D-BOYS STAGE 鴉10 後夜祭 2部
2009年11月14日 イベントD-BOYS STAGE vol.3鴉~KARASU~10『後夜祭 -Thank you for Coming-』2部に参加してきた。
ファンクラブ会員限定「後夜祭」という名の【打ち上げ】。もちろん『鴉10』に出演したメンバー全員が参加。
『鴉04後夜祭』みたいに、今回も雨模様かと思いきや、家を出る頃にはすっかり止んでいた。
またもや歌舞伎町ビルの階段を昇ってイベント会場へ。ここはメイトの裏階段の昇りよりキツく、後方からも息切れの声。汗で身体も熱くなり、引換のオレンジジュースが甘い。
クリスマス仕様のDボメンバーのプロマイドが販売、300円の値頃価格でついお目当てを買ってしまう。
今回はアリーナの更に後ろの真ん中ブロック。遠いが段差があるので、全体は見渡しやすい。スクリーンも大きい。
04後夜祭で好評だった、”もしもシリーズ”10Ver.『鴉11』。
楽屋風景や移動風景のビデオを交えつつ、今回は音楽と共にオープニングの決めポーズからスタート。本公演と同じ順番なのか、いきなり雄弥@宗次が出てきてビックリ。アラヤン@堀田半兵衛はチョビ髭だけかい? ちゃんなか@細谷十太夫直英の殺陣がちょいカッコイー。せとっち@乾のバカ殿様風チョンマゲに吹いたw。
「もしも…だったら」で場面再現。
☆ 山口賢貴@竜にからむ、チンピラ風荒木宏文@半兵衛。
☆ 牧田哲也@寅吉の名乗り。
☆ 中村優一@細谷&瀬戸康史@乾の毛虫対決?
☆ 碓井将大@吾郎は未成年w。
☆ 遠藤雄弥@宗次が、思いのほか可愛くて似合ってて萌えっv。中川真吾@太一と、息ぴったりに鍬と鎌で白熱の対決! 最後はバレーで勝負w。趣味までぴったりのCDも登場。
☆ 和田正人@久我源と真吾@太一はアノ世で仲良し? 三上真史@大嶽修造がメイクも凝っててソックリ! 真面目モードから一転、気持ち良さそうに唄い出す(三上作詞作曲?)。
衣装のまま、真吾@太一の力強い唄い出しで「ソーラン節♪」が賑やかに再現。真吾くん、唄いたかったんだね。会場の賑やかな手拍子の中、5~6人に分けて会場中ほどまでひと回り。高い合いの手はやっぱりまーくん@久我。
リーダーMCはまーくん。サブリーダーMCはちゃんなか。
「カラス10!」「お疲れ様でした!」コール&レスポンス。
鴉の衣装もホントにこれっきりなので、其々役の衣装を振り返ったり。
ここだけのオリジナル秘蔵VTRを上映。約30分位? 雄弥のナレーションが誠実味があってイイ。
9月初旬に行ったという豊島園プール。水着のままで某所へ。
9/10稽古スタート。読み合わせ、殺陣稽古、踊り稽古、シュミレーション、衣装合わせと撮影、通し稽古、劇場入りと其々が懸命に励む姿。稽古を観にきた昌也たち04メンバー。相変わらずビデオ撮影の足立くん。
本番初日の客席の中に、ほんの一瞬私達の顔が映り込んでいた模様w。初日終演後の様子、千秋楽、そして大阪移動、大阪公演と一気に駆け抜ける。メイクは其々自分でやるので驚いた。舞台袖が真っ暗な中の着替えも大変そう。楽のあとで誰かが言った、スタンディング”エボリューション”に大笑い。
観に来ていたズッキーが、04との勝ち負けも意識していたが、良い部分や足りない部分を追加補足した10の芝居に「これは進化していく作品」と語ったのが印象的。
質問コーナー。みんな私服に着替えてきた。右から、まーくん、マッキー、アラヤン、賢貴、真吾、雄弥、マーシ、せとっち、ウスイ、ちゃんなかの順。MC以外は座り、ちゃんなかが箱から質問用紙を取り出し読む。
1. 其々の楽屋について。三つに分かれていて、Aの雄弥と真吾は音楽流しながらノリノリ、イケメン揃いのBはドリカム、Cが一番汚かったのはマーシのせい?
2. ちゃんなかが読み上げたのは「名古屋県」(笑)。寅吉のお守りについて。金属アレルギーのアラヤンのアイデア。アラヤンに「セクシー」連発のちゃんなか。
3. 気になったメンバーの動きや台詞。まーくんが色んなメンバーのマネする。マーシ@乾の”目”がオモシロイ。
4. 本番中起きたハプニング。初日に落ちてこなかった鐘w。寅吉の「なんだっけ?」。アラヤンがマジコケて、ウスイもコケた。ちゃんなか@太一の「大丈夫け?」は万能w。碓井くんの「ちゃんくん」に(笑)「今初めて呼ばれた」とちゃんなか。OPに賢貴がコケた日、真吾がとうとう「うらまやしかった」w。大阪初日で瀬戸っちが2階から転げ落ちて痛かったそう。マッキーも千秋楽にコケたのね。
サインボールのプレゼント。みんな2個ずつ投げるが、前方にしか届かない。腕力が足りないのか?
エンディング。今日のイベントは夏どこ以来のプロデュースで、大阪のホテルのまーくんの部屋で決めたそう。
夏どこCD&DVDの現物が登場。イベント目当てにアニメイトで予約しちゃったが、ボックスで5枚組なの!? 「つい最近の話だけど結構前?」と雄弥。D-BOYS初のCDデビューで、カウントダウンTVも夢じゃない!?w
冬どこも各地で開催。春どこ2010もあればいいね、と盛り上がる。
10人がひと言ずつコメント。締めは雄弥。
先行販売のクリスマスプロマイドも、自分たちで準備した服や小物らしい。
Dボにとって『鴉』の年だった。公演後の祭りも終わり、一抹の寂しさと次への期待。15分おしの約1時間45分のボリュームで楽しかった。
ファンクラブ会員限定「後夜祭」という名の【打ち上げ】。もちろん『鴉10』に出演したメンバー全員が参加。
『鴉04後夜祭』みたいに、今回も雨模様かと思いきや、家を出る頃にはすっかり止んでいた。
またもや歌舞伎町ビルの階段を昇ってイベント会場へ。ここはメイトの裏階段の昇りよりキツく、後方からも息切れの声。汗で身体も熱くなり、引換のオレンジジュースが甘い。
クリスマス仕様のDボメンバーのプロマイドが販売、300円の値頃価格でついお目当てを買ってしまう。
今回はアリーナの更に後ろの真ん中ブロック。遠いが段差があるので、全体は見渡しやすい。スクリーンも大きい。
04後夜祭で好評だった、”もしもシリーズ”10Ver.『鴉11』。
楽屋風景や移動風景のビデオを交えつつ、今回は音楽と共にオープニングの決めポーズからスタート。本公演と同じ順番なのか、いきなり雄弥@宗次が出てきてビックリ。アラヤン@堀田半兵衛はチョビ髭だけかい? ちゃんなか@細谷十太夫直英の殺陣がちょいカッコイー。せとっち@乾のバカ殿様風チョンマゲに吹いたw。
「もしも…だったら」で場面再現。
☆ 山口賢貴@竜にからむ、チンピラ風荒木宏文@半兵衛。
☆ 牧田哲也@寅吉の名乗り。
☆ 中村優一@細谷&瀬戸康史@乾の毛虫対決?
☆ 碓井将大@吾郎は未成年w。
☆ 遠藤雄弥@宗次が、思いのほか可愛くて似合ってて萌えっv。中川真吾@太一と、息ぴったりに鍬と鎌で白熱の対決! 最後はバレーで勝負w。趣味までぴったりのCDも登場。
☆ 和田正人@久我源と真吾@太一はアノ世で仲良し? 三上真史@大嶽修造がメイクも凝っててソックリ! 真面目モードから一転、気持ち良さそうに唄い出す(三上作詞作曲?)。
衣装のまま、真吾@太一の力強い唄い出しで「ソーラン節♪」が賑やかに再現。真吾くん、唄いたかったんだね。会場の賑やかな手拍子の中、5~6人に分けて会場中ほどまでひと回り。高い合いの手はやっぱりまーくん@久我。
リーダーMCはまーくん。サブリーダーMCはちゃんなか。
「カラス10!」「お疲れ様でした!」コール&レスポンス。
鴉の衣装もホントにこれっきりなので、其々役の衣装を振り返ったり。
ここだけのオリジナル秘蔵VTRを上映。約30分位? 雄弥のナレーションが誠実味があってイイ。
9月初旬に行ったという豊島園プール。水着のままで某所へ。
9/10稽古スタート。読み合わせ、殺陣稽古、踊り稽古、シュミレーション、衣装合わせと撮影、通し稽古、劇場入りと其々が懸命に励む姿。稽古を観にきた昌也たち04メンバー。相変わらずビデオ撮影の足立くん。
本番初日の客席の中に、ほんの一瞬私達の顔が映り込んでいた模様w。初日終演後の様子、千秋楽、そして大阪移動、大阪公演と一気に駆け抜ける。メイクは其々自分でやるので驚いた。舞台袖が真っ暗な中の着替えも大変そう。楽のあとで誰かが言った、スタンディング”エボリューション”に大笑い。
観に来ていたズッキーが、04との勝ち負けも意識していたが、良い部分や足りない部分を追加補足した10の芝居に「これは進化していく作品」と語ったのが印象的。
質問コーナー。みんな私服に着替えてきた。右から、まーくん、マッキー、アラヤン、賢貴、真吾、雄弥、マーシ、せとっち、ウスイ、ちゃんなかの順。MC以外は座り、ちゃんなかが箱から質問用紙を取り出し読む。
1. 其々の楽屋について。三つに分かれていて、Aの雄弥と真吾は音楽流しながらノリノリ、イケメン揃いのBはドリカム、Cが一番汚かったのはマーシのせい?
2. ちゃんなかが読み上げたのは「名古屋県」(笑)。寅吉のお守りについて。金属アレルギーのアラヤンのアイデア。アラヤンに「セクシー」連発のちゃんなか。
3. 気になったメンバーの動きや台詞。まーくんが色んなメンバーのマネする。マーシ@乾の”目”がオモシロイ。
4. 本番中起きたハプニング。初日に落ちてこなかった鐘w。寅吉の「なんだっけ?」。アラヤンがマジコケて、ウスイもコケた。ちゃんなか@太一の「大丈夫け?」は万能w。碓井くんの「ちゃんくん」に(笑)「今初めて呼ばれた」とちゃんなか。OPに賢貴がコケた日、真吾がとうとう「うらまやしかった」w。大阪初日で瀬戸っちが2階から転げ落ちて痛かったそう。マッキーも千秋楽にコケたのね。
サインボールのプレゼント。みんな2個ずつ投げるが、前方にしか届かない。腕力が足りないのか?
エンディング。今日のイベントは夏どこ以来のプロデュースで、大阪のホテルのまーくんの部屋で決めたそう。
夏どこCD&DVDの現物が登場。イベント目当てにアニメイトで予約しちゃったが、ボックスで5枚組なの!? 「つい最近の話だけど結構前?」と雄弥。D-BOYS初のCDデビューで、カウントダウンTVも夢じゃない!?w
冬どこも各地で開催。春どこ2010もあればいいね、と盛り上がる。
10人がひと言ずつコメント。締めは雄弥。
先行販売のクリスマスプロマイドも、自分たちで準備した服や小物らしい。
Dボにとって『鴉』の年だった。公演後の祭りも終わり、一抹の寂しさと次への期待。15分おしの約1時間45分のボリュームで楽しかった。
Ash 01 White 握手会
2009年11月14日 イベントAsh「01 White」発売記念イベントへ行ってきた。
『遙かなる時空の中で』でお馴染み、中村誠治郎と根本正勝がタッグを組んだ”Ash”が11/6に発売したCDのイベント。
二人が作詞した曲も入っているし、CDは事前に聞いた。
内容は握手会だが、整理券にも開場時間と開演時間が分かれて書いてあったので、参加者をフロアに集めて、握手会の前に二人による短い挨拶とトークがあるのかと思っていた。先日の「雪月花」イベントでもトークを30分もやってくれたしね。
ところが開場時間の前に裏階段で参加者を待たせたにも関わらず、一向に開場とならない。
30分以上も参加者をほったらかしのまま、結局開演時間となって、ホントに”握手会だけ”のイベントだった^^;。これでは開場時間なんて全く意味をなさない。
遠方からわざわざおいでの人もいたし、トークも期待していた人は私と同じくガッカリしたようだ^^;。
二人との握手だけなので、かかった時間は正味1分弱。バックには進行を促す人もいたし、握手しながら二言三言お話しするのみ。今まで経験した中で一番短いイベントだった^^;。
『シャカリキ!』の握手会の時は3人いたし、写真集はサイン付きというお土産もあったしなぁ。漫画家のサイン会だって、もう少しゆっくりとお話ができたかと思う。
とりあえず根本さんには、来年1/17の『遙か十年祭』の武道館ご出演が楽しみだと伝えた。根本さんが、石田さんや井上さんら声優陣と一緒に同じ場所に立たれるのもしみじみと嬉しい。藤原鷹通的には中原さんと絡みがあるかもね?
キャパ的にみてチケットが取れる可能性は無きにしも非ずだが、座席によってはキャストが豆粒のように見えそうだ^^;。
『遙かなる時空の中で』でお馴染み、中村誠治郎と根本正勝がタッグを組んだ”Ash”が11/6に発売したCDのイベント。
二人が作詞した曲も入っているし、CDは事前に聞いた。
内容は握手会だが、整理券にも開場時間と開演時間が分かれて書いてあったので、参加者をフロアに集めて、握手会の前に二人による短い挨拶とトークがあるのかと思っていた。先日の「雪月花」イベントでもトークを30分もやってくれたしね。
ところが開場時間の前に裏階段で参加者を待たせたにも関わらず、一向に開場とならない。
30分以上も参加者をほったらかしのまま、結局開演時間となって、ホントに”握手会だけ”のイベントだった^^;。これでは開場時間なんて全く意味をなさない。
遠方からわざわざおいでの人もいたし、トークも期待していた人は私と同じくガッカリしたようだ^^;。
二人との握手だけなので、かかった時間は正味1分弱。バックには進行を促す人もいたし、握手しながら二言三言お話しするのみ。今まで経験した中で一番短いイベントだった^^;。
『シャカリキ!』の握手会の時は3人いたし、写真集はサイン付きというお土産もあったしなぁ。漫画家のサイン会だって、もう少しゆっくりとお話ができたかと思う。
とりあえず根本さんには、来年1/17の『遙か十年祭』の武道館ご出演が楽しみだと伝えた。根本さんが、石田さんや井上さんら声優陣と一緒に同じ場所に立たれるのもしみじみと嬉しい。藤原鷹通的には中原さんと絡みがあるかもね?
キャパ的にみてチケットが取れる可能性は無きにしも非ずだが、座席によってはキャストが豆粒のように見えそうだ^^;。
ALICE LIVE ALIVE 2009
2009年11月13日 イベント相方に付き合って、『ALICE Returns LIVE ALIVE 2009 -I’m home-』へ行ってきた。
あいにくの雨だが、会場前はものすごい混雑。
2階席だが、柵前なのでゆったりと観易い。大きなモニターはやや斜めで画像が荒いが、オペラグラスでくっきりと拝める。
伝説のバンド・アリスのライブを観るのは私は初めて。
「チンペイ」こと谷村新司、「ベーヤン」こと堀内孝雄、「キンちゃん」こと矢沢透の3人組が、28年ぶりの全国ホールツアーをスタートさせ、ここ東京でファイナルを飾る、その前楽。日本武道館は超満員。
3人とも還暦を迎えて、足して180歳!w
まだまだお元気そうで、みんなが元気でいるだけでありがたくも貴重なこと。
ソフトで愉快なトークを交えてのライブは、溢れんばかりの懐かしい曲から、生アリス初体験者には目白押しの新曲まで盛りだくさん。観客も共に唄いながら、手拍子は途絶えることなく盛り上がり、とびきり熱くて最高の時間だった。
開演前にベーヤンから谷村さんを呼ぶアナウンスw。
いよいよ拍手の中をアリスが登場。「ただいま!」「おかえり!」とコール&レスポンス
メンバーを互いに紹介。ライブのテーマは「閉塞感をぶっとばせ!」だが、裏のテーマは「いたわりあい」だと、観客の年齢層を考慮に入れて話すw谷村さん。ライブは休憩挟んで二部構成。
第一部は初期の頃の歌が多く、中盤にやっと知っている「秋止符♪」が出てきたぐらい。でも隣の相方はずっと手拍子しながら口ずさんでいたなぁ。
「恋」がテーマの曲が続き、ベーヤンやキンちゃんの初恋談義はヒートアップ。谷村さんとベーヤンのソロが続いた後、私は初めて聴いた、キンちゃんのピアノ弾き語りソロ。甘くて可愛いボイス。キンちゃんはドラムやパーカッションを担当しているが、アリスではピアノもやってくれたと谷村さん。
みんなで声を重ねていこうと、アリスの作詞作曲の「GOING HOME」のサビの部分を会場みんなで声を合わせて唄う。谷村さんの指揮とアドバイスがうまく、私もしっかりと声を出せた。明日千秋楽で完結するが、録音したものは1/6発売のDVDに収録と、上手い宣伝告知w。
一部の最後はデビュー曲&手拍子で終了。15分~20分休憩。
第二部は、「爆発するゾ!」と熱気ムンムンのスタート。アリーナ前方はスタンディングやペンライトで賑やか。
「冬の稲妻♪」で会場を一気に熱くさせるが、アノ声を出した後の谷村さんが照れ臭そうな顔を見せて可愛い。
「ジョニーの子守唄♪」「あの日のままで♪」と中盤の頃のメドレーの後は、故・佐竹俊郎氏の思い出と共に「今はもうだれも♪」。「狂った果実♪」はあらためて聴くと、何と味わいのある曲か。その後の「ウイ・アー・アリス!」で会場も一体感。
雨の中「チケットを握り締めて」を連発し、人一倍観客に気を使っていた谷村さん。
谷村さんの「帰らざる日々♪」、ベーヤンの「遠くで汽笛を聞きながら♪」の後は、満を持して「チャンピオン♪」。高揚感ある力強い歌声で、観客を魅了した。
アンコールでは、ライブTシャツに着替えて登場の3人。ブラック、レッド、ライトブルーと其々お似合い。マフラータオルも持っていて、しっかり販促中w。
会場に向かって「みんな元気だったか?」と反応を確認し、「みんなカワイイ!」とクシャクシャに笑う谷村さん。谷村さんこそ可愛いっ。「たくさんの人のおかげです」と丁寧にお礼を述べる3人に拍手。
アリスと一緒にみんなで「さらば青春の時♪」を唄って終了した。
ギター・ベース・ピアノ・キーボードのバンドメンバーも紹介し、【39】シートを手に持ったスタッフも紹介したが、上は62歳から下は23歳まで、ホントに幅広い人達がアリスをずっと支えてきたのだなと感慨。音だけでなく、ライトアップもホントに上手かった。
最後は3人が互いにメンバーを讃えて、手を繋いで深くお辞儀。盛大な拍手の中、彼らの「元気で!」「また戻ってくるぞ!」の声が、観客を元気付けてくれた。
ありがとう! アリス!
