映画 メン・イン・ブラック3 3D吹替え版
2012年5月30日 映画映画『メン・イン・ブラック3』3D吹替え版を観てきた。
MIBエージェントの活躍を描く、ウィル・スミス&トミー・リー・ジョーンズ主演のシリーズ第3弾。
過去2作は全部テレビで観たものであり、第3弾にしてはじめて映画館で鑑賞。
時間的都合で3Dにしたので吹替え版をチョイス。2Dでも充分楽しめるだろう。
脱獄した凶悪犯によって、突然Kの存在を消されエイリアンの侵略が始まる。歴史を正すため、Kが生きていた40年前にタイムスリップしたエージェントJは、謎を解き明かし凶悪犯の追跡に挑む。
3Dは尖ったものやネバネバしたもの、イヤンなものが飛び出す仕組みw。ジャンプシーンは顔がねw。戦闘中のグリーンのレーザーや透明感は綺麗に見えた。
導入部は『ゴーカイジャーVSギャバン』で、デンライナーな電王シリーズを思い出しながら、ラストは『宇宙兄弟』かと思いきや、『クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲』みたいな展開w。色んな邦画作品のオイシイとこが詰まった映画でもあるw。
今までのシリーズから一転、ふざけたコミカルで濃い場面が少なく、アクション満載のストーリー重視になった印象。
細かな設定や理屈は端折って、とにかくJとKの因縁ありきをメインに据えた、テンポいい展開ではある。
ウィルの体を張ったアクションはまだまだイケるが、トミーは年齢的にも大変な時だろうか。そのためジョシュ・ブローリンが若いKを務めるが、似ているようでやはり雰囲気が違う。仏頂面のトミーは渋いが、ジョシュの優しい眼差しにはほっくりくる。
40年間でKがなぜあんな頑なになったのか、その謎の糸口は見えたが、肝心なところは雲に閉ざされたまま。
でも40年間知らなかったことが明かされる真実に、Jと一緒に思わず涙腺が刺激されそうだった。
今回の作品のキーマンは実はグリフィン。フシギな能力とキラキラな瞳に釘付け。マイケル・スタールバーグは要チェックかな。
未来はほんの偶然のきっかけで変わり、意思と忍耐でいかようにも変えられるが、変えられないものもある。
運命と必然性。Jはいわば“特異点”だったのかな。あの丸い乗り物が面白い。グラサンライダーJ!なんてねw。『仮面ライダー電王』に夢中になってた時を思い出し、日本人好みのストーリーだなと思った。
日本語吹替え版キャストは先日のテレビ版とは違う。
ジェイの江原正士は、『ハリポタ』の“あの方”と全然違ってコミカルで野生的。まくし立てる中にもシリアス感が滲む。
ケイの谷口節は、ヤング・ケイも演じるひとり二役で、声も巧みに使い分ける。
ボリスの中田譲治もヤング・ボリスを演じるが、二人の掛け合いの声使いが面白くて聴きどころだ。
オーは高島雅羅、ヤング・オーは北西純子で、こちらは違う。
アンディの津田健次郎も、ある意味、二色使いの声で“W”というのも納得w。
グリフィンの三ツ矢雄二がピッタリ! 早口でよく喋るが意味不明で意味深で、痛快でチャーミング。グレーゾーンならぬ、ミステリアスゾーンなキャラになっていて印象強かった。
テレビ版になっても、グリフィンは三ツ矢さんのままにしてほしい。
MIBエージェントの活躍を描く、ウィル・スミス&トミー・リー・ジョーンズ主演のシリーズ第3弾。
過去2作は全部テレビで観たものであり、第3弾にしてはじめて映画館で鑑賞。
時間的都合で3Dにしたので吹替え版をチョイス。2Dでも充分楽しめるだろう。
脱獄した凶悪犯によって、突然Kの存在を消されエイリアンの侵略が始まる。歴史を正すため、Kが生きていた40年前にタイムスリップしたエージェントJは、謎を解き明かし凶悪犯の追跡に挑む。
3Dは尖ったものやネバネバしたもの、イヤンなものが飛び出す仕組みw。ジャンプシーンは顔がねw。戦闘中のグリーンのレーザーや透明感は綺麗に見えた。
導入部は『ゴーカイジャーVSギャバン』で、デンライナーな電王シリーズを思い出しながら、ラストは『宇宙兄弟』かと思いきや、『クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲』みたいな展開w。色んな邦画作品のオイシイとこが詰まった映画でもあるw。
今までのシリーズから一転、ふざけたコミカルで濃い場面が少なく、アクション満載のストーリー重視になった印象。
細かな設定や理屈は端折って、とにかくJとKの因縁ありきをメインに据えた、テンポいい展開ではある。
ウィルの体を張ったアクションはまだまだイケるが、トミーは年齢的にも大変な時だろうか。そのためジョシュ・ブローリンが若いKを務めるが、似ているようでやはり雰囲気が違う。仏頂面のトミーは渋いが、ジョシュの優しい眼差しにはほっくりくる。
40年間でKがなぜあんな頑なになったのか、その謎の糸口は見えたが、肝心なところは雲に閉ざされたまま。
でも40年間知らなかったことが明かされる真実に、Jと一緒に思わず涙腺が刺激されそうだった。
今回の作品のキーマンは実はグリフィン。フシギな能力とキラキラな瞳に釘付け。マイケル・スタールバーグは要チェックかな。
未来はほんの偶然のきっかけで変わり、意思と忍耐でいかようにも変えられるが、変えられないものもある。
運命と必然性。Jはいわば“特異点”だったのかな。あの丸い乗り物が面白い。グラサンライダーJ!なんてねw。『仮面ライダー電王』に夢中になってた時を思い出し、日本人好みのストーリーだなと思った。
日本語吹替え版キャストは先日のテレビ版とは違う。
ジェイの江原正士は、『ハリポタ』の“あの方”と全然違ってコミカルで野生的。まくし立てる中にもシリアス感が滲む。
ケイの谷口節は、ヤング・ケイも演じるひとり二役で、声も巧みに使い分ける。
ボリスの中田譲治もヤング・ボリスを演じるが、二人の掛け合いの声使いが面白くて聴きどころだ。
オーは高島雅羅、ヤング・オーは北西純子で、こちらは違う。
アンディの津田健次郎も、ある意味、二色使いの声で“W”というのも納得w。
グリフィンの三ツ矢雄二がピッタリ! 早口でよく喋るが意味不明で意味深で、痛快でチャーミング。グレーゾーンならぬ、ミステリアスゾーンなキャラになっていて印象強かった。
テレビ版になっても、グリフィンは三ツ矢さんのままにしてほしい。
Men-tertainment 2012
2012年5月29日 イベント『Men-tertainment2012 スペシャルライブ』へ行ってきた。
数々の男性アーティストが集結し、贅沢なコラボレーション満載だった、通称『メンタメ』。
好評だった昨年に続き、今年は平日2日間限定で赤坂BLITZで開催。
突然の発表で、1回だけでもと申し込んだ先行抽選も一般もダメ。諦めてたが、FC先行で余った人から思わぬ形で指定席を譲って頂けた。
オープニングはスタンディング。座席は後方だが段上になったところで、前方に遮るものがなく、立っても座っててもステージがとても観易い。
出演者は登場順に、JOKER、崎本大海、井出卓也、米原幸佑、少年ハリウッド、佐々木喜英、Honey L Daysの7組。
JOKERがお目当てでスタンディング。3日のライブよりはうんと近くて観易い! 自ずとテンションも上がって、手フリで体を動かした。しかし、和樹ファンがどうも少ない雰囲気。和樹のFC先行はなかったそうだが、会場にはあまりJOKERファンが集まっていないように見えた。ライブも和樹&幸志トークもサクサクと進行。終わった後は席に座って、あとは座ったままでライブ鑑賞。
崎本さんとはBASARAの半兵衛以来。唄う崎本さんは初見だが、のびやかで大きな歌声で新鮮だった。髪を切って短髪になった崎本さんはD-DATEの堀井くんみたいでw、白と黒の衣装が夏の学生服にも見えたw。でも「サッキーと呼んで」とか「乳首」とか、そういうキャラだったの!?と驚くほどテンション高いトーク(笑)。
イデタクは得意のラップ&ダンス。テンポいい曲はノれるし、ソフランなやさしい曲もイイ。「21歳独身童貞」にワロた。
コウスケはRUN&GUN以来。タクヤに続きココア男。ギターで熱唱してスゴイ汗。ドラムなど音のアシストもパワフル。「コウチャン!」コールに、クラップや手挙げをリードして、会場との一体感を作る。
少年ハリウッドは、7人のうち6人が登場。初見の私はKimeruとタマキ以外の子の名前と顔が一致しない^^;。ファンが束になって集まったのか、会場がいっせいに立ち上がって大盛り上がり。私の周りの女性ファンのサイリウムのフリが綺麗に合ってて、その熱気に当てられそう。アイドル追っかけの男性ファンを思わせたが、6人の歌とダンスは“うた☆プリ”のノリだ。私もつい「オレンジ」のフリをしてしまったw。
ヒデは『道化の瞳』以来。3Peace☆Loversでユニットデビューを告知。のびやかでイイ歌声だよね。「ありがとう」コールをしている間に、私はお手洗いタイム。
ハニエルは昨秋以来か。アコースティックな曲だと会場を座らせてくれる。新曲も披露。KYOHEIとMITSUAKIのハーモニーが綺麗。みっちゃんの顔を眺めながら、お兄さんとは今年何度も会ったなと思った。
伝説のメンタメ学園。
コウスケが先生なので「どこ?どこ?」と生徒に言われる。テンション高い井出なんちゃら。台本通りだけど、台本ムシしたり。転校生の学ラン和樹キター! 女性に花を渡して告白のお題。イデタクが女性役w。ヒデはノーマルに。キョウちゃんは耳元で「好きだよ」と囁き、イデタクがマジにドキドキv。リクルートサッキーはチェルシーの曲を唄いながらコクり、和樹が大ウケw。みっちゃんは普通で、キョウちゃんのほうがイイとイデタク。和樹はまさかの押し倒しで「アイシテル」と囁き、イデタクはメロリンv。ついでにコウスケ先生もやらされ、チェルシーをパクる始末w。出来はどうであれ、台本通りにMITSUAKIと和樹が補習居残り。和樹は学ランを脱いで赤い格子シャツに着替える。
恒例のコラボ。
MITSUAKI&和樹で「君のフレーズ」。ハニエルの曲が好きな和樹はカラオケで“ひとりメンタメ”してて、「ありがとう」と「まなざし」と「がんばれ」はイケルとw。「夢が叶った」と満足な和樹。続いて出てきた少年ハリウッドのKimeruとは初めてじゃないとか小さなやり取り。
少年ハリウッド&イデタク。らっせらっせらっせ!な祭り曲に、掛け声も上がって大盛り上がり。イデタクが「永遠の18歳」と言えば、Kimeruが「僕は17歳」だとw。黒のシースルーに着替えた和樹がセクシーに登場。
JOKER&イデタクのラップ。ライブでもやった「Fire Soul」。
サッキー&ヒデ。大阪メンタメ以来と言う本人たちに、ファンからは「ギャングスタ」以来だと。
大阪でしかやってない、ハニエル&ヒデ&コウスケ&イデタクで「Go⇒Way」。ハニエルの冒頭のエグザイル風ダンス。ヒデとコウスケのダンスがめっちゃキレキレ。でしゃばりにチケットも販売。
和樹&かわい子ちゃん二人&リクルートも参加してラムジの曲。
全員が出揃って、テーマ曲「笑顔のために」。ポッケに手をつっこんだまま歌詞カード見てる幸志に、マイク向けたりと気遣う和樹。会場も手フリで応えてひとつになった。
司会がいないので、和樹が短い挨拶で仕切り、KYOHEIの「ありがとう」で全員が手を繋いでラインナップ。
ノンストップで3時間。出演メンバーに偏りがあり、少年ハリウッドのファンにも圧倒されたが、観易い席を頂いて、メンタメの良さを振り返りまずまず楽しかった。
でもメモリアルブックレットは予約せず。
またメンタメがあるなら、チケット販売は公平にやって欲しいと願う。
数々の男性アーティストが集結し、贅沢なコラボレーション満載だった、通称『メンタメ』。
好評だった昨年に続き、今年は平日2日間限定で赤坂BLITZで開催。
突然の発表で、1回だけでもと申し込んだ先行抽選も一般もダメ。諦めてたが、FC先行で余った人から思わぬ形で指定席を譲って頂けた。
オープニングはスタンディング。座席は後方だが段上になったところで、前方に遮るものがなく、立っても座っててもステージがとても観易い。
出演者は登場順に、JOKER、崎本大海、井出卓也、米原幸佑、少年ハリウッド、佐々木喜英、Honey L Daysの7組。
JOKERがお目当てでスタンディング。3日のライブよりはうんと近くて観易い! 自ずとテンションも上がって、手フリで体を動かした。しかし、和樹ファンがどうも少ない雰囲気。和樹のFC先行はなかったそうだが、会場にはあまりJOKERファンが集まっていないように見えた。ライブも和樹&幸志トークもサクサクと進行。終わった後は席に座って、あとは座ったままでライブ鑑賞。
崎本さんとはBASARAの半兵衛以来。唄う崎本さんは初見だが、のびやかで大きな歌声で新鮮だった。髪を切って短髪になった崎本さんはD-DATEの堀井くんみたいでw、白と黒の衣装が夏の学生服にも見えたw。でも「サッキーと呼んで」とか「乳首」とか、そういうキャラだったの!?と驚くほどテンション高いトーク(笑)。
イデタクは得意のラップ&ダンス。テンポいい曲はノれるし、ソフランなやさしい曲もイイ。「21歳独身童貞」にワロた。
コウスケはRUN&GUN以来。タクヤに続きココア男。ギターで熱唱してスゴイ汗。ドラムなど音のアシストもパワフル。「コウチャン!」コールに、クラップや手挙げをリードして、会場との一体感を作る。
少年ハリウッドは、7人のうち6人が登場。初見の私はKimeruとタマキ以外の子の名前と顔が一致しない^^;。ファンが束になって集まったのか、会場がいっせいに立ち上がって大盛り上がり。私の周りの女性ファンのサイリウムのフリが綺麗に合ってて、その熱気に当てられそう。アイドル追っかけの男性ファンを思わせたが、6人の歌とダンスは“うた☆プリ”のノリだ。私もつい「オレンジ」のフリをしてしまったw。
ヒデは『道化の瞳』以来。3Peace☆Loversでユニットデビューを告知。のびやかでイイ歌声だよね。「ありがとう」コールをしている間に、私はお手洗いタイム。
ハニエルは昨秋以来か。アコースティックな曲だと会場を座らせてくれる。新曲も披露。KYOHEIとMITSUAKIのハーモニーが綺麗。みっちゃんの顔を眺めながら、お兄さんとは今年何度も会ったなと思った。
伝説のメンタメ学園。
コウスケが先生なので「どこ?どこ?」と生徒に言われる。テンション高い井出なんちゃら。台本通りだけど、台本ムシしたり。転校生の学ラン和樹キター! 女性に花を渡して告白のお題。イデタクが女性役w。ヒデはノーマルに。キョウちゃんは耳元で「好きだよ」と囁き、イデタクがマジにドキドキv。リクルートサッキーはチェルシーの曲を唄いながらコクり、和樹が大ウケw。みっちゃんは普通で、キョウちゃんのほうがイイとイデタク。和樹はまさかの押し倒しで「アイシテル」と囁き、イデタクはメロリンv。ついでにコウスケ先生もやらされ、チェルシーをパクる始末w。出来はどうであれ、台本通りにMITSUAKIと和樹が補習居残り。和樹は学ランを脱いで赤い格子シャツに着替える。
恒例のコラボ。
MITSUAKI&和樹で「君のフレーズ」。ハニエルの曲が好きな和樹はカラオケで“ひとりメンタメ”してて、「ありがとう」と「まなざし」と「がんばれ」はイケルとw。「夢が叶った」と満足な和樹。続いて出てきた少年ハリウッドのKimeruとは初めてじゃないとか小さなやり取り。
少年ハリウッド&イデタク。らっせらっせらっせ!な祭り曲に、掛け声も上がって大盛り上がり。イデタクが「永遠の18歳」と言えば、Kimeruが「僕は17歳」だとw。黒のシースルーに着替えた和樹がセクシーに登場。
JOKER&イデタクのラップ。ライブでもやった「Fire Soul」。
サッキー&ヒデ。大阪メンタメ以来と言う本人たちに、ファンからは「ギャングスタ」以来だと。
大阪でしかやってない、ハニエル&ヒデ&コウスケ&イデタクで「Go⇒Way」。ハニエルの冒頭のエグザイル風ダンス。ヒデとコウスケのダンスがめっちゃキレキレ。でしゃばりにチケットも販売。
和樹&かわい子ちゃん二人&リクルートも参加してラムジの曲。
全員が出揃って、テーマ曲「笑顔のために」。ポッケに手をつっこんだまま歌詞カード見てる幸志に、マイク向けたりと気遣う和樹。会場も手フリで応えてひとつになった。
司会がいないので、和樹が短い挨拶で仕切り、KYOHEIの「ありがとう」で全員が手を繋いでラインナップ。
