D-BOYS STAGE ラストゲーム 参回目
2010年9月2日 舞台演劇D-BOYS STAGE 2010 trial-2『ラストゲーム』参回目を観てきた。
Tシャツを着て、今日ゲットしたバッジはTAITOくんデザインのヤツ。
初日のパンフには付いていなかったが、鈴木裕樹のページをやっと貰った。
今日の席はやや右手前方。
本日は撮影日だが、休演だった昨日はメンバーの散髪デーだったようだ(笑)。31日に中川真吾くんの刈上げが伸びてきたなと思っていたが、今日はちゃんと初日の頭に戻っていたw。こうしないと劇中の台詞にも影響してくるしねw。
初日にも確認したが、真吾くんが持っていた写真の高峰秀子は本物w。初演の時はどうだったんだろう?
山口賢貴くんが、右投げ左打ちだとやっと気づいた。カッケー! 岡島のモデルとなった岡本さんも右投げ左打ちだったんだろうか?
「女房役ばい」と賢貴を気づかう真吾と、真吾が履いた草履を揃える賢貴の姿が微笑ましい。初演ではあまり感じなかったが、真吾くんと賢貴くんのコンビはバッテリーの絆を感じさせる。
1年役の碓井くんイジリが徐々にエスカレートしているような^^;応援部の足立くん。昌也と龍輝のガチ関係はもはや伝説だが、おはぎをあ~んする昌也と碓井のイチャぶりもカワイイ。
練成部の三上と汰斗の関係も親密になっていくのか、エンディングのじゃれ合いがどんどんエスカレートw。その後の汰斗の連続トンボ返りは、安倍から完全に汰斗に戻っていたけどw。
柳浩太郎は独特の芝居で笑いを取ったり、緊張感を和らげるほどよいクッションの存在。さすがに初演に見られた甘えなどが消え、可能性をいつも探っているように思えた。
ゲストの山崎育三郎は、歌も上手いし台詞も表情も完璧で柔軟で、メンバーともよく馴染んでいる。悪くはないのだが、この世界観に何かしっくりこない^^;。優しく穏やかで、戦争に対しても誰より憂いているように見えるが、どこかリアル感が伴わない。みんなと同じ目線に立っていないという感じ。ワセダというより、学習院のお坊ちゃまタイプかな。王子様というか、当時の皇太子様のような様相にも見えた。
音楽の使われ方がとても上手いし効果的。絶妙のタイミングで流れてきて、観客の心を揺り動かしてくれる。立派なスタッフワークに支えられているからこそ、何倍にも光り輝く舞台に仕上がっているのだと分る。
撮影日を意識してか、みんなの演技にもいっそうの気合が入っていたようだ。
特にラストシーンの瀬戸康史と鈴木裕樹の其々最後の台詞に、何故か涙が流れた(;_;)。台詞に“本物”が詰っているのだろう。言葉の重み、言葉の真実がずっしりと伝わってきた。
東京公演も中盤を過ぎ、メンバーにもそろそろ疲れが見えることだろう。
一幕目にズッキーや三上の声に枯れをちょっと感じたが、二幕目は何とか戻っていたようだ。
大阪公演も控えているし、皆さん最後までラストゲームを無事に走り抜けて欲しい。
映画『ラストゲーム 最後の早慶戦』にあった言葉。
「野球(ベースボール)生きて我が家(ホーム)に還るスポーツ」
戦時中の若者も、猛暑の中で舞台に奮闘する若者も、みな同じ想いなのだと思う。
開演前の影アナと終演後の挨拶は、牧田哲也。慶応の阪下のモデルとなった阪井さんについて触れながら、自分の思いを正直に精一杯に語った。
お見送りは、柳くんと足立くんと池岡くん。池岡くんはどんな役を兼ねていたんだろう?足立くんからのハイタッチはなし。いつものトコロで柳も顔を見せた。
MJさんともロビーでやっとお会いしてお話。ご馳走さまでした。
残るは東京千秋楽。優一くんが出ないと知った時は、1公演でも観劇を減らしたいと思ったが、観たら観たで楽しめたし、何度観ても良い不滅の舞台なんだなと感じ入った。
大阪公演が終了したら、優一くんもブログを再開してくれるだろう。
Tシャツを着て、今日ゲットしたバッジはTAITOくんデザインのヤツ。
初日のパンフには付いていなかったが、鈴木裕樹のページをやっと貰った。
今日の席はやや右手前方。
本日は撮影日だが、休演だった昨日はメンバーの散髪デーだったようだ(笑)。31日に中川真吾くんの刈上げが伸びてきたなと思っていたが、今日はちゃんと初日の頭に戻っていたw。こうしないと劇中の台詞にも影響してくるしねw。
初日にも確認したが、真吾くんが持っていた写真の高峰秀子は本物w。初演の時はどうだったんだろう?
山口賢貴くんが、右投げ左打ちだとやっと気づいた。カッケー! 岡島のモデルとなった岡本さんも右投げ左打ちだったんだろうか?
「女房役ばい」と賢貴を気づかう真吾と、真吾が履いた草履を揃える賢貴の姿が微笑ましい。初演ではあまり感じなかったが、真吾くんと賢貴くんのコンビはバッテリーの絆を感じさせる。
1年役の碓井くんイジリが徐々にエスカレートしているような^^;応援部の足立くん。昌也と龍輝のガチ関係はもはや伝説だが、おはぎをあ~んする昌也と碓井のイチャぶりもカワイイ。
練成部の三上と汰斗の関係も親密になっていくのか、エンディングのじゃれ合いがどんどんエスカレートw。その後の汰斗の連続トンボ返りは、安倍から完全に汰斗に戻っていたけどw。
柳浩太郎は独特の芝居で笑いを取ったり、緊張感を和らげるほどよいクッションの存在。さすがに初演に見られた甘えなどが消え、可能性をいつも探っているように思えた。
ゲストの山崎育三郎は、歌も上手いし台詞も表情も完璧で柔軟で、メンバーともよく馴染んでいる。悪くはないのだが、この世界観に何かしっくりこない^^;。優しく穏やかで、戦争に対しても誰より憂いているように見えるが、どこかリアル感が伴わない。みんなと同じ目線に立っていないという感じ。ワセダというより、学習院のお坊ちゃまタイプかな。王子様というか、当時の皇太子様のような様相にも見えた。
音楽の使われ方がとても上手いし効果的。絶妙のタイミングで流れてきて、観客の心を揺り動かしてくれる。立派なスタッフワークに支えられているからこそ、何倍にも光り輝く舞台に仕上がっているのだと分る。
撮影日を意識してか、みんなの演技にもいっそうの気合が入っていたようだ。
特にラストシーンの瀬戸康史と鈴木裕樹の其々最後の台詞に、何故か涙が流れた(;_;)。台詞に“本物”が詰っているのだろう。言葉の重み、言葉の真実がずっしりと伝わってきた。
東京公演も中盤を過ぎ、メンバーにもそろそろ疲れが見えることだろう。
一幕目にズッキーや三上の声に枯れをちょっと感じたが、二幕目は何とか戻っていたようだ。
大阪公演も控えているし、皆さん最後までラストゲームを無事に走り抜けて欲しい。
映画『ラストゲーム 最後の早慶戦』にあった言葉。
「野球(ベースボール)生きて我が家(ホーム)に還るスポーツ」
戦時中の若者も、猛暑の中で舞台に奮闘する若者も、みな同じ想いなのだと思う。
開演前の影アナと終演後の挨拶は、牧田哲也。慶応の阪下のモデルとなった阪井さんについて触れながら、自分の思いを正直に精一杯に語った。
お見送りは、柳くんと足立くんと池岡くん。池岡くんはどんな役を兼ねていたんだろう?足立くんからのハイタッチはなし。いつものトコロで柳も顔を見せた。
MJさんともロビーでやっとお会いしてお話。ご馳走さまでした。
残るは東京千秋楽。優一くんが出ないと知った時は、1公演でも観劇を減らしたいと思ったが、観たら観たで楽しめたし、何度観ても良い不滅の舞台なんだなと感じ入った。
大阪公演が終了したら、優一くんもブログを再開してくれるだろう。
映画『東京島』を観てきた。
無人島に流れ着いた、草食系男子22人(日本人若者16人+中国人6人)&肉食系女子1人。彼らの生き様を壮絶に可笑しく描く。
ただひとりの女性が、40を過ぎた元専業主婦という設定が面白い。
都会ではおそらく地味でマジメな生活を送ってきた普通の女が、無人島ではいやおうがなく“女”を意識させられ、“男”のように興味本位で活発に動き回り、“女王”のようにも優遇される存在となったのだ。
極限状態の中で、今まで気づかなかった自分の新たな才能と新たな魅力に、中年女が目覚めていくポジティブな話なのだ。
彼女の一番の欲望は、性欲でも物欲でも知識欲でもなく、食欲というところが痛快。何ヶ月ぶりかの豚肉をがっついたり、食べ物に釣られて中国人側についたり。島とはいえ、色々な食べ物が出てくるから愉快。
島では労せずとも男たちが食べ物を与えてくれるので、彼女だけがぶくぶくと太っていくw。留まるところがダイエットw。
主役の清子さんに共鳴したり頷いたりしながら、何度も笑ってしまった(^o^)。
おとぎ話のようなファンタジーのような状況と設定だが、私から見ると女が妙にリアルで生々しい。でもその生々しさは不快じゃない。
木村多江の体当たりの演技が頼もしく、溌剌としていてとっても魅力的だ。化粧っ気のない顔もチャーミング。
22人も男たちがいるのだ。ちゃんと名前の紹介なり、一人一人フューチャーされる場面なりあるかと思ったが、そうでもなかった^^;。これだけ若い男が溢れているから、男×男の関係もできるかと思ったが、1.5組ほどだったか^^;。
抽選で夫を決めるやり方は、情の深い男を得たので、結果的に正解だったかな。3人目の男・福士誠治は、様々な名前を持ち色んな顔を見せるが、泣きべそが可愛かった。
まるで亀仙人の兄ちゃんみたいなwワタナベは、清子にいちいち真実を突き刺す憎まれっ子だが、陽気な窪塚洋介だからまだ許せたかな。
『ゲゲゲの女房』で怪演を見せた柄本佑は最後がスゴかった。木村了は受けから攻めへ転身。染谷将太が不気味w。片倉小十郎な吉田友一は眼鏡でやっぱり寡黙。
マツさんこと松川貴弘は、いい役どころで画面でも目立っていて、ラストのショットで笑わせてくれた。映画の役名は絶対忘れられないw。昨年末のひらりさんの舞台は、この撮影で出れなかったのね。
権力闘争の縮図とか、日本と中国の違いとか、文明社会の皮肉とか、あれこれ賢しく煩く捉えがちだが、この映画ではそんなことはどうでもいい。
真に強かった勝利者は、男でも女でもなく、若さでもない。ましてや島から出た者とも限らなかった。
はるかなる“海”に魂を宿す者。命をつむぐ者だったのだ。その瞬間、無人島は無人島で無くなるのだ。
どちらかというと女性向けの映画かもしれない。男性よりも中年女性にこそ観て頂きたい傑作だろう。
猛暑でヘトヘトになっていても、きっと元気が出てくるハズw。
観終わった後、書店で原作本を手にとって、パラパラ読みしてしまった。
原作と映画では、年齢や人数その他で設定が随分違うが、クールな生々しさは変わらない。
この調子で10月公開の『大奥』を観たらまた面白そう。あれも中年女が将軍だったら様子が違ってきたハズだw。
無人島に流れ着いた、草食系男子22人(日本人若者16人+中国人6人)&肉食系女子1人。彼らの生き様を壮絶に可笑しく描く。
ただひとりの女性が、40を過ぎた元専業主婦という設定が面白い。
都会ではおそらく地味でマジメな生活を送ってきた普通の女が、無人島ではいやおうがなく“女”を意識させられ、“男”のように興味本位で活発に動き回り、“女王”のようにも優遇される存在となったのだ。
極限状態の中で、今まで気づかなかった自分の新たな才能と新たな魅力に、中年女が目覚めていくポジティブな話なのだ。
彼女の一番の欲望は、性欲でも物欲でも知識欲でもなく、食欲というところが痛快。何ヶ月ぶりかの豚肉をがっついたり、食べ物に釣られて中国人側についたり。島とはいえ、色々な食べ物が出てくるから愉快。
島では労せずとも男たちが食べ物を与えてくれるので、彼女だけがぶくぶくと太っていくw。留まるところがダイエットw。
主役の清子さんに共鳴したり頷いたりしながら、何度も笑ってしまった(^o^)。
おとぎ話のようなファンタジーのような状況と設定だが、私から見ると女が妙にリアルで生々しい。でもその生々しさは不快じゃない。
木村多江の体当たりの演技が頼もしく、溌剌としていてとっても魅力的だ。化粧っ気のない顔もチャーミング。
22人も男たちがいるのだ。ちゃんと名前の紹介なり、一人一人フューチャーされる場面なりあるかと思ったが、そうでもなかった^^;。これだけ若い男が溢れているから、男×男の関係もできるかと思ったが、1.5組ほどだったか^^;。
抽選で夫を決めるやり方は、情の深い男を得たので、結果的に正解だったかな。3人目の男・福士誠治は、様々な名前を持ち色んな顔を見せるが、泣きべそが可愛かった。
まるで亀仙人の兄ちゃんみたいなwワタナベは、清子にいちいち真実を突き刺す憎まれっ子だが、陽気な窪塚洋介だからまだ許せたかな。
『ゲゲゲの女房』で怪演を見せた柄本佑は最後がスゴかった。木村了は受けから攻めへ転身。染谷将太が不気味w。片倉小十郎な吉田友一は眼鏡でやっぱり寡黙。
マツさんこと松川貴弘は、いい役どころで画面でも目立っていて、ラストのショットで笑わせてくれた。映画の役名は絶対忘れられないw。昨年末のひらりさんの舞台は、この撮影で出れなかったのね。
権力闘争の縮図とか、日本と中国の違いとか、文明社会の皮肉とか、あれこれ賢しく煩く捉えがちだが、この映画ではそんなことはどうでもいい。
真に強かった勝利者は、男でも女でもなく、若さでもない。ましてや島から出た者とも限らなかった。
はるかなる“海”に魂を宿す者。命をつむぐ者だったのだ。その瞬間、無人島は無人島で無くなるのだ。
どちらかというと女性向けの映画かもしれない。男性よりも中年女性にこそ観て頂きたい傑作だろう。
猛暑でヘトヘトになっていても、きっと元気が出てくるハズw。
観終わった後、書店で原作本を手にとって、パラパラ読みしてしまった。
原作と映画では、年齢や人数その他で設定が随分違うが、クールな生々しさは変わらない。
この調子で10月公開の『大奥』を観たらまた面白そう。あれも中年女が将軍だったら様子が違ってきたハズだw。
D-BOYS STAGE ラストゲーム 弐回目
2010年8月31日 舞台演劇D-BOYS STAGE 2010 trial-2『ラストゲーム』弐回目を観てきた。
2年前の公演時も含め、今回は今までの『ラストゲーム』の中で一番前方の観易い座席。
自ずとテンションも上がってくる。
初日にはなかった、初演キャストによる「解説トーク」があると知ってはいたが、入場したら既に今日の担当の和田正人が舞台上に立って喋っていたので、慌てて席に着いた^^;。しかもトークが白熱し、お仕舞いのベルが3度鳴ってもまだ喋り続けるw。
初演では練成部の平岡を演じたまーくん。だが初日を迎えても役がつかめず、公演6日目にやっと初日を迎えたなと言われたそうだ。平岡という役は、観客や皆さんが育てて下さるのです。そう感じたまーくんは、今回平岡役の三上くんにそのことを伝えたという。奇しくも、本日がその6日目。三上くんの平岡をいっそう注目したくなった。
舞台が間近で拝めるというのは、どっしりとした臨場感と手応え感があり、色々な発見もあってホントに贅沢なことだ。
オープニングで、学ランの若武者たちが揃って両手を動かすシーンを目の当りにしただけで、涙が込み上げてきそうだった。程良いところで止める、力の入ったしなやかさ。おそらくこの手の動きだけで相当な稽古を重ねたのだろう。あらためてこの演劇は、メインだけでなく、多勢の男の子たちで支えられているのだなと感じ入った。
間近で観ると、役者ひとりひとりの表情や動きだけでなく、いかに真剣に取り組んで、自分の役にしているかも分ってくる。
繊細で安定した演技を見せ、みんなを引っ張っていこうと懸命な瀬戸康史。彼からはひたひたと緊張感が伝わってくる。責任感の強い彼は、おそらく自分自身の何かと闘っているのだろう。己の限界にも挑んでいるのではないだろうか。練成部との準備運動で、『タンブリング』仕込みの綺麗な宙返りを披露したり、武装競技では軽やかな走りを見せたが、この時の瀬戸くんの晴れやかな顔をこの先もっと観たいものだ。
笠井役は二度目となった鈴木裕樹は、初演で目立ったがむしゃらな刺々しさがなくなり、精錬された包容力が出てきた。若手をのびのびと動かし魅力を引き出し、一歩下がった位置で見守りながら、いざという時は皆を引っ張り盛り立てる、まさにキャプテンの器と貫禄。この2年間で演技の幅を広げてきたズッキーの実力をまたひとつ見せられた思いだ。周りにいる若手も、ズッキーと一緒の環境でやり易さを感じていると思う。
