3日の土曜日辺りから、私の日記の”アクセス元表示”にいっぱい登場したワード。
「遊佐浩二 三橋加奈子 結婚」
こんなのがもうずーっと立て続けに連なっていて、眺めながらも苦笑い。
声優情報にいくら疎い私でも、このワードを見ただけで、遊佐さんと加奈ちゃんに何が起きたかは充分に推測がつくw。
でも私の日記を幾らひっくり返しても、この二人の結婚の話には全く触れてないのにね^^;。

今日、遊佐さん自ら発表したというので、ようやく日記でこの話題に触れることができた。
結婚したんだね。おめでとう! 遊佐さん&加奈ちゃん。 

なぜ私の日記にこのワードがヒットしたのか。たぶんOVA『HUNTER×HUNTER』絡み。このアニメが遊佐さんと加奈ちゃんとの出会いなんだろうか。集合写真にも一緒に写っていたかな。でも内容としては、加奈ちゃん@キルアと戦っていたのは確かよっちんだったハズw。

HUNTER後の加奈ちゃんは、平光さんや郷田さんの音響監督作品に頻繁に出演。一方、平光さんも郷田さんも遊佐さんを好んで起用した。有名どころは『アムドライバー』や『遊戯王GX』などだが、加奈ちゃんもそこにゲストしたこともあったのかな。
こうして考えると、もしや二人のお仲人さんって、平光さんや郷田さんじゃないの〜?と勘ぐりたくなる(笑)。

郷田さん絡みで、加奈ちゃんが出演した舞台も色々と観た。ミュージカル『HUNTER×HUNTER』や『酒坊ちゃん』で、加奈ちゃんと共演したtutiこと土屋くんとはちょっといい雰囲気だなと思ったことがあった。『酒坊ちゃん』での二人は一応恋人同士の役だったしね。
遊佐さんは『BLEACH』でブレイクしたとたまに聞くが、じゃあ加奈ちゃんは、舞台のギンではなくアニメのギンを選んだのね、と思ってみたり(笑)。
tutiの市丸ギンは来月の舞台で拝める。そういやtutiは昨日が誕生日。おめでとう!

平光さんや郷田さんが演出されるお芝居で、観劇する加奈ちゃんとたまに遭遇することがあった。これからは加奈ちゃんとご一緒の遊佐さんの姿も拝めるかしらん?(笑)

でも加奈ちゃんのお相手が、OVA『H×H』で共演したもう一人の”黒い”人ではなくて、正直ちょっとホッとしている。東地さんにはやっぱり”シノ”さん的な女性と一緒になって欲しいからw。

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某スーパーのゲームコーナーをブラブラしてたら、後ろから突然関俊彦の声が耳に入ってきてビックリ。関さん@ロニの声、久々に聞いたv。
2/15発売予定のPSP『テイルズ オブ デスティニー2』のチラシを店頭でようやく貰って確認。もちろん本体ではなく、予約特典の「ドラマチックDVD-ピーチグミ篇-」の内容。
●チャットドラマ「ピバ★テイルズ オブ」…どのキャラが出るんだろ!?
●イベント映像…ゲームショーのテイルズステージの映像らしいが、石田さんの出番はあるのか!?
●声優メッセージ…TOD2の関さんの出番は期待できそう〜。

それにしてもTOD予約特典「オレンジグミ篇」といい、アコギな商魂にはつくづくウンザリ^^;。DVDのネーミングセンスにも苦笑。

映画 墨攻

2007年2月7日 映画
中国などで大ヒットした映画『墨攻』(ぼっこう)を観てきた。
『中国国家博物館名品展』へ行く前の前フリと、何となく『王の男』と『蒼き狼』の中間で観なければならないと思ったから。

大国・趙(ちょう)の猛攻撃から、小国・梁(りょう)を先頭に立って篭城させた墨家(ぼっか)の男・革離(かくり)と、その戦いの果てを描いた悲壮たる物語。
原作コミックは未読。墨子によって創設された思想集団”墨家”の存在さえ知らなかった。
中国・日本・香港・韓国とアジアの力が結集した壮大なスケールの作品で、アクションと人間ドラマが交錯する。

梁側に立って見た前半は、革離の知略や秘策や新兵器も興味深く、集中して見入る。思想に基づいた彼の人心掌握術は無心だが、梁王が嫉妬と反感を募らせる後半からは、徐々に嫌気とダルさを感じさせる展開^^;。
小国は身内に甘いというが、大国は疑心暗鬼が凄まじく裏切り者には容赦がない。梁の愚王より、勝ち負けに拘りながらも武士の信念と誇りは失わなかった趙の猛将のほうに気持ちが徐々に移っていく。仕舞いには趙に肩入れし、梁なぞ滅びてしまえと思ってしまう自分がいた^^;。

そもそも、援軍を求めた梁を墨家がなぜ無視をしたかだ。つまり梁は助けるのに相応しくない王をもっていたからなのだ。或いは革離が来なければ、属国になれ果てようとも、両国の犠牲はまだ少なかったかもしれない。だが革離が動けば動くほど、敵を本気にさせるだけでなく、内なる調和を崩して脱走や叛乱や多大な犠牲を生じさせる。革離こそ戦いを長引かせた張本人なのである。

墨家の思想”非攻”と”兼愛”はまさに”矛”と”盾”。我が身を守るためには敵も殺さねばならないし、敵を愛することなどとうてい難しい。分りきってはいながらも、命をかけてその使命を全うしようとした革離に心動かされた人達がいた。若王、近衛の女剣士、弓隊隊長、そして趙の将軍。だがその誰もが消えていく。戦乱の世では、墨家の思想も墨家や墨者そのものも滅びねばならない運命なのだろう。
”非攻”の思想を受け継いだ”専守防衛”の理念が、今や日本でも危うくなっている現実。達観する革離の姿は、『ジパング』の角松を彷彿とさせて切ない。だが戦いの無い世界を夢見て、我々はいま一度”墨守”の足跡を振り返る時期にきているようにも思える。

坊主頭のアンディ・ラウは、優しい眼差しとストイックな雰囲気が実に凛々しく格好良い。しかし声が高めでアンディらしくなく、もしや誰かの吹替えなのか。
逸悦も声がやけにキャンキャンしてたが、途中から急に”女”を強調させた振る舞いは違和感。恋愛模様は壮絶だが描き方がやや薄い^^;。
むしろ革離によって運命を翻弄された二人の男に注目したい。最初こそ反発したものの、革離の魅力にどんどんのめりこみ、一緒にいたいと願う悲劇の王子様・梁適。革離との勝負にこだわるも、やはり彼の魅力に惹かれていく悲劇の猛将・巷淹中。
男と男の信頼や慈愛、熱きサシの戦いにこそ、人間は夢と希望、そして妄想を募らせるw。


吹替え版があるのか分らないが、またまた勝手にキャスティング(笑)。
革離: 森川智之
梁適: 石田彰
子団: 平川大輔
逸悦: 甲斐田裕子
梁王: 有本欽隆
巷淹中:大塚明夫
な〜んてね♪ また腐女子を誘うノリになったゾw。
『ガンダム無双』公式PVを観た聞いた。
アムロにカミーユにジュドーが喋る喋る。飛田展男のカミーユ声はちょっぴり男前に聞こえて痺れるv。矢尾一樹はやっぱり声に年齢が^^;。関智一の超熱血声と緑川光のクール声。マスターアジアの秋元羊介は今『うたわれ』ラジオにゲスト中。そのまま朴路美のロランまで飛んじゃったよ。あのキャラとかそのキャラとかは出てないのか? それにしてもあり得ないガンダムな動きww。
PS3で売る前にPS2で売れよ〜と思ったが、どっちにしろコーエーだから買わないのだ^^;。


そのPVが早くも某ニコニコ動画で流れていて、コメントの嵐を浴びていた。みんなのツッコミが楽しい。

ここで流れている『うたわれるもの』ショートエピソードは未見で(DVD特典映像か何か?)それだけでも面白いのだが、野次やコメントがツボをついてて大ウケ(^o^)。
とにかくどれも、オボロボロボロ〜♪で、腹黒ハクオロオロオロ〜♪なトコがファンの要望を満たす(笑)。力ちゃんの怪演がオモロイw。EDで流れる『RED GARDEN』並みの哀しいメロディまでが可笑しい。

『仮面ライダー電王』映像もいっぱい。モモタロス&関さん、やっぱ最高! それより電王のOP主題歌でハルヒたちが踊っているのが妙にマッチしてて大笑い。モモタロス&ハルヒ、こんな共通点があったとはw。

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1等のお年玉賞品は、結局ノートパソコンに決定。当初希望していた旅行手続きが面倒臭いので、この選択は仕方あるまい。
色々調べたところ、Windows XPのこのタイプは15万以上はするようで、Vistaのキットが別個で送付となる。どんな機能なのか私にはさっぱりだが、たまには相方と息子の要望をきいてもいいかもね。
当った未使用切手にはハンコが押され使えなくなったが、手元には戻った。記念に保存。
4日はWOWOW無料放送の日で、アニメも特番あれこれ。

☆放送直前『MOONLIGHT MILE』スペシャル。
3月からの放送に先駆けて、第1話放送とその世界観を紹介。

原作は知らないので、宇宙が出たりエベレストが出たり、ホワイトハウスやNAVYや日本の居酒屋が出てきたりと、なかなか世界観が掴めずに混乱^^;。宇宙の映像は確かにリアルだが、主人公の裸踊りまでリアル(笑)。
主人公の猿渡吾郎(27歳)は井上和彦、相棒のロストマンが平田広明。どちらも激渋い声で軽妙かつ重厚な芝居。猿渡がホット、ロストマンがクールと対照的。
途中で、てらそままさきの声が聞こえて画面に飛びつくw。東大出のエリート倉持役で、高慢チキな声がまたエロいv。
社会派SFヒューマン・アニメという重そうなテーマだが、スタッフ・キャスト陣も豪華で期待できそう。


