三ツ星キッチン『EAST SIDE STORY』を観てきた。

オリジナル・ミュージカルを創り続けるという「三ツ星キッチン」。
私はお初だが、客層が自分の年齢に近いみたいw。
開演前にメンバーによる前説や恒例の撮影タイムがあるところは、30-DELUXのノリに近いかな。
今回、三ツ星キッチンの新たなるステージ「MKDF」(三ツ星キッチン・ドリーム・ファクトリー)が始動。豪華客演を迎えての、お祭りのような大きなプロジェクトである。

現代の新宿が舞台。「EDGE」と「VAGUS」という2つのグループがダンスと表現力で争っていたが、双方の若い男女が偶然に出会い、たった1秒で恋に落ちる。だが互いの父親には因縁があり、其々の友人にも因縁があった。

タイトル通り、『WEST SIDE STORY』のパロ。東京が舞台なので「EAST」。
現代の若者たちの生き方を描くが、かつて若者だった親世代の話も盛り込んで、厚味のあるストーリーになっていた。
「WEST」のトニーにあたるのがKENN。アニメーターになりたいオタクで金持ち息子という設定。
マリアにあたるのが佐藤美貴。誰からも愛されるしっかり者な娘という感じかな。二人が演じる潤と鮎の恋物語は障害が多いけど、誠実でひたむきな思いがみずみずしい。「トゥナイト」ならぬ、デュエットでは伸びやかで柔らかな歌声が綺麗に合わさっていく。思ったよりもKENNや美貴さんの出番が多く、ラブシーンもたっぷり。それにしても美貴さんは足が細いなぁ。

二手に分かれた客演のダンスチーム。
渡辺大輔ことアツシが率いる「EDGE」と、寿里こと健が率いる「VAGUS」。KENNが親友の大輔を「あっちゃん」と呼ぶところが好き。寿里は「ジーザス」とも呼ばれていて、『bambino』のザウルスってあだ名を思い出したw。
加藤良輔や大山真志ら客演と三ツ星メンバーがチームに加わり、激しくクールなダンスを披露。左右の花道の前まで来て踊ってくれるので、結構間近で拝めて臨場感たっぷり。殆どのキャストが揃ってステージに立つと、かなり狭さが感じられて迫力いっぱい。
でも見知った客演の顔ぶれは分るが、どこからが三ツ星メンバーなのかさっぱり判別できず。男女ともに人数が多く、女性陣は皆同じ雰囲気に見えちゃう。皆さんおおむね歌もダンスも上手いこと。

三ツ星でお馴染みの人気キャラなのか、「安男」さんが要所要所で登場。その場をかっさらっていき、笑いや拍手も起きる。時に女だったり?男だったり?と強烈な個性のキモキャラで、最初のうちは呆気に取られたりw。
これは高田安男さんが演じてるのかな?
脚本・演出は上條恒、構成は伊藤俊彦、音楽はKAZZ。もちろん3人とも出演。上條さん演じる武骨な父親ぶりが頼もしい。
客演の宮川浩が演じる頑固な父親も印象的で、KENNとの親子関係もいい雰囲気だった。
寿ひずるがゴールドな姉御肌で存在感バッチリ。香子の颯爽とした様子もキュートだ。

三ツ星ならではの生演奏が素晴らしい。ステージ中央に設置されたバンドが、場面によって前後に動いたりと、舞台そのものの要になっている。
バックの映像も見どころだ。柔らかい風景やパワフルな映像を巧みに組み合わせ、歌の世界観を明瞭に伝えてくれる。潤と鮎が歌う場面のアニメが可愛かったが、これは宮川さんが描いたというからビックリ。潤の父のほうが実はアニメーター志望だったのだw。

ロミジュリやWSSと同様、『ESS』でも犠牲者が出たのが残念だ。正直、刃物の出番は怖くて見たくなかった。
最も哀しく残酷な出来事に対して、復讐という形で性急に動く若者たち。対して大人たちの動きは緩慢でイライラヤキモキ、せっかくの切ない流れがコントや祭りで止まってしまう。しかも罪を犯した者がどうなったのか最後まであやふやなまま。何だか嫌な後味だけが残ってしまった。
芝居や音楽や歌はよかったのに、物語性が中途半端なのはいただけない。こういうやり方が三ツ星の持ち味だとしたら、私には合わないかもしれない。

カーテンコールはタオル回し。事前にメンバーから、しつこくタオル販売宣伝があったが、これとて手持ちのタオルでも可にしてくれるような広い心が欲しかった。
キャストが前まで来てタオルを楽しそうに振り回す様子を観れたが、実際客席で振る人は多くはなかった。

『ESS』のアフターライブが1月に六本木で開催。抽選で各回限定100名。出演キャストはこれから。
アンケ裏の申し込みフォームに一応書いておいたが、アンケ回収が幕間とは早すぎw。
ミュージカル『ダンス・オブ・ヴァンパイア』を観てきた。

弁当土産特典付きの優待チケット。
帝劇100周年の最後を飾るのが、この作品になるとはちと興ざめ。
2006年に一度観た舞台だが、新キャストを迎えての帝劇再々演である。
『レ・ミゼ』等で少しは役者を見知ってきたので、5年前よりは幾分楽しめそうな気もした。

極寒のトランシルヴァニア。ヴァンパイア研究の教授と頼りなげな助手が、宿屋の家族と関わりながら、ヴァンパイアのクロロック伯爵たちの欲望に立ち向かおうとする話。
ロマン・ポランスキー監督の作品を舞台化した、ウィーン初のネオゴシックミュージカル。
客席通路をフルに使った演出で、最後はお客も一緒に歌って踊る、舞台と客席が一体となる公演がウリだ。

演出は初演からの山田和也。妖艶で幻想的な世界観だが、あくまでも明るく活動的なコメディー・タッチ路線。キャストの魅力やアドリブもあって、前に観た時よりもトボけた味わいが多くなったようだ。
初演と同じく上島雪夫の振付で、激しくも軽やかでリズミカル、どこか『テニミュ』が浮かぶような熱気があふれる。ことにアンサンブルのしなやかでパワフルなダンスが見どころ。
ミュージカルナンバーもほぼ変わらず。ガーリックを下げた村人たちが逞しく騒ぐ「ニンニク」、サラたちが軽やかに歌う「外は自由」、教授の信念が篭る「本だ!」が印象に残った。

クロロック伯爵の山口祐一郎は、幅広いキーのセクシーな歌声は圧巻。翼は前よりも大きくなった感じで、より楽しそうな雰囲気だ。
石川禅のアプロンシウス教授は初見だが、エキセントリックで味わい深く、溌剌とした厳しさがあっていい。
シャガールのコング桑田は、イヤらしいオヤジっぷり。マグダのJenniferは色っぽすぎる。
クコールの駒田一、レベッカの阿知波悟美は初演から続投。クコールはいっそうお客様と馴染んでいたw。

サラの知念里奈は、表情や身体がキュートで色気たっぷり。特に肌が白くなめらかで美しいこと。あれでは伯爵も襲いたくなるw。のびやかで可憐な歌声と綺麗なバレエをふんだんに披露し、とても惹き付けられた。
アルフレートの浦井健治は初演からの参加で、臆病で危うげなキャラを余裕のある芝居で見せる。知念さんとのデュエットも綺麗に決まった。
Wキャストの高橋愛と山崎育三郎は今回からの参加だが、どのようなキャラ作りなのだろう。
特筆すべきは、ヘルベルトの馬場徹。メイクも決まって美しいが、アルフレートを襲うゲイっぷりが愉快。『幕末純情伝』では赤いブラを披露したが、今回は黒いシュミーズ姿でクネる様子が楽しそう(笑)。ハケる時の尻出しもたまらんw。

自由と快楽を求めて、自ら伯爵のもとへやってきたサラ。
伯爵の腕に抱かれたサラの表情には、陶酔感と恍惚感があった。知念さんが実に上手い。
この世界で、「噛む」と「噛まれる」は、セックスと同じなのだ。
人類の英知VS.ヴァンパイアの欲望ではなく、ヴァンパイアと人間の戯れという曖昧な構図。
キャラクターの造形は面白いが、キャラやストーリーそのものは面白いわけではない。
歌やダンスに時に酔いしれるも、キバではなく眠気のほうがふっと襲ってくるような舞台であったw。

クコールの駒田さんから、震災の募金箱の告知もあり。
カーテンコールは、いっせいにスタオベと手拍子。「ストリート・オブ・ファイア」の曲に合わせて、振付を見よう見まねで一緒に踊る。前の時は冷めていたが、今回は体を動かして楽しむようにした。ノったもん勝ちの舞台か。
欲望がテーマのこの舞台。「ヴァンパイア みんなでなれば こわくない」に尽きるだろう。
B×b公演『FRONT LINE mission 2 : The Shining』初日を観てきた。

エンタテインメント・ダンス・ユニット Bugs Under Groove × ハイブリッド・アミューズメント・ショウ bpm = B×b(ビー・バイ・ビー)。
全てのゲストに笑顔と希望を与えるホテル「THE BELL FOREST」シリーズ第2弾。
個性あふれるホテルマンたちが毎回変わるゲストと織りなす、シチュエーション・コメディだ。

今回はそのホテルに、世界のフィールドで活躍するエンターテイナー・Mr.Shineがプロデューサーと共に訪れた。Mr.Shineのパフォーマンスに驚く一同だが、実は彼には秘密があった。

