映画 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 吹替え版
2010年3月3日 映画映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』吹替え版を観てきた。
神と人間との間に生まれた《デミゴッド》だと知らされた少年が、《稲妻》を盗んだという疑いを晴らすため、冥界にさらわれた母を助けるため、仲間とともに冒険の旅に出る物語。
全米で大人気の原作はもちろん未読。『ハリー・ポッター』シリーズと見比べてしまうが、こちらはうんと明るくて軽妙で痛快。
薄味ながら、思春期の少年少女の心情を描き、友情や親子の絆をギュっと散りばめて、大人も子どもも楽しめそうなエンタメ・ファンタジーになっていた。
誰もがある程度知っている《ギリシャ神話》の神々やクリーチャーが出てくるのも、とっつき易くて分り易い。ギリシャ神話と現代の世界を程よく融合させるのも上手く、ギリシャは出てこないwアメリカ横断ロードムービーとしても面白い。
主人公のパーシー・ジャクソンがADHDで難読症であったのも、友人のグローバーが松葉杖なのも、ブルナー先生が車椅子なのも、実はデミゴッドだったからという発想がユニーク。つまり現代社会で、所謂、障害を持っている人たちはもしかしてデミゴッドなのかもしれないのだ。訓練所でずっと育ったというアナベスも、現代社会で生きてたとしたら何らかの不適合があるのかもしれない。
そして地球の災害や天変地異などは、神々が喧嘩したり戦ったりするから起こるのだという。
そういう奇抜な設定も何となく受け入れられ、あれこれいっぱいあるツッコミ所も^^;、RPG的な展開の早さで気にならなくなる。
パーシー少年の真っ直ぐな心と勇気、闘いの中で培われる知力と能力、その頼もしい成長が見どころだが、パーシーを守護するグローバーのムードメーカーぶりと小さな成長には喝采w。アナベスの実践的能力は物足りないが、この三人の団結力は見ていて気持ちがイイ。
彼らがまだ見ぬ父や母への憧憬を抱き孤独を感じる一方、忍耐強く意外とタフなパーシーの母や、パーシーを見守り助言する父ポセイドンの姿もあり、家族の新しい在りかたを描いていかにも現代的だ。
最後までキーアイテムなメドューサや、ヒュドラにクリーチャーとビジュアル的にも楽しめるが、水を自在に操れるなど様々な能力の映像は『聖闘士星矢』のアニメを思わせた。
原作はまだあるので、続編にもぜひ期待したい。
”神の血を引く美少年”というふれこみだが、パーシー役のローガン・ラーマンはさほどでもないのが物足りないかw。
日本語吹替え版はアニメのような豪華さ。
パーシー役の宮野真守は、素人っぽさと達者な演技を交ぜてなかなかの熱演。後半にかけて宮野くんのトーンが低くなるが、パーシーが時に格好良く見えるのは宮野くんのおかげかもw。
グローバー役の林勇は、軽快かつ力強さを見せる好演で、高木渉の声を彷彿とさせる。アナベス役の小笠原亜里沙は可憐で明瞭。この三人は劇団ひまわり繋がりなので、続編を見越してのキャストかもしれない。
唯一のイケメン(笑)ルークには野島健児、前半と後半の演技の違いが聞き所か。
ブルナーの大塚明夫の大らかな声に安心感。ゼウスの玄田哲章、ハデスの大塚芳忠はピッタリ。何といってもポセイドンの小杉十郎太が男らしく柔軟な声で、パーシーに聞こえる声に癒され、宮野くんとの親子の会話に胸が熱くなった。
木村佳乃のメドゥーサは細い声だがまずまずの出来。これが初仕事だというジュノンボーイの稲葉友はカジノの少年だったのかな?
神と人間との間に生まれた《デミゴッド》だと知らされた少年が、《稲妻》を盗んだという疑いを晴らすため、冥界にさらわれた母を助けるため、仲間とともに冒険の旅に出る物語。
全米で大人気の原作はもちろん未読。『ハリー・ポッター』シリーズと見比べてしまうが、こちらはうんと明るくて軽妙で痛快。
薄味ながら、思春期の少年少女の心情を描き、友情や親子の絆をギュっと散りばめて、大人も子どもも楽しめそうなエンタメ・ファンタジーになっていた。
誰もがある程度知っている《ギリシャ神話》の神々やクリーチャーが出てくるのも、とっつき易くて分り易い。ギリシャ神話と現代の世界を程よく融合させるのも上手く、ギリシャは出てこないwアメリカ横断ロードムービーとしても面白い。
主人公のパーシー・ジャクソンがADHDで難読症であったのも、友人のグローバーが松葉杖なのも、ブルナー先生が車椅子なのも、実はデミゴッドだったからという発想がユニーク。つまり現代社会で、所謂、障害を持っている人たちはもしかしてデミゴッドなのかもしれないのだ。訓練所でずっと育ったというアナベスも、現代社会で生きてたとしたら何らかの不適合があるのかもしれない。
そして地球の災害や天変地異などは、神々が喧嘩したり戦ったりするから起こるのだという。
そういう奇抜な設定も何となく受け入れられ、あれこれいっぱいあるツッコミ所も^^;、RPG的な展開の早さで気にならなくなる。
パーシー少年の真っ直ぐな心と勇気、闘いの中で培われる知力と能力、その頼もしい成長が見どころだが、パーシーを守護するグローバーのムードメーカーぶりと小さな成長には喝采w。アナベスの実践的能力は物足りないが、この三人の団結力は見ていて気持ちがイイ。
彼らがまだ見ぬ父や母への憧憬を抱き孤独を感じる一方、忍耐強く意外とタフなパーシーの母や、パーシーを見守り助言する父ポセイドンの姿もあり、家族の新しい在りかたを描いていかにも現代的だ。
最後までキーアイテムなメドューサや、ヒュドラにクリーチャーとビジュアル的にも楽しめるが、水を自在に操れるなど様々な能力の映像は『聖闘士星矢』のアニメを思わせた。
原作はまだあるので、続編にもぜひ期待したい。
”神の血を引く美少年”というふれこみだが、パーシー役のローガン・ラーマンはさほどでもないのが物足りないかw。
日本語吹替え版はアニメのような豪華さ。
パーシー役の宮野真守は、素人っぽさと達者な演技を交ぜてなかなかの熱演。後半にかけて宮野くんのトーンが低くなるが、パーシーが時に格好良く見えるのは宮野くんのおかげかもw。
グローバー役の林勇は、軽快かつ力強さを見せる好演で、高木渉の声を彷彿とさせる。アナベス役の小笠原亜里沙は可憐で明瞭。この三人は劇団ひまわり繋がりなので、続編を見越してのキャストかもしれない。
唯一のイケメン(笑)ルークには野島健児、前半と後半の演技の違いが聞き所か。
ブルナーの大塚明夫の大らかな声に安心感。ゼウスの玄田哲章、ハデスの大塚芳忠はピッタリ。何といってもポセイドンの小杉十郎太が男らしく柔軟な声で、パーシーに聞こえる声に癒され、宮野くんとの親子の会話に胸が熱くなった。
木村佳乃のメドゥーサは細い声だがまずまずの出来。これが初仕事だというジュノンボーイの稲葉友はカジノの少年だったのかな?
4月から放送スタートのTwitterをテーマにしたドラマ『素直になれなくて』。
D-BOYSの中村優一がレギュラー出演決定! 本人がブログで書いていたもうひとつの新番組というのは、これだったか。何の役なのかはこれからかな。
ちゃんなかは、7月の『もやしもん』を合わせての出演続き。今年は色々な魅力が楽しめそうだ。
主演が上野樹里と瑛太なので、『のだめ』繋がりで遠藤雄弥の出演もアリだと思うが、エンヤは今『まっすぐな男』だしねぇ。
それにしても、さすがナベプロ。フジテレビばかりw。
アミューズはTBS系なのか。
27日の『ブラッディ・マンデイ』に神木隆之介が出てきた時は笑ってしまった。お得意の不気味キャラだしw。
この調子で、桜田通や溝口琢矢もゲストで出してくれないかな~。
D-BOYSの中村優一がレギュラー出演決定! 本人がブログで書いていたもうひとつの新番組というのは、これだったか。何の役なのかはこれからかな。
ちゃんなかは、7月の『もやしもん』を合わせての出演続き。今年は色々な魅力が楽しめそうだ。
主演が上野樹里と瑛太なので、『のだめ』繋がりで遠藤雄弥の出演もアリだと思うが、エンヤは今『まっすぐな男』だしねぇ。
それにしても、さすがナベプロ。フジテレビばかりw。
アミューズはTBS系なのか。
27日の『ブラッディ・マンデイ』に神木隆之介が出てきた時は笑ってしまった。お得意の不気味キャラだしw。
この調子で、桜田通や溝口琢矢もゲストで出してくれないかな~。
ミュージカル『テニスの王子様 The Final Match 立海 Second feat.ライバルズ』東京凱旋公演を観てきた。
12月は都合で1回観たきり。全国を周ってからの東京凱旋を待ちわびていた。
JCB HALLの外ガラスがテニミュ仕様! ユニフォームやキャストの写真もあり、私もつい撮影。
ホール内でチラシをようやくゲット。ひと目でキャスト情報が分り有り難い。
今度はアリーナ席だが端のほうで、奇しくもアリスのライブの時と似たような体勢でステージを観ることに。座高の高い人が前にいるとサイアクだわ^^;。
少々ステージは観難かったが、キャストの表情はくっきりと明瞭。声や音の臨場感や迫力がじかに伝わってくる。
2度目なのでストーリーや展開は把握しているから、休憩含めて3時間弱はさほど長くは感じられなかった。
全国を周って培った、キャストの成長と更に深まった団結力をナマで感じ、存分に楽しめた。
立役者で座長である、高橋龍輝の存在感には驚かされるばかり。まさしく越前リョーマそのものの、ニュータイプのような急速な成長ぶりだ。背もまた伸びたようだが、声が完全に太く低くなっており、いっそう歌にも凄みが出ている。難を言えば、歌い方に妙なクセがついている点か。もっとストレートに腹から歌い込められると思うが。
彼ののびやかさや迫力は、かつての遠藤雄弥と桜田通を合わせたような魅力とカリスマ性を放つ。龍輝くんはいったいどこまで進化していくのだろうかと、将来がすえおそろしくもなる。
立海部長の幸村精市@増田俊樹は、前回観た時よりも格段に声が出ていた。歌にも艶と力強さが増し、動きもより滑らかになっていた。前回はよく分らなかったが、表情がとても豊かで、丁寧に役作りをしているのだなと分る。
切原赤也が2月の広島公演から大河元気へバトンタッチ。元気くんは『King of the Blue』の朱雀よりも、赤也のほうがハマること。もう表情からして狂気の匂いを覗かせて、赤也の変人ぶりをアピール。試合に出なくても赤也の声や動きに注目しちゃう。
真田@兼崎健太郎の存在感は変わらずだが、リョーマとの対戦では全力を出してないような、動きがやや硬いような気がした。
柳生@小野田龍之介は、柔軟性と若さですっかり役に溶け込んでいて男っぽく見える。
ライバルズでは、伊武ペースに慣れた太田基裕が攻めの演技に転じていて良し。阿久津や跡部や日吉は個性は出ていたが、出番的にもの足りないのが残念。田仁志は休憩後にも出番があってユニークさを発揮。
今回はKENNに注目していたせいか、不二裕太のはちきれんばかりの純粋さや明るさが頼もしく眩しく感じた。いや、あの明るさは裕太というより、十代かもしれんw。リョーマと同じ左利きなので、全員でのダンスではリョーマにぴったり合わせたようなフリを見せて、見事なシンクロ度を示した。
凱旋公演を既に観てきた加藤和樹がブログに書いていた通り、ホントにテニミュは日々どんどん進化している。
そして、先代のキャストたちの熱い思いを着実に受け継いで、新たな未来へと繋げているのだろう。
そう。舞台に立っているあなたたちこそが、テニスの王子様!(^o^)
冬の制服姿を観るのはやっぱり嬉しい。青学や不動峰の学ランについ目がいくが、四天宝寺も学ランだった。金ちゃんが着崩しているからなw。リョーマの学ランは結局拝めなかったのか。
卒業シーンでは、子どもたちの卒業式の記憶とオーバーラップ、テニミュのこれまでの軌跡も浮かんで、思わず目頭が熱くなった(;_;)。
「On My Way」「F・G・K・S」で会場一体で盛り上がるラスト。
立海二人を馬にしてステージに現れた小野田くんが、降りた後に先輩二人にお辞儀するところが可愛らしい。
アリーナや1階席にはキャストがやって来た。こっちには、ひょうきんな柳や優しい海堂が。それだけで空気が楽しくなる。
会場全体でテンションがあがったまま終幕。リョーマと一緒に、阿久津@清水良太郎が体を低くして、幕が下りるまで手を振っていた。
観劇は残り1公演。今度は立海オリジナルキャストと、久しぶりの寿里と四天宝寺Bキャスト。それにリョーマ父で演出家の上島雪夫。最後まで楽しみは続く。
 ̄ ̄ ̄
昼間は娘の高校の卒業式だった。
本人が選んだ学校で、勉学以外にも好きなことを好きなだけして、友達も出来て、進学も決まったのだから、それでいいじゃないか。
本物の卒業式では泣かなかったが、式の後に行ったテニミュの卒業シーンでは涙ぐんでしまったw。
テニミュからの卒業はまだまだできそうにない。
12月は都合で1回観たきり。全国を周ってからの東京凱旋を待ちわびていた。
JCB HALLの外ガラスがテニミュ仕様! ユニフォームやキャストの写真もあり、私もつい撮影。
ホール内でチラシをようやくゲット。ひと目でキャスト情報が分り有り難い。
今度はアリーナ席だが端のほうで、奇しくもアリスのライブの時と似たような体勢でステージを観ることに。座高の高い人が前にいるとサイアクだわ^^;。
少々ステージは観難かったが、キャストの表情はくっきりと明瞭。声や音の臨場感や迫力がじかに伝わってくる。
2度目なのでストーリーや展開は把握しているから、休憩含めて3時間弱はさほど長くは感じられなかった。
全国を周って培った、キャストの成長と更に深まった団結力をナマで感じ、存分に楽しめた。
立役者で座長である、高橋龍輝の存在感には驚かされるばかり。まさしく越前リョーマそのものの、ニュータイプのような急速な成長ぶりだ。背もまた伸びたようだが、声が完全に太く低くなっており、いっそう歌にも凄みが出ている。難を言えば、歌い方に妙なクセがついている点か。もっとストレートに腹から歌い込められると思うが。
彼ののびやかさや迫力は、かつての遠藤雄弥と桜田通を合わせたような魅力とカリスマ性を放つ。龍輝くんはいったいどこまで進化していくのだろうかと、将来がすえおそろしくもなる。
立海部長の幸村精市@増田俊樹は、前回観た時よりも格段に声が出ていた。歌にも艶と力強さが増し、動きもより滑らかになっていた。前回はよく分らなかったが、表情がとても豊かで、丁寧に役作りをしているのだなと分る。
切原赤也が2月の広島公演から大河元気へバトンタッチ。元気くんは『King of the Blue』の朱雀よりも、赤也のほうがハマること。もう表情からして狂気の匂いを覗かせて、赤也の変人ぶりをアピール。試合に出なくても赤也の声や動きに注目しちゃう。
真田@兼崎健太郎の存在感は変わらずだが、リョーマとの対戦では全力を出してないような、動きがやや硬いような気がした。
柳生@小野田龍之介は、柔軟性と若さですっかり役に溶け込んでいて男っぽく見える。
ライバルズでは、伊武ペースに慣れた太田基裕が攻めの演技に転じていて良し。阿久津や跡部や日吉は個性は出ていたが、出番的にもの足りないのが残念。田仁志は休憩後にも出番があってユニークさを発揮。
今回はKENNに注目していたせいか、不二裕太のはちきれんばかりの純粋さや明るさが頼もしく眩しく感じた。いや、あの明るさは裕太というより、十代かもしれんw。リョーマと同じ左利きなので、全員でのダンスではリョーマにぴったり合わせたようなフリを見せて、見事なシンクロ度を示した。
凱旋公演を既に観てきた加藤和樹がブログに書いていた通り、ホントにテニミュは日々どんどん進化している。
そして、先代のキャストたちの熱い思いを着実に受け継いで、新たな未来へと繋げているのだろう。
そう。舞台に立っているあなたたちこそが、テニスの王子様!(^o^)
