映画『武士の一分』を観てきた。
藤沢周平原作×山田洋次監督による時代劇三部作の最後の映画作品。
失明した下級武士が、寝取られた妻の復讐のため無謀な果し合いに挑む話。
予告を観た限り、もっと重苦しく悲劇的な物語かと思っていたが、素朴で丁寧に作られた日本独特の人情ドラマだった。
失明によって短絡的になる夫。夫のためと愚かな行為に走る妻。現代風に言えば”不倫”のひと言で片付けられそうだが、江戸時代では、互いを思いやる崇高な”夫婦愛”として描かれるのであろう。
二人に絡む下男や、上司や師匠、殿様に至るまで、現代では硬質で口煩い存在に思われるが、質素で穏やかな時代では、彼らの人情のあたたかさと笑いに満ちたやりとりに胸が熱くなる。無責任な親戚連中は置いといて、たくさんの人情で育まれた夫婦の姿は”和”を尊ぶ日本人の感性を優しく刺激するだろう。
そもそも、卑怯な手で騙したイジメッ子への、命をかけた仕返し劇なのである。そこには当然、怒りや憎しみや意地や嫉妬が渦巻くが、更に断固とした覚悟と誇りがあるところが”武士の一分”なのだろう。
己が死のうとも、相手に一太刀は報いたいと臨んだ果し合い。直前、妻の使っていた”たすき”を頭に巻いた夫は、或いはひと筋の光明を求めていたのかもしれない。いつかまた妻と一緒に生きていけたら…。その微かな望みこそ、実は彼が最後に見せた男の”一分”だったようにも思える。
木村拓哉は、失明してからの演技が見どころだ。一本芯が通った凛々しさ、暗闇の中で鈍く放つ眼光、腰の入った剣さばきなど、思いがけない魅力に見惚れた。
妻役の檀れいは、楚々とした佇まいと確かな演技力。役どころを心得た桃井かおり、緒方拳、小林稔侍が脇を締める。坂東三津五郎は濃厚な嫌味でないところがいい。
何といっても、下男・徳平を演じる笹野高史が絶妙な演技でハマリ役だ。主人やその妻への細やかな気遣いと忠義を見せ、悪たれをつかれながらも、柔軟なバネのある姿勢と飄々とした生き方を貫いていく。随所で大いに笑いをとる愛嬌と、主人から「くそったれジジイ」と言われつつ「くそったれ坊主」と言ってのける逞しさもある。主人公夫婦にはかけがえのない下男の存在。実は影の主人公はこの下男だったのかもしれない。そう、これは《家政夫は見た!》江戸庄内版物語でもあったのだw。
 ̄ ̄ ̄
これから観たい映画メモ。
『硫黄島からの手紙』『王の男』『敬愛なるベートーヴェン』『マリー・アントワネット』『蒼き狼』『蟲師』などなど。
映画『デスノート』の”L”がハマリ役だった松山ケンイチ。今度は、“L”を主役にした、『デスノート』のスピンオフ映画の製作が決定。”松ケン”ついに主役だねv。見たいぞ。アニメ『デスノート』にも、死神「ジェラス」役で声優出演。聞きたいぞ。
その前に『蒼き狼 地果て海尽きるまで』のジュチ役を見たい。
藤沢周平原作×山田洋次監督による時代劇三部作の最後の映画作品。
失明した下級武士が、寝取られた妻の復讐のため無謀な果し合いに挑む話。
予告を観た限り、もっと重苦しく悲劇的な物語かと思っていたが、素朴で丁寧に作られた日本独特の人情ドラマだった。
失明によって短絡的になる夫。夫のためと愚かな行為に走る妻。現代風に言えば”不倫”のひと言で片付けられそうだが、江戸時代では、互いを思いやる崇高な”夫婦愛”として描かれるのであろう。
二人に絡む下男や、上司や師匠、殿様に至るまで、現代では硬質で口煩い存在に思われるが、質素で穏やかな時代では、彼らの人情のあたたかさと笑いに満ちたやりとりに胸が熱くなる。無責任な親戚連中は置いといて、たくさんの人情で育まれた夫婦の姿は”和”を尊ぶ日本人の感性を優しく刺激するだろう。
そもそも、卑怯な手で騙したイジメッ子への、命をかけた仕返し劇なのである。そこには当然、怒りや憎しみや意地や嫉妬が渦巻くが、更に断固とした覚悟と誇りがあるところが”武士の一分”なのだろう。
己が死のうとも、相手に一太刀は報いたいと臨んだ果し合い。直前、妻の使っていた”たすき”を頭に巻いた夫は、或いはひと筋の光明を求めていたのかもしれない。いつかまた妻と一緒に生きていけたら…。その微かな望みこそ、実は彼が最後に見せた男の”一分”だったようにも思える。
木村拓哉は、失明してからの演技が見どころだ。一本芯が通った凛々しさ、暗闇の中で鈍く放つ眼光、腰の入った剣さばきなど、思いがけない魅力に見惚れた。
妻役の檀れいは、楚々とした佇まいと確かな演技力。役どころを心得た桃井かおり、緒方拳、小林稔侍が脇を締める。坂東三津五郎は濃厚な嫌味でないところがいい。
何といっても、下男・徳平を演じる笹野高史が絶妙な演技でハマリ役だ。主人やその妻への細やかな気遣いと忠義を見せ、悪たれをつかれながらも、柔軟なバネのある姿勢と飄々とした生き方を貫いていく。随所で大いに笑いをとる愛嬌と、主人から「くそったれジジイ」と言われつつ「くそったれ坊主」と言ってのける逞しさもある。主人公夫婦にはかけがえのない下男の存在。実は影の主人公はこの下男だったのかもしれない。そう、これは《家政夫は見た!》江戸庄内版物語でもあったのだw。
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これから観たい映画メモ。
『硫黄島からの手紙』『王の男』『敬愛なるベートーヴェン』『マリー・アントワネット』『蒼き狼』『蟲師』などなど。
映画『デスノート』の”L”がハマリ役だった松山ケンイチ。今度は、“L”を主役にした、『デスノート』のスピンオフ映画の製作が決定。”松ケン”ついに主役だねv。見たいぞ。アニメ『デスノート』にも、死神「ジェラス」役で声優出演。聞きたいぞ。
その前に『蒼き狼 地果て海尽きるまで』のジュチ役を見たい。
モニジパ 航跡291
2006年11月30日 アニメ声優漫画モーニング『ジパング』航跡291。
あまりにあっけなかった倉本。倉本の無念の魂が、瀕死の鴻上に中に降りたのか。自身で動く鴻上はまだまだ諦めず。
しかし、うろたえたのは倉本と共に行動していた兵士だよなぁ。鴻上から全てを託された倉本を目の前で失い、そのことを知らせようと動揺しながら目的地に着いたら、動けなかった筈の鴻上が先に着いてるじゃーん。テレポートでもしたんかいなと思っちゃう^^;。しかも倉本の処置はほっといて、目的を果たそうとする鴻上。理屈では分ってても、情的に納得できないやん。
チャフ効果は半減。天の利も続かなかったようだ。その間に、米艦隊と間合いを詰めて、ようやく目視できる位置まできた模様。あの草加が脂汗も滲ませず、冷静に見守ってるので、まだ大丈夫なのか!? と思いたい。
 ̄ ̄ ̄
《モーニング創立25周年記念チャリティオークション》
かわぐちかいじ先生のイージス艦「みらい」の帽子の落札まであと少し。
サイン入りは欲しいが、オレンジなのがネックだな。
青い空と青い海に、橙色の紙飛行機ならぬ橙色の帽子…こういう相容れない色合いもまた良いと言ったのはどこぞの三蔵様だっけ。
あまりにあっけなかった倉本。倉本の無念の魂が、瀕死の鴻上に中に降りたのか。自身で動く鴻上はまだまだ諦めず。
しかし、うろたえたのは倉本と共に行動していた兵士だよなぁ。鴻上から全てを託された倉本を目の前で失い、そのことを知らせようと動揺しながら目的地に着いたら、動けなかった筈の鴻上が先に着いてるじゃーん。テレポートでもしたんかいなと思っちゃう^^;。しかも倉本の処置はほっといて、目的を果たそうとする鴻上。理屈では分ってても、情的に納得できないやん。
チャフ効果は半減。天の利も続かなかったようだ。その間に、米艦隊と間合いを詰めて、ようやく目視できる位置まできた模様。あの草加が脂汗も滲ませず、冷静に見守ってるので、まだ大丈夫なのか!? と思いたい。
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《モーニング創立25周年記念チャリティオークション》
かわぐちかいじ先生のイージス艦「みらい」の帽子の落札まであと少し。
サイン入りは欲しいが、オレンジなのがネックだな。
青い空と青い海に、橙色の紙飛行機ならぬ橙色の帽子…こういう相容れない色合いもまた良いと言ったのはどこぞの三蔵様だっけ。
映画『パプリカ』を観てきた。
今年のヴェネチア国際映画祭や東京国際映画祭でも注目された作品。
原作者・筒井康隆が『パプリカ』をぜひ映画化して欲しいと、今敏監督とのアニメ雑誌対談で語ったという。アニメ制作はマッドハウス。
他人の夢にシンクロし共時体験する治療用装置が悪用され、人間の夢が犯され、やがて夢が現実を浸食し交錯していく、エキサイティングな世界を描く。
今監督のこの作品も、理屈や理論やストーリー性やキャラは二の次。ひたすら五感を研ぎ澄ませて、感覚に酔いながら見るのが一番だ。
ケレン味たっぷりの映像を大いに味わい、ジェットコースターな展開にナチュラルに乗っかり、リアリズムな現実描写に目を瞠り、虚構と想像力の波にどっぷり浸かれば、自分まで夢の世界に羽ばたきそうだ。
随所に散りばめられた懐かしい名画の遊びも、映画へのオマージュが感じられ、映画好きにはたまらない。ついでに今監督自作の映画まで宣伝w。一見破綻とファンタジーな映像に騙されそうだが、緻密な構成とエンターテイメント性はまさに映画作品として評価できる。
『千年女優』では限られた時空間の物語で狭まれていたが、『パプリカ』ではもっと開放的でエロチックで、はちきれんばかりな世界が展開される。
ヒロインの自信と行動力は、新生『時をかける少女』のようだ。夢の世界で様々に七変化して男を翻弄。掴みどころが無さそうな自由な女が、現実では内に秘めていた自分の恋心にようやく気付く。その恋に逃げずに向かい昇華させる。
”男の夢をも飲み込んでいく女”の姿に、新しい感性と生き方を見る思いで、女性にとっては”妙な爽快感”が湧くラストだ。
主人公パプリカ&敦子を、林原めぐみがお得意の二面性演技でセクシーに凛々しく演じる。小山内役の山寺宏一と絡めば『カウボーイ・ビバップ』が思い出される。古谷徹は天才肥満オタク科学者の時田役で、変人ぶりを怪演。阪口大助演じる氷室と時田の描写が似てて、最初は区別がつかず^^;。
舞台でも活躍のお二人が脇を締める。江守徹は渋くて重厚な存在感。堀勝之祐演じる島所長は軽快で人情深く、舞台での掘さんと比べると新鮮で快活。
最も活躍したキーマンは、大塚明夫演じる粉川刑事だろう。名画キャラをふんだんに演じ、くたびれた男の哀愁と真面目な粘り強さが出て、キュートで格好良いv。夢現ではないが、先日のナマ明夫さんの顔と粉川の顔がシンクロしそうだったw。ラストで登場した田中秀幸の若々しさも印象的。
今作の狂言回しは、バーのマスター&ウェイター。こ、これがホントに筒井氏と今監督の顔にソックリで(笑)声もこのお二人でとってもナチュラル。特に筒井氏は『日本以外全部沈没』でも見せたが、俳優の素養があると確信w。
夢や無意識の中では、現実世界で隠されていた、嫉妬や野望やトラウマが充満している。
凄まじいやり方でパプリカの身体が犯されていくシーンは、男の欲望そのままで、えぐるようにキモイ。同時に変なエクスタシーも。夢の世界でもままならない”女の性”はピリリとした蜜の味。お助けマンや協力者と、女の周りには様々な男が群がったが、彼女が選んだのは”優しく純粋な男”。リアル世界では、1人の女性と5人の男たちの攻防を描いた、普通のトレンディー恋愛ドラマにすぎないのかもしれない。
今年のヴェネチア国際映画祭や東京国際映画祭でも注目された作品。
原作者・筒井康隆が『パプリカ』をぜひ映画化して欲しいと、今敏監督とのアニメ雑誌対談で語ったという。アニメ制作はマッドハウス。
他人の夢にシンクロし共時体験する治療用装置が悪用され、人間の夢が犯され、やがて夢が現実を浸食し交錯していく、エキサイティングな世界を描く。
今監督のこの作品も、理屈や理論やストーリー性やキャラは二の次。ひたすら五感を研ぎ澄ませて、感覚に酔いながら見るのが一番だ。
ケレン味たっぷりの映像を大いに味わい、ジェットコースターな展開にナチュラルに乗っかり、リアリズムな現実描写に目を瞠り、虚構と想像力の波にどっぷり浸かれば、自分まで夢の世界に羽ばたきそうだ。
随所に散りばめられた懐かしい名画の遊びも、映画へのオマージュが感じられ、映画好きにはたまらない。ついでに今監督自作の映画まで宣伝w。一見破綻とファンタジーな映像に騙されそうだが、緻密な構成とエンターテイメント性はまさに映画作品として評価できる。
『千年女優』では限られた時空間の物語で狭まれていたが、『パプリカ』ではもっと開放的でエロチックで、はちきれんばかりな世界が展開される。
ヒロインの自信と行動力は、新生『時をかける少女』のようだ。夢の世界で様々に七変化して男を翻弄。掴みどころが無さそうな自由な女が、現実では内に秘めていた自分の恋心にようやく気付く。その恋に逃げずに向かい昇華させる。
”男の夢をも飲み込んでいく女”の姿に、新しい感性と生き方を見る思いで、女性にとっては”妙な爽快感”が湧くラストだ。
主人公パプリカ&敦子を、林原めぐみがお得意の二面性演技でセクシーに凛々しく演じる。小山内役の山寺宏一と絡めば『カウボーイ・ビバップ』が思い出される。古谷徹は天才肥満オタク科学者の時田役で、変人ぶりを怪演。阪口大助演じる氷室と時田の描写が似てて、最初は区別がつかず^^;。
舞台でも活躍のお二人が脇を締める。江守徹は渋くて重厚な存在感。堀勝之祐演じる島所長は軽快で人情深く、舞台での掘さんと比べると新鮮で快活。
最も活躍したキーマンは、大塚明夫演じる粉川刑事だろう。名画キャラをふんだんに演じ、くたびれた男の哀愁と真面目な粘り強さが出て、キュートで格好良いv。夢現ではないが、先日のナマ明夫さんの顔と粉川の顔がシンクロしそうだったw。ラストで登場した田中秀幸の若々しさも印象的。
今作の狂言回しは、バーのマスター&ウェイター。こ、これがホントに筒井氏と今監督の顔にソックリで(笑)声もこのお二人でとってもナチュラル。特に筒井氏は『日本以外全部沈没』でも見せたが、俳優の素養があると確信w。
夢や無意識の中では、現実世界で隠されていた、嫉妬や野望やトラウマが充満している。
凄まじいやり方でパプリカの身体が犯されていくシーンは、男の欲望そのままで、えぐるようにキモイ。同時に変なエクスタシーも。夢の世界でもままならない”女の性”はピリリとした蜜の味。お助けマンや協力者と、女の周りには様々な男が群がったが、彼女が選んだのは”優しく純粋な男”。リアル世界では、1人の女性と5人の男たちの攻防を描いた、普通のトレンディー恋愛ドラマにすぎないのかもしれない。
ドラマのだめ/新生ドクター・フー
2006年11月28日 TV番組27日(月)ドラマ『のだめカンタービレ』第7話。
「モーツァルトはピンクですよね」のだめの言葉に、うんうん頷く。確かにそうだ〜。この感覚は私と似てるゾ。モーツァルトがピンクなら、ベートーベンは緑で、シューベルトは肌色で、ショパンは薄紫…。次から次へと色彩が浮かぶ(笑)。
”R☆Sオケ”がどんどんピンクに染まる過程には大喜び。オーボエの黒木が可愛いな。
豊原功補の”ハリセン”先生。息子は『電車男』の人だ〜と言ったが、私にはまだ^^;『亡国のイージス』の人なんだよw。ハリセンを捨て、のだめペースで”おなら体操”をやってのける”変人”演技ぶりはさすが!
”プリごろ太”作戦立案の千秋は、のだめのことを相当研究し、既に”オタク”の粋か。千秋のトラウマはそろそろ解消されるのかしらん。飛行機がダメなら船があり、陸からは鉄道があるじゃん…と思うのだけど^^;。
 ̄
27日(月)ドラマ『半分の月がのぼる空』第10話。
アニメ以上の丁寧な出来上がりで、今回は特に心に染みて涙目になった。手術を控えた里香との面会で、絡み合い離される裕一の指先、見つめる視線。「自分のことだけを考えていた」と気付いた裕一は元気に奮闘するも、里香との別れが近付く。次週はヤマ場か。
 ̄
28日(火)外ドラ『ドクター・フー』第13話。
吹替えゲスト目当てに、たま〜に見てたが、それほど面白くはなかった^^;。今回はTV雑誌に関俊彦の名前が載ってたのでチェック。
関さんはゲストだと思い込んで見ていたが、なかなか登場せず。
ラスト2分で急展開。肉体が弱った今までのドクターの存在が消えて、代わりに登場したのが新ドクター。あらま、前のドクターよりは若くてハンサムw。その新ドクターの声が関さんだった!(^o^) ちょっと軽めで威勢がいいが、関さんの素敵ボイスで満足v。
てことは、これからは関さん演じる新生ドクターが主人公!? 関さん久々の外ドラ主役だ!(^^) 10代目ドクター役はデイビッド・テナント。ドクターの相棒ローズが続投なら、坂本真綾とも共演ってことか。これから毎週火曜ずっとチェックだ。楽しみ!
「モーツァルトはピンクですよね」のだめの言葉に、うんうん頷く。確かにそうだ〜。この感覚は私と似てるゾ。モーツァルトがピンクなら、ベートーベンは緑で、シューベルトは肌色で、ショパンは薄紫…。次から次へと色彩が浮かぶ(笑)。
”R☆Sオケ”がどんどんピンクに染まる過程には大喜び。オーボエの黒木が可愛いな。
豊原功補の”ハリセン”先生。息子は『電車男』の人だ〜と言ったが、私にはまだ^^;『亡国のイージス』の人なんだよw。ハリセンを捨て、のだめペースで”おなら体操”をやってのける”変人”演技ぶりはさすが!
”プリごろ太”作戦立案の千秋は、のだめのことを相当研究し、既に”オタク”の粋か。千秋のトラウマはそろそろ解消されるのかしらん。飛行機がダメなら船があり、陸からは鉄道があるじゃん…と思うのだけど^^;。
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27日(月)ドラマ『半分の月がのぼる空』第10話。
アニメ以上の丁寧な出来上がりで、今回は特に心に染みて涙目になった。手術を控えた里香との面会で、絡み合い離される裕一の指先、見つめる視線。「自分のことだけを考えていた」と気付いた裕一は元気に奮闘するも、里香との別れが近付く。次週はヤマ場か。
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28日(火)外ドラ『ドクター・フー』第13話。
吹替えゲスト目当てに、たま〜に見てたが、それほど面白くはなかった^^;。今回はTV雑誌に関俊彦の名前が載ってたのでチェック。
関さんはゲストだと思い込んで見ていたが、なかなか登場せず。
ラスト2分で急展開。肉体が弱った今までのドクターの存在が消えて、代わりに登場したのが新ドクター。あらま、前のドクターよりは若くてハンサムw。その新ドクターの声が関さんだった!(^o^) ちょっと軽めで威勢がいいが、関さんの素敵ボイスで満足v。
てことは、これからは関さん演じる新生ドクターが主人公!? 関さん久々の外ドラ主役だ!(^^) 10代目ドクター役はデイビッド・テナント。ドクターの相棒ローズが続投なら、坂本真綾とも共演ってことか。これから毎週火曜ずっとチェックだ。楽しみ!