今回もフロントクラーク・日野(谷口賢志)の語りベルからスタート。
観客とのコミュニケーションも多く、あろうことかお客様に、あるお願いまでしてしまうw。
ホテルマンたちの普段の(?)マジメな仕事ぶりがあまり出ないので、ハジケっぷりをいきなり見せられても、ギャップを楽しむこともなし。
ポンポンと飛び交う台詞の応酬とコミカルな様相に、何度も笑いも起きていたが、相変わらずぬる~い内容とゆる~いコメディで、私は時おりクスリと笑うだけだった。
笑うというよりも、ツッコミの勉強をさせていただく感じw。

今回の見どころは、何といってもMr.Shineのイリュージョン。
目の前で大々的に披露されるとは、何て贅沢なひと時。見事なパフォーマンスぶりに、劇中のホテルマンたち同様、大いに拍手をさせて貰った。
ゲストの伊崎央登と伊崎右典の同時出演を観るのは舞台『K』以来。全然似ていない双子なのでw、周囲の台詞に違和感をもった。弟の央登くんは、『ふしぎ遊戯』2代目翼宿で披露したような関西弁がクール。もちろん二人ともダンスの腕前は達者。
ゲストの田中良子は男勝りで明瞭。塚本拓弥の韓国弁(?)がサマになってて笑い。休憩中、イのTシャツを本人が販売していたw。

自分の居心地のいい場所がテーマのひとつ。それは他人からあれこれ言われるのではなく、自分自身が探して決める居場所でなくてはならない。
シェフの間宮はそうして旅立って行った(検察側の証人で法廷に出ていたがw)。ホテル内はブラジルネタが連発w。キーマンとなる、コンシェルジュの広瀬(猪狩敦子)とセキュリティの堂島(TETSUYA)が好演している。
bpmメンバーとBUGsメンバーとの共同作業が、愉快痛快な空気を広げる。もちろんbpmを中心にしたダンスも健在、カテコまで全員でキッチリと決めていた。
ところで、作・演出の浅沼晋太郎氏演じる鳥羽の暗躍はいつまで続くのだろうか。

終演後10分休憩して、平日マチネ限定ショーとして、浅沼氏によるイリュージョンショー「ASSASSIN’S ILLUSION」開催。
ノリのいいお客様を巻き込んで、ひと時、浅沼氏のミニイリュージョンを楽しませて貰った。

この博品館へは別のお芝居で、年内あと2回来なくてはならない。
映画『神☆ヴォイス』を観てきた。

人気声優だった2人が、ある事件をきっかけに表舞台から姿を消した。うち青年のひとりは小さな声優学校の講師になるが、キョーレツな個性のある生徒たちを相手に四苦八苦。だが特別講師の協力と友人の支えで、やがて「V-1」グランプリを目指すようになる。
人気声優から大御所声優まで、夢の共演を果たした、声優×青春ストーリー。

声優ファンには話題の作品だったようで、かなり混み合った人気作。
原作は知らず、出演者もあまりチェックしてなかったが、出てくる出てくる馴染みの顔ぶれw。
主人公の悠宙に梶裕貴。童顔の彼が講師をする設定そのものがキツいが、誠実な芝居は好感がもてる。そもそも悠宙に講師を頼んだのは友人の辰真で、波多野渉が内面性を掘り下げた演技を見せる。
森久保祥太郎、朴路美、浪川大輔、宮野真守が、個性あふれる衣装で登場するのも見どころ。祥ちゃんの「ジュリアに傷心」は必聴かもw。マモくんの今回の雰囲気は、4年前かのキラキラMOVIEを思い出すなぁ。
ポイント出演の田中真弓は、声といい歌といい、さすがの海賊王な存在感。
内田直哉が渋くて男前、千葉繁が見事なイヤミっぷり。
羽佐間道夫、野沢雅子、キートン山田、滝沢ロコは、ひと声聴くだけで唸らせる。ERな小山力也、父親な山寺宏一、ママな高乃麗も出演。
声優さんが声優の役をやっても、本人の名前でないところが徹底している。
そして本作の真の主役、声優学校オールスターズのハイテンションで真摯な活躍も忘れてはならない。彼らと共に、悠宙と辰真が唄う主題歌「Dreamers!」が爽やかだ。

ぬる~くベタな展開で、あり得なさそうな設定ではあるが、中味はしごく真面目で前向きだ。
声優ファンだけでなく、声優について詳しくない人でも楽しめる。
講師たちがいうメッセージの端々、声優を通して発せられる小さな言葉は、時に本物の煌きのような力強さをもって伝わってくる。
劇中の大ヒットアニメ「リヴァリス」はProduction I.G.作品、アニメの質もいい出来だ。
だが、もうひとつの「ペット戦隊イキタインジャー」のほうが、現実とリンクさせた台詞と演じ手の本気が混ざり合い、何だかわけもなく胸が揺さぶられた。
声優になるのがゴールではない。声優になってからがスタートだ。

ナレーターの神谷浩史の出番もありw。
その神谷くんたちが出ている、もうひとつの声優映画『ヒカリ』も次に観てみたい。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』第40話。

『未来戦隊タイムレンジャー』番外回。
元タイムイエローことドモンの導きで、豪獣ドリルに乗ってゴーカイジャーたちがタイムスリップ。ナビィはお留守番。

本年1月に公開された『ゴセイジャーVSシンケンジャー』再び!
目新しいショットもあったが、どうやら12人を再び揃えて、撮り足しと録り足しをしてくれたようだ。スタッフワーク、本気で力が入ってる~。
シタリの最期も新たに撮影。チョーさんも新録。お疲れ様でした。
この時のゴーカイジャー。てっきりゴーカイシルバーが仲間に加わる前の話だと解釈していたが、実は鎧はこの時、別の場所で闘っていたのね。

34の大いなる力を揃えるため、寝隠神社を守れ、というドモンの指示。
タイムレンジャーでは、ドモンが現代の女性と恋をして子どもまで成したが、知らずに未来に帰ったという話があり、あの少年がもしかして…という予想は、みんながしていたハズw。
その予想は、当たってはいたけど。
てっきり、その少年が巻き添えになるからという理由で、神社を守れと言ったのかと思ったw。
ドモンは、愛した女の未来のことは調べずに、ずっと知らないでいたんだね。
結果的に自分の息子を助けることになったのだから、ハッピーエンド。鎧の小さな気遣いが、大きな希望となったわけ。めでたし。
ドモンの和泉宗兵さんの情感あふれる演技に釣られて、涙腺が刺激された人もいただろう。それにしてもアノ少年、パパにソックリw。
これ、脚本が小林靖子氏だったら、もうひとひねりあったかな~。思ってたよりは単純明快な話だった。

肝心の寝隠神社のお宝は…。カクレというから、カクレンジャーのお宝なのかな。
『カクレンジャー』のニンジャブルーの土田大さんも出てくれないかな。アニメ『うさぎドロップ』では、それこそ子育てしていたものねw。

じ~かい! ザンギャック皇帝アクドス・ギルが親衛隊員を連れてついに登場。
テレビ本編では出てこないけど、きっとザンギャック内では錚々たる国葬があったと思うのよ。
テレビ版のギレンの演説みたいにw。
アクドス「私の息子、諸君らが愛してくれたワルズ・ギルは死んだ、何故だ!」
某所でグラスをつまむバスコ「…坊やだからさ」

アクドス・ギルは早速、側近である親衛隊に海賊打倒を命じる。ダイランドーとザツリグも登場。その一人、ザツリグが海賊たちと接触。彼こそが、アイムの因縁の敵。今、アイムの過去があらためて語られそう。
アクドス・ギルの声は、スーパー戦隊初の小川真司。ダイランドーの声は江原正士。
これだけでも渋いのに、ザツリグの声が東地宏樹だというからビックリ! 東地さんもスーパー戦隊初だよね。『仮面ライダークウガ』では顔出し出演だったけどw。東地さんが戦隊に来るとは考えだにしなかったが、まさかここにきて! 
早速、可愛い娘をイジめちゃうのね。許さないんだから~v。
それにしてもイイ声のオジサマ三人が揃ってアフレコとは、スゴイスゴすぎる。贅沢すぎるw。
夜から、小澤亮太さん握手会に参加してきた。

小澤亮太の2012年度版カレンダー発売を記念したイベント。今回は握手のみ。
結構な人が集まり、集合時間には並び列が長くなっていた。
でもブックファースト新宿店の地下は、寒いし、携帯が繋がらん^^;。

並んでいる間、ファンのお喋りが耳に入ってきた。
Gロッソでの公演は、最後まで大盛り上がりだったようで。
最終公演には、鎧役の池田純矢くんもショーを観にきていたとか。彼の正式な登壇は正月ね。

握手会開催後はチャッチャと進んで、すぐに私の番。
待ってる間に手が冷たくなったせいか、手を握りながら真っ先に「寒い中ありがとうございました」と言ってくれた亮太。Gロッソのアテレコは10月頃に「軽~く」やったとのこと。年末は朗読の舞台も控えているし、今度は銀河劇場で役者として観れるね。

実は、亮太の握手会の整理券は、ついでに取った分w。
当初は、来週同じ場所で開催される、かわぐちかいじ先生サイン会の整理券お目当てで、この店にきたのだ。こちらは先着100名だからね。
でも570円でナマかいじ先生に会えるなんて、貴重な機会だ。
5月にチャリティー展で買わせて頂いた原画のお礼状の御礼も述べなくては。楽しみ。
映画『エンディングノート』を観てきた。

