映画『ガチバン SUPERMAX』&初日舞台挨拶を観てきた。幕張から一転、渋谷レイトショー。

『クローズZERO』の三池崇史監督が作り出した『ガチバン』シリーズも13本目。
窪田正孝が出演した『ガチバン』シリーズも早6本目だという。
今までのシリーズは観ていないが、今回はゲストお目当てにチケットを取った。

上映館の機材トラブルなどで、15分遅れで役者とのハイタッチ入場がスタート。
窪田くんの笑顔がたまらん。鈴之助さんやっぱデカい。年長のやべさんは人に酔った感w。ラストの雄弥にゴンゾも楽しみですと言ったら、めちゃウけてくれた(^。^)。黒いハットを被った雄弥は一段と男っぽい。

登壇者は、窪田正孝(黒永勇人役)鈴之助(義男役)やべきょうすけ(天野光國)遠藤雄弥(佐竹京平役)権野元監督。権野監督は196センチと一番デカい。
「久しぶりによっちん先輩と共演できて嬉しい」と言う窪田くんはゲストについても「やべさんと共演できて嬉しい」「遠藤さんとは現場では初めてだが、会った時そこに京平オーラが出ていた」。
窪田くんとの久々のコンビで「会えば一瞬で埋まる」と嬉しそうな鈴之助さんは「やべさんがいて安心感で楽しかった」。
「天使とか魔法使いとか言われるが、監督に委ねてあまり役作りはしていない」「若い力を感じられた」と満足気なやべさん。
「僕もハヤトにしか見えなかった」と返す雄弥は、最後のガチ対決が「熱が入って凄かった」と窪田くんと一緒に頷く。やべさんの所は笑いを堪えるのが大変だったが、鈴之助さんとも芝居がしたかったと語った。
13本目にして初参加の監督は「ハヤトのうじうじした部分を出したかった」と言い、アクの強い人が集まったので猛獣使いみたいに放し飼いにしたとジョークw。出演者からは「顔はコワイけど優しい」と。勇人と京介がメンチ切りあう場面で、監督が代わりにやると、壁になって雄弥が見えないという話題もw。

告知。一週間の上映期間中、私物プレゼント。先着20名に窪田くんサイン生写真プレゼント。
最後にひと言ずつ。「楽しい現場だったが作品はもの凄い」「生き様を観て、余韻に浸って貰えれば」と窪田くん。「これからどんなマックスを付けて貰えるのか楽しみ」と鈴之助さん。ハイタッチ入場時のお客さんにも色々いたと愉快なやべさん。「スーパーマックスな気持ちになって」と雄弥。監督からは「熱い男たちの手で作ったもの」がお客様に受け取って貰えればと締めた。時間があれば恒例の窪田くんの歌とダンスがあったらしいが残念。
みなさん、通路のお客様とまたハイタッチしながら会場を後にした。


舞台挨拶後、上映。

歌舞伎町から北関東のド田舎に辿り着いた勇人と先輩の義男。勇人は“つっぱり軍団”の頭・京平と一触即発。一方、義男はハードな働き先で純情な恋を見い出すが。疾風怒濤の悪ガキ映画の最新作。

ツッパリでも、童顔の窪田くんは口元がキュートで、どこか寂しげな孤高のイメージ。
金髪でドハデな雄弥は、以前のドラマで見た金髪とは違う雰囲気で、凄みのある目力に惹かれる。
京平の彼女のみゆきとの深い繋がりも描かれ、雄弥の頼もしさや男らしさも魅力のひとつ。
最大の見どころは、勇人VS京平の吹雪の中の激しいバトル。血だらけ泥だらけになって拳をぶつける窪田VS遠藤の熱演がスゴイ。

義男の淡い恋の衝撃の行方とか、初代ヘッド・光國の魔法使いで天使になる意外な真実とか、そこかしこに吹き出す笑いどころもあり。
アクションも満載。窪田くんの腹筋の体は既に知ってるが、雄弥の腹筋具合も見たかったw。

上映終了が23時ちょい過ぎ。明日も早いので急ぎ駅に向かった。
『アニメコンテンツエキスポ 2012(ANIME CONTENTS EXPO 2012)』1日目に行ってきた。

昨年3月に予定していたACE 2011は、大震災の影響で開催中止。
満を持しての2012年度の開催だが、今年も初日からハプニング!
強風の影響で京葉線が動いてない! 昼から参加予定だった私は地下鉄車内でそのことを知り、急遽アクセス方法を転換。総武線で幕張に行き、バスで海浜幕張へ。大混雑の車内では運よく座れたし、余分に100円程かかったが、何とかかんとか14時頃に会場到着。

場内ブースのことは何も調べずに行ったが、通りかかったニコニコ動画の特設スタジオにて公開生放送中。大画面でも見れたが、せっかくのナマだし、首を傾けてスタジオ内を見ることができた。
【特講!ヤオヒラ塾】矢尾一樹&平田広明
位置的にゲストより司会者のほうがよく見えるポジション。平田さんのグリーンのタイがスマート。画面に映ってないところで、矢尾さんがリップを塗ったりマイボトルを飲んだりする姿もバッチリ。
『あの夏で待ってる』コーナーが終わり、『アクセル・ワールド』からゲストで三澤紗千香&May’nが登場。この後17時からのイベントに参加するので、予習するのにもってこいだ。3つのキーワートが「ニューロリンカー」「ブレイン・バースト」ときた後「加速」が出て、「やっと漢字が出てきたね」と言った平田さんに同感w。PVの「疾走感」に「アクセルだからね」と平田さん。全てのコメントがツボだw。4拓のゲームやって10秒間の宣伝。結構頭の回転が速いMay’n。世界観も理解できた。ゲスト退場の後、司会者二人も退場時こちらのほうにも笑顔で応えた。17時からまた同番組をやるが見れない。
【RADIO アニメロミックス おったいナイト】楠大典&置鮎龍太郎
『クイーンズブレイドリベリオン』より遠藤綾&小林ゆう&プロデューサーが登場。こんなに間近で拝めるのは初めて。綾さんは相変わらずキュートだが、小林ゆう、天然ハイテンションでポーズ取ったり叫んだりと面白過ぎっ!(^。^) お絵描きゲームの後、せっかくの10秒宣伝もてらてらw。
『Fate/Zero』より小山力也。ステージイベントがハズれた分のリベンジ。ハイな力也さん、登場時にハイタッチしてくれた! 2ndに向けて見どころやキャラ説明をキーポイント3つで愉快にマジメに披露。お絵描きはオッキー&大典も参加、力也さん上手い。10秒宣伝も優等生的にきっちり。最後は貴公子風なお辞儀をしてにこやかに退場。
2時間弱だったが、お腹いっぱいの公開生放送。4月末に開催する『Nico Nico Dear Girl』の前哨戦な感じだったw。ニコニコ超神社にも参拝。ニコニコ超会議でまた幕張に行く予定だからね。

ステージイベント集合時間まで会場散策。ジョッパーやクリアファイルやなど色々貰えたが、先週のTAFと比べて、ブースの数もオリジナル無料配布物の種類も枚数も明らかに多い。混雑も賑やかさも格段に上だ。
立ち寄った先々でミニニベントも開催。角川ブースの『Another』のイベントで、見崎鳴役の高森奈津美を見れたことが印象的。

RED STAGE『アクセル・ワールド』ステージ。これしか当らなかったが、せっかくなので参加。
梶裕貴、三澤紗千香、豊崎愛生、浅沼晋太郎。黒服チームと緑服チームw。梶くんと浅沼さんは舞台以来かw。中山Pさんはブタの着ぐるみ。黒雪姫も現れる。
映像PVを何度も挟んでトークを進行。キャラ紹介でも「梶くんもちゅるっとしてる」と浅沼さんが言ったが、ハルユキの「ぷにぷに感」「モチモチ感」「ぽにょぽにょ感」が大ウケw。ぬいぐるみ「ハルブタ」まで。私が観た第一印象は『さすがの猿飛』の服部くんに似ているなぁとw。一方、タクムはPVも1話も出番が少なく、あることないこと設定を言っちゃう浅沼さん。エイプリルフール前のウソw。
ゲームの情報も出たが、浅沼さんの台本は豊崎さんの台本よりは分厚くなかったとw。加速するラジオのパーソナリティが鷲﨑さんで「奪ってやる」と浅沼さん。
May’nが登場し、スタンディングとサイリウムの中、OPテーマ「Chase the world」を熱唱。周りの男性陣みんな、振ったりジャンプしたりと大盛り上がり。
其々が見どころを述べて終了した。ステージ位置も高く、思ったより観易かった。

プログラム8が終わると、ACE会場内もほぼ終了。蛍の光が流れる中、人混みも無くなった会場を後にした。
交通混乱で辿り着いたが、4時間めいっぱいそれなりに楽しめたので、頑張って来て良かった。
第二回 N・Nproduce 『ヒーロー2…ありがとう』を観てきた。

脚本・演出・プロデュースは永瀬尚希さん。二年前にJAEをやめられて、今は某店の店長をされ、プロデュース公演を実現させている。
第一回公演は観ていない。今回は劇中で声の出演もされ、スペシャルトークショーのゲストのてらそままさきさんお目当てだ。

てらそまさんは開演直前においでになって前方左端の席へ。私の座る席とも近くてドキドキw。
タイトル通り、冒頭からヒーローが二人登場、敵を威勢よくやっつける。赤のアニマルエースの声の三木眞一郎が「ロックオン!」と必殺技を繰り出すw。青のタイガーファイターの声のてらそままさきが「かかってこい!」と叫ぶ。正義の味方なので当然ヒーローボイスだが、それがまた新鮮でカッコイー。
ご自分のヒーローボイスを舞台で聞く心境はどんなものなのか…と、マスクをしているてらそまさんの横顔を眺めながら思ったw。