加藤和樹ライブ SHIBUYA-AX 追加公演
2006年11月27日 イベント夜から『Kazuki Kato Live“GIG”2006 GLAMOROUS ATTACK TOUR”追加公演”』へ行ってきた。
私にとっては、5月に続き2度目の加藤和樹ライブ。FCに入ってる知人にお誘いいただいたもの。感謝です。
ネオロマ以来のSHIBUYA-AXだが、開場前から若い女性を中心に既に熱気の嵐。雨予報も何とかハズれ、和樹は”曇り男”に勝手に決定〜w。
前回の教訓と今回の整理番号で、混雑を避けて段差のある後方のスタンディング位置をキープ。すっごく見易くて正解。オペラグラスも一応使用。
昨日のライブに行った方によると、構成も内容もほぼ同じ。
先ず、和樹本人の場内アナウンス。これがまたジャイアンちっくなダミ声喋りでオカシイの何の(^o^)。地方公演ではそこの方言で喋ってくれた模様。
「Vampire♪」で登場時は、キラキラゴージャスな白のスーツで、インナーは黒のニットかな。上に黒の長いファーを巻いてたが、2曲目からすぐ脱いでスーツ姿に。
そのスーツも5曲目くらいからジャケットを脱いで、結局ニットシャツ姿でパワフルに唄い捲る。
新曲は4曲ぐらい(?)。社会情勢に自分のメッセージを込めたという「リアル♪」が私的に良かった。
8曲目で、歌詞をちょっと失念したのか間があったり。昨日の今日なので、声もちょっと掠れがちだったが、最後までぶっ続けで燃焼していた。
途中で、10月28日から始まったツアーを懐かしく振り返る和樹。福岡、広島、札幌、名古屋、大阪、仙台、ここ東京の計7ヶ所全8公演を行った和樹。地方公演に参加したファンも多く、お礼を述べる和樹。其々の地で美味しかった食べ物のことを楽しそうに語り、ファンからツッコまれ、「いいじゃん。食べ物ばかりで」と開き直るトコが可愛い。
半年前と比べて、確かにトークにも慣れてきたようだ。「僕はあまり緊張するタイプじゃないんだけど…」と、5月5日のFライブでは家のドアノブを握った時に緊張気味だったこと、昨日はいよいよSHIBUYA-AXかと心新たにしたことなどを、真摯に語った。そしてツアーも本当に今日が最後になるんだ、と感慨深く語る。
最初っから顔に汗いっぱい浮かばせて、パワフルに熱唱していた和樹。会場も熱気で暑かったが、途中からエアコンをバンバン効かせたのか、急に肌寒くなってきて、上に羽織る人も出てきた。てか、前方の人達は暑いんだろうが、後方にまで和樹の熱気が伝わらないのか^^;。エアコン調整も和樹本人に合わせていたのかもw。
レーザー光線が和樹のシルエットを描き、やがて”Kazuki”の文字を刻んで、熱いファンコールでアンコール。
和樹はアンコールでオリジナルTシャツに着替えるが、昨日は黒だったので、今日はラベンダーだと予想され、会場にも同じラベンダー姿のファンが多し。
やがて、ボロボロに切り刻いたラベンダーのTシャツ姿で和樹が溌剌と登場。よく見ると、右乳首も見えるし、ナマへそもチラチラ見えてセクシ〜v。
これで2曲唄った。2曲目はアコースティックギターを弾きながら。
ファンコールに応え、再度アンコールで、和樹やバンドメンバーが再登場。
今日は2階席に徳山秀典と内山眞人が来ていたのだが(昨日はケンケンとTakuyaだった)2階席に目をやりながら嬉しそうに「今日は仮面ライダーチームが来てくれて」と和樹。『カブト』にもまた出演することを告知。『地獄少女』ではこんな髪型でやってると、左目を隠してみせたり。ちゃんとPRも忘れない和樹だった。
最後の曲はまた「Vampire♪」。音量もアクションも変らずに唄いきった。これで全18曲ぐらい(?)。
唄い終わった後、ステージの右へ左へ移動して丁寧にお辞儀、投げキッスまで。ファンからキャ〜〜v。最後は真ん中に凛と立って、感無量といった感じで「ありがとうございました」と深くお辞儀をした。「最高の」バンドメンバーと手を握って上へ挙げ、またお辞儀をしていた。
ファンコールとたくさんの拍手の中、名残惜しそうな雰囲気で和樹が退場。和樹もファンも燃焼した約90分間。お疲れ様でした。
外に出たら、雨が降った後だったようで地面がグッショリ。和樹はやっぱり”曇男”(笑)。
和樹ファンの人達と一緒で、私もたっぷり楽しめた。FCには入ってないから、和樹のライブはこれっきりかもしれないな。
和樹関係では、1月のカブトのイベントに行けたらいいな。その後はbambinoかしらん。歌もいいけど、俳優としての和樹をもっと見たいものだ。
最近のハードスケジュールで疲れが出たのか、朝起きたら首が痛くて動かせず。喉も痛く風邪をひいた模様^^;。
私にとっては、5月に続き2度目の加藤和樹ライブ。FCに入ってる知人にお誘いいただいたもの。感謝です。
ネオロマ以来のSHIBUYA-AXだが、開場前から若い女性を中心に既に熱気の嵐。雨予報も何とかハズれ、和樹は”曇り男”に勝手に決定〜w。
前回の教訓と今回の整理番号で、混雑を避けて段差のある後方のスタンディング位置をキープ。すっごく見易くて正解。オペラグラスも一応使用。
昨日のライブに行った方によると、構成も内容もほぼ同じ。
先ず、和樹本人の場内アナウンス。これがまたジャイアンちっくなダミ声喋りでオカシイの何の(^o^)。地方公演ではそこの方言で喋ってくれた模様。
「Vampire♪」で登場時は、キラキラゴージャスな白のスーツで、インナーは黒のニットかな。上に黒の長いファーを巻いてたが、2曲目からすぐ脱いでスーツ姿に。
そのスーツも5曲目くらいからジャケットを脱いで、結局ニットシャツ姿でパワフルに唄い捲る。
新曲は4曲ぐらい(?)。社会情勢に自分のメッセージを込めたという「リアル♪」が私的に良かった。
8曲目で、歌詞をちょっと失念したのか間があったり。昨日の今日なので、声もちょっと掠れがちだったが、最後までぶっ続けで燃焼していた。
途中で、10月28日から始まったツアーを懐かしく振り返る和樹。福岡、広島、札幌、名古屋、大阪、仙台、ここ東京の計7ヶ所全8公演を行った和樹。地方公演に参加したファンも多く、お礼を述べる和樹。其々の地で美味しかった食べ物のことを楽しそうに語り、ファンからツッコまれ、「いいじゃん。食べ物ばかりで」と開き直るトコが可愛い。
半年前と比べて、確かにトークにも慣れてきたようだ。「僕はあまり緊張するタイプじゃないんだけど…」と、5月5日のFライブでは家のドアノブを握った時に緊張気味だったこと、昨日はいよいよSHIBUYA-AXかと心新たにしたことなどを、真摯に語った。そしてツアーも本当に今日が最後になるんだ、と感慨深く語る。
最初っから顔に汗いっぱい浮かばせて、パワフルに熱唱していた和樹。会場も熱気で暑かったが、途中からエアコンをバンバン効かせたのか、急に肌寒くなってきて、上に羽織る人も出てきた。てか、前方の人達は暑いんだろうが、後方にまで和樹の熱気が伝わらないのか^^;。エアコン調整も和樹本人に合わせていたのかもw。
レーザー光線が和樹のシルエットを描き、やがて”Kazuki”の文字を刻んで、熱いファンコールでアンコール。
和樹はアンコールでオリジナルTシャツに着替えるが、昨日は黒だったので、今日はラベンダーだと予想され、会場にも同じラベンダー姿のファンが多し。
やがて、ボロボロに切り刻いたラベンダーのTシャツ姿で和樹が溌剌と登場。よく見ると、右乳首も見えるし、ナマへそもチラチラ見えてセクシ〜v。
これで2曲唄った。2曲目はアコースティックギターを弾きながら。
ファンコールに応え、再度アンコールで、和樹やバンドメンバーが再登場。
今日は2階席に徳山秀典と内山眞人が来ていたのだが(昨日はケンケンとTakuyaだった)2階席に目をやりながら嬉しそうに「今日は仮面ライダーチームが来てくれて」と和樹。『カブト』にもまた出演することを告知。『地獄少女』ではこんな髪型でやってると、左目を隠してみせたり。ちゃんとPRも忘れない和樹だった。
最後の曲はまた「Vampire♪」。音量もアクションも変らずに唄いきった。これで全18曲ぐらい(?)。
唄い終わった後、ステージの右へ左へ移動して丁寧にお辞儀、投げキッスまで。ファンからキャ〜〜v。最後は真ん中に凛と立って、感無量といった感じで「ありがとうございました」と深くお辞儀をした。「最高の」バンドメンバーと手を握って上へ挙げ、またお辞儀をしていた。
ファンコールとたくさんの拍手の中、名残惜しそうな雰囲気で和樹が退場。和樹もファンも燃焼した約90分間。お疲れ様でした。
外に出たら、雨が降った後だったようで地面がグッショリ。和樹はやっぱり”曇男”(笑)。
和樹ファンの人達と一緒で、私もたっぷり楽しめた。FCには入ってないから、和樹のライブはこれっきりかもしれないな。
和樹関係では、1月のカブトのイベントに行けたらいいな。その後はbambinoかしらん。歌もいいけど、俳優としての和樹をもっと見たいものだ。
最近のハードスケジュールで疲れが出たのか、朝起きたら首が痛くて動かせず。喉も痛く風邪をひいた模様^^;。
映画祭Ζガンダム 富野由悠季監督×福井晴敏氏トークショー
2006年11月26日 イベント《TAMA CINEMA FORUM》第16回映画祭の一つとして開催された『新訳 機動戦士Ζガンダム -ガンダム世代に告ぐ-』に参加してきた。
行きも帰りも、府中競馬客が多いギュウギュウ詰めの電車を耐えて^^;、お初のやまばとホールへ。道に迷いそうで緊張したが、同行者を見つけて、駅から約15分歩き何とか辿り着く。
劇場版『Ζガンダム』三部作を上映するが、IとIIの上映後に予定されている富野由悠季監督×福井晴敏氏のトークがお目当て。皆さん同じ目的で早くから列を作っていたが、運良く前から三番目の見易い座席をキープ。
パンフは300円で発売され、富野氏の書き下ろしコメントも掲載。
 ̄
『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』上映。
休憩時間に軽い昼食。
『機動先生Ζガンダム-恋人たち-』上映。
試写会や劇場公開時を含め、もう何度観たことだろう。DVDももちろん買った。
最近は寝不足だし、いいかげん飽きて寝ちゃうかもと思っていたが^^;、作品のもつ勢いについ集中させられ、結局また観てしまった。
あらためて思ったが、前に富野監督もおっしゃった通り、アニメ作品としてだけではなく、映画作品として非常によく出来ていると感じ入る。次の展開にもっていくショットが上手く、脚本や絵コンテもよく練られている。目まぐるしい展開は夢中にさせ、第二弾や第三弾へもっていく終り方も巧妙。全てが卓越された映画的手法だと思った。
そして、故・鈴置洋孝さん演じたブライトが画面に登場する度に、何とも言えぬ寂しさと切なさを感じた。『恋人たち』の中盤、ブライトの声が少々掠れがちだが、それすら胸痛む思いで聞いた。
カミーユ役の飛田展男さんは、やはり後半に進むに連れより調子が出ていて、IよりIIのほうが更に素晴らしい出来だ。
 ̄
富野由悠季監督×福井晴敏氏(作家)のトークが予定通りスタート。
富野監督は、黒インナーに白い解禁風シャツと、縦線入ったシックな黒ジャケット姿。黒い靴に赤が入っててお洒落。福井氏は、赤のセーターに茶のレザージャンパーとジーンズでいつものスタイル。
福井氏の紹介が「ガンダム研究家としても知られ…」で会場から笑い。
ステージ中央に椅子やテーブルが用意されたが、一向に席に座らない監督。
富野氏「こんな広い舞台に座らせようとするスタッフが素人なんですw」「視覚効果、配分効果を考えていない」早くも始まった「富野由悠季リズム」と福井氏。
ほぼ99%の観客が上映前に一度は『Ζガンダム』を見ているのを踏まえて。
福井氏「念願の3本ぶっ続けでDVDを見たが、凄まじい亮のストーリーと情報量で…」
福井氏「ドラマというより、ドキュメントな作りをしている」
福井氏「映画やアニメとしてどうこうより、参考になるものを見せてくれた」
福井氏が熱っぽく語るが、その度に話をさえぎる監督に、逆に福井氏が「話が塞がれた」とツッコミ。監督は苦笑いしてステージ端に行って座り込んだり、しゃがみ込んだり。あげくに「これからの3本目、ますますワケが分らなくなる。すみません。帰っていいですから」
富野氏「そういう説明してくれると、納得はしませんが、劇場映画になってなかったと落ち込んでます」「ちょっと買いかぶり。ムリして褒めてる」と懐疑的^^;。
福井氏「ドキュメンタリーな雰囲気は世の中に興味をもてる糸口」
富野氏は首をかしげて「そういうつもりではなかった」「アニメを使って映画らしく組みたいと思ってやった(映画監督になれなかったから)」「この程度にしか纏められなかった」「全部新作画だったらという意見もあったが、ドキュメンタリーにならない。まっさらな中ではこういうのは作れなかった」「でも誇れる作品ではない」
福井氏は「監督は何でも正直に話してしまう」とフォローばかり(?)。
富野氏「そういうことしか話せない」「宮崎駿をつぶしたいとか思っていてもできない」「金を出させる力もない」「逆に宮崎さんはこういう作り方できないもんね」(笑)
富野氏「全部新作だったら、こういうのは作らない」「映画でもリメイク版は余程のことでないとオリジナルは超えていない」とリメイク版『キングコング』の酷さを例に挙げる。「新作は作り手として気持ちいいが、かなり危険だ」「20年というギャップに、スキルなり思いなりを込められた」
富野氏「映画を作るという点で、いいサンプリングは出来たという自負心はある」「宮崎監督には勝ちたいが、こんな作品になって情けない」(笑)
福井氏が、カミーユ・ビダンは行動は同じなのにTV版の悲劇的ラストから、劇場作品ライク+娯楽的作品に作り変えられて「20年経っていかにその魂を救ってあげようか…」と語ると、途端に富野氏が「違う違う」(苦笑)。
富野氏「魂を救うとかではなく、オープンに楽しめるようエンタメにしようとして、自分の心情そのままで作った」「フィクションだから、簡単に作り変えられる」
福井氏「それじゃ、20年前のカミーユの魂=富野さんってことで」(笑)
富野氏が締めて「おかげさまで元気になりました。ありがとう」(拍手)「元気に死んでいけます。鬱屈しないで死んでいけます」「作り直せる機会を貰えたのも皆さんのおかげです」「今日はお寒いところ、ありがとうございました」頭を下げる。
福井氏が「(まだ10分はあるのに)終っちゃうの?」(笑)
観客からの質疑応答。
富野氏「フォウとカミーユはただのラブシーンではありません」「カミーユの居場所のアーガマはTVと同じ位置づけ」
富野氏「これからの日本社会は、修復やリバウンドがあり、10年間は自己治療しなくてはいけない」「ここ15年くらいはもっと大変な時期に入る」「でもそれほど悲観するほどではない」「揺り戻し期間だが、極端に生きるまでの寸止めで、我々はどう生きるかが問われる」
富野氏「経済をモチーフやテーマにしたものはまだ想像外」「経済論評は殆ど当たってないので鵜呑みにしないほうがいい」
富野氏「”死”は突きつけられる問題。考えたくないから笑いで飛ばす」
富野氏「これから映像をやる人は、映像以外の世間を見なさい。基礎学力が必要」「どういうメッセージを込められるか、技術以外の常識を高めなさい」
予想された福井氏の新作『ガンダムユニコーン』の話には全く触れず^^;。
約45分間、さながらボケ&ツッコミ漫才にも見えた福井氏と富野監督の白熱トークショーは無事終了。観客も満足気で大きな拍手をもって、ステージから去るお二人を見送った。
夢にまで見たお二人のトークショーに、私もいっぱいの元気を頂いた。
 ̄ ̄ ̄
月刊『ガンダムエース』1月号。
福井晴敏氏新作『機動戦士ガンダムユニコーン』連載開始直前の特集。
なぜ今ガンダムの小説なのか。小説と言う形式で書ける時代がようやく来たと。”ガンダム世代”の受け入れ側の準備も整ったということか。
安彦良和氏のキャラデザ&小説扉絵。また16歳とか17歳の主人公。キャラ名が意味深w。「シャアの再来」の謎の男、つい関俊彦さんの声を想像しちゃうw。
さ〜て。まとめて読むか。アニメになったら見るか。
行きも帰りも、府中競馬客が多いギュウギュウ詰めの電車を耐えて^^;、お初のやまばとホールへ。道に迷いそうで緊張したが、同行者を見つけて、駅から約15分歩き何とか辿り着く。
劇場版『Ζガンダム』三部作を上映するが、IとIIの上映後に予定されている富野由悠季監督×福井晴敏氏のトークがお目当て。皆さん同じ目的で早くから列を作っていたが、運良く前から三番目の見易い座席をキープ。
パンフは300円で発売され、富野氏の書き下ろしコメントも掲載。
 ̄
『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』上映。
休憩時間に軽い昼食。
『機動先生Ζガンダム-恋人たち-』上映。
試写会や劇場公開時を含め、もう何度観たことだろう。DVDももちろん買った。
最近は寝不足だし、いいかげん飽きて寝ちゃうかもと思っていたが^^;、作品のもつ勢いについ集中させられ、結局また観てしまった。
あらためて思ったが、前に富野監督もおっしゃった通り、アニメ作品としてだけではなく、映画作品として非常によく出来ていると感じ入る。次の展開にもっていくショットが上手く、脚本や絵コンテもよく練られている。目まぐるしい展開は夢中にさせ、第二弾や第三弾へもっていく終り方も巧妙。全てが卓越された映画的手法だと思った。
そして、故・鈴置洋孝さん演じたブライトが画面に登場する度に、何とも言えぬ寂しさと切なさを感じた。『恋人たち』の中盤、ブライトの声が少々掠れがちだが、それすら胸痛む思いで聞いた。
カミーユ役の飛田展男さんは、やはり後半に進むに連れより調子が出ていて、IよりIIのほうが更に素晴らしい出来だ。
 ̄
富野由悠季監督×福井晴敏氏(作家)のトークが予定通りスタート。
富野監督は、黒インナーに白い解禁風シャツと、縦線入ったシックな黒ジャケット姿。黒い靴に赤が入っててお洒落。福井氏は、赤のセーターに茶のレザージャンパーとジーンズでいつものスタイル。
福井氏の紹介が「ガンダム研究家としても知られ…」で会場から笑い。
ステージ中央に椅子やテーブルが用意されたが、一向に席に座らない監督。
富野氏「こんな広い舞台に座らせようとするスタッフが素人なんですw」「視覚効果、配分効果を考えていない」早くも始まった「富野由悠季リズム」と福井氏。
ほぼ99%の観客が上映前に一度は『Ζガンダム』を見ているのを踏まえて。
福井氏「念願の3本ぶっ続けでDVDを見たが、凄まじい亮のストーリーと情報量で…」
福井氏「ドラマというより、ドキュメントな作りをしている」
福井氏「映画やアニメとしてどうこうより、参考になるものを見せてくれた」
福井氏が熱っぽく語るが、その度に話をさえぎる監督に、逆に福井氏が「話が塞がれた」とツッコミ。監督は苦笑いしてステージ端に行って座り込んだり、しゃがみ込んだり。あげくに「これからの3本目、ますますワケが分らなくなる。すみません。帰っていいですから」
富野氏「そういう説明してくれると、納得はしませんが、劇場映画になってなかったと落ち込んでます」「ちょっと買いかぶり。ムリして褒めてる」と懐疑的^^;。
福井氏「ドキュメンタリーな雰囲気は世の中に興味をもてる糸口」
富野氏は首をかしげて「そういうつもりではなかった」「アニメを使って映画らしく組みたいと思ってやった(映画監督になれなかったから)」「この程度にしか纏められなかった」「全部新作画だったらという意見もあったが、ドキュメンタリーにならない。まっさらな中ではこういうのは作れなかった」「でも誇れる作品ではない」
福井氏は「監督は何でも正直に話してしまう」とフォローばかり(?)。
富野氏「そういうことしか話せない」「宮崎駿をつぶしたいとか思っていてもできない」「金を出させる力もない」「逆に宮崎さんはこういう作り方できないもんね」(笑)
富野氏「全部新作だったら、こういうのは作らない」「映画でもリメイク版は余程のことでないとオリジナルは超えていない」とリメイク版『キングコング』の酷さを例に挙げる。「新作は作り手として気持ちいいが、かなり危険だ」「20年というギャップに、スキルなり思いなりを込められた」
富野氏「映画を作るという点で、いいサンプリングは出来たという自負心はある」「宮崎監督には勝ちたいが、こんな作品になって情けない」(笑)