夜の雨中で傘を広げて、武道館から大通りに出るまでがもの凄い混雑で大変^^;。
結局飯田橋まで歩いて、満足気な相方の希望で呑み屋へ。
次に武道館に行くのは来年1月になるのかな?^^;
あいにくの雨だが、会場前はものすごい混雑。
2階席だが、柵前なのでゆったりと観易い。大きなモニターはやや斜めで画像が荒いが、オペラグラスでくっきりと拝める。
伝説のバンド・アリスのライブを観るのは私は初めて。
「チンペイ」こと谷村新司、「ベーヤン」こと堀内孝雄、「キンちゃん」こと矢沢透の3人組が、28年ぶりの全国ホールツアーをスタートさせ、ここ東京でファイナルを飾る、その前楽。日本武道館は超満員。
3人とも還暦を迎えて、足して180歳!w
まだまだお元気そうで、みんなが元気でいるだけでありがたくも貴重なこと。
ソフトで愉快なトークを交えてのライブは、溢れんばかりの懐かしい曲から、生アリス初体験者には目白押しの新曲まで盛りだくさん。観客も共に唄いながら、手拍子は途絶えることなく盛り上がり、とびきり熱くて最高の時間だった。
開演前にベーヤンから谷村さんを呼ぶアナウンスw。
いよいよ拍手の中をアリスが登場。「ただいま!」「おかえり!」とコール&レスポンス
メンバーを互いに紹介。ライブのテーマは「閉塞感をぶっとばせ!」だが、裏のテーマは「いたわりあい」だと、観客の年齢層を考慮に入れて話すw谷村さん。ライブは休憩挟んで二部構成。
第一部は初期の頃の歌が多く、中盤にやっと知っている「秋止符♪」が出てきたぐらい。でも隣の相方はずっと手拍子しながら口ずさんでいたなぁ。
「恋」がテーマの曲が続き、ベーヤンやキンちゃんの初恋談義はヒートアップ。谷村さんとベーヤンのソロが続いた後、私は初めて聴いた、キンちゃんのピアノ弾き語りソロ。甘くて可愛いボイス。キンちゃんはドラムやパーカッションを担当しているが、アリスではピアノもやってくれたと谷村さん。
みんなで声を重ねていこうと、アリスの作詞作曲の「GOING HOME」のサビの部分を会場みんなで声を合わせて唄う。谷村さんの指揮とアドバイスがうまく、私もしっかりと声を出せた。明日千秋楽で完結するが、録音したものは1/6発売のDVDに収録と、上手い宣伝告知w。
一部の最後はデビュー曲&手拍子で終了。15分~20分休憩。
第二部は、「爆発するゾ!」と熱気ムンムンのスタート。アリーナ前方はスタンディングやペンライトで賑やか。
「冬の稲妻♪」で会場を一気に熱くさせるが、アノ声を出した後の谷村さんが照れ臭そうな顔を見せて可愛い。
「ジョニーの子守唄♪」「あの日のままで♪」と中盤の頃のメドレーの後は、故・佐竹俊郎氏の思い出と共に「今はもうだれも♪」。「狂った果実♪」はあらためて聴くと、何と味わいのある曲か。その後の「ウイ・アー・アリス!」で会場も一体感。
雨の中「チケットを握り締めて」を連発し、人一倍観客に気を使っていた谷村さん。
谷村さんの「帰らざる日々♪」、ベーヤンの「遠くで汽笛を聞きながら♪」の後は、満を持して「チャンピオン♪」。高揚感ある力強い歌声で、観客を魅了した。
アンコールでは、ライブTシャツに着替えて登場の3人。ブラック、レッド、ライトブルーと其々お似合い。マフラータオルも持っていて、しっかり販促中w。
会場に向かって「みんな元気だったか?」と反応を確認し、「みんなカワイイ!」とクシャクシャに笑う谷村さん。谷村さんこそ可愛いっ。「たくさんの人のおかげです」と丁寧にお礼を述べる3人に拍手。
アリスと一緒にみんなで「さらば青春の時♪」を唄って終了した。
ギター・ベース・ピアノ・キーボードのバンドメンバーも紹介し、【39】シートを手に持ったスタッフも紹介したが、上は62歳から下は23歳まで、ホントに幅広い人達がアリスをずっと支えてきたのだなと感慨。音だけでなく、ライトアップもホントに上手かった。
最後は3人が互いにメンバーを讃えて、手を繋いで深くお辞儀。盛大な拍手の中、彼らの「元気で!」「また戻ってくるぞ!」の声が、観客を元気付けてくれた。
ありがとう! アリス!
夜の雨中で傘を広げて、武道館から大通りに出るまでがもの凄い混雑で大変^^;。
結局飯田橋まで歩いて、満足気な相方の希望で呑み屋へ。
次に武道館に行くのは来年1月になるのかな?^^;
トキワ荘のヒーローたち スタンプラリー
2009年11月12日 イベント時間ができたので、『トキワ荘のヒーローたち』スタンプラリーへ行ってきた。
先日行った『トキワ荘のヒーローたち~マンガにかけた青春~』展の関連イベント。
マンガ家たちのゆかりの地を散策しながら、スタンプを集める方式だ。
ラリーポイントは全部で10か所。椎名町駅北口から始まって、南口の街並みへ。
スタンプ台紙の裏に地図が載っているが、分り易いので、思ったより楽に目的ポイントへ行けて、それ程時間もかからない。
途中で、企画展第二会場『椎名町物語~トキワ荘のあった街~』へ。
椎名町の歴史と、昭和30年代の商店街を再現したマンガ家たちの”生活・文化圏”マップをパネルで紹介している。セピア色の写真の数々が、何ともいえない郷愁を感じさせる。
無料パンフレット配布中。”トキワ荘のくらし”や”思い出のアルバム”の貴重な写真の中に、マンガ家たちや当時の人々の息吹きが込められている。
マンガ家たちが足しげく通った音楽喫茶”エデン跡”や、映画好きな彼等の楽園だった”目白映画跡”などを眺めながら、ついにトキワ荘跡へ。路地奥右側にトキワ荘があったというが、今では別の建物が建っていた。
昔は賑わっていたという南長崎ニコニコ商店街は、平日昼間とあって人通りも少なく、狭い道沿いを走る車が忙しない。
ラリーポイントとは別の所に、石ノ森章太郎や赤塚不二夫の初期のサインが張ってあったり。ポイントのお店には、展示会場にはないメモ帳やストラップが販売されていたり。お楽しみもあれこれ見つかりそう。
ラリーの目玉は、2009年4月に南長崎花咲公園につくられた記念碑「トキワ荘のヒーローたち」。マンガ家10人の自画像とサインとトキワ荘をデザインした記念碑で、じっくり拝みたいものだ。
マンガ家9人の自画像スタンプを捺して、ゴールの企画展第一会場へ。
10人目のよこたとくおのスタンプを捺して終了。記念のクリアファイルを貰った。
チラシ絵と同じクリアファイルも販売中。009や仮面ライダーも一応いるしねw。
資料館のスタッフの方や、ラリーポイントのお店の方々が親切で、気持ち良いイベントだった。
西武線ついでに、松本零士氏描き下ろしきっぷ《2009.9.9記念乗車券》再販売の予約を、練馬区内の駅で済ませてきた。
9月9日発売の初版ものはもの凄い人気で、早朝6時頃には完売したとか何とか^^;。図柄は同じだし、駅での予約と引換で手に入るので、通販よりも楽そう。受付期間は14日まで。
それにしても西武の電車、『999』のラッピングだけでなくヘッドまで凝っていてスゴイ。オタク鉄道というべきかw。
先日行った『トキワ荘のヒーローたち~マンガにかけた青春~』展の関連イベント。
マンガ家たちのゆかりの地を散策しながら、スタンプを集める方式だ。
ラリーポイントは全部で10か所。椎名町駅北口から始まって、南口の街並みへ。
スタンプ台紙の裏に地図が載っているが、分り易いので、思ったより楽に目的ポイントへ行けて、それ程時間もかからない。
途中で、企画展第二会場『椎名町物語~トキワ荘のあった街~』へ。
椎名町の歴史と、昭和30年代の商店街を再現したマンガ家たちの”生活・文化圏”マップをパネルで紹介している。セピア色の写真の数々が、何ともいえない郷愁を感じさせる。
無料パンフレット配布中。”トキワ荘のくらし”や”思い出のアルバム”の貴重な写真の中に、マンガ家たちや当時の人々の息吹きが込められている。
マンガ家たちが足しげく通った音楽喫茶”エデン跡”や、映画好きな彼等の楽園だった”目白映画跡”などを眺めながら、ついにトキワ荘跡へ。路地奥右側にトキワ荘があったというが、今では別の建物が建っていた。
昔は賑わっていたという南長崎ニコニコ商店街は、平日昼間とあって人通りも少なく、狭い道沿いを走る車が忙しない。
ラリーポイントとは別の所に、石ノ森章太郎や赤塚不二夫の初期のサインが張ってあったり。ポイントのお店には、展示会場にはないメモ帳やストラップが販売されていたり。お楽しみもあれこれ見つかりそう。
ラリーの目玉は、2009年4月に南長崎花咲公園につくられた記念碑「トキワ荘のヒーローたち」。マンガ家10人の自画像とサインとトキワ荘をデザインした記念碑で、じっくり拝みたいものだ。
マンガ家9人の自画像スタンプを捺して、ゴールの企画展第一会場へ。
10人目のよこたとくおのスタンプを捺して終了。記念のクリアファイルを貰った。
チラシ絵と同じクリアファイルも販売中。009や仮面ライダーも一応いるしねw。
資料館のスタッフの方や、ラリーポイントのお店の方々が親切で、気持ち良いイベントだった。
西武線ついでに、松本零士氏描き下ろしきっぷ《2009.9.9記念乗車券》再販売の予約を、練馬区内の駅で済ませてきた。
9月9日発売の初版ものはもの凄い人気で、早朝6時頃には完売したとか何とか^^;。図柄は同じだし、駅での予約と引換で手に入るので、通販よりも楽そう。受付期間は14日まで。
それにしても西武の電車、『999』のラッピングだけでなくヘッドまで凝っていてスゴイ。オタク鉄道というべきかw。
DC公演 a Suite B
2009年11月10日 舞台演劇ドラマティック・カンパニー公演『a Suite(ア・スイート)』B公演を観てきた。
バンデラスからの流れで、早めに到着しちゃった私。
DCメンバーさんが、お喋りの相手をして下さって楽しかった(^o^)。主に衣装のこととか伺って、メンバーさんの人となりを知ったり。でも上演期間の後半はやはりコート着用だろうな。
途中でアトリエを飛び出して行かれたのは今日の出演者さんでは? お話していたのが先日の出演者さんだと気づいたのはだいぶ経ってからw。
今回はバーカウンター近くの座席。ここは観劇以外で色々なものが観れて面白い。
中2階まで梯子なのか。扉から風が入り、エアコンまで稼動されるが、始まれば役者の熱気で会場もヒートアップするからという前説。
I. 『清算』出演:中尾隆聖×関俊彦 演出:藤田淑子
先日のAと違って、いきなりこちらから上演。座席位置が変わると、また違った見方が楽しめる。中尾さん、飲んだ!とか、関さん、飲んだ!?とかw。こちら側だと、関さんの心底困ったような苦渋の表情が拝めるので、前回よりはキャラに悪意を抱かなくてすみそうw。中尾さんのアノ台詞も今回はちゃんと補完できたし。と油断してたら、関さんの真ん丸い目線が思いっきりこっちのほうを向いて息が止まりそうだった(゜o゜)。ツボは眼鏡を取って、眉間に指をあてる仕草v(『12人』でも郷田さんがやっていたものね!)。
攻めと受けがどんどん逆転するテンポの良さと、大逆転ホームランの決着に至る快感はやはり面白い。ぜひいつか役柄も逆転させて見せて頂きたい。
II. 『床の男』出演:堀本等&井上啓子(客演)&河野智之&関根宏次&斉木香 演出:水下きよし
”床の男”ってそういう意味だったのね。堀本さんが出ずっぱりの熱演。体当たりの演技だから、動きひとつとっても位置的に角度的に思った以上に大変そうだ。あまりにナチュラルな様相なのは、ご自身の経験に基づいているから?w 汗いっぱいに緊張感ある堀本さんと対比して、井上さんのゆる~い脱力感が頼もしい。河野さんの胡散臭いテンション、関根さんの和みモード、斉木さんのマイペースが混ざり合って、賑やかなドタバタ・コメディになっていた。劇団あかぺらさんが得意とする分野かな。5人がステージに集まるとさすがに狭苦しいかもw。
それにしてもサイモンの脚本は実名を出していいのか? メンバー的に『かきの木マン』が思い出されて笑えた。
終演後に7人が勢揃い。2つの作品繋がりで関さんはボーイになるかも、のトークに即座に反応できなかった関さんw。関根さんと同じ紫のコチコチ衣装を、関さんにも着せたいかも。
告知宣伝するメイドの新人さんをやたらイジっちゃう関さん。メンバーの仲よさげぶりが伝わってきた。
開場前、ひと声だけで分るくじらさん。DCのTシャツのやり取りで和ませて下さった。
バンデラスからの流れで、早めに到着しちゃった私。
DCメンバーさんが、お喋りの相手をして下さって楽しかった(^o^)。主に衣装のこととか伺って、メンバーさんの人となりを知ったり。でも上演期間の後半はやはりコート着用だろうな。
途中でアトリエを飛び出して行かれたのは今日の出演者さんでは? お話していたのが先日の出演者さんだと気づいたのはだいぶ経ってからw。
今回はバーカウンター近くの座席。ここは観劇以外で色々なものが観れて面白い。
中2階まで梯子なのか。扉から風が入り、エアコンまで稼動されるが、始まれば役者の熱気で会場もヒートアップするからという前説。
I. 『清算』出演:中尾隆聖×関俊彦 演出:藤田淑子
先日のAと違って、いきなりこちらから上演。座席位置が変わると、また違った見方が楽しめる。中尾さん、飲んだ!とか、関さん、飲んだ!?とかw。こちら側だと、関さんの心底困ったような苦渋の表情が拝めるので、前回よりはキャラに悪意を抱かなくてすみそうw。中尾さんのアノ台詞も今回はちゃんと補完できたし。と油断してたら、関さんの真ん丸い目線が思いっきりこっちのほうを向いて息が止まりそうだった(゜o゜)。ツボは眼鏡を取って、眉間に指をあてる仕草v(『12人』でも郷田さんがやっていたものね!)。
攻めと受けがどんどん逆転するテンポの良さと、大逆転ホームランの決着に至る快感はやはり面白い。ぜひいつか役柄も逆転させて見せて頂きたい。
II. 『床の男』出演:堀本等&井上啓子(客演)&河野智之&関根宏次&斉木香 演出:水下きよし
”床の男”ってそういう意味だったのね。堀本さんが出ずっぱりの熱演。体当たりの演技だから、動きひとつとっても位置的に角度的に思った以上に大変そうだ。あまりにナチュラルな様相なのは、ご自身の経験に基づいているから?w 汗いっぱいに緊張感ある堀本さんと対比して、井上さんのゆる~い脱力感が頼もしい。河野さんの胡散臭いテンション、関根さんの和みモード、斉木さんのマイペースが混ざり合って、賑やかなドタバタ・コメディになっていた。劇団あかぺらさんが得意とする分野かな。5人がステージに集まるとさすがに狭苦しいかもw。
それにしてもサイモンの脚本は実名を出していいのか? メンバー的に『かきの木マン』が思い出されて笑えた。
終演後に7人が勢揃い。2つの作品繋がりで関さんはボーイになるかも、のトークに即座に反応できなかった関さんw。関根さんと同じ紫のコチコチ衣装を、関さんにも着せたいかも。
告知宣伝するメイドの新人さんをやたらイジっちゃう関さん。メンバーの仲よさげぶりが伝わってきた。
開場前、ひと声だけで分るくじらさん。DCのTシャツのやり取りで和ませて下さった。
シス・カンパニー公演 バンデラスと憂鬱な珈琲
2009年11月10日 舞台演劇シス・カンパニー公演『バンデラスと憂鬱な珈琲』を観てきた。
当日券も沢山あったから、それ程売れてないのかな?^^;
米国とロシアの開戦を阻止して世界を救うために、米国軍随一のネゴシエーター(交渉人)バンデラスが、幾多の困難に合いながらも(?)奔走する話。
バンデラスを軸に展開する、14本連なったオムニバス形式のコメディ。
脚本の福田雄一と演出のマギーが目指したのは、新鮮で山盛りのギャグやコントで、観客を”笑わせる”ことだったようだ。
ただし笑いのツボには個人差があり、残念ながらマギーさんの思惑ほどには、私は笑えなかった^^;。笑ってる方も会場の3分の1程いたにはいたが、私の真の笑いの神様はおちてこなかった。
でも役者7人が、其々複数の役を演じるのは非常に面白い! 一人4役から9役以上まで、それこそ早替わりや意外な役どころが楽しめ、スピーディな登場に舌鼓をうった。皆さん、間口が広くて引き出しが多い芸達者な方ばかりで感心。役者自身のネタや自虐ネタが面白く、役者の魅力で笑いまで引きずり出された。
バンデラスのキャラクターが思ったよりズレやブレがあるためか、中盤までの展開にキレとシャープさが足りない^^;。それでもラストは、予想をハズさずに一気に盛り返し、畳みかけてなだれこんでいくので快感。このノリは私の身体に染み付いているのかw、思わず自然に手拍子が出てきて賑やかに広がった。まぁお楽しみもあったし、まずまずの美味しい舞台だった。
お目当ての堤真一は、新感線のシャモ系でいくかと思われたが、着ぐるみもされないし、あそこまでぶっ飛んではおらず。
見た目はクールでタフでデキル男だが、実はお人好しで人情派でボケボケなバンデラス。アテ書きだと思うが、きっちりと熱演する堤さんにハマリ過ぎて、逆に更なる冒険心を求めてしまう。
私だったら、堤さんを黒のスーツとコートでコッテコテに固めて、内とのギャップを際立たせただろう。関西弁を喋らせてもいい。バレエを躍らせてもいい。堤さんにはもっともっとコメディの余地があるかと思うが、演出家はそこまで思い至らなかったのだろうか。
でも堤さんの張りのある歌声は、客席のボルテージを一気にあげて、お徳感があったv。やはり華がある存在だ。
高橋克美は、9役以上を次々とこなし、これでもかというぐらい様々な変幻自在ぶりで沸かせる。どの役にも高橋克美だ!という主張が入っているのが可笑しい。ジョン役は似ていて格好良かったかもw。
段田安則は、どの役もいかにもそれらしくて、普通っぽさがたまらん。大統領も博士もいつかどこかで見たデジャブ感。
背がある小池栄子は、どちらかというと濃厚で強気な役が多く、コケティッシュで表情豊か。
逆に小柄な高橋由美子は、年齢的に幅広く淡白な役が多いが、キュートでたくましいこと。
杉村蝉之介は、出てくるだけで笑える存在で、どの役にも安定感と蝉エッセンスが入っているのが愉快。
最年少の中村倫也は、大先輩方を相手にひけを取らない柔軟な演技力。イケメンぶりをもっとアピールする肝っ玉も見せて欲しかったが、将来が楽しみだ。
ピンク・パンサー風なアニメーションと007風の音楽が面白かった。アメリカン・ネタが分るほど、作品にのめり込めるのかもしれない。シェイクスピアの『マクベス』をまた観たくなってきたな。
タイトルの”珈琲”がラストで回収されなかったのがちょっと残念。涼宮ハルヒといい、”鬱”は書き難い漢字だこと。
福田氏の脚本・監督の映画『大洗にも星はふるなり』も少し観たくなった。
当日券も沢山あったから、それ程売れてないのかな?^^;
米国とロシアの開戦を阻止して世界を救うために、米国軍随一のネゴシエーター(交渉人)バンデラスが、幾多の困難に合いながらも(?)奔走する話。
バンデラスを軸に展開する、14本連なったオムニバス形式のコメディ。
脚本の福田雄一と演出のマギーが目指したのは、新鮮で山盛りのギャグやコントで、観客を”笑わせる”ことだったようだ。
ただし笑いのツボには個人差があり、残念ながらマギーさんの思惑ほどには、私は笑えなかった^^;。笑ってる方も会場の3分の1程いたにはいたが、私の真の笑いの神様はおちてこなかった。
でも役者7人が、其々複数の役を演じるのは非常に面白い! 一人4役から9役以上まで、それこそ早替わりや意外な役どころが楽しめ、スピーディな登場に舌鼓をうった。皆さん、間口が広くて引き出しが多い芸達者な方ばかりで感心。役者自身のネタや自虐ネタが面白く、役者の魅力で笑いまで引きずり出された。
バンデラスのキャラクターが思ったよりズレやブレがあるためか、中盤までの展開にキレとシャープさが足りない^^;。それでもラストは、予想をハズさずに一気に盛り返し、畳みかけてなだれこんでいくので快感。このノリは私の身体に染み付いているのかw、思わず自然に手拍子が出てきて賑やかに広がった。まぁお楽しみもあったし、まずまずの美味しい舞台だった。
お目当ての堤真一は、新感線のシャモ系でいくかと思われたが、着ぐるみもされないし、あそこまでぶっ飛んではおらず。
見た目はクールでタフでデキル男だが、実はお人好しで人情派でボケボケなバンデラス。アテ書きだと思うが、きっちりと熱演する堤さんにハマリ過ぎて、逆に更なる冒険心を求めてしまう。
私だったら、堤さんを黒のスーツとコートでコッテコテに固めて、内とのギャップを際立たせただろう。関西弁を喋らせてもいい。バレエを躍らせてもいい。堤さんにはもっともっとコメディの余地があるかと思うが、演出家はそこまで思い至らなかったのだろうか。
でも堤さんの張りのある歌声は、客席のボルテージを一気にあげて、お徳感があったv。やはり華がある存在だ。
高橋克美は、9役以上を次々とこなし、これでもかというぐらい様々な変幻自在ぶりで沸かせる。どの役にも高橋克美だ!という主張が入っているのが可笑しい。ジョン役は似ていて格好良かったかもw。
段田安則は、どの役もいかにもそれらしくて、普通っぽさがたまらん。大統領も博士もいつかどこかで見たデジャブ感。
背がある小池栄子は、どちらかというと濃厚で強気な役が多く、コケティッシュで表情豊か。
逆に小柄な高橋由美子は、年齢的に幅広く淡白な役が多いが、キュートでたくましいこと。
杉村蝉之介は、出てくるだけで笑える存在で、どの役にも安定感と蝉エッセンスが入っているのが愉快。
最年少の中村倫也は、大先輩方を相手にひけを取らない柔軟な演技力。イケメンぶりをもっとアピールする肝っ玉も見せて欲しかったが、将来が楽しみだ。
ピンク・パンサー風なアニメーションと007風の音楽が面白かった。アメリカン・ネタが分るほど、作品にのめり込めるのかもしれない。シェイクスピアの『マクベス』をまた観たくなってきたな。
タイトルの”珈琲”がラストで回収されなかったのがちょっと残念。涼宮ハルヒといい、”鬱”は書き難い漢字だこと。
福田氏の脚本・監督の映画『大洗にも星はふるなり』も少し観たくなった。
モーニング『ジパング』最終話「新たなる船出」。モニを買うのもこれっきりか?^^;
航跡422にあたるが、「死にに」と読めなくもない^^;。
モニ表紙は、写真立てにおさまった角松&草加。
かいじ先生によると、「表紙は、連載開始の頃の2人です。」とのこと。
かいじ先生自身、”原点”にかえったような心境なのか。海を望める仕事場で、先生の机上の支えは、常にこの二人だったのだろう。
ともかくフレームの二人が対等の位置にあるので、主人公は角松と草加の二人だったということが証明された。
9年3ヵ月におよぶ航海、ここに完結。
未来は終わらない。確かに過去は終わったが、未来は続くだろう。
巻頭カラー4ページ。
DDH-182「ゆきなみ」型3番艦。艦名「みらい」が生まれた。
見開き2ページに、もうひとつの主役「みらい」の華やかな勇姿。
角松らの「みらい」と、はたして同じなのだろうか。
200×年6月。イージス艦「みらい」が出航。
「みらい」乗員は、角松が知るみんなと同じ名前と同じ顔を持つ者たちばかり。
「帽振れーっ!!」で、彼らの出航を誇らしげに見届ける老人・角松。
あきらかに『ジパング』航跡1と対比させた描き方。
ただし航跡1では、雨の中で、憲法をふみにじったと市民の非難ごうごうの中での出航だった。
航跡422では、晴れ上がった中、市民が激励する中での出航となった。
最終話の構想は、当初からかいじ先生の中で固まっていたのだろうことが伺える。
敗戦を経験しなかった日本の姿として。
そして”自衛隊”が存在していない日本として。
新しい日本に、自衛隊は必要なかった。結局、元自衛隊員の手によって、自衛隊そのものが消滅したのだ。
この9年間で、自衛隊への世間の風当たりも更に強まった。特に「あたご」事故からこっち、海自への反発も厳しいものがある。”自衛隊”の存在そのものが、敗者日本を意識させるから厄介だ。
自衛隊無き日本。「アメリカの犬」に成り下がっていない日本。国際社会で誇りある存在の日本。
荒波へ向け出航する「みらい」ではなく、穏やかな海へ出航する「みらい」を、かいじ先生はずっと描きたかったに違いない。
それはとりもなおさず、草加が思い望み志し託した「ZIPANG」に他ならない。
歴史の中の”特異点”として、日本の様子を60年以上も見守ることになった角松。
角松のその設定も、おそらく父・洋一郎を殺した時点で、構想していたのだろう。
「一つの世界に 複数の同一人物は 存在できない」
タイムスリップの新しき設定は、納得できることではある。
でも、生まれ変わって、後の「みらい」乗組員になる者たちは、所詮は角松が知っていた者たちではない。
”角松”の記憶がない。”自衛隊員”ですらない。
梅津は一佐ではなく、大佐なのだろうか。菊池や尾栗も三佐ではなく少佐。”三羽烏”なんて存在しなかったのだ。
でも航跡1と比べて、みんな少々若々しく描かれていること! 特に尾栗なんてクリクリ眼でカワイイw。
一番気になるのは、角松たちが前にいた世界で、「みらい」消滅により残された隊員の家族のこと。
角松の妻や子供の存在はどうなっているんだろう? 角松が今いる世界より60年は先行しているから、とっくに亡くなっているのだろうか。何度か家族を回想した角松だが、後半からは全く片鱗さえのぞかせない。
新生「みらい」を帽子で見送った後、車椅子に乗る後姿の角松。
今や90歳をゆうに超えているだろう。
草加が思い描いた、己が夢見た、新しい日本の姿を見届けて、もう何も思い残すことはないはずだ。
あのまま、左手から帽子が落ちて、海を眺めたまま、角松は永遠の眠りにおちたことだろう。
今度こそ安らかな眠りへと。
デニー・マツオカ、いや、角松洋介! ついに永遠の航海へ旅立つ!