出演者はスーツアクター経験者が多いようで、立ち回りやアクションは迫力と臨場感があってとにかくスゴイ!
普通の舞台にありがちな「キン!」とか「ガシ!」とかの擬音が殆ど無いので、かえってアクションの動きが際立ち、存分に堪能できる。
春休み中だからか子役も何人か出演。主役の少年も果敢にアクションを決めていて、未来のヒーロー・アクターを期待させた。
女優陣も清潔感ある美女や妖艶でセクシーな美女を揃えて充実。美しいボディラインに見惚れる客も多いだろう。

お話はヒーローの夢をいつまでも追いかける男と、時空を超えた母への思いを描いた、アクションファミリーファンタジー。自分を今まで支えてくれたヒーローやみんなへ、「ありがとう」の意味の深さを伝えているようだ。
正直、よく分からないというかまどろっこしいというか。アクションでは目が覚めるように集中できるが、芝居部分はちょっぴり退屈で眠くなってきたり。暗転がかなり多いのも要因だろう。
ネタ的にはやっぱり『ドラえもん』とか『仮面ライダー電王』とかで、デンライナーみたいな音も聞こえた。赤いTシャツや首のチーフなど、雰囲気的には劇団ヘロQでやってた『アニメ店長』のイメージに近いw。
敵首領とジジイとのガチ対決は、服装の印象もあって、イイ年をした大人がマジでチャンバラをしているようにも見えたw。でも時代は変われど、そういう誰かを“思いやる”心が、ヒーロー魂に繋がっていくのだと思う。


15分休憩後にスペシャルトークショー。
永瀬さんの司会で、てらそまさんが客席から「とお!」と登場。二人で座ってトークが展開。

「すごい芝居でしたね」とてらそまさん。録音した時はもっとコンパクトなものだと思ったという。永瀬さんは2年位前からてらそまさんに声かけ、てらそまさんレベルのものをと考えていて、てらそまさんも永瀬さんの夢に協力したいと思ったことが実現。でも今回のオファーは、永瀬さんのお店で酒に酔っ払って「いいよ」と受けてしまったとかw。収録も「楽しかった」という。
てらそまさんはトラ好きなのでタイガー。阪神ファンとして熱く語り出すw。

収録には岡元次郎さんも参加。てらそまさん&じろうさんでキンタロスを作り出したが、永瀬さん&三木さんで作り出したジークはキャラ的に「オトクだよね」と合意w。
映画『俺、誕生!』の4電王揃い踏みシーンでは、永瀬さんが入ったアックスフォームにてらそまさんが声を当ててくれた話が出て、初めて知ったとてらそまさん。高岩さんはロッドフォームに入っていたという。
二人にとってヒーローは? てらそまさん「ランディ・バース」(神)永瀬さん「真田さん」(納得)懐かしの仮面ライダー話より、スナック話に熱くなるw。
てらそまさんが「ありがとう」と伝えたい人は? 知り合えた方ひとりひとりが大切な人で、年を重ねるにつれて実感すると話されてジンときた。

ナマアテレコ・サービス。タイガーファイターが登場し、シンクロ具合も拝見w。
「正義の瞳で悪事を見据え、力の白虎タイガーファイター!」「恐れぬのならば、かかってこい!」タイガーファイターもアクション。終了後、タイガーとてらそまさんが握手してハグ。
「恐れぬのならば」が言い難くて収録の合間に自主稽古してたら、てらそまさんの声の大きさに次郎さんがビビったという話もw。
てらそまさんは「トリあえずいるかもしれない」とメッセージを残して終了。
永瀬さん曰く「いつ見ても真っ黒で健康的な方」「てらそま先輩!」と称えた。
Smile Earth Project vol.1 舞台『男子ing!!』を観てきた。

昨年10月に横浜で上演され人気を博した舞台を、キャストを半分ほど替えての再演。
都合良い日時が取れたのは奇跡。

とある高校の修学旅行最終日の夜。とある潜入計画をめぐって、男子高校生たちと男教師たちとのめくるめく攻防戦を描く。
「男子高校生(+男教師)の日常」みたいな雰囲気w。
てっきりタイトルから“ダンス”の話かと思ってたがそうでもなく、劇中ではダンスシーンは出てこないw。

作・演出は白柳力(こちらスーパーうさぎ帝国)。全く存じ上げないが、スクリーン映像で宣伝をこまめにしたりと、今後の動向には注目の集団のようだ。
今までありそでなかった、一風変わった脚本の妙というべきか。ぬるくてベタなネタを巧みに盛り込み、力強さと可笑しみを盛り込んで、どんどん引き込んでいくスピーディーでフシギな展開である。

出演者10人全てがテニミュ(1st&2nd)経験者。其々お目当てのファンで満席、当日券を求める熾烈な抽選もあったようだ。
若い役者たちがメイクも薄く普通の顔のままで、ドタバタコメディに挑戦するのが見どころ。今まで観たこともなかったテンション高い動きやお茶目な表情を見せるので、新鮮な驚きと笑いに包まれる。
彼らの体当たりの演技やギャグやコントに吹き出しながら、いつしか思春期の甘酸っぱさに浸れるような舞台だった。

今回のお目当ては、郷本直也、桑野晃輔、小野賢章、林明寛という、Axle公演にも関わった実力派たち。
5人ずつ先生と生徒に分かれ、先生と生徒1人ずつでペアなのがポイント。後で分かってくるが、名前がキーワードにもなってくる。
ホントの年齢は関係ない配役で、割と年下の晃輔くんが先生役なのがウケる。しかも学年担任の郷本さんから、しょっちゅうイジられ可愛がられる受けっぷりw。テニミュネタに会場も大ウケだ。
生徒側リーダーが先輩格の賢章くんというのも意外。彼に盲目的に付いていく明寛くんが熱い。つい先日『雷ヶ丘』で切ない芝居を見せた明寛&賢章が、ここでは賢章&明寛で体を密着させはしゃぐのでキュンキュンきたv。
伊勢大貴&林明寛&早乙女じょうじの信号機トリオの掛け合いがテンポがあって愉快。岸本卓也が色気のあるオッサン風。実際はイジられ役の小林豊はアイドル。西島顕人は華麗なマッド風。小西成弥は賢さとアヤしさか。

身体能力もあるので、飛んだり跳ねたり着地したりとアクション率も多い。
すぐ完売となったチケットやぎゅう詰めの客席と、やはりキャパの狭さが目につく舞台であった。

カテコの彼らの爽やかさとあでやかさに見惚れる。
持ち込み可なので、ペンライトを2本振った。薄暗い会場の綺麗な光にキャストも満足気なようだった。
挨拶は豊くんで「アイドル」強調w。
終演後は出演メンバー全員とのお見送りハイタッチ会。どこでやるのかと思ったら、座ってるすぐ横にズラリと並ばれたので、近過ぎてドッキリ。自分の番が来るまで彼らがハイタッチする表情を目で追った。

サイン入りのパンフやメイキングDVDは、桑野くんと伊勢くんのだけ完売。二人ともすごい人気だな。私はお目当ての若いほうのサイン入りパンフだけ買ったw。
ニコ動で千秋楽公演の生放送決定。
映画『おかえり、はやぶさ』を観てきた。
ウリの3D版を観たかったが無かったので2D。

“はやぶさ”の打ち上げより前の火星探査機“のぞみ”、“はやぶさ”の後の“イカロス”についても描かれていて、意欲のある失敗の積み重ねが成功へ繋がるという、日本の宇宙開発の信念が描かれていた。
理学系と工学系の考えや思いの違いが出ていたが、共通するのはやはり宇宙へのロマンや希望。そのとっかかりや切り口が“はやぶさ”であり、美しく夢のある映像も使って、子ども向けにも分かり易く後味の良い作品になっている。

“のぞみ”プロジェクトマネージャーが大橋で、子役タレントを思い出すほど覚えやすいw。三浦友和演じる大橋が昔、鹿児島で講義した内容に心打たれた。
人間は小さくて弱いけれど、宇宙に支えられ生かされて、強さや賢さを培った。
人間と宇宙、なぜ人間は宇宙を目指すのかとあらためて考えさせられた。
JAXA対外協力室長の増沢が懸命に開発予算をキープしようとする姿も印象的。少ない予算だったから、日本人ならではの知恵や隠し玉も発揮できた。中村梅雀の演技がまた味がある。“のぞみ”が持ち帰ってきたのはサンプルだけではない、日本人の負けじ魂だという言葉にも共感した。
日本人に勇気や希望を与えて、情に訴えて、親子の再生と若者の成長も描いた、いい意味で模範的な作品だった。

藤原竜也の上から目線の話し方はちょい腹が立つw。杏のポジションも曖昧でよくわからず、後から博士だと知った。
7年の月日が流れる中、二人の髪型など小さな変化は見られたが、顔つきも関係性もあまり進歩していないw。小学生の子供ももっと大きくなっているハズだがw。
CGで描かれる“はやぶさ”くんだけが、何だか逞しくなっているように感じたw。

私的には、“はやぶさ”とスタッフの姿を描いた20世紀フォックス版が1位、人間と宇宙と“はやぶさ”を描いた松竹版が2位かな。“はやぶさ”を通して男臭い人間ドラマに終始した東映版はちょっと好みじゃなかった。
映画『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』を観てきた。
前作と同じ吹替え版にしたかったが無かった。

ガイ・リッチー監督「シャーロック・ホームズ」シリーズ第二弾。
連続爆破事件に、ホームズの相棒ワトソンの結婚と最低最悪のハネムーン。そして新たに登場したホームズの天敵・モリアーティ教授。ホームズとワトソンに同行するのが、新たなヒロイン・ジプシー女のシム。教授の野望の実行犯・モラン大佐、ホームズの兄・マイクロフトの存在にも注目。