福井氏が、カミーユ・ビダンは行動は同じなのにTV版の悲劇的ラストから、劇場作品ライク+娯楽的作品に作り変えられて「20年経っていかにその魂を救ってあげようか…」と語ると、途端に富野氏が「違う違う」(苦笑)。
富野氏「魂を救うとかではなく、オープンに楽しめるようエンタメにしようとして、自分の心情そのままで作った」「フィクションだから、簡単に作り変えられる」
福井氏「それじゃ、20年前のカミーユの魂=富野さんってことで」(笑)
富野氏が締めて「おかげさまで元気になりました。ありがとう」(拍手)「元気に死んでいけます。鬱屈しないで死んでいけます」「作り直せる機会を貰えたのも皆さんのおかげです」「今日はお寒いところ、ありがとうございました」頭を下げる。
福井氏が「(まだ10分はあるのに)終っちゃうの?」(笑)
観客からの質疑応答。
富野氏「フォウとカミーユはただのラブシーンではありません」「カミーユの居場所のアーガマはTVと同じ位置づけ」
富野氏「これからの日本社会は、修復やリバウンドがあり、10年間は自己治療しなくてはいけない」「ここ15年くらいはもっと大変な時期に入る」「でもそれほど悲観するほどではない」「揺り戻し期間だが、極端に生きるまでの寸止めで、我々はどう生きるかが問われる」
富野氏「経済をモチーフやテーマにしたものはまだ想像外」「経済論評は殆ど当たってないので鵜呑みにしないほうがいい」
富野氏「”死”は突きつけられる問題。考えたくないから笑いで飛ばす」
富野氏「これから映像をやる人は、映像以外の世間を見なさい。基礎学力が必要」「どういうメッセージを込められるか、技術以外の常識を高めなさい」
予想された福井氏の新作『ガンダムユニコーン』の話には全く触れず^^;。
約45分間、さながらボケ&ツッコミ漫才にも見えた福井氏と富野監督の白熱トークショーは無事終了。観客も満足気で大きな拍手をもって、ステージから去るお二人を見送った。
夢にまで見たお二人のトークショーに、私もいっぱいの元気を頂いた。
 ̄ ̄ ̄
月刊『ガンダムエース』1月号。
福井晴敏氏新作『機動戦士ガンダムユニコーン』連載開始直前の特集。
なぜ今ガンダムの小説なのか。小説と言う形式で書ける時代がようやく来たと。”ガンダム世代”の受け入れ側の準備も整ったということか。
安彦良和氏のキャラデザ&小説扉絵。また16歳とか17歳の主人公。キャラ名が意味深w。「シャアの再来」の謎の男、つい関俊彦さんの声を想像しちゃうw。
さ〜て。まとめて読むか。アニメになったら見るか。
ヘロQ公演 SYU-RA 煉
2006年11月25日 舞台演劇 コメント (2)ヘロヘロQカンパニー公演『SYU-RA 煉 -生キルカ死ヌカ-』を観てきた。
ウチの近くから吉祥寺駅行きのバスが出てるのを今頃知り、利用してみる。交通費的には安いが、とにかく時間がかかった^^;。来年からはどうしよ〜。駅から徒歩15分位の前進座劇場。劇場前もロビーも物販も賑やか。
花道の隣でこんなにも観易い座席になるとは、後にも先にも今日ぐらい(^^)。おかげで舞台に集中することができ、休憩無しの約2時間30分、飽きることなくトイレのことも忘れた。
前作『SYU-RA』の続編だが、新作に近い。座長の関智一、長沢美樹、小西克幸、そして横山望らの仕留め屋が、小田原潘で厳しくも切ない辛い仕事を全うする話。
広く深みのあるステージに大きな回り舞台、花道も大いに利用され、まさに時代劇に相応しい舞台。こりゃ来年のDCの舞台の大立ち回りにも期待できそうだ。
回り舞台は有効利用されたが、暗転や間延びも多く全体のテンポはいまいち。笑わせて笑わせて苦味を効かせた後に、唐突に悲劇的に超シリアスにさせてから、メインを際立たせる手法は相変わらずのヘロQ。
前作より軽めのタッチかなと前半は思ったが、終ってみれば、仕留め屋たちの葛藤や決断や再生を描いており、実はもっと重いテーマを背負っていたのかもしれない。
関智一@竜次と小西克幸@清十郎は、今回は昔のお師匠らと再会。様々な思いを抱え、師匠を超えようともがき、内面性の演技が見せどころ。彼らを見守り、時に厳しく導く”お譲”おきぬを、長沢美樹が毅然と演じる。又左役の横山望も盛り上げる。時代劇ならでは、智一くんと小西くんのナマ足と太股を思う存分拝見w。智一くんの技は決めるべきところでちゃんと決める。
今回特にゲスト5人が豪華絢爛。
桑島法子と野島健児のカップルな役どころと言えば、アニメ『BLUE GENDER』が浮かんでくるが、舞台では実に初々しい二人だった。ノジケンは純朴な青年を素直に力演。法子ちゃんはとても可愛くて可憐で、舞台役者とは違う発声だが声がよく通り台詞も完璧。素足が綺麗だったな。
今回お目当ての赤星昇一郎は”タコ眼鏡”な家老役で、予想通り胡散臭かったw。随所で笑いをとるサービスぶり。出番は少なかったが、存在感はズッシリ。
マウスプロの舞台では軽めの芝居を披露していた大塚明夫が、うってかわって”怪物”な刺客の役で登場。長身で大柄の大胆不敵な立ち回りはまさに大物の風格。不気味で大袈裟な笑いが場内を席捲し、強烈な印象を残した。ただ、立ち回り的にはまだまだで、小西くんとの間合いでも、慣れた小西くんのほうが腰が入っていたかも。
ゲストの中で本当の主役だったのは、中博史演じる平次だったかもしれない。影のようにいつも居て、いざという時は素早く行動し救出。ラストはたった一人で何十人もの敵を相手に、居合いに殺陣とアクションの数々。『S.S.D.S.』ではナレーターだけに留まっていたアノ中管制官が、ここでは目を瞠るようなキビキビした動きで独り舞台。正直、そのギャップに嬉しい衝撃を受け、舞台役者・中博史の真骨頂を見た思いで、涙ぐんでしまった(;_;)。ストーリーではなく、中さん演じる平次の凄さに感じ入ったのである。
そういう意味では、声優ではなく役者としての皆さんのあらたな魅力を見られて、良い舞台だった。何だかんだいって、ヘロQらしさが出ていて面白かった。
劇中映像も、昔の『必殺』を思わせるケレン味たっぷりな濃さで楽しい。智一くんが唄う主題歌『煉獄に生きて♪』はやっぱり上手い。
大きな拍手の中、舞台は無事終了。中さんを中央にゲスト5人が真ん中に並ぶ。花道側で智一くんと美樹さんが挨拶。智一くんって、こういうお仕舞いの挨拶では何故かカミカミ(笑)。「皆さん、早くトイレに行きたいでしょうから早く済ませます」ってw。最後に、ゲストさんも皆さんも深々と頭をさげて、拍手の中終了した。お疲れ様でした。
アンケを書いて劇場を出る前に、左手の劇場受付に貼ってある公演時間の紙を確認しようとしたら、そこに明夫さんがいらしてビックリ。甚平に着替えて煙草を吸いながら、どなたかと親しそうに会話中。間が出来たので、思いきって「明夫さん、お誕生日おめでとうございます!」と言ったら、明夫さんがニコニコされて「来年6月はマウスプロでもお芝居やるから来てね」と言って下さった。もちろん行きますよ(^^)。毎年行ってますもん。握手だけして頂いて、劇場を出た。
ホントは赤星さんにもお目にかかって、直接「お誕生日おめでとうございます」と言いたかったけれど残念^^;。多忙な赤星さん、楽の後はまたシェイクスピアですね。
ウチの近くから吉祥寺駅行きのバスが出てるのを今頃知り、利用してみる。交通費的には安いが、とにかく時間がかかった^^;。来年からはどうしよ〜。駅から徒歩15分位の前進座劇場。劇場前もロビーも物販も賑やか。
花道の隣でこんなにも観易い座席になるとは、後にも先にも今日ぐらい(^^)。おかげで舞台に集中することができ、休憩無しの約2時間30分、飽きることなくトイレのことも忘れた。
前作『SYU-RA』の続編だが、新作に近い。座長の関智一、長沢美樹、小西克幸、そして横山望らの仕留め屋が、小田原潘で厳しくも切ない辛い仕事を全うする話。
広く深みのあるステージに大きな回り舞台、花道も大いに利用され、まさに時代劇に相応しい舞台。こりゃ来年のDCの舞台の大立ち回りにも期待できそうだ。
回り舞台は有効利用されたが、暗転や間延びも多く全体のテンポはいまいち。笑わせて笑わせて苦味を効かせた後に、唐突に悲劇的に超シリアスにさせてから、メインを際立たせる手法は相変わらずのヘロQ。
前作より軽めのタッチかなと前半は思ったが、終ってみれば、仕留め屋たちの葛藤や決断や再生を描いており、実はもっと重いテーマを背負っていたのかもしれない。
関智一@竜次と小西克幸@清十郎は、今回は昔のお師匠らと再会。様々な思いを抱え、師匠を超えようともがき、内面性の演技が見せどころ。彼らを見守り、時に厳しく導く”お譲”おきぬを、長沢美樹が毅然と演じる。又左役の横山望も盛り上げる。時代劇ならでは、智一くんと小西くんのナマ足と太股を思う存分拝見w。智一くんの技は決めるべきところでちゃんと決める。
今回特にゲスト5人が豪華絢爛。
桑島法子と野島健児のカップルな役どころと言えば、アニメ『BLUE GENDER』が浮かんでくるが、舞台では実に初々しい二人だった。ノジケンは純朴な青年を素直に力演。法子ちゃんはとても可愛くて可憐で、舞台役者とは違う発声だが声がよく通り台詞も完璧。素足が綺麗だったな。
今回お目当ての赤星昇一郎は”タコ眼鏡”な家老役で、予想通り胡散臭かったw。随所で笑いをとるサービスぶり。出番は少なかったが、存在感はズッシリ。
マウスプロの舞台では軽めの芝居を披露していた大塚明夫が、うってかわって”怪物”な刺客の役で登場。長身で大柄の大胆不敵な立ち回りはまさに大物の風格。不気味で大袈裟な笑いが場内を席捲し、強烈な印象を残した。ただ、立ち回り的にはまだまだで、小西くんとの間合いでも、慣れた小西くんのほうが腰が入っていたかも。
ゲストの中で本当の主役だったのは、中博史演じる平次だったかもしれない。影のようにいつも居て、いざという時は素早く行動し救出。ラストはたった一人で何十人もの敵を相手に、居合いに殺陣とアクションの数々。『S.S.D.S.』ではナレーターだけに留まっていたアノ中管制官が、ここでは目を瞠るようなキビキビした動きで独り舞台。正直、そのギャップに嬉しい衝撃を受け、舞台役者・中博史の真骨頂を見た思いで、涙ぐんでしまった(;_;)。ストーリーではなく、中さん演じる平次の凄さに感じ入ったのである。
そういう意味では、声優ではなく役者としての皆さんのあらたな魅力を見られて、良い舞台だった。何だかんだいって、ヘロQらしさが出ていて面白かった。
劇中映像も、昔の『必殺』を思わせるケレン味たっぷりな濃さで楽しい。智一くんが唄う主題歌『煉獄に生きて♪』はやっぱり上手い。
大きな拍手の中、舞台は無事終了。中さんを中央にゲスト5人が真ん中に並ぶ。花道側で智一くんと美樹さんが挨拶。智一くんって、こういうお仕舞いの挨拶では何故かカミカミ(笑)。「皆さん、早くトイレに行きたいでしょうから早く済ませます」ってw。最後に、ゲストさんも皆さんも深々と頭をさげて、拍手の中終了した。お疲れ様でした。
アンケを書いて劇場を出る前に、左手の劇場受付に貼ってある公演時間の紙を確認しようとしたら、そこに明夫さんがいらしてビックリ。甚平に着替えて煙草を吸いながら、どなたかと親しそうに会話中。間が出来たので、思いきって「明夫さん、お誕生日おめでとうございます!」と言ったら、明夫さんがニコニコされて「来年6月はマウスプロでもお芝居やるから来てね」と言って下さった。もちろん行きますよ(^^)。毎年行ってますもん。握手だけして頂いて、劇場を出た。
ホントは赤星さんにもお目にかかって、直接「お誕生日おめでとうございます」と言いたかったけれど残念^^;。多忙な赤星さん、楽の後はまたシェイクスピアですね。
アニメのだめ/アニメデスノ/あさっての方向。
2006年11月24日 アニメ声優漫画来年1月スタートのTVアニメ『のだめカンタービレ』のキャストが決定したとか。雑誌「KISS」誌上でも告知。
野田恵(のだめ): 川澄綾子
千秋真一: 関智一
フランツ・フォン・シュトレーゼマン: 小川真司
峰龍太郎: 川田紳司
奥山真澄: 藤田圭宣
多賀谷彩子: 生天目仁美
千秋が千秋が…智一くん!?(゜o゜) 千秋がスネ夫w。
明日のヘロQのお芝居がますます楽しみかも。
 ̄ ̄ ̄
今週TVアニメの雑感。
火曜深夜『DEATH NOTE』8話。
映画にもあったポテチの回だが、映画のほうが「おおっ!」と思わせる巧妙な映像だった。もっとも、今回はポテチの袋の後始末までやってくれたので、やはりアニメは芸が細かい。4万近くもする小型テレビもゴミ箱ポイだが、購入先を知られては元も子もない。でも監視カメラがついたその日にやるとは、月は案外せっかちなんだと思う。獅童さん@リュークの声が前半は掠れてたな。死神が風邪でも引いたかとw。
水曜『NANA』32話。
誰もがヤられた、シンがレイラに言う「大真面目だ」にドキリv。
水曜深夜『武装練金』8話。
江原正士@ブラボーのテンションにもビビるが、真殿光昭@パピヨンのヘンタイぶりにもビビる^^;。
レイラ&シンじゃないが、平野綾と石田彰バージョンがあるニンテンドーDSルミナスアークのCM。まひろ絡みで綾ver.が流れるかと思いきや、石田さんver.が聞けた。DSか〜。息子に買ってやらせるって手もw。
水曜深夜『少年陰陽師』8話。
お馬鹿な彰子に、じれったい昌浩で、イライラする展開だったが、最後にやっと青年晴明が出てきてホッと安心。「人を頼るな」「お前、その傷はどうした」石田さんの抑えた言い方が、ホントに老人が諭してる感じで上手い。
水曜深夜『蒼天の拳』8話。
ようやく知らされた拳志郎が「俺のポンヨウが生きている」と叫ぶ。「俺の」ってトコがいいw。でも生きてたんだね、潘光琳がっ! てらそままさきの声がまた聞ける。
木曜深夜『人造昆虫カブトボーグV×V』8話。
郷田ほづみがゲスト出演ってことで、初めて見たアニメ。息子はコロコロでこのアニメの存在を知っていたとか。郷田さんは、三橋加奈子@松岡勝治の祖父役。68歳のイケイケ爺ちゃんでラブリ〜v。郷田さんの老け声もなかなか。でも加奈ちゃんとの絡みでは、キルア&レオリオに聞こえなくもないw。最近の郷田さんは(イケてる)父役や祖父役ばかりだなぁw。
木曜深夜『あさっての方向。』8話。
サブタイトルも同じ「あさっての方向」で、ターニングポイント的話だったか。
からだの生い立ちは今まで想像するだけだったが、回想シーンが描かれ、からだと尋の絆が分る。育ての両親を亡くし、一人ぼっちで残されたからだの所へ、帰り着いた息子の尋。初めての出会いなのに切ない。抱き締めあう二人の心情が痛いほど伝わってきて、涙が出てしまった(;_;)。一つ一つのショットやシーンが丁寧で、登場人物の心を深く掘り下げる。ヘタな実写ドラマより、ずっと素晴らしいヒューマンドラマだ。アニメの中にもまだこんな佳作がある。
写真だけで、尋が犠牲にしてきたものが分ったからだは身を引く。履歴書1枚で、からだの子供らしさが伺え、後の布石になってくる手法も上手い。
野田恵(のだめ): 川澄綾子
千秋真一: 関智一
フランツ・フォン・シュトレーゼマン: 小川真司
峰龍太郎: 川田紳司
奥山真澄: 藤田圭宣
多賀谷彩子: 生天目仁美
千秋が千秋が…智一くん!?(゜o゜) 千秋がスネ夫w。
明日のヘロQのお芝居がますます楽しみかも。
 ̄ ̄ ̄
今週TVアニメの雑感。
火曜深夜『DEATH NOTE』8話。
映画にもあったポテチの回だが、映画のほうが「おおっ!」と思わせる巧妙な映像だった。もっとも、今回はポテチの袋の後始末までやってくれたので、やはりアニメは芸が細かい。4万近くもする小型テレビもゴミ箱ポイだが、購入先を知られては元も子もない。でも監視カメラがついたその日にやるとは、月は案外せっかちなんだと思う。獅童さん@リュークの声が前半は掠れてたな。死神が風邪でも引いたかとw。
水曜『NANA』32話。
誰もがヤられた、シンがレイラに言う「大真面目だ」にドキリv。
水曜深夜『武装練金』8話。
江原正士@ブラボーのテンションにもビビるが、真殿光昭@パピヨンのヘンタイぶりにもビビる^^;。
レイラ&シンじゃないが、平野綾と石田彰バージョンがあるニンテンドーDSルミナスアークのCM。まひろ絡みで綾ver.が流れるかと思いきや、石田さんver.が聞けた。DSか〜。息子に買ってやらせるって手もw。
水曜深夜『少年陰陽師』8話。
お馬鹿な彰子に、じれったい昌浩で、イライラする展開だったが、最後にやっと青年晴明が出てきてホッと安心。「人を頼るな」「お前、その傷はどうした」石田さんの抑えた言い方が、ホントに老人が諭してる感じで上手い。
水曜深夜『蒼天の拳』8話。
ようやく知らされた拳志郎が「俺のポンヨウが生きている」と叫ぶ。「俺の」ってトコがいいw。でも生きてたんだね、潘光琳がっ! てらそままさきの声がまた聞ける。
木曜深夜『人造昆虫カブトボーグV×V』8話。
郷田ほづみがゲスト出演ってことで、初めて見たアニメ。息子はコロコロでこのアニメの存在を知っていたとか。郷田さんは、三橋加奈子@松岡勝治の祖父役。68歳のイケイケ爺ちゃんでラブリ〜v。郷田さんの老け声もなかなか。でも加奈ちゃんとの絡みでは、キルア&レオリオに聞こえなくもないw。最近の郷田さんは(イケてる)父役や祖父役ばかりだなぁw。
木曜深夜『あさっての方向。』8話。
サブタイトルも同じ「あさっての方向」で、ターニングポイント的話だったか。
からだの生い立ちは今まで想像するだけだったが、回想シーンが描かれ、からだと尋の絆が分る。育ての両親を亡くし、一人ぼっちで残されたからだの所へ、帰り着いた息子の尋。初めての出会いなのに切ない。抱き締めあう二人の心情が痛いほど伝わってきて、涙が出てしまった(;_;)。一つ一つのショットやシーンが丁寧で、登場人物の心を深く掘り下げる。ヘタな実写ドラマより、ずっと素晴らしいヒューマンドラマだ。アニメの中にもまだこんな佳作がある。
写真だけで、尋が犠牲にしてきたものが分ったからだは身を引く。履歴書1枚で、からだの子供らしさが伺え、後の布石になってくる手法も上手い。
モニジパ 航跡290/KCジパ26巻
2006年11月24日 アニメ声優漫画モーニング『ジパング』航跡290。
今週は水曜日発売だったので、忘れずにその日に立ち読み^^;。
チャフに負けじと、ビュンビュン射撃する米軍。でも草加タンは織り込み済みなのか、このまま距離を詰めようと前進あるのみ。両者とも、一歩も引かない。
鴻上から「肩に力が入りすぎだぞ」と言われた瞬間から、倉本に死亡フラグが(~_~;)。その通りになって、鴻上はもちろん、草加もここまでの急場を予想できてただろうか。
結局のところ、角松たちが元いた歴史でも、鴻上や倉本は「大和」で戦死していたのではないか。その時期が早いか遅いかの違いだけ。彼らが「大和」で死す運命は、この世界でも変っていないのだろう。
そう考えると、草加の計画も「歴史」が許さないんじゃないかと思う。何をどうやってあがいても、結局は戦略も計画も頓挫。草加が前に言ってたように「結果は同じ」。日本人が原爆を使うことにはならない宿命なのかもしれない。それでも草加は考える最善の策であがこうとしている。それが人間なのだ。
映画『ファイナル・デスティネーション』がつい浮かんじゃう。死ぬ運命から一時は逃れても、「運命」は許さずに追いかけて必ず死なせるってヤツ。こわ〜。
 ̄
モーニングKC『ジパング』26巻。
コミックスも22日発売だったが、昨日メイトで買ってきた。25周年記念展でチラと置いてあった”栞”を、「ランダムに差し上げています」と1枚くれた。絵柄は『島耕作』のだったが、やっぱりジパングのもあるハズだよね。草加のイラストの(絶対草加だよ)。欲しいよ〜。
表紙が、如月&菊池のショット。あぁ〜如月が表紙を飾ってくれるなんて8巻以来だよ(嬉し泣きw)。これでやっと2回目。でも角松がデーンといるし、これは角松×菊池×如月って構図に見えなくもない(笑)。
帯ウラに2pointが付いてたが、ジパしか買わないので集まりそうにない^^;。
26巻は、人と人との会話やコミュニケーションの大切さを痛感させられた回だ。
如月と菊池しかり。草加と鴻上しかり。離れていても交わす菊池と「みらい」の角松ら。「みらい」乗員の間でもあらためてできた交流。どれもこれも「死」をまじかにしたからこそ為し得たもの。