倉田博士よりも大往生か。天晴れ!
噂では、”その後”の草加のことも描かれるそうだったが、草加拓海については結局何も触れられず。
しかし、本編からムリやりこじつけをしてやると。
3回も名前が出て、2回も写真が出てきた、桜井一彦がアヤしいw。
”さくらいかずひこ”の名前の中に、”くさか”の字が入っているのだw。
桜は葉桜ともなる。葉は緑の草ともなる。
草加のDNAが、何らかの形で、この桜井一彦に入っているのかもしれんw。
ところでデニー会長の秘書の方、髪型的に如月に似てる気がするが、もしや子孫だったりして?w
”未来”的に綺麗にまとまりはしたけれど、”作品”的には中途半端な感が否めない。
ワシントンへと送られる角松の眠りからこっち、伏線も展開も何もかも思いっきりワープさせて、凄まじい勢いで、無理やりに完結に持ち込んでしまったことが、一読者としては残念でたまらない^^;。
この突然のゴリ押しのこじつけ感は、かいじ先生の周辺に何かがあったとしか思えない。
今春のかいじ先生の骨折入院がきっかけで、早いトコ決着させたいと自ら望まれたのだろうか。
それとも、編集者やスタッフの思惑や事情で、今年中の終了を余儀なくされたのだろうか。
どちらにせよ、このままでは読者の満足感はくすぶりそうだ。
いつかは、”その後”の草加と、”戦後”の日本を、じっくりと描いていただきたいものだ。読みきりでもコミックス描き下ろしでもいいから。
でも草加が思い描いた新しい日本の姿「ジパング」を、漫画というフィクションの中とはいえ、最後まで読めたのは良かった。
敗戦国ではない戦後の日本。
広島には原爆ドームもない。自衛隊もない。日本国内に米軍基地もない。もちろん沖縄にも基地はない。思いやり予算だってないハズだ。
今の日本が抱えている、もろもろの疑問や問題点が、新生日本ではすべて解決されているだろう。
かいじ先生も、私も、夢見た日本の姿。できることなら、そっちの世界へ飛んでいきたい。
かわぐちかいじ先生。
最も雄大な夢を紙面で実現してくださって、ありがとうございます!
魅力あふれるキャラクターを生み出してくださって、とても楽しかったし面白かったです。
9年3ヵ月におよぶ長き航海、お疲れ様でした。
心から深く感謝いたしますm(__)m。
来春スタートの次期連載作品も楽しみにしております。
 ̄
余談。
最終話を読んで真っ先に浮かんだのが、劇場版『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』の煽り文句「すべては、振り出しにもどる。」の言葉だ。
長い航海を終えたものの、結局は1話の始まりと同じ設定に戻った『ジパング』。
もちろんキャラクターも状況も世界観も違うが、見た目は同じに見える。
長い間歴史を見守ってきた角松は、さしずめキリコと同じ境遇だろうか。
どちらも”特異点”であり、どちらも深い孤独を抱えている。
「オレ一人のはずはないと信じている」
角松もキリコと同じように、同胞を無意識に求めてきたのだろうか。
失われるはずの命を角松によって救われた草加も、同じ存在だとは考えられないだろうか。
だとしたら、この広い宇宙の中で、草加拓海も別の形で存在しているのかもしれない。
たとえそれが、”宇宙人”として扱われていたとしてもだw。
『ボトムズ』は25年経った今でも、続編が作られようとしている。
『ジパング』は10年弱。まだまだ続編や外伝が作られる余地は残っている。
2作品の明確な共通点は、女があまり出てこないことかなw。
それと、其々のアニメ主題歌の歌詞に「あした」と「みらい」が含まれているのも興味深い。『ジパング』では「未来」=「tomorrow」と読ませていた。どちらの作品も”終わらない”ものであって欲しい。
航跡422にあたるが、「死にに」と読めなくもない^^;。
モニ表紙は、写真立てにおさまった角松&草加。
かいじ先生によると、「表紙は、連載開始の頃の2人です。」とのこと。
かいじ先生自身、”原点”にかえったような心境なのか。海を望める仕事場で、先生の机上の支えは、常にこの二人だったのだろう。
ともかくフレームの二人が対等の位置にあるので、主人公は角松と草加の二人だったということが証明された。
9年3ヵ月におよぶ航海、ここに完結。
未来は終わらない。確かに過去は終わったが、未来は続くだろう。
巻頭カラー4ページ。
DDH-182「ゆきなみ」型3番艦。艦名「みらい」が生まれた。
見開き2ページに、もうひとつの主役「みらい」の華やかな勇姿。
角松らの「みらい」と、はたして同じなのだろうか。
200×年6月。イージス艦「みらい」が出航。
「みらい」乗員は、角松が知るみんなと同じ名前と同じ顔を持つ者たちばかり。
「帽振れーっ!!」で、彼らの出航を誇らしげに見届ける老人・角松。
あきらかに『ジパング』航跡1と対比させた描き方。
ただし航跡1では、雨の中で、憲法をふみにじったと市民の非難ごうごうの中での出航だった。
航跡422では、晴れ上がった中、市民が激励する中での出航となった。
最終話の構想は、当初からかいじ先生の中で固まっていたのだろうことが伺える。
敗戦を経験しなかった日本の姿として。
そして”自衛隊”が存在していない日本として。
新しい日本に、自衛隊は必要なかった。結局、元自衛隊員の手によって、自衛隊そのものが消滅したのだ。
この9年間で、自衛隊への世間の風当たりも更に強まった。特に「あたご」事故からこっち、海自への反発も厳しいものがある。”自衛隊”の存在そのものが、敗者日本を意識させるから厄介だ。
自衛隊無き日本。「アメリカの犬」に成り下がっていない日本。国際社会で誇りある存在の日本。
荒波へ向け出航する「みらい」ではなく、穏やかな海へ出航する「みらい」を、かいじ先生はずっと描きたかったに違いない。
それはとりもなおさず、草加が思い望み志し託した「ZIPANG」に他ならない。
歴史の中の”特異点”として、日本の様子を60年以上も見守ることになった角松。
角松のその設定も、おそらく父・洋一郎を殺した時点で、構想していたのだろう。
「一つの世界に 複数の同一人物は 存在できない」
タイムスリップの新しき設定は、納得できることではある。
でも、生まれ変わって、後の「みらい」乗組員になる者たちは、所詮は角松が知っていた者たちではない。
”角松”の記憶がない。”自衛隊員”ですらない。
梅津は一佐ではなく、大佐なのだろうか。菊池や尾栗も三佐ではなく少佐。”三羽烏”なんて存在しなかったのだ。
でも航跡1と比べて、みんな少々若々しく描かれていること! 特に尾栗なんてクリクリ眼でカワイイw。
一番気になるのは、角松たちが前にいた世界で、「みらい」消滅により残された隊員の家族のこと。
角松の妻や子供の存在はどうなっているんだろう? 角松が今いる世界より60年は先行しているから、とっくに亡くなっているのだろうか。何度か家族を回想した角松だが、後半からは全く片鱗さえのぞかせない。
新生「みらい」を帽子で見送った後、車椅子に乗る後姿の角松。
今や90歳をゆうに超えているだろう。
草加が思い描いた、己が夢見た、新しい日本の姿を見届けて、もう何も思い残すことはないはずだ。
あのまま、左手から帽子が落ちて、海を眺めたまま、角松は永遠の眠りにおちたことだろう。
今度こそ安らかな眠りへと。
デニー・マツオカ、いや、角松洋介! ついに永遠の航海へ旅立つ!
倉田博士よりも大往生か。天晴れ!
噂では、”その後”の草加のことも描かれるそうだったが、草加拓海については結局何も触れられず。
しかし、本編からムリやりこじつけをしてやると。
3回も名前が出て、2回も写真が出てきた、桜井一彦がアヤしいw。
”さくらいかずひこ”の名前の中に、”くさか”の字が入っているのだw。
桜は葉桜ともなる。葉は緑の草ともなる。
草加のDNAが、何らかの形で、この桜井一彦に入っているのかもしれんw。
ところでデニー会長の秘書の方、髪型的に如月に似てる気がするが、もしや子孫だったりして?w
”未来”的に綺麗にまとまりはしたけれど、”作品”的には中途半端な感が否めない。
ワシントンへと送られる角松の眠りからこっち、伏線も展開も何もかも思いっきりワープさせて、凄まじい勢いで、無理やりに完結に持ち込んでしまったことが、一読者としては残念でたまらない^^;。
この突然のゴリ押しのこじつけ感は、かいじ先生の周辺に何かがあったとしか思えない。
今春のかいじ先生の骨折入院がきっかけで、早いトコ決着させたいと自ら望まれたのだろうか。
それとも、編集者やスタッフの思惑や事情で、今年中の終了を余儀なくされたのだろうか。
どちらにせよ、このままでは読者の満足感はくすぶりそうだ。
いつかは、”その後”の草加と、”戦後”の日本を、じっくりと描いていただきたいものだ。読みきりでもコミックス描き下ろしでもいいから。
でも草加が思い描いた新しい日本の姿「ジパング」を、漫画というフィクションの中とはいえ、最後まで読めたのは良かった。
敗戦国ではない戦後の日本。
広島には原爆ドームもない。自衛隊もない。日本国内に米軍基地もない。もちろん沖縄にも基地はない。思いやり予算だってないハズだ。
今の日本が抱えている、もろもろの疑問や問題点が、新生日本ではすべて解決されているだろう。
かいじ先生も、私も、夢見た日本の姿。できることなら、そっちの世界へ飛んでいきたい。
かわぐちかいじ先生。
最も雄大な夢を紙面で実現してくださって、ありがとうございます!
魅力あふれるキャラクターを生み出してくださって、とても楽しかったし面白かったです。
9年3ヵ月におよぶ長き航海、お疲れ様でした。
心から深く感謝いたしますm(__)m。
来春スタートの次期連載作品も楽しみにしております。
 ̄
余談。
最終話を読んで真っ先に浮かんだのが、劇場版『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』の煽り文句「すべては、振り出しにもどる。」の言葉だ。
長い航海を終えたものの、結局は1話の始まりと同じ設定に戻った『ジパング』。
もちろんキャラクターも状況も世界観も違うが、見た目は同じに見える。
長い間歴史を見守ってきた角松は、さしずめキリコと同じ境遇だろうか。
どちらも”特異点”であり、どちらも深い孤独を抱えている。
「オレ一人のはずはないと信じている」
角松もキリコと同じように、同胞を無意識に求めてきたのだろうか。
失われるはずの命を角松によって救われた草加も、同じ存在だとは考えられないだろうか。
だとしたら、この広い宇宙の中で、草加拓海も別の形で存在しているのかもしれない。
たとえそれが、”宇宙人”として扱われていたとしてもだw。
『ボトムズ』は25年経った今でも、続編が作られようとしている。
『ジパング』は10年弱。まだまだ続編や外伝が作られる余地は残っている。
2作品の明確な共通点は、女があまり出てこないことかなw。
それと、其々のアニメ主題歌の歌詞に「あした」と「みらい」が含まれているのも興味深い。『ジパング』では「未来」=「tomorrow」と読ませていた。どちらの作品も”終わらない”ものであって欲しい。
DC公演 a Suite A
2009年11月8日 舞台演劇ドラマティック・カンパニー公演『a Suite(ア・スイート)』A公演を観てきた。
チケットありがとうございます!
夏の親子劇場で何度も訪れたDCの小さなアトリエ。公演用に大胆に模様替えされていた。
2階が物販コーナー&待機場所になっていて、花壇や差し入れで飾られている。CD-ROM写真集を購入。DCのTシャツもニューバージョン。
1階は靴を脱がなくてオッケー。座席はL字型に作られ、装置はホテルの居間とバーカウンター。ステージ上を歩けるのにビックリしたが、後で絨毯を丸めて取り外していた。
そして観客をあたたかく迎えて進行してくれるDCメンバーは、コンシェルジュやポーターやメイドなどホテル風衣装でムードいっぱい。
今回は久しぶりのニール・サイモンの翻訳劇。ホテルを舞台にしたオムニバスで、『ロンドン・スイート』から三編を上演。
私も昔は勘違いしていたが、「sweet room」ならぬ「suite room(スイートルーム)」を舞台のワンシチュエーション劇である。
I. 『帰国』出演:土井美加(客演)×江口美里 演出:水下きよし
母娘モノとして、多少なりとも共鳴しつつ楽しめた。母親から”女”の一面を見せる母を、羨ましくも頼もしく見守る娘。キュートな母を演じる土井さんの好演が光る。
それにしてもアノ箱やら紙袋やらは、どこから手に入れたのだろう?テーブルに積み上げられた箱のせいで、ソファ側が死角になるとは思わなかった^^;。いっそ手を伸ばして、箱を床に飛ばしたい気分にw。
II. 『清算』出演:中尾隆聖×関俊彦 演出:藤田淑子
さすが息ぴったりのお二人だが、劇中の関係性を考えると、繋がりすぎるのもいかがなものかw。実年齢相応の計算通りのハマリ役だが、二人が役を交換しても面白いかもしれない。シチュエーション的に客を緊張させるが、関さんがあまりの至近距離で客席に寄って来られると、緊張感以上のドギマギ感を味わって目も合わせられない(*^。^*)。
関さんの髪染めは久しぶりだが、外人を演じられる飛田さんみたいだった(^^)。興奮して喋る時に手足を大きく動かしてしまうのは、関さんの癖だろうか。客席と近いので腹から声を出されていないのか、中尾さんの声が一部聴き取れなかった。しかも重要な台詞が!^^;
次の観劇はやっとこのB公演。『床の男』ではあの狭い空間に5人なので興味津々。
中尾さんの告知で、来年は鈴舟さんとの合同公演になるとか。今月の鈴舟『ベイビー・フェイス』は美代子の部屋の回を取ったが、鈴舟さんとならサンモールで上演していただきたい。今年よりは間口が広がるだろう。でもDCさんには、専任の演出家さんや座付作家さんがおられないのだなぁと寂しくも思ったり。
来年2月の中尾さん演出のNAO-TA!プロデュース『rit.』が面白そう。ちびまる子ちゃん&たまちゃんw。真仁さんも久々に観たいな。
チケットありがとうございます!
夏の親子劇場で何度も訪れたDCの小さなアトリエ。公演用に大胆に模様替えされていた。
2階が物販コーナー&待機場所になっていて、花壇や差し入れで飾られている。CD-ROM写真集を購入。DCのTシャツもニューバージョン。
1階は靴を脱がなくてオッケー。座席はL字型に作られ、装置はホテルの居間とバーカウンター。ステージ上を歩けるのにビックリしたが、後で絨毯を丸めて取り外していた。
そして観客をあたたかく迎えて進行してくれるDCメンバーは、コンシェルジュやポーターやメイドなどホテル風衣装でムードいっぱい。
今回は久しぶりのニール・サイモンの翻訳劇。ホテルを舞台にしたオムニバスで、『ロンドン・スイート』から三編を上演。
私も昔は勘違いしていたが、「sweet room」ならぬ「suite room(スイートルーム)」を舞台のワンシチュエーション劇である。
I. 『帰国』出演:土井美加(客演)×江口美里 演出:水下きよし
母娘モノとして、多少なりとも共鳴しつつ楽しめた。母親から”女”の一面を見せる母を、羨ましくも頼もしく見守る娘。キュートな母を演じる土井さんの好演が光る。
それにしてもアノ箱やら紙袋やらは、どこから手に入れたのだろう?テーブルに積み上げられた箱のせいで、ソファ側が死角になるとは思わなかった^^;。いっそ手を伸ばして、箱を床に飛ばしたい気分にw。
II. 『清算』出演:中尾隆聖×関俊彦 演出:藤田淑子
さすが息ぴったりのお二人だが、劇中の関係性を考えると、繋がりすぎるのもいかがなものかw。実年齢相応の計算通りのハマリ役だが、二人が役を交換しても面白いかもしれない。シチュエーション的に客を緊張させるが、関さんがあまりの至近距離で客席に寄って来られると、緊張感以上のドギマギ感を味わって目も合わせられない(*^。^*)。
関さんの髪染めは久しぶりだが、外人を演じられる飛田さんみたいだった(^^)。興奮して喋る時に手足を大きく動かしてしまうのは、関さんの癖だろうか。客席と近いので腹から声を出されていないのか、中尾さんの声が一部聴き取れなかった。しかも重要な台詞が!^^;
次の観劇はやっとこのB公演。『床の男』ではあの狭い空間に5人なので興味津々。
中尾さんの告知で、来年は鈴舟さんとの合同公演になるとか。今月の鈴舟『ベイビー・フェイス』は美代子の部屋の回を取ったが、鈴舟さんとならサンモールで上演していただきたい。今年よりは間口が広がるだろう。でもDCさんには、専任の演出家さんや座付作家さんがおられないのだなぁと寂しくも思ったり。
来年2月の中尾さん演出のNAO-TA!プロデュース『rit.』が面白そう。ちびまる子ちゃん&たまちゃんw。真仁さんも久々に観たいな。
映画 華鬼 三部作 東京完成披露試写会
2009年11月7日 映画映画『華鬼 三部作』東京完成披露試写会へ行ってきた。
公開してから1本ずつ観に行こうかと思ってたが、3本一挙上映して舞台挨拶も観れるなら、これに越したことはない。
12時にスタートし、合間に10分ずつ休憩が入ったとはいえ、全部終わったのが18時。6時間も会場にいて、さすがに疲れがきた^^;。
でも映画の内容は、キャストの魅力も発揮され、学園ファンタジーとして予想以上に面白かった。
原作は未読なハズだが、ストーリー的にデジャブ感覚で、どこかで少し読んだようにも思う。
刻印を持つ”鬼の花嫁”の少女たちと、美しくも冷酷な鬼たちとが学園を舞台に織り成す三部作。3つの視点で話が進み、一つに繋がる作品。単品だけでも楽しめるが、やはり3本全部観たほうがいいだろう。
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第1部 華鬼×神無編
神無(かんな)が、”鬼頭”の華鬼(かき)の花嫁だからこそ起こる事件の数々。”鬼の刻印”があるため、幼い頃から様々な虐待を受けてきた神無。”鬼頭”であるゆえ、何度も命を狙われてきた華鬼。心も体も傷ついてきた者同士。最初は憎しみや殺意を抱いた二人だが、互いの痛みを分かり合えた時に、共に傍にいたいと思った。切ないけど、清らかでみずみずしい。
荒木宏文も、逢沢りなも、あまり喋らず表情だけで魅せる役どころ。りなさんは、笑顔さえ見せないが、目の訴えが印象的。
この二人の欝なやり取りよりも、神無を守る庇護翼の3人が其々の思いを見せて、優しくも頼もしい。包容力の細貝圭が白衣でツボv。ムードメーカーの栩原楽人、クールなエセ関西弁の渡辺大輔も好感。
華鬼の敵が二人。荒木宏文と三浦力の闘いに、理央様とゲキバイオレットをカブらせるw。しっかし悪いヤツだな~w村井良大。アラヤンと良大の対決は、かなりの迫力と緊張感。アラヤン、決めるぜ!