盛りだくさんな内容と情報量で、舞台も二転三転する中、キャラクターの魅力と掛け合い、たっぷりのアクションシーンで、一気に駆け抜けた2時間半だった。
作品的には面白いものではなく、ツッコミ所や腑に落ちないところはあれど、場面ごとカットごとの面白味や映像の素晴らしさがあって、風変わりなエンタメ娯楽作に仕上がっている。

タメとスローの視覚的効果を狙ったアクションシーンは見応えたっぷり。特に森の逃走シーンはもの凄い迫力だ。ただ、ホームズの先読みシーンや回想カットなどは少々あざとくてしつこさを感じる。
エネルギッシュでお茶目なホームズと、冷静で人情味あるワトソンとの掛け合いも愉快痛快。前回より更に二人のホモっ気が加速し、絆が深まるところもイイ。ロバート・ダウニーJr.もジュード・ロウも、目で哀しみを現し目で真実を問い、目力の凄さに惹き付けられる。もちろん当時のファッションも注目。ホームズのアノ変装やアンな変装もキモいが楽しめそうw。
彼らに立ちはだかり攻撃してくるのが、表と裏の顔を巧みに使い分けるモリアーティ。武器商人として経済から世界を牛耳ろうとするところが具体的でリアル。ラストの盤上の対決は緊迫感があったが、大滝からこっちは投げっぱなしなのが残念。

銃や大砲など武器の発展と炸裂シーンはド迫力だが、後の大戦への恐怖を駆り立てる。車や医術の劇的なる進歩も戦争があってこそで、ある意味、恐ろしい。
モリアーティの深い影と闇さえ、迫りくるもっと巨大な影と闇のカムフラージュにすぎないのか。
それにしても、自分の傷口を自分で縫っちゃうワトソンや薬で生還するホームズのタフさに乾杯。20年経っても、決して記憶を失わないでと願いたい。
エヴァとワンピの一日♪

★『EVANGELION STORE』原宿店。

3月は渚カヲル月間。
店内にランダムで流れるカヲルボイスが、何てまろやかで優しい癒しボイスv。「自分へのご褒美?それともブラリと立ち寄ってくれたのかな?」「せっかく来てくれたんだから何か良いことがあるといいね」
その言葉どおり、胸がワクワクするようなことばかり。
店員さんはみんな親切。店内は撮影オッケー(色紙コーナー以外)。店内でやってるキーワードクイズも楽しい。解答用紙を添えて千円以上買うと、カヲルのショップカードが貰える。
カヲルだらけの店内で、限定商品などカヲル・グッズも購入。「買い物はいいねえ。リリンが生み出した文化の極みだよ」


★尾田栄一郎監修『ONE PIECE展』

原画×映像×体感のワンピース。連載15周年記念はじめての展覧会。
日時予約制だが、チケット代が高いのは、52Fの“高さ”も原因だったかw。
混雑防止のためか、会場内はあらゆるものが規制だらけ。撮影はいっさい禁止で、スタッフの注意が煩くて気が散る。
原作好きな人にはたまらない空間。コミックス61巻表紙が等身大のサイズで立体化。
キービジュアル描きおろしのカラー絵を見ながら、尾田先生がその絵を描いていく過程を楽しめるのがリアル。「人を楽しませたい」「冒険の楽しさを伝えたい」楽しみは生きていく上の原動力だものね。展覧会のためだけの大きな特別描きおろし原画は必見。
シアターは2ヶ所。臨場感ある新鮮な映像だが、何かが足りない。アニメ好きには、やっぱり“声”が欲しかった。
来場者特典のビブルカード(9種類)はフランキー。
公式ショップは50Fで来場者のみ利用可。限定グッズも充実。
コンドルズ『狼たちの午後 Hungry Like a Wolf 012』を観てきた。
世田谷パブリックシアター こどもの劇場2012 コンドルズ イスラエルツアー凱旋記念・春。

テレビや舞台でお馴染みのダンスカンパニー・コンドルズ。
世田谷パブリックシアターこどもの劇場に2年ぶり2度目の再登場だ。
今回も日替わりゲストの加藤和樹がお目当て。先月の『レシピエント』初日のチラシを見て急遽チケットを取ったが、後方下手席とあって予想以上に観易く、私には2年前のリベンジともなったw。

チラシは春色でほんわかしてるが、内容は2年前とほぼ同じでシュールでアクティブ。
『赤ずきんちゃん』『3匹のこぶた』の童話をモチーフに、学ラン姿の男たちがダンスパフォーマンスやコントをさく裂させ、生演奏や歌や音楽が鳴り響き、大人たちが真剣に遊ぶ舞台。

オープニング映像で、芸術監督・野村萬斎の学ラン姿まで拝めたw。
映像の絵や紹介が前と違っていたのかな。
“せたがや”“しもきた”“さんげんじゃや”と地名までしつこくネタw。オーディションやブロードウェイコントやオチは、相変わらずしつこくて私にはいまひとつ^^;。
赤、緑、青と原色使いの布の壁。青がちょっと観にくかったが、ブタの泳ぎは見えた。今回はブタが布からはみ出したり、マシュマロが落ちたりと、ネタ的には完璧でなかった。
総勢15名だが、個性あふれるメンバーばかりなので、思い出しながら見分けることができる。
彼らのレベルが上がったのか、観る席も当ったのか、私の眼力や心情も肥えたのかw、2年前よりもはるかにダイナミックで優雅なダンスパフォーマンスに見えた。

和樹の学ランは2年前と同じく自前かな。長身の和樹はやはり舞台に華を添える。『レシピエント』の名残で、髭は無くなったが、纏めた髪と眼光鋭い眼差しがいっそう輝き、誰よりも“オオカミ”に見えたw。
ソファに腰掛けて『赤ずきんちゃん』を前編と後編で朗読。少女やおばあさんなど、一応声も使い分けて淡々とした口調がたまらない。しかも噛まずに完璧。時に投げられたパンツが絵本を邪魔して訝しげにするも、クールな表情はキープ。その後、みんなと学ラン姿で「もれっ!」も踊り、しっかり和樹の声で「もれ」が聞こえた。前の時よりも和樹が出る時間が短かったかな。
その分、近藤良平さんと和樹がペアになって踊るシーンが追加。短かったが、流れるように動き、大らかに跳躍する二人のしなやかな肢体に見惚れた。
最後の出番は、デイブの昔の姿で。船長な帽子を被って唐突に登場、キザな顔つきでにっこりとバック宙を披露。頑張ったw。
出番は全部で5回。カテコの2回目に、良平さんの手招きで和樹がきて、みんなでラインナップ。前みたいな胴上げはなく紹介もなしだが、たくさんの拍手の中をいつまでもお辞儀していた和樹たちだった。

最後は全部の幕を取り払って、奥行きや裏を明るい照明が照らす。開放感はあった。
コンドルズ関係の今年の予定も映像で大胆発表。和樹の次の舞台は4月の『コヒプリ』だね。
世田谷パブリックシアター関係では、5月の朗読『宮沢賢治が伝えること』を観劇予定。お目当ては堤さんたちだ。
TAF会場をあとにして、『MASH UP!』vol.2 2ndステージに行ってきた。

昨年11月のvol.1に続くミックスイベント。
Ash(中村誠治郎&根本正勝)+RSK(加藤良輔)に、今回はspecial guestで真島公平が参加。
早い番号だったので、ステージに接近した観易い位置をキープ。
先月と同じ会場で残念な思いをしたので、私にとってはリベンジの意味もあるか。

オープニングは真島さんの3曲ソロ。スタンドに手を当てる指先の長さにばかり目がいってしまったw。マジ&根本のセッションはグレイのアノ曲、声と声が綺麗に交わる。その後、ギターを持った誠治郎が現れて、マジと誠治郎でどんなセッション!?と思ったら、「人生~五十年~♪」と渋い声で唄い出す(笑)。舞台『念友・本能寺』の妖しさが思い出されて、もっと聞きたかったw。

RSKは若々しく弾けるステージ。舞台『オレンジ命の奇跡』で共演したサキと後輩のヒロを引き連れて、ダンス&ソングのハイテンション。2曲目から既に汗びっしょりで、3曲目は観客に振り付けして(擬音が可笑しい)熱唱、4曲目も汗だくの中歌いきる。爽やかな誠治郎がギターを手に来て、良輔にはちょっとエラそうw。二人のセッションはアコギバージョンで、バラード曲も良輔によくハマる。その後、誠治郎がギター調整する間、サキやヒロを紹介したりと時間ツナギに四苦八苦する良輔が可愛かった。

いよいよAshが「始まりの場所♪」からスタート。二人其々のソロ曲をセッションすると新鮮で、「Liar」を二人で唄うと超クール、先月聞けなかった「Black bird」は迫力が増して格好良かった。「close to you」「With you」「WBL」が流れると会場みんなヒートアップ。隣の女子、ジャンプし過ぎっ。合間に肩を組み合った二人が其々に「いいだろ~」発言(笑)。1st stageを観てた人にはわかる、Ash体操をやって盛り上げたが、観てない人は何が何やら~。こういう内輪ネタの前にはちゃんと説明が必要じゃないかな^^;。

最後は4人揃い踏み。根本さんだけ違うが、3人ともMASH Tシャツ着用。4人コラボバージョンの「Real♪」がスゴくてビンビンと声が響く。根本さんが良輔の肩に手をやったり、サビでは良輔やみんなが前に出てシャウト!シャウト!ミックスならではの新鮮さと迫力だ。
カテコは4人で「YAH YAH YAH」。てっきり「星矢」かとw。4人もお客もみんなスゴイ汗で、腕を振り上げて歌い上げる。気持ちよく盛り上がった。
ラストはバンドメンバーやダンスメンバーも入れてラインナップ。前で観れたのもあって、楽しいひと時だった。