でも状況や環境は違えど、如月は菊池と一緒の時より、角松と居た時のほうが生き生きしているように見えるな。如月&菊池だと確かに静かで平穏で合ってるように見えるが(A型&AB型だから?)面白味が無いんだよな。如月のほうが菊池を立てちゃってるしね。角松と一緒の時は色々とあったけど、如月本人が楽しそうで色々な面も見せてくれたし(A型&A型だから?)読むほうも楽しかったな。
石原閣下が「戦闘は人間がやるものだ」と、1%の不確定要素の存在を重視していたが、閣下はカーネルの存在を知らないから言えるのだろう。草加とカーネル、どちらの「異物」に「神」や「運命」は味方するだろうかってことだ。
そんな「運命」のことを考えながら読んでたら、巻末の《かわぐちかいじが語る「日本と日本人」》で、かいじ先生が似たようなことを書いておられた。「人の生死が偶然に左右されてしまうような場所では、運命や神といった、人間には動かしがたい何か別の力について考えやすい」。ええ、もう考え過ぎてしまってます(笑)。
今週は水曜日発売だったので、忘れずにその日に立ち読み^^;。
チャフに負けじと、ビュンビュン射撃する米軍。でも草加タンは織り込み済みなのか、このまま距離を詰めようと前進あるのみ。両者とも、一歩も引かない。
鴻上から「肩に力が入りすぎだぞ」と言われた瞬間から、倉本に死亡フラグが(~_~;)。その通りになって、鴻上はもちろん、草加もここまでの急場を予想できてただろうか。
結局のところ、角松たちが元いた歴史でも、鴻上や倉本は「大和」で戦死していたのではないか。その時期が早いか遅いかの違いだけ。彼らが「大和」で死す運命は、この世界でも変っていないのだろう。
そう考えると、草加の計画も「歴史」が許さないんじゃないかと思う。何をどうやってあがいても、結局は戦略も計画も頓挫。草加が前に言ってたように「結果は同じ」。日本人が原爆を使うことにはならない宿命なのかもしれない。それでも草加は考える最善の策であがこうとしている。それが人間なのだ。
映画『ファイナル・デスティネーション』がつい浮かんじゃう。死ぬ運命から一時は逃れても、「運命」は許さずに追いかけて必ず死なせるってヤツ。こわ〜。
 ̄
モーニングKC『ジパング』26巻。
コミックスも22日発売だったが、昨日メイトで買ってきた。25周年記念展でチラと置いてあった”栞”を、「ランダムに差し上げています」と1枚くれた。絵柄は『島耕作』のだったが、やっぱりジパングのもあるハズだよね。草加のイラストの(絶対草加だよ)。欲しいよ〜。
表紙が、如月&菊池のショット。あぁ〜如月が表紙を飾ってくれるなんて8巻以来だよ(嬉し泣きw)。これでやっと2回目。でも角松がデーンといるし、これは角松×菊池×如月って構図に見えなくもない(笑)。
帯ウラに2pointが付いてたが、ジパしか買わないので集まりそうにない^^;。
26巻は、人と人との会話やコミュニケーションの大切さを痛感させられた回だ。
如月と菊池しかり。草加と鴻上しかり。離れていても交わす菊池と「みらい」の角松ら。「みらい」乗員の間でもあらためてできた交流。どれもこれも「死」をまじかにしたからこそ為し得たもの。
でも状況や環境は違えど、如月は菊池と一緒の時より、角松と居た時のほうが生き生きしているように見えるな。如月&菊池だと確かに静かで平穏で合ってるように見えるが(A型&AB型だから?)面白味が無いんだよな。如月のほうが菊池を立てちゃってるしね。角松と一緒の時は色々とあったけど、如月本人が楽しそうで色々な面も見せてくれたし(A型&A型だから?)読むほうも楽しかったな。
石原閣下が「戦闘は人間がやるものだ」と、1%の不確定要素の存在を重視していたが、閣下はカーネルの存在を知らないから言えるのだろう。草加とカーネル、どちらの「異物」に「神」や「運命」は味方するだろうかってことだ。
そんな「運命」のことを考えながら読んでたら、巻末の《かわぐちかいじが語る「日本と日本人」》で、かいじ先生が似たようなことを書いておられた。「人の生死が偶然に左右されてしまうような場所では、運命や神といった、人間には動かしがたい何か別の力について考えやすい」。ええ、もう考え過ぎてしまってます(笑)。
ドリームバスターVOL.1 *pnish*トークイベント
2006年11月23日 イベント『ドリームバスターVOL.1「JACK IN」』発売記念*pnish*トークイベントの1回目に参加してきた。
宮部みゆき原作小説のドラマCD化作品で全3巻。声優陣に話題の演劇ユニット*pnish*を起用し、その宣伝も含めたイベントである。
あまりに突然のイベント告知だったので、私はすぐに動けず、早く帰った娘を急遽メイトに行かせて整理券を取って来て貰ったもの。
開催場所が今までのイベントの中で一番近かったw。駅からもメイトにも近いし、屋内に並んで待てるし、式場にも利用される綺麗な会場で、椅子も綺麗で座り心地良かった。今後もこの場所で色々なイベントをやってくれればいいのに〜w。
CDはイベント後に引き取りに行くので、まだ聞いておらず。原作まで読んでいらした熱心なファンも多い。自由席だったが、運良く前から2番目の真ん中をキープ。ステージとも近く、久しぶりに目の前でパニが拝めて嬉しいv。
先ずはスクリーンに、CD収録中やジャケット撮影中のパニの映像が流れる。緊張でトチる大樹くん。撮影ではお茶目なtutiが、ドリームバスターを身体で表現w。全3巻購入特典DVDの内容の一部なんだとか。
MCのパンダリンさんが登場。始まる前にトイレで出会って吃驚しちゃったw。*pnish*の4人が登場。向って右から森山栄治、土屋裕一、佐野大樹、鷲尾昇が立ち並び、早速トークがスタート。
CD2巻まで録り終えたそうだが、最初は4人とも緊張してて、特に初めての大樹くんとワッシーはまさに素人。当初わっしーは床に台本を広げていて、その捲る音をマイクが拾っちゃったりw。マイクを自分で上げ下げしてたり。
アニメのアフレコ時の経験とも比べて、二人よりは先輩の栄治が可笑しく語ってくれた。
役柄については、tutiのマエストロは年齢高く屈強な男で、「ハゲ」がリンクしてると言われたり(笑)。
栄治のシェンは、つい低い声になっちゃって「今の、大人になってる」と監督から言われたが、マエストロは低い声が必要なので、tutiと栄治は逆なことを言われてたとか。
わっしーのリップは失語症みたいに、台詞が吐息ばかりで、それがまた色っぽい。「息役者」と皆に言われたりw。今のところマッキーとの掛け合いしかない。
大樹くんのマッキーは、とにかく一人で喋ってばかりだとか。
4人とも台詞を喋りながらの、相手への意識や距離感を計るのも難しかったようだ。
アフレコ再現では、参加者の要望から役をシャッフルしてのナマドラマ。4人に渡された台本は6ページと長い。台本持つと手がプルプル震えて緊張するらしい。スタンドもついたので、振り付けOK、歌もOKと言われたりw。
大樹くんが主役のシェンで、大変そうだったが頑張って演じる。
tutiはリップとして、表情だけは豊かに「ん」のみ。兼ね役の真由の声は可愛かった。
わっしーのやったマッキー&道子は、長い&多い台詞ばかりで大変。一人で進めなくてはいけないので難しい。慣れないわっしーは、つっかえつっかえで、いっぱいいっぱい^^;。1ページ目で3ヶ所も漢字の読み違えをしてるしw。頑張っていたが、わっしーはやっぱり歌の人だなぁと思った次第。
栄治はマエストロだが、これが低音渋めのイイ声で、「マ〜ダ〜ム」「わしらは…じゃ」がすっごくハマるw。オリジナルのtutiのはまだ聞いてないけど、ひょっとして二人の役を取り替えても成功したんじゃないかなと思うほど。さすが栄治さんは声優としても経験積んでいる。でもドラマが長過ぎて、疲れた栄治も最後はナマり始めて笑わせたままで終了。皆さん、初めての役をお疲れ様でした。
プレゼント抽選会では、サイン入り台本やポスターなど。「リップはどんなリップをあげるの?」と栄治が意味深な言葉w。で、こういったイベントでは本当に久しぶりに台本が当たっちゃった(嬉)。大樹くん、ありがとうです。大切にします。
最後に4人が挨拶。「*pnish*は少しずつ成長していくので、第2巻第3巻と最後まで買って聞いて欲しい」ようなことを皆さん語った。
お終いは4人と握手会のサービス。こういうのをやってくれるからパニは止められないw。殆ど流れ作業的だったが、言いたいことは言えたし、4人とも溌剌とした笑顔で両手でしっかり握手して下さったので満足(*^^*)。
短時間だったが、パニファンの方達とも談笑出来たし、楽しいイベントだった。
今年のパニのトークイベントはこれで終了。12月は舞台「on vol.5」と「bambino+」が、来年1月は「BLEACH the LIVE」やtutiのお芝居が待っている。お金はかかるが、毎月のようにパニと関われるのが嬉しい。
宮部みゆき原作小説のドラマCD化作品で全3巻。声優陣に話題の演劇ユニット*pnish*を起用し、その宣伝も含めたイベントである。
あまりに突然のイベント告知だったので、私はすぐに動けず、早く帰った娘を急遽メイトに行かせて整理券を取って来て貰ったもの。
開催場所が今までのイベントの中で一番近かったw。駅からもメイトにも近いし、屋内に並んで待てるし、式場にも利用される綺麗な会場で、椅子も綺麗で座り心地良かった。今後もこの場所で色々なイベントをやってくれればいいのに〜w。
CDはイベント後に引き取りに行くので、まだ聞いておらず。原作まで読んでいらした熱心なファンも多い。自由席だったが、運良く前から2番目の真ん中をキープ。ステージとも近く、久しぶりに目の前でパニが拝めて嬉しいv。
先ずはスクリーンに、CD収録中やジャケット撮影中のパニの映像が流れる。緊張でトチる大樹くん。撮影ではお茶目なtutiが、ドリームバスターを身体で表現w。全3巻購入特典DVDの内容の一部なんだとか。
MCのパンダリンさんが登場。始まる前にトイレで出会って吃驚しちゃったw。*pnish*の4人が登場。向って右から森山栄治、土屋裕一、佐野大樹、鷲尾昇が立ち並び、早速トークがスタート。
CD2巻まで録り終えたそうだが、最初は4人とも緊張してて、特に初めての大樹くんとワッシーはまさに素人。当初わっしーは床に台本を広げていて、その捲る音をマイクが拾っちゃったりw。マイクを自分で上げ下げしてたり。
アニメのアフレコ時の経験とも比べて、二人よりは先輩の栄治が可笑しく語ってくれた。
役柄については、tutiのマエストロは年齢高く屈強な男で、「ハゲ」がリンクしてると言われたり(笑)。
栄治のシェンは、つい低い声になっちゃって「今の、大人になってる」と監督から言われたが、マエストロは低い声が必要なので、tutiと栄治は逆なことを言われてたとか。
わっしーのリップは失語症みたいに、台詞が吐息ばかりで、それがまた色っぽい。「息役者」と皆に言われたりw。今のところマッキーとの掛け合いしかない。
大樹くんのマッキーは、とにかく一人で喋ってばかりだとか。
4人とも台詞を喋りながらの、相手への意識や距離感を計るのも難しかったようだ。
アフレコ再現では、参加者の要望から役をシャッフルしてのナマドラマ。4人に渡された台本は6ページと長い。台本持つと手がプルプル震えて緊張するらしい。スタンドもついたので、振り付けOK、歌もOKと言われたりw。
大樹くんが主役のシェンで、大変そうだったが頑張って演じる。
tutiはリップとして、表情だけは豊かに「ん」のみ。兼ね役の真由の声は可愛かった。
わっしーのやったマッキー&道子は、長い&多い台詞ばかりで大変。一人で進めなくてはいけないので難しい。慣れないわっしーは、つっかえつっかえで、いっぱいいっぱい^^;。1ページ目で3ヶ所も漢字の読み違えをしてるしw。頑張っていたが、わっしーはやっぱり歌の人だなぁと思った次第。
栄治はマエストロだが、これが低音渋めのイイ声で、「マ〜ダ〜ム」「わしらは…じゃ」がすっごくハマるw。オリジナルのtutiのはまだ聞いてないけど、ひょっとして二人の役を取り替えても成功したんじゃないかなと思うほど。さすが栄治さんは声優としても経験積んでいる。でもドラマが長過ぎて、疲れた栄治も最後はナマり始めて笑わせたままで終了。皆さん、初めての役をお疲れ様でした。
プレゼント抽選会では、サイン入り台本やポスターなど。「リップはどんなリップをあげるの?」と栄治が意味深な言葉w。で、こういったイベントでは本当に久しぶりに台本が当たっちゃった(嬉)。大樹くん、ありがとうです。大切にします。
最後に4人が挨拶。「*pnish*は少しずつ成長していくので、第2巻第3巻と最後まで買って聞いて欲しい」ようなことを皆さん語った。
お終いは4人と握手会のサービス。こういうのをやってくれるからパニは止められないw。殆ど流れ作業的だったが、言いたいことは言えたし、4人とも溌剌とした笑顔で両手でしっかり握手して下さったので満足(*^^*)。
短時間だったが、パニファンの方達とも談笑出来たし、楽しいイベントだった。
今年のパニのトークイベントはこれで終了。12月は舞台「on vol.5」と「bambino+」が、来年1月は「BLEACH the LIVE」やtutiのお芝居が待っている。お金はかかるが、毎月のようにパニと関われるのが嬉しい。
映画『手紙』を観てきた。
無料ポップコーン消化のためと、既に上映が始まっていた『トゥモロー・ワールド』の代わり^^;。
殺人犯で服役中の兄を持った弟が、現代社会で生き抜いていく6年間を描いた、東野圭吾の作品の映画化。
評判通り、しっかりしたストーリーと、登場人物の感情を細やかに掘り下げたタッチで、日本人好みの佳作。周りですすり泣く人達がいたが、私は泣くほどではなかった。
弟・直貴役の山田孝之は、前半は『白夜行』を引き摺り、中盤は『電車男』を彷彿とさせるような雰囲気でちょっぴり苦笑。後半は得意の太い眉毛に強い意思を滲ませて、がぜん深味のある演技。漫才シーンの表情が一番煌めいていた。
兄・剛志役の玉山鉄二は、思ったよりも出番が少ない。塀の外と同じ位には、塀の内側の状況や生活を描いていないので、犯罪者としての苦悩や葛藤が明確に感じられない。
由美子役の沢尻エリカは黙ってるといい女なんだけどね。でも彼女のように、ズケズケと人の心に入っていく思慮の足りない女って好きじゃない。彼女も過去に深い闇を持ってたし、結果オーライなんだろうけど、納得できないイヤな存在ではある。
《殺人犯の弟》ってことで、次々と職場や棲家を変えていく直貴だが、よくまあこんなに働ける場所があるもんだとそればかり感心。普通の人間だって、こんなに色々と働き口はないもんだ。一時はバーテンダーから、ホストとか水商売にいくかと思ってたが、またもや堅気の職場と綺麗な住居を見つけていて吃驚。食べて住めればいいじゃないか。
だいたい、トラブルはあったとはいえ、リサイクル工場だってお笑いだって、自分で決めて辞めたのだ。大学だって本気で行きたかったら奨学金とか色々あるハズ。資産家令嬢との結婚だって、環境の違いや婚約者がいる時点でムリなのは承知。《殺人犯の弟》だから全てが上手くいかない…ってわけじゃない。
それ以上に彼の周りには、親友や見守る人がいて沢山の繋がりがある。そして大人たちはみな彼をいい意味で導く。
資産家の父は、もっと直貴を罵倒するかと思っていた。家電メーカー社長や被害者の息子は、何という包容力を持ち得ているのか。私にはとてもあんな立派なことは言えない。「差別のない国を探すんじゃない。君はここで生きていくんだ」と直貴を諭した社長は軽くびっこをひいていた。この男もきっと過去に色々な経験をされて、時に差別を受けて這い上がってきたのかもしれない。被害者の息子は直貴を家に招き入れて、「終らせたい」とまで言ってくれた。
冷めたスパゲティより、酸っぱいみかんや苦いコーヒーが心に染み入ることがある。
「刑務所にいても罪を償うことはできない」「肉親を殺した犯罪者を許すことは永遠にできない」あらためて認識すると共に、それでも人間は時が経てば「終らせることはできる」のだと感じた。「終らせるための手紙」というものが、こんなにも切なく潔いものなのかと。
直貴の場合は《殺人犯の弟》というレッテルで差別されたが、世の中には様々な理由と事情で、差別と偏見とイジメに合っている人がたくさんいる。この世に差別の無い国や場所なんてありゃしない。だから、時には逃げて時にかわすのもいい。だが人と交わることからは避けられない。この社会に飲み込まれないように人は生きるしかないのだ。
桜に始まり桜で終らせる。検閲印になぞらせた、余韻の残る終わり方だった。
余談。
砂場で遊ばせる時はスカートよりズボンやスモッグを。お友達の道具を黙って使わせないようにw。
刑務所での漫才シーンが電車や駅ネタだったので結構楽しめた(これで涙を出し損なったのかもw)。直貴が「ウチの兄貴は…」で言葉を詰らせたが、その後ネタを私まで一緒に考えてしまった。「ウチの兄貴は…字がめっちゃ汚いんですよ。アノ藤原竜也に匹敵するぐらいに(笑)そのせいか顔もめっちゃ男前ですわ」とかさ(^^ゞ。
もしこの兄が誰かの罠にハマり、無実なのに濡れ衣を着せられ死刑囚として監獄に入ったら、頭のいいこの弟は兄を助ける為に全力を尽くすだろうか。と、つい『プリズン・ブレイク』が浮かんじゃう^^;。
もし兄ではなく、弟のほうが犯罪者だったら、もっとクールな物語になっていたとも思う。
無料ポップコーン消化のためと、既に上映が始まっていた『トゥモロー・ワールド』の代わり^^;。
殺人犯で服役中の兄を持った弟が、現代社会で生き抜いていく6年間を描いた、東野圭吾の作品の映画化。
評判通り、しっかりしたストーリーと、登場人物の感情を細やかに掘り下げたタッチで、日本人好みの佳作。周りですすり泣く人達がいたが、私は泣くほどではなかった。
弟・直貴役の山田孝之は、前半は『白夜行』を引き摺り、中盤は『電車男』を彷彿とさせるような雰囲気でちょっぴり苦笑。後半は得意の太い眉毛に強い意思を滲ませて、がぜん深味のある演技。漫才シーンの表情が一番煌めいていた。
兄・剛志役の玉山鉄二は、思ったよりも出番が少ない。塀の外と同じ位には、塀の内側の状況や生活を描いていないので、犯罪者としての苦悩や葛藤が明確に感じられない。
由美子役の沢尻エリカは黙ってるといい女なんだけどね。でも彼女のように、ズケズケと人の心に入っていく思慮の足りない女って好きじゃない。彼女も過去に深い闇を持ってたし、結果オーライなんだろうけど、納得できないイヤな存在ではある。
《殺人犯の弟》ってことで、次々と職場や棲家を変えていく直貴だが、よくまあこんなに働ける場所があるもんだとそればかり感心。普通の人間だって、こんなに色々と働き口はないもんだ。一時はバーテンダーから、ホストとか水商売にいくかと思ってたが、またもや堅気の職場と綺麗な住居を見つけていて吃驚。食べて住めればいいじゃないか。
だいたい、トラブルはあったとはいえ、リサイクル工場だってお笑いだって、自分で決めて辞めたのだ。大学だって本気で行きたかったら奨学金とか色々あるハズ。資産家令嬢との結婚だって、環境の違いや婚約者がいる時点でムリなのは承知。《殺人犯の弟》だから全てが上手くいかない…ってわけじゃない。
それ以上に彼の周りには、親友や見守る人がいて沢山の繋がりがある。そして大人たちはみな彼をいい意味で導く。
資産家の父は、もっと直貴を罵倒するかと思っていた。家電メーカー社長や被害者の息子は、何という包容力を持ち得ているのか。私にはとてもあんな立派なことは言えない。「差別のない国を探すんじゃない。君はここで生きていくんだ」と直貴を諭した社長は軽くびっこをひいていた。この男もきっと過去に色々な経験をされて、時に差別を受けて這い上がってきたのかもしれない。被害者の息子は直貴を家に招き入れて、「終らせたい」とまで言ってくれた。
冷めたスパゲティより、酸っぱいみかんや苦いコーヒーが心に染み入ることがある。
「刑務所にいても罪を償うことはできない」「肉親を殺した犯罪者を許すことは永遠にできない」あらためて認識すると共に、それでも人間は時が経てば「終らせることはできる」のだと感じた。「終らせるための手紙」というものが、こんなにも切なく潔いものなのかと。
直貴の場合は《殺人犯の弟》というレッテルで差別されたが、世の中には様々な理由と事情で、差別と偏見とイジメに合っている人がたくさんいる。この世に差別の無い国や場所なんてありゃしない。だから、時には逃げて時にかわすのもいい。だが人と交わることからは避けられない。この社会に飲み込まれないように人は生きるしかないのだ。