テレビで紹介され、Dボの牧田くんも切々と感想を綴っていて、ずっと観たかった作品。

がんに侵され余名半年と宣告された男が、家族と共に最後まで前向きに行きぬいた姿を、監督である娘のカメラを通して描いた、傑作ドキュメンタリー。

誰もが迎える哀しくも恐ろしい「死」までの道のりを、こんなにも明るく温かく楽しく愉快に見つめさせてくれる作品に仕上げてくれたのが素晴らしい。
終始、私は泣き笑い。涙が込み上げながらも、笑いが出てしまう。
憧れた。望んだ。こんな風に死にたいと思った。なんて幸せな死。
心が少しずつ浄化され、観終わった後は満たされた思いに包まれた。
なんて面白い実話だったのだろう。

父が遺した“エンディングノート”とは、死ぬまでのマニュアル、家族への覚え書き。
勤続40年の元営業マンの父にとって、死に至るまでの段取りは、きっと“仕事”の延長線上だったのかもしれない。だから完璧に全うしようとする強い意志と精神力が、最後の最後まで彼を生かしてくれたのだろう。
このお父さんが家族に見せる顔は、知的で快活、大らかでユーモアたっぷりに周りを照らす。まさに名前のとおりのキャラだ。砂田家の男子は三世代とも“知”が付く名前で意気盛んなのが面白い。

父の心情や状況をモノローグでナレーションするのが、カメラを向けてる砂田麻美監督本人。冷静な言葉の中に父譲りの温かさが滲み、甘酸っぱい声が作品の明るさを広げていく。彼女は画面に殆ど現れないが、最後に意外な役で登場する。
娘のカメラは日常事していたようで、不意に5年前や20年以上前の父や家族の様子も映る。人物だけでなく、静物や風景や食物など何でもないものも巧みにインサートされ、僅かな声や音を捕えていく。優れた編集技術に感心するばかり。

だがカメラが捕えた以外のところに、大切なものが詰っていると知った。“時”の流れと、家族の“進歩”だ。
孫たちと同じように、父の精神力は病魔と同じように成長していた。家族は前よりもしっかりと頼もしく、いっそうの結束と情愛がある。カメラを向ける娘は、最後までちゃんと撮り続けようとする確固たる信念が生まれたことだろう。
映像に現われない、彼らの魅力的な姿こそが、この作品の根底を支えているのだろう。

死はもちろん一人一人違うが、身近な人とつい重ねて観てしまう自分がいる。
鑑賞の前日に入院してしまった父親か。いつか終わりを迎える自分自身か。私より年上の相方か。それとも…。
映画では30年連れ添ってきた妻の存在が印象に残る。明るく気丈に振る舞う中、いよいよという時に見せる堪えた顔、辛く哀しい表情。夫を看取る際に発した本音の言葉。いつの間にか、この妻と自分をも重ねていた。「一人では生きていけない人だから…」父が遺した言葉には「愛してる」がいっぱい詰っていた。
遺書よりはフランクで法的効力を持たない「エンディングノート」。
自分が生きた証しであると共に、これから生きていく家族へ向けた「愛情」だったんだろうと思った。
ルドビコ★plus+異空間ステージ『花咲ける青少年』スペシャルイベントの1回目に行ってきた。

2012年1月、ついにファイナルを迎える本舞台の前に、異空間ステージを再び堪能できるイベント。
出演者は、AKIRA(花鹿)久保田悠来(立人)篠谷聖(ルマティ)広瀬友祐(ユージイン)古原靖久(カール)青木隆敏(Studio Life)(セズン)高山猛久(曹)林修司(ルドビコ★)(クインザ)。
日替わりゲストは、河原田巧也(ソマンド)桜木さやか(ルドビコ★)(ナジェイラ)。トークショー司会は、岩下政之(イスマエル殿下)。

第1部:芝居パート。
立人先生のおさらい授業。ハリーからの依頼で、眼鏡にポインター持った立人先生とアシスタントの曹により、これまでの展開を芝居で見せる。花婿候補三人の中では特にユージインを意識しちゃう立人w。ユージインってこんなセクシーな声だったっけ。フェニックス一輝→徳川家康→藤原氏と、今年は広瀬さんをいっぱい観過ぎたw。ファイナルにして初参戦の青木くんはセズン役で初お披露目、曹やクインザと関わり立派に務めをこなしていた。ルマティ成長篇ではルマティのアドリブ満載w。全体的に台詞がちょい不安定。花鹿と立人のこれからもチラリ。でも何かと落ち込んだりフリーズする立人をはじめて可愛いと思ったw。
レビューショーには新曲もあり。花鹿の輝く歌声。ユージインとルマティの伸びやかなソロはあれど、カールのソロはなし。最後にキャラからひと言ずつ。「池袋で待ってるよ」本公演は原宿じゃなかったねw。

第2部:ファンミパート。
MCは岩下さんと神谷さん。チケットや公演説明。日替わりゲストの二人も登場。河原田くんもファイナルからの参加。ソマンド・ナジェイラ・イスマエルの3人の王位継承者が出揃うが、みんな何かが欠けてると結論。桜木さんから「ラギネ革命編」は赤、「恋と宿命編」は白とテーマカラーを発表。
芝居パート出演者が登場(高久さん以外)。みんな着替えてきたが、帽子族がいっぱいw。
ゲストも加えて9人で、ものしり博士ゲーム。観客から頂いたお題について、出演者が推測して述べながらお題を当てるゲーム。林さんが出演した『さよなら、また会う日まで』でも散々目撃したw。プップーのブザーは知ったかぶり博士だと認定w。結局、ヤリ玉にあがったのが、「こする」と知ったかぶりをした古原さん。元気な秘訣を、元気に披露した。
原作からの場面をプレゼンするコーナーもあり。「はい!」と威勢よく手を挙げるメンバーだが、結局回替わりで2人だけ。AKIRAが花鹿の気持ちを、林さんがナジェイラへ本音を発した。
最後にファイナル公演への意気込み。青木くんが謙遜した挨拶を述べると、隣の広瀬さんが「青木くんはもう追いついています」と言ってくれて嬉しくなった。最初から出演していた広瀬さんや久保田さんらは「完結編までやり抜きたい」と特に力が篭ったコメント。
ラストはみんなでテーマソング。歌いながら、普通の格好で手フリをする彼らの姿が可愛く思えた。

ハイタッチのお見送り会。
一列に立ち並んだ9人。「ハイ!」「ハイ!」とひときわ大きな声を出していたのは古原さん。彼の周りだけは戦隊ショーな空気w。みんなにこやかに両手でやってくれたが、ラストの久保田さんだけは右手だった。

ファイナルチケットは、ライフで買った分も含めて全3公演分。会場で3枚のチケットを見せれば今回のイベントのDVDが貰えるらしい。

12月7日から12日まで、池袋の西武ギャラリーで『樹なつみ原画展』開催。
Studio Lifeでは『OZ』が再々演されるし、舞台ファンとしてもぜひ足を運びたい。
ACファクトリープロデュース『リバースヒストリカ』を観てきた。

ACファクトリー16年目の秋はプロデュース公演。
過去4回上演された、あの*pnish*人気作品『リバースヒストリカ』を、AC流にアレンジしての再演。

村祭りの“大名行列”下見のため、廃神社を訪れた役場のメンバー。とある好奇心で戦国武将の霊を蘇らせてしまったことから次々とパニックに襲われるが、やがて「本能寺の変」の隠された真実が明かされていく。

馴染みの深いこの作品。
役場メンバーの顔ぶれを見ただけで、誰がダレに憑依されるのか、おおよそ見当が付いてしまう。
今回は人数が少ないのでコンパクトに纏められ、アクションとコメディをプラスした味付け。
“しわ人形”ネタはややしつこい。全体的にセリフミスや噛みの不安定感がある。殺陣やアクションは痛快だが、芝居の動きに荒さが残る。
今を統べる権力者の名は、リバヒスを観る度に変わっていくので苦笑するしかないw。
衣装は本格的で、メイクと共にどんどん進化。キャストの声の変化にも注目。

石倉良信が達者な狂言回しの役割。頼れる存在だがいまいち頼れなさそうw。
歌うホームレスは本邦初! 照明もイイ仕事。津田英佑が楽しそうだ。
前回の『リバヒス』で本番直前にアキレス腱断裂した富田昌則は、力強い殺陣でリベンジ合戦。
増田俊樹は台詞に少々硬さがあるが、徐々にクールな良さを発揮。
内藤大希は芝居をガラリと変えて見事。軽やか溌剌なアクロバットやアクションを披露して格好良かった。

今回のリバヒスは、明智光秀より豊臣秀吉のほうが光っていたかな。織田信長の凄みや粘りも印象に残る。
女性陣の活躍も目立つ。思いは小橋くんなのに、秀吉に惹かれそうになる女心がソフトに出ていて共鳴。
作品のもつ面白さとキャストの熱演で、観て損はない舞台だった。


10分休憩後、アフタートーク。終演後にこんなのが予定されてたなんてw。
登壇者は、ACメンバーの石倉良信と富田昌則と新田将司、ゲストの津田英佑と増田俊樹と内藤大希と広瀬諒人。

