ワンダフルワールド 先行上映&舞台挨拶 第2部
2010年6月12日 イベント『Wonderful World -ワンダフルワールド-』プレミアム先行上映会&舞台挨拶の第2部へ行ってきた。
浪川大輔の第1回監督作品。
お馴染みの声優や俳優やミュージシャンが結集した作品とあって、好奇心から一度は観てみたかった。
今回のイベントはチケット代も安くはなく、開催場所も遠いし迷ってはいたが、どうせならキャストトークも聞こうという興味本位から。
暑い中集まったのは700人位の若い男女。準備や開場が遅れたせいで物販もごった返し、結局スタートしたのは予定より25分遅れ。
MCはサンミュージックの誰かさん? 劇場とは違う会場なので、とにかく音響が悪くマイクを通した声が殆ど届いてこない。出演キャストも座られると観難い。前方と中央のスクリーンはこじんまりと小さく、トーク中の映像も流されないという不親切な環境だった。イベント開催目的は、偏狭な場所に人を集めるだけ集めて元を取りたいということか。
第2部の出演者は、左から浪川監督、夢人(彩冷える)、平田裕香、宮野真守、上原歩、藤原啓治、小山力也、そして山寺宏一というメンバー。第1部出演者と比べて見劣りがしたのか、急遽山ちゃんが追加となった模様w。
でも山ちゃんが来てくれてホントに助かった、というか、どうにか盛り上がったw。第1部には出ていないので条件的には私らと殆ど同じ。スーツにグレーのコサージュを付けて、「こんなにちっちゃかった大ちゃんがこんなに成長して」「大ちゃんの初監督作品のお祝いにかけつけました」と嬉しいことをおっしゃる。
作品に出演して「天にも昇る心地」とウソくさい言葉を言いつつちょっとヤル気なさげな藤原さんと、妙な頷きと妙なハイテンションで苦笑させる力也さん。この中堅どころ二人だけでは、トークも沈んだままだったろう。
力也さんは隣が山寺さんで「落ち着かない」と座る様子もイマイチで、「オーハ」から始まって「山ちゃん見て育ちました」という夢人さんもとても嬉しそうw。そんな二人に気を使いながら、山ちゃんも喋りを意識的に抑えている様子。
第1部は上映後のトークだったが、第2部は上映前なので内容やネタバレをしないように話すのが皆さん大変そう。とにかく小さな声が聴き取り難く、山ちゃんが「イマイチ聞こえづらい」と言ってくれた時は大きく頷いてしまった。
作品に参加したのは「ギャラ」と即答しちょっぴり顰蹙を買った山ちゃんだが、「監督っぷり格好良かった」と褒める。山ちゃんはタダものではない役だが、説教的なクライ台詞はオカマが言ったほうが心に入ってくるからとは浪川監督の弁。
映画での宮野くんとの会話シーンでは、宮野くんの顎が出ているなとずっと思っていたと言う山ちゃん。ついでに携帯のバイブ音のモノマネもやっていて、どこで使われているか探すのも楽しみの一つらしい。夢人さんまでバイブ音のモノマネを披露。
関智一の話では、監督が「関さんは、役というより関さん!」と言うと、山ちゃんが「アイツ太ったよね!」と言って会場爆笑。確かに太ったと私も同感。
浪川監督について。宮野くんは「気づかいやケアや優しさが溢れていて、打ち合わせも入念にしてくれる」と絶賛。
上原さんからは「たまに私の背中をヤらしい目で見てた」平田さんは「たまに演技指導で、フワっととか擬音が多い(笑)」。監督によると上原さんは「ひじょうにシュッ!」な人らしいw。
藤原さんは「藤原さんの”まんま”でやって」と監督に言われたそうだが、「どこまでが”まんま”なのか」と当惑することもあったそう。サングラスもかけたまんまのご出演。
力也さんはドクターの役だが、「監督が僕の白衣姿をヤらしい目で見て…」とジョーク交じり。
どんな夢が見たい?の質問に、「争いのないみんな笑顔の社会」「子どもや年寄りが安心して暮らせる社会」と口々に語る中堅三人組。そんな中、綺麗ごとばかりではなく「自分も幸せになりたい」と微笑む平田さんw。
浪川監督からは見どころとして「テーマは難しいが、苦しいときに一歩踏み出せるようなメッセージになっている」。
抽選コーナーや写真撮影の後、第1部と逆で、「これから見るお客さんなのでドキドキする」と監督。最後にみんながひと言ずつ。1部と2部の間に楽屋でみんなでトランプをしたそうだが、「宮野くんのジャンケンの弱っぷり」「浪川さんの大貧民の弱っぷり」を挙げて楽しい一日だったと明るく笑う平田さんが最強だったw。
 ̄
終了後、上映スタート。
眠っている間に経験する、争いのある混沌とした「ヘム」という世界で次々と死ぬ者たちが、現実世界でも同じように死んでいくサマを目の当りにする青年。今は植物状態で長期入院中の兄とヘムで対峙することで、兄との過去や潜在的記憶と向き合っていく青年を描く。
大雑把に言えば、こんな話になるのかな。幻想的なインナーワールドなので、なかなか理解し辛く分り辛く話し辛い^^;。
小さいスクリーンの暗く不安定な映像で、音響もあまりよくない。たまに聞き取れぬ声や台詞もあり、集中しにくい中での鑑賞なのも残念。
淡々とした平坦な展開と鬱々とした画面が続き、少々かったるく息苦しく、眠気まで起きる。豪華キャストの顔ぶれや演技が目を惹き、ほんの少しだけ笑いの浄化を生む。
よくもわるくも、浪川監督の真面目でひたむきな人柄が作品に反映され、独特の世界観と映像美術を作り出していた。初監督作品としては頑張った成果は出ていたと思う。
宮野真守がナーバスでエキセントリックな難役に挑戦、真摯に熱演する姿には好感がもてる。役に入り込み過ぎて抜け出すのに大変そうだったと監督も話していたが、ほぼ出ずっぱりだしモチベーションを維持するのも大変だったと思う。マモの出演映画は【キラキラMOVIES】三部作以来に観たが、初主演作にして新たな魅力も引き出された。
浪川大輔はマモの兄役。殆ど白い衣装の動かないままで、俳優としてはラクなようにも見える。
上原歩は二重人格的役どころで、美しくも妖しい。平田裕香はアクションとキツイ目がやっぱり似合って強き女を体現、さすがメレ様w。
杉田智和の坊さんがやたら面白味があって、出る度喋る度に会場から笑いが起きたw。
森久保祥太郎、小山剛志、関智一は、ホントにその”まんま”の役。智一さんと同様、祥ちゃんも太って見えたが役作りだろうかw。
甲斐田裕子は上原さんと匹敵するほど綺麗で知的で、普通の女優さんかと思うほどの存在感。
浪川さんとはおそらく『ゲーム☆アクション』以来な夢人(彩冷える)は、拘りのテニスルックとサーブに注目w。
小山力也はまるで『ER』部長みたいな声。藤原啓治はグラサンだけで確かに謎な藤原さん。
山寺宏一がオカマ役として、大切な言葉や思い出を投げかけ情感を生む。
先日舞台で拝見した内海賢二は二役だが、渋い声と度量の大きさに圧倒されそう。
観終わった後も、悶々とした思いでやっぱりよく分らなかった^^;。
終演時間も延びたし、物販は何一つ買わずに、さっさと会場を後にした。
帰りの地下鉄で人身事故の影響を受けたり、20時帰宅に間に合わなかったり、抽選に幾つもハズれたりと、結構散々だった一日(-_-;)。それでも昼に希望チケットが取れたので良しとしよう。
浪川大輔の第1回監督作品。
お馴染みの声優や俳優やミュージシャンが結集した作品とあって、好奇心から一度は観てみたかった。
今回のイベントはチケット代も安くはなく、開催場所も遠いし迷ってはいたが、どうせならキャストトークも聞こうという興味本位から。
暑い中集まったのは700人位の若い男女。準備や開場が遅れたせいで物販もごった返し、結局スタートしたのは予定より25分遅れ。
MCはサンミュージックの誰かさん? 劇場とは違う会場なので、とにかく音響が悪くマイクを通した声が殆ど届いてこない。出演キャストも座られると観難い。前方と中央のスクリーンはこじんまりと小さく、トーク中の映像も流されないという不親切な環境だった。イベント開催目的は、偏狭な場所に人を集めるだけ集めて元を取りたいということか。
第2部の出演者は、左から浪川監督、夢人(彩冷える)、平田裕香、宮野真守、上原歩、藤原啓治、小山力也、そして山寺宏一というメンバー。第1部出演者と比べて見劣りがしたのか、急遽山ちゃんが追加となった模様w。
でも山ちゃんが来てくれてホントに助かった、というか、どうにか盛り上がったw。第1部には出ていないので条件的には私らと殆ど同じ。スーツにグレーのコサージュを付けて、「こんなにちっちゃかった大ちゃんがこんなに成長して」「大ちゃんの初監督作品のお祝いにかけつけました」と嬉しいことをおっしゃる。
作品に出演して「天にも昇る心地」とウソくさい言葉を言いつつちょっとヤル気なさげな藤原さんと、妙な頷きと妙なハイテンションで苦笑させる力也さん。この中堅どころ二人だけでは、トークも沈んだままだったろう。
力也さんは隣が山寺さんで「落ち着かない」と座る様子もイマイチで、「オーハ」から始まって「山ちゃん見て育ちました」という夢人さんもとても嬉しそうw。そんな二人に気を使いながら、山ちゃんも喋りを意識的に抑えている様子。
第1部は上映後のトークだったが、第2部は上映前なので内容やネタバレをしないように話すのが皆さん大変そう。とにかく小さな声が聴き取り難く、山ちゃんが「イマイチ聞こえづらい」と言ってくれた時は大きく頷いてしまった。
作品に参加したのは「ギャラ」と即答しちょっぴり顰蹙を買った山ちゃんだが、「監督っぷり格好良かった」と褒める。山ちゃんはタダものではない役だが、説教的なクライ台詞はオカマが言ったほうが心に入ってくるからとは浪川監督の弁。
映画での宮野くんとの会話シーンでは、宮野くんの顎が出ているなとずっと思っていたと言う山ちゃん。ついでに携帯のバイブ音のモノマネもやっていて、どこで使われているか探すのも楽しみの一つらしい。夢人さんまでバイブ音のモノマネを披露。
関智一の話では、監督が「関さんは、役というより関さん!」と言うと、山ちゃんが「アイツ太ったよね!」と言って会場爆笑。確かに太ったと私も同感。
浪川監督について。宮野くんは「気づかいやケアや優しさが溢れていて、打ち合わせも入念にしてくれる」と絶賛。
上原さんからは「たまに私の背中をヤらしい目で見てた」平田さんは「たまに演技指導で、フワっととか擬音が多い(笑)」。監督によると上原さんは「ひじょうにシュッ!」な人らしいw。
藤原さんは「藤原さんの”まんま”でやって」と監督に言われたそうだが、「どこまでが”まんま”なのか」と当惑することもあったそう。サングラスもかけたまんまのご出演。
力也さんはドクターの役だが、「監督が僕の白衣姿をヤらしい目で見て…」とジョーク交じり。
どんな夢が見たい?の質問に、「争いのないみんな笑顔の社会」「子どもや年寄りが安心して暮らせる社会」と口々に語る中堅三人組。そんな中、綺麗ごとばかりではなく「自分も幸せになりたい」と微笑む平田さんw。
浪川監督からは見どころとして「テーマは難しいが、苦しいときに一歩踏み出せるようなメッセージになっている」。
抽選コーナーや写真撮影の後、第1部と逆で、「これから見るお客さんなのでドキドキする」と監督。最後にみんながひと言ずつ。1部と2部の間に楽屋でみんなでトランプをしたそうだが、「宮野くんのジャンケンの弱っぷり」「浪川さんの大貧民の弱っぷり」を挙げて楽しい一日だったと明るく笑う平田さんが最強だったw。
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終了後、上映スタート。
眠っている間に経験する、争いのある混沌とした「ヘム」という世界で次々と死ぬ者たちが、現実世界でも同じように死んでいくサマを目の当りにする青年。今は植物状態で長期入院中の兄とヘムで対峙することで、兄との過去や潜在的記憶と向き合っていく青年を描く。
大雑把に言えば、こんな話になるのかな。幻想的なインナーワールドなので、なかなか理解し辛く分り辛く話し辛い^^;。
小さいスクリーンの暗く不安定な映像で、音響もあまりよくない。たまに聞き取れぬ声や台詞もあり、集中しにくい中での鑑賞なのも残念。
淡々とした平坦な展開と鬱々とした画面が続き、少々かったるく息苦しく、眠気まで起きる。豪華キャストの顔ぶれや演技が目を惹き、ほんの少しだけ笑いの浄化を生む。
よくもわるくも、浪川監督の真面目でひたむきな人柄が作品に反映され、独特の世界観と映像美術を作り出していた。初監督作品としては頑張った成果は出ていたと思う。
宮野真守がナーバスでエキセントリックな難役に挑戦、真摯に熱演する姿には好感がもてる。役に入り込み過ぎて抜け出すのに大変そうだったと監督も話していたが、ほぼ出ずっぱりだしモチベーションを維持するのも大変だったと思う。マモの出演映画は【キラキラMOVIES】三部作以来に観たが、初主演作にして新たな魅力も引き出された。
浪川大輔はマモの兄役。殆ど白い衣装の動かないままで、俳優としてはラクなようにも見える。
上原歩は二重人格的役どころで、美しくも妖しい。平田裕香はアクションとキツイ目がやっぱり似合って強き女を体現、さすがメレ様w。
杉田智和の坊さんがやたら面白味があって、出る度喋る度に会場から笑いが起きたw。
森久保祥太郎、小山剛志、関智一は、ホントにその”まんま”の役。智一さんと同様、祥ちゃんも太って見えたが役作りだろうかw。
甲斐田裕子は上原さんと匹敵するほど綺麗で知的で、普通の女優さんかと思うほどの存在感。
浪川さんとはおそらく『ゲーム☆アクション』以来な夢人(彩冷える)は、拘りのテニスルックとサーブに注目w。
小山力也はまるで『ER』部長みたいな声。藤原啓治はグラサンだけで確かに謎な藤原さん。
山寺宏一がオカマ役として、大切な言葉や思い出を投げかけ情感を生む。
先日舞台で拝見した内海賢二は二役だが、渋い声と度量の大きさに圧倒されそう。
観終わった後も、悶々とした思いでやっぱりよく分らなかった^^;。
終演時間も延びたし、物販は何一つ買わずに、さっさと会場を後にした。
帰りの地下鉄で人身事故の影響を受けたり、20時帰宅に間に合わなかったり、抽選に幾つもハズれたりと、結構散々だった一日(-_-;)。それでも昼に希望チケットが取れたので良しとしよう。
Ash 3rd LIVE W-Growth- 夜の部
2010年6月11日 イベントAsh 3rd LIVE「W-Growth-」夜の部へ行ってきた。
お馴染み、中村誠治郎と根本正勝によるAshの3rdライブ。
毎回突然決まるので、いつも昼の何かと重なり、いつも夜に参加するハメになる。
今回は渋谷よりも大きなキャパのおかげか、チケットも取り易く、逆に余ってた模様^^;。
3回目にしてようやく根本さん側の場所をキープ。開演前までゲンゴロウさんファンとお喋り。ライブでは根本さんを間近で拝めて、根本さんの視線と汗と表情がビンビンに伝わって、前回以上に満喫して楽しかった(*^。^*)。
今回はスクリーンが先に掲げてあったが、ライブ導入へのパフォーマンス代わり。クールな映像が決まってたが、二人のニンマリには笑いがこみあげる。ライブも格好良くスタート。
昼の部を引き摺ってか、「ねもぱち先生」?とか「せいぱち先生」?とかのモノマネが披露。調子に乗った観客から「何か面白いコトやって~」の声が飛んだから、困って苦笑するお二人さん。彼らはお笑い芸人ではなく、役者なんだから! これはライブなんだから。ついには根本さんから「歌わせてください」と腹をくくったひと言。歌い終わった後は「歌わせていただきました」という言葉が。根本さん、開き直ってる~w。
今回物販には写真の他に、Tシャツやカップが登場。黒Tシャツの根本さんには会場から「カッコイー」、ピンクTシャツの誠くんには「カワイイ~」。根本さんには肯定的な掛け声が多いのに、誠くんには会場のツッコミばかりで「ドンマイ」もまだまだ健在w。
二人でカップのCM。水、水とペットボトルの水をわざわざカップに入れて呑む根本さん。そのカップで今度は誠くんが。え~とまさかの間接キッス!?(笑)
汗っかきの根本さんは、2曲目が終わった頃から早くも顔にいっぱいの汗。Tシャツの上のチョッキも脱いじゃうし。なかなかタオルで汗を拭かないので、2ndの時のタオルを首に巻いてた私はタオルを渡してあげたい気分にw。4曲目ぐらいからやっと顔を拭いてくれたのでこっちもスッキリしたが、またすぐ顔にバーっと汗が。
ステージで体いっぱいに歌い上げる根本さん。2ndの時はお客のほうから手フリで盛り上げていた風だったが、今回は根本さんのほうが率先して手フリで導き、いつも以上の盛り上げ方だ。弾きながら歌う誠くんがあまり動けない分、自分がやろうという意気込み。手だけでなく、首を振ったり体を動かしたりと、たまに何かに憑かれたようなノリもあったり。お客さんの隅から隅まで目をこらして、みんなを丸ごと乗せてあげたる気づかいもある。根本さんの勢いにおされて、私達もいつも以上のノリで手フリや笑顔で応え、一体感で気持ち良かった。
根本さんはたまに先生染みた言葉も使うし、もし役者じゃなかったら、学校の先生になってもお似合いだと思う。
誠くんのギターの腕前もさすがに上がっていた。会場にギターのお師匠さまがいらしてたが、使ってるギターはそのお師匠さま愛用の高額ギターだという。「だって自分のギターより弾き易いから」とちゃっかり言い訳する誠くんw。
懐かしの「With you」を含め、「タイムマシン」や「Real」を次々に披露する二人。バンドメンバーの協力で、持ち歌に様々なアレンジを加えて、違うカラーで聴かせてもくれた。
「ペガサスファンタジー」が、拳や腕を挙げたりジャンプしたりとフリも定着し、すっかり彼らのもち歌になってしまった(笑)。会場も楽しんでいるからいいが、これというのも二人の持ち歌が少ないせいもあるか。
アンコールも「ペガサスファンタジー」から「Real♪」へと雪崩れ込み。二人とも汗びっしょりで、もの凄いビートとノリで歌いきり、会場も大盛り上がりで終了した。いや~私も頬が紅潮して汗ばむほど興奮した(^o^)。
約1時間45分ぐらい。2時間とはいかなかったか。
新作CDの話もチラと出てきたし、またお芝居の合間を縫ってライブも実現するだろう。時間が取れるかぎり私も参加していきたい。
お馴染み、中村誠治郎と根本正勝によるAshの3rdライブ。
毎回突然決まるので、いつも昼の何かと重なり、いつも夜に参加するハメになる。
今回は渋谷よりも大きなキャパのおかげか、チケットも取り易く、逆に余ってた模様^^;。
3回目にしてようやく根本さん側の場所をキープ。開演前までゲンゴロウさんファンとお喋り。ライブでは根本さんを間近で拝めて、根本さんの視線と汗と表情がビンビンに伝わって、前回以上に満喫して楽しかった(*^。^*)。
今回はスクリーンが先に掲げてあったが、ライブ導入へのパフォーマンス代わり。クールな映像が決まってたが、二人のニンマリには笑いがこみあげる。ライブも格好良くスタート。
昼の部を引き摺ってか、「ねもぱち先生」?とか「せいぱち先生」?とかのモノマネが披露。調子に乗った観客から「何か面白いコトやって~」の声が飛んだから、困って苦笑するお二人さん。彼らはお笑い芸人ではなく、役者なんだから! これはライブなんだから。ついには根本さんから「歌わせてください」と腹をくくったひと言。歌い終わった後は「歌わせていただきました」という言葉が。根本さん、開き直ってる~w。
今回物販には写真の他に、Tシャツやカップが登場。黒Tシャツの根本さんには会場から「カッコイー」、ピンクTシャツの誠くんには「カワイイ~」。根本さんには肯定的な掛け声が多いのに、誠くんには会場のツッコミばかりで「ドンマイ」もまだまだ健在w。
二人でカップのCM。水、水とペットボトルの水をわざわざカップに入れて呑む根本さん。そのカップで今度は誠くんが。え~とまさかの間接キッス!?(笑)