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第2部 麗二×もえぎ編
人間より寿命が少し長いという”鬼”は、ヴァンパイアと似てる面もありそう。20年前に麗二のもとへ嫁がされたもえぎを描いたオリジナル。サバサバと明るいもえぎのおかげで、前半はコメディとして笑える。封印された怪物が蘇り、鬼の花嫁が襲われる後半はややサスペンス・ホラー風。麗二に思いを寄せる使用人の伊織ともえぎの関係が愉快。いわゆるツンデレなもえぎだが、麗二に徐々に惹かれる過程が見どころ。国一は想像できるが、響はいったい幾つなんだ?^^;
細貝圭のソフトで甘い声音にシビれそう。川村ゆきえはとても女子高生には見えないがw、ですます調の骨太な声は愛嬌たっぷり。
三浦力はイイヤツだったじゃん。そしてここでも悪いヤツだな~w村井良大。
 ̄
第3部 響×桃子編
鬼にふられ続けて周囲からも孤立、嫉妬の矛先を神無に向ける桃子と響のラブストーリー(?)。桃子の孤独と苛立ち、感情の変化を丹念に画面で追う。ブスで過食で蹴りつける桃子と、おとなしい神無を対比。神無は胸ペチャだが、桃子の胸はデカいぞw。響と桃子の丁々発止の関係が、テリィとキャンディの初期のやり取りと重なってときめきそうw。いつの時代も危険な男は魅力的v。
加護亜依のビデオクリップかと思うほど、加護ちゃんの魅力いっぱい。ここでは何とイイヤツなのか~w村井良大。全編まんべんなく出る村井くんが影の主人公なんだろうw。
 ̄
全編通じて。”鬼ヶ里(きがさと)”って言いにくそうだな。高校のセーラー服がカワイイ。先生たちが素人っぽい。授業は真面目そうなのに、いいかげんな内容で笑える。響のマンガがだんだんマニアちっく。鬼たちが目を光らせるショットがカッコイーv。
EDで流れる+Plusの主題歌「笑顔の君に」は耳に残るイイ歌だが、本編にはちと爽やか過ぎるw。
 ̄
第2部と第3部の間に舞台挨拶。
先ずは、+Plusの4人が主題歌「笑顔の君に♪」を披露。客席から手拍子。その後、左手からキャスト&監督が登場。
登壇者左から、三浦力、栩原楽人、渡辺大輔、逢沢りな、荒木宏文(D-BOYS)、細貝圭、加護亜依、村井良大、寺内康太郎(監督)、+Plusの順。
川村さんがいないのが残念。キャストの皆さん制服衣装で、アラヤンたちがシャツ裾をダラリと出す。三浦くんは見る度いつも制服だなぁw。大輔くんはコンタクトでイメチェン。細貝さんはもちろん白衣。
挨拶しながら、ライトが眩しくてしきりに目を手で覆って客席を見るアラヤン。
寺内監督は原作を読んでる方も意識されながら「1部は原作通り、2部はオリジナル、3部はエピローグ」「3部は1部より少し前、1部より後の話」と紹介。
アラヤンは二つのシーンで、切なくて印象的だったことを挙げるw。りなさんにマイクを向けて気を使うアラヤン。「リアルで大変だった」とりなさん。「ぶっ飛んだ想像力がもてたことが楽しかった」とアラヤン。
”鬼”の役について。細貝さんは最初「2本の角がある鬼と思い込んでいた」。村井くんも「制服着た学園もの」と聞いて驚いたが、「演じる上で鬼の片鱗が見えればいいな」と。
第1部大乱闘シーンでは「頑張った」「死ぬかと思った」「酸欠」と3人。1回休憩が入ったという。
対決シーンは朝4時までかかって、スタッフもフラフラになっていたとか。でもアラヤンのアイスの差し入れに結構喜んだメンバー。「ヒロインたちも待ち時間が長くて大変だった」と優しいアラヤン。
第2部の入浴シーンで、細貝さんは発熱していた上に温泉に水を入れられて寒かったという。”20年”の年齢差の演じ方の違いはと訊かれ「身に付けているもの」と答える細貝さん。
第3部では「村井くんが役に入り込んでいて凄かった」と加護さんと三浦くん。村井くんと加護さんは「やり辛かったわ」「劇中でバッカじゃないの!?と言ってたので」と、実際は息が合わなかった感じw。でも「桃子は人間らしくて可愛いキャラ」「傷つきやすい」とSMを匂わせるやり取りに笑い。
オール石川ロケでは、アラヤンが弾けたように「すっげえ!楽しかった!」と空き時間が充実していたことを強調。ホテルじゃない所に泊まったのも特に楽しかったとか。
抽選会。男子がメイキングDVDやクリアファイルを、女子がポスターを手に持つ。抽選箱ではなく、座席表を見て自由に座席番号を言う方式。当選者は壇上で賞品を直接貰ってお話もできた。
マスコミによるフォトセッション。13人が集まりメイン5人が跪いて、アラヤンの前にデンとポスター。細貝さんの肩を抱いたり背後でVサインをする茶目っ気たっぷりの大輔くん。アラヤンから時おり「ハハハハハ…」と怪しい笑いが飛び出て、客席まで吹き出すw。
+Plusが抜けて9人になると、全員立って撮影。アラヤンの笑い声には反応しない監督w。ムービーでは手を振るキャスト。アラヤンから「おーい!」コール。
もといた位置に戻って、ひと言ずつ挨拶。アラヤンから「俳優人生をかけた作品」「3部を届けられるのが嬉しい」という言葉が出た。
その後なぜか、一人ずつ袖にはけて、結局、大輔くんだけ残してみんなハケる。ポツンと残された大輔くんは「かまへんかまへん」と言いながら複雑そうw。
そこへサプライズ・ケーキをもってみんなが登場。アラヤンが「ハッピー・バースデイ♪」を唄い、会場みんなで「おめでとう!」のお祝いコール。確かに抽選会で「D-27」を強調してたもんねw。昨日誕生日を迎えた大輔くんは「27歳は自分の限界を超えようと。新しい自分を発見したい」と抱負を語った。
拍手の中、皆さんがにこやかに退場。大輔くんにはおめでとう!コールが絶えず。
休憩時間中、D-BOYS『鴉10後夜祭』の話題がモレ聞こえていたが、何とか夜公演は取れた。昼が第一希望だったのにな。でもこれでアラヤンをまた拝めそう。
公開してから1本ずつ観に行こうかと思ってたが、3本一挙上映して舞台挨拶も観れるなら、これに越したことはない。
12時にスタートし、合間に10分ずつ休憩が入ったとはいえ、全部終わったのが18時。6時間も会場にいて、さすがに疲れがきた^^;。
でも映画の内容は、キャストの魅力も発揮され、学園ファンタジーとして予想以上に面白かった。
原作は未読なハズだが、ストーリー的にデジャブ感覚で、どこかで少し読んだようにも思う。
刻印を持つ”鬼の花嫁”の少女たちと、美しくも冷酷な鬼たちとが学園を舞台に織り成す三部作。3つの視点で話が進み、一つに繋がる作品。単品だけでも楽しめるが、やはり3本全部観たほうがいいだろう。
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第1部 華鬼×神無編
神無(かんな)が、”鬼頭”の華鬼(かき)の花嫁だからこそ起こる事件の数々。”鬼の刻印”があるため、幼い頃から様々な虐待を受けてきた神無。”鬼頭”であるゆえ、何度も命を狙われてきた華鬼。心も体も傷ついてきた者同士。最初は憎しみや殺意を抱いた二人だが、互いの痛みを分かり合えた時に、共に傍にいたいと思った。切ないけど、清らかでみずみずしい。
荒木宏文も、逢沢りなも、あまり喋らず表情だけで魅せる役どころ。りなさんは、笑顔さえ見せないが、目の訴えが印象的。
この二人の欝なやり取りよりも、神無を守る庇護翼の3人が其々の思いを見せて、優しくも頼もしい。包容力の細貝圭が白衣でツボv。ムードメーカーの栩原楽人、クールなエセ関西弁の渡辺大輔も好感。
華鬼の敵が二人。荒木宏文と三浦力の闘いに、理央様とゲキバイオレットをカブらせるw。しっかし悪いヤツだな~w村井良大。アラヤンと良大の対決は、かなりの迫力と緊張感。アラヤン、決めるぜ!
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第2部 麗二×もえぎ編
人間より寿命が少し長いという”鬼”は、ヴァンパイアと似てる面もありそう。20年前に麗二のもとへ嫁がされたもえぎを描いたオリジナル。サバサバと明るいもえぎのおかげで、前半はコメディとして笑える。封印された怪物が蘇り、鬼の花嫁が襲われる後半はややサスペンス・ホラー風。麗二に思いを寄せる使用人の伊織ともえぎの関係が愉快。いわゆるツンデレなもえぎだが、麗二に徐々に惹かれる過程が見どころ。国一は想像できるが、響はいったい幾つなんだ?^^;
細貝圭のソフトで甘い声音にシビれそう。川村ゆきえはとても女子高生には見えないがw、ですます調の骨太な声は愛嬌たっぷり。
三浦力はイイヤツだったじゃん。そしてここでも悪いヤツだな~w村井良大。
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第3部 響×桃子編
鬼にふられ続けて周囲からも孤立、嫉妬の矛先を神無に向ける桃子と響のラブストーリー(?)。桃子の孤独と苛立ち、感情の変化を丹念に画面で追う。ブスで過食で蹴りつける桃子と、おとなしい神無を対比。神無は胸ペチャだが、桃子の胸はデカいぞw。響と桃子の丁々発止の関係が、テリィとキャンディの初期のやり取りと重なってときめきそうw。いつの時代も危険な男は魅力的v。
加護亜依のビデオクリップかと思うほど、加護ちゃんの魅力いっぱい。ここでは何とイイヤツなのか~w村井良大。全編まんべんなく出る村井くんが影の主人公なんだろうw。
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全編通じて。”鬼ヶ里(きがさと)”って言いにくそうだな。高校のセーラー服がカワイイ。先生たちが素人っぽい。授業は真面目そうなのに、いいかげんな内容で笑える。響のマンガがだんだんマニアちっく。鬼たちが目を光らせるショットがカッコイーv。
EDで流れる+Plusの主題歌「笑顔の君に」は耳に残るイイ歌だが、本編にはちと爽やか過ぎるw。
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第2部と第3部の間に舞台挨拶。
先ずは、+Plusの4人が主題歌「笑顔の君に♪」を披露。客席から手拍子。その後、左手からキャスト&監督が登場。
登壇者左から、三浦力、栩原楽人、渡辺大輔、逢沢りな、荒木宏文(D-BOYS)、細貝圭、加護亜依、村井良大、寺内康太郎(監督)、+Plusの順。
川村さんがいないのが残念。キャストの皆さん制服衣装で、アラヤンたちがシャツ裾をダラリと出す。三浦くんは見る度いつも制服だなぁw。大輔くんはコンタクトでイメチェン。細貝さんはもちろん白衣。
挨拶しながら、ライトが眩しくてしきりに目を手で覆って客席を見るアラヤン。
寺内監督は原作を読んでる方も意識されながら「1部は原作通り、2部はオリジナル、3部はエピローグ」「3部は1部より少し前、1部より後の話」と紹介。
アラヤンは二つのシーンで、切なくて印象的だったことを挙げるw。りなさんにマイクを向けて気を使うアラヤン。「リアルで大変だった」とりなさん。「ぶっ飛んだ想像力がもてたことが楽しかった」とアラヤン。
”鬼”の役について。細貝さんは最初「2本の角がある鬼と思い込んでいた」。村井くんも「制服着た学園もの」と聞いて驚いたが、「演じる上で鬼の片鱗が見えればいいな」と。
第1部大乱闘シーンでは「頑張った」「死ぬかと思った」「酸欠」と3人。1回休憩が入ったという。
対決シーンは朝4時までかかって、スタッフもフラフラになっていたとか。でもアラヤンのアイスの差し入れに結構喜んだメンバー。「ヒロインたちも待ち時間が長くて大変だった」と優しいアラヤン。
第2部の入浴シーンで、細貝さんは発熱していた上に温泉に水を入れられて寒かったという。”20年”の年齢差の演じ方の違いはと訊かれ「身に付けているもの」と答える細貝さん。
第3部では「村井くんが役に入り込んでいて凄かった」と加護さんと三浦くん。村井くんと加護さんは「やり辛かったわ」「劇中でバッカじゃないの!?と言ってたので」と、実際は息が合わなかった感じw。でも「桃子は人間らしくて可愛いキャラ」「傷つきやすい」とSMを匂わせるやり取りに笑い。
オール石川ロケでは、アラヤンが弾けたように「すっげえ!楽しかった!」と空き時間が充実していたことを強調。ホテルじゃない所に泊まったのも特に楽しかったとか。
抽選会。男子がメイキングDVDやクリアファイルを、女子がポスターを手に持つ。抽選箱ではなく、座席表を見て自由に座席番号を言う方式。当選者は壇上で賞品を直接貰ってお話もできた。
マスコミによるフォトセッション。13人が集まりメイン5人が跪いて、アラヤンの前にデンとポスター。細貝さんの肩を抱いたり背後でVサインをする茶目っ気たっぷりの大輔くん。アラヤンから時おり「ハハハハハ…」と怪しい笑いが飛び出て、客席まで吹き出すw。
+Plusが抜けて9人になると、全員立って撮影。アラヤンの笑い声には反応しない監督w。ムービーでは手を振るキャスト。アラヤンから「おーい!」コール。
もといた位置に戻って、ひと言ずつ挨拶。アラヤンから「俳優人生をかけた作品」「3部を届けられるのが嬉しい」という言葉が出た。
その後なぜか、一人ずつ袖にはけて、結局、大輔くんだけ残してみんなハケる。ポツンと残された大輔くんは「かまへんかまへん」と言いながら複雑そうw。
そこへサプライズ・ケーキをもってみんなが登場。アラヤンが「ハッピー・バースデイ♪」を唄い、会場みんなで「おめでとう!」のお祝いコール。確かに抽選会で「D-27」を強調してたもんねw。昨日誕生日を迎えた大輔くんは「27歳は自分の限界を超えようと。新しい自分を発見したい」と抱負を語った。
拍手の中、皆さんがにこやかに退場。大輔くんにはおめでとう!コールが絶えず。
休憩時間中、D-BOYS『鴉10後夜祭』の話題がモレ聞こえていたが、何とか夜公演は取れた。昼が第一希望だったのにな。でもこれでアラヤンをまた拝めそう。
ドラえもん/ポケモンDP/犬夜叉
2009年11月6日 アニメ声優漫画TVアニメ声優まとめて。
10/23(金)『ドラえもん』
「あの窓にさようなら」のサブタイを見ただけで、これは関さんが出るゾ!と予想した通り(^o^)。
時代は昭和か。遠くに行く恋人ヒデキに、一目でも会いたいと願うモモエ。ヒデキとモモエって(笑)。モモエの兄の声で、関俊彦がゲスト。”モモ”絡みでモモタロス風な頑固で威勢のイイ声だが、最後にちゃんと兄の優しさも見せる。TVstationでは”父”とあったが、兄に変更したんだろうか。ラジオで共演した関智一@スネ夫とはあまり絡みなし。
前週は遊佐浩二がゲストだったが、電王声優の起用を続けるのだろうか?w
11/6(木)『ポケットモンスター DP』
「赤い鎖!ギンガ団始動!!」いよいよ新シリーズ突入か。
ハンサムは伊達ではない!w 国際警察のハンサム@てらそままさきが三度登場。ギンガ団のタタラ製鉄所に潜入するも、結局ムサシやコジロウと共に捕らわれる。ハンサムとコジロウの会話は、キンタロスとジークの絡みにも聞こえなくはないw。
サトシたちの協力もあり、製鉄所の真相に迫るハンサムだが、思った以上に手強く策謀的だったギンガ団。シンオウ時空伝説の謎とは? ストーリー的にも面白くなってきた。次週スペシャルにもハンサム続投。
10/24(土)『犬夜叉 完結編』第4話
刀鍛冶の刀秋の声で、飛田展男がゲスト。よこしまで執拗な人間で、完成させた妖刀・奪鬼のパワーで犬夜叉と対決。怪物へと変身していくごとに、人間らしい柔らかな声から、どんどんモンスター声へと凄みを増す。飛田さんお得意の使い分けv。結局は自滅する刀秋だが、犬夜叉の鉄砕牙に竜鱗の影響を与えたようだ。
魍魎丸@てらそままさきは、何度も何度でも出てくることw。真殿光昭もしばらくレギュラーか。
 ̄ ̄ ̄
今日は飛田展男さんのお誕生日。
ついに50代へ突入v。おめでとうございま~す!\(^o^)/
10/23(金)『ドラえもん』
「あの窓にさようなら」のサブタイを見ただけで、これは関さんが出るゾ!と予想した通り(^o^)。
時代は昭和か。遠くに行く恋人ヒデキに、一目でも会いたいと願うモモエ。ヒデキとモモエって(笑)。モモエの兄の声で、関俊彦がゲスト。”モモ”絡みでモモタロス風な頑固で威勢のイイ声だが、最後にちゃんと兄の優しさも見せる。TVstationでは”父”とあったが、兄に変更したんだろうか。ラジオで共演した関智一@スネ夫とはあまり絡みなし。
前週は遊佐浩二がゲストだったが、電王声優の起用を続けるのだろうか?w
11/6(木)『ポケットモンスター DP』
「赤い鎖!ギンガ団始動!!」いよいよ新シリーズ突入か。
ハンサムは伊達ではない!w 国際警察のハンサム@てらそままさきが三度登場。ギンガ団のタタラ製鉄所に潜入するも、結局ムサシやコジロウと共に捕らわれる。ハンサムとコジロウの会話は、キンタロスとジークの絡みにも聞こえなくはないw。
サトシたちの協力もあり、製鉄所の真相に迫るハンサムだが、思った以上に手強く策謀的だったギンガ団。シンオウ時空伝説の謎とは? ストーリー的にも面白くなってきた。次週スペシャルにもハンサム続投。
10/24(土)『犬夜叉 完結編』第4話
刀鍛冶の刀秋の声で、飛田展男がゲスト。よこしまで執拗な人間で、完成させた妖刀・奪鬼のパワーで犬夜叉と対決。怪物へと変身していくごとに、人間らしい柔らかな声から、どんどんモンスター声へと凄みを増す。飛田さんお得意の使い分けv。結局は自滅する刀秋だが、犬夜叉の鉄砕牙に竜鱗の影響を与えたようだ。
魍魎丸@てらそままさきは、何度も何度でも出てくることw。真殿光昭もしばらくレギュラーか。
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今日は飛田展男さんのお誕生日。
ついに50代へ突入v。おめでとうございま~す!\(^o^)/
雪月花 発売記念イベント
2009年11月5日 イベント夜から『雪月花』発売記念イベントへ行ってきた。
Studio Lifeのjunior7同期6人がユニットを組んで出したCDイベント。
入場順抽選は中ほど。80番位は用意してたのだろうが、実際集まったのは60人程か。
9階まで階段昇りかと思いきや、エレベーター使わせてくれるし。会場内は椅子じゃなく床座り。
撮影会という内容だったので、撮影だけなら10分位で終わるかなと思いきや、その前にトークを30分近くやってくれて、これが結構面白かった(^o^)。
MCはソニーミュージックのプロデューサー。メンバーのことを知り尽くしていて、トークを盛り上げること。CDのキャッチフレーズはこの方が作られたという。
ステージ左から、リーダーの大沼亮吉・三上俊・荒木健太朗・松本慎也・吉田隆太・関戸博一の順。
お客もアニメイトには縁がない人が多いが、池袋に来たことがあるか?の質問に、ポスター貼りにきたと隆太くん、大学が西池袋だったという関戸くん。
初めてのCDデビューにちなみ、「初めて」についての質問尽くし。
初めてのレコーディングでは、「じゃあもう一回やってみよう」に戸惑ったという吉田くん。「プロの歌手」を意識したという三上くん。
踊りも踊ることに「衝撃的」だったという松本くんだが、みんなコマ送りしながら踊りに慣れていったようw。
ジャケット&DVD撮影で、初の海外を体験した大沼くんは「朝一番乗り」になる程高揚していたそうだ。
タイでは小象にエサをあげられるそうだが、口に直接エサをあげようとして腕までパクリとされたという大沼くん。次はアンコールワットに行ってみたいという関戸くんは、前世がタイだと言うほど現地で生き生きしてたとか。
初の音楽雑誌掲載(PatiPatiの101ページ)で、「皆さんの声の特徴は?と聞かれたのが新鮮だった」と吉田くん。「これから音楽でやっていくんだなと実感がわいた」という荒木くん。いずれは「関口宏氏のフレンドパーク」を夢みる吉田くん。
初めての宿題ということで、メンバーがメンバーに考えてきたキャッチフレーズを披露。どれもこれもマトを獲ていて可笑しい。
関戸くん「寝起き以外は優等生」←松本くん曰く「二日酔いの関戸はポンコツ」w
吉田くん「ミスター乙女」←大沼くん曰く「男性と接してる感覚がない」w 『十二夜』では出番前の袖で、荒木くんの二の腕を触ってるらしいw。岡田将生が好きなオトメンw。
松本くん「主役とキッス」←荒木くん曰く「主役の相手とキスするシーンが多い」「やわらかい」ってw。