本人の気持ちが反映されるのか、山口賢貴と碓井将大の笑顔がこの舞台の癒しになって、観るほうも楽しい気分にさせる。賢貴くんはたぶん一番ピッタリな野球フェイスでw、ドキドキさせるほどハマっている。碓井くんはムードメーカーながら、動きや台詞にムダがなくなかなか賢い。トンボ返りも決まってた。
中川真吾のキャッチャーポーズを間近に観たが、実に格好良く決まっていた。コミカルな役どころだが、シーンによって大きく逞しく見えたりする。芝居の上手さをあらためて実感。歌も上手いのでもっと聞かせて欲しかった。
三上真史の平岡は、初日から進化して骨太な男に見えてきた。典型的な大和魂をもった男だが、台詞に嫌味が感じられないのは、本人の人柄が出ているんだろうか。誠実な演技から、あらためて平岡の葛藤や寂しさ、戦争への怒りも感じられた。
中村昌也がパンフに書いていたが、確かにこの舞台を今D-BOYSでやるには早すぎるような気もしている。ステージに並んだみんなの顔が、まだまだ幼いこと! とても当時の大学生には見えないもの。男の顔は、その人の人生を反映させるっていうしね。
本当は彼らにもっと様々な経験を積んでからこの舞台に取り組んで欲しいが、あえて今彼らにやらせることに、作り手の違う意図があるのかもしれない。もっと試練を乗り越え、壁をぶち破り、己に厳しくあれ!そんな叱咤激励が聞こえてきそうだ。
相本の言葉に出た「飛田穂洲先生」は、映画『ラストゲーム』では重要な存在として登場するが、飛田先生のことをもう少し台詞で引き出して欲しかった。
それにしても、学ランとかユニフォームとか背広とか、ステージで観ているだけでも役者が暑そうに見える。もしまた『ラストゲーム』の再演があるのなら、今度は盛夏のシーズンではなく、秋頃にやっていただきたいものだ。“最後の早慶戦”があったのも10月だったしね。
みんなの熱気が眩しくて、カテコで唄われた「想い」とダンスに今日は手拍子を送った。
今回は柳浩太郎が、開演前の影アナDJと、終演後の挨拶を担当。挨拶は「聞いてないよ」「実はちょっと聞いてました」と柳独特のユーモアを交えつつ、戦時中のことを舞台を通してちょっとでも感じて欲しいとマジメに語った。
今回のお見送りキャスト3人は、客席前列での挨拶からスタート。そのまま階段を昇ってきて、牧田くんや上鶴くんと思いがけずハイタッチ。碓井くんはあっち側。バルコニーの三人にみんなから歓声。
3回目観劇は2日後。夏の観劇は暑い昼より夜がよさそうだ。
2年前の公演時も含め、今回は今までの『ラストゲーム』の中で一番前方の観易い座席。
自ずとテンションも上がってくる。
初日にはなかった、初演キャストによる「解説トーク」があると知ってはいたが、入場したら既に今日の担当の和田正人が舞台上に立って喋っていたので、慌てて席に着いた^^;。しかもトークが白熱し、お仕舞いのベルが3度鳴ってもまだ喋り続けるw。
初演では練成部の平岡を演じたまーくん。だが初日を迎えても役がつかめず、公演6日目にやっと初日を迎えたなと言われたそうだ。平岡という役は、観客や皆さんが育てて下さるのです。そう感じたまーくんは、今回平岡役の三上くんにそのことを伝えたという。奇しくも、本日がその6日目。三上くんの平岡をいっそう注目したくなった。
舞台が間近で拝めるというのは、どっしりとした臨場感と手応え感があり、色々な発見もあってホントに贅沢なことだ。
オープニングで、学ランの若武者たちが揃って両手を動かすシーンを目の当りにしただけで、涙が込み上げてきそうだった。程良いところで止める、力の入ったしなやかさ。おそらくこの手の動きだけで相当な稽古を重ねたのだろう。あらためてこの演劇は、メインだけでなく、多勢の男の子たちで支えられているのだなと感じ入った。
間近で観ると、役者ひとりひとりの表情や動きだけでなく、いかに真剣に取り組んで、自分の役にしているかも分ってくる。
繊細で安定した演技を見せ、みんなを引っ張っていこうと懸命な瀬戸康史。彼からはひたひたと緊張感が伝わってくる。責任感の強い彼は、おそらく自分自身の何かと闘っているのだろう。己の限界にも挑んでいるのではないだろうか。練成部との準備運動で、『タンブリング』仕込みの綺麗な宙返りを披露したり、武装競技では軽やかな走りを見せたが、この時の瀬戸くんの晴れやかな顔をこの先もっと観たいものだ。
笠井役は二度目となった鈴木裕樹は、初演で目立ったがむしゃらな刺々しさがなくなり、精錬された包容力が出てきた。若手をのびのびと動かし魅力を引き出し、一歩下がった位置で見守りながら、いざという時は皆を引っ張り盛り立てる、まさにキャプテンの器と貫禄。この2年間で演技の幅を広げてきたズッキーの実力をまたひとつ見せられた思いだ。周りにいる若手も、ズッキーと一緒の環境でやり易さを感じていると思う。
本人の気持ちが反映されるのか、山口賢貴と碓井将大の笑顔がこの舞台の癒しになって、観るほうも楽しい気分にさせる。賢貴くんはたぶん一番ピッタリな野球フェイスでw、ドキドキさせるほどハマっている。碓井くんはムードメーカーながら、動きや台詞にムダがなくなかなか賢い。トンボ返りも決まってた。
中川真吾のキャッチャーポーズを間近に観たが、実に格好良く決まっていた。コミカルな役どころだが、シーンによって大きく逞しく見えたりする。芝居の上手さをあらためて実感。歌も上手いのでもっと聞かせて欲しかった。
三上真史の平岡は、初日から進化して骨太な男に見えてきた。典型的な大和魂をもった男だが、台詞に嫌味が感じられないのは、本人の人柄が出ているんだろうか。誠実な演技から、あらためて平岡の葛藤や寂しさ、戦争への怒りも感じられた。
中村昌也がパンフに書いていたが、確かにこの舞台を今D-BOYSでやるには早すぎるような気もしている。ステージに並んだみんなの顔が、まだまだ幼いこと! とても当時の大学生には見えないもの。男の顔は、その人の人生を反映させるっていうしね。
本当は彼らにもっと様々な経験を積んでからこの舞台に取り組んで欲しいが、あえて今彼らにやらせることに、作り手の違う意図があるのかもしれない。もっと試練を乗り越え、壁をぶち破り、己に厳しくあれ!そんな叱咤激励が聞こえてきそうだ。
相本の言葉に出た「飛田穂洲先生」は、映画『ラストゲーム』では重要な存在として登場するが、飛田先生のことをもう少し台詞で引き出して欲しかった。
それにしても、学ランとかユニフォームとか背広とか、ステージで観ているだけでも役者が暑そうに見える。もしまた『ラストゲーム』の再演があるのなら、今度は盛夏のシーズンではなく、秋頃にやっていただきたいものだ。“最後の早慶戦”があったのも10月だったしね。
みんなの熱気が眩しくて、カテコで唄われた「想い」とダンスに今日は手拍子を送った。
今回は柳浩太郎が、開演前の影アナDJと、終演後の挨拶を担当。挨拶は「聞いてないよ」「実はちょっと聞いてました」と柳独特のユーモアを交えつつ、戦時中のことを舞台を通してちょっとでも感じて欲しいとマジメに語った。
今回のお見送りキャスト3人は、客席前列での挨拶からスタート。そのまま階段を昇ってきて、牧田くんや上鶴くんと思いがけずハイタッチ。碓井くんはあっち側。バルコニーの三人にみんなから歓声。
3回目観劇は2日後。夏の観劇は暑い昼より夜がよさそうだ。
アミューズ BLACK&WHITE
2010年8月30日 舞台演劇アミューズ若手俳優の舞台『BLACK&WHITE ~悪魔のテンシ 天使のアクマ~』を観てきた。
アミュモバで取ったチケットだが、一般販売のほうが観易い席だと思う!?^^;
チケット代がもう少し安かったらリピートできたのに。
悪魔なのに天使のような男シロと、天使なのに悪魔のような男クロが、ひょんなことで出会い惹かれ合い、行動を共にする話。
“トモダチ”を求めるシロは、クロとトモダチになりたいとがんばる。
“ブルーガーネット”を求めるクロは、自分も白くなりたいとねがう。
純粋でひたむきな二人だが、時に身勝手で、時に残酷なこともしでかしてしまう。
「トモダチ体操」の歌と振りが面白かったが、「トモダチ」と聞くと『20世紀少年』が浮かんできちゃうw。
シロのシッポは見えたが、クロのウイングが見えなかった。衣装で隠されていたんだろうか。
ブルーガーネットのキラキラが綺麗。7個あればドラゴンボールにも重なったのにw。
オカマとか磁石とか逆さとか、色んな世界をめぐる旅は刺激的だが、ちょっぴり退屈にもさせる。
メイン以外の若手が様々な役に扮して奮闘するが、遠目だと誰が誰だかよく分らない^^;。
笑いやダンスやパフォーマンスがいっぱい。みんな普通にバック転とかするのもスゴイ。
シーンによって芝居に拙さが残り、ちょっぴり学生演劇な雰囲気もあるが、みんなのガチな熱っぽさが感じられる。
桜田通は、純粋で天然な悪魔の役だがまっすぐな演技が愛くるしい。演技に熱が入ると頬が紅潮してくるのが可愛いことw。ちょっぴりブラックな面も覗かせたので、今後も楽しみだ。そういやNEW電王コンビの小野大輔も悪魔をやってるし、やっと悪魔繋がりができたんだね!w
植原卓也は、舞台『黒執事』では悪魔だったが、こっちではなりそこねの天使役。ドスを効かせた低音の声がよく合っていて、芝居やダンスもとっても上手い。もっともっとビッグになる可能性を見せてくれた。
二人に絡む柳澤貴彦は、『エリザベート』でいうルキーニの役どころで、ねちっこい芝居が上手いこと。台詞にも濃くがある。
水田航生の天使リーダー、戸谷公人の悪魔リーダーがハマっている。平間壮一は兼ね役で目立っていたのかな。
先日の『THE GAME』FILMでも気になってた今井隆文がコミカルな存在感。
『あらしのよるに』のガブとメイを思わせるエピソードもあり、植原くんと通くんがオオカミとヤギにも見えてきたりw。
「シロクロつけるぜ」の『ゼブラーマン』だって白黒つけられなかったのだ。哀しみや怒りや絶望の果てのグレーが余韻を残した。
まるで童話のような単純明快なストーリーであったが、なかなか深い作品だった。
アミュモバで取ったチケットだが、一般販売のほうが観易い席だと思う!?^^;
チケット代がもう少し安かったらリピートできたのに。
悪魔なのに天使のような男シロと、天使なのに悪魔のような男クロが、ひょんなことで出会い惹かれ合い、行動を共にする話。
“トモダチ”を求めるシロは、クロとトモダチになりたいとがんばる。
“ブルーガーネット”を求めるクロは、自分も白くなりたいとねがう。
純粋でひたむきな二人だが、時に身勝手で、時に残酷なこともしでかしてしまう。
「トモダチ体操」の歌と振りが面白かったが、「トモダチ」と聞くと『20世紀少年』が浮かんできちゃうw。
シロのシッポは見えたが、クロのウイングが見えなかった。衣装で隠されていたんだろうか。
ブルーガーネットのキラキラが綺麗。7個あればドラゴンボールにも重なったのにw。
オカマとか磁石とか逆さとか、色んな世界をめぐる旅は刺激的だが、ちょっぴり退屈にもさせる。
メイン以外の若手が様々な役に扮して奮闘するが、遠目だと誰が誰だかよく分らない^^;。
笑いやダンスやパフォーマンスがいっぱい。みんな普通にバック転とかするのもスゴイ。
シーンによって芝居に拙さが残り、ちょっぴり学生演劇な雰囲気もあるが、みんなのガチな熱っぽさが感じられる。
桜田通は、純粋で天然な悪魔の役だがまっすぐな演技が愛くるしい。演技に熱が入ると頬が紅潮してくるのが可愛いことw。ちょっぴりブラックな面も覗かせたので、今後も楽しみだ。そういやNEW電王コンビの小野大輔も悪魔をやってるし、やっと悪魔繋がりができたんだね!w
植原卓也は、舞台『黒執事』では悪魔だったが、こっちではなりそこねの天使役。ドスを効かせた低音の声がよく合っていて、芝居やダンスもとっても上手い。もっともっとビッグになる可能性を見せてくれた。
二人に絡む柳澤貴彦は、『エリザベート』でいうルキーニの役どころで、ねちっこい芝居が上手いこと。台詞にも濃くがある。
水田航生の天使リーダー、戸谷公人の悪魔リーダーがハマっている。平間壮一は兼ね役で目立っていたのかな。
先日の『THE GAME』FILMでも気になってた今井隆文がコミカルな存在感。
『あらしのよるに』のガブとメイを思わせるエピソードもあり、植原くんと通くんがオオカミとヤギにも見えてきたりw。
「シロクロつけるぜ」の『ゼブラーマン』だって白黒つけられなかったのだ。哀しみや怒りや絶望の果てのグレーが余韻を残した。
まるで童話のような単純明快なストーリーであったが、なかなか深い作品だった。
キャラホビ2010 二日目
2010年8月29日 イベント『キャラホビ2010 C3×HOBBY』へ行ってきた。
何年ぶりかの参加。今回は買い物が目的なので、早めに済ませて帰る予定だ。
徹夜組も含め、早朝から凄い列の並びで驚くばかり^^;。ホール外の炎天下に並ばされたのは初めての経験だが、横にベンチがあるし、日傘は使えるので助かった。開場後から、会場まで辿り着くまでが一番大変でシンドかったが(~_~;)。
ステージイベントはお目当てもいないので、買い物や貰う物に専念。 写真も色々撮った。
目的のものはあらかた買えたが、初日とセット売りだったウェファーチョコはさすがに完売していて残念^^;。こういうのは二日に分けて同数ずつ販売して頂きたい。
クリアファイルやポスカや団扇、マグカップなどはしっかり貰ってきた。
JAEくじなるものがあったが、一人で10回位やってた人でも出るのは白玉ばかり。白玉賞品のポスターもはじめから丸めてあればいいのに、広げたままで渡すだけ。この混雑の中、持ち運びする人の手間や気持ちは全然考えてないらしい^^;。かなり賞品が余ってたので、9月のイベントでまたやるんじゃないか?
自衛隊×アメリカ軍のブースがあり、装甲車の試乗も出来たが、アメリカ軍がこんなに日本の地に居座ってるとあらためて知った。海自の方とあれこれお話。この不況時、自衛隊入隊は人気のようで、倍率も前より上がっていた。
キッズファミリーコーナーで、『仮面ライダーW』キャラクターショー。翔太郎とフィリップがアニメ声になってるw。下級ドーパントたちが面白い。マイク持ってる人は年代が私達と同じw。お子さんの中にガンダムがいるし、ガンダムとドーパントとの闘いなんて初めてだw。
仮面ライダーW(ヒートメタル)と仮面ライダーアクセルとも握手。終った後ちゃんとポーズを取ってくれて撮影もできた。
昼食を軽く済ませ、喉が渇いたので、試飲ペプシを貰って飲んでひと息。そそくさと会場を後にした。
ホール前の特設テントには『ガンダム00』イベントのグッズを並べていたが、14時から販売でここでも炎天下に列を作らせている始末。Dボイベントみたいに、さっさと販売すればいいのに。
熱気と人混みで暑くて汗がたらたら流れたが、まずまずな収穫だったかな。
でもステージイベントや限定グッズの先着制がある限り、徹夜組や割込み組が制するのは変わらないようだ^^;。
 ̄
帰宅後、予録しておいた『仮面ライダーW』最終回を鑑賞。
一年かかっただけあって、良い終わり方だった。
来人も入れた園崎家の肖像シーンに熱いものが込み上げる。翔太郎のはしゃぎっぷりが可愛い。
皆さん、一年間お疲れ様でした。中川真吾くんがもう少し活躍して欲しかった。
9月にはファイナルステージ&キャストトークが開催。みんなの思い出話も盛り上がることだろう。
何年ぶりかの参加。今回は買い物が目的なので、早めに済ませて帰る予定だ。
徹夜組も含め、早朝から凄い列の並びで驚くばかり^^;。ホール外の炎天下に並ばされたのは初めての経験だが、横にベンチがあるし、日傘は使えるので助かった。開場後から、会場まで辿り着くまでが一番大変でシンドかったが(~_~;)。
ステージイベントはお目当てもいないので、買い物や貰う物に専念。 写真も色々撮った。
目的のものはあらかた買えたが、初日とセット売りだったウェファーチョコはさすがに完売していて残念^^;。こういうのは二日に分けて同数ずつ販売して頂きたい。
クリアファイルやポスカや団扇、マグカップなどはしっかり貰ってきた。
JAEくじなるものがあったが、一人で10回位やってた人でも出るのは白玉ばかり。白玉賞品のポスターもはじめから丸めてあればいいのに、広げたままで渡すだけ。この混雑の中、持ち運びする人の手間や気持ちは全然考えてないらしい^^;。かなり賞品が余ってたので、9月のイベントでまたやるんじゃないか?