☆新生『REIDEEN』フェードイン 春のロボット祭り。
30年前の『勇者ライディーン』に思い入れがあり、ロボットアニメの金字塔だと信じてる私には、以前の『超者』も今回の『新生』のライディーンにも初めっからあまり期待はしていない^^;。

いきなり秋葉の東京アニメセンターの『REIDEEN』試写会会場が映る。プロダクションI.G.石川光久社長、千葉紗子、我妻正崇、三木眞一郎が登場。其々が自己紹介と見どころを575で語る。我妻くんは私はお初だが、緊張感でいっぱいいっぱいのコメント。三木さんは『超者』ではライディーン役だったが今回は?三木さんは今年声優歴19年なのか。第1話にフェードイン(エコーが無い^^;)。

主人公・才賀淳貴は優等生なメガネキャラ。母と妹との関係が『デスノート』の月っぽいw。父が残した手帳と謎のリングで、高校生が巨大ロボットにフェードイン。いきなり裸になるトコは『超者』のノリなのか!?(笑)
主人公は”あきら”じゃないのかと思うが、千葉紗子演じる役名が”玲”(あきら)。
それにしてもCGのライディーンは愛嬌が無い。『勇者』のライディーンは表情は動かずとも、手描きによる感情の動きが見てとれて、何となく愛着も沸いたものだ。

続いて、永井豪が登場し自ら『鋼鉄ジーグ』続編の告知。こっちも30年前の作品じゃないか^^;。タイトルは『鋼鉄神ジーグ』で主人公の声は小野大輔。ダダンダン♪ババンバン♪

なんだかね〜。映画やドラマも昭和の時代を描いたものが目立つけど、アニメの世界も昭和の時代のアニメの続編とかリメイクばかり。過去モノを追いかけるのもいいが、それだけ未来に希望が持てなくなってる時代なのかもしれない^^;。

 ̄ ̄ ̄
4日のTVアニメ。

テレ朝『Yes! プリキュア』新番組。
三瓶由布子が溌剌な女の子、竹内順子がクールな女の子で、それだけで可笑しい。今度の妖精マスコットの声は草尾毅かな。敵役で檜山修之が登場。5人のプリキュアってやっぱり多いな。

テレ東『MAR-メルヘヴン-』。
OPアニメをよくよく見ると、ちゃんと映っているんだよね、ダンナが^^;。
影の黒幕の声が関俊彦で、ボイスチェンジャーを使ったような太く渋い非情な響き。この分だとテロップも「???」かなと思いきや、「仮面の男:関俊彦」とあった。仮面って、仮面って…クルーゼと仮面ライダー、どっちかをダブらせてる!?(笑)
しかしメルでも、消えた父親が実は異世界での黒幕だった…という設定なのか? 『韋駄天翔』や『デジモン』で郷田ほづみが何度もそんな父役をやってるんだけど。というか、ひょっとして郷田さんと関さんの演じるキャラってカブってるのか!?^^; まぁお二人とも実生活でもお父さんなのだけどね。
そしてダンナと言えば、親友だったアラン@小杉十郎太。アランが頼りなのに、次週はどうなっちゃうの?
土曜プレミアム『マトリックス レボリューションズ』。
劇場版の吹替えで観た時は、ネオが小山力也で、キッドが緑川光だったかな。フジの『リローデッド』TV吹替え版では、キッドが石田彰で新録されていたから、『レボリューションズ』をTVで放送する時もキッドの声はぜひ石田さんでやって欲しかった。その願いがようやく叶えられたのね(^^)。

『レボリューションズ』でのキッドはキーポイントでそれなりに活躍する。ミフネの意思を継いでロボット(?)を操りゲートを開けたりと孤軍奮戦。石田さんの声から緊張感が伝わってくる。成功後にもキッドは皆からもう少し激励を受けたと思っていたが、今回はカットされてたのかな〜。
「戦争が終ったんだ!」といち早く皆に伝えるキッド。緑川さんの時はもう少しクールな感じに聞こえたが、石田さんの時は心底嬉しそうな叫びに聞こえて、演じるクレイトン・ワトソンまで満面の笑顔に見えて可愛かったv。やっぱり吹替え声優によって感じ方も違ってくる。
キアヌ・リーヴスも森川智之の声だと、とってもキュートで穏やかに感じられる。
スミスの大塚芳忠は渋くてどこまでもシブトイw。リンクの鳥海勝美も不動で軽妙な味。菅生隆之や森田順平の声がまた男前。予言者の護衛セラフの声が家中宏で、モリモリ&石田さん繋がりで『NHG』が浮かんだのは内緒w。

スミスとの対決はやっぱり『ドラゴンボール』で、心臓部でのネオはやっぱり『ナウシカ』みたいで、観ながらどうしても吹き出しそうw。そしてちょっぴりカットされてた模様^^;。最後は神々しいラストだった。


日曜洋画劇場『メン・イン・ブラック』。
お馴染みトミー・リー・ジョーンズ×ウィル・スミスの吹き替えは、もはや不動の菅生隆之&東地宏樹。
放送されるのは何度目だろう。ヒロインの声が沢海陽子の時もあるので、今回の唐沢潤のは新録かその2回目ぐらいだろうか。東地さんのJが以前聞いた時よりも、何となく軽めになっていたように感じたのだが。
とにかく東地さんのウィルは、男前度50%アップになるので格好良いことこの上ない(*^^*)。

この分だと、公開中の映画『幸せのちから』の吹替えDVDの時も、東地さんがウィルの声を演じるのだろうか。東地さんの父親役って沢山ありそうで実は少ないかも。


8日・木曜洋画劇場『ブレイド』。
その代わりというか、以前放送された時は、フロストの声が確かダミ声の東地さんだったハズだが、今回は山路和弘に変更。ということは新録か? 大塚明夫&大塚周夫は変らず。前回みたいに沢海さんもきたらファミリーw。


11日・WOWOW『ライン・オブ・ビューティー 愛と欲望の境界線』1話〜3話。
同性愛をテーマの小説のドラマ化。主人公でゲイの青年ニックをめぐり、ニックの恋人レオ役が東地宏樹で、ニックの親友トビー役が星野貴紀。ニック役は石母田史朗。ニックがね、稲田徹だったらオモロかったな〜とw。


DVD版『王の男』吹替え版キャスト。
チャンセン:森川智之
コンギル:石田彰
ヨンサングン:堀内賢雄 だとか。

劇場字幕版を見た後で勝手にキャスティングしていたが、チャンセンのモリモリしか当たってないじゃん(笑)。映画ではヨンサングンもイケてたので、力ちゃんにやって欲しかったな。
そしてコンギルはあまり喋らないので^^;、石田さんだと息づかいとか嗚咽とかを楽しめればいいのかな。
てか、こりゃキャスティング側が『NIGHT HEAD GENESIS』的なノリを完全に期待してるでしょ(笑)。

劇場版の吹替えでは確か櫻井孝宏らの名前があったけど、それはナッシングになったのかな?^^;
昼間に豆まきを済ませて、夜から『J’s Music Action the 3rd 小杉十郎太 with Brushu&Picks』へ行ってきた。
最初にライブがあった南青山曼荼羅で、サブタイトルは《マンダラ兄さん節分ライブ》。
ここは2回目だが音響も抜群で、ステージの小杉さんをカブリつきの近距離座席でゆったりと拝めて嬉しい。今日もじゅっちゃんと呼ばせてv。

前回までのアンケや感想をちゃんと読んで、ライブに反映して下さったようだ。今回はバラエティたっぷりな歌と構成で、じゅっちゃんの持ち味も沢山出ていて、実に楽しかった(^o^)。
新曲は4〜5曲で、じゅっちゃんが作った曲も幾つか。前回までのような格好つけた曲ばかりでなく、じゅっちゃんの現在の心情を盛り込んだようなナチュラルな曲が多く、ストレートに胸に染みとおった。
もちろん「デスペラード」「レイン」「オネスティー」など馴染みの曲も歌い上げ、歌唱力にも更に磨きがかかる。

歌の渋さと比べて、じゅっちゃんのトークはとてもコミカルで素直で面白く、じゅっちゃんのキュートな魅力全開。そして私世代には懐かしくも嬉しい。
前回まではウルトラマン・ネタだったが、今回は”御三家”ネタ。カラオケで何を歌う?から始まり、郷ひろみの歌から、野口五朗の「オレンジの雨♪」のサワリを唄い出し(デビュー曲は「博多みれん♪」)西城秀樹の話まで。学生時代、誰もいなくなった校舎で唄うと音が適度に響いて良かったと語っていたが、私も同じことしてたよなぁw。うん。今度はぜひ”御三家”の懐かしい歌も唄って欲しい。

今年は12年に一度の射手座のラッキー年(前に池田秀一も言ってたな)。なのに今年初のお仕事が『パワパフ』の”ふんころがし”の役だったと苦笑。なんの。”ふんころがし”は古代エジプトでは復活の象徴でラッキーなのよ〜とお伝えしたかった。
じゅっちゃんが言うには「射手Bの男はサイテー」なんだとかw。ドラムの野口明彦とギターの岩田浩史も同じB型で、”B型男”ライブだと判明。じゅっちゃんがちょっと真似した(似てたw)山口勝平もB型だし、ついでに相方の堀内賢雄もBだし。
とにかく、B型男、バンザイ!\(^o^)/(笑)

今ライブの目玉は「声優小杉十郎太」の曲。何と、小杉十郎太が今まで演じたアニメや外ドラのキャラがいっぱい登場して台詞の掛け合い、エコーを効かせた決まり文句まで聞かせる。サビの部分は観客の皆さんとご一緒にと、歌の前に野口さんの指導でみんなで練習。今までのライブでは経験しなかった一体感が生まれる。
じゅっちゃんから様々なキャラの声と台詞が登場。分らない人の為に一応キャラ名までw。ディラン、モルガー、榊太郎…ヤキソバぱんまんの後にデヴィッドが続き、ヘンケンが出た後に「君は時の涙を見る」のナレーションが流れて大喜びv。小杉十郎太御本人を加えると9キャラだが、夜は更にアラン(メルヘヴン)秋雨(ケンイチ)トップジョイ(アイアンリーガー)を加えて全12キャラ。感慨もひとしおだが、あらためて小杉十郎太さんの引き出しの豊かさに驚嘆した。
サビは、じゅっちゃんと一緒に歌う「Say You!」「声優!」で大いに盛り上がった。