カテコ前に告知もあり。良輔は『Working!』。真島さんは時代劇舞台に、『ゴーバスターズ』7話に美慎とゲスト。『銀英伝』と『BASARA2』を並行して稽古する誠治郎は、どれも完璧に仕上げます!と言いきった。根本さんはドラマ(準レギュラーなのかな?)はあれど、本領の舞台は今のところなし。
Ashライブの告知もあったが、ワンマンライブがこうも頻繁にあると付いていけないので^^;、ここらで終わりにしようと思う。
『東京国際アニメフェア2012』パブリックデー2日目に行ってきた。

昨年は震災の影響で中止。二年ぶり。昔の混雑はどこへやらの緩やかな人混み。
今年もステージイベントお目当て。

【牙狼スペシャルステージ】
出演は雨宮慶太監督、小西遼生、藤田玲、山本匠馬。役者はコスチューム。
「振り返らずに走る男、冴島鋼牙」の遼生さんのコスを最終回後も観れるのは嬉しい。先日放送された最終回を迎えて其々が感無量のコメント。匠馬くんは最後のセンタードヤ顔の「続けー!」がネタにされ、弓を討つ顔をやる遼生さん&玲くん。相変わらずこのトリオは面白いw。ガロ好きなスタッフでは零くん好きな人が多いが、キャラクター人気では鋼牙だと監督が言い、「キャラクター!?」とドヤ顔がアップになる遼生さん(笑)。GAROショップの宣伝もあり、“破滅の刻印”グッズを前に途端に苦しみだす三人w。ザルバのジッポ宣伝もあったところで。
SPゲストで影山ヒロノブが登場。テーマ曲を熱唱し、朝からパワフルなステージ。いつもアフレコだけなので、出演者と一緒に出るのは嬉しいと礼を述べた。武道館ライブでもガロが後ろで立ち回りしてくれたといい、作品の面白さやチームワークの良さが原動力だと語った。
ここで重大発表。「新劇場版 牙狼 ~蒼哭ノ魔竜~」製作決定!(拍手)約束の地で冴島鋼牙、最後の対決。監督と遼生さんが再び登場、地続きのエピソードだと監督。遼生さんからの「必ず戻る!信じて待ってろ!」に拍手。お二方のフォトセッションで、ムービーに向かい抜刀する遼生さん。
ステージに全員集合。遼生さんと影山さんが隣同士でめったに拝めない構図。今度は三人で刀を交えたり、ムービーに向かってフォーメーションして構えたりとカッコイーv。最後にひと言ずつ。影山さんが「ごはんをもっと食べて小西くん達のように大きくなりたい」(笑)玲くんが「心に不滅の刻印を!」とイイことを言った。オチが言えない匠馬くんだが、監督に耳打ちされた遼生さんが「あの矢に続けーっ!」と叫び、匠馬くんが晴れて矢を放ち決めた。
ガロのイベントはこれでファイナルかと思われたが、新しいニュースが入って良かった。遼生さんの撮影はいつからなのか?舞台が終わってからか?31歳になる前に終わらせるのか?w

【機動戦士ガンダムAGEスペシャルステージ】
MC:菅沼久義。ゲスト:江口拓也(アセム・アスノ役)遊佐浩二(オブライト・ローレイン役)阪口大介(マックス・ハートウェイ役)。初江口くんは背が高いイケメンでちょい緊張気味で可愛い。
久ちゃんも一応ディーバのクルーニーのアラン・ライトニー役で、静止画映るw。三人とも出撃台詞で登場。
第二期アエム篇もいよいよ佳境。ウルフ隊初陣シーンが映り、其々が振り返ってコメント。遊佐さんがテキパキと流暢なツッコミ、キャラではオブライト&レミが自分もドキドキして気になるという。江口くんはAGE-2の次のステップの機体が気になると。アセムの三角関係はスルー。収録現場ネタを引きずって、マックスがいつ死ぬか心配する三人、マックスは毎回クライマックス(笑)。
アリーサ・ガンヘイル役の小清水亜美からVレター、意外と当って砕けない江口くんとかw。ウルフ隊隊長ウルフ・エニアクル役の小野大輔からVレター。其々にすべり倒した後で、デカイ江口くんにガンダムAGE-2のモノマネをしろとムチャぶり。困った江口くん、何とかやり抜けたw。ゼハート・ガレット役の神谷浩史からVレター。アフレコ全部終わったとマジメな顔で、最後に「あれやってえ!」と声かけして下さいと久ちゃんと大介にムチャぶり。二人とも「いつものアレで(?)」ハートマークw。
第24話以降の展望もサラリと語られ、ひと言ずつメッセージで終了。

【TAF&JAU共催 ボイス玉手箱5!】恒例、私も五回目の参加。
司会は堀内賢雄・冨永みーな。声優界のプリンス&プリンセスだってw。日俳連の告知で「ふきカエル」宣伝。
出演は、池田秀一・古谷徹・伊藤健太郎・成瀬誠・池田昌子・野沢雅子・浅川悠・甲斐田裕子。其々がキャラボイスで登場。賢雄さんが誠くん以外はツッコめないw錚々たる顔ぶれ。大先輩方に囲まれて緊張する若手陣。
一般参加の兄妹を含めて、男女対抗のゲーム大会。若手男女二人ずつ+一般兄妹。「手術中」「ぱみゅぱみゅ」が難しい。3分間で声だけでキャラを当てるが、ジェスチャーやモノマネも出ちゃう。悟空とアムロのジャンケンを初めて見たw。3分は長い!古谷さんがこんなに苦しんでやってるのは見たことないw。野沢さんがこんなに色んな声を出すのも聞いたことないw。キャラ個数だけでは古谷さんの勝ちで、男性陣とハイタッチして上機嫌。でも観客の拍手で女子チームが勝ち。出演声優の賞品がいっぱい入ったKenyu袋が参加した兄妹に贈られた。サイン色紙プレゼントも会場の1名に。
スタンドマイクが並び、出演声優全員でオリジナルドラマ「旅立ち列車」。眼鏡を替える賢雄さん。卒業式歓送会の演劇部の人間模様と、シナリオ「星くず列車」の劇中劇が同時進行する青春群像劇かな。メーテル&鉄郎、アムロ、カツオ、悟空、飛雄馬らが賑やかだったが、お蝶夫人は懐かしかった。前半は賢雄さん、中盤からは健太郎がナレーションをしたが、締めの池田さん&古谷さんの言葉はジンとさせた。仰げば尊し~♪のBGMが効果的。
最後にひと言ずつ。健太郎が「日本のアテレコアフレコ文化の宝を再確認できた」池田さん「両マサコ先生と一緒にやれて緊張した」。古谷さんが「聖闘士星矢で23年ぶりに声をやります!」と元気に宣伝。
特別ゲストで羽佐間道夫がメッセージ。日俳連メンバーをステージに呼び込んで、前説もやった一条さんらを紹介。最後はみんなで「ニッパイレン!」3連発。

TAFステージもひと頃に比べると、内容も縮小され出演メンバーも少なくなった。事前申込み制になって参加し易くはなったが、今年は一般の参加者も少なくなった。今年で一番客入りがあったのが牙狼ステージで、私の番号も300番近く。玉手箱は二桁番だし、ガンダムAGEなんか一桁番。こんなに前で観るのが勿体無いぐらいだった。
一週間後のACEのイベントステージはどれもかなりの激戦。流行の作品と人気声優をいち早く取り込んだせいか、話題を全部さらわれた格好になった。今年は日にちがずれたにも関わらず、ACEに出る声優はTAFに出てはいけない取り決めでもあるのだろうか。ビデオレターで出演というのも味気ない。

ステージの合間や終了はブース散策。
東北アニメDEエールや特別企画展のオークションなど。日本テレビ&スタジオジブリ、バンダイ&サンライズ、東映アニメ、ニコニコ動画など。
東北新社のGAROブースが一番人気だったみたい。ここだけが遅くまで無料ガロバッグを配布してくれて、どのお客さんも(ガロを知らなくても)ガロバッグを手にしてる状態w。ガロショップでは限定セットなど殆ど完売。ガロミュージアムも列が出来るほど盛況、外人客も多かった。ミュージアム内に先ほどの雨宮監督がいらしたので握手をして頂いた。どこぞの撮影隊も中をあれこれ撮影。表にはガロが立っていて撮影ラッシュ状態。
今回のTAFは、はじめから終わりまで、牙狼<GARO>尽くしだったw。CGもふんだんに使われているが、アニメというより特撮な実写だと思うけどね。
KENN バースデイトークイベントの2部へ参加してきた。

KENNのこういうソロイベントは一昨年以来。昨年はできなかったものね。
MCは鈴木直樹。

本日30歳になったKENNにみんなで「ハッピー・バースデー・けんぬ〜♪」。
お誕生日おめでとう!コールに、けんぬも上機嫌。2部の服装はシックで大人っぽい。
30歳一日目の抱負。今朝の朝食はミートソーススパゲティ。こういうイベントは、お客様のナマの声を聞ける貴重な場所だと感無量。

トークはMCとの掛け合いでサクサク進行。誕生日の思い出、最近のハマリもの、料理の話など。「デコる」とか「ゲーム」の話はホントに嬉しそうで止まらない。正直、どちらもやらないので私はイマイチ興味が^^;。
仕事の話をやっと聞けた。チャレンジしたい役とか興味のある役まで。仕舞いにはヴァイオリンとかスキューバとか、免許とかw。鈴木さん曰く、免許は「今年はムリです」(笑)。知らない人でも1分でわかる(?)『ミラクル☆トレイン』の説明をするけんぬがスラスラとスゴかったw。ついでにミラクルなことはやっぱりモンハンw。
けんぬからのお返しはスライド写真ショー。眼鏡でエプロンのKENNがお菓子作り。根っからのスイーツ好きを自負。