ノンストップで3時間。出演メンバーに偏りがあり、少年ハリウッドのファンにも圧倒されたが、観易い席を頂いて、メンタメの良さを振り返りまずまず楽しかった。
でもメモリアルブックレットは予約せず。
またメンタメがあるなら、チケット販売は公平にやって欲しいと願う。
青山円劇カウンシル リリオム
2012年5月28日 舞台演劇青山円劇カウンシル#5~true~『リリオム』を観てきた。
円形劇場×演劇をプロデュースする「青山円劇カウンシル」の第5弾。
第1弾の『ウラノス』を観て以来4年ぶりのシリーズだ。
今回は舞台初主演の池松壮亮はじめ、個性的なキャストが集結している。
札つきのワルでろくでなしのリリオムは、妻のユリにも暴言をはき1回だけ暴力をふるってしまう。ユリの妊娠を機に、相棒と強盗を働こうとするも警察に捕まったリリオムは、自らの命を絶ってしまうが…。
ハンガリーの劇作家モルナール・フェレンツによる100年以上前の戯曲で、何度か舞台化や映像化をされたという。
回転木馬がモチーフか。舞台上に置かれた円形の台がぐるぐると周り、出口のない世界観が紡がれる。殺風景なセットが、暗転の度に物が配置されては消えて、ラストは花やテーブルで急に華やぐ。
酒瓶やスープの液体、洗濯物やナイフなど、細部に練りこまれた小物が生活感を漂わせる。
粗暴で高慢なリリオム。一緒にいても不安と心配にさいなまれるユリ。仕事と金でリリオムをつなぎ止めようとするムシュカート。思いを素直に伝えられない不器用な者たちと、彼らを見守るも俯瞰する周りの者たち。
どの登場人物にも感情移入できず、苛立ちと憤りが広がる前半部分であった。
中盤で主人公が突然亡くなってしまう展開に、原作未読の私は少々面食らう。
物語の真骨頂は後半に集結する。長い年月を焼かれたリリオムは1回だけ家族と会える機会を得るが、成長した娘にも不器用にふるまってしまう。
だが、その瞬間こそが家族にとって唯一の団欒であったのだろう。リリオムにとって、贖罪と救いの場でもあったのだろう。“生”の息づかいが繋がれた時、切ない安らぎに包まれるようだった。
池松壮亮は25歳のリリオムを、男っぽく荒々しく演じる。のびのびした身体能力を見せる狂気乱舞ぶりがキュート。美波は楚々とした深みのある表情が美しい。
二人ともメリハリある演技だが、円形劇場を念頭に入れない発声なのか、小さな声や言葉が聞き取れなかった。言葉が耳に入ってこないと、場への興味が薄れてウトウトしそうになる^^;。
カツ舌優れた演技派の銀粉蝶と、基礎が作られた可憐な武田杏香が素晴らしい。二人のおかげで眠らなくて済んだ舞台だ。
来月の円形劇場は、回転木馬ならぬ観覧車だ。
円形劇場×演劇をプロデュースする「青山円劇カウンシル」の第5弾。
第1弾の『ウラノス』を観て以来4年ぶりのシリーズだ。
今回は舞台初主演の池松壮亮はじめ、個性的なキャストが集結している。
札つきのワルでろくでなしのリリオムは、妻のユリにも暴言をはき1回だけ暴力をふるってしまう。ユリの妊娠を機に、相棒と強盗を働こうとするも警察に捕まったリリオムは、自らの命を絶ってしまうが…。
ハンガリーの劇作家モルナール・フェレンツによる100年以上前の戯曲で、何度か舞台化や映像化をされたという。
回転木馬がモチーフか。舞台上に置かれた円形の台がぐるぐると周り、出口のない世界観が紡がれる。殺風景なセットが、暗転の度に物が配置されては消えて、ラストは花やテーブルで急に華やぐ。
酒瓶やスープの液体、洗濯物やナイフなど、細部に練りこまれた小物が生活感を漂わせる。
粗暴で高慢なリリオム。一緒にいても不安と心配にさいなまれるユリ。仕事と金でリリオムをつなぎ止めようとするムシュカート。思いを素直に伝えられない不器用な者たちと、彼らを見守るも俯瞰する周りの者たち。
どの登場人物にも感情移入できず、苛立ちと憤りが広がる前半部分であった。
中盤で主人公が突然亡くなってしまう展開に、原作未読の私は少々面食らう。
物語の真骨頂は後半に集結する。長い年月を焼かれたリリオムは1回だけ家族と会える機会を得るが、成長した娘にも不器用にふるまってしまう。
だが、その瞬間こそが家族にとって唯一の団欒であったのだろう。リリオムにとって、贖罪と救いの場でもあったのだろう。“生”の息づかいが繋がれた時、切ない安らぎに包まれるようだった。
池松壮亮は25歳のリリオムを、男っぽく荒々しく演じる。のびのびした身体能力を見せる狂気乱舞ぶりがキュート。美波は楚々とした深みのある表情が美しい。
二人ともメリハリある演技だが、円形劇場を念頭に入れない発声なのか、小さな声や言葉が聞き取れなかった。言葉が耳に入ってこないと、場への興味が薄れてウトウトしそうになる^^;。
カツ舌優れた演技派の銀粉蝶と、基礎が作られた可憐な武田杏香が素晴らしい。二人のおかげで眠らなくて済んだ舞台だ。
来月の円形劇場は、回転木馬ならぬ観覧車だ。
三国志TK公式朗読CD発売イベント 1回目
2012年5月27日 イベント『三国志TK公式朗読CDシリーズ発売記念イベント』1回目に参加してきた。
放送中の中国ドラマ『三国志 Three Kingdoms』の世界観を、新たに“朗読CD”シリーズで発売した記念イベント。
サイン色紙目当てに趙雲と好きな武将の馬超のCDを買ってアニメイトで整理券を貰ったのが運のツキ。
整理券は当日ランダムに座席券と引き換えだが、後に一般販売するチケットやツアーセットのチケットよりは座席が後ろになることを、みんなその場で知ったようだ^^;。
そのせいか一般分の前方席がすっぽり空いていたり、後ろ20列近辺がぎっしりだったりとまばらな席配分。1階席は半分しか埋まっておらず。これは出演者や内容というより、大宮会場の立地条件が要因かな。
私は10列辺りの通路側でまずまずの観易さ。ところが開演中は客席は真っ暗にされてメモも取り難い。映像撮影もされてたが、まばらな客席は映さず。スクリーンもぼんやりとして見難く、昔なテイストのイベントだった。
出演は、堀内賢雄(諸葛亮孔明)櫻井孝宏(荀?)KENN(趙雲)置鮎龍太郎(周瑜)波多野渉(甘寧)。一部声のみ出演で杉田智和(馬超)。進行は寺川愛美。
オープニングからKENNとオッキーの名前を間違えるなど、進行役がとても頼りない^^;。ドラマでも孔明の声を担当し、CDではストーリーテラーとして
参加した賢雄さんが“三国志マスター”として、イベントの進行と盛り上げ役に徹してくれた。続いてトークショー。
自分が演じた人物紹介&収録時のエピソード。
賢雄さんは自身のキャラを「諸葛亮」と呼ぶが、その声で「お嬢さん」と何度も呼ばれると笑い。弁舌に長けてるが、賢雄さんがやると「真実がない」と(笑)。
“たけのこ”だと櫻井さんは、昔から三国志に興味があって詳しそう。頭が良く説得力のある弁舌。漢字が難しい。
「僕と真逆」だというKENNだが、人気のあるキャラで映像の人もカッコイー。やはり漢字が難しい。賢雄さんにのせられて「ヤリをふる♪3メートルあるよ♪」とテーマソングまで披露(拍手)。
「男に嫉妬?」し、孔明に対しての意識が、最終的にひとつになってしまうと難しそうな役どころのオッキー。
波多野くんの野太いボイスはとても新鮮で、スタッフと一緒に作り上げたという。カワ族で周瑜に出会い変わるが、スズを周渝に取られてしまうと、隣のオッキーと一緒に周×甘の絡みまで(爆笑)。
杉田さんも声でコーナーに参加したが、言ってることが意味不明。すかさずみんなが、本人は三国志好きでダレも杉田に叶わないとフォロー。
肝心のMC寺川さんは予めCDを貰ったのに聞いてないらしく、みんな立ち上がってツッコミw。
キャストが好きな三国志の登場人物。
賢雄さんの2番目は董卓で、あそこまでワルになりたいと。波多野くんは横山光輝マンガに出てきた劉備のお母さんw。オッキーはゲームでやった司馬師。自分がやった趙雲プッシュのKENNは、声の世界であなたの劉備はダレ?と賢雄さんに訊かれ(イイ質問だ〜)、「三ツ矢さん」とつい素直に答えてツッコまれ、慌てて「賢雄さん」と言い直すw。櫻井さんは正史と演義の違いに触れて、曹操が割と好きだと語るが、なだそうそうってw。
人物がドラマではどのように描かれているかについて、スクリーンに映しながら賢雄さんが偏った解説。諸葛亮の“三顧の礼”を、賢雄さんとオッキーがエチュードで再現w。劉備は人間的に素晴らしいと褒める。司馬懿仲達も登場、その息子が司馬師と司馬昭だとオッキー。以上が、賢雄さんオススメの登場人物。ちなみに寺川さんも小喬(周渝の妻)でドラマに参加、実は恐妻だったとオッキー。
諸葛亮孔明の三国志塾。団扇を持って出た賢雄さんが「私は厳しいよ」シェイシェイw。お客さんは授業参観に来ている設定。
三国志あるある。キャラ名のサイコロが登場するが、振らなくてもみんな話せばいいじゃんってことで、次々に飛び出すあるある。KENNの「赤子を投げてる劉備」に笑ったが、最後の寺川さんが「顔が見分けられない」があるある大賞に選ばれ、MCの面目躍如か。
三国志クイズ大会。事前に配布の○×シートでお客さんが答える。景品はサイン入りガイドブックなど。3年前の舞台『Tシャツ三国志』のアフターイベントみたいな雰囲気w。
朗読劇。特別編「天国の英傑たち」パート1。三国志トレードは面白い趣向。諸葛亮の「張飛も関羽も要らない。特に後半!」にウケた(笑)。
抽選会。キャラグッズ。趙雲のヤリがアブない。
エンディング。ひと言ずつ挨拶。三国志をよく知らない人も、今日はこの“キャラ”だけ知っておいて下さいと言う櫻井さんに、いち早くオッキーが自分たちを「このキャラ〜?」とニコニコ反応w。賢雄さんがマジメに挨拶していた。
最後にみんなでお礼をと賢雄さんに仕切りを任せる、最後までヘンなMC寺川さんだった。
約2時間の濃さ。外に出たら、1時間前から2回目の開場時間を待つ人たちが整列。おそらく整理券組だろう。
放送中の中国ドラマ『三国志 Three Kingdoms』の世界観を、新たに“朗読CD”シリーズで発売した記念イベント。
サイン色紙目当てに趙雲と好きな武将の馬超のCDを買ってアニメイトで整理券を貰ったのが運のツキ。
整理券は当日ランダムに座席券と引き換えだが、後に一般販売するチケットやツアーセットのチケットよりは座席が後ろになることを、みんなその場で知ったようだ^^;。
そのせいか一般分の前方席がすっぽり空いていたり、後ろ20列近辺がぎっしりだったりとまばらな席配分。1階席は半分しか埋まっておらず。これは出演者や内容というより、大宮会場の立地条件が要因かな。
私は10列辺りの通路側でまずまずの観易さ。ところが開演中は客席は真っ暗にされてメモも取り難い。映像撮影もされてたが、まばらな客席は映さず。スクリーンもぼんやりとして見難く、昔なテイストのイベントだった。
出演は、堀内賢雄(諸葛亮孔明)櫻井孝宏(荀?)KENN(趙雲)置鮎龍太郎(周瑜)波多野渉(甘寧)。一部声のみ出演で杉田智和(馬超)。進行は寺川愛美。
オープニングからKENNとオッキーの名前を間違えるなど、進行役がとても頼りない^^;。ドラマでも孔明の声を担当し、CDではストーリーテラーとして
参加した賢雄さんが“三国志マスター”として、イベントの進行と盛り上げ役に徹してくれた。続いてトークショー。
自分が演じた人物紹介&収録時のエピソード。
賢雄さんは自身のキャラを「諸葛亮」と呼ぶが、その声で「お嬢さん」と何度も呼ばれると笑い。弁舌に長けてるが、賢雄さんがやると「真実がない」と(笑)。
“たけのこ”だと櫻井さんは、昔から三国志に興味があって詳しそう。頭が良く説得力のある弁舌。漢字が難しい。
「僕と真逆」だというKENNだが、人気のあるキャラで映像の人もカッコイー。やはり漢字が難しい。賢雄さんにのせられて「ヤリをふる♪3メートルあるよ♪」とテーマソングまで披露(拍手)。
「男に嫉妬?」し、孔明に対しての意識が、最終的にひとつになってしまうと難しそうな役どころのオッキー。
波多野くんの野太いボイスはとても新鮮で、スタッフと一緒に作り上げたという。カワ族で周瑜に出会い変わるが、スズを周渝に取られてしまうと、隣のオッキーと一緒に周×甘の絡みまで(爆笑)。
杉田さんも声でコーナーに参加したが、言ってることが意味不明。すかさずみんなが、本人は三国志好きでダレも杉田に叶わないとフォロー。
肝心のMC寺川さんは予めCDを貰ったのに聞いてないらしく、みんな立ち上がってツッコミw。
キャストが好きな三国志の登場人物。
賢雄さんの2番目は董卓で、あそこまでワルになりたいと。波多野くんは横山光輝マンガに出てきた劉備のお母さんw。オッキーはゲームでやった司馬師。自分がやった趙雲プッシュのKENNは、声の世界であなたの劉備はダレ?と賢雄さんに訊かれ(イイ質問だ〜)、「三ツ矢さん」とつい素直に答えてツッコまれ、慌てて「賢雄さん」と言い直すw。櫻井さんは正史と演義の違いに触れて、曹操が割と好きだと語るが、なだそうそうってw。
人物がドラマではどのように描かれているかについて、スクリーンに映しながら賢雄さんが偏った解説。諸葛亮の“三顧の礼”を、賢雄さんとオッキーがエチュードで再現w。劉備は人間的に素晴らしいと褒める。司馬懿仲達も登場、その息子が司馬師と司馬昭だとオッキー。以上が、賢雄さんオススメの登場人物。ちなみに寺川さんも小喬(周渝の妻)でドラマに参加、実は恐妻だったとオッキー。
諸葛亮孔明の三国志塾。団扇を持って出た賢雄さんが「私は厳しいよ」シェイシェイw。お客さんは授業参観に来ている設定。
三国志あるある。キャラ名のサイコロが登場するが、振らなくてもみんな話せばいいじゃんってことで、次々に飛び出すあるある。KENNの「赤子を投げてる劉備」に笑ったが、最後の寺川さんが「顔が見分けられない」があるある大賞に選ばれ、MCの面目躍如か。
三国志クイズ大会。事前に配布の○×シートでお客さんが答える。景品はサイン入りガイドブックなど。3年前の舞台『Tシャツ三国志』のアフターイベントみたいな雰囲気w。
朗読劇。特別編「天国の英傑たち」パート1。三国志トレードは面白い趣向。諸葛亮の「張飛も関羽も要らない。特に後半!」にウケた(笑)。
抽選会。キャラグッズ。趙雲のヤリがアブない。
エンディング。ひと言ずつ挨拶。三国志をよく知らない人も、今日はこの“キャラ”だけ知っておいて下さいと言う櫻井さんに、いち早くオッキーが自分たちを「このキャラ〜?」とニコニコ反応w。賢雄さんがマジメに挨拶していた。
最後にみんなでお礼をと賢雄さんに仕切りを任せる、最後までヘンなMC寺川さんだった。
約2時間の濃さ。外に出たら、1時間前から2回目の開場時間を待つ人たちが整列。おそらく整理券組だろう。
朗読 宮沢賢治が伝えること
2012年5月26日 舞台演劇シス・カンパニー公演 朗読『宮沢賢治が伝えること』を聞いてきた。
未曾有の大震災から1年。
“鎮魂と復興協力への新たな思い”を、宮沢賢治の言葉に託す朗読プロジェクトというのが主催者側の意図らしい。“言葉”の世界に携わる38名の舞台人の組み合わせで、5月9日から6月3日まで計42公演。
基本、朗読は自分の興味のある人の声を聞くものがベストだと思っているので、日時の都合も含めて2公演のみチョイスした。
今回のトリオは、鈴木杏、松坂桃李、段田安則。桃李くんと段田さんは何度か共演してるが、杏さんが出るのはこの回のみである。
朗読演目は共通しており、10編ほどの長短編と短歌、そして「星めぐりの歌」だ。
栗山民也は、宮沢賢治の言葉を“生命”と繋げ、大地や宇宙へと創造させる演出。中村友子のマリンバ演奏が、美しくも透き通った世界観を紡ぎだす。縦長の映像の字幕が小さく読みにくいが、賢治の生誕から永眠まで文字にして映す。朗読演目のタイトルもアップされる。
たくさんの本が積まれた長机に、3人はやや向かい合って座り、思い思いな姿勢で読み進めていく。
声優のドラマCDで既にお馴染みの「注文の多い料理店」、昔教科書で読んだ「よだかの星」、「永訣の朝」「雨ニモマケズ」「ポラーノの広場より」が印象深かった。
短歌は3人が別々のものを読むが、長編ものは3人がドラマ仕立てで進行。セリフ部分は得意分野だろうが、ナレーションが重要な役割で、これが明瞭に聞くほうに伝わらないと物語のテイストが薄れてしまう。
