遙か祭2011 桜花恋模様 千秋楽
2011年10月30日 イベントネオロマンス・フェスタ『遙か祭2011 桜花恋模様』千秋楽へ行ってきた。
今年3月の震災の影響で急遽中止となった『遙かなる時空の中で』のイベントが、ようやく開催される運びとなった。
中止の影響が主催者側にも響いたようで、いつもの袋入りチラシもなしと全体的にエコな空気感。
パンフも3月開催用に作られたもので、キャストや出演日も異なるというチラシ付き。
1月の『初春時代絵巻』との連動特典、キャラクターポスターをプレゼントしてくれたのは良心的。
3月に取れた席よりは幾分観やすい前方端ブロック。サイリウムもばっちり用意。
出演者は、井上和彦(橘友雅・翡翠・梶原景時・風早役)高橋直純(イノリ・イサト・ヒノエ・遠夜役)中原茂(藤原鷹通・藤原幸鷹・有川譲・葛城忍人役)鳥海浩輔(藤原泰衡・大伴道臣役)置鮎龍太郎(アクラム・白龍・ナーサティヤ役)根本正勝(カリガネ・中岡慎太郎役)寺島拓篤(桐生瞬役)岡本信彦(沖田総司役)立花慎之介(小松帯刀役)竹本英史(福地桜智役)四反田マイケル (アーネスト・サトウ役)安元洋貴(高杉晋作役)諏訪部順一(天海役)下野紘(桐生祟役)。司会は久遠一。敬称略。
『遙か5』は8名で初ネオロマの方も何人か。全部で14名は多いほう。3月出演予定メンバーと比べると、保志くんの名がなかったのが残念。
ナレーションは、三木眞一郎、宮田幸季、石田彰。『遙か2』バージョンで開演前ナレと終演後ナレとキャスト紹介に参加、『遙か4』のドラマにもキャラとして登場。
イベントは『遙か5』と『遙か4』が中心。開場前にパンフで予備知識を仕入れておいた。
『遙か5』は、3人によるプレドラマに続き、全員によるドラマ。根本さん@中岡慎太郎が初お目見え。新宿2丁目オカマバーにいると思しき化粧をした(笑)竹本さんが画面に映る度、会場からは失笑の嵐、すべてをもっていったw。2手に分れてのキャラクター神経衰弱でもまだ竹本さんに笑い、愛のメッセージでは何故か「エンジェル」連発w。
選択肢ドラマ『遙か2』。独り言アクラム煩い(笑)。オッキーは舞台に出るようになってから、いっそう演技に深みが出たと思う。入場時に渡された“さくらカード”で選択したほうへ進行。
ゲーム再現ドラマ『遙か4』。根本さん@カリガネは、呉羽との絆と姫への思いを翼に注いで好演。最後に遠夜ともさりげに友情がw。石田さん@アシュヴィンからナーサティヤと二ノ宮へ。神子が中ツ国の王になるエンディング。葛城エンディングが壮絶、思わず目頭が熱くなった。中原さんの演技はやっぱり上手いなぁ。でも着てるものがキラキラしててドラマにそぐわないw。
あなたと咲かせる“恋模様”トークバトル。ある質問に対して、Aの答えかBの答えかを出演者が選び、其々の持論を展開披露して、会場を納得させ選ばせるゲーム。根本さんは絶対Aを選ぶと思っていたけどねv。直くんの潔く格好良い発言がみんなの心を動かして、和彦さんもトリさんも次々とA陣営へw。
ライブは先陣は根本さん@カリガネのソロ。初めてナマで聞いた。サイリウム振ってタオルを掲げて応援したv。続いてトリさん、オッキー、慎ちゃん&竹本、安さん、中原さん。トリの和彦さんはこっちのほうにも手を振ってウインク。
告知など。『遙か5』次回作では桐生崇がめでたく攻略キャラへ。次回ネオロマはスターライト・クリスマス。
キャスト感想。根本さんは『遙か4』と『遙か5』の両方のドラマに参戦、トークにソロとフルに活躍されて大満足v。竹本さんのメイクには終始笑い。安さんの低音は貴重。寺島さん&岡本くんが並ぶと『セイクリッドセブン』だw。岡本くんや下野くんはトークも控えめで、笑顔もとっても可愛かった。
エンディングは全員立ち並んでひと言ずつ挨拶。
諏訪部さんの「絆」。キラキラ竹本さんにマイケルさんが「ナイトメア」。「夜の男」と称された根本さんは会場に「はい」3連発。そして、慎ちゃんから最初に口に出した、『遙か』で一番大切な方のこと。
『遙か』の最初から一緒だった中原さんや和彦さんから、故・川上とも子さんを偲ぶ言葉があふれ出す。「またね」って言ってたけど「また」はなかった。だから一日一日、一瞬一瞬を大切に生きなければいけない。「普通」ってスゴイことなんだ。「普通」って幸せなことなんだ。
震災からの出来事を振り返り、会場も静まる中、私もしみじみと涙した(;_;)。3月のイベントのリベンジ公演であったが、 6月に亡くなられた川上とも子さんを偲ぶ追悼公演のようでもあった。
フィナーレは全員で「遼遠の旅路を行け♪」。最後のほうは根本さんや和彦さんもこちら側に来てくれ、肩を組みながら一緒に笑って唄っていて微笑ましかった。みんなで心をひとつにして、歌って歓声をあげて笑顔になった。
こうしてイベントが無事開催され参加できたことに、心から感謝して楽しんだ。仙台の方とご一緒できたのも嬉しかった。
今年3月の震災の影響で急遽中止となった『遙かなる時空の中で』のイベントが、ようやく開催される運びとなった。
中止の影響が主催者側にも響いたようで、いつもの袋入りチラシもなしと全体的にエコな空気感。
パンフも3月開催用に作られたもので、キャストや出演日も異なるというチラシ付き。
1月の『初春時代絵巻』との連動特典、キャラクターポスターをプレゼントしてくれたのは良心的。
3月に取れた席よりは幾分観やすい前方端ブロック。サイリウムもばっちり用意。
出演者は、井上和彦(橘友雅・翡翠・梶原景時・風早役)高橋直純(イノリ・イサト・ヒノエ・遠夜役)中原茂(藤原鷹通・藤原幸鷹・有川譲・葛城忍人役)鳥海浩輔(藤原泰衡・大伴道臣役)置鮎龍太郎(アクラム・白龍・ナーサティヤ役)根本正勝(カリガネ・中岡慎太郎役)寺島拓篤(桐生瞬役)岡本信彦(沖田総司役)立花慎之介(小松帯刀役)竹本英史(福地桜智役)四反田マイケル (アーネスト・サトウ役)安元洋貴(高杉晋作役)諏訪部順一(天海役)下野紘(桐生祟役)。司会は久遠一。敬称略。
『遙か5』は8名で初ネオロマの方も何人か。全部で14名は多いほう。3月出演予定メンバーと比べると、保志くんの名がなかったのが残念。
ナレーションは、三木眞一郎、宮田幸季、石田彰。『遙か2』バージョンで開演前ナレと終演後ナレとキャスト紹介に参加、『遙か4』のドラマにもキャラとして登場。
イベントは『遙か5』と『遙か4』が中心。開場前にパンフで予備知識を仕入れておいた。
『遙か5』は、3人によるプレドラマに続き、全員によるドラマ。根本さん@中岡慎太郎が初お目見え。新宿2丁目オカマバーにいると思しき化粧をした(笑)竹本さんが画面に映る度、会場からは失笑の嵐、すべてをもっていったw。2手に分れてのキャラクター神経衰弱でもまだ竹本さんに笑い、愛のメッセージでは何故か「エンジェル」連発w。
選択肢ドラマ『遙か2』。独り言アクラム煩い(笑)。オッキーは舞台に出るようになってから、いっそう演技に深みが出たと思う。入場時に渡された“さくらカード”で選択したほうへ進行。
ゲーム再現ドラマ『遙か4』。根本さん@カリガネは、呉羽との絆と姫への思いを翼に注いで好演。最後に遠夜ともさりげに友情がw。石田さん@アシュヴィンからナーサティヤと二ノ宮へ。神子が中ツ国の王になるエンディング。葛城エンディングが壮絶、思わず目頭が熱くなった。中原さんの演技はやっぱり上手いなぁ。でも着てるものがキラキラしててドラマにそぐわないw。
あなたと咲かせる“恋模様”トークバトル。ある質問に対して、Aの答えかBの答えかを出演者が選び、其々の持論を展開披露して、会場を納得させ選ばせるゲーム。根本さんは絶対Aを選ぶと思っていたけどねv。直くんの潔く格好良い発言がみんなの心を動かして、和彦さんもトリさんも次々とA陣営へw。
ライブは先陣は根本さん@カリガネのソロ。初めてナマで聞いた。サイリウム振ってタオルを掲げて応援したv。続いてトリさん、オッキー、慎ちゃん&竹本、安さん、中原さん。トリの和彦さんはこっちのほうにも手を振ってウインク。
告知など。『遙か5』次回作では桐生崇がめでたく攻略キャラへ。次回ネオロマはスターライト・クリスマス。
キャスト感想。根本さんは『遙か4』と『遙か5』の両方のドラマに参戦、トークにソロとフルに活躍されて大満足v。竹本さんのメイクには終始笑い。安さんの低音は貴重。寺島さん&岡本くんが並ぶと『セイクリッドセブン』だw。岡本くんや下野くんはトークも控えめで、笑顔もとっても可愛かった。
エンディングは全員立ち並んでひと言ずつ挨拶。
諏訪部さんの「絆」。キラキラ竹本さんにマイケルさんが「ナイトメア」。「夜の男」と称された根本さんは会場に「はい」3連発。そして、慎ちゃんから最初に口に出した、『遙か』で一番大切な方のこと。
『遙か』の最初から一緒だった中原さんや和彦さんから、故・川上とも子さんを偲ぶ言葉があふれ出す。「またね」って言ってたけど「また」はなかった。だから一日一日、一瞬一瞬を大切に生きなければいけない。「普通」ってスゴイことなんだ。「普通」って幸せなことなんだ。
震災からの出来事を振り返り、会場も静まる中、私もしみじみと涙した(;_;)。3月のイベントのリベンジ公演であったが、 6月に亡くなられた川上とも子さんを偲ぶ追悼公演のようでもあった。
フィナーレは全員で「遼遠の旅路を行け♪」。最後のほうは根本さんや和彦さんもこちら側に来てくれ、肩を組みながら一緒に笑って唄っていて微笑ましかった。みんなで心をひとつにして、歌って歓声をあげて笑顔になった。
こうしてイベントが無事開催され参加できたことに、心から感謝して楽しんだ。仙台の方とご一緒できたのも嬉しかった。
Kazuki Kato Live 2011
2011年10月29日 イベント『Kazuki Kato Live "GIG" Tour 2011 ~Clash Complexion~』に行ってきた。
今回もチケットをお願いして、おかげさまで最前の端をキープ。全身もよく見えた。
ツアーも中盤。加藤和樹のソロライブとしてはとりあえず一区切りなのかな。
K.K.ベストを中心にした歌を次々と披露。ライブではあまり聴かない歌もあった。
会場のリクで、ドラマ『毒姫とわたし』に出てきた純の曲もギターを弾いて披露。歌の後、「実は今度結婚するんだ…」とはいかないけどw、唄った本人も不可思議な気分になったようだ。
水鉄砲やハロウィンの飴ちゃん投げとか、遊び心もいっぱい。
バク転も成功。そのままフードをスッポリ被った姿は、『BASARA3』の徳川家康にも見えたw。
手フリにジャンプにタオル回しと、和樹と一緒に体を存分に動かして燃焼させることができた。
トーク中は、ファンの言葉にいちいち反応する和樹。ファンの気持ちを大切にする気の回しようは有り難いが、たまにはあっさりスルーしてもいいと思う。和樹が話してる途中で、チャチャの声が挙がるのはウザい。
雨を誰よりも気にしてるという和樹。今日は晴れたが明日は雨らしいw。東京は第二の故郷みたいなもの…という言い回しも正直だ。
アンコールは「ボクらのミライ」に「Chain of Love」。
和樹の渾身の歌声に、会場がひとつになって盛り上がった。唄ってて気持ちイイという和樹だが、私達も同じ空気の中にいられて気持ちよかった。
12月からはいよいよユニットJOKERが始動。ライブの最後に新曲が流れて拍手が起きた。
AUTRIBEに和樹と二日続けてのライブ。スタンディングでハードだったが、ご一緒してくれた人のおかげもあって、めいっぱい楽しめた(^o^)。ありがとうです。
今回もチケットをお願いして、おかげさまで最前の端をキープ。全身もよく見えた。
ツアーも中盤。加藤和樹のソロライブとしてはとりあえず一区切りなのかな。
K.K.ベストを中心にした歌を次々と披露。ライブではあまり聴かない歌もあった。
会場のリクで、ドラマ『毒姫とわたし』に出てきた純の曲もギターを弾いて披露。歌の後、「実は今度結婚するんだ…」とはいかないけどw、唄った本人も不可思議な気分になったようだ。
水鉄砲やハロウィンの飴ちゃん投げとか、遊び心もいっぱい。
バク転も成功。そのままフードをスッポリ被った姿は、『BASARA3』の徳川家康にも見えたw。
手フリにジャンプにタオル回しと、和樹と一緒に体を存分に動かして燃焼させることができた。
トーク中は、ファンの言葉にいちいち反応する和樹。ファンの気持ちを大切にする気の回しようは有り難いが、たまにはあっさりスルーしてもいいと思う。和樹が話してる途中で、チャチャの声が挙がるのはウザい。
雨を誰よりも気にしてるという和樹。今日は晴れたが明日は雨らしいw。東京は第二の故郷みたいなもの…という言い回しも正直だ。
アンコールは「ボクらのミライ」に「Chain of Love」。
和樹の渾身の歌声に、会場がひとつになって盛り上がった。唄ってて気持ちイイという和樹だが、私達も同じ空気の中にいられて気持ちよかった。
12月からはいよいよユニットJOKERが始動。ライブの最後に新曲が流れて拍手が起きた。
AUTRIBEに和樹と二日続けてのライブ。スタンディングでハードだったが、ご一緒してくれた人のおかげもあって、めいっぱい楽しめた(^o^)。ありがとうです。
AUTRIBE SECOND LIVE
2011年10月28日 イベントAUTRIBE SECOND LIVE “TRIP TRAP TRIBE”に行ってきた。
植木豪と良知真次を中心に、HILOMU、TAKAHIRO、DAISUKEを加えた5人のサイバー系ダンスボーカルユニットのライブ第2弾。
今年観た『陰陽師』『タンブリング2』『メンタメ』で、ごう&らちのダンスをもっと観たくなってチケットを取った。
元は映画館だったという会場。ラッキーにも段差のあるポール最前位置をキープ。もの凄く観易くてドキドキ。
ライブ第1弾は行ってないので、知らない曲ばかりだが、すぐ馴染めてしまった。新曲も色々あったので、すべてが新鮮。
歌もいいけど、5人のダンス&パフォーマンスがすごくて、忽ちのうちに見惚れてしまう。照明とか小物使いとか巧みだ。
ウチワやライトもオッケーだが、ライブは手フリや手拍子が一番ノれそう。手フリのレッスンもあって、これが分り易くすんなりとマスターできた。
もちろん歌にも力を入れていて、ごう&らち以外の3人、A-TRIBEもヒロムを中心に唄った。3人のリーダーはダイちゃん。AUTRIBEの自称リーダーのらっちゃんとは同い年で、二人で今度はユニットらしい?w
トークがとにかく面白い。年長の豪さん(35歳)が一番テンションが高く饒舌で、良知さん(28歳)が苦笑しながらノってあげたり、たしなめたり、笑い転げたり。唄いながらも、豪さんの頭をペチペチ叩いていたのが可笑しかった。
豪さんを中心にライブの準備中、ヴェローナで死んでた良知さんw。二人の出会いの話やユニットを組んだ話にも触れた。ライブではグッズにも力を入れて担当したという豪さんが、おべべにも力を入れていたようだ。
歌では、良知さんの“スペースカウボーイ”が格好良かったw。みんなとジャレてる時はカワイイのに、ダンスをすると途端に野性味を帯びる。
