるが、フリや踊りや歌声が何となくKENNに似てるような感じw。遊戯王繋がりでいつか共演ライブして欲しいかも。
歌ったりグラサンするとカッコイーかもと思う時があるが、たまにカッコワリーかもと思う時もあったりw。
黄川田くんはノリにのっててカッコイー。杉浦くんはカワイイし、藤田くんはムーディー。
シュールでほんわかな笑いを出しながら、結構シビアでマジメな現実を描いていて、甘苦くて面白かった。ライブだけでなく、農作業も見どころ。エピローグも効いていた。
映画 ポールダンシングボーイ☆ず 完成披露試写会&舞台挨拶
2011年2月26日 映画映画『ポールダンシングボーイ☆ず』完成披露試写会&舞台挨拶に行ってきた。
D-BOYSの弟分ボーイズユニット【D2】が主演。夏頃の撮影だったので、新メンバーは含まれず。
ポールダンスというと、先日観たRUN&GUNのイベントが思い出される。あの難しい「ポールダンス」に、素人同然の(?)ボーイズたちが挑む。
お金をダマし取られた冴えないボーイズたちが、スタジオで目の当りにしたポールダンスをやることを決意。仲間やギャラリーの輪が広がって、努力と遠心力で力をつけていき、ついにショー・ステージと道が開ける。未来をひらく青春ダンシング・ムービー。
D2キャスト10人がお目当てだが、設定や理由にムリがなく、物語としても実に面白かった。
脚本が抜群にイイ。D2メンバーの個性を更に広げたキャラクター、彼らに関わる魅力的な女性たち。丁寧な人間関係の描写、テンポのいい展開、軽快な会話と今風のコンテンツなど、お洒落でカッコイー中にも、堅実で真面目な味が盛り込まれている。
こういった若者の成長物語はラストのショーが見せ場だが、ここでは経過部分にポイントが置かれ、日常や練習風景が見どころになっている。
出演者の名前を取った役名だったり、ほぼ固定の衣装を着ていたりと、メンバーを把握し易いのが嬉しい。年上の女がわんさか登場し、ただの恋愛模様にとどまらない、半歩斜め前にいく設定も痛快だ。
主人公は荒井敦史だが、彼から率先してポールダンスははじまらない。相方・阿久津慎太郎は演技は硬いがハンサム。二人のお笑いに出てきた「ビートルズ」ネタに思わず頷くw。この映画でようやく荒井くんと阿久津くんの区別がついたw。
ホームレス役の上鶴徹は、明るく調子のいい関西弁で場面を席巻したり、恋愛や家族問題でシリアスな顔を見せるなど、主人公ばりの活躍と存在感。
元リーマン役の山口賢貴は、真面目な中にトボけた味が出ていて上手い。オバさんキラーの設定だが、ポールに頭をぶつけた時は、カワイイ!とマジで私もつぶやいてしまったv。
近江陽一郎は、爽やかで健気な顔をして「寒い」ダジャレを連発、思った以上に目立つことw。三角関係が実は四角関係だったと知る展開が面白い。
三津谷亮は東北弁を喋ると、八戸亮にソックリw。神秘的な色気より素朴さでプッシュか。
西井幸人は小柄で何をやっても可愛いのに、逆手に取った気の強い役どころを好演。
池岡亮介は爽やかな高校生役がよく似合う。上鶴くんに抱きついた時は『テニミュ』が浮かんでツボにハマる。
残念だったのは、ダンスに参加できなかった峰岸拓哉と陣内将。陣内くんは舞台『タンブリング』中だったようだが、いつかその肉体を駆使して欲しい。
ショーになると統一された衣装となり、照明やカメラの関係で、其々の顔が判別しにくくなったのがいまひとつ。書いてある文字も読み難く、説明が必要そうだ。
男のポールダンスといえば、パンツ一丁! みんなの格好も見どころだがw、若さと団結力で昇華させたパフォーマンスが楽しく男っぽい。できうるなら、もう少しショー的な完成度が欲しかった。映画という制約の中だけに通用するものだろう。
時間とお金があって、もっと稽古を積めば、『タンブリング』のようにテレビドラマや舞台化も可能だと思う。ブームをきりひらくのは、D2の情熱とヤル気次第だろう。