冬の制服姿を観るのはやっぱり嬉しい。青学や不動峰の学ランについ目がいくが、四天宝寺も学ランだった。金ちゃんが着崩しているからなw。リョーマの学ランは結局拝めなかったのか。
卒業シーンでは、子どもたちの卒業式の記憶とオーバーラップ、テニミュのこれまでの軌跡も浮かんで、思わず目頭が熱くなった(;_;)。
「On My Way」「F・G・K・S」で会場一体で盛り上がるラスト。
立海二人を馬にしてステージに現れた小野田くんが、降りた後に先輩二人にお辞儀するところが可愛らしい。
アリーナや1階席にはキャストがやって来た。こっちには、ひょうきんな柳や優しい海堂が。それだけで空気が楽しくなる。
会場全体でテンションがあがったまま終幕。リョーマと一緒に、阿久津@清水良太郎が体を低くして、幕が下りるまで手を振っていた。
観劇は残り1公演。今度は立海オリジナルキャストと、久しぶりの寿里と四天宝寺Bキャスト。それにリョーマ父で演出家の上島雪夫。最後まで楽しみは続く。
 ̄ ̄ ̄
昼間は娘の高校の卒業式だった。
本人が選んだ学校で、勉学以外にも好きなことを好きなだけして、友達も出来て、進学も決まったのだから、それでいいじゃないか。
本物の卒業式では泣かなかったが、式の後に行ったテニミュの卒業シーンでは涙ぐんでしまったw。
テニミュからの卒業はまだまだできそうにない。
小西遼生さん握手会&チェキ
2010年2月28日 イベントアリスのライブを抜け出して、小西遼生さん握手会へ参加してきた。
小西遼生「ミニ写真集」発売記念。
16時30分から開始だったので、ひょっとして終わってしまったのでは^^;と急いだが、まだやっていて良かった。
整理券番号が早かったので、すぐに参加列へ並ばせてくれた。
今日は小西さんを含め、三人の合同イベントなので、其々パーティッションで囲んだ中での握手会と撮影会。
小西さんの場所まで並んで進む中で、三浦力さんや竹財輝之助さんがファンと接している姿を目撃。三浦さんは小さく咳こんでいたが、病み上がりだったのだろうか。そういや先日『ゲキレンジャー』の集まり会があったとズッキーがブログに書いていたが。竹財さんのことは殆ど知らないが、並んでる中に若い男性もいた。
程なく小西遼生さんと握手会。ざっくりとカーディガンを羽織って爽やか笑顔。急かされるものではなかったので、握手しながらのお話。
ミニ写真集のタイトル「an amphibian.」について伺ったら、小西さんから小さく笑われてしまったw。確かずっと前に銀座であった写真集握手会の時も、タイトルについて話したら小西さんから笑われたような。小西さんからいつも笑われる私って(^_^;)。気を取り直して、3D映画『牙狼』が楽しみなことを伝えた。やっぱり前もって話題を練り上げておくべきだったな。
でも運良く、小西さんとの2ショットチェキをゲット!(*^。^*)
小西さんは慣れたようにミニ写真集を左手に持って接近。あっという間の撮影で、お礼を述べて終了。出来上がった写真をゆっくり見たら、思ったよりもうんと密接していて、あとからドキドキ感が込み上げてきたv。私の顔、小さいなぁ。
小西さんから渡された写真集には直筆サインが入っており、特典の生写真が1枚。
ほんの一瞬の蜜時だったけれど、行った甲斐があって楽しめた。ありがとうございました。
握手会がせめて土曜日にあったらな~と思うが仕方ない。
アリスのライブは残念だったが、残った相方は最後まで楽しんだようだし良かった。
小西遼生「ミニ写真集」発売記念。
16時30分から開始だったので、ひょっとして終わってしまったのでは^^;と急いだが、まだやっていて良かった。
整理券番号が早かったので、すぐに参加列へ並ばせてくれた。
今日は小西さんを含め、三人の合同イベントなので、其々パーティッションで囲んだ中での握手会と撮影会。
小西さんの場所まで並んで進む中で、三浦力さんや竹財輝之助さんがファンと接している姿を目撃。三浦さんは小さく咳こんでいたが、病み上がりだったのだろうか。そういや先日『ゲキレンジャー』の集まり会があったとズッキーがブログに書いていたが。竹財さんのことは殆ど知らないが、並んでる中に若い男性もいた。
程なく小西遼生さんと握手会。ざっくりとカーディガンを羽織って爽やか笑顔。急かされるものではなかったので、握手しながらのお話。
ミニ写真集のタイトル「an amphibian.」について伺ったら、小西さんから小さく笑われてしまったw。確かずっと前に銀座であった写真集握手会の時も、タイトルについて話したら小西さんから笑われたような。小西さんからいつも笑われる私って(^_^;)。気を取り直して、3D映画『牙狼』が楽しみなことを伝えた。やっぱり前もって話題を練り上げておくべきだったな。
でも運良く、小西さんとの2ショットチェキをゲット!(*^。^*)
小西さんは慣れたようにミニ写真集を左手に持って接近。あっという間の撮影で、お礼を述べて終了。出来上がった写真をゆっくり見たら、思ったよりもうんと密接していて、あとからドキドキ感が込み上げてきたv。私の顔、小さいなぁ。
小西さんから渡された写真集には直筆サインが入っており、特典の生写真が1枚。
ほんの一瞬の蜜時だったけれど、行った甲斐があって楽しめた。ありがとうございました。
握手会がせめて土曜日にあったらな~と思うが仕方ない。
アリスのライブは残念だったが、残った相方は最後まで楽しんだようだし良かった。
ALICE TOKYO DOME 明日への讃歌
2010年2月28日 イベント11月のライブに続き、『ALICE TOKYO DOME ~明日への讃歌~』へ行ってきた。
雨がやんでよかった。
東京ドームへの入場規制がこんなに厳しかったなんて^^;。おまけに女子トイレが長蛇の列。
待望のアリーナ席だが、後ろの端ブロックでステージが観難い。結局、スクリーン頼り。
伝説のバンド・アリスのライブを観るのはこれで2回目。休憩含んだ二部構成で、15分おしでスタート。
「チンペイ」こと谷村新司、「ベーヤン」こと堀内孝雄、「キンちゃん」こと矢沢透がステージに登場すると拍手の嵐。黒ベストに赤ベスト、それに袖なしとは若いっ。
アリスが「ただいまっ!」。我々みんなも「ただいま!」と言うと、チンペイさんが「おかえり」と柔らかな声。東京ドームは「ゴール」で、これからの歌は「おまけ」みたいなもんだという。「アリス!」コールに拍手コール。会場の手拍子の中で歌がどんどん広がっていく。
始まって20分経ってからようやくメンバー紹介。3人合わせて182歳w。アリスは39年目。今日初めてアリスを観る人も多く、「初めましてアリスです」とベーヤン。「初めての人には全部新曲です」とチンペイさん。
デビューしたて71年代の歌を中心に、初期の「ひつじかいの歌♪」では会場からもサビを求めてみんなでプチ合唱。「あの歌をこの季節で」と夏の歌を唄ったり。阪神淡路大震災を経て神戸のみんなに作ったという「ライトハウス♪」なども。
馴染みのない歌が続いたのか、今度は「知ってる歌がパンパン出てきます」と「ジョニーの子守唄」など唄う。バンドメンバーを紹介後、最後は「冬の稲妻♪」で締めた。
第二部は、昔の後楽園ライブの映像からスタート。チンペイさんの髪が黒く、ベーヤンが髭モジャで、キンちゃんの顔が可愛過ぎるw。
アリーナ中央の張り出し舞台にパーカッションと椅子が置かれ、三人が通路を歩いて登壇。「思い出の丸いステージ」だという。椅子にはチンペイさんが座り、ベーヤンだけ立ったまま。
今度は薄青ベストと黒ベスト、それに赤オーバーシャツと着替えてる。思ったよりも近くに見えて、まるで3Dのようにくっきり(^.^)。
ライブタイトルにもなった「明日への讃歌♪」。歌いながら感じてたのか、「ベーヤンとこんなに向き合ったことないよな」「つぶらな瞳」と互いに見つめ合って感想。キンちゃんが「まだまだ色んなドラマが待ってますので」とコメント。
71年当時を振り返って思い出話。キンちゃんが荷物背負ったとか、ロンドンブーツで駆け上がったとか。結局、現在の自分にかえって「皺は年輪ですから」。
78年の「街路樹は知っていた♪」では昔の映像も挿入。キンちゃんのハーモニカが昔の映像とピタリ合ってる。
ベーヤンのソロは、二人を送り出す歌として「いい日旅立ち♪」。ステージから降りて通路を通ってこちら方向へ歩いてくる二人。間近でチンペイさんとキンちゃんを拝見。扉へと二人はハケた。友達がプレゼントしてくれたという「昨日映画を見たカリフォルニア♪」を歌い上げる。その後、ベーヤンも同じ通路を通ってこちらへ。二人と違って急ぎ足w。
その間、はじめのステージでキンちゃんの話。「円熟味を増した二人は薬で、私は副作用」とまたオカシな言い方をw。ピアノ弾き語りソロ「あなたがいるだけで♪」は、最初は出トチリw。
チンペイさんが「いつも変わらない。優しいキンちゃん」と微笑んで「同い年なんです」。そのキンちゃんとの出会いや、ベーヤンとの出会いの話をする。2人へ、ファンへ心をこめてと「それぞれの秋」を美しいピアノの旋律と共に歌い上げる。
三人が再び揃ってステージへ。アリスの活動は10年間だが、其々のルーツを語る三人。ベーヤンは三橋さん→ビートルズ→BPM、チンペイさんは三味線と都都逸からとサワリを唄い出すw。
ここでアリスの歌で育ったというゲストが次々に登場。
沖縄からステレオ・ポリーの三人娘。3人合わせて58歳w。お爺ちゃんと孫の年齢関係だという。「冬の稲妻♪」を唄うが、今の所は学園祭レベルかな^^;。
ここで次々にゲストが登場。アリスと一緒に唄うコラボ企画のようだが、アリスの歌だけで十分なのにな~。
私のタイムアップで途中退出。残念無念。でもライブがスタートして既に3時間強。
この後、ライブはどのくらい続いたのだろう。後に残った相方の話だと、ライブは20時までやっていたとか。何と5時間弱も!?(゜o゜)
武道館のライブのほうが密度が濃くて面白かったが、先に言ってたように、東京ドームのはオマケなんだろうな。
アリスだけの歌をもっと聞きたかったが仕方がない。ありがとうございました。
雨がやんでよかった。
東京ドームへの入場規制がこんなに厳しかったなんて^^;。おまけに女子トイレが長蛇の列。
待望のアリーナ席だが、後ろの端ブロックでステージが観難い。結局、スクリーン頼り。
伝説のバンド・アリスのライブを観るのはこれで2回目。休憩含んだ二部構成で、15分おしでスタート。
「チンペイ」こと谷村新司、「ベーヤン」こと堀内孝雄、「キンちゃん」こと矢沢透がステージに登場すると拍手の嵐。黒ベストに赤ベスト、それに袖なしとは若いっ。
アリスが「ただいまっ!」。我々みんなも「ただいま!」と言うと、チンペイさんが「おかえり」と柔らかな声。東京ドームは「ゴール」で、これからの歌は「おまけ」みたいなもんだという。「アリス!」コールに拍手コール。会場の手拍子の中で歌がどんどん広がっていく。
始まって20分経ってからようやくメンバー紹介。3人合わせて182歳w。アリスは39年目。今日初めてアリスを観る人も多く、「初めましてアリスです」とベーヤン。「初めての人には全部新曲です」とチンペイさん。
デビューしたて71年代の歌を中心に、初期の「ひつじかいの歌♪」では会場からもサビを求めてみんなでプチ合唱。「あの歌をこの季節で」と夏の歌を唄ったり。阪神淡路大震災を経て神戸のみんなに作ったという「ライトハウス♪」なども。
馴染みのない歌が続いたのか、今度は「知ってる歌がパンパン出てきます」と「ジョニーの子守唄」など唄う。バンドメンバーを紹介後、最後は「冬の稲妻♪」で締めた。
第二部は、昔の後楽園ライブの映像からスタート。チンペイさんの髪が黒く、ベーヤンが髭モジャで、キンちゃんの顔が可愛過ぎるw。
アリーナ中央の張り出し舞台にパーカッションと椅子が置かれ、三人が通路を歩いて登壇。「思い出の丸いステージ」だという。椅子にはチンペイさんが座り、ベーヤンだけ立ったまま。
今度は薄青ベストと黒ベスト、それに赤オーバーシャツと着替えてる。思ったよりも近くに見えて、まるで3Dのようにくっきり(^.^)。
ライブタイトルにもなった「明日への讃歌♪」。歌いながら感じてたのか、「ベーヤンとこんなに向き合ったことないよな」「つぶらな瞳」と互いに見つめ合って感想。キンちゃんが「まだまだ色んなドラマが待ってますので」とコメント。
71年当時を振り返って思い出話。キンちゃんが荷物背負ったとか、ロンドンブーツで駆け上がったとか。結局、現在の自分にかえって「皺は年輪ですから」。
78年の「街路樹は知っていた♪」では昔の映像も挿入。キンちゃんのハーモニカが昔の映像とピタリ合ってる。
ベーヤンのソロは、二人を送り出す歌として「いい日旅立ち♪」。ステージから降りて通路を通ってこちら方向へ歩いてくる二人。間近でチンペイさんとキンちゃんを拝見。扉へと二人はハケた。友達がプレゼントしてくれたという「昨日映画を見たカリフォルニア♪」を歌い上げる。その後、ベーヤンも同じ通路を通ってこちらへ。二人と違って急ぎ足w。
その間、はじめのステージでキンちゃんの話。「円熟味を増した二人は薬で、私は副作用」とまたオカシな言い方をw。ピアノ弾き語りソロ「あなたがいるだけで♪」は、最初は出トチリw。
チンペイさんが「いつも変わらない。優しいキンちゃん」と微笑んで「同い年なんです」。そのキンちゃんとの出会いや、ベーヤンとの出会いの話をする。2人へ、ファンへ心をこめてと「それぞれの秋」を美しいピアノの旋律と共に歌い上げる。
三人が再び揃ってステージへ。アリスの活動は10年間だが、其々のルーツを語る三人。ベーヤンは三橋さん→ビートルズ→BPM、チンペイさんは三味線と都都逸からとサワリを唄い出すw。
ここでアリスの歌で育ったというゲストが次々に登場。
沖縄からステレオ・ポリーの三人娘。3人合わせて58歳w。お爺ちゃんと孫の年齢関係だという。「冬の稲妻♪」を唄うが、今の所は学園祭レベルかな^^;。
ここで次々にゲストが登場。アリスと一緒に唄うコラボ企画のようだが、アリスの歌だけで十分なのにな~。
私のタイムアップで途中退出。残念無念。でもライブがスタートして既に3時間強。
この後、ライブはどのくらい続いたのだろう。後に残った相方の話だと、ライブは20時までやっていたとか。何と5時間弱も!?(゜o゜)
武道館のライブのほうが密度が濃くて面白かったが、先に言ってたように、東京ドームのはオマケなんだろうな。
アリスだけの歌をもっと聞きたかったが仕方がない。ありがとうございました。
Studio Life トーマの心臓 Gチーム初日
2010年2月27日 舞台演劇Studio Life公演『トーマの心臓』Grauチームの初日を観てきた。
2010年 スタジオライフ25周年記念公演第1弾&萩尾望都作品連鎖公演。
1996年に初演された『トーマの心臓』も再演を重ねついに7度目。2003年版から観ているので私も3度目となる。
原作の萩尾望都先生の長年のファンなので、今回の『訪問者』との連鎖公演はとても嬉しい。
初日に観るのは久しぶりだが、初日プレゼントは印刷サイン入りフォト。
パンフにイメージフォトにグッズとあれこれ散財。
パンフには、脚本・演出の倉田淳氏と萩尾望都氏の対談とシュロッターベッツ学院見取り図と関係地図が。こういうのを見たかった。
ドイツのギムナジウムと寄宿舎生活を舞台に繰り広げられる、少年たちの物語。
初日ならでなの満席で、あいにくの後方席。字幕の文字が小さくて早くて、全然見えない読めないのは相変わらず^^;。もう少し後ろの客にも配慮して欲しいな。
メインキャスト3人が作品経験者なのもあり、全体的によく纏まっていて、美しくも完成度の高い舞台を構築していた。
初日ならではの緊張感と余裕も程よく融合されて、笑いもありのテンポ良いメリハリある展開。休憩含め3時間強の舞台だが、飽きさせず魅せてくれる。