みんな着替えてきたが、劇中では眼鏡の新田さんが実はイケメンですぐに分らなかったw。
津田さんは、くっさ~いホームレスがシャワーを浴びたからと、キラキラのゴージャス衣装w。
ちなみに津田さんの歌は、当初台本になかったのを、本人の言いだしっぺとノリで実現、自分でフリも付けたとか。
衣装は本物で、大河で実際に使っていたヤツ。だから重いし、動き難いそう。大希が2公演やれるかどうかと言ったのはそのこと。まっすんの衣装は足のトコが引き摺って昇り難いとか。
今日の石倉さんは、劇中で「小橋」と言い間違え。気づいたよ~w。富田さん曰く、毎回石倉がナニかをしでかします(笑)。おれ何年役者やってるんだ、と反省しきりの石倉さんw。

その石倉さんは、ACファクトリーが初めて作ったパンフとフォトを巧みに宣伝。プロが撮ったから素晴らしい出来だとか。パンフの中味や撮影秘話をきかせて、お客さんを大いに煽った。でも初にしちゃ、パンフが1800円とは高い^^;。
中日を過ぎ、あと4公演の意気込みを其々語る。大希はこれが仕事納めなのか。まっすんが「熱く激しく」と言ったら、津田さんもマネw。
約20分の和気藹々な時間だった。
舞台『あゝ、荒野』を観てきた。

ジャニ人気なのかチケットが取れなくて、やむなく当日立ち見券。
立ち位置番号は決まっており、真ん中に近かったので、思ったよりステージをよく見渡せた。

己の肉体を誇示し、ヒーローを自負する、欲望の塊の新宿新次。
黙々と地道に励み、吃音で自問自答する、詩人の心のバリカン。
対照的な若い二人のボクサーの友情と闘いを、片目のコーチや女たち、自殺研究会の面々を絡ませて描き出す。

新次の生と英雄へのたぎる欲望と、バリカンの自由と愛へのたぎる渇望。互いに認め合い、奇妙に同居する二つの魂。
どちらも原作者の寺山修司の分身のようだと分ってくる。
生の悪魔と死の天使の女たちが、彼らの心を刺激させ翻弄させていく様子は、男の苦味と甘酸っぱさが滲む。
蜷川幸雄の演出は、会場通路をふんだんに使い、何かと動きが多かった。雑踏と喧騒の中から、孤独と静寂を浮かび上がらせているのか。
ホテルのベッドと公園のジャングルジム。バーカウンターとリング。対照的な男たちの聖地が、赤と青と白と黒で表現されていたのが印象的。
新次によると、実はオレは努力家でヤツのほうが天才だというが、それではまるでマヤとあゆみではないかw。『ガラスの仮面』のようなオープニング、『血の婚礼』みたいな舞台美術は、昭和の匂いをじんじんと感じさせた。ラストで叫んだ“平成”は、現代の若者が抱える嘆きとも重ねてみたのだろうか。
テロップに映されたおかげで、台詞の耳と目で咀嚼できた寺山氏の詩の数々が染みる。
それでも、拳で交える情愛と解放は男たちだけのものだろう。彼らの心をつかめそうでつかめないもどかしさが残った。

松本潤の鍛えられた体は、惚れ惚れするほど光り輝き、意外に白い肌から色気が立ち昇る。
小出恵介の滑らかで熱を帯びた言葉は誠実に伝わり、意外に浅黒い肌はほてりを内包する。
のびのびと発散させられる松潤より、抑えたエネルギーを台詞によって表現する小出のほうが大変そうだ。
勝村政信は丹下段平ばりの渋味まであと一歩。黒木華の赤い頬と渡辺真紀子の胸につい注目w。
月川悠貴の歌唱力は認識したが、物語に関わらなかったのが残念。

立見という自分の肉体を消化させての観劇は、案外この舞台には合っているような気がした。
一幕の1時間半以上はちょい長く感じたが、ライブで慣れてたのであまり疲れは感じなかった。

カテコで前方からスタオベになり、ちょっぴり視界が遮られた。松潤と小出はあまり目を合わせないのかな。
トリプルカテコまでやってくれて、最後にハケる松潤のヒラヒラに女性客から大いに歓声が沸いた。
ニコニコミュージカル第7弾『源氏物語』前楽を観てきた。

『DEAR BOYS』以来に観るニコミュ。
ニコミュ版新解釈の古典劇だが、角川映画『源氏物語』を手掛ける張本人から持ちかけられた企画らしい。
さぞ混んでるかと思いきや、結構空席もあり。前方ド真ん中でもの凄い観易さだった。

幼女を自分好みの女に仕上げようとする光源氏と紫の上の物語を、紫式部の恋模様を絡めて官能的に描き出す。
そもそもアノ『源氏物語』は、否モテ系腐女子の妄想から生まれたラノベで、平安時代の同人誌から始まった、という解釈が面白い。
舞台上では『源氏物語』の主人公・光源氏の愛欲と共に、作者の紫式部の色恋沙汰が描かれていく。男を知らない紫式部は憧れの藤原氏から声をかけられただけで「降りてキター!」とばかりに筆を進めていく。その鬼の如し姿は、同人派には思い当たる節があるだろうw。ところが藤原氏から素っ気無い態度を取られた紫式部は忽ち意気消沈、光源氏や周りの女たちを悉く不幸に陥れていく。
作者と作品との微妙なリンク性。これはもしや先日観た『アイ・ラブ・坊ちゃん』と似た手法。その官能絵巻版ではないかと、興味津々で楽しんでしまった。

喜安浩平の脚本は、登場人物の個性がマトを得ていて、分り易い相関図の中で書かれている。
湯澤幸一郎の演出は、あくまで耽美と廃退とユーモアに拘ってるが、日本語の言葉の美しさや可笑しさを生かした作詞もなかなかの出来だ。
キャストも男性が女性役、女性が男性役をやったり、男女を兼ね役させたりと、性別を超えた面白味が入る。
女性キャラが平安独特の長い髪と艶やかな衣装をまとうのも優雅。代わりに光源氏以外の男性キャラは烏帽子や衣装が動き易いようにアレンジされている。
初心者向けの破天荒な趣ながら、中味は思ったよりも真面目に作られていて、世の男どもへの痛烈なメッセージも感じられたw。

光源氏には、ニコ動アーティストのぽこた。初見だが芝居も歌も可もなく不可もなく。平安独特の言い回しなどは相当稽古をされたと思う。まだ明瞭な色が感じられないとこがかえっていいのだろう。「光、感動でした!」のセリフが印象的w。
紫の上には、人気実力派の富田麻帆。『聖闘士星矢』のアテナの感動も冷めやらぬ。10歳の可愛らしさから歳月を経た大人の女まで見事に演じきり、よくぞぽこたさんを支えてくれた。歌も上手いし芝居も上手い、ハマリ役だったと思う。

大河元気、Kimeru、高木俊、平田裕一郎、川隅美慎、新谷真弓が、性別を超えた“姫”“帝”として出演。
元気くんは開演前アナウンスの女御の声が可笑しかった。Kimeruさんは腐女子として美味しい。背が高い裕一郎くんは尻男子のほうがカワイイ。美慎くんは女役も男役もブスの代表だが生き生きとしてて愉快。新谷さんはクセのある演技が頼もしい。
特筆すべきはシュンリーの男女役の早着替え。腐女子のモテ系をあくまで可憐にw、光の友人の頭の中将をあくまで誠実に好演していた。
広瀬友祐が演じた藤原氏は、背が高くて声もダンディで男前で格好良かった。パンフにあった衣装が見れなくて残念。
紫式部の湯澤幸一郎は、紫の衣装とメイクだが、月影先生が入っていたかもw。高音域の歌声はさすがに聞き惚れた。
『マグダラなマリア』なキャストだが、元気&Kimeru&裕一郎&美慎が踊るとやっぱ『テニミュ』が思い出される。シュンリーとぽこたが踊る「女というものは」は楽しかった。
美しき姫達を演じる女優たちも綺麗な歌声だが、名前と一致してないので区別がつき難い人も。
日替わりゲストは姫として突然現れたが、にゃんたろってダレなのか分らん^^;。

一幕は光源氏が中心の愛欲物語だが、二幕からは紫の上が中心になって物語が動く。明石から先、時には10年後のことまでを、紫の上が語り部として紡いでいく。
いつしか紫式部は、紫の上と共鳴していく。そして紫式部以外の作者さえ現れるようになる。
あり得るかもしれないこんな物語。紫の上を失った光源氏の孤独と闇を、舞台ならではの手法で描ききった。
やはり、光源氏は、男が演じてこそ旨味が出る。
来年あたり再演を望む。角川さんの映画も観たくなった。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』第39話。

待ちに待った『電磁戦隊メガレンジャー』回。
子どもたちを連れて後楽園に通い出したのもこの頃から。今は娘と一緒にGロッソに行くって、年月経ても何も変わらんなぁw。

諸星学園高校にやって来たゴーカイジャー6人。
元メガレッドの伊達健太がまさか高校教師になってるとは。でも相変わらずの健太テンション。走輔と同じような元気キャラなので、鎧とは早速意気投合。学校に行ったことのないゴーカージャーたちに、地球の学校を体験させたいという粋な計らいを見せてくれる。少しは大人になったじゃんw健太。大柴隼人さんの笑顔も健在。
6人の制服コスプレ回。ルカとアイムはイマドキでカワイイ。ジョーとハカセは何故かメガネ。赤いインナーに学ランなマベちゃんは、昔なつかしの夕やけ番長なノリだわw。