自衛隊×アメリカ軍のブースがあり、装甲車の試乗も出来たが、アメリカ軍がこんなに日本の地に居座ってるとあらためて知った。海自の方とあれこれお話。この不況時、自衛隊入隊は人気のようで、倍率も前より上がっていた。
キッズファミリーコーナーで、『仮面ライダーW』キャラクターショー。翔太郎とフィリップがアニメ声になってるw。下級ドーパントたちが面白い。マイク持ってる人は年代が私達と同じw。お子さんの中にガンダムがいるし、ガンダムとドーパントとの闘いなんて初めてだw。
仮面ライダーW(ヒートメタル)と仮面ライダーアクセルとも握手。終った後ちゃんとポーズを取ってくれて撮影もできた。
昼食を軽く済ませ、喉が渇いたので、試飲ペプシを貰って飲んでひと息。そそくさと会場を後にした。
ホール前の特設テントには『ガンダム00』イベントのグッズを並べていたが、14時から販売でここでも炎天下に列を作らせている始末。Dボイベントみたいに、さっさと販売すればいいのに。
熱気と人混みで暑くて汗がたらたら流れたが、まずまずな収穫だったかな。
でもステージイベントや限定グッズの先着制がある限り、徹夜組や割込み組が制するのは変わらないようだ^^;。
 ̄
帰宅後、予録しておいた『仮面ライダーW』最終回を鑑賞。
一年かかっただけあって、良い終わり方だった。
来人も入れた園崎家の肖像シーンに熱いものが込み上げる。翔太郎のはしゃぎっぷりが可愛い。
皆さん、一年間お疲れ様でした。中川真吾くんがもう少し活躍して欲しかった。
9月にはファイナルステージ&キャストトークが開催。みんなの思い出話も盛り上がることだろう。
KENN’n Bar けんぬBar
2010年8月28日 イベント夜から、KENN トーク&アコースティックライヴ『KENN’n Bar』(けんぬBar)第2回公演へ行ってきた。
チケットのためにわざわざ吉祥寺へ足を運んだヤツ。でも関西や遠方から買いにきた人もいて驚いた。
KENNの人気を反映してチケットは即完売。ライブ会場もぎゅうぎゅう詰めで、かろうじてステージ正面を観れる席をキープできた。
今日のKENNは、片方を編みこんだ凝ったヘアメイク。お洒落だし器用だなぁ。
右手にはMark Ishikawa(Guitar)左手には野上朝生(Piano)。昼から呼び名は「マーチン」「ノガチン」となり、会場のコールに二人とも嬉しそう。マーチンはビタミンとも関わりがある方だという。
『ビタミンZ』の歌1曲と、マキシシングルから4曲?、カバーが1曲? 曲数は多くないが、1曲唄う度にトークがあって、歌への思いを振り返ったり最近の出来事を語ったり。1曲1曲大切にしていることが分る。
特にアンコールは、KENNの原点ともなるNaB’sの曲で、当時16歳だったメンバーが作った歌だが28歳になっても感じ入ることが多いという。奇しくも、本日8/28はNaB’sが初めてライブをやった日だったそうで、もっと早くから知っていたかったと思う。
トークの時のKENNは、とにかく面白くて、たまに噛んだりビシっと声を出したり、周りの反応にいちいち「えっ!?」と気にしたり。これがKENNの思いやりと優しさなんだろう。
客席から「カワイイ!」「カッコイイ!」の声があがるが、本人は先日のイベントで「天然」と言われたことが気になっていて、自ら“天然”たる愉快なエピソードを語ってくれた。ついには自分は“天然”だと開き直ったりw。
先日の大阪アニソンフェスティバルの話題。会場で行った人は30人くらい? 色々な先輩と出会えたが、バンド繋がりで緒方恵美さんとお話できたのが感慨深かったという。オーラというかスゴカッタと。でも緒方さんとKENNは『遊戯王』繋がりなのだと、後から分ったというw。
『テニミュ』についても言及。80公演続けて千秋楽では、リョーマ役は龍輝だが、雄弥の顔が浮かんできたという。まだ雄弥はご活躍中なんですけどねwと注釈もつけたが(笑)。でも龍輝と雄弥がカブるというのは何となく分る。
キラキラした笑顔と弾けるトークで、キュートで爽やかなKENNだが、唄うと一転して、真剣な眼差しと情熱的な表情になり、歌の世界に没頭するのが素敵だ。トークでは男の子だが、歌うと大人の男になる。このギャップがたまらない魅力の一つだろう。
ずっと座りながら唄っていたが、座ったままでよくあんな声量が出て歌い上げられるものだと感心。
雑誌コラムで既に告知してしまったそうだが^^;、9月にアンコールライブ開催決定! 今度のチケットはネット販売だが、1回公演でスタンディングなのがキツイ^^;。
1月には、2ndシングル発売決定。
KENNを今度拝めるのは『リボコン4』になりそうだ。
ライヴは約1時間30分。終バスはとっくになく、電車で帰宅。やはり吉祥寺は便がワルイ^^;。
チケットのためにわざわざ吉祥寺へ足を運んだヤツ。でも関西や遠方から買いにきた人もいて驚いた。
KENNの人気を反映してチケットは即完売。ライブ会場もぎゅうぎゅう詰めで、かろうじてステージ正面を観れる席をキープできた。
今日のKENNは、片方を編みこんだ凝ったヘアメイク。お洒落だし器用だなぁ。
右手にはMark Ishikawa(Guitar)左手には野上朝生(Piano)。昼から呼び名は「マーチン」「ノガチン」となり、会場のコールに二人とも嬉しそう。マーチンはビタミンとも関わりがある方だという。
『ビタミンZ』の歌1曲と、マキシシングルから4曲?、カバーが1曲? 曲数は多くないが、1曲唄う度にトークがあって、歌への思いを振り返ったり最近の出来事を語ったり。1曲1曲大切にしていることが分る。
特にアンコールは、KENNの原点ともなるNaB’sの曲で、当時16歳だったメンバーが作った歌だが28歳になっても感じ入ることが多いという。奇しくも、本日8/28はNaB’sが初めてライブをやった日だったそうで、もっと早くから知っていたかったと思う。
トークの時のKENNは、とにかく面白くて、たまに噛んだりビシっと声を出したり、周りの反応にいちいち「えっ!?」と気にしたり。これがKENNの思いやりと優しさなんだろう。
客席から「カワイイ!」「カッコイイ!」の声があがるが、本人は先日のイベントで「天然」と言われたことが気になっていて、自ら“天然”たる愉快なエピソードを語ってくれた。ついには自分は“天然”だと開き直ったりw。
先日の大阪アニソンフェスティバルの話題。会場で行った人は30人くらい? 色々な先輩と出会えたが、バンド繋がりで緒方恵美さんとお話できたのが感慨深かったという。オーラというかスゴカッタと。でも緒方さんとKENNは『遊戯王』繋がりなのだと、後から分ったというw。
『テニミュ』についても言及。80公演続けて千秋楽では、リョーマ役は龍輝だが、雄弥の顔が浮かんできたという。まだ雄弥はご活躍中なんですけどねwと注釈もつけたが(笑)。でも龍輝と雄弥がカブるというのは何となく分る。
キラキラした笑顔と弾けるトークで、キュートで爽やかなKENNだが、唄うと一転して、真剣な眼差しと情熱的な表情になり、歌の世界に没頭するのが素敵だ。トークでは男の子だが、歌うと大人の男になる。このギャップがたまらない魅力の一つだろう。
ずっと座りながら唄っていたが、座ったままでよくあんな声量が出て歌い上げられるものだと感心。
雑誌コラムで既に告知してしまったそうだが^^;、9月にアンコールライブ開催決定! 今度のチケットはネット販売だが、1回公演でスタンディングなのがキツイ^^;。
1月には、2ndシングル発売決定。
KENNを今度拝めるのは『リボコン4』になりそうだ。
ライヴは約1時間30分。終バスはとっくになく、電車で帰宅。やはり吉祥寺は便がワルイ^^;。
ミュージカル エリザベート
2010年8月28日 舞台演劇ミュージカル『エリザベート』を観てきた。
e+貸切公演でチケットも安めに購入。
エリザベートこと「シシィ」については以前から小説や文献で読み聞きしており、ハプスブルグ展にも行ったことがある。
ハプスブルク帝国最後の皇后で、絶世の美女と称えられたエリザベートの悲劇の運命を、黄泉の帝王トートの“愛”と“死”に絡めて描いた壮大なドラマ。
自由で伸び伸びと愛くるしい少女シシィを、愛してしまった黄泉の帝王・トート。彼の“愛”は“死”を意味し、エリザベートの生涯にわたって続く。エリザベートと結婚する皇帝フランツ・ヨーゼフとは、いわば奇妙な三角関係ともなっていく。
トートの意思を実現化し、エリザベートの望みを具現化したのがルキーニという男。彼はエリザベートの人生を再現してみせる語り部であり、道化でもあった。
トート役で城田優が頑張っていた。声量や伸びのある歌声が魅力的だ。思ったより出番があり、また出てきた!という印象があるw。当初の妖艶で不気味なイメージから、だんだんと人間味が感じられるが、エリザベートや人間社会に関わり過ぎたからという設定なのか。トート役はトリプルキャストだが、城田くんのように若いトートは活気が出てきそうだ。
トートと青年皇太子ルドルフの絡みや歌に、「立ち上がれよ!」という歌詞が唄われていたせいか、何となく『テニミュ』がよぎったりw。ルドルフ役の田代万里生が可愛い顔立ちなので、どうも“受け”っぽく見えるw。 トートダンサー8人が半裸になってルドルフを囲むので、ちょっぴりBLっぽい匂いもプンプン。でも女性との心中事件を起したルドルフの姿も見たかった。ルドルフ役もトリプルキャストだが、伊礼彼方も久しぶりに観たくなった。
瀬名じゅんは、私のイメージするエリザベートとはちょっと違う顔立ちで、愛らしさより気の強さや情熱のほうが勝るようだ。
瀬名さんと城田くんが並ぶと、どうも姉と弟のように見えちゃうw。
フランツ・ヨーゼフの石川禅は、やっぱり私のイメージする皇帝と違って、もう少し背が高いほうがよかった。後年のヨーゼフが、エリザベートの実父に似ていてちょっと混乱しそうになったり^^;。
舞台の要ともなり、キーマンの役でもある高嶋政宏が、舞台に出ずっぱりで、ねちっこくも強烈な存在感。何と10年間一人で『エリザベート』を支えてきたそうだが、台詞使いから小芝居、宣伝にいたるまで色々と楽しませてくれる。
お目当てのひとり、岸祐二は『レ・ミゼ』のようなまた革命家のエルマー役。兼ね役であちこちにも出没。城田くんと絡む場面が嬉しい。
少年ルドルフで高らかな歌声を披露した小宮明日翔は、映画『仮面ライダーW&ディケイド』に謎の生命体で出ていたのも記憶に新しい。
めまぐるしく変わる衣装やヘアメイクも見どころ。特にエリザベートの白い豪華な衣装や白いネグリジェや白いシュミーズが彼女らしくて好みだ。
楽曲や歌の数々は1回聞いただけでは馴染めないが、『レ・ミゼ』にあったような、民衆や革命家たちがいっせいに「時は来た!」と立ち上がる歌が気に入った。
でもストーリー的には、様々な人物たちが中途半端なままで高揚感がわかなかった。革命家たちも途中から出番がなしか。
肝心のエリザベートも、生き生きと意思が感じられる一幕と比べ、二幕は殆ど放浪の旅に出て存在感が曖昧。冷淡なままでエリザベートの心の闇や孤独が表現されず、彼女を描ききれていないように思った。
ミュージカル『モーツァルト!』でもそうだったが、思い入れのある人物だからこそ、消化不良気味の舞台にはちょっとガッカリした。
トリプル・カテコは、瀬奈さんと城田くんだけが登場。e+ともども公演チケットの宣伝につとめるw。
10月までのロングランで様々なキャストの組み合わせも楽しめるが、千秋楽まで一丸となって頑張って頂きたい。
城田くんのFCチラシが忽ち無くなっていたが、この舞台で城田くんの人気も拍車をかけたようだ。
26日には荒木宏文が観劇に来てくれたと、自分のブログで喜んでいた城田くん。D-BOYSたちも経験を積んで、いつかこういう大きな舞台に立って欲しい。
e+貸切公演でチケットも安めに購入。
エリザベートこと「シシィ」については以前から小説や文献で読み聞きしており、ハプスブルグ展にも行ったことがある。
ハプスブルク帝国最後の皇后で、絶世の美女と称えられたエリザベートの悲劇の運命を、黄泉の帝王トートの“愛”と“死”に絡めて描いた壮大なドラマ。
自由で伸び伸びと愛くるしい少女シシィを、愛してしまった黄泉の帝王・トート。彼の“愛”は“死”を意味し、エリザベートの生涯にわたって続く。エリザベートと結婚する皇帝フランツ・ヨーゼフとは、いわば奇妙な三角関係ともなっていく。
トートの意思を実現化し、エリザベートの望みを具現化したのがルキーニという男。彼はエリザベートの人生を再現してみせる語り部であり、道化でもあった。
トート役で城田優が頑張っていた。声量や伸びのある歌声が魅力的だ。思ったより出番があり、また出てきた!という印象があるw。当初の妖艶で不気味なイメージから、だんだんと人間味が感じられるが、エリザベートや人間社会に関わり過ぎたからという設定なのか。トート役はトリプルキャストだが、城田くんのように若いトートは活気が出てきそうだ。
トートと青年皇太子ルドルフの絡みや歌に、「立ち上がれよ!」という歌詞が唄われていたせいか、何となく『テニミュ』がよぎったりw。ルドルフ役の田代万里生が可愛い顔立ちなので、どうも“受け”っぽく見えるw。 トートダンサー8人が半裸になってルドルフを囲むので、ちょっぴりBLっぽい匂いもプンプン。でも女性との心中事件を起したルドルフの姿も見たかった。ルドルフ役もトリプルキャストだが、伊礼彼方も久しぶりに観たくなった。
瀬名じゅんは、私のイメージするエリザベートとはちょっと違う顔立ちで、愛らしさより気の強さや情熱のほうが勝るようだ。
瀬名さんと城田くんが並ぶと、どうも姉と弟のように見えちゃうw。
フランツ・ヨーゼフの石川禅は、やっぱり私のイメージする皇帝と違って、もう少し背が高いほうがよかった。後年のヨーゼフが、エリザベートの実父に似ていてちょっと混乱しそうになったり^^;。
舞台の要ともなり、キーマンの役でもある高嶋政宏が、舞台に出ずっぱりで、ねちっこくも強烈な存在感。何と10年間一人で『エリザベート』を支えてきたそうだが、台詞使いから小芝居、宣伝にいたるまで色々と楽しませてくれる。
お目当てのひとり、岸祐二は『レ・ミゼ』のようなまた革命家のエルマー役。兼ね役であちこちにも出没。城田くんと絡む場面が嬉しい。
少年ルドルフで高らかな歌声を披露した小宮明日翔は、映画『仮面ライダーW&ディケイド』に謎の生命体で出ていたのも記憶に新しい。
めまぐるしく変わる衣装やヘアメイクも見どころ。特にエリザベートの白い豪華な衣装や白いネグリジェや白いシュミーズが彼女らしくて好みだ。
楽曲や歌の数々は1回聞いただけでは馴染めないが、『レ・ミゼ』にあったような、民衆や革命家たちがいっせいに「時は来た!」と立ち上がる歌が気に入った。
でもストーリー的には、様々な人物たちが中途半端なままで高揚感がわかなかった。革命家たちも途中から出番がなしか。
肝心のエリザベートも、生き生きと意思が感じられる一幕と比べ、二幕は殆ど放浪の旅に出て存在感が曖昧。冷淡なままでエリザベートの心の闇や孤独が表現されず、彼女を描ききれていないように思った。
ミュージカル『モーツァルト!』でもそうだったが、思い入れのある人物だからこそ、消化不良気味の舞台にはちょっとガッカリした。
トリプル・カテコは、瀬奈さんと城田くんだけが登場。e+ともども公演チケットの宣伝につとめるw。
10月までのロングランで様々なキャストの組み合わせも楽しめるが、千秋楽まで一丸となって頑張って頂きたい。
城田くんのFCチラシが忽ち無くなっていたが、この舞台で城田くんの人気も拍車をかけたようだ。