汗っかきの根本さんは、2曲目が終わった頃から早くも顔にいっぱいの汗。Tシャツの上のチョッキも脱いじゃうし。なかなかタオルで汗を拭かないので、2ndの時のタオルを首に巻いてた私はタオルを渡してあげたい気分にw。4曲目ぐらいからやっと顔を拭いてくれたのでこっちもスッキリしたが、またすぐ顔にバーっと汗が。
ステージで体いっぱいに歌い上げる根本さん。2ndの時はお客のほうから手フリで盛り上げていた風だったが、今回は根本さんのほうが率先して手フリで導き、いつも以上の盛り上げ方だ。弾きながら歌う誠くんがあまり動けない分、自分がやろうという意気込み。手だけでなく、首を振ったり体を動かしたりと、たまに何かに憑かれたようなノリもあったり。お客さんの隅から隅まで目をこらして、みんなを丸ごと乗せてあげたる気づかいもある。根本さんの勢いにおされて、私達もいつも以上のノリで手フリや笑顔で応え、一体感で気持ち良かった。
根本さんはたまに先生染みた言葉も使うし、もし役者じゃなかったら、学校の先生になってもお似合いだと思う。
誠くんのギターの腕前もさすがに上がっていた。会場にギターのお師匠さまがいらしてたが、使ってるギターはそのお師匠さま愛用の高額ギターだという。「だって自分のギターより弾き易いから」とちゃっかり言い訳する誠くんw。
懐かしの「With you」を含め、「タイムマシン」や「Real」を次々に披露する二人。バンドメンバーの協力で、持ち歌に様々なアレンジを加えて、違うカラーで聴かせてもくれた。
「ペガサスファンタジー」が、拳や腕を挙げたりジャンプしたりとフリも定着し、すっかり彼らのもち歌になってしまった(笑)。会場も楽しんでいるからいいが、これというのも二人の持ち歌が少ないせいもあるか。
アンコールも「ペガサスファンタジー」から「Real♪」へと雪崩れ込み。二人とも汗びっしょりで、もの凄いビートとノリで歌いきり、会場も大盛り上がりで終了した。いや~私も頬が紅潮して汗ばむほど興奮した(^o^)。
約1時間45分ぐらい。2時間とはいかなかったか。
新作CDの話もチラと出てきたし、またお芝居の合間を縫ってライブも実現するだろう。時間が取れるかぎり私も参加していきたい。
舞台『夢の痂(かさぶた)』を観てきた。
2001年より2006年にかけて故・井上ひさし氏が書き下ろした【東京裁判三部作】の連続再演の第三部。
昭和22年夏。東北の裕福な佐藤織物の御殿が、天皇行幸の宿泊地に選ばれると知り、家人たちがてんてこまいする中、天皇に詳しいという元陸軍大佐がたまたま家にいたことから、彼を天皇に模して天皇をお迎えするための奇妙な予行演習が始まる。
庶民の視点から「東京裁判」と「戦争」の真実を問うたドラマ。だが今回は、東京裁判の”と”の字も出てこない。口にのぼるのは、「天子様」”て”の字ばかりで、三部作では異質な内容である。
東京裁判では結局裁かれなかった最高司令官・天皇への戦争責任をストレートにぶつけた話であるが、そのやり方が実に巧妙である。もちろん本物の天皇は登場せず、骨董屋の徳次が演じた天皇が出てくるだけだが、偽者とはいえ、一介の女教師が面と向かって「国民に”すまぬ”と言ってほしい」と謝罪を求めることにビックリ。天皇になりきってしまった徳次は、その熱意に圧倒されるようにお詫びをし、あろうことか「退位する」とまで言いきってしまう。
これはかなり重大なことだ。こんな緊張感のある場面を、演劇でも映像でも観たことがない。確かに天皇が戦後ここまでやってくれれば、その責任を本当に全うしたことにもなろうし、国民も納得し涙したことであろう。舞台の劇中劇とはいえ、妙な爽快感までわいてしまった。
だが、実際はこんなことは果たされず、劇中の「夢」に過ぎない。むしろ舞台上とはいえ、ここまでやっていいのかという不安もよぎる。映画『靖国』の公開前でさえひともんちゃくあったのだし、昭和天皇の諸々のタブーは未だに日本国民に根付いているハズ。
舞台では、戦争責任は天子様や戦犯や軍人らだけではないとも問いている。突然国語の文法の話が出てくるが、日本語には「主語」が巧妙に隠れているという提示のプロセスがとても分りやすかった。文章に主語がないということは、動詞や目的語の責任の所在が確かめられないではないか。ところが、いざコトが起きると、男どもは「主語」探しに躍起になり、適当に曖昧に誤魔化してとぼけてしまう。今でもそんなことが政財界で繰り広げられているではないか。
天子様を模して堅苦しそうな言葉が述べられる一方、舞台では東北弁やひどい訛りが飛び交い、同じようにさっぱり分らない現象が起きて笑いを誘う。東北弁と標準語を使い分ける通訳係まで登場したり、標準語以外の会話禁止の場所まで出てくる。
エセ天子様が出てくる陰で、ヌードモデルと称する女たちが出てくるのも一興。フワフワと実体感を伴わない天子様に比べて、こちらはクネクネと身体をくねらせながら、信念を伴って生き生きと見えるのが面白い。
天子様がなんだというのだ。彼女たち日々を生きる庶民にとって、自分たちこそが「主語」なのだ。過去の愚かな男たちに再び過ちを犯させないよう、今度は女たちが立ち上がっていくような気概を感じさせた。
角野卓造はいわゆる物真似ではなく、角野風天子様という雰囲気で、真面目さや愛嬌がこもった柔らかな役どころ。辻萬長はコッテコテの頑固親父だが、硬派な中の軟派部分が愛らしい。
小林隆はライカを抱えてモデルを写すポーズからして、たまちゃんのお父さんソックリw。今でいうオタクのハシリだろうか。
三田和代の女教師は知的な中にも優しさと逞しさに溢れ、キビキビかつソフトな言葉使いが心地良く、観客を世界観に巧みに引き込む存在として圧巻。神野三鈴のしなやかな足に見惚れ、色っぽい声に聞き惚れた。
再演3作全部に出ている役者はいないが、演奏メンバー4人は皆勤だという。彼らは時にドラマにムリに引っ張り出されもしたが、終演後の余韻を観客に提供してくれた。
いわゆるTalk like Singingではなく、Sing like Talkingの舞台なのだろう。和みと親しみのあるメロディーで、台詞を喋るように歌ってくれた役者たち。きらめく大切な言葉の数々が、我々の胸に分り易くストンと飛び込んできた。心の片隅に常に溜めてあった小さなわだかまりが、少しずつ疼いて剥がされていくような感覚を3部作で味わった。
先の2部のような十年後かのエピローグはなかったが、今回は『裂け目』の時のような「劇場は…考えるところ」というメロディーが付いていた。舞台を観た我々に「考える」リアルな空間を与えて下さった。井上ひさしさんには心から感謝したい。
2001年より2006年にかけて故・井上ひさし氏が書き下ろした【東京裁判三部作】の連続再演の第三部。
昭和22年夏。東北の裕福な佐藤織物の御殿が、天皇行幸の宿泊地に選ばれると知り、家人たちがてんてこまいする中、天皇に詳しいという元陸軍大佐がたまたま家にいたことから、彼を天皇に模して天皇をお迎えするための奇妙な予行演習が始まる。
庶民の視点から「東京裁判」と「戦争」の真実を問うたドラマ。だが今回は、東京裁判の”と”の字も出てこない。口にのぼるのは、「天子様」”て”の字ばかりで、三部作では異質な内容である。
東京裁判では結局裁かれなかった最高司令官・天皇への戦争責任をストレートにぶつけた話であるが、そのやり方が実に巧妙である。もちろん本物の天皇は登場せず、骨董屋の徳次が演じた天皇が出てくるだけだが、偽者とはいえ、一介の女教師が面と向かって「国民に”すまぬ”と言ってほしい」と謝罪を求めることにビックリ。天皇になりきってしまった徳次は、その熱意に圧倒されるようにお詫びをし、あろうことか「退位する」とまで言いきってしまう。
これはかなり重大なことだ。こんな緊張感のある場面を、演劇でも映像でも観たことがない。確かに天皇が戦後ここまでやってくれれば、その責任を本当に全うしたことにもなろうし、国民も納得し涙したことであろう。舞台の劇中劇とはいえ、妙な爽快感までわいてしまった。
だが、実際はこんなことは果たされず、劇中の「夢」に過ぎない。むしろ舞台上とはいえ、ここまでやっていいのかという不安もよぎる。映画『靖国』の公開前でさえひともんちゃくあったのだし、昭和天皇の諸々のタブーは未だに日本国民に根付いているハズ。
舞台では、戦争責任は天子様や戦犯や軍人らだけではないとも問いている。突然国語の文法の話が出てくるが、日本語には「主語」が巧妙に隠れているという提示のプロセスがとても分りやすかった。文章に主語がないということは、動詞や目的語の責任の所在が確かめられないではないか。ところが、いざコトが起きると、男どもは「主語」探しに躍起になり、適当に曖昧に誤魔化してとぼけてしまう。今でもそんなことが政財界で繰り広げられているではないか。
天子様を模して堅苦しそうな言葉が述べられる一方、舞台では東北弁やひどい訛りが飛び交い、同じようにさっぱり分らない現象が起きて笑いを誘う。東北弁と標準語を使い分ける通訳係まで登場したり、標準語以外の会話禁止の場所まで出てくる。
エセ天子様が出てくる陰で、ヌードモデルと称する女たちが出てくるのも一興。フワフワと実体感を伴わない天子様に比べて、こちらはクネクネと身体をくねらせながら、信念を伴って生き生きと見えるのが面白い。
天子様がなんだというのだ。彼女たち日々を生きる庶民にとって、自分たちこそが「主語」なのだ。過去の愚かな男たちに再び過ちを犯させないよう、今度は女たちが立ち上がっていくような気概を感じさせた。
角野卓造はいわゆる物真似ではなく、角野風天子様という雰囲気で、真面目さや愛嬌がこもった柔らかな役どころ。辻萬長はコッテコテの頑固親父だが、硬派な中の軟派部分が愛らしい。
小林隆はライカを抱えてモデルを写すポーズからして、たまちゃんのお父さんソックリw。今でいうオタクのハシリだろうか。
三田和代の女教師は知的な中にも優しさと逞しさに溢れ、キビキビかつソフトな言葉使いが心地良く、観客を世界観に巧みに引き込む存在として圧巻。神野三鈴のしなやかな足に見惚れ、色っぽい声に聞き惚れた。
再演3作全部に出ている役者はいないが、演奏メンバー4人は皆勤だという。彼らは時にドラマにムリに引っ張り出されもしたが、終演後の余韻を観客に提供してくれた。
いわゆるTalk like Singingではなく、Sing like Talkingの舞台なのだろう。和みと親しみのあるメロディーで、台詞を喋るように歌ってくれた役者たち。きらめく大切な言葉の数々が、我々の胸に分り易くストンと飛び込んできた。心の片隅に常に溜めてあった小さなわだかまりが、少しずつ疼いて剥がされていくような感覚を3部作で味わった。
先の2部のような十年後かのエピローグはなかったが、今回は『裂け目』の時のような「劇場は…考えるところ」というメロディーが付いていた。舞台を観た我々に「考える」リアルな空間を与えて下さった。井上ひさしさんには心から感謝したい。
舞台花咲け/関さんお誕生日
2010年6月11日 役者声優舞台版『花咲ける青少年』の出演キャストが一部発表。
AKIRAさんという方は知らない。
久保田悠来くんが倣立人。跡部さまに政宗さま、すっかりアニメコミック・キャラが板についたというか。
『銀英伝』みたいにキャストは小出しで発表されるようだが、なんせルドビコ★だしw。林修司さんや桜木さやかさんはどんな役だろう?
舞台『花咲ける青少年』は9月29日より10月6日まで、草月ホールにて上演。前に草月ホールでルドビコ★の舞台を観たことがあるが、また写真やグッズがいっぱい販売されるんだろうな。
 ̄
今夜のNHKBS2ミッドナイトステージは、D-BOYS STAGE VOL.3『鴉~KARASU~10』放送。
『鴉04』ではないのね。
遠藤雄弥の凛々しい侍が観れるが、中村優一の「だっぺ」にも注目w。この東北弁が『女帝薫子』へと繋がっていったのかなw。
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今日は関俊彦さんのお誕生日。
おめでとうございます!\(^o^)/
48歳なんて、男の人生まだまだこれから! ご健勝をお祈りいたします。
AKIRAさんという方は知らない。
久保田悠来くんが倣立人。跡部さまに政宗さま、すっかりアニメコミック・キャラが板についたというか。
『銀英伝』みたいにキャストは小出しで発表されるようだが、なんせルドビコ★だしw。林修司さんや桜木さやかさんはどんな役だろう?
舞台『花咲ける青少年』は9月29日より10月6日まで、草月ホールにて上演。前に草月ホールでルドビコ★の舞台を観たことがあるが、また写真やグッズがいっぱい販売されるんだろうな。
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今夜のNHKBS2ミッドナイトステージは、D-BOYS STAGE VOL.3『鴉~KARASU~10』放送。
『鴉04』ではないのね。
遠藤雄弥の凛々しい侍が観れるが、中村優一の「だっぺ」にも注目w。この東北弁が『女帝薫子』へと繋がっていったのかなw。
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今日は関俊彦さんのお誕生日。
おめでとうございます!\(^o^)/
48歳なんて、男の人生まだまだこれから! ご健勝をお祈りいたします。
ミュージカル 冒険者たち ガンバとその仲間たち 初日
2010年6月10日 舞台演劇ミュージカル『冒険者たち ガンバとその仲間たち』初日を観てきた。
町ネズミのガンバや船乗りネズミたちが、忠太ら島ネズミを白イタチのノロイ一族の攻撃から救うため、冒険の旅へ出発する話。
原作は斉藤惇夫の児童文学。テレビアニメ『ガンバの冒険』の放送から丁度35年経つ。
去年人気だった公演の再演だが、アレンジを幾つか加えて、初演よりもパワーアップした模様。
サンモールよりも、サンシャインの大らかな劇場のほうがこの作品には合っているだろう。
実にエンタメらしいミュージカルに仕上がっていた。歌や踊りがふんだんにあり、お子さまを意識した振り付けや歌詞も微笑ましい。舞台ではお馴染みのテーマ曲が唄われるが、とても効果的に作品世界を盛り上げる。歌で台詞や気持ちを表現することも重視され、歌での掛け合いやハーモニーが力強く印象に残った。
今回からガンバの友達として、町ネズミのマンプクが仲間に加わる。腹ペコなマンプクという設定で、夢みがちでおっとりしたボーボと区別をつけたのだろうか。ガンバを誰よりも知り理解しているキャラとしての歌も披露。
初演と同じ若手俳優たちが其々に、歌唱力が上がっていたことにも気づいた。みんなよく声が出ている、自信もついている、協調性もある。進化しているなと逞しく感じた。
キャラクターの衣装が鮮やかなカラーリングへと変更。これで遠目でも誰がどのキャラだか把握し易い。イカサマのピンクが目立ち、忠太や潮路のチョッキがカワイイ。ノロイの衣装は特に凝っていて、白と赤のコントラストも妖艶に、たっぷりとした布地が幻想とリアルを形作る。
中盤まではメリハリも情緒性もあり、熱いメッセージも伝わってきて、初演よりもかなり面白く観れた。だが後半、ガンバが舞台上から姿を消すと、途端に話がつまらなくなってしまう。やはりここはアニメのように、ガンバを行かせないで欲しかった。
リーダー不在のままで、ノロイたちと戦い続け、傷つき死んでゆく仲間たち。その間、ガンバは何をしてたのか?という初演の時の私のもどかしさに対して、今回はガンバが一人でイタチたちと戦ってる場面を少々提示して見せていた。だが、それだけではインパクトが小さい。仲間の死にガンバがスルーしていた初演の呆気なさに対して、今回はイカサマがガンバに無言で伝えガンバの表情のリアクションがあった。だが、やはり言葉にしないとその無念さは分りにくいだろう。第一、仲間が犠牲になったのに「戦いに勝った」もないもんだ。
ガンバとノロイの一騎打ちではないが、ガンバがノロイに対して戦う場面がいっさいなかったのはやはり物足りない。前半での熱く元気なガンバを、ラストでも生き生きと高めて欲しかった。ここは脚本をもっと再考して頂きたい。
ガンバ@内藤大希は座長らしい明るさ。ヨイショ@川本成は力強く頼もしい演技。イカサマ@佐野大樹(*pnish*)は歌は苦手だがケレン味ある芝居。ガクシャ@宮下雄也(RUN&GUN)は説得力ある台詞で逞しい。シジン@平田裕一郎は声に力強さが出て表現力が豊かになった。ボーボ@佐藤永典の独特の台詞回しに観客も沸く。マンプク@水田航生は面白いアクセント。オイボレ@外波山文明が飄々とした中の熱演で、初演よりも心に響いた。
忠太@山田諒は芝居に旨味が出てきて存在感が増す。七郎@滝口幸広は硬派な演技。ツブリ@増田裕生の歌謡曲メロディーと小芝居が冴えて拍手喝采。ノロイ@縄田晋の優雅で艶かしいバレエと動きに目が釘付け。
イカダの後で暗転になるので、終演だと思った会場から拍手。でもエピローグがあり、仲間たちが出揃っての歌がある。
会場手拍子の中、カテコは全員揃って歌。最後はガンバが一人元気よくお礼を述べて終了した。
初演よりも見違えるような出来で、それなりに楽しく観れたが、満足感はいまひとつ爽やかな後味だったとは言い難い。
1時間を過ぎた辺りで前列にいたお子さま達が落ち着きがなくなり、お菓子とかをガサガサ出していた。もう少し演出上の工夫も必要かと思う。
ロビーには、アップルとチーズの撮影スペースがあり。ネズミ耳付きで、撮影してくれるスタッフもいるのでお願いしたw。
ランガンとパニッシュは其々にイベントが控えていて大忙し。私も参加予定v。
町ネズミのガンバや船乗りネズミたちが、忠太ら島ネズミを白イタチのノロイ一族の攻撃から救うため、冒険の旅へ出発する話。
原作は斉藤惇夫の児童文学。テレビアニメ『ガンバの冒険』の放送から丁度35年経つ。
去年人気だった公演の再演だが、アレンジを幾つか加えて、初演よりもパワーアップした模様。
サンモールよりも、サンシャインの大らかな劇場のほうがこの作品には合っているだろう。
実にエンタメらしいミュージカルに仕上がっていた。歌や踊りがふんだんにあり、お子さまを意識した振り付けや歌詞も微笑ましい。舞台ではお馴染みのテーマ曲が唄われるが、とても効果的に作品世界を盛り上げる。歌で台詞や気持ちを表現することも重視され、歌での掛け合いやハーモニーが力強く印象に残った。
今回からガンバの友達として、町ネズミのマンプクが仲間に加わる。腹ペコなマンプクという設定で、夢みがちでおっとりしたボーボと区別をつけたのだろうか。ガンバを誰よりも知り理解しているキャラとしての歌も披露。
初演と同じ若手俳優たちが其々に、歌唱力が上がっていたことにも気づいた。みんなよく声が出ている、自信もついている、協調性もある。進化しているなと逞しく感じた。
キャラクターの衣装が鮮やかなカラーリングへと変更。これで遠目でも誰がどのキャラだか把握し易い。イカサマのピンクが目立ち、忠太や潮路のチョッキがカワイイ。ノロイの衣装は特に凝っていて、白と赤のコントラストも妖艶に、たっぷりとした布地が幻想とリアルを形作る。
中盤まではメリハリも情緒性もあり、熱いメッセージも伝わってきて、初演よりもかなり面白く観れた。だが後半、ガンバが舞台上から姿を消すと、途端に話がつまらなくなってしまう。やはりここはアニメのように、ガンバを行かせないで欲しかった。
リーダー不在のままで、ノロイたちと戦い続け、傷つき死んでゆく仲間たち。その間、ガンバは何をしてたのか?という初演の時の私のもどかしさに対して、今回はガンバが一人でイタチたちと戦ってる場面を少々提示して見せていた。だが、それだけではインパクトが小さい。仲間の死にガンバがスルーしていた初演の呆気なさに対して、今回はイカサマがガンバに無言で伝えガンバの表情のリアクションがあった。だが、やはり言葉にしないとその無念さは分りにくいだろう。第一、仲間が犠牲になったのに「戦いに勝った」もないもんだ。