『仮面ライダーフォーゼ』の天ノ川学園高校と“学園モノ”が続いたヒーロータイムだが、まるで新旧の比較みたいで、学校や生徒の雰囲気が全然違う。
諸星の生徒はみんなマジメでチャライ感じはしない。勉強や部活に熱心でしっかり学生してるって感じw。
デジタル研究会の子も医者や弁護士を目指してて、明らかに勉強ができそうw。ここでハカセの頭の良さが発揮されたのがポイント。「やるじゃん」と見直したルカがイイ雰囲気。やっぱこの二人くっ付きそうw。ハカセはどうやら学校で学んでたようだし、いつかハカセとマーベラスとの出会いも見てみたいな。
家庭教師だったというアイムが学校に一番興味津々。生徒の告白シーンのほのぼの雰囲気に、戦闘で痛んだジョーの心も少しは癒されただろうか。この二人ももっとくっ付けばいいのに。
マベちゃんは体育館で豪快なダンク決め。元バスケ部の小澤亮太くんもノリノリだ。学校経験のある鎧はパシリか。
デジ研に飾ってあったメガレンジャーの写真。やることないからと部室で筋トレしてるジョーが、『ワンピース』のゾロと重なるw。でも山田裕貴くんはサンジのほうが好きらしい。

学園内に爆弾を仕掛けたバスコとサリー。弁当箱にまで詰めるとは、何て細かい工作w。
粘る鎧との連携プレーと生徒たちの協力で、今回は割と追いつめたゴーカイジャーたち。
ゴーカイジャーに好意的で、頭が良い生徒たちでよかったよかった。
ジョーが使ったバーチャル映像のバスコが、実は細貝圭さんの素に近いと思うのよ。彼の制服姿も見たかったw。
サリーを庇うように攻撃を防いだバスコ。苦味なバスコだったが、サリーは相棒以上の何かを持っているんだろか。
ゴーカイジャーにも繋げた、夢と青春と団結の学校生活。
戦闘で流れたメガレンジャーの曲が懐かしかった。

じ~かい。いよいよ『未来戦隊タイムレンジャー』篇(ゴセイジャーVSシンケンジャー)。
1月に公開された劇場版になぜゴーカイジャーが現れたか、その経緯とは凝ってるな~。
ゴーカイジャーの結末を知ってるハズの未来人たち。一つだけ“反則”をしているというのが気になる。なんせタイムスリップものだから! 『仮面ライダー電王』みたいな展開もありそうでワクワクしちゃう。
敵シタリの声でチョーさんが登場。マッハルコン@平田広明さんとはもちろん海賊仲間w。

ドモン役の和泉宗兵さんがご出演。舞台『黒執事』の葬儀屋で濃い演技を披露してたものね。でもタイムイエローとしてはあまり覚えていなかったり。
ちなみにタイムグリーンのシオンとタイムファイヤーの直人は、昨年の映画『牙狼<GARO>RED REQUIEM』で共演。シオンは伊達ママだけどねw。
元々『タイムレンジャー』は、敵ギエンの声の戸部公爾さんがお目当てだった。《RELAX》の舞台で見知ってから2~3年経った頃。戸部さんの熱演も相まって、ギエンは最終回まで粘ってくれたなぁ。
マウスプロモーション主催イベント『マウスの部屋~3世代声優今昔物語~』2回目へ行ってきた。

本日予定だった『READING FOR THE TIES 2011』が中止になり、残念に思ったファンの気持ちも察して、マウスプロモーションが出演者を集めて急遽開催してくれた無料イベント。
ありがたいことではあるが、開催時間が16時。『READING』が18時からだったので30周年イベントが終わっても充分間に合ったのが、今度はとても間に合いそうにない。せめて17時からだったら。それでも最後のほうだけでも参加したいと思って申し込んだ。
当初の会場はマウスプロ内だったのが荻窪に変更。初めての場所で迷いそうにもなった。

1時間遅れで会場入り。席番は決まってたので良かった。フラットなので観難いが、丁度喋っていらした、てらそまさんだけはしっかり拝めた。
出演者は、納谷悟朗、てらそままさき、浜田賢二。司会は市来光弘。一応、3世代声優の出演となっているw。

てらそまさんの朗読には結局間に合わず(-.-)。『村岡伊平治伝』の本を手に持っていたので、そちらを朗読されたようだ。後書きながら、ちょっぴりお話も聴けた。先日の舞台トークで小山力也さんからも『村岡伊平治伝』の話が出たし、この作品との縁も感じた。

今と昔との比較がテーマらしく、劇場の話や台本の話が出た。てらそまさんが関わってる某アニメ作品の台本が、AパートとBパートで手書きの字が違うというのが可笑しい。
ラーメンの話や、今やりたいことは?の話も其々から出てきた。司会の市来くんはゲームをやりたくてこの業界へな話までw。

朗読が苦手だという納谷さん。芥川龍之介の『鼻』を、流暢にテンポよく完璧に朗読。聖水が耳に脳に染み込むような時間だった。
終了後、てらそまさんたちから「難しい文章をあれだけの滑らかさでスゴイ!」と口々に賞賛の声。二日落ちならぬ二回目落ちも、と謙遜される納谷さん。

ジャンケン大会。またか!(苦笑)
賞品は3人と一緒の撮影権。一緒に撮影する一般人のほっぺにツンしたり、隣の浜賢さんの肩を抱いたりとお茶目なてらそまさん。
4人と一緒に集合写真も撮影。ブログにアップされるのかな。ちょっとでも写っているといいな。
最後にひとりずつ挨拶。「マウスの意地」だとおっしゃる納谷さんが、事務所の決断に感謝されていた。
募金箱もあったが、チャリティーのマウスグッズセットも販売。てらそまさんじゃなく小野Dの写真w。

マウス恒例のお見送り、てか、握手会w。
てらそまさんが私の顔を覚えていてくれただけで嬉しい!(*^。^*) 来年3月の舞台も楽しみ。
途中からの参加だったけど来て良かった。
『30th Anniversary Thank you! For you! 堀内賢雄!』へ行ってきた。

堀内賢雄さん30周年記念イベントの2日目。
25周年記念イベントの時は2日間とも参加したが、今回もゲストお目当てに1回だけ参加。
ゲスト発表の前からチケットを申し込んでいた友人がいて、便乗させていただいた。感謝です。
ホールの座席列の名が凝っていたが、あれでは3列と0列の人は勘違いしそうw。
おかげさまで前から4番目でまずまず観易かった。

30周年の目玉は、物販にもあった記念DVD。本日のゲストも出演されてる。
オープニングでDVDダイジェストが流れ、これが会場を沸かす。「キング・オブ・ホラ」は当り前w。「名作ホラ傑作選」に大ウケw。
賢雄さんがオープニングソングに続き挨拶。今日は後方に関係者も多く来ていて、男性の姿も多し。

ゲスト登場。昨日はアニメ関係だったが、今日は外画のスターで、普段飲んでる人(笑)。
雨蘭咲木子、桐本琢也、佐藤せつじ、志村知幸、東地宏樹。紅一点の雨蘭さんは40過ぎて背が伸びただのと一番ノッポさん。黒ジャケット胸元に白コサージュを付けた東地さんは、賢雄さんにお祝いの挨拶して、「サンシャイン60大好き」とこの近辺はご無沙汰だったというコメント。
先ずはDVD秘話。制作の桐本さんは、魚焼き器を結婚時に貰ったお礼に作ったという。コント仕立ての台詞のあるものがコンセプトだったが、賢雄さんは台詞を覚えないし覚えられない、宝亀さんもズレるので(後方席に昨日ゲストだった本人の姿もw)ノリでいくしかなかったというw。
7時間全部アドリブで喋り倒した素晴らしいホラを、1時間20分で纏めたという桐本さん。中味の濃いDVDを観た感想が其々述べられる。東地さんは「賢雄さんの素晴らしさ」を褒めちぎり、「せつじくんと一緒にやったのが」印象的だったとか。
「さあ!」を「あったあ!」と言い間違える賢雄さんに「面白いの超えて心配」と笑ったり。「これからマジメに!」「プロのスゴサを!」と構える賢雄さんに後ずさりしたり。適度にツッコミつつ笑いっぱなしの東地さんだった。