アンコール最後は「AUTRIBE」。全部で13曲ぐらいかな。まだ曲数が少ないのでボチボチ覚えていきたい。
思ったよりも、お客さんとの一体感を作り出し盛り上げてくれて、初ライブなのにいっぱい楽しめた(^o^)。
3rdライブもあればまたぜひ参加したい。
来年1月は3度目の『ALTAR BOYZ』。豪&良知のREDにDボの汰斗が加わるので、こちらも1回は観たい。
植木豪と良知真次を中心に、HILOMU、TAKAHIRO、DAISUKEを加えた5人のサイバー系ダンスボーカルユニットのライブ第2弾。
今年観た『陰陽師』『タンブリング2』『メンタメ』で、ごう&らちのダンスをもっと観たくなってチケットを取った。
元は映画館だったという会場。ラッキーにも段差のあるポール最前位置をキープ。もの凄く観易くてドキドキ。
ライブ第1弾は行ってないので、知らない曲ばかりだが、すぐ馴染めてしまった。新曲も色々あったので、すべてが新鮮。
歌もいいけど、5人のダンス&パフォーマンスがすごくて、忽ちのうちに見惚れてしまう。照明とか小物使いとか巧みだ。
ウチワやライトもオッケーだが、ライブは手フリや手拍子が一番ノれそう。手フリのレッスンもあって、これが分り易くすんなりとマスターできた。
もちろん歌にも力を入れていて、ごう&らち以外の3人、A-TRIBEもヒロムを中心に唄った。3人のリーダーはダイちゃん。AUTRIBEの自称リーダーのらっちゃんとは同い年で、二人で今度はユニットらしい?w
トークがとにかく面白い。年長の豪さん(35歳)が一番テンションが高く饒舌で、良知さん(28歳)が苦笑しながらノってあげたり、たしなめたり、笑い転げたり。唄いながらも、豪さんの頭をペチペチ叩いていたのが可笑しかった。
豪さんを中心にライブの準備中、ヴェローナで死んでた良知さんw。二人の出会いの話やユニットを組んだ話にも触れた。ライブではグッズにも力を入れて担当したという豪さんが、おべべにも力を入れていたようだ。
歌では、良知さんの“スペースカウボーイ”が格好良かったw。みんなとジャレてる時はカワイイのに、ダンスをすると途端に野性味を帯びる。
アンコール最後は「AUTRIBE」。全部で13曲ぐらいかな。まだ曲数が少ないのでボチボチ覚えていきたい。
思ったよりも、お客さんとの一体感を作り出し盛り上げてくれて、初ライブなのにいっぱい楽しめた(^o^)。
3rdライブもあればまたぜひ参加したい。
来年1月は3度目の『ALTAR BOYZ』。豪&良知のREDにDボの汰斗が加わるので、こちらも1回は観たい。
流山児★事務所 ユーリンタウン
2011年10月27日 舞台演劇流山児★事務所『ユーリンタウン -URINETOWN The Musical-』を観てきた。
座・高円寺 秋の劇場14“これがオレタチのブロードウェイミュージカルだ!”の1作。
ブロードウェイミュージカルの名作を、坂手洋二の脚本と流山児祥の演出による問題作。
2009年の初演時は、リピーター続出で連日超満員、数々の賞を受賞し、一大ムーブメントを起したそうだ。
限定ステージの今回の再演、『ゴッドマーズ』イベントの三ツ矢雄二さんの告知で興味をもち、劇団予約した。
“ユーリンタウン”とは直訳すると“ションベン街”。
地球上の干ばつと水不足で、一企業が作った法律により有料公衆トイレが値上がり、お金がなく排泄した者は次々と罰せられ“ユーリンタウン”送りとなる。ついに貧しき者たちは革命決起、富裕層と対立する中、革命リーダー青年と企業社長娘の恋が拍車をかける。
開演前や休憩中も、役者が客席に繰り出して、観客巻き込み型ミュージカルだと知る。
別所哲也の警官と坂井香奈美の少年が語り部として軽快に進行するが、お話の結末まで先に喋ってしまう。あくまでこれは“劇”なんですよと、認識させるしたたかさがある。警官バレルの清水宏らアンサンブルが、客席を執拗に盛り上げてくれる。
別所さんがかつて演じたという、父を失くし社会に疑問をもったボビー(ビンボー)と、父の後継者として不自由なく暮してきたホープ(ホッピー)が出会い、自分のハートと向き合って自分自身で決めた道。一見、ロミオ&ジュリエットな様相だが、恋愛メロドラマに留まらない。
物語はホッピーの出生の秘密や、ユーリンタウンの真相へと迫り、親子愛や友情や愛憎も巧みに挿入される。
やがて一流大出のお嬢さんが、『飛龍伝』の神田美智子のような立場へ変貌していくのが面白い。
貧しき者から更に税を徴収しようとする権力者や富裕層と、虐げられ人の尊厳も認められない貧しく弱い民衆との対立。
総勢40名以上のキャストが、いっぱいに広がったステージから2階から振付と歌声で席巻する場面が圧巻。その迫力とエネルギーに思わず見入ってしまう。思いのうねりが客席にまで溢れそうだった。
この作品の凄まじいところは、革命の後にある壮絶な結末。“水”をコントロールできなくなった人々の先にあるものは…。シビアで空しいメッセージは、今の日本人にとっては重くのしかかることだろう。
だが未来の地球のことよりも、当面今をどう生きて乗り切れるかを考えるのが金のない者たち。「自分の幸せを貧しい者にも分け与えればいい」とは『眠れぬ雪獅子』にあった言葉だが、それができなければ、死なば諸ともも仕方がないのだ。
ビンボーの今村洋一が凛々しく、ホープの関谷春子がキュートな演技で高らかに歌い上げる。
伊藤弘子、福麻むつ美が逞しい。フィップの三ツ矢雄二の怪演が冴え、クラッドウェルの塩野谷正幸がダンディで粘り強い。
萩野清子のピアノなどの生演奏が心地良い。
開演前は軽くて面白い舞台なのかと思ったが、実は深刻で切ない感情をゆさぶる残酷で熱い舞台だとわかった。
カテコで、流山児祥さんも登壇。おっかなそうに見えたが、ロビーでお見送りされる気の使いようだった。
座・高円寺 秋の劇場14“これがオレタチのブロードウェイミュージカルだ!”の1作。
ブロードウェイミュージカルの名作を、坂手洋二の脚本と流山児祥の演出による問題作。
2009年の初演時は、リピーター続出で連日超満員、数々の賞を受賞し、一大ムーブメントを起したそうだ。
限定ステージの今回の再演、『ゴッドマーズ』イベントの三ツ矢雄二さんの告知で興味をもち、劇団予約した。
“ユーリンタウン”とは直訳すると“ションベン街”。
地球上の干ばつと水不足で、一企業が作った法律により有料公衆トイレが値上がり、お金がなく排泄した者は次々と罰せられ“ユーリンタウン”送りとなる。ついに貧しき者たちは革命決起、富裕層と対立する中、革命リーダー青年と企業社長娘の恋が拍車をかける。
開演前や休憩中も、役者が客席に繰り出して、観客巻き込み型ミュージカルだと知る。
別所哲也の警官と坂井香奈美の少年が語り部として軽快に進行するが、お話の結末まで先に喋ってしまう。あくまでこれは“劇”なんですよと、認識させるしたたかさがある。警官バレルの清水宏らアンサンブルが、客席を執拗に盛り上げてくれる。
別所さんがかつて演じたという、父を失くし社会に疑問をもったボビー(ビンボー)と、父の後継者として不自由なく暮してきたホープ(ホッピー)が出会い、自分のハートと向き合って自分自身で決めた道。一見、ロミオ&ジュリエットな様相だが、恋愛メロドラマに留まらない。
物語はホッピーの出生の秘密や、ユーリンタウンの真相へと迫り、親子愛や友情や愛憎も巧みに挿入される。
やがて一流大出のお嬢さんが、『飛龍伝』の神田美智子のような立場へ変貌していくのが面白い。
貧しき者から更に税を徴収しようとする権力者や富裕層と、虐げられ人の尊厳も認められない貧しく弱い民衆との対立。
総勢40名以上のキャストが、いっぱいに広がったステージから2階から振付と歌声で席巻する場面が圧巻。その迫力とエネルギーに思わず見入ってしまう。思いのうねりが客席にまで溢れそうだった。
この作品の凄まじいところは、革命の後にある壮絶な結末。“水”をコントロールできなくなった人々の先にあるものは…。シビアで空しいメッセージは、今の日本人にとっては重くのしかかることだろう。
だが未来の地球のことよりも、当面今をどう生きて乗り切れるかを考えるのが金のない者たち。「自分の幸せを貧しい者にも分け与えればいい」とは『眠れぬ雪獅子』にあった言葉だが、それができなければ、死なば諸ともも仕方がないのだ。
ビンボーの今村洋一が凛々しく、ホープの関谷春子がキュートな演技で高らかに歌い上げる。
伊藤弘子、福麻むつ美が逞しい。フィップの三ツ矢雄二の怪演が冴え、クラッドウェルの塩野谷正幸がダンディで粘り強い。
萩野清子のピアノなどの生演奏が心地良い。
開演前は軽くて面白い舞台なのかと思ったが、実は深刻で切ない感情をゆさぶる残酷で熱い舞台だとわかった。
カテコで、流山児祥さんも登壇。おっかなそうに見えたが、ロビーでお見送りされる気の使いようだった。
舞台『ピアフ』を観てきた。
パリが最も愛したシャンソン歌手、エディット・ピアフの激動の半生を描く。
パム・ジェムスが2008年に書き下ろした新バージョンの日本初演。
栗山民也の演出で、歌手活動も目覚しい大竹しのぶがピアフ役に挑む。
前に観た舞台『ガブリエル・シャネル』と同じく、著名な女性の人生を歌を通して贈り出すのが流行らしい。
劇中にもシャネルの話が出てくるが、戦中戦後の激動期を生き抜いたフランス女性は、かくもタフでエネルギッシュ、華やかな表舞台の影で常に愛を求め続ける姿は共通したものといえそう。
貧民街で生まれ、路上で歌っていたエディット・ガシオン。ピアフ=“小さな雀”という愛称がつくように、身長150センチもなかった小さな身体からは、驚くほどでかく力強い歌声が出たという。
大竹しのぶさんも小柄な身体に10センチ近いヒールを履いて、場面ごとに歌い紡いでいく。宝塚のような綺麗に整った声ではなく、地声に近いストレートでソウルフルな歌声で、いかにもエディットらしい。ピアフの心情を綴るように、時にドスを効かせて時に穏やかに繊細にと、多彩に情感豊かに芝居的に歌い上げていく。
言葉汚く猥雑で下品で男性遍歴も多いピアフを、のびのびと逞しく演じる大竹さん。早着替えも楽しめる。だが真っ黒なドレスに身を包んで歌う時は、別の厳粛な顔が現れて“祈り”が聴こえてきそうだ。ラストの曲で目を真っ赤にさせて歌っていたのも印象深い。
テンポが速く目まぐるしく進む1幕目より、人物との絡みにも時間をかけた2幕目のほうが印象に残る。大竹さん以外のキャストが、様々な兼ね役をしたり、揃って世相を歌い上げる様子も見どころ。
両幕通して登場し、ピアフと同じ貧民時代から最期まで真の友情を貫いたトワーヌ役梅沢昌代が、陽気でコミカルな味を注ぐ。ピアフのまるごとを愛してくれた包容力がよく出ていた。
彩輝なおは、美しきマレーネ・ディートリッヒよりも、2幕目の秘書のほうが味があっていい。
辻萬長、山地和弘、高橋和也が、渋くセクシーな身のこなし。
山口馬木也のマルセル・セルダンは身体に注目、KENTAROのシャルル・アズナブールは頭に注目か。
田代万里生は1幕目の人物がてっきりイブ・モンタンかと思ったが、育てられる役どころだったわけね。若きモンタンのミュージカル風な歌声に、初めて会場から拍手が起こったw。
晩年のピアフを支える、ギリシア人のハンサム青年テオ・サラボの碓井将大が美味しい役どころ。大竹さんと軽くデュエットしたり、リンゴを山ほど貰ったりw。車椅子の妻に向かって、「エディット」と柔らかく呼びかけるところが心に残る。テオが出てくるまでが長く、それまで6役を兼ねる碓井くんを観るのも楽しい。D-BOYSで培った舞台経験が生かされていた。
カテコは、アコーディオン奏者らも交えて、あたたかいムードでラインナップ。
全キャストと並んだ大竹さんが、小さい体にいっぱいの喜びを表していた。
パリが最も愛したシャンソン歌手、エディット・ピアフの激動の半生を描く。
パム・ジェムスが2008年に書き下ろした新バージョンの日本初演。
栗山民也の演出で、歌手活動も目覚しい大竹しのぶがピアフ役に挑む。
前に観た舞台『ガブリエル・シャネル』と同じく、著名な女性の人生を歌を通して贈り出すのが流行らしい。
劇中にもシャネルの話が出てくるが、戦中戦後の激動期を生き抜いたフランス女性は、かくもタフでエネルギッシュ、華やかな表舞台の影で常に愛を求め続ける姿は共通したものといえそう。
貧民街で生まれ、路上で歌っていたエディット・ガシオン。ピアフ=“小さな雀”という愛称がつくように、身長150センチもなかった小さな身体からは、驚くほどでかく力強い歌声が出たという。
大竹しのぶさんも小柄な身体に10センチ近いヒールを履いて、場面ごとに歌い紡いでいく。宝塚のような綺麗に整った声ではなく、地声に近いストレートでソウルフルな歌声で、いかにもエディットらしい。ピアフの心情を綴るように、時にドスを効かせて時に穏やかに繊細にと、多彩に情感豊かに芝居的に歌い上げていく。
言葉汚く猥雑で下品で男性遍歴も多いピアフを、のびのびと逞しく演じる大竹さん。早着替えも楽しめる。だが真っ黒なドレスに身を包んで歌う時は、別の厳粛な顔が現れて“祈り”が聴こえてきそうだ。ラストの曲で目を真っ赤にさせて歌っていたのも印象深い。
テンポが速く目まぐるしく進む1幕目より、人物との絡みにも時間をかけた2幕目のほうが印象に残る。大竹さん以外のキャストが、様々な兼ね役をしたり、揃って世相を歌い上げる様子も見どころ。
両幕通して登場し、ピアフと同じ貧民時代から最期まで真の友情を貫いたトワーヌ役梅沢昌代が、陽気でコミカルな味を注ぐ。ピアフのまるごとを愛してくれた包容力がよく出ていた。
彩輝なおは、美しきマレーネ・ディートリッヒよりも、2幕目の秘書のほうが味があっていい。
辻萬長、山地和弘、高橋和也が、渋くセクシーな身のこなし。
山口馬木也のマルセル・セルダンは身体に注目、KENTAROのシャルル・アズナブールは頭に注目か。
田代万里生は1幕目の人物がてっきりイブ・モンタンかと思ったが、育てられる役どころだったわけね。若きモンタンのミュージカル風な歌声に、初めて会場から拍手が起こったw。
晩年のピアフを支える、ギリシア人のハンサム青年テオ・サラボの碓井将大が美味しい役どころ。大竹さんと軽くデュエットしたり、リンゴを山ほど貰ったりw。車椅子の妻に向かって、「エディット」と柔らかく呼びかけるところが心に残る。テオが出てくるまでが長く、それまで6役を兼ねる碓井くんを観るのも楽しい。D-BOYSで培った舞台経験が生かされていた。
カテコは、アコーディオン奏者らも交えて、あたたかいムードでラインナップ。
全キャストと並んだ大竹さんが、小さい体にいっぱいの喜びを表していた。
湘南テアトロ☆デラルテ ソープオペラ
2011年10月26日 舞台演劇湘南テアトロ☆デラルテ公演『ソープオペラ』を観てきた。
4月に予定していて、震災の影響で延期になっていた、待望の新作『ソープオペラ』。
飯島早苗・鈴木裕美の作品で、主宰の郷田ほづみによる演出だ。