ガンバとノロイの一騎打ちではないが、ガンバがノロイに対して戦う場面がいっさいなかったのはやはり物足りない。前半での熱く元気なガンバを、ラストでも生き生きと高めて欲しかった。ここは脚本をもっと再考して頂きたい。
ガンバ@内藤大希は座長らしい明るさ。ヨイショ@川本成は力強く頼もしい演技。イカサマ@佐野大樹(*pnish*)は歌は苦手だがケレン味ある芝居。ガクシャ@宮下雄也(RUN&GUN)は説得力ある台詞で逞しい。シジン@平田裕一郎は声に力強さが出て表現力が豊かになった。ボーボ@佐藤永典の独特の台詞回しに観客も沸く。マンプク@水田航生は面白いアクセント。オイボレ@外波山文明が飄々とした中の熱演で、初演よりも心に響いた。
忠太@山田諒は芝居に旨味が出てきて存在感が増す。七郎@滝口幸広は硬派な演技。ツブリ@増田裕生の歌謡曲メロディーと小芝居が冴えて拍手喝采。ノロイ@縄田晋の優雅で艶かしいバレエと動きに目が釘付け。
イカダの後で暗転になるので、終演だと思った会場から拍手。でもエピローグがあり、仲間たちが出揃っての歌がある。
会場手拍子の中、カテコは全員揃って歌。最後はガンバが一人元気よくお礼を述べて終了した。
初演よりも見違えるような出来で、それなりに楽しく観れたが、満足感はいまひとつ爽やかな後味だったとは言い難い。
1時間を過ぎた辺りで前列にいたお子さま達が落ち着きがなくなり、お菓子とかをガサガサ出していた。もう少し演出上の工夫も必要かと思う。
ロビーには、アップルとチーズの撮影スペースがあり。ネズミ耳付きで、撮影してくれるスタッフもいるのでお願いしたw。
ランガンとパニッシュは其々にイベントが控えていて大忙し。私も参加予定v。
ケイダッシュステージ コントンクラブ image3 初日
2010年6月9日 舞台演劇ケイダッシュステージ『コントンクラブ image3』初日を観てきた。
先週の『メモリーズ5』ついでに取ったチケットなので、座席もほぼ似たようなもん。
でも通路側は思ったより観易く、意外な旨味があった。
1920年代の高級クラブ『コットン・クラブ』とは何の関係もない^^;、若手によるコント芝居『コントン・クラブ』の第3弾。
複数の作家によるオムニバス形式。ショートストーリーやショートコントに、強烈な歌やクールなダンスも加わり繰り広げられる、まさにオムニバス・ギャグエンターテインメントの様相。
基本は”笑い”で、観客から様々な笑いが引き出される。舞台ではめったに笑わない私でも、たまに笑みがこぼれる場面もあり、一発ギャグな要素もある。
笑いだけでなく、ホロリとさせるものやジンとくるものもあり、ブラックジョークやエロスものやBLものとバラエティに富む。暗転と共に、次から次へ話がコロコロ変って展開するので、なかなか刺激的にさせる2時間強。この先いったいどうなるんだ?という、観客の予想に頼った話も少なくない。
ショートストーリー脚本には六人の作家が参加しているが、中でもつい先日同じ劇場で感動を提供してくれた堤泰之氏の作品には注目させられた。ポンポン飛ぶ掛け合いや苦くも甘酸っぱい後味など、こういうカンパニーでしか味わえない作品だろう。
冒頭からハレルヤシスターズ3人のパワフルな歌に圧倒。本編は基本、男性7人、女性6人が衣装やカツラをとっかえひっかえして、様々なコントやストーリーに挑戦という形式。
前説は雨男を自認する兼崎健太郎。結局は雨はやみ、傘を必要としない一日になったw。
兼ちゃんに、汐崎アイル、増田俊樹、寿里が、テニミュから流れたメンバーか。期待していた真田&幸村なシーンはなかったが、俊樹×アイルな話はすっごく楽しいv。DAIZOくんが柔軟かつ逞しい演技を見せ、弾き語りもあってと結構活躍。小野健太郎はStudio Lifeの呪縛で女装もありだが声だけですぐ判明、眼鏡や背広のクール系もよく似合う。柏進は『bambino』の流れで堤作品によく登場、落ち着いた味のある演技も良かった。
兼ちゃん、アイル、寿里と長身が3人揃うと、他3人が低く見えてしまいそうw。オノケンだけは中間の背丈なんだな。
女性陣で目立つのは、『REBORN!』でお馴染みのキュートな吉田仁美と、オバサンぶりが見事な尾谷信子だろうか。黒木マリナは見慣れているので分るが、あとの三人は化粧や衣装で殆ど見分けがつかない^^;。ダンスや歌はクールでステキだったけど。
ドアが7つだけのシンプルなステージだが、どんな話がどのように飛び出すか分らないビックリ箱な雰囲気がある。
テンポが速いし作品数も多く、暗転や間も貴重なので、とにかく目まぐるしく展開し進行する。誰がどの役をやったかと、いちいち覚えてもいられない。だが演じる彼ら彼女らからは、真剣に取り組む熱意や気迫が感じられる。ヘタな小細工やアドリブなどもない。
我々も作品世界に浸かりながら、役者らの今まで見たこともない表情や動き、様々な役柄を楽しむことができる。これがこの舞台の醍醐味なのだろう。
ラストはみんなで賑やかにテーマソング。客席からも手拍子がいっぱい。今まで違う舞台で活動してきた者たちが、こうして一堂に集まる図というのも面白い。
会場から抽選で1名にサイン入りパンフ。発表した俊樹くんが直接進呈のため客席を降りて通路へ。関係者の補助席があったので、オノケンも通り難かったハズ。
カテコは2回。予想より多かったのか、兼ちゃんだけが後から来てオノケンの隣の端っこへ。俊樹くんの顔が誰かに似てるなと思ってたが、青木隆敏くんと村井良大くんを足して二で割った顔だと気づいたw。
パンフはペラで高いけど、後ろの広告がオモシロッス。
チラシにあった幼い頃の写真は、パンフではスタッフだけなんだね。
先週の『メモリーズ5』ついでに取ったチケットなので、座席もほぼ似たようなもん。
でも通路側は思ったより観易く、意外な旨味があった。
1920年代の高級クラブ『コットン・クラブ』とは何の関係もない^^;、若手によるコント芝居『コントン・クラブ』の第3弾。
複数の作家によるオムニバス形式。ショートストーリーやショートコントに、強烈な歌やクールなダンスも加わり繰り広げられる、まさにオムニバス・ギャグエンターテインメントの様相。
基本は”笑い”で、観客から様々な笑いが引き出される。舞台ではめったに笑わない私でも、たまに笑みがこぼれる場面もあり、一発ギャグな要素もある。
笑いだけでなく、ホロリとさせるものやジンとくるものもあり、ブラックジョークやエロスものやBLものとバラエティに富む。暗転と共に、次から次へ話がコロコロ変って展開するので、なかなか刺激的にさせる2時間強。この先いったいどうなるんだ?という、観客の予想に頼った話も少なくない。
ショートストーリー脚本には六人の作家が参加しているが、中でもつい先日同じ劇場で感動を提供してくれた堤泰之氏の作品には注目させられた。ポンポン飛ぶ掛け合いや苦くも甘酸っぱい後味など、こういうカンパニーでしか味わえない作品だろう。
冒頭からハレルヤシスターズ3人のパワフルな歌に圧倒。本編は基本、男性7人、女性6人が衣装やカツラをとっかえひっかえして、様々なコントやストーリーに挑戦という形式。
前説は雨男を自認する兼崎健太郎。結局は雨はやみ、傘を必要としない一日になったw。
兼ちゃんに、汐崎アイル、増田俊樹、寿里が、テニミュから流れたメンバーか。期待していた真田&幸村なシーンはなかったが、俊樹×アイルな話はすっごく楽しいv。DAIZOくんが柔軟かつ逞しい演技を見せ、弾き語りもあってと結構活躍。小野健太郎はStudio Lifeの呪縛で女装もありだが声だけですぐ判明、眼鏡や背広のクール系もよく似合う。柏進は『bambino』の流れで堤作品によく登場、落ち着いた味のある演技も良かった。
兼ちゃん、アイル、寿里と長身が3人揃うと、他3人が低く見えてしまいそうw。オノケンだけは中間の背丈なんだな。
女性陣で目立つのは、『REBORN!』でお馴染みのキュートな吉田仁美と、オバサンぶりが見事な尾谷信子だろうか。黒木マリナは見慣れているので分るが、あとの三人は化粧や衣装で殆ど見分けがつかない^^;。ダンスや歌はクールでステキだったけど。
ドアが7つだけのシンプルなステージだが、どんな話がどのように飛び出すか分らないビックリ箱な雰囲気がある。
テンポが速いし作品数も多く、暗転や間も貴重なので、とにかく目まぐるしく展開し進行する。誰がどの役をやったかと、いちいち覚えてもいられない。だが演じる彼ら彼女らからは、真剣に取り組む熱意や気迫が感じられる。ヘタな小細工やアドリブなどもない。
我々も作品世界に浸かりながら、役者らの今まで見たこともない表情や動き、様々な役柄を楽しむことができる。これがこの舞台の醍醐味なのだろう。
ラストはみんなで賑やかにテーマソング。客席からも手拍子がいっぱい。今まで違う舞台で活動してきた者たちが、こうして一堂に集まる図というのも面白い。
会場から抽選で1名にサイン入りパンフ。発表した俊樹くんが直接進呈のため客席を降りて通路へ。関係者の補助席があったので、オノケンも通り難かったハズ。
カテコは2回。予想より多かったのか、兼ちゃんだけが後から来てオノケンの隣の端っこへ。俊樹くんの顔が誰かに似てるなと思ってたが、青木隆敏くんと村井良大くんを足して二で割った顔だと気づいたw。
パンフはペラで高いけど、後ろの広告がオモシロッス。
チラシにあった幼い頃の写真は、パンフではスタッフだけなんだね。
舞台 ムサシ ロンドン・NYバージョン 弐回目
2010年6月8日 舞台演劇舞台『MUSASHI ムサシ』ロンドン・NYバージョンの弐回目を観てきた。
よく考えたら、埼玉でやるのは10日までだったのね。
華やかな花壇の数々がすっかり取り払われていて、ちょっぴり寂しいホワイエ。
物販の舞台写真に埼玉バージョンが追加されてて、記念に表情くっきりのCセットを購入。
カメラが入っていたが、またWOWOWあたりで放送してくれないかな~。
終盤戦とはいえ、役者からは殆ど疲れは感じられず、舞台全体がノリにノリにのっていて、濃厚な活気が溢れていた。
観客もやけにノリがよいこと。五人六脚やタンゴはもちろん、ややや飽きがきた場面でもまだ笑いが起き、拍手もいっぱい。3回目のカテコでは盛大なスタオベ。
初日の頃に見た時と比べて、メインの二人はどんどん進化していた。
宮本武蔵@藤原竜也は、武蔵らしいどっしりした落ち着きや安定感がよく出ている。滑舌や早口も決まり、ローボイスも雰囲気を保つ。藤原さんの台詞をこんなに明瞭に聞き取れるなんて、今までなかったことかもw。今回の武蔵は中盤までずっと素足なのだが、立ち方の姿勢や足の運びがとても綺麗で、指先まで神経が行き届いていて、つい見惚れてしまいそう。所作だけだと、こっちが華麗な小次郎のイメージかもしれない。
佐々木小次郎@勝地涼は、武蔵への恨みに煮えたぎる執念と信念の男っぷり。髭はいっそう荒々しく、鋭敏な目付きと険しい形相はすっかり板についた。初日の頃と比べて、台詞回しが滑らかになり、動きにも硬さがなくなって、いい意味で柔軟性が感じられた。声の張りや明瞭さはちゃんと残っていて、武蔵との声のバランスも良い。タスキ掛けやワラジ結びの細かいところで、ついつい勝地くんを見守ってしまうが、憑き物が取れたように万事ソツなくこなし、むしろ藤原@武蔵への気負いがなくなったことで、ラストの小次郎とも重なるとこがあった。
勝地くんはやっぱりもう少しタッパが欲しかった。草履だから誤魔化せないな。パンフにあるような小奇麗な小次郎もちょっと見たかった。最後に通路を歩いてくる勝地小次郎は見納めとなったが、やっぱり真面目そうな若者だった。
5月に見た時よりも、武蔵から小次郎へのアプローチがやや密接になってるようなw。
五人六脚ではまだ言い争いに過ぎなかったが、「2番目はツライよなぁ」で前よりも小次郎の耳元付近で囁く武蔵がいて、小次郎の手拍子で足を動かす場面でちょっぴり小次郎に感心する武蔵の図。無心の剣では武蔵に感心する小次郎。扇子で頭をポンポン叩く武蔵に、一発返り討ちする小次郎だが、「しかし嬉しい」と呟く武蔵の笑みがとってもキュート。極めつけは、背中合わせで敵に剣を構える息ぴったりの二人の図。悪口雑言で本音を言い合いつつ、どんどんどんどん近付いて接近して、ついに肌と肌を触れ合えるようになる二人。
あれだけ軽蔑し憎み合っていた二人が、最後には「友人です」「ありがとう」と言えるまでになるまでの道のり。BLだろうと何だろうと、萌えずにはいられない(*^。^*)。
人と人の間の諍いは、互いに互いを知り、認め合い、心を通わせることが大切。その為には、彼らが共に過ごせる”時間”と”環境”と”第三者”が必要なのかもしれない。
鈴木杏は、いつも以上に力と心が入った熱演。特に筆者の思いが篭った「小筆中筆太筆」の恨みの連鎖の台詞は見事で、ストレートに胸に響いた。
六平直政と吉田鋼太郎のやり取りは息ぴったり、昨年の公演よりもコミカルな雰囲気を醸す。白石加代子の怪演はいつにも増して脂ぎっていてw、ちょっぴりくどかったかも。大石継太の平心が一番面白い存在で、舞台に元気をもたらし引き立てる。
カテコ3回目で、藤原くんと勝地くんが互いにニッコリして、ようやく勝地くんの笑みを拝めた。お辞儀した後、すぐ両手を後ろに組むのが勝地くんのクセらしい。千秋楽ではやっぱ泣いちゃうのだろうかw。
初演の時よりも、台詞のひとつひとつがスッと心に入って昇華された。井上ひさしさんのメッセージがようやくほんのり届いたようで、舞台の醍醐味が感じられた。
バックの百鬼夜行にあわせ、マシンガンのような銃声が追加されていた。昨年はあったが、5月に見た時はカットされていて、ここにきてまた挿入したようだ。
このまま舞台をニューヨークに持っていくが、現地の人にはたしてどのように受け止められるであろうか。
よく考えたら、埼玉でやるのは10日までだったのね。
華やかな花壇の数々がすっかり取り払われていて、ちょっぴり寂しいホワイエ。
物販の舞台写真に埼玉バージョンが追加されてて、記念に表情くっきりのCセットを購入。
カメラが入っていたが、またWOWOWあたりで放送してくれないかな~。
終盤戦とはいえ、役者からは殆ど疲れは感じられず、舞台全体がノリにノリにのっていて、濃厚な活気が溢れていた。
観客もやけにノリがよいこと。五人六脚やタンゴはもちろん、ややや飽きがきた場面でもまだ笑いが起き、拍手もいっぱい。3回目のカテコでは盛大なスタオベ。
初日の頃に見た時と比べて、メインの二人はどんどん進化していた。
宮本武蔵@藤原竜也は、武蔵らしいどっしりした落ち着きや安定感がよく出ている。滑舌や早口も決まり、ローボイスも雰囲気を保つ。藤原さんの台詞をこんなに明瞭に聞き取れるなんて、今までなかったことかもw。今回の武蔵は中盤までずっと素足なのだが、立ち方の姿勢や足の運びがとても綺麗で、指先まで神経が行き届いていて、つい見惚れてしまいそう。所作だけだと、こっちが華麗な小次郎のイメージかもしれない。
佐々木小次郎@勝地涼は、武蔵への恨みに煮えたぎる執念と信念の男っぷり。髭はいっそう荒々しく、鋭敏な目付きと険しい形相はすっかり板についた。初日の頃と比べて、台詞回しが滑らかになり、動きにも硬さがなくなって、いい意味で柔軟性が感じられた。声の張りや明瞭さはちゃんと残っていて、武蔵との声のバランスも良い。タスキ掛けやワラジ結びの細かいところで、ついつい勝地くんを見守ってしまうが、憑き物が取れたように万事ソツなくこなし、むしろ藤原@武蔵への気負いがなくなったことで、ラストの小次郎とも重なるとこがあった。
勝地くんはやっぱりもう少しタッパが欲しかった。草履だから誤魔化せないな。パンフにあるような小奇麗な小次郎もちょっと見たかった。最後に通路を歩いてくる勝地小次郎は見納めとなったが、やっぱり真面目そうな若者だった。
5月に見た時よりも、武蔵から小次郎へのアプローチがやや密接になってるようなw。
五人六脚ではまだ言い争いに過ぎなかったが、「2番目はツライよなぁ」で前よりも小次郎の耳元付近で囁く武蔵がいて、小次郎の手拍子で足を動かす場面でちょっぴり小次郎に感心する武蔵の図。無心の剣では武蔵に感心する小次郎。扇子で頭をポンポン叩く武蔵に、一発返り討ちする小次郎だが、「しかし嬉しい」と呟く武蔵の笑みがとってもキュート。極めつけは、背中合わせで敵に剣を構える息ぴったりの二人の図。悪口雑言で本音を言い合いつつ、どんどんどんどん近付いて接近して、ついに肌と肌を触れ合えるようになる二人。
あれだけ軽蔑し憎み合っていた二人が、最後には「友人です」「ありがとう」と言えるまでになるまでの道のり。BLだろうと何だろうと、萌えずにはいられない(*^。^*)。
人と人の間の諍いは、互いに互いを知り、認め合い、心を通わせることが大切。その為には、彼らが共に過ごせる”時間”と”環境”と”第三者”が必要なのかもしれない。
鈴木杏は、いつも以上に力と心が入った熱演。特に筆者の思いが篭った「小筆中筆太筆」の恨みの連鎖の台詞は見事で、ストレートに胸に響いた。
六平直政と吉田鋼太郎のやり取りは息ぴったり、昨年の公演よりもコミカルな雰囲気を醸す。白石加代子の怪演はいつにも増して脂ぎっていてw、ちょっぴりくどかったかも。大石継太の平心が一番面白い存在で、舞台に元気をもたらし引き立てる。
カテコ3回目で、藤原くんと勝地くんが互いにニッコリして、ようやく勝地くんの笑みを拝めた。お辞儀した後、すぐ両手を後ろに組むのが勝地くんのクセらしい。千秋楽ではやっぱ泣いちゃうのだろうかw。
初演の時よりも、台詞のひとつひとつがスッと心に入って昇華された。井上ひさしさんのメッセージがようやくほんのり届いたようで、舞台の醍醐味が感じられた。
バックの百鬼夜行にあわせ、マシンガンのような銃声が追加されていた。昨年はあったが、5月に見た時はカットされていて、ここにきてまた挿入したようだ。
このまま舞台をニューヨークに持っていくが、現地の人にはたしてどのように受け止められるであろうか。
ゴセイジャー/龍馬伝/コミドラコミソン
2010年6月7日 TV番組『天装戦隊ゴセイジャー』epic.17
セカンドシーズンに突入。アラタらゴセイジャーの前に新たな敵が登場。ブロブの膜インの声が茶風林、ビッグフットの筋グゴンの声に高口公介。今度の敵の名前ってみんな漢字が一文字入ってるんだw。総理大臣や野球選手やゴルフ選手やアイドルら有名人を次々を溶かす怪物。てか、畑山総理ってなんじゃ!?ちょっと遅かったよな^^;。今なら、杏総理とか巌総理とかの名前になったかな?w
モンス・ドレイクもデレブタも早々と退場し、その消息も危ぶまれていた彗星のブレドランだが、装いも新たに、チュバカブラの武レドランとして復活。アンタの名も漢字一文字か。チュバカブラって何!? どうやら新たな職場で、知的な参謀として采配をふるってくれそう。これで一応、飛田展男の続投も決まり、またしばらくクールビューティボイスを楽しめそうだv。
ゴセイジャー側にも謎の助っ人戦士が新たに登場。1万年前のゴセイジャーと共に戦ったグランディオンヘッダーが進化したというゴセイナイト。マスクといい、見た目、仮面ライダーに出たほうがピッタリなビジュアル。小西克幸の抑制した声が男前だが、まさか小西くんが顔出し出演することはないだろうなw。
発売中の特撮Newtypeには、データスの宮田幸季の顔出しインタビューが掲載されていたが、そのうち小西くんのインタビューも載りそう。その前に飛田さんのインタビューも載せて下されw。
『仮面ライダーW』第38話
様々な謎の答えが少しずつ明らかになってきたが、何といってもフィリップの出自と本当の名前が判明。予想通りではあったが、名前の漢字はどう書くのだろう?