キャストの理解力や演技力、柔軟で力強い演出力がが発揮され、スタジオライフの真骨頂の舞台だと実感した。
オスカー、ユーリ、エーリクの3人が、前回よりもキャラクターの髪型と似通っていて、より人物に近づけていこうという思いが伝わる。
これが見納めともなるオスカー役の曽世海児は、熟成させたオスカー像を見せて惚れ惚れ。
ユーリの山本芳樹は、ますます表現力が豊かになって艶と濃くがある。
エーリクの松本慎也は、まさにシンクロしているかのような可憐さ。その真っ直ぐで純粋なエーリク像には、時に自分の心が洗われるようで、胸が熱くなり感動させる。
他キャストの新鮮な顔ぶれが、作品世界を膨らませる。
吉田隆太、青木隆俊のオーバー過ぎるオカマちっくな演技も愛嬌。冨士亮太のヘルベルトが似合う。外部出演続きだった仲原裕之をライフの舞台で観るのも久しぶり。
船戸慎士のミュラーは男前で少々若過ぎるw。山崎康一のシュバルツは味わい深い。奥田努のサイフリートが思ったよりもハマる。
牧島進一のバッカスと関戸博一のレドヴィは、共に原作からかけ離れたイケメンだがw、安定した演技で、其々オスカーへの思いやトーマへの思いが原作以上に伝わってきた。
客演の植田圭輔は、まだ遠慮がちなのかアクが足りない。岩崎大は3度目のシェリー、石飛幸治は7度目のアデールだが、共にデカいw。
以前と同じような舞台装置で、稼動がよりスムーズにはなっているが、舎監室のベッドの上にエーリクやユーリがいるのに、すごい勢いで移動させていたのが気になった。
フェンシング後のユーリから、弁護士の手紙へと展開させる場面は、時系列的に観るほうにはやはり分り辛い^^;。ユーリがいた部屋に手紙を置いていくのか!?と混同してしまいそう。
フェンシングシーンは、アクションが加味されアレンジも入って、伸び伸び生き生きと活性化されてお気に入り。考えてみれば、能動的な場面はこれぐらいだものね。山本さんの綺麗な肢体や、松本くんの身軽さを楽しめるのも一興。
そしてお約束のキスシーンの数々にもニヤリ。ユーリとエーリクの苦いキスも頬のキスも、甘美な雰囲気たっぷり。
 ̄
初日恒例の役者紹介と挨拶。
片足で立ちっぱの山崎さんが大変そうだが、隣で気遣う松本くんも可愛い。
7度目のトーマ父役をされた河内喜一朗が、萩尾先生から承諾のファックスを頂いて初演を迎えられた思い出話を語り、1ヶ月間の公演に向けての抱負と観客への御礼を述べた。
東京千秋楽や名古屋公演、そして仙台公演までの長丁場。皆さん結束して頑張って頂きたい。
来週はいよいよ初『訪問者』観劇。チビ・オスカーが楽しみ。
物販にいらした林勇輔さん、ありがとうです。
2010年 スタジオライフ25周年記念公演第1弾&萩尾望都作品連鎖公演。
1996年に初演された『トーマの心臓』も再演を重ねついに7度目。2003年版から観ているので私も3度目となる。
原作の萩尾望都先生の長年のファンなので、今回の『訪問者』との連鎖公演はとても嬉しい。
初日に観るのは久しぶりだが、初日プレゼントは印刷サイン入りフォト。
パンフにイメージフォトにグッズとあれこれ散財。
パンフには、脚本・演出の倉田淳氏と萩尾望都氏の対談とシュロッターベッツ学院見取り図と関係地図が。こういうのを見たかった。
ドイツのギムナジウムと寄宿舎生活を舞台に繰り広げられる、少年たちの物語。
初日ならでなの満席で、あいにくの後方席。字幕の文字が小さくて早くて、全然見えない読めないのは相変わらず^^;。もう少し後ろの客にも配慮して欲しいな。
メインキャスト3人が作品経験者なのもあり、全体的によく纏まっていて、美しくも完成度の高い舞台を構築していた。
初日ならではの緊張感と余裕も程よく融合されて、笑いもありのテンポ良いメリハリある展開。休憩含め3時間強の舞台だが、飽きさせず魅せてくれる。
キャストの理解力や演技力、柔軟で力強い演出力がが発揮され、スタジオライフの真骨頂の舞台だと実感した。
オスカー、ユーリ、エーリクの3人が、前回よりもキャラクターの髪型と似通っていて、より人物に近づけていこうという思いが伝わる。
これが見納めともなるオスカー役の曽世海児は、熟成させたオスカー像を見せて惚れ惚れ。
ユーリの山本芳樹は、ますます表現力が豊かになって艶と濃くがある。
エーリクの松本慎也は、まさにシンクロしているかのような可憐さ。その真っ直ぐで純粋なエーリク像には、時に自分の心が洗われるようで、胸が熱くなり感動させる。
他キャストの新鮮な顔ぶれが、作品世界を膨らませる。
吉田隆太、青木隆俊のオーバー過ぎるオカマちっくな演技も愛嬌。冨士亮太のヘルベルトが似合う。外部出演続きだった仲原裕之をライフの舞台で観るのも久しぶり。
船戸慎士のミュラーは男前で少々若過ぎるw。山崎康一のシュバルツは味わい深い。奥田努のサイフリートが思ったよりもハマる。
牧島進一のバッカスと関戸博一のレドヴィは、共に原作からかけ離れたイケメンだがw、安定した演技で、其々オスカーへの思いやトーマへの思いが原作以上に伝わってきた。
客演の植田圭輔は、まだ遠慮がちなのかアクが足りない。岩崎大は3度目のシェリー、石飛幸治は7度目のアデールだが、共にデカいw。
以前と同じような舞台装置で、稼動がよりスムーズにはなっているが、舎監室のベッドの上にエーリクやユーリがいるのに、すごい勢いで移動させていたのが気になった。
フェンシング後のユーリから、弁護士の手紙へと展開させる場面は、時系列的に観るほうにはやはり分り辛い^^;。ユーリがいた部屋に手紙を置いていくのか!?と混同してしまいそう。
フェンシングシーンは、アクションが加味されアレンジも入って、伸び伸び生き生きと活性化されてお気に入り。考えてみれば、能動的な場面はこれぐらいだものね。山本さんの綺麗な肢体や、松本くんの身軽さを楽しめるのも一興。
そしてお約束のキスシーンの数々にもニヤリ。ユーリとエーリクの苦いキスも頬のキスも、甘美な雰囲気たっぷり。
 ̄
初日恒例の役者紹介と挨拶。
片足で立ちっぱの山崎さんが大変そうだが、隣で気遣う松本くんも可愛い。
7度目のトーマ父役をされた河内喜一朗が、萩尾先生から承諾のファックスを頂いて初演を迎えられた思い出話を語り、1ヶ月間の公演に向けての抱負と観客への御礼を述べた。
東京千秋楽や名古屋公演、そして仙台公演までの長丁場。皆さん結束して頑張って頂きたい。
来週はいよいよ初『訪問者』観劇。チビ・オスカーが楽しみ。
物販にいらした林勇輔さん、ありがとうです。
映画に続き、テレビドラマとして4月から放送される『ジェネラル・ルージュの凱旋』。
ドラマは変わらず、田口公平役の伊藤淳史と白鳥圭輔役の仲村トオルとのデコボココンビ。
映画では堺雅人がやっていたDr.速水こと、速水晃一は西島秀俊が演じるという。西島さんをよく知らないのでピンとこない^^;。
D-BOYSの足立理が永山役で出演するが、注目は『シンケンジャー』で人気を博した松坂桃李が滝沢役で参加すること。特撮からこういう連続ドラマに出演とは、まさに期待株。松坂くんと足立くんの名前が並んでいるのもイイ。役名の位置からして二人ともドクターの役なんだろうか? 白衣とか拝めちゃうかなw。
尤も、ドラマ『チーム・バチスタの栄光』にはゲキレッドこと鈴木裕樹が出演していたし、『チーム・バチスタ2』にシンケンレッドこと松坂くんが出ても、何らフシギはない。
ズッキーは3月下旬からNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』に出演。松坂くんもそのうち朝の顔になったりするかな。刑事ドラマも似合いそうだw。
ドラマは変わらず、田口公平役の伊藤淳史と白鳥圭輔役の仲村トオルとのデコボココンビ。
映画では堺雅人がやっていたDr.速水こと、速水晃一は西島秀俊が演じるという。西島さんをよく知らないのでピンとこない^^;。
D-BOYSの足立理が永山役で出演するが、注目は『シンケンジャー』で人気を博した松坂桃李が滝沢役で参加すること。特撮からこういう連続ドラマに出演とは、まさに期待株。松坂くんと足立くんの名前が並んでいるのもイイ。役名の位置からして二人ともドクターの役なんだろうか? 白衣とか拝めちゃうかなw。
尤も、ドラマ『チーム・バチスタの栄光』にはゲキレッドこと鈴木裕樹が出演していたし、『チーム・バチスタ2』にシンケンレッドこと松坂くんが出ても、何らフシギはない。
ズッキーは3月下旬からNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』に出演。松坂くんもそのうち朝の顔になったりするかな。刑事ドラマも似合いそうだw。
Howling in the Night 2010
2010年2月26日 イベント『Howling in the Night 2010 押井守、《戦争》を語る』へ行ってきた。
「押井守が現実の戦争について語る」というコンセプトで始まったトークイベントも、いよいよ9回目。
毎年226にこだわってきたが、今日の天気は雨模様。
参加するのは実に5年ぶりだ。
出演は、映画監督・押井守氏と、軍事評論家・岡部いさく氏というお馴染みのお二人。
司会進行は本職が映像ディレクターの野田真外氏。
毎回「活字に残さない」という条件なので、私のメモだけに留め、ネットでの内容も省略。
相変わらず、お二人のトークは面白かった。特に押井氏が、いつにも増して熱く持論を展開されて、言わんとされていることに何となく納得したり。
押井氏はニット帽を被られていたが、帽子を脱いだ髪もヒョイと見せて下さった。
今回のゲストは、『東のエデン』監督の神山健治氏。
劇場版IIの予告が流れたり。初公開会場限定の映像が流れたり。
押井氏と神山氏の世代間を越えたトークも興味深かった。神山氏は理数系の人なのかな~。
事前に会場から寄せられた質問に答えるコーナーがあり。特に今注目のあの問題については興味津々のお答えが。
抽選会では当たらず^^;。
そんなこんなで、たっぷり3時間のロングトークが繰り広げられ、充実したひと時だった。
来年はついに10回目。ちゃんとスケジュールを開けとかなきゃ。
3月には同じ場所で、富野由悠季氏と福井晴敏氏が天文学者と宇宙を語るセミナー『ガンダム天文入門』が開催。
富野氏と福井氏が一緒のトークを聞くのは3年ぶりかな。あの時は『Ζ』がメインだったが、今度は『UC』の話にも広がるだろうか。観望会もあるので、雨にならないよう祈る。
「押井守が現実の戦争について語る」というコンセプトで始まったトークイベントも、いよいよ9回目。
毎年226にこだわってきたが、今日の天気は雨模様。
参加するのは実に5年ぶりだ。
出演は、映画監督・押井守氏と、軍事評論家・岡部いさく氏というお馴染みのお二人。
司会進行は本職が映像ディレクターの野田真外氏。
毎回「活字に残さない」という条件なので、私のメモだけに留め、ネットでの内容も省略。
相変わらず、お二人のトークは面白かった。特に押井氏が、いつにも増して熱く持論を展開されて、言わんとされていることに何となく納得したり。
押井氏はニット帽を被られていたが、帽子を脱いだ髪もヒョイと見せて下さった。
今回のゲストは、『東のエデン』監督の神山健治氏。
劇場版IIの予告が流れたり。初公開会場限定の映像が流れたり。
押井氏と神山氏の世代間を越えたトークも興味深かった。神山氏は理数系の人なのかな~。
事前に会場から寄せられた質問に答えるコーナーがあり。特に今注目のあの問題については興味津々のお答えが。
抽選会では当たらず^^;。
そんなこんなで、たっぷり3時間のロングトークが繰り広げられ、充実したひと時だった。
来年はついに10回目。ちゃんとスケジュールを開けとかなきゃ。
3月には同じ場所で、富野由悠季氏と福井晴敏氏が天文学者と宇宙を語るセミナー『ガンダム天文入門』が開催。
富野氏と福井氏が一緒のトークを聞くのは3年ぶりかな。あの時は『Ζ』がメインだったが、今度は『UC』の話にも広がるだろうか。観望会もあるので、雨にならないよう祈る。
映画 バレンタインデー
2010年2月24日 映画ガンダムのついでに^^;、映画『バレンタインデー』を観てきた。
私の誕生日に公開されたものだが、これは2月中には観ないとね。
ガンダムと違って、周りが殆ど女性ばかりなのに苦笑。
年齢も職業も異なる15人の男女が織り成す、バレンタインデーの一日を描いた恋愛群像劇。
ゴージャスなキャストにより、さまざまな愛の形が描かれるが、誰かと誰かが友人だったり、誰かと誰かが繋がっていたりと、隅々に至るまで関係性があって、ちょっぴり混乱しそうにはなるも、徐々に明確になっていくのが面白い。
台詞や映像などに小さなヒントや布石があるが、字幕やカットが割と早いので、最初から集中して観ていく必要がある。
1シーンも短いがテンポが早くリズミカルなので、作品世界に気安くのめりこめて、最後まで男女関係の行方をたっぷり楽しめそうだ。
メインキャラ以外にも、ほんのひと時彼ら彼女らと関わる人達もいて、人間関係の可笑しさや有り難さを味わい、出てくる誰かに共鳴できるのも一興。
他人からのひと言で大事なことに気づかされ、自分の気持ちを再確認できる日。それこそが、愛あふれるバレンタインデーの意義なんだろう。
男女間だけでは物足りなかったが、最後に親子の愛もほんのり描かれたのは良かった。
メインは花屋オーナーのアシュトン・カッチャーと、小学校教師のジェニファー・ガーナー。この二人は実生活でも親友同士だそうで、親友以上恋人未満の熱い雰囲気が画面からも漂ってきたのが愉快。
シャーリー・マクレーンが自分の出た映画をバックにして、華やかに登場する演出にジンワリきた。
どうせならジュリア・ロバーツも姪っ子と絡んで欲しかったな。ギターの彼には爆笑だが、高校生のバカップルでも留まるところには好感。
エンドクレジットでNGシーンが流れるが、アシュトンがキュートすぎっw。
老人やガキは別にして、出てくる人みんなが其々仕事や職を持っていて、それなりに働いているのが、羨ましくも複雑だ。貧乏カップルだって地味に派手にお金を稼いでおり、学生はバイトが当然のようだ。
この話には、求職中や失職中や病人が誰ひとり出てこない。それだけ米国は日本の現状と比べてまだ恵まれているのか。
それとも、恋愛をするのにも、お金と健康は必要条件なのだろうか。観た後、ちょっぴり寂しさが残ったり^^;。
私の誕生日に公開されたものだが、これは2月中には観ないとね。
ガンダムと違って、周りが殆ど女性ばかりなのに苦笑。
年齢も職業も異なる15人の男女が織り成す、バレンタインデーの一日を描いた恋愛群像劇。
ゴージャスなキャストにより、さまざまな愛の形が描かれるが、誰かと誰かが友人だったり、誰かと誰かが繋がっていたりと、隅々に至るまで関係性があって、ちょっぴり混乱しそうにはなるも、徐々に明確になっていくのが面白い。
台詞や映像などに小さなヒントや布石があるが、字幕やカットが割と早いので、最初から集中して観ていく必要がある。
1シーンも短いがテンポが早くリズミカルなので、作品世界に気安くのめりこめて、最後まで男女関係の行方をたっぷり楽しめそうだ。
メインキャラ以外にも、ほんのひと時彼ら彼女らと関わる人達もいて、人間関係の可笑しさや有り難さを味わい、出てくる誰かに共鳴できるのも一興。
他人からのひと言で大事なことに気づかされ、自分の気持ちを再確認できる日。それこそが、愛あふれるバレンタインデーの意義なんだろう。
男女間だけでは物足りなかったが、最後に親子の愛もほんのり描かれたのは良かった。
メインは花屋オーナーのアシュトン・カッチャーと、小学校教師のジェニファー・ガーナー。この二人は実生活でも親友同士だそうで、親友以上恋人未満の熱い雰囲気が画面からも漂ってきたのが愉快。
シャーリー・マクレーンが自分の出た映画をバックにして、華やかに登場する演出にジンワリきた。
どうせならジュリア・ロバーツも姪っ子と絡んで欲しかったな。ギターの彼には爆笑だが、高校生のバカップルでも留まるところには好感。