桜に始まり桜で終らせる。検閲印になぞらせた、余韻の残る終わり方だった。
余談。
砂場で遊ばせる時はスカートよりズボンやスモッグを。お友達の道具を黙って使わせないようにw。
刑務所での漫才シーンが電車や駅ネタだったので結構楽しめた(これで涙を出し損なったのかもw)。直貴が「ウチの兄貴は…」で言葉を詰らせたが、その後ネタを私まで一緒に考えてしまった。「ウチの兄貴は…字がめっちゃ汚いんですよ。アノ藤原竜也に匹敵するぐらいに(笑)そのせいか顔もめっちゃ男前ですわ」とかさ(^^ゞ。
もしこの兄が誰かの罠にハマり、無実なのに濡れ衣を着せられ死刑囚として監獄に入ったら、頭のいいこの弟は兄を助ける為に全力を尽くすだろうか。と、つい『プリズン・ブレイク』が浮かんじゃう^^;。
もし兄ではなく、弟のほうが犯罪者だったら、もっとクールな物語になっていたとも思う。
ウィルバーの大ぼうけん/賢者のおくりもの
2006年11月21日 アニメ声優漫画アニメ『シャーロットのおくりもの/ウィルバーの大ぼうけん』。
最近、廉価版が出たので買ってみた(千円もしない)。
『スチュアート・リトル』原作者のE・B・ホワイトによる名作児童文学のアニメーションの続編。
『シャーロットのおくりもの』は、子豚のウィルバーと蜘蛛のシャーロットの言葉を超えて交わる友情、見守る人間の子供と動物たちとの触れ合いを描いたハートフル・ファンタジー。こちらのアニメは観ていないが、その続編『ウィルバーの大ぼうけん』は声優ファンにはチェックしたいアニメだ。
声の出演で、子豚のウィルバーを関俊彦、ネズミのテンプルトンを中尾隆聖が演じ、先日のDCの舞台『ハッピーライド’06』を思い出させるキャストで、関さんファンにはとりわけ伝説的作品。
シャーロット役は野沢由香里だが、続編では彼女の娘たちが活躍し、3蜘蛛のうちのネリーを冬馬由美が演じる。
ミュージカル・アニメーションなので、関さんや冬馬さんらの歌も聞けるが、EDテロップでも流してくれるので嬉しいサービス。
シャーロットとの友情を胸に、臆病で気弱なウィルバーが、今度は仲間たちの助けを借りて、黒い子羊カーディガンとの友情を勇気をもって貫く姿を描いたのが続編の物語。
関さんは高めの柔かい声で、情けなさと男らしさを表現しながら、愛嬌たっぷりにウィルバーを演じる。上村祐翔@カーディガンとの優しいデュエット♪には癒される。
中尾さんは油断ならない曲者な役どころで、お得意のねちっこい芝居が聞ける。クールなテンプルトンがホットなウィルバーのペースに巻き込まれ、付かず離れずと協力し、徐々に二匹の友情が深まっていく。関さんと中尾さんのやり取りが楽しかった。
遠く離れたカーディガンに会うだけだったのに、要領の悪いウィルバーたちにちょっぴりイライラハラハラしたり。途中で野豚に化けたウィルバーの格好は、ヘンというか気持ちも悪く^^;。関さんの声だけが頼りw。
新しい仲間も得て、シャーロットの娘たちも頑張ってくれて、人間達の誤解も解けて、ようやく大団円。ウィルバーたちを動かしたのは、シャーロットが贈ってくれた「友情」というバトンだったのかもしれない。
12/23からは実写版の映画『シャーロットのおくりもの』が公開。
日本語吹替え版はまたもや俳優陣起用で話題作り。その中で、ネズミのテンプルトンの声は山寺宏一。山ちゃんも10年前のDC舞台『ハッピーライド』に出てたよなぁ。
馬のアイクの声はロバート・レッドフォードが演じているが、吹替え版の声は高橋英樹。高橋広樹と見間違えそうw。
 ̄
12/16から公開のウォルト・ディズニー最新作『ライアンを探せ!』吹替え版では、平田広明がお父さんライオンのサムソンを演じる。関さんが子豚なら、平田さんは獅子か。
『あらしのよるに』は、DC朗読版では関さんが狼、ドラマCD版では平田さんが狼ねw。
 ̄ ̄ ̄
NHK教育『こどもにんぎょう劇場』第25回「賢者のおくりもの」(新作)。
関さんが出演しているというので再放送分を拝見。
O・ヘンリーの名作のにんぎょう劇。佐久間レイ&関俊彦の息の合ったコンビが、貧しくとも愛情深い恋人たちを情感豊かに演じる。関さんの穏やかで優しい青年声がいっぱいに広がった。
「賢者のおくりもの」はクリスマス前に必ず見聞きする物語。小さい頃はかなり感動した覚えがある。この話の影響だからか、私がこうして髪を長くしているのも、いざという時は自分の髪を売ってお金に換えようと、伸ばしていたのかもしれない(笑)。
今回あらためてこの話を見たが、プレゼントに縛られるクリスマスの恋人たち…という風に思えて、逆に苦笑するしかなかった。人間、年を取ると、随分と捻くれてしまうものだ^^;。「うんと笑うために耐える人生」か。未来がある若者たちが羨ましい。
最近、廉価版が出たので買ってみた(千円もしない)。
『スチュアート・リトル』原作者のE・B・ホワイトによる名作児童文学のアニメーションの続編。
『シャーロットのおくりもの』は、子豚のウィルバーと蜘蛛のシャーロットの言葉を超えて交わる友情、見守る人間の子供と動物たちとの触れ合いを描いたハートフル・ファンタジー。こちらのアニメは観ていないが、その続編『ウィルバーの大ぼうけん』は声優ファンにはチェックしたいアニメだ。
声の出演で、子豚のウィルバーを関俊彦、ネズミのテンプルトンを中尾隆聖が演じ、先日のDCの舞台『ハッピーライド’06』を思い出させるキャストで、関さんファンにはとりわけ伝説的作品。
シャーロット役は野沢由香里だが、続編では彼女の娘たちが活躍し、3蜘蛛のうちのネリーを冬馬由美が演じる。
ミュージカル・アニメーションなので、関さんや冬馬さんらの歌も聞けるが、EDテロップでも流してくれるので嬉しいサービス。
シャーロットとの友情を胸に、臆病で気弱なウィルバーが、今度は仲間たちの助けを借りて、黒い子羊カーディガンとの友情を勇気をもって貫く姿を描いたのが続編の物語。
関さんは高めの柔かい声で、情けなさと男らしさを表現しながら、愛嬌たっぷりにウィルバーを演じる。上村祐翔@カーディガンとの優しいデュエット♪には癒される。
中尾さんは油断ならない曲者な役どころで、お得意のねちっこい芝居が聞ける。クールなテンプルトンがホットなウィルバーのペースに巻き込まれ、付かず離れずと協力し、徐々に二匹の友情が深まっていく。関さんと中尾さんのやり取りが楽しかった。
遠く離れたカーディガンに会うだけだったのに、要領の悪いウィルバーたちにちょっぴりイライラハラハラしたり。途中で野豚に化けたウィルバーの格好は、ヘンというか気持ちも悪く^^;。関さんの声だけが頼りw。
新しい仲間も得て、シャーロットの娘たちも頑張ってくれて、人間達の誤解も解けて、ようやく大団円。ウィルバーたちを動かしたのは、シャーロットが贈ってくれた「友情」というバトンだったのかもしれない。
12/23からは実写版の映画『シャーロットのおくりもの』が公開。
日本語吹替え版はまたもや俳優陣起用で話題作り。その中で、ネズミのテンプルトンの声は山寺宏一。山ちゃんも10年前のDC舞台『ハッピーライド』に出てたよなぁ。
馬のアイクの声はロバート・レッドフォードが演じているが、吹替え版の声は高橋英樹。高橋広樹と見間違えそうw。
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12/16から公開のウォルト・ディズニー最新作『ライアンを探せ!』吹替え版では、平田広明がお父さんライオンのサムソンを演じる。関さんが子豚なら、平田さんは獅子か。
『あらしのよるに』は、DC朗読版では関さんが狼、ドラマCD版では平田さんが狼ねw。
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NHK教育『こどもにんぎょう劇場』第25回「賢者のおくりもの」(新作)。
関さんが出演しているというので再放送分を拝見。
O・ヘンリーの名作のにんぎょう劇。佐久間レイ&関俊彦の息の合ったコンビが、貧しくとも愛情深い恋人たちを情感豊かに演じる。関さんの穏やかで優しい青年声がいっぱいに広がった。
「賢者のおくりもの」はクリスマス前に必ず見聞きする物語。小さい頃はかなり感動した覚えがある。この話の影響だからか、私がこうして髪を長くしているのも、いざという時は自分の髪を売ってお金に換えようと、伸ばしていたのかもしれない(笑)。
今回あらためてこの話を見たが、プレゼントに縛られるクリスマスの恋人たち…という風に思えて、逆に苦笑するしかなかった。人間、年を取ると、随分と捻くれてしまうものだ^^;。「うんと笑うために耐える人生」か。未来がある若者たちが羨ましい。
FREEDOM1/いろはにほへと/結界師
2006年11月20日 アニメ声優漫画テレビ東京で1969年のアポロ11号月面着陸大特集!を放送していたが。
YAHOO!動画で72時間限定配信していた『FREEDOM1』。
日清食品カップヌードルのCMでもお馴染みのアニメ。キャラ&メカデザインが大友克洋。アニメーション制作はサンライズ。『AKIRA』はあまり好みじゃなかったが。
23世紀、月に移住していた人類。月面都市「EDEN」に住むタケルが仲間の協力でビーグルを駆ってレースに参加するまでを描く。
カップ麺を食べる場面キタキタっ。汁を啜る場面もあるし。23世紀にカップ麺が存在するのもオカシイがw。300年前のアポロ月面着陸にも思いを馳せて。あ、そうか。カップヌードル誕生も昭和44年だったのかー。
チューブレースのスピード感ある映像は凄い(『サイバーフォーミュラ』みたいだ)。タケルの惚れっぽいトコも可愛い。ラストのタケルの悶々とした心情、爆発する雄叫びと、思春期の少年の自由への渇望がひしひしと伝わる。そんな一個人の思いも月が徐々に飲み込み、バックには既に人が住めないという地球の姿。伏線たっぷりのよく出来たエンディング映像が実に美しくて感激。これがまた冒頭のCMに繋がるわけで、よく出来ている。こりゃ、続きがまた観たくなるわ。
浪川大輔@タケルと森久保祥太郎@カズマはCMでもお馴染みだったが対照的。二人に、山口勝平@ビスが加わり賑やか。浪川くん、よく喋ってたな。ライバルのタイラに桐本琢也。アランさんが飄々とした加藤精三。
大原さやかのアナウンスの声は色っぽいが、よく聞き取れないトコも。
宇多田ヒカルの「This Is Love♪」がめくるめく世界観を誘い、CMで聞いた時より頭にこびりつく。
 ̄
GyaO『幕末機関説いろはにほへと』第7話。
サブタイ「蒼鉄動く」と共に、ストーリーも予想外の展開で動く。
覇者の首を持つ中居屋に次々と集まる野心的男たち。”徐福之器”なる登場で謎が徐々に解かれるが、西郷と勝の会見になだれこむ「ええじゃないか」踊り。虚と実がいまいちアンバランス、話が迷走してじれったい。作画も少々崩れてきて、肝心の殺陣の迫力とキレもいまひとつ。安定感のあるクォリティを望みたい。
こっちでは浪川@耀次郎は喋らず^^;。大川透@山岡鉄が活躍。津嘉山正種さんの説明ナレーションは深味があってしみじみ。
 ̄
20日(月)『結界師』7話。
朝日新聞に何故かこのアニメが採り上げられて気になった。先週の予告に出た眼鏡キャラにも注目していたのだが。
石田彰がこの眼鏡キャラでゲスト出演。パティシエの霊の弟で、会社を経営している月地ヶ岡俊彦役。兄の突然の死を悼み、最初は霊の存在を信じられなかった俊彦だが、兄の思いを受け止めて語りかける。「兄ちゃんのケーキは最高や」「心配なんかせんでもええよ」兄はようやく成仏できる。深い兄弟愛を感じさせて良い話だった。
石田さんの生粋の眼鏡キャラも見どころだが、石田さんの関西弁も珍しくて楽しめた(^^)。
YAHOO!動画で72時間限定配信していた『FREEDOM1』。
日清食品カップヌードルのCMでもお馴染みのアニメ。キャラ&メカデザインが大友克洋。アニメーション制作はサンライズ。『AKIRA』はあまり好みじゃなかったが。
23世紀、月に移住していた人類。月面都市「EDEN」に住むタケルが仲間の協力でビーグルを駆ってレースに参加するまでを描く。
カップ麺を食べる場面キタキタっ。汁を啜る場面もあるし。23世紀にカップ麺が存在するのもオカシイがw。300年前のアポロ月面着陸にも思いを馳せて。あ、そうか。カップヌードル誕生も昭和44年だったのかー。
チューブレースのスピード感ある映像は凄い(『サイバーフォーミュラ』みたいだ)。タケルの惚れっぽいトコも可愛い。ラストのタケルの悶々とした心情、爆発する雄叫びと、思春期の少年の自由への渇望がひしひしと伝わる。そんな一個人の思いも月が徐々に飲み込み、バックには既に人が住めないという地球の姿。伏線たっぷりのよく出来たエンディング映像が実に美しくて感激。これがまた冒頭のCMに繋がるわけで、よく出来ている。こりゃ、続きがまた観たくなるわ。
浪川大輔@タケルと森久保祥太郎@カズマはCMでもお馴染みだったが対照的。二人に、山口勝平@ビスが加わり賑やか。浪川くん、よく喋ってたな。ライバルのタイラに桐本琢也。アランさんが飄々とした加藤精三。
大原さやかのアナウンスの声は色っぽいが、よく聞き取れないトコも。
宇多田ヒカルの「This Is Love♪」がめくるめく世界観を誘い、CMで聞いた時より頭にこびりつく。
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GyaO『幕末機関説いろはにほへと』第7話。
サブタイ「蒼鉄動く」と共に、ストーリーも予想外の展開で動く。
覇者の首を持つ中居屋に次々と集まる野心的男たち。”徐福之器”なる登場で謎が徐々に解かれるが、西郷と勝の会見になだれこむ「ええじゃないか」踊り。虚と実がいまいちアンバランス、話が迷走してじれったい。作画も少々崩れてきて、肝心の殺陣の迫力とキレもいまひとつ。安定感のあるクォリティを望みたい。
こっちでは浪川@耀次郎は喋らず^^;。大川透@山岡鉄が活躍。津嘉山正種さんの説明ナレーションは深味があってしみじみ。
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20日(月)『結界師』7話。
朝日新聞に何故かこのアニメが採り上げられて気になった。先週の予告に出た眼鏡キャラにも注目していたのだが。
石田彰がこの眼鏡キャラでゲスト出演。パティシエの霊の弟で、会社を経営している月地ヶ岡俊彦役。兄の突然の死を悼み、最初は霊の存在を信じられなかった俊彦だが、兄の思いを受け止めて語りかける。「兄ちゃんのケーキは最高や」「心配なんかせんでもええよ」兄はようやく成仏できる。深い兄弟愛を感じさせて良い話だった。
石田さんの生粋の眼鏡キャラも見どころだが、石田さんの関西弁も珍しくて楽しめた(^^)。
舞台 錦鯉&トークショー
2006年11月18日 舞台演劇舞台『錦鯉』を観てきた。
10月にオープンした《天王洲 銀河劇場》。外観は分らないが、劇場内は前のアートスフィアとあまり変化はなく^^;。ステージは見易いけれどね。
活躍中の劇作家・演出家の土田英生の傑作コメディ。6年前の再演で、北九州や大阪公演を経て、東京公演の運びになったという。
お目当ては笠原浩夫だったので、全く予備知識もないまま観劇。
『セーラー服と機関銃』は女子高校生が組長になる話だったが、これは元サラリーマンが組長になる話。それまでの普通の社会とヤクザの社会との意識や認識による会話や行動のズレを面白おかしく、時にえげつなく、ねちっこく描く。
ヤクザのルールとしてしょっちゅう飛び出すのが「ケジメをつける」。男たちはこのケジメを好んで求め、群れて、縛られ、突っ込んでいく。悩み葛藤しながらも、一本芯を通した男たちの姿は格好良くも見えるが、哀切この上ない。何度もオセロの黒か白かが出てくるが、ヤクザにも「生」か「死」の二択しかないのだろうか。エンディングの女性たち同様、割り切れない寂しさと哀しさを感じた。「愛した〜男たちを〜♪」なんて歌詞がグルグル渦巻いたりしてねw。
主役の水野夫妻を、鈴木一真と田中美里。チラシの写真では髭面の強面とアバズレ女な雰囲気だったが、芝居では全然違っていて、むしろ好印象。
一真さんは元営業マンの気の優しいオドオドした軟らかな雰囲気。後半は突然シャープな風格の男に変貌するが、愛嬌のある存在感はそのまま。美里さんは、明るく飄々としたマイペースぶりで、ぱっと見は気のイイ長屋のおかみさんw。スタイル抜群で、品が良くて可愛かった。
初舞台のヒロシは、経験積んだ役者陣を相手に、軽妙な芝居で一歩も引けをとらず。相当な稽古をされたと伺えて、努力家なのだと思う。晋という、自分と似た役にも恵まれた。だが、晋は火種というかトラブルメーカーのお調子者なので、イライラさせられ好みではなかったな。
たかお鷹は、若い役者相手に高いテンションを維持、渋く忍耐強い芝居で舞台をリードして引き締める。坂口さんという役と同じく重鎮な位置だった。
木南晴夏はキュートでスゴ味もある面白い役どころ。ヘタレ兄弟役の水沼健と有門正太郎は、同じ台詞の掛け合いドモリも息ぴったり、何度も笑わせて貰った。
赤星健治役の笠原浩夫は、長身に派手なネクタイとスーツでかため、登場時から華やかで目立つ存在感。先代の組長の長男なのに、なぜあっさりと水野に跡目を譲ったのかどうしても理由が分らず、いつか水野を裏切るんじゃないかと実は最後まで疑っていたりした(笑)。「クマさん」に拘るノリの良さ、坂口にドツく威勢の良さ、水野への忠義の良さと、良い男づくめだったのに。格好良くて男前な雰囲気の中に、深い魅力を持つ赤星を笠原さんが自然体で好演(*^^*)。赤いクマさんトレーナー姿も可愛かったが、最後はスーツで終らせて欲しかった。外演作品の中でも、出番はたっぷりあり笠原喋りも聞かせてくれたので満足v。
だけど、なぜ「錦鯉」なんだろう。なぜ「クマさん」が好きなんだろう。タイトルも「錦鯉と熊」にすれはよかったのに〜w。
あのエセ方言は役者泣かせだったと思うが、何を喋ってるのか分らない時が何度もあった。事務所が中華料理店になった過程とか、晋が出世した理由とか、方言で説明されてもイマイチ把握できず。方言は観客泣かせでもあったりする^^;。
前半は青、後半は赤で覆われていた事務所。戻ってきた水野は白い服。ラストを予感させた色使い。虎がパンダになっていたのが可愛い(クマじゃないのか)。笠原さんのシャツのクマさんは誰が描いたんだろう。色々な疑問が渦巻いたまま、ステージに並んだ出演者に拍手。
カーテンコールは3回か。最後はみんなで繋いだ手を上へ。笠原さんは隣の美里さんの手を上に振り上げて、足が地面から浮きそうな美里さんw。みんなで手を振って、拍手の中退場した。
 ̄
終演後、10分休憩後にお待ちかねのトークショー。
作・演出の土田英生×鈴木一真×笠原浩夫の三人が登場。一真さんは黒ジャケットでインナーはライザ・ミネリ? 笠原さんはグレーのTシャツで、一真くんデザインとか。
前のトークショーではヒロシが「モテたいので役者やりました」と言ったそうで、今回は真面目に高尚にいこうと土田氏。笠原さん「俺に任せろっ」と司会をいったん受けたそうだがやはり土田氏へ。丁度、土田氏脚本の『東京タワー』が放送中の時刻で、ダッシュして帰ろうと観客にアピールw。
東京公演も既に半分位終ってるが、笠原さんったら「そうなんですか!?」と他人事w。おまけにそれは口癖だと指摘される。
一真さんは「北九州では好評で、笑ってくれたんだけど東京ではそうでもなくて…」「今日はカテコが3回あったので、後半もこの調子でいける」と。土田氏は観客席にいつもいて、みんな笑わないトコで一人で笑ってるそう。
笠原さんは「ぼんは難しい役だが、やる度に楽しくなってくる。こなれるまで時間がかかったが、ようやく東京で」途端にツッコミが入り「北九州は…ステップ!?(笑)ラーメン美味かった」と食べ物の話へ。
土田氏はトークショーの為にメモも書いてきて取り出し、役者からの疑問を尋ねる。途端に笠原さんが手を挙げて「わかんないこといっぱいあるんですよ」と。
笠原さん疑問1「方言ですね」土田氏によると「名古屋弁ベースのウソ方言」理由は「架空の町にしたかった」とか。無茶苦茶言い難いですと一真さん。確かに「門出だでなぁ」も言い難いw。