4/29「よ、ニクイネ」には、じゅっちゃんの故郷・横浜のBLITZで4thライブ開催。年初に申し込んだ分のチケはたぶん今週中に発送か。
春にはファーストアルバムが発売。今日のライブの模様もDVDにならないかな(カメラは回っていたけれど)。
どこまでいくんだ、射手B男じゅっちゃん!(笑)
渋くて男前で格好良くて、実はシャイでとっても可愛いじゅっちゃん。たくさんの拍手の中で、笑みを絶やさず楽しませよう、自分も楽しもうと頑張るじゅっちゃん。ライブは無事終了した。
☆雑誌『Newtype THE LIVE(特撮ニュータイプ)』3月号。昨日の観劇前に買ってきた。
この雑誌、確か1月号もDVD目当てに買ったのに、また買うことになろうとは^^;。

『獣拳戦隊ゲキレンジャー』今度はカンフー+動物をモチーフ。
石田彰が声をあてるという話題の”バエ”(ハエではない^^;)だが、仮面ライダーのミニ版みたいw。元・獣拳戦士だというから、そのうち実体化するんだろうか。ゲキトージャが現れると、頼まれもしないのに実況中継するようだ。とすると、合体し巨大化する後半部がポイントか。
ゲキレッドの鈴木裕樹と、首領の荒木宏文って、テニミュに出てた人だったか。

『仮面ライダーカブト』天道&加賀美らのラストシーン。水嶋ヒロと佐藤祐基の対談で、そういや二人とも血液型がAB型だったと気づいた。山口祥行もAB型だし、あのカブトファイナルステージはAB型率が高かった!?(笑)

別冊付録が『仮面ライダー電王』特集。
モモタロス(声)の関俊彦のインタビューがカラー1ページ。撮りおろし写真の関さんが素敵(*^^*)。”ベテラン声優”と書いてあるトコが嬉しい。
「まさかライダーを演じられるとは思っていませんでした」「アニメとも違うし洋画とも違う。特撮ものはその中間に位置しているかもしれないです」と興味深いコメント。監督さんが関さんの『炎の転校生』の主題歌を聴いていたそうだ。確かに、私も関さんのモモタロス第一声を聞いた時、あの滝沢昇の熱血ぶりを思い出したもんw。そのうち、モモタロスのキャラソンを関さんが唄う日も近そう(笑)。

もう一つのイマジン・ウラタロスは知的でクールな性格で、青色の電王ロッドフォーム。口癖は「僕に釣られてみる?」(笑)声は遊佐浩二だとか。
そのうち録音現場で関さんと遊佐さんが一緒になり、掛け合いとかも楽しめるのだろうか。もしや特撮雑誌の今度の標的は遊佐さんになったりw。


☆『仮面ライダーカブト』キャラクターブック02『CLOCK UP』。
時期を逃したので本屋巡りをしても発見できず、通販で購入。ピンクの表紙が目印w。
キャラクター撮りおろしグラビアや、キャスト座談会や対談など、ファンには嬉し過ぎる内容。特に、佐藤祐基×加藤和樹の対談が面白かった。
撮影現場オフショット集や名場面集を振り返ると、感慨もひとしお。

今度は『仮面ライダー電王』でこういうムック本をまた買わねばならなくなるのか。どうせなら関さんの写真やコメントもしっかり載せて欲しいぞよ。
青春事情第4回公演『もろびとこぞりて』を観てきた。
この劇団のことは全く知らなかったが、今回のお目当ては「ひらり、空中分解。」メンバーの一人、松川貴弘さん。客演は初めてだとか。
キャパが狭い劇場なので仕方ないが、行ったらすごい満席で追加席までできる混みよう。そのせいか、どうやら登場人物の出入りで演出の変更が若干出たようだ。

ある劇団の様々な人間模様と、舞台という魔物にとりつかれた人達のクリスマスのお話。
青春事情代表の松本悠の演出で、脚本にも関わっており、この作品も或いはこの人の体験談や心情から出た話のようにも思える。
公演中なのでネタバレになってもいけないが、冒頭でステージから出てきた女性がごく普通に「携帯PHS音の出るものはお切り下さい」と言った時点から、既に話は始まっていたんだなと後で分る。以前見たK-Showのお芝居の冒頭みたいなノリだった。

若手男女の役者みんなが、まるで兼ね役のように様々な表情を演じきる。このお芝居は全て彼らの演技力にかかっていて、裏切ることのない達者で息のあった芝居を見せる。
何度か過去の場面が出てくるが、ライト効果の切り替えだけで、すぐに過去だと分らせて見せるテクニックは見事。狭いステージを巧妙に利用する演出も上手い。
観ながらネタバラシが途中でちゃんと分ったが、スピーディな展開で集中させ、最後までハラハラと緊張感を持続させたのも面白かった。

松川貴弘はスーツ姿で、白い手袋をしていた時は、2日前のtutiを思い出してニヤける。今回は眼鏡なしで颯爽とした風貌。軽妙でスケベだが、仕事には厳しくシビアな役どころで、その慇懃無礼なサマはまさに変形”古畑任三郎”ぽい(笑)。柔らかで軽い口調の後で、派手に怒声を浴びせるなど、メリハリの効いた芝居は存在感抜群。マツさんは普段も男前だが、舞台に立つと更に格好良くて、今回も彼の魅力にとことん痺れた(*^^*)。

大野ユウジは誠実な芝居で、マツさんとの掛け合いも抜群。加賀美秀明はストイックな芝居がイカす。真貴志は所作や雰囲気が岩田光央を連想させられて笑った。
女性では、石井舞の芝居がしっかりしていて好感。

最後にマツさんがシェイクスピアの「人間は誰もが役者」という言葉を引用してたが、どんなにお金を払ってでも見にいきたいと思わせるのがプロの役者なのだと、今更だが確信させられた。


終演後、観劇においでの若山慎さんと先ずご挨拶。開場前には受付に、客席でも後ろにいらしてたし、ホントに目立つグレイトな方w。メットをお持ちで、今日はバイクでいらしたとか。カッコイー。今年は5月、8月、11月と”ひらり”さんの舞台が3回もあると伺った。坂本充広さんもおいでになっていた。

肝心のマツさんが関係者の方に囲まれていてお話ができず、ワカさんに頼るw。ワカさんがマツさんに声をかけて、マツさんが振り返って喜びの顔。「お前良かったよ〜」「そうすか。ありがとうございます」な会話(朧気)を交わしながらしっかと抱き合うお二人。キャv。目の前で男たちの熱き友情シーンを見られてマジ感激(*^_^*)。そんな素敵なお二人と握手してご一緒に写真(嬉)。マツさんから名前も呼んで頂いたし。ありがとうございました。


マツさんの日記によると、先日『ER』の吹替えのお仕事があったとか(第12シーズン?)。しかも津嘉山正種さんとご一緒で絡みもあったそうだ。お二人ともお初の「ER」。緊張のマツさんに色々と教えて下さったのがアビー役の葛城七穂さん。ここでも”ひらり”さんの舞台の関係が生きている。


”ひらり”さんの舞台も楽しみだが、2月にはこの劇場で湘南アクターズさんの舞台『ウェルメイド家族』がある。もちろん郷田ほづみ演出で、一応は地方公演w。
今回は郷田さんがご出演だけでなく、矢尾一樹が客演するのも楽しみなところ。郷田さん&矢尾さんがご一緒のステージに立たれるのは、去年の『奇談』イベント以来だろうか。
「小一郎」「御意」 ← ここに石田さんがいたらさぞ面白いだろうに^^;。
今度はどんなホームコメディを見せてくださるか、郷田さんを拝見できるのも楽しみだ。
モーニング『ジパング』航跡298。立ち読みなので記憶が朧。

打開策を計ろうとするも、「大和」叛乱兵士らは手強い。
特に、第一艦橋の野尻大尉のフットワークが機敏。

艦長の「確固たる現実の存在」の言葉の後ですぐ、じりじりと異形な姿をさらけ出す原爆へもっていく流れ。
読者にはしつこ過ぎる様相かもしれんが、ここで存在を見せるのには別の意味合いがある。
まさか、その「存在」がこの「大和」に既にあったのだと艦長たちが知らない「現実」。
そして、その「存在」こそがこの「大和」以上に脅威のものだということをまだ誰も知らない「現実」。

できれば、「鴻上を死ぬ気で動かした存在」とは何か?の言葉もきていたら、そのままポーンと「武蔵」の草加に移っただろう。
こういうドラマ&映画的手法ってとっても好き。これぞシナリオ&映像の醍醐味だと思う。

かいじ先生、『父親たちの星条旗』&『硫黄島からの手紙』を一挙ご覧になったんですね。DVDも楽しみにされているとか。そのDVDにかいじ先生のコメントでも入れてくれたら買ったかもしれないな。
先週から今週にかけてTVアニメのザザっと雑感。天命が尽きたキャラが多かったな。

『DEATH NOTE』第15話&第16話。
映画にもあったミサミサ監禁と月デスノ放棄。その間のLや月の心情がモノローグ多用で映画以上によく分る。だが山口勝平の演技が上手すぎるのか、Lがうんと人間味豊かに感じられちゃう。

『武装練金』第17話。
今度は小山剛志が戦部役で登場。「うたわれ」の影響はまだ続くのか。

『デルトラクエスト』第4話。
実はこの原作本を息子が小学生の時に読んでいたと発覚、家にも本があったw。しきりに流れる番宣を見る度に、心踊るのは何故だろう。巨人のナゾナゾは、ウンコティンティンのよりはマシだが、やっぱりヘッポコw。