エンドクレジットでNGシーンが流れるが、アシュトンがキュートすぎっw。
老人やガキは別にして、出てくる人みんなが其々仕事や職を持っていて、それなりに働いているのが、羨ましくも複雑だ。貧乏カップルだって地味に派手にお金を稼いでおり、学生はバイトが当然のようだ。
この話には、求職中や失職中や病人が誰ひとり出てこない。それだけ米国は日本の現状と比べてまだ恵まれているのか。
それとも、恋愛をするのにも、お金と健康は必要条件なのだろうか。観た後、ちょっぴり寂しさが残ったり^^;。
機動戦士ガンダムUC episode 1
2010年2月24日 映画 コメント (1)OVA『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』episode 1「ユニコーンの日」を観てきた。
映画館で観たから、私としては映画と括っていいのかな。
映画館でガンダムを観るのは、新訳『Ζ』以来。
周りの客がみんな男子だったのにちょっと緊張^^;。
宇宙世紀0001年に勃発した”ラプラス事件”から96年後。ビスト財団が所有する謎の”箱”の存在をめぐって、運命の少年と宿命を背負った少女が出会ったことで、新たな戦争が勃発、モビルスーツ《ユニコーンガンダム》が姿を現す。
福井晴敏氏の原作は早々と挫折したので^^;、私には殆ど新作となるが、「宇宙世紀」ファンにはこたえられない作品だろう。
先の『機動戦士ガンダム』『Ζ』(新訳含む)『ΖΖ』『逆シャア』を観ていないと、なかなかついていけない作りにはなっているが、画面の隅々にいたるまでオマージュらしき要素が盛り込まれ、懐かしくも夢中にさせる。
何といっても大きなスクリーンからほとばしる映像の美しさ。緻密さ、リアルっぽさ、カラーリング、凄まじい動きと迫力。どれをとっても、これこそ正統派ガンダムの味だなぁと実感させ堪能できる。
自称オードリー・バーンは、見るからに”彼女”なのだが、『ローマの休日』とまではいかなかった。
ソラから少女が降ってきたという点で、むしろ『天空の城ラピュタ』ガンダム版だと思えば、バナージがオードリーに対してあんなに情熱的なのも納得がいくし、二人がパクつくホットドッグとパズー&シータの目玉焼きパンを重ねられて微笑ましい。
ハロが可愛い! 喋るだけでなく、それなりに活躍させられてw。
安彦良和氏の絵の面影を一番残していたのは、子どもバナージが振り返る場面。『ガンダム』13話と違って、彼の手を引いていたのは父ではなかったが^^;。
ユニコーンやタペストリーの絵で、萩尾望都氏の作品が思い出された。
初めて”戦争”を目の当たりにした生徒たち。バンクロフト先生が立派だった。一瞬にして人の命を奪ってしまう、その描写の残酷で凄まじいこと。
標準の25分アニメだったら中途半端なところで終わって歯痒い思いをしそうだが、やはり50分という尺はありがたい。
後半は、素早い場面切り替えと膨れ上がりもつれ合う展開で巧みに集中させるが、その中で人物の心情がくっきりと浮かび上がる。
バナージを一時に襲った、己に関する真実と新たな使命。『亡国のイージス』のラストにも似た父子話に、切ない感動を覚えるのだった。
ガンダムの真骨頂はやはり人間ドラマなのだな。
内山昂輝と藤村歩は、違和感なくキャラに馴染んでいる。二人とも丁寧な演技作りを重ねているようだ。
出番的には甲斐田裕子と手塚秀彰。小山力也の声が目立つ。シリアスな中で下野紘の声はほっとさせる。永井一郎、菅生隆之の味わい深さは圧巻。
2話にはいよいよ池田秀一が登場か。お目当てさんの登場も待ちたい。
予告で9月公開の劇場版『機動戦士ガンダム00』。2314年の刹那はすっかりオトナw。
映画館で観たから、私としては映画と括っていいのかな。
映画館でガンダムを観るのは、新訳『Ζ』以来。
周りの客がみんな男子だったのにちょっと緊張^^;。
宇宙世紀0001年に勃発した”ラプラス事件”から96年後。ビスト財団が所有する謎の”箱”の存在をめぐって、運命の少年と宿命を背負った少女が出会ったことで、新たな戦争が勃発、モビルスーツ《ユニコーンガンダム》が姿を現す。
福井晴敏氏の原作は早々と挫折したので^^;、私には殆ど新作となるが、「宇宙世紀」ファンにはこたえられない作品だろう。
先の『機動戦士ガンダム』『Ζ』(新訳含む)『ΖΖ』『逆シャア』を観ていないと、なかなかついていけない作りにはなっているが、画面の隅々にいたるまでオマージュらしき要素が盛り込まれ、懐かしくも夢中にさせる。
何といっても大きなスクリーンからほとばしる映像の美しさ。緻密さ、リアルっぽさ、カラーリング、凄まじい動きと迫力。どれをとっても、これこそ正統派ガンダムの味だなぁと実感させ堪能できる。
自称オードリー・バーンは、見るからに”彼女”なのだが、『ローマの休日』とまではいかなかった。
ソラから少女が降ってきたという点で、むしろ『天空の城ラピュタ』ガンダム版だと思えば、バナージがオードリーに対してあんなに情熱的なのも納得がいくし、二人がパクつくホットドッグとパズー&シータの目玉焼きパンを重ねられて微笑ましい。
ハロが可愛い! 喋るだけでなく、それなりに活躍させられてw。
安彦良和氏の絵の面影を一番残していたのは、子どもバナージが振り返る場面。『ガンダム』13話と違って、彼の手を引いていたのは父ではなかったが^^;。
ユニコーンやタペストリーの絵で、萩尾望都氏の作品が思い出された。
初めて”戦争”を目の当たりにした生徒たち。バンクロフト先生が立派だった。一瞬にして人の命を奪ってしまう、その描写の残酷で凄まじいこと。
標準の25分アニメだったら中途半端なところで終わって歯痒い思いをしそうだが、やはり50分という尺はありがたい。
後半は、素早い場面切り替えと膨れ上がりもつれ合う展開で巧みに集中させるが、その中で人物の心情がくっきりと浮かび上がる。
バナージを一時に襲った、己に関する真実と新たな使命。『亡国のイージス』のラストにも似た父子話に、切ない感動を覚えるのだった。
ガンダムの真骨頂はやはり人間ドラマなのだな。
内山昂輝と藤村歩は、違和感なくキャラに馴染んでいる。二人とも丁寧な演技作りを重ねているようだ。
出番的には甲斐田裕子と手塚秀彰。小山力也の声が目立つ。シリアスな中で下野紘の声はほっとさせる。永井一郎、菅生隆之の味わい深さは圧巻。
2話にはいよいよ池田秀一が登場か。お目当てさんの登場も待ちたい。
予告で9月公開の劇場版『機動戦士ガンダム00』。2314年の刹那はすっかりオトナw。
昨日制作発表会があったそうだが、『もやしもん』が実写ドラマ化。
”ノイタミナ”枠の作品って、全部アニメなのかと思っていたが、「“連ドラ”のようなアニメ」というコンセプトのもとに、ドラマもありらしい^^;。
2007年に同枠で放送されたアニメ『もやしもん』のイメージしか私はないが、主要キャストがなかなか面白そう。
主演の沢木惣右衛門直保役に中村優一。本人がブログで、年末年始からずっと撮影していてまだ発表できないお仕事、と書いていたのはこの作品のことだったか。もっと違う、シリアス系か何かの作品なのかと勝手に思っていたw。撮影もかなり先行し、2月頭に既にクランクアップ。
でも冬真っ只中に撮影していたものを、7月の夏真っ只中に放送ってのもね^^;。大変だわ~。
制作発表では、つなぎの農大ファッションで登場した中村優一、もとい、ちゃんなか。
菌が見える役どころだが、オリゼーのぬいぐるみと毎日一緒に寝ていると言うちゃんなか。会場では最新技術のAR(拡張現実)まで披露されたそうだが、それはちょっと見てみたい。ちゃんなかのブログ更新がますます楽しみ。
他キャストでは、及川葉月役にはねゆり。舞台『遙かなる時空の中で』のあかね役で好演したが、5月のZ団の舞台『リバースヒストリカ』も楽しみな女優さん。
長谷川遥役の加藤夏希はイメージぴったり。ちゃんなかとは一応『仮面ライダー』繋がりってことになるかなw。
笑い飯の西田幸治と美里薫の絵がアップされているが、ソックリw。
もちろん菌たちのCG映像は、アニメと同じ白組が担当。
D-BOYS写真集発売記念イベントの整理券は一昨日貰ってきた。これで一応ちゃんなか達に会える!
小西遼生の握手会も来週あるし、福家書店に通いっぱなしw。
”ノイタミナ”枠の作品って、全部アニメなのかと思っていたが、「“連ドラ”のようなアニメ」というコンセプトのもとに、ドラマもありらしい^^;。
2007年に同枠で放送されたアニメ『もやしもん』のイメージしか私はないが、主要キャストがなかなか面白そう。
主演の沢木惣右衛門直保役に中村優一。本人がブログで、年末年始からずっと撮影していてまだ発表できないお仕事、と書いていたのはこの作品のことだったか。もっと違う、シリアス系か何かの作品なのかと勝手に思っていたw。撮影もかなり先行し、2月頭に既にクランクアップ。
でも冬真っ只中に撮影していたものを、7月の夏真っ只中に放送ってのもね^^;。大変だわ~。
制作発表では、つなぎの農大ファッションで登場した中村優一、もとい、ちゃんなか。
菌が見える役どころだが、オリゼーのぬいぐるみと毎日一緒に寝ていると言うちゃんなか。会場では最新技術のAR(拡張現実)まで披露されたそうだが、それはちょっと見てみたい。ちゃんなかのブログ更新がますます楽しみ。
他キャストでは、及川葉月役にはねゆり。舞台『遙かなる時空の中で』のあかね役で好演したが、5月のZ団の舞台『リバースヒストリカ』も楽しみな女優さん。
長谷川遥役の加藤夏希はイメージぴったり。ちゃんなかとは一応『仮面ライダー』繋がりってことになるかなw。
笑い飯の西田幸治と美里薫の絵がアップされているが、ソックリw。
もちろん菌たちのCG映像は、アニメと同じ白組が担当。
D-BOYS写真集発売記念イベントの整理券は一昨日貰ってきた。これで一応ちゃんなか達に会える!
小西遼生の握手会も来週あるし、福家書店に通いっぱなしw。
JAEスペシャルイベント 俺たち参上!! VS ?!!
2010年2月21日 イベント観劇後は、JAE・スペシャルイベント Vol.2『俺たち参上!! VS ?!!」へ行ってきた。
去年の9月に続き、ジャパンアクションエンタープライズのスーパーライブショーの第2弾。
物販では早々とポスカセットが売り切れで、先行販売の『JAE NAKED HERO』本だけ購入。
座席はまたもや1階席後方。オペラグラスがあっても観辛いが、スクリーンも小さく映像がボヤけているのが難。せっかくのアクションのライブ感や迫力も伝わり難い。
オープニングは【J-MEN】の高岩成二・岡元次郎・永瀬尚希・おぐらとしひろ・押川善文・永徳による「限界Revolution♪」。CDは買ってないが、JAEメンバーによるスペシャルプロジェクト第1弾だという。
最初、ステージに高岩さんと岡元さんがいて、ふと気づくと目の前の通路に永瀬さんっ。気を取られていると、上手下手の上段スペースから一人ずつ飛び降りたからビックリ。二人とも難なく着地してステージへ。永瀬さんと、向こうの通路からもう一人がダッシュしてステージへ。さすがアクションスターらしい派手な登壇に拍手喝采。
スーツ&ジャケット姿の6人が唄いながら、振り付けもバッチリ決めて踊るのでまたビックリ。そのしなやかでキリリとした動きがカッコイー。ステージ中央に高岩さんだけがいて、途中からソロで唄ったりと、工夫を凝らした演出と振り付け。
この歌を聞くのは私は初めてだが、会場もちゃんと手振りをしながら盛り上がる。こんなこともあろうかとw、サイリウムを持ってきたので、私も周りのマネをしながら振っていた。物販でも売られてなかったので、少ない数で目立っていたかも。
司会はお馴染みの寺迫まこ。シンケンジャーショーで見たばかり。
VSメンバーを映像紹介。武智健二、横山一敏、富永研司、鈴木信二、佃井皆美、末野卓磨、六本木康弘、人見早苗、下園愛弓、中島芙美枝…(会場フレイヤーより)。
ライブアクション。闘いでは女一人VS屈強の男たちの図。剣舞やスローな殺陣の後で、本物の立ち回りを見せて綺麗な動き。くのいちの立ち回りに、長刀の扱い。遠目なので、誰が誰やら?^^;特に女性陣は見分けがつかない。
メインキャストのショート・ストーリー。
Magicは押川さんで、ちょっといっぱいいっぱい? ウェスタンは次郎さんと、キャシーとトミー? 怪盗ねずみ小僧次郎吉はおぐらさんで、早替えやイリュージョンあり、おぐらさんの筋肉見たりで、一番面白かった。仁義なき戦いは、永徳さんの無鉄砲ぶりが熱い。次郎長外伝森の石松は永瀬さんで、長かった割には薄く、おやぶーん!イシー!でまさかの展開!? 刑事物語は犯人押川さんで、武智刑事と信二のコンビが愉快。
VSメンバーも加わり、他アクション出演者も参加。衣装化粧もバッチリの6本立てだが、脚本や演出がイマイチで、芝居もゆるく、オチも感動もなしの薄味。
肝心の高岩さんは、仕事が忙しかったそうで、こちらでの参加はなし。残念。
トークコーナー。メインキャスト6人が椅子に腰掛ける。司会はあえて寺迫さんのみ。
オープニングについて「カッコよかったですね、高岩さん」と真っ先にフり、慌てて「皆さん」と言う寺迫さん、やはり高岩さんファンか?w 皆さんは「ヤバイ」「フリがとんだ」「歌がとんだ」と苦笑気味。高岩さんは左膝をポンとたたいてカウントとってソロに入り出しと苦労を語る。「僕ら一発屋」だと言う高岩さんだが、デイリーランキングで27位と好調なスタート。すみません、買ってないや。PVのメイキング映像が流れる。ついでに写真集の宣伝。さっき買った。
ショートストーリーについて。「一番悪いのはオレ」と次郎さん。ヤクザの悪者が新鮮に見えた永徳さんだが、実は「舞台は初めて」だったとか。永瀬さんは「メッタ刺しの中に」。押川さんは実は「マジックが一番苦手」。おぐらさんは「筋骨隆々」で芝居も好評。高岩さんは当初参加予定だったが、仕事で稽古も参加できなかったとか。だからオープニングもああいう形にしたのかな。
苦手なことは? 高岩さんが「ダンスが苦手」と顔でプー! 次郎さんは「滑るのが苦手」で、押川さんも「ウィンタースポーツ」と共に九州男子を強調。永徳さんがなかなか発しないので、隣のおぐらさんが「君の苦手なことは、ちゃんと喋ることだよ」(笑)永瀬さんの苦手は「お化け屋敷」w。ようやく永徳さんが「集中力が…」「ザーっと」と擬音の多い会話で終わる。
こういったイベントについて高岩さんが「皆さんと直接…肌は触れ合いませんが…」と感謝しててが、その言葉に反応してみんなが「握手会があるといいね」となった。実現するかなぁ。
お休みの日にやりたいこと?やること? 永瀬さんは作ることが好きなので「東急ハンズ」お気に入り。おぐらさんは「DVDを見る」「お笑いにハマってる」。押川さんは「パンを焼く」。高岩さんは「機械オンチなので、PCも指一本でやってるので、カタカタと扱えるようになりたい」と願うと、会場からは教えてあげる!という声がっw。次郎さんは「ゴルフ」。「家族で動物園に行きたい」と言う永徳さんの左薬指にはでっかい指輪がキラリ。
VSメンバー10人が登場。メインキャストの後ろに並んで自己紹介。スマイル満開の人見さん。富永さんは歌唄ったり小噺したりとフリーダム状態w。
去年主演映画が公開されたと、鈴木さんの『真一文字拳』と佃井さんの『芸者VS忍者』のPVが流れる。他の皆さんも其々告知宣伝。六本木さんが『エア・ギア』に出演とは楽しみ。
プレゼントコーナー。6人+4人による抽選会。賞品には、高岩さんのイメージの”赤”、キンタロスの軍配、紫色ヘッドフォンなど。JAE賞には、サイン入りTシャツとかCDとか写真集。最後は末野さんと六本木さんがジャンケン、負けたほうにも急遽、汗が染みこんだタオルが。
JAEサプライズゲスト登場。撮影現場やGロッソから駆けつけてくれたのかな?