笠原さん疑問2「裕子さん、なんであんなにクマにこだわるんですか?」土田氏によると「(新婚旅行の)地中海にあったんです。拘りに理由はない。人ってそういうもんです」と。「だそうですよ、田中さん」と笠原さんが袖に向って言うと、「は〜い」と美里さんの声(笑)。
3人はほぼ年齢が一緒だそうで、ここで観客から「え〜っ!?」の声が(笑)。
他の役者の話も出て、たかお鷹さんは本番前に正露丸飲んでて、ヒロシはオロナミン飲んでるとか。笠原さんは「僕はバナナです」とニンマリ。一真さんは「フリスク食べて、短いクシャミをしておく」。土田氏は「落ち着かないので、フリスクカーカー噛む」とか。
最後は「ありがとうございました」とお礼と共に、和気藹々の雰囲気のまま終了した。お疲れ様でした。
それにしても、笠原さんのStudio Lifeでの出番はいつになるんだろう。やっぱり本家本元でのご出演とトークショーに期待したいのにね。
 ̄
この芝居は「赤星組」の話で、笠原さんへの「赤星さん」「赤星さん」な台詞もいっぱい。その度に、赤星昇一郎さんが浮かんでほころんでしまふw。いっそ、赤星さんにも登場願っていたら、違ったカラーが出て舞台に濃くが出たことだろう。
TBS『ウルトラマンメビウス』第33話。
その赤星さんが胡散臭い祈祷師の役でゲスト出演。若いお嬢さんに触ったりとちょっぴり役得?w 『功名が辻』といい、最近ドラマの活躍が目覚しい赤星さん。
10月にオープンした《天王洲 銀河劇場》。外観は分らないが、劇場内は前のアートスフィアとあまり変化はなく^^;。ステージは見易いけれどね。
活躍中の劇作家・演出家の土田英生の傑作コメディ。6年前の再演で、北九州や大阪公演を経て、東京公演の運びになったという。
お目当ては笠原浩夫だったので、全く予備知識もないまま観劇。
『セーラー服と機関銃』は女子高校生が組長になる話だったが、これは元サラリーマンが組長になる話。それまでの普通の社会とヤクザの社会との意識や認識による会話や行動のズレを面白おかしく、時にえげつなく、ねちっこく描く。
ヤクザのルールとしてしょっちゅう飛び出すのが「ケジメをつける」。男たちはこのケジメを好んで求め、群れて、縛られ、突っ込んでいく。悩み葛藤しながらも、一本芯を通した男たちの姿は格好良くも見えるが、哀切この上ない。何度もオセロの黒か白かが出てくるが、ヤクザにも「生」か「死」の二択しかないのだろうか。エンディングの女性たち同様、割り切れない寂しさと哀しさを感じた。「愛した〜男たちを〜♪」なんて歌詞がグルグル渦巻いたりしてねw。
主役の水野夫妻を、鈴木一真と田中美里。チラシの写真では髭面の強面とアバズレ女な雰囲気だったが、芝居では全然違っていて、むしろ好印象。
一真さんは元営業マンの気の優しいオドオドした軟らかな雰囲気。後半は突然シャープな風格の男に変貌するが、愛嬌のある存在感はそのまま。美里さんは、明るく飄々としたマイペースぶりで、ぱっと見は気のイイ長屋のおかみさんw。スタイル抜群で、品が良くて可愛かった。
初舞台のヒロシは、経験積んだ役者陣を相手に、軽妙な芝居で一歩も引けをとらず。相当な稽古をされたと伺えて、努力家なのだと思う。晋という、自分と似た役にも恵まれた。だが、晋は火種というかトラブルメーカーのお調子者なので、イライラさせられ好みではなかったな。
たかお鷹は、若い役者相手に高いテンションを維持、渋く忍耐強い芝居で舞台をリードして引き締める。坂口さんという役と同じく重鎮な位置だった。
木南晴夏はキュートでスゴ味もある面白い役どころ。ヘタレ兄弟役の水沼健と有門正太郎は、同じ台詞の掛け合いドモリも息ぴったり、何度も笑わせて貰った。
赤星健治役の笠原浩夫は、長身に派手なネクタイとスーツでかため、登場時から華やかで目立つ存在感。先代の組長の長男なのに、なぜあっさりと水野に跡目を譲ったのかどうしても理由が分らず、いつか水野を裏切るんじゃないかと実は最後まで疑っていたりした(笑)。「クマさん」に拘るノリの良さ、坂口にドツく威勢の良さ、水野への忠義の良さと、良い男づくめだったのに。格好良くて男前な雰囲気の中に、深い魅力を持つ赤星を笠原さんが自然体で好演(*^^*)。赤いクマさんトレーナー姿も可愛かったが、最後はスーツで終らせて欲しかった。外演作品の中でも、出番はたっぷりあり笠原喋りも聞かせてくれたので満足v。
だけど、なぜ「錦鯉」なんだろう。なぜ「クマさん」が好きなんだろう。タイトルも「錦鯉と熊」にすれはよかったのに〜w。
あのエセ方言は役者泣かせだったと思うが、何を喋ってるのか分らない時が何度もあった。事務所が中華料理店になった過程とか、晋が出世した理由とか、方言で説明されてもイマイチ把握できず。方言は観客泣かせでもあったりする^^;。
前半は青、後半は赤で覆われていた事務所。戻ってきた水野は白い服。ラストを予感させた色使い。虎がパンダになっていたのが可愛い(クマじゃないのか)。笠原さんのシャツのクマさんは誰が描いたんだろう。色々な疑問が渦巻いたまま、ステージに並んだ出演者に拍手。
カーテンコールは3回か。最後はみんなで繋いだ手を上へ。笠原さんは隣の美里さんの手を上に振り上げて、足が地面から浮きそうな美里さんw。みんなで手を振って、拍手の中退場した。
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終演後、10分休憩後にお待ちかねのトークショー。
作・演出の土田英生×鈴木一真×笠原浩夫の三人が登場。一真さんは黒ジャケットでインナーはライザ・ミネリ? 笠原さんはグレーのTシャツで、一真くんデザインとか。
前のトークショーではヒロシが「モテたいので役者やりました」と言ったそうで、今回は真面目に高尚にいこうと土田氏。笠原さん「俺に任せろっ」と司会をいったん受けたそうだがやはり土田氏へ。丁度、土田氏脚本の『東京タワー』が放送中の時刻で、ダッシュして帰ろうと観客にアピールw。
東京公演も既に半分位終ってるが、笠原さんったら「そうなんですか!?」と他人事w。おまけにそれは口癖だと指摘される。
一真さんは「北九州では好評で、笑ってくれたんだけど東京ではそうでもなくて…」「今日はカテコが3回あったので、後半もこの調子でいける」と。土田氏は観客席にいつもいて、みんな笑わないトコで一人で笑ってるそう。
笠原さんは「ぼんは難しい役だが、やる度に楽しくなってくる。こなれるまで時間がかかったが、ようやく東京で」途端にツッコミが入り「北九州は…ステップ!?(笑)ラーメン美味かった」と食べ物の話へ。
土田氏はトークショーの為にメモも書いてきて取り出し、役者からの疑問を尋ねる。途端に笠原さんが手を挙げて「わかんないこといっぱいあるんですよ」と。
笠原さん疑問1「方言ですね」土田氏によると「名古屋弁ベースのウソ方言」理由は「架空の町にしたかった」とか。無茶苦茶言い難いですと一真さん。確かに「門出だでなぁ」も言い難いw。
笠原さん疑問2「裕子さん、なんであんなにクマにこだわるんですか?」土田氏によると「(新婚旅行の)地中海にあったんです。拘りに理由はない。人ってそういうもんです」と。「だそうですよ、田中さん」と笠原さんが袖に向って言うと、「は〜い」と美里さんの声(笑)。
3人はほぼ年齢が一緒だそうで、ここで観客から「え〜っ!?」の声が(笑)。
他の役者の話も出て、たかお鷹さんは本番前に正露丸飲んでて、ヒロシはオロナミン飲んでるとか。笠原さんは「僕はバナナです」とニンマリ。一真さんは「フリスク食べて、短いクシャミをしておく」。土田氏は「落ち着かないので、フリスクカーカー噛む」とか。
最後は「ありがとうございました」とお礼と共に、和気藹々の雰囲気のまま終了した。お疲れ様でした。
それにしても、笠原さんのStudio Lifeでの出番はいつになるんだろう。やっぱり本家本元でのご出演とトークショーに期待したいのにね。
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この芝居は「赤星組」の話で、笠原さんへの「赤星さん」「赤星さん」な台詞もいっぱい。その度に、赤星昇一郎さんが浮かんでほころんでしまふw。いっそ、赤星さんにも登場願っていたら、違ったカラーが出て舞台に濃くが出たことだろう。
TBS『ウルトラマンメビウス』第33話。
その赤星さんが胡散臭い祈祷師の役でゲスト出演。若いお嬢さんに触ったりとちょっぴり役得?w 『功名が辻』といい、最近ドラマの活躍が目覚しい赤星さん。
ロードキラー/レーシング・ストライプス
2006年11月18日 TV番組木曜洋画劇場『ロードキラー』吹替え版。
ハイウェイ走行中の兄弟たちが、トラック運転手をからかったことから怒りを買い、執拗に追い詰められ逃げ惑うサマを描くB級サイコスリラー。
先日舞台でも拝見した高木渉と、イベントが控える森川智之が兄弟の役どころで、息ぴったりの会話や掛け合いが痛快で面白い!
モリモリは映画『父親たちの星条旗』でもポール・ウォーカーの声を演じているが、ポールの男前な風貌とモリモリの美青年声がよく似合う。
何といっても、無線機で女性の声音で喋るモリモリが聞きどころ。トシ子なんかとは全然違う、もっと可愛く甘く高い声で、驚きと同時に悶えてしまいそう〜v。この声で誘われたら男もイチコロだよな。モリモリの《受け》を無性に聞きたくなったw。
事件をきっかけに、兄弟の立場が逆転していくところも面白い。
最初こそお調子者で威勢よくテンぱっていた兄貴のフラーだが、姿無き犯罪者の相次ぐ嫌がらせに、徐々に気弱でヘタレでヘッポコな男になっていく。その変り様を絶妙に演じる高木さんがまた上手いんだ。まさに高木さんの天性の演技力。
真面目で兄の言うことに従っていた弟のルイスは、女友達も同乗させたことから、守るために意思の強さで対抗し、徐々に兄をリードしていく行動力を見せる。モリモリの声音がどんどん強く逞しくなっていく。
姿を見せないが為に、声だけで恐怖感を煽る難しい役だったジム・ビーバーの声がチョー。不気味で陰湿で気持ち悪かった。チョーさんは『デジモンセイバーズ』や『パンプキン』でも名前を見ているが、その時は声に聞き覚えがあるのにいったい誰なんだろう?と思っていた。実は長島雄一のことで、今年8月に改名されたとか。どうりでどれも胡散臭い役だw。
展開も映像もどんどんグロくなってきて、耐えられずにたまにチャンネル変えてまた戻したりもしていた^^;(膝にグサっはホントに痛かった~_~)。何とか事態は収拾したが、まだ不気味な声は続いていて、爽快な結末とはならずモヤモヤ感。
でも吹替えのおかげで、それなりに面白くは感じられたので良かった。
 ̄
金曜ロードショー『レーシング・ストライプス』吹替え版。
競走馬になることを願うシマウマと、彼を支える動物昆虫仲間、父親と娘の人間ドラマも絡ませた、心温まるファミリームービー。
シマウマのストライプスの声が吉野裕行で、無鉄砲な青々しさから、やがて決断と粘りの男らしい成長を見せて好演。
彼を見守り導くタッカーを渋い包容力で演じる青野武、世話焼きおばさん風なフラニーを片岡富枝、関西弁グースの大川透はお調子者を愉快に演じる。ストライプスのライバル・プライドの声は高橋広樹だったかな。
動物だけならまだしも、ハエまで喋ってたのには呆然。幾ら何でもフザケ過ぎ〜と苦笑だったが、ハエのダンスまで見せてたっぷり活躍してたし、まぁいいかw。
お目当てのてらそままさきは、人間の主人公ノーラン。またまた娘持ちの父親役だが、凛とした厳しさの中に柔らかさ優しさを含んだ声で、娘への深い愛情が感じられる演技だった(*^^*)。演じるブルース・グリーンウッドの顔が、てらそまさんのお顔と徐々に重なってきたり(似てるよね^^)。
娘チャニング役が小笠原亜里沙。私は気付かなかったのに、息子が横から『キム・ポッシブル』の声だ!と気付いてビックリ。
妻の死で落ち込んでたノーランが、ストライプスや娘の固い意志を理解し、励まし協力する。娘も自分の道を歩いていく。
レース後、ストライプスが首から花輪をタッカーに渡す。「ありがとう」と言えるストライプスに胸がじーんとなった。吹替えならではの楽しさがあり良い話だった。
ハイウェイ走行中の兄弟たちが、トラック運転手をからかったことから怒りを買い、執拗に追い詰められ逃げ惑うサマを描くB級サイコスリラー。
先日舞台でも拝見した高木渉と、イベントが控える森川智之が兄弟の役どころで、息ぴったりの会話や掛け合いが痛快で面白い!
モリモリは映画『父親たちの星条旗』でもポール・ウォーカーの声を演じているが、ポールの男前な風貌とモリモリの美青年声がよく似合う。
何といっても、無線機で女性の声音で喋るモリモリが聞きどころ。トシ子なんかとは全然違う、もっと可愛く甘く高い声で、驚きと同時に悶えてしまいそう〜v。この声で誘われたら男もイチコロだよな。モリモリの《受け》を無性に聞きたくなったw。
事件をきっかけに、兄弟の立場が逆転していくところも面白い。
最初こそお調子者で威勢よくテンぱっていた兄貴のフラーだが、姿無き犯罪者の相次ぐ嫌がらせに、徐々に気弱でヘタレでヘッポコな男になっていく。その変り様を絶妙に演じる高木さんがまた上手いんだ。まさに高木さんの天性の演技力。
真面目で兄の言うことに従っていた弟のルイスは、女友達も同乗させたことから、守るために意思の強さで対抗し、徐々に兄をリードしていく行動力を見せる。モリモリの声音がどんどん強く逞しくなっていく。
姿を見せないが為に、声だけで恐怖感を煽る難しい役だったジム・ビーバーの声がチョー。不気味で陰湿で気持ち悪かった。チョーさんは『デジモンセイバーズ』や『パンプキン』でも名前を見ているが、その時は声に聞き覚えがあるのにいったい誰なんだろう?と思っていた。実は長島雄一のことで、今年8月に改名されたとか。どうりでどれも胡散臭い役だw。
展開も映像もどんどんグロくなってきて、耐えられずにたまにチャンネル変えてまた戻したりもしていた^^;(膝にグサっはホントに痛かった~_~)。何とか事態は収拾したが、まだ不気味な声は続いていて、爽快な結末とはならずモヤモヤ感。
でも吹替えのおかげで、それなりに面白くは感じられたので良かった。
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金曜ロードショー『レーシング・ストライプス』吹替え版。
競走馬になることを願うシマウマと、彼を支える動物昆虫仲間、父親と娘の人間ドラマも絡ませた、心温まるファミリームービー。
シマウマのストライプスの声が吉野裕行で、無鉄砲な青々しさから、やがて決断と粘りの男らしい成長を見せて好演。
彼を見守り導くタッカーを渋い包容力で演じる青野武、世話焼きおばさん風なフラニーを片岡富枝、関西弁グースの大川透はお調子者を愉快に演じる。ストライプスのライバル・プライドの声は高橋広樹だったかな。
動物だけならまだしも、ハエまで喋ってたのには呆然。幾ら何でもフザケ過ぎ〜と苦笑だったが、ハエのダンスまで見せてたっぷり活躍してたし、まぁいいかw。
お目当てのてらそままさきは、人間の主人公ノーラン。またまた娘持ちの父親役だが、凛とした厳しさの中に柔らかさ優しさを含んだ声で、娘への深い愛情が感じられる演技だった(*^^*)。演じるブルース・グリーンウッドの顔が、てらそまさんのお顔と徐々に重なってきたり(似てるよね^^)。
娘チャニング役が小笠原亜里沙。私は気付かなかったのに、息子が横から『キム・ポッシブル』の声だ!と気付いてビックリ。
妻の死で落ち込んでたノーランが、ストライプスや娘の固い意志を理解し、励まし協力する。娘も自分の道を歩いていく。
レース後、ストライプスが首から花輪をタッカーに渡す。「ありがとう」と言えるストライプスに胸がじーんとなった。吹替えならではの楽しさがあり良い話だった。
キリアンから黒十影まで/TRIBE2
2006年11月17日 アニメ声優漫画久々にまとめてTVアニメの雑感。
金曜深夜『銀河鉄道物語〜永遠の分岐点〜』第4話〜第6話。
キリアン・ブラック3連発! 石田彰ファンはとことん楽しめたお話。
第4話は、一年前に死んだSDFのブルースを偲び、人命を守る意味をあらためて考えさせる話。一人の命か、乗客全員の命か。もちろん乗客だと主張するキリアンは「僕は間違ってません」と言い切る。あぁ確かにね。だが一人の命も粘り強く守りきったビッグワン。そういやブルースの壊れたハーモニカは有紀が持っていたんだっけ。血気盛んなキリアンくんも、まだまだ甘い^^;。
第5話は、傲慢さを猛省させられたキリアンが休暇中に遭遇した事故の中で、懸命に奮闘して立ち直る話。キリアンは幹部候補生だったのかー。どうせ「見習いで半人前」だとヘタレ気分いっぱい。でもSDFの魂を忘れていないキリアンは、乗客の協力で最後まで諦めない。「みんなが僕を助けてくれるから頑張れるんです」成長したねキリアン。ちょっと目頭が熱くなる(^^)。そんなキリアンにバルジ隊長は何も言わず肩をたたく。これぞプロの仕事人。しっかしビッグワンの長いグローブが掴んで救助とはね。 『よみがえる空』のケーブルカーからの救助話を彷彿とさせる話だった。
第6話は、キリアンの研修終了の話。《卒業》というサブタイトルといい、前フリのブルース話もあり、もしやキリアンの永遠の別れかっ!?とヒヤヒヤしてたが大丈夫だったw。「キミ、実践苦手だろ?」とズバリ言われたヘタレなキリアン。「考え過ぎてホントに頭が痛くなってきた」って、石田さんの本音っぽい(笑)。研修最後の任務が「マニちゃん」退治とはねw。仲間に連絡もせず勝手に操作してお騒がせキリアン。「キリアン、キリヤがったな」はオヤジギャグかw。結果オーライだったが、個人的始末書は待っていたり。でも「最後までご迷惑をかけて、ありがとうございました」と敬礼するキリアンは、仲間の思いに包まれひと回り大きくなっていたハズ。次は管理局本部職員…キャリア組になっても真摯な姿勢は忘れないでね。《分岐点》ではあったけど、《永遠》ではないよね。今後もチョクチョク姿を見せてくれ。
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飛田展男出演作品3連発! どれも全く違う声と演技で、飛田さんファンは楽しめたアニメ。
12日(日)『ちびまる子ちゃん』。
Bパートは、丸尾くん、外見を気にする話。花輪くんの家で花輪くん衣装を着てみた丸尾@王子さま(笑)。似合ってな〜いw。まる子らの同情で学級委員票は稼いだが、すっかり悦に入り学校にまで着て来て反発をかうヘタレな丸尾くん。飛田さんの滑らかな丸尾喋りはズパリ絶好調でしょう。
13日(月)『名探偵コナン』。
女性作家の編集担当者・遠野舜一役が飛田さん。ハンサムな風貌で、温和で知的な声で語り真面目さをアピール。飲んだくれ管理人と共に疑われるが、どー見たって胡散臭いのは遠野だよなw。寿司ネタもとい寿司トリックは私にだって分る単純さ。最後まであまり取り乱さない冷静なところを飛田さんがじっくり演じた。
13日(月)『ときめきメモリアル Only Love』。
飛田さん演じる黒十影先生は総合演劇部(総演部)顧問。どうりで月影先生のパクリっぽい名前w。カマっぽいオネエ言葉は今までも色々な声優が演じたが、飛田さんのはひと味違う。「おだまりなさいっ!」「やりなおしっ!」と、オネエ言葉の中に凛とした男らしさや迫力があるのだv。それが実にナチュラル。へっぽこストーリーのキャピキャピ声優陣の中で、一本太い筋を通し物語を引き締める効果もある。他にもアイキャッチの「オンリーラブv」、予告の声も飛田さんだった。このアニメ、暫くは聞き逃せないかも。
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11日(土)WOWOW『TOKYO TRIBE2』新番組。
『1』もあるのか? またR-15指定のバイオレンスものだが、キャラ画的に『ケモノヅメ』よりはキモくはない^^;。TRIBE(=族)&キャラがドバドバ登場するので最初は把握作業から。
お目当ての稲田徹はどうせ最初は出るまいと思ってたが、のっけからニュースナレで出てきた。今回はこれだけかと思ってたら、カマ声のペニーズ店長でも喋る。あれ、本来の役は何だっけ?^^;うえだゆうじはSARUのテラさん役で、渋くて落ち着いた兄さん格。この二人がもっと絡むと《松栗》になるのにねw。
浪川大輔の主役はもう食傷気味^^;。水島大宙のタミーが癒しテイスト。三宅健太の喋りがクールで格好良い。ところで巨体ブッペに掘られ血の海にされた美少年の喘ぎ声が、うえださんに聞こえた私の耳ってオカシイ?^^;