『デジモンセイバーズ』第41話。
大と英という父息子の関係より、英とその妻の関係が気になった^^;。郷田ほづみ@英の若い頃の声は溌剌とした格好良さ。

『MAR-メルヘヴン-』第94話。
デジモンの後に観ると、保志総一朗の演技力に毎回感心させられる。くまいもとこから継いだ比嘉久美子@ギンタの声にも徐々に慣れる。ロランの最期にも胸痛んだが、ファントムの最期も切なかった。薔薇の色も変っていく。アルヴィスがいきなり脱ぎだした時はちと焦ったが、ファントムにやってあげることが渋い。

『金色のコルダ』第17話。
主人公だからそう思うのか、香穂子が落ち込んだり焦ったりとドン底状態になると、途端に話まで面白くなくなってしまう^^;。早く立ち直ってくれないと見るのが苦痛だ。

『パンプキン・シザーズ』第17話。
東地宏樹@副長さん、先週よりは喋ってくれた。主に双剣メーネの説明台詞だけだが、男前声で語られると何だか納得w。結局斬られちゃったが^^;、致命傷ではないよね。次週も出る? 膨大な殺人を犯したとはいえ、軍略の犠牲となったハンスの最期は壮絶で切ない。

『D.Gray-man』第17話。
クラウディアへの忠誠と剣闘士伝説か。ピットリオが老人顔で安らかな最期。てらそままさきが厳しく激しく渋い中にも情感豊かに演じきる。


『幕末機関説いろはにほへと』第16話。
檜山修之の声だからか、ここでの土方歳三はちと熱血風!? 浪川大輔@耀次郎の歌には正直トホホン(-_-;)…更に、座長が2番手だとドンヨリ^^;。歌詞に何か意味合いや伏線があるのか? 明らかに足手まといになってる座長なのに、やたら優しく手を貸す耀次郎がヘン。土方にまで「芝居の心得」とか言われて、明らかにキャラが違ってきてるゾ(笑)秋月。正月ドラマの『白虎隊』の影響か知らんが、登場させてもあまり意味がなかった感の後藤惣之助。

いまだ「座長」呼ばわりの耀次郎だが、話はどんどん「幕末恋愛説」へと進行w。そうか。キリコ&フィアナと考えると、一緒にいるうちに耀次郎がどんどん人間性を取り戻していくという展開をネラっているのだろうか^^;。そのうち歩けなくなった赫乃丈を背負って、耀次郎が「私はクソ真面目な男だ」と言い出したらもうダメ(笑)。

物語は会津→米沢→仙台へ。榎本艦隊は今頃どこだろう。
協力で「船の科学館」がテロップされているのが何だか嬉しい。
青山円形劇場で公演中の『えっと、おいらは誰だっけ?』を観てきた。この劇場は関さんの朗読劇以来。

作品の作家マイケル・クーニーは、レイ・クーニーの息子で、親子して似たような作風。どちらも劇団あかぺら倶楽部さんが得意とするジタバタ・コメディである。
原題の『Cash on Delivery』は『誰ガタメニ金ハ成…ル?』のタイトルで、5年前に「あかぺら」が初公演。どっちのタイトルが好みかは分れるが、「おいらは誰だっけ?」なシュチュエーションはクーニー作品では毎回出てくるので、この言葉をタイトルにもってくるのも今更な感。むしろ教会で結婚式(葬式?)の”鐘”をかけた「カネハナル」のタイトルのほうがイカす。訳者は同じ小田島恒志氏。

失業中の男が内緒で騙し取った大金と秘密に、どんどん巻き込まれる間借り中の男。彼らの”嘘”と妻や婚約者の”勘違い”に、役人たちまで巻き込まれ騒ぎとなるジタバタコメディ。
「あかぺら」ではもちろん、エリック役を高木渉、ノーマン役を大西健晴が演じた。
ステージにはやはり幾つもの扉と2階への扉と玄関、ソファに電話に長椅子に小物と、シンプルな中にも後々伏線としても使われるセットがあれこれ。
雰囲気的にも最初っから「あかぺら」の劇や役者と見比べてしまう。

エリック役の岡田達也は真面目に熱演。ただ好青年過ぎて、詐欺をやるだけの巧妙さや胡散臭さみたいな雰囲気も欲しかった。
小林隆は新たな魅力が見られて大熱演。受けるほうは特に大変で体力も使う。明るさや軽妙さや情けなさがよく出てて、女装ぶりは特にキュートだった。
イメージとしては二人を同年代に見せて欲しいのだが、岡田さんのほうがどうしても年下感覚。二人ともコメディ感覚が身体に馴染んでないのか、最初は割とギクシャクした感じ。はちきれんばかりのテンションの高さとか、メリハリの効いた演技やアドリブなど、「あかぺら」役者さんのほうが見応えがありそうだ^^;。

江口のりこの普通感覚の芝居が好みだな。綾田俊樹と斉藤歩は身体を張った芝居に注目。村岡希美は綺麗だけど怖かったw。
お目当ての*pnish*の土屋裕一は黒のスーツで、白い手袋がまた似合うw。出番が少なくて、もう少し人物たちと絡みが欲しい役どころ。

役者一人一人の演技は充分だが、複雑に絡み合い混ざり合うことで、まだパラパラと粗がこぼれて見えるのが残念。気になった点を幾つか。
峯村リエと斉藤さんと岡田さんの台詞の掛け合いでミスが生じアドリブで誤魔化すも、誰がどこまで知ってることになるのか観客は余計に混乱^^;。
観客に笑いの間を与えてから台詞を言って欲しい。tutiの肝心の台詞も、笑いで全然聞こえなかった。
人形を使った演出もいいが、観客に人形の顔を見せては興醒め。
そして何より、最後にノーマンと婚約者を会わせろっ(笑)。たとえ脚本には無くとも、一瞬のカットがあれば、役者の表情も楽しめただろう。

最初はなかなかテンポにノれず、役者の掛け合いにもイライラ。中盤から脚本の力でグイグイと面白さが増して色々と笑った。しかし、肝心のオチのリアクションが地味で、ノーマンへのフォローが無いのは味気ない。
”やり得””逃げ得”と、要領の良い人間の言葉が浮かび、父レイの作品と比べてクールな面を感じた。
それでも「あかぺら」さんの劇でこの作品を観たら、また違った感想をもちそうだ。あかぺらで再演希望。
先週から芝居やイベントにかまけている間に、予約していたDVDが続々と手元に到着。

アニメ『幕末機関説いろはにほへと』DVD巻の一。
本編は見たからいいんだが、お目当ては映像特典「いろはにほへと解体新書その一」の実写版。
赫乃丈役の佐藤利奈のナレーションは甘ったるくて、男性の誰かに変えて欲しいが、内容は約15分の幕末日本史絵巻で分り易くて濃い。ペリーや土佐から始まり、品川や日光までのだいたい前半部までの史実を写真や映像やアニメを交えて説明してくれる。一緒に観ていた娘は日本史が不得意だったが、習ったなぁと言いながら納得して見ているんだもん。このDVD、日本史の授業にも流していいんじゃないの〜?と思っちゃう(笑)。このDVDを見れただけで充分値段の価値あり。

アニメ『ガラスの艦隊』豪華版DVD第6巻。
もはや惰性で買っているしろもの。今回も”ガラ艦祭生アフレコCD”やらが付いてるが、石田さん的には関係なし。
ちなみにDVD連続購入キャンペーンが、第1〜3巻にもあったが、今回も第4〜6巻に付いている。どうせなら全巻購入特典として全員に特製テレカとかプレゼントでもしてくれたらいいのに(~_~)。

アニメ『機動戦士ガンダム』DVD-BOX2。
12月のDVD-BOX1に続き、秘かに通販で購入。こういう高いものは少しでも安く買いたいしね。
DVD本編を見るのはいつのことやらだが^^;、カラーガイドブックや記録全集ダイジェスト版をパラパラ眺めるだけでも、懐かしくて楽しい。
EFCポイントだけは忘れないうちに貯めておいたw。

外画『ドリームシップエピソード1/2』DVD。
もちろん吹替え版がお目当て。古谷徹&池田秀一&飛田展男のガンダムトリオがメイン。だがネットの宣伝文句では何故か、ガンダムの古谷徹&池田秀一&小山力也となってるトコもあるんだとか^^;。確かに力ちゃんの名前のほうが知名度はあるかもだが、ここは当然飛田さんの名前をプッシュでしょ。
今週末には観たいな。


任天堂から息子のDSを修理したものがようやく届いた。壊れたので年末に息子が送ったものだが、約1ヶ月かかったか。修理代も向こうからの送料も無料なので仕方ない。
DS版『ルミナスアーク』でも予約しようかと思っていたが、急遽PSP版『テイルズ・オブ・デスティニー2』を予約。
TOD2は既にPS2版をもってて子供達がやり込んだし、今回のは単なる移植なので、あらたに買う必要は全くない。

お目当ては、特典の「ドラマチックDVD - ピーチグミ篇-」。去年のジャンフェスのテイルズステージの映像が収録されているそうで、もしやあの石田彰の雄姿も入っているかもしれない。それとTOD2キャストの映像コメント。ロニ役の関俊彦のコメントも期待できそう。
前回の「オレンジグミ篇」ではゲームショーの映像が収録されていたとか。
ゲーム本体では売れなくなったから、こうして特典のエサで釣ろうとするアコギな売り方にはほとほと嫌気がするが(~_~;)、今回は複数お目当てなので仕方ない。
それにしてもバンダイナムコ、PS2版をPSP版に移植して売ろうとはいったい何を考えているのか。金儲けの為なら客のことはお構いなし、売れればいい商魂は腹立たしい。
オロナミンCプレゼンツ『仮面ライダーカブト』ファイナルステージ&出演俳優トークショーへ行ってきた。
昨日に続き今日も3回公演。おかげさまで3回全部を拝見できた。その節はありがとうです。
予想通り、観客は小さいお子様を連れた家族連れ、お孫さんとご一緒の祖父母と、俳優お目当ての女性ファンや男性ファンの2極分化。
1回目2回目…と座席は一列ずつ後方に下るが、どんどんステージが見易くなるw。場内が暗くなると子供の泣き声も聞こえるが、可愛い声で応援する声もちらほら。座高の高いオヤジや、中腰で座るマナー悪いママさんには困り者^^;。
司会のお姉さん(日高のり子似?)の溌剌とした前説後スタート。