1995年の夏。ニューヨークで暮らす3組の日本人夫婦と、彼らを訪ねてきた2組の日本人夫婦とが巻き起こす、笑いと涙とハプニングを描く。
『法王庁の避妊法』に次ぐ、人間味溢れる大人のハートフルコメディだ。
登場人物は10人。うち3人以外はダブルキャストで、2チーム交替の上演。
雰囲気が全然違うので、両チームとも観たほうがいいだろう。
同じ台詞でも、役者によって伝わって来るものと来ないものとがあったり。2回観て聞いて、やっと噛み締められる場面があったり。
印象に残る言葉も見つけられそう。
ちょっとずつ好きなものを探して、好きな量を増やしていけばいい。
少しずつ自分を好きになる。私は今の自分が好きだよ(こんなニュアンスだったかな)。
小さいステージなので、今までは定位置の舞台が多かったが、今回は周り舞台のように動く。
壁紙やソファなど、セットを駆使した場面展開が見事だった。
衣装も個性が出ていて楽しめた。同じ役の3人も、チームによって衣装を変えてくる。
設定が古きよき20世紀。野茂の活躍にわき、79円の円高に嘆く在米日本人たち。
まだまだ余裕があり裕福な空気が流れている日本人の様子には、過酷な今と比べると、とても現実感が沸かなかった^^;。
15年前に観ていたら、もう少し共鳴や共感もできただろうと思う。
6年後には暗黒の9.11テロが起きるが、ニューヨーク駐在の水原夫婦は大丈夫だろうか、と余計な心配までしてしまった。
休憩入れて2時間半弱。
平日夜公演は帰宅が午前様になりそうなので、終演後は急いで駅に向かった。
郷田さんに少しでもご挨拶できて良かった。
平塚限定の“どこでもドア”が欲しいw。
4月に予定していて、震災の影響で延期になっていた、待望の新作『ソープオペラ』。
飯島早苗・鈴木裕美の作品で、主宰の郷田ほづみによる演出だ。
1995年の夏。ニューヨークで暮らす3組の日本人夫婦と、彼らを訪ねてきた2組の日本人夫婦とが巻き起こす、笑いと涙とハプニングを描く。
『法王庁の避妊法』に次ぐ、人間味溢れる大人のハートフルコメディだ。
登場人物は10人。うち3人以外はダブルキャストで、2チーム交替の上演。
雰囲気が全然違うので、両チームとも観たほうがいいだろう。
同じ台詞でも、役者によって伝わって来るものと来ないものとがあったり。2回観て聞いて、やっと噛み締められる場面があったり。
印象に残る言葉も見つけられそう。
ちょっとずつ好きなものを探して、好きな量を増やしていけばいい。
少しずつ自分を好きになる。私は今の自分が好きだよ(こんなニュアンスだったかな)。
小さいステージなので、今までは定位置の舞台が多かったが、今回は周り舞台のように動く。
壁紙やソファなど、セットを駆使した場面展開が見事だった。
衣装も個性が出ていて楽しめた。同じ役の3人も、チームによって衣装を変えてくる。
設定が古きよき20世紀。野茂の活躍にわき、79円の円高に嘆く在米日本人たち。
まだまだ余裕があり裕福な空気が流れている日本人の様子には、過酷な今と比べると、とても現実感が沸かなかった^^;。
15年前に観ていたら、もう少し共鳴や共感もできただろうと思う。
6年後には暗黒の9.11テロが起きるが、ニューヨーク駐在の水原夫婦は大丈夫だろうか、と余計な心配までしてしまった。
休憩入れて2時間半弱。
平日夜公演は帰宅が午前様になりそうなので、終演後は急いで駅に向かった。
郷田さんに少しでもご挨拶できて良かった。
平塚限定の“どこでもドア”が欲しいw。
舞台 戦国BASARA3 B
2011年10月25日 舞台演劇舞台『戦国BASARA3』の2回目を観てきた。
今回は前方席中ブロック。ステージと目線が同じで細かな部分も目に付き易い。
官兵衛の鉄球が動く度に出る埃がスゴかったw。ブンブン振り回すのはいいが、今にも客席まで鉄球が飛んできそうで、最前席とかは不安じゃないかなと思う。
金吾の客席降りは今日は後方席まで延長。毎回アドリブが違うようで芸が多彩。
佐助の言葉で心を動かされた幸村が、俄然戦闘意欲をかきたてる高ぶりがよく分らないが、元気な幸村は好きなのでよしとしよう。
誠治郎くんの熱演も相まって、純粋で穢れのない石田三成の心情に切なさがこみあげる。この舞台でますます三成が好きになってしまった。
戸谷くんの元親も威勢がよくて情が深くて好みだ。『ふしぎ遊戯』の翼宿にも雰囲気が似てる。
この舞台を観てキャラクターを好きにさせるのだから、キャストにとっても本望なのではないかと思う。
アンサンブルの細かい動きや小芝居がこなれていて、観ていて楽しい。三成と戦った槍使いなど、かなり手強い敵方の凄いアクションにも注目だ。
マルチエンディングはB。
やっぱりAとは違うのね。いささか凝ってる。
でも個人的好みはAのほうかな。両方を観れて良かった。
カテコ仕切りは家康。元親が挨拶し、左目はよく見えないけどと意気込みを語る。
ダブルカテコ仕切りは政宗。元就がファンコールに応えながら挨拶。「天ちゃん」コールもあった天海は、吉継も入れて写真宣伝。
もう1回位は観たかったが、なんせ立ち見もいる満員御礼な舞台。これで締めとしよう。
願わくば『戦国BASARA2』も舞台化して頂き、ナマの秀吉や半兵衛を観たいものだ。
『戦国BASARA3』のテーマは「絆」。25日に千秋楽を迎えた、根本さん出演の舞台もズバリ『絆2011』。Ashの根本さんも誠治郎くんも、時同じくして“絆”の舞台に出演というのが面白い。
今回は前方席中ブロック。ステージと目線が同じで細かな部分も目に付き易い。
官兵衛の鉄球が動く度に出る埃がスゴかったw。ブンブン振り回すのはいいが、今にも客席まで鉄球が飛んできそうで、最前席とかは不安じゃないかなと思う。
金吾の客席降りは今日は後方席まで延長。毎回アドリブが違うようで芸が多彩。
佐助の言葉で心を動かされた幸村が、俄然戦闘意欲をかきたてる高ぶりがよく分らないが、元気な幸村は好きなのでよしとしよう。
誠治郎くんの熱演も相まって、純粋で穢れのない石田三成の心情に切なさがこみあげる。この舞台でますます三成が好きになってしまった。
戸谷くんの元親も威勢がよくて情が深くて好みだ。『ふしぎ遊戯』の翼宿にも雰囲気が似てる。
この舞台を観てキャラクターを好きにさせるのだから、キャストにとっても本望なのではないかと思う。
アンサンブルの細かい動きや小芝居がこなれていて、観ていて楽しい。三成と戦った槍使いなど、かなり手強い敵方の凄いアクションにも注目だ。
マルチエンディングはB。
やっぱりAとは違うのね。いささか凝ってる。
でも個人的好みはAのほうかな。両方を観れて良かった。
カテコ仕切りは家康。元親が挨拶し、左目はよく見えないけどと意気込みを語る。
ダブルカテコ仕切りは政宗。元就がファンコールに応えながら挨拶。「天ちゃん」コールもあった天海は、吉継も入れて写真宣伝。
もう1回位は観たかったが、なんせ立ち見もいる満員御礼な舞台。これで締めとしよう。
願わくば『戦国BASARA2』も舞台化して頂き、ナマの秀吉や半兵衛を観たいものだ。
『戦国BASARA3』のテーマは「絆」。25日に千秋楽を迎えた、根本さん出演の舞台もズバリ『絆2011』。Ashの根本さんも誠治郎くんも、時同じくして“絆”の舞台に出演というのが面白い。
TSミュージカル 眠れぬ雪獅子
2011年10月25日 舞台演劇TSミュージカル『眠れぬ雪獅子』を観てきた。
架空のチベットを舞台に、謝珠栄の演出・振付によるオリジナル・ミュージカル。
旅芸人座長の男と、父を暴君に殺された詩人の男の交流と友情を、千年前に仏教を弾圧した暴君を暗殺した僧侶と弟のエピソードとリンクさせて描く、輪廻と生の物語。
モチーフは「黒い帽子の踊り」。僧侶ラルンが踊り手の一人に扮して忍び暴君を暗殺したとする“踊り”が、語り継がれて今や笑いのネタとなっていく。
9世紀の話と20世紀の話を別々に展開するのではなく、現在の話に過去をインサートさせることで、“輪廻”を印象付けたかったのだろうか。合間にターラ菩薩の教えや踊りが入り、少々分り難くて感情が高まらない演出になったと思う。
映像と照明と音楽が幻想的空間を生み出し、タルチョ布をあしらった美術が壮大で美しい。
原色使いのチベット風衣装やヘアメイクがとても綺麗で、細かい小物にもこだわりがある。
主演の東山義久のための舞台だったといえよう。のびやかな歌声と、ダイナミックかつ繊細なダンスの数々。衣装や仮面で様々なキャラもこなす器用さで、東山さんの実力と魅力がふんだんに引き出されていた。ファンなら何度も観たくなるハズだ。
東山さん演じるテンジンが率いる旅芸人一座が、明るくパワフルで、躍動感あるダンスはほとばしる“生”へのエネルギーを感じさせる。小林遼介、中塚皓平ら個々人のエピソードももっと観たかったほどだ。
伊礼彼方のドルジェはエキセントリックな表情が印象的で、張りのある歌声が繊細に感情を紡ぐ。
今井清隆が芝居がかった演技と圧倒的な歌唱力を示し、保坂知寿が包容力と謎めいた言葉で若者達を導く。
お目当ての小西遼生は僧侶ラルンとして回想シーンに登場するから、前作『風を結んで』よりは出番が少ない。黒髪短髪なのでやや若く見えるが、当初のチラシにあった髪型も見たかったw。黒白のストレートな衣装がよりスレンダーに見せる。僧としての使命や苦悩や嘆きを的確に表現。その気持ちを歌にのせる時、やや声量が足りなく見える。
ラルンの弟ペマの山田ジルソン、ドルジェの同志パサンの照井裕隆の力強い歌声にも注目。
てっきり仲間や友情や人との絆がメインの話かと思ってたが、君主や権力者の圧政に苦しむ民衆がいかに生きるべきかがポイントになっていたようだ。暗殺という剣でもなく、世に伝えるペンでもなく、自分たちができることで幸せを掴もうとする決意。
でも本気で、歌と踊りと芝居で、暴君らの心を説けるとでも思ったのだろうか!? 人々の勇気の礎になるなら…皆がそれで動いてくれるなら…来世に繋げられるなら…。彼らが勝手に納得する言葉は、あきれるほど夢想的でお決まりの理由づけだ。
結局権力者は己の罪を認めず、罰せられることもなく、改心して良き指導者になったとも表現されない。あれではただの犬死にではないか!? 何も救いがなく浮かばれない。
何度かクラっと眠気がきて、2時間40分がやたら長く感じられた。
綺麗ごとばかり並び立てる台詞には飽きがくる。押し付けがましいメッセージも現実味を帯びない。単調な展開と繰り返されるフレーズがまだるっこしい。登場人物の感情も信念も目的もいまいち掴みにくい。
爽快感や熱くさせるものがないストーリーが要因で、面白味がない舞台であった。1度観ただけで充分。
TSミュージカルはどうも今の私には合わないようだ。
フィナーレは袖長のタルチョ衣装をまとった出演者たちが華やかに登場。晴れやかな笑顔が救いだった。
架空のチベットを舞台に、謝珠栄の演出・振付によるオリジナル・ミュージカル。
旅芸人座長の男と、父を暴君に殺された詩人の男の交流と友情を、千年前に仏教を弾圧した暴君を暗殺した僧侶と弟のエピソードとリンクさせて描く、輪廻と生の物語。
モチーフは「黒い帽子の踊り」。僧侶ラルンが踊り手の一人に扮して忍び暴君を暗殺したとする“踊り”が、語り継がれて今や笑いのネタとなっていく。
9世紀の話と20世紀の話を別々に展開するのではなく、現在の話に過去をインサートさせることで、“輪廻”を印象付けたかったのだろうか。合間にターラ菩薩の教えや踊りが入り、少々分り難くて感情が高まらない演出になったと思う。
映像と照明と音楽が幻想的空間を生み出し、タルチョ布をあしらった美術が壮大で美しい。
原色使いのチベット風衣装やヘアメイクがとても綺麗で、細かい小物にもこだわりがある。
主演の東山義久のための舞台だったといえよう。のびやかな歌声と、ダイナミックかつ繊細なダンスの数々。衣装や仮面で様々なキャラもこなす器用さで、東山さんの実力と魅力がふんだんに引き出されていた。ファンなら何度も観たくなるハズだ。
東山さん演じるテンジンが率いる旅芸人一座が、明るくパワフルで、躍動感あるダンスはほとばしる“生”へのエネルギーを感じさせる。小林遼介、中塚皓平ら個々人のエピソードももっと観たかったほどだ。
伊礼彼方のドルジェはエキセントリックな表情が印象的で、張りのある歌声が繊細に感情を紡ぐ。
今井清隆が芝居がかった演技と圧倒的な歌唱力を示し、保坂知寿が包容力と謎めいた言葉で若者達を導く。
お目当ての小西遼生は僧侶ラルンとして回想シーンに登場するから、前作『風を結んで』よりは出番が少ない。黒髪短髪なのでやや若く見えるが、当初のチラシにあった髪型も見たかったw。黒白のストレートな衣装がよりスレンダーに見せる。僧としての使命や苦悩や嘆きを的確に表現。その気持ちを歌にのせる時、やや声量が足りなく見える。
ラルンの弟ペマの山田ジルソン、ドルジェの同志パサンの照井裕隆の力強い歌声にも注目。
てっきり仲間や友情や人との絆がメインの話かと思ってたが、君主や権力者の圧政に苦しむ民衆がいかに生きるべきかがポイントになっていたようだ。暗殺という剣でもなく、世に伝えるペンでもなく、自分たちができることで幸せを掴もうとする決意。
でも本気で、歌と踊りと芝居で、暴君らの心を説けるとでも思ったのだろうか!? 人々の勇気の礎になるなら…皆がそれで動いてくれるなら…来世に繋げられるなら…。彼らが勝手に納得する言葉は、あきれるほど夢想的でお決まりの理由づけだ。
結局権力者は己の罪を認めず、罰せられることもなく、改心して良き指導者になったとも表現されない。あれではただの犬死にではないか!? 何も救いがなく浮かばれない。
何度かクラっと眠気がきて、2時間40分がやたら長く感じられた。
綺麗ごとばかり並び立てる台詞には飽きがくる。押し付けがましいメッセージも現実味を帯びない。単調な展開と繰り返されるフレーズがまだるっこしい。登場人物の感情も信念も目的もいまいち掴みにくい。
爽快感や熱くさせるものがないストーリーが要因で、面白味がない舞台であった。1度観ただけで充分。
TSミュージカルはどうも今の私には合わないようだ。
フィナーレは袖長のタルチョ衣装をまとった出演者たちが華やかに登場。晴れやかな笑顔が救いだった。
舞台 戦国BASARA3 A
2011年10月24日 舞台演劇舞台『戦国BASARA3』を観てきた。
CAPCOMの小林裕幸が手がけ、AND ENDLESSの西田大輔の構成・演出・振付による人気シリーズの第3弾。
出演は、広瀬友祐(徳川家康役)中村誠治郎(石田三成役)久保田悠来(伊達政宗役)細貝圭(真田幸村役)戸谷公人(長曾我部元親役)小谷嘉一(毛利元就役)白川裕二郎(黒田官兵衛役)吉田友一(片倉小十郎役)村田洋二郎(猿飛佐助役) 宮下雄也(小早川秀秋役)村田雅和 (大谷吉継役)谷口賢志(天海役)山崎真実(雑賀孫市役)川村ゆきえ(鶴姫役)他。
先に劇場版アニメが公開されたこともあって、以前よりもアニメを意識したアプローチ。
T.M.RevolutionのOP曲に、石川智晶の楽曲が何度も流れて盛り上げ、パっと見は『ガンダム』な様相w。歌が脳にこびりつくこと。