桃李くんの朗読を聴くのは初めてだ。「注文」では野太い声でコミカルに台詞を発して役作り。「よだか」では長いナレーションが続き、末尾の声が沈んでやや聞き取り難い。声もいいし誠実な雰囲気なので良いが、もっと腹から声を出して貰いたい。「雨ニモ」はひとりでの朗読だが、馴染んだ詩なのか、声に力が入って芯の強さが現れて一番良い出来だった。
杏さんは演技経験が豊富なためか、やはり発声がキビキビして耳に心地よい。「注文」のナレーションはたおやかに読み、一転「よだか」では男の子らしい逞しさを表現し、声優としても幅広い芝居を発揮。賢治が妹をうたった「永訣の朝」では、自分の妹のことも思い出されたのか、気持ちを込めるあまり立ち上がるほどの迫真の声で、表情にも哀しみが宿っていた。杏さんらしい生々しい言葉と力量に胸を打たれた。
段田さんはさすがに存分の経験者。まろやかでクールな声と表情で、聞く方に伝わりやすい言葉と調子で、実に朗読らしい朗読の本髄を見せてくれる。桃李くんとの掛け合い、杏さんとの掛け合いも自然で良かった。
最後の「報告」は同じフレーズを三者三様で喋るが、桃李くんが感情的に、杏さんが凛とした感じで、段田さんが淡々と発し、全く趣が違うのが面白かった。
3人の個性と経験がステキな化学反応をおこしてくれたかもしれない。段田さんとは今度は『温室』で再見。
チケット代から上演は90分位なのかと思ったら1時間! 演目的にもちょっと物足りないだろうか。
30日は堤さんが桃李くんのパートかな。また違った趣に期待したい。
未曾有の大震災から1年。
“鎮魂と復興協力への新たな思い”を、宮沢賢治の言葉に託す朗読プロジェクトというのが主催者側の意図らしい。“言葉”の世界に携わる38名の舞台人の組み合わせで、5月9日から6月3日まで計42公演。
基本、朗読は自分の興味のある人の声を聞くものがベストだと思っているので、日時の都合も含めて2公演のみチョイスした。
今回のトリオは、鈴木杏、松坂桃李、段田安則。桃李くんと段田さんは何度か共演してるが、杏さんが出るのはこの回のみである。
朗読演目は共通しており、10編ほどの長短編と短歌、そして「星めぐりの歌」だ。
栗山民也は、宮沢賢治の言葉を“生命”と繋げ、大地や宇宙へと創造させる演出。中村友子のマリンバ演奏が、美しくも透き通った世界観を紡ぎだす。縦長の映像の字幕が小さく読みにくいが、賢治の生誕から永眠まで文字にして映す。朗読演目のタイトルもアップされる。
たくさんの本が積まれた長机に、3人はやや向かい合って座り、思い思いな姿勢で読み進めていく。
声優のドラマCDで既にお馴染みの「注文の多い料理店」、昔教科書で読んだ「よだかの星」、「永訣の朝」「雨ニモマケズ」「ポラーノの広場より」が印象深かった。
短歌は3人が別々のものを読むが、長編ものは3人がドラマ仕立てで進行。セリフ部分は得意分野だろうが、ナレーションが重要な役割で、これが明瞭に聞くほうに伝わらないと物語のテイストが薄れてしまう。
桃李くんの朗読を聴くのは初めてだ。「注文」では野太い声でコミカルに台詞を発して役作り。「よだか」では長いナレーションが続き、末尾の声が沈んでやや聞き取り難い。声もいいし誠実な雰囲気なので良いが、もっと腹から声を出して貰いたい。「雨ニモ」はひとりでの朗読だが、馴染んだ詩なのか、声に力が入って芯の強さが現れて一番良い出来だった。
杏さんは演技経験が豊富なためか、やはり発声がキビキビして耳に心地よい。「注文」のナレーションはたおやかに読み、一転「よだか」では男の子らしい逞しさを表現し、声優としても幅広い芝居を発揮。賢治が妹をうたった「永訣の朝」では、自分の妹のことも思い出されたのか、気持ちを込めるあまり立ち上がるほどの迫真の声で、表情にも哀しみが宿っていた。杏さんらしい生々しい言葉と力量に胸を打たれた。
段田さんはさすがに存分の経験者。まろやかでクールな声と表情で、聞く方に伝わりやすい言葉と調子で、実に朗読らしい朗読の本髄を見せてくれる。桃李くんとの掛け合い、杏さんとの掛け合いも自然で良かった。
最後の「報告」は同じフレーズを三者三様で喋るが、桃李くんが感情的に、杏さんが凛とした感じで、段田さんが淡々と発し、全く趣が違うのが面白かった。
3人の個性と経験がステキな化学反応をおこしてくれたかもしれない。段田さんとは今度は『温室』で再見。
チケット代から上演は90分位なのかと思ったら1時間! 演目的にもちょっと物足りないだろうか。
30日は堤さんが桃李くんのパートかな。また違った趣に期待したい。
地上最大の手塚治虫展
2012年5月26日 イベント無料招待券があったので、『地上最大の手塚治虫』展へ行ってきた。
世田谷文学館では、かつて美内すずえ先生の作品展があって(サイン会もあった)とても見応えがあった。
本展は手塚作品をスタンダード文学として捉え、手塚治虫のにターゲットを絞った展示会になっている。
展示会タイトルは『鉄腕アトム』の「地上最大のロボット」より(プルートウ&アトムのことだろう)。タイトルにそぐわず、初心者でも分かり易い、一風変わった面白い内容になっていた。
コーナーは5つに分かれ、様々な形で手塚作品と出会える。
LESSON 1「ぼくはマンガ家」
LESSON 2「手塚治虫 その時代」
LESSON 3「スターシステム 愛すべきキャラクターたち」
LESSON 4「ストーリーマンガを読む力は生きる力」
LESSON 5「手塚治虫を読んでみよう!」
手塚先生が小3の時(1937年)描いた最初のマンガ作品「ピンポン生(セイ)チャン」肉筆本や、17歳(1946年)デビュー作の4コママンガ「マアチャンの日記帳」スクラップまで展示。
年表によると、先生が大阪大学医学専門部に入学したのは終戦間際の7月であった(放送中の『梅ちゃん先生』が終戦後に入学したのとつい比べちゃう)。
メインからチョイまで、キャラクターに重点を置いているのもポイント。『ブラック・ジャック』に何度も出てくる女優サファイアや、隠れた名優ヒョウタンツギまで原稿と共にとりあげる。昔から惹かれていたグラサンの美青年ロック・ホームは、見れば見るほど、元祖BLの攻めキャラだなと思うw。
三次元の展示物も充実。“メスとそれを包むカルシウムの殻”が、ブラック・ジャックの腹にずっとあったのかと思うとゾクゾクする(「ときには真珠のように」から)。
宝塚市で育ち宝塚に影響を受けた先生。文学や演劇を扱い、劇中劇も出てくる『七色インコ』が興味深い。
展示会の後で宮沢賢治の朗読を聞きに行くつもりだが、賢治の童話『やまなし』を描いた原稿も展示。上段と下段で別々の物語が紡がれ、時に合致させる内容で、フシギな感覚に包まれた。
手塚治虫Mマガジンの映像コーナー。“Mマガジン”とはセリフ、効果音、動きがついた、新しい“動くマンガ”のこと。音響制作はスタジオマウスで、マウスプロの声優さんを多数起用しているようだ。アトム「地上最強のロボット」のプルートウとブラック・ジャックの声は大塚明夫。火の鳥「鳳凰編その壱」の我王の声は大川透。どろろ「第10章」の百鬼丸は小野大輔。「安達が原」は加藤将之と谷育子。
前から見知っていたり読んだりした作品もまた読み直したいと思った。今まで知らなかった作品もぜひ読んでみたいと思った。
そんな読者のために、ラストは手塚治虫のコミック全集で溢れる読書コーナー。一週間ずっと読みふけっても、とても消化できない分量。時間と空間が欲しいと切に思った。
入口のアトムとサファイア、出口のブラック・ジャックの三点の等身大置物は撮影オッケー。
キャラクター名前当てクイズも実施中。7番が手強くて、ヒントを頂いてコミックを見て思い出した。賞品はポスカ。
ロビー物販。コミックの他、パンフやクリアファイルやポスカ、カップなどグッズも充実。
7/1まで開催中。
世田谷文学館では、かつて美内すずえ先生の作品展があって(サイン会もあった)とても見応えがあった。
本展は手塚作品をスタンダード文学として捉え、手塚治虫のにターゲットを絞った展示会になっている。
展示会タイトルは『鉄腕アトム』の「地上最大のロボット」より(プルートウ&アトムのことだろう)。タイトルにそぐわず、初心者でも分かり易い、一風変わった面白い内容になっていた。
コーナーは5つに分かれ、様々な形で手塚作品と出会える。
LESSON 1「ぼくはマンガ家」
LESSON 2「手塚治虫 その時代」
LESSON 3「スターシステム 愛すべきキャラクターたち」
LESSON 4「ストーリーマンガを読む力は生きる力」
LESSON 5「手塚治虫を読んでみよう!」
手塚先生が小3の時(1937年)描いた最初のマンガ作品「ピンポン生(セイ)チャン」肉筆本や、17歳(1946年)デビュー作の4コママンガ「マアチャンの日記帳」スクラップまで展示。
年表によると、先生が大阪大学医学専門部に入学したのは終戦間際の7月であった(放送中の『梅ちゃん先生』が終戦後に入学したのとつい比べちゃう)。
メインからチョイまで、キャラクターに重点を置いているのもポイント。『ブラック・ジャック』に何度も出てくる女優サファイアや、隠れた名優ヒョウタンツギまで原稿と共にとりあげる。昔から惹かれていたグラサンの美青年ロック・ホームは、見れば見るほど、元祖BLの攻めキャラだなと思うw。
三次元の展示物も充実。“メスとそれを包むカルシウムの殻”が、ブラック・ジャックの腹にずっとあったのかと思うとゾクゾクする(「ときには真珠のように」から)。
宝塚市で育ち宝塚に影響を受けた先生。文学や演劇を扱い、劇中劇も出てくる『七色インコ』が興味深い。
展示会の後で宮沢賢治の朗読を聞きに行くつもりだが、賢治の童話『やまなし』を描いた原稿も展示。上段と下段で別々の物語が紡がれ、時に合致させる内容で、フシギな感覚に包まれた。
手塚治虫Mマガジンの映像コーナー。“Mマガジン”とはセリフ、効果音、動きがついた、新しい“動くマンガ”のこと。音響制作はスタジオマウスで、マウスプロの声優さんを多数起用しているようだ。アトム「地上最強のロボット」のプルートウとブラック・ジャックの声は大塚明夫。火の鳥「鳳凰編その壱」の我王の声は大川透。どろろ「第10章」の百鬼丸は小野大輔。「安達が原」は加藤将之と谷育子。
前から見知っていたり読んだりした作品もまた読み直したいと思った。今まで知らなかった作品もぜひ読んでみたいと思った。
そんな読者のために、ラストは手塚治虫のコミック全集で溢れる読書コーナー。一週間ずっと読みふけっても、とても消化できない分量。時間と空間が欲しいと切に思った。
入口のアトムとサファイア、出口のブラック・ジャックの三点の等身大置物は撮影オッケー。
キャラクター名前当てクイズも実施中。7番が手強くて、ヒントを頂いてコミックを見て思い出した。賞品はポスカ。
ロビー物販。コミックの他、パンフやクリアファイルやポスカ、カップなどグッズも充実。
7/1まで開催中。
舞台 ロミオ&ジュリエット 2回目
2012年5月25日 舞台演劇舞台『ロミオ&ジュリエット』の2回目を観てきた。
初見ほどの大きな興奮はない。驚くほどに俯瞰的に観てしまう。
演劇の醍醐味かもしれないが、逆にいえば、作品の世界観にのめり込めないのだ。だから、ジンとくる切なさや面白味は感じにくい。何か舞台と客席との間に壁があるようにも思う。
昨年のミュージカル版では、それを取り払ったのが歌やダンス。テーマ曲のひとつ「世界の王」といい、作品のムードにどっぷりと浸れたものだ。
シェイスクスピアの言葉を味わう妙はあれど、ストレート芝居の平坦さを知ることとなった。
東京千秋楽を前に疲れが出たのか、佐藤健の台詞はややキレがなく、何箇所か聞き取り難い部分があった。
ベンヴォーリオの尾上寛之は、見た目がハデじゃないせいか、存在感がおとなしく頼りない。モンタギューの4人が仮面をカブって踊る場面は、ベンヴォーリオが一番慣れてない感があった。
仮面舞踏会の仮面は、稽古中の写真では普通の白いものなのに、本番ではなぜ“鬼”の仮面なのだろう? 鬼の上部分を模したヴィジュアルなので、健が被ると、モモタロス・ハーフを被った良太郎を思わず連想してしまいそうだw。バックの大きな“鬼”も怒ったモモに見えるw。ジュリエットが背に白い羽だから、ジークを模したようにも見えてねw。
若者たちの関係はやはり大雑把に見える。両家に確執があるのは置いといて、前フリがないままで、ティボルトがなぜあんなにロミオを憎み「アクマ」とまで罵るのか、どうしても理解できない。ジュリエットとティボルトの絡みもないので、彼女がティボルトにどんな思いを抱いていたのかさえ分からない。ロミオとベンヴォーリオの友情も薄っぺらく見えた。若者たちに仲間同士の信頼関係が伝わってこないのだ。
この舞台のジュリエットは情熱的で実に現代っ子。でも自分の娘を「我がまま」で「できそこない」と言い放つ父親は何と残酷な男だろう。この作品で一番の悪役となったのが、このキャピュレットだったんだろうと思う。人間の業を生々しく演じた長谷川初範さんはさすがの演技派だろう。
白っぽい衣装が、腹からの血をより鮮明に映していた。霊廟の暗さからか、黒い服装の彼からは血が見えなかったが、流していたのだろうか。
みんなよくナイフを持っているが、護身用としても多すぎてデンジャラス。しかも性急にすぐナイフを振り出して向かって来るのだからたまらない。ヴェローナはイカれてる街としか思えない^^;。
カテコ1回目の時、橋本さとしとキムラ緑子が手を繋いで出てきて、ロミジュリよりもアツアツな感じw。
2回目には前方スタオベ、3回目でも全体的にスタオベは多くなかった。前方に笑顔で手を振っていた健くんとさとみさん。最後に両脇に立って爽やかに座長の締めを務めていた。
本場だけでなく宝塚でも『ロミオ&ジュリエット』上演。
でもロミジュリはそろそろ飽きてきた^^;。
初見ほどの大きな興奮はない。驚くほどに俯瞰的に観てしまう。
演劇の醍醐味かもしれないが、逆にいえば、作品の世界観にのめり込めないのだ。だから、ジンとくる切なさや面白味は感じにくい。何か舞台と客席との間に壁があるようにも思う。
昨年のミュージカル版では、それを取り払ったのが歌やダンス。テーマ曲のひとつ「世界の王」といい、作品のムードにどっぷりと浸れたものだ。
シェイスクスピアの言葉を味わう妙はあれど、ストレート芝居の平坦さを知ることとなった。
東京千秋楽を前に疲れが出たのか、佐藤健の台詞はややキレがなく、何箇所か聞き取り難い部分があった。
ベンヴォーリオの尾上寛之は、見た目がハデじゃないせいか、存在感がおとなしく頼りない。モンタギューの4人が仮面をカブって踊る場面は、ベンヴォーリオが一番慣れてない感があった。
仮面舞踏会の仮面は、稽古中の写真では普通の白いものなのに、本番ではなぜ“鬼”の仮面なのだろう? 鬼の上部分を模したヴィジュアルなので、健が被ると、モモタロス・ハーフを被った良太郎を思わず連想してしまいそうだw。バックの大きな“鬼”も怒ったモモに見えるw。ジュリエットが背に白い羽だから、ジークを模したようにも見えてねw。
若者たちの関係はやはり大雑把に見える。両家に確執があるのは置いといて、前フリがないままで、ティボルトがなぜあんなにロミオを憎み「アクマ」とまで罵るのか、どうしても理解できない。ジュリエットとティボルトの絡みもないので、彼女がティボルトにどんな思いを抱いていたのかさえ分からない。ロミオとベンヴォーリオの友情も薄っぺらく見えた。若者たちに仲間同士の信頼関係が伝わってこないのだ。
この舞台のジュリエットは情熱的で実に現代っ子。でも自分の娘を「我がまま」で「できそこない」と言い放つ父親は何と残酷な男だろう。この作品で一番の悪役となったのが、このキャピュレットだったんだろうと思う。人間の業を生々しく演じた長谷川初範さんはさすがの演技派だろう。
白っぽい衣装が、腹からの血をより鮮明に映していた。霊廟の暗さからか、黒い服装の彼からは血が見えなかったが、流していたのだろうか。
みんなよくナイフを持っているが、護身用としても多すぎてデンジャラス。しかも性急にすぐナイフを振り出して向かって来るのだからたまらない。ヴェローナはイカれてる街としか思えない^^;。
カテコ1回目の時、橋本さとしとキムラ緑子が手を繋いで出てきて、ロミジュリよりもアツアツな感じw。
2回目には前方スタオベ、3回目でも全体的にスタオベは多くなかった。前方に笑顔で手を振っていた健くんとさとみさん。最後に両脇に立って爽やかに座長の締めを務めていた。
本場だけでなく宝塚でも『ロミオ&ジュリエット』上演。
でもロミジュリはそろそろ飽きてきた^^;。