金曜深夜『銀河鉄道物語〜永遠の分岐点〜』第4話〜第6話。
キリアン・ブラック3連発! 石田彰ファンはとことん楽しめたお話。
第4話は、一年前に死んだSDFのブルースを偲び、人命を守る意味をあらためて考えさせる話。一人の命か、乗客全員の命か。もちろん乗客だと主張するキリアンは「僕は間違ってません」と言い切る。あぁ確かにね。だが一人の命も粘り強く守りきったビッグワン。そういやブルースの壊れたハーモニカは有紀が持っていたんだっけ。血気盛んなキリアンくんも、まだまだ甘い^^;。
第5話は、傲慢さを猛省させられたキリアンが休暇中に遭遇した事故の中で、懸命に奮闘して立ち直る話。キリアンは幹部候補生だったのかー。どうせ「見習いで半人前」だとヘタレ気分いっぱい。でもSDFの魂を忘れていないキリアンは、乗客の協力で最後まで諦めない。「みんなが僕を助けてくれるから頑張れるんです」成長したねキリアン。ちょっと目頭が熱くなる(^^)。そんなキリアンにバルジ隊長は何も言わず肩をたたく。これぞプロの仕事人。しっかしビッグワンの長いグローブが掴んで救助とはね。 『よみがえる空』のケーブルカーからの救助話を彷彿とさせる話だった。
第6話は、キリアンの研修終了の話。《卒業》というサブタイトルといい、前フリのブルース話もあり、もしやキリアンの永遠の別れかっ!?とヒヤヒヤしてたが大丈夫だったw。「キミ、実践苦手だろ?」とズバリ言われたヘタレなキリアン。「考え過ぎてホントに頭が痛くなってきた」って、石田さんの本音っぽい(笑)。研修最後の任務が「マニちゃん」退治とはねw。仲間に連絡もせず勝手に操作してお騒がせキリアン。「キリアン、キリヤがったな」はオヤジギャグかw。結果オーライだったが、個人的始末書は待っていたり。でも「最後までご迷惑をかけて、ありがとうございました」と敬礼するキリアンは、仲間の思いに包まれひと回り大きくなっていたハズ。次は管理局本部職員…キャリア組になっても真摯な姿勢は忘れないでね。《分岐点》ではあったけど、《永遠》ではないよね。今後もチョクチョク姿を見せてくれ。
 ̄
飛田展男出演作品3連発! どれも全く違う声と演技で、飛田さんファンは楽しめたアニメ。
12日(日)『ちびまる子ちゃん』。
Bパートは、丸尾くん、外見を気にする話。花輪くんの家で花輪くん衣装を着てみた丸尾@王子さま(笑)。似合ってな〜いw。まる子らの同情で学級委員票は稼いだが、すっかり悦に入り学校にまで着て来て反発をかうヘタレな丸尾くん。飛田さんの滑らかな丸尾喋りはズパリ絶好調でしょう。
13日(月)『名探偵コナン』。
女性作家の編集担当者・遠野舜一役が飛田さん。ハンサムな風貌で、温和で知的な声で語り真面目さをアピール。飲んだくれ管理人と共に疑われるが、どー見たって胡散臭いのは遠野だよなw。寿司ネタもとい寿司トリックは私にだって分る単純さ。最後まであまり取り乱さない冷静なところを飛田さんがじっくり演じた。
13日(月)『ときめきメモリアル Only Love』。
飛田さん演じる黒十影先生は総合演劇部(総演部)顧問。どうりで月影先生のパクリっぽい名前w。カマっぽいオネエ言葉は今までも色々な声優が演じたが、飛田さんのはひと味違う。「おだまりなさいっ!」「やりなおしっ!」と、オネエ言葉の中に凛とした男らしさや迫力があるのだv。それが実にナチュラル。へっぽこストーリーのキャピキャピ声優陣の中で、一本太い筋を通し物語を引き締める効果もある。他にもアイキャッチの「オンリーラブv」、予告の声も飛田さんだった。このアニメ、暫くは聞き逃せないかも。
 ̄
11日(土)WOWOW『TOKYO TRIBE2』新番組。
『1』もあるのか? またR-15指定のバイオレンスものだが、キャラ画的に『ケモノヅメ』よりはキモくはない^^;。TRIBE(=族)&キャラがドバドバ登場するので最初は把握作業から。
お目当ての稲田徹はどうせ最初は出るまいと思ってたが、のっけからニュースナレで出てきた。今回はこれだけかと思ってたら、カマ声のペニーズ店長でも喋る。あれ、本来の役は何だっけ?^^;うえだゆうじはSARUのテラさん役で、渋くて落ち着いた兄さん格。この二人がもっと絡むと《松栗》になるのにねw。
浪川大輔の主役はもう食傷気味^^;。水島大宙のタミーが癒しテイスト。三宅健太の喋りがクールで格好良い。ところで巨体ブッペに掘られ血の海にされた美少年の喘ぎ声が、うえださんに聞こえた私の耳ってオカシイ?^^;
モニジパ 航跡289
2006年11月16日 アニメ声優漫画 コメント (2)モーニング『ジパング』航跡289。
変らず扉絵は草加タンv。いよいよ草加の戦略が動き出す。
ホントにチャフを使いやがったよ〜。イケイケドンドンな米軍がわざわざ銃口まで教えてくれてヤッリー! カーネル少佐に発砲は止めてと頼まれ(?)、仕方なく止めたのが正解。
でも水偵機上の「袋」からアルミ箔をパラパラ落とすのって古典的というか、まるで舞台に落とす紙吹雪のよう。遠目で見たら”海に降る雪”って感じだろうか。
電探射撃を封じた30分の間に、間合いを詰めて攻撃に移れるか。まだまだ前哨戦。
どらっへさん、まさにビンゴでしたね!(^o^)/ 参謀として「みらい」に乗艦して頂きたい。
でも、どらっへさんが予測できたことを、アノ角松が具体的に思いつかなかったなんてちょっと情けない〜。なのに偉そう^^;。
 ̄ ̄ ̄
全然関係ないのだが、『鉄子の旅』が来年アニメ化決定とか。
海もいいけど、鉄道もいいかもねw。
http://www.tetsuko.jp/
変らず扉絵は草加タンv。いよいよ草加の戦略が動き出す。
ホントにチャフを使いやがったよ〜。イケイケドンドンな米軍がわざわざ銃口まで教えてくれてヤッリー! カーネル少佐に発砲は止めてと頼まれ(?)、仕方なく止めたのが正解。
でも水偵機上の「袋」からアルミ箔をパラパラ落とすのって古典的というか、まるで舞台に落とす紙吹雪のよう。遠目で見たら”海に降る雪”って感じだろうか。
電探射撃を封じた30分の間に、間合いを詰めて攻撃に移れるか。まだまだ前哨戦。
どらっへさん、まさにビンゴでしたね!(^o^)/ 参謀として「みらい」に乗艦して頂きたい。
でも、どらっへさんが予測できたことを、アノ角松が具体的に思いつかなかったなんてちょっと情けない〜。なのに偉そう^^;。
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全然関係ないのだが、『鉄子の旅』が来年アニメ化決定とか。
海もいいけど、鉄道もいいかもねw。
http://www.tetsuko.jp/
舞台 タンゴ・冬の終わりに
2006年11月15日 舞台演劇シアターコクーンで舞台『タンゴ・冬の終わりに』を観てきた。
前売券はとっくに完売で、中2階立見券や当日立見券までわらわら。
狂気にとりつかれた元・役者だった男が、夢と現を彷徨いながら、やがて完全に狂い果てるまでの物語。以前『屋上の狂人』という舞台があったが、ここでは《(古びた)映画館の狂人》というわけだ。
清水邦夫作品、蜷川幸雄演出というと、去年の『幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門』以来だが、堤真一、段田安則、高橋洋が全く違った役どころで共演。
84年の初演では安保闘争後の政治的影響を持った作品だったようだが、もっと普遍的物語に作り変えられている。
主人公・盛は役者の心を残したまま狂っていくから、時に滑稽であり時に愛らしくもある。狂気が増すに連れ、どんどん子供返りを繰り返すと共に、着ている服もどんどん剥れて身軽になっていく。さながら自由を求めて羽ばたく鳥のように。
色々な解釈が出来て、色々な思いが湧き上がる。色々な人物にも共鳴できるが、年齢を重ね哀しみや苦しみをより経験した者ほど、盛の心情が痛いほど伝わってきそうだ。盛と一緒に同じものを見て、共に笑いながら、どうぞそっとしておいてと願う。だがパッヘルベルの『カノン』のメロディが、容赦なく冷たく厳しく覆いかぶさる。
盛役の堤真一が、これまでにない魅力と底知れない演技力を見せて圧巻である。
登場する度に、表情も身のこなしもどんどん若くなってくるのには吃驚。黒い前髪を落とした表情は、挑戦的な青年から無邪気な子供へと変貌。楽しそうに語る時のキラキラした瞳、椅子にうずくまる無防備な身体さえ、愛らしい色気を感じる。かと思うと、凛々しくオセローの台詞をはき、激しい口調で怒号したりと、男の色気を見せる。一人で踊る盛のタンゴからは、狂気と色気の混沌が溢れる。身体中で表現された盛は確かにそこに生きていた。まるで堤さん本人が盛であるかの如く。
初演では平幹二郎が演じた盛を、平さんが持つ野心的な執拗さはないものの、堤さんは繊細に丁寧に演じて、男の色気と子供の煌めきを感じさせてくれた。堤さんファンならずとも”魅せられた”ことだろう。
盛のかつての恋人・水尾役の常盤貴子は、”華”のある女優という設定上確かに美しかったが、女優然としたオーラが足りない。舞台の経験不足のせいか、台詞が不明瞭で力強さがない。劇中で放つ男の台詞の時は、声を太くさせて押し出す力量が欲しい。だがタンゴはかなり練習をされたのか、ステップ等のキレが良く綺麗だった。
盛の妻・ぎん役の秋山菜津子は、最初の硬質的印象から徐々に変化し、味わい深く揺るぎない演技を見せてくれた。
水尾の夫・連役の段田安則は、金食住を持った現実世界の人間を凡庸に丹念に演じる。あまりにさりげなく出していたので、アレが伏線になるとは思わなかった。
”役者”でもあったこの3人。或いは、ぎんは”良い妻”と”優しい姉”を演じ、水尾は”愛する恋人”と”良い家庭人”を演じ、連は”良い夫”と”常識人”を演じていたんだろうな。あまりに演じ過ぎて、”役”という狂気に取り込まれたのかもしれない。
蜷川作品にお馴染みの高橋洋は、またしても変幻自在の名バイプレイヤー。元・体育教師の設定とはいえ、洋さんがあんなに身軽で運動神経抜群だったなんて。プリン頭も可愛いっ。重夫はある意味平凡な男の代表者であり、周囲と上手く共存し、普通に女性を愛し、平穏に生活する真面目さ。盛の弟ゆえに抱える不安と葛藤を、笑いと癒しに変えてバネにする賢明さ。兄に激するところも良いが、その後で和解するシーンが楽しい。兄弟二人で『カサブランカ』、ひとり『ライムライト』(チャップリンそっくり)に西部劇とたくさん笑わせてくれた。一番芝居心があったのは重夫、いや洋さんなのかもしれないw。
毬谷友子や新橋耐子は、出番は少なめだがきっちりと演じていて存在感はバッチリ。月川悠貴と沢竜二は、以前に拝見した舞台よりもいい役どころで印象に残る。
大人になり役者となって失った夢や可能性や自由。盛は役者引退の時の言葉さえ自由に喋らせて貰えなかった。役者ゆえに味わう苦悩と葛藤。誰にも分って貰えない孤独と絶望。そんな全ての柵から逃げ出して、静かな暮らしの中で彼が救われる為には、子供にかえっての再生しかなかった。
ようやく見出した”孔雀”は、彼の夢でもあり自由でもあろう。たとえ誰にも見えない幻であっても。いや、堤さんの抱えたアレは、私の目にはホントに”孔雀”に見えてしまった。
アレを抱き締める彼に耐えられず、去ろうとする者はまだいい。ムリヤリ現実に直視させようと、彼から”孔雀”を奪った者は大馬鹿だ。それがリアリティの現実社会であり世間であるのだろう。夢や自由を奪い取られた子供は限りなく不幸だし、葬り去った現実社会は破滅的である。
”現実”に葬られた盛を消して、妻に「ほっ」を言わせて、我々を切なくさせたままで終らせたら、ただの哀愁の”冬”で終るハズだった。
だが、ぎんをゆっくりと我々観客がいる現実世界に戻した後に、ステージは再び”幻”の観衆が締める。冒頭にあった怒号と嘆きの喧騒とは違い、ラストの彼らはみんなにこやかに手を振り何かを訴えているのだ。こちらの現実に向けて。彼らは、盛と同じように消されていった者たちか。或いは、安保闘争に敗れていった者たちか。
これは彼らへの鎮魂の物語であると共に、我々への激励の物語でもあろう。どんなに社会が現実が厳しく不条理であっても、決して負けずに立ち向かっていけよ、という普遍的なメッセージ。”冬の終わり”には、必ず”春”がやってくるハズだから。
ステージに一瞬現れ消えていった孔雀。孔雀の羽が雪のように舞い、ステージ後方の扉が開け放たれる。孔雀という夢はすぐそこに、自由への道もあるじゃないか。
深い思考と胸が熱くなる余韻に包まれながら、出演者にたくさんの拍手を送った。
カーテンコールは3回あったか。3回目にしてようやく堤さんから笑顔がこぼれた。皆さん、お疲れ様でした。
余談。
台詞中に「3日」「3ヶ月」「3年」「30年」の言葉が出てきたが、「3」という数字はこの作品と深い関わりがあるんだろうか。上演時間も休憩挟み約3時間。
ステージは過去の作品で使われた装置のごった煮。階段は『将門』、ステージ後方扉開放とブランコは『メディア』、ボロ衣は『天保』、食べ物は『KITCHEN』とかねw。
『将門』の狂気が”震えのくる残暑”だとしたら、『タンゴ』の狂気は”あたたかい冬の陽光”。
”幻の観客”役だけで総勢80人以上。こんなに多人数の舞台はいまだかつて観た事がない。
不満。
今回ほど、舞台の端々まで使いきった芝居はない。たぶん、向って左端が絶望や嘆き、右端が希望と逃走、中間が妄想と欲望を表していたように思える。横は隅々使うが、『将門』ほどには階段を有効利用していなく、縦の演出は殆ど見られず。
コクーンシートでは、舞台端の役者が見切られて何度も見えなくなる(~_~)。声のみが聞こえ、まるで「たんごらじお」(またパクリかっ^^;)。前に乗り出さないでの注意アナウンスもしつこい。
今回は特に、演出上のイジワルでもされているのかと思うほど見難い舞台だった。そのため芝居にも集中できず感銘も半分。つくづく、座席の良し悪しが感動の良し悪しに影響されるなと感じた。
この芝居はコクーンシートでは観ないほうがいい。中2F立ち見の人はもっと大変だろう。
来春WOWOWで独占放送されるので、見えなかった部分も含め振り返って観たい。
前売券はとっくに完売で、中2階立見券や当日立見券までわらわら。
狂気にとりつかれた元・役者だった男が、夢と現を彷徨いながら、やがて完全に狂い果てるまでの物語。以前『屋上の狂人』という舞台があったが、ここでは《(古びた)映画館の狂人》というわけだ。
清水邦夫作品、蜷川幸雄演出というと、去年の『幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門』以来だが、堤真一、段田安則、高橋洋が全く違った役どころで共演。
84年の初演では安保闘争後の政治的影響を持った作品だったようだが、もっと普遍的物語に作り変えられている。
主人公・盛は役者の心を残したまま狂っていくから、時に滑稽であり時に愛らしくもある。狂気が増すに連れ、どんどん子供返りを繰り返すと共に、着ている服もどんどん剥れて身軽になっていく。さながら自由を求めて羽ばたく鳥のように。
色々な解釈が出来て、色々な思いが湧き上がる。色々な人物にも共鳴できるが、年齢を重ね哀しみや苦しみをより経験した者ほど、盛の心情が痛いほど伝わってきそうだ。盛と一緒に同じものを見て、共に笑いながら、どうぞそっとしておいてと願う。だがパッヘルベルの『カノン』のメロディが、容赦なく冷たく厳しく覆いかぶさる。
盛役の堤真一が、これまでにない魅力と底知れない演技力を見せて圧巻である。
登場する度に、表情も身のこなしもどんどん若くなってくるのには吃驚。黒い前髪を落とした表情は、挑戦的な青年から無邪気な子供へと変貌。楽しそうに語る時のキラキラした瞳、椅子にうずくまる無防備な身体さえ、愛らしい色気を感じる。かと思うと、凛々しくオセローの台詞をはき、激しい口調で怒号したりと、男の色気を見せる。一人で踊る盛のタンゴからは、狂気と色気の混沌が溢れる。身体中で表現された盛は確かにそこに生きていた。まるで堤さん本人が盛であるかの如く。
初演では平幹二郎が演じた盛を、平さんが持つ野心的な執拗さはないものの、堤さんは繊細に丁寧に演じて、男の色気と子供の煌めきを感じさせてくれた。堤さんファンならずとも”魅せられた”ことだろう。
盛のかつての恋人・水尾役の常盤貴子は、”華”のある女優という設定上確かに美しかったが、女優然としたオーラが足りない。舞台の経験不足のせいか、台詞が不明瞭で力強さがない。劇中で放つ男の台詞の時は、声を太くさせて押し出す力量が欲しい。だがタンゴはかなり練習をされたのか、ステップ等のキレが良く綺麗だった。
盛の妻・ぎん役の秋山菜津子は、最初の硬質的印象から徐々に変化し、味わい深く揺るぎない演技を見せてくれた。
水尾の夫・連役の段田安則は、金食住を持った現実世界の人間を凡庸に丹念に演じる。あまりにさりげなく出していたので、アレが伏線になるとは思わなかった。
”役者”でもあったこの3人。或いは、ぎんは”良い妻”と”優しい姉”を演じ、水尾は”愛する恋人”と”良い家庭人”を演じ、連は”良い夫”と”常識人”を演じていたんだろうな。あまりに演じ過ぎて、”役”という狂気に取り込まれたのかもしれない。
蜷川作品にお馴染みの高橋洋は、またしても変幻自在の名バイプレイヤー。元・体育教師の設定とはいえ、洋さんがあんなに身軽で運動神経抜群だったなんて。プリン頭も可愛いっ。重夫はある意味平凡な男の代表者であり、周囲と上手く共存し、普通に女性を愛し、平穏に生活する真面目さ。盛の弟ゆえに抱える不安と葛藤を、笑いと癒しに変えてバネにする賢明さ。兄に激するところも良いが、その後で和解するシーンが楽しい。兄弟二人で『カサブランカ』、ひとり『ライムライト』(チャップリンそっくり)に西部劇とたくさん笑わせてくれた。一番芝居心があったのは重夫、いや洋さんなのかもしれないw。
毬谷友子や新橋耐子は、出番は少なめだがきっちりと演じていて存在感はバッチリ。月川悠貴と沢竜二は、以前に拝見した舞台よりもいい役どころで印象に残る。
大人になり役者となって失った夢や可能性や自由。盛は役者引退の時の言葉さえ自由に喋らせて貰えなかった。役者ゆえに味わう苦悩と葛藤。誰にも分って貰えない孤独と絶望。そんな全ての柵から逃げ出して、静かな暮らしの中で彼が救われる為には、子供にかえっての再生しかなかった。
ようやく見出した”孔雀”は、彼の夢でもあり自由でもあろう。たとえ誰にも見えない幻であっても。いや、堤さんの抱えたアレは、私の目にはホントに”孔雀”に見えてしまった。
アレを抱き締める彼に耐えられず、去ろうとする者はまだいい。ムリヤリ現実に直視させようと、彼から”孔雀”を奪った者は大馬鹿だ。それがリアリティの現実社会であり世間であるのだろう。夢や自由を奪い取られた子供は限りなく不幸だし、葬り去った現実社会は破滅的である。
”現実”に葬られた盛を消して、妻に「ほっ」を言わせて、我々を切なくさせたままで終らせたら、ただの哀愁の”冬”で終るハズだった。
だが、ぎんをゆっくりと我々観客がいる現実世界に戻した後に、ステージは再び”幻”の観衆が締める。冒頭にあった怒号と嘆きの喧騒とは違い、ラストの彼らはみんなにこやかに手を振り何かを訴えているのだ。こちらの現実に向けて。彼らは、盛と同じように消されていった者たちか。或いは、安保闘争に敗れていった者たちか。
これは彼らへの鎮魂の物語であると共に、我々への激励の物語でもあろう。どんなに社会が現実が厳しく不条理であっても、決して負けずに立ち向かっていけよ、という普遍的なメッセージ。”冬の終わり”には、必ず”春”がやってくるハズだから。
ステージに一瞬現れ消えていった孔雀。孔雀の羽が雪のように舞い、ステージ後方の扉が開け放たれる。孔雀という夢はすぐそこに、自由への道もあるじゃないか。
深い思考と胸が熱くなる余韻に包まれながら、出演者にたくさんの拍手を送った。
カーテンコールは3回あったか。3回目にしてようやく堤さんから笑顔がこぼれた。皆さん、お疲れ様でした。
余談。
台詞中に「3日」「3ヶ月」「3年」「30年」の言葉が出てきたが、「3」という数字はこの作品と深い関わりがあるんだろうか。上演時間も休憩挟み約3時間。
ステージは過去の作品で使われた装置のごった煮。階段は『将門』、ステージ後方扉開放とブランコは『メディア』、ボロ衣は『天保』、食べ物は『KITCHEN』とかねw。