26日には荒木宏文が観劇に来てくれたと、自分のブログで喜んでいた城田くん。D-BOYSたちも経験を積んで、いつかこういう大きな舞台に立って欲しい。
劇団昴 ザ・サード・ステージ イノセント・ピープル
2010年8月27日 舞台演劇劇団昴 ザ・サード・ステージ第29回公演『イノセント・ピープル』を観てきた。
ヒロシマ・ナガサキに落とされた2発の原爆を作り上げた5人の“英雄”たちの、第二次世界大戦から現在までの65年間の生き様を描く。
作:畑澤聖悟×演出:黒岩亮が3たびタッグを組んだ新作。
“核”をめぐって被害者・加害者の枠を超え、アメリカの戦後がどんなもので、彼らはどう生きたのかをえぐりだす。
第二次大戦後も、朝鮮、ベトナム、イラクと、様々な戦争を繰り返してきたアメリカの人達が登場する。彼らはいまだ戦争に懲りず、平和のために国家のためにと戦争をしかけ、勝者であろうと欲する。そんなアメリカ人の考えや心を、舞台を通して知る作業もこの辺りで必要だろうと思う。
なかなか刺激的な舞台であった。
アジアを見下す発言や、“ジャップ”呼びを繰り返し、原爆被害者を強調する日本に反感を抱くアメリカ人たち。我々は終戦に導くために原爆を作ったのだと信じて疑わない者たち。10万人の日本人が死んだと狂喜乱舞する者たち。
沖縄で作られた不味いラム酒が出てくるが、アメリカ人にとってインディアンを酔わせたように、ラム酒は征服の証であるようだ。
舞台上で交わされる侮蔑や憤慨の言葉は、広島にとっても、沖縄にとっても、日本人にとっても狂おしく腹立たしい思いにさせるが、これがアメリカ人にとっては普通の感覚なのだろう。両者の間には深くて暗い溝があるだけだ。
結局哀しみや苦しみを経験した者でなくては分らない。落とした者は落ととされた者の気持ちを想像することすら知らないものなのだ。はたして立場が逆転したとしたら、日本も原爆投下は当然と思うのだろうか。
「リメンバー・パールハーバー」をすぐ持ち出すアメリカ人だが、日本人までもが「リメンバー・ヒロシマ」と恨みつらみを残していいものだろうか。復讐は復讐を呼ぶ。「謝る」「許す」ということが、今こそ前進と修復のために必要なのかもしれない。
日本人も中国やアジアに対してそうであろうが、アメリカ人も謝るということは絶対できない民族のようだ。だが祖父や両親の世代がダメだとしても、孫やひ孫の世代にはもう少し寄り添えるかもしれない。そんな僅かな希望を残してくれる作品だった。
若手からベテランまで、15人の役者たちにとっては、ハードルの高い難解な作品だったと思う。
65年の歳月を其々のキャラクターごとにきっちり作り上げていたのが見事。アメリカ人の憎まれ役も大変だっただろう。
場面ごとに時空を駆け抜けるが、暗転の中で小道具の片付けなどの段取りがスマートで上手い。
台詞途中で場を転換させ余韻を残す脚本、アメリカの雰囲気を丹念に見せながら動的に展開させる演出も巧妙だ。
罪のない無垢な人々から見た、原爆と戦争。日本人という枠を離れて、様々な視点や多角的に捉えることも必要だろう。
映像作品とは違って、舞台はそんなことも叶えてくれる。
 ̄
終演後、演出家と出演者を交えたポスト・ショー・トーク。
今回は大河ドラマ的壮大な物語だと、黒岩亮氏がちょっぴり笑う。アメリカやアメリカ人については分らないことも多いので、想像する楽しさや、迫る面白さもあったという。アメリカ人のバーベキューへの拘りについても言及w。音楽に使われた選曲も黒岩氏で、1940年代のが多いそう。
脚本家の畑澤聖悟氏も客席にいらしてお辞儀。
出演者から見た演出家。ビジョンがしっかりしていて、情報量や知識量がものすごいと褒め言葉がいっぱい。
役作りやお気に入りシーンについて。リンダ役の市川奈央子さんはヘアメイクに苦労。シェリル役の矢島祐果さんは22歳から始まるので、先ず台本からイジメだと思われたとかw。キース役の山中誠也さんとグレッグ役の石田博英さんは広島出身なので、典型的なアメリカ人をやるのは真逆で結構大変だったようだ。
約2時間の上演で、トークは約30分。舞台正面の観易い席で、楽しいひと時だった。
ヒロシマ・ナガサキに落とされた2発の原爆を作り上げた5人の“英雄”たちの、第二次世界大戦から現在までの65年間の生き様を描く。
作:畑澤聖悟×演出:黒岩亮が3たびタッグを組んだ新作。
“核”をめぐって被害者・加害者の枠を超え、アメリカの戦後がどんなもので、彼らはどう生きたのかをえぐりだす。
第二次大戦後も、朝鮮、ベトナム、イラクと、様々な戦争を繰り返してきたアメリカの人達が登場する。彼らはいまだ戦争に懲りず、平和のために国家のためにと戦争をしかけ、勝者であろうと欲する。そんなアメリカ人の考えや心を、舞台を通して知る作業もこの辺りで必要だろうと思う。
なかなか刺激的な舞台であった。
アジアを見下す発言や、“ジャップ”呼びを繰り返し、原爆被害者を強調する日本に反感を抱くアメリカ人たち。我々は終戦に導くために原爆を作ったのだと信じて疑わない者たち。10万人の日本人が死んだと狂喜乱舞する者たち。
沖縄で作られた不味いラム酒が出てくるが、アメリカ人にとってインディアンを酔わせたように、ラム酒は征服の証であるようだ。
舞台上で交わされる侮蔑や憤慨の言葉は、広島にとっても、沖縄にとっても、日本人にとっても狂おしく腹立たしい思いにさせるが、これがアメリカ人にとっては普通の感覚なのだろう。両者の間には深くて暗い溝があるだけだ。
結局哀しみや苦しみを経験した者でなくては分らない。落とした者は落ととされた者の気持ちを想像することすら知らないものなのだ。はたして立場が逆転したとしたら、日本も原爆投下は当然と思うのだろうか。
「リメンバー・パールハーバー」をすぐ持ち出すアメリカ人だが、日本人までもが「リメンバー・ヒロシマ」と恨みつらみを残していいものだろうか。復讐は復讐を呼ぶ。「謝る」「許す」ということが、今こそ前進と修復のために必要なのかもしれない。
日本人も中国やアジアに対してそうであろうが、アメリカ人も謝るということは絶対できない民族のようだ。だが祖父や両親の世代がダメだとしても、孫やひ孫の世代にはもう少し寄り添えるかもしれない。そんな僅かな希望を残してくれる作品だった。
若手からベテランまで、15人の役者たちにとっては、ハードルの高い難解な作品だったと思う。
65年の歳月を其々のキャラクターごとにきっちり作り上げていたのが見事。アメリカ人の憎まれ役も大変だっただろう。
場面ごとに時空を駆け抜けるが、暗転の中で小道具の片付けなどの段取りがスマートで上手い。
台詞途中で場を転換させ余韻を残す脚本、アメリカの雰囲気を丹念に見せながら動的に展開させる演出も巧妙だ。
罪のない無垢な人々から見た、原爆と戦争。日本人という枠を離れて、様々な視点や多角的に捉えることも必要だろう。
映像作品とは違って、舞台はそんなことも叶えてくれる。
 ̄
終演後、演出家と出演者を交えたポスト・ショー・トーク。
今回は大河ドラマ的壮大な物語だと、黒岩亮氏がちょっぴり笑う。アメリカやアメリカ人については分らないことも多いので、想像する楽しさや、迫る面白さもあったという。アメリカ人のバーベキューへの拘りについても言及w。音楽に使われた選曲も黒岩氏で、1940年代のが多いそう。
脚本家の畑澤聖悟氏も客席にいらしてお辞儀。
出演者から見た演出家。ビジョンがしっかりしていて、情報量や知識量がものすごいと褒め言葉がいっぱい。
役作りやお気に入りシーンについて。リンダ役の市川奈央子さんはヘアメイクに苦労。シェリル役の矢島祐果さんは22歳から始まるので、先ず台本からイジメだと思われたとかw。キース役の山中誠也さんとグレッグ役の石田博英さんは広島出身なので、典型的なアメリカ人をやるのは真逆で結構大変だったようだ。
約2時間の上演で、トークは約30分。舞台正面の観易い席で、楽しいひと時だった。
招待券を頂いたので、『マン・レイ展 知られざる創作の秘密』に行ってきた。
“写真家”であり“アーティスト”であり“モダンアートの先駆者”であるマン・レイの写真、絵画、彫刻、デッサンなど多岐にわたる作品約400点を展示し、マン・レイの生涯を追いながら、知られざる足跡を発見する展示会。
マン・レイのことは、正直よくは知らない。
本名はエマニュエル・ラドニツキー。ロシア移民の親をもち、フィラデルフィアで生まれたのが本日8月27日というのも奇妙な偶然だ。今年で生誕120年に当たるようだ。今回はマン・レイの遺族が設立したマン・レイ財団所蔵のおかげで、日本でもお披露目となったらしい。
会場ではマン・レイの生涯を四つ(ニューヨーク→パリ→ロサンゼルス→パリ)に区切り、時代にそって作品を展示しているので分り易い。
とにかくマン・レイは非常に女性にモテたらしく、作品には女性がたくさん登場する。女性だけでなく、男性の友人や知人にも恵まれ、有名な芸術家や俳優たちとの繋がりも多い。いかに密接な付き合いだったかが、作品からも伺い知れる。
4つの区分ごとに、様々な形でセルフ・ポートレイトが展示され、青年期から壮年、老年期まで移り変わっていくマン・レイの顔や姿を見ることができる。
自分の作品の記録と整理のために、インデックス・カード・ファイル(写真による複製)を作るなど几帳面な様子も見てとれる。また一つのモチーフのために、スケッチから完成品へと丹念に作り上げるような凝り性のようだ。そして常に新しい技法やスタイルを編み出し、様々な実験を繰り返すなど、発明家で理系の人だったのかもしれない。
パソコンがなかった時代の特殊技術というべきか、レイヨグラフやソラリゼーションという技法の作品が並び、これは映画にも利用できそうだと思ったが、やはりマン・レイは映画も作っていた。無声映画だが、「理性への回顧」(約2分)「エマク・バキア」(約15分)「ひとで」(約15分)「さいころ城の秘密」(約20分)を会場でたっぷり鑑賞できる。
ポール・エリュアールと一緒に、「容易」「自由な手」の2冊の本を出版したが、サド侯爵もお気に入りのモチーフだったようだ。
50を過ぎてロスで結婚したが、愛妻ジュリエットをモデルに写真などの作品が数多く、どれも愛情が感じられる。若い時に製図を学んでおり、設計図からデザインに至るまでチェス作りにも没頭。モチーフには女性のヌードも多いが、覗きの穴や目などエロチシズムを感じさせる作品も少なくない。
後年はリトグラフや複製にも熱心で、初期の自分の作品をまた新たな手法や技法で再生したりと、精力的に作品作りにつとめたようだ。
先日の『笑っていいとも!』のコーナーでも、マン・レイの作品が採り上げられたが、絵画やデッサンの中には、どうしてこんなタイトル?と思うような作品が多いw。「障害物」の63hangersはまだ分るが、「無限なる者」「運」「マクベス」「から騒ぎ」「将軍」などは時間をかけて見比べても、タイトルと絵がさっぱり繋がらない^^;。でも「天文台の時-恋人たち」「紫の仮面」などは、私の感性を動かして好みかもしれない。
マン・レイによるピカソの写真もあったが、ピカソによるマン・レイの記録写真も面白い。
エヴァ・ガードナー、イヴ・モンタン、カトリーヌ・ドヌーヴなど有名俳優は、古い雑誌や映像の中でしかお目にかかれなかったが、こうしてマン・レイの写真で間近で拝めるのが貴重。ドヌーヴの両耳にあった、らせん状の耳飾りも展示してあった。
日本人との付き合いもあり、宮脇愛子とマン・レイ&ジュリエットの3ショット写真の他、宮脇愛子をモチーフにした作品も展示。
特別出品として、マン・レイ没3年後に、彼のアトリエを撮影した篠山紀信の写真も展示。その写真の中には、今回の展示品も何点か写っていた。
1976年11月18日に没。享年86歳だから長寿のほうだろうか。マン・レイとジュリエットのお墓の写真もあったが、妻から夫の墓標に刻まれた言葉は「無頓着、しかし無関心ではなく」。そして妻の墓には「TOGETHER AGAIN」。
フランソワ・レヴィ=クエンツ制作監督「マン・レイ、フェルー街2番地の2」も上映(約23分)。在りし日のジュリエットがマン・レイを語る愛情たっぷりのコメント。『ゲゲゲの女房』ならぬ「マン・レイの女房」といった温かさが感じられた。
ショップには、よくぞこんなに製作したなと思うほど、マン・レイに関するグッズがいっぱい。目玉は、青いハートの「man」とか、唇とかだろうか。
“写真家”であり“アーティスト”であり“モダンアートの先駆者”であるマン・レイの写真、絵画、彫刻、デッサンなど多岐にわたる作品約400点を展示し、マン・レイの生涯を追いながら、知られざる足跡を発見する展示会。
マン・レイのことは、正直よくは知らない。
本名はエマニュエル・ラドニツキー。ロシア移民の親をもち、フィラデルフィアで生まれたのが本日8月27日というのも奇妙な偶然だ。今年で生誕120年に当たるようだ。今回はマン・レイの遺族が設立したマン・レイ財団所蔵のおかげで、日本でもお披露目となったらしい。
会場ではマン・レイの生涯を四つ(ニューヨーク→パリ→ロサンゼルス→パリ)に区切り、時代にそって作品を展示しているので分り易い。
とにかくマン・レイは非常に女性にモテたらしく、作品には女性がたくさん登場する。女性だけでなく、男性の友人や知人にも恵まれ、有名な芸術家や俳優たちとの繋がりも多い。いかに密接な付き合いだったかが、作品からも伺い知れる。
4つの区分ごとに、様々な形でセルフ・ポートレイトが展示され、青年期から壮年、老年期まで移り変わっていくマン・レイの顔や姿を見ることができる。
自分の作品の記録と整理のために、インデックス・カード・ファイル(写真による複製)を作るなど几帳面な様子も見てとれる。また一つのモチーフのために、スケッチから完成品へと丹念に作り上げるような凝り性のようだ。そして常に新しい技法やスタイルを編み出し、様々な実験を繰り返すなど、発明家で理系の人だったのかもしれない。
パソコンがなかった時代の特殊技術というべきか、レイヨグラフやソラリゼーションという技法の作品が並び、これは映画にも利用できそうだと思ったが、やはりマン・レイは映画も作っていた。無声映画だが、「理性への回顧」(約2分)「エマク・バキア」(約15分)「ひとで」(約15分)「さいころ城の秘密」(約20分)を会場でたっぷり鑑賞できる。
ポール・エリュアールと一緒に、「容易」「自由な手」の2冊の本を出版したが、サド侯爵もお気に入りのモチーフだったようだ。
50を過ぎてロスで結婚したが、愛妻ジュリエットをモデルに写真などの作品が数多く、どれも愛情が感じられる。若い時に製図を学んでおり、設計図からデザインに至るまでチェス作りにも没頭。モチーフには女性のヌードも多いが、覗きの穴や目などエロチシズムを感じさせる作品も少なくない。
後年はリトグラフや複製にも熱心で、初期の自分の作品をまた新たな手法や技法で再生したりと、精力的に作品作りにつとめたようだ。
先日の『笑っていいとも!』のコーナーでも、マン・レイの作品が採り上げられたが、絵画やデッサンの中には、どうしてこんなタイトル?と思うような作品が多いw。「障害物」の63hangersはまだ分るが、「無限なる者」「運」「マクベス」「から騒ぎ」「将軍」などは時間をかけて見比べても、タイトルと絵がさっぱり繋がらない^^;。でも「天文台の時-恋人たち」「紫の仮面」などは、私の感性を動かして好みかもしれない。
マン・レイによるピカソの写真もあったが、ピカソによるマン・レイの記録写真も面白い。
エヴァ・ガードナー、イヴ・モンタン、カトリーヌ・ドヌーヴなど有名俳優は、古い雑誌や映像の中でしかお目にかかれなかったが、こうしてマン・レイの写真で間近で拝めるのが貴重。ドヌーヴの両耳にあった、らせん状の耳飾りも展示してあった。