第一部:カブトのライダー達が集結し活躍するオリジナルライブショー。
昨日と同じ内容かな。3回とも同じなので筋も覚えちゃう。プロローグとオープニング映像。ZECTが残したタイムゲートは死者を蘇らせる機械。パンチホッパーやサソードが蘇り、ガタックが騙されてワームのボスまで光臨。ワーム対ライダー6人(+1人)の熾烈な戦い。総てが集結し還る死者たち。現れたザビーは過去の加賀美だったというオチ。

中央横扉からカブトとガタックが通路を走り抜け、1回目はすぐ後ろだったので風が起きる。ライダー達の声が微妙に違う^^;。レーザー光線や音響効果が抜群。照明チカチカは目に悪そう。2回目はライダー達の動きがやや緩慢で、ラストでゲートの一部が壊れる^^;。3回目はライダー達のアクションもキレがあり完璧、ゲートも修復されてた。だがスモックが炊き過ぎでよく見えん^^;。ワームボスの人間役で登場の男性はニヤケ顔だが、足が長くアクションも超格好良い。二人のワーム女のアクションもなかなか。

パンチホッパー「兄貴〜」キックホッパー「お前は最高の相棒だぜ」何故、麻婆豆腐対決?
ピンチの「お嬢さん」を助けるドレイク。携帯でゴンと会話(実際には携帯は持たず手の演技)。騙されたとやっと分るも、弱くてヘタレなドレイクさん。
ワームボスに「お前は最高に面白いピエロだよ」と言われちゃったおバカなガタック。
「お婆ちゃんが言っていた。人生は一期一会…」カブトはガタックを見捨てない。「天の道をいき総てを司る男は時をも超越する」「お前はお前。俺は俺だ。」とガタックを元気づけるカブト。
応援の声をかけるタイミングはとり難い。15分間の休憩。


第2部: カブトに出演の俳優によるトークショー。1回目〜3回目まとめて雑記。
下手側より、山本裕典(神代剣)、加藤和樹(風間大介)、佐藤祐基(加賀美新)、水嶋ヒロ(天道総司)、永田杏奈(岬祐月)、手嶋ゆか(高鳥蓮華)、山口洋行(田所修一)の順で椅子に腰掛ける。和樹はパーマに眼鏡。佐藤くんは腰巻スカート風で眼鏡。ヒロがストレート髪。山本くんは宮田真守似w。
登場時は其々にサイン入ボールを投げ、佐藤くんが一番の遠投者。
自己紹介では、佐藤くんが「卒業式です」永田さんが「ミサキ〜ヌです」山本くんが「ぼっちゃまです」が印象的。
腰掛の際も、和樹&佐藤&ヒロらが後ろ向きに座りウケ狙いw。2回目は佐藤くんの椅子だけ低くて、期待通りのリアクションw。

《クランクアップ後の感想》
ヒロくん:嗚咽して泣いてたヤツが一人→佐藤くんw。樹花絡みのエピなど。佐藤「やっぱ兄貴は最高だよ」
佐藤くん:親父絡みのエピなど。みんなでドレイクをボコったことで(笑)和樹がすかさず「おいっ」。最終話で岬が僕に抱きついたがそのまま倒れ込み、ヒロのケツが降って来たと(笑)。
和樹:ゴンの時は貰い泣きしそうで堪えた。毎回衣装がスゴくて、最終的にはシースルーで、毎回スタッフ衣装さんとの闘いだったとw。人間としてもいないタイプだ。
山本くん:ドラマは初めてで周りが敵に見えちゃった^^;。モックンモックンとからかわれた。佐藤「からかってないよ〜v」。衣装もキューピッドや黄色い帽子やら遊ばれ、スタッフのイジメ?カットされたシーンも多数。
永田さん:剣くんとのラブシーン楽しかった。途中からコスプレ要員で、怪傑シャドウのアクションも楽しかった。女ライダーやりたかった(バタフライとか)。
手嶋さん:4ヶ月やって楽しかったです。
山口さん:若い彼らがどんどん成長していくのを見て楽しかった。佐藤「頼れる兄貴。さりげにアドバイスしてくれる」永田「車で送ってくれて優しい方」
以下、互いにカッコイー談義。
山口さん「ヒロリン、カッコイーな」ヒロ「山口さんもカッコイーなと」山口さん「加賀美カッコイーな」佐藤「カッコイーのはそっちですよ」客席から山口さんに拍手。
和樹&山本くんで、山本「格好良くていいお兄さん。いきなり携帯番号教えてと言ってきて」和樹「素直でイイ子なんでからかいたくなっちゃう」
天道VS風間の女性絡みの対立で最終的には、ヒロ「俺が勝った」和樹「負けましたけどね」
天道VS剣でサッカー吹替え無しでやって、山本「ヒロさん格好良かった」ヒロ「(和樹みたいな)若いのが好みかな?」山口「俺は違うのかっ!?(笑)」

《名場面再現》
☆風間のメイクアップアーチストぶり。「お願いします」と天道をご指名。「イイ髪質だ」と天道の顔を撫でるように手を動かし、「風間流奥義アルティメットメイクアップ」(*^^*)立ち上がったヒロが「あんたホント、カッコイーな」
☆剣&岬。「剣くん」「ミサキ〜ヌ!俺とデートしてくれっ」
☆加賀美「よっしゃーあ!強いぜオレ」。ヒロが佐藤くんを「彼はやる男です」
他にも、剣&蓮華の「チラり寿司」田所の「サ、サビてる!」ゼクトチーム#17の田所「もういい。これで4回目だ」など。
☆天道VS風間のガチ見。「総ての女性を守る…」「総ての生き物を守る…」目と目を合わせバチバチするも、ヒロくんが先にテレる。「近いよ」「近いね」
☆擬態天道inレストラン。「消しにいくんだよ〜」スキップする天道。
他にも、風間&剣の天ぷらソバ出前シーン「おつりはっ!?」。天道&蓮華&加賀美の「師匠」「クリとマス」。チームゼクト病院前のシーンなど。
☆天道&加賀美の#1。台詞噛んだり忘れたりとオタオタの佐藤くん。テイク2まで。ヒロが「すみません。ウチの相方が」。
その後ヒロが「間違っちゃう相棒だけどカッコイー」佐藤「お前のほうがカッコイーよ。今オレがいるのはお前のおかげだ」立ち上がって固く握手する二人。腐女子のための公然BLかよ(笑)。

《変身シーン再現》
ライダー以外の三人から「見たい」「見たいです」「見せろー!」。山口さん曰く「俺はやっぱりガタックよりカブトが好き」。
1回目は音響が無くて自由に出来たが、2回目以降は音響があるも俳優の動きと噛みあわず、とってもやり難そう。
山本くんは限定パーカー着用してて物販を宣伝。1回目は格好良いが、3回目はテレが見える。
和樹は、1回目は「足の幅はこれくらいかな」と細かく前フリ。2回目は擬態大介でニヤリと変身。3回目は眼鏡を外し「何も見えません」と、音響が遅くてクロックアップのタイミング出せず。
佐藤くんは、真剣な表情で「来い!ガタックゼクター!」と流れるアクション。2回目はヒロから「ガタックがいい?ザビーがいい?」とか「ピンクのボウケンジャー」ネタ炸裂(このネタはよく分らん^^;)。
ヒロくんは指を立てて「天の道をいき、総てを司る男」から。「マキシマムハイパータイフーン」が難しそう。
その後は急遽アドリブで佐藤くんが「蓮華、アンチミミック弾」を要求し、3回目で手嶋さんが投げ、山口さんが「ゲホゲホ」「うぉー!」とワームへ。

《最後の挨拶》
和樹は「色んなことを教わりました。また応援宜しくお願いします」と真面目。
山口さんは「皆で平和な世の中を作りましょう」とチビっこへのメッセージも。
ヒロくんは「祐基と同じデビュー2年目で」こういった役を頂いたことに感謝。「今着ているこれは、一年前の制作発表の時に着た衣装」「次の『仮面ライダー電王』にちゃんとバトンを渡せたかな」と目に涙をためてしみじみと語る。3回目は音楽まで流れる。

天道「おばあちゃんが言っていた。仮面ライダーカブトは永遠に不滅だと」
加賀美「それはおばあちゃんの言葉か?」
天道「いや、俺の言葉だ」
3回目の台詞は違った。
天道「いや、ここにいるみんなの言葉だ」

銀テープが前方席に舞い、たくさんの拍手と歓声の中、出演者皆が笑顔で手を振って退場。卒業、おめでとう! そして、ありがとう!


ロビーで販売のパンフを買うと、ライダーたちと握手が出来る。おまけにオロナミンCのサービス。オロナミンも目当てで、1回目〜3回目と3回も握手をしてきた。
どの回も、幕が上がるとライダー4人が登場。1回目は決めポーズで、2回目は談笑中で、3回目は後ろ向き立ちポーズ(俳優のマネ?)。
上手側でカブト&ドレイクとの握手。下手側でガタック&サソードとの握手。どちらかを選べるが、当然カブト側が人気で長蛇の列。
2回目はガタック&サソードと握手。1回目と3回目はドレイク&カブトと握手。ガタックの握手が一番強かったが、3回目のカブトも強かった。オロナミンCも1本は飲んで、2本は持ち帰り。

ライブが45分、トークが40分と、休憩や握手入れて全部で約2時間弱だったかな。全3回参加は疲れたが、和樹仲間と一緒で楽しかった(^o^)。
他人の携帯を使わせて貰って某舞台チケットも取れたし、本巡りにもお付き合い頂きありがとうです。
でも来年も、『電王』のファイナルステージに参加することになるのかな(笑)。
28日『轟々戦隊ボウケンジャー』Task.47。
ヤイバ声の黒田崇矢のリタイヤに続き、リュウオーン声の森田順平もリタイヤ!? と思いきや、リュウオーンが消えた後に出てきたのは、200年前の人間体だった森田順平さん(笑)。確か夏頃にも森田さんの顔出し出演があったと思うが、髭面でボサボサな森田さんが登場。元は学者だったっけ。人間に戻りたくな〜いとスタコラ逃げ出し、最後まであがく始末^^;。巻き添え食った暁はどーなる!?