荒木くん「ゲゲゲのケンタロウ」←吉田くん曰く「前髪が長い」「美しかった」
三上くん「華やかに、ドM。」←関戸くんのリクで、クルっと回って横向きでポーズして「三上俊です」と三上くん。
大沼くん「外はカリカリ 中はフワフワ」←三上くん曰く「見た目とのギャップが大きい」「つきあうほどカワイイ」
サインポスターが当たる抽選会。番号を引くも人がいなくカラ番ばかり。
何とここで、お手洗いに行きたいと吉田くんが礼儀正しく退場。イベント中にお手洗いに行った人を、15年間のアニメイトイベントで初めて見た!(笑)でも可愛いからよし。戻ってきた吉田くんに「おかえり~」コールがいっぱいw。その間、抽選会も終わったし。
一列ずつでスタートの撮影会。動画NG、販売NG、ネットにあげないのが条件。
終わりの合図はプパプパ…。「こちらお願いしま~す」と気分はマスコミ撮影w。1分もかからず終了。お礼を言って退出した。
撮れればいいので、思わぬトークだけでお腹いっぱいのイベントだった。
CD『雪月花』はもちろん聞いたが、3番目の「月夜はLa・Li・La」が好きかな。
12月にclub LIFEのスペシャル・クルーズ・パーティがあるので、そこでも楽しめそうだ。
ついでに、Ashの『01 White』CDを引き取ってきた。こちらも来週発売記念イベントがある。
Studio Lifeのjunior7同期6人がユニットを組んで出したCDイベント。
入場順抽選は中ほど。80番位は用意してたのだろうが、実際集まったのは60人程か。
9階まで階段昇りかと思いきや、エレベーター使わせてくれるし。会場内は椅子じゃなく床座り。
撮影会という内容だったので、撮影だけなら10分位で終わるかなと思いきや、その前にトークを30分近くやってくれて、これが結構面白かった(^o^)。
MCはソニーミュージックのプロデューサー。メンバーのことを知り尽くしていて、トークを盛り上げること。CDのキャッチフレーズはこの方が作られたという。
ステージ左から、リーダーの大沼亮吉・三上俊・荒木健太朗・松本慎也・吉田隆太・関戸博一の順。
お客もアニメイトには縁がない人が多いが、池袋に来たことがあるか?の質問に、ポスター貼りにきたと隆太くん、大学が西池袋だったという関戸くん。
初めてのCDデビューにちなみ、「初めて」についての質問尽くし。
初めてのレコーディングでは、「じゃあもう一回やってみよう」に戸惑ったという吉田くん。「プロの歌手」を意識したという三上くん。
踊りも踊ることに「衝撃的」だったという松本くんだが、みんなコマ送りしながら踊りに慣れていったようw。
ジャケット&DVD撮影で、初の海外を体験した大沼くんは「朝一番乗り」になる程高揚していたそうだ。
タイでは小象にエサをあげられるそうだが、口に直接エサをあげようとして腕までパクリとされたという大沼くん。次はアンコールワットに行ってみたいという関戸くんは、前世がタイだと言うほど現地で生き生きしてたとか。
初の音楽雑誌掲載(PatiPatiの101ページ)で、「皆さんの声の特徴は?と聞かれたのが新鮮だった」と吉田くん。「これから音楽でやっていくんだなと実感がわいた」という荒木くん。いずれは「関口宏氏のフレンドパーク」を夢みる吉田くん。
初めての宿題ということで、メンバーがメンバーに考えてきたキャッチフレーズを披露。どれもこれもマトを獲ていて可笑しい。
関戸くん「寝起き以外は優等生」←松本くん曰く「二日酔いの関戸はポンコツ」w
吉田くん「ミスター乙女」←大沼くん曰く「男性と接してる感覚がない」w 『十二夜』では出番前の袖で、荒木くんの二の腕を触ってるらしいw。岡田将生が好きなオトメンw。
松本くん「主役とキッス」←荒木くん曰く「主役の相手とキスするシーンが多い」「やわらかい」ってw。
荒木くん「ゲゲゲのケンタロウ」←吉田くん曰く「前髪が長い」「美しかった」
三上くん「華やかに、ドM。」←関戸くんのリクで、クルっと回って横向きでポーズして「三上俊です」と三上くん。
大沼くん「外はカリカリ 中はフワフワ」←三上くん曰く「見た目とのギャップが大きい」「つきあうほどカワイイ」
サインポスターが当たる抽選会。番号を引くも人がいなくカラ番ばかり。
何とここで、お手洗いに行きたいと吉田くんが礼儀正しく退場。イベント中にお手洗いに行った人を、15年間のアニメイトイベントで初めて見た!(笑)でも可愛いからよし。戻ってきた吉田くんに「おかえり~」コールがいっぱいw。その間、抽選会も終わったし。
一列ずつでスタートの撮影会。動画NG、販売NG、ネットにあげないのが条件。
終わりの合図はプパプパ…。「こちらお願いしま~す」と気分はマスコミ撮影w。1分もかからず終了。お礼を言って退出した。
撮れればいいので、思わぬトークだけでお腹いっぱいのイベントだった。
CD『雪月花』はもちろん聞いたが、3番目の「月夜はLa・Li・La」が好きかな。
12月にclub LIFEのスペシャル・クルーズ・パーティがあるので、そこでも楽しめそうだ。
ついでに、Ashの『01 White』CDを引き取ってきた。こちらも来週発売記念イベントがある。
Studio Life音楽劇 十二夜 αチーム
2009年11月4日 舞台演劇Studio Life音楽劇『十二夜』α(アルファ)チームを観てきた。
ウィークデイマチネ割引席。それでも空席がチラホラ。
コーラス隊の篠田さんと冨士さんに加わって、物販に松本さん、雪月花コーナーに大沼さん。本編には出ないのでロビー参加のみか。
スタジオライフの古株が揃ったαチーム。好みもあるだろうが、ひと言でいうなら、”カワユイ”βと比べて、αは”キモコユイ”芝居だった^^;。
ストーリーは同じなのに、キャストが変わるだけで、こうも退屈で面白味のない舞台となってしまうのか。ドキドキワクワク感が起こらない。度々、眠気をもよおして、何度も意識がストップしそうになった^^;。
キャラクターにあまり魅力が感じられない。全チーム共通のキャストもいるが、その持ち味はβですでに把握している。βとは違った新しく楽しい発見をキャストから探したいのだ。
楽曲も二度目となると、そろそろ耳に飽きがくる。元々既成のメロディーをアレンジし、『夏の夜の夢』のメロディラインそっくりだから、新鮮味もインパクトもあまりない。歌唱力のある俳優もいるし、皆そこそこに唄えてはいるが、心に響くような歌声まではいかない。
冒頭とラストの賑やかなダンスや劇中の踊りも、場面を作り出す効果はあっても、若い人達の溌剌とした躍動に感じた心のときめきまでは引き出せない。
顔、表情、動きに至るまで、古参メンバーは歳を取ったなとつくづく思う。
ヴァイオラ@山本芳樹は既に声そのものが低くて、外見共に女役にはムリがある。特に冒頭のドレス姿は仮装行列と化し、わざとらしい演技も見ていて辛かった。後半は台詞が少なくなり、徐々に目には慣れていったけど。
オリヴィア@舟見和利の女性役も飽きてきたが、途中から弾けておきゃんになった表情は可愛く見える。久しぶりに舟見さんの明るい笑い顔を見られてホッとした。
マライア@石飛幸治は、心が乙女なのは繊細な表情からも分るが、外見がデカ女でキモいのが残念。
及川健は女性役だと可愛いく見えるが、久しぶりの男性役だと、ただのメガネ小僧w。
笠原浩夫のサー・トービーに期待していたが、暴走族風の頭髪からして似合わない。セクシーな顔からコミカルな演技が飛び出して愉快だが、時おり見せるシリアスな顔のほうが印象的。どちらかというと、βチームの公爵廷臣役のほうが輝いていたかも。
でも笠原さんと及川さんが舞台で並ぶのを見ると、感慨がおきるのはファンの欲目だろう。
フェステの山崎康一は、左手を失くしたせむし男という設定か。この前見た倉本さんは左手をどうしていたっけ? 歩くのにもバランスが取り難いし、役作りの上では山崎さんのほうが分り易い。
αのコーラス隊は、スズメではなくハトぽっぽ。3人の中で林勇輔の歌声が一番目立つが、クルクル目に尻突き出す動作など、演技がクドくて濃ゆいw。
マルヴォーリオが出てくると眠気が増してきてしまう。客演の坂本岳大には悪いが、高圧的で身の程知らずで下品で馬鹿丸出しなマルヴォーが私は一番キライらしい^^;。
で、セバスチャンが私の一番のお気に入りのようだv。奥田努が出ると途端に目が冴えてしまった。関戸さんも奥田さんもなぜか格好良く見えてしまうのはw、あのピンクの衣装と、知的で活動的で純情な少年ぶりが好みなのだろう。
最後に全員が出揃って二列に並ぶが、ハッピーな者たちが後ろに、アンハッピーな者や脇の者たちが前列なのは、光と影の”人生”を暗示しているのだろうか。
一枚絵の時、一番奥にいた黒い衣装の人が見えなかったが、出てきたのはオリヴィアだった。
スタジオライフ25周年記念公演第1弾は、萩尾望都作品連鎖公演となる『トーマの心臓』×『訪問者』。『訪問者』はお初なので楽しみだ。銀河劇場じゃなく、紀伊國屋ホールなのも近くて良かった。
ウィークデイマチネ割引席。それでも空席がチラホラ。
コーラス隊の篠田さんと冨士さんに加わって、物販に松本さん、雪月花コーナーに大沼さん。本編には出ないのでロビー参加のみか。
スタジオライフの古株が揃ったαチーム。好みもあるだろうが、ひと言でいうなら、”カワユイ”βと比べて、αは”キモコユイ”芝居だった^^;。
ストーリーは同じなのに、キャストが変わるだけで、こうも退屈で面白味のない舞台となってしまうのか。ドキドキワクワク感が起こらない。度々、眠気をもよおして、何度も意識がストップしそうになった^^;。
キャラクターにあまり魅力が感じられない。全チーム共通のキャストもいるが、その持ち味はβですでに把握している。βとは違った新しく楽しい発見をキャストから探したいのだ。
楽曲も二度目となると、そろそろ耳に飽きがくる。元々既成のメロディーをアレンジし、『夏の夜の夢』のメロディラインそっくりだから、新鮮味もインパクトもあまりない。歌唱力のある俳優もいるし、皆そこそこに唄えてはいるが、心に響くような歌声まではいかない。
冒頭とラストの賑やかなダンスや劇中の踊りも、場面を作り出す効果はあっても、若い人達の溌剌とした躍動に感じた心のときめきまでは引き出せない。
顔、表情、動きに至るまで、古参メンバーは歳を取ったなとつくづく思う。
ヴァイオラ@山本芳樹は既に声そのものが低くて、外見共に女役にはムリがある。特に冒頭のドレス姿は仮装行列と化し、わざとらしい演技も見ていて辛かった。後半は台詞が少なくなり、徐々に目には慣れていったけど。
オリヴィア@舟見和利の女性役も飽きてきたが、途中から弾けておきゃんになった表情は可愛く見える。久しぶりに舟見さんの明るい笑い顔を見られてホッとした。
マライア@石飛幸治は、心が乙女なのは繊細な表情からも分るが、外見がデカ女でキモいのが残念。
及川健は女性役だと可愛いく見えるが、久しぶりの男性役だと、ただのメガネ小僧w。
笠原浩夫のサー・トービーに期待していたが、暴走族風の頭髪からして似合わない。セクシーな顔からコミカルな演技が飛び出して愉快だが、時おり見せるシリアスな顔のほうが印象的。どちらかというと、βチームの公爵廷臣役のほうが輝いていたかも。
でも笠原さんと及川さんが舞台で並ぶのを見ると、感慨がおきるのはファンの欲目だろう。
フェステの山崎康一は、左手を失くしたせむし男という設定か。この前見た倉本さんは左手をどうしていたっけ? 歩くのにもバランスが取り難いし、役作りの上では山崎さんのほうが分り易い。
αのコーラス隊は、スズメではなくハトぽっぽ。3人の中で林勇輔の歌声が一番目立つが、クルクル目に尻突き出す動作など、演技がクドくて濃ゆいw。
マルヴォーリオが出てくると眠気が増してきてしまう。客演の坂本岳大には悪いが、高圧的で身の程知らずで下品で馬鹿丸出しなマルヴォーが私は一番キライらしい^^;。
で、セバスチャンが私の一番のお気に入りのようだv。奥田努が出ると途端に目が冴えてしまった。関戸さんも奥田さんもなぜか格好良く見えてしまうのはw、あのピンクの衣装と、知的で活動的で純情な少年ぶりが好みなのだろう。
最後に全員が出揃って二列に並ぶが、ハッピーな者たちが後ろに、アンハッピーな者や脇の者たちが前列なのは、光と影の”人生”を暗示しているのだろうか。
一枚絵の時、一番奥にいた黒い衣装の人が見えなかったが、出てきたのはオリヴィアだった。
スタジオライフ25周年記念公演第1弾は、萩尾望都作品連鎖公演となる『トーマの心臓』×『訪問者』。『訪問者』はお初なので楽しみだ。銀河劇場じゃなく、紀伊國屋ホールなのも近くて良かった。
ミュージカル レ・ミゼラブル トーク&ライブ
2009年11月3日 舞台演劇ミュージカル『レ・ミゼラブル』ソワレを観てきた。3回目。
トーク&ライブがお目当てだが、自分のスケジュールがギリギリまで分らず、ギリギリになってチケット入手。ホントに最後の1枚でw、取るべくして取ったチケット。
ギリギリ席だったが、視界が遮られずに舞台はよく観えた。小西くん的にやっぱ下手側で正解。
『ジェーン・エア』以来に観る橋本さとしのジャン・バルジャン。
橋本バルジャンは実に人間臭いw。いつまでも若々しくて情熱的でセクシーで、猛進的だが慎重派で油断ならない存在。橋本さんのバルジャンからは、こってこての関西弁が聞こえてきそうだw。
コゼットを引き取る時、欲張りのテナルディエ夫婦と札束の駆け引きをやっていたのも痛快。舌打ちでもしそうな、やんちゃな橋本バルw。
「彼を帰して♪」では、優しさや切なさだけでなく怒りや訴えが歌に溢れていて、人間的で好感。色々な表情を見せる橋本バルはとにかく面白い。
橋本バルジャンに、新妻聖子エポニーヌと小西遼生マリウスの組み合わせだから、面白くないわけがないw。
一昨年の某所のトークショーが思い出されて、私にとってゴールデントリオなんだなとワクワクする。いっそこの3人で、ミュージカル『ジェーン・エア』の再演でもやらせたらどうだろう。松たか子さんも良かったが、新妻さんのジェーン・エアもぜひ聞いてみたいものだ。
新妻さん@エポは、前より更に色っぽくなった。マリウスの前でやたら胸をはだけているのも、やはりエポの切ない女心なんだと感じさせる。
そのマリウスもコゼットの前では、シャツを思いっきり開いて肌を見せる。ネクタイが曲がってて、恋にひたむきなマヌケな男の子を表現すると共に、逞しい男ぶりを見せたかったのだろうかw。バルの肌の焼き鏝とも比較強調されているようで、興味深かった。
バルとコゼットは、ちょっぴり『マイ・フェア・レディ』みたいな雰囲気。美しく成長したコゼットを、眩しそうに見るバルの瞳には”男”が宿っている感じだ。橋本バルがセクシーだからか。
橋本バルに引き摺れてか、辛島小恵@コゼットがいつになく強気で詰め寄っていたのも印象的。コゼットの孤独感や芯の強さが感じられて良かった。コゼットだって何でも素直に聞くイイ子ちゃんじゃないものね。
シルビア・グラブ@ファンテーヌのソロで、一部マイクトラブルがあって残念。でも歌は泣けた。
松原剛志アンジョルラスが、1ヶ月前に聞いた時よりうんと良くなっていた。芝居に膨らみがあり、歌にも活気と張りが加わっていて、マリウスたちを優しく厳しく導く表情も男らしい。
芝居後にみんな揃って手を繋ぐ時、1回目は小西くん&橋本さん&新妻さんと並んでいて、目に嬉しかった。その後のカテコでも、橋本さんから小西くんの手を取って繋ごうとしていたりw。
今回はテナルディエ夫妻の歌の手拍子も、カテコ3回目のスタオベも、自ずとやらせていただいた。観客も心の躍動は身体で表現したくなる。
ラストのカテコで、今択哉ジャベールと顔を見合わせた橋本バルが、そのまま両手でパッツンポーズ(笑)。こんなひょうきんなバルジャン、見たことないw。
 ̄
20:15から、お待ちかねのトーク&ライブ。終演後すぐに帰られた客が5分の1ほどで、まったりした雰囲気。
出演者は衣装のままで登場。上手から今択哉、新妻聖子、シルビア・グラブ、小西遼生が座り、下手側はやはりマリウス位置。マリウス的にはエポとしか接点がないようだが、大丈夫だろうかとちと不安w。
今さんが司会進行!? メンバー紹介で「マリオス」と呼んでしまい、ここはブログでカットされるから秘密にしておいてと流すw。真面目でトークも流暢な今さんだが、緊張されてるのかちょっぴりグダグダ、自分ツッコミも多いw。
配られた水を飲む出演者。青のキャップは「男の子」と言う今さん。小西くんが客席の照明を付けて欲しいと言ってくれて、ようやくメモが取れる。
「今日は何の日?」で、外国生活が長いと言う新妻さん&シルビアさんに代わり、小西くんが颯爽と「文化の日ですよ!」。今さんの頭の中では、ロビーに飲物が用意されてパーティが開催中だと妄想を語るw。
初日から1ヶ月で、今さん以外の3人は明日千秋楽。ええーっ!? そうだったの!?と初めて知った私^^;。今日来てホントに良かった(^^)。
マリウスの衣装も厚手だが、ジャベの衣装も厚い生地で、冬のセーヌ川にいても大丈夫と今さんw。キャミソール一枚の新妻さんが寒そう~。
ファンテが舞台に出る時は、袖でエポとコゼットが「ハバ・ナイス・デス!」と声をかけるそうだが、小西くんだけ「??」。観客も分ってたが、小西くんはなかなか理解できず。「ハバ・ナイス・デイ」とかけたのよと言われて、ようやく小西くんは「オヤジギャグみたい」「英語で喋るけどここは日本」。今さんがすかさず「フランスです」w。
やり終えた感想を訊かれるも、「終演後は片付けが遅くって」とボケ答えの小西くんw。やっぱりラストが感慨深いらしい。「バルを迎えにいく時がものすごく幸せなので」と言うシルビアさんに、「僕も幸せ」と返す小西くん。「マリウスには切なさもある」「召されているのと召されてないの違い」と言いきるシルビアさん。新妻さんも「エピローグではいつもウッと感動する」という。
開演前にやることは?の質問に、「お祈りします」と小西くん。「お祈りってこう?」と新妻さんがやった手を組んで掲げるポーズではなくw、たぶん手を合わせた和風ポーズだろう。新妻さんから「アンジョとマリウスで、出る前に二人で歌詞を大声で唄ってる」と暴露されたりw。
新妻さんは「食事します」「お腹がいっぱいにしとかないと終演までもたない」。前にも聞いたが、ヤセの大食いなのかホントによく食べる方(笑)。マリウスに見取られた後、楽屋に戻って腹ごしらえされてるかと思うとw。
今さんはカレーには注意してるそうで、前にやったアンジョでは逆さづりされたからだと。シルビアさんは空腹に注意してるそうで、天に召されて手をバタッとさせた時にお腹がグルルと鳴ってしまったことがあるとかw。今さんは”集中力”についても語る。
出演者31人で300人以上のキャラをやるそうだが、小西くんは7役、シルビアさんも3役やっている。だから袖で着替えて出て着替えて出てととにかく忙しいそう。衣装がズラリ並んだ袖が面白いので、バックステージツアーをお奨めの今さん。
「今日ライブをやるのは、ユー!」と小西くんをご指名の今さんだが、始めから決まってるからw。「皆さんのお顔を見たいです」の小西くんのリクで、再び客席が明るくなる。
緊張したまま水を持って袖へ行き、ギターを持って出てくる小西くん。新妻さんは寒くなったと袖に行き「コートください」。
小西くんのギター弾き語りは、本編では唄ってない楽曲「オン・マイ・オウン♪」特別バージョン。新妻エポニーヌの前で大胆w。シルビアさんにも思い入れがあり、リトルコゼットに滑り、エポニーヌのオーディションでも滑り、ファンテの歌の通り「夢やぶれて」続きだったとかw。新妻さんとシルビアさんは小西くんの後ろや隣に座ったりするが、結局小西くんの目の前の床に座ってプレッシャーw。
「気軽に聞いて下さい」と小西くんの弾き語りスタート。お得意のバラードで、しっとりと綺麗な歌声が響き、小西くんらしくて良かったv。持ち歌「カフェ・ソング♪」より合ってるかもw。
終わった後、シルビアさんからは「ミュージシャンになったら?」とw。新妻さんは「すごいステキだった。CD化したら?」とお褒めの言葉。立ててあった楽譜をピラピラ見せる新妻さんに、「わーっ、見せないで」と恥ずかしがる小西くん。まるでエポに本を取られてからかわれたマリウスの図まんまw。楽譜に後でサインして貰って100名にプレゼントとか?