6人でライブドラマ。6本のスタンドマイクで、東地さんがコッチ側にキタ。SEと音楽付き。
1本目は『大賢雄Z』(仮)。地球を守るため(?)賢雄さん@隊長が作った巨大人型ロボット「大賢雄Z」を動かすべく、部下たちが情熱的なことを言うのが聞き所。情熱的セリフはアドリブらしいw。東地さん@部下Aは「モンマルトル…」「フランス…」と地名は出てくるが結局「ぼったぐられた」とウけないオチ、急遽軌道修正して纏めるw。よくわかんないw。雨蘭さん@部下b、佐藤さん@部下Cも同様w。桐本さん@副隊長にいたっては、初っ端から噛んだり苦笑いが入ったり、あげくに台本のどこを読んでるかわからず、東地さんから「指を置いといたほうがイイ」とアドバイスw。志村さん@Zが、心をひとつにするため賢雄さんにお礼のメッセージを言えと要求。東地さんがしごく真面目にお祝いを述べるも、マジメ過ぎるからと、今度は本人に直して欲しいトコをぶつけてみろと要求する志村さん@Z。
雨蘭さんが「人のコーヒーに飴を入れた」桐本さんが「台本を間違えて貸してくれと言われた」と出てくる出てくるw。「せつじは危険すぎるw」と言われた佐藤さんは、「警察官が…」とウソのようなホントの話を公開。後ろの席のかないみかさんも笑い。「ただの悪口大会になってる!?」と賢雄さん(笑)。
とり急ぎ軌道修正。敵のウイルスに感染した大賢雄Zより、仲間が大切だと自ら破壊した隊長。彼は既に大賢雄ZZに着手していた「行け!大賢雄ZZ!」…というオチ。拍手。すぐに去ろうとする東地さんを引き止め、みんなで反省会。「この体たらく」「これがプロの実力か!?」「でもウけてましたね!」(笑)でも既に押しているらしいw。
2本目は『戦国時代』(仮)。天下分け目の決戦から大阪冬夏の陣までを駆け足で追っていく。賢雄さんから始まったナレーションが次々5人に引き継がれ、最後は賢雄さんに戻る。武将の数も多数でみんな兼ね役。志村さん@家康と桐本さん@秀忠が大河ドラマ『江』を思わせる雰囲気。東地さん@石田三成が新鮮でクールで、「早く首を刎ねられよ」と隣の志村さんをチラリと見る様子がステキだったv。イベントで唯一マジメなコーナーw。プロの技を見せ付けられ堪能した。でも押してるみたいw。

合間に、賢雄さん出演作品紹介コーナー。
『フルハウス』ジェシーおいたん、『ピカチュウのなつやすみ』ナレーション全部、『グイン・サーガ』グイン、『三国志』諸葛亮孔明、『アンジェリーク』オスカー、『英国王のスピーチ』国王など。賢雄さんから思い出話や裏話が飛び出す。
いつも真剣にやっている。いつも人に支えられている。心から気持ちを込めて伝えるようにしている。と語る賢雄さん。
心の支えになってくれた人として、たてかべかずやさんをゲストでお迎えする。25周年イベントでも拝んだが、杖をお持ちで帽子を被って随分と印象が変わられた。今年病気で入院した時も、賢雄さんが色々と世話をしてくれたと話すたてかべさん。会場に向け帽子をとってお礼と挨拶をされ、二人のエピソードも語り合う。賢雄さんからたてかべさんに、帽子とマフラーも贈られた。「好きな声優さんは2人」とたてかべさんが言った名前が、賢雄さんと山寺くんだという。去り際に投げキッスもされにこやかだった。
恩師がプロデュースしてくれた曲で「メロディ」も披露する賢雄さん、一番のネックは未だに歌だという。

エンディングは出演者勢揃い。
ジャンケン大会。DVDで紹介された傑作ホラ映画のパッケージを6人に贈呈。東地さんとのジャンケンで私は終わった。
ひとりずつ挨拶。東地さんは賢雄さんとのお酒の話で「あの人のおかげでこの世界が楽しくなった」「スゴイ体力です」と褒めちぎり。でもたまに賢雄さんがハシゴの間から消えると、東地さんから「逃げやがったな」メールが届くと賢雄さん。
賢雄さんからも挨拶。昨日今日と3ステージで「ますます元気で頑張りたい」「真剣にふざけて笑わせることに命をかけたい」「一生懸命歩いていきたい!」と意欲を語った。
最後に桐本さんからタイトルコール&レスポンス。ゲストが「サンキュー!」賢雄さんが「フォーユー!」と言い、会場みんなで「アーユー!コーユー!堀内賢雄!」で締めた。

賢雄さんのエンディング曲で終了。
賢雄さんの誠実で愉快な人柄とゲストの魅力で、今回も笑って笑ってとても楽しかった(^o^)。

実は次のイベントが始まっていて、急いで池袋から荻窪へ向かった。すみません。
海賊戦隊ゴーカイジャーショー シリーズ第3弾『海賊戦隊ゴーカイジャー 海賊パワー炸裂!宝島大決戦!!』に娘と一緒に行ってきた。

素顔の戦士がシアターGロッソに登場!
娘も観に行くのでチケットを取ったところ、一日で2度公演を観ることに。
もちろんチケットは完売状態。

入口でゴーカイレッドと握手&ハグ。
2回目公演は中程列の左端。4回目公演は前方列の真ん中。

ナビゲートのナビィ、ナレーションの関智一は同じ。
先週TVで退場したバリゾーグとワルズ・ギルがまだ出てきた。もちろんTVと声は違う。
オープニングから素顔の戦士5人が登場。客席からたくさんの拍手。戦士たちは軽いアクション。マーベラスの回し蹴りがカッケー!
「豪快チェンジ!」でゴーカイジャー5人が登場。「お待たせしました!」とゴーカイシルバーは客席から登場。ここからは俳優たちの声でなく、ステージショーの声になってる。でも観客の掴みはバッチシ。

3つの光る玉を其々チームごとで捜すゴーカイジャーたち。9月に観たステージショーと全く同じ展開。でも客席の子どもたちのテンションがものすごく、歓声や声かけがいっぱい。
イエローが海底から玉をゲットする海中の場面は、映像とスライダーを駆使した中で、スーツアクターの演技も冴えて、よく出来てるなぁと娘と共に感心。
宝島は実は罠。神殿の中には待ち伏せしていたバリゾーグや歴代の猛者3人がゴーカイジャー5人を攻撃。
ここで再び素顔の戦士5人が登場、床に伏せてやられそうになる芝居。ナビィの呼びかけで、会場から「ガンバレー!」「ガンバレー!」の熱い声援がたくさん飛んだ。予想通りだなあw。
立ち上がる戦士たち。バリゾーグが爆弾スイッチを押す瞬間、顔を伏せるジョーたち。ところがマーベラスの指示でシステムを破壊していたシルバーがにこやかに登場。
してやったりの表情を見せるマーベラスと安心したジョーたちが再び「豪快チェンジ!」。

ここからはまたゴーカイジャーたちはステージショーの声。
ゴーカイレッドからチェンジしたチェンジドラゴンVSブーマが、客席後方まで使った駆け抜けと立ち回りを披露して観客も見守る。
ゴーカイブルーVSバリゾーグはなかなか凝ってる。映像でバリゾーグの瞬間移動を見せたり、ブルーが雑魚2人と戦ってる間、下手からこっそり出てきたバリゾーグが左端通路を静かに進み、中ほど通路の真ん中に立ってステージのブルーを攻撃。
ゴーカイブルーをいっせいに守るゴーカイジャーたち。
ここからの台詞が9月の時と変更している。
「なに一人で突っ走ってるんだジョー!」だったのが、「ケリはついたか!?」とマーベラス本人の声に変わってる。毎回微妙に違ってるようなので生だろうか。
ファイナルウェーブでトドメ。神殿が崩れ落ち、危機一髪で逃げ切ったゴーカイジャー。

エンディングはまたまた素顔の戦士たち。まだ変身したままのシルバーは、ルカから突っ込みを受けて「まだ油断できませんから」と言い訳w。もちろんここからは生の芝居。
もちろん「お宝は子どもたちの声援だ」とマーベラス。「さすがキャプテン!」とシルバー。
次のお宝探しに向かうマーベラスたちは「これからもギンギンに」「ド派手にいくぜ!」と威勢のいい言葉。
ステージに出てきた戦隊の名を連ねるナビィ。豪快チェンジしたゴーカイジャー6人が揃い踏みの後、また素顔の戦士に戻った5人が登場。
「最後はこれに決まってるだろ!?」と、パン!と色とりどりのテープが飛んだ。

オマケは、司会のお姉さんの合図で、もう一度素顔の戦士たち5人が登場。
揃ってジェットマンのポーズ付き。4回目の時はターボレンジャー。毎回違ってるようだ。
ひと言ずつ挨拶。ジョーは「パワーをお返しして勇気付けられたら」とあくまで誠実。ハカセは「みんなの声援でとってもあったかいです。みんな汗だくです(笑)」と達者。ルカが「ショーで体もあったまった人~?」アイムが「楽しかった人~?」と会場に訊く度に、子どもたちと一緒に手を挙げるマーベラスがお茶目v。
マーベラスは「寒がり暑がり強がりの小澤亮太です」「汗かくの大好きなんでw」「特にたぶん俺がアツイ」と汗びっしょりな様子だが、コートが厚いのは「キャプテンの重み」だとジョーがイイことを言った。

最後に5人でゴーカイジャーのポーズを披露。
たくさんの拍手や歓声の中、ステージ前方まで来た5人がにこやかに手を振りながら、客席右へ左へと移動して袖へ。
ハける間際に「あしたのゴーカイジャー見てね」とジョーが、「メガレンジャーだよ~」とメガレンの音楽を口ずさむハカセが愉快だった。
オーラスは司会のお姉さんが大きく手を振りながら「まったね~!」。

鎧のGロッソ登場は正月の舞台挨拶からかな。
1月は、戦隊とコラボの『40×30感謝祭』や、映画公開舞台挨拶、新戦隊お披露目と盛りだくさんで、彼らを拝める機会も多くなりそうだ。
とりあえず来週は、Gロッソ出演を終えたばかりの亮太の握手会なりw。
『Live 5pb.2011 乙女カーニバル』に行ってきた。