森田さんといい、『芋たこ』の寺杣さんといい、マウスプロは顔出し出演が多いこと。ところで、新シリーズ『ゲキレンジャー』に石田さんが声出演の情報が巷で広がっている。この分だと石田さんにも顔出し出演の機会があるかもね、と息子に言ったら、それは絶対ないっ!とキッパリ否定された(^_^;)。う〜。石田さんだって、石田さんだって、寺杣さんや森田さんと同じ舞台に立ったこともあるんだよ〜〜(笑)。

『ボウケンジャー』の後も画面に注目してたら、やっぱりあった。関俊彦声で「仮面ライダー電王、いよいよスタート!」。

 ̄ ̄ ̄
28日『仮面ライダー電王』新番組。
ヘタレ主人公に、オレ様モモタロス!?(笑) 当初は主人公に潰されたり、コケたりと、冴えない場面もあったモモタロスだが、自信たっぷりの熱血ヒーローぶりが気に入った。

関俊彦@モモタロスは単体で喋るだけではない。主人公にひょう依するから、主人公の口パクをやったり、仮面ライダーになってからも関さんヴォイスv。「俺、参上」から「必殺技」まで次々と凛々しく熱い喋りを聞かせて悪者と闘う。Bパートは、思った以上に関さんが喋り捲ってくれて大喜び(^o^)。関さんもノリノリで、実に楽しそうだ。
主人公・良太郎役は、ドラマ『プリ・プリ』にも出演した(アニメでは潤潤がやった亨役)佐藤健(たける)。ライダー史上最年少の17歳だから、関さんとはまさに親子ほどの年齢差。収録現場での佐藤くん&関さんの関係もこれからいい具合に構築されそうだ。良太郎&佐藤くんの成長ぶりも楽しみ。

良太郎にひょう依するのはあと3体だという。その3体の声が誰になるかが興味のいくところ。ひょっとして4体で喋ったりすることもあるだろうし、声のバランスも気になる。とにかくその3体が登場するまで、しばらくは関さんライダー状態かもね(^^)。今のうちしっかり楽しんでおこう。

本編が終ったと思いきや、食品CMや玩具CMでも関さんの声が登場。う〜、関さんの声に釣られて、ソーセージやベルトまで買っちゃいそうだ^^;。そのうちオロナミンCのCMも?

ライダーの声が関さんだということは……ガーン!(゜o゜)
『カブト』の時は俳優のイベントだけで済んだのが、今度は後楽園のヒーローショーまで行かねばならなくなる!? もちろん録り下ろしだよね。子ども向けイベントとか、ファイナルショーとか、チェックするものがマジ多くなりそうで、俺、コワイ^^;。しかもチビっ子に混じって参加かよ^^;。
特撮雑誌からテレビマガジンまで、雑誌もまめにチェックしなければいけなくなるよね^^;。
そして映像特典目当てにDVD全巻やら、お子様CDにキャラソンCDやらで、あれこれ色々と出てきそう^^;。
関さんもこの一年、あのテンションでいっぱい叫び続けて、喉やお身体は大丈夫だろうか。ちと心配。

朝はこんな具合にテレビを見てて、支度がすっかり遅くなったw。
とりあえず前作『仮面ライダーカブト』ファイナルステージへと急いだ。今日はカブトの卒業式。
『ROCK’N JAM MUSICAL II 〜僕達(ぼくら)のHeaven〜』を観てきた。
同タイトルIの再演。Iは観ていないが、時代設定が違うし、新キャストもいるので新鮮に映ると思う。
今回のお目当てはStudio Lifeペア。他にもテニミュ&ブリミュキャストなどが混在し、私には夢のようなコラボレーションである。
ロビーでは物販が賑やか。サイン入台本やTシャツも販売。台本は笠原さんのを買う。
座席が1階の超ド真ん中。すぐ前が通路なので出入りし易くラク。出演者の視線先に中るので、当然ながら舞台にも集中。

謎の病院にゲーム感覚で潜入する若者三人が、謎だらけの医者と看護婦、変人の入院患者らに囲まれながら、ROCKの音楽で”夢”を取り戻していくロックン・ファンタジー。
芝居と音楽ライブとダンスのオリジナル・ミュージカルだが、タイトル通り、ロック音楽にウェイトが置かれたエキサイティングな舞台だ。若手の果敢なチャレンジと共に、寺田恵子やジェームス小野田といったベテランが本格的な音を聴かせる。迫力あるナマのバンドや、セクシーな4人の女性ダンサーが盛り上げる。
まだ2日目なので当初は観客も手探り感。休憩後は客席からも手拍子や拍手が起こり、ロックのパワーに引き寄せられるようにスタンディング。ラストナンバーでは腕を振り上げ、出演者と共に観客もジャンプ。汗ばんだ身体いっぱいにロックを感じ、舞台と客席とが一体化する楽しさで沸いた。

主人公の永山たかしは、先日の『BLEACH』以来なので、鬘じゃなく普通の少年ぶりが新鮮w。歌にダンス(身体柔か〜い)物語を引っ張っていく役どころを大熱演。あらためて爽やかな格好良さに痺れたv。
同じくブリミュの佐藤美貴はキュートな看護婦役で、ルキアの鬘じゃないっw。暗闇でも、よく通る歌声を聞くだけで分る。おデコがキュートで、足がやっぱり細〜い。
患者役で、Takuyaは得意のバック宙やクネクネ踊りで沸かせ、伊達晃二はギター弾き。二人のテニミュネタの掛け合いに笑い、デュエットでジンときた。

Studio Lifeのお二人、初演にも出演した及川健は余裕で、これが初参加の笠原浩夫はダンスの段取りを間違えたりともう一歩^^;。眼鏡の笠原さんは一見キモ男だが、長身の凛々しさは目立つ。得意の多重人格ぶりの演技を見せたり、ピンクのブラで一人芝居と笑いをとる。
及川さんはクネっとした変態風とソフトなオカマ言葉が既に慣れている。ゴスリロドレス姿があまりに似合っててビックリw。小柄な及川さんがTakuyaと踊ったりお姫様抱っこをしたりと、貴重な場面がいっぱい。笠原さんとはやっぱりライフネタで笑わせ、息の合った芝居を披露。
二人とも本職ではない歌の出番はそれ程でもなく。笠原さんの歌はイマイチ不安定だが、及川さんが笠原さんより声量が出ていて、デュエットではきっちりフォロー。音楽でもそれなりに存在感を見せた二人だった。

松岡英明のワイルドで男前な歌、ジェームス小野田のどっしりと力強い歌、寺田恵子の妖艶でパワフルな歌など、まさに本格的で格好良いロックも堪能。
来栖あつこと高橋一平が、物語と同じように、リアルの歌でもどんどん上手くなっていくのが面白い。ラストの生き生きと輝いた表情も良かった。

”夢”をあきらめず去っていく患者たちが、客席通路を通って我々観客のいる現実へ。病院も医者の正体も最後までよく分らず^^;。ただのロック好きだったのか。それとも、ただ春の夜の夢の如しだったのか。
この出演者じたいが私には”夢”のコラボだったし、それなりに満足はしたから須らく良し。

カーテンコールは2回ほど。出演者がステージに揃った後、永山くんによりバンド紹介。アンコールの歌では、手を振り上げてクルクル。寺田さんの「ウーッ!」で腹ガッツン。及ちゃんは前作でも共演した松岡さんと隣同士で笑み。その後、及ちゃんはやっぱり笠原さんのほうへ移動。
最後は全員で手を繋ぐも、寺田さんが「(両隣が)若い男じゃない」とボヤいて(笑)永山くんが慌てて「僕もそんなに若くないですから」(^o^)。繋いだ手を上に挙げて、全員で深々とお辞儀。大きな拍手が沸き上がり、みんなで大きく手を振って終了。
終幕後もアンコールの拍手は鳴り止まず。その時に流れたのが「ただいまから二幕を…」の間違い放送^^;。おいおい、また二幕かい(苦笑)。永山くんらメインが再びステージに登場し、「二幕目はありませんから。二幕目観たい方は夜の部で」と慌てて訂正し、客席からまた笑い。最後までたっぷり楽しませてくれた。

東京公演は31日まで。劇場が近ければ、もう一回観たいところ。神戸公演は2月。

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劇場のすぐ下8階の紀伊國屋書店で、やっと『ジパング』コミックス27巻を買えた。
お目当ては、紀伊國屋各店で実施中の『モーニング』誌の連載漫画家によるイラスト入りブックカバー。
前もって問い合わせと確認を済ませ、ジパングのカバーを1枚獲り置いて貰っていたが、1冊だけ買ったら、ジパのカバーを2枚も頂戴しちゃった。おまけに、持ってきた筒の中に丁寧に入れて頂くサービス。感謝感激です。
カバーのイラストの草加と角松、互いを意識し合いながらの素敵な表情。特にこの草加は格好良いなv。
こんなところにこの人が…をまとめて。

WOWOW『TOKYO TRIBE 2』第9話。
スカンクのツラを見てるとムカムカ腹が立つ^^;。NEO-WU-RONZに落ちていく街。稲田徹はまたツッチーよりペニーズ店長で喋る。ヨコハマのスリーピー役で小山力也、マチダのドン・チーチ役で松山鷹志(こっちではまだ漢字表記)が登場。一触即発の二つのトライブの仲裁役になるムサシノSARUの海。浪川大輔と小山力矢の久々の共演だ。それにしても力ちゃんと鷹志さんって声質が似てるな。この二人に東地さんとてらそまさんも加えると、皆さんエロセクシー低音系声優(*^^*)。

tvk『パンプキン・シザーズ』第16話。
”銀の車輪結社”って何?な疑問は置いといて、謎の仮面男が松本保典。無謀な突入をした陸上1課部隊の「クレイモア・ワン」。覆面してるのではっきり聞き取れなかったが、副長役で命令してたのが東地宏樹だった。台詞はたったのひと言二言^^;。次回も出るのかいな? しかし相変わらずGONZOに使い回しされている東地さんって気も(笑)。