Action Vol.4 逆境ナインSP 昼
2012年5月25日 イベント即興芝居イベント『Action Vol.4~逆境ナインSP~』昼の部に行ってきた。
突然ブログに発表されてチケット取りが遅くなったが、前方席は取れた。
お目当てが夜ではなく昼なので良かった。客席は3分の2ぐらいの人だかりw。
即興芝居エンターテイメント「Action!」はお初。
事前に役者に言って欲しい「セリフ」をお客さんが書き、役者が箱から「セリフ」を引いて、創作劇のスタート。役者が劇中でその「セリフ」を言い、舞台を止めないことが使命だ。
今回の出演は、来月に迫った舞台『逆境ナイン』のキャストたち。
昼は、柄谷吾史、伊﨑央登、市道真央、土佐和成、飯泉学、鳥越裕貴。紅一点の真央さんが飛び入りな感じで、“ゴーカイイエロー”だと何度もMCから言われる。この中で土佐さんだけは初見かな。関西出身が5人も! 舞台稽古も大詰めの中、吉谷氏のキツキツの演出についてついブーイングもw。
MCはお笑い芸人の井川修司(イワイガワ)。盛り上げ役なのでテンション高いが、少々くどくて煩いかな^^;。
ルール説明で新たなルールやシバリが判明。毎回テーマとシチュエーションはランダムに出される。役者6人が引いた6種類の「セリフ」は誰が言ってもオッケー。舞台上の衣装や小道具は自由に使ってオッケー。Thinking Timeが短いっ。役者同士の事前打ち合わせはNG。
「プロとして演じていただきます」と役者にプレッシャーを与え、観客には「皆さんと一緒に作る舞台」だと拍手や歓声を要求するMC。
舞台上には2台のモニターを設置。選ばれたセリフをスタッフが手打ちで見せて、劇中で言われるごとに線が引かれ、見事6セリフが言われると「クリア」となって、観てる側にも分かり易い。
Action 1. シチュエーション「9回ウラ」テーマ「劇的」
学や裕貴ら若いモンがリードして野球設定にしたが、バッターこ~い、ピッチャーこ~いで、最初のうちはグダグダ。みんなの頭の構想がグチャグチャ。柄さんは裏側で何か練っててなかなか出てこない。裕貴が勝手にスパイと幽霊設定。ついに柄さんピッチャー役で、央登、土佐さんをアウトにし、次に出てきたのが真央。そこへ…。思いっきりがイイ真央と、小ネタの裕貴。
Action 2. 「友達の結婚式」「意外な結末」
「Aの3」と言う央登は、披露宴にあまり出たことないねw。「吉谷の結婚式」と柄さんw。またも出る吉谷氏の話題w。スピーチ中に突如倒れる柄さんは退場したいのか? 追いかけようとする真央さんを土佐さんがはけさせないw。裕貴が突然「ひさちゃん!」ラブで、柄さんとの二股w。セリフは殆ど裕貴が喋った。
Aciton 3. 「本番前の稽古場」「ラブストーリー」
セリフ選んだ時から笑う柄さんが舌出して「てへぺろ」がカワイイ。劇中は真央さんが言ってカワイイ。本番前からカラーのマスクを仕込む学。みんな頭からスッポリ被り、イエローを選んだ真央さんも裏で被って登場。柄さんクールなブルー、裕貴が熱血レッドで、5人で「コスモ戦隊」ポージング決まる!監督も入らせて別キャラを。「ずっと好きだったんだ」と柄さんは真央でなく土佐監督へ。さっきに続いて、またもボーイズラブネタだったw。
即興芝居をやる前は、全員初挑戦だとみんなドキンチョーでソワソワ。
終わった後は、みんなグッタリ。夜公演もある央登が一番大変そう。
芝居の中で、開脚していた裕貴がめっちゃ体が柔らかかったが、オッサンの柄さんの開脚もなかなか柔らか。でも後で腰をポンポンw。
役者の色々な素顔も見れたり、時おり進行にヤキモキさせたりと、そこそこ面白くはあった。
Actionごとにベストセリフ賞も選ばれサイン色紙をプレゼント。他抽選で2名にも色紙の賞品。男性には真央さんがわざわざ客席に降りて手渡し。笑顔の真央さんがカワイイ。女性は柄さん指名ばかり。
私も頑張って書いたが、結局、箱から引かれなかったので残念。せめて最後に、箱に残ったセリフを全部サラリとでも読んでくれたら気分よかったのにね。中途半端に観客参加型のイベントであった^^;。
役者が其々の役柄と告知。
柄さんは楽の次の日にタイソンさんと企みがあるそう。裕貴は11月に何かあるそうだが、そろそろテニミュに来るとみた!(笑)青学二代目なら菊丸あたりかなw。
『逆境ナイン』はチケットがイマイチなのか、トークショーに加えゲストも登場。初日は噂のカンボジア人w。近場だし3公演観る予定。
突然ブログに発表されてチケット取りが遅くなったが、前方席は取れた。
お目当てが夜ではなく昼なので良かった。客席は3分の2ぐらいの人だかりw。
即興芝居エンターテイメント「Action!」はお初。
事前に役者に言って欲しい「セリフ」をお客さんが書き、役者が箱から「セリフ」を引いて、創作劇のスタート。役者が劇中でその「セリフ」を言い、舞台を止めないことが使命だ。
今回の出演は、来月に迫った舞台『逆境ナイン』のキャストたち。
昼は、柄谷吾史、伊﨑央登、市道真央、土佐和成、飯泉学、鳥越裕貴。紅一点の真央さんが飛び入りな感じで、“ゴーカイイエロー”だと何度もMCから言われる。この中で土佐さんだけは初見かな。関西出身が5人も! 舞台稽古も大詰めの中、吉谷氏のキツキツの演出についてついブーイングもw。
MCはお笑い芸人の井川修司(イワイガワ)。盛り上げ役なのでテンション高いが、少々くどくて煩いかな^^;。
ルール説明で新たなルールやシバリが判明。毎回テーマとシチュエーションはランダムに出される。役者6人が引いた6種類の「セリフ」は誰が言ってもオッケー。舞台上の衣装や小道具は自由に使ってオッケー。Thinking Timeが短いっ。役者同士の事前打ち合わせはNG。
「プロとして演じていただきます」と役者にプレッシャーを与え、観客には「皆さんと一緒に作る舞台」だと拍手や歓声を要求するMC。
舞台上には2台のモニターを設置。選ばれたセリフをスタッフが手打ちで見せて、劇中で言われるごとに線が引かれ、見事6セリフが言われると「クリア」となって、観てる側にも分かり易い。
Action 1. シチュエーション「9回ウラ」テーマ「劇的」
学や裕貴ら若いモンがリードして野球設定にしたが、バッターこ~い、ピッチャーこ~いで、最初のうちはグダグダ。みんなの頭の構想がグチャグチャ。柄さんは裏側で何か練っててなかなか出てこない。裕貴が勝手にスパイと幽霊設定。ついに柄さんピッチャー役で、央登、土佐さんをアウトにし、次に出てきたのが真央。そこへ…。思いっきりがイイ真央と、小ネタの裕貴。
Action 2. 「友達の結婚式」「意外な結末」
「Aの3」と言う央登は、披露宴にあまり出たことないねw。「吉谷の結婚式」と柄さんw。またも出る吉谷氏の話題w。スピーチ中に突如倒れる柄さんは退場したいのか? 追いかけようとする真央さんを土佐さんがはけさせないw。裕貴が突然「ひさちゃん!」ラブで、柄さんとの二股w。セリフは殆ど裕貴が喋った。
Aciton 3. 「本番前の稽古場」「ラブストーリー」
セリフ選んだ時から笑う柄さんが舌出して「てへぺろ」がカワイイ。劇中は真央さんが言ってカワイイ。本番前からカラーのマスクを仕込む学。みんな頭からスッポリ被り、イエローを選んだ真央さんも裏で被って登場。柄さんクールなブルー、裕貴が熱血レッドで、5人で「コスモ戦隊」ポージング決まる!監督も入らせて別キャラを。「ずっと好きだったんだ」と柄さんは真央でなく土佐監督へ。さっきに続いて、またもボーイズラブネタだったw。
即興芝居をやる前は、全員初挑戦だとみんなドキンチョーでソワソワ。
終わった後は、みんなグッタリ。夜公演もある央登が一番大変そう。
芝居の中で、開脚していた裕貴がめっちゃ体が柔らかかったが、オッサンの柄さんの開脚もなかなか柔らか。でも後で腰をポンポンw。
役者の色々な素顔も見れたり、時おり進行にヤキモキさせたりと、そこそこ面白くはあった。
Actionごとにベストセリフ賞も選ばれサイン色紙をプレゼント。他抽選で2名にも色紙の賞品。男性には真央さんがわざわざ客席に降りて手渡し。笑顔の真央さんがカワイイ。女性は柄さん指名ばかり。
私も頑張って書いたが、結局、箱から引かれなかったので残念。せめて最後に、箱に残ったセリフを全部サラリとでも読んでくれたら気分よかったのにね。中途半端に観客参加型のイベントであった^^;。
役者が其々の役柄と告知。
柄さんは楽の次の日にタイソンさんと企みがあるそう。裕貴は11月に何かあるそうだが、そろそろテニミュに来るとみた!(笑)青学二代目なら菊丸あたりかなw。
『逆境ナイン』はチケットがイマイチなのか、トークショーに加えゲストも登場。初日は噂のカンボジア人w。近場だし3公演観る予定。
舞台 シダの群れ 純情巡礼編 二回目
2012年5月23日 舞台演劇 コメント (3)舞台『シダの群れ 純情巡礼編』の二回目を観てきた。
ハジキの音が鳴るタイミングも掴んだし、思ったよりもドギマギせずに冷静に観られた。
でもこういう任侠ものは、映画やテレビでやったほうがいいんじゃないかと思う。役者を間近で拝める楽しさはあるが、舞台でわざわざやる作品ではないような気もする。
村治佳織のギター生演奏を耳にする価値はあるだろう。
先ほど観た映画『ダーク・シャドウ』と似た様相だなと思った。
ネタ的にクスリとさせる箇所はあるが、特に面白いというわけでもない。愛憎の深さや絆の重さもストレートには伝わらず、感動させる程のイイ話でもない。登場人物はみんな何かに流されているような曖昧さがあり、生き生きとした活力がない。
それが作者の狙いでもあるのだろうが、中途半端で微妙なテイスト、観た後もスッキリしない苦味が残った。
私にとっては、映像などで活躍中の俳優を観ることが目的。
“イタリアの干物女”の映画予告で見たばかりの松雪泰子は、スレンダーな体と足元ばかりに注目。小池徹平は頑張っているが、台詞がたまに聞き取り難い。太賀のほうがしっかりした芝居をする。倉科カナのフワリとした衣装は好みだが、彼女の印象は前半と後半でガラリと変わる。
荒川良々が演じる役者は、なぜ“片目忍”という芸名なんだろうか。清水優がイケメンで、役者のマネが似ていたw。
風間壮夫はシリアスとコミカルのメリハリある芝居が素晴らしく、抜群の存在感に圧倒される。
“カミオ”とか“タカヒロ”とか、舞台に登場しない人物の名が頻繁に飛び交うので、彼らのビジュアルは想像するしかないのが辛い。
「教会に行くの」と弾んでた看護婦は、水野と待ち合わせしていたのだろうか。水野は彼女に自分を発見して貰いたいと願ったのだろうか。
「俺は利用されてなんかいねえ!」と叫んだ堤真一の声が幼い感じに思えた。40代なのに二十歳の若者にも見える役者は、堤さんぐらいかもしれないw。実際、坂本は周りの人に思いっきり利用されていたんだが、自分で認めたくない男の弱さや未熟さがある。結局、坂本は何もかも失ってしまったんだろう。
前方通路側席なので、表情や僅かな動きが目に入る上、役者の通りがあって実に美味しかった。矢嶋組のヤクザ三人が通った時はちょい緊張してしまったが、吉崎が走り込んで来た時は臨場感を伴った。
堤さんは舞台前に寄った芝居も何度かあり、声が溶け込み目線が流れてときめく。客席降りの堤さんが隣を通った時はドキドキしたv。
カテコは3回。3回目にしてようやく笑みがこぼれた堤さんたち。お隣の風間さんと目を合わせて微笑み、姿勢よくお辞儀をしていた。
通路を挟んだブロックの後方で、男性の咳がわざとらしくて煩かった。どんな人かと思ったら、ハデなシャツを着た強面の中年で、本物のヤーさんに見えたw。
30日は堤さん&風間さん&京香さんによる宮沢賢治の朗読があり。
1ヶ月に3回も堤さん(&風間さん)を拝めるのは嬉しいかぎりv。
ハジキの音が鳴るタイミングも掴んだし、思ったよりもドギマギせずに冷静に観られた。
でもこういう任侠ものは、映画やテレビでやったほうがいいんじゃないかと思う。役者を間近で拝める楽しさはあるが、舞台でわざわざやる作品ではないような気もする。
村治佳織のギター生演奏を耳にする価値はあるだろう。
先ほど観た映画『ダーク・シャドウ』と似た様相だなと思った。
ネタ的にクスリとさせる箇所はあるが、特に面白いというわけでもない。愛憎の深さや絆の重さもストレートには伝わらず、感動させる程のイイ話でもない。登場人物はみんな何かに流されているような曖昧さがあり、生き生きとした活力がない。
それが作者の狙いでもあるのだろうが、中途半端で微妙なテイスト、観た後もスッキリしない苦味が残った。
私にとっては、映像などで活躍中の俳優を観ることが目的。
“イタリアの干物女”の映画予告で見たばかりの松雪泰子は、スレンダーな体と足元ばかりに注目。小池徹平は頑張っているが、台詞がたまに聞き取り難い。太賀のほうがしっかりした芝居をする。倉科カナのフワリとした衣装は好みだが、彼女の印象は前半と後半でガラリと変わる。
荒川良々が演じる役者は、なぜ“片目忍”という芸名なんだろうか。清水優がイケメンで、役者のマネが似ていたw。
風間壮夫はシリアスとコミカルのメリハリある芝居が素晴らしく、抜群の存在感に圧倒される。
“カミオ”とか“タカヒロ”とか、舞台に登場しない人物の名が頻繁に飛び交うので、彼らのビジュアルは想像するしかないのが辛い。
「教会に行くの」と弾んでた看護婦は、水野と待ち合わせしていたのだろうか。水野は彼女に自分を発見して貰いたいと願ったのだろうか。
「俺は利用されてなんかいねえ!」と叫んだ堤真一の声が幼い感じに思えた。40代なのに二十歳の若者にも見える役者は、堤さんぐらいかもしれないw。実際、坂本は周りの人に思いっきり利用されていたんだが、自分で認めたくない男の弱さや未熟さがある。結局、坂本は何もかも失ってしまったんだろう。
前方通路側席なので、表情や僅かな動きが目に入る上、役者の通りがあって実に美味しかった。矢嶋組のヤクザ三人が通った時はちょい緊張してしまったが、吉崎が走り込んで来た時は臨場感を伴った。
堤さんは舞台前に寄った芝居も何度かあり、声が溶け込み目線が流れてときめく。客席降りの堤さんが隣を通った時はドキドキしたv。
カテコは3回。3回目にしてようやく笑みがこぼれた堤さんたち。お隣の風間さんと目を合わせて微笑み、姿勢よくお辞儀をしていた。
通路を挟んだブロックの後方で、男性の咳がわざとらしくて煩かった。どんな人かと思ったら、ハデなシャツを着た強面の中年で、本物のヤーさんに見えたw。
30日は堤さん&風間さん&京香さんによる宮沢賢治の朗読があり。
1ヶ月に3回も堤さん(&風間さん)を拝めるのは嬉しいかぎりv。
映画 ダーク・シャドウ 吹替え版
2012年5月23日 映画映画『ダーク・シャドウ』吹替え版を観てきた。
ティム・バートン監督&ジョニー・デップの8度目のタッグ作品。
50年前に放送された人気テレビドラマのリメイク版だそうで、映画も1970年代初期に設定してある。
魔女の愛と呪いによって吸血鬼にされ埋められたバーナバスが200年後に蘇り、今や没落したコリンズ家の末裔に力を貸し、かつて愛した女とそっくりの女性に惹かれるが、魔女の力が再び彼らを襲いくる。
吸血鬼って魔女の魔法の力でなれるんだ、と先ず新しい設定に面食らった。吸血鬼の哀愁と不死をうたったのかと思ったら、魔女の凄まじい怨念(愛と憎しみ)とスゴイ力を見せ付けられただけだった。
現代に蘇った吸血鬼が経験するギャップが面白味のハズだが、既に使い古されたネタであり、殆ど笑えもしない。
冒頭のコリンズ家の栄光とバーナバスの愛と裏切りは駆け足なので、彼の愛情の深さや魔女の嫉妬と憎しみの重さが伝わり難い。バーナバスとヴィクトリアが愛を育んでいく様子もスキップ感がある。
「血は水よりも濃い」が謳い文句だが、ラブ・ストーリーにしては薄味だし、ファミリー・タイズものにしては大雑把。それほど面白くもなく、感動もさせない、中途半端で微妙な作品だった。
ジョニデの白塗りと髪型は慣れると新鮮味はないが、長い指先の動きはとてもセクシー。最初は高圧的だったのが、だんだん懐柔されてしまいそうなのが物足りない。コミカルに見えるが、罪なき人達を残忍に殺していくので、バーナバスというキャラ自体は好きになれない。
アンジェリークの真っ赤なデカイ口が印象的。ヴィクトリアの目や表情が不気味。
結局、吸血鬼と魔女が交わるとこんなにスゴイんだってのを見せたかったのか。色んな意味で子供には見せたくない映画だw。