蜂須賀祐一さんと蜂須賀昭二さんのご兄弟、神尾直子さん、渡辺淳さん、金田進一さん、福沢博文さん。金田さんはお馴染み。福沢さんと神尾さんはご夫婦で、シンケンレッドと銀幕版シンケンピンクw。
フィナーレ。アクション・イリュージョン・エンタテインメント『剣(つるぎ)』。
いきなりステージ上空から縄アクション。きらびやかな衣装に身を包んだヒロインとヒーロー登場。アクションにアクロバット、殺陣に立ち回りと派手なステージ。ストーリーが伴ってないせいか、キャラが確立してないせいか、30-DELUXの舞台アクションよりも若干見劣りがする^^;。
アスカは誰? ツルギは武智さん。敵ボスは横山さんか。”龍神の剣”というと、さっきまで観てた村雨の刀を思い出すw。
ラストのクライマックスで噴煙立ち込め、あっという間にステージが忽ちライブ会場へ。
スーツ&ジャケット姿のJ-MENが再び登場。エンディング曲「Believe ~君は君のままで~♪」を歌い上げる。CDのもう1曲の歌でバラード調。
続いて「ヘイ!」「ヘイ!」「ヘイ!」と合図と手拍子ではじめて、再び「限界Revolution♪」へ突入。6人の振り付けに加え、VSメンバーや他出演者も一斉に登場、所狭しとダンス・パフォーマンスを賑やかに披露する。全員の踊りをバッチリ合わせてきて、どこぞのエグザイルか、ゴージャスなミュージカルかと思うほど壮観!(^o^)
観客はもちろん手拍子に振りつけ、私もサイリウムを振って、会場一体で盛り上がった。
カテコあり、スタオベあり、客席前方にテープ舞い。みんなが手を振って終了。幕が閉まるギリまで、高岩さんたちが姿勢を低くして寝転びながら手を振っていた。
たっぷり2時間30分。内容的には前回のほうが充実していて面白かったが、アクションやダンスは見応えがあったし、それなりに楽しめた。
第3弾もありそうだが、さてどうしようか。せめてもう少し近くで拝見したいものだ。
去年の9月に続き、ジャパンアクションエンタープライズのスーパーライブショーの第2弾。
物販では早々とポスカセットが売り切れで、先行販売の『JAE NAKED HERO』本だけ購入。
座席はまたもや1階席後方。オペラグラスがあっても観辛いが、スクリーンも小さく映像がボヤけているのが難。せっかくのアクションのライブ感や迫力も伝わり難い。
オープニングは【J-MEN】の高岩成二・岡元次郎・永瀬尚希・おぐらとしひろ・押川善文・永徳による「限界Revolution♪」。CDは買ってないが、JAEメンバーによるスペシャルプロジェクト第1弾だという。
最初、ステージに高岩さんと岡元さんがいて、ふと気づくと目の前の通路に永瀬さんっ。気を取られていると、上手下手の上段スペースから一人ずつ飛び降りたからビックリ。二人とも難なく着地してステージへ。永瀬さんと、向こうの通路からもう一人がダッシュしてステージへ。さすがアクションスターらしい派手な登壇に拍手喝采。
スーツ&ジャケット姿の6人が唄いながら、振り付けもバッチリ決めて踊るのでまたビックリ。そのしなやかでキリリとした動きがカッコイー。ステージ中央に高岩さんだけがいて、途中からソロで唄ったりと、工夫を凝らした演出と振り付け。
この歌を聞くのは私は初めてだが、会場もちゃんと手振りをしながら盛り上がる。こんなこともあろうかとw、サイリウムを持ってきたので、私も周りのマネをしながら振っていた。物販でも売られてなかったので、少ない数で目立っていたかも。
司会はお馴染みの寺迫まこ。シンケンジャーショーで見たばかり。
VSメンバーを映像紹介。武智健二、横山一敏、富永研司、鈴木信二、佃井皆美、末野卓磨、六本木康弘、人見早苗、下園愛弓、中島芙美枝…(会場フレイヤーより)。
ライブアクション。闘いでは女一人VS屈強の男たちの図。剣舞やスローな殺陣の後で、本物の立ち回りを見せて綺麗な動き。くのいちの立ち回りに、長刀の扱い。遠目なので、誰が誰やら?^^;特に女性陣は見分けがつかない。
メインキャストのショート・ストーリー。
Magicは押川さんで、ちょっといっぱいいっぱい? ウェスタンは次郎さんと、キャシーとトミー? 怪盗ねずみ小僧次郎吉はおぐらさんで、早替えやイリュージョンあり、おぐらさんの筋肉見たりで、一番面白かった。仁義なき戦いは、永徳さんの無鉄砲ぶりが熱い。次郎長外伝森の石松は永瀬さんで、長かった割には薄く、おやぶーん!イシー!でまさかの展開!? 刑事物語は犯人押川さんで、武智刑事と信二のコンビが愉快。
VSメンバーも加わり、他アクション出演者も参加。衣装化粧もバッチリの6本立てだが、脚本や演出がイマイチで、芝居もゆるく、オチも感動もなしの薄味。
肝心の高岩さんは、仕事が忙しかったそうで、こちらでの参加はなし。残念。
トークコーナー。メインキャスト6人が椅子に腰掛ける。司会はあえて寺迫さんのみ。
オープニングについて「カッコよかったですね、高岩さん」と真っ先にフり、慌てて「皆さん」と言う寺迫さん、やはり高岩さんファンか?w 皆さんは「ヤバイ」「フリがとんだ」「歌がとんだ」と苦笑気味。高岩さんは左膝をポンとたたいてカウントとってソロに入り出しと苦労を語る。「僕ら一発屋」だと言う高岩さんだが、デイリーランキングで27位と好調なスタート。すみません、買ってないや。PVのメイキング映像が流れる。ついでに写真集の宣伝。さっき買った。
ショートストーリーについて。「一番悪いのはオレ」と次郎さん。ヤクザの悪者が新鮮に見えた永徳さんだが、実は「舞台は初めて」だったとか。永瀬さんは「メッタ刺しの中に」。押川さんは実は「マジックが一番苦手」。おぐらさんは「筋骨隆々」で芝居も好評。高岩さんは当初参加予定だったが、仕事で稽古も参加できなかったとか。だからオープニングもああいう形にしたのかな。
苦手なことは? 高岩さんが「ダンスが苦手」と顔でプー! 次郎さんは「滑るのが苦手」で、押川さんも「ウィンタースポーツ」と共に九州男子を強調。永徳さんがなかなか発しないので、隣のおぐらさんが「君の苦手なことは、ちゃんと喋ることだよ」(笑)永瀬さんの苦手は「お化け屋敷」w。ようやく永徳さんが「集中力が…」「ザーっと」と擬音の多い会話で終わる。
こういったイベントについて高岩さんが「皆さんと直接…肌は触れ合いませんが…」と感謝しててが、その言葉に反応してみんなが「握手会があるといいね」となった。実現するかなぁ。
お休みの日にやりたいこと?やること? 永瀬さんは作ることが好きなので「東急ハンズ」お気に入り。おぐらさんは「DVDを見る」「お笑いにハマってる」。押川さんは「パンを焼く」。高岩さんは「機械オンチなので、PCも指一本でやってるので、カタカタと扱えるようになりたい」と願うと、会場からは教えてあげる!という声がっw。次郎さんは「ゴルフ」。「家族で動物園に行きたい」と言う永徳さんの左薬指にはでっかい指輪がキラリ。
VSメンバー10人が登場。メインキャストの後ろに並んで自己紹介。スマイル満開の人見さん。富永さんは歌唄ったり小噺したりとフリーダム状態w。
去年主演映画が公開されたと、鈴木さんの『真一文字拳』と佃井さんの『芸者VS忍者』のPVが流れる。他の皆さんも其々告知宣伝。六本木さんが『エア・ギア』に出演とは楽しみ。
プレゼントコーナー。6人+4人による抽選会。賞品には、高岩さんのイメージの”赤”、キンタロスの軍配、紫色ヘッドフォンなど。JAE賞には、サイン入りTシャツとかCDとか写真集。最後は末野さんと六本木さんがジャンケン、負けたほうにも急遽、汗が染みこんだタオルが。
JAEサプライズゲスト登場。撮影現場やGロッソから駆けつけてくれたのかな?
蜂須賀祐一さんと蜂須賀昭二さんのご兄弟、神尾直子さん、渡辺淳さん、金田進一さん、福沢博文さん。金田さんはお馴染み。福沢さんと神尾さんはご夫婦で、シンケンレッドと銀幕版シンケンピンクw。
フィナーレ。アクション・イリュージョン・エンタテインメント『剣(つるぎ)』。
いきなりステージ上空から縄アクション。きらびやかな衣装に身を包んだヒロインとヒーロー登場。アクションにアクロバット、殺陣に立ち回りと派手なステージ。ストーリーが伴ってないせいか、キャラが確立してないせいか、30-DELUXの舞台アクションよりも若干見劣りがする^^;。
アスカは誰? ツルギは武智さん。敵ボスは横山さんか。”龍神の剣”というと、さっきまで観てた村雨の刀を思い出すw。
ラストのクライマックスで噴煙立ち込め、あっという間にステージが忽ちライブ会場へ。
スーツ&ジャケット姿のJ-MENが再び登場。エンディング曲「Believe ~君は君のままで~♪」を歌い上げる。CDのもう1曲の歌でバラード調。
続いて「ヘイ!」「ヘイ!」「ヘイ!」と合図と手拍子ではじめて、再び「限界Revolution♪」へ突入。6人の振り付けに加え、VSメンバーや他出演者も一斉に登場、所狭しとダンス・パフォーマンスを賑やかに披露する。全員の踊りをバッチリ合わせてきて、どこぞのエグザイルか、ゴージャスなミュージカルかと思うほど壮観!(^o^)
観客はもちろん手拍子に振りつけ、私もサイリウムを振って、会場一体で盛り上がった。
カテコあり、スタオベあり、客席前方にテープ舞い。みんなが手を振って終了。幕が閉まるギリまで、高岩さんたちが姿勢を低くして寝転びながら手を振っていた。
たっぷり2時間30分。内容的には前回のほうが充実していて面白かったが、アクションやダンスは見応えがあったし、それなりに楽しめた。
第3弾もありそうだが、さてどうしようか。せめてもう少し近くで拝見したいものだ。
Axle アクサル公演 八犬伝 千秋楽
2010年2月21日 舞台演劇Blue Shuttle Produce Axle アクサル第11回公演『八犬伝』千秋楽を観てきた。
くじ写真コレクションで賑わうロビー。今回はスナップではなく、イベントや稽古場写真なのがイイね。もちろん私は買ってない。
昨日の観劇の予習を経て^^;、今日は満を持して前方席の通路側。当日券の人も縦列に座るので、通路を使った演出はない。
昨日は後方席だったので、オペラグラスを使っても、衣装やライトで表情が分り難く、誰が演じてるのかを把握できない時も少々あったが、今日はバッチリ拝見して区別。ちょっと勘違いしていたことにも苦笑^^;。
後方だと台詞が聞き取り難いこともあったが、それも解消。特に台詞のはじめで相手の名前を言う場面がよくあったが、それもようやく聞き取れてキャラを識別することができた。登場する人数も多いし、関係性も複雑なので、新しく登場ごとにキャラ名(フリガナ付き)を書いた紙が欲しいところだ。ドラマなら下にテロップでも出せるが、舞台だと電光掲示板や名札に頼らざるを得ないだろうかw。
唄う場面も少々あり、信乃と荘助のは愉快でいいが、旦開野の”犯罪真実”の歌が何を唄ってるのかよく分らなかった。加藤巨樹の声はちゃんと聞こえるのだが、歌詞が難しいのかな。今日は傍で聴いてて何となく意味が掴めた。尤も、旦開野(あさけの)という名さえ舞台では紹介されず、買った台本で分った次第^^;。犬阪毛野の千葉家と仇との関係性は、謀という歌や台詞だけでは分り辛かった。
千秋楽ならではの楽しみか。
馬加のパカランパカランが長かったw。客席に飛び降りて(階段ないものね)2つの通路を行ったり来たりでパカランパカラン…。荘助まで降りてパカラン。今日の通路席は美味しかったということかw。
近くで見ると、若々しく見えてた澤田誠が意外と落ち着いた顔立ちで、江口紘一が端整な顔立ち。どちらも達者な演技で、アクサルに新風を運ぶ。
洞穴の伏姫と八房の場面もやたら長かったw。途中で西村大輔が呼ばれ(犬村大角としての出番はまだなのに)リクエストで小ネタを披露するも、やっぱり笑えず^^;。田渕法明の演技に余裕が見えるが、斉藤崇のボリューム感は男女の役のみならず獣役も可でオールマイティw。
犬飼現八のムシャムシャダンゴが今日は辛口のドッキリだったようで、ホントに辛そうだった。
説明台詞が多い十一郎が言った”仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌”を、この二日間でようやく覚えられた。でもキャラクターの登場順で覚えたほうがいいのかな。できるなら舞台後ろにスクリーンでも準備させて、珠を見せる度に、八つの漢字を映して印象付けても欲しかった。
柄谷吾史の犬塚信乃は、今までの信乃のイメージと比べて、とても凛々しく柔軟で格好良かった(*^。^*)。この舞台での主人公は信乃だが、影の主人公は玉梓だよね。それほど玉梓の怨念のもの凄さが充満していた作品だった。
妖刀・村雨丸の妖気の演出も分り易かった。でも戦闘中のあのバタバタの中で、足利成氏の元に刀を届ける信乃の姿にちょっと苦笑。
作品世界を表現する、古典的で熱っぽいオリジナルの音楽がとても良かった。音響や効果音もピタリとハマっていた。
その後の八犬士たちの行方も舞台で観たい気はするが、先ずは役者やスタッフの力が結集した素晴らしい舞台に拍手。
 ̄
終演後は役者紹介とコメント。
アンサンブルの綺麗な顔立ちの子を、昨日は客演のひとりと勘違い、アクサルの次期メンバーでもなかったようだ^^;。相変わらずの西村くんは「生きていく限り…」「生き抜きます」と、気持は分るがわけわからんコトをw。
田渕法明はもう泣きべそ状態。武原広幸の言葉が一番簡潔して正統。山本健史はだんごネタ。古川貴生は玉梓を引き摺ってテンション高い。加藤巨樹は冷静沈着に「難しい役を」と吉谷さんにチラリと苦言? 吉谷光太郎はパンフで言いたいことを言ってるからと愛想なく。柄谷吾史は言葉少なに御礼。田中照人がビシリと締める。
カテコでも、目を赤らめた田渕くんが先輩たちに支えられて出てきたり。最後に吉谷氏ご指名の西村くんが一人ぼっちで舞台に立たされ、プチ逆襲の挨拶をしたり。ダブルカテコでは、何故か山本くんが挨拶しながら涙目になったり。
キャストも客席からもすすり泣きが聞こえて、会場全体が感無量に包まれた。
たくさんの拍手の中、手を振って役者が退場。最後に柄谷さんが真ん中で丁寧にお辞儀をして終了した。
皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
アクサルのイベントが毎回大阪優先で、東京でちっともやってくれないのは不満だが仕方ない。
漫画ばかりが原作じゃない。次回公演も楽しみにしたい。
くじ写真コレクションで賑わうロビー。今回はスナップではなく、イベントや稽古場写真なのがイイね。もちろん私は買ってない。