キャスティングから気合が入っていたが、今回は新しいキャラも加わり、更に壮大な世界観を形作る。衣装(ヘソ出しルック目立つ)やメイクから台詞や動きや声まで、ゲームやアニメを彷彿とさせるような格好良さ。キャラファンも満足させる出来だ。
見どころは、次々と繰り出される気迫の篭った殺陣やアクション。今回はヘンテコ武器も多く、よく扱えるなと感心するほど訓練されている。JAEやAND ENDLESSら総勢20人近いアンサンブルが芝居にアクションにと盛り上げマンパワーを発揮。
彼らを支えるのが、音響や効果音や照明、鮮やかな映像で、ダイナミックで迫力のある立体的世界観を作りあげる。
アニメよりも分りやすく面白くて、何度も観たくなるほど興奮させられる舞台だった。
家康はアニメより痩せてるが、拳アクションが力強い。広瀬くんのソフトな声音と表情がイイ。
三成は居合いの殺陣が凄まじく決まる。素の誠治郎は可愛いが、役にハマるとカッコイーこと。
幸村は腹のベルトがズれてた。あと少し腹筋が欲しい。中盤から細貝さんらしい熱さになり、保志ボイスを彷彿とさせる。
政宗は6本刀になった時に大いに沸かせる。久保田くんの英語の語彙が増えた。
元親への「アニキ!」コールに思わず拍手。戸谷くんが予想外にハマってる!アニメと似た威勢のいいハスキーボイスが抜群。
元就は輪刀と帽子で動き辛そう。小谷さんもアニメと似たクール声が素敵だ。
官兵衛はお笑いキャラかな。扱い難そうな鉄球を力技でよくこなす。
秀秋はお笑い担当か。逃げる食べる泣くの宮下さんがキュート。客をご指名と結構フリーダム。
吉継はずっと座ったままで大変そう。マスクで村田さんの顔が見えず残念。ダンディでミステリアスな声がイイ。
小十郎は徐々に覇気が出る。『abc』をずっと欠席してた吉田くんは元気だったw。
佐助は機敏なムードメーカー。洋二郎さんがマジメモード。
天海は分け目が違うw。谷口さんもマスクで顔が見れないが、斬り方は気持ち良さそう。
孫市は濃姫の代わりな存在か。山崎さんの肌露出が色っぽい。
鶴姫はスカートのアンダーが見えるのが可愛い。川村さんは男性ファンに人気ありそう。
一幕ラストは、上に石田軍、下に徳川軍で見事な締め。
風林火山の宴会に、レッツ・パーリィのデビルマンと、会場も一緒に盛り上がり。客席通路は左側が伊達で、右側が真田。
「孤独な私を笑え!」「絆を壊して絆を説くか!?」三成の悲痛な叫びが胸を打つ。誠治郎の迫真の演技に泣きそうになった。
今回はAラストだが、Bラストの明日も観劇予定。どう違うのか見極めよう。
カテコは家康が仕切り。吉継が立った!佐助の挨拶で、アンサンブルやスタッフに感謝してもう一度拍手。
ダブルカテコは政宗が仕切り。「金吾」コールに気を良くする雄也。官兵衛は天海と一緒の「魔よけ」写真を宣伝。みんなで手を繋いで会場一丸で「絆を」と言う官兵衛だが、なかなか立たないみんなに、「立てよ!」とアニキの一発が席巻。官兵衛よりアニキのほうが人望あるじゃんw。
休憩入れて約3時間弱。
特典お目当てで即行DVDを予約したw。
CAPCOMの小林裕幸が手がけ、AND ENDLESSの西田大輔の構成・演出・振付による人気シリーズの第3弾。
出演は、広瀬友祐(徳川家康役)中村誠治郎(石田三成役)久保田悠来(伊達政宗役)細貝圭(真田幸村役)戸谷公人(長曾我部元親役)小谷嘉一(毛利元就役)白川裕二郎(黒田官兵衛役)吉田友一(片倉小十郎役)村田洋二郎(猿飛佐助役) 宮下雄也(小早川秀秋役)村田雅和 (大谷吉継役)谷口賢志(天海役)山崎真実(雑賀孫市役)川村ゆきえ(鶴姫役)他。
先に劇場版アニメが公開されたこともあって、以前よりもアニメを意識したアプローチ。
T.M.RevolutionのOP曲に、石川智晶の楽曲が何度も流れて盛り上げ、パっと見は『ガンダム』な様相w。歌が脳にこびりつくこと。
キャスティングから気合が入っていたが、今回は新しいキャラも加わり、更に壮大な世界観を形作る。衣装(ヘソ出しルック目立つ)やメイクから台詞や動きや声まで、ゲームやアニメを彷彿とさせるような格好良さ。キャラファンも満足させる出来だ。
見どころは、次々と繰り出される気迫の篭った殺陣やアクション。今回はヘンテコ武器も多く、よく扱えるなと感心するほど訓練されている。JAEやAND ENDLESSら総勢20人近いアンサンブルが芝居にアクションにと盛り上げマンパワーを発揮。
彼らを支えるのが、音響や効果音や照明、鮮やかな映像で、ダイナミックで迫力のある立体的世界観を作りあげる。
アニメよりも分りやすく面白くて、何度も観たくなるほど興奮させられる舞台だった。
家康はアニメより痩せてるが、拳アクションが力強い。広瀬くんのソフトな声音と表情がイイ。
三成は居合いの殺陣が凄まじく決まる。素の誠治郎は可愛いが、役にハマるとカッコイーこと。
幸村は腹のベルトがズれてた。あと少し腹筋が欲しい。中盤から細貝さんらしい熱さになり、保志ボイスを彷彿とさせる。
政宗は6本刀になった時に大いに沸かせる。久保田くんの英語の語彙が増えた。
元親への「アニキ!」コールに思わず拍手。戸谷くんが予想外にハマってる!アニメと似た威勢のいいハスキーボイスが抜群。
元就は輪刀と帽子で動き辛そう。小谷さんもアニメと似たクール声が素敵だ。
官兵衛はお笑いキャラかな。扱い難そうな鉄球を力技でよくこなす。
秀秋はお笑い担当か。逃げる食べる泣くの宮下さんがキュート。客をご指名と結構フリーダム。
吉継はずっと座ったままで大変そう。マスクで村田さんの顔が見えず残念。ダンディでミステリアスな声がイイ。
小十郎は徐々に覇気が出る。『abc』をずっと欠席してた吉田くんは元気だったw。
佐助は機敏なムードメーカー。洋二郎さんがマジメモード。
天海は分け目が違うw。谷口さんもマスクで顔が見れないが、斬り方は気持ち良さそう。
孫市は濃姫の代わりな存在か。山崎さんの肌露出が色っぽい。
鶴姫はスカートのアンダーが見えるのが可愛い。川村さんは男性ファンに人気ありそう。
一幕ラストは、上に石田軍、下に徳川軍で見事な締め。
風林火山の宴会に、レッツ・パーリィのデビルマンと、会場も一緒に盛り上がり。客席通路は左側が伊達で、右側が真田。
「孤独な私を笑え!」「絆を壊して絆を説くか!?」三成の悲痛な叫びが胸を打つ。誠治郎の迫真の演技に泣きそうになった。
今回はAラストだが、Bラストの明日も観劇予定。どう違うのか見極めよう。
カテコは家康が仕切り。吉継が立った!佐助の挨拶で、アンサンブルやスタッフに感謝してもう一度拍手。
ダブルカテコは政宗が仕切り。「金吾」コールに気を良くする雄也。官兵衛は天海と一緒の「魔よけ」写真を宣伝。みんなで手を繋いで会場一丸で「絆を」と言う官兵衛だが、なかなか立たないみんなに、「立てよ!」とアニキの一発が席巻。官兵衛よりアニキのほうが人望あるじゃんw。
休憩入れて約3時間弱。
特典お目当てで即行DVDを予約したw。
OGA 輝白祭2011
2011年10月23日 イベント観劇の後、『ライブドラマフェスタ O*G*A 鬼ごっこロワイアル ~輝白祭(きしろさい)2011~』第3部に参加してきた。
“Onigokko Grand Athletics”略して“OGA(オーガ)”。鬼ごっこの一形態、“宝取り鬼”をベースにしたスポーツに青春をかけた少年達の熱き戦いの物語…らしい。なんせ予備知識が全くないまま参加^^;。
会場は「学園祭」風の演出。キャラクターパネルが展示され、ここでようやくキャラと声優を脳内補完。世界観を知るため、先行販売されてたドラマCD2巻も購入(石田さんも出てるしね)。
とにかく珍しいキャスティングに興味をもったから。
出演者は、鈴村健一(桜ヶ樹歩役)森久保祥太郎(天道乱役)森川智之(鬼城大地役)鈴木達央(珠舞木房之介役)森新吾(鏡銀自役)鎌苅健太(御剣火鉈役)和田泰右(OGA DJ鏡志銅役)という輝白学園メンバー、略して「輝白7」。
LIVEに和太鼓とダンスパフォーマンスが加わり、ライブドラマに映像にトークコーナーがある、一風変わったイベントで大盛り上がり。キャストのアドリブやフリーの会話も好調で、それなりに面白かった。
「DIAMOND★DOGS」の森さんと和田さん、「ココア男。」のケンケンが、声優陣とがっつりタッグ、新たな世界観と可能性に挑戦できたということが素晴らしい。
オープニングから、DJ SHIDO和田さんの司会進行が冴える。
OGAデモンストレーションでは、和太鼓Ajoさんとキッズダンサー6人によるダンスパフォーマンス。
ライブドラマ「結ばれる絆」。本日3回目のイベントならではのアドリブ満載。タッツンが噛んだことがきっかけで次々とオカシな流れになり、仕舞いには「どこまでアドリブ入れていいかわからない」「お前らがはじめたんだろ」「このあと立て直そう」とアドリブさえネタにするw。
極めつけは2年生チーム銀自&火鉈のコンビプレー。陣羽織な学生服を着た森さん&ケンケンがステージに登場、キッズ6人と二手に分かれて「ATTACK!」ダンス! 実況はもちろんDJ志銅な和田さん。森さんのダンスはさすがだが、ケンケンの踊りを見るのも久しぶりw。ドラマと一緒に試合の躍動感を、ダンスで見せるために起用されたんだろうかw。
ドラマは歩と乱の1年生コンビがメイン。心を結ぶ「絆」で綺麗に纏まった。でもケンケンからは「俺と銀自と志銅はアドリブそんなに慣れてないから」とツッコミ(笑)。
鬼城部長のコーナーには、モリモリ&ケンケンが登場。スクリーンと連動したリップシンクを、自分のキャラで楽しそうにやって見せる。結構意気投合してどことなく似た雰囲気もある二人。俺のことどう思う?とモリモリに訊かれたケンケン。「僕と森川さんそんなに面識がないので…」と断りつつ「まかせられない…」(笑)。ケンケンは関西弁なトコが檜山さんの立ち位置に似てるかな?最後は「申しわけございませんでした」と言い訳コーナーになってしまったw。
後でケンケンが映画で女装した話が出て、「女装もできるの?」と訊いてたモリモリ。まさか『お前ら』にゲストで…なんて考えてるわけじゃないよねw。
鏡銀自のコーナーは、来場者データ収集ショー。モリモリモリクボワダチームとスズムラスズキケンケンチームの対抗戦。出てきた数字で、何に当てはめるかを競うゲーム。そんなデータは予め取ってないので、森さんが野鳥の会の人になってたw。
負けたチームはバツゲームで一発芸。でも「やろうぜ!一発芸!」と意気揚々としてたケンケンが結局一発芸を披露することにw。2部でもケンケンが一発芸をやったそうで、また自分にオハチが回ってくるとは思わなかったようだ。
でもその後、キッズダンサーのリクエストで、尊敬する森さんも一発芸を披露することにw。
ReyによるOPテーマ曲や、スズ&祥ちゃんによるEDテーマ曲も披露。
学園祭の想い出をみんなで語った後、最後に全員が出てきて感想など。
「鈴村さんのファン」だと言うケンケンに拍手。タッツンは森さんに「新吾、次、俺も躍らせて」とヤる気満々w。モリモリもその流れにw。多方面で盛り上げましょうという祥ちゃんに、スズが「アニメにしよう!このメンバーで!」「実写映画で!」と締めて会場も拍手喝采。「何でもアリ」だそうだから、舞台化なんてことも?最後はAjoさんのエア「一本締め」w。
フィナーレは輝白7が「GO HUNT!」を熱唱。客席もスタンディングで盛り上がって終了した。
出演者みんな歌えるからねぇ。これでみんなで踊ればバッチリw。
来年の輝白祭にはメンバーが増えていそう。
「D★D」絡みでは、東山さん&中塚さんが出演する『眠れぬ雪獅子』を観劇予定。
“Onigokko Grand Athletics”略して“OGA(オーガ)”。鬼ごっこの一形態、“宝取り鬼”をベースにしたスポーツに青春をかけた少年達の熱き戦いの物語…らしい。なんせ予備知識が全くないまま参加^^;。
会場は「学園祭」風の演出。キャラクターパネルが展示され、ここでようやくキャラと声優を脳内補完。世界観を知るため、先行販売されてたドラマCD2巻も購入(石田さんも出てるしね)。
とにかく珍しいキャスティングに興味をもったから。
出演者は、鈴村健一(桜ヶ樹歩役)森久保祥太郎(天道乱役)森川智之(鬼城大地役)鈴木達央(珠舞木房之介役)森新吾(鏡銀自役)鎌苅健太(御剣火鉈役)和田泰右(OGA DJ鏡志銅役)という輝白学園メンバー、略して「輝白7」。
LIVEに和太鼓とダンスパフォーマンスが加わり、ライブドラマに映像にトークコーナーがある、一風変わったイベントで大盛り上がり。キャストのアドリブやフリーの会話も好調で、それなりに面白かった。
「DIAMOND★DOGS」の森さんと和田さん、「ココア男。」のケンケンが、声優陣とがっつりタッグ、新たな世界観と可能性に挑戦できたということが素晴らしい。
オープニングから、DJ SHIDO和田さんの司会進行が冴える。
OGAデモンストレーションでは、和太鼓Ajoさんとキッズダンサー6人によるダンスパフォーマンス。
ライブドラマ「結ばれる絆」。本日3回目のイベントならではのアドリブ満載。タッツンが噛んだことがきっかけで次々とオカシな流れになり、仕舞いには「どこまでアドリブ入れていいかわからない」「お前らがはじめたんだろ」「このあと立て直そう」とアドリブさえネタにするw。
極めつけは2年生チーム銀自&火鉈のコンビプレー。陣羽織な学生服を着た森さん&ケンケンがステージに登場、キッズ6人と二手に分かれて「ATTACK!」ダンス! 実況はもちろんDJ志銅な和田さん。森さんのダンスはさすがだが、ケンケンの踊りを見るのも久しぶりw。ドラマと一緒に試合の躍動感を、ダンスで見せるために起用されたんだろうかw。
ドラマは歩と乱の1年生コンビがメイン。心を結ぶ「絆」で綺麗に纏まった。でもケンケンからは「俺と銀自と志銅はアドリブそんなに慣れてないから」とツッコミ(笑)。
鬼城部長のコーナーには、モリモリ&ケンケンが登場。スクリーンと連動したリップシンクを、自分のキャラで楽しそうにやって見せる。結構意気投合してどことなく似た雰囲気もある二人。俺のことどう思う?とモリモリに訊かれたケンケン。「僕と森川さんそんなに面識がないので…」と断りつつ「まかせられない…」(笑)。ケンケンは関西弁なトコが檜山さんの立ち位置に似てるかな?最後は「申しわけございませんでした」と言い訳コーナーになってしまったw。
後でケンケンが映画で女装した話が出て、「女装もできるの?」と訊いてたモリモリ。まさか『お前ら』にゲストで…なんて考えてるわけじゃないよねw。
鏡銀自のコーナーは、来場者データ収集ショー。モリモリモリクボワダチームとスズムラスズキケンケンチームの対抗戦。出てきた数字で、何に当てはめるかを競うゲーム。そんなデータは予め取ってないので、森さんが野鳥の会の人になってたw。
負けたチームはバツゲームで一発芸。でも「やろうぜ!一発芸!」と意気揚々としてたケンケンが結局一発芸を披露することにw。2部でもケンケンが一発芸をやったそうで、また自分にオハチが回ってくるとは思わなかったようだ。