吹き替え版では「バーナビー」とも呼ばれてたw、平田広明のジョニデが男前かつチャーミング。ナレーションも含めて全編喋っているので、平田さんファンにはたまらない作品だろう。
アンジェリークの深見梨加は色っぽくて力強い。ヴィクトリアの本名陽子は凛としていて可憐。高島雅羅のエリザベスは『デスパレートな妻たち』に出てきそうな雰囲気w。高乃麗のヘレナ・ボナム=カーターは『ハリポタ』に次いでピッタリ。
白石涼子のキャロリンと矢島晶子のデヴィッドは、ある意味、最強の従弟かも。ヒメコ&クレしんだからw。
当時の洋楽が聴き所のひとつ。久しぶりにカーペンターズをテレビで見て(笑)感激、舞台『ア・ソング・フォー・ユー』を思い出しながら「top of the world」のリズムに懐かしく浸れたw。
いっそヴィッキーのリクエストで、全編カーペンターズの音楽にしちゃえばいいのにw。
ラストシーンから40年後を描く続編もできそうな含み。今ならどんなアーティストが出てくるのかな。
ティム・バートン監督&ジョニー・デップの8度目のタッグ作品。
50年前に放送された人気テレビドラマのリメイク版だそうで、映画も1970年代初期に設定してある。
魔女の愛と呪いによって吸血鬼にされ埋められたバーナバスが200年後に蘇り、今や没落したコリンズ家の末裔に力を貸し、かつて愛した女とそっくりの女性に惹かれるが、魔女の力が再び彼らを襲いくる。
吸血鬼って魔女の魔法の力でなれるんだ、と先ず新しい設定に面食らった。吸血鬼の哀愁と不死をうたったのかと思ったら、魔女の凄まじい怨念(愛と憎しみ)とスゴイ力を見せ付けられただけだった。
現代に蘇った吸血鬼が経験するギャップが面白味のハズだが、既に使い古されたネタであり、殆ど笑えもしない。
冒頭のコリンズ家の栄光とバーナバスの愛と裏切りは駆け足なので、彼の愛情の深さや魔女の嫉妬と憎しみの重さが伝わり難い。バーナバスとヴィクトリアが愛を育んでいく様子もスキップ感がある。
「血は水よりも濃い」が謳い文句だが、ラブ・ストーリーにしては薄味だし、ファミリー・タイズものにしては大雑把。それほど面白くもなく、感動もさせない、中途半端で微妙な作品だった。
ジョニデの白塗りと髪型は慣れると新鮮味はないが、長い指先の動きはとてもセクシー。最初は高圧的だったのが、だんだん懐柔されてしまいそうなのが物足りない。コミカルに見えるが、罪なき人達を残忍に殺していくので、バーナバスというキャラ自体は好きになれない。
アンジェリークの真っ赤なデカイ口が印象的。ヴィクトリアの目や表情が不気味。
結局、吸血鬼と魔女が交わるとこんなにスゴイんだってのを見せたかったのか。色んな意味で子供には見せたくない映画だw。
吹き替え版では「バーナビー」とも呼ばれてたw、平田広明のジョニデが男前かつチャーミング。ナレーションも含めて全編喋っているので、平田さんファンにはたまらない作品だろう。
アンジェリークの深見梨加は色っぽくて力強い。ヴィクトリアの本名陽子は凛としていて可憐。高島雅羅のエリザベスは『デスパレートな妻たち』に出てきそうな雰囲気w。高乃麗のヘレナ・ボナム=カーターは『ハリポタ』に次いでピッタリ。
白石涼子のキャロリンと矢島晶子のデヴィッドは、ある意味、最強の従弟かも。ヒメコ&クレしんだからw。
当時の洋楽が聴き所のひとつ。久しぶりにカーペンターズをテレビで見て(笑)感激、舞台『ア・ソング・フォー・ユー』を思い出しながら「top of the world」のリズムに懐かしく浸れたw。
いっそヴィッキーのリクエストで、全編カーペンターズの音楽にしちゃえばいいのにw。
ラストシーンから40年後を描く続編もできそうな含み。今ならどんなアーティストが出てくるのかな。
ガンダムフロント東京
2012年5月22日 イベント『ガンダムフロント東京』へ行ってきた。
あいにくの雨で、台場からDiver Cityへは強風。
前売りチケットの文面も偽り。
散々ではあるが、人も少なくて撮影にはバッチリ。
先ずは、お台場に再び立った等身大ガンダム(RX-78-2)。
周囲が建物なのであまり巨大な感じがしない。左側の大型モニターも邪魔だ。
各関節の円筒部分に“マグネット・コーティング”のパーツが追加。
12時になると、頭部が可動しミスト噴射する演出。音楽と共に、歴代パイロットの声が流れる(フリットからアムロ、キラ、刹那ら4人…バナージまで)。
GUNDAM Cafe ダイバーシティ東京。アキバと違って喫茶室はなし。
お台場限定のガンプラ焼シャアザク赤いハンバーグを食べる。
 ̄
7階の『GUNDAM FRONT TOKYO』へ。
エントランスゲートの上に巨大なビジュアル。ガンダムの下にアムロの姿が。
ゲートからDOME-Gへ向かう通路の壁にもガンダムの絵(ウイングガンダムEW版)。
ギレン・ザビの声がドームの利用心得を語り「ジーク・ジオン」。ラクスの声でガンダムフロント東京の注意事項。
特設巨大ドームDOME-Gで映像体験。前方の手すりより後方に寄りかかっちゃう。
池田秀一氏のナレーションとスクリーンに映された数々のアニメカットで、これまでのガンダムの歴史と戦いを振り返る。全天スクリーンのMS戦の迫力は臨場感たっぷり。 最近のユニコーンガンダム、νガンダムVSサザビーはアムロとシャアのボイスに酔う。
ドームの後は、エクスペリエンスフィールド。フラッシュ無し撮影オッケー。
ストライクフリーダムの胸像、ガンダムのラストシーンのコア・ファイター、ア・バオア・クーが待ち構え、宇宙空間を体感。
キャラクターフォトスポットでは、自分が選んだキャラと撮影。シャア&カミーユ&デュオ(EW版)&アスランの4キャラをチョイス。制約時間あり。
ガンダム艦船グラフィックは端で暗くて観にくい。
ミュージアムスペース。撮影不可。
ALL GUNDAM SERIES GUIDELINE。懐かしく分かり易い。
安彦良和氏の原画や初期キャラデザイン。大河原氏の初期MSデザイン。
ガンダムのレイアウト画&場面シーン。美術ボードなど。
アーカイブカウンターは、タッチパネル操作で自分の好きなキャラやシーンの資料を閲覧できる。何度も遊んだ。
『ガンダムAGE』や『ガンダムUC』の資料も展示。30周年寄せ書きも展示(デュオのハートw)。
ショップ。有料ゾーン内と1階特設エリアにて販売。
クッキー&チョコ。パンフ、クリアファイル、マフラータオル、シールなど。
ガンプラTOKYO。無料ゾーン内。
ガンプラ1000体以上を一挙展示。こちらもフラッシュ無し撮影オッケー。
晴天日を選べないのが惜しいが、ガンダムファンにはたまらない充実した内容で、興味深く楽しめた。
先月行った『ONE PIECE展』よりは、やはり作品に思い入れがあるのかなw。
帰宅したら、ガンダムエースの当選賞品が届いててビックリ。2年前のなんて応募したのもすっかり忘れてた。土曜日に拝見したばかりの福井晴敏氏のサイン色紙だったw。
あいにくの雨で、台場からDiver Cityへは強風。
前売りチケットの文面も偽り。
散々ではあるが、人も少なくて撮影にはバッチリ。
先ずは、お台場に再び立った等身大ガンダム(RX-78-2)。
周囲が建物なのであまり巨大な感じがしない。左側の大型モニターも邪魔だ。
各関節の円筒部分に“マグネット・コーティング”のパーツが追加。
12時になると、頭部が可動しミスト噴射する演出。音楽と共に、歴代パイロットの声が流れる(フリットからアムロ、キラ、刹那ら4人…バナージまで)。
GUNDAM Cafe ダイバーシティ東京。アキバと違って喫茶室はなし。
お台場限定のガンプラ焼シャアザク赤いハンバーグを食べる。
 ̄
7階の『GUNDAM FRONT TOKYO』へ。
エントランスゲートの上に巨大なビジュアル。ガンダムの下にアムロの姿が。
ゲートからDOME-Gへ向かう通路の壁にもガンダムの絵(ウイングガンダムEW版)。
ギレン・ザビの声がドームの利用心得を語り「ジーク・ジオン」。ラクスの声でガンダムフロント東京の注意事項。
特設巨大ドームDOME-Gで映像体験。前方の手すりより後方に寄りかかっちゃう。
池田秀一氏のナレーションとスクリーンに映された数々のアニメカットで、これまでのガンダムの歴史と戦いを振り返る。全天スクリーンのMS戦の迫力は臨場感たっぷり。 最近のユニコーンガンダム、νガンダムVSサザビーはアムロとシャアのボイスに酔う。
ドームの後は、エクスペリエンスフィールド。フラッシュ無し撮影オッケー。
ストライクフリーダムの胸像、ガンダムのラストシーンのコア・ファイター、ア・バオア・クーが待ち構え、宇宙空間を体感。
キャラクターフォトスポットでは、自分が選んだキャラと撮影。シャア&カミーユ&デュオ(EW版)&アスランの4キャラをチョイス。制約時間あり。
ガンダム艦船グラフィックは端で暗くて観にくい。
ミュージアムスペース。撮影不可。
ALL GUNDAM SERIES GUIDELINE。懐かしく分かり易い。
安彦良和氏の原画や初期キャラデザイン。大河原氏の初期MSデザイン。
ガンダムのレイアウト画&場面シーン。美術ボードなど。
アーカイブカウンターは、タッチパネル操作で自分の好きなキャラやシーンの資料を閲覧できる。何度も遊んだ。
『ガンダムAGE』や『ガンダムUC』の資料も展示。30周年寄せ書きも展示(デュオのハートw)。
ショップ。有料ゾーン内と1階特設エリアにて販売。
クッキー&チョコ。パンフ、クリアファイル、マフラータオル、シールなど。
ガンプラTOKYO。無料ゾーン内。
ガンプラ1000体以上を一挙展示。こちらもフラッシュ無し撮影オッケー。
晴天日を選べないのが惜しいが、ガンダムファンにはたまらない充実した内容で、興味深く楽しめた。
先月行った『ONE PIECE展』よりは、やはり作品に思い入れがあるのかなw。
帰宅したら、ガンダムエースの当選賞品が届いててビックリ。2年前のなんて応募したのもすっかり忘れてた。土曜日に拝見したばかりの福井晴敏氏のサイン色紙だったw。
日本中をわかせた「金環日食」。
経済効果も大きかったらしい。
私も朝7時前から東側のベランダに出て空を見上げました。
もちろん日焼け止めを肌に塗り、専用サングラスを手にして。
部分日食は、まるで三日月みたい~。
月がどんどん太陽の真ん中に寄って、太陽に月がすっぽり収まる感じ。
月の周囲が明るい輪になっていき。
7時32分、金環日食、キター!
まるで薄い指輪みたいw。
2009年の皆既日食と同じ形なのに、距離が変わるだけでリングに見えるなんて。
見えた後も月はどんどん動く。雲が覆っていったん視界から消える。
そのあとも月の動きで、饅頭をひとカジリしたように見えたり。
身近な方法で、月やお日様と繋がったような気分になりました。
金環日食を都心で観測できたのは173年ぶりだそうで。
数年前に六本木の天体望遠鏡で、土星の環を見た時と似たような気分。
“わ”や“金”が好きなのかw。
次に日本で見られるのは2030年(北海道のみ)。
6月6日には金星の日面経過。今度は、ほくろに見えるかなw。
金環日食で『機動戦士ガンダム』の主題歌映像が浮かんだ。
明日はガンダムフロント東京。
経済効果も大きかったらしい。
私も朝7時前から東側のベランダに出て空を見上げました。
もちろん日焼け止めを肌に塗り、専用サングラスを手にして。
部分日食は、まるで三日月みたい~。
月がどんどん太陽の真ん中に寄って、太陽に月がすっぽり収まる感じ。
月の周囲が明るい輪になっていき。
7時32分、金環日食、キター!
まるで薄い指輪みたいw。
2009年の皆既日食と同じ形なのに、距離が変わるだけでリングに見えるなんて。
見えた後も月はどんどん動く。雲が覆っていったん視界から消える。
そのあとも月の動きで、饅頭をひとカジリしたように見えたり。
身近な方法で、月やお日様と繋がったような気分になりました。
金環日食を都心で観測できたのは173年ぶりだそうで。
数年前に六本木の天体望遠鏡で、土星の環を見た時と似たような気分。
“わ”や“金”が好きなのかw。
次に日本で見られるのは2030年(北海道のみ)。
6月6日には金星の日面経過。今度は、ほくろに見えるかなw。
金環日食で『機動戦士ガンダム』の主題歌映像が浮かんだ。
明日はガンダムフロント東京。
舞台『燕のいる駅』を観てきた。
Cucumber+三鷹市芸術文化センターPresents 土田英生セレクション vol.2。
三鷹の駅から歩くと、とっても遠い劇場だった。
燕が巣をつくる、一昔前のローカル駅が舞台。突然、町中から人が消え、駅に残った人々は列車を待つために、穏やかな時間をひたすら過ごす。やがて、見上げる空の雲がどんどん大きく近づいてくる。
土田英生の『その鉄塔に男たちはいるという』みたいな作風で、昨年観た『バッド・アフタヌーン』(演出)のような雰囲気でもあった。
穏やかな中の不気味さ、日常と背中合わせの恐怖、ゆるい会話と悲壮な緊張感。言葉が目や耳をチクリと刺激し、わざとらしく嘘めいた会話がまざまざと想像させる。観終わった後もずっしりと残る重苦しさと余韻。
こういう作品は、観るほうの人を選ぶと思う。残念ながら私は苦手な口だが、日常と近未来を重ねてあれこれと考えさせ、後味の悪さと切なさが襲ってくるように感じた。
土田氏が15年前に書かれた作品で、今回、自ら演出するにあたり、“震災後”の状況を踏まえて、大幅に書き換えての上演という。
人っ子ひとりいない普通の町並み。広がる巨大な黒い雲。外人排斥と差別。作品の架空世界に、現実がどんどん重なってくる。じわじわと近づく“死”を知らずに過ごす、“終末”の恐ろしさがそこにあった。
主演は誰なんだろうと思ったら、酒井美紀と久ヶ沢徹。酒井さんは『劇場版オーズ』のガラ役が記憶に新しい。久ヶ沢さんは『豆之坂書店』の好演が浮かぶ。お二人とも達者な俳優だが、演じる役がどうも好きになれない。のんびり鈍い駅員と、やたら明るく強引な売店の店員。二人の関係にもイライラした。
土屋裕一が演じた、素っ頓狂で煩い葬儀屋の男のほうが、よっぽどマトモに見えてシンパシーがわくw。仕事も経験もイマイチで頼りない女性上司を演じる千葉雅子が面白く、tutiとの漫才風なコンビぶりが愉快。いわば部外者なこの二人がアクセントとなって、逆転オチも微笑ましく見えた。
内田滋、中島ひろ子が活発に喋り動く。尾方宣久が静かな変人ぶり。
ハキハキしたイイ声だと思ったら、列車到着アナウンスで朴路美が出演。
「イイ天気ですね」とか「しりとり」とか、のどかな日本の光景が急に始まるのに付いていけない。
退屈さに途中から眠気が起きて困った(隣の人も俯いてウトウトしてた)。しかも時おりセリフの語尾がよく聞き取れない。
劇中の彼らとあまりに似た状況に陥り、リアルにぞっとしそうだった^^;。
早期割引とお天気なのは良かったが、この劇場は遠いので、もう行くことはないだろう。
路美さんは夜公演を観劇したのかな。
Cucumber+三鷹市芸術文化センターPresents 土田英生セレクション vol.2。
三鷹の駅から歩くと、とっても遠い劇場だった。
燕が巣をつくる、一昔前のローカル駅が舞台。突然、町中から人が消え、駅に残った人々は列車を待つために、穏やかな時間をひたすら過ごす。やがて、見上げる空の雲がどんどん大きく近づいてくる。
土田英生の『その鉄塔に男たちはいるという』みたいな作風で、昨年観た『バッド・アフタヌーン』(演出)のような雰囲気でもあった。
穏やかな中の不気味さ、日常と背中合わせの恐怖、ゆるい会話と悲壮な緊張感。言葉が目や耳をチクリと刺激し、わざとらしく嘘めいた会話がまざまざと想像させる。観終わった後もずっしりと残る重苦しさと余韻。
こういう作品は、観るほうの人を選ぶと思う。残念ながら私は苦手な口だが、日常と近未来を重ねてあれこれと考えさせ、後味の悪さと切なさが襲ってくるように感じた。
土田氏が15年前に書かれた作品で、今回、自ら演出するにあたり、“震災後”の状況を踏まえて、大幅に書き換えての上演という。
人っ子ひとりいない普通の町並み。広がる巨大な黒い雲。外人排斥と差別。作品の架空世界に、現実がどんどん重なってくる。じわじわと近づく“死”を知らずに過ごす、“終末”の恐ろしさがそこにあった。
主演は誰なんだろうと思ったら、酒井美紀と久ヶ沢徹。酒井さんは『劇場版オーズ』のガラ役が記憶に新しい。久ヶ沢さんは『豆之坂書店』の好演が浮かぶ。お二人とも達者な俳優だが、演じる役がどうも好きになれない。のんびり鈍い駅員と、やたら明るく強引な売店の店員。二人の関係にもイライラした。