お客様からの質問に答える。セールスポイントとか、旅行に行きたい国とか。
言って貰いたいセリフ。キャラ3連発とか、幼稚園児の声とか。渋い声も聞きたかったかな。
抽選会があったり。告知があったり。『エア・ギア』『ミラ・トレ』に続き、夏の『VitaminZ』は原作&舞台で同じ役。『宇宙兄弟』の舞台化の時もぜひけんぬでw。稽古中の『ミラ・トレ』から渡辺大輔のビデオレター(1部とちょい違う内容?)。まだ秘密のことも含めて、今年は色々あるので超忙しい。とりあえず「上海に行くぞー!」とけんぬ。
最後はマジメな挨拶。30歳らしい落ち着いた誠心誠意な言葉で締めた。

休憩後、2ショット撮影会。再び登場したKENNがにっこりと「スマイルで!」。
握手をしながら言葉を交わし、サインも入った生写真も頂いて、お土産も貰ってお仕舞い。
素敵なひと時v。アットホームで貴重なバースデーイベントだった。

小西遼生もつい先月に30歳。遼生さんの誕生日イベントも、国内で都内でやって欲しかったな。明日はTAFでガロイベント。
劇団THE NEXT 旗揚げ公演『燃ゆる暗闇にて』を観てきた。

尾木プロTHE NEXTの若手役者により結成された劇団の第一回公演。
演出された平光琢也(演劇集団円)氏がお目当て。2年前に観た円・演劇研究所専攻科の卒業公演でも同舞台を観ており、比較もできそうだ。

ある特殊な寄宿学校が舞台。革命的で攻撃的なひとりの転校生の考えと振る舞いによって、平穏で落ち着いた学校生活と生徒達に大きな波紋と変貌が巻き起こり、事態は思いもしない展開へ向かう。
息詰まるような台詞のやり取りと感情の起伏が、見どころ聞きどころの群集劇。

全体的に若さと活気と熱があって、すっきりとまとまりのある舞台だった。
初舞台の役者も多く、初日とあって台詞に若干不安定さもあったが、よく頑張っていたと思う。
特に主役の高坂篤志(イグナシオ)と菅野勇城(カルロス)は、特有の動きと難解で長い台詞をよくこなしていた。感情表現も的確だ。
酒井香奈子(ホアナ)と藤田知美(エリサ)が、可憐ながら芯の強い芝居をして好感がもてる。垣間見せる表情にドキリとする色気もある。
芸達者な金田アキは、包容力と癒しを呼ぶ確かな演技力。円の公演の時よりも存在感がある先生役だ。
前半は渡部康大の明るさが目立つ。赤澤涼太、下崎紘史と渋い味も期待できる。

円の時と違って、個性が見える役者が揃ったので、登場人物も把握しやすく世界観にも入りやすい。
加えて客席とも近い密接な空間。距離感が小さくなり臨場感も生まれる。
2回目の作品とあって、どの人物にも共鳴できそうなリアル感を味わった。
円の時は奥に作られたテラスが、今回は階段を昇った上にある設定。最後に使われる長い台は赤く彩られ、全体的に明るい色の美術セットになっている。
狭い空間を駆使して、平光さんの演出も冴える。観客と登場人物が共有できる後半の暗闇シーンは、たっぷり尺をとって不気味な中に安らぎもある。満点の星も切なく光って、込み上げる後味を残した。

ウエストエンドスタジオはやっぱり狭い。休憩含めて2時間30分、びっしりと詰まった客席は通り難くてやや窮屈だ。
舞台が始まってからまもなく、上方向でガタンガタンと微妙な音が聞こえ、最初はBGMなのかと思ったが、夜だけ聞こえる作業所の音だったらしい。
こういう長くて静かなお芝居には、この会場は向かないと思った。
それにしてもスタジオライフのホームで、ライフ以外の舞台を見るのははじめてだ。

カルロスの菅野勇城は、昨年の『黄金仮面』にも出演。何となく覚えてるw。
ホアナの酒井香奈子は、言わずとしれた映画『キサラギ』の如月ミキ本人。アニメ『ミラクル☆トレイン』のあかりの声もやってるが、明日はミラトレ主役の六本木さんのイベントだ。
邦楽ドラマ『竹本綾之助物語 -明治が求めた天才少女の栄光と苦悩-』楽日を観てきた。

今日もお天気。紀尾井ホールまでの道のりも慣れた。
昨日と同じ列のちょい左側。どこでも観易いステージがいい。

初代竹本綾之助の山本陽子さんはホントに素晴らしい。綾之助の10代から20代をメインに演じるが、声がとても若々しく、話し方も可憐でよく工夫されている。母親にすねるところも可愛らしく映る。健太とのラブラブぶりもほんわかと甘い。年齢を超越した役作りに、さすが演技派な方だと思う。
義母お勝の大津嶺子さんも本当に上手い。ユーモア溢れる達者な大阪弁は笑いを起こし、娘を厳しくも温かく見守る人情深い演技にしびれた。
樋口一葉の光本幸子さんは、たおやかで静かな佇まいが癒しを呼ぶ。語りの言葉が綺麗で聞き取り易かった。
石井健太の大場泰正さんは、端正な顔立ちと爽やかな立ち姿に誠実さが滲む。
藤田福次郎の寺杣昌紀(てらそままさき)は、言うに及ばず、物語のキモとして場を明るく活発に転がし、凛々しい存在感を示していた。
私の隣席の男性が、パンフを見ながらお連れの方に、大津さんが上手い、てらそまさんのことも上手いと称されていて、耳にしながら嬉しく思った。

明治と平成では遠い隔たりはあるし、芸事も全く違うけれど、竹本綾之助は今でいえば、バンド演奏を従えて歌うアーティストのような存在だと思う。
10代のアイドル歌手に対して、ご贔屓さん、もといファンの声援やブーイングは当然激しく起こる。男性客の「どうしたどうした!」コールも、オタクの「もっともっと!」コールとニュアンス的に変わりないだろうw。
四代目竹本綾之助さんの浄瑠璃には客席から掛け声があがり、鶴沢寛也さんらによる三味線のソロ部分の演奏の素晴らしさに拍手が起きる。その様子を見ながら、三味線がギターのようにも見えてきたw。
綾之助が結婚後に復帰した際のエピソードをもう少し詳しく聞きたかった。ライバルであり相方だった豊竹呂昇、どういう人物だったのだろう。

売れる芸、お金になる芸をより求めるようになった世間に対して、初代竹本綾之助は反発する。自分の芸は、聞く人に思いを伝えることが信条なのだという。
樋口一葉も、売れる小説を書くのではなく、自分の書きたいものを書くという信念を通した。
でも芸事はお客からの拍手や歓声を受けるだけで一瞬のもの、書いた文章は永遠に残されると、一葉を羨ましくも思う初代綾之助。
一方、名声もお金も恋も手に入れて人生を全うした初代綾之助に、嫉妬のようなものも感じたという一葉。
二人とも、同じ時代を女の身で先陣をきって男のように、対照的に生き抜いた。それは辛く茨の道ではあったけれど、“女”であったことに後悔はしない。自分らしく凛々しい生き方だったと、安らかな笑みで幕が閉じられた。

楽日といっても座長の挨拶などはなし。
山本陽子さんのお隣に立たれた寺杣さんの雄姿が目にいつまでも残った。

次にてらそまさんを拝めるのは、舞台『ヒーロー2』のトークショーと打ち上げイベントでかな。
邦楽ドラマ『竹本綾之助物語 -明治が求めた天才少女の栄光と苦悩-』を観てきた。

お初の紀尾井小ホール。雨じゃなくてよかった。
客層が今までの舞台のと全然違うので(着物も多し)少々気後れ。無料茶もあるのがグー。

初代竹本綾之助 没後70年特別公演。
今は四代目となる竹本綾之助が浄瑠璃として舞台に参加され、三味線の音色が美しくも力強い。
すみません。劇中に登場する樋口一葉はわかるが、初代も四代目も竹本綾之助も浄瑠璃も全くわからず。まだ浪花節のほうが私に合っているかも。
そんな無知な者にも分かりやすく知っていただこうとする舞台のようだ。

大阪で十二歳で初舞台を踏み、義母と共に十代後半で人気絶頂となったお薗(初代竹本綾之助)が、恋と苦難を乗り越え、引退と復帰を繰り返し極める人生を描く。
芸に生き恋に生きる…。放送中のドラマ『鈴子の恋』のミヤコ蝶々さんの人生とちょっと重なった。

山本陽子さん、70歳とは思えぬほど凛とした立ち姿で、柔らかくも美しい表情。義母のお勝(大津嶺子)とのユーモアある掛け合い、同時代に生きた樋口一葉(光本幸子)ともどことなく似た風貌も見どころか。
綾之助のファンの一人である藤田福次郎が、お目当ての寺杣昌紀(てらそままさき)。福次郎の友人の石井健太(大場泰正)に結局は綾ちゃんを取られてしまう、ちょっぴり不憫な役どころ。

てらそまさん、最初は学ランを着ていてビックリ! しかも学帽まで!
意外と似合ってるのかそうでもないのかよく分からないが、もうすぐ50代のてらそまさんが学ラン着てるだけで何だか萌えちゃうw。こんな姿、この先もうお目にかかれないもんね。
てらそまさんの学ランに、昨年の舞台『夢・ハムレット』で学ランで出てきた平田広明さんが浮かんだw。平田さんは眼鏡もしてたっけ。何にせよ、イイ年こいたおじ様たちが学ラン着る姿って、可愛イ格好イイね(^。^)。そういや来週は『狼たちの午後』で和樹の学ランもまた拝めるかもw。