とりあえず映画『仮面ライダーW FOREVER A to Z/運命のガイアメモリ』に期待。SOPHIAの松岡充が新たなライダーになると知った時はちょっと驚いたが、もう、何でもアリなんだね。仮面ライダーエターナルと名前だけ聞くと、松本零士の絵面が浮かんじゃうw。
3D上映も楽しみだが、特撮の3Dは既に『侍戦隊シンケンジャー』でやってるものね。
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『龍馬伝』第22話&第23話
龍馬とお龍の出会いや海軍操練所の誕生など色々あったが、その影で、武市半平太の投獄と同時に、破滅へ転がっていく岡田以蔵の姿が鮮烈だ。純粋無垢で不器用ながら、半平太を信じて精一杯ひたむきに突き進んでいった以蔵。佐藤健が演じるからこそ、そんな以蔵が愛おしくも健気な青年に思える。
一人京に残って追っ手から逃げ回る以蔵。ついに新選組に立ち塞がれ、土方とも剣を交えることになる以蔵。土方歳三役が何と松田悟志。松田さんは『仮面ライダー龍騎』のナイトやウイングナイトの吹替えも記憶に新しく、こういうのも仮面ライダー対決なんだよなぁとしみじみ(笑)。ホントはハラハラと緊迫感ある場面なのに、密かにニヤニヤさせられるなんてねw。
捕えられた以蔵は土佐に送られ、半平太と束の間の再会が出来るが、以蔵はまだ半平太を尊敬し信じていたなんて。
今年様々な坂本龍馬の展覧会に行ってから、”人斬り以蔵”にどんどん興味がわいてきた。その顔も行動も明確に資料には残っていないが、もし歴史をほんのちょっとイジれるなら、以蔵をもっともっと早く勝麟太郎と会わせたかったな。
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『月刊コミックTV ドラマシアター』第2号
現在・過去の名作をドラマ形式で紹介する「コミドラ」。漫画の映像に声優さんが録り下ろすという形式は、まるで『ジャンBANG』のボミックのようw。
「コミソン」では、漫画をバックに、作品に関連した人がテーマソングを歌ったものが流れる。
お目当ては、『お~い!竜馬』の主題歌「くそったれの涙」を唄う関俊彦さんv。
アニメの主題歌は原作も手がけた武田鉄矢が歌っていた。今回はヒトヨシノビタの編曲で、青年の竜馬の声を演じた関さんが主題歌を唄うという画期的企画。
関さんの歌はワンフレーズだけだったが、武田さんの歌とは全然違うw、歌のお兄さん的なお行儀の良い品のある唄い方だった。素直で爽やかで伸びのある綺麗な声。先週の岸野組さんでの唄い方にも似ていた。歌と共に映る小山ゆうによる竜馬が、船出のような凛々しく眩しい表情で、1時間前の『龍馬伝』と重ねて、ジンと切なくもさせた。アニメでもっともっと見たかったな。
セカンドシーズンに突入。アラタらゴセイジャーの前に新たな敵が登場。ブロブの膜インの声が茶風林、ビッグフットの筋グゴンの声に高口公介。今度の敵の名前ってみんな漢字が一文字入ってるんだw。総理大臣や野球選手やゴルフ選手やアイドルら有名人を次々を溶かす怪物。てか、畑山総理ってなんじゃ!?ちょっと遅かったよな^^;。今なら、杏総理とか巌総理とかの名前になったかな?w
モンス・ドレイクもデレブタも早々と退場し、その消息も危ぶまれていた彗星のブレドランだが、装いも新たに、チュバカブラの武レドランとして復活。アンタの名も漢字一文字か。チュバカブラって何!? どうやら新たな職場で、知的な参謀として采配をふるってくれそう。これで一応、飛田展男の続投も決まり、またしばらくクールビューティボイスを楽しめそうだv。
ゴセイジャー側にも謎の助っ人戦士が新たに登場。1万年前のゴセイジャーと共に戦ったグランディオンヘッダーが進化したというゴセイナイト。マスクといい、見た目、仮面ライダーに出たほうがピッタリなビジュアル。小西克幸の抑制した声が男前だが、まさか小西くんが顔出し出演することはないだろうなw。
発売中の特撮Newtypeには、データスの宮田幸季の顔出しインタビューが掲載されていたが、そのうち小西くんのインタビューも載りそう。その前に飛田さんのインタビューも載せて下されw。
『仮面ライダーW』第38話
様々な謎の答えが少しずつ明らかになってきたが、何といってもフィリップの出自と本当の名前が判明。予想通りではあったが、名前の漢字はどう書くのだろう?
とりあえず映画『仮面ライダーW FOREVER A to Z/運命のガイアメモリ』に期待。SOPHIAの松岡充が新たなライダーになると知った時はちょっと驚いたが、もう、何でもアリなんだね。仮面ライダーエターナルと名前だけ聞くと、松本零士の絵面が浮かんじゃうw。
3D上映も楽しみだが、特撮の3Dは既に『侍戦隊シンケンジャー』でやってるものね。
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『龍馬伝』第22話&第23話
龍馬とお龍の出会いや海軍操練所の誕生など色々あったが、その影で、武市半平太の投獄と同時に、破滅へ転がっていく岡田以蔵の姿が鮮烈だ。純粋無垢で不器用ながら、半平太を信じて精一杯ひたむきに突き進んでいった以蔵。佐藤健が演じるからこそ、そんな以蔵が愛おしくも健気な青年に思える。
一人京に残って追っ手から逃げ回る以蔵。ついに新選組に立ち塞がれ、土方とも剣を交えることになる以蔵。土方歳三役が何と松田悟志。松田さんは『仮面ライダー龍騎』のナイトやウイングナイトの吹替えも記憶に新しく、こういうのも仮面ライダー対決なんだよなぁとしみじみ(笑)。ホントはハラハラと緊迫感ある場面なのに、密かにニヤニヤさせられるなんてねw。
捕えられた以蔵は土佐に送られ、半平太と束の間の再会が出来るが、以蔵はまだ半平太を尊敬し信じていたなんて。
今年様々な坂本龍馬の展覧会に行ってから、”人斬り以蔵”にどんどん興味がわいてきた。その顔も行動も明確に資料には残っていないが、もし歴史をほんのちょっとイジれるなら、以蔵をもっともっと早く勝麟太郎と会わせたかったな。
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『月刊コミックTV ドラマシアター』第2号
現在・過去の名作をドラマ形式で紹介する「コミドラ」。漫画の映像に声優さんが録り下ろすという形式は、まるで『ジャンBANG』のボミックのようw。
「コミソン」では、漫画をバックに、作品に関連した人がテーマソングを歌ったものが流れる。
お目当ては、『お~い!竜馬』の主題歌「くそったれの涙」を唄う関俊彦さんv。
アニメの主題歌は原作も手がけた武田鉄矢が歌っていた。今回はヒトヨシノビタの編曲で、青年の竜馬の声を演じた関さんが主題歌を唄うという画期的企画。
関さんの歌はワンフレーズだけだったが、武田さんの歌とは全然違うw、歌のお兄さん的なお行儀の良い品のある唄い方だった。素直で爽やかで伸びのある綺麗な声。先週の岸野組さんでの唄い方にも似ていた。歌と共に映る小山ゆうによる竜馬が、船出のような凛々しく眩しい表情で、1時間前の『龍馬伝』と重ねて、ジンと切なくもさせた。アニメでもっともっと見たかったな。
仮面ライダー超電王トリロジー BLUE 2回目
2010年6月6日 映画『仮面ライダー超・電王トリロジー EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル』の2回目を観てきた。
オープニングのテロップ見てあらためて、桜田通、溝口琢矢、松元環季と、今回の超電王のメインどころは全部10代の俳優なんだなと、そのフレッシュさをしみじみ思う。
客層はファミリーと大きなお友達が目立つが、本編で見事に笑いの箇所が分かれているのが可笑しかった。
子ども達からはデンライナーのイマジンの愉快なやり取りで笑いが起きるが、お父さん達からはマンティスイマジンの色っぽい声や戦闘中のMプレイもどきで笑いが起きちゃうw。
もちろん大きなお姉さんのために、リュウタロスの可愛さやジークの唯我独尊も用意され、幸太郎がテディに抱きつくシーンまでサービスしたりと隅々まで万端(^.^)。ニンマリさせると共に、祖母と孫の場面で涙までさせる周到ぶりだ。
今回のモモタロスはデンライナー内が多いが、やけにリーダーシップを取ってるなと解釈。
当初こそ「イヤ~ン」「エロイあんたに」とカマっぽい声を繰り出したりw、足ネタでワラかしたりもしたが、だいたいは空気が読めるw大人な対応をしていたと思う。
コーヒーを気楽に要求したりとナオミ使いが目立っていたし(ナオミがモモの女房っぽくも見えたりw)、デンライナーからなかなか出ていかない幸太郎とウラに「カメ」と低く促したり、動かないテディを真っ先にハッパをかけたのもモモだったか。包帯の足で自ら出ようとしたことも、頑固なテディの肩を押すための最終手段だったのかもしれない。「勝手にしろ」と背中を向けたモモから、イマジン達の長兄のような包容力が感じられた。モモは”寅さん”だという意味が分ってきたかな。
そういうイマジンのドラマの中に、高岩成二と関俊彦の男っぽさが如実に現れていて、REDの時よりも格好良く映った。
でも、画面いっぱいにモモとテディが見つめ合うシーンは、二人とも口から牙や歯が出て鬼っぽくて、なんかコワそうで笑えたわw。
リュウタロスが今回意外とアクセント。美来の祖母から「坊や」と言われたR幸太郎だが、ガンフォームまでマンティスイマジンに「坊や」と言われちゃう。
でもリュウタはテディのことを「青いクマさん」と呼んでて、観てる子どもたちの中にはちょっと分らない子もいたりw。いっそ「天丼」との間をとって「天クマ」と呼んでみようw。
 ̄
4日(金)深夜『刀語』第6話
関俊彦が真庭海亀役で出演。「カメ公」呼びするモモだが、こっちでは頭に甲羅カブってるし、名前からして”カメ”そのまんまw。でもエロくはなく、目がサイボーグ004っぽくて渋い声音。ゲストというより、今後も出てきそうなので要チェック。オッキーがトリさんなのかw。
オープニングのテロップ見てあらためて、桜田通、溝口琢矢、松元環季と、今回の超電王のメインどころは全部10代の俳優なんだなと、そのフレッシュさをしみじみ思う。
客層はファミリーと大きなお友達が目立つが、本編で見事に笑いの箇所が分かれているのが可笑しかった。
子ども達からはデンライナーのイマジンの愉快なやり取りで笑いが起きるが、お父さん達からはマンティスイマジンの色っぽい声や戦闘中のMプレイもどきで笑いが起きちゃうw。
もちろん大きなお姉さんのために、リュウタロスの可愛さやジークの唯我独尊も用意され、幸太郎がテディに抱きつくシーンまでサービスしたりと隅々まで万端(^.^)。ニンマリさせると共に、祖母と孫の場面で涙までさせる周到ぶりだ。
今回のモモタロスはデンライナー内が多いが、やけにリーダーシップを取ってるなと解釈。
当初こそ「イヤ~ン」「エロイあんたに」とカマっぽい声を繰り出したりw、足ネタでワラかしたりもしたが、だいたいは空気が読めるw大人な対応をしていたと思う。
コーヒーを気楽に要求したりとナオミ使いが目立っていたし(ナオミがモモの女房っぽくも見えたりw)、デンライナーからなかなか出ていかない幸太郎とウラに「カメ」と低く促したり、動かないテディを真っ先にハッパをかけたのもモモだったか。包帯の足で自ら出ようとしたことも、頑固なテディの肩を押すための最終手段だったのかもしれない。「勝手にしろ」と背中を向けたモモから、イマジン達の長兄のような包容力が感じられた。モモは”寅さん”だという意味が分ってきたかな。
そういうイマジンのドラマの中に、高岩成二と関俊彦の男っぽさが如実に現れていて、REDの時よりも格好良く映った。
でも、画面いっぱいにモモとテディが見つめ合うシーンは、二人とも口から牙や歯が出て鬼っぽくて、なんかコワそうで笑えたわw。
リュウタロスが今回意外とアクセント。美来の祖母から「坊や」と言われたR幸太郎だが、ガンフォームまでマンティスイマジンに「坊や」と言われちゃう。
でもリュウタはテディのことを「青いクマさん」と呼んでて、観てる子どもたちの中にはちょっと分らない子もいたりw。いっそ「天丼」との間をとって「天クマ」と呼んでみようw。
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4日(金)深夜『刀語』第6話
関俊彦が真庭海亀役で出演。「カメ公」呼びするモモだが、こっちでは頭に甲羅カブってるし、名前からして”カメ”そのまんまw。でもエロくはなく、目がサイボーグ004っぽくて渋い声音。ゲストというより、今後も出てきそうなので要チェック。オッキーがトリさんなのかw。
仮面ライダー超電王トリロジー BLUE
2010年6月5日 映画『仮面ライダー超電王トリロジー EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル』初日を観てきた。
REDに続き木場でクリアファイルをゲット。
握手会&撮影会で、仮面ライダーWが来ていたのでパチリ。
良太郎の孫の幸太郎が、突如”契約終了”を告げられて相棒テディと袂を分かつ。契約者の女子高生の思いとも重ねながら、強敵女イマジンとの闘いに捨て身の覚悟でのぞんでいく。
映画『さらば』『ディケイド』に出たNEW電王が、今度は主役として登場。映画の続編というより、新たに始まるテレビシリーズ『仮面ライダーNEW電王』の序盤といった様相だ。
ポスターを見た時は、まるでディズニーのお姫様と王子様かと思ってしまった幸太郎&テディ。こりゃテ×幸でも読んでみたいなと思いつつw。
前半で幸太郎を淡々と守るテディの完璧な図が、まるで『黒執事』のセバスチャンのよう(笑)。テディなき後の幸太郎の運の悪さっぷりが半端じゃなく面白かった。ホント、テレビシリーズの良太郎そっくり。桜田通、そういう意味でも熱演でとても楽しそう。
派遣イマジンの設定や世界観がいまいちよく分らないし、幸太郎の目の前でああいう態度をするオーナーも意地が悪いのか他に思惑があってのことかw。
二組の祖父母と孫が登場する。敬老の日をターゲットにした公開でもよかったんでは?w
桜田通くんと溝口琢矢くん、見た目は兄と弟の年齢差だが、お祖父ちゃんと孫にもちゃんと見えたからフシギ。幸太郎を心身ともに気遣う良太郎の様子を、琢矢くんが落ち着いた演技で表現してさすが。
今回フィーチャーされるのが上原美来と祖母の早苗。高山侑子はある意味二役だがソツなくこなし、料理やテニスの腕も披露。高山さんには、佐藤健と似たような適応力や器用さを感じるので、ビッグな期待株だ。祖母役の草村礼子も表現豊かな方で、あたたかい笑みや眼差しから孫への愛情が満ち溢れていた。二人の終着には思わず涙がこぼれた(;_;)。
骨折中のモモタロスはお留守番組だが、テディへの男らしい言動で格好良さをキープ。
K幸太郎とR幸太郎が見どころの一つだが、インパクトはあまりない。ウラはウラタザオがエロっぽくてw。ジークは相変わらず何のために出てきたのか分らんが、いつか溝口くんのW良太郎が見れると信じて忍耐強く待とう。
プラットフォームが今回も時間つなぎで活躍。良太郎も孤軍奮闘で健気。
何といっても敵のマンティスイマジンが最高。毒息にカマに火球に俊敏さと意外と手強くて、女の武器を最大限に生かした甘い言葉や色っぽさで悉く相手を翻弄w。富沢美智恵の強気の声は『クレヨンしんちゃん』のまつざか先生が思い出されるが、月にパフォーマンスする様子に、アンタはセーラーマーズでしょ!?と密かにツッコミを入れたりw。
なくしてようやく分る大切なもの。仮面ライダーの戦いを通して、祖父母と孫、かけがえのないパートナーなど、家族や仲間との繋がりや絆を描いたドラマだ。
東映さん繋がりで、先の『孤高のメス』とも共通した思いを感じた。
エンディングのメイキングも楽しい。幸太郎&テディの「Doubule-Action Strike form」を聞くと、イベントのテディの激しいフリが思い出され笑いがこみあげるw。
REDに続き木場でクリアファイルをゲット。
握手会&撮影会で、仮面ライダーWが来ていたのでパチリ。
良太郎の孫の幸太郎が、突如”契約終了”を告げられて相棒テディと袂を分かつ。契約者の女子高生の思いとも重ねながら、強敵女イマジンとの闘いに捨て身の覚悟でのぞんでいく。
映画『さらば』『ディケイド』に出たNEW電王が、今度は主役として登場。映画の続編というより、新たに始まるテレビシリーズ『仮面ライダーNEW電王』の序盤といった様相だ。
ポスターを見た時は、まるでディズニーのお姫様と王子様かと思ってしまった幸太郎&テディ。こりゃテ×幸でも読んでみたいなと思いつつw。
前半で幸太郎を淡々と守るテディの完璧な図が、まるで『黒執事』のセバスチャンのよう(笑)。テディなき後の幸太郎の運の悪さっぷりが半端じゃなく面白かった。ホント、テレビシリーズの良太郎そっくり。桜田通、そういう意味でも熱演でとても楽しそう。
派遣イマジンの設定や世界観がいまいちよく分らないし、幸太郎の目の前でああいう態度をするオーナーも意地が悪いのか他に思惑があってのことかw。
二組の祖父母と孫が登場する。敬老の日をターゲットにした公開でもよかったんでは?w
桜田通くんと溝口琢矢くん、見た目は兄と弟の年齢差だが、お祖父ちゃんと孫にもちゃんと見えたからフシギ。幸太郎を心身ともに気遣う良太郎の様子を、琢矢くんが落ち着いた演技で表現してさすが。
今回フィーチャーされるのが上原美来と祖母の早苗。高山侑子はある意味二役だがソツなくこなし、料理やテニスの腕も披露。高山さんには、佐藤健と似たような適応力や器用さを感じるので、ビッグな期待株だ。祖母役の草村礼子も表現豊かな方で、あたたかい笑みや眼差しから孫への愛情が満ち溢れていた。二人の終着には思わず涙がこぼれた(;_;)。
骨折中のモモタロスはお留守番組だが、テディへの男らしい言動で格好良さをキープ。
K幸太郎とR幸太郎が見どころの一つだが、インパクトはあまりない。ウラはウラタザオがエロっぽくてw。ジークは相変わらず何のために出てきたのか分らんが、いつか溝口くんのW良太郎が見れると信じて忍耐強く待とう。
プラットフォームが今回も時間つなぎで活躍。良太郎も孤軍奮闘で健気。
何といっても敵のマンティスイマジンが最高。毒息にカマに火球に俊敏さと意外と手強くて、女の武器を最大限に生かした甘い言葉や色っぽさで悉く相手を翻弄w。富沢美智恵の強気の声は『クレヨンしんちゃん』のまつざか先生が思い出されるが、月にパフォーマンスする様子に、アンタはセーラーマーズでしょ!?と密かにツッコミを入れたりw。
なくしてようやく分る大切なもの。仮面ライダーの戦いを通して、祖父母と孫、かけがえのないパートナーなど、家族や仲間との繋がりや絆を描いたドラマだ。