日本人との付き合いもあり、宮脇愛子とマン・レイ&ジュリエットの3ショット写真の他、宮脇愛子をモチーフにした作品も展示。
特別出品として、マン・レイ没3年後に、彼のアトリエを撮影した篠山紀信の写真も展示。その写真の中には、今回の展示品も何点か写っていた。
1976年11月18日に没。享年86歳だから長寿のほうだろうか。マン・レイとジュリエットのお墓の写真もあったが、妻から夫の墓標に刻まれた言葉は「無頓着、しかし無関心ではなく」。そして妻の墓には「TOGETHER AGAIN」。
フランソワ・レヴィ=クエンツ制作監督「マン・レイ、フェルー街2番地の2」も上映(約23分)。在りし日のジュリエットがマン・レイを語る愛情たっぷりのコメント。『ゲゲゲの女房』ならぬ「マン・レイの女房」といった温かさが感じられた。
ショップには、よくぞこんなに製作したなと思うほど、マン・レイに関するグッズがいっぱい。目玉は、青いハートの「man」とか、唇とかだろうか。
D-BOYS STAGE ラストゲーム 初日
2010年8月26日 舞台演劇D-BOYS STAGE 2010 trial-2『ラストゲーム』初日を観てきた。
第二次大戦中。早稲田大学と慶応義塾大学の野球部員たちが、出征を前にして、様々な障壁を乗り越え様々な人達の力を借りて、“最後の早慶戦”の試合を実現しようとする話。
一昨年の初演では大好評を得た舞台を、キャストを入れ替えての再演となる。
初演と比べ、台詞や演出に少々違いが見られたが、ひと皮向けたようなセンスも感じられた。初演を経験したメンバーにはアドリブも快調な者もいた。
D-坊主頭たちみんな、男っぽくてカッコよかった!(^o^)
座長の瀬戸康史や、稽古途中から加わった鈴木裕樹がよくまとめて輝いている。
山口賢貴や橋本汰斗や高橋龍輝ら若手もよく頑張っていた。中川真吾の芝居の上手さに注目。碓水将大の柔らかな存在もいい。中村昌也と龍輝くんのやり取りに『鴉』がカブる。
脚本の羽原大介氏が、パンフで故・つかこうへい氏のことに触れていたためか、朝鮮人の金本の思いがとりわけ胸に響いた。
幼なじみ3人の関係と動物園のエピソードは初演でも涙が出たが、今回のズッキーは泣き場所や屋根にも注目したい。
ストーリーは知っていても、ついホロリとさせる言葉の数々。舞台に本物が息づいているからだろうか。
カテコで瀬戸くんが「稽古では本当に色々ありました」としみじみ語っていたが、 メンバーも様々な障壁を乗り越えてようやく初演を迎えられ、想いもひとしおに違いない。
カテコで唄われた「想い」とダンスに、共鳴の手拍子が加わるのもすぐかもしれない。
夏どこのTシャツ着用でバッジを貰った。今の私の気分の色を表しているのかな。
CDもゲット。いい歌だが、舞台で同じ声が聞けないのが残念だ。
お見送りはアソコからか。3人にひと声かけたら晴れ晴れとした。
パンフには色々と思うことはあるけれど^^;、証言者の言葉は重みをもつ。初演出演者の座談会もあり、あらやんファンも必見だろう。
2回目観劇は来週。新たな発見を楽しみにしたい。
第二次大戦中。早稲田大学と慶応義塾大学の野球部員たちが、出征を前にして、様々な障壁を乗り越え様々な人達の力を借りて、“最後の早慶戦”の試合を実現しようとする話。
一昨年の初演では大好評を得た舞台を、キャストを入れ替えての再演となる。
初演と比べ、台詞や演出に少々違いが見られたが、ひと皮向けたようなセンスも感じられた。初演を経験したメンバーにはアドリブも快調な者もいた。
D-坊主頭たちみんな、男っぽくてカッコよかった!(^o^)
座長の瀬戸康史や、稽古途中から加わった鈴木裕樹がよくまとめて輝いている。
山口賢貴や橋本汰斗や高橋龍輝ら若手もよく頑張っていた。中川真吾の芝居の上手さに注目。碓水将大の柔らかな存在もいい。中村昌也と龍輝くんのやり取りに『鴉』がカブる。
脚本の羽原大介氏が、パンフで故・つかこうへい氏のことに触れていたためか、朝鮮人の金本の思いがとりわけ胸に響いた。
幼なじみ3人の関係と動物園のエピソードは初演でも涙が出たが、今回のズッキーは泣き場所や屋根にも注目したい。
ストーリーは知っていても、ついホロリとさせる言葉の数々。舞台に本物が息づいているからだろうか。
カテコで瀬戸くんが「稽古では本当に色々ありました」としみじみ語っていたが、 メンバーも様々な障壁を乗り越えてようやく初演を迎えられ、想いもひとしおに違いない。
カテコで唄われた「想い」とダンスに、共鳴の手拍子が加わるのもすぐかもしれない。
夏どこのTシャツ着用でバッジを貰った。今の私の気分の色を表しているのかな。
CDもゲット。いい歌だが、舞台で同じ声が聞けないのが残念だ。
お見送りはアソコからか。3人にひと声かけたら晴れ晴れとした。
パンフには色々と思うことはあるけれど^^;、証言者の言葉は重みをもつ。初演出演者の座談会もあり、あらやんファンも必見だろう。
2回目観劇は来週。新たな発見を楽しみにしたい。
映画 Colorful カラフル
2010年8月25日 映画アニメ映画『Colorful -カラフル-』を観てきた。
死んだ“ぼく”の魂が、自殺したばかりの「小林真」という少年の体に入り込み、「真」として生きることで、様々なことが見えてきて、色々なことが代わっていく話。
アニメーション監督・原恵一の手による、最高の映像作品だった。
アニメでありながら、実写のような映像がとにかくスゴくて驚かされた。
人物の表情や動きのひとつひとつ、何気ない日常の風景や空や雲の自然、空気感に至るまでが、まるで写真の一部を切り取ったようなリアルさ。
ノスタルジーを誘う「風」など、流れる名曲が画面にもマッチして、青春時代を思い起こさせる。
世田谷の路面電車の廃線跡をたどるエピソードが秀逸だ。自分もその場にいったような気分にさせるほど、練りこまれて描かれている。鉄道マニアをも唸らせそうだ。「無くなっても、思い出すことで蘇る」というメッセージが映画本編にも繋がっている。
真の初めての友達になった早乙女くんとのエピソードも微笑ましい。カラアゲや肉まんだけで幸せになれるひと時。人間に本当に大切なものは何かを伝えてくれるようだ。
「ニコタマ」とはいうのに、「サンチャ」とはいわないのか。
だが、登場するキャラクターにはいまひとつ馴染めなかった。
小林真は考えも声も幼すぎて、とても中学3年には見えない。真役の俳優さんは声変わりしていないようで、画面から甘えっ子の印象を受ける。
母親が心をこめて一生懸命作った料理を、どんな理由があるにしろ、箸をつけない子どもは許せない。おまけに母親に対する残酷な仕打ち。この作品はいったいどこまで母親をイジめたら気がすむんだろう。
学校のイジメられっ子は、家庭ではイジメっ子になる。人を大切にしないから、自分の命も大切にできないのだ。真には最後まで寄り添えなかった。
母のことを知ってか知らずか、仮面をかぶる父親や兄も強引で傲慢だ。家族そろって食卓を囲む状態がとても空々しく不気味だった。みんな真のことを考えているようで、内面を理解しておらず、自分の気持ちを優先させる。そんな家族の食卓は偽物だろう。
過保護な母親には一番反感をもった。食事を食べないのなら、はじめから作らないほうがいい。真が残した食物は全部破棄されたんだろうか。勿体無い。オロオロと真の機嫌を伺い、お菓子を黙って食べさせ甘えさせ、真の高校まで黙って一人で見学に行ったり。余計なお世話だ。確かに負い目はあろうが、そこを開き直って、真に厳しく強く接するのが本当の母親だ。たとえそれで家庭が崩壊したとしても、子供に正直に立ち向かい貫くのが母親の覚悟だと思う。
真の家庭はきっと裕福なんだろう。食卓はいつも豪華。私立や医大に行かせるお金にも困らない。子どもにも高いシューズを買えるだけの小遣いを与える。みんなお金に困らないからこそ、心が貧しいのだろうと思う。
真のような子どもでさえ、白いところもあればピンクもあるし、黒いところもある。人は自分の中にたくさんの色をもっていて、一色や二色ではない。
世の中もそんなものだ。黒くてイヤしい色ばかりだが、賑やかで楽しい色も、優しく柔らかな色もある。黒の中にも、どす黒い色もあれば崇高な黒もある。
誰かの色と誰かの色が出遭って交じり合えば、新しいフシギな色になるんだろうか。でも自分の中に、たくさんのカラーをもっていたほうが、人生は面白くなるに違いない。
輪廻転生の話ではなく、再生の話だったのも受け入れられない。
もし20年前にこの作品を観ていたら、感動したのかもしれない。今、母親として観ると、痛くて不快に思う作品ではある。
高橋克実と麻生久美子の父母はなかなかの出来ばえ。佐野唱子役の宮崎あおいの怪演が面白い。早乙女役の入江甚儀に注目。藤原啓治、納谷六朗、矢島晶子も参加。
『ベスト・キッド』『カラフル』共にイジメられっ子の話であったが、作品的に爽快感と不快感で大きく分かれた。
死んだ“ぼく”の魂が、自殺したばかりの「小林真」という少年の体に入り込み、「真」として生きることで、様々なことが見えてきて、色々なことが代わっていく話。
アニメーション監督・原恵一の手による、最高の映像作品だった。
アニメでありながら、実写のような映像がとにかくスゴくて驚かされた。
人物の表情や動きのひとつひとつ、何気ない日常の風景や空や雲の自然、空気感に至るまでが、まるで写真の一部を切り取ったようなリアルさ。
ノスタルジーを誘う「風」など、流れる名曲が画面にもマッチして、青春時代を思い起こさせる。
世田谷の路面電車の廃線跡をたどるエピソードが秀逸だ。自分もその場にいったような気分にさせるほど、練りこまれて描かれている。鉄道マニアをも唸らせそうだ。「無くなっても、思い出すことで蘇る」というメッセージが映画本編にも繋がっている。
真の初めての友達になった早乙女くんとのエピソードも微笑ましい。カラアゲや肉まんだけで幸せになれるひと時。人間に本当に大切なものは何かを伝えてくれるようだ。
「ニコタマ」とはいうのに、「サンチャ」とはいわないのか。
だが、登場するキャラクターにはいまひとつ馴染めなかった。
小林真は考えも声も幼すぎて、とても中学3年には見えない。真役の俳優さんは声変わりしていないようで、画面から甘えっ子の印象を受ける。
母親が心をこめて一生懸命作った料理を、どんな理由があるにしろ、箸をつけない子どもは許せない。おまけに母親に対する残酷な仕打ち。この作品はいったいどこまで母親をイジめたら気がすむんだろう。
学校のイジメられっ子は、家庭ではイジメっ子になる。人を大切にしないから、自分の命も大切にできないのだ。真には最後まで寄り添えなかった。
母のことを知ってか知らずか、仮面をかぶる父親や兄も強引で傲慢だ。家族そろって食卓を囲む状態がとても空々しく不気味だった。みんな真のことを考えているようで、内面を理解しておらず、自分の気持ちを優先させる。そんな家族の食卓は偽物だろう。
過保護な母親には一番反感をもった。食事を食べないのなら、はじめから作らないほうがいい。真が残した食物は全部破棄されたんだろうか。勿体無い。オロオロと真の機嫌を伺い、お菓子を黙って食べさせ甘えさせ、真の高校まで黙って一人で見学に行ったり。余計なお世話だ。確かに負い目はあろうが、そこを開き直って、真に厳しく強く接するのが本当の母親だ。たとえそれで家庭が崩壊したとしても、子供に正直に立ち向かい貫くのが母親の覚悟だと思う。
真の家庭はきっと裕福なんだろう。食卓はいつも豪華。私立や医大に行かせるお金にも困らない。子どもにも高いシューズを買えるだけの小遣いを与える。みんなお金に困らないからこそ、心が貧しいのだろうと思う。
真のような子どもでさえ、白いところもあればピンクもあるし、黒いところもある。人は自分の中にたくさんの色をもっていて、一色や二色ではない。
世の中もそんなものだ。黒くてイヤしい色ばかりだが、賑やかで楽しい色も、優しく柔らかな色もある。黒の中にも、どす黒い色もあれば崇高な黒もある。
誰かの色と誰かの色が出遭って交じり合えば、新しいフシギな色になるんだろうか。でも自分の中に、たくさんのカラーをもっていたほうが、人生は面白くなるに違いない。
輪廻転生の話ではなく、再生の話だったのも受け入れられない。
もし20年前にこの作品を観ていたら、感動したのかもしれない。今、母親として観ると、痛くて不快に思う作品ではある。
高橋克実と麻生久美子の父母はなかなかの出来ばえ。佐野唱子役の宮崎あおいの怪演が面白い。早乙女役の入江甚儀に注目。藤原啓治、納谷六朗、矢島晶子も参加。
『ベスト・キッド』『カラフル』共にイジメられっ子の話であったが、作品的に爽快感と不快感で大きく分かれた。
映画 ベスト・キッド 吹替え版
2010年8月25日 映画映画『ベスト・キッド』吹替え版を観てきた。
母の転勤でアメリカから北京に引っ越してきた少年ドレが、新しい環境に馴染めずカンフー少年からイジメられる中、カンフーの達人のハンにカンフーを教わることで、大切なことを学んでいく話。
いつもの定番のストーリーだが、シリーズ中で最高に面白かった(^o^)。
ジェイデン・スミス&ジャッキー・チェンの厳しくも痛快な師弟愛。
ジェイデンの素が出ているんじゃないかと思うシャンドレは、ちょっと生意気でファンキーな少年。
背はまだ小さいけれど、カンフーの特訓を重ねるうち、どんどん筋肉質の体つきになっていくのが分って頼もしい。柔軟なバネと抜群のセンスがあるが、ジェイデンの集中力が素晴らしかった。
ジャッキーは飄々とした人柄で、温かい眼差しがとても優しいこと。
中国のカンフー少年たちは、顔は可愛いのに、アクションがスピーディで力強くて驚かされた。
師匠が彼に教えたのは、カンフーだけじゃなかった。
礼儀とか人との接し方とか、中国の壮大な自然や中国で生活する人達について。人の隠された闇についても見せた。
そして、逃げずに明日へ向かって生きる力を示してくれた。
カンフーは生活の全てから生まれたものだというが、言葉や文化は違っても、“人”と“自然”を知ることが、カンフーへの道にも繋がっているのだろう。
涙が頬をつたうほど感動し、観終わった後に心地良い爽快感に包まれた。
ジャケットかけの特訓の成果が現れた時は、ヘレンケラーのWATERの時のような思いに満たされた。
口煩いけど、陽気でテンションの高いドレのお母さんも私好み。未だジャケットをかけない我が息子とドレをたまに重ねてしまったがw、ピンポンも出てくるし、未見の息子に大いに奨めた。
映画ではヨーダとジェダイにも例えられたが、少年ドレの声はチビアナキンも担当した矢島晶子。ハンのジャッキー・チェンはもちろん石丸博也。
エンディングのメイキングでは、ジェイデンとライバルのチェンを演じた男の子が仲良く肩を組んだシーンもあって微笑ましい。
EDロールは英語と中国語が並ぶ。アメリカは“カラテ”の日本に見切りをつけ、“カンフー”の中国にターゲットを絞ったようだ。日本人もこれからは小学校で中国語を必須科目に入れたほうがいいかもしれない。
母の転勤でアメリカから北京に引っ越してきた少年ドレが、新しい環境に馴染めずカンフー少年からイジメられる中、カンフーの達人のハンにカンフーを教わることで、大切なことを学んでいく話。
いつもの定番のストーリーだが、シリーズ中で最高に面白かった(^o^)。
ジェイデン・スミス&ジャッキー・チェンの厳しくも痛快な師弟愛。
ジェイデンの素が出ているんじゃないかと思うシャンドレは、ちょっと生意気でファンキーな少年。