テレ東『銀魂』第40話。
宇宙最強のエイリアンハンター星海坊主役で速水奨がゲスト。神楽に「パピィ」って呼ばれるダンディなパパ(?)。でも「30過ぎたら急にくるんだよーっ」には大笑い。

テレ東『ケロロ軍曹』第145話。
宇宙最強のプロの侵略者ウルル役で関俊彦がゲスト。Super Eliteなのに爽やか系。侵略作戦立案から実行まで超スピード。初っ端から関さんの「ウレウレウレウレ…」に萌え、タイトルコール「ウレレ 売れっ子侵略者」に大ウケし、「いろいろあって…」でケムに巻かれる(^o^)。「風が吹けば桶屋が儲かる」と言い残し、銀鉄に乗って爽やかに退場。関さんのキュートでクールな喋りは久しぶり(*^^*)。出番的には少なかったな。
その後は『愛と誠』なケロロが、”リスペクト”で”オマージュ”な”パクリ”で”マネっこ”をしてお仕舞い。ちゃんちゃん。
Bパートでは関さんの出番を補うかのように、ラジオの台風情報ナレーションで関さんの声。さて、今度はいつ出てくれるだろう。

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ご好意で観ること&聞くことができました。ありがとうです。

『轟轟戦隊ボウケンジャー』。
石田彰@デンベエくんの回。見た目も声も確かに可愛かったが、邪悪竜として最後まであがくところは、なかなかのふてぶてしさと小生意気さで、石田さんの演技も割と力強いローボイス。後半はいっぱい喋ってくれて、特にピンクとのやり取りは楽しい。
ピンク役の末永遥は『おはスタ』の頃から知っていて、握手会にも参加したことがあったが、随分と幅広い演技が出来るようになったねと感心。

『芋たこなんきん』22日分。
編集者・松岡役で寺杣昌紀が出演した回。思ったよりも出番が多く台詞も沢山あり、目立つ存在感だったので吃驚&嬉しい(^^)。「10円ハゲ」とかで笑わせるし、ソバをちゃっかり食べてるし、関西弁もノリノリだし、寺杣さんの持ち味がたっぷり。またいつ出演されるか分らないので、しばらくは要チェックか(?)。

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『牙狼』の小西大樹が小西遼生に改名。先週知ってビックリした。これからも”コニタン”と呼んでいいのかな。

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おめでとうございま〜す!ハワイ旅行が当りましたーっと、クジか何かで当選した主役キャラたちが、突然バタバタとハワイとかへ行っちゃう話が、アニメでたま〜にあるが、似たようなことが実は私の身にも起った。
お年玉年賀はがきが何と1等に当選\(^o^)/。
めでたいが、こんなことは初めてなのでちょっとコワイ^^;。正確には、葉書じゃなく未使用の年賀切手。だから誰から頂いたものでもなく、しいて言うなら買った私のものってこと。
1等の賞品は、ハワイ旅行2名、国内旅行2名〜4名、ノートパソコン、DVDレコーダー、デジタル一眼レフカメラなど5点の中から1点。
すっかり自分のものだと思い込んでる息子や、ノートパソコンをプッシュの相方はともかく、家族で国内旅行がいいねと娘とは意気投合。早速スケジュールを練り計画作りへ。ちなみに3等切手シートは2通当った。
う〜。でも年賀切手を買ったのは去年だし、これも去年の運の財産だろうか^^;。
モーニング『ジパング』航跡297。
前半分を幾らめくってもジパは無く。真ん中見開きカラーにあって、不意打ちを食らった感w。草加VS角松は絵になるが、本編にこの二人の登場は無く。

戦艦「大和」でついに叛乱決起。
鴻上の仲間がいったいどれぐらいいて、どれだけ信頼できるのかと思ってたが、野尻大尉という曲者が登場。「待っていました」と言ってた時点で怪しかったが、逃げ足も速いこと。扉を閉める際の「と」な笑みがいかにも、かいじ先生テイストのキャラ。

今回のキィは”エレベーター”。映画『男たちの大和』でも出てこなかったし、銀座に飾られたフィギュアでも確認できなかったエレベーターを、かいじ先生は思いっきり利用。
思えば、草加も角松と連絡を取るべく、エレベーターをふんだんに使って移動してたんだよね。「大和」に昇降機は何台あったんだっけ? エレベーターを破壊し、艦長閉じ込め作戦はとりあえず成功か。
鴻上の命尽きるのが先か、目的達成が先か。まだまだ予断を許さず。

かいじ先生、「いづも」って(笑)新年オヤジギャグ一発!

 ̄ ̄ ̄
国民とともに防衛を考える情報誌『MAMOR(マモル)』創刊号。
先月の創刊準備号に続き、いよいよ本格始動かの雑誌。もちろん防衛省編集協力。

近くの本屋をまわって、やっと3軒目で発見。それもどのジャンルの棚にあるのか分らず、店内を探し回る。ふと上方の棚を見ると、鉄道関係の隣に、”弾道ミサイル”という文字が書かれた本を発見。これかな?と手に取ると、ビンゴ!(^o^) 見つけただけで嬉しかったよ。
それにしても、他2軒は売切れじゃなく、最初っから店に置いてなかったという。創刊号初っ端からスルーかいっ!?^^; とちょっと哀しい現実。

《防人たちの女神》う〜ん。女性タレントもいいが、たまにはイケメン役者も扱って欲しい。何度か行った朝霞の陸自広報センター。隊員の迷彩服はお似合いだが、長い髪を何とかして〜。
《自衛隊観艦式》日テレのリアル目線の映像も良かったが、写真も深い趣があって良い。内閣総理大臣乗艦を示す旗ってああいうものなんだ。
《弾道ミサイルから日本をどう守る?》防衛省に移行して、前よりはシステム整備や機能が迅速になったのかな。今日の夕刊にも、BMD機能の米イージス艦が新寄港先を開拓してるそうだとあった。北朝鮮の弾道ミサイル発射に備えては分るが、やはり自国の防衛は自国でが望まれる。3月には米イージス艦は横須賀基地に戻るのであろうか。
《ミサイル防衛の中核・イージス艦》「こんごう」型護衛艦紹介。「みょうこう」(DDG-175)と「ちょうかい」(DDG-176)。
《隊員食堂》「肉うどん汁」レシピはちょっと違うが、私も昼用にたまに作るメニューだ。
《おしえてじえい隊!》入隊編。採用試験とか難しそうだな。そういや町の掲示板にも隊員募集の告知が張ってあった。息子は、自衛隊には入らないとキッパリ^^;。
《防衛大学校・開校記念祭》観閲式に棒倒しの写真はあれど、どしゃ降りの中行われた訓練展示の写真は無し。

全体的には、私みたいな素人にとっては、とっつき易い文章で分かり易い内容。まだ既成概念に縛られてはいる感じだが、試みは大いに評価したい。あとは、書店で目につく場所に置かれ、気軽に手に取れれば、日本国民の防衛意識も少しは高まりそうだ。

 ̄ ̄ ̄
23日に、《南極地域観測事業開始50周年》記念切手が発行。
「船の科学館」わきに洋上展示されてる初代観測船「宗谷」や、2代目観測船「ふじ」の画など。

同時に、《南極地域観測50周年》記念貨幣も発行。
表面:「宗谷」と樺太犬「タロ」「ジロ」
裏面:南極大陸とオーロラ
1枚500円。銀行窓口では一人2枚まで購入可だった。
23日(火)外ドラ『ドクター・フー』第20話。
2話連続の後編だったが、後味の悪い話だったな^^;。

パラレルワールドのロンドンで、次々と人間を襲撃しネズミ講のように増殖していくサイバーマン。人間達がどんどん殺されて、決して元に戻らないのが哀しい。ドクター達はプリーチャーと団結。ドクターの芝居がかった計略で野望は阻止できたが、犠牲はあまりに大きい。
ドクターに愛するローズを託し、祖母や仲間のいるこの世界へ留まるミッキー。永遠の別れかもしれない。元の世界でジャッキーママに尋ねられ、「(ミッキーは)家に帰った」と言うのが精一杯だったドクター。感情の起伏を伴わない台詞に、関俊彦が万感の思いを込めていて、より切なかった。

それにしてもレギュラーだったミッキーの突然の降板で、ミッキー役の俳優さんも何かの事情で降ろされたのかと思っちゃう^^;。海外ドラマではよくあることだもんね。ミッキー吹替えの佐藤せつじはイケメンな役者さんなのに、いつもクセのある声を出してるし、今回の降板もちょっと勿体無かったな。

『ドクター・フー』は残りあと7話分かな。
4月からは『名探偵モンク4』も放送スタートだとか。関さんのディッシャーが健在なら、引き続き火曜夜のBS海外ドラマは関さんデーとなりそうだ。


24日(水)外ドラ『デスパレートな妻たち2』第16話。
日本ではあり得なさそうだが、上司(妻)と部下(夫)として働くリネットとトムの夫婦関係にヒビが生じる。”ミートローフ”と”仕事”、”家族”と”会社”といちいちリネットに確認させるトム。執拗だが、気持ちは分る。子供達のいる食事の場で、あの時リネットが(一応)謝った姿は立派だ。で、夫婦の絆修復にはやっぱりアレw。ベッドではダメだったとはいえ、会社のエレベーターを使うのかっトム!(笑)ディープなキスシーンが一杯出てきたが、その度に郷田ほづみと唐沢潤の濃ゆい声や息が流れて、聞きながらこそばゆい思いをしたw。

ブリーと息子アンドリューも、親子の意地をかけて対決。渡辺美佐と浪川大輔の口争いは、他人事だとは思えない。

 ̄ ̄ ̄
もえかさんのブログで、石田彰の春新番組をチェック。いつもありがとうです。

『アイドルマスター XENOGLOSSIA』カラス。
『舞-HiME』な画だから、関さんも呼ばれないかしらん?