昨日の観劇の予習を経て^^;、今日は満を持して前方席の通路側。当日券の人も縦列に座るので、通路を使った演出はない。
昨日は後方席だったので、オペラグラスを使っても、衣装やライトで表情が分り難く、誰が演じてるのかを把握できない時も少々あったが、今日はバッチリ拝見して区別。ちょっと勘違いしていたことにも苦笑^^;。
後方だと台詞が聞き取り難いこともあったが、それも解消。特に台詞のはじめで相手の名前を言う場面がよくあったが、それもようやく聞き取れてキャラを識別することができた。登場する人数も多いし、関係性も複雑なので、新しく登場ごとにキャラ名(フリガナ付き)を書いた紙が欲しいところだ。ドラマなら下にテロップでも出せるが、舞台だと電光掲示板や名札に頼らざるを得ないだろうかw。
唄う場面も少々あり、信乃と荘助のは愉快でいいが、旦開野の”犯罪真実”の歌が何を唄ってるのかよく分らなかった。加藤巨樹の声はちゃんと聞こえるのだが、歌詞が難しいのかな。今日は傍で聴いてて何となく意味が掴めた。尤も、旦開野(あさけの)という名さえ舞台では紹介されず、買った台本で分った次第^^;。犬阪毛野の千葉家と仇との関係性は、謀という歌や台詞だけでは分り辛かった。
千秋楽ならではの楽しみか。
馬加のパカランパカランが長かったw。客席に飛び降りて(階段ないものね)2つの通路を行ったり来たりでパカランパカラン…。荘助まで降りてパカラン。今日の通路席は美味しかったということかw。
近くで見ると、若々しく見えてた澤田誠が意外と落ち着いた顔立ちで、江口紘一が端整な顔立ち。どちらも達者な演技で、アクサルに新風を運ぶ。
洞穴の伏姫と八房の場面もやたら長かったw。途中で西村大輔が呼ばれ(犬村大角としての出番はまだなのに)リクエストで小ネタを披露するも、やっぱり笑えず^^;。田渕法明の演技に余裕が見えるが、斉藤崇のボリューム感は男女の役のみならず獣役も可でオールマイティw。
犬飼現八のムシャムシャダンゴが今日は辛口のドッキリだったようで、ホントに辛そうだった。
説明台詞が多い十一郎が言った”仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌”を、この二日間でようやく覚えられた。でもキャラクターの登場順で覚えたほうがいいのかな。できるなら舞台後ろにスクリーンでも準備させて、珠を見せる度に、八つの漢字を映して印象付けても欲しかった。
柄谷吾史の犬塚信乃は、今までの信乃のイメージと比べて、とても凛々しく柔軟で格好良かった(*^。^*)。この舞台での主人公は信乃だが、影の主人公は玉梓だよね。それほど玉梓の怨念のもの凄さが充満していた作品だった。
妖刀・村雨丸の妖気の演出も分り易かった。でも戦闘中のあのバタバタの中で、足利成氏の元に刀を届ける信乃の姿にちょっと苦笑。
作品世界を表現する、古典的で熱っぽいオリジナルの音楽がとても良かった。音響や効果音もピタリとハマっていた。
その後の八犬士たちの行方も舞台で観たい気はするが、先ずは役者やスタッフの力が結集した素晴らしい舞台に拍手。
 ̄
終演後は役者紹介とコメント。
アンサンブルの綺麗な顔立ちの子を、昨日は客演のひとりと勘違い、アクサルの次期メンバーでもなかったようだ^^;。相変わらずの西村くんは「生きていく限り…」「生き抜きます」と、気持は分るがわけわからんコトをw。
田渕法明はもう泣きべそ状態。武原広幸の言葉が一番簡潔して正統。山本健史はだんごネタ。古川貴生は玉梓を引き摺ってテンション高い。加藤巨樹は冷静沈着に「難しい役を」と吉谷さんにチラリと苦言? 吉谷光太郎はパンフで言いたいことを言ってるからと愛想なく。柄谷吾史は言葉少なに御礼。田中照人がビシリと締める。
カテコでも、目を赤らめた田渕くんが先輩たちに支えられて出てきたり。最後に吉谷氏ご指名の西村くんが一人ぼっちで舞台に立たされ、プチ逆襲の挨拶をしたり。ダブルカテコでは、何故か山本くんが挨拶しながら涙目になったり。
キャストも客席からもすすり泣きが聞こえて、会場全体が感無量に包まれた。
たくさんの拍手の中、手を振って役者が退場。最後に柄谷さんが真ん中で丁寧にお辞儀をして終了した。
皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
アクサルのイベントが毎回大阪優先で、東京でちっともやってくれないのは不満だが仕方ない。
漫画ばかりが原作じゃない。次回公演も楽しみにしたい。
*pnish* room vol.7
2010年2月20日 イベント八犬伝観劇の後、『*pnish* room』vol.7へ行ってきた。
メンバー4人によるトークイベントで、vol.6から1年3ヵ月ぶりのラフォーレ原宿。
フライヤー第2弾のスパイダーマンは沢山あったが、第1弾のガッチャマンは入手できず。
今度は整理番号付指定席。
前座でtutiのギター弾き語りとワッシーのナマ歌♪。二人とも裸足。その様子を大樹が写メ撮ってブログ更新w。ギターの練習成果が出てるし、だんだんマジになって熱唱。会場も拍手。開演時間になって、そのまま二人が注意事項で真面目。
あらためて佐野大樹、森山栄治、鷲尾昇、土屋裕一が登場し、ダンスパフォーマンス。インナーシャツの色は、緑、黒、赤、紫か。tutiがグラサンかと思いきや眼鏡をかけており、「頭よさっぽく見えるでしょ?」と言えば、栄治が「書けない作家」とひやかすw。
今回のMCはワッシーで、しゃかしゃかと進行。
トークコーナー。本公演『マハラジャモード』を振り返って裏話。ワッシーの痛風ならぬ肉離れ^^;。名古屋で栄治がライブ三昧?栄治のバースデイのサプライズなど。
美味しいのは誰だ?ゲーム。今度は一人が美味しい飲物の一人を当てる、2人ずつの共闘作業?
先ずは其々のカラーエプロンをして、美味しくないドリンクを作る。tutiがどんどん指示して、大樹が入れる役目でとっても楽しそうw。
1回戦はtutiが見事に当てて、ワッシーと栄治が飲むハメに^^;。ホント気持悪そう。2回戦はワッシーが当てる番、大樹の「信じて! 本当だから!」の必死の熱意にコロリと騙されるw。tutiは何でもウソっぽく聞こえるんだな^^;。tutiまで飲むハメになり、その時の嫌そうな困り顔がカワイイこと。tutiは全部飲んだが、ワッシーは残していて、まぁ2回目だし仕方ないかな。大樹っちゃんはとうとう飲まずにラッキー。
事前に会場で集めた質問コーナー。去年からの印象に残った作品では、大樹が『インディゴの夜』撮影時の昼ドラならではの演技について。失敗談は、『マハラジャ』の大樹の踊り? 好きな映画でtutiが即答した『スティング』は、私が映画を好きになったきっかけの作品だから喜んだv。30歳になって感じたことは、腹が出てきた披露がとれない我慢ができないなど、いちいち実感することばかりw。メンバーを動物に例えると、キツネにモンキーに柴犬に熊にパンダにタヌキと出るわ出るわ(笑)。
メンバー告知。7月のハピパニ。9月のサンティーズ。秋に本公演。『無頼の女房』『Tシャツ三国志』(やっとチラシが入ってた)『嫌われ松子』など。
「最後にもう一回踊ります」とワッシー。ダンスパフォーマンスの最後に、メンバーが鳴らすテープがショボくてカワイイw。客席通路をハイタッチしながら颯爽と抜けていく4人。ゆるゆるで楽しかった。
終演後は、4人との恒例の握手会。プレゼントの逆チョコ配りの役は大樹。握手しながら、其々にひと言ずつコメント。みんな目を見てガッツリしてくれたが、今日のtutiは握力が強かった。皆さんありがとうです(^o^)。
メンバー4人によるトークイベントで、vol.6から1年3ヵ月ぶりのラフォーレ原宿。
フライヤー第2弾のスパイダーマンは沢山あったが、第1弾のガッチャマンは入手できず。
今度は整理番号付指定席。
前座でtutiのギター弾き語りとワッシーのナマ歌♪。二人とも裸足。その様子を大樹が写メ撮ってブログ更新w。ギターの練習成果が出てるし、だんだんマジになって熱唱。会場も拍手。開演時間になって、そのまま二人が注意事項で真面目。
あらためて佐野大樹、森山栄治、鷲尾昇、土屋裕一が登場し、ダンスパフォーマンス。インナーシャツの色は、緑、黒、赤、紫か。tutiがグラサンかと思いきや眼鏡をかけており、「頭よさっぽく見えるでしょ?」と言えば、栄治が「書けない作家」とひやかすw。
今回のMCはワッシーで、しゃかしゃかと進行。
トークコーナー。本公演『マハラジャモード』を振り返って裏話。ワッシーの痛風ならぬ肉離れ^^;。名古屋で栄治がライブ三昧?栄治のバースデイのサプライズなど。
美味しいのは誰だ?ゲーム。今度は一人が美味しい飲物の一人を当てる、2人ずつの共闘作業?
先ずは其々のカラーエプロンをして、美味しくないドリンクを作る。tutiがどんどん指示して、大樹が入れる役目でとっても楽しそうw。
1回戦はtutiが見事に当てて、ワッシーと栄治が飲むハメに^^;。ホント気持悪そう。2回戦はワッシーが当てる番、大樹の「信じて! 本当だから!」の必死の熱意にコロリと騙されるw。tutiは何でもウソっぽく聞こえるんだな^^;。tutiまで飲むハメになり、その時の嫌そうな困り顔がカワイイこと。tutiは全部飲んだが、ワッシーは残していて、まぁ2回目だし仕方ないかな。大樹っちゃんはとうとう飲まずにラッキー。
事前に会場で集めた質問コーナー。去年からの印象に残った作品では、大樹が『インディゴの夜』撮影時の昼ドラならではの演技について。失敗談は、『マハラジャ』の大樹の踊り? 好きな映画でtutiが即答した『スティング』は、私が映画を好きになったきっかけの作品だから喜んだv。30歳になって感じたことは、腹が出てきた披露がとれない我慢ができないなど、いちいち実感することばかりw。メンバーを動物に例えると、キツネにモンキーに柴犬に熊にパンダにタヌキと出るわ出るわ(笑)。
メンバー告知。7月のハピパニ。9月のサンティーズ。秋に本公演。『無頼の女房』『Tシャツ三国志』(やっとチラシが入ってた)『嫌われ松子』など。
「最後にもう一回踊ります」とワッシー。ダンスパフォーマンスの最後に、メンバーが鳴らすテープがショボくてカワイイw。客席通路をハイタッチしながら颯爽と抜けていく4人。ゆるゆるで楽しかった。
終演後は、4人との恒例の握手会。プレゼントの逆チョコ配りの役は大樹。握手しながら、其々にひと言ずつコメント。みんな目を見てガッツリしてくれたが、今日のtutiは握力が強かった。皆さんありがとうです(^o^)。
Axle アクサル公演 八犬伝
2010年2月20日 舞台演劇Blue Shuttle Produce Axle アクサル第11回公演『八犬伝』を観てきた。
先月の大阪公演を経て、先週から待望の東京公演がスタートした新作。
リピーターも多い中、やっと観劇できた。
伏姫から生まれ飛び散った、八つの大珠をもつ”犬”の字を持つ八犬士たちが、運命に導かれ集い、連合軍との戦いに挑んでいく話。
原作はお馴染み『南総里見八犬伝』。未読だが、ドラマやアニメの記憶を辿ることになる。
長大なストーリーを吉谷光太郎氏が脚本・演出。ボリュームがあるので、観る前は休憩入れて3時間位の上演時間かと思っていたが、実際は休憩ななしで2時間10分強。
アクサルメンバー8人に多彩なゲストを配した絶妙な布陣で、アクションありダンスパフォーマンスあり、笑いあり涙ありの内容を詰め込んだ、スピーディで活気溢れるエンタメ作品に仕上がっていた。
今回の演出ポイントは、キャストが振る”旗”かな。白や赤など色とりどり。ライト効果もあって、時に幻想的に時に回想を伴い、時にアクションや場面展開にと、様々な場面で使われる。旗を振ってパフォーマンスを見せる彼らの力もさぞ大変だろう。
衣装は色によって分り易い。”青”の布を巻いているのは八犬士たちで、”赤”の布が使われるのは悪役、いや怨霊というべきか。
思ったよりも殺陣があり、長刀や短刀、二刀流など多彩な立ち回りもビシっと決まり、アクロバットやアクションで、ダイナミックなステージを作り出す。
物語的にかなり端折っていて設定も省かれており、キャラクターが多いのでキャストの兼ね役もあるせいか、関係性が時おりごっちゃに映ってしまう。台詞で説明されただけでは、頭にすっと入ってこないのだ。
悪役の俳優は何役もの悪人を演じてるせいか、最後の仇討ちはいったい誰に対してなのか分り難かった。これはやはり2回以上は観る必要ありかな。
ただ、兼ね役を逆手にとって、演出的に成功させた場面もある。浜路役の加藤巨樹が犬阪毛野に変わる場面や、蜑崎十一郎の田渕法明が伏姫の声で看取る場面、古川貴生が玉梓に憑かれた籠山になるとか、衣装を替えずに巧みに情緒的に展開させて二重三重に面白かった。
アニメ『THE 八犬伝』の記憶が少々あるので、声優陣と比べるのも楽しみのひとつ。
関俊彦が演じた犬塚信乃を、今回は柄谷吾史がやるのでキャスト発表時から喜んでいた。柄谷さんは『最遊記』に続き、二度も関さんキャラだね!(^o^) 若者というよりは少々冷静で大人びた信乃になっていたがw、声もステキだし、殺陣も決まってて格好良かったv。
犬飼現八の山本健史が、柄谷さんと対照的なバディを組んでいて、それはそれでよかったが、本来ならこの位置は、アクサルをやめられた松木賢三かもしれない。キャスト的に深味が少なくなって残念だ。
客演陣もアクサルにはないカラーで熱演。犬江新兵衛の山田諒は、『ガンバの冒険』以来かな。犬川荘助の江口紘一の関西弁が合う。
八犬士たちが、”犬”のフリをしたり、犬の鳴き声をしたりと、おふざけもいっぱい。
中盤、平坦で分り難い設定の犬山道節の場面ではやや眠気も出てきた。笑えないギャグやダラダラしたお笑いがあったのにも閉口。
だが、シリアスで骨太なストーリーを、アクサルらしい爽快なエンディングに集結させていたのは良かった。
”怨念”や”復讐”といったものの空しさ、過去との訣別、仲間との絆など、大事なものもしっかり盛り込まれていたと思う。
明日は早くも千秋楽。結局2回しか観劇できなかったが、間近で味わいたい。
 ̄
終演後はミニトークイベント。
事前に内容は知らされていなかったが、吉谷氏によると”西村大輔の逆襲の部屋”だという。メンバーから結構イジられている西村くんだが、この人、アクサルに客演するのは初めてだよね。それにしてはかなり馴染んでる様子。
ターゲットの7人が登場。右端に柄谷さん。西村くんに悪口を言ったメンバー?