それにしても5年前テニミュのドリライで、東京体育館でやった弾き語りを、今やこの帝劇で披露するようになるとは、千秋先輩じゃないけどw、小西くんも出世したもんだ(*^。^*)。
最後は其々が挨拶とお礼。「作品の重さや責任も感じてます」と小西くん。「務めさせて貰うのが幸せです」とシルビアさん。「今日のお客様との出会いに感謝して」と新妻さん。11/22まで参加という今さんは、「1回1回を大切に務めたいと思います」「先ずお身体を大事になさって、劇場で元気を貰って、楽しい観劇をされますように」と観客にも気を使ってくれた。
約35分間。気遣いの今さん、マイペースで凛々しい女性二人を相手に、イジられながらも大事な役目を果たした小西くん。またファンを増やしたかもしれない。
今年の『レ・ミゼ』は今度こそ終了。
来年4月は、中島かずき脚本に、橋本さとしと小西遼生と岸裕二、辛島小恵に石井一彰と賑やかな顔ぶれによるミュージカル『SHARAKU』上演。写楽の舞台といえば堤真一が思い出されるが、橋本さんの写楽も面白そう。チケット取り難そうだな。
トーク&ライブがお目当てだが、自分のスケジュールがギリギリまで分らず、ギリギリになってチケット入手。ホントに最後の1枚でw、取るべくして取ったチケット。
ギリギリ席だったが、視界が遮られずに舞台はよく観えた。小西くん的にやっぱ下手側で正解。
『ジェーン・エア』以来に観る橋本さとしのジャン・バルジャン。
橋本バルジャンは実に人間臭いw。いつまでも若々しくて情熱的でセクシーで、猛進的だが慎重派で油断ならない存在。橋本さんのバルジャンからは、こってこての関西弁が聞こえてきそうだw。
コゼットを引き取る時、欲張りのテナルディエ夫婦と札束の駆け引きをやっていたのも痛快。舌打ちでもしそうな、やんちゃな橋本バルw。
「彼を帰して♪」では、優しさや切なさだけでなく怒りや訴えが歌に溢れていて、人間的で好感。色々な表情を見せる橋本バルはとにかく面白い。
橋本バルジャンに、新妻聖子エポニーヌと小西遼生マリウスの組み合わせだから、面白くないわけがないw。
一昨年の某所のトークショーが思い出されて、私にとってゴールデントリオなんだなとワクワクする。いっそこの3人で、ミュージカル『ジェーン・エア』の再演でもやらせたらどうだろう。松たか子さんも良かったが、新妻さんのジェーン・エアもぜひ聞いてみたいものだ。
新妻さん@エポは、前より更に色っぽくなった。マリウスの前でやたら胸をはだけているのも、やはりエポの切ない女心なんだと感じさせる。
そのマリウスもコゼットの前では、シャツを思いっきり開いて肌を見せる。ネクタイが曲がってて、恋にひたむきなマヌケな男の子を表現すると共に、逞しい男ぶりを見せたかったのだろうかw。バルの肌の焼き鏝とも比較強調されているようで、興味深かった。
バルとコゼットは、ちょっぴり『マイ・フェア・レディ』みたいな雰囲気。美しく成長したコゼットを、眩しそうに見るバルの瞳には”男”が宿っている感じだ。橋本バルがセクシーだからか。
橋本バルに引き摺れてか、辛島小恵@コゼットがいつになく強気で詰め寄っていたのも印象的。コゼットの孤独感や芯の強さが感じられて良かった。コゼットだって何でも素直に聞くイイ子ちゃんじゃないものね。
シルビア・グラブ@ファンテーヌのソロで、一部マイクトラブルがあって残念。でも歌は泣けた。
松原剛志アンジョルラスが、1ヶ月前に聞いた時よりうんと良くなっていた。芝居に膨らみがあり、歌にも活気と張りが加わっていて、マリウスたちを優しく厳しく導く表情も男らしい。
芝居後にみんな揃って手を繋ぐ時、1回目は小西くん&橋本さん&新妻さんと並んでいて、目に嬉しかった。その後のカテコでも、橋本さんから小西くんの手を取って繋ごうとしていたりw。
今回はテナルディエ夫妻の歌の手拍子も、カテコ3回目のスタオベも、自ずとやらせていただいた。観客も心の躍動は身体で表現したくなる。
ラストのカテコで、今択哉ジャベールと顔を見合わせた橋本バルが、そのまま両手でパッツンポーズ(笑)。こんなひょうきんなバルジャン、見たことないw。
 ̄
20:15から、お待ちかねのトーク&ライブ。終演後すぐに帰られた客が5分の1ほどで、まったりした雰囲気。
出演者は衣装のままで登場。上手から今択哉、新妻聖子、シルビア・グラブ、小西遼生が座り、下手側はやはりマリウス位置。マリウス的にはエポとしか接点がないようだが、大丈夫だろうかとちと不安w。
今さんが司会進行!? メンバー紹介で「マリオス」と呼んでしまい、ここはブログでカットされるから秘密にしておいてと流すw。真面目でトークも流暢な今さんだが、緊張されてるのかちょっぴりグダグダ、自分ツッコミも多いw。
配られた水を飲む出演者。青のキャップは「男の子」と言う今さん。小西くんが客席の照明を付けて欲しいと言ってくれて、ようやくメモが取れる。
「今日は何の日?」で、外国生活が長いと言う新妻さん&シルビアさんに代わり、小西くんが颯爽と「文化の日ですよ!」。今さんの頭の中では、ロビーに飲物が用意されてパーティが開催中だと妄想を語るw。
初日から1ヶ月で、今さん以外の3人は明日千秋楽。ええーっ!? そうだったの!?と初めて知った私^^;。今日来てホントに良かった(^^)。
マリウスの衣装も厚手だが、ジャベの衣装も厚い生地で、冬のセーヌ川にいても大丈夫と今さんw。キャミソール一枚の新妻さんが寒そう~。
ファンテが舞台に出る時は、袖でエポとコゼットが「ハバ・ナイス・デス!」と声をかけるそうだが、小西くんだけ「??」。観客も分ってたが、小西くんはなかなか理解できず。「ハバ・ナイス・デイ」とかけたのよと言われて、ようやく小西くんは「オヤジギャグみたい」「英語で喋るけどここは日本」。今さんがすかさず「フランスです」w。
やり終えた感想を訊かれるも、「終演後は片付けが遅くって」とボケ答えの小西くんw。やっぱりラストが感慨深いらしい。「バルを迎えにいく時がものすごく幸せなので」と言うシルビアさんに、「僕も幸せ」と返す小西くん。「マリウスには切なさもある」「召されているのと召されてないの違い」と言いきるシルビアさん。新妻さんも「エピローグではいつもウッと感動する」という。
開演前にやることは?の質問に、「お祈りします」と小西くん。「お祈りってこう?」と新妻さんがやった手を組んで掲げるポーズではなくw、たぶん手を合わせた和風ポーズだろう。新妻さんから「アンジョとマリウスで、出る前に二人で歌詞を大声で唄ってる」と暴露されたりw。
新妻さんは「食事します」「お腹がいっぱいにしとかないと終演までもたない」。前にも聞いたが、ヤセの大食いなのかホントによく食べる方(笑)。マリウスに見取られた後、楽屋に戻って腹ごしらえされてるかと思うとw。
今さんはカレーには注意してるそうで、前にやったアンジョでは逆さづりされたからだと。シルビアさんは空腹に注意してるそうで、天に召されて手をバタッとさせた時にお腹がグルルと鳴ってしまったことがあるとかw。今さんは”集中力”についても語る。
出演者31人で300人以上のキャラをやるそうだが、小西くんは7役、シルビアさんも3役やっている。だから袖で着替えて出て着替えて出てととにかく忙しいそう。衣装がズラリ並んだ袖が面白いので、バックステージツアーをお奨めの今さん。
「今日ライブをやるのは、ユー!」と小西くんをご指名の今さんだが、始めから決まってるからw。「皆さんのお顔を見たいです」の小西くんのリクで、再び客席が明るくなる。
緊張したまま水を持って袖へ行き、ギターを持って出てくる小西くん。新妻さんは寒くなったと袖に行き「コートください」。
小西くんのギター弾き語りは、本編では唄ってない楽曲「オン・マイ・オウン♪」特別バージョン。新妻エポニーヌの前で大胆w。シルビアさんにも思い入れがあり、リトルコゼットに滑り、エポニーヌのオーディションでも滑り、ファンテの歌の通り「夢やぶれて」続きだったとかw。新妻さんとシルビアさんは小西くんの後ろや隣に座ったりするが、結局小西くんの目の前の床に座ってプレッシャーw。
「気軽に聞いて下さい」と小西くんの弾き語りスタート。お得意のバラードで、しっとりと綺麗な歌声が響き、小西くんらしくて良かったv。持ち歌「カフェ・ソング♪」より合ってるかもw。
終わった後、シルビアさんからは「ミュージシャンになったら?」とw。新妻さんは「すごいステキだった。CD化したら?」とお褒めの言葉。立ててあった楽譜をピラピラ見せる新妻さんに、「わーっ、見せないで」と恥ずかしがる小西くん。まるでエポに本を取られてからかわれたマリウスの図まんまw。楽譜に後でサインして貰って100名にプレゼントとか?
それにしても5年前テニミュのドリライで、東京体育館でやった弾き語りを、今やこの帝劇で披露するようになるとは、千秋先輩じゃないけどw、小西くんも出世したもんだ(*^。^*)。
最後は其々が挨拶とお礼。「作品の重さや責任も感じてます」と小西くん。「務めさせて貰うのが幸せです」とシルビアさん。「今日のお客様との出会いに感謝して」と新妻さん。11/22まで参加という今さんは、「1回1回を大切に務めたいと思います」「先ずお身体を大事になさって、劇場で元気を貰って、楽しい観劇をされますように」と観客にも気を使ってくれた。
約35分間。気遣いの今さん、マイペースで凛々しい女性二人を相手に、イジられながらも大事な役目を果たした小西くん。またファンを増やしたかもしれない。
今年の『レ・ミゼ』は今度こそ終了。
来年4月は、中島かずき脚本に、橋本さとしと小西遼生と岸裕二、辛島小恵に石井一彰と賑やかな顔ぶれによるミュージカル『SHARAKU』上演。写楽の舞台といえば堤真一が思い出されるが、橋本さんの写楽も面白そう。チケット取り難そうだな。
*pnish* vol.11 マハラジャモード
2009年11月2日 舞台演劇*pnish*本公演vol.11『マハラジャモード』を観てきた。
場所は昨日まで最フェスで賑わっていた会場の真向かい。この土日の4階は、特に両方の女性客で溢れかえっていたなぁ。
vol.10から1年4ヶ月ぶり。”モードシリーズ”の第2弾となるのかな。
とあるインドのような国の昔話。国をあげてのお祭りの中、突然人格が変貌した城主の魂を救うべく、弟や家来たちが小劇場役者たちを巻き込んで、真の目的に迫りながら立ち上がる。
善と悪の単純な構図を、熱気と笑いとアクションで練り上げて、若者達の苦悩と情熱と友情を描いた、いかにもパニッシュらしいノリのオリジナル・コメディで面白かった。
様々な外部出演で力を蓄えたパニッシュ4人と、個性的で新鮮なゲストを大鍋で煮込み、お馴染み井関佳子の演出で、甘辛いスパイスを程よくブレンドした、てんこ盛りのカレーのよう。誰でも気軽に美味しく楽しめそうだ。
チラシやポスターは熱帯植物園だがw、舞台は思ったよりも古代インド風。音楽も踊りも殺陣も、化粧も衣装もお髭まで、すべてオリエンタル尽くしなのが嬉しい。ヒンズー語の(?)歌も人物の名前もインドっぽくて見どころもいっぱい。
OPイラストが劇画タッチで、キャストにも似せててクール&セクシー。そのイメージで期待させるが、キャラクターはやっぱり人間臭くてドンくさいw。
城主の弟シヴァは、まんま大樹っちゃんw。明るく直情的でアホでマヌケだが、人を引き付ける魅力がある。もう少し知性を覗かせてくれたら、感情投入できてヒーローっぽかったのに。
鷲尾昇は、ヒール役として常にシリアスモードだが、剣にも策謀にも秀でた忠実な役どころが実によくハマってる。男らしくて格好良いワッシーの新しい一面は、また次作への布石となるだろう。
森山栄治は、まんま小劇場のノリというか、本音も交えつつ一番楽しい役だろう。リーダーっぽい牽引力は、芝居中芝居でも見事に発揮。
土屋裕一は、踊り子というより司会進行役で、ある意味キーマンと、様々なカラーを見せて油断できない。頭に像のジョーロ乗せても違和感ないのがtutiらしいw。
舞台初出演というセインカミュは、どこかエキゾチックな笑みと瞳をまとって優雅で、スラリとしたヴィシュヌの立ち姿に見惚れそう。ある意味の二役を自然に表現し、ラストの熱演にも力が篭っていた。
キャラクター的には、盲目の武人という設定の永山たかしのパスパタが一押し。ビジュアル的にも中性的で知的な雰囲気が好き。盲目のような空気を感じさせる芝居となっていて、台詞や動きにも細やかさが出ていた。
小手伸也の明朗とした重厚感、オレノグラフィティの軽妙で熱い動き、植野掘まことの真面目な柔らかさが絶妙に煮込まれ、内藤大希や佐藤優ら若手が舞台狭しと躍動感と活気を与える。
パニッシュ大樹くんと永山たかしの出会いは『テニミュ』だが、8年の友情の積み重ねがこの舞台でも新しい味で結実したようだ。
チラシ束にもあったが、tutiと永山さん二人だけの殺陣と立ち回りシーンを見てたら、ロックミュージカル『BLEACH』が浮かんだ。市丸ギンに対してリベンジする日番谷冬獅郎のような(笑)。永山さんの重心を低くした殺陣はやっぱ好きだな。
会場向かいで最遊記フェスをやってたのと偶然カブるがw、孫悟空がお馬鹿な役回りで出ていたのも一興。アノ悟浄と八戒には爆笑もん。某三蔵のことを願うのかと思ったら、アレは馬鹿すぎるw。
最大の見どころは、パニ4人が劇的に重なるシーンだろうか。
4人だけのインド風ダンス・パフォーマンスを見て、あらためて*pnish*健在を誇らしく実感できた。
最後に4人がハケる時、上手側のtutiに手を振ったら応えてくれた感じv。
今回のお見送りは、栄治に小手さん、あと2人はダレだったっけ?^^;
夢中になって笑って楽しんで、満腹状態になっても、また食べたくなっちゃうお芝居。もう1回ぐらい見とけばよかったな。一応DVDは申し込んでみようか。
次はまたパニ個人の舞台を観劇。手始めはtutiのリンゴ×3かな。
場所は昨日まで最フェスで賑わっていた会場の真向かい。この土日の4階は、特に両方の女性客で溢れかえっていたなぁ。
vol.10から1年4ヶ月ぶり。”モードシリーズ”の第2弾となるのかな。
とあるインドのような国の昔話。国をあげてのお祭りの中、突然人格が変貌した城主の魂を救うべく、弟や家来たちが小劇場役者たちを巻き込んで、真の目的に迫りながら立ち上がる。
善と悪の単純な構図を、熱気と笑いとアクションで練り上げて、若者達の苦悩と情熱と友情を描いた、いかにもパニッシュらしいノリのオリジナル・コメディで面白かった。
様々な外部出演で力を蓄えたパニッシュ4人と、個性的で新鮮なゲストを大鍋で煮込み、お馴染み井関佳子の演出で、甘辛いスパイスを程よくブレンドした、てんこ盛りのカレーのよう。誰でも気軽に美味しく楽しめそうだ。
チラシやポスターは熱帯植物園だがw、舞台は思ったよりも古代インド風。音楽も踊りも殺陣も、化粧も衣装もお髭まで、すべてオリエンタル尽くしなのが嬉しい。ヒンズー語の(?)歌も人物の名前もインドっぽくて見どころもいっぱい。
OPイラストが劇画タッチで、キャストにも似せててクール&セクシー。そのイメージで期待させるが、キャラクターはやっぱり人間臭くてドンくさいw。
城主の弟シヴァは、まんま大樹っちゃんw。明るく直情的でアホでマヌケだが、人を引き付ける魅力がある。もう少し知性を覗かせてくれたら、感情投入できてヒーローっぽかったのに。
鷲尾昇は、ヒール役として常にシリアスモードだが、剣にも策謀にも秀でた忠実な役どころが実によくハマってる。男らしくて格好良いワッシーの新しい一面は、また次作への布石となるだろう。
森山栄治は、まんま小劇場のノリというか、本音も交えつつ一番楽しい役だろう。リーダーっぽい牽引力は、芝居中芝居でも見事に発揮。
土屋裕一は、踊り子というより司会進行役で、ある意味キーマンと、様々なカラーを見せて油断できない。頭に像のジョーロ乗せても違和感ないのがtutiらしいw。
舞台初出演というセインカミュは、どこかエキゾチックな笑みと瞳をまとって優雅で、スラリとしたヴィシュヌの立ち姿に見惚れそう。ある意味の二役を自然に表現し、ラストの熱演にも力が篭っていた。
キャラクター的には、盲目の武人という設定の永山たかしのパスパタが一押し。ビジュアル的にも中性的で知的な雰囲気が好き。盲目のような空気を感じさせる芝居となっていて、台詞や動きにも細やかさが出ていた。
小手伸也の明朗とした重厚感、オレノグラフィティの軽妙で熱い動き、植野掘まことの真面目な柔らかさが絶妙に煮込まれ、内藤大希や佐藤優ら若手が舞台狭しと躍動感と活気を与える。
パニッシュ大樹くんと永山たかしの出会いは『テニミュ』だが、8年の友情の積み重ねがこの舞台でも新しい味で結実したようだ。
チラシ束にもあったが、tutiと永山さん二人だけの殺陣と立ち回りシーンを見てたら、ロックミュージカル『BLEACH』が浮かんだ。市丸ギンに対してリベンジする日番谷冬獅郎のような(笑)。永山さんの重心を低くした殺陣はやっぱ好きだな。
会場向かいで最遊記フェスをやってたのと偶然カブるがw、孫悟空がお馬鹿な役回りで出ていたのも一興。アノ悟浄と八戒には爆笑もん。某三蔵のことを願うのかと思ったら、アレは馬鹿すぎるw。
最大の見どころは、パニ4人が劇的に重なるシーンだろうか。
4人だけのインド風ダンス・パフォーマンスを見て、あらためて*pnish*健在を誇らしく実感できた。
最後に4人がハケる時、上手側のtutiに手を振ったら応えてくれた感じv。
今回のお見送りは、栄治に小手さん、あと2人はダレだったっけ?^^;
夢中になって笑って楽しんで、満腹状態になっても、また食べたくなっちゃうお芝居。もう1回ぐらい見とけばよかったな。一応DVDは申し込んでみようか。
次はまたパニ個人の舞台を観劇。手始めはtutiのリンゴ×3かな。
SAIYUKI FESTA ’09 ビデオレター
2009年11月2日 役者声優昨日は平塚に行く前に、『SAIYUKI FESTA ’09』へ寄り道。
お目当てはキャストのビデオレター。
結局、峰倉かずや氏も出演キャストの面々も、このビデオレターが会場で流しっぱなしだと思い込んでいたようだ^^;。
実際はスタッフ先導イベント優先で、イベント前後の昼1回と夕方1回、一日計2回しか流れなかったレアものw。一日目はビデオを流すスケジュールさえ知らせてくれなかったし、スタッフの不手際が目立つこと。
ビデオレターの前に、懐かしの『うら最』アニメ一挙上映。みんなDVDで持ってるし観たものばかりだが、つい一笑したりそれほどウケなかったりw。ノリは『イマジンあにめ』だなw。
ビデオレターは20分。
先ずは『最遊記歌劇伝』キャスト。
鈴木拡樹(三蔵役)&椎名鯛造(悟空役)は、静かに盛り上がるが、次は悟空にもっと動いて貰ってと拡樹くんが言うと、ちょっと複雑そうな顔をする鯛造くん。
丸山敦史(悟浄役)はロケ現場から和装で。映画の宣伝いっぱい。
次は戴寧龍二が来るのかと思ったが、これで終了!?