でもその後、キッズダンサーのリクエストで、尊敬する森さんも一発芸を披露することにw。
ReyによるOPテーマ曲や、スズ&祥ちゃんによるEDテーマ曲も披露。
学園祭の想い出をみんなで語った後、最後に全員が出てきて感想など。
「鈴村さんのファン」だと言うケンケンに拍手。タッツンは森さんに「新吾、次、俺も躍らせて」とヤる気満々w。モリモリもその流れにw。多方面で盛り上げましょうという祥ちゃんに、スズが「アニメにしよう!このメンバーで!」「実写映画で!」と締めて会場も拍手喝采。「何でもアリ」だそうだから、舞台化なんてことも?最後はAjoさんのエア「一本締め」w。
フィナーレは輝白7が「GO HUNT!」を熱唱。客席もスタンディングで盛り上がって終了した。
出演者みんな歌えるからねぇ。これでみんなで踊ればバッチリw。
来年の輝白祭にはメンバーが増えていそう。
「D★D」絡みでは、東山さん&中塚さんが出演する『眠れぬ雪獅子』を観劇予定。
D-BOYS STAGE 検察側の証人 東京千秋楽
2011年10月23日 舞台演劇D-BOYS STAGE『検察側の証人~麻生広尾町殺人事件~』東京千秋楽を観てきた。
2階席。そこかしこに空席が見られ、満員御礼とはいかなかったようだ。
エンタメとしてはちょっと印象の薄い芝居だったか。ミステリー芝居としても2階だと迫力が弱まる。
アガサ・クリスティーなので、結局は“女”の話であった。
嘘をつくには真実を入れたほうがバレにくい。
やっぱりこの二点だろうな。
ステージ上の俳優が、これらを踏まえていかに表現できるかがポイントだろう。
今回はD-BOYSの演技に重点を置いた舞台だったので、彼らの成長と伸びしろが其々顕著に現れていた。こんな芝居もできるんだ、こういう演技がいい、といった良さや魅力も発見できた。
それは彼らの自信にも繋がり、他のDボたちの刺激にもなるだろう。
ただ今回は作品的に客演の比重が大きかったと思う。舞台の成功の半分は客演の力のおかげでもあろう。
人数的にもD-BOYSが6人に対し、他の出演者が14人もいる。もちろん出番的にはD-BOYSが多いが、鍵となる客演キャストが4人もいる。皆さん秀逸な演技力で、脇を固めムードメーカーとなり、話そのものを転がしていく重要な役回り。
D-BOYSのプロデュース公演のような様相だった。
D-BOYS STAGEと名うつからには、メインどころはD-BOYSだけでやって欲しかった。メイクでも変装でも何でもして、新たな境地にも挑戦して欲しかった。チラシの表も本来ならD-BOYSメンバーだけで埋めなければならないと思う。
D-BOYS STAGEが目指していく高みと可能性。客演の力はなるべく最小限に留め、演出家とスタッフとメンバーでコツコツと作り上げて欲しいなと願う。
トリプルカテコで、スタオベもあった。前の人が立たなかったので立つこともなかった。
瀬戸康史と五十嵐隼士がお礼の挨拶。荒木宏文は「東京公演ありがとうございました。大阪公演も宜しくお願いします」と普通。柳下大は「ラストはやってて気持ち良かったw」とニッコリ、やっと真についた感想。橋本汰斗や堀井新太までは回ってこず。
トークショー回は観劇できなかったし、全員からのひと言を聞きたかった。
大阪公演も高いモチベーションで頑張っていただきたい。
客演の若杉宏二さんがいる流山児★事務所の『ユーリンタウン』を平日やっと観劇予定。
馬渕英俚可さんが出る来年の『銀河英雄伝説 第二章』を楽しみに待ちたい。
2階席。そこかしこに空席が見られ、満員御礼とはいかなかったようだ。
エンタメとしてはちょっと印象の薄い芝居だったか。ミステリー芝居としても2階だと迫力が弱まる。
アガサ・クリスティーなので、結局は“女”の話であった。
嘘をつくには真実を入れたほうがバレにくい。
やっぱりこの二点だろうな。
ステージ上の俳優が、これらを踏まえていかに表現できるかがポイントだろう。
今回はD-BOYSの演技に重点を置いた舞台だったので、彼らの成長と伸びしろが其々顕著に現れていた。こんな芝居もできるんだ、こういう演技がいい、といった良さや魅力も発見できた。
それは彼らの自信にも繋がり、他のDボたちの刺激にもなるだろう。
ただ今回は作品的に客演の比重が大きかったと思う。舞台の成功の半分は客演の力のおかげでもあろう。
人数的にもD-BOYSが6人に対し、他の出演者が14人もいる。もちろん出番的にはD-BOYSが多いが、鍵となる客演キャストが4人もいる。皆さん秀逸な演技力で、脇を固めムードメーカーとなり、話そのものを転がしていく重要な役回り。
D-BOYSのプロデュース公演のような様相だった。
D-BOYS STAGEと名うつからには、メインどころはD-BOYSだけでやって欲しかった。メイクでも変装でも何でもして、新たな境地にも挑戦して欲しかった。チラシの表も本来ならD-BOYSメンバーだけで埋めなければならないと思う。
D-BOYS STAGEが目指していく高みと可能性。客演の力はなるべく最小限に留め、演出家とスタッフとメンバーでコツコツと作り上げて欲しいなと願う。
トリプルカテコで、スタオベもあった。前の人が立たなかったので立つこともなかった。
瀬戸康史と五十嵐隼士がお礼の挨拶。荒木宏文は「東京公演ありがとうございました。大阪公演も宜しくお願いします」と普通。柳下大は「ラストはやってて気持ち良かったw」とニッコリ、やっと真についた感想。橋本汰斗や堀井新太までは回ってこず。
トークショー回は観劇できなかったし、全員からのひと言を聞きたかった。
大阪公演も高いモチベーションで頑張っていただきたい。
客演の若杉宏二さんがいる流山児★事務所の『ユーリンタウン』を平日やっと観劇予定。
馬渕英俚可さんが出る来年の『銀河英雄伝説 第二章』を楽しみに待ちたい。
Studio Life 夏の夜の夢 Sチーム初日
2011年10月22日 舞台演劇Studio Life音楽劇『夏の夜の夢』Savarinチーム初日を観てきた。
解りやすく親しみやすいシェイクスピア音楽劇シリーズ。スタジオライフには3度目の『夏の夜の夢』だ。
妖精王と女王の諍いに妖精パックの勘違いが加わり、森に入り込んだ2組のワケあり若き男女が思いも寄らぬ展開へ。芝居をする男たちも巻き込んで、しっちゃかめっちゃかの大騒ぎになる話。
一部キャストが変わったが、ストーリーも歌も前回と同じ世界観。
だが大きく変わったのが、今回新たに参加された宇野亜喜良氏による舞台ヴィジュアル。
衣装やヘアメイクがとにかく奇抜で可笑しい! サーカス小屋のようなドレスにバイキング。50過ぎたオッサンにピンクのリボンw。妖精4人は派手で分り易い。
メイクも濃すぎるほど塗り捲ってるw。
小道具もアート的。壁とか月とか印象的。彫像も凝っていて、ラストの男女のレリーフはエロティックで面白い。
ステージ上にはボックスや台に4本のポール。
シェイクスピアでも、さすがオールメールパワー。ここで男性役者が歌って踊って動き回り暴れ捲りw、元気で愉快な舞台を繰り広げる。
夏じゃないけど、夢とロマンあふれる楽しいひと時を過ごすことができた。
ポールダンシングなアクションと飛び降りを見せたのが、岩崎大のハーミア。運動能力が高いね。今年はアクション芝居がなかったから、ここで発奮させてるみたいw。「デカい女」と劇中盛んに言われてたがw、女とかもう意識させない。男で女だからこそできる中性的な言動が、かえって観客をスカっとさせる。
ハーミアに首っ丈の仲原裕之ディミートリアス。大くんと絡むと、夏の『abc』を思い出してしまうw。
殆どライフ団員と化した坂本岳大(客演)のヘレナも濃密な芝居で絶好調。大ハーミアがいてこそ引き立つデカい愛らしさだ。
笠原浩夫がライサンダーで初参加。若々しくやってるが、高台からの飛び降りはムリがありそう。
曽世海司は父親イジーアスへ。「ゲッダウン!」から「ゲッアップ!」に変わった(笑)。
松本慎也は可憐なヒポリタへ。でも上腕二等筋がスゴいことw。
オーベロンの石飛幸治、ティターニアの林勇輔、パックの倉本徹はそのままの安定感。パックはダブルキャストで見たかったかも。
夏秋までみんな其々のフィールドでやっていた面子が、ここで一気に集合した感じで、芝居の進歩や成長が表れていた。ここにミカシュンやアラケンやオノケンがいないのがちょっと寂しい。
ボトムの大役は奥田努。テンション高い芝居をよくこなし、ピラマスになった時はヒーローぽく格好良く見えるのがイイ。
馬面になったボトムが、ティターニア配下の豆の花たち妖精をこき使うシーンが今回すっぽり抜けていた。馬ボトムや妖精たちをじっくり拝めなくなったのが残念。時間短縮のためだろうか。
シスビーになった青木隆俊は、ハーミアたちよりも綺麗でイイ声だったw。
Bonbonチームの『夏の夜の夢』は来月観劇予定だが、その前に『十二夜』を観劇予定。
今回は忙しい3パターン公演なので、団員も体力勝負の意気込みだろう。
初日はキャスト全員が其々挨拶。サザエさんに波平にプードルなヘアメイクをアピールw。
挨拶の後もカテコで盛り上がった。
終演後の物販にハーミア大くん。パンフを買って挨拶した。大くんは年末の『大江戸鍋祭り』も控える。
解りやすく親しみやすいシェイクスピア音楽劇シリーズ。スタジオライフには3度目の『夏の夜の夢』だ。
妖精王と女王の諍いに妖精パックの勘違いが加わり、森に入り込んだ2組のワケあり若き男女が思いも寄らぬ展開へ。芝居をする男たちも巻き込んで、しっちゃかめっちゃかの大騒ぎになる話。
一部キャストが変わったが、ストーリーも歌も前回と同じ世界観。
だが大きく変わったのが、今回新たに参加された宇野亜喜良氏による舞台ヴィジュアル。
衣装やヘアメイクがとにかく奇抜で可笑しい! サーカス小屋のようなドレスにバイキング。50過ぎたオッサンにピンクのリボンw。妖精4人は派手で分り易い。
メイクも濃すぎるほど塗り捲ってるw。
小道具もアート的。壁とか月とか印象的。彫像も凝っていて、ラストの男女のレリーフはエロティックで面白い。
ステージ上にはボックスや台に4本のポール。
シェイクスピアでも、さすがオールメールパワー。ここで男性役者が歌って踊って動き回り暴れ捲りw、元気で愉快な舞台を繰り広げる。
夏じゃないけど、夢とロマンあふれる楽しいひと時を過ごすことができた。
ポールダンシングなアクションと飛び降りを見せたのが、岩崎大のハーミア。運動能力が高いね。今年はアクション芝居がなかったから、ここで発奮させてるみたいw。「デカい女」と劇中盛んに言われてたがw、女とかもう意識させない。男で女だからこそできる中性的な言動が、かえって観客をスカっとさせる。
ハーミアに首っ丈の仲原裕之ディミートリアス。大くんと絡むと、夏の『abc』を思い出してしまうw。
殆どライフ団員と化した坂本岳大(客演)のヘレナも濃密な芝居で絶好調。大ハーミアがいてこそ引き立つデカい愛らしさだ。
笠原浩夫がライサンダーで初参加。若々しくやってるが、高台からの飛び降りはムリがありそう。
曽世海司は父親イジーアスへ。「ゲッダウン!」から「ゲッアップ!」に変わった(笑)。
松本慎也は可憐なヒポリタへ。でも上腕二等筋がスゴいことw。
オーベロンの石飛幸治、ティターニアの林勇輔、パックの倉本徹はそのままの安定感。パックはダブルキャストで見たかったかも。
夏秋までみんな其々のフィールドでやっていた面子が、ここで一気に集合した感じで、芝居の進歩や成長が表れていた。ここにミカシュンやアラケンやオノケンがいないのがちょっと寂しい。
ボトムの大役は奥田努。テンション高い芝居をよくこなし、ピラマスになった時はヒーローぽく格好良く見えるのがイイ。
馬面になったボトムが、ティターニア配下の豆の花たち妖精をこき使うシーンが今回すっぽり抜けていた。馬ボトムや妖精たちをじっくり拝めなくなったのが残念。時間短縮のためだろうか。
シスビーになった青木隆俊は、ハーミアたちよりも綺麗でイイ声だったw。
Bonbonチームの『夏の夜の夢』は来月観劇予定だが、その前に『十二夜』を観劇予定。
今回は忙しい3パターン公演なので、団員も体力勝負の意気込みだろう。
初日はキャスト全員が其々挨拶。サザエさんに波平にプードルなヘアメイクをアピールw。
挨拶の後もカテコで盛り上がった。
終演後の物販にハーミア大くん。パンフを買って挨拶した。大くんは年末の『大江戸鍋祭り』も控える。
映画 シャッフル&初日舞台挨拶
2011年10月22日 映画映画『シャッフル』&初日舞台挨拶を観てきた。
10月下旬からはじまる舞台『シャッフル』絡みで映画化を知り、映画でも面白いメンツが揃っているので興味をもったから。
チケット完売といいながら、空席が目立っていたり立ち見がいたり。
上映前に舞台挨拶。
登壇者は、左手から及川拓郎監督、市川亀治郎、賀来賢人、金子ノブアキ、鎌苅健太、ムロツヨシ。お客さんの中には市川さんのファンらしきご婦人方が結構いらした。皆さん劇中と同じく、黒いスーツと黒ネクタイで決める。
舞台の映画化で、いかに映像化するかがポイントだったという及川監督。“順撮り”という物語の順番通りの撮影手法が、キャストにも作用したようだ。かなり過酷でタイトな現場だったそうで、俳優にとっても思い入れの多い作品になったという。
ハードなエピソードの中には、一番若い賢人の花粉症デビューの話や、もの凄い台詞量を難なくこなした市川さんの話まで。
普段は絶対触れ合う機会のない5人だが、映画に関わったことで、まるで定時制の男子校みたいな雰囲気。苦労多い現場を一緒に体験したこそ、とても仲がいい雰囲気が溢れていた。
とにかくムロさんが一番ノリがよくて面白い! 隣のケンケンも負けじと盛んにボケツッコミ。コウヘイさんが部長のノリで「まとまっていこう!」と張り上げる。みんなから「亀さん」と呼ばれてた市川さんは割とおとなしいが、隣で笑顔の賢人と小さくやり取り。亀さんのコメントにケンケンが「この人、こんなマジメじゃないんです」「でも好きです」と返し、二人のイチャイチャ感まで漂うw。周りからの賑やかな作用で、亀さんの面白い一面も伝わってきた。
各自のスケジュールの都合で、撮影は夜中3時に終わり朝5時に集合ということもあり大変だったとか。マイナスの要素が、かえって結束力の強さになったという。
ここで、会場横に控えていた花束ゲストの吹田早哉佳から、登壇者一人一人に深紅のバラ1本ずつが贈られた。映画と同じく肌露出のドレスを着た吹田さんに、いち早くムロさんがエッチなリアクション、隣のケンケンにたしなめられたりw。
男子校に間違って混ざった女子みたいだったと言う吹田さんは、クランクインが金子さんとの冒頭シーンw。映画は3度も観たが楽しめたという。
吹田さんも加わり、全員でフォトセッション。皆さん花を持って並び、まるで卒業式状態w。
今まで観た舞台挨拶の中で、ムービーも一番テンションが高くて面白かった。みんなニコニコ顔だが、とりわけ歯を見せて笑っていた亀さんが印象的。