その後は、格子柄の派手目な上着を着た、いかにも酒屋のボンボン風な格好。
そして、蝶ネクタイに茶系な三つ折りスーツを着て、いかにも紳士風にめかしこんだ格好。
どちらも、てらそまさんらしさが出ていてお似合いだった。
舞台写真とか欲しいね。こういう時に物販があればな〜♪ 三枚一組で千円なら即購入しちゃうだろうにw。なんせ無料で頂いたパンフには、キャストの写真も載っていなかったから。

学ランで綾之助を口説くときの「綾ちゃんを酔わせてみたい」にドキっとした。私も酔わせて欲しい〜w。
綾之助にしつこく言い寄り、逆に吹っ飛ばされて床に倒れてしまった時も面白かった。結構、体を張ったアクションw。
最後は、すまなかったとお金の袋を渡して土下座まで。今回は心底は誠実な役なんだが、こういうシチュエーションはどこかでw。
後半、樋口一葉が舞台上から消えてから、語り部の声は寺杣さん。とうとう「お薗」と呼べず、ずっと「綾ちゃん」だった。

てらそまさん語りだと熱くなるな〜w。福次郎が出てくると場面がパーっと明るくなるから好き。
お芝居部分は面白く観れたが、浄瑠璃部分になると途端に眠くなってくる。日本語なのに全然わからないなんて^^;。

明日もう一度観劇予定。
ファンミーティング『2012NHKアニメ春まつり』のイベントに参加してきた。

4回あるイベント全部に申し込んでみたが、結局当ったのが、それほどお目当てではないものw。
第4部『キングダム』プレミアムプレビュー&トークショー。

出演は、森田成一(信役)福山潤(えい政役)小山力也(王騎役)神谷純(監督)。
申し込んだ時にはなかった力也さんの出演は嬉しい。潤潤ファンの方と一緒に参加、観易い中ほどの席が取れた。

『キングダム』は春秋戦国時代を舞台にした壮大なるアクション活劇のようだ。
6月4日よりNHKBSプレミアムにて放送予定。
放送前の作品映像が公開され、キャラクターについて語られる。王騎は作品途中から登場するとか。監督から後ほどキャスティング理由も語られるが、「熱と真っ直ぐさ」「冷静な中に芯が通ってる。この王様なら…」「ふり幅が広く憧れの対象」と、声優陣を喜ばせてみんなを納得させるものだった。
作品の目玉は、日本初のフルCGの新しい手法で、数十万の大軍団を動かすための策。キャラクターとバックを別々ではなく、一体となった熱き冒険を追及したいと、監督も並々ならぬ意気込み。相当な手間と時間がかかっているようだ。

キングダムの世界を知って貰うため、先ずは監督や声優キャストが四拓クイズに挑戦。四択には強いという潤潤が意外と答えられ、うがった大人な意見を言う森田や、ボードを縦に使ってボケをかます力也と、とても面白く盛り上がった。
原作の原泰久先生のメッセージとクイズも流れ、原作の秘密もチラリ。春秋戦国を何故題材に選んだかの質問に、力也さんの答え「(原作者の)慢性疲労とも関係して、夏と冬はキツいぜ!」に大いに笑った。
ボケる力也さんに、抜群の掛け合いでツッコむ森田&潤潤は漫才コンビのようw。頭の回転が速く喋りも流暢な男性3人が出揃ったようだ。

来場者参加型クイズも開催。配布された○と×の紙で答える二拓。
VTRの釘宮理恵さんから、作品には関係ない問題も飛び出して、最終的に8人にサイン入りポスターを贈呈。
広報用の記念撮影では、二人がポスターのポーズをする後ろで、力也さんが馬にまたがったポーズを見せていたw。
最後に4人からコメント。混迷する現代とも重ねて「生き抜く」ことをテーマに、アニメを通して伝えていきたいという言葉が印象的だった。

キャストの盛り上げもあって、1時間なのに充実した濃い内容で思った以上に楽しめた。アニメや原作にも興味がもてた。
キャストが去った後も会場みんなで記念撮影。

スタパの無料券も貰えたので、イベント前に入場。毎回恒例のアフレコは『バクマン。』1話に挑戦、男の子声って思ったよりも難しい。
ミュージカル『ジキル&ハイド』を観てきた。

イベントの石丸幹二さんの声が良かったよ~と知人に教えられて、急遽安めのチケットを取ってみた。
おかげで前方中ブロックでとても観易い。

善と悪、誰もがふたつの顔を持っている…。
二重人格の代名詞ともなったR・L・スティーブンソンの原作を、フランク・ワイルドホーンの音楽でミュージカル化した作品が、キャストを一新して新たに蘇った。
鹿賀さんジキル&ハイドは未見なので、私にとっては初ジキハイ。
二重人格キャラは色んな舞台で観てきたが、最近だと『OZ』の1019がぼんやり浮かぶ。

医師として理想を追求するジキルは、審問官から総スカンを食らい、自分自身を実験台として人格分裂薬を飲み、凶暴な人格のハイド氏が生まれ出る。ジキルの婚約者エマの心配をよそに、どんどんハイド氏に侵食されるようになった彼は、妖艶な娼婦ルーシーを何度も襲い、狂気の連続殺人を犯していく。

『GOLD~カミーユとロダン』でロダン役が素敵だった石丸幹二が、更なるハマリ役でとても素晴らしい。ハリのある突き抜けるような歌声と表現性に心の奥から痺れた。こういうのをミュージカルで聴きたかったというような、まさに理想の歌声だ。
エマを心から愛し誠実で情熱的なジキルの時は、背筋をピンと伸ばした紳士的な立ち振る舞いと凛々しい歌声。これがハイドに変わると、当然ながら演技も歌も変わるがが、見事なギャップ感がたまらない。不気味で底知れない恐ろしさが滲む様相と低くくぐもったドスを効かせた歌声。演じ分けが最高だった。
ハイドになってからの石丸さんの顔が、めきめきと若々しく見えてくるのも面白い。鬘も使い分けてるだろうが、左目を隠したモサモサした髪とギンギンと光る目が印象的。下劣で狂気な言動と自信たっぷりの攻め口調。ジキルと違ってデンジャラスで野性味たっぷりの雰囲気は、ズドーンと惹かれる魅力があった。

ジキル・ハイドを役的にも歌としても支え攻めるのが、ルーシーの濱田めぐみとエマの笹本玲奈。お二人とも他のミュージカルでは観てきたが、新たな境地と絶品の歌唱力で、思った以上の出来だった。
濱田さんの妖艶なセクシーさと、孤独と絶望から垣間見える可愛らしさ。パワフルでエネルギッシュでやるせなさ感もある歌声。
笹本さんの純粋な優しさと包容力と、芯が強くて頭のいい可愛らしさ。澄みきったピュアな美しくものびやかで品のある歌声。
何もかも対照的な二人なのに、舞台上で其々がジキルを思って唄う演出が冴えて、胸にぐっとくる切なさがある。
女二人の思いを込めた全力パワーを、しなやかに受け止める石丸さんの力量も凄い。絶妙なバランスの三人だった。
それにしても、ロダンとカミーユもエロかったが、ハイドとルーシーの体の絡みはエロい! 濱田さんの恍惚とした表情と石丸さんの手の動きも相まって、視覚的にビンビンと感じさせてくれたw。

ジキルの親友アターソン役の吉野圭吾は、歌よりもダンスのほうが颯爽と軽やかで目立つ。互いを「ヘンリー」「ジョン」と呼び合う親友の雰囲気もよく、もっと二人の絡みを見たかった。
エマ父の中嶋しゅうは深い味わいのある演技。プールの花王おさむも執事らしい忠実さが滲む。
Studio Lifeの石飛幸治は、サベージ伯爵ら3役を演じ、どこにいてもどんな格好でもすぐ分かるw。女を足蹴にしたり女から足蹴にされたり、結構女絡みだったね。でもスタジオライフ一番のイチゴ娘だから(笑)いちご狩りに行きたかったと、年初のイベントでも本人が言ってたっけ。残念。
アンサンブルが貧困に喘ぐ民衆や闇の殺人に怯える世間を歌い上げていたが、主役三人の圧倒的な歌唱力の前には、少々インパクトが弱かったかも。

舞台セットでは、ジキルの研究室の大きな換気扇みたいな機器が面白そう。赤、緑、青の蛍光色の薬も分かり易い。
ハイド氏の連続殺人は、『スパイダーマン』のノーマン・オズボーン&グリーン・ゴブリンみたいで、ある意味ざまーみろな感覚w。
部屋で嬉しそうに唄うルーシーのソロに、唄ってる場合じゃないよ!とイライラを感じながら聴いていたりw。
銃がひとつしか出てこないのはほっとしたが、あんなに何発も撃たなくても~。良い人にも残酷な面があるのだという暗示だろうか。

カテコでは晴れやかな笑みで手を振る石丸さんたち。指揮の塩田明弘氏らオケの面々も招いて、みんなでお辞儀をされていた。目の前に立たれた濱田さんの胸の谷間に目がいっちゃうw。
『スーパーロボット大戦20周年記念イベント 鋼の魂祭』の夜公演に参加してきた。

「スーパーロボット大戦」シリーズ20周年を記念したステージ。
「スーパーロボット大戦」シリーズ人気声優陣によるステージショーやトークショー、アーティストによるテーマソングライブ、映像や新作PV公開など盛りだくさんの内容だ。
20周年記念特製ブックレット付きなのもファンには嬉しいサービスだろう。