東映さん繋がりで、先の『孤高のメス』とも共通した思いを感じた。
エンディングのメイキングも楽しい。幸太郎&テディの「Doubule-Action Strike form」を聞くと、イベントのテディの激しいフリが思い出され笑いがこみあげるw。
映画 孤高のメス&初日舞台挨拶
2010年6月5日 映画映画『孤高のメス』&初日舞台挨拶を観てきた。
1989年、ある地方の市民病院に赴任してきた外科医・当麻鉄彦。次々とオペを成功させ、患者や命と真摯に全力で向き合う彼の姿を、共にバックアップしてきた看護婦の視線で描く。
現役医師の手による同名小説は未読。主人公の設定や物語の語り手など、様々な面で時間をかけて、分り易く焦点を絞って脚色されているようだ。
『ER』などでも手術シーンは苦手な映像であったが、当麻が手がける手術シーンはフシギと抵抗感がなかった。ひと言でいえばリアルなのだが、とても自然なのだ。執刀医の「メスください」という言葉からして新鮮に感じた。
そして臓器をこんなに直視できたことはない。「けがれのない美しい」という言葉が出てくるが、人間の臓器ってこんなに綺麗なものなんだと知った。臓器の造形などスタッフの力をはじめ、手術中の手先などキャストの猛特訓の成果もまざまざと伺えた。
当麻鉄彦を「ブラック・ジャック」と呼ぶ者もいたが、彼は決して完璧なヒーローではない。人の命を救い、人の思いを汲み取ることに誠心誠意つくす、医師として当り前のことをしてくれる、普通の医者なのだと思う。
ただそんな普通の医者は少なくなった。「ありがとう」「ごめん」という言葉を医者から言われると、とても新鮮に感じるのは何故だろう。人と人の間ではとても必要な言葉なのに。いつから医者は患者に頭を下げなくなったのだろう。
子どもをなくした母親と、母親をなくした子ども、どちらがより哀しく切ないのだろう。なくした後で知る、大切な意思とかけがえのない思い。
虫垂炎で命を危うくした母親もいた。10年前の我が身と重ねてゾクリとするが、生かされた自分の命と執刀医にあらためて感謝を覚えた。
最大の見どころは肝移植手術だが、12時間以上もの大手術にも関わらず、息詰まる緊張感をうわまって、淡々とコツコツと丹念にチームの作業が積み重なっていく。肝臓がぽっとピンク色に染まる場面に、私の胸もぽっと熱くなった。
医療を通して浮き彫りにされる、親子の絆、受け継がれる命の繋がりを描いたドラマだ。何度も何度も、目頭が熱くなり涙がとまらなかった(;_;)。
堤真一が抑えた演技で、自然体な形で当麻を演じる。手術中の真剣な眼差しは深く色濃く、都はるみの演歌で目玉を丸くさせるなどひょうきんな面も見せて、堤さんの様々な新しい魅力が引き出されている。
夏川結衣は映画の中でどんどんキラキラした存在感を見せ、本人の色が明瞭にストレートに出ていて好ましい。
余貴美子の白熱の演技は圧巻、リアルな感情を呼び起こさせて何度も涙した。
『ブラッディ・マンディ』でも共演した吉沢悠と成宮寛貴は、映画では全く接点はなかったが、共に等身大の若者を素直に好演。
イメージソング「待ち合わせ」も良い曲だが、エンディングはあえて劇中でも使われた子どもたちの合唱曲。まるで『ナウシカ』のハミングを思わせる曲調で、親と子、命のリレーを思った。
 ̄
上映後、舞台挨拶。
「アンコ椿…」の音楽で、出演者が登壇。左から、成島出監督、吉沢悠、堤真一、夏川結衣、中越典子の順番。中越さんだけ患者側という立場だからか白いミニドレスで、皆さん黒っぽい衣装。
撮影はほぼ一年前だからか、「何も考えて来なかった」とか「言うこと忘れてしもうたわ」とか、堤さんからは早速関西弁が連発w。「監督が初日が一番緊張すると言ってたが、役者はクランクインが一番緊張する」と和ませて、「僕としては今日が一番幸せです」とニッコリ。
緊張したオペシーンだが、特に最後の手術のシーンは「周りが順天堂の本物の先生ばかりに囲まれたので一番緊張した」(笑)。撮影前にもオペ室に入って目の前で手術を見学したと言うが、オペの話ばかりで「話がハズまないですね」と自分ツッコミw。
「トーク上手いですね」と堤さんから言われた夏川さんが、キャンペーンで札幌、名古屋、福岡を回った話。「皆さま歓迎して下さった」「みんなの手で公開まで持っていくものなのですね」と夏川さん。でも「当麻先生が博多の夜を楽しまれたようで」と夏川さんから言われ、「コミュニケーションが大事ですからね」と堤さん誤魔化すw。
そんなお二人の様子を受けてか、「手術はリアルな部分を求められた」と話す吉沢さんが「堤さんと夏川さんがリアルなコント漫才みたいで」(笑)と茶化す。
監督からは都はるみの音楽について。原作ではポール・モーリアだがこれだと別のシーンになっちゃうし、実際の先生にも演歌をかけてた方がいらしたからと。最後の手術シーンもかけるか迷ったが、堤さんたちがかけてと後押ししてくれたという。「手術シーンが連続する度に、皆の気持ちがひとつになってシンクロしていった」という。
堤さんからも「奇跡みたいなもの」「役者人生において”宝物”だなと思った」と真面目な言葉。
フォトセッション。5人とも両手を前に重ねての綺麗な撮影。ムービーでようやく、手を後ろに組んでおどける堤さん。
撮影後にまた「何も考えてなかった」(笑)と堤さん。「僕たちの思いが伝わってくれれば嬉しいですし、皆さんが満足してくれれば嬉しいです」と話し、「大ヒットしてくれればという気持ちはあるのですがw、今日出会えた人に感謝しています」と当麻のような謙虚な表現で締めた。
約20分。堤さん中心に、それなりに盛り上がって楽しかった。出待ちも多く、ファンの方の思いも凄かった。
堤真一さんは7月の舞台でまた拝めそう。キャパが狭い劇場でチケットを取るのに一苦労。
この後は、『仮面ライダー超電王 EPISODE BLUE』鑑賞地へ。都内公開館数が少なく、銀座から近いのはやっぱり木場らしいw。
1989年、ある地方の市民病院に赴任してきた外科医・当麻鉄彦。次々とオペを成功させ、患者や命と真摯に全力で向き合う彼の姿を、共にバックアップしてきた看護婦の視線で描く。
現役医師の手による同名小説は未読。主人公の設定や物語の語り手など、様々な面で時間をかけて、分り易く焦点を絞って脚色されているようだ。
『ER』などでも手術シーンは苦手な映像であったが、当麻が手がける手術シーンはフシギと抵抗感がなかった。ひと言でいえばリアルなのだが、とても自然なのだ。執刀医の「メスください」という言葉からして新鮮に感じた。
そして臓器をこんなに直視できたことはない。「けがれのない美しい」という言葉が出てくるが、人間の臓器ってこんなに綺麗なものなんだと知った。臓器の造形などスタッフの力をはじめ、手術中の手先などキャストの猛特訓の成果もまざまざと伺えた。
当麻鉄彦を「ブラック・ジャック」と呼ぶ者もいたが、彼は決して完璧なヒーローではない。人の命を救い、人の思いを汲み取ることに誠心誠意つくす、医師として当り前のことをしてくれる、普通の医者なのだと思う。
ただそんな普通の医者は少なくなった。「ありがとう」「ごめん」という言葉を医者から言われると、とても新鮮に感じるのは何故だろう。人と人の間ではとても必要な言葉なのに。いつから医者は患者に頭を下げなくなったのだろう。
子どもをなくした母親と、母親をなくした子ども、どちらがより哀しく切ないのだろう。なくした後で知る、大切な意思とかけがえのない思い。
虫垂炎で命を危うくした母親もいた。10年前の我が身と重ねてゾクリとするが、生かされた自分の命と執刀医にあらためて感謝を覚えた。
最大の見どころは肝移植手術だが、12時間以上もの大手術にも関わらず、息詰まる緊張感をうわまって、淡々とコツコツと丹念にチームの作業が積み重なっていく。肝臓がぽっとピンク色に染まる場面に、私の胸もぽっと熱くなった。
医療を通して浮き彫りにされる、親子の絆、受け継がれる命の繋がりを描いたドラマだ。何度も何度も、目頭が熱くなり涙がとまらなかった(;_;)。
堤真一が抑えた演技で、自然体な形で当麻を演じる。手術中の真剣な眼差しは深く色濃く、都はるみの演歌で目玉を丸くさせるなどひょうきんな面も見せて、堤さんの様々な新しい魅力が引き出されている。
夏川結衣は映画の中でどんどんキラキラした存在感を見せ、本人の色が明瞭にストレートに出ていて好ましい。
余貴美子の白熱の演技は圧巻、リアルな感情を呼び起こさせて何度も涙した。
『ブラッディ・マンディ』でも共演した吉沢悠と成宮寛貴は、映画では全く接点はなかったが、共に等身大の若者を素直に好演。
イメージソング「待ち合わせ」も良い曲だが、エンディングはあえて劇中でも使われた子どもたちの合唱曲。まるで『ナウシカ』のハミングを思わせる曲調で、親と子、命のリレーを思った。
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上映後、舞台挨拶。
「アンコ椿…」の音楽で、出演者が登壇。左から、成島出監督、吉沢悠、堤真一、夏川結衣、中越典子の順番。中越さんだけ患者側という立場だからか白いミニドレスで、皆さん黒っぽい衣装。
撮影はほぼ一年前だからか、「何も考えて来なかった」とか「言うこと忘れてしもうたわ」とか、堤さんからは早速関西弁が連発w。「監督が初日が一番緊張すると言ってたが、役者はクランクインが一番緊張する」と和ませて、「僕としては今日が一番幸せです」とニッコリ。
緊張したオペシーンだが、特に最後の手術のシーンは「周りが順天堂の本物の先生ばかりに囲まれたので一番緊張した」(笑)。撮影前にもオペ室に入って目の前で手術を見学したと言うが、オペの話ばかりで「話がハズまないですね」と自分ツッコミw。
「トーク上手いですね」と堤さんから言われた夏川さんが、キャンペーンで札幌、名古屋、福岡を回った話。「皆さま歓迎して下さった」「みんなの手で公開まで持っていくものなのですね」と夏川さん。でも「当麻先生が博多の夜を楽しまれたようで」と夏川さんから言われ、「コミュニケーションが大事ですからね」と堤さん誤魔化すw。
そんなお二人の様子を受けてか、「手術はリアルな部分を求められた」と話す吉沢さんが「堤さんと夏川さんがリアルなコント漫才みたいで」(笑)と茶化す。
監督からは都はるみの音楽について。原作ではポール・モーリアだがこれだと別のシーンになっちゃうし、実際の先生にも演歌をかけてた方がいらしたからと。最後の手術シーンもかけるか迷ったが、堤さんたちがかけてと後押ししてくれたという。「手術シーンが連続する度に、皆の気持ちがひとつになってシンクロしていった」という。
堤さんからも「奇跡みたいなもの」「役者人生において”宝物”だなと思った」と真面目な言葉。
フォトセッション。5人とも両手を前に重ねての綺麗な撮影。ムービーでようやく、手を後ろに組んでおどける堤さん。
撮影後にまた「何も考えてなかった」(笑)と堤さん。「僕たちの思いが伝わってくれれば嬉しいですし、皆さんが満足してくれれば嬉しいです」と話し、「大ヒットしてくれればという気持ちはあるのですがw、今日出会えた人に感謝しています」と当麻のような謙虚な表現で締めた。
約20分。堤さん中心に、それなりに盛り上がって楽しかった。出待ちも多く、ファンの方の思いも凄かった。
堤真一さんは7月の舞台でまた拝めそう。キャパが狭い劇場でチケットを取るのに一苦労。
この後は、『仮面ライダー超電王 EPISODE BLUE』鑑賞地へ。都内公開館数が少なく、銀座から近いのはやっぱり木場らしいw。
6月になると「歯」をフューチャーしてか、『アンパンマン』でもハミガキマンが活躍。
ムシバキンマンも登場し、バイキンマンの主導で何やらコソコソ悪だくみ。でも内海賢二と中尾隆聖というと、先週観た舞台『太陽のあたる場所』の兄と義弟が思い出されて、ムシバキンマンもバイキンマンもちょっと可愛く思えてきたりw。
そういや大阪のイマジンイベントで、突然「さゆりちゃん」発言をされた関俊彦さん。あの後『忍たま乱太郎』の5/17放送分に、塚口水堂の細君として”さゆりちゃん”なる年配の女が登場して、ハッと気がついた。土井先生も出ていたし、もしやこの収録の時の名前の記憶が関さんに残っていたのでは?w
それにしても、昨日は『HEROMAN』に東地宏樹が出演、今日は『ドラえもん』に石田彰がゲスト出演し、不意打ち続きでドっと疲れた^^;。
『ドラえもん』に至っては、某映画のパクリみたいにも思えたが^^;、もちろん石田さんは柔らかな美声をきかせた王子様の役。石田さんの声で「結婚」の二文字が発せられると、ちょっとニヤニヤしちゃうw。
本日深夜からのシネマエクスプレスは2007年映画の二本立て。『仮面ライダー電王 俺、誕生!』には、今では懐かしい佐藤健と共に、10歳の溝口琢矢@良太郎も登場。もちろん関さん@モモも大活躍。『獣拳戦隊ゲキレンジャー』には、ゲゲゲの鈴木裕樹と共に、今では声優業でも活躍の平田裕香も登場。もちろん石田さん@バエも出て、貴重な四文字熟語を発してくれるw。
戦隊シリーズ繋がりで、『シンケンジャー』の殿が銀英伝の舞台に立つことは先に書いたが、グリーンの鈴木勝吾は源氏物語の舞台に立つそうだ。
源氏物語を、大黒摩季の恋愛音楽で何とミュージカル化。紫吹淳が光源氏として歌って踊るが、男性陣も青柳塁斗、小野賢章、Daizoと歌って踊れる(?)若手ばかり。その中に混じって鈴木勝吾も出るが、みんなどんな役どころなのか気になるところ。
公演日程は10月27日(水)から11月6日(土)まで、銀河劇場にて。『銀英伝』も銀河劇場でやれば雰囲気が出るのに~。
ムシバキンマンも登場し、バイキンマンの主導で何やらコソコソ悪だくみ。でも内海賢二と中尾隆聖というと、先週観た舞台『太陽のあたる場所』の兄と義弟が思い出されて、ムシバキンマンもバイキンマンもちょっと可愛く思えてきたりw。
そういや大阪のイマジンイベントで、突然「さゆりちゃん」発言をされた関俊彦さん。あの後『忍たま乱太郎』の5/17放送分に、塚口水堂の細君として”さゆりちゃん”なる年配の女が登場して、ハッと気がついた。土井先生も出ていたし、もしやこの収録の時の名前の記憶が関さんに残っていたのでは?w
それにしても、昨日は『HEROMAN』に東地宏樹が出演、今日は『ドラえもん』に石田彰がゲスト出演し、不意打ち続きでドっと疲れた^^;。
『ドラえもん』に至っては、某映画のパクリみたいにも思えたが^^;、もちろん石田さんは柔らかな美声をきかせた王子様の役。石田さんの声で「結婚」の二文字が発せられると、ちょっとニヤニヤしちゃうw。
本日深夜からのシネマエクスプレスは2007年映画の二本立て。『仮面ライダー電王 俺、誕生!』には、今では懐かしい佐藤健と共に、10歳の溝口琢矢@良太郎も登場。もちろん関さん@モモも大活躍。『獣拳戦隊ゲキレンジャー』には、ゲゲゲの鈴木裕樹と共に、今では声優業でも活躍の平田裕香も登場。もちろん石田さん@バエも出て、貴重な四文字熟語を発してくれるw。
戦隊シリーズ繋がりで、『シンケンジャー』の殿が銀英伝の舞台に立つことは先に書いたが、グリーンの鈴木勝吾は源氏物語の舞台に立つそうだ。
源氏物語を、大黒摩季の恋愛音楽で何とミュージカル化。紫吹淳が光源氏として歌って踊るが、男性陣も青柳塁斗、小野賢章、Daizoと歌って踊れる(?)若手ばかり。その中に混じって鈴木勝吾も出るが、みんなどんな役どころなのか気になるところ。
公演日程は10月27日(水)から11月6日(土)まで、銀河劇場にて。『銀英伝』も銀河劇場でやれば雰囲気が出るのに~。
劇団岸野組 誰かが誰かを狙ってる
2010年6月3日 舞台演劇劇団岸野組二十周年記念公演第一弾『誰かが誰かを狙ってる』を観てきた。
岸野組初の博品館公演。20周年おめでとうございます。
Mさんが取ってくれた席が最高の観易さで感謝感激。
一人旅の森の石松が、古いお堂で一緒になった何やらワケありな5人の男女。ところが石松達を次々に刺客が襲い、誰が誰に命を狙われているのか定かでないまま、5人は石松の旅の道連れになろうと考え道中を共にする。
お馴染み、森の石松外伝の4弾目。座長・岸野幸正さん演じる破天荒で気風が良く気が優しい森の石松の金比羅参拝の帰り道のエピソードである。
記念公演らしく、今回も劇団メンバーに豪華キャストを揃えての布陣だが、今日の一番のお目当ては、オープニングナンバーを唄う日替わりのゲストシンガー。
いきなりイントロが流れ、すぐにオープニングがスタート。スポットライトを浴びた関俊彦が登場。時代劇に合わせ、着物だけでなくカツラに草履に生足で、問屋の番頭さんスタイルだ。
オープニングナンバー「時代」は、岸野組のもう一人の旗頭・戸田恵子の作詞。その歌を紡ぐ関さんの声が始めに耳に入った時、関さんらしい声に聞こえなくてちょっとドキリとした。柔らかで伸びのあるクセのない綺麗な歌声だv。
その表情は、始めは目を細めているのかと思ったが、目をじっとつぶって心を込めるように歌い上げていた。これじゃ関さんからは客席は目に入らないだろう。でも曲の途中で右手、左手と移動、最後も真ん中に戻ったりと動くので、少しは見えているのだろうか。見えていなくとも、関さんの顔がストレートに私の視界に入るとと、やっぱりドキドキしてしまうv。
しみじみと心に染みる歌で、関さんの凛々しい姿に蕩けるようだった(*^^*)。
関さんの後にも日替わりシンガーが続くが、錚々たる顔ぶれでさぞ客席をわかすことだろう。
本編はいつもの如く、笑いとギャグ満載のほのぼのあったかい人情劇。腕っ節も強く気風もいいが、街道一のお馬鹿だと自他共に認める森の石松が、体当たりの言動を通して、様々な人達の心を変え最良の道を示していく。今回は大儀や忠義の正しい道よりも、人にはもっと大切なものがあるのだと教え導いていく。
言わんとしていることは分るし、岸野さんの石松はハマリ役だし、劇団員やゲストの熱演や奮闘ぶりも伝わってくるが、岸野組さんの脚本や演出はどうも私には合わないらしい。
まったりゆったりした展開は眠気を誘い、ひと昔前のわざとらしいギャグは殆ど笑えずじまい^^;、布石もない型通りのストーリーで、ふつふつと疑問を残したまま、爽快感は得られずに終了してしまった。
オープニングナンバーのバックからあったが、トランプ札を移動させる場面展開にいった何の意味があったんだろう? 時代劇なら花札のほうが相応しいかと思うが、和モノに洋モノを脈略なく入れても違和感があるだけだ。
石松は”数に弱い”という設定だし、登場人物の名前にも数が入ってたので、トランプの数字にも何か意味や布石があるのでは?と勘ぐって、足したり掛けたりもしていたがw、結局話とはなにも関係がなかったと最後まで見てガッカリ^^;。
母子連れの登場の意味も不明瞭だったし、火付けの下手人も最後まで曖昧だった。仲間ごと葬り去ろうとしていたわけか? お碗はいったいどうなったのか?