映画の中には地震が大きな要素となっていてハズせないが、クランクアップしたのが今年3月11日の午前2時だったという。
上映するまでに様々な問題を抱え何度も迷ったそうだが、ここにきてようやく上映できる運びとなり、監督や皆さんの中に其々の思いが詰っていた。
皆さん、手を振って扉のほうへ。ケンケンが特にいっぱい手を振ってくれていた。明日またイベントで拝めそう。
 ̄
続いて上映。約2時間。
日本の「円」が使えなくなる目前のウエスタン・ワールドな村が舞台。
モニター調査で呼び出された男と仲間たちが、タイムリミットが迫る密室で、ある目的のために動き動かされていく、サスペンスでスリリングな攻防戦を描く。
すべてが布石であり、二転三転する先の見えないストーリー。「誰も信じるな」がポイントだ。
出演者がこれまであまり観なかったような役どころを演じ、人物の立場や性格や立ち位置が何度かシャッフルされるのも見どころか。でも全てが脳内予測範囲でもあり、観るほうの気持ちはあまりシャッフルされない。
銀行強盗というと、前に観た舞台『さよなら、また会う日まで』が思い出される。
及川氏により上演された舞台『シャッフル』に出ていた役者5人もちょっこっと出演。
アニメ&声優のオタク風味も含まれ、高垣彩陽が声の出演をしている。
爽快な後味感はなく、最後まで期待していた一発ドンデン返しは裏切られたようだw。
10月下旬からはじまる舞台『シャッフル』絡みで映画化を知り、映画でも面白いメンツが揃っているので興味をもったから。
チケット完売といいながら、空席が目立っていたり立ち見がいたり。
上映前に舞台挨拶。
登壇者は、左手から及川拓郎監督、市川亀治郎、賀来賢人、金子ノブアキ、鎌苅健太、ムロツヨシ。お客さんの中には市川さんのファンらしきご婦人方が結構いらした。皆さん劇中と同じく、黒いスーツと黒ネクタイで決める。
舞台の映画化で、いかに映像化するかがポイントだったという及川監督。“順撮り”という物語の順番通りの撮影手法が、キャストにも作用したようだ。かなり過酷でタイトな現場だったそうで、俳優にとっても思い入れの多い作品になったという。
ハードなエピソードの中には、一番若い賢人の花粉症デビューの話や、もの凄い台詞量を難なくこなした市川さんの話まで。
普段は絶対触れ合う機会のない5人だが、映画に関わったことで、まるで定時制の男子校みたいな雰囲気。苦労多い現場を一緒に体験したこそ、とても仲がいい雰囲気が溢れていた。
とにかくムロさんが一番ノリがよくて面白い! 隣のケンケンも負けじと盛んにボケツッコミ。コウヘイさんが部長のノリで「まとまっていこう!」と張り上げる。みんなから「亀さん」と呼ばれてた市川さんは割とおとなしいが、隣で笑顔の賢人と小さくやり取り。亀さんのコメントにケンケンが「この人、こんなマジメじゃないんです」「でも好きです」と返し、二人のイチャイチャ感まで漂うw。周りからの賑やかな作用で、亀さんの面白い一面も伝わってきた。
各自のスケジュールの都合で、撮影は夜中3時に終わり朝5時に集合ということもあり大変だったとか。マイナスの要素が、かえって結束力の強さになったという。
ここで、会場横に控えていた花束ゲストの吹田早哉佳から、登壇者一人一人に深紅のバラ1本ずつが贈られた。映画と同じく肌露出のドレスを着た吹田さんに、いち早くムロさんがエッチなリアクション、隣のケンケンにたしなめられたりw。
男子校に間違って混ざった女子みたいだったと言う吹田さんは、クランクインが金子さんとの冒頭シーンw。映画は3度も観たが楽しめたという。
吹田さんも加わり、全員でフォトセッション。皆さん花を持って並び、まるで卒業式状態w。
今まで観た舞台挨拶の中で、ムービーも一番テンションが高くて面白かった。みんなニコニコ顔だが、とりわけ歯を見せて笑っていた亀さんが印象的。
映画の中には地震が大きな要素となっていてハズせないが、クランクアップしたのが今年3月11日の午前2時だったという。
上映するまでに様々な問題を抱え何度も迷ったそうだが、ここにきてようやく上映できる運びとなり、監督や皆さんの中に其々の思いが詰っていた。
皆さん、手を振って扉のほうへ。ケンケンが特にいっぱい手を振ってくれていた。明日またイベントで拝めそう。
 ̄
続いて上映。約2時間。
日本の「円」が使えなくなる目前のウエスタン・ワールドな村が舞台。
モニター調査で呼び出された男と仲間たちが、タイムリミットが迫る密室で、ある目的のために動き動かされていく、サスペンスでスリリングな攻防戦を描く。
すべてが布石であり、二転三転する先の見えないストーリー。「誰も信じるな」がポイントだ。
出演者がこれまであまり観なかったような役どころを演じ、人物の立場や性格や立ち位置が何度かシャッフルされるのも見どころか。でも全てが脳内予測範囲でもあり、観るほうの気持ちはあまりシャッフルされない。
銀行強盗というと、前に観た舞台『さよなら、また会う日まで』が思い出される。
及川氏により上演された舞台『シャッフル』に出ていた役者5人もちょっこっと出演。
アニメ&声優のオタク風味も含まれ、高垣彩陽が声の出演をしている。
爽快な後味感はなく、最後まで期待していた一発ドンデン返しは裏切られたようだw。
シス・カンパニー公演 泣き虫なまいき石川啄木
2011年10月21日 舞台演劇シス・カンパニー公演『泣き虫なまいき石川啄木』を観てきた。
石川啄木の晩年3年間を描いた井上ひさし氏の戯曲を、新米演出家だと自称する俳優・段田安則が演出。
いつもの「こまつ座」ではなく、シス・カンパニーの上演というのがポイントか。
亡き夫・石川啄木こと一(はじめ)が遺した日記を読み進める妻・節子。三年前の夏、東京本郷に貸間に暮らす一と家族の「実人生の白兵戦」の貧しい日々がよみがえってくる。
真っ青な空と海から、2階6畳二間の陰湿な舞台へ転換。6人の大人がドタバタと繰り広げる小さな空間が、尚更狭っくるしく感じられる。
母カツと妻節子の激しいぶつかり合い。カツは自分の名前さえネタにする剣幕。家出したり不倫疑惑が出る節子は頑固で情緒不安定。家の大事なものを質に入れて酒浸りの父・一禎は、禅僧の如く説教臭い。親離れ子離れできない家族を腹立たしく思う妹・光子はキリスト精神を尊ぶ。兄嫁と小姑の間に確執がないのが救いだろうか。
家の収入を一手に背負い、家族の不始末にあえて首を突っ込まない一は、曖昧で忍耐強いが、やがて爆発し怒鳴ったりと激しい苛立ちを見せる。同情心を煽って、親友の金田一から何かと金銭を恵んでもらったりと、したたかな一面も覗かせる。
すべては「貧乏」のなせる喧騒と波乱。貧乏家族の様子はとても生々しい。生々し過ぎて個性的過ぎて、誰にも思い入れがわかない。家族の問題はあまりに身近すぎる。「白兵戦」の戦場となる「家族」は足かせでもあり、失望と恐怖が見えてくる。
それぐらい、役者の演技も迫真でリアルっぽさがある。
演出した段田安則は、ダメダメな父を人間味豊かに演じる。
カツ役の渡辺えりの盛岡弁は流暢で存在感が凄まじい。こんな姑はイヤだと思わせる。
西尾まりは二度目の光子役で慣れているが、10年前の同じ舞台を演出したのが、今上演中のD-BOYSの演出家・鈴木裕美氏だったという。
金田一京介役の鈴木浩介が、達者な弁舌で場を和らげて好演。
節子の貫地谷しほりは可愛らしいが、妊娠中の動きに考慮が必要か。
一の稲垣吾郎は、場を追うごとに波にノる感じで、真摯で誠実な内面性が浮き出る。
稲垣さんと貫地谷さん以外の4人が、其々違う人物も兼ね役。段田さんが禅とキリストを両方説くのも可笑しい。
稲垣さんと鈴木さんの会話に、『金田一少年の事件簿』の「金田一一」の名前が浮かんでしまった(笑)。
渡辺えりさんが昨年9月に出演されたgood morning N.5の舞台『祝・絶望!!』のタイトルを思い出した。
喜劇風に仕立てた突破口の見えない家族の話は、薄い笑いは起きるが、もどかしさと苛立ちと怒りは収まらない。
だが病の恐怖まで味わう一は、それでも苦悩を泣き笑いして立ち上がる。
「すべてがうまくいかないが、それでもひと筋の光があるのではないか」
もうダメだと絶望した中でも、小さな「希望」をわずかでも期待してしまう、人生にしがみつく人間の“業”。滑稽だけど、愛おしい。
最後の最後まで“生”を捨てきれなかった男の人間らしさに、ようやく共鳴できるのだった。
でも妻・節子は、日記を焼却してくれという夫の遺言に従わず、後に作品を世に出したのだったっけ。
最後の最後に亡き夫に小さな反逆をした妻もまた、生にしがみついた人だったのだ。
石川啄木の晩年3年間を描いた井上ひさし氏の戯曲を、新米演出家だと自称する俳優・段田安則が演出。
いつもの「こまつ座」ではなく、シス・カンパニーの上演というのがポイントか。
亡き夫・石川啄木こと一(はじめ)が遺した日記を読み進める妻・節子。三年前の夏、東京本郷に貸間に暮らす一と家族の「実人生の白兵戦」の貧しい日々がよみがえってくる。
真っ青な空と海から、2階6畳二間の陰湿な舞台へ転換。6人の大人がドタバタと繰り広げる小さな空間が、尚更狭っくるしく感じられる。
母カツと妻節子の激しいぶつかり合い。カツは自分の名前さえネタにする剣幕。家出したり不倫疑惑が出る節子は頑固で情緒不安定。家の大事なものを質に入れて酒浸りの父・一禎は、禅僧の如く説教臭い。親離れ子離れできない家族を腹立たしく思う妹・光子はキリスト精神を尊ぶ。兄嫁と小姑の間に確執がないのが救いだろうか。
家の収入を一手に背負い、家族の不始末にあえて首を突っ込まない一は、曖昧で忍耐強いが、やがて爆発し怒鳴ったりと激しい苛立ちを見せる。同情心を煽って、親友の金田一から何かと金銭を恵んでもらったりと、したたかな一面も覗かせる。
すべては「貧乏」のなせる喧騒と波乱。貧乏家族の様子はとても生々しい。生々し過ぎて個性的過ぎて、誰にも思い入れがわかない。家族の問題はあまりに身近すぎる。「白兵戦」の戦場となる「家族」は足かせでもあり、失望と恐怖が見えてくる。
それぐらい、役者の演技も迫真でリアルっぽさがある。
演出した段田安則は、ダメダメな父を人間味豊かに演じる。
カツ役の渡辺えりの盛岡弁は流暢で存在感が凄まじい。こんな姑はイヤだと思わせる。
西尾まりは二度目の光子役で慣れているが、10年前の同じ舞台を演出したのが、今上演中のD-BOYSの演出家・鈴木裕美氏だったという。
金田一京介役の鈴木浩介が、達者な弁舌で場を和らげて好演。
節子の貫地谷しほりは可愛らしいが、妊娠中の動きに考慮が必要か。
一の稲垣吾郎は、場を追うごとに波にノる感じで、真摯で誠実な内面性が浮き出る。
稲垣さんと貫地谷さん以外の4人が、其々違う人物も兼ね役。段田さんが禅とキリストを両方説くのも可笑しい。
稲垣さんと鈴木さんの会話に、『金田一少年の事件簿』の「金田一一」の名前が浮かんでしまった(笑)。
渡辺えりさんが昨年9月に出演されたgood morning N.5の舞台『祝・絶望!!』のタイトルを思い出した。
喜劇風に仕立てた突破口の見えない家族の話は、薄い笑いは起きるが、もどかしさと苛立ちと怒りは収まらない。
だが病の恐怖まで味わう一は、それでも苦悩を泣き笑いして立ち上がる。
「すべてがうまくいかないが、それでもひと筋の光があるのではないか」
もうダメだと絶望した中でも、小さな「希望」をわずかでも期待してしまう、人生にしがみつく人間の“業”。滑稽だけど、愛おしい。
最後の最後まで“生”を捨てきれなかった男の人間らしさに、ようやく共鳴できるのだった。
でも妻・節子は、日記を焼却してくれという夫の遺言に従わず、後に作品を世に出したのだったっけ。
最後の最後に亡き夫に小さな反逆をした妻もまた、生にしがみついた人だったのだ。
舞台 絆2011 少年よ大紙を抱け 初日
2011年10月20日 舞台演劇舞台『絆2011 -少年よ大紙を抱け-』初日を観てきた。
2010年上演された舞台の再演。
卒業近い全日制イケメン学生と、廃校前の定時制問題児学生とが、学校の一大イベント“予餞会”で「書道パフォーマンス」対決をする話。
一部キャスト変更があったが、ほぼ同じキャストで同じ内容を見せる、ダンスと歌と映像のミュージカル風舞台。
一番の見どころ“袴姿で書道”のパフォーマンスでは、若い女性客のハートをガッチリ捉えて、たくさんの拍手や手拍子が贈られた。
大スクリーンに映されたLEDの映像がパワーアップ、より美しく鮮やかに世界観を作り出していた。これにはかなり金がかかっていることだろう。おそらくチケット代の半分は映像分だったのでは?w
物語は今回も起承転結の「転」が曖昧。全日制はともかく、定時制生徒が一丸となって書道に取り組む動機づけが弱い。キャラクターの描き方も中途半端で物足りなさ感がある。「愛」に恋する二人には見せ場があるが、他の生徒たちは上っ面だけだ。彼らに感情移入など沸きようがなかった。
所詮Leadファンをターゲットにしての、Leadメインの舞台。カテコのライブも盛り上がった。
高木万平&高木心平の役柄は弟&兄のまま。映像の増殖も見ものw。
根本正勝は手堅い芝居で笑いをキッチリ取る。若い面子の中、ダンスも頑張ってこなしていた。
寿理はそろそろ現役高校生役はツラそう。前髪をあげた加藤良輔は中村優一ソックリに見えたw。
入野自由から代わったタモト清嵐は、ドラムの腕を披露。書道よりずっとカッケーと思うがw。
えまおゆうのハスキーなクセのある芝居、松尾伴内のしつこく頑固な芝居も昨年のまま。
歌の度に拍手がわいたが、私は「翼をください」だけに拍手した。
初日だからか、歌の時の音響がやけに大きく、前半は歌詞が聞き取れないほどやかましかった。
何も変わっていない話と、単調で退屈な演出と若いイケメンたち。映像で何とか堪えられた。こういう舞台は私は1回観ただけで充分だ。
昨年からの役者たちは、より結束力が固まってリアルに“絆”が深まったと思う。
Leadファンも同じ目的と楽しみの“絆”ができ、ライブでも高揚感が増していた。
様々な“絆”が生まれた舞台としては成功といえるのだろうか。座席は8割ほどの集客だった。
高木双子に中村昌也から花壇が届いていたが、本人がロビーに現れた。デカイのですぐ目立つ。間近で観たのは昨年の4月以来だ。
帰りにタワレコ新宿でAshのイベント整理券付きCDを予約してきた。当日参加できるか分らないが予約はタダだしね。
2010年上演された舞台の再演。
卒業近い全日制イケメン学生と、廃校前の定時制問題児学生とが、学校の一大イベント“予餞会”で「書道パフォーマンス」対決をする話。
一部キャスト変更があったが、ほぼ同じキャストで同じ内容を見せる、ダンスと歌と映像のミュージカル風舞台。
一番の見どころ“袴姿で書道”のパフォーマンスでは、若い女性客のハートをガッチリ捉えて、たくさんの拍手や手拍子が贈られた。
大スクリーンに映されたLEDの映像がパワーアップ、より美しく鮮やかに世界観を作り出していた。これにはかなり金がかかっていることだろう。おそらくチケット代の半分は映像分だったのでは?w