B.B.スタジオの寺田貴信プロデューサーの挨拶から、「Zのテーマ」を唄う水木一郎が空を飛んでスタート。
出演声優は、神谷明、古谷徹、置鮎龍太郎、中村悠一、寺島拓篤、檜山修之、保志総一朗、小西克幸、相沢舞。
ヒストリー前半のアニメ映像が流れ、リョウマ&アムロの神谷さんと古谷さんがガッツリ握手し、夢の共演に胸が熱くなる。神谷さん、お元気そうで良かった。
水木さんが「ダッシュ!」から始まるプレミアムヒットメドレーを熱唱。懐かしい映像も流れる。
ゲームは実は全くやらないが^^;、ロボットアニメは『マジンガーZ』からそこそこ観ているので、アニメやキャラクターの映像やテーマ曲を思い出深く楽しめた。

スペシャルトークショー。オッキーと舞さんが進行役でキャスト登場。みんなキャラの台詞で登場するのに、ホッシーだけが「超無限パッピー!」を発し、早速オッキーたちからイジられるw。久しぶりに観たホッシーは髪型を変えてて男前には見えたw。先輩格の古谷さんが一番テンション高くて、場を愉快にかき回すw。
アンケートトーク。古谷さんの目の前で、「フィン・ファンネル!」やっちゃうゆうきゃんw。小西くんは『バイファム』プッシュで、なぜスパロボに参戦しないかの理由も寺田氏から述べられた。ロボット玩具やロボットアニメのヒロインについて、熱く語るホッシーやひーさん。たまに「保志くん起きてる?」とオッキーに聞かれてたけどw。
新作!スパロボZ再生篇の生アテレコはイフ設定(昼分とちょっと違うらしい)。アポロVSジノ、オズマVSトレーズ(偉い人対決w)ときて、アルトVSリボンズはグラサンをした新人声優(?)蒼月昇相手に、ゆうきゃんが「フィン・ファンネル!」炸裂w。結局やられたアルトに「ふっふっふ。ざまみろ」とかます蒼月くんw。アドリブいっぱいの面白さだった。

ヒストリー後半は、声優陣がキャラの声を挿入しながらスパロボの歴史を紹介。
合間合間にアーティストのライブ。アーティスト・メンバーは、水木一郎、JAM Project、美郷あき、樋浦一帆、angela、米倉千尋。
『ガオガイガー』『マクロス7』『ゴッドマーズ』などのテーマソングが次々と熱唱され、会場もほぼスタンディング状態でサイリウムの光がいっぱい。私も懐かしい歌はつい一緒に口ずさんだり。先週の『声援団』の檜山さん、林さんもとい神奈さん、水島さんの顔を思い出して、尚更懐かしさに浸った。
『真・ゲッターロボ』の「HEATS」を熱唱した影山ヒロノブは、2ステージ目でナチュラルハイ。来週もアニメフェアで声優な影山さんを観れそうw。

JAM Projectがスパロボ大戦のテーマ曲を次々と汗だくで熱唱。結成12年目で、スパロボがホームだったとトークも感無量。バンドも紹介。来週は香港。
スタンディングの会場はジャンプしたりと大盛り上がり。 「鋼のメシア」が終わって、会場も「もっともっと!」コール。女の子が「もっともっと」と言っちゃいけませんw(by和彦さん)。
水木さん&影山さんで「鋼の魂」熱唱し、水木さんに続きアニキもジャンプ!「みんな最高だぜ!」ものすごい盛り上がり。

出演者紹介&アーティスト紹介。古谷さんと神谷さん、影山さんと水木さんがひと言ずつ挨拶し、たくさんの拍手が鳴り響いた。
ラストは水木一郎さんと会場みんなで原点の曲「マジンガーZ」。
最後も水木さんの掛け声で、三本締めも「ゼーット!」だった。
エンディングテロップが流れ、鋼の魂祭が大熱気の中で終了した。
ACTOR’S TRASH ASSH 旗揚げ十周年記念興行第一弾 第十六回本公演『雷ヶ丘に雪が降る』楽日を観てきた。

まつだ壱岱が作り出す、ネオフィクションエンターテイメントの四作目。
ASSHの舞台を観るのは3度目だが、今回はキャストや世界観、劇場の近さに惹かれた。

「ヤマト」という架空の国、「戦国」と言われた時代、火の国にあった「雷ヶ丘(いかずちがおか)」の物語。
雷神、風神の異名をもつ若者たちが、手を握ると相手の心が読めるという盲目の少女と出会ったことで、火の国を完全支配しようとする悪名高い大名や配下の四天王たちと壮絶な戦いを繰り広げる。

ASSH.の作品は独特なオリジナリティが見どころだが、今回は今までの集大成ともいえる、深みと捻りのあるストーリーと魅力的なキャラクターが生まれ出て、興奮と感動がわきあがる舞台に仕上がっていた。
実在する雷ヶ丘と雷神伝説を元に展開する、ファンタジーの中の臨場感。
役者の熱演と個性が光り、多くのキャラクターがいてもムダがなく誰にも見どころがある。雷神、風神、海神、火神、地神と呼ばれた若者たちは、この舞台だけでは勿体ないような、生き生きした個性と関係性だ。いつかスピンオフでもやって頂きたいぐらい。
敵の大名・龍造寺道雪や四天王や忍たちも不気味なほど強くて、彼らの真の正体が重要なキモとなる、二重三重に仕組まれたミステリー性のあるストーリー。
凝った衣装や華やかな女性たちも見どころ。疾走感のあるテーマ曲が熱い。
速いテンポと激しい殺陣やアクションの連続、適度な笑いとギャグも盛り込まれ、後半は一気に真面目に駆け抜けて飽きさせない。仲間たちの絆に胸を熱くさせ、平和を祈る者たちに共鳴させられた。

心に残るシーンがいっぱいあり、計算された演出の冴えも感じる。
仲間たちの剣を次々と使って、敵を斬っていく雷切の雄姿。上に立つ仲間たちの動きが彼とシンクロしていき、雷切の叫びもグッとくる。
雷の凄まじい光や轟く音も迫力がある。雷神様が降りてくるように、落ちてくる雷の激しさとその後にやってくる白き雪の優しさが美しい。
1回目はストーリーを追うのに夢中になるが、2回目以降は作品への思い入れが深まって涙を流す人もいそうだ。私ももう1回観たかった。

座長の林明寛は演技もアクションも華があって凛々しい。Axle『宮本武蔵』で桑野晃輔とのコンビが良かったが、今回の小野賢章とのコンビも息ぴったり。林くんが豪放無頼なら、賢章くんは端正な顔に色気があり、共に格好良かった。
絲木建太、染谷俊之、阿部直生のバランスもいい。この舞台のおかげで彼らの名前と顔を覚えられた。
西山丈也、鵜飼主水が渋くて力強い。アクションの下園亜弓が意外と可愛らしい。
我善導は相変わらずクセ者キャラ。『弱虫ペダル』で好演した鳥越裕貴は今回も光る存在感。

殺陣も演技もバッチリの若い俳優は、今後の活動も活発で楽しみが増す。
林くん&賢章くんは『男子ing』と『ふしぎ遊戯』。小野くん&鳥越くんは『逆境ナイン』。みんな絡んでくる。
club LIFE 15 Anniversary year! 第二弾『俳優と行く!春のいちご狩りバスツアー』に参加してきた。

Studio Life初の試み(?)。スタジオライフの劇団員(25名+α)が4名~ぐらいずつ乗り込んだバス6台~ぐらいで、どこに行くのか分からないミステリーバスツアー。
あいにくの雨模様だったが、劇団員やスタッフの企画進行の元、劇団員さんのたっぷりのサポートとサービスを受けて、俳優たちの素の顔も拝めて、とても満足なイベントで楽しい一日だった(^o^)。もうね、一生モンの思い出v。

私が乗ったのは3号車。メンバーは、三上俊、荒木健太朗、原田洋二郎、冨士亮太で、彼らを指名したファンが集まった車内。一人参加の方も多く、同じ方を指名した同士をバスのお隣にして下さったみたい。
4人では、仕切りのミカシュンがリーダー格、サポートのアラケンが副リーダー、テンション高い洋二郎が盛り上げ役、車酔いする冨士くんはムードメーカー。冨士くんは『OZ』にも出なかったので随分と久しぶり。短く後ろを刈上げ大眼鏡のアラケンが、最初観た時は誰だか分からなかったw(芝居でカツラを付けるから切ったとか)。
アラケンが「イエイ!」と盛り上げたり、洋二郎がツナギで喋り捲ったり、劇団員では比較的若く活発なメンバーが揃って、バスの中は終始明るく温かい雰囲気。

昼食地に着くまで盛りだくさん。箱から引いたお題に沿って役者が色々とトークをするが、映画や入団のきっかけやライフで好きな作品など、真面目な中にも掛け合いや笑いがあって盛り上がる。遠足やバスの思い出に最近ハマっていることなど、昔の話からどんどん素顔が出てくる。とにかく、原田といえばブラジルw、アラケンといえば生粋のゲーマーw(視力が悪くなるわけだ)。撮影担当は、写真集の写真も撮影された稲田ヨシオさん。
車内を5グループに分けた役者撮影時間もあり。もちろんツーショットOK!動いて揺れる車内で撮るのは参加者なので、結構ブレたりw。大きくカーブする中で後ろを向いて脚を踏ん張り撮影できたのは日頃の筋トレのおかげかw。
昼食会場では、参加劇団員全員が出揃って、他車両の役者を撮影する時間もあり。魚メインの食事は美味しかったが、食べてる途中でそんな嬉しい時間を設けられてもw。でもこれからも役者を撮影する時間がありますから…とフォローを忘れない劇団員。