ところがこれはサプライズで、”公演中の1月2月に誕生日を迎えた人”たちを祝うものだったらしい。ケーキが出てきて、蝋燭を消す6人。田中照人、古川貴生、加藤巨樹、武原広幸、斉藤崇、澤田誠。あれ?柄さんは何故いるんだろ?
私も先週誕生日を迎えた口だが、とにかくみんなで「おめでとう!」と拍手。
最後に西村くんが締めの言葉を言って、みんな椅子を運びながら終了。柄谷さんが最後にひとり真ん中で丁寧にお辞儀をして終わった。
先月の大阪公演を経て、先週から待望の東京公演がスタートした新作。
リピーターも多い中、やっと観劇できた。
伏姫から生まれ飛び散った、八つの大珠をもつ”犬”の字を持つ八犬士たちが、運命に導かれ集い、連合軍との戦いに挑んでいく話。
原作はお馴染み『南総里見八犬伝』。未読だが、ドラマやアニメの記憶を辿ることになる。
長大なストーリーを吉谷光太郎氏が脚本・演出。ボリュームがあるので、観る前は休憩入れて3時間位の上演時間かと思っていたが、実際は休憩ななしで2時間10分強。
アクサルメンバー8人に多彩なゲストを配した絶妙な布陣で、アクションありダンスパフォーマンスあり、笑いあり涙ありの内容を詰め込んだ、スピーディで活気溢れるエンタメ作品に仕上がっていた。
今回の演出ポイントは、キャストが振る”旗”かな。白や赤など色とりどり。ライト効果もあって、時に幻想的に時に回想を伴い、時にアクションや場面展開にと、様々な場面で使われる。旗を振ってパフォーマンスを見せる彼らの力もさぞ大変だろう。
衣装は色によって分り易い。”青”の布を巻いているのは八犬士たちで、”赤”の布が使われるのは悪役、いや怨霊というべきか。
思ったよりも殺陣があり、長刀や短刀、二刀流など多彩な立ち回りもビシっと決まり、アクロバットやアクションで、ダイナミックなステージを作り出す。
物語的にかなり端折っていて設定も省かれており、キャラクターが多いのでキャストの兼ね役もあるせいか、関係性が時おりごっちゃに映ってしまう。台詞で説明されただけでは、頭にすっと入ってこないのだ。
悪役の俳優は何役もの悪人を演じてるせいか、最後の仇討ちはいったい誰に対してなのか分り難かった。これはやはり2回以上は観る必要ありかな。
ただ、兼ね役を逆手にとって、演出的に成功させた場面もある。浜路役の加藤巨樹が犬阪毛野に変わる場面や、蜑崎十一郎の田渕法明が伏姫の声で看取る場面、古川貴生が玉梓に憑かれた籠山になるとか、衣装を替えずに巧みに情緒的に展開させて二重三重に面白かった。
アニメ『THE 八犬伝』の記憶が少々あるので、声優陣と比べるのも楽しみのひとつ。
関俊彦が演じた犬塚信乃を、今回は柄谷吾史がやるのでキャスト発表時から喜んでいた。柄谷さんは『最遊記』に続き、二度も関さんキャラだね!(^o^) 若者というよりは少々冷静で大人びた信乃になっていたがw、声もステキだし、殺陣も決まってて格好良かったv。
犬飼現八の山本健史が、柄谷さんと対照的なバディを組んでいて、それはそれでよかったが、本来ならこの位置は、アクサルをやめられた松木賢三かもしれない。キャスト的に深味が少なくなって残念だ。
客演陣もアクサルにはないカラーで熱演。犬江新兵衛の山田諒は、『ガンバの冒険』以来かな。犬川荘助の江口紘一の関西弁が合う。
八犬士たちが、”犬”のフリをしたり、犬の鳴き声をしたりと、おふざけもいっぱい。
中盤、平坦で分り難い設定の犬山道節の場面ではやや眠気も出てきた。笑えないギャグやダラダラしたお笑いがあったのにも閉口。
だが、シリアスで骨太なストーリーを、アクサルらしい爽快なエンディングに集結させていたのは良かった。
”怨念”や”復讐”といったものの空しさ、過去との訣別、仲間との絆など、大事なものもしっかり盛り込まれていたと思う。
明日は早くも千秋楽。結局2回しか観劇できなかったが、間近で味わいたい。
 ̄
終演後はミニトークイベント。
事前に内容は知らされていなかったが、吉谷氏によると”西村大輔の逆襲の部屋”だという。メンバーから結構イジられている西村くんだが、この人、アクサルに客演するのは初めてだよね。それにしてはかなり馴染んでる様子。
ターゲットの7人が登場。右端に柄谷さん。西村くんに悪口を言ったメンバー?
ところがこれはサプライズで、”公演中の1月2月に誕生日を迎えた人”たちを祝うものだったらしい。ケーキが出てきて、蝋燭を消す6人。田中照人、古川貴生、加藤巨樹、武原広幸、斉藤崇、澤田誠。あれ?柄さんは何故いるんだろ?
私も先週誕生日を迎えた口だが、とにかくみんなで「おめでとう!」と拍手。
最後に西村くんが締めの言葉を言って、みんな椅子を運びながら終了。柄谷さんが最後にひとり真ん中で丁寧にお辞儀をして終わった。
バンダイチャンネルで、ミュージカル『エア・ギア』の出演者コメントや過去プロモーション映像を配信中。
鎌苅健太がイッキをしている、第一弾の舞台の映像が懐かしくて見入ってしまった。
みんなフレッシュでピチピチしていること。
アキト/アギト@永嶋柊吾なんて声変わり前だからカワイイこと。
オニギリ@加治将樹なんて、今放送中の『インディゴの夜』のおかっぱより、更にインパクトあるヘンな髪型だったんだw。
カズ@KENNは白い帽子が目立って、溌剌としてて可愛い格好良い! 声優雑誌をめくってた息子がKENNの写真を見て、「ケン、カッケー!」と言っていたが、確かにKENNはカッコイーv。ますます精悍な顔立ちでスレンダーになった。
RUN&GUNの4人も、熱っぽい演技ではちきれそうな勢いだ。
上山竜司や永田彬や宮下雄也が、この舞台の後、アニメの声優までやることになるのも奇遇。米原幸佑はやったことがあるのかな?
4月の公演では、KENNと宮下くんの共演により、あらためて『遊戯王』の主人公二人が舞台で激突するってことね。
今度は津田健次郎は『嫌われ松子…』もあるから出演しないが、湯澤幸一郎の歌は聞けそう。たとえ滑らなくてもw。
思ったとおり、柊吾くんは大きくなりすぎてw、アキト/アギトは新人の子へバトンタッチ。今度はジュリエットとして柊吾くんの女装が拝めるかな?w
加藤良輔や齋藤ヤスカらが新たに参入して、ミュージカル『エア・ギア』の新しい魅力が引き出されることを願う。
1公演の観劇じゃ足りなくて、もう1公演追加してしまった。
鎌苅健太がイッキをしている、第一弾の舞台の映像が懐かしくて見入ってしまった。
みんなフレッシュでピチピチしていること。
アキト/アギト@永嶋柊吾なんて声変わり前だからカワイイこと。
オニギリ@加治将樹なんて、今放送中の『インディゴの夜』のおかっぱより、更にインパクトあるヘンな髪型だったんだw。
カズ@KENNは白い帽子が目立って、溌剌としてて可愛い格好良い! 声優雑誌をめくってた息子がKENNの写真を見て、「ケン、カッケー!」と言っていたが、確かにKENNはカッコイーv。ますます精悍な顔立ちでスレンダーになった。
RUN&GUNの4人も、熱っぽい演技ではちきれそうな勢いだ。
上山竜司や永田彬や宮下雄也が、この舞台の後、アニメの声優までやることになるのも奇遇。米原幸佑はやったことがあるのかな?
4月の公演では、KENNと宮下くんの共演により、あらためて『遊戯王』の主人公二人が舞台で激突するってことね。
今度は津田健次郎は『嫌われ松子…』もあるから出演しないが、湯澤幸一郎の歌は聞けそう。たとえ滑らなくてもw。
思ったとおり、柊吾くんは大きくなりすぎてw、アキト/アギトは新人の子へバトンタッチ。今度はジュリエットとして柊吾くんの女装が拝めるかな?w
加藤良輔や齋藤ヤスカらが新たに参入して、ミュージカル『エア・ギア』の新しい魅力が引き出されることを願う。
1公演の観劇じゃ足りなくて、もう1公演追加してしまった。
円・卒業公演 燃ゆる暗闇にて
2010年2月18日 舞台演劇MJさんのお誘いで、円・演劇研究所専攻科の卒業公演『燃ゆる暗闇にて』を観てきた。
お目当ては、演出の平光琢也さん!
平光さんが関わる舞台を久しぶりにまた観たくなったから。
前日は平光さんが音監の『遊戯王5D’s』に出ている宮下くんの舞台を観劇したから、ちょっぴり繋がってはいるw。
前日観た映画『交渉人』を、Dボのズッキーとあらやんも同日に観ていたようだとMJさんと話していた後に、『交渉人』に出演されていた橋爪功さんの姿をロビーで拝見してドッキリ^^;。まさか本物さんに出会うとはw。卒業公演をご覧においでになったのか。
特殊な環境の寄宿学校が舞台。平穏で落ち着いた雰囲気の生徒と学校生活だったのが、ひとりの転校生の破天荒で革命的な考えと振る舞いにより、大きな波紋と変貌が巻き起こされる話。
俳優たちを観てすぐに分るが、今までにないような設定と状況下で繰り広げられ、私たちの”見る”という行為自体が試されるようなお芝居である。
海外の翻訳劇だが、これが長いっ^^;。卒業公演だから、せいぜい2時間弱かなと思っていたが、休憩含め2時間30分強もあった。平光さんにしては珍しく長い作品だ。
だが群集劇という形の中で、息詰まるような台詞のやり取りや感情の推移などに興味がわき、それ程飽きさせない滑らかな運びだった。
『トーマの心臓』にも似たような、理詰めで俯瞰的で暗喩的な台詞が、とても難しくて吟味するほどに深いこと。難解な台詞をマスターし進行させる力をもった、若い役者さんの熱演には拍手したい。若手にありがちな聞き取れない台詞もなく、全体的に発声も声の通りもよい。激昂にかられた怒鳴り声や金きり声は少々感情的に思えるが、静寂を打ち破る意味でも必要なのだろう。
役者の殆どが同じ制服を着用し、夏用と冬用があり、女生徒が似たような髪形をしているのも、外見で判断させないようにという、卒業公演だからこその計らいだろうか。
出番がひっきりなしの人もいたり、あまり出番がない人もいたり、老けメイクだったり、女性はABチームで分れていたりと、同期でも色々役回りが違うようだ。
前半も後半も暗転の数は少ないが、このお芝居ほど暗転が効果的に使われるものはないだろう。
暗転こそが、我々観客と登場人物とが共有できる空間。後半の暗転中、客席を登ってきた人物の声に、いつも以上に耳の神経が敏感になっていた。
前半は昼、後半は夜の校内を表した舞台装置だが、昼の柔らかさに比べ夜は本当に不気味。だからこそ光が眩しく救いとなる。
光と闇。いや、暗闇の中の小さな光か。素直な女子生徒の気持ちはまだ分るが、プライドと欲情を背負った男子生徒の気持ちにはついていけない。先生方はもっといただけない。人物の誰ひとりにも共鳴はできなかった。
でもレベルの高いお芝居に仕上がっていて、舞台らしい舞台を観たと実感した。
いただいたパンフに平光さんのお写真がいっぱい。専攻科のひとりひとりにあてたメッセージがあたたかい。
平光さんは夜公演にいらしたそうだが、お目にかかりたかった。
10月の円公演を演出されるので、その時にはぜひ! MJさんありがとうです。
お目当ては、演出の平光琢也さん!