 ̄
終演後、舞台挨拶。マスコミ撮影多し。
D2メンバー10人と金子修介監督が登壇。メンバーは白いシャツにジーンズ、ブーツインで統一し清潔感あふれる。
映画のキャッチコピーは「男がポールダンスってどゆこと!?」になぞらえ、「10人いるとまるで部活。みんなで切磋琢磨してできた」と荒井くん。練習は1ヶ月半、スタントなし。最後のシーンについて「緊張した」「楽しかった」の声の中、アレについては恥かしかった、いや大丈夫だったと意見が分かれるw。達成感は等しくあったようだ。
ポールは「バランス感覚と力」と三津谷くん。其々に得手不得手があり、バランスは池岡くん、力技は上鶴くんと賢貴くんと近江くん、セクシーさは西井くんと三津谷くんと池岡くんw、回転は荒井くんと阿久津くん(?)。
D2ライブを観て面白いと思った監督は、10人全部使っちゃおうと決意。みんな礼儀正しいし、爽やかだし、顔が綺麗だし、基礎ができているので、のばしてやりたいと思ったという。また一緒にやりたいと絶賛。褒められたメンバーからも「ありがとうございます」。
最後に荒井くんから「5/28より順次公開」の情報。
いったん退場してから、フォトセッションで再び下手から登場。真ん中の通路まで行き、観客と一緒に撮影。「ポールダンシング!」と「ボーイズ!」のコール&レスポンス。
最後にみんな手を振りながらハケるが、三津谷くんが一番丁寧で愛想が良かった。
 ̄ ̄ ̄
仮面ライダー&スーパー戦隊映画予告収録DVD付き、3枚綴り前売券を無事にゲット。
朝から早く行って並ぶほどではなかった。
帰宅してから早速観た。懐かしの1号ライダーから平成オーズまで。カブトの和樹から電王の健、キバの瀬戸へ続く流れがイイわん。関モモタロスの声もいっぱい響いてホクホク。ただ仮面ライダー編と比べると、戦隊編は流れがいまいち中途半端。メガレンジャーとかなかったもんね。ズッキーやアラヤンは映ったし、石田バエの声も流れたからいっかw。
ともあれ、放送中の『ゴーカイジャー』には色々期待もあるし、『レッツゴー仮面ライダー』の公開まであと1ヶ月。特撮イヤーをじわじわと実感するこのごろ。
D-BOYSの弟分ボーイズユニット【D2】が主演。夏頃の撮影だったので、新メンバーは含まれず。
ポールダンスというと、先日観たRUN&GUNのイベントが思い出される。あの難しい「ポールダンス」に、素人同然の(?)ボーイズたちが挑む。
お金をダマし取られた冴えないボーイズたちが、スタジオで目の当りにしたポールダンスをやることを決意。仲間やギャラリーの輪が広がって、努力と遠心力で力をつけていき、ついにショー・ステージと道が開ける。未来をひらく青春ダンシング・ムービー。
D2キャスト10人がお目当てだが、設定や理由にムリがなく、物語としても実に面白かった。
脚本が抜群にイイ。D2メンバーの個性を更に広げたキャラクター、彼らに関わる魅力的な女性たち。丁寧な人間関係の描写、テンポのいい展開、軽快な会話と今風のコンテンツなど、お洒落でカッコイー中にも、堅実で真面目な味が盛り込まれている。
こういった若者の成長物語はラストのショーが見せ場だが、ここでは経過部分にポイントが置かれ、日常や練習風景が見どころになっている。
出演者の名前を取った役名だったり、ほぼ固定の衣装を着ていたりと、メンバーを把握し易いのが嬉しい。年上の女がわんさか登場し、ただの恋愛模様にとどまらない、半歩斜め前にいく設定も痛快だ。
主人公は荒井敦史だが、彼から率先してポールダンスははじまらない。相方・阿久津慎太郎は演技は硬いがハンサム。二人のお笑いに出てきた「ビートルズ」ネタに思わず頷くw。この映画でようやく荒井くんと阿久津くんの区別がついたw。
ホームレス役の上鶴徹は、明るく調子のいい関西弁で場面を席巻したり、恋愛や家族問題でシリアスな顔を見せるなど、主人公ばりの活躍と存在感。