土屋裕一が演じた、素っ頓狂で煩い葬儀屋の男のほうが、よっぽどマトモに見えてシンパシーがわくw。仕事も経験もイマイチで頼りない女性上司を演じる千葉雅子が面白く、tutiとの漫才風なコンビぶりが愉快。いわば部外者なこの二人がアクセントとなって、逆転オチも微笑ましく見えた。
内田滋、中島ひろ子が活発に喋り動く。尾方宣久が静かな変人ぶり。
ハキハキしたイイ声だと思ったら、列車到着アナウンスで朴路美が出演。
「イイ天気ですね」とか「しりとり」とか、のどかな日本の光景が急に始まるのに付いていけない。
退屈さに途中から眠気が起きて困った(隣の人も俯いてウトウトしてた)。しかも時おりセリフの語尾がよく聞き取れない。
劇中の彼らとあまりに似た状況に陥り、リアルにぞっとしそうだった^^;。
早期割引とお天気なのは良かったが、この劇場は遠いので、もう行くことはないだろう。
路美さんは夜公演を観劇したのかな。
機動戦士ガンダムUC episode 5&舞台挨拶
2012年5月19日 映画『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』episode 5「黒いユニコーン」&舞台挨拶を観てきた。
回を重ねるごとに新規ファンが増えるのか、どんどん取り難くなるチケット。
来場者限定プレゼントは、劇場限定小冊子とユニコーンガンダムカードとepisode 6&7特製ポストカード。
episode 4を観たのは半年前。映像作品も買わず復習もせず、どんな話だったかも忘れかけていたが、本編前に流れたダイジェスト映像が記憶を蘇らせた。ナレーションは池田秀一。
episode 5のストーリー。拘束されたバナージと捕らわれたミネバを救うため、ブライトらが奇策を打ち出し動くが、バナージの前に黒いユニコーンの乗り手が立ち塞がる。
濃密で迫力の1時間。
敵と味方がめまぐるしく変わり、様々な勢力や関係が混沌とする中、人の渾身の思いと絆が鮮やかに描かれる話だった。
バナージとマリーダの関係は、かつてのカミーユとフォウを思わせる。
違うのは、バナージにはミネバがいて、マリーダにはキャプテンのスベロアがいるってこと。そのあたりは、福井作品らしい救いになっている。
バナージとミネバの揺るぎない絆。揺れ動き彷徨うマリーダとキャプテンの絆。
それでも最後には、人が信じる力、人が貫き通す思いのほうが勝るのだと知る。
心に染みるいい言葉がいっぱい散りばめられている。
ブライトの言葉も深い。懐かしい顔ぶれにも安堵する。でも「笑うなよ」はガルマの言葉じゃなかったかw。
あらためて、アルベルトとバナージが兄弟だと知ってちょっと呆然w。財団とか実業家とか、とかくお金と軍隊は結びつくものだ。
可哀想だったのはリディ。ダブルで女たちにボコられて、道化師に果てるw。だが嫉妬と憎しみで沸騰した男はものすごく恐ろしい。
成田剣@ブライトは、言い回しがちょっと違うがまずまずな出来。
手塚秀彰、小山力也、高木渉と、ベテラン勢が出ると安心感が宿る。
しばらく出番がなかったが、タクヤ@下野紘の声を久々に聞いたw。
とにかく作画の迫力と美しさには息を飲む。
めまぐるしいピッチと様々なカメラワークで、観る者を釘付けにさせる。
3Dではないのに、同じような威力をもつ特化したアニメである。
 ̄
上映後、舞台挨拶。
登壇者は、内山昂輝(バナージ役)浪川大輔(リディ役)甲斐田裕子(マリーナ役)古橋一浩(監督)、福井晴敏(原作)。
甲斐田さんとは和装の『船弁慶』以来。藤村歩さんがいないのが残念。司会進行は浪川さん。
バナージの心の動きを演じた内山くんは、ブライトとの会話に時間をかけたという。気合を入れてスタジオ入りした甲斐田さんは、マリーナを何度も作り直したという。浪川さんはリディについて「哀しくなりました」ととっても無念そうw。リディが最後に撃つところは絵コンテを作り直したと、あらためてリディの表情をフューチャーする福井氏w。私は4話で出し切ったとおっしゃる古橋監督は、5話は優秀なスタッフのおかげだと感謝。
2013年春に上映予定のepisode 6「宇宙(そら)と地球(ほし)と」に続き、episode 7「THE FINAL」が追加されることについて。福井氏から「単にもう1本作るだけだったw」が、おそらく1時間越えた大ボリュームになると。
最後にひと言ずつ。これでゴールが見えてきたと言う浪川さんは、リディの今後も全力でやっていきたいという。回を重ねるごとにみんなと仲良くなって、寂しい思いが強いという甲斐田さん。1を録った時は10代だったという内山くんは、バナージが成長したのと同じように、自身も成長して駆け抜けていきたいと意気込み。
監督からはこれからは物量の作業なので体力の続く限りという言葉。皆さんのご支援あればこそだと福井氏は、引き続きの投資など期待し、自身の本の告知宣伝も。
マスコミ撮影があって、20分ほどで終了した。
episode 4はイベント会場で観たので、5のついでに4のパンフも買った。
回を重ねるごとに新規ファンが増えるのか、どんどん取り難くなるチケット。
来場者限定プレゼントは、劇場限定小冊子とユニコーンガンダムカードとepisode 6&7特製ポストカード。
episode 4を観たのは半年前。映像作品も買わず復習もせず、どんな話だったかも忘れかけていたが、本編前に流れたダイジェスト映像が記憶を蘇らせた。ナレーションは池田秀一。
episode 5のストーリー。拘束されたバナージと捕らわれたミネバを救うため、ブライトらが奇策を打ち出し動くが、バナージの前に黒いユニコーンの乗り手が立ち塞がる。
濃密で迫力の1時間。
敵と味方がめまぐるしく変わり、様々な勢力や関係が混沌とする中、人の渾身の思いと絆が鮮やかに描かれる話だった。
バナージとマリーダの関係は、かつてのカミーユとフォウを思わせる。
違うのは、バナージにはミネバがいて、マリーダにはキャプテンのスベロアがいるってこと。そのあたりは、福井作品らしい救いになっている。
バナージとミネバの揺るぎない絆。揺れ動き彷徨うマリーダとキャプテンの絆。
それでも最後には、人が信じる力、人が貫き通す思いのほうが勝るのだと知る。
心に染みるいい言葉がいっぱい散りばめられている。
ブライトの言葉も深い。懐かしい顔ぶれにも安堵する。でも「笑うなよ」はガルマの言葉じゃなかったかw。
あらためて、アルベルトとバナージが兄弟だと知ってちょっと呆然w。財団とか実業家とか、とかくお金と軍隊は結びつくものだ。
可哀想だったのはリディ。ダブルで女たちにボコられて、道化師に果てるw。だが嫉妬と憎しみで沸騰した男はものすごく恐ろしい。
成田剣@ブライトは、言い回しがちょっと違うがまずまずな出来。
手塚秀彰、小山力也、高木渉と、ベテラン勢が出ると安心感が宿る。
しばらく出番がなかったが、タクヤ@下野紘の声を久々に聞いたw。
とにかく作画の迫力と美しさには息を飲む。
めまぐるしいピッチと様々なカメラワークで、観る者を釘付けにさせる。
3Dではないのに、同じような威力をもつ特化したアニメである。
 ̄
上映後、舞台挨拶。
登壇者は、内山昂輝(バナージ役)浪川大輔(リディ役)甲斐田裕子(マリーナ役)古橋一浩(監督)、福井晴敏(原作)。
甲斐田さんとは和装の『船弁慶』以来。藤村歩さんがいないのが残念。司会進行は浪川さん。
バナージの心の動きを演じた内山くんは、ブライトとの会話に時間をかけたという。気合を入れてスタジオ入りした甲斐田さんは、マリーナを何度も作り直したという。浪川さんはリディについて「哀しくなりました」ととっても無念そうw。リディが最後に撃つところは絵コンテを作り直したと、あらためてリディの表情をフューチャーする福井氏w。私は4話で出し切ったとおっしゃる古橋監督は、5話は優秀なスタッフのおかげだと感謝。
2013年春に上映予定のepisode 6「宇宙(そら)と地球(ほし)と」に続き、episode 7「THE FINAL」が追加されることについて。福井氏から「単にもう1本作るだけだったw」が、おそらく1時間越えた大ボリュームになると。
最後にひと言ずつ。これでゴールが見えてきたと言う浪川さんは、リディの今後も全力でやっていきたいという。回を重ねるごとにみんなと仲良くなって、寂しい思いが強いという甲斐田さん。1を録った時は10代だったという内山くんは、バナージが成長したのと同じように、自身も成長して駆け抜けていきたいと意気込み。
監督からはこれからは物量の作業なので体力の続く限りという言葉。皆さんのご支援あればこそだと福井氏は、引き続きの投資など期待し、自身の本の告知宣伝も。
マスコミ撮影があって、20分ほどで終了した。
episode 4はイベント会場で観たので、5のついでに4のパンフも買った。
ボクは、十二単に恋をする 再演
2012年5月17日 舞台演劇DHG@stageプロデュース『源氏物語×大黒摩季songs ボクは、十二単に恋をする』再演を観てきた。
急遽カンフェで取った本日分のチケット。
初演時も良かったが、今回も前方下手席で観易かった。
優雅に適当に生きる恋多き男・光が、父親の再婚相手・藤壺を初めて愛するも手に入れられず、本当の愛を求めて様々な女たちと恋をしていく、現代版源氏物語。
初演と同じく、大黒摩季の数々の名曲に載せて、主演の紫吹淳はじめ豪華キャストが歌って踊るミュージカル・コメディである。
初演の5人以外は、全て新キャストのようだ。
紫吹さん@光は、二幕から新しく衣装替え。シルバーのスーツと肩ケープが凛々しく光り輝き、和装よりもよく似合って、ファンにはたまらないだろう。
中澤裕子@藤壺は、新婚効果かw、初演よりも色気が増して慈愛と深みがあった。
チャーミングな川上ジュリア@紫は、一番溌剌とよく響く歌声で気持ちイイ。須藤温子@明石は光との空気感がうまい。DAIZO@花散里は変わらずキュートな味だが、歌声にもドスが入ってるw。
AKINA@葵、赤澤セリ@六条は、初演と雰囲気がそっくり。ダンドイ舞莉花@朧月夜はグラマラスでアメリカンで、ひと味違うテイスト。
OL姿やドレスの女性陣に比べ、男性陣は平安和装な衣装は変わらず。今回の男性キャストは名前に「き」が付くのが特徴w。
大河元気@頭中将はなかなか男前で格好良いこと。恋人の折井あゆみ@夕顔にボカスカ殴られる様子も微笑ましい。
山口賢貴@朱雀は爽やかで、弟・光との背のバランスもいい。もう少し朧月夜とのラブラブっぷりが出てもいいな。
鈴木拡樹の惟光は目立たず出しゃばらずの立ち位置。衣装のせいか、前かがみでちょっと姿勢が悪そう。
岸田敏志の桐壺は柔らかく深みがある芝居。中澤さん@藤壺との息ぴったりのやり取りがいい。
岡崎大樹@弘徽殿は一番キレのあるダンスで、人呼んで“ダンス番長”。タクシーを呼ぶ時のアクロバティックな動きにも注目w。
みっちり稽古をしたのか、みんなのダンスもよく合っていて魅せてくれる。若手はダンス時の光との絡みやフリーな踊りなど、思い思いにこだわって楽しそう。
楽曲は初演とほぼ変わらずだが、DAIZOは歌の比重が増したようだ。紫吹さんの歌の負担が減ったようにも思える。
岡本貴也の演出は細かい部分でちょこちょこと変化。自販機の朧月夜や、六条のナイフや怨念の高ぶりなど、キャラに肉付けがされているようだ。
光と葵の別れの切なさ、絆の深さが、前よりも伝わってくるような出来上がりだった。
日替わりゲストは、初演もゲスト出演した良知真次。『陰陽師』絡みだが、二ヶ月後には同じ劇場に立つ前フリにも思える。予想通り白いハットと白いスーツで、二幕冒頭から「いちばん近くにいてね」を凛々しく熱唱。客席から手拍子もあがり、軽く踊ったりムーンウォークを披露したりと楽しそう。紫吹さんとも肩を合わせて唄って盛り上げた。白地のせいかヒップラインがピチピチに見えたが太ったのかな?w ロビーに3rd LIVEのチラシがペタペタ張ってあった。
アフタートーク。登壇者は大河元気、須藤温子、鈴木拡樹、杏さゆり、仲原舞、赤澤セリ。夜公演は時間も急いているのか、MCの元気がちゃっちゃか進行。自分の好きなシーンと好きな歌を訊いていく。「ら・ら・ら」を好きな人が多く、会場全体で盛り上がる歌としてクローズアップ。みんな、紫吹さんに見つめられるとポワーンとなるそうで、紫吹さんと肩を合わせると僕でもドキドキするという元気くん。カネが鳴って二つの質問で終了。10分の短さか。劇場の遠さがネックだな。
今日は下手側が紫吹ファン席だったのか、劇中は紫吹さんの視線が何度も流れてきた。カテコでも、紫吹さんと良知さんの視線がダブルで飛び込んできて、私もドキドキしてしまったv。
急遽カンフェで取った本日分のチケット。
初演時も良かったが、今回も前方下手席で観易かった。
優雅に適当に生きる恋多き男・光が、父親の再婚相手・藤壺を初めて愛するも手に入れられず、本当の愛を求めて様々な女たちと恋をしていく、現代版源氏物語。
初演と同じく、大黒摩季の数々の名曲に載せて、主演の紫吹淳はじめ豪華キャストが歌って踊るミュージカル・コメディである。
初演の5人以外は、全て新キャストのようだ。
紫吹さん@光は、二幕から新しく衣装替え。シルバーのスーツと肩ケープが凛々しく光り輝き、和装よりもよく似合って、ファンにはたまらないだろう。
中澤裕子@藤壺は、新婚効果かw、初演よりも色気が増して慈愛と深みがあった。
チャーミングな川上ジュリア@紫は、一番溌剌とよく響く歌声で気持ちイイ。須藤温子@明石は光との空気感がうまい。DAIZO@花散里は変わらずキュートな味だが、歌声にもドスが入ってるw。
AKINA@葵、赤澤セリ@六条は、初演と雰囲気がそっくり。ダンドイ舞莉花@朧月夜はグラマラスでアメリカンで、ひと味違うテイスト。
OL姿やドレスの女性陣に比べ、男性陣は平安和装な衣装は変わらず。今回の男性キャストは名前に「き」が付くのが特徴w。
大河元気@頭中将はなかなか男前で格好良いこと。恋人の折井あゆみ@夕顔にボカスカ殴られる様子も微笑ましい。
山口賢貴@朱雀は爽やかで、弟・光との背のバランスもいい。もう少し朧月夜とのラブラブっぷりが出てもいいな。
鈴木拡樹の惟光は目立たず出しゃばらずの立ち位置。衣装のせいか、前かがみでちょっと姿勢が悪そう。
岸田敏志の桐壺は柔らかく深みがある芝居。中澤さん@藤壺との息ぴったりのやり取りがいい。
岡崎大樹@弘徽殿は一番キレのあるダンスで、人呼んで“ダンス番長”。タクシーを呼ぶ時のアクロバティックな動きにも注目w。
みっちり稽古をしたのか、みんなのダンスもよく合っていて魅せてくれる。若手はダンス時の光との絡みやフリーな踊りなど、思い思いにこだわって楽しそう。
楽曲は初演とほぼ変わらずだが、DAIZOは歌の比重が増したようだ。紫吹さんの歌の負担が減ったようにも思える。
岡本貴也の演出は細かい部分でちょこちょこと変化。自販機の朧月夜や、六条のナイフや怨念の高ぶりなど、キャラに肉付けがされているようだ。
光と葵の別れの切なさ、絆の深さが、前よりも伝わってくるような出来上がりだった。
日替わりゲストは、初演もゲスト出演した良知真次。『陰陽師』絡みだが、二ヶ月後には同じ劇場に立つ前フリにも思える。予想通り白いハットと白いスーツで、二幕冒頭から「いちばん近くにいてね」を凛々しく熱唱。客席から手拍子もあがり、軽く踊ったりムーンウォークを披露したりと楽しそう。紫吹さんとも肩を合わせて唄って盛り上げた。白地のせいかヒップラインがピチピチに見えたが太ったのかな?w ロビーに3rd LIVEのチラシがペタペタ張ってあった。
アフタートーク。登壇者は大河元気、須藤温子、鈴木拡樹、杏さゆり、仲原舞、赤澤セリ。夜公演は時間も急いているのか、MCの元気がちゃっちゃか進行。自分の好きなシーンと好きな歌を訊いていく。「ら・ら・ら」を好きな人が多く、会場全体で盛り上がる歌としてクローズアップ。みんな、紫吹さんに見つめられるとポワーンとなるそうで、紫吹さんと肩を合わせると僕でもドキドキするという元気くん。カネが鳴って二つの質問で終了。10分の短さか。劇場の遠さがネックだな。
今日は下手側が紫吹ファン席だったのか、劇中は紫吹さんの視線が何度も流れてきた。カテコでも、紫吹さんと良知さんの視線がダブルで飛び込んできて、私もドキドキしてしまったv。
舞台版 WORKING!!