続いてアニメ『最遊記』シリーズの声優さん。
☆平田広明&石田彰は、どんどん話が弾んでくる。最後の仕事はCDドラマだったので、「やらなきゃいけないことが山積です」と石田さん。アニメではとっくに終わった”ヘイゼル編”が原作でやっと終了したことに、感慨深げな平田さん。
平田さんからアニメで印象に残ったことは?と尋ねられ、石田さんは「平田さんのオレ悟浄に似てた?」と「保志くんのソーレー!」だと笑う。平田さんも、音響の高桑さんから「もうちょっと悟浄で…」と言われたなぁと振り返る。平田さんは劇場版の舞台挨拶で、三蔵一行とは違うが、4人で日本国内を回ったことが印象。”ひつまぶし”の思い出も出る。
「原画は一枚ものですから、イタズラなどしないで」と鼻○○を付けるパフォーマンスの平田さんw。関さんはお猿さんとじゃなくタケちゃんとメッセージ。保志くんは一人だから「頑張って」と気楽にエールを送りつつ、「不安です」と含み笑いを見せる石田さん。やっぱりどこまでも保志くんを気遣ってるのね(笑)。
☆関俊彦&草尾毅は、明るいボケの関さんをフォローする真面目な草尾さん。関さんは「ちょっとそこの人、見ていって~!おじちゃんたちが面白い話するから」と呼び込みからスタート(笑)。『最遊記』の初めての印象は「今までにない話だなと」と関さん。草尾さんも「西で遊ぶコメディかと」思ったらしいw。草尾さんから新しい話が始まったと聞いた関さんは「ええっ!? 始まったの!?」とビックリ眼w。「それもまたアニメ化されればいいね」と草尾さん。
印象はやっぱり劇場版の舞台挨拶で、草尾さんも東京で1ヶ所参加。私も行ったな~。
☆保志総一朗が画面に映るや、笑いが起きるのはナゼ?w 長く続いた『ラジオ最遊記 笑って総一朗』の話題から入り、「パッピー!」もそこで生まれたと。そういやそうだったw。『幻想魔伝』『RELOAD』『GUNLOCK』と続いて、トークも一倍思い入れたっぷり。「原画展では先生の美麗な絵を楽しんでください」としごく真面目に締めるが、保志くんの口から”美麗”とはw。大人になったね。
午後からのトークイベント時には毎回いなかったので、モニタで違うバージョンのビデオレターを拝めなかったのが残念。
『最遊記外伝』OVA化決定。物語的にシンドイので手放しで喜べないが、東地さんも出てくるだろうか?
ステッカーは目出度くコンプ。
 ̄
今日は石田彰さんのお誕生日。おめでとうございま~す!
平田広明さんの公式サイト2周年。おめでとうございま~す!
お目当てはキャストのビデオレター。
結局、峰倉かずや氏も出演キャストの面々も、このビデオレターが会場で流しっぱなしだと思い込んでいたようだ^^;。
実際はスタッフ先導イベント優先で、イベント前後の昼1回と夕方1回、一日計2回しか流れなかったレアものw。一日目はビデオを流すスケジュールさえ知らせてくれなかったし、スタッフの不手際が目立つこと。
ビデオレターの前に、懐かしの『うら最』アニメ一挙上映。みんなDVDで持ってるし観たものばかりだが、つい一笑したりそれほどウケなかったりw。ノリは『イマジンあにめ』だなw。
ビデオレターは20分。
先ずは『最遊記歌劇伝』キャスト。
鈴木拡樹(三蔵役)&椎名鯛造(悟空役)は、静かに盛り上がるが、次は悟空にもっと動いて貰ってと拡樹くんが言うと、ちょっと複雑そうな顔をする鯛造くん。
丸山敦史(悟浄役)はロケ現場から和装で。映画の宣伝いっぱい。
次は戴寧龍二が来るのかと思ったが、これで終了!?
続いてアニメ『最遊記』シリーズの声優さん。
☆平田広明&石田彰は、どんどん話が弾んでくる。最後の仕事はCDドラマだったので、「やらなきゃいけないことが山積です」と石田さん。アニメではとっくに終わった”ヘイゼル編”が原作でやっと終了したことに、感慨深げな平田さん。
平田さんからアニメで印象に残ったことは?と尋ねられ、石田さんは「平田さんのオレ悟浄に似てた?」と「保志くんのソーレー!」だと笑う。平田さんも、音響の高桑さんから「もうちょっと悟浄で…」と言われたなぁと振り返る。平田さんは劇場版の舞台挨拶で、三蔵一行とは違うが、4人で日本国内を回ったことが印象。”ひつまぶし”の思い出も出る。
「原画は一枚ものですから、イタズラなどしないで」と鼻○○を付けるパフォーマンスの平田さんw。関さんはお猿さんとじゃなくタケちゃんとメッセージ。保志くんは一人だから「頑張って」と気楽にエールを送りつつ、「不安です」と含み笑いを見せる石田さん。やっぱりどこまでも保志くんを気遣ってるのね(笑)。
☆関俊彦&草尾毅は、明るいボケの関さんをフォローする真面目な草尾さん。関さんは「ちょっとそこの人、見ていって~!おじちゃんたちが面白い話するから」と呼び込みからスタート(笑)。『最遊記』の初めての印象は「今までにない話だなと」と関さん。草尾さんも「西で遊ぶコメディかと」思ったらしいw。草尾さんから新しい話が始まったと聞いた関さんは「ええっ!? 始まったの!?」とビックリ眼w。「それもまたアニメ化されればいいね」と草尾さん。
印象はやっぱり劇場版の舞台挨拶で、草尾さんも東京で1ヶ所参加。私も行ったな~。
☆保志総一朗が画面に映るや、笑いが起きるのはナゼ?w 長く続いた『ラジオ最遊記 笑って総一朗』の話題から入り、「パッピー!」もそこで生まれたと。そういやそうだったw。『幻想魔伝』『RELOAD』『GUNLOCK』と続いて、トークも一倍思い入れたっぷり。「原画展では先生の美麗な絵を楽しんでください」としごく真面目に締めるが、保志くんの口から”美麗”とはw。大人になったね。
午後からのトークイベント時には毎回いなかったので、モニタで違うバージョンのビデオレターを拝めなかったのが残念。
『最遊記外伝』OVA化決定。物語的にシンドイので手放しで喜べないが、東地さんも出てくるだろうか?
ステッカーは目出度くコンプ。
 ̄
今日は石田彰さんのお誕生日。おめでとうございま~す!
平田広明さんの公式サイト2周年。おめでとうございま~す!
湘南アクターズ 12人の怒れる男 その3
2009年11月1日 舞台演劇湘南アクターズ ワンコインシアター『12人の怒れる男』を観てきた。
平塚通いに何とか慣れたかも。
郷田ほづみ氏が率いる湘南アクターズがワンコインにてお届けする新しい演劇スタイル。
今年前半に上演していた続きで、毎月末、ロングラン上演中。
同タイトルは2月末に観て以来で、今回で3回目。
今回はキャストが少し入れ替わり、前回とは雰囲気が少々変わってフレッシュな味わいがあって楽しめた。
陪審員2号の須加みきはやや不気味な感じ。9号の中村佳世は意思の強さがやや押し出されていそう。田村隆浩の6号は真面目な常識人らしさが出ていて好感、仲介に入ったりと男らしく結構活躍していたんだなと再発見。
8号はオリジナルの茂木修二が担当。郷田さんの役は4号、仕立ての良いスーツを着こなし、メガネをして新聞を読んだり本を持ち歩く、裕福な知識人を演じる。
徐々に無罪派が増える中、4号を中心とした有罪派の反撃シーンが明確に表現されていて分り易かったと思う。メガネ痕のことにハタと気づいた時の、一瞬呆けたような4号の顔が印象的だ。
5号のナイフや9号のメガネ痕など、お気に入りシーンを待ち続ける楽しみもある。もし私が陪審員のどれかをやるとしたら、やっぱり9号だろうなw。
3号と10号の激しい怒声シーンには毎回圧倒されるが、郷田さんがされたらまた違った印象を受けるかもしれない。
郷田さんには次は別の陪審員を演じて頂いて、最後には合成させた郷田さんオンリーバージョンの『12人』DVD化を希望w。
来年も湘南アクターズさんの活動が多そう。手始めは3月で、公演も春予定。いつかまた池袋へお願いしたい。
終演後、郷田さんとご挨拶。ご出演情報もあれこれ。
新作OVA『装甲騎兵ボトムズ 幻影篇』の前にも何かあったとか。
アニメでは、BS日テレでノルウェーの『エリアス ちいさなレスキューせん』放送中。11月からはWOWOWで新アニメがスタート。
握手もしていただけて、色々とありがとうございました。
平塚通いに何とか慣れたかも。
郷田ほづみ氏が率いる湘南アクターズがワンコインにてお届けする新しい演劇スタイル。
今年前半に上演していた続きで、毎月末、ロングラン上演中。
同タイトルは2月末に観て以来で、今回で3回目。
今回はキャストが少し入れ替わり、前回とは雰囲気が少々変わってフレッシュな味わいがあって楽しめた。
陪審員2号の須加みきはやや不気味な感じ。9号の中村佳世は意思の強さがやや押し出されていそう。田村隆浩の6号は真面目な常識人らしさが出ていて好感、仲介に入ったりと男らしく結構活躍していたんだなと再発見。
8号はオリジナルの茂木修二が担当。郷田さんの役は4号、仕立ての良いスーツを着こなし、メガネをして新聞を読んだり本を持ち歩く、裕福な知識人を演じる。
徐々に無罪派が増える中、4号を中心とした有罪派の反撃シーンが明確に表現されていて分り易かったと思う。メガネ痕のことにハタと気づいた時の、一瞬呆けたような4号の顔が印象的だ。
5号のナイフや9号のメガネ痕など、お気に入りシーンを待ち続ける楽しみもある。もし私が陪審員のどれかをやるとしたら、やっぱり9号だろうなw。
3号と10号の激しい怒声シーンには毎回圧倒されるが、郷田さんがされたらまた違った印象を受けるかもしれない。
郷田さんには次は別の陪審員を演じて頂いて、最後には合成させた郷田さんオンリーバージョンの『12人』DVD化を希望w。
来年も湘南アクターズさんの活動が多そう。手始めは3月で、公演も春予定。いつかまた池袋へお願いしたい。
終演後、郷田さんとご挨拶。ご出演情報もあれこれ。
新作OVA『装甲騎兵ボトムズ 幻影篇』の前にも何かあったとか。
アニメでは、BS日テレでノルウェーの『エリアス ちいさなレスキューせん』放送中。11月からはWOWOWで新アニメがスタート。
握手もしていただけて、色々とありがとうございました。
映画公開記念 のだめオーケストラコンサート
2009年10月31日 イベント映画公開記念『のだめオーケストラコンサート~最終楽章~』へ娘と一緒に行ってきた。
先週のガンダムライブと同じ会場。
入場記念はステッカーにシール。映画版パネルの撮影者多し。
座席は会場中程のド真ん中。先週よりはうんと見易い。
お馴染み、梅田俊明氏の指揮とのだめオーケストラ。コンマスもいつもの方。
司会は軽部真一氏。オケ上方にスクリーン。
第一部は、2006年秋の連続テレビ版と2008年正月のパリ編をダイジェスト映像で振り返る。曲目もお馴染み。
★ベートーヴェン「交響曲第7番」第1楽章&第4楽章。カメラがフルートの女性をやけにクローズアップ。
★ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」。マングースくんも登場。男女のピアニカ2つ。男性がくだけた演奏で面白い。
★ブラームス「交響曲第1番」第4楽章。
第二部は、映画前編の未公開お宝映像を初公開。冒頭3分間と特報1分間。
★ラヴェル「ボレロ」。小太鼓から管楽器…同じ旋律を色々な楽器が紡いでいく。『銀英伝』『デジモン』とアニメでも何度も使われた曲。映画では千秋がル・マルレオケでボレロを指揮するが散々な出来になるという。
★ヨハン・セバスチャン・バッハ「ピアノ協奏曲第1番ニ短調」。ピアノはお馴染み中野翔太氏。映画でも千秋が”弾き振り”を見せるという。
★チャイコフスキー序曲「1812年」。ナポレオンがロシアに遠征するも、寒さや飢えも影響し、結局ロシアが底力で押し返したことを表現した曲。ラ・マルセイエーズが徐々に砕けてロシア国教が大きくなり大砲も出てくる。原作にはないオリジナル楽曲。
★アンコール:ドヴォルザーク組曲「ポルカ」。
 ̄
第一部後半でスペシャルゲストが登場。
何と主役の上野樹里(のだめ役)と玉木宏(千秋役)! 会場も大喜びの拍手。
開演前から左手にマスコミのカメラが多かったので、ひょっとして?と思っていたが、まさかお二人一緒とは(^.^)。軽部氏が司会進行。
樹里さんは、のだめになりきってるのか「成長してます」「自分自身が成長していないと役を演じられない」と撮影前に色々な役をやったことが糧になったという。
玉木さんは「違う現場から戻って成長できるか不安だった」が「頭で考えるより体で反応した」。
2ヶ月の長期間ロケで、1ヶ月ずつ行きっぱなしだったとか。前回は寒かったが今回は暑くて、夜でも明るくて撮影できたから「労働時間が長かった」と樹里さん。今回はアクションばかりで、某闘うワンシーンに8時間もかけたそうでw「毎日完全燃焼してました」。でも後編ののだめは精神的にかなりヘビィだと、まだ撮影が残っているのに後編の話題まで提供する樹里さんw。
千秋は初めて常任指揮者としてオケを立て直す役どころだが、「まだ全然慣れない」と玉木さん。八王子の市民ホールから始まり、ウィーンのムジークフェラインザールでまたベト7を指揮することに「3年経って大出世」と感慨深げ。
撮影で楽しかったことを聞かれるも「う~ん」と詰まる樹里さんに、「なんだないのか?」と玉木さんが「三ツ星レストラン行っただろ!?」と言うと、「そうでした」と曖昧な樹里さんは「料理を撮ったデジカメが覚えてる」(笑)。まんまリアルなのだめ&千秋の会話みたいで微笑ましい(^^)。
コンサート最中にフォトセッション。まるで映画の舞台挨拶のようw。
「祝!前編クランクアップ」のカチンコを持ったマングースも登場し、オーケストラをバックに、3人で記念撮影。
カメラのある左手側に寄ってフォト&ムービー。マングースにさわる樹里さんが可愛く、ポケットに手を突っ込んで颯爽と立つ玉木さんがカッコイー。
センターに立って観客に挨拶。何を言おうか迷ってる樹里さんに、「映画の宣伝をしようよ」と促す玉木さんw。映画をまだ見てない樹里さんは早く見たいと「自分がどれぐらいスゴイ顔になってるか…ひきつらないで見て下さい」と可笑しな宣伝w。「オーケストラの音が5.1チャンネル」「オーケストラのサイズが映画画面で収まる」とナイスなところを突く玉木さん。
会場の拍手の中、後ろのオケにちゃんとお辞儀をしてから袖へ歩く樹里さん。
ホント、のだめ&千秋そのままの二人で楽しかった(^o^)。
指揮の梅田氏が、オケの皆さんの大変さを語ったり、明日本選の指揮者コンクールについて自らの経験まで明かしたりと、面白いトークも繰り広げられた。
12/19公開の映画『のだめカンタービレ 最終楽章』前編を見るのがますます楽しみになった。
 ̄ ̄ ̄
午前中は息子の学校の文化祭。何故に他校のJKが多いの!? 劇を見たり展示を見たり、安くて美味しいものをいっぱい食べて満足。
先週のガンダムライブと同じ会場。
入場記念はステッカーにシール。映画版パネルの撮影者多し。
座席は会場中程のド真ん中。先週よりはうんと見易い。
お馴染み、梅田俊明氏の指揮とのだめオーケストラ。コンマスもいつもの方。
司会は軽部真一氏。オケ上方にスクリーン。
第一部は、2006年秋の連続テレビ版と2008年正月のパリ編をダイジェスト映像で振り返る。曲目もお馴染み。
★ベートーヴェン「交響曲第7番」第1楽章&第4楽章。カメラがフルートの女性をやけにクローズアップ。
★ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」。マングースくんも登場。男女のピアニカ2つ。男性がくだけた演奏で面白い。
★ブラームス「交響曲第1番」第4楽章。
第二部は、映画前編の未公開お宝映像を初公開。冒頭3分間と特報1分間。
★ラヴェル「ボレロ」。小太鼓から管楽器…同じ旋律を色々な楽器が紡いでいく。『銀英伝』『デジモン』とアニメでも何度も使われた曲。映画では千秋がル・マルレオケでボレロを指揮するが散々な出来になるという。
★ヨハン・セバスチャン・バッハ「ピアノ協奏曲第1番ニ短調」。ピアノはお馴染み中野翔太氏。映画でも千秋が”弾き振り”を見せるという。
★チャイコフスキー序曲「1812年」。ナポレオンがロシアに遠征するも、寒さや飢えも影響し、結局ロシアが底力で押し返したことを表現した曲。ラ・マルセイエーズが徐々に砕けてロシア国教が大きくなり大砲も出てくる。原作にはないオリジナル楽曲。
★アンコール:ドヴォルザーク組曲「ポルカ」。
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第一部後半でスペシャルゲストが登場。
何と主役の上野樹里(のだめ役)と玉木宏(千秋役)! 会場も大喜びの拍手。
開演前から左手にマスコミのカメラが多かったので、ひょっとして?と思っていたが、まさかお二人一緒とは(^.^)。軽部氏が司会進行。
樹里さんは、のだめになりきってるのか「成長してます」「自分自身が成長していないと役を演じられない」と撮影前に色々な役をやったことが糧になったという。
玉木さんは「違う現場から戻って成長できるか不安だった」が「頭で考えるより体で反応した」。
2ヶ月の長期間ロケで、1ヶ月ずつ行きっぱなしだったとか。前回は寒かったが今回は暑くて、夜でも明るくて撮影できたから「労働時間が長かった」と樹里さん。今回はアクションばかりで、某闘うワンシーンに8時間もかけたそうでw「毎日完全燃焼してました」。でも後編ののだめは精神的にかなりヘビィだと、まだ撮影が残っているのに後編の話題まで提供する樹里さんw。
千秋は初めて常任指揮者としてオケを立て直す役どころだが、「まだ全然慣れない」と玉木さん。八王子の市民ホールから始まり、ウィーンのムジークフェラインザールでまたベト7を指揮することに「3年経って大出世」と感慨深げ。
撮影で楽しかったことを聞かれるも「う~ん」と詰まる樹里さんに、「なんだないのか?」と玉木さんが「三ツ星レストラン行っただろ!?」と言うと、「そうでした」と曖昧な樹里さんは「料理を撮ったデジカメが覚えてる」(笑)。まんまリアルなのだめ&千秋の会話みたいで微笑ましい(^^)。
コンサート最中にフォトセッション。まるで映画の舞台挨拶のようw。
「祝!前編クランクアップ」のカチンコを持ったマングースも登場し、オーケストラをバックに、3人で記念撮影。
カメラのある左手側に寄ってフォト&ムービー。マングースにさわる樹里さんが可愛く、ポケットに手を突っ込んで颯爽と立つ玉木さんがカッコイー。
センターに立って観客に挨拶。何を言おうか迷ってる樹里さんに、「映画の宣伝をしようよ」と促す玉木さんw。映画をまだ見てない樹里さんは早く見たいと「自分がどれぐらいスゴイ顔になってるか…ひきつらないで見て下さい」と可笑しな宣伝w。「オーケストラの音が5.1チャンネル」「オーケストラのサイズが映画画面で収まる」とナイスなところを突く玉木さん。
会場の拍手の中、後ろのオケにちゃんとお辞儀をしてから袖へ歩く樹里さん。
ホント、のだめ&千秋そのままの二人で楽しかった(^o^)。
指揮の梅田氏が、オケの皆さんの大変さを語ったり、明日本選の指揮者コンクールについて自らの経験まで明かしたりと、面白いトークも繰り広げられた。
12/19公開の映画『のだめカンタービレ 最終楽章』前編を見るのがますます楽しみになった。
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午前中は息子の学校の文化祭。何故に他校のJKが多いの!? 劇を見たり展示を見たり、安くて美味しいものをいっぱい食べて満足。
Studio Life音楽劇 十二夜 βチーム
2009年10月30日 舞台演劇夜から、Studio Life音楽劇『十二夜』β(ベータ)チームを観てきた。
10月中旬から始まっていたが、公演中盤でやっとの観劇。長かった。
入場プレゼントは、全出演者の集合写真。
『夏の夜の夢』『ロミオとジュリエット』に続き3回目となる、スタジオライフのシェイクスピア劇。今後も【スタジオライフ・シェイクスピアシリーズ】として、オールメールで奏でる音楽劇を続けたいようだ。
クリスマスから数えて12日目。華やかな祝祭の締め括りの日の夜を”十二夜”というそうだ。確か観劇前日の夜は”十三夜”だったハズ。
嵐の中ではぐれた双子の兄妹。妹は男装して愛しい公爵に仕えるが、公爵が想う女性から恋われてしまう。そのうち兄も現れて、サーや召使いたちも巻き込みしっちゃかめっちゃか。ハッピーでちょっと切ない喜劇。
『お気に召すまま』のように、男性が女性を演じながら男性(男装)を演じるという滑稽さが見どころのひとつ。『間違いの喜劇』のような、見分けのつかない双子をネタにした妙味も加わる。
シェイクスピア特有の難解で意味深な言葉を咀嚼する楽しみもあるが、オリジナル歌曲によって膨らませた世界観は、ハードルを下げてとっつき易い。キャラクターやシーンを生き生きと輝かせるメロディーは、古今のゆとりを感じさせる。
人には其々の役割があり、収まるべきところに収まる。ハッピーな後ろで切ない退場もあったりと、全てが爽やかな快感とはいかない話だが、これが”人生の光と影”であり甘くてビターなテイストなのだろう。
主役のヴァイオラ&シザーリオは松本慎也。小柄でキュートな松本さんは、女性が持つ優しさとひたむきさと芯の強さを覗かせて、可憐に堂々と好演。ソロ曲でも出せるだけの高音を効かせて、情緒的に唄ってくれた。
久しぶりの及川健はオリヴィア役で、松本さんと背的にも釣り合うのが良し。ベールに包まれた時は静かで強い女性の印象だったが、シザーリオと会った途端コミカルに転調、達者な芝居で沸かせて楽しませた。折角のソロはコーラス隊にお任せで、及川さんの歌声を聴けなかったのは残念か。
シザーリオとオリヴィアの2人だけのシーンは”Wエーリク”のようで、ファン的には美味しくてたまらないv。
松本さんも及川さんも小柄なので、お姫様抱っこでクルクル回されたり、ヒョイと体ごと飛ばされたりと、周りからオモチャのような扱いをされていたのが面白かった。
曽世海司のオーシーノは純情たっぷりで丁寧な芝居だが、ナルシーさが程よく発揮されて愉快度抜群。歌もこなれていて上手い。
セバスチャン役の関戸博一の出番は後半から。同じ服装のシザーリオと見比べると、断然男っぽくて格好良く見えるw。関戸さんのソロは声もよく出ていて、こんなに歌が上手かったのか。
松本さんと関戸さんが見れば見るほど似ていて、ホントに双子っぽいのがツボw。
表のメンバーの単純さと比べ、裏のメンバーは一癖二癖もあり、手強いキャストが出揃った感w。
船戸慎士演じるサー・トービーは色好みの役回りなのかな。やたら笑い飛ばして酔っ払ってテンション高かったが、ノリノリの船戸さんの顔が汗びっしょりだったのが印象的。
サー・アンドルー役の青木隆敏が、松山ケンイチに見えて仕方がないw。天然ボケ風なコミカル芝居が上手くなった。
マライアの林勇輔はとにかく濃くて逞しい。下品だけど可愛さもあるし、破廉恥だけど純情。ソロ曲の歌いっぷりもさすが。
まだ1回しか観ただけでは関係性が見えない部分もあり、喉に小骨が引っかかった感。
この作品のキモともいうべきフェステは、オリヴィアにとってはただの話し相手の小姓だったのか? やたら態度がデカいし、裏サイドに深く関わるし、冒頭とラストで歌を先導するのでよく分らない。『真夏の夜の夢』の道化役と似たものか。
最初は”黒鴉”だと思っていたフェステは人間で、”雀”だと思っていたコーラス隊はやっぱり”雀”のままで、ずっと背後からオリヴィアたちを見守る役なのか?