元リーマン役の山口賢貴は、真面目な中にトボけた味が出ていて上手い。オバさんキラーの設定だが、ポールに頭をぶつけた時は、カワイイ!とマジで私もつぶやいてしまったv。
近江陽一郎は、爽やかで健気な顔をして「寒い」ダジャレを連発、思った以上に目立つことw。三角関係が実は四角関係だったと知る展開が面白い。
三津谷亮は東北弁を喋ると、八戸亮にソックリw。神秘的な色気より素朴さでプッシュか。
西井幸人は小柄で何をやっても可愛いのに、逆手に取った気の強い役どころを好演。
池岡亮介は爽やかな高校生役がよく似合う。上鶴くんに抱きついた時は『テニミュ』が浮かんでツボにハマる。
残念だったのは、ダンスに参加できなかった峰岸拓哉と陣内将。陣内くんは舞台『タンブリング』中だったようだが、いつかその肉体を駆使して欲しい。
ショーになると統一された衣装となり、照明やカメラの関係で、其々の顔が判別しにくくなったのがいまひとつ。書いてある文字も読み難く、説明が必要そうだ。
男のポールダンスといえば、パンツ一丁! みんなの格好も見どころだがw、若さと団結力で昇華させたパフォーマンスが楽しく男っぽい。できうるなら、もう少しショー的な完成度が欲しかった。映画という制約の中だけに通用するものだろう。
時間とお金があって、もっと稽古を積めば、『タンブリング』のようにテレビドラマや舞台化も可能だと思う。ブームをきりひらくのは、D2の情熱とヤル気次第だろう。
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終演後、舞台挨拶。マスコミ撮影多し。
D2メンバー10人と金子修介監督が登壇。メンバーは白いシャツにジーンズ、ブーツインで統一し清潔感あふれる。
映画のキャッチコピーは「男がポールダンスってどゆこと!?」になぞらえ、「10人いるとまるで部活。みんなで切磋琢磨してできた」と荒井くん。練習は1ヶ月半、スタントなし。最後のシーンについて「緊張した」「楽しかった」の声の中、アレについては恥かしかった、いや大丈夫だったと意見が分かれるw。達成感は等しくあったようだ。
ポールは「バランス感覚と力」と三津谷くん。其々に得手不得手があり、バランスは池岡くん、力技は上鶴くんと賢貴くんと近江くん、セクシーさは西井くんと三津谷くんと池岡くんw、回転は荒井くんと阿久津くん(?)。
D2ライブを観て面白いと思った監督は、10人全部使っちゃおうと決意。みんな礼儀正しいし、爽やかだし、顔が綺麗だし、基礎ができているので、のばしてやりたいと思ったという。また一緒にやりたいと絶賛。褒められたメンバーからも「ありがとうございます」。
最後に荒井くんから「5/28より順次公開」の情報。
いったん退場してから、フォトセッションで再び下手から登場。真ん中の通路まで行き、観客と一緒に撮影。「ポールダンシング!」と「ボーイズ!」のコール&レスポンス。
最後にみんな手を振りながらハケるが、三津谷くんが一番丁寧で愛想が良かった。
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仮面ライダー&スーパー戦隊映画予告収録DVD付き、3枚綴り前売券を無事にゲット。
朝から早く行って並ぶほどではなかった。
帰宅してから早速観た。懐かしの1号ライダーから平成オーズまで。カブトの和樹から電王の健、キバの瀬戸へ続く流れがイイわん。関モモタロスの声もいっぱい響いてホクホク。ただ仮面ライダー編と比べると、戦隊編は流れがいまいち中途半端。メガレンジャーとかなかったもんね。ズッキーやアラヤンは映ったし、石田バエの声も流れたからいっかw。
ともあれ、放送中の『ゴーカイジャー』には色々期待もあるし、『レッツゴー仮面ライダー』の公開まであと1ヶ月。特撮イヤーをじわじわと実感するこのごろ。