物語は今回も起承転結の「転」が曖昧。全日制はともかく、定時制生徒が一丸となって書道に取り組む動機づけが弱い。キャラクターの描き方も中途半端で物足りなさ感がある。「愛」に恋する二人には見せ場があるが、他の生徒たちは上っ面だけだ。彼らに感情移入など沸きようがなかった。
所詮Leadファンをターゲットにしての、Leadメインの舞台。カテコのライブも盛り上がった。
高木万平&高木心平の役柄は弟&兄のまま。映像の増殖も見ものw。
根本正勝は手堅い芝居で笑いをキッチリ取る。若い面子の中、ダンスも頑張ってこなしていた。
寿理はそろそろ現役高校生役はツラそう。前髪をあげた加藤良輔は中村優一ソックリに見えたw。
入野自由から代わったタモト清嵐は、ドラムの腕を披露。書道よりずっとカッケーと思うがw。
えまおゆうのハスキーなクセのある芝居、松尾伴内のしつこく頑固な芝居も昨年のまま。
歌の度に拍手がわいたが、私は「翼をください」だけに拍手した。
初日だからか、歌の時の音響がやけに大きく、前半は歌詞が聞き取れないほどやかましかった。
何も変わっていない話と、単調で退屈な演出と若いイケメンたち。映像で何とか堪えられた。こういう舞台は私は1回観ただけで充分だ。
昨年からの役者たちは、より結束力が固まってリアルに“絆”が深まったと思う。
Leadファンも同じ目的と楽しみの“絆”ができ、ライブでも高揚感が増していた。
様々な“絆”が生まれた舞台としては成功といえるのだろうか。座席は8割ほどの集客だった。
高木双子に中村昌也から花壇が届いていたが、本人がロビーに現れた。デカイのですぐ目立つ。間近で観たのは昨年の4月以来だ。
帰りにタワレコ新宿でAshのイベント整理券付きCDを予約してきた。当日参加できるか分らないが予約はタダだしね。
キャラメルボックス 飛ぶ教室
2011年10月20日 舞台演劇キャラメルボックス『飛ぶ教室』を観てきた。
ドイツの作家エーリッヒ・ケストナーが1933年に書いた児童文学の傑作の舞台化。
クリスマス目前のドイツの高等中学校が舞台。5人の少年たちを中心に、生徒たちの日常や生活、先生たちとの交流と触れ合い、親たちとの関係を鮮やかに描く。
タイトルだけでぜひ観たいと思った。観ておいて良かった。この舞台がキャラメルボックスで良かった。
その昔読んだ物語で、細かいエピソードは忘れていたが、舞台を観ながら徐々に記憶がほぐれてワクワク感が止まらなかった。様々なシーンやセリフに込み上げるもの沸き立つものがあふれ出し、いつしか涙がこぼれ落ちるほど感動していた。
構成・演出の成井豊による【世界名作劇場vol.3】だという。
原作にとても思い入れがある成井氏は、ケストナー自身を水先案内人として劇中に頻繁に登場させ、分り易く解説させる。ケストナー独特の語り口を存分に生かし、細かいエピソードも残さずすくって、スピーディーで温かい世界観を舞台上に構築した。
場面転換が早く、役者自身が椅子や小物を次々に移動させたり、メインの役以外はみんな兼ね役をしたりと、とにかく活発でパワフル。役者は段取りや細かい作業などさぞ大変だと思う。だが各々の情感豊かで的確な芝居で、観るほうをどんどん引き込んでいく。
生徒たちが動き回り騒ぐ様子は、『トーマの心臓』のコミックのほうを連想させた。それぐらいキャラクターが生き生きとしていて感情移入し易い。先生とかつての親友の重厚かつコミカルな空気が、安らぎと強さの媒介となる。
現代ではベタと思われる、友情や勇気や成長、生徒と先生との交流、先生とかつての親友の生き様、親子の愛情と絆。舞台から純粋に伝わってくる人と人との“繋がり”や“思い”は、いつしか心を浄化させてくれる。
ベク先生役の大家仁志の人間味あふれる芝居が実に頼もしくて素晴らしかった。青年座の大家さんは3度目の客演らしいが、キャラメルに絶妙なスパイスを効かせている。
ケストナー他を演じた左東広之が達者な弁舌で牽引する。
禁煙さんの石原善暢、クロイツカム先生の小多田直樹と、幅の広い役作りができるのが強み。
マルチンの多田直人、マチアスの筒井俊作、ウリーの小林千恵、ジョーニーの井上麻美子、ゼバスチアンの鍜治本大樹が、若々しくパワフルで高揚感が増す。
誰が出ていようと、こういう良作の舞台は何度でも観たかった。ドイツ語を習ってる息子にも見せたい。「きよしこの夜」もドイツ語でみんなで唄ってみたい(パンフに歌詞が載せてほしかった)。
今回は日程的にムリだが、いつか同じ劇場で再演を望みたい。先月やっとシェイクスピアの『ペリクリーズ』を知ったので、第一弾の『僕の大好きなペリクリーズ』の再演も希望する。
ドイツの作家エーリッヒ・ケストナーが1933年に書いた児童文学の傑作の舞台化。
クリスマス目前のドイツの高等中学校が舞台。5人の少年たちを中心に、生徒たちの日常や生活、先生たちとの交流と触れ合い、親たちとの関係を鮮やかに描く。
タイトルだけでぜひ観たいと思った。観ておいて良かった。この舞台がキャラメルボックスで良かった。
その昔読んだ物語で、細かいエピソードは忘れていたが、舞台を観ながら徐々に記憶がほぐれてワクワク感が止まらなかった。様々なシーンやセリフに込み上げるもの沸き立つものがあふれ出し、いつしか涙がこぼれ落ちるほど感動していた。
構成・演出の成井豊による【世界名作劇場vol.3】だという。
原作にとても思い入れがある成井氏は、ケストナー自身を水先案内人として劇中に頻繁に登場させ、分り易く解説させる。ケストナー独特の語り口を存分に生かし、細かいエピソードも残さずすくって、スピーディーで温かい世界観を舞台上に構築した。
場面転換が早く、役者自身が椅子や小物を次々に移動させたり、メインの役以外はみんな兼ね役をしたりと、とにかく活発でパワフル。役者は段取りや細かい作業などさぞ大変だと思う。だが各々の情感豊かで的確な芝居で、観るほうをどんどん引き込んでいく。
生徒たちが動き回り騒ぐ様子は、『トーマの心臓』のコミックのほうを連想させた。それぐらいキャラクターが生き生きとしていて感情移入し易い。先生とかつての親友の重厚かつコミカルな空気が、安らぎと強さの媒介となる。
現代ではベタと思われる、友情や勇気や成長、生徒と先生との交流、先生とかつての親友の生き様、親子の愛情と絆。舞台から純粋に伝わってくる人と人との“繋がり”や“思い”は、いつしか心を浄化させてくれる。
ベク先生役の大家仁志の人間味あふれる芝居が実に頼もしくて素晴らしかった。青年座の大家さんは3度目の客演らしいが、キャラメルに絶妙なスパイスを効かせている。
ケストナー他を演じた左東広之が達者な弁舌で牽引する。
禁煙さんの石原善暢、クロイツカム先生の小多田直樹と、幅の広い役作りができるのが強み。
マルチンの多田直人、マチアスの筒井俊作、ウリーの小林千恵、ジョーニーの井上麻美子、ゼバスチアンの鍜治本大樹が、若々しくパワフルで高揚感が増す。
誰が出ていようと、こういう良作の舞台は何度でも観たかった。ドイツ語を習ってる息子にも見せたい。「きよしこの夜」もドイツ語でみんなで唄ってみたい(パンフに歌詞が載せてほしかった)。
今回は日程的にムリだが、いつか同じ劇場で再演を望みたい。先月やっとシェイクスピアの『ペリクリーズ』を知ったので、第一弾の『僕の大好きなペリクリーズ』の再演も希望する。
D-BOYS STAGE 検察側の証人 マチネ
2011年10月19日 舞台演劇D-BOYS STAGE『検察側の証人』マチネを観てきた。
ネタも結末も分った2度目となると、ミステリーとしての面白味はだいぶ薄れるので、キャラクターやキャストに的を絞った見方になる。
初日にぬるかったシーンは、演出で手が加えられたようだ。冒頭の健の登場と吾郎との会話は、だいぶほぐされていた。ラストの志摩子の動作も綿密に表現されていて、見守る側に隙を与えていなかった。
台詞の掛け合いにほんの少し噛みが見られたのが惜しい。テンポよく言い合う会話が醍醐味だから、若い役者にはホントに難しいと思う。
瀬戸康史のソフトと激しさの切り替えし、五十嵐隼士のパワフルな流暢さは、芝居の中にどんどん溶け込んでいる。柳下大は徐々にパワーが薄れ声が掠れてきたが、粘り強くしがみついて欲しい。荒木宏文は声の強弱のメリハリが上手く場をキュっと引き締める。
だがみんなまだ若い。意外性がないのがつまらない。今回はメイクや衣装で役作りをしていないので、年齢相応に見えるのだが、登場人物に深みが出てこないのが勿体無いのだ。
荒木さん@藤堂には貫禄や誇りのようなものが映らないし、トモ@洋一にはもう少し作り込んだオーラが欲しい。人物的に迫力と存在感があったのはラッシーの星野ぐらいか。
橋本汰斗の片山は、ケンカばかりの越方と星野を上手くバランスを取り操ることができるクールな才覚のある男。その点、汰斗はよくやってる。問題は“女”ネタで操る手管。女に関してもある程度知る男でないとできないと思うが、汰斗からは女っ気が殆ど感じられない。言葉に説得性が感じられずチグハグな印象を受けた。
吾郎と健の過去も関係性も浅い。“その昔”悪さをしていたからには、少なくとも二人は20代中ほどになっていなくてはおかしい。だがどちらも年相応にせいぜい10代後半にしか見えない。健と吾郎の会話からも硬い絆のようなものが感じられない。吾郎に関しては、チンピラというより新聞の集金屋、ブラックな側面が全く見受けられないw。役作りが中途半端、正直、吾郎の存在価値が見い出せなかった。
メイクでも何でもいいから、もう少し年齢を上げた厚味のある役作りをしてくれたら、台詞にも重みが出て、メリハリの効いた芝居となったと思う。
今回は前から4番目中ブロックでこれまでになかったような最良席。とてもとても観易かった。
でも一幕目のやり取りが退屈で、三幕目の法廷シーンでは眠気が増して堪えるのに必死^^;。イイ席というのも辛いこと。
終演後は瀬戸くんから、観た後で原作を読んでも面白いからぜひ!という挨拶。
今回はハイタッチ会。後方席から案内されるので、前方席までくるのに待つこと長し。
アラタはお疲れな表情、フード被ってたアラヤンは眠そうにニッコリ、ラッシーだけが元気に力強くお礼を言っていた。これだけで彼らの心境を物語っているなぁw。
ハイタッチよりトークショーのほうが私はいいが、チケット取り後の発表で選べない。
次は東京千秋楽。一般で取った2階席なのでグッスリはできそうw。
 ̄ ̄ ̄
渋谷PARCOで開催中の展覧会『戦国鍋TV~渋谷パルコ 秋の陣~』に寄ってみた。入場無料。
テレビ番組『戦国鍋TV』の主要コーナーをパネル展示。
「ミュージック・トゥナイト」の番組セットが再現され、これまでのアーティストのビデオが流されていて、ついつい見入っちゃう。衣装も公開。
「うつけバーNOBU」のセットも公開、NOBUママの写真に見惚れたりw。
有料の縁日で遊んでる人はなし。
番組関連グッズやDVDやCDや書籍も販売中。イベント限定クリアファイルを購入。
最終の22日23日はまたも兼続くんがやってくるそう。
写真撮影もオッケーなので、いっぱい撮ってしまった。
ネタも結末も分った2度目となると、ミステリーとしての面白味はだいぶ薄れるので、キャラクターやキャストに的を絞った見方になる。
初日にぬるかったシーンは、演出で手が加えられたようだ。冒頭の健の登場と吾郎との会話は、だいぶほぐされていた。ラストの志摩子の動作も綿密に表現されていて、見守る側に隙を与えていなかった。
台詞の掛け合いにほんの少し噛みが見られたのが惜しい。テンポよく言い合う会話が醍醐味だから、若い役者にはホントに難しいと思う。
瀬戸康史のソフトと激しさの切り替えし、五十嵐隼士のパワフルな流暢さは、芝居の中にどんどん溶け込んでいる。柳下大は徐々にパワーが薄れ声が掠れてきたが、粘り強くしがみついて欲しい。荒木宏文は声の強弱のメリハリが上手く場をキュっと引き締める。
だがみんなまだ若い。意外性がないのがつまらない。今回はメイクや衣装で役作りをしていないので、年齢相応に見えるのだが、登場人物に深みが出てこないのが勿体無いのだ。
荒木さん@藤堂には貫禄や誇りのようなものが映らないし、トモ@洋一にはもう少し作り込んだオーラが欲しい。人物的に迫力と存在感があったのはラッシーの星野ぐらいか。
橋本汰斗の片山は、ケンカばかりの越方と星野を上手くバランスを取り操ることができるクールな才覚のある男。その点、汰斗はよくやってる。問題は“女”ネタで操る手管。女に関してもある程度知る男でないとできないと思うが、汰斗からは女っ気が殆ど感じられない。言葉に説得性が感じられずチグハグな印象を受けた。
吾郎と健の過去も関係性も浅い。“その昔”悪さをしていたからには、少なくとも二人は20代中ほどになっていなくてはおかしい。だがどちらも年相応にせいぜい10代後半にしか見えない。健と吾郎の会話からも硬い絆のようなものが感じられない。吾郎に関しては、チンピラというより新聞の集金屋、ブラックな側面が全く見受けられないw。役作りが中途半端、正直、吾郎の存在価値が見い出せなかった。
メイクでも何でもいいから、もう少し年齢を上げた厚味のある役作りをしてくれたら、台詞にも重みが出て、メリハリの効いた芝居となったと思う。
今回は前から4番目中ブロックでこれまでになかったような最良席。とてもとても観易かった。
でも一幕目のやり取りが退屈で、三幕目の法廷シーンでは眠気が増して堪えるのに必死^^;。イイ席というのも辛いこと。
終演後は瀬戸くんから、観た後で原作を読んでも面白いからぜひ!という挨拶。
今回はハイタッチ会。後方席から案内されるので、前方席までくるのに待つこと長し。
アラタはお疲れな表情、フード被ってたアラヤンは眠そうにニッコリ、ラッシーだけが元気に力強くお礼を言っていた。これだけで彼らの心境を物語っているなぁw。
ハイタッチよりトークショーのほうが私はいいが、チケット取り後の発表で選べない。
次は東京千秋楽。一般で取った2階席なのでグッスリはできそうw。
 ̄ ̄ ̄
渋谷PARCOで開催中の展覧会『戦国鍋TV~渋谷パルコ 秋の陣~』に寄ってみた。入場無料。
テレビ番組『戦国鍋TV』の主要コーナーをパネル展示。
「ミュージック・トゥナイト」の番組セットが再現され、これまでのアーティストのビデオが流されていて、ついつい見入っちゃう。衣装も公開。
「うつけバーNOBU」のセットも公開、NOBUママの写真に見惚れたりw。
有料の縁日で遊んでる人はなし。
番組関連グッズやDVDやCDや書籍も販売中。イベント限定クリアファイルを購入。
最終の22日23日はまたも兼続くんがやってくるそう。
写真撮影もオッケーなので、いっぱい撮ってしまった。
映画 猿の惑星:創世記 吹替え版
2011年10月19日 映画映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』吹替え版を観てきた。
なぜ人類の文明は滅んだのか? なぜ猿が支配者となったのか?