途中から出てきたマライアは、オリヴィアとどんな関係なのか?
マルヴォーリオは、他人への侮辱と妄想癖が過ぎたとはいえ、最後の扱いはなかなか過酷。客演の坂本岳大の大きな芝居が、私の感性に受け付けられずにイライラ^^;。最後まで汚い格好をさせるのは可哀想かも。
アントーニオのセバスチャンへの一途な想いはいいとして、シザーリオへのヴァレンタイン親父のスケベ心や、トービーのアンドルーへの構いっぷりなど、男同士のエロチックさが可笑しいこと。
周りが阿呆だと、ただの阿呆が一番まともに見えてしまうのか。”人生”悲喜こもごもの歌が多かったが、”天国”から一転、”復讐”を誓ったマルヴォーリオの人生はどうなったのか気にもなったり。
プロローグとラストのナンバー「人生は雨と風♪」は10人以上が一斉に唄うから、迫力で圧倒されそう。『水戸黄門』のテーマソングまで聞こえてきそうだったw。
4日はアダルトメンバーのαチーム。
開演前のロビー物販は、大沼さん&荒木さん&三上さん&吉田さんらコーラス隊。終演後は松本さんや関戸さんが疲れも見せずにロビーに現れた。
彼ら6人の『雪月花』イベントが5日にメイトであるので、また拝めそう。
10月中旬から始まっていたが、公演中盤でやっとの観劇。長かった。
入場プレゼントは、全出演者の集合写真。
『夏の夜の夢』『ロミオとジュリエット』に続き3回目となる、スタジオライフのシェイクスピア劇。今後も【スタジオライフ・シェイクスピアシリーズ】として、オールメールで奏でる音楽劇を続けたいようだ。
クリスマスから数えて12日目。華やかな祝祭の締め括りの日の夜を”十二夜”というそうだ。確か観劇前日の夜は”十三夜”だったハズ。
嵐の中ではぐれた双子の兄妹。妹は男装して愛しい公爵に仕えるが、公爵が想う女性から恋われてしまう。そのうち兄も現れて、サーや召使いたちも巻き込みしっちゃかめっちゃか。ハッピーでちょっと切ない喜劇。
『お気に召すまま』のように、男性が女性を演じながら男性(男装)を演じるという滑稽さが見どころのひとつ。『間違いの喜劇』のような、見分けのつかない双子をネタにした妙味も加わる。
シェイクスピア特有の難解で意味深な言葉を咀嚼する楽しみもあるが、オリジナル歌曲によって膨らませた世界観は、ハードルを下げてとっつき易い。キャラクターやシーンを生き生きと輝かせるメロディーは、古今のゆとりを感じさせる。
人には其々の役割があり、収まるべきところに収まる。ハッピーな後ろで切ない退場もあったりと、全てが爽やかな快感とはいかない話だが、これが”人生の光と影”であり甘くてビターなテイストなのだろう。
主役のヴァイオラ&シザーリオは松本慎也。小柄でキュートな松本さんは、女性が持つ優しさとひたむきさと芯の強さを覗かせて、可憐に堂々と好演。ソロ曲でも出せるだけの高音を効かせて、情緒的に唄ってくれた。
久しぶりの及川健はオリヴィア役で、松本さんと背的にも釣り合うのが良し。ベールに包まれた時は静かで強い女性の印象だったが、シザーリオと会った途端コミカルに転調、達者な芝居で沸かせて楽しませた。折角のソロはコーラス隊にお任せで、及川さんの歌声を聴けなかったのは残念か。
シザーリオとオリヴィアの2人だけのシーンは”Wエーリク”のようで、ファン的には美味しくてたまらないv。
松本さんも及川さんも小柄なので、お姫様抱っこでクルクル回されたり、ヒョイと体ごと飛ばされたりと、周りからオモチャのような扱いをされていたのが面白かった。
曽世海司のオーシーノは純情たっぷりで丁寧な芝居だが、ナルシーさが程よく発揮されて愉快度抜群。歌もこなれていて上手い。
セバスチャン役の関戸博一の出番は後半から。同じ服装のシザーリオと見比べると、断然男っぽくて格好良く見えるw。関戸さんのソロは声もよく出ていて、こんなに歌が上手かったのか。
松本さんと関戸さんが見れば見るほど似ていて、ホントに双子っぽいのがツボw。
表のメンバーの単純さと比べ、裏のメンバーは一癖二癖もあり、手強いキャストが出揃った感w。
船戸慎士演じるサー・トービーは色好みの役回りなのかな。やたら笑い飛ばして酔っ払ってテンション高かったが、ノリノリの船戸さんの顔が汗びっしょりだったのが印象的。
サー・アンドルー役の青木隆敏が、松山ケンイチに見えて仕方がないw。天然ボケ風なコミカル芝居が上手くなった。
マライアの林勇輔はとにかく濃くて逞しい。下品だけど可愛さもあるし、破廉恥だけど純情。ソロ曲の歌いっぷりもさすが。
まだ1回しか観ただけでは関係性が見えない部分もあり、喉に小骨が引っかかった感。
この作品のキモともいうべきフェステは、オリヴィアにとってはただの話し相手の小姓だったのか? やたら態度がデカいし、裏サイドに深く関わるし、冒頭とラストで歌を先導するのでよく分らない。『真夏の夜の夢』の道化役と似たものか。
最初は”黒鴉”だと思っていたフェステは人間で、”雀”だと思っていたコーラス隊はやっぱり”雀”のままで、ずっと背後からオリヴィアたちを見守る役なのか?
途中から出てきたマライアは、オリヴィアとどんな関係なのか?
マルヴォーリオは、他人への侮辱と妄想癖が過ぎたとはいえ、最後の扱いはなかなか過酷。客演の坂本岳大の大きな芝居が、私の感性に受け付けられずにイライラ^^;。最後まで汚い格好をさせるのは可哀想かも。
アントーニオのセバスチャンへの一途な想いはいいとして、シザーリオへのヴァレンタイン親父のスケベ心や、トービーのアンドルーへの構いっぷりなど、男同士のエロチックさが可笑しいこと。
周りが阿呆だと、ただの阿呆が一番まともに見えてしまうのか。”人生”悲喜こもごもの歌が多かったが、”天国”から一転、”復讐”を誓ったマルヴォーリオの人生はどうなったのか気にもなったり。
プロローグとラストのナンバー「人生は雨と風♪」は10人以上が一斉に唄うから、迫力で圧倒されそう。『水戸黄門』のテーマソングまで聞こえてきそうだったw。
4日はアダルトメンバーのαチーム。
開演前のロビー物販は、大沼さん&荒木さん&三上さん&吉田さんらコーラス隊。終演後は松本さんや関戸さんが疲れも見せずにロビーに現れた。
彼ら6人の『雪月花』イベントが5日にメイトであるので、また拝めそう。
SAIYUKI FESTA ’09
2009年10月30日 イベント『SAIYUKI FESTA ’09 -最遊記シリーズ大原画展-』へ行ってきた。入場無料。
漫画家・峰倉かずや氏が連載していた『最遊記』シリーズの初の原画展。
『最遊記』のコミックに夢中になってから10年位だろうか。
9時頃に到着したが、サイン会整理券は7時かそこらで定員分となった模様。平日だというのに、どんだけ~!^^;
整理券を諦めた人達が、今度は物販列に移動したらしく、バックギャモンの列がものすごく並んでる。とにかく並んだが、後から後から列がかなり伸びてパンク状態^^;。公式グッズ列はそれ程でもなく、二つの列で混乱されたりする人も。
並んでから買えるまで2時間近くかかっただろうか。コミケ並みw。
待った甲斐があって、ひと通り全部買えた!(^o^) 締めて3900円也。
その後で公式グッズスペースに行ったが、パンフを含めたスペシャルセットだけでも4000円するし。卓上カレンダーや三蔵マグカップやらで、かなりの散財^^;。
大判のパンフレットには、アニメ声優さんや歌劇伝キャストさんの写真とメッセージが掲載。写真が大きくて、メッセージも短くないし、こうしてみんなが紙面に一堂に会するのも久しぶりで嬉しい(^^)。
原画展入場にも列が作られたが、こちらは10分ほどで入場。入場したらフリーなハズなのに、何故みんな一列に連なったまま原画を見るのだろうか?
峰倉かずや自選原画展示「美麗にて繊細、そして力強いキャラクター達」。
モノクロ原画400点以上、カラー原画130点以上、ラフ画600点以上。思った以上に広いスペースにたくさん展示されていて、じっくり見てたら1時間以上はかかりそう。
モノクロ原画はスクリーントーン多用で、実に立体的、三次元的かつアニメ的な美しさが感じられる。カラー原画はホワイトが効果的で、バックが塗られてないと印刷絵とはガラリと雰囲気が変わる。”WEST”の花火の絵も、光ってないと色合いが全然違うものだ。ラフ画には、峰倉氏の絵への情熱やこだわり、努力が染み込んでいるようで迫力がある。
作画の為の参考レプリカを展示、刀や銃の他に、ちっちゃいジープの模型まで。
カラーイラストのデータを焼いたCD-ROM絵。愛用の仕事道具も展示。
峰倉かずや紹介だけでなく、氏をいつも支えて助けてくれた協力スタッフ一覧。
イベントではお馴染み、三蔵一行のパネル展示。歌劇伝キャストの衣装展示。
三蔵一行の乗り物”ジープ”を展示、撮影可。
合成による記念撮影コーナーあり。どうせならジープに乗ろうと、悟浄の隣におさまって撮って貰ったw。800円だからガンダムの時よりは安い。
ステージイベントは参加できなかったが、原画展と物販だけでも盛りだくさんで楽しかった。
声優さんたちのビデオレターは明日以降の予定。
ZERO-SUM引換券のステッカーと、アニメイトレシートのステッカーも貰ったし、どうせなら2日間足を運んでコンプしたいものだ。
漫画家・峰倉かずや氏が連載していた『最遊記』シリーズの初の原画展。
『最遊記』のコミックに夢中になってから10年位だろうか。
9時頃に到着したが、サイン会整理券は7時かそこらで定員分となった模様。平日だというのに、どんだけ~!^^;
整理券を諦めた人達が、今度は物販列に移動したらしく、バックギャモンの列がものすごく並んでる。とにかく並んだが、後から後から列がかなり伸びてパンク状態^^;。公式グッズ列はそれ程でもなく、二つの列で混乱されたりする人も。
並んでから買えるまで2時間近くかかっただろうか。コミケ並みw。
待った甲斐があって、ひと通り全部買えた!(^o^) 締めて3900円也。
その後で公式グッズスペースに行ったが、パンフを含めたスペシャルセットだけでも4000円するし。卓上カレンダーや三蔵マグカップやらで、かなりの散財^^;。
大判のパンフレットには、アニメ声優さんや歌劇伝キャストさんの写真とメッセージが掲載。写真が大きくて、メッセージも短くないし、こうしてみんなが紙面に一堂に会するのも久しぶりで嬉しい(^^)。
原画展入場にも列が作られたが、こちらは10分ほどで入場。入場したらフリーなハズなのに、何故みんな一列に連なったまま原画を見るのだろうか?
峰倉かずや自選原画展示「美麗にて繊細、そして力強いキャラクター達」。
モノクロ原画400点以上、カラー原画130点以上、ラフ画600点以上。思った以上に広いスペースにたくさん展示されていて、じっくり見てたら1時間以上はかかりそう。
モノクロ原画はスクリーントーン多用で、実に立体的、三次元的かつアニメ的な美しさが感じられる。カラー原画はホワイトが効果的で、バックが塗られてないと印刷絵とはガラリと雰囲気が変わる。”WEST”の花火の絵も、光ってないと色合いが全然違うものだ。ラフ画には、峰倉氏の絵への情熱やこだわり、努力が染み込んでいるようで迫力がある。
作画の為の参考レプリカを展示、刀や銃の他に、ちっちゃいジープの模型まで。
カラーイラストのデータを焼いたCD-ROM絵。愛用の仕事道具も展示。
峰倉かずや紹介だけでなく、氏をいつも支えて助けてくれた協力スタッフ一覧。
イベントではお馴染み、三蔵一行のパネル展示。歌劇伝キャストの衣装展示。
三蔵一行の乗り物”ジープ”を展示、撮影可。
合成による記念撮影コーナーあり。どうせならジープに乗ろうと、悟浄の隣におさまって撮って貰ったw。800円だからガンダムの時よりは安い。
ステージイベントは参加できなかったが、原画展と物販だけでも盛りだくさんで楽しかった。
声優さんたちのビデオレターは明日以降の予定。
ZERO-SUM引換券のステッカーと、アニメイトレシートのステッカーも貰ったし、どうせなら2日間足を運んでコンプしたいものだ。
モニジパ 航跡421
2009年10月29日 アニメ声優漫画モーニング『ジパング』航跡421。立ち読みも今週限りとなるか^^;。
前回から早くも12年後!?
「大和」と「みらい」が沈んでから26年後かい^^;。
なんかもう、はしょり過ぎというか^^;。
かいじ先生にもう描く気力が無くなったように思えてならない。
悠々自適の富豪生活をするデニー・マツオカが、読者の反感を買っているようだと筆者は悟ったのか。
ここらで角松の名誉挽回とばかり、グールドの回想で綴られる角松の実績。
菊池は日本国内で奔走したが、角松は日本国外からテコ入れしてたという。
原爆情報でワシントンを混乱させた上で、対日講和の実現に向けて働いたという角松。
もちろん、グールドやカーネルやクラークの助力もあり。てか、3人ともあっさり角松の味方になっちゃったのね。
大雑把に予想してたとはいえ、回想だけで済ますのではどうも説得力がない。すべてが上手くいき過ぎのご都合主義にしか見えない^^;。その時その場のキャラクターの思いや感情が描かれていないから。
それにしてもデニーは、本人自ら”種”と語るか。
『ガンダムSEED』みたいに、草加に全てを託された時、おそらく角松の”シード”がハジけたんだろうなw。
しかも彼の富と財力は、やはり”未来の情報”から得たもの。せこい!(-.-)
おまけに今なお、ワシントンを影で操るドンだってさ。すげえ!(-.-)
角松はそういう才能もあったんだね。
グールドの回想終わり。
1969年12月。日本では自由党総裁選前夜。
何と滝栄一郎は元気で政界で活躍していた! 予想通りすぎて笑う。
政治家・滝と、電話で話しているのは、豪華客船でくつろぐ富豪家・デニー・マツオカ。
なるほど。12年前に帰国していた角松は、やっぱり滝と接触していたのか。
滝と角松。どちらも草加の意思を引き継いで成し遂げた者同士。再会した二人が、在りし日の草加を偲ぶやり取りを見たかったな。
それにしても、デブッチョ角松は金持ちだから仕方ないとしてw、アラカンになった滝は昔のような精彩さはなく、普通の小太りのオジサンになっちゃったな。
キャラクターが急速に歳を取った姿は、あまり見たくない。
うん。草加はあのまま、30代の美形イケメンなままで終わらせてくれて良かったかもw。アラカンになった草加なんて、とても想像できないもの。
しかし、遙かバージニア州で、その草加についての新たな情報が交わされる。
クラークとカーネル、彼らも60代ぐらいだよね。二人とも結局、ワシントンで活躍らしい活躍も描かれずに、急速に老けただけの出番か。
マリアナ海戦から26年。
財力を世の中のために使ったというデニー・マツオカを回想するが、”聖人”って!?(笑) カドマツは”神”扱いなのかw。
クサカの噂は、何と未確認飛行物体からやって来た”宇宙人”!? あちらが聖人なら、クサカは”星人”かい(笑)。
もう、『Xファイル』の音楽が脳内に流れてきちゃうよ~♪
その宇宙人の名はキューザック。政府と取引し戦争を終結させたという。
キューザックの語源は”クサカ”というが、KUSAKAAとでも書くのだろうか。
しかし戦争終結に多大な貢献をしたというカドマツもクサカも、歴史には決して残らない。
帰国したカドマツの居場所が無いのと同じように、
キューザックさんの居場所は、今どこにあるのだろうか。ネバダ州とか?
次週で『ジパング』最終回。
表紙&巻頭カラー26ページで堂々完結。堂々というより、”ドロドロ”完結w。
何やら、”その後の”草加が描かれているらしい^^;。
前回から早くも12年後!?
「大和」と「みらい」が沈んでから26年後かい^^;。
なんかもう、はしょり過ぎというか^^;。
かいじ先生にもう描く気力が無くなったように思えてならない。
悠々自適の富豪生活をするデニー・マツオカが、読者の反感を買っているようだと筆者は悟ったのか。
ここらで角松の名誉挽回とばかり、グールドの回想で綴られる角松の実績。
菊池は日本国内で奔走したが、角松は日本国外からテコ入れしてたという。
原爆情報でワシントンを混乱させた上で、対日講和の実現に向けて働いたという角松。
もちろん、グールドやカーネルやクラークの助力もあり。てか、3人ともあっさり角松の味方になっちゃったのね。
大雑把に予想してたとはいえ、回想だけで済ますのではどうも説得力がない。すべてが上手くいき過ぎのご都合主義にしか見えない^^;。その時その場のキャラクターの思いや感情が描かれていないから。
それにしてもデニーは、本人自ら”種”と語るか。
『ガンダムSEED』みたいに、草加に全てを託された時、おそらく角松の”シード”がハジけたんだろうなw。
しかも彼の富と財力は、やはり”未来の情報”から得たもの。せこい!(-.-)
おまけに今なお、ワシントンを影で操るドンだってさ。すげえ!(-.-)
角松はそういう才能もあったんだね。
グールドの回想終わり。
1969年12月。日本では自由党総裁選前夜。
何と滝栄一郎は元気で政界で活躍していた! 予想通りすぎて笑う。
政治家・滝と、電話で話しているのは、豪華客船でくつろぐ富豪家・デニー・マツオカ。
なるほど。12年前に帰国していた角松は、やっぱり滝と接触していたのか。
滝と角松。どちらも草加の意思を引き継いで成し遂げた者同士。再会した二人が、在りし日の草加を偲ぶやり取りを見たかったな。
それにしても、デブッチョ角松は金持ちだから仕方ないとしてw、アラカンになった滝は昔のような精彩さはなく、普通の小太りのオジサンになっちゃったな。
キャラクターが急速に歳を取った姿は、あまり見たくない。
うん。草加はあのまま、30代の美形イケメンなままで終わらせてくれて良かったかもw。アラカンになった草加なんて、とても想像できないもの。
しかし、遙かバージニア州で、その草加についての新たな情報が交わされる。
クラークとカーネル、彼らも60代ぐらいだよね。二人とも結局、ワシントンで活躍らしい活躍も描かれずに、急速に老けただけの出番か。
マリアナ海戦から26年。
財力を世の中のために使ったというデニー・マツオカを回想するが、”聖人”って!?(笑) カドマツは”神”扱いなのかw。
クサカの噂は、何と未確認飛行物体からやって来た”宇宙人”!? あちらが聖人なら、クサカは”星人”かい(笑)。
もう、『Xファイル』の音楽が脳内に流れてきちゃうよ~♪
その宇宙人の名はキューザック。政府と取引し戦争を終結させたという。
キューザックの語源は”クサカ”というが、KUSAKAAとでも書くのだろうか。
しかし戦争終結に多大な貢献をしたというカドマツもクサカも、歴史には決して残らない。
帰国したカドマツの居場所が無いのと同じように、
キューザックさんの居場所は、今どこにあるのだろうか。ネバダ州とか?
次週で『ジパング』最終回。
表紙&巻頭カラー26ページで堂々完結。堂々というより、”ドロドロ”完結w。
何やら、”その後の”草加が描かれているらしい^^;。