背はまだ小さいけれど、カンフーの特訓を重ねるうち、どんどん筋肉質の体つきになっていくのが分って頼もしい。柔軟なバネと抜群のセンスがあるが、ジェイデンの集中力が素晴らしかった。
ジャッキーは飄々とした人柄で、温かい眼差しがとても優しいこと。
中国のカンフー少年たちは、顔は可愛いのに、アクションがスピーディで力強くて驚かされた。
師匠が彼に教えたのは、カンフーだけじゃなかった。
礼儀とか人との接し方とか、中国の壮大な自然や中国で生活する人達について。人の隠された闇についても見せた。
そして、逃げずに明日へ向かって生きる力を示してくれた。
カンフーは生活の全てから生まれたものだというが、言葉や文化は違っても、“人”と“自然”を知ることが、カンフーへの道にも繋がっているのだろう。
涙が頬をつたうほど感動し、観終わった後に心地良い爽快感に包まれた。
ジャケットかけの特訓の成果が現れた時は、ヘレンケラーのWATERの時のような思いに満たされた。
口煩いけど、陽気でテンションの高いドレのお母さんも私好み。未だジャケットをかけない我が息子とドレをたまに重ねてしまったがw、ピンポンも出てくるし、未見の息子に大いに奨めた。
映画ではヨーダとジェダイにも例えられたが、少年ドレの声はチビアナキンも担当した矢島晶子。ハンのジャッキー・チェンはもちろん石丸博也。
エンディングのメイキングでは、ジェイデンとライバルのチェンを演じた男の子が仲良く肩を組んだシーンもあって微笑ましい。
EDロールは英語と中国語が並ぶ。アメリカは“カラテ”の日本に見切りをつけ、“カンフー”の中国にターゲットを絞ったようだ。日本人もこれからは小学校で中国語を必須科目に入れたほうがいいかもしれない。
アニメーション監督の今敏様が膵臓癌のため24日に死去されました。享年46歳でした。
ニュースでようやく知りました。
嘘のようで、俄かには信じられません(;_;)。
今敏監督を初めて拝顔したのは、WOWOW初のアニメ『妄想代理人』の完成披露上映会の時でした。
背が高く立派な体格をされていて、後ろで縛った長い髪が監督らしからぬ風貌で、俳優さんのようにも見えました。パっと見、声優の大塚明夫さんに似ていらっしゃいました。笑顔もステキな男前な方でしたが、ユーモア溢れる語り口にも惹かれました。
『妄想代理人』1話があまりに衝撃的で興味深くて、これがきっかけでWOWOWにも加入したほどです。
最近は殆どオリジナルアニメを放送してくれなかったWOWOWさん。また今監督の作品をお願いしたいなと思っていました。
数々の賞を受賞したアニメ映画『PERFECT BLUE』『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』『パプリカ』の中では、『千年女優』の人生観が好きでした。
本当に残念でたまりません。
まだ46歳なんて若過ぎます。
何を生き急いでいらしたのでしょうか。
もっともっと今監督の作品を拝見したかったです。
作品と同じく、今監督のお人柄も好きでした。
天国でまた新たな作品作りに励んでおられるのでしょうか。
ご冥福を心からお祈りいたします。
ニュースでようやく知りました。
嘘のようで、俄かには信じられません(;_;)。
今敏監督を初めて拝顔したのは、WOWOW初のアニメ『妄想代理人』の完成披露上映会の時でした。
背が高く立派な体格をされていて、後ろで縛った長い髪が監督らしからぬ風貌で、俳優さんのようにも見えました。パっと見、声優の大塚明夫さんに似ていらっしゃいました。笑顔もステキな男前な方でしたが、ユーモア溢れる語り口にも惹かれました。
『妄想代理人』1話があまりに衝撃的で興味深くて、これがきっかけでWOWOWにも加入したほどです。
最近は殆どオリジナルアニメを放送してくれなかったWOWOWさん。また今監督の作品をお願いしたいなと思っていました。
数々の賞を受賞したアニメ映画『PERFECT BLUE』『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』『パプリカ』の中では、『千年女優』の人生観が好きでした。
本当に残念でたまりません。
まだ46歳なんて若過ぎます。
何を生き急いでいらしたのでしょうか。
もっともっと今監督の作品を拝見したかったです。
作品と同じく、今監督のお人柄も好きでした。
天国でまた新たな作品作りに励んでおられるのでしょうか。
ご冥福を心からお祈りいたします。
仮面ライダーWの周辺
2010年8月24日 役者声優TVドラマ『ハンマーセッション』をついつい観ている。
14日の第6話は、盆踊り大会実行委員の仕事をやり遂げて成長した野島(阪本奨悟)がメインの回。
21日の第7話は、ダンス大会で自分の雄姿を見せることで、パートナーの励みになろうとする坂本(菅田将暉)がメインの回だった。
踊る元気少年の菅田くんを観た翌日、『仮面ライダーW』でフィリップを鑑賞。
翔太郎とフィリップの最後の変身。変身解除の時に交わされた二人の静かな別れに、ちょっぴり胸がしめつけられた。残すところあと1回。大団円といかなくても、納得と希望の残る最終回をお願いする。
 ̄
『W』の仮面ライダーアクセルこと照井竜役の木ノ本嶺浩が、映画『ガクドリ』に主役決定。
いきなり主役というのも快挙だね。
“ガクドリ”って何のこと?と思ったら、「全日本学生ドリフト王座決定戦」のことらしい。今度は学生役か!? てか、バイクの次は車なのか!?
この映画には加藤和樹も出るそうで、車を通した青春ドラマなら『湾岸ミッドナイト THE MOVIE』が思い出される。『湾岸…』の中村優一と対したような役どころなんだろうか? あの時もそうだったが、またも仮面ライダー対決となりそうだw。
 ̄
映画『忍たま乱太郎』の話題もつきない。
加藤清史郎の乱太郎はまずまずだが、寺島進の山田先生が似すぎているっw。舞台とはまたひと味違う楽しみがありそうだ。
肝心の土井先生には三浦貴大。かの三浦夫妻の次男だが、コミカルな演技や女装もぜひやっていただきたいw。
気になる上級生で、四年生の斉藤タカ丸に溝口琢矢が登場。『天地人』で幼少期の上杉景勝を演じ清史郎くんとも既に共演しているし、何といっても仮面ライダー電王こと野上良太郎だもんねw。イケメン六年生の登場も希望w。
14日の第6話は、盆踊り大会実行委員の仕事をやり遂げて成長した野島(阪本奨悟)がメインの回。
21日の第7話は、ダンス大会で自分の雄姿を見せることで、パートナーの励みになろうとする坂本(菅田将暉)がメインの回だった。
踊る元気少年の菅田くんを観た翌日、『仮面ライダーW』でフィリップを鑑賞。
翔太郎とフィリップの最後の変身。変身解除の時に交わされた二人の静かな別れに、ちょっぴり胸がしめつけられた。残すところあと1回。大団円といかなくても、納得と希望の残る最終回をお願いする。
 ̄
『W』の仮面ライダーアクセルこと照井竜役の木ノ本嶺浩が、映画『ガクドリ』に主役決定。
いきなり主役というのも快挙だね。
“ガクドリ”って何のこと?と思ったら、「全日本学生ドリフト王座決定戦」のことらしい。今度は学生役か!? てか、バイクの次は車なのか!?
この映画には加藤和樹も出るそうで、車を通した青春ドラマなら『湾岸ミッドナイト THE MOVIE』が思い出される。『湾岸…』の中村優一と対したような役どころなんだろうか? あの時もそうだったが、またも仮面ライダー対決となりそうだw。
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映画『忍たま乱太郎』の話題もつきない。
加藤清史郎の乱太郎はまずまずだが、寺島進の山田先生が似すぎているっw。舞台とはまたひと味違う楽しみがありそうだ。
肝心の土井先生には三浦貴大。かの三浦夫妻の次男だが、コミカルな演技や女装もぜひやっていただきたいw。
気になる上級生で、四年生の斉藤タカ丸に溝口琢矢が登場。『天地人』で幼少期の上杉景勝を演じ清史郎くんとも既に共演しているし、何といっても仮面ライダー電王こと野上良太郎だもんねw。イケメン六年生の登場も希望w。
abc★赤坂ボーイズキャバレー 心ごと脱げ!
2010年8月23日 舞台演劇舞台『abc★赤坂ボーイズキャバレー ~心ごと脱げ!~』を観てきた。
青山から赤坂に移っても“abc”なんだねw。
去年の『ぶっ壊せ!』と比べて、派手にパワーアップした熱気あふれる舞台で、いろんな意味でエキサイティングだった(^o^)。
見知らぬ人とすぐ話せるような環境がステキ。パンフは「あおぼん」を買ったが、「あかぼん」を買った人と互いに見せ合ったり星マークをくっ付けたりw。
開演25分前になると、何と全キャストがロビーや客席に順番に出没! ただの通行人という役だが、周りはもうキャーキャーと大騒ぎ(^o^)。ダウジングやってる通行人なんているのか!?w その中で、チラシ配りの水原(相葉弘樹)とティッシュ配りの小宮山(増田俊樹)は本役のまま。相葉くんからチラシを貰ったが、チラシに書いてある愛川恵一というのが岩崎大の役名。そのうち観劇に来た関係者のイケメンたちも現れ、開演前からロビーや客席は興奮のるつぼw。
Studio Lifeさん絡みで取った席は観やすいド真ん中。前列が関係者席でイケメンたちが座り、周りの視線を集めること。客席通路の相葉くんまで超観てるw。大くんがやっと通路に現れ、相葉くんと会話してるのがフシギな感じ。
前のイケメンさんは○ちゃんと○くん。どんなコロンを使ってるのかイイ匂いがした。男の人からこんなにイイ香りを嗅ぐなんて初めてw。それぞれがabc青山やテニミュやbambino繋がりもあるしね。19日に観劇した和樹も同じような席だったのかな?
あらすじは『青山』と同じ。新作「赤坂★ボーイズキャバレー」がポシャるが、知らないでキャストオーディションに集まった男たちが、自分たちで新たな何かをゼロから作り出そうとする話。
出演者は、相葉弘樹 青柳塁斗 入山学 岩﨑大(Studio Life) 笠原秀幸 柏進 鎌苅健太 川隅美慎 熊倉功(SET) 斉藤慶太 齋藤ヤスカ 鈴木拡樹 汐崎アイル DAIZO 高崎翔太 仲原裕之(Studio Life) 中村誠治郎 中村龍介 成清正紀(KAKUTA) 成松慶彦 林修司(ルドビコ★) 颯太 福山聖二 増田俊樹。ダブルキャスト本日は、森新吾(D☆D) 兼崎健太郎。
総勢26人の男たちが約300の役を演じる。通行人や子供や女性や老人にも扮するが、声や早着替えもポイントか。
芝居に歌にダンスに殺陣にアクションと、てんこ盛りのエンタメ・ショー。ステージ上では熱い掛け合いや汗が飛び散り、役者たちの懸命な情熱が感じられ、リアルな手ごたえに笑ったりジンときた。
もちろん出演者には其々得意分野があり、ダンスチームや殺陣チームなどに分けてフューチャー。だが基本、出演者全員が歌って踊って、殺陣にも果敢に挑むのが見どころだ。
1幕ラストシーンは全員がガチでやってるのに注目。ほんの一瞬だが貴重なドキドキ感w。
1幕が舞台裏の話とすれば、2幕が観客に見せる表のショー。劇中劇に時代劇をもってくるとは思わなかった。しかも勧善懲悪でタイムトリップとか転生もの!? 劇中劇をたっぷり見せる点で、シェイクスピア劇や『ガラスの仮面』とも繋がりそう。
1幕ではみんな普通の人を演じ、判別がつかない若手俳優もいて苦労した^^;。ところが2幕では時代劇の鬘や衣装をつけても、みんな1幕よりも生き生きと見えて、全員が見分けがつくからフシギw。本番の本番だと実力を発揮するなんて、さすが役者だw。
ダンスチームは3人VS2人に分裂。振付も担当した新吾さんはさすがスゴイ。龍介くんって私と同じ誕生日なんだ。ルイルイが楽しそう。
殺陣チームは遙か組w。成清さんや熊倉さんも良かったが、誠治郎くんの殺陣がカッケー。
漫才チームは漫才そのものがイマイチ^^;。颯太がカワイイ。増田くんツンデレ。ヤスカさんやたら色っぽい。学さんや慶太がよかったな。仲原くん芝居がかってる。
笠原さん芝居が上手い。大くんはラストがオモロイ。
健太と兼ちゃんの兄弟の繋がりがいい。殺陣といえば相葉くんでちゃんと見せ場があったw。
会社をやめて本当にやりたかったことに挑み、仲間と共にちょっぴり前進し成長できた青年。
会社の枠組みから離れ、自分たちの力でやりたいことに挑み、自信と根性と粘りを得た青年。
何もかもから脱却して、自分の全てをさらけだして、本当にやりたいことを一から本気で作り出すことが、人の理想でもある。
現実にはそう上手くはいかないが、この舞台の空間ではそんなことも夢見させてくれそうだ。
そのためには仲間が必要。
観客はこの舞台で色々なフィールドで活躍する役者を一時に拝めるが、出演する役者も色々な人と出会えて、様々な刺激と影響を受け繋がりを増やせる場所だと思う。役者にも貴重な舞台であり、まだまだ需要は続くだろう。
前作に続き、DAIZOのテーマソングも唄われたり、手拍子も起きる。
カテコは全員がタキシード。全員が客席に降りて両通路を歩いてくれるのも嬉しい。
アンコール曲「まわせ!さわげ!」はタオル回し。このためのミニタオルも販売。コール&レスポンスがちょっと分りにくいか。
男優たちのアツい舞台で晴れ晴れと笑顔になり、楽しい余韻で劇場を後にできる舞台だった。
チケット代がもう少し安かったら、もう1回観たかった。
この『abc』のスピンオフ公演『裏』が9月下旬から上演。『abc』同様、松野一茂&堤泰之コンビのオリジナル作品。サンモールとキャパは縮小されるが、こちらも観劇予定。
 ̄
赤坂ACTシアターでは9月に『タンブリング』を上演。劇場のフライヤーが全部無くなっていた^^;。タンブリングのスタッフから丁度電話があって、観劇予定日はカメラ設置で席を移動して欲しいという。前のほうの席だったので承諾したがDVDも販売するのか。
Studio Life関連では、大くんや仲原くんには9月の舞台でまた拝めそう。
『abc』の堤泰之は、11月からの『愛の結晶くん』の脚本・演出が控える。こちらもサンモールで大人数だが、もう若くはなく円熟している者や完熟している者が多いのが特徴w。
今週から『ラストゲーム』スタート。赤坂→青山に逆戻りだ。
青山から赤坂に移っても“abc”なんだねw。
去年の『ぶっ壊せ!』と比べて、派手にパワーアップした熱気あふれる舞台で、いろんな意味でエキサイティングだった(^o^)。
見知らぬ人とすぐ話せるような環境がステキ。パンフは「あおぼん」を買ったが、「あかぼん」を買った人と互いに見せ合ったり星マークをくっ付けたりw。
開演25分前になると、何と全キャストがロビーや客席に順番に出没! ただの通行人という役だが、周りはもうキャーキャーと大騒ぎ(^o^)。ダウジングやってる通行人なんているのか!?w その中で、チラシ配りの水原(相葉弘樹)とティッシュ配りの小宮山(増田俊樹)は本役のまま。相葉くんからチラシを貰ったが、チラシに書いてある愛川恵一というのが岩崎大の役名。そのうち観劇に来た関係者のイケメンたちも現れ、開演前からロビーや客席は興奮のるつぼw。
Studio Lifeさん絡みで取った席は観やすいド真ん中。前列が関係者席でイケメンたちが座り、周りの視線を集めること。客席通路の相葉くんまで超観てるw。大くんがやっと通路に現れ、相葉くんと会話してるのがフシギな感じ。
前のイケメンさんは○ちゃんと○くん。どんなコロンを使ってるのかイイ匂いがした。男の人からこんなにイイ香りを嗅ぐなんて初めてw。それぞれがabc青山やテニミュやbambino繋がりもあるしね。19日に観劇した和樹も同じような席だったのかな?