1968年公開の『猿の惑星』に残された謎を解き明かす、新たなシリーズの始まり。
アルツハイマー型認知症の治療新薬を投与された雌チンパンジーの子シーザーが、薬物研究者ウィルに育てられ、成長するにつれて高い知性と強い力を発揮するが、人間たちによる管理と虐待、人間との大いなる闘いが待っていたという話。
人間のエゴや欲望、愚かさや傲慢、科学技術の限界と危険性、人類の文明社会の崩壊と滅亡などを新たに見つめ直し考えさせて、極めて普遍的な物語だと思った。だからすぐに内容に溶け込めるが、時々ざわざわと恐ろしさが込み上げる。
パフォーマンス・キャプチャー技術によるCGキャラが素晴らしい。人間らしい豊かな表情と繊細な動きをするシーザーたちに徐々に感情移入して、彼らが“猿”ということを忘れさせる。いつしかただの“人間ドラマ”として引き込まれてる自分がいた。
“手”が重要なモチーフになっている。ウィルに許しを請うシーザーの手。抱き締める手。ピアノを弾く手。ベッドで最期を見届ける手。敵を殴る手。武器を握る手。仲間に命令を与える手。救いを求める手。はねのける手。
“言葉”を発する前から、“手”は人間と猿とを繋ぐ陪食ともなっていた。手と手とが合わさる瞬間に、『未知との遭遇』の心の交流が浮かんでくる。人間と猿とは、もう分かり合えず共存もできないのだろうか。
シーザーがセコイアを登っていく姿に胸を熱くし、監獄に描いた窓を消す姿に胸が痛み、ウィルときっぱり決別する姿に寂しさと恐れを感じた。
橋の攻防戦では、ひと言も発せず向かっていくエイプたちと、殺せと喚き散らす人間たちとが対照的だ。銃で卑劣に襲う人間たちの何と醜いこと。団結するエイプたちが何と賢く勇敢なこと。ヘリの場面は思わずカッコイー!と見入ってしまった。
人間たちが理由もなく無差別に殺人を繰り返すのに比べ、シーザーたちは余計な人殺しはしないのがよい。ウィルの教育の賜物であろうか。
父親を看取ったウィル。父親より先に逝ったドッジ。『猿の惑星』に出てきたドッジも散々だったっけ。小さなシーザーを抱いていたウィルを、いつの間にかシーザーが抱き締めるようになったシーンに、不意に涙ぐんでしまった。
観る前は猿が進化したために人間が滅んでしまったのかと思っていたが、結局は違っていた。
人間は自滅しただけじゃん(-.-)。
シーザーがサンフランシスコから更なる高みを目指す姿は凛々しく映った。次なる地と次なる占領は続編でということかな。
荒い展開と取ってつけたような余計なラストは置いといて、人間ドラマとして様々な感動を引き出した秀作だろう。
ジェームズ・フランコ演じるウィルの声は、高木渉か山口勝平か関智一の“猿声優”三人のうち誰かだろうかと予測してたが(笑)関智一だったw。最初は若々しい声ですぐに気づかなかったが、割と抑え目のビューティーボイスを当てていた。
アンディ・サーキス演じたシーザーの声は、チョーさん。ボイスチェンジャーかな。
ドッジは『ハリポタ』ドラコのトム・フェルトンで、声は阪口周平。
なぜ人類の文明は滅んだのか? なぜ猿が支配者となったのか?
1968年公開の『猿の惑星』に残された謎を解き明かす、新たなシリーズの始まり。
アルツハイマー型認知症の治療新薬を投与された雌チンパンジーの子シーザーが、薬物研究者ウィルに育てられ、成長するにつれて高い知性と強い力を発揮するが、人間たちによる管理と虐待、人間との大いなる闘いが待っていたという話。
人間のエゴや欲望、愚かさや傲慢、科学技術の限界と危険性、人類の文明社会の崩壊と滅亡などを新たに見つめ直し考えさせて、極めて普遍的な物語だと思った。だからすぐに内容に溶け込めるが、時々ざわざわと恐ろしさが込み上げる。
パフォーマンス・キャプチャー技術によるCGキャラが素晴らしい。人間らしい豊かな表情と繊細な動きをするシーザーたちに徐々に感情移入して、彼らが“猿”ということを忘れさせる。いつしかただの“人間ドラマ”として引き込まれてる自分がいた。
“手”が重要なモチーフになっている。ウィルに許しを請うシーザーの手。抱き締める手。ピアノを弾く手。ベッドで最期を見届ける手。敵を殴る手。武器を握る手。仲間に命令を与える手。救いを求める手。はねのける手。
“言葉”を発する前から、“手”は人間と猿とを繋ぐ陪食ともなっていた。手と手とが合わさる瞬間に、『未知との遭遇』の心の交流が浮かんでくる。人間と猿とは、もう分かり合えず共存もできないのだろうか。
シーザーがセコイアを登っていく姿に胸を熱くし、監獄に描いた窓を消す姿に胸が痛み、ウィルときっぱり決別する姿に寂しさと恐れを感じた。
橋の攻防戦では、ひと言も発せず向かっていくエイプたちと、殺せと喚き散らす人間たちとが対照的だ。銃で卑劣に襲う人間たちの何と醜いこと。団結するエイプたちが何と賢く勇敢なこと。ヘリの場面は思わずカッコイー!と見入ってしまった。
人間たちが理由もなく無差別に殺人を繰り返すのに比べ、シーザーたちは余計な人殺しはしないのがよい。ウィルの教育の賜物であろうか。
父親を看取ったウィル。父親より先に逝ったドッジ。『猿の惑星』に出てきたドッジも散々だったっけ。小さなシーザーを抱いていたウィルを、いつの間にかシーザーが抱き締めるようになったシーンに、不意に涙ぐんでしまった。
観る前は猿が進化したために人間が滅んでしまったのかと思っていたが、結局は違っていた。
人間は自滅しただけじゃん(-.-)。
シーザーがサンフランシスコから更なる高みを目指す姿は凛々しく映った。次なる地と次なる占領は続編でということかな。
荒い展開と取ってつけたような余計なラストは置いといて、人間ドラマとして様々な感動を引き出した秀作だろう。
ジェームズ・フランコ演じるウィルの声は、高木渉か山口勝平か関智一の“猿声優”三人のうち誰かだろうかと予測してたが(笑)関智一だったw。最初は若々しい声ですぐに気づかなかったが、割と抑え目のビューティーボイスを当てていた。
アンディ・サーキス演じたシーザーの声は、チョーさん。ボイスチェンジャーかな。
ドッジは『ハリポタ』ドラコのトム・フェルトンで、声は阪口周平。
ケイダッシュステージ コントンクラブ image5
2011年10月18日 舞台演劇ケイダッシュステージ『コントンクラブ image5』を観てきた。
オムニバスギャグエンターテインメント『コントンクラブ』シリーズ第5弾。
このテの演劇にしては珍しく本多劇場。サンモールが取れなかったのかな。
販売写真が飾ってあるとはいえ、ロビー内の花まで撮影禁止なのは残念。
開演前のロビーで、利根川渡の一人芝居。ダダンダダン! 今年もう何回観たことだろうw。後夜祭もやるらしい。
最前席だがステージと程よい距離感。客が入らないのか、高校生の団体がいた(演劇部か?)。
ショートコントにショートストーリー、歌とダンス、合間の白い箱の移動、言葉が通じない演出家で“六重苦”だと、終演後に柏進が話していたが、オムニバスもそろそろネタがつきた感じ。
舞台演出家リチャード・レインについて、マスコミ各メディアでバッシング報道されたという話が本番中にも出たが、そのテの噂や情報を私は全く聞いてなかったので、単なるネタとしてか思えない^^;。リチャード本人からも挨拶と事実の説明があるからと前説であったが、本人は来てもいなく、単に舞台ネタだった模様。はっきりしないまま終わってしまいモヤモヤ感が残った^^;。
ショートコントは、いまいち面白くなかった。出演者みんなが持ち寄ったアイデアやネタを吟味して採用するものだが、今回はとっても微妙^^;。後ろのほうで若い人達が笑っていたが、何が可笑しいのかもわからない。中には、全く笑いが取れなかったコントもあった。特に大河元気のやったアジア人監督と日本のアニメ声優の話は、実際の現場を馬鹿にされた感でムカついてきた。やってる本人たちには悪気はないんだろうが。ちなみにサンタネタは相馬圭祐の実体験w、しりとりネタは元気くんだった。
ショートストーリーにも続いた、学校ネタは愉快だった。小野健太郎の三上先生、真面目で不気味で変態でオモロイw。相馬圭祐&鈴木拡樹の同級生コンビも抜群。途中で聡太郎番長がやってきて三つ巴。コレって、シンケンゴールド&ゲキチョッパー&仮面ライダーブレイドの特撮対決か!? 青春してるなぁw。
ラップ校歌はぬるい。幼稚園ネタでは植田圭輔と天野博一が可愛い。植田くんは柏さんの今回のお気に入りらしいw。関さんボイスが聞こえてきそうな、ニャじろうのイラストに吹いたw。女性陣が出てくるとイイ匂いが漂ってくるわw。
ショートストーリーの堤泰之作品はハートフルで気に入った。太田善也作品も手馴れていた。
ダンスは男性6人のうち、若手4人がメイン。特に相馬くんが中心で、長い脚がカッコイー。歌担当の元気くんの踊りはちょい微妙。
男性陣の今回の主役、元気くんと相馬くんが最後にカチっと握手してる様子がよかった。また新たな友情が生まれたのかな。
でもオムニバスもそろそろネタが尽きた感じ。
image6があるなら、脚本をしっかり練って作りこんでいただきたい。
相馬圭祐くんあてに、松坂くんと鈴木くんから花壇。いまだに義理堅いw。
小野健太郎さんあてには、『毒蛇とわたし』から花壇。先週放送分から倉田役で登場したオノケン。オノケンの過去作品からのイメージで、倉田は誠実そうに見えても胡散臭くてたまらんw。主人公の櫻井淳子とは結婚しないと思うw。でも渋江譲二や加藤和樹とタイマンを張ってる様子は実に頼もしい。
来年のStudio Life『OZ』再々演には、今回の植田圭輔くんが客演するが、劇団員のオノケンは出ないようだ。劇団本公演にもそろそろ出て貰いたい。
オムニバスギャグエンターテインメント『コントンクラブ』シリーズ第5弾。
このテの演劇にしては珍しく本多劇場。サンモールが取れなかったのかな。
販売写真が飾ってあるとはいえ、ロビー内の花まで撮影禁止なのは残念。
開演前のロビーで、利根川渡の一人芝居。ダダンダダン! 今年もう何回観たことだろうw。後夜祭もやるらしい。
最前席だがステージと程よい距離感。客が入らないのか、高校生の団体がいた(演劇部か?)。
ショートコントにショートストーリー、歌とダンス、合間の白い箱の移動、言葉が通じない演出家で“六重苦”だと、終演後に柏進が話していたが、オムニバスもそろそろネタがつきた感じ。
舞台演出家リチャード・レインについて、マスコミ各メディアでバッシング報道されたという話が本番中にも出たが、そのテの噂や情報を私は全く聞いてなかったので、単なるネタとしてか思えない^^;。リチャード本人からも挨拶と事実の説明があるからと前説であったが、本人は来てもいなく、単に舞台ネタだった模様。はっきりしないまま終わってしまいモヤモヤ感が残った^^;。
ショートコントは、いまいち面白くなかった。出演者みんなが持ち寄ったアイデアやネタを吟味して採用するものだが、今回はとっても微妙^^;。後ろのほうで若い人達が笑っていたが、何が可笑しいのかもわからない。中には、全く笑いが取れなかったコントもあった。特に大河元気のやったアジア人監督と日本のアニメ声優の話は、実際の現場を馬鹿にされた感でムカついてきた。やってる本人たちには悪気はないんだろうが。ちなみにサンタネタは相馬圭祐の実体験w、しりとりネタは元気くんだった。
ショートストーリーにも続いた、学校ネタは愉快だった。小野健太郎の三上先生、真面目で不気味で変態でオモロイw。相馬圭祐&鈴木拡樹の同級生コンビも抜群。途中で聡太郎番長がやってきて三つ巴。コレって、シンケンゴールド&ゲキチョッパー&仮面ライダーブレイドの特撮対決か!? 青春してるなぁw。
ラップ校歌はぬるい。幼稚園ネタでは植田圭輔と天野博一が可愛い。植田くんは柏さんの今回のお気に入りらしいw。関さんボイスが聞こえてきそうな、ニャじろうのイラストに吹いたw。女性陣が出てくるとイイ匂いが漂ってくるわw。
ショートストーリーの堤泰之作品はハートフルで気に入った。太田善也作品も手馴れていた。
ダンスは男性6人のうち、若手4人がメイン。特に相馬くんが中心で、長い脚がカッコイー。歌担当の元気くんの踊りはちょい微妙。
男性陣の今回の主役、元気くんと相馬くんが最後にカチっと握手してる様子がよかった。また新たな友情が生まれたのかな。
でもオムニバスもそろそろネタが尽きた感じ。
image6があるなら、脚本をしっかり練って作りこんでいただきたい。
相馬圭祐くんあてに、松坂くんと鈴木くんから花壇。いまだに義理堅いw。
小野健太郎さんあてには、『毒蛇とわたし』から花壇。先週放送分から倉田役で登場したオノケン。オノケンの過去作品からのイメージで、倉田は誠実そうに見えても胡散臭くてたまらんw。主人公の櫻井淳子とは結婚しないと思うw。でも渋江譲二や加藤和樹とタイマンを張ってる様子は実に頼もしい。
来年のStudio Life『OZ』再々演には、今回の植田圭輔くんが客演するが、劇団員のオノケンは出ないようだ。劇団本公演にもそろそろ出て貰いたい。
5pb.からS.S.D.Sへ
2011年10月18日 役者声優『マグダラ』で、12月にリリースされるゲーム『BEYOND THE FUTURE』のチラシを貰ってきて、11月に開催される『Live 5pb.2011』の概要がようやくつかめた。
井上和彦など人気声優が参加するライブで、KENNも出るというのでチケットを取ったが、司会が藤原祐規と増田俊樹。
不動峰の神尾&立海大の幸村とはいわないが、この二人がタッグを組むとはね。
増田俊樹がいる事務所の所属部門がアニメセクションに移動して、声優としての活動が急に活発になったようだ。
『遊☆戯☆王ZEXAL』も『遊戯王』シリーズだから観ているが、いまだに神代凌牙の声の特徴をつかめない。
増田くんはこのまま俳優としては活動しないのだろうか…。
と思っていたら、12月にACファクトリーの『リバースヒストリカ』に出演するという。しかもトップに名前があり、内藤大希との共演。
過去、『リバースヒストリカ』シリーズは3回も観てきたので、今回もどんなアレンジになるのかと興味をもって観るつもりだ。
これからも増田くんには舞台にもどんどん立って欲しいものだ。
ところが最近ビックリしたのが、『S.S.D.S.』に新キャラクターとして増田俊樹が出演するというニュース。
速水奨さん、いったいどんなふうに増田くんに目をつけたんだろう?w
でも、彼にはたして名刺交換ができるんだろうか?(笑)
S.S.D.S.のイベントは、出演者の笑顔とお客さんとの交流がつきものなのだ。
昨年の『ドリライ7』では幸村スマイルをしていたが、『コントンクラブimage3』では笑い顔も見せなかったし、『abc』ではティッシュ配りもぞんざいだった。
増田くんは、若くて愛想がないクールな人だというイメージが、まだ私の中に残っている。
イベントで増田くんが、どんな笑いを見せてくれるのか?どんなふうにラジオ体操をするのか? 興味深々ではあるw。
でも当日の私は、昼はドリライ参加、夜はS.S.D.S.参加とハードスケジュール。夜の診察をドキドキしながら急ぎたい。
いつかS.S.D.S.で、増田くんが関俊彦さんたちと共演する日もくるんだろうか?
どんなことになるのか想像もつかない^^;。
井上和彦など人気声優が参加するライブで、KENNも出るというのでチケットを取ったが、司会が藤原祐規と増田俊樹。
不動峰の神尾&立海大の幸村とはいわないが、この二人がタッグを組むとはね。
増田俊樹がいる事務所の所属部門がアニメセクションに移動して、声優としての活動が急に活発になったようだ。
『遊☆戯☆王ZEXAL』も『遊戯王』シリーズだから観ているが、いまだに神代凌牙の声の特徴をつかめない。
増田くんはこのまま俳優としては活動しないのだろうか…。
と思っていたら、12月にACファクトリーの『リバースヒストリカ』に出演するという。しかもトップに名前があり、内藤大希との共演。
過去、『リバースヒストリカ』シリーズは3回も観てきたので、今回もどんなアレンジになるのかと興味をもって観るつもりだ。
これからも増田くんには舞台にもどんどん立って欲しいものだ。
ところが最近ビックリしたのが、『S.S.D.S.』に新キャラクターとして増田俊樹が出演するというニュース。
速水奨さん、いったいどんなふうに増田くんに目をつけたんだろう?w
でも、彼にはたして名刺交換ができるんだろうか?(笑)
S.S.D.S.のイベントは、出演者の笑顔とお客さんとの交流がつきものなのだ。
昨年の『ドリライ7』では幸村スマイルをしていたが、『コントンクラブimage3』では笑い顔も見せなかったし、『abc』ではティッシュ配りもぞんざいだった。
増田くんは、若くて愛想がないクールな人だというイメージが、まだ私の中に残っている。
イベントで増田くんが、どんな笑いを見せてくれるのか?どんなふうにラジオ体操をするのか? 興味深々ではあるw。
でも当日の私は、昼はドリライ参加、夜はS.S.D.S.参加とハードスケジュール。夜の診察をドキドキしながら急ぎたい。
いつかS.S.D.S.で、増田くんが関俊彦さんたちと共演する日もくるんだろうか?
どんなことになるのか想像もつかない^^;。