Live 5pb.初の女性向けステージ。
キャストお目当てでチケットを申し込んだ後で、公演の概要を知ったわけだが、5pb.作品の歌と朗読で構成された生ステージ。

司会は、藤原祐規と増田俊樹。初司会の増田くんは予想通りグダグダで、フリーズしたり言葉が詰まったり^^;。彼をフォローする藤原くんは流暢に盛り上げるも、たまに間が空いたりといまいち頼れる感じでもなしw。ふっきー&まっすんと呼ばれてる。

★「官能昔話~オトナ向け生朗読会~」
CDでは聞いたことがあるが、ヘッドフォンをつけずに、耳と目で“吐息とささやき”を聴く。
井上和彦が案内人で「脳が感じる官能世界のはじまりはじまり」とセクシーナレーション。
『ヘンゼルとグレーテル』鳥海浩輔。「目を閉じて~」とアドリブ。おばあさん役も上手い。立ったままで場所を移動したり、ちょっと走ったり。頬を舐める舌音が官能w。
『レダと白鳥(ギリシャ神話より)』近藤隆。美女レダの声も上手い。センター花道まで動き、やっと花道があることを知る私。キスやディープキスの音も官能w。
『鶴の恩返し(日本昔話より)』井上和彦。「むしゃぶりつきたくなるような」娘かw。スクリーンに和彦さんの影。ウィスパーボイスも官能w。
音楽とSEと照明が素晴らしい効果を生み出したステージ。声優さんの色っぽい声や演技だけでなく、言葉の表現がエロいw。
カズさん&トリさん&コンちゃんが出揃い感想。一応うちらの本業なんでと言った通り、3人とも全然噛まず完璧だったので感心。トリさんをダミーヘッドに例えて二人が耳元で囁いたり、何度も音を拾うので和彦さんのお腹の緒とも拾ったとかw。
11/30に7時間の官能BOX発売。ゲーム化もされ、OPムービーまで流れた。

★『TAP TRAP LOVE』コーナー
OPムービー流れる。ダンスチーム「EUROPHIA」で何故タップ?謎の少年の声で石田彰のテロップに会場が小さく沸く。来年2月発売。
ライブドラマ。伊藤健太郎(Dr.ジンジャー役)藤原祐規(ジョイ役)前野智昭(ジャッキー役)
ジャッキーのダンスに、ダンサーのナマのタップダンスが入り会場も拍手。
「耳で感じるエンターテイメント」として、台詞もタップもダミーヘッドだという。タップ台がまだあったので、試しに前野くんが、ふっきーに続きまっすんも足を動かして見せる。イトケンはシコを踏んで見せるw。

★『BEYOND THE FUTURE -FIX THE TIME ARROWS-』コーナー
OPムービー流れる。藤原祐規(ナユタ役)&鈴木裕斗(カミュ役)の「RADIO ビヨンド ザ フューチャー」出張版。第4金曜日に配信されてるらしく、ニコ生では視聴者との掛け合いもあり。
ゲストは、増田俊樹(ネイト役)と津田健次郎(ログナー役)。ゲームの紹介やキャラクターの紹介など。
4人でミニゲーム「ドキドキロシアンルーレットゲーム」。台詞を言ってから風船銃を押すが、ゲキテツを起すのに手間どる。6回に1回は音がするのに音が出てこない。実は1回目はリハーサルだったという裕斗だけが知ってたドッキリ。マジに興じてたツダケンが「なんでやねん」w。2回目も結局同じような展開に。ジャンケン弱いねwツダケンと裕斗。
バツゲームで、ムービーをバックに、ツダケンの生ナレーション。「剣と魔物が息づく…」カッケー。OP曲をKENNが唄ってるので、「KENNと魔物…」とも聞こえちゃうw。ナレ感想で「駆け足でスゲー汗が出た」とツダケンw。

★LIVEコーナー♪
いとうかなこが「咎犬の血」EDと「Stary Sky秋冬」。飾り気のない言動に好感。
Zweiが「うみねこ…」から2曲。女性2人だがハードロックでカッケー。
生ヴァイオリンと共に、先ほどの生タップダンス。続いて生ヴァイオリン演奏で、KENNが登場し『明治東京恋歌』から「東京浪漫譚」を披露。生演奏で唄うなんて贅沢だこと。続いてソロで『Beyond…』から「グノーシスの断罪」を披露。のびのびした爽やかでイイ声。ヴァイオリンは増田太郎氏、タップダンスはKENTAだと紹介。
まっすん&ふっきー&けんぬの3人が並んで馴染んで話していたが、一応テニミュ3人だ!と喜んだなり(ドリライ7th以来の共演ぽいw)。

★出演者声優陣10人によるSPECIAL朗読『みにくいあひるの子』(乙女カーニバルVer.)
アーティストとして参加していたKENNも一緒に参加。
ナレーション:ツダケン、お母さんアヒル:イトケン、みにくいあひるの子:和彦さん!(笑)
子アヒルはトリさん&コンちゃんだけど、意味深な台詞や声に、台本で顔を隠して笑いをこらえるKENNが可愛いv。ナンパ男(?)が裕斗で、犬が前野。和彦さん相手に若手も気を使う使うw。なんせ、みにくいあひるの子は総受けだから!
三毛猫がふっきー、ニワトリがKENN、人間のお婆さんがまっすんだが、「あなたさま」「おまえさま」と“様”付けw。ニワトリが卵の産み方の見本を見せるが、ここはKENNにもっと色っぽい声でやって貰わなくちゃw。イケメン男のトリさんはさすがのセクシー声で「若いな」、「若いです」と和彦さんもキッパリw。
白鳥たちがみんなしてイイ声を出して、甘くセクシーに、みにくいあひるの子を攻めていくw。でも最後は声が全然揃わずに、みんな両手をパタパタさせて終了。
言葉の表現がエロくて、笑って楽しんで官能させられたv。

時計を見ると、早22時近く。思いがけず、あっという間の3時間。
最後は全員が出揃って、ひとりずつ挨拶。キャストによるサインボール投げ&袋投げもあり。こっち側には1個も飛んでこなかったが^^;。
乙女ゲーにはとんと縁がない私だが、アリーナ前方で出演者を間近に拝めたし、イベントは思いのほか楽しめた(^o^)。
劇団俳優座『ある馬の物語』を観てきた。

ロシア文学の巨匠レフ・トルストイの原作『ホルストメール』を、レニングラード・ボリショイ・ドラマ劇場によって上演。1978年の日本初演後、様々な舞台で上演されたそうだが、今回は若手の演出家と俳優を交えて、俳優座の舞台によみがえる。
トルストイ没後100年記念で、原作は150年前のもの。
まだらで老年で虐げられた“ホルストメール”という「何も持たない」馬が、己の過去を語りながら、生死と老若、そして「所有」と「愛」について問いかける話。

人間の役は7人で、殆どが“馬”の役。
衣装やメイクの地味さもあるが、表情や動きや振付で、これがどんどんどんどん“馬”に見えてくるからフシギ。
男女5人ずつの馬群ダンスが、地響きを立てるほどの迫力で面白い。珍しいキノコ舞踊団からの振付が“馬”との一体感をかもし出す。
正面と向正面で囲まれたステージは、生々しいほどの臨場感が湧き上がり、若さあふれる熱と気迫が伝わってきた。

ホルストメール役の小山力也は、桐朋学園の卒業公演でも演じたというだけあって、役への思い入れもたっぷり。しなだれたり走り回ったり横になったりの細やかな動作、いななきから叫びまでの鳴き声と、“馬”としての変幻自在な演技力を発揮する力也さん。涼やかで誠実な瞳から繰り出される表情の数々が、愛おしさが込み上げるほど“馬”らしかった。
ホルストメールを「自分のもの」とする、将軍の可知靖之、公爵の田中美央が渋さの中に哀愁を放つ。特に公爵のSM度と堕ちぶれ度が見ものか。
斉藤淳、蔵本康文、林宏和、脇田康弘と其々の兼ね役にも注目。脇田さんの明るさが癒しにもなる。
香野百合子が全く違うヒロイン3役を演じて美しい。

新進気鋭の演出家・眞鍋卓嗣は、現代が抱える問題とも重ねて、明瞭なテーマを舞台に込めていく。
「私のものだ」と馬の“所有”を強調する人間たち。だが人間は馬に何かを与えていただろうか。「よくやった」とホルストメールに“愛情”を注いでくれた人間たち。その2年間は彼にとって幸福の極みであった。
幸せで豊かな時間はあっという間だ。若くてみずみずしい時間もすぐに終わる。自分の老いを思いながら、時間とつながりの大切さをしみじみと考えさせた。


アフタートーク。司会は若手馬群から荒木真有美と田中孝宗と芦田崇。
登壇者は、お色直しで着替えた小山力也と、力也さんから「みお」と呼ばれてる田中美央と、演出家の眞鍋卓嗣。眞鍋さんが若々しくて、美央さんと同い年には見えんw。
挨拶からはじまり、後半はお客様からの質問に答えるという形式のトークだ。