平光さんが関わる舞台を久しぶりにまた観たくなったから。
前日は平光さんが音監の『遊戯王5D’s』に出ている宮下くんの舞台を観劇したから、ちょっぴり繋がってはいるw。
前日観た映画『交渉人』を、Dボのズッキーとあらやんも同日に観ていたようだとMJさんと話していた後に、『交渉人』に出演されていた橋爪功さんの姿をロビーで拝見してドッキリ^^;。まさか本物さんに出会うとはw。卒業公演をご覧においでになったのか。
特殊な環境の寄宿学校が舞台。平穏で落ち着いた雰囲気の生徒と学校生活だったのが、ひとりの転校生の破天荒で革命的な考えと振る舞いにより、大きな波紋と変貌が巻き起こされる話。
俳優たちを観てすぐに分るが、今までにないような設定と状況下で繰り広げられ、私たちの”見る”という行為自体が試されるようなお芝居である。
海外の翻訳劇だが、これが長いっ^^;。卒業公演だから、せいぜい2時間弱かなと思っていたが、休憩含め2時間30分強もあった。平光さんにしては珍しく長い作品だ。
だが群集劇という形の中で、息詰まるような台詞のやり取りや感情の推移などに興味がわき、それ程飽きさせない滑らかな運びだった。
『トーマの心臓』にも似たような、理詰めで俯瞰的で暗喩的な台詞が、とても難しくて吟味するほどに深いこと。難解な台詞をマスターし進行させる力をもった、若い役者さんの熱演には拍手したい。若手にありがちな聞き取れない台詞もなく、全体的に発声も声の通りもよい。激昂にかられた怒鳴り声や金きり声は少々感情的に思えるが、静寂を打ち破る意味でも必要なのだろう。
役者の殆どが同じ制服を着用し、夏用と冬用があり、女生徒が似たような髪形をしているのも、外見で判断させないようにという、卒業公演だからこその計らいだろうか。
出番がひっきりなしの人もいたり、あまり出番がない人もいたり、老けメイクだったり、女性はABチームで分れていたりと、同期でも色々役回りが違うようだ。
前半も後半も暗転の数は少ないが、このお芝居ほど暗転が効果的に使われるものはないだろう。
暗転こそが、我々観客と登場人物とが共有できる空間。後半の暗転中、客席を登ってきた人物の声に、いつも以上に耳の神経が敏感になっていた。
前半は昼、後半は夜の校内を表した舞台装置だが、昼の柔らかさに比べ夜は本当に不気味。だからこそ光が眩しく救いとなる。
光と闇。いや、暗闇の中の小さな光か。素直な女子生徒の気持ちはまだ分るが、プライドと欲情を背負った男子生徒の気持ちにはついていけない。先生方はもっといただけない。人物の誰ひとりにも共鳴はできなかった。
でもレベルの高いお芝居に仕上がっていて、舞台らしい舞台を観たと実感した。
いただいたパンフに平光さんのお写真がいっぱい。専攻科のひとりひとりにあてたメッセージがあたたかい。
平光さんは夜公演にいらしたそうだが、お目にかかりたかった。
10月の円公演を演出されるので、その時にはぜひ! MJさんありがとうです。
RUN&GUN Stage 僕等のチカラで世界があと何回救えたか 東京初日
2010年2月17日 舞台演劇RUN&GUN Stage #3『僕等のチカラで世界があと何回救えたか』東京公演初日を観てきた。
RUN&GUNの4人が本格的に”演劇”に挑戦する「R.G.S.」シリーズ第3弾。
紀伊國屋の舞台装置は、一望して第1弾の『ブルーシーツ』に似ているなと感じる。
OPアナウンスは上山竜司で、携帯携帯とちとしつこいw。
季節は9月。母校の中学校に、教育実習生として帰ってきた4人が、過去や秘密が語られる中で、己自身と向き合っていく話。
あの”サカキバラ事件”に端を発する少年犯罪事件を扱った、重苦しく深刻なテーマだが、キャストの熱演とテンポのいい運びで、1時間30分を集中できる。
過激でエキセントリックなテイストだが、救いのある優しさに包まれている世界観だ。観終わった後で、色々と考えさせてくれる佳作だろう。
メインとなるのは、教育実習生+同級生だった男の5人。
これは登場人物の誰に反発し、誰に共鳴するかで、作品全体の理解やこだわりが其々に違ってくるかもしれない。
上山竜司はストレートな熱血漢を、米原幸佑は明るいムードメーカーを演じ、立ち位置が明確だ。
複雑な家庭環境を持った男を永田彬、情緒不安定の二重人格ぶりを発揮する男を宮下雄也が演じ、対照的な危うい生き方がキーとなる。
共に14歳を過ぎたのに、22歳の大人になって見えてきたものがある男と、心は成長していなかった男。ひとりの大人として見ると当然前者に傾倒するが、ひとりの親として見ると寂しく惨めな孤独な後者に胸を痛める。
彼は時間を止めたかったのだ。ずっと子どものままでいたかったのだ。ずっと子どものままでいられる者たちに対する羨ましさが、嫉みや憎しみへと変わったのだろう。子どもも大人も抱いている思いは同じ。犯罪は犯罪として変わらない。
”みんなちがって、みんないい”というが、”みんな特別なものはない”というのもある。
タイトルの”世界”は、ひと其々が持つ世界、或いは宇宙のことだろうか。それは、”いのち”と”こころ”そのもの。このお話で、少なくとも3人、いや4人は、その”せかい”を救われたのだと思う。
ランガンの4人は、前回のステージから1年少しの間で様々な経験を積み重ねたせいか、演技的にもツヤとコクが出てきた。
藤田秀世と名取幸政が、底辺をしっかり支えて持ち上げる。
これが文字通りの初舞台だという岩尾望と久野雅弘は、初っ端からの登場で緊張感は伝わってきたが、頑張っていた。
初日挨拶では、千秋楽まで突っ走っていくと話す竜司。衣装に言及しつつ、抱負を語る雄也。共演者に気を使う幸祐。背筋を伸ばしたまま静かな彬。
大阪公演も控えているが、早くも第四弾のステージが楽しみではある。
サイン入りカレンダー抽選は当らず。当たったら2千円もわるくない。
RUN&GUNの4人が本格的に”演劇”に挑戦する「R.G.S.」シリーズ第3弾。
紀伊國屋の舞台装置は、一望して第1弾の『ブルーシーツ』に似ているなと感じる。
OPアナウンスは上山竜司で、携帯携帯とちとしつこいw。
季節は9月。母校の中学校に、教育実習生として帰ってきた4人が、過去や秘密が語られる中で、己自身と向き合っていく話。
あの”サカキバラ事件”に端を発する少年犯罪事件を扱った、重苦しく深刻なテーマだが、キャストの熱演とテンポのいい運びで、1時間30分を集中できる。
過激でエキセントリックなテイストだが、救いのある優しさに包まれている世界観だ。観終わった後で、色々と考えさせてくれる佳作だろう。
メインとなるのは、教育実習生+同級生だった男の5人。
これは登場人物の誰に反発し、誰に共鳴するかで、作品全体の理解やこだわりが其々に違ってくるかもしれない。
上山竜司はストレートな熱血漢を、米原幸佑は明るいムードメーカーを演じ、立ち位置が明確だ。
複雑な家庭環境を持った男を永田彬、情緒不安定の二重人格ぶりを発揮する男を宮下雄也が演じ、対照的な危うい生き方がキーとなる。
共に14歳を過ぎたのに、22歳の大人になって見えてきたものがある男と、心は成長していなかった男。ひとりの大人として見ると当然前者に傾倒するが、ひとりの親として見ると寂しく惨めな孤独な後者に胸を痛める。
彼は時間を止めたかったのだ。ずっと子どものままでいたかったのだ。ずっと子どものままでいられる者たちに対する羨ましさが、嫉みや憎しみへと変わったのだろう。子どもも大人も抱いている思いは同じ。犯罪は犯罪として変わらない。
”みんなちがって、みんないい”というが、”みんな特別なものはない”というのもある。
タイトルの”世界”は、ひと其々が持つ世界、或いは宇宙のことだろうか。それは、”いのち”と”こころ”そのもの。このお話で、少なくとも3人、いや4人は、その”せかい”を救われたのだと思う。
ランガンの4人は、前回のステージから1年少しの間で様々な経験を積み重ねたせいか、演技的にもツヤとコクが出てきた。
藤田秀世と名取幸政が、底辺をしっかり支えて持ち上げる。
これが文字通りの初舞台だという岩尾望と久野雅弘は、初っ端からの登場で緊張感は伝わってきたが、頑張っていた。
初日挨拶では、千秋楽まで突っ走っていくと話す竜司。衣装に言及しつつ、抱負を語る雄也。共演者に気を使う幸祐。背筋を伸ばしたまま静かな彬。
大阪公演も控えているが、早くも第四弾のステージが楽しみではある。
サイン入りカレンダー抽選は当らず。当たったら2千円もわるくない。
交渉人 THE MOVIE
2010年2月17日 映画『交渉人 THE MOVIE タイムリミット高度10,000mの頭脳戦』を観てきた。
D-BOYSとも関係が深いTVドラマの映画版。
ハイジャック機に乗り合わせた宇佐木玲子が、乗客の命を守るため、犯人と壮絶な闘いを繰り広げる話。
テレビのスペシャル版といった体で、スクリーンで豪華ゲスト陣やハリウッドを模した映像を楽しむといった内容。
初映画化お披露目記念として、派手で見栄えのする演出で力任せにおしきった作品だった。
とにかく突っ込みどころ満載で、ひとつひとつ挙げていったらキリがないので省略^^;。二転三転するストーリーで時間稼ぎをしているが、どれも素人の想定内で意外性はない。テンポや間もいまひとつで、台詞や伏線らしきものも上手く生かされず。交渉人や頭脳戦の持ち味はなく、ただの刑事もののアクションメインと化した。状況判断的にみてもストレスを感じさせる。
結局は、刑事・宇佐木玲子の超人並みの活躍を前面に出して、ハリウッドばりの新しいヒロインを日本にも誕生させたいという狙いだろうか。米倉涼子の眼力は時に魅力的だが、アクションも演技もまだまだ大味で及ばない。
陣内孝則、筧利夫は、出番の割には活躍の場は出せず。木崎の連れの九州女に、のだめや篤姫のオーラを感じたw。
反町隆史は前半のストイックなダークぶりがカッコイー。柳葉敏郎の真面目な明るさが救い。
はじめとおわりを制した城田優のモノローグが美味しいトコ取りかw。
林遣都が、第二の城田優にならなくてよかったかも^^;。
成宮寛貴は『ブラッディ・マンデイ』に続き、またもやハイジャック機にいて苦笑(^o^)。マウントレーニアのダブルエスプレッソのCM繋がりにしては目立つ。
何といっても、橋爪功や津川雅彦らの重厚で滑らかな演技には圧倒される。
”老人が政治をして、若者は戦場で戦う”という狡猾な言葉が思い出された。閉塞感がある不条理な世の中だが、せめて若者は利用されないようにと願う。
でもやっぱり最後にひとこと。怪我人を先に運び出してよ~。報われんよ、これじゃ。こういう雑な演出にはガッカリする。
D-BOYSとも関係が深いTVドラマの映画版。
ハイジャック機に乗り合わせた宇佐木玲子が、乗客の命を守るため、犯人と壮絶な闘いを繰り広げる話。
テレビのスペシャル版といった体で、スクリーンで豪華ゲスト陣やハリウッドを模した映像を楽しむといった内容。
初映画化お披露目記念として、派手で見栄えのする演出で力任せにおしきった作品だった。
とにかく突っ込みどころ満載で、ひとつひとつ挙げていったらキリがないので省略^^;。二転三転するストーリーで時間稼ぎをしているが、どれも素人の想定内で意外性はない。テンポや間もいまひとつで、台詞や伏線らしきものも上手く生かされず。交渉人や頭脳戦の持ち味はなく、ただの刑事もののアクションメインと化した。状況判断的にみてもストレスを感じさせる。
結局は、刑事・宇佐木玲子の超人並みの活躍を前面に出して、ハリウッドばりの新しいヒロインを日本にも誕生させたいという狙いだろうか。米倉涼子の眼力は時に魅力的だが、アクションも演技もまだまだ大味で及ばない。
陣内孝則、筧利夫は、出番の割には活躍の場は出せず。木崎の連れの九州女に、のだめや篤姫のオーラを感じたw。
反町隆史は前半のストイックなダークぶりがカッコイー。柳葉敏郎の真面目な明るさが救い。
はじめとおわりを制した城田優のモノローグが美味しいトコ取りかw。
林遣都が、第二の城田優にならなくてよかったかも^^;。
成宮寛貴は『ブラッディ・マンデイ』に続き、またもやハイジャック機にいて苦笑(^o^)。マウントレーニアのダブルエスプレッソのCM繋がりにしては目立つ。
何といっても、橋爪功や津川雅彦らの重厚で滑らかな演技には圧倒される。
”老人が政治をして、若者は戦場で戦う”という狡猾な言葉が思い出された。閉塞感がある不条理な世の中だが、せめて若者は利用されないようにと願う。
でもやっぱり最後にひとこと。怪我人を先に運び出してよ~。報われんよ、これじゃ。こういう雑な演出にはガッカリする。
チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展
2010年2月16日 生活時事江戸東京博物館で開催の『チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展』を観てきた。
チ、チ、チンギス・ハーン!♪
会場前には高さ2メートルをこす騎馬像がデーン。
モンゴルというと、最近では浅野忠信主演の映画『モンゴル』が浮かぶが、相撲を浮かべる人も多いだろう。
本展では、中国・内モンゴル博物院が所蔵する一級文物(国宝)54点を含む159点もの至宝を公開。
時代ごとの3部構成で、モンゴル帝国や遊牧民族の文化を紹介し、モンゴル騎馬遊牧民族の足跡を辿る。
第1章:紀元前4世紀からチンギス・ハーンが登場するまでの中国古代北方騎馬遊牧民族の出土品を展示。
東胡、匈奴、鮮卑、突厥、契丹(遼)…。世界史で教わったなぁ。
東胡族の「青銅製人物像柄曲刃短剣」。匈奴族では、青い頭の雄の「鷹形金冠飾り」や「水晶と瑪瑙の首飾り」。鮮卑族の「金製鹿頭形冠飾り」。突厥族では、正倉院の金銀花型と似ている「浮き彫り臥鹿文様銀皿」。契丹族の皇女の婿の顔に被せてあった「黄金のマスク」。
第2章:チンギス・ハーンが騎馬遊牧諸民族を統一し、建国したモンゴル帝国の文物を展示。
「チンギス・ハーンが戦闘で使ったとされる鞍」は木製で龍の文様の透かし彫り。チンギス・ハーンの三女「監国公主の印鑑」。中国で最も早い段階で使われた「銅銃」や「紙幣」。金糸で織り込んだ綿を生地にし、右前で着る「ナシジ織り長衣」は近くで見るとキラキラと美しい。
アラビア文字が書かれた「イスラーム教徒の石棺の蓋」、景教の法杖装飾部の「十字形銅杖飾り」、仏像の「銅鍍金菩薩像」などは、モンゴル帝国の幅広い交流の歴史が伺える。
チンギス・ハーンが考案したという「宮帳戦車」(1/4サイズ復元)投石器(1/2サイズ復元)は興味深い。「チンギス・ハーン霊包」(1/2サイズ復元)は移動できる帝王陵(動くお墓?)。
第3章:領土が縮小した明・清時代のモンゴル民族の文物を展示。
金糸で9匹の龍の刺繍を施した礼服「孔雀羽織蟒袍」。ジャザクの遺品である「龍が彫ってある玉座」、康熙帝の「錯金龍文佩刀」、五匹の龍の金の台座の上に本物のルビーを施した「ルビー装飾の親王の帽子」には、豊かな文化が感じ取れる。
「モンゴル将棋(シャタル)」「馬頭琴(モリン・ホール)」「モンゴル筝(ヤトガ)」など、現代でも使用できそう。針灸図である「蒙医針灸銅像」はモンゴル医学にも繋がりそう。
音声ガイド担当は吉川晃司。これは聞かず。
「チンギス・ハーンの源流 中国・内モンゴルを訪ねて」ダイジェスト版のビデオ上映7分。
全日先着100名の”モンゴル岩塩”をいただいた。
それにしても展示物には”龍”が多いこと。
大河ドラマ宣伝に繋げてかw、4月27日からは特別展『龍馬伝』を開催。
いつか、モンゴルにも行ってみたいものだ。
チ、チ、チンギス・ハーン!♪
会場前には高さ2メートルをこす騎馬像がデーン。
モンゴルというと、最近では浅野忠信主演の映画『モンゴル』が浮かぶが、相撲を浮かべる人も多いだろう。
本展では、中国・内モンゴル博物院が所蔵する一級文物(国宝)54点を含む159点もの至宝を公開。
時代ごとの3部構成で、モンゴル帝国や遊牧民族の文化を紹介し、モンゴル騎馬遊牧民族の足跡を辿る。
第1章:紀元前4世紀からチンギス・ハーンが登場するまでの中国古代北方騎馬遊牧民族の出土品を展示。
東胡、匈奴、鮮卑、突厥、契丹(遼)…。世界史で教わったなぁ。
東胡族の「青銅製人物像柄曲刃短剣」。匈奴族では、青い頭の雄の「鷹形金冠飾り」や「水晶と瑪瑙の首飾り」。鮮卑族の「金製鹿頭形冠飾り」。突厥族では、正倉院の金銀花型と似ている「浮き彫り臥鹿文様銀皿」。契丹族の皇女の婿の顔に被せてあった「黄金のマスク」。
第2章:チンギス・ハーンが騎馬遊牧諸民族を統一し、建国したモンゴル帝国の文物を展示。
「チンギス・ハーンが戦闘で使ったとされる鞍」は木製で龍の文様の透かし彫り。チンギス・ハーンの三女「監国公主の印鑑」。中国で最も早い段階で使われた「銅銃」や「紙幣」。金糸で織り込んだ綿を生地にし、右前で着る「ナシジ織り長衣」は近くで見るとキラキラと美しい。
アラビア文字が書かれた「イスラーム教徒の石棺の蓋」、景教の法杖装飾部の「十字形銅杖飾り」、仏像の「銅鍍金菩薩像」などは、モンゴル帝国の幅広い交流の歴史が伺える。
チンギス・ハーンが考案したという「宮帳戦車」(1/4サイズ復元)投石器(1/2サイズ復元)は興味深い。「チンギス・ハーン霊包」(1/2サイズ復元)は移動できる帝王陵(動くお墓?)。
第3章:領土が縮小した明・清時代のモンゴル民族の文物を展示。
金糸で9匹の龍の刺繍を施した礼服「孔雀羽織蟒袍」。ジャザクの遺品である「龍が彫ってある玉座」、康熙帝の「錯金龍文佩刀」、五匹の龍の金の台座の上に本物のルビーを施した「ルビー装飾の親王の帽子」には、豊かな文化が感じ取れる。
「モンゴル将棋(シャタル)」「馬頭琴(モリン・ホール)」「モンゴル筝(ヤトガ)」など、現代でも使用できそう。針灸図である「蒙医針灸銅像」はモンゴル医学にも繋がりそう。
音声ガイド担当は吉川晃司。これは聞かず。
「チンギス・ハーンの源流 中国・内モンゴルを訪ねて」ダイジェスト版のビデオ上映7分。
全日先着100名の”モンゴル岩塩”をいただいた。
それにしても展示物には”龍”が多いこと。
大河ドラマ宣伝に繋げてかw、4月27日からは特別展『龍馬伝』を開催。
いつか、モンゴルにも行ってみたいものだ。