岸野組に初ゲストの関智一は、出てきた途端、太い…と思わず目をそらしてしまった^^;。ヘロQでも確かに太ったなとは思っていたが、衣装とかで上手く隠されていた。でも時代劇だと薄手の着物で、おまけに足をモロ出しの渡世人の役。太股も下肢もガッツリ太くて、股間はやけにふっくらしてて、顔も頭も大きくて、ひと言でいうなら”じゃがいも”みたいw。
石松に憧れて石松の後を追いかける純粋で明るい若者という役どころだが、期待してた殺陣はほんの少し、専ら盛り上げ役に徹していた感じ。
しかし昼は智一さんにハプニング勃発。その殺陣で動いた弾みなのか、智一さんのカツラがかなりズレてしまった様子(゜o゜)。本人も頭を押えて元に戻そうとしていたが上手くいくわけもなく。コミカルではなく重要な場面だし、もしあの場でカツラがすっぽり取れてしまったらと思うと、観るほうも、おそらく舞台にいる役者もヒヤヒヤ、そして苦笑していたに違いないw。取れずに無事に終わって良かった良かった。夜でも殺陣の後にちょっとズレていたように見えたが、智一さんの頭が大き過ぎてカツラが合わないんじゃないだろうか^^;。
昼は立ち回りの黒子の一人もカツラが取れかかっていたし、時代劇ではよくよくカツラや衣装に注意が必要なのだと思う。
ゲストの飯塚雅弓や横山智佐は、声がよく通ってチャーミングだこと。雅弓さんは小柄を生かした役回りで可愛いし、智佐さんはサバサバした色っぽさが素敵だった。
橘U子はミステリアスな登場だが、声の変化で酔わせる。YOKOさんは地味で派手な役回りか。
また男役のくじらさんは、恰幅の良さに最初はすぐ、くじらさんだと気づかず、それほど馴染んでいたw。
大倉正章、山路清子、奥戸裕子、志賀克也が意外な役どころで登場、味のある芝居を見せて満足させた。でもなんで永倉新八?^^;
カテコで岸野さんからゲスト紹介。最後に呼ばれた関俊彦さんが着物で登場、1時間半近くもあの衣装でずっと待機されていたのか。昼は、真ん中へ促された関さんが、石松のマネをして欽ちゃん走りで岸野さんのお隣へw。会場も一斉に和やかな雰囲気。岸野さんの左隣に智佐さんがおいでだったが、お二人を囲んで左右に着物姿のダブル関さんが揃い、なかなか楽しい光景だったv。
帰りのロビーで、劇団員から記念の栞とお煎餅が手渡される。ご馳走様。くじらさんとも握手ができた。
Mさんが座席抽選にあたって、劇団員のサイン色紙とTシャツがプレゼント。おめでとう。
博品館は駅から歩くし遠いので避けたいが、来月はまたStudio Lifeで行かねばならず。スタジオライフは今年が30周年。
『じゃじゃ馬ならし』のチケットが丁度届いたが、イマイチな席だった^^;。
岸野組初の博品館公演。20周年おめでとうございます。
Mさんが取ってくれた席が最高の観易さで感謝感激。
一人旅の森の石松が、古いお堂で一緒になった何やらワケありな5人の男女。ところが石松達を次々に刺客が襲い、誰が誰に命を狙われているのか定かでないまま、5人は石松の旅の道連れになろうと考え道中を共にする。
お馴染み、森の石松外伝の4弾目。座長・岸野幸正さん演じる破天荒で気風が良く気が優しい森の石松の金比羅参拝の帰り道のエピソードである。
記念公演らしく、今回も劇団メンバーに豪華キャストを揃えての布陣だが、今日の一番のお目当ては、オープニングナンバーを唄う日替わりのゲストシンガー。
いきなりイントロが流れ、すぐにオープニングがスタート。スポットライトを浴びた関俊彦が登場。時代劇に合わせ、着物だけでなくカツラに草履に生足で、問屋の番頭さんスタイルだ。
オープニングナンバー「時代」は、岸野組のもう一人の旗頭・戸田恵子の作詞。その歌を紡ぐ関さんの声が始めに耳に入った時、関さんらしい声に聞こえなくてちょっとドキリとした。柔らかで伸びのあるクセのない綺麗な歌声だv。
その表情は、始めは目を細めているのかと思ったが、目をじっとつぶって心を込めるように歌い上げていた。これじゃ関さんからは客席は目に入らないだろう。でも曲の途中で右手、左手と移動、最後も真ん中に戻ったりと動くので、少しは見えているのだろうか。見えていなくとも、関さんの顔がストレートに私の視界に入るとと、やっぱりドキドキしてしまうv。
しみじみと心に染みる歌で、関さんの凛々しい姿に蕩けるようだった(*^^*)。
関さんの後にも日替わりシンガーが続くが、錚々たる顔ぶれでさぞ客席をわかすことだろう。
本編はいつもの如く、笑いとギャグ満載のほのぼのあったかい人情劇。腕っ節も強く気風もいいが、街道一のお馬鹿だと自他共に認める森の石松が、体当たりの言動を通して、様々な人達の心を変え最良の道を示していく。今回は大儀や忠義の正しい道よりも、人にはもっと大切なものがあるのだと教え導いていく。
言わんとしていることは分るし、岸野さんの石松はハマリ役だし、劇団員やゲストの熱演や奮闘ぶりも伝わってくるが、岸野組さんの脚本や演出はどうも私には合わないらしい。
まったりゆったりした展開は眠気を誘い、ひと昔前のわざとらしいギャグは殆ど笑えずじまい^^;、布石もない型通りのストーリーで、ふつふつと疑問を残したまま、爽快感は得られずに終了してしまった。
オープニングナンバーのバックからあったが、トランプ札を移動させる場面展開にいった何の意味があったんだろう? 時代劇なら花札のほうが相応しいかと思うが、和モノに洋モノを脈略なく入れても違和感があるだけだ。
石松は”数に弱い”という設定だし、登場人物の名前にも数が入ってたので、トランプの数字にも何か意味や布石があるのでは?と勘ぐって、足したり掛けたりもしていたがw、結局話とはなにも関係がなかったと最後まで見てガッカリ^^;。
母子連れの登場の意味も不明瞭だったし、火付けの下手人も最後まで曖昧だった。仲間ごと葬り去ろうとしていたわけか? お碗はいったいどうなったのか?
岸野組に初ゲストの関智一は、出てきた途端、太い…と思わず目をそらしてしまった^^;。ヘロQでも確かに太ったなとは思っていたが、衣装とかで上手く隠されていた。でも時代劇だと薄手の着物で、おまけに足をモロ出しの渡世人の役。太股も下肢もガッツリ太くて、股間はやけにふっくらしてて、顔も頭も大きくて、ひと言でいうなら”じゃがいも”みたいw。
石松に憧れて石松の後を追いかける純粋で明るい若者という役どころだが、期待してた殺陣はほんの少し、専ら盛り上げ役に徹していた感じ。
しかし昼は智一さんにハプニング勃発。その殺陣で動いた弾みなのか、智一さんのカツラがかなりズレてしまった様子(゜o゜)。本人も頭を押えて元に戻そうとしていたが上手くいくわけもなく。コミカルではなく重要な場面だし、もしあの場でカツラがすっぽり取れてしまったらと思うと、観るほうも、おそらく舞台にいる役者もヒヤヒヤ、そして苦笑していたに違いないw。取れずに無事に終わって良かった良かった。夜でも殺陣の後にちょっとズレていたように見えたが、智一さんの頭が大き過ぎてカツラが合わないんじゃないだろうか^^;。
昼は立ち回りの黒子の一人もカツラが取れかかっていたし、時代劇ではよくよくカツラや衣装に注意が必要なのだと思う。
ゲストの飯塚雅弓や横山智佐は、声がよく通ってチャーミングだこと。雅弓さんは小柄を生かした役回りで可愛いし、智佐さんはサバサバした色っぽさが素敵だった。
橘U子はミステリアスな登場だが、声の変化で酔わせる。YOKOさんは地味で派手な役回りか。
また男役のくじらさんは、恰幅の良さに最初はすぐ、くじらさんだと気づかず、それほど馴染んでいたw。
大倉正章、山路清子、奥戸裕子、志賀克也が意外な役どころで登場、味のある芝居を見せて満足させた。でもなんで永倉新八?^^;
カテコで岸野さんからゲスト紹介。最後に呼ばれた関俊彦さんが着物で登場、1時間半近くもあの衣装でずっと待機されていたのか。昼は、真ん中へ促された関さんが、石松のマネをして欽ちゃん走りで岸野さんのお隣へw。会場も一斉に和やかな雰囲気。岸野さんの左隣に智佐さんがおいでだったが、お二人を囲んで左右に着物姿のダブル関さんが揃い、なかなか楽しい光景だったv。
帰りのロビーで、劇団員から記念の栞とお煎餅が手渡される。ご馳走様。くじらさんとも握手ができた。
Mさんが座席抽選にあたって、劇団員のサイン色紙とTシャツがプレゼント。おめでとう。
博品館は駅から歩くし遠いので避けたいが、来月はまたStudio Lifeで行かねばならず。スタジオライフは今年が30周年。
『じゃじゃ馬ならし』のチケットが丁度届いたが、イマイチな席だった^^;。
ケイダッシュステージ メモリーズ5 初日
2010年6月2日 舞台演劇ケイダッシュステージ『メモリーズ5(Memory’s 5)』初日を観てきた。
物販の写真は選べる4枚一組。
前説と冒頭ナビは、久保田のおばちゃん。出たよ、鳩山ネタ(笑)。そっちよりも、アナタがブリミュの砕蜂さんだってことに、わたしゃ驚いたよw。
死にゆく人の人生の記憶をゴキゲンな記憶にすり替えて天に召して貰うのを目的とした、地下組織メモリーズ。今回は亡き姉の記憶を求める男が、姉の息子に連れられてクライアントとして登場、見事記憶の入れかえに成功と思われたが、とんでもない事態が待ち受けていたという話。
メモリーズ第五弾。毎回キャストを一新し、新たなエピソードで展開する人気シリーズだが、私は観るのは初めて。
今回は丸っきりキャストお目当てで、内容そのものには殆ど期待していなかったが、これが結構見どころが多く、爽快な面白味があった。
記憶の入れかえに必要なのがダンスと術ということで、メモリーズのダンスチームが大活躍。ヒップホップにラップときて、日本舞踊まであるバラエティさ。衣装替えも賑やかだ。今回は殺陣や立ち回りも豊富にあって楽しい。
ちっとやそっとのギャグでは笑わない私だが、パワフルでスピーディなやり取りの場面でつい笑いがこみあげた。シリアスとのバランスも巧みで、後半は一転して情緒的展開を繰り広げ、エンタメ性たっぷりのハートフル・コメディに仕上がっていた。
エネルギッシュで真面目な若者たちを演出するのは、自身もメモリーズに出演経験のある俳優の水谷あつし。劇中劇の演出には、オールマイティの才を見せ包容力ある演技で纏め上げるベテランの入山学。森新吾が斬新なダンス演出を披露する。
根本正勝は作品中で様々な色を見せる。前半は殆ど寝てばっかw。中盤は剣客として本領発揮、得意の殺陣を鮮やかに披露する姿がクールに決まり、格好良さに惚れまくりv。前日に博物館に行ったばかりなのでタイムリー過ぎて笑いが出るが、方言も佇まいもよく似合って、根本さんは何の役をやらせてもハマる人だなと思った。同じ動作の繰り返しが熱かったが、「なぜぜ~よ?」が違和感を通り越して可笑し過ぎっ。後半は真摯でひたむきで真っ直ぐな男を好演、「姉ちゃん!」の嗚咽は本物を感じさせ、目頭を熱くさせた。根本さんの演技、やっぱり上手い!
先日のドリライ以来の若手が二人。
齋藤ヤスカは、かなりワルな役どころで、意固地で偏屈で耽々とした様相は憎たらしいほど。こんなブラック・ヤスカは初めて見たのでかえって新鮮。でもヤマ場で踊るかと思ったらそうでもなく、丸っきりのストレートプレイ勝負だった。
大山真志は元とび職という熱気走る若者の役だが、背丈や体格の良さを生かしたダンスはダイナミック。
成松慶彦も大きな背丈でキュートな頼もしさを見せるが、芝居のセンスにも成長が感じられた。
真山奈緒は先日の『リバースヒストリカ』以来だが、短期間でダンスをよく仕上げてきたなと頑張りを認めたい。
女性を含めて、他は殆ど知らない若手ばかりだが、ダンスにも芝居にも抜群のコンビネーションを出す。
平山佳延はオカマと男らしさを的確に表現、奔放な演技が面白い。19歳が二人いるとブログで読んでたが、見た目だと判明できず少々勘違い。堂々とした演技とダンスを見せた松嶋ゆりが19歳だったとはビックリ。
久保田のおばちゃん@関根あすかが達者な弁舌で楽しませるが、アクロバットもきっちり披露。
花柳創右はシリーズ全出演なのかな、日本舞踊の華麗さが作品に深味を加える。
みな其々の得意分野を充分に引き出した舞台で、観るほうにも満足感を与えたことだろう。
「ポチっと」ボタンが痛快(^o^)。動いて演じる俳優たちは大変だが、ナマの迫力と滑稽さが他にはないテイストだ。
「キミが好きダ。」はこのシリーズのキーワードなのだろうか。
人の記憶とは”時間”というのは某作品のテーマのひとつだが、”記憶”も誰かと共有できるからこそ、幸せも生まれてくるのだろう。
それを再認識させるのが、全員で唄うテーマソング「一人ではないから」。会場の手拍子と共に、この時間をみんなと共有できたことを嬉しく思った。
来週は『コントンクラブ3』の初日。サンモールへ通いづめだ。
物販の写真は選べる4枚一組。
前説と冒頭ナビは、久保田のおばちゃん。出たよ、鳩山ネタ(笑)。そっちよりも、アナタがブリミュの砕蜂さんだってことに、わたしゃ驚いたよw。
死にゆく人の人生の記憶をゴキゲンな記憶にすり替えて天に召して貰うのを目的とした、地下組織メモリーズ。今回は亡き姉の記憶を求める男が、姉の息子に連れられてクライアントとして登場、見事記憶の入れかえに成功と思われたが、とんでもない事態が待ち受けていたという話。
メモリーズ第五弾。毎回キャストを一新し、新たなエピソードで展開する人気シリーズだが、私は観るのは初めて。
今回は丸っきりキャストお目当てで、内容そのものには殆ど期待していなかったが、これが結構見どころが多く、爽快な面白味があった。
記憶の入れかえに必要なのがダンスと術ということで、メモリーズのダンスチームが大活躍。ヒップホップにラップときて、日本舞踊まであるバラエティさ。衣装替えも賑やかだ。今回は殺陣や立ち回りも豊富にあって楽しい。
ちっとやそっとのギャグでは笑わない私だが、パワフルでスピーディなやり取りの場面でつい笑いがこみあげた。シリアスとのバランスも巧みで、後半は一転して情緒的展開を繰り広げ、エンタメ性たっぷりのハートフル・コメディに仕上がっていた。
エネルギッシュで真面目な若者たちを演出するのは、自身もメモリーズに出演経験のある俳優の水谷あつし。劇中劇の演出には、オールマイティの才を見せ包容力ある演技で纏め上げるベテランの入山学。森新吾が斬新なダンス演出を披露する。
根本正勝は作品中で様々な色を見せる。前半は殆ど寝てばっかw。中盤は剣客として本領発揮、得意の殺陣を鮮やかに披露する姿がクールに決まり、格好良さに惚れまくりv。前日に博物館に行ったばかりなのでタイムリー過ぎて笑いが出るが、方言も佇まいもよく似合って、根本さんは何の役をやらせてもハマる人だなと思った。同じ動作の繰り返しが熱かったが、「なぜぜ~よ?」が違和感を通り越して可笑し過ぎっ。後半は真摯でひたむきで真っ直ぐな男を好演、「姉ちゃん!」の嗚咽は本物を感じさせ、目頭を熱くさせた。根本さんの演技、やっぱり上手い!