2012年5月17日 舞台演劇舞台版『WORKING!!』を観てきた。
入場プレゼントはイラスト写真。
物販は盛況なのか、パンフが残り1冊!ということで、つい買ってしまった。あとは通販だとか。
トークもあるせいか、ほぼ満席で男女比3:7な感じ。
北海道某所のファミレス「ワグナリア」を舞台に、バイトで働くことになった男の子と個性溢れる店員たちを描くコメディー。
アニメはずっと観ていたが、三次元化にあまり期待していなかった。
ところが百聞は一見に如かず。思った以上にキャラの再現度が高く、テンポ良い会話とぬるくてシュールな世界観はそのままで、とても面白い舞台になっていた。
キャストはよく研究してしっかり役作りをしている。写真で見るよりも、動いているのを観たほうが断然イイ。ナマの芝居や存在感は、アニメで見てる時よりもキャラに思い入れが沸くから面白い。
分かり易いキャラ紹介とイイとこ取りのエピソード。親切だが押し付けがましくない映像。カウンターと休憩室をメインに、客テーブルは盆で再現。伊勢直弘は『PEACE MAKER』とはうって変わり、生き生きとコミカルな演出が冴える。宗太の週7日シフトを「一週間」の替え歌で表現するのも愉快だ。
小鳥遊(たかなし)宗太の浜尾京介は、スマートで眼鏡がよく似合い、受けのM芝居が意外とぴたりとハマる。ゴボウのように細い脚を出した女装も必見w。マオファンにはたまらない役だろう。
ぽぷらの宮崎理奈は、そんなにはちっちゃくないもん!w でもテンションも喋り方も走り方も動きもアニメそのままの可愛さで、「カタナシくん!」の声も阿澄佳奈に似ていたw。
阪田瑞穂のまひるは、父との絡みもあって注目の役どころ。宗太にボカスカやる動きや表情にも活力や愛らしさがあって良かった。
八千代の杉本有美はオットリ度よりも白藤ラブ度が高い。白藤の水谷妃里は本番中もいっぱい食事ができて、ある意味オイシイw。山田の大野未来は「山田」とイヤミなく言えてチャーミング。
大山真志の佐藤は結構ハマっていて格好良い。『銀英伝第二章』では太って見えたが、今回は痩せたように見えたw。金髪の前髪は地毛らしい。佇まいも迫力もまさに佐藤くんで、小野Dの声と似ていて上手いなと思った。
相馬の加藤良輔はもう少し背が欲しかったが、満面の笑顔を胡散臭く見せて腹黒さを出しているw。ドMの良輔でもドSになれるんだねw。佐藤とのポンポンしたやり取りは痛快で、フライパンでボコられる時は嬉しそうw。
キャスト同士のコンビネーションも良く、唄って踊れる男の子トリオで主題歌CDでも出したら売れそうに思ったw。
今回の常連客役ゲストは 米原幸佑。職業は俳優。盆が客テーブルに回り、ソファに座ったトークがリラックス感覚。
マオとの絡みで、マオがゴセイブラックの変身ポーズを披露w、客席から拍手喝采。どうやらどのゲストの時もゴセイブラックをやってくれるようだが、どうせなら杉本さんのゴーオンシルバーも見たかったw。
マーシー&良輔との絡みでは、コウスケがリュックからごちゃごちゃアイテムや物を取り出して、三人でいきなりのエチュード。ムチャぶりとツッコミ捲り。ノリのいいコウスケが二人と深海で遊んでて愉快。
アフタートーク。大山、加藤、杉本、水谷と、ゲストの米原。キャラの決めセリフと自己紹介で、「それが大人の対応ってもんだ」とマーシー。コウスケまで「ちっちゃくないよ~」と言って、リアルな決め台詞に聞こえたw。「自分と役とのジーエイピーを楽しむ」と言う良輔がちょいハイw。司会の良輔より、コウスケのほうが会話を展開させていくw。本番中に台詞飛ばしのハプニングが二度あったそうで、会話が重要な舞台だとあらためて思う。あと5公演の意気込みを述べて終了した。コウスケが、土曜ゲストの彬は要注意だと念を押していたw。
こんなに楽しい舞台なら、先週のうちに観ておいて、リピーター割引チケットでもう1回観たかったな。『戦国BASARA2』を優先したから仕方ないか。ぜひ再演か、続編をお願いしたい。
入場プレゼントはイラスト写真。
物販は盛況なのか、パンフが残り1冊!ということで、つい買ってしまった。あとは通販だとか。
トークもあるせいか、ほぼ満席で男女比3:7な感じ。
北海道某所のファミレス「ワグナリア」を舞台に、バイトで働くことになった男の子と個性溢れる店員たちを描くコメディー。
アニメはずっと観ていたが、三次元化にあまり期待していなかった。
ところが百聞は一見に如かず。思った以上にキャラの再現度が高く、テンポ良い会話とぬるくてシュールな世界観はそのままで、とても面白い舞台になっていた。
キャストはよく研究してしっかり役作りをしている。写真で見るよりも、動いているのを観たほうが断然イイ。ナマの芝居や存在感は、アニメで見てる時よりもキャラに思い入れが沸くから面白い。
分かり易いキャラ紹介とイイとこ取りのエピソード。親切だが押し付けがましくない映像。カウンターと休憩室をメインに、客テーブルは盆で再現。伊勢直弘は『PEACE MAKER』とはうって変わり、生き生きとコミカルな演出が冴える。宗太の週7日シフトを「一週間」の替え歌で表現するのも愉快だ。
小鳥遊(たかなし)宗太の浜尾京介は、スマートで眼鏡がよく似合い、受けのM芝居が意外とぴたりとハマる。ゴボウのように細い脚を出した女装も必見w。マオファンにはたまらない役だろう。
ぽぷらの宮崎理奈は、そんなにはちっちゃくないもん!w でもテンションも喋り方も走り方も動きもアニメそのままの可愛さで、「カタナシくん!」の声も阿澄佳奈に似ていたw。
阪田瑞穂のまひるは、父との絡みもあって注目の役どころ。宗太にボカスカやる動きや表情にも活力や愛らしさがあって良かった。
八千代の杉本有美はオットリ度よりも白藤ラブ度が高い。白藤の水谷妃里は本番中もいっぱい食事ができて、ある意味オイシイw。山田の大野未来は「山田」とイヤミなく言えてチャーミング。
大山真志の佐藤は結構ハマっていて格好良い。『銀英伝第二章』では太って見えたが、今回は痩せたように見えたw。金髪の前髪は地毛らしい。佇まいも迫力もまさに佐藤くんで、小野Dの声と似ていて上手いなと思った。
相馬の加藤良輔はもう少し背が欲しかったが、満面の笑顔を胡散臭く見せて腹黒さを出しているw。ドMの良輔でもドSになれるんだねw。佐藤とのポンポンしたやり取りは痛快で、フライパンでボコられる時は嬉しそうw。
キャスト同士のコンビネーションも良く、唄って踊れる男の子トリオで主題歌CDでも出したら売れそうに思ったw。
今回の常連客役ゲストは 米原幸佑。職業は俳優。盆が客テーブルに回り、ソファに座ったトークがリラックス感覚。
マオとの絡みで、マオがゴセイブラックの変身ポーズを披露w、客席から拍手喝采。どうやらどのゲストの時もゴセイブラックをやってくれるようだが、どうせなら杉本さんのゴーオンシルバーも見たかったw。
マーシー&良輔との絡みでは、コウスケがリュックからごちゃごちゃアイテムや物を取り出して、三人でいきなりのエチュード。ムチャぶりとツッコミ捲り。ノリのいいコウスケが二人と深海で遊んでて愉快。
アフタートーク。大山、加藤、杉本、水谷と、ゲストの米原。キャラの決めセリフと自己紹介で、「それが大人の対応ってもんだ」とマーシー。コウスケまで「ちっちゃくないよ~」と言って、リアルな決め台詞に聞こえたw。「自分と役とのジーエイピーを楽しむ」と言う良輔がちょいハイw。司会の良輔より、コウスケのほうが会話を展開させていくw。本番中に台詞飛ばしのハプニングが二度あったそうで、会話が重要な舞台だとあらためて思う。あと5公演の意気込みを述べて終了した。コウスケが、土曜ゲストの彬は要注意だと念を押していたw。
こんなに楽しい舞台なら、先週のうちに観ておいて、リピーター割引チケットでもう1回観たかったな。『戦国BASARA2』を優先したから仕方ないか。ぜひ再演か、続編をお願いしたい。
舞台 シダの群れ 純情巡礼編
2012年5月16日 舞台演劇舞台『シダの群れ 純情巡礼編』を観てきた。
増岡組組長とその女・ヤスコの狙撃に失敗した泊を始末せずに、密かに志波崎組の水野に預けた矢嶋組の若頭・坂本だが、ヤスコたち女の存在が、いつしか三つの組の反逆と共闘と新たな闘いを呼ぶことになる。
岩松了の任侠シリーズの第二弾だという。
ヤクザものは大の苦手なので、もちろん第一弾は観ていない。今回は堤真一がお目当てなだけの観劇だが、やっぱり観たくはなかった作品だ。
水野役の風間壮夫以外は新キャストらしく、第一弾を観ていなくても何とか入っていけるが、名前がとにかく覚えられない^^;。パンフも買わないから、「矢嶋組」「増岡組」「志波崎組」も正確な漢字が当てられず。
堤さん演じる坂本がいる矢嶋組目線で観ていたら、増岡組は父と息子の間で厳しい躾があるし、今は壊滅状態らしき志波崎組の水野は看護婦とイチャイチャいい雰囲気で、所々で面白さが盛り込まれているようだ。
役者は昭和40年代のようなステレオタイプの衣装。
堤真一さんはオールバックでヤクザ風なスーツスタイル。インナーは一幕は紫、二幕はストライブでネクタイもキツメ。ビシっと決まった渋さに男の色気が匂い、実に格好良いこと(*^。^*)。よく響く低音が心地良く、立ち姿や歩き方にも貫禄が漂い、実直で頑固だが人望ある役どころだ。
今回は周りがワタワタ動き、坂本が後始末を付ける形が多く、「受け」の芝居が多いという。1ヶ月前に同じ劇場で観た『淋しいマグネット』に出てくるゴンゾが成長したらこんな感じかなとも思うw。台詞よりも表情の比重が大きく、堤さんにとってはキツイ芝居ではないかと思った。
坂本はヤスコ(松雪泰子)と濃厚なキスがあったり、ヤスコを押し倒し羽交い絞めにしたりと、激しく繰り広げられる絡みには観てるほうもドキドキ。
でも坂本とヤスコの本当のラブシーンは、その後で起こる、絡み合わないコミカルでシュールな会話のほうだろうw。堤さんと松雪さんは、舞台『吉原御免状』や映画『容疑者Xの献身』でも共演したし、年季を感じさせる息ぴったりのコンビ。
水野と看護婦(市川実和子)の従順な信頼で結ばれたラブシーンも愉快だ。一方的に恋心を押し付ける坂本の妹・可奈子(倉科カナ)をウザく考える泊(小池徹平)が、仲間の吉崎(太賀)に渡そうとする若者関係も興味深い。
女性三人は胸や足をおしげもなく披露するが、セクシーさに乏しく濃密な女のサガが感じられない。
岩松作品は『国民傘』ぐらいしか覚えがないが、やはり私の理解しがたい難しさと空気感があって手強い。
増岡組組長の石住昭彦と吉岡の太賀も『国民傘』で好演していたっけ。着実な芝居の太賀さんは誠実そうな雰囲気で、メインの小池徹平さんより印象に残った。
舞台初出演という小池徹平さんは、良と悪の間をいったりきたりの曖昧な感じ。冒頭のバーテンダーのほうが、髪型も動きも綺麗に決まっていて良かった。
増岡組会計士の吉見一豊は演劇集団円の俳優さんだが、こんなコミカルでオモロイ芝居をされるのか。
風間壮夫は台詞の軽妙さと重厚さをバランスよく配合、場を席巻するさすがの存在感だ。堤さんとの緊迫感あるやり取りは息を飲む迫力。
村治佳織のギター演奏は、時に女の揺れ動く心を表現しているのか。場を繋いで世界観を切なく紡ぐ。
コーラスガール三人娘(兼ね役)が、なぜ鯉のぼりを持って歌っていたかは不明。
ヤクザものだから覚悟はしてたが、全編にわたってハジキの音が容赦なく飛び、その度にビクついてた私^^;。だが思ったより“血”は目にしない。ラストの堤さんの頬の赤だけだったのがかえって印象強い。
客席降りもあるが、こちら側にきた堤さんの顔が真剣そのものなのも怖かった。
ともかく、一回観ただけではよく馴染めない人間模様。ドキドキよりもビクビクだった舞台。
二回目は前方席なので、銃声を腹の底から覚悟していかないと。パンフ購入は迷い中。
 ̄
渋谷へ行ったついでに、スペイン坂へ。
本日から公開の『スリル・ミー』ポスターを撮ってきた。
「さあ、どの スリルが 見たい?」
あまりにBLなので、凝視できんw。ちなみに日本人キャスト3組とも観る予定。
増岡組組長とその女・ヤスコの狙撃に失敗した泊を始末せずに、密かに志波崎組の水野に預けた矢嶋組の若頭・坂本だが、ヤスコたち女の存在が、いつしか三つの組の反逆と共闘と新たな闘いを呼ぶことになる。
岩松了の任侠シリーズの第二弾だという。
ヤクザものは大の苦手なので、もちろん第一弾は観ていない。今回は堤真一がお目当てなだけの観劇だが、やっぱり観たくはなかった作品だ。
水野役の風間壮夫以外は新キャストらしく、第一弾を観ていなくても何とか入っていけるが、名前がとにかく覚えられない^^;。パンフも買わないから、「矢嶋組」「増岡組」「志波崎組」も正確な漢字が当てられず。
堤さん演じる坂本がいる矢嶋組目線で観ていたら、増岡組は父と息子の間で厳しい躾があるし、今は壊滅状態らしき志波崎組の水野は看護婦とイチャイチャいい雰囲気で、所々で面白さが盛り込まれているようだ。
役者は昭和40年代のようなステレオタイプの衣装。
堤真一さんはオールバックでヤクザ風なスーツスタイル。インナーは一幕は紫、二幕はストライブでネクタイもキツメ。ビシっと決まった渋さに男の色気が匂い、実に格好良いこと(*^。^*)。よく響く低音が心地良く、立ち姿や歩き方にも貫禄が漂い、実直で頑固だが人望ある役どころだ。
今回は周りがワタワタ動き、坂本が後始末を付ける形が多く、「受け」の芝居が多いという。1ヶ月前に同じ劇場で観た『淋しいマグネット』に出てくるゴンゾが成長したらこんな感じかなとも思うw。台詞よりも表情の比重が大きく、堤さんにとってはキツイ芝居ではないかと思った。
坂本はヤスコ(松雪泰子)と濃厚なキスがあったり、ヤスコを押し倒し羽交い絞めにしたりと、激しく繰り広げられる絡みには観てるほうもドキドキ。
でも坂本とヤスコの本当のラブシーンは、その後で起こる、絡み合わないコミカルでシュールな会話のほうだろうw。堤さんと松雪さんは、舞台『吉原御免状』や映画『容疑者Xの献身』でも共演したし、年季を感じさせる息ぴったりのコンビ。
水野と看護婦(市川実和子)の従順な信頼で結ばれたラブシーンも愉快だ。一方的に恋心を押し付ける坂本の妹・可奈子(倉科カナ)をウザく考える泊(小池徹平)が、仲間の吉崎(太賀)に渡そうとする若者関係も興味深い。
女性三人は胸や足をおしげもなく披露するが、セクシーさに乏しく濃密な女のサガが感じられない。
岩松作品は『国民傘』ぐらいしか覚えがないが、やはり私の理解しがたい難しさと空気感があって手強い。
増岡組組長の石住昭彦と吉岡の太賀も『国民傘』で好演していたっけ。着実な芝居の太賀さんは誠実そうな雰囲気で、メインの小池徹平さんより印象に残った。
舞台初出演という小池徹平さんは、良と悪の間をいったりきたりの曖昧な感じ。冒頭のバーテンダーのほうが、髪型も動きも綺麗に決まっていて良かった。
増岡組会計士の吉見一豊は演劇集団円の俳優さんだが、こんなコミカルでオモロイ芝居をされるのか。
風間壮夫は台詞の軽妙さと重厚さをバランスよく配合、場を席巻するさすがの存在感だ。堤さんとの緊迫感あるやり取りは息を飲む迫力。
村治佳織のギター演奏は、時に女の揺れ動く心を表現しているのか。場を繋いで世界観を切なく紡ぐ。
コーラスガール三人娘(兼ね役)が、なぜ鯉のぼりを持って歌っていたかは不明。
ヤクザものだから覚悟はしてたが、全編にわたってハジキの音が容赦なく飛び、その度にビクついてた私^^;。だが思ったより“血”は目にしない。ラストの堤さんの頬の赤だけだったのがかえって印象強い。
客席降りもあるが、こちら側にきた堤さんの顔が真剣そのものなのも怖かった。
ともかく、一回観ただけではよく馴染めない人間模様。ドキドキよりもビクビクだった舞台。
二回目は前方席なので、銃声を腹の底から覚悟していかないと。パンフ購入は迷い中。
 ̄
渋谷へ行ったついでに、スペイン坂へ。
本日から公開の『スリル・ミー』ポスターを撮ってきた。
「さあ、どの スリルが 見たい?」
あまりにBLなので、凝視できんw。ちなみに日本人キャスト3組とも観る予定。
舞台『負傷者16人』を観てきた。
いつものように、海外戯曲の三作品通し券で取った第一弾。本命は『サロメ』である。
オランダ、アムステルダムの小さなパン屋を舞台に、ユダヤ人パン職人ハンスと、彼に助けられて店で働くことになったパレスチナ人青年マフムードとの交流と葛藤を描く。
ミニチュアも飾られていたパン屋の舞台美術を見ると、昨年から今年にかけて上演された『恋する私のベーカリー』や『ラ・パティスリー』が浮かんでくる。店内と厨房に仕切りがないのは開放感をもたらすが、“与えるもの”と“取るもの”がどんどん変化し逆転される意味合いなのかもと思う。