『鋼鉄三国志』呂蒙子明。
ラジオでやってるアレね。アニメ『一騎当千』の呂蒙子明役は甲斐田裕子だったっけ。

『セイント・ビースト 光陰叙事詩天使譚』ユダ。
これはたぶん見れないだろう。どうせ特典付きのDVDを買わされるハメになりそう^^;。

『クレイモア』ザキ。
1話だと前に伺ってたがどうなんだろう?

『ケータイ少女』相田尋。
ナニこれ? ネット配信なのか?

上記に加えて、我愛羅や桂やサブロー先輩、外ドラ『ザ・ソプラノズ』のアンソニーも継続。多過ぎっ。
21日(日)TOYOTAハリアー『極上の時間 / The Best Moment of Your Life』。
小杉十郎太が(顔出し)ご出演。バージョン01&02あり。
多忙な小杉さんが、一日休暇を貰って、某所でゆっくり休息したり、お好きなギターを弾いたりと過ごす時間。
小杉さんのプロフィールで、『Ζガンダム』はよしとして、『お金がないっ』まで出てきたのには笑いw。
ブラピのメンバーも顔出して小杉さんが(間違わずに)ご紹介。2月3日が楽しみだ。


22日(月)『芋たこなんきん』第17週。
第14週に続き、寺杣昌紀が出た模様。もちろん見逃したので^^;、土曜のBS再放送を待つ。

先週の『蒼天の拳』を観た。
拳志郎の助力でようやく復帰ならんとする潘光琳。妹・玉玲が生きていると知って…。てらそままさきのクールな男前声が静かに響く。
その後で、今週の『D.Gray-man』をナガラ観。
どうせ東地さんは出ないだろうしね^^;。ところがここからも、てらそまさんの声が聞こえ、慌てて画面に見入る。不死身の騎士ビットリオ役で、渋味を効かせた男っぽい声。神田と壮絶な戦い続行中。女の影を滲ませながら、次回もまた出るのでチェックだ。


文化放送『.hack//G.U.RADIO ハセヲセット』公録分。
14日は紹介のサワリ程度な内容だったが、21日はコーナーも交えて盛りだくさん。実際は公録分の残り3分の1は放送されていなくて勿体なかったが、東地宏樹的には美味しい内容だったハズ。

《それって!にゃんですとーーーー!》
東地さんのナマ「にゃんですとー!」渋いっv。電車でサンドイッチな話は出たけど、友人がネカマな話が略。
《君励まフ 低い声〜這うような低さで》
東地さんのお答えはもう天才肌! 皆さん感服の声を出してたもんね。特に「オレなんか本厄だぜ!」最高。でも「役者は厄払いしちゃいけないって言いますもんね」という東地さんのお言葉が省略されてたような。それに関連したお答えが第4問であったけど、こっちも省略。
《リビジョンモテヲ》
第一問は何といっても綺麗な字で正しい漢字の「綺麗な土下座」と、メグーの「オレじゃないっ!!」(爆笑)。東地さんの反応が最高。
設問は四問まであって、正解VTRも其々に凝ってたが、残り三問は流れず。第四問は上司オーヴァン回なので、東地さんの甘〜いお答えと共に(笑)、正解VTRがメチャ面白くて大笑いだった。
このVTRはバンダイ・ナムコで見れるそうだが、ぜひ第四問もお願いしたい。櫻井モテ男のオチ表情も必見w。

『Pod.hack//もっとG.U.RADIO』でも、お疲れちゃん座談会が既に配信されたし、第二問以降はこっちで流してくれるのかな。明日の更新が楽しみ。


文化放送『オー!NARUTOニッポン』。
「オー!イルカ・ニッポン!」から始まったが、1月マンパ関俊彦の最終回。あっという間だったな。29日からは加瀬くんが2月マンパ。
受験の話、ラーメン話と、今回も竹内順子とは割と真面目な話で盛り上がった感じ。順ちゃんもなにげに敬語使いで気も使い。
受験生のために、関さん@イルカ先生から目覚ましメッセージ。
「朝メシ食ってかないと元気が出ないゾー!起きろーっ!」起きちゃう起きちゃうw。でも朝メシにラーメンはムリだって^^;。

受験生だった時の話。一校しか受けなかった順ちゃんが、受けた後、合格通知が来るまで、「今までにないくらいナーバスになってましたね」とシミジミ語る。

 ̄ ̄ ̄
昨日の娘がまさにそうだった^^;。ものすご〜くナーバスになってて、どっぷり落ち込んでて、励まし元気づける私もほとほとウンザリ(^_^;)。私が受験生だった時は、これほどヒドクはなかったよな〜と振り返るも、実はあまり覚えていなかったりw。

今現在の娘は…喉に詰ってた大骨が取れたように晴れやかな顔で、腹減った〜とウルサイことw。
おかげさまで無事に志望校合格。その節は皆さまに温かいお言葉をかけていただき、ありがとうございました。
よーっし、(ちょっと自粛してきたけど)私も遊ぶゾ〜!(笑)
おーっし、(三が日以降は禁酒してきたけど)飲むゾ〜!(笑)
映画『マリー・アントワネット』を観てきた。字幕版だが、吹替え版もどこかで上映してるのかな。
英語を喋るアントワネットの登場だ。

『ベルサイユのばら』フリークとしては、漫画で見たエピソードがちょっと趣向を変えた映像で出てきたりと確認作業にもなる。そして誰かがいない物足りなさを感じるが、それがオスカル様だと分って苦笑もしたり。

予告を見た時から推測できたが、これは歴史的映画というものではない。マリー・アントワネットという女性の視点からベルサイユ生活を描いた、極上な《ファンタジー》なのである。
それ故、ベルサイユからパリへ移された以降の彼女のことは全く描かれていない。そこからは《ファンタジー》ではなくなり、《リアリティ》な話となってしまうから。ソフィア・コッポラ監督はわざと寸止めにして、ファンタジーのままで終らせたかったと思われる。

誰もが知ってる、ゴージャスで華やかな”ベルサイユ宮殿”。だがそこにも闇があった。アントワネットが人知れず泣いた秘密の小部屋。狩猟に行くルイをひとり寂しく見送ったしんみりとした中廊下。ため息が出るほど疲れそうな長く続く白い外階段。人々との柵だけでなく、決して快適では無かった宮殿そのもの。華やかさの裏にある暗黒な住処。
もう一つのキィが”馬車”。輿入れの時にも、宮殿から離れる時には必ず馬車に乗るアントワネット。それは彼女の不自由な心、己自身では選べない人生そのものを表す。彼女が自分の足で歩く時は、必ず喜怒哀楽の自己表現が伴う。しかしそれすら”ベルサイユ”というちっぽけな範囲でしか許されない。

現代の女性とも重ねられるアントワネットだが、映画では思っていたよりずっと素直で辛抱強く従順な女だったんだと思わされる。
デュ・バリー夫人へのひと言だって漫画ほどの激しい葛藤は無かった。実母テレジアからの口煩い手紙にウンザリしながらも、ちゃんと従っていたw。革命勃発で取巻きたちが次々いなくなるのを優しく見送っていた。何より、逃げる機会はあったのに、いつまでも「王のそばに」と付き従い気丈に微笑んで見せる。
もし私だったらと思う前に、現代の女だったらもっとクールに賢く対処するんじゃなかろうか。

お菓子やドレスや靴やカツラとポップでカラフルなものがいっぱい出てくるが、印象的だったのは子供や動物がいっぱい登場したこと。アントワネットの子供や動物への優しい接し方を見ても、彼女がいかに愛情深い女性だったことが伺える。
作曲したり芝居をしたりの(この時だけはフランス語)溢れる才能も宮廷では不必要。考案したプチ・トリアノンの田舎も現代では絶好のアトラクションなのに。
どれもこれも彼女が王妃でなかったら、いや、他人の金でやらなかったら、どんなにステキだったか。
キルスティン・ダンストは大きな口とエクボが可愛い。のびやかな演技は見てて楽しかった。

映画ではルイ16世が実に魅力的に描かれていたのが嬉しい。アントワネットの美しさにシャイになったりボーっとなったり、仮面舞踏会でからかわれたり、義兄のアドバイスで即治療したり、出産後は自ら窓を開けたり、馬で王妃を迎えにきたり。でも仕事では財務官の言いなりでうだつがあがらなかったり。内気で真面目でキュートで優しい男だが、狩猟と錠前作りに没頭するサマはまさに”オタク”。そのオタク青年がセレブ女性と結ばれたら…。これぞブルボン王朝版『電車男』かもしれない(笑)。ジェイソン・シュワルツマンは朴訥とした誠実な佇まいが素晴らしく、吹替え版では牛山茂にやって欲しいと思ったり(似てるもんw)。
或いは、今度はルイ16世の視点から描いたら、うんと面白いものが出来るかと思う。
映画ではフェルゼンが完璧に女たらしのプレイボーイとして描かれてるのも愉快。国王逃亡までいってないしね。

あんなカラフルで甘いお菓子なんかより、搾りたての牛乳のほうを食したいし。
あんなきつきつコルセットのドレスなんかより、ゆるゆるのネグリジェを着たいし。
浮かれた取巻き連中といるより、愛する我が子と一緒にいるほうが癒されるし。
普通の女は”普通の人生”が一番さ。

去年観た舞台ミュージカル『マリー・アントワネット』は庶民の視点がメインとなり、クールなザラザラ感があった。この映画と合体させて中間をとった内容にしたら、バランスの良いエンターテイメントな作品となりそうだ。
アントワネット展や美術展で見た肖像画が、映画にも色々出てきて嬉しい。監督やスタッフ・キャストらのアントワネット好きが存分に感じられ、それだけで満足した。

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