先日のドリライ以来の若手が二人。
齋藤ヤスカは、かなりワルな役どころで、意固地で偏屈で耽々とした様相は憎たらしいほど。こんなブラック・ヤスカは初めて見たのでかえって新鮮。でもヤマ場で踊るかと思ったらそうでもなく、丸っきりのストレートプレイ勝負だった。
大山真志は元とび職という熱気走る若者の役だが、背丈や体格の良さを生かしたダンスはダイナミック。
成松慶彦も大きな背丈でキュートな頼もしさを見せるが、芝居のセンスにも成長が感じられた。
真山奈緒は先日の『リバースヒストリカ』以来だが、短期間でダンスをよく仕上げてきたなと頑張りを認めたい。
女性を含めて、他は殆ど知らない若手ばかりだが、ダンスにも芝居にも抜群のコンビネーションを出す。
平山佳延はオカマと男らしさを的確に表現、奔放な演技が面白い。19歳が二人いるとブログで読んでたが、見た目だと判明できず少々勘違い。堂々とした演技とダンスを見せた松嶋ゆりが19歳だったとはビックリ。
久保田のおばちゃん@関根あすかが達者な弁舌で楽しませるが、アクロバットもきっちり披露。
花柳創右はシリーズ全出演なのかな、日本舞踊の華麗さが作品に深味を加える。
みな其々の得意分野を充分に引き出した舞台で、観るほうにも満足感を与えたことだろう。
「ポチっと」ボタンが痛快(^o^)。動いて演じる俳優たちは大変だが、ナマの迫力と滑稽さが他にはないテイストだ。
「キミが好きダ。」はこのシリーズのキーワードなのだろうか。
人の記憶とは”時間”というのは某作品のテーマのひとつだが、”記憶”も誰かと共有できるからこそ、幸せも生まれてくるのだろう。
それを再認識させるのが、全員で唄うテーマソング「一人ではないから」。会場の手拍子と共に、この時間をみんなと共有できたことを嬉しく思った。
来週は『コントンクラブ3』の初日。サンモールへ通いづめだ。
劇場版 ブレイクブレイド 第一章 覚醒ノ刻
2010年6月1日 映画劇場版『ブレイクブレイド 第一章 覚醒ノ刻』を観てきた。
レイトショーなのが難だが^^;、ほぼ満席で人気のほどを確認。
人々が「石英」を「魔力」によって操り動力源としている世界。”魔力を持たない存在”の青年がふとしたことで古の巨兵を操ったことから、かつての学友との信頼と確執を伴って、国家間の戦闘へと巻き込まれていく。
東京国際アニメフェアのイベントをチラっと観てから、密かに期待していた映画作品。
原作未読の初心者でも、とっつき易く分り易い壮大な世界観。重厚で丁寧なロボットアクションは迫力たっぷり、キャラクターの関係性と共に個々のドラマにも見どころが多く、手描きによる温もりや質感には好感が持てて、思った以上に面白かった。
主人公ライガットは、生まれた時から魔力を持たない”能なし”であるが、地位も金も何も持っていない、ゼロからの出発点というのがいい。さぞかし肩身の狭い思いをしたであろうし、お金がなく士官学校をやめざるを得なかった悔しさも抱いていただろう。父親について訊かれた時「死んだ」と屈託なく話していたが、密かに哀しみが宿っていたようにも思う。だがそうした悲惨な運命を甘んじて受け止め、明るくやり過ごす大らかな人柄には親しみがわく。
ともすれば軽く甘い存在になりかねないライガットだが、保志総一朗が演じると、飄々とした自然体の好青年に映る。保志くんが演じてくれたからこそ、ライガットが生き生きと見え、彼の心に寄り添うことができるのだ。
ライガットの学友で国王でもあるホズル役の中村悠一が、落ち着いたローボイスで画面を引き締め、保志くんの柔らかな声との相性がとてもいい。
同じ学友のシギュンは現在はホズルの妻だが、仮面夫婦のような空気を感じさせる。斎藤千和の品の良いキュートな声がぴったり。
一方、今は敵国アテネス連邦の先陣として侵略してきたゼスも、かつての学友だ。神谷浩史のやや神経質そうなクールボイスが、謎めいた雰囲気を作る。
ライガットが謎の古代巨兵に偶然に乗り込んで動かす場面は、思わず『ガンダムSEED』で初めてガンダムを動かしたキラの図と重ねてしまったw。尤も、キラとは真逆の適当な動かし方で、むしろアムロに近かったか。いや、古代の発掘物という点では、『∀ガンダム』と近いものがありそうだ。
学友4人の回想シーンが絶妙なタイミングで流れるが、『銀河英雄伝説』とも重なるものがある。
第二章は一ヵ月後の6/26公開。
本来ならOVAシリーズでじっくり観たいアニメだが、どうせ買うこともレンタルもしないだろうと思う。こうして随時公開してくれるなら、最後の章まで見届けたい。
レイトショーなのが難だが^^;、ほぼ満席で人気のほどを確認。
人々が「石英」を「魔力」によって操り動力源としている世界。”魔力を持たない存在”の青年がふとしたことで古の巨兵を操ったことから、かつての学友との信頼と確執を伴って、国家間の戦闘へと巻き込まれていく。
東京国際アニメフェアのイベントをチラっと観てから、密かに期待していた映画作品。
原作未読の初心者でも、とっつき易く分り易い壮大な世界観。重厚で丁寧なロボットアクションは迫力たっぷり、キャラクターの関係性と共に個々のドラマにも見どころが多く、手描きによる温もりや質感には好感が持てて、思った以上に面白かった。
主人公ライガットは、生まれた時から魔力を持たない”能なし”であるが、地位も金も何も持っていない、ゼロからの出発点というのがいい。さぞかし肩身の狭い思いをしたであろうし、お金がなく士官学校をやめざるを得なかった悔しさも抱いていただろう。父親について訊かれた時「死んだ」と屈託なく話していたが、密かに哀しみが宿っていたようにも思う。だがそうした悲惨な運命を甘んじて受け止め、明るくやり過ごす大らかな人柄には親しみがわく。
ともすれば軽く甘い存在になりかねないライガットだが、保志総一朗が演じると、飄々とした自然体の好青年に映る。保志くんが演じてくれたからこそ、ライガットが生き生きと見え、彼の心に寄り添うことができるのだ。
ライガットの学友で国王でもあるホズル役の中村悠一が、落ち着いたローボイスで画面を引き締め、保志くんの柔らかな声との相性がとてもいい。
同じ学友のシギュンは現在はホズルの妻だが、仮面夫婦のような空気を感じさせる。斎藤千和の品の良いキュートな声がぴったり。
一方、今は敵国アテネス連邦の先陣として侵略してきたゼスも、かつての学友だ。神谷浩史のやや神経質そうなクールボイスが、謎めいた雰囲気を作る。
ライガットが謎の古代巨兵に偶然に乗り込んで動かす場面は、思わず『ガンダムSEED』で初めてガンダムを動かしたキラの図と重ねてしまったw。尤も、キラとは真逆の適当な動かし方で、むしろアムロに近かったか。いや、古代の発掘物という点では、『∀ガンダム』と近いものがありそうだ。
学友4人の回想シーンが絶妙なタイミングで流れるが、『銀河英雄伝説』とも重なるものがある。
第二章は一ヵ月後の6/26公開。
本来ならOVAシリーズでじっくり観たいアニメだが、どうせ買うこともレンタルもしないだろうと思う。こうして随時公開してくれるなら、最後の章まで見届けたい。
劇場版 トライガン Badlands Rumble
2010年6月1日 映画劇場版『トライガン Badlands Rumble』を観てきた。
内藤泰弘の同名コミックは未見。テレビシリーズは気に入ってずっと観ていたが、終了後12年ぶりに映画化されると知った時はちょっと驚いた。
公開後1ヶ月経つのに館内は結構な混み具合で、根強いファン人気を認識する。
近未来のとある惑星。伝説の大強盗ガスパックに狙われる町と砂漠を舞台に、荒くれ者や賞金稼ぎでごったかえす中、人間台風(ヒューマノイド・タイフーン)と呼ばれるヴァッシュらが銃撃戦を繰り広げるガンマン・アクション。
映画オリジナルのキャラを加えた新エピソードで、初心者やリピーターを意識した、明るさと活気のある分り易いエンタメ作品。
レギュラーメンバーも絶妙なバランスで活躍し、作品の根幹にもなる「不殺の信念」は失われていない。
監督はテレビシリーズの西村聡、脚本が小林靖子。観る時期が時期だけに、公開中の『超電王EPISODE RED』とあれこれ重なることw。ならず者でわきかえる喧騒とか、ガスパックのトラックを追いかける車軍団とか。オリキャラのアメリアにいたっては、早々とその正体に気づいちゃったが、キャラクターの表情や動きが丁寧に描かれていて、伏線とはいえど分り易すぎる(彼女がハナさんなら、メリルやミリィはナオミの立ち位置、ヴァッシュはU良太郎か?w)。
迫力と躍動感あふれる作画、重さを感じさせる凝った音響も素晴らしい。演出的に回想シーンや居酒屋場面などは少々くどい気がするが、砂地やラストのアクションはさすがの格好良さで爽快感もわく。
前半のヴァッシュの顔はどうも『ヘタリア』ぽく見えてしょうがないw。でも20年経ってもどうしてああも変わらないのだろう?永遠のサザエさんだから?w 小野坂昌也のウィスパーボイスには久々にニヤけた。
ヴァッシュひとりだけだと大味だが、ウルフウッドが出るとピリリと際立って美味しい。速水奨の関西弁を久しぶりに聴いたが、登場時の若々しくも艶っぽい声にドキドキしたv。ウルフウッドってこんなに色っぽかったっけ? 叫び声からどんどん速水ボイスに戻ってきたが、今でもまだあんな若い声が出せるなんて。
鶴ひろみの気丈な声、雪野五月のおっとり高めの声のバランスも変わらず。アメリアの坂本真綾がクール&キュート。
ガスパックの磯部勉はパワフルな声で凄まじい存在感だが、その裏で優しさが滲み出ているのが良かった。ケプラーに島田敏がきているためか、その部下の小男ドリーノ役で飛田展男、すぐには気づかれないヘンな声音で楽しませてくれた。
これらメンバーに、レガートの関俊彦が加われば完璧だが、そうなるとシリアスに偏ってしまいそうかな。
20年前に助けていなければ、彼のために死ぬ命もなかった。でも彼がいたからこそ、生きる命もあった。
”時間”ネタと”砂”ネタというのはやはり面白い。
内藤泰弘の同名コミックは未見。テレビシリーズは気に入ってずっと観ていたが、終了後12年ぶりに映画化されると知った時はちょっと驚いた。
公開後1ヶ月経つのに館内は結構な混み具合で、根強いファン人気を認識する。
近未来のとある惑星。伝説の大強盗ガスパックに狙われる町と砂漠を舞台に、荒くれ者や賞金稼ぎでごったかえす中、人間台風(ヒューマノイド・タイフーン)と呼ばれるヴァッシュらが銃撃戦を繰り広げるガンマン・アクション。
映画オリジナルのキャラを加えた新エピソードで、初心者やリピーターを意識した、明るさと活気のある分り易いエンタメ作品。
レギュラーメンバーも絶妙なバランスで活躍し、作品の根幹にもなる「不殺の信念」は失われていない。
監督はテレビシリーズの西村聡、脚本が小林靖子。観る時期が時期だけに、公開中の『超電王EPISODE RED』とあれこれ重なることw。ならず者でわきかえる喧騒とか、ガスパックのトラックを追いかける車軍団とか。オリキャラのアメリアにいたっては、早々とその正体に気づいちゃったが、キャラクターの表情や動きが丁寧に描かれていて、伏線とはいえど分り易すぎる(彼女がハナさんなら、メリルやミリィはナオミの立ち位置、ヴァッシュはU良太郎か?w)。
迫力と躍動感あふれる作画、重さを感じさせる凝った音響も素晴らしい。演出的に回想シーンや居酒屋場面などは少々くどい気がするが、砂地やラストのアクションはさすがの格好良さで爽快感もわく。
前半のヴァッシュの顔はどうも『ヘタリア』ぽく見えてしょうがないw。でも20年経ってもどうしてああも変わらないのだろう?永遠のサザエさんだから?w 小野坂昌也のウィスパーボイスには久々にニヤけた。
ヴァッシュひとりだけだと大味だが、ウルフウッドが出るとピリリと際立って美味しい。速水奨の関西弁を久しぶりに聴いたが、登場時の若々しくも艶っぽい声にドキドキしたv。ウルフウッドってこんなに色っぽかったっけ? 叫び声からどんどん速水ボイスに戻ってきたが、今でもまだあんな若い声が出せるなんて。
鶴ひろみの気丈な声、雪野五月のおっとり高めの声のバランスも変わらず。アメリアの坂本真綾がクール&キュート。
ガスパックの磯部勉はパワフルな声で凄まじい存在感だが、その裏で優しさが滲み出ているのが良かった。ケプラーに島田敏がきているためか、その部下の小男ドリーノ役で飛田展男、すぐには気づかれないヘンな声音で楽しませてくれた。
これらメンバーに、レガートの関俊彦が加われば完璧だが、そうなるとシリアスに偏ってしまいそうかな。
20年前に助けていなければ、彼のために死ぬ命もなかった。でも彼がいたからこそ、生きる命もあった。
”時間”ネタと”砂”ネタというのはやはり面白い。
江戸東京博物館で開催中の特別展『龍馬伝』を見てきた。
6日までなので、混雑でごったがえし、ゆっくりじっくり見る状態ではなかったが、なんだかんだと2時間余りはいた。
NHK大河ドラマ『龍馬伝』の放送と連動して、各地に伝わる龍馬の遺品や書簡類、歴史資料などで構成された、歴史の中の坂本龍馬の生涯を展示したもの。
重要文化財を含め、展示の数はとても多く、たっぷりと見応えはある。だが複製の数も結構あり、やはり見劣りはする。オリジナルガラス板写真や「せんたく」の部分が入った龍馬書簡や近江屋2階にあった屏風など、期間限定の展示品があったのも残念。
展覧会は大雑把に、第一章は土佐と江戸の道場入門、第二章は土佐勤皇党と脱藩と勝海舟、第三章は亀山社中と薩長同名と寺田屋、第四章は船中八策と近江屋と4つに区分け。
年代別だと、展示内容にどうしてもムリやラグが生じて、少々混乱させられることもある。全長10メートルを超える龍馬の書簡14通を張り合わされた巻物は圧巻だが、時代も前後し宛名もバラバラで見るのに苦労する。兄・権平から貰った銘刀「吉行」などは、権平への銘刀お礼の書簡と共に、第4章におさめたほうがスッキリしそうだ。
龍馬と関係した人物にもスポットが当てられ、展示品もこと細か。目玉は、平井加尾の秘蔵品という龍馬たち5人の寄せ書き銅掛。武市半平太や中岡慎太郎の肖像画や書簡などの展示で埋められる中、岡田以蔵関連はたった二つ。爪で引っ掻いて書いたという平井収二郎の辞世の句には、ドラマと重ねて心を痛める。ジョン万次郎のアルファベット掛軸からはサインと日付を確認。
勝海舟関連の展示品が多く、肖像画の勝さんは実に男っぷりがよい。「海舟日記」には、龍馬との出会いや、池田屋事件で望月亀弥太が殺害されたこと、新選組への批判などが丹念に書かれてある。神戸海軍操練所の様子や、南北が逆になった日本列島図に国旗・船印集など、日本の海軍の礎となった資料の数々は興味深い。
ドラマのもう一人の主人公・岩崎弥太郎関連は思いのほか少なく、三菱マークの鬼板と鬼瓦ぐらいだ。
お龍と出会い、長崎に行ってからの龍馬の遺品に注目。朝帰りした龍馬にお龍が腹を立てる中、龍馬は即興の歌を唄ってなだめたというエピソードの「俚謡」。土佐海援隊発行の和英辞典、いろは号事件で役立った国際法の解説書、土佐に活を入れるためのライフル銃、亀山社中で輸入した西洋銃など、世界に目を向けた品々も目をひく。
筆まめな龍馬の書簡も活発化し、後藤象二郎の名前も初めて登場。追われる身を意識してか、寺田屋への書簡は3つの変名を使い分けている。長崎奉行に対するイカルス号事件の嫌疑への抗議文草案では、龍馬の字から激しさが感じられた。
唯一現存するお龍宛ての手紙には優しさが感じられ、龍馬がお龍に贈ったといわれる龍づくしの帯留に夫婦の繋がりが見てとれる。
横井小楠の「国是七条」を参考に、龍馬は「船中八策」をまとめ、土佐潘から大政奉還へ。「船中八策」は後に、明治政府によって「五箇条の御誓文」へと練り上げられる。だが龍馬はそれを見ずして暗殺された。
暗殺2日前に陸奥宗光に送った書簡は、「自然堂」という雅号で刀の交換を申し出る内容。最後まで刀オタクの龍馬なのであった。
暗殺者ははたして誰だったのか。龍馬を斬ったという桂早之助所用の脇差と、暗殺時に所持していたという今井信郎所用の脇差が展示。暗殺現場となった「近江屋」2階の部屋も復元されて公開。どんなに寒くても土蔵に隠れていればよかったのに。
「惨!京都・近江屋の一夜」ドラマ化仕立てで放送。約3分。暗殺者が美形w。
「その男 天衣無縫也 坂本龍馬の時代」展示内容とリンクして放送。約10分。”天衣無縫の極み”というと、越前リョーマが浮かんでしまふw。
作品リストはあったが、解説文をいちいち読まないと分らない展示品が多く、展示の仕方にももっと工夫が必要だ。込み合う箇所とそうでない箇所との差もあるし、観易さも考慮に入れてほしい。
歴史の中の坂本龍馬を浮き彫りにした展示で、ドラマの今後にも期待できそうだが、偉大な龍馬の表向きの顔だけなのが味気ない。以前に行った龍馬の無料展のように、人間・龍馬にも焦点を当てたら面白かったと思う。
会場限定や記念グッズ、関連グッズは関連書籍は豊富。
酒類や菓子類もあってつい手がのびそうだ。
6日までなので、混雑でごったがえし、ゆっくりじっくり見る状態ではなかったが、なんだかんだと2時間余りはいた。
NHK大河ドラマ『龍馬伝』の放送と連動して、各地に伝わる龍馬の遺品や書簡類、歴史資料などで構成された、歴史の中の坂本龍馬の生涯を展示したもの。
重要文化財を含め、展示の数はとても多く、たっぷりと見応えはある。だが複製の数も結構あり、やはり見劣りはする。オリジナルガラス板写真や「せんたく」の部分が入った龍馬書簡や近江屋2階にあった屏風など、期間限定の展示品があったのも残念。
展覧会は大雑把に、第一章は土佐と江戸の道場入門、第二章は土佐勤皇党と脱藩と勝海舟、第三章は亀山社中と薩長同名と寺田屋、第四章は船中八策と近江屋と4つに区分け。
年代別だと、展示内容にどうしてもムリやラグが生じて、少々混乱させられることもある。全長10メートルを超える龍馬の書簡14通を張り合わされた巻物は圧巻だが、時代も前後し宛名もバラバラで見るのに苦労する。兄・権平から貰った銘刀「吉行」などは、権平への銘刀お礼の書簡と共に、第4章におさめたほうがスッキリしそうだ。
龍馬と関係した人物にもスポットが当てられ、展示品もこと細か。目玉は、平井加尾の秘蔵品という龍馬たち5人の寄せ書き銅掛。武市半平太や中岡慎太郎の肖像画や書簡などの展示で埋められる中、岡田以蔵関連はたった二つ。爪で引っ掻いて書いたという平井収二郎の辞世の句には、ドラマと重ねて心を痛める。ジョン万次郎のアルファベット掛軸からはサインと日付を確認。
勝海舟関連の展示品が多く、肖像画の勝さんは実に男っぷりがよい。「海舟日記」には、龍馬との出会いや、池田屋事件で望月亀弥太が殺害されたこと、新選組への批判などが丹念に書かれてある。神戸海軍操練所の様子や、南北が逆になった日本列島図に国旗・船印集など、日本の海軍の礎となった資料の数々は興味深い。
ドラマのもう一人の主人公・岩崎弥太郎関連は思いのほか少なく、三菱マークの鬼板と鬼瓦ぐらいだ。
お龍と出会い、長崎に行ってからの龍馬の遺品に注目。朝帰りした龍馬にお龍が腹を立てる中、龍馬は即興の歌を唄ってなだめたというエピソードの「俚謡」。土佐海援隊発行の和英辞典、いろは号事件で役立った国際法の解説書、土佐に活を入れるためのライフル銃、亀山社中で輸入した西洋銃など、世界に目を向けた品々も目をひく。
筆まめな龍馬の書簡も活発化し、後藤象二郎の名前も初めて登場。追われる身を意識してか、寺田屋への書簡は3つの変名を使い分けている。長崎奉行に対するイカルス号事件の嫌疑への抗議文草案では、龍馬の字から激しさが感じられた。
唯一現存するお龍宛ての手紙には優しさが感じられ、龍馬がお龍に贈ったといわれる龍づくしの帯留に夫婦の繋がりが見てとれる。