『将門』の狂気が”震えのくる残暑”だとしたら、『タンゴ』の狂気は”あたたかい冬の陽光”。
”幻の観客”役だけで総勢80人以上。こんなに多人数の舞台はいまだかつて観た事がない。
不満。
今回ほど、舞台の端々まで使いきった芝居はない。たぶん、向って左端が絶望や嘆き、右端が希望と逃走、中間が妄想と欲望を表していたように思える。横は隅々使うが、『将門』ほどには階段を有効利用していなく、縦の演出は殆ど見られず。
コクーンシートでは、舞台端の役者が見切られて何度も見えなくなる(~_~)。声のみが聞こえ、まるで「たんごらじお」(またパクリかっ^^;)。前に乗り出さないでの注意アナウンスもしつこい。
今回は特に、演出上のイジワルでもされているのかと思うほど見難い舞台だった。そのため芝居にも集中できず感銘も半分。つくづく、座席の良し悪しが感動の良し悪しに影響されるなと感じた。
この芝居はコクーンシートでは観ないほうがいい。中2F立ち見の人はもっと大変だろう。
来春WOWOWで独占放送されるので、見えなかった部分も含め振り返って観たい。
地獄少女/仮面ライダーカブト/のだめ
2006年11月14日 TV番組アニメは一週遅れなので、TVドラマなんかの雑感。
土曜深夜『地獄少女』第2話。
先週は学校のイジメ、今週は自殺と、腐った世相を映しこんでいて、単なる絵空事に思えないトコがスゴイ。アニメに劣らず、お仕置きはキツイが、見ながらスカッとしてしまう自分もいる。音楽もアニメのままで、世界観を崩さないでくれるのが嬉しい。
それにしても昨今の大人は、イジメをされた人に逃げることを勧めているが、なんでイジメを受けたヤツが逃げねばならんのか。イジメをしたヤツが去るべきだ。追い出すべきなのだ。イジメをしたヤツは立派な加害者、犯罪者なのだから。今こそ「地獄少女」が求められる時代もないだろう。
 ̄
今週の『ボウケンジャー』に石田彰が声でゲストされてたとか。不意打ちだから、当然見ておらん(~_~)。DVDレンタル待ちだな。
日曜は6時前に起床し、部活動に行く息子のお弁当作り。送り出した後も眠くて眠くてついグッスリ。でも『カブト』の8時頃にフシギと目覚めてテレビを点けた。和樹がメインだと分っていたから。彰より和樹を取ってしまったのかw。でも今回は見て良かった。
日曜『仮面ライダーカブト』第40話。
ウカワームが擬態した麗奈に一目惚れした風間大介の思いは本物だったのか。大介が純粋で、黙って見守るゴンも健気で健気で。
弱すぎるドレイクが^^;、愛する誰かの為には途端に一瞬でも強くなることは、過去のゴンでも証明。わざとゴンを見てから襲い掛かろうとするウカワームの心情が切ない。彼女は大介からの死を待っていた女。麗奈の心を残したままのウカワームはまた麗奈の姿へ。抱き締めて嗚咽する大介。
よくある哀しいラブストーリーではあったが、麗奈の美しい歌声と激しい戦闘がオーバーラップされた演出は見事だ。綺麗な歌声が徐々に小さくなっていくラストに、思わず目頭が熱くなった(;_;)。静かに盛り上げて余韻も残した秀逸なエピソードである。
麗奈役の三輪ひとみの哀愁ある表情、大介役の加藤和樹の自制と信念の演技も溶け合う。三輪さんの本物の歌声も抜群。あの歌は「家路(遠き山に日は落ちて)」だっけ。ドヴォルザークの9番「新世界より」か。新しき世界は創れるのだろうか。
それにしても、ライダー・シューティングの変形で(?)決着したのもあっけなかったが、消火器一本で攻撃してたゴンにもビックリだ(笑)。途中から急に横ヤリ入れた矢車がド派手に吹っ飛んだのには苦笑。「俺様」天道は今回はサポート。キュートな神代剣にもそろそろ見せ場を。
 ̄
月曜『のだめカンタービレ』第5話。
原作は読んでないので、先週までは本物なのか疑っていた竹中直人@ミルヒー。本物のシュトレーゼマンだったのねw。飛び交うドイツ語もよく習得したなぁ。
Sオケの仮装で、真澄ちゃんのポリニャック伯夫人が。文句があるならベルサイユにいらっしゃい、と言うのかと思ったw。連合軍兵士が二人もいるし(電車男のノリ?)、当日は揃って護廷十三隊の衣装か!?と思っちまった(違^^;。幾らなんでもオタク過ぎ)。のだめマングースは可愛いっ。あのぐらいのピアニカは小学生でも弾けそうだけど。毎度毎度、千秋のお仕置きを楽しそうに受けちゃうのだめは絶対Mだね。
ミルヒーは千秋に自分らしさを「”魅せる”」(”見せる”?)ことを要求。確かに、Sオケは見せてくれたw。Aオケのラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」は昔読んだ某漫画に出てきたかな。聞きながら、あ、ここが好きなトコだ、と曲にすぐ没頭しそうになり胸が熱くなる私。千秋の「イヤだなぁ」と「俺様」の台詞が絶妙に生きている。
でもミルヒーのあれぽっちの助言を、しっかり把握して頑張ろうとするのだめは賢い子。
ミルヒーの回想にも何度か流れたブラームス「交響曲第3番」第3楽章は私も好きな曲。ブラームスの恋とも重ねたミルヒーの恋は永遠だったのね。
玉木宏、遠藤雄弥、それにライターのミッチーと、パっと見みんな素敵な黒髪なので似たイメージだv。
『のだめオーケストラ』のCDが発売されるが、やっぱりナマで聞いてみたい12月の『のだめオーケストラLIVE』。もちろん既に完売^^;。私以上に子供たちが行きたかったようだ。
 ̄
日曜『功名が辻』第45回。
安国寺恵瓊は石田三成と共に処刑され、斬首だった。三成のカキのエピソードも前に聞いたことがあった。これから死ぬのに何で胃腸の心配をと。三成の生真面目さがこれだけで分る。中村橋之助らと共演された赤星昇一郎は、台詞はなくとも存在感バッチリ。次に赤星さんを拝見するのはヘロQのお芝居だ。
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この土日で、舞台チケットをあれこれゲット。テニミュに、来年のエアギアにBLEACHライブ(ありがとうです)。来年の手帳への記入も徐々に増えていく。
土曜深夜『地獄少女』第2話。
先週は学校のイジメ、今週は自殺と、腐った世相を映しこんでいて、単なる絵空事に思えないトコがスゴイ。アニメに劣らず、お仕置きはキツイが、見ながらスカッとしてしまう自分もいる。音楽もアニメのままで、世界観を崩さないでくれるのが嬉しい。
それにしても昨今の大人は、イジメをされた人に逃げることを勧めているが、なんでイジメを受けたヤツが逃げねばならんのか。イジメをしたヤツが去るべきだ。追い出すべきなのだ。イジメをしたヤツは立派な加害者、犯罪者なのだから。今こそ「地獄少女」が求められる時代もないだろう。
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今週の『ボウケンジャー』に石田彰が声でゲストされてたとか。不意打ちだから、当然見ておらん(~_~)。DVDレンタル待ちだな。
日曜は6時前に起床し、部活動に行く息子のお弁当作り。送り出した後も眠くて眠くてついグッスリ。でも『カブト』の8時頃にフシギと目覚めてテレビを点けた。和樹がメインだと分っていたから。彰より和樹を取ってしまったのかw。でも今回は見て良かった。
日曜『仮面ライダーカブト』第40話。
ウカワームが擬態した麗奈に一目惚れした風間大介の思いは本物だったのか。大介が純粋で、黙って見守るゴンも健気で健気で。
弱すぎるドレイクが^^;、愛する誰かの為には途端に一瞬でも強くなることは、過去のゴンでも証明。わざとゴンを見てから襲い掛かろうとするウカワームの心情が切ない。彼女は大介からの死を待っていた女。麗奈の心を残したままのウカワームはまた麗奈の姿へ。抱き締めて嗚咽する大介。
よくある哀しいラブストーリーではあったが、麗奈の美しい歌声と激しい戦闘がオーバーラップされた演出は見事だ。綺麗な歌声が徐々に小さくなっていくラストに、思わず目頭が熱くなった(;_;)。静かに盛り上げて余韻も残した秀逸なエピソードである。
麗奈役の三輪ひとみの哀愁ある表情、大介役の加藤和樹の自制と信念の演技も溶け合う。三輪さんの本物の歌声も抜群。あの歌は「家路(遠き山に日は落ちて)」だっけ。ドヴォルザークの9番「新世界より」か。新しき世界は創れるのだろうか。
それにしても、ライダー・シューティングの変形で(?)決着したのもあっけなかったが、消火器一本で攻撃してたゴンにもビックリだ(笑)。途中から急に横ヤリ入れた矢車がド派手に吹っ飛んだのには苦笑。「俺様」天道は今回はサポート。キュートな神代剣にもそろそろ見せ場を。
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月曜『のだめカンタービレ』第5話。
原作は読んでないので、先週までは本物なのか疑っていた竹中直人@ミルヒー。本物のシュトレーゼマンだったのねw。飛び交うドイツ語もよく習得したなぁ。
Sオケの仮装で、真澄ちゃんのポリニャック伯夫人が。文句があるならベルサイユにいらっしゃい、と言うのかと思ったw。連合軍兵士が二人もいるし(電車男のノリ?)、当日は揃って護廷十三隊の衣装か!?と思っちまった(違^^;。幾らなんでもオタク過ぎ)。のだめマングースは可愛いっ。あのぐらいのピアニカは小学生でも弾けそうだけど。毎度毎度、千秋のお仕置きを楽しそうに受けちゃうのだめは絶対Mだね。
ミルヒーは千秋に自分らしさを「”魅せる”」(”見せる”?)ことを要求。確かに、Sオケは見せてくれたw。Aオケのラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」は昔読んだ某漫画に出てきたかな。聞きながら、あ、ここが好きなトコだ、と曲にすぐ没頭しそうになり胸が熱くなる私。千秋の「イヤだなぁ」と「俺様」の台詞が絶妙に生きている。
でもミルヒーのあれぽっちの助言を、しっかり把握して頑張ろうとするのだめは賢い子。
ミルヒーの回想にも何度か流れたブラームス「交響曲第3番」第3楽章は私も好きな曲。ブラームスの恋とも重ねたミルヒーの恋は永遠だったのね。
玉木宏、遠藤雄弥、それにライターのミッチーと、パっと見みんな素敵な黒髪なので似たイメージだv。
『のだめオーケストラ』のCDが発売されるが、やっぱりナマで聞いてみたい12月の『のだめオーケストラLIVE』。もちろん既に完売^^;。私以上に子供たちが行きたかったようだ。
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日曜『功名が辻』第45回。
安国寺恵瓊は石田三成と共に処刑され、斬首だった。三成のカキのエピソードも前に聞いたことがあった。これから死ぬのに何で胃腸の心配をと。三成の生真面目さがこれだけで分る。中村橋之助らと共演された赤星昇一郎は、台詞はなくとも存在感バッチリ。次に赤星さんを拝見するのはヘロQのお芝居だ。
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この土日で、舞台チケットをあれこれゲット。テニミュに、来年のエアギアにBLEACHライブ(ありがとうです)。来年の手帳への記入も徐々に増えていく。
劇団あかぺら倶楽部公演 罠 楽日
2006年11月13日 舞台演劇劇団あかぺら倶楽部第28回公演『罠』の楽日を観てきた。
昨日、楽を迎えたDC公演があった劇場のお隣の小ホール2。平日昼にも関わらず満席で、DCと違って男性客がとっても多い。
今回はロバート・トマ作品、あかぺらさんには珍しくサスペンスものである。
実は作品タイトルに覚えがあったが、観始めてようやく気付いた。この『罠』はどこかで観たことがあるっ!(笑)郷田ほづみの演出だったことは容易に思い出され、ひらりさんか湘南アクターズさんかで迷い、ひらり。空中分解で『罠』を観たんだとようやく確信。いつだったろうと手繰り寄せ、それが5年以上前だったと確認。思えばこの『罠』を観て、ひらり。さんや郷田さんの「罠」にハマり(笑)その後もずっと、ひらり。の舞台を観てしまうハメになったのだ。とんでもない作品なのであるw。
あかぺら版『罠』を観ながら、徐々に筋書きが思い出された。不思議と、台詞よりもシーンやカットのほうの記憶が鮮明。置いといたバッグから拳銃を取り出すカット、わざとらしくバッグに白い封筒を入れるカット、注射をムリヤリ打とうとするシーンなど、デジャブように記憶の彼方から蘇ってきて、妙な興奮が湧き上がった。
もちろん、結末も思い出された。前半後の休憩中に感想を書こうとしてた友人に、最後まで見て書いたほうがいいとアドバイス。そう、この話はあっと驚くような「罠」が仕込まれているのだ。
ひらり。版『罠』ももちろん良かったし面白かったが、細部に関してや役者についての記憶が幸いにも欠落^^;。両者を比べることもままならん。
あかぺら版『罠』は、思っていた以上に骨太で堅実で、見応えたっぷりで楽しかった。スピーディな舞台運び、持続する緊迫感、畳み掛けるような幾つものヤマ場、役者の持ち味も充分に生かした水鳥鐵夫の冴え渡る演出。あかぺらテイストも散りばめ、笑いのサービスも忘れない。
2時間20分、舞台に出ずっぱりだったダニエル役の東龍一は、エネルギッシュとバイタリティを感じさせ、若手ながら確かな実力と粘りを見せた。
脇を支える役者陣がとにかく胡散臭い(笑)。
大西健晴の豪放な神父から、山口登のお調子者でお喋り芸術家、ひと言も喋らない池野誠司の警官まで、脇を固めて盛り上げる男優陣。強くて激しい二面性を丹念に演じる岡田佐知恵、豊満な胸であばずれ演技を見せた菅原祥子ら女優陣もお見事。
その中で高木渉は、二重三重にも騙す必要のある難しい役どころだったが、達者な演技で繊細かつ大胆に表現、いつも以上に渋くて格好良かったv。名前のない役も珍しく、いつもの刑事ではなくここでは警視なのも愉快。
こういうサスペンスものでは、役者の力量と稽古の成果がいつも以上に問われる。その点、あかぺら役者さんは観ていて安心感があり、予想以上に話を面白くさせた。
茶髪で長身で甘いマスクの東さん演じるダニエルが、何度も形勢逆転させる中、拳を握り締めながら「やった!」とほくそ笑むシーンがある。これが私には映画版ライトの「勝った!」に聞こえてしょうがなかったw。たまに、藤原くんと東さんがダブってきたりしてね。特に最後のシーンとかw。
確か、ひらり。で観た時の設定は、アノ場所がどうしても分らず、その場所を自白させるのが第一の目的だったと記憶してるが、今回は先に見つかっていたようだ。
観客をたっぷり満足させた結末後、あかぺらオリジナルなのか、キーマンが登場したオマケには大笑い(^o^)。髭は残ってたが、足は毛も剃ってて綺麗w。出演者の中で一番デカいし〜。段取りが違ってたらしく、大西さんが台詞を忘れたことを後で指摘されてやっと気付いたり。
楽恒例の出演者紹介の後は、高木さんから代わったあかぺら代表の大西さんが緊張しながらご挨拶。「あかぺらの理念は変りません」と力強く語った。高木さんはこれからは、あかぺらの看板男優とか(?)。
次回公演のお知らせは、山口さんが下げてた鞄の中から。わざと汚している念の入れようw。次回は来年7月初旬の同じ場所で、演目はまだ決まっていないとか。もちろん観に行きたい。
大きな拍手の中、楽が無事に終了。皆さん、お疲れ様でした。
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家に到着したのは7時前。そう、月曜ゴールデンの日テレと言えば「あかぺら」ターイム!
『結界師』では大西さん@斑尾が暴れてたが、『名探偵コナン』でも高木さん@高木刑事が頑張ってたね。
大西さんと山口さんが共演の吹替え版『父親たちの星条旗』を、和彦さんファンの友人にも早速お知らせ。
そういや今回はロビーでも吉田智則くんを見かけなかった。客演舞台の稽古で忙しいのかな。
昨日、楽を迎えたDC公演があった劇場のお隣の小ホール2。平日昼にも関わらず満席で、DCと違って男性客がとっても多い。
今回はロバート・トマ作品、あかぺらさんには珍しくサスペンスものである。
実は作品タイトルに覚えがあったが、観始めてようやく気付いた。この『罠』はどこかで観たことがあるっ!(笑)郷田ほづみの演出だったことは容易に思い出され、ひらりさんか湘南アクターズさんかで迷い、ひらり。空中分解で『罠』を観たんだとようやく確信。いつだったろうと手繰り寄せ、それが5年以上前だったと確認。思えばこの『罠』を観て、ひらり。さんや郷田さんの「罠」にハマり(笑)その後もずっと、ひらり。の舞台を観てしまうハメになったのだ。とんでもない作品なのであるw。
あかぺら版『罠』を観ながら、徐々に筋書きが思い出された。不思議と、台詞よりもシーンやカットのほうの記憶が鮮明。置いといたバッグから拳銃を取り出すカット、わざとらしくバッグに白い封筒を入れるカット、注射をムリヤリ打とうとするシーンなど、デジャブように記憶の彼方から蘇ってきて、妙な興奮が湧き上がった。
もちろん、結末も思い出された。前半後の休憩中に感想を書こうとしてた友人に、最後まで見て書いたほうがいいとアドバイス。そう、この話はあっと驚くような「罠」が仕込まれているのだ。
ひらり。版『罠』ももちろん良かったし面白かったが、細部に関してや役者についての記憶が幸いにも欠落^^;。両者を比べることもままならん。
あかぺら版『罠』は、思っていた以上に骨太で堅実で、見応えたっぷりで楽しかった。スピーディな舞台運び、持続する緊迫感、畳み掛けるような幾つものヤマ場、役者の持ち味も充分に生かした水鳥鐵夫の冴え渡る演出。あかぺらテイストも散りばめ、笑いのサービスも忘れない。
2時間20分、舞台に出ずっぱりだったダニエル役の東龍一は、エネルギッシュとバイタリティを感じさせ、若手ながら確かな実力と粘りを見せた。
脇を支える役者陣がとにかく胡散臭い(笑)。
大西健晴の豪放な神父から、山口登のお調子者でお喋り芸術家、ひと言も喋らない池野誠司の警官まで、脇を固めて盛り上げる男優陣。強くて激しい二面性を丹念に演じる岡田佐知恵、豊満な胸であばずれ演技を見せた菅原祥子ら女優陣もお見事。
その中で高木渉は、二重三重にも騙す必要のある難しい役どころだったが、達者な演技で繊細かつ大胆に表現、いつも以上に渋くて格好良かったv。名前のない役も珍しく、いつもの刑事ではなくここでは警視なのも愉快。
こういうサスペンスものでは、役者の力量と稽古の成果がいつも以上に問われる。その点、あかぺら役者さんは観ていて安心感があり、予想以上に話を面白くさせた。
茶髪で長身で甘いマスクの東さん演じるダニエルが、何度も形勢逆転させる中、拳を握り締めながら「やった!」とほくそ笑むシーンがある。これが私には映画版ライトの「勝った!」に聞こえてしょうがなかったw。たまに、藤原くんと東さんがダブってきたりしてね。特に最後のシーンとかw。
確か、ひらり。で観た時の設定は、アノ場所がどうしても分らず、その場所を自白させるのが第一の目的だったと記憶してるが、今回は先に見つかっていたようだ。
観客をたっぷり満足させた結末後、あかぺらオリジナルなのか、キーマンが登場したオマケには大笑い(^o^)。髭は残ってたが、足は毛も剃ってて綺麗w。出演者の中で一番デカいし〜。段取りが違ってたらしく、大西さんが台詞を忘れたことを後で指摘されてやっと気付いたり。
楽恒例の出演者紹介の後は、高木さんから代わったあかぺら代表の大西さんが緊張しながらご挨拶。「あかぺらの理念は変りません」と力強く語った。高木さんはこれからは、あかぺらの看板男優とか(?)。
次回公演のお知らせは、山口さんが下げてた鞄の中から。わざと汚している念の入れようw。次回は来年7月初旬の同じ場所で、演目はまだ決まっていないとか。もちろん観に行きたい。
大きな拍手の中、楽が無事に終了。皆さん、お疲れ様でした。
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家に到着したのは7時前。そう、月曜ゴールデンの日テレと言えば「あかぺら」ターイム!
『結界師』では大西さん@斑尾が暴れてたが、『名探偵コナン』でも高木さん@高木刑事が頑張ってたね。
大西さんと山口さんが共演の吹替え版『父親たちの星条旗』を、和彦さんファンの友人にも早速お知らせ。
そういや今回はロビーでも吉田智則くんを見かけなかった。客演舞台の稽古で忙しいのかな。