あらすじは『青山』と同じ。新作「赤坂★ボーイズキャバレー」がポシャるが、知らないでキャストオーディションに集まった男たちが、自分たちで新たな何かをゼロから作り出そうとする話。
出演者は、相葉弘樹 青柳塁斗 入山学 岩﨑大(Studio Life) 笠原秀幸 柏進 鎌苅健太 川隅美慎 熊倉功(SET) 斉藤慶太 齋藤ヤスカ 鈴木拡樹 汐崎アイル DAIZO 高崎翔太 仲原裕之(Studio Life) 中村誠治郎 中村龍介 成清正紀(KAKUTA) 成松慶彦 林修司(ルドビコ★) 颯太 福山聖二 増田俊樹。ダブルキャスト本日は、森新吾(D☆D) 兼崎健太郎。
総勢26人の男たちが約300の役を演じる。通行人や子供や女性や老人にも扮するが、声や早着替えもポイントか。
芝居に歌にダンスに殺陣にアクションと、てんこ盛りのエンタメ・ショー。ステージ上では熱い掛け合いや汗が飛び散り、役者たちの懸命な情熱が感じられ、リアルな手ごたえに笑ったりジンときた。
もちろん出演者には其々得意分野があり、ダンスチームや殺陣チームなどに分けてフューチャー。だが基本、出演者全員が歌って踊って、殺陣にも果敢に挑むのが見どころだ。
1幕ラストシーンは全員がガチでやってるのに注目。ほんの一瞬だが貴重なドキドキ感w。
1幕が舞台裏の話とすれば、2幕が観客に見せる表のショー。劇中劇に時代劇をもってくるとは思わなかった。しかも勧善懲悪でタイムトリップとか転生もの!? 劇中劇をたっぷり見せる点で、シェイクスピア劇や『ガラスの仮面』とも繋がりそう。
1幕ではみんな普通の人を演じ、判別がつかない若手俳優もいて苦労した^^;。ところが2幕では時代劇の鬘や衣装をつけても、みんな1幕よりも生き生きと見えて、全員が見分けがつくからフシギw。本番の本番だと実力を発揮するなんて、さすが役者だw。
ダンスチームは3人VS2人に分裂。振付も担当した新吾さんはさすがスゴイ。龍介くんって私と同じ誕生日なんだ。ルイルイが楽しそう。
殺陣チームは遙か組w。成清さんや熊倉さんも良かったが、誠治郎くんの殺陣がカッケー。
漫才チームは漫才そのものがイマイチ^^;。颯太がカワイイ。増田くんツンデレ。ヤスカさんやたら色っぽい。学さんや慶太がよかったな。仲原くん芝居がかってる。
笠原さん芝居が上手い。大くんはラストがオモロイ。
健太と兼ちゃんの兄弟の繋がりがいい。殺陣といえば相葉くんでちゃんと見せ場があったw。
会社をやめて本当にやりたかったことに挑み、仲間と共にちょっぴり前進し成長できた青年。
会社の枠組みから離れ、自分たちの力でやりたいことに挑み、自信と根性と粘りを得た青年。
何もかもから脱却して、自分の全てをさらけだして、本当にやりたいことを一から本気で作り出すことが、人の理想でもある。
現実にはそう上手くはいかないが、この舞台の空間ではそんなことも夢見させてくれそうだ。
そのためには仲間が必要。
観客はこの舞台で色々なフィールドで活躍する役者を一時に拝めるが、出演する役者も色々な人と出会えて、様々な刺激と影響を受け繋がりを増やせる場所だと思う。役者にも貴重な舞台であり、まだまだ需要は続くだろう。
前作に続き、DAIZOのテーマソングも唄われたり、手拍子も起きる。
カテコは全員がタキシード。全員が客席に降りて両通路を歩いてくれるのも嬉しい。
アンコール曲「まわせ!さわげ!」はタオル回し。このためのミニタオルも販売。コール&レスポンスがちょっと分りにくいか。
男優たちのアツい舞台で晴れ晴れと笑顔になり、楽しい余韻で劇場を後にできる舞台だった。
チケット代がもう少し安かったら、もう1回観たかった。
この『abc』のスピンオフ公演『裏』が9月下旬から上演。『abc』同様、松野一茂&堤泰之コンビのオリジナル作品。サンモールとキャパは縮小されるが、こちらも観劇予定。
 ̄
赤坂ACTシアターでは9月に『タンブリング』を上演。劇場のフライヤーが全部無くなっていた^^;。タンブリングのスタッフから丁度電話があって、観劇予定日はカメラ設置で席を移動して欲しいという。前のほうの席だったので承諾したがDVDも販売するのか。
Studio Life関連では、大くんや仲原くんには9月の舞台でまた拝めそう。
『abc』の堤泰之は、11月からの『愛の結晶くん』の脚本・演出が控える。こちらもサンモールで大人数だが、もう若くはなく円熟している者や完熟している者が多いのが特徴w。
今週から『ラストゲーム』スタート。赤坂→青山に逆戻りだ。
みんなの宇宙世紀ナイト!続き
2010年8月22日 役者声優《みんなの宇宙世紀ナイト!》の続き。
開演前や休憩中は『機動戦士ガンダムUC』第2話の予告や、『模型戦士ガンプラビルダーズビギニングG』の予告。
銀河万丈さんナレの『幻影編』や《ボトムズフェスティバル》3作品の予告映像も流れた。
サンライズフェスティバルのパンフは思ったよりペラいが、富野由悠季監督&高橋良輔監督のスペシャル対談が和気藹々。
ロビーのチラシの中に、ボトムズBeatマガジン「ボトびー」1号から6号まで。今号は福山潤だが、次号もイケメンらしいし、石田彰もそのうちフューチャーされるかもね。
次のサンライズフェスティバル参加は、9月の《ボトムズナイト!》。
ロビーのポスターに出演者のサインが加わるのだろうか。 幻影編上映も楽しみだ。
 ̄
22日はキリコ・キュービーを演じられた郷田ほづみさんのお誕生日。
おめでとうございます!\(^o^)/
いっそうのご活躍とご健康をお祈りいたします。
開演前や休憩中は『機動戦士ガンダムUC』第2話の予告や、『模型戦士ガンプラビルダーズビギニングG』の予告。
銀河万丈さんナレの『幻影編』や《ボトムズフェスティバル》3作品の予告映像も流れた。
サンライズフェスティバルのパンフは思ったよりペラいが、富野由悠季監督&高橋良輔監督のスペシャル対談が和気藹々。
ロビーのチラシの中に、ボトムズBeatマガジン「ボトびー」1号から6号まで。今号は福山潤だが、次号もイケメンらしいし、石田彰もそのうちフューチャーされるかもね。
次のサンライズフェスティバル参加は、9月の《ボトムズナイト!》。
ロビーのポスターに出演者のサインが加わるのだろうか。 幻影編上映も楽しみだ。
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22日はキリコ・キュービーを演じられた郷田ほづみさんのお誕生日。
おめでとうございます!\(^o^)/
いっそうのご活躍とご健康をお祈りいたします。
みんなの宇宙世紀ナイト!
2010年8月21日 イベント昨日はレイトショー。今日はオールナイト。
夜から『サンライズフェスティバル』の《みんなの宇宙世紀ナイト!》へ参加してきた。
この劇場でオールナイトを経験するのは2回目。
席の両隣が女性でよかった。
 ̄
先ずはトークショー。
登壇者は、富野由悠季監督、福井晴敏さん。“ほか”はナシ。
富野氏のはじめの挨拶は「(老体だから)優しく接して」(^^)。「それはこっちの台詞」と福井氏は、ここでやっと公式にユニコーンに触れられると「火だるま覚悟」でやる気充分w。
福井さんから唐突に「シャアって死んだんですか?」の質問。富野氏は「再生物語は人の希望」だと前置きし、シャアの生まれ変わりものは勝手にやっていいが面白いかどうかは保証しないという返事。喜ぶ福井さんに、ただしもうひと回りの世代(今の中高生ぐらい)を望むという。
「ニュータイプについて?」の質問に、巨大ガンダムをSFっぽくするために作ったとイヤシイ発想を暴露する富野氏w。Ζガンダムの時は、ニュータイプを否定肯定できないまま作ったので、強化人間をイジくり回してみたという。新訳では総論に徹して俗なハッピーエンドに落としたが、生き方としてはラクで仕事としてはスリリングで面白かったという。しかしΖ以降仕事がないとも(苦笑)。
「逆シャア」について、全編見る度に、何てこの監督ってウマイんだろうと思った(笑)と自画自賛する富野氏。ただひとつ未だに拘りがあるのが、投げたコップの音が気に食わないことw。福井氏は先日の《前夜祭》の余波から、サイコフレーム=イデだとプッシュするが、富野氏によれはサイコフレームはやはりSFっぽくしたい小道具で絵面になるものという捉え方w。
富野氏から「僕の関与していないガンダムについては、認めます」という言葉が出て、福井氏もようやくユニコーンの話へ。ちなみに富野氏も『ガンダムUC』1話2話を観ているという。福井氏は作家活動からやっとガンダムができる資格ができたし、総論としてのガンダムや宇宙世紀に生きる人間たちを書きたいという思いがあったとか。5年前に監督に原案をもって伺ったら「イイんじゃない」という返事を貰って「シメタ!」と思ったそうだが、当の富野氏は全く覚えていないとかw。
富野氏は「“再生”の物語」を「人間の宿命」と位置づけるが、アムロとシャアの復活は時系列的に現在進行形だからよく考える必要があるという。でもまだまだ生き続けるね、と茶目っ気たっぷりw。
「次、どうするんですか?」に、具体的なオファーはないし、スポンサー料がないと作れないと素っ気無い富野氏。『リングオブガンダム』については、作画・スペースコロニーなど課題がいっぱいあるし、若い人にやって貰いたいが、今年中のオファーは受けられませんという。福井しからの「銀河旅行」の美しい響きにノってみたが、富野がやると悲惨になるとやっぱり否定的な富野氏。仕事がないので、とりあえず25億出してくれる人を求むと、ジョーク交じりに締めた。
最後にひと言。福井氏は「富野さんに結構肉迫できた」と満足。上映最後のユニコーンは口直しだと、10/30から2話展開だけをピーアール。ご本人の前ではやっぱり表立って宣伝できない様子w。富野氏は「ユニコーンはひとつだけ取り柄があり、口直しになるんです」(笑)と監督らしいプッシュ。お客さんには「体を壊さないように。睡眠は大事ですから。寝てイイんだよ!」と優しい言葉をかけてくれた。いつものように帽子をとってお辞儀。拍手の中を、二人ともゆっくり右扉から退出された。
約1時間。本音から宣伝まで、富野氏のナマの言葉が広がり、愉快痛快なお二人の濃いやり取りで盛り上って楽しかった(^o^)。
なんか、富野氏を拝顔してお話を聞く度に、元気が出てくるのよね~。
 ̄
上映作品は5作。作品ごとに休憩あり。
後方に立見の方もいて、座布団桟敷で夜を明かす人も少なくない。
男性客が多いので、男子トイレに列ができるという事態も面白いw。
『劇場版 機動戦士Ζガンダム -星を継ぐ者-』
『劇場版 機動戦士Ζガンダム -恋人たち-』
『劇場版 機動戦士Ζガンダム -星の鼓動は愛-』
試写会、初日舞台挨拶と何度も単独で観たし、トークショー目当てで3部作一挙上映も観たし、DVDでも持っている作品。
新訳第1作公開からもう5年も経つんだね。試写会を娘と観たことが夢のようで懐かしい。
とりあえずカミーユ・ビダン@飛田展男さんをとことん堪能(*^。^*)。鈴置洋孝、戸谷公次の遺作と考えるとよりいっそう感慨深い。
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
劇場で観てテレビで観て、実は今回やっと3回目の鑑賞。DVDは持ってるがまだ観てなかったり。
シャア大佐、女キラーだなぁw。10代から40代まで(?)手広くやっていそう。実はマザコンで、本物の大人の男になりきれてなかったヤツだと今更ながらに思う。でも男のロマンを感じさせる姿が惹かれるところなのかもね。
途中、とろとろと眠くなったりしたが、いつの間にか画面に吸い寄せられるように観てしまった。
でも新訳エンディングのGacktの音楽がイイ子守唄にもなったりw。
夜から『サンライズフェスティバル』の《みんなの宇宙世紀ナイト!》へ参加してきた。
この劇場でオールナイトを経験するのは2回目。
席の両隣が女性でよかった。
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先ずはトークショー。
登壇者は、富野由悠季監督、福井晴敏さん。“ほか”はナシ。
富野氏のはじめの挨拶は「(老体だから)優しく接して」(^^)。「それはこっちの台詞」と福井氏は、ここでやっと公式にユニコーンに触れられると「火だるま覚悟」でやる気充分w。
福井さんから唐突に「シャアって死んだんですか?」の質問。富野氏は「再生物語は人の希望」だと前置きし、シャアの生まれ変わりものは勝手にやっていいが面白いかどうかは保証しないという返事。喜ぶ福井さんに、ただしもうひと回りの世代(今の中高生ぐらい)を望むという。
「ニュータイプについて?」の質問に、巨大ガンダムをSFっぽくするために作ったとイヤシイ発想を暴露する富野氏w。Ζガンダムの時は、ニュータイプを否定肯定できないまま作ったので、強化人間をイジくり回してみたという。新訳では総論に徹して俗なハッピーエンドに落としたが、生き方としてはラクで仕事としてはスリリングで面白かったという。しかしΖ以降仕事がないとも(苦笑)。
「逆シャア」について、全編見る度に、何てこの監督ってウマイんだろうと思った(笑)と自画自賛する富野氏。ただひとつ未だに拘りがあるのが、投げたコップの音が気に食わないことw。福井氏は先日の《前夜祭》の余波から、サイコフレーム=イデだとプッシュするが、富野氏によれはサイコフレームはやはりSFっぽくしたい小道具で絵面になるものという捉え方w。
富野氏から「僕の関与していないガンダムについては、認めます」という言葉が出て、福井氏もようやくユニコーンの話へ。ちなみに富野氏も『ガンダムUC』1話2話を観ているという。福井氏は作家活動からやっとガンダムができる資格ができたし、総論としてのガンダムや宇宙世紀に生きる人間たちを書きたいという思いがあったとか。5年前に監督に原案をもって伺ったら「イイんじゃない」という返事を貰って「シメタ!」と思ったそうだが、当の富野氏は全く覚えていないとかw。
富野氏は「“再生”の物語」を「人間の宿命」と位置づけるが、アムロとシャアの復活は時系列的に現在進行形だからよく考える必要があるという。でもまだまだ生き続けるね、と茶目っ気たっぷりw。
「次、どうするんですか?」に、具体的なオファーはないし、スポンサー料がないと作れないと素っ気無い富野氏。『リングオブガンダム』については、作画・スペースコロニーなど課題がいっぱいあるし、若い人にやって貰いたいが、今年中のオファーは受けられませんという。福井しからの「銀河旅行」の美しい響きにノってみたが、富野がやると悲惨になるとやっぱり否定的な富野氏。仕事がないので、とりあえず25億出してくれる人を求むと、ジョーク交じりに締めた。
最後にひと言。福井氏は「富野さんに結構肉迫できた」と満足。上映最後のユニコーンは口直しだと、10/30から2話展開だけをピーアール。ご本人の前ではやっぱり表立って宣伝できない様子w。富野氏は「ユニコーンはひとつだけ取り柄があり、口直しになるんです」(笑)と監督らしいプッシュ。お客さんには「体を壊さないように。睡眠は大事ですから。寝てイイんだよ!」と優しい言葉をかけてくれた。いつものように帽子をとってお辞儀。拍手の中を、二人ともゆっくり右扉から退出された。
約1時間。本音から宣伝まで、富野氏のナマの言葉が広がり、愉快痛快なお二人の濃いやり取りで盛り上って楽しかった(^o^)。
なんか、富野氏を拝顔してお話を聞く度に、元気が出てくるのよね~。
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上映作品は5作。作品ごとに休憩あり。
後方に立見の方もいて、座布団桟敷で夜を明かす人も少なくない。
男性客が多いので、男子トイレに列ができるという事態も面白いw。
『劇場版 機動戦士Ζガンダム -星を継ぐ者-』
『劇場版 機動戦士Ζガンダム -恋人たち-』
『劇場版 機動戦士Ζガンダム -星の鼓動は愛-』
試写会、初日舞台挨拶と何度も単独で観たし、トークショー目当てで3部作一挙上映も観たし、DVDでも持っている作品。
新訳第1作公開からもう5年も経つんだね。試写会を娘と観たことが夢のようで懐かしい。
とりあえずカミーユ・ビダン@飛田展男さんをとことん堪能(*^。^*)。鈴置洋孝、戸谷公次の遺作と考えるとよりいっそう感慨深い。
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
劇場で観てテレビで観て、実は今回やっと3回目の鑑賞。DVDは持ってるがまだ観てなかったり。