横井小楠の「国是七条」を参考に、龍馬は「船中八策」をまとめ、土佐潘から大政奉還へ。「船中八策」は後に、明治政府によって「五箇条の御誓文」へと練り上げられる。だが龍馬はそれを見ずして暗殺された。
暗殺2日前に陸奥宗光に送った書簡は、「自然堂」という雅号で刀の交換を申し出る内容。最後まで刀オタクの龍馬なのであった。
暗殺者ははたして誰だったのか。龍馬を斬ったという桂早之助所用の脇差と、暗殺時に所持していたという今井信郎所用の脇差が展示。暗殺現場となった「近江屋」2階の部屋も復元されて公開。どんなに寒くても土蔵に隠れていればよかったのに。
「惨!京都・近江屋の一夜」ドラマ化仕立てで放送。約3分。暗殺者が美形w。
「その男 天衣無縫也 坂本龍馬の時代」展示内容とリンクして放送。約10分。”天衣無縫の極み”というと、越前リョーマが浮かんでしまふw。
作品リストはあったが、解説文をいちいち読まないと分らない展示品が多く、展示の仕方にももっと工夫が必要だ。込み合う箇所とそうでない箇所との差もあるし、観易さも考慮に入れてほしい。
歴史の中の坂本龍馬を浮き彫りにした展示で、ドラマの今後にも期待できそうだが、偉大な龍馬の表向きの顔だけなのが味気ない。以前に行った龍馬の無料展のように、人間・龍馬にも焦点を当てたら面白かったと思う。
会場限定や記念グッズ、関連グッズは関連書籍は豊富。
酒類や菓子類もあってつい手がのびそうだ。
ナノスクエア “P”s (ピース)
2010年5月30日 舞台演劇ナノスクエア・プロデュース『“P”s(ピース)美しき戦場の花婿』を観てきた。
年配の方もおいでの幅広い客層で、ほぼ満席状態。
昭和二十二年夏、東南アジア某刑務所の戦犯死刑囚を収容するPunishment Hall、通称Pホールを舞台に、刑執行を待つ者たちと彼らを見守る者たちとのつながりと心の絆を描く。
劇団め組の合馬百香による書き下ろし作品で演出も担当。
戦犯死刑囚をフィーチャーした作品というと、井上ひさし氏の『夢』三部作が思い出されるが、戦犯の中には遠い異国でまともに軍事裁判も受けられずに、若い命を奪われた者たちもいたという。
6人による台詞劇の小品ながら、真面目で丁寧なアプローチだ。
戦争という不条理な地獄絵図を経験して、ある者は死刑囚としての運命を受け入れ、ある者は嘆願書を書き無実を訴え、ある者は部下への贖罪に嘆き、ある者は日本に残してきた大切な人への思いを胸に抱く。
そんな彼らを世話をする者、彼らを見守り彼らの本心を込めた遺書を書かせようとする者も、死刑囚とさほど歳が離れていない日本人である。
遺書とは、誰かへ捧げる自分の最後の思い。妻、恋人、家族…愛しい者たちへ残す言葉は、どれも「生きろ」という悲痛な叫びだ。己の無念な死と引換に、他者の生を渇望する。戦争の悲惨さというより、「命」の大切さを訴えた作品だろう。
そして生き残った者たちは、彼らのひたむきな「生」を、後世に伝えていくことも大切なのだと呼びかける。
サブタイトルの「美しき戦場の花婿」の意味はラストで判明。戦場は決して美しくないが、彼らの思いが美しいということか。
PホールのPrisonerではなく、其々が心に別の“P”を持っているというのも見どころのひとつ。もしやこの“P”のアイデアが先にあったのではないかとも思う。残り一人の“P”は耳に入ってこなかったが、“P”から始まる単語って実に多い。
予算の関係か、演出の一つなのか、舞台装置が岩場と椅子と机だけで、シンプル過ぎるのが少々残念だ。戦後の刑務所という場所は我々には想像がし難く、小物も殆どないので雰囲気的にも現実感に欠ける。
動きもアクションも殆どなく、淡々と単調に展開するので、どうしても物語性や面白味が出てこない。吟味された台詞も一見良いこと尽くしだが、あまりに出来すぎて綺麗すぎて本物の味が感じられない。まるで朗読劇を聴いてるような空気感もあった。
良い作品だが、舞台としてはつまらない。客席からはすすり泣く声も聞こえてきたが、私は感動よりも眠気のほうが先にきた。暗転の度にウトウトしそうになり堪えた。
こうした骨太な話ならなおのこと、演出的にももう少し練り直して、心にがっつりと響くリアルな舞台作りを目指して欲しい。
戦後3年だから髪も伸びるとは思うが、やはり今風の長さの元軍人というのもひっかっかる^^;。囚人服もあまりに小綺麗。
高杉瑞穂と早田剛は、私は初めて観るが、ソツのない出来だろう。
Studio Lifeからは二人、仲原裕之は久しぶりに理知的な役どころで好演、曽世海司は穏やかな包み込む芝居で纏め上げる。
郷本直也は最初の激しい芝居は珍しかったが、豪快で逞しく純粋な男っぷりで場を活性化してくれ、唯一、軍人らしく見えた。それにしても郷本さんは先週までのドリライとピースの稽古、リボーン収録を抱えてかなり多忙だったに違いない。郷本さんのブログは、若手男優さんがいっぱい映っていて賑やかで楽しい。
年少の桑野晃輔が、髭を生やしボサボサの髪で野性的に変貌していてビックリ。芝居もしっかりしていて着実に成長している。7月にはD2ッコに混ざって『忍たま乱太郎』で続投出演するし、これからも楽しみな若手だ。
年配の方もおいでの幅広い客層で、ほぼ満席状態。
昭和二十二年夏、東南アジア某刑務所の戦犯死刑囚を収容するPunishment Hall、通称Pホールを舞台に、刑執行を待つ者たちと彼らを見守る者たちとのつながりと心の絆を描く。
劇団め組の合馬百香による書き下ろし作品で演出も担当。
戦犯死刑囚をフィーチャーした作品というと、井上ひさし氏の『夢』三部作が思い出されるが、戦犯の中には遠い異国でまともに軍事裁判も受けられずに、若い命を奪われた者たちもいたという。
6人による台詞劇の小品ながら、真面目で丁寧なアプローチだ。
戦争という不条理な地獄絵図を経験して、ある者は死刑囚としての運命を受け入れ、ある者は嘆願書を書き無実を訴え、ある者は部下への贖罪に嘆き、ある者は日本に残してきた大切な人への思いを胸に抱く。
そんな彼らを世話をする者、彼らを見守り彼らの本心を込めた遺書を書かせようとする者も、死刑囚とさほど歳が離れていない日本人である。
遺書とは、誰かへ捧げる自分の最後の思い。妻、恋人、家族…愛しい者たちへ残す言葉は、どれも「生きろ」という悲痛な叫びだ。己の無念な死と引換に、他者の生を渇望する。戦争の悲惨さというより、「命」の大切さを訴えた作品だろう。
そして生き残った者たちは、彼らのひたむきな「生」を、後世に伝えていくことも大切なのだと呼びかける。
サブタイトルの「美しき戦場の花婿」の意味はラストで判明。戦場は決して美しくないが、彼らの思いが美しいということか。
PホールのPrisonerではなく、其々が心に別の“P”を持っているというのも見どころのひとつ。もしやこの“P”のアイデアが先にあったのではないかとも思う。残り一人の“P”は耳に入ってこなかったが、“P”から始まる単語って実に多い。
予算の関係か、演出の一つなのか、舞台装置が岩場と椅子と机だけで、シンプル過ぎるのが少々残念だ。戦後の刑務所という場所は我々には想像がし難く、小物も殆どないので雰囲気的にも現実感に欠ける。
動きもアクションも殆どなく、淡々と単調に展開するので、どうしても物語性や面白味が出てこない。吟味された台詞も一見良いこと尽くしだが、あまりに出来すぎて綺麗すぎて本物の味が感じられない。まるで朗読劇を聴いてるような空気感もあった。
良い作品だが、舞台としてはつまらない。客席からはすすり泣く声も聞こえてきたが、私は感動よりも眠気のほうが先にきた。暗転の度にウトウトしそうになり堪えた。
こうした骨太な話ならなおのこと、演出的にももう少し練り直して、心にがっつりと響くリアルな舞台作りを目指して欲しい。
戦後3年だから髪も伸びるとは思うが、やはり今風の長さの元軍人というのもひっかっかる^^;。囚人服もあまりに小綺麗。
高杉瑞穂と早田剛は、私は初めて観るが、ソツのない出来だろう。
Studio Lifeからは二人、仲原裕之は久しぶりに理知的な役どころで好演、曽世海司は穏やかな包み込む芝居で纏め上げる。
郷本直也は最初の激しい芝居は珍しかったが、豪快で逞しく純粋な男っぷりで場を活性化してくれ、唯一、軍人らしく見えた。それにしても郷本さんは先週までのドリライとピースの稽古、リボーン収録を抱えてかなり多忙だったに違いない。郷本さんのブログは、若手男優さんがいっぱい映っていて賑やかで楽しい。
年少の桑野晃輔が、髭を生やしボサボサの髪で野性的に変貌していてビックリ。芝居もしっかりしていて着実に成長している。7月にはD2ッコに混ざって『忍たま乱太郎』で続投出演するし、これからも楽しみな若手だ。
仮面ライダー超電王トリロジー RED
2010年5月29日 映画映画『仮面ライダー超・電王トリロジー EPISODE RED』を観てきた。
3回目、いや2回目になるか。前売券も一杯あるし、娘との待ち合わせの時間潰しで^^;。
3つのスタンプが揃うとポスカセットが貰えるキャンペーンあり。
前半のM良太郎もU良太郎も、歴史的にみれば、結局なかったことになるんだ^^;。
溝口琢矢くんは、U良太郎のほうが似合ってたしノリノリでやってたね。
モモタロスが皆と離れて暮らしていたから。数ヶ月で源さんたちと仲良くなるなんて、案外社交的なんだな、モモって。
タイムパラドックスを堂々とやってのける超電王ってw。
中村優一が言っていた、砂糖を入れる手が震えていたかどうかは、画面からはよく分らず。
ただ、カップを持つ手が震えていたのは分ったw。
侑斗と愛理の恋愛模様は、星空の場面でまたちょっぴり目頭がジーンときた。
金田治監督が二人の場面をじっくりと丁寧に作ってくれるのは嬉しいが、1シーン1シーンが少々しつこく間延びしたなぁという感じ。二人のバイクの場面も余韻を持たせたいのは分るが、何度も何度も出てくるのはいただけない。
大人はラブロマンスを楽しめるが、子どもはやっぱり退屈してしまうようだ。
前の席の男の子は、ライダーの戦闘場面は見入っていたのに、侑斗と愛理の場面では途端に集中力が途切れて、隣の父親に話しかけたり立ち上がったりと落ち着かないこと^^;。
【ゼロノス編】の割には、「最初に言っておく…」の台詞もなかったし、後半のデネブの活躍も少なかったしね。
今回は子どもにはあまり向かなかった映画だったかもしれない。
でも夏の大三角を空に見つける度に、侑斗と愛理の三角関係を思い出すかなw。
イマジンあにめの天丼ネタはいまいちかな^^;。どうせまた買わせるための布石だろうが。
こっちの映画館では、午前中に『ヒーローショー』の初日舞台挨拶があって、永田彬も登壇していたようだが、『超電王』の尾崎よりは確実に出番はあるようだ。『超電王』の舞台挨拶でも、いつか永田くんが登壇する日がくればいいな。
 ̄
27日『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』
おまけコーナーの杉田智和が、今回は自分+3人の声優さんのモノマネw。遊佐浩二が超似てる~。山本匠馬の声は似てるのか分らないが、大塚芳忠の声も板についてきた。
ここでの『超電王トリロジー』の予告が、他で観るよりも長いっ。モモの「イヤ~ン…」ってw。
『EPISODE BLUE』の初日舞台挨拶情報が、前日夜になって発表。20時頃に見た時はそんなのなかったので、あまりに急でビックリさ。私なんて当日朝に知ったし、不意をつかれて知らなかった人も多かったハズ。
でも『孤高のメス』の舞台挨拶のほうを取ってしまったし(^_^;)。う~みゅ。
3回目、いや2回目になるか。前売券も一杯あるし、娘との待ち合わせの時間潰しで^^;。
3つのスタンプが揃うとポスカセットが貰えるキャンペーンあり。
前半のM良太郎もU良太郎も、歴史的にみれば、結局なかったことになるんだ^^;。
溝口琢矢くんは、U良太郎のほうが似合ってたしノリノリでやってたね。
モモタロスが皆と離れて暮らしていたから。数ヶ月で源さんたちと仲良くなるなんて、案外社交的なんだな、モモって。
タイムパラドックスを堂々とやってのける超電王ってw。
中村優一が言っていた、砂糖を入れる手が震えていたかどうかは、画面からはよく分らず。
ただ、カップを持つ手が震えていたのは分ったw。
侑斗と愛理の恋愛模様は、星空の場面でまたちょっぴり目頭がジーンときた。
金田治監督が二人の場面をじっくりと丁寧に作ってくれるのは嬉しいが、1シーン1シーンが少々しつこく間延びしたなぁという感じ。二人のバイクの場面も余韻を持たせたいのは分るが、何度も何度も出てくるのはいただけない。
大人はラブロマンスを楽しめるが、子どもはやっぱり退屈してしまうようだ。
前の席の男の子は、ライダーの戦闘場面は見入っていたのに、侑斗と愛理の場面では途端に集中力が途切れて、隣の父親に話しかけたり立ち上がったりと落ち着かないこと^^;。
【ゼロノス編】の割には、「最初に言っておく…」の台詞もなかったし、後半のデネブの活躍も少なかったしね。
今回は子どもにはあまり向かなかった映画だったかもしれない。
でも夏の大三角を空に見つける度に、侑斗と愛理の三角関係を思い出すかなw。
イマジンあにめの天丼ネタはいまいちかな^^;。どうせまた買わせるための布石だろうが。
こっちの映画館では、午前中に『ヒーローショー』の初日舞台挨拶があって、永田彬も登壇していたようだが、『超電王』の尾崎よりは確実に出番はあるようだ。『超電王』の舞台挨拶でも、いつか永田くんが登壇する日がくればいいな。
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27日『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』
おまけコーナーの杉田智和が、今回は自分+3人の声優さんのモノマネw。遊佐浩二が超似てる~。山本匠馬の声は似てるのか分らないが、大塚芳忠の声も板についてきた。
ここでの『超電王トリロジー』の予告が、他で観るよりも長いっ。モモの「イヤ~ン…」ってw。
『EPISODE BLUE』の初日舞台挨拶情報が、前日夜になって発表。20時頃に見た時はそんなのなかったので、あまりに急でビックリさ。私なんて当日朝に知ったし、不意をつかれて知らなかった人も多かったハズ。
でも『孤高のメス』の舞台挨拶のほうを取ってしまったし(^_^;)。う~みゅ。
舞台銀英伝/舞台薄桜鬼
2010年5月28日 役者声優田中芳樹のベストセラー小説『銀河英雄伝説』の舞台化の話は随分前から目にしていたが、肝心のキャストが気になっていた。ようやく主役の俳優が発表されたが、予想外でちょっとビックリ。
松坂桃李がいきなり主演で舞台デビュー(゜o゜)。公演までまだ間もあるし、テニミュのキャストを考えたら、充分やれるだろうとは思うけれど。
個人的には、真面目で誠実そうな桃李くんなら、ラインハルトよりもキルヒアイスのほうが合っているかと思う。でもまぁ、なんせ殿だし!w 補佐役よりも、かしずかれる役まわりのほうがやっぱり似合っているのかもしれん。
でも今のところ金髪の鬘を付けた桃李くんは想像できないしw、アニメの堀川りょうさんのハイトーンボイスが記憶に残っているので、桃李くんのややローボイスなラインハルトにはすぐには慣れないかも。
こうなると気になるのは、キルヒアイスの俳優さんだなぁ。ここはやっぱり舞台経験豊富なイケメンを配してもらいたい。いっそアンネローゼも男優さんの女装でもいいんじゃないかな。今や舞台の女装はネタのひとつにもなってるしw。
舞台『銀河英雄伝説=第一章 銀河帝国編=』は来年1月7日より16日まで、青山劇場にて上演。キャパもそれなりにあるし、1回ぐらいは観に行けるだろうか。
コアなファンではないにしろ、これでも『銀英伝』のイベントには参加したこともあり田中氏も拝顔したわけだし、舞台のほうも見届けたいものだ。
第一章というからには第二章のシリーズ化も想定されているようだし、もちろん今度はヤンたちにスポットがあてられる話になりそうだから、それなりに期待が膨らんでいく。
 ̄
その前に押さえておきたいのが『薄桜鬼(仮題)』の舞台化。
キャストが豪華な顔ぶれ。土方歳三が早乙女太一ってだけで、彼の妖艶なイメージと華麗な殺陣が脳内を駆け巡ってしまうw。風間千景の木村了は着実に成長しているし、原田佐之助の橋本淳は忍たまから侍へと一応昇格かw。注目は沖田総司の窪田正孝で、テレビや舞台など様々な経験を経て大きくなった姿を見せてくれそう。もちろん我らが中村誠治郎も永倉新八で参戦、ダイナミックなアクションも披露して貰いたい。
演出は演劇集団Z団のキタムラトシヒロ氏だから、当然オモシロくはなるハズ。
御本人も書いていたが、キタムラ氏は『薄桜鬼』の前に8月の『BARAGA鬼』があるから、連続して新撰組ネタ、土方主演の舞台を演出するということになる。その演出の違い、作品の違いも期待できそうだ。
舞台『薄桜鬼(仮)』は10月1日より10月17日まで、天王洲銀河劇場にて上演。キャパもそれなりにあるし、1回ぐらいは観に行けるだろうか。またコーエーさんでもチケットを販売したりしてねw。
松坂桃李がいきなり主演で舞台デビュー(゜o゜)。公演までまだ間もあるし、テニミュのキャストを考えたら、充分やれるだろうとは思うけれど。
個人的には、真面目で誠実そうな桃李くんなら、ラインハルトよりもキルヒアイスのほうが合っているかと思う。でもまぁ、なんせ殿だし!w 補佐役よりも、かしずかれる役まわりのほうがやっぱり似合っているのかもしれん。
でも今のところ金髪の鬘を付けた桃李くんは想像できないしw、アニメの堀川りょうさんのハイトーンボイスが記憶に残っているので、桃李くんのややローボイスなラインハルトにはすぐには慣れないかも。
こうなると気になるのは、キルヒアイスの俳優さんだなぁ。ここはやっぱり舞台経験豊富なイケメンを配してもらいたい。いっそアンネローゼも男優さんの女装でもいいんじゃないかな。今や舞台の女装はネタのひとつにもなってるしw。
舞台『銀河英雄伝説=第一章 銀河帝国編=』は来年1月7日より16日まで、青山劇場にて上演。キャパもそれなりにあるし、1回ぐらいは観に行けるだろうか。
コアなファンではないにしろ、これでも『銀英伝』のイベントには参加したこともあり田中氏も拝顔したわけだし、舞台のほうも見届けたいものだ。
第一章というからには第二章のシリーズ化も想定されているようだし、もちろん今度はヤンたちにスポットがあてられる話になりそうだから、それなりに期待が膨らんでいく。
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その前に押さえておきたいのが『薄桜鬼(仮題)』の舞台化。
キャストが豪華な顔ぶれ。土方歳三が早乙女太一ってだけで、彼の妖艶なイメージと華麗な殺陣が脳内を駆け巡ってしまうw。風間千景の木村了は着実に成長しているし、原田佐之助の橋本淳は忍たまから侍へと一応昇格かw。注目は沖田総司の窪田正孝で、テレビや舞台など様々な経験を経て大きくなった姿を見せてくれそう。もちろん我らが中村誠治郎も永倉新八で参戦、ダイナミックなアクションも披露して貰いたい。
演出は演劇集団Z団のキタムラトシヒロ氏だから、当然オモシロくはなるハズ。
御本人も書いていたが、キタムラ氏は『薄桜鬼』の前に8月の『BARAGA鬼』があるから、連続して新撰組ネタ、土方主演の舞台を演出するということになる。その演出の違い、作品の違いも期待できそうだ。
舞台『薄桜鬼(仮)』は10月1日より10月17日まで、天王洲銀河劇場にて上演。キャパもそれなりにあるし、1回ぐらいは観に行けるだろうか。またコーエーさんでもチケットを販売したりしてねw。