ところで今回のツアーのキモは全員参加の「15文字を俳優から狩ろう」クイズ。役者が1人一文字キーワードをもっていて(15人)残りの役者は誰が何文字目を持っているかが分かるので、役者に聞いて回ったりみんなで情報交換して、配布の回答用紙に文字と役者名を並べると、15文字の文章が出てくるというもの。正解紙を『天守物語』に持っていくと、ステキな記念品が貰えるという。
クイズを作った吉田くんグッジョブ! おかげで他車両の役者と言葉を交わすきっかけにもなり、他車両の知らない人とも交流できて、ホットな中でどんどん言葉が埋まっていった。昼食が終わる頃には既に正解が全部解っていたりw。ミカシュンたちも車内でマメに情報交換してくれて、昼過ぎには3号車全員が大正解状態w。

車内に戻って再びトークコーナー。役者が思い出の曲のCDを持ってきて、思い出を語りながら流そうという趣向だが、その前にゲームをやって、バツゲームはアカペラで唄って貰おうということに。
お題は参加者から出たバレンタインデーの思い出。突然のことで話が浮かばず緊張して上がるのか、4人ともイマイチ纏まりのないチョコっとな話w。挙手のジャッジメントで、結局バツゲームは冨士くん。いちご狩りといえばギターの冨士くんはギターを持ち込んでいたが、結局アカペラで「ウインターアゲイン」を唄ってくれた。ちなみにブラジル原田は「とおくまで」、恋すると女子になるミカシュンは「アローン」、尾崎じゃないアラケンの「スターな男」に運転手さんもノリノリw。

肝心な目的を見失いそうになったが、本日のメインイベントいちご狩りのビニールハウスに到着。ひとつのバスにひとハウス。他の車両の方と会わないのは残念だが、それは後ほどの組合ショップで。
昨年も無料バスツアーで別のいちご狩りに行ったが、今回のいちごはとろけるような甘さでホントに美味しい。なんだかんだとミルクが無くなるまで食した。ましてステキな役者さんとご一緒だもの。いちごを手にした役者さんを撮影ラッシュ。もちろん2ショットもv。緑の葉と赤い苺の中で若く弾けたイケメンたち。二重にスイートな空間だった。
いちごミルクをくれたりお手拭をくれたり、小学生の娘さんもお手伝い。ハウスの皆さんにもお世話になりました。
苺組合のショップでは苺や苺大福も購入。他車両の役者さんともやっとツーショットの機会を得た。
その後すぐお土産屋に立ち寄り。狭いお土産屋さんの中に役者さんが集まり、忽ちそこら中でツーショット撮影ラッシュ。ものスゴイ混雑で、通り抜けられない。撮影に夢中で、そこでお土産を買われた方も少なかったのではw。屋内より外で撮影したほうが綺麗に撮れるが、役者と相合傘で撮れるのが雨の効用かw。

予定より1時間遅れで現地を出たバスは一路東京へ。なぜか3号車が一番先に出発。
帰りは、2008年の若手公演「TAMAGOYAKI」のDVDが流れる(パックンチョチーム)。モニタは小さいので見難いが、ミカシュンのレモンちゃんの声はすぐ分かる。思い出話が出たり、倉田氏オリジナル作品についてアラケンが語る語る。
トロトロしてきたので、DVDはあまり観ないで、お隣の方と色んな話をして時間を過ごした。私と似たオタクな匂いのする濃い方。バスの乗客の方にも恵まれてホントに良かった。
東京に到着しそうな時、ミカシュンたちが一人ずつ挨拶をして、「夏の夜の夢」の妖精チームの歌をプレゼント。冨士くんのギターじゃなくカラオケで、初演だけ出たアラケンのコーラスがよく響いた。
バスから降りたところで、4人のサイン付きの苺ジャムが手渡されて握手。フレッシュたちもお出迎え。

劇団員からの笑顔と元気を頂いて、濃密で素敵な思い出深い一日となりました。ありがとうございました。
これからもStudio Lifeさんと俳優さんを応援し続けたいと思います。

バスツアー終了後、ミカシュンは文化放送へ直行。
アニスパ内で舞台『ミラクル☆トレイン』宣伝で、KENNやアイルと一緒に生出演。
先ほどまでナマで一緒だったミカシュンの声を、ラジオでまた聞けるなんてミラクル。チョコの話がまた出てきたりと面白かったw。
舞台版『ペルソナ4』を観てきた。

新感覚の「VISUALIVE Persona4」。ビジュアライブとは、脚本・演出の浅沼晋太郎氏と、映像演出の奥秀太郎による「視覚効果に特化したパフォーマンス」と「俳優の生の演技」とをスタイリッシュに融合させた、全く新しいライブエンターテイメントだという。
要は映像+音声+舞台によるライブステージ。アニメの如き美しく鮮やかな背景や世界観が彩り、それに合わせて俳優も緻密に計算された動きや演技が要求される。これまでもそういう舞台は幾つもあったが、ここまで映像や音声が占めた舞台ははじめてだろう。
だからステージには多くの美術やセットや小物はあまり必要ない。映像のほうにお金をかける。合成技術が進歩する中、今後こういう舞台が増えて来るだろう。こればかりでは味気ないが、扱う作品によっては適性な表現力ともなり得る。今回はその先端をいった舞台だろう。

叔父の家に居候することになった主人公が、雨の夜の“マヨナカテレビ”と町で発生している連続殺人事件とに関連があると睨み、仲間と共に“シャドウ”が徘徊する異空間で戦う話。
仲間たち其々は、異空間で自らの抑圧された感情の化身と一度は向き合うが、影の自分を受け入れることで、具現化した“ペルソナ能力”を手に入れ使うことができるようになる。
ゲームはやらないが、アニメはずっと観ていて、今回の舞台では、放送中のアニメの前半部を描いている。

主人公の名前は予め募集し毎回変わるという、ゲームらしいテイスト。今回のは○○○○。主人公は仲間からは苗字で、クマは「先生」と呼ぶが、居候先の刑事・堂島は名前で呼ぶから毎回変わって少々大変。
クマは着ぐるみで登場、転がったほうが速いかもな動きでベリキュート。アニメと同じ山口勝平が声で出演し俳優たちと絡む。仲間のひとり、りせはシルエットのみで、アニメと同じ釘宮理恵がやはり声だけで出演。勝平さんと理恵さんは冒頭と休憩後に場内アナウンスも担当。
音楽や効果音も重要だが、声優の“声”が俳優たちと共に物語を動かし盛り上げていくところが面白い。先日観た舞台『神☆ヴォイス』が浮かんだ。中盤で劇場の四方から“声”がこだまのように響き渡り、今までにない臨場感を味わった。声の三次元みたいだ。
絶対出てくるだろうと期待した、俳優のアップと「カッ」文字が映って満足w。
途中で浅沼氏も出演(日替わり)、トボけたコントを見せて可笑しい。

キャストがどのていど再現されているかが最大の見どころ。
前半は少々イメージが違うと思うキャラがいたが、後半につれて慣れてきて違和感はなくなった。
馬場徹は話し方や佇まいがアニメとそっくりだし、剣を取れば忽ち『新・幕末純情伝』と重なって格好良い。女装とか女声とか歌がなかったのが惜しいw。
D2の二人、前山剛久はテンションと覇気が少々足りなく、近江陽一郎はゴツさとイカつさが少々足りないかな。でも頑張って熱演してて好ましい。前山くんが短剣持つと長次が浮かぶな(『忍たま』第三弾再演おめ!)。
女の子たちの再現率がものすごい。吉木りさはおっとりしてて可愛い。佃井智美の蹴りやアクションがキレがあって格好良くて見惚れた。彼女が一番アクションしてて、スカート下につい目がいっちゃうw。
早乙女じょうじ、太田基裕がムードたっぷり。二人ともペルソナを使いたいだろうなw。
谷口賢志が渋いおっさんにステキに変身。伊藤マサミも抜群の立ち位置。二人ともbpm絡みで浅沼さんからイジられることw。

残念だったのは、りせ、直斗、菜々子が出てこなかったこと。
ストーリー的には中途だし、続編作る気満々だろうからw、次回はぜひ物語に欠かせないこの三人を、舞台上で俳優が演じて欲しい。


アフタートークショー。
登壇者は、近江陽一郎(巽完二役)早乙女じょうじ(長瀬大輔役)太田基裕(一条康役)谷口賢志(堂島遼太郎役)浅沼晋太郎(MC)のイケメンたち。浅沼氏、役をひきずり「オーライライライ」とテンション高っ。

役を演じてみての感想。近江くんは「見た目コワイけど中身は真っ直ぐで」と完二を語り、腕の刺青シールを見せるw。サッカーはできないけど稽古した早乙女くんは、スライディングしてコーラを稽古場に溢したエピソードを浅沼氏から暴露されるw。実はそんなに出ていないと言う太田くんは、里中とのコントシーンの話(浅沼氏曰く、キュンキュンするシーンw)。ぼくだけオッサンな谷口さんは、堂島に似てると言われるのは嬉しいが僕は34歳と強調w。

谷口さん曰く、メンバー9人のうち5人が天然!(笑)頭下げる近江くん、お礼しながら出ていこうとするw。緑色の女性(みどりのたぬき)もそうで、稽古場はホントに楽しかったという。
その近江くんの天然ぶりを谷口さん語る。ある日、D2のプロマイド売行きベスト3を尋ねたところ、「○と○と、僕です!」とそれはものすごく綺麗な瞳で素直に答えたんだとか(笑)。近江くんの笑顔にはダレも叶わないw。もちろん近江くんの人気は確かにスゴイと私も実感。そんな可愛い陽一郎に「今度飲みに行こう!」と誘う谷口さん。浅沼氏も弟のような陽一郎がお気に入りのようだ。

今度、陽一郎を観るのは、4月の『寂しいマグネット』のアフタートークのゲストでかなw。

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