シャア大佐、女キラーだなぁw。10代から40代まで(?)手広くやっていそう。実はマザコンで、本物の大人の男になりきれてなかったヤツだと今更ながらに思う。でも男のロマンを感じさせる姿が惹かれるところなのかもね。
途中、とろとろと眠くなったりしたが、いつの間にか画面に吸い寄せられるように観てしまった。
でも新訳エンディングのGacktの音楽がイイ子守唄にもなったりw。
映画 神様ヘルプ!&楽日舞台挨拶
2010年8月20日 映画 コメント (1)映画『神様ヘルプ!』&楽日舞台挨拶へ行ってきた。
神様ヘルプ!公開最終日。私は二回目の鑑賞だが、今日が初回という人も少なくない。
先ず舞台挨拶。登壇者は、右から佐々木詳太監督、加藤和樹、佐藤めぐみ、小西遼生。MCはヤマネさん。和樹と遼生さん、ジャケットが黒とグレーで対照的。和樹の赤いネクタイがステキ。
今日のチケットの倍率は5倍だと言う監督。映画が初めてじゃない人~?に、観客と一緒に手を挙げる和樹w、そして遼生さん。今後、札幌、仙台、東京凱旋が決まったそうで、ガッツポーズをする和樹がお茶目v。
演じたキャラクターについて。和樹は「アツオはちょっとKY(笑)」「佐藤隆は悪い心を引きずり出されて人を殺しました(苦笑)」と、バッサバッサとちぎっては投げて楽しかったと笑う。狂気を作りこんだ後で、アツオと人の良い先生を作ったそうだ。
遼生さんは「朝倉はアツオよりずっとずっとずーっとKY(笑)」と、丈が短くチャックからシャツが出てるし天然パーマで何してるんだと外見を真っ向から否定w。和樹からも画面の中で目立ってしょうがないとツッコミw。
めぐみさんは「滝島は霊媒師のお婆ちゃんがいる」の話でストップされ、「呪文をとなえるのが恥かしかった」と言うが、隣の和樹がウケ笑い。
監督からは「加藤くんは普通のアツオが難しかった」「めぐみちゃんは明るくて男っぽい」「小西くんはまさに等身大(笑)いつもの僕と同じ」と笑う。
遼生さんから、チャックから黄色いシャツを出すのが何かに繋がると思ったが結局触れられていないとクレームw。画面では彼の芝居より股間に注目、という楽しみも出たり(笑)。でも「オカシイでしょ!?」と遼生さんも和樹も大ウケ(^o^)。
見どころについて。「呪文を唱えた後の僕のリアクション」と和樹。「佐藤二郎さんのアドリブの数々…に笑いを堪えているみんな」とめぐみさん。遼生さんも「アンツーオーって何だよ!?」とツッコミながら「和樹くんの猟奇的な目。目の中にコスモがあるんですよ」と褒め言葉(^^)。コスモと聞いて私が某星矢を思い出したのは言うまでもない。
監督からはマジメな言葉。彼はホントに悪魔なのか?彼が悪を働くような環境や社会が悪いんじゃないか?という問いがテーマのひとつだという。観終わって楽しく元気になって帰ってくれるならいいと語った。
映画に出てくる「お化け屋敷」に名前を付けるとしたら?で、みんな言葉に詰った顔を見せたが、いっせいに「タワーオブシュガーだけど、何か?」と答えて噴出すw。どうやら控室でみんなで合わせようと話していたようだ。監督からは、怖さの度合いで3つのコースを作り選択できたり、芸能人をひとり立たせるという演出面で提案。遼生さんから「タワーオブシュガー・ジローってどうですか?」と案が出され、それで合致した模様w。
最後に監督が、この映画館への思い入れを語り、観客へのお礼で締めた。
ハケる時、先頭の遼生さんが出口を間違えてしまって笑いがつきない中、拍手で終了。約20分。
和樹と遼生さん、結構気が合ってポンポン会話が弾み、盛り上がって楽しかった(^o^)。
遼生さん、この日の昼は、主演映画『牙狼<GARO>~RED REQUIEM~』の記者会見に出席。この時の写真では黒のジャケットだった。アクション満載の3Dで、全国30ロードショー。こちらの公開も楽しみに待ちたい。
 ̄
レイトショーの関係で、上映前に帰る人も何人かいたが、私は一応EDテロップ前までは観た。
この映画のように、25年前の日航機墜落事故でかき消された事件も、ホントにありそうだ。
今回は筋も知った上で観たので、あれこれ布石や違和感を確かめながらの鑑賞。
栁澤貴彦演じる赤岩刑事も、はじめからそういう曖昧な演技をしていたんだね。
佐藤二郎さん、主役にも見えるほどのオモロイ存在感。あれもこれものアドリブの数々に笑い。
ナマ遼生さんを観たからか、おバカでコミカルな遼生さんの演技にも笑いが絶えない。
滝島の呪文のあとの和樹のリアクションを確認して笑い。でも「神様ヘルプ!」の歌には笑いが出なかった。う~ん。面白かったのに。
真実を知った奈緒と峻の場面は、尺がたっぷりあるせいかジンとくる。先生と用務員との心意気にも感動。でも肝心の悪魔との対決を忘れてしまいそう^^;。
綺麗に終るより、最後は強引なオチ。ちょっと私のテイストじゃないかも。それもこれも滝島さんがいてこそのお化け屋敷。アツオの立場は? そういやアツオの苗字って何だったのだろう?
ツッコミ所は多いが、俳優の好演や怪演が印象的に残る映画だった。午前様にならずに済んだ。
東京凱旋の上映はいつどこでやるんだろう?
神様ヘルプ!公開最終日。私は二回目の鑑賞だが、今日が初回という人も少なくない。
先ず舞台挨拶。登壇者は、右から佐々木詳太監督、加藤和樹、佐藤めぐみ、小西遼生。MCはヤマネさん。和樹と遼生さん、ジャケットが黒とグレーで対照的。和樹の赤いネクタイがステキ。
今日のチケットの倍率は5倍だと言う監督。映画が初めてじゃない人~?に、観客と一緒に手を挙げる和樹w、そして遼生さん。今後、札幌、仙台、東京凱旋が決まったそうで、ガッツポーズをする和樹がお茶目v。
演じたキャラクターについて。和樹は「アツオはちょっとKY(笑)」「佐藤隆は悪い心を引きずり出されて人を殺しました(苦笑)」と、バッサバッサとちぎっては投げて楽しかったと笑う。狂気を作りこんだ後で、アツオと人の良い先生を作ったそうだ。
遼生さんは「朝倉はアツオよりずっとずっとずーっとKY(笑)」と、丈が短くチャックからシャツが出てるし天然パーマで何してるんだと外見を真っ向から否定w。和樹からも画面の中で目立ってしょうがないとツッコミw。
めぐみさんは「滝島は霊媒師のお婆ちゃんがいる」の話でストップされ、「呪文をとなえるのが恥かしかった」と言うが、隣の和樹がウケ笑い。
監督からは「加藤くんは普通のアツオが難しかった」「めぐみちゃんは明るくて男っぽい」「小西くんはまさに等身大(笑)いつもの僕と同じ」と笑う。
遼生さんから、チャックから黄色いシャツを出すのが何かに繋がると思ったが結局触れられていないとクレームw。画面では彼の芝居より股間に注目、という楽しみも出たり(笑)。でも「オカシイでしょ!?」と遼生さんも和樹も大ウケ(^o^)。
見どころについて。「呪文を唱えた後の僕のリアクション」と和樹。「佐藤二郎さんのアドリブの数々…に笑いを堪えているみんな」とめぐみさん。遼生さんも「アンツーオーって何だよ!?」とツッコミながら「和樹くんの猟奇的な目。目の中にコスモがあるんですよ」と褒め言葉(^^)。コスモと聞いて私が某星矢を思い出したのは言うまでもない。
監督からはマジメな言葉。彼はホントに悪魔なのか?彼が悪を働くような環境や社会が悪いんじゃないか?という問いがテーマのひとつだという。観終わって楽しく元気になって帰ってくれるならいいと語った。
映画に出てくる「お化け屋敷」に名前を付けるとしたら?で、みんな言葉に詰った顔を見せたが、いっせいに「タワーオブシュガーだけど、何か?」と答えて噴出すw。どうやら控室でみんなで合わせようと話していたようだ。監督からは、怖さの度合いで3つのコースを作り選択できたり、芸能人をひとり立たせるという演出面で提案。遼生さんから「タワーオブシュガー・ジローってどうですか?」と案が出され、それで合致した模様w。
最後に監督が、この映画館への思い入れを語り、観客へのお礼で締めた。
ハケる時、先頭の遼生さんが出口を間違えてしまって笑いがつきない中、拍手で終了。約20分。
和樹と遼生さん、結構気が合ってポンポン会話が弾み、盛り上がって楽しかった(^o^)。
遼生さん、この日の昼は、主演映画『牙狼<GARO>~RED REQUIEM~』の記者会見に出席。この時の写真では黒のジャケットだった。アクション満載の3Dで、全国30ロードショー。こちらの公開も楽しみに待ちたい。
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レイトショーの関係で、上映前に帰る人も何人かいたが、私は一応EDテロップ前までは観た。
この映画のように、25年前の日航機墜落事故でかき消された事件も、ホントにありそうだ。
今回は筋も知った上で観たので、あれこれ布石や違和感を確かめながらの鑑賞。
栁澤貴彦演じる赤岩刑事も、はじめからそういう曖昧な演技をしていたんだね。
佐藤二郎さん、主役にも見えるほどのオモロイ存在感。あれもこれものアドリブの数々に笑い。
ナマ遼生さんを観たからか、おバカでコミカルな遼生さんの演技にも笑いが絶えない。
滝島の呪文のあとの和樹のリアクションを確認して笑い。でも「神様ヘルプ!」の歌には笑いが出なかった。う~ん。面白かったのに。
真実を知った奈緒と峻の場面は、尺がたっぷりあるせいかジンとくる。先生と用務員との心意気にも感動。でも肝心の悪魔との対決を忘れてしまいそう^^;。
綺麗に終るより、最後は強引なオチ。ちょっと私のテイストじゃないかも。それもこれも滝島さんがいてこそのお化け屋敷。アツオの立場は? そういやアツオの苗字って何だったのだろう?
ツッコミ所は多いが、俳優の好演や怪演が印象的に残る映画だった。午前様にならずに済んだ。
東京凱旋の上映はいつどこでやるんだろう?
水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展
2010年8月19日 生活時事招待券を頂いたので、『ゲゲゲ展』へ行ってきた。
漫画家・水木しげる氏の米寿記念の展示会でもある。
代表作「河童の三平」「悪魔くん」「ゲゲゲの鬼太郎」を中心に、水木さんが60年かけて作り上げた世界を、約100点の原画などで紹介。
紙芝居や貸本漫画から、少年誌の連載へ。
当時の“別冊少年マガジン”などの雑誌も展示され、「テレビくん」「のんのんばあ」をはじめ、戦記もの漫画も網羅されている。
同じキャラクターや作品でも、初期のものとそれ以降のものとでは絵や表現方法が違うので、見比べる面白さもある。
アニメや実写では知っていても、水木さんの漫画は殆ど馴染みがなかったが、どこか懐かしく引き込まれる雰囲気。
緻密な点描や線描の迫力に圧倒され、水木さんの激しくも強い思いが紙面から溢れているようだった。
日本の妖怪コーナーは、絵と解説付きでなかなか面白い。
水木しげるさんのプロフィールや写真も展示され、人となりを想像できる。ご夫妻の上の娘さんはお母さん似だなと誰もが思ったりw。
“米寿の大アーチスト 大いに語る”のビデオ上映では、お茶目な漫画家・水木しげるさんと、ひたむきな夫を支えた武良布枝さんの横顔を垣間見る。
水木夫妻を描いたNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』紹介や、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』OP&ED紹介コーナーもあり。
『水木しげる記念館』チラシや調布市マップまで用意。
思った以上に販売商品がバラエティに富んでいて、ポスカやファイルやお菓子をつい買ってしまった。一反もめんのタオルとか、目玉おやじのお碗付き菓子とか、アイデアたっぷりの商品も多い。
漫画家・水木しげる氏の米寿記念の展示会でもある。
代表作「河童の三平」「悪魔くん」「ゲゲゲの鬼太郎」を中心に、水木さんが60年かけて作り上げた世界を、約100点の原画などで紹介。
紙芝居や貸本漫画から、少年誌の連載へ。
当時の“別冊少年マガジン”などの雑誌も展示され、「テレビくん」「のんのんばあ」をはじめ、戦記もの漫画も網羅されている。
同じキャラクターや作品でも、初期のものとそれ以降のものとでは絵や表現方法が違うので、見比べる面白さもある。
アニメや実写では知っていても、水木さんの漫画は殆ど馴染みがなかったが、どこか懐かしく引き込まれる雰囲気。
緻密な点描や線描の迫力に圧倒され、水木さんの激しくも強い思いが紙面から溢れているようだった。
日本の妖怪コーナーは、絵と解説付きでなかなか面白い。
水木しげるさんのプロフィールや写真も展示され、人となりを想像できる。ご夫妻の上の娘さんはお母さん似だなと誰もが思ったりw。
“米寿の大アーチスト 大いに語る”のビデオ上映では、お茶目な漫画家・水木しげるさんと、ひたむきな夫を支えた武良布枝さんの横顔を垣間見る。
水木夫妻を描いたNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』紹介や、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』OP&ED紹介コーナーもあり。
『水木しげる記念館』チラシや調布市マップまで用意。
思った以上に販売商品がバラエティに富んでいて、ポスカやファイルやお菓子をつい買ってしまった。一反もめんのタオルとか、目玉おやじのお碗付き菓子とか、アイデアたっぷりの商品も多い。
ガンダムSUPER EXPO 東京2010
2010年8月19日 生活時事恒例の『ガンダムSUPER EXPO 東京2010』に立ち寄ってみた。入場無料で本日まで。
今年はガンプラ30周年記念イベントがメイン。
1980年のキットから最新ブランドまで、ガンプラが一堂に会した展示は見応えがある。
ガンプラといえば、私は『ガンダムW』関連ぐらいなので、デスサイズヘルやデスサイズについ注目してしまう。それとターンA関連。
懐かしいやら、目を瞠るやら、撮影するやらで、皆さん思い思いに楽しんでいた。
著名人が参加したガンプラ企画コーナーが面白い。GACKTやしょこたんに混じって、福井晴敏さんのスイカガンダムや、大河元気くんのド☆ストライクフリーダムが個性的だったw。
『機動戦士ガンダムUC』第2話の一部が流れたり、劇場版『機動戦士ガンダム00』の展開もあったり。
ガンプラ30周年記念アニメーション『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』第1部を公開。こちらはおいおいと。
“ビーム・サーベル”を持った静岡の1/1ガンダムのガンプラも9月以降に販売予定。静岡でも限定グッズが色々販売されているんだね。
ANAのガンダム・ロゴが入った飛行機の模型は欲しいな。
限定グッズはあまり興味がなかったが、歴代劇場版ガンダムシリーズのポスカセット目当てに、『ガンダム00』の前売券を買ってしまった。東映ヒーローのポスカセット&前売券よりは安い。
ガンダム関連で次は8月下旬のキャラホビ2010。公式ガイドブックを見たら行きたくなってしまった^^;。
今年はガンプラ30周年記念イベントがメイン。
1980年のキットから最新ブランドまで、ガンプラが一堂に会した展示は見応えがある。
ガンプラといえば、私は『ガンダムW』関連ぐらいなので、デスサイズヘルやデスサイズについ注目してしまう。それとターンA関連。
懐かしいやら、目を瞠るやら、撮影するやらで、皆さん思い思いに楽しんでいた。
著名人が参加したガンプラ企画コーナーが面白い。GACKTやしょこたんに混じって、福井晴敏さんのスイカガンダムや、大河元気くんのド☆ストライクフリーダムが個性的だったw。
『機動戦士ガンダムUC』第2話の一部が流れたり、劇場版『機動戦士ガンダム00』の展開もあったり。
ガンプラ30周年記念アニメーション『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』第1部を公開。こちらはおいおいと。
“ビーム・サーベル”を持った静岡の1/1ガンダムのガンプラも9月以降に販売予定。静岡でも限定グッズが色々販売されているんだね。
ANAのガンダム・ロゴが入った飛行機の模型は欲しいな。
限定グッズはあまり興味がなかったが、歴代劇場版ガンダムシリーズのポスカセット目当てに、『ガンダム00』の前売券を買ってしまった。東映ヒーローのポスカセット&前売券よりは安い。
ガンダム関連で次は8月下旬のキャラホビ2010。公式ガイドブックを見たら行きたくなってしまった^^;。