初日はロゾーフスキイさんがわざわざ来日して観劇されたそうで、「芸術は若さで作るんだ」と絶賛されたとか。
眞鍋氏は、稽古場を想像の場として気をつけ、演出は毎日が更新の連続だったという。ディスカッションも何度も重ね、当初は映像を入れたいと思ったそうだが、丸一日話し合って結局なくなったようだ。
力也さんは23年ぶりの役で、眞鍋とも言いたいことを言い合って作り出したという。客席とも近く、日によってリアクションも違うが、お客さんとのアイコンタクトがあると嬉しいという。お客様からの気遣いに、「まだ始まったばかりなので」と跪いてお辞儀をする力也さん。
美央さんは若いのに、白髪でやってくださいと老け役のオファーに苦労。力也さんにも「痩せろ!」と言われたらしい。

所有と愛について、三人のメッセージ。
人間は永遠に枯渇している動物だから、今丁度イイ時分かに気づけるかが問題、と美央さん。
「所有とはしょうゆうことである」と笑わせた力也さんは、人間はそんなに持って死ねないからためこんでるものをもっと均等に分ければいいのに、愛情はその人のために何かしてあげられれば嬉しいことと、分り易い言葉で熱弁された。
眞鍋氏は、欲求に突っ走ると他人との関係が壊れコミュニティが崩れてしまう。自分も気づいているかと問う。舞台の見どころとして、俳優さんの体の状態を、発せられる魂や感情も含めて観て欲しいという。
最後に次回公演『カラマーゾフの兄弟』の宣伝をして終了した。たっぷりお話が聞けて30分。

終演後、小山力也さんサイン会。
過去『罪と罰』『村岡伊平治伝』の時に参加してきたが、年々列が長くなってきている。男性の姿が多い。
パンフにサインをしていただき、撮影と握手をしていただいた。プレゼントでポスカとシールまで。ありがとうございましたm(__)m。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』38話。

ザンギャックのグレートワルズ出現で、急に畳み掛けるような展開。

ジョーVS.シド先輩、ゴーカイブルーVS.バリゾーグ、ついに決着。
もう元のシド先輩に戻すことはできない、とわかっていても、何らかの形で二人の心が繋がると思ってきたので、なかなかシビアでハードな戦いだった。
最後にチラっとシドの魂が救われたようだったが。バリゾーグの爆発はやはり胸が痛む。
戦闘後、ジョーが詳しいことを語らなくとも、納得するマーベラス。互いに宿る信頼感、絆の深さもよく出ていた。

ところがバリゾーグの仇とばかりに、いさんで出撃するワルズ・ギル。そんなにバリゾーグを想ってくれてたのか。
ゴーカイジャーの大いなる力はどうでもいいとして^^;。
まさかワルズ・ギルまでも! 
殿下、セコかったけど憎めなかったのに。最終回間際まで生き残ると思ってたのに。

それでも何らかの形で復活するかもと思っていたが、バリゾーグの声&シドの進藤学も、ワルズ・ギルの声の野島裕史も共にクランクアップ。
ご本人たちも残念だと思うが、視聴者も残念だ。
思えば夏の『ザンギャックナイト』から、ザンギャックの4人に新たな思いが沸きあがったのだ。
声優4人でジャックした「ウ~、ザンギャ~ック♪」の歌も、半ば本気でCD化されるのではないかと思ってたw。
あの夜が、ザンギャックにとって最後の打上げ花火だったわけか。
しかも二人の退場の確定と宣告は、ザンギャックナイトの前後だったとか。ひでえ~!
集まったファンは制作側に裏切られた感じだし。むしろあの盛り上がりに、制作側ももしかして時期尚早だと思ったかもしれない。
とにかく残るは、ダマラスとインサーン。ダマラスは殿下に対して反発もしていたが、ちゃんと率いていけるのか?
そして最大の強敵バスコ! バスコとマーベラスの決着もそろそろか。

じ~かいっ! いよいよ、メガレンジャー回!
私が戦隊シリーズではじめてハマったのが電磁戦隊メガレンジャー。諸星学園学生服を着た海賊たちも拝めるし、バスコも出てくるね。
メガレッドの大柴隼人は出てくるが、メガブルーとかは出てこないのか。ピンクにイエロー、声優としてアニメにも出ていたのに。伊達健太という名は出来すぎてるなぁ。「気のせいかな~♪」のED曲も流して欲しい。
ドラマティック・カンパニー公演『きらら浮世伝』千秋楽を観てきた。

さすがに満員御礼でロビーも混雑していた。
千秋楽なのに、前から2列目の中ブロックでとても観易い席。今回はDCさんに良席を頂いたと感謝。

元々は3時間位の戯曲だったらしく、それが2時間にコンパクトに纏められてるので、当然場面がスキップしてあり、説明不足にもなっている舞台。観るほうにもその時々の状況や関係を推察させる手法で、お手軽で易しいものではない。
残念だったのは、歌麿や写楽の絵がいっさい現れず紙だけを使ったこと。予算的舞台的には仕方ないが、観客に絵そのものを想像させるのもなかなか難しい。先人の絵を観たことがない人は、予め見知っておいたほうが作品世界に入り易いだろう。
猥褻さと洒落っ気を加えた大衆娯楽時代劇の形を取りながら、現代にも繋がる普遍的なメッセージを含んだドラマではある。達者な役者たちの力で、深くて印象的なセリフの数々が胸に伝わり、DCさんには得意とする分野か。

千秋楽ならではの余裕か、所々で台詞やアドリブのお遊びがw。
恋川春町がグシャグシャにする折り紙が違うし、その後の台詞も違っていた。毎回違っていたのかな?
鉄蔵をイジめる、ならず者三人の様子やセリフも違う。あのシーンはみんなやけに楽しそうw。
富三郎の顔が白塗りだった。この前ははっきりしていた柿の種な目が違って見えたw。
最前席でよく見えなかった写楽が斬られるシーンもしっかり把握。あんな格好してると重三もすぐには分らない。

今回のキャスティングは悪くはない。水下きよし氏の演出も良い出来だと思う。でも他の舞台や作品展を観てきて今まで自分が感じてきたイメージと、今回のキャラクターとでは、何か微妙な違和感が残るのだ。
正直言って、蔦屋重三郎は中尾隆聖さんのイメージだ。粘り強いプロデュース力と、情けなさと図太さを持ち得た男の器は、中尾さんの持ち味ではないかと思う。
関俊彦さんはどちらかというと歌麿のイメージだ。美人画に取り組む情熱と気迫、品格と器量を併せ持つ、時代に愛された男といえば関さんではないだろうか。
もちろん他の役はどうするのかという疑問はあるが、中尾さんの重三、関さんの歌麿で作っていたら、また違った雰囲気の作品になっただろうと思う。

ものすごい盛り上がりや変動があまりない中盤は、ちょっと眠気が出てウトウトしそうになった。
決してつまらない作品ではないし、心に響く何かも感じるのだが、とても面白くて興奮させる舞台だったとはいえなかった。
役者の新境地も見られ、DCさんにとっては安全策の範囲の新しい挑戦だったというべきか。
ところでパンフを見ていて気づいたが、DCメンバーさんって“みずがめ座”率が多いのではないだろかw。

ラストで鉄蔵がちぎった紙片がヒラヒラと宙を舞い、偶然にも私の膝や足元に落ちてきた。これはお持ち帰りしていいのかw。
千秋楽恒例のキャスト紹介はなし。その代わりカテコで、中尾さんと関さん、白塗りを落とした水下さんが登場。水下さんには、ヒロイン役の小田木美恵さんから花束贈呈。三人と一緒に会場みんなで三本締め。「はっ!」の掛け声がよく届き、ついでにジャンプもしていた関さんw。そのうち男衆も登場したが、女性陣はもう着替え中だと堀本さんが伝えに来た。
去り際に関さんが投げキッスをして、客席から小さな声がわいた。

DC20周年記念企画公演は『阿呆浪士』。演出の加納幸和氏は花組芝居の方だとか。
脚本の鈴木聡氏の名前に覚えがあったので調べて貰ったら、私が過去に観た舞台の作品がいっぱい見つかった。これは期待大。鈴木氏の作品のひとつ『ア・ソング・フォー・ユー』は12月に観る予定。
DC20周年記念ツアーについてのアンケ。国内orグアムって^^;。10万円以上かかるならムリ!そんなにメンバーはグアムへ行きたいのか。DC会員だけの国内チケット制イベントで充分なのに。
午前中から、アニメイト渋谷で『Ash:not easy』CD発売イベントに参加してきた。

渋谷店は握手会で、秋葉原と横浜はトークイベント。
トークもいいが、参加できるのがこの日のこの回しかないので仕方ない。

出演者はもちろん中村誠治郎と根本正勝。
二人とも白シャツだった。誠治郎さんは髪を束ねてサッパリ感。根本さんは変わらず落ち着いてる。
誠治郎さんには『BASARA3』の石田三成にシビレたとか、『本能寺』とか『銀英伝第二章』への期待とか。おかげさまで同盟篇は2回は観れそう。
根本さんには『遙か祭』のこととか、『裏僕』への期待とか。CDの作詞についても。
二人とも話してる間、ずーっと笑顔で手を握ってくれるのが嬉しいねv。ありがとう。

あっという間。終了後は会場別のプロマイドをプレゼント。
横浜店では、チョッパーお絵描きコーナーがあったらしい。ブログの絵に感心するやら吹き出すやらw。

来月はタワーレコード新宿店にてAshのインストアイベント。
アコースティックライブは聞けそうにないが、サイン会には参加できるかな。
年末のイベントはどうしようか思案中。

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