年季の入った感じの厨房と整然とした店内で、本物のパンや生クリームも出てくる。タネを作ったりこねたりとキャストの職人ぶりも達者。ハンスにとって因縁のあるチョコレートケーキを、自らの手掴みでマフムードの口に運ぶ場面は、一瞬だけでも微笑ましく安堵させる。だが空腹がそそられるというより、喉がカラカラに渇くような緊張感を伴う場面でもあった。
ユダヤ人を敵視する過去が明かされ、バス爆破事件で死者を出したテロリストの一面を見せるマフムード。かつてナチスに同胞を売って裏切り、パン屋に盗みに入って助けられた過去をもつハンス。徐々に明るみに出る二人の真実は、スリリングでショッキングで根っ子の奥深さを知る。
恋人ノラが妊娠したことで父親として新しい生活を始めようとするマフムードの元へ、彼の兄が忘れさせない過去と新しい仕事をもってくる。
過去から逃れた男と逃れられない男。家族を手に入れる男と手に入らなかった男。相反する二人は、パンを媒介にして互いに共存することはあっても、理解し合い親交を深めることは決してできないのだろう。
テロリストに戻ろうとするマフムードに、切々と説得し思い留まらせようとするハンスは、ある意味、逃れられた成功者の言い分にすぎない。故郷の弟と新しい家族を守るため、ひいてはハンスとこのパン屋を守るため、マフムードはもう逃げられないのだ。それが今のマフムードにできる決死の“恩返し”なのだろう。
だがハンスやノラと過ごした時間は、マフムードにとって決して無意味なものではなかった。復讐の連鎖があるように、希望の連鎖だってあるハズだ。
自爆テロの死者10人の他に、負傷者が16人もいる! 生き残った彼らがまたパレスチナ人に復讐するかもしれない。だがマフムードは生存者を選べたかもしれない。負傷者16人の殆どは子供や赤ん坊だったのだと信じたい。何故ならマフムードにも生まれてくる赤ん坊がいるから。負傷者の中から、別の未来を呼び起こせる者が出てくるのなら、希望へと繋がるだろう。
ミュージカルや公開中の『宇宙兄弟』と活躍中の井上芳雄は、頑固な自信家ぶりが初々しく、多感で激しく悩める青年を生き生きと演じる。歌がないのは残念だが、腹から出すアザーンの声が凛々しく美しかった。
増岡徹は辛抱強くも包容力のある実直な芝居。愛人ソーニャとのじゃれ合いぶりには愛嬌がある。
ノラの東風万智子は、話し方や声が朴路美さんに似ていて小気味いい。
舞台全体を映像が覆い、時計の針が動いたりニュースが映されたりと、退屈させず分かり易い演出がいい。
作者のエリアム・クライエムは父親がイスラエル人、母親がユダヤ系米国人だという。アムステルダムが舞台であり、アラビア語を少々入れたりと、色々な工夫や気遣いが感じられる。
1993年のイスラエルとパレスチナが握手するニュース写真は、私もよく覚えている。当時は、またアメリカがしゃしゃり出てきたか!と苦々しく感じる一方で、歴史的幕開けになるのか!?と僅かに希望が過ぎったものだ。
いつものように、海外戯曲の三作品通し券で取った第一弾。本命は『サロメ』である。
オランダ、アムステルダムの小さなパン屋を舞台に、ユダヤ人パン職人ハンスと、彼に助けられて店で働くことになったパレスチナ人青年マフムードとの交流と葛藤を描く。
ミニチュアも飾られていたパン屋の舞台美術を見ると、昨年から今年にかけて上演された『恋する私のベーカリー』や『ラ・パティスリー』が浮かんでくる。店内と厨房に仕切りがないのは開放感をもたらすが、“与えるもの”と“取るもの”がどんどん変化し逆転される意味合いなのかもと思う。
年季の入った感じの厨房と整然とした店内で、本物のパンや生クリームも出てくる。タネを作ったりこねたりとキャストの職人ぶりも達者。ハンスにとって因縁のあるチョコレートケーキを、自らの手掴みでマフムードの口に運ぶ場面は、一瞬だけでも微笑ましく安堵させる。だが空腹がそそられるというより、喉がカラカラに渇くような緊張感を伴う場面でもあった。
ユダヤ人を敵視する過去が明かされ、バス爆破事件で死者を出したテロリストの一面を見せるマフムード。かつてナチスに同胞を売って裏切り、パン屋に盗みに入って助けられた過去をもつハンス。徐々に明るみに出る二人の真実は、スリリングでショッキングで根っ子の奥深さを知る。
恋人ノラが妊娠したことで父親として新しい生活を始めようとするマフムードの元へ、彼の兄が忘れさせない過去と新しい仕事をもってくる。
過去から逃れた男と逃れられない男。家族を手に入れる男と手に入らなかった男。相反する二人は、パンを媒介にして互いに共存することはあっても、理解し合い親交を深めることは決してできないのだろう。
テロリストに戻ろうとするマフムードに、切々と説得し思い留まらせようとするハンスは、ある意味、逃れられた成功者の言い分にすぎない。故郷の弟と新しい家族を守るため、ひいてはハンスとこのパン屋を守るため、マフムードはもう逃げられないのだ。それが今のマフムードにできる決死の“恩返し”なのだろう。
だがハンスやノラと過ごした時間は、マフムードにとって決して無意味なものではなかった。復讐の連鎖があるように、希望の連鎖だってあるハズだ。
自爆テロの死者10人の他に、負傷者が16人もいる! 生き残った彼らがまたパレスチナ人に復讐するかもしれない。だがマフムードは生存者を選べたかもしれない。負傷者16人の殆どは子供や赤ん坊だったのだと信じたい。何故ならマフムードにも生まれてくる赤ん坊がいるから。負傷者の中から、別の未来を呼び起こせる者が出てくるのなら、希望へと繋がるだろう。
ミュージカルや公開中の『宇宙兄弟』と活躍中の井上芳雄は、頑固な自信家ぶりが初々しく、多感で激しく悩める青年を生き生きと演じる。歌がないのは残念だが、腹から出すアザーンの声が凛々しく美しかった。
増岡徹は辛抱強くも包容力のある実直な芝居。愛人ソーニャとのじゃれ合いぶりには愛嬌がある。
ノラの東風万智子は、話し方や声が朴路美さんに似ていて小気味いい。
舞台全体を映像が覆い、時計の針が動いたりニュースが映されたりと、退屈させず分かり易い演出がいい。
作者のエリアム・クライエムは父親がイスラエル人、母親がユダヤ系米国人だという。アムステルダムが舞台であり、アラビア語を少々入れたりと、色々な工夫や気遣いが感じられる。
1993年のイスラエルとパレスチナが握手するニュース写真は、私もよく覚えている。当時は、またアメリカがしゃしゃり出てきたか!と苦々しく感じる一方で、歴史的幕開けになるのか!?と僅かに希望が過ぎったものだ。
舞台 戦国BASARA2 東京千秋楽
2012年5月15日 舞台演劇舞台『戦国BASARA2』東京千秋楽を観てきた。
満員御礼。平日夕方にも関わらず、ル・テアトルがこんなにビッシリと埋め尽くされているのを見たのは初めてだ。
初日は前列で気づかなかったことが、今回はやや後列になったことで、色々と分かり味わえたことが多かった。
音楽や効果音など音響の存在が大きい舞台だ。ゲームそのままの臨場感には欠かせないものだろう。新曲がいち早く使われ、ゲームから取り入れた音楽もあり、ゲームをやってた人はシーンを思い浮かべながら楽しめる。
映像はやはり中ほどの列から観たほうが綺麗だ。OPのキャスト紹介に家紋まで入ってたんだね。慶次の“恋”が一段と目立つw。
キャストもアンサンブルも疲れはピークに達してるだろうが、初日よりも一段とキレのあるアクションと迫力ある殺陣に進化。
初日は硬さがあった女性陣の殺陣が随分と滑らかになっていて、公演中の成長が見られた。
今日の幸村は床を滑ったり槍が一本折れたりと、東京公演ではホントに色々あった男だw。三成も5人の殺陣シーンで刀が折れた。ナマならではのハプニングだが、キャストに怪我がなかったのが幸い。こんなに激しい運動量なのに、バージョンアップした衣装だけは何も不都合はなく、しっかり作られているなと感心させた。
ネタやギャグシーンは、客席も一丸となって拍手や手拍子で盛り上がる。
「お館さま~」「わしじゃあ」のお館様祭りも好調。“サスケ佐助”にゴールはあるのか。替え歌と「片倉」「小十郎」「政宗さま」の遊びがイマイチだが、政宗より左手の幸村のほうが笑ってる。しょーもない遊びの後、一瞬で真面目モードに転換するところが好きw。
半兵衛と三成の「許可の要らない許可を…」も大ウケw。謙信とかすがのピンクのラブモードは沸くが、とし&まつの息ぴったりのラブラブぶりも見事。
でも三成と家康が秀吉側にいたため、半兵衛の小十郎誘拐事件がなくなったのがホントに残念。受けの小十郎を見たかったな。肝心要の半兵衛は一幕は出番があるが、二幕中盤からすっぽりいなくなり、最期の場面も描かれてなかった。半兵衛ファンには物足りなかったかもしれない。
『2』は初日と千秋楽のみだったが、今までにない良席をゲットできたのが幸い。いっそう舞台を楽しめた。
通路演出はなくなったが、劇場を変えて良かったと思う。
 ̄
カテコで小林裕幸氏が挨拶。丁度同じ列の前に座っていたのですぐわかった。
恋次の肩に夢吉が乗ってて(カワイイ)、いつも懐の中に入れておいてくれたんだと伊阪達也を褒めていた。
カテコ2で、キャラ団扇をもってキャスト登場。その団扇で幸村も三成もステージ前に散った花びらを扇ぐから、前方席にいっぱい飛び散る。すかさず秀吉から「みつなり~」と諌める声が上がり、「はっ」とひれ伏す三成。おまけに秀吉の「お手」に犬になる三成。キャラでアドリブきかせる小田井涼平と中村誠治郎に拍手。マスクがキツイと言ってたが、「マスクを上の人に取る許可を三成に」と半兵衛が言い、ここでも誠治郎が許可を取るナイスアドリブ。コバPが腕でマルをして、やっと“ひろみ”に戻れた崎本大海は晴れ晴れとした顔w。
カテコ3で、政宗からアンサンブルの紹介。苗字名前まで覚えてる久保田悠来さすが。メインキャストはひと言ずつ挨拶。その度に客席からキャラコール! 挨拶でやっと素に戻れる俳優たち。驚いたのが、佐助の村田洋二郎より信玄の中村憲刀のほうが年下だってことw。本日の“ハプニング”で平謝りの三成と幸村。誠治郎はいつもの口調で、ピンをしっかり止めますと誓う細貝圭。吉田友一が「いつか仙台で」と言えば、涼平さんが「次は本拠地、大阪で」と意気込み。
カテコ4で、拍手いっぱいのスタオベの客席を見て、パラパラと出てきたキャストがみんなビックリしたように感激の顔。最初に出てきたのが貫禄の秀吉で、最後にやっと出てきた謙信が慌てた風なのがイイ。座長の伊阪くんが凛々しくお礼を述べて、キャストも客席もいっぱい手を振ってハけた。秀吉の背中に乗っかる三成クンがお茶目。最後に伊阪くんが深々とお辞儀をして終了。
愉快痛快なカンパニーで微笑ましかった。予想通り3時間半強かかった。
大阪、6月の名古屋公演も一丸となって突っ走って頂きたい。
満員御礼。平日夕方にも関わらず、ル・テアトルがこんなにビッシリと埋め尽くされているのを見たのは初めてだ。
初日は前列で気づかなかったことが、今回はやや後列になったことで、色々と分かり味わえたことが多かった。
音楽や効果音など音響の存在が大きい舞台だ。ゲームそのままの臨場感には欠かせないものだろう。新曲がいち早く使われ、ゲームから取り入れた音楽もあり、ゲームをやってた人はシーンを思い浮かべながら楽しめる。
映像はやはり中ほどの列から観たほうが綺麗だ。OPのキャスト紹介に家紋まで入ってたんだね。慶次の“恋”が一段と目立つw。
キャストもアンサンブルも疲れはピークに達してるだろうが、初日よりも一段とキレのあるアクションと迫力ある殺陣に進化。
初日は硬さがあった女性陣の殺陣が随分と滑らかになっていて、公演中の成長が見られた。
今日の幸村は床を滑ったり槍が一本折れたりと、東京公演ではホントに色々あった男だw。三成も5人の殺陣シーンで刀が折れた。ナマならではのハプニングだが、キャストに怪我がなかったのが幸い。こんなに激しい運動量なのに、バージョンアップした衣装だけは何も不都合はなく、しっかり作られているなと感心させた。
ネタやギャグシーンは、客席も一丸となって拍手や手拍子で盛り上がる。
「お館さま~」「わしじゃあ」のお館様祭りも好調。“サスケ佐助”にゴールはあるのか。替え歌と「片倉」「小十郎」「政宗さま」の遊びがイマイチだが、政宗より左手の幸村のほうが笑ってる。しょーもない遊びの後、一瞬で真面目モードに転換するところが好きw。
半兵衛と三成の「許可の要らない許可を…」も大ウケw。謙信とかすがのピンクのラブモードは沸くが、とし&まつの息ぴったりのラブラブぶりも見事。
でも三成と家康が秀吉側にいたため、半兵衛の小十郎誘拐事件がなくなったのがホントに残念。受けの小十郎を見たかったな。肝心要の半兵衛は一幕は出番があるが、二幕中盤からすっぽりいなくなり、最期の場面も描かれてなかった。半兵衛ファンには物足りなかったかもしれない。
『2』は初日と千秋楽のみだったが、今までにない良席をゲットできたのが幸い。いっそう舞台を楽しめた。
通路演出はなくなったが、劇場を変えて良かったと思う。
 ̄
カテコで小林裕幸氏が挨拶。丁度同じ列の前に座っていたのですぐわかった。
恋次の肩に夢吉が乗ってて(カワイイ)、いつも懐の中に入れておいてくれたんだと伊阪達也を褒めていた。
カテコ2で、キャラ団扇をもってキャスト登場。その団扇で幸村も三成もステージ前に散った花びらを扇ぐから、前方席にいっぱい飛び散る。すかさず秀吉から「みつなり~」と諌める声が上がり、「はっ」とひれ伏す三成。おまけに秀吉の「お手」に犬になる三成。キャラでアドリブきかせる小田井涼平と中村誠治郎に拍手。マスクがキツイと言ってたが、「マスクを上の人に取る許可を三成に」と半兵衛が言い、ここでも誠治郎が許可を取るナイスアドリブ。コバPが腕でマルをして、やっと“ひろみ”に戻れた崎本大海は晴れ晴れとした顔w。
カテコ3で、政宗からアンサンブルの紹介。苗字名前まで覚えてる久保田悠来さすが。メインキャストはひと言ずつ挨拶。その度に客席からキャラコール! 挨拶でやっと素に戻れる俳優たち。驚いたのが、佐助の村田洋二郎より信玄の中村憲刀のほうが年下だってことw。本日の“ハプニング”で平謝りの三成と幸村。誠治郎はいつもの口調で、ピンをしっかり止めますと誓う細貝圭。吉田友一が「いつか仙台で」と言えば、涼平さんが「次は本拠地、大阪で」と意気込み。
カテコ4で、拍手いっぱいのスタオベの客席を見て、パラパラと出てきたキャストがみんなビックリしたように感激の顔。最初に出てきたのが貫禄の秀吉で、最後にやっと出てきた謙信が慌てた風なのがイイ。座長の伊阪くんが凛々しくお礼を述べて、キャストも客席もいっぱい手を振ってハけた。秀吉の背中に乗っかる三成クンがお茶目。最後に伊阪くんが深々とお辞儀をして終了。
愉快痛快なカンパニーで微笑ましかった。予想通り3時間半強かかった。
大阪、6月の名古屋公演も一丸となって突っ走って頂きたい。
テニミュ大運動会の番組
2012年5月14日 TV番組フジテレビ『ノンストップ!』で昨日の大運動会を含むテニミュの紹介。
朝刊のテレビ欄を見て知って、予録したのを見たが、大運動会の模様が結構映っていて興奮が蘇ってきた。
リョーマと手塚メインで、フューチャーされるのはだいたい同じキャストだったけどw。
シロタン&工&和樹の写真まで出して、テニミュは若手俳優の登竜門という位置づけ。テニミュファンは、成長を見守る母親みたいなキモチで応援しているという。男性ファンがAKB48を応援するのと同じ心理だってw。
だから、母の日にやったのねw。
でも“イケメン騎馬戦”とか“イケメン綱引き”とか、競技にいちいち“イケメン”を付けてるのは番組のほうだから^^;。
イケメン評論家による、これからのネクストブレイク四天王に、小越勇輝、和田琢磨、青木玄徳に加えて加藤真央。映像には内村に飛びつく森の姿が…。D2がひとりぐらい入っていてもねえ。
競技中だけでなく、待機中もキャストがキャラのままでどんな話をしていたのか気になるし、やっぱりDVDは欲しくなりそうだ。
朝刊のテレビ欄を見て知って、予録したのを見たが、大運動会の模様が結構映っていて興奮が蘇ってきた。
リョーマと手塚メインで、フューチャーされるのはだいたい同じキャストだったけどw。
シロタン&工&和樹の写真まで出して、テニミュは若手俳優の登竜門という位置づけ。テニミュファンは、成長を見守る母親みたいなキモチで応援しているという。男性ファンがAKB48を応援するのと同じ心理だってw。
だから、母の日にやったのねw。
でも“イケメン騎馬戦”とか“イケメン綱引き”とか、競技にいちいち“イケメン”を付けてるのは番組のほうだから^^;。
イケメン評論家による、これからのネクストブレイク四天王に、小越勇輝、和田琢磨、青木玄徳に加えて加藤真央。映像には内村に飛びつく森の姿が…。D2がひとりぐらい入っていてもねえ。
競技中だけでなく、待機中もキャストがキャラのままでどんな話をしていたのか気になるし、やっぱりDVDは欲しくなりそうだ。