映画 Dr.パルナサスの鏡
2010年1月27日 映画映画『Dr.パルナサスの鏡』を観てきた。
永遠の時を生きるパルナサス博士とその娘ら旅芸人一座の出し物は「イマジナリウム」。一座に謎の青年トニーが加わったことで、博士たちの運命が変貌していく話。
ダーク・ファンタジーだが、前半と後半では全体の雰囲気も印象もまるで違い、着地点が全く見当が付かない。摩訶不思議な無重力感の作品だった。
人の欲望を具現化した幻想世界を体験できる「イマジナリウム」。鏡を通り抜けると、突拍子もないビジュアル世界が広がるが、どこかで観たような景色ばかり、特に惹き付けるものでもない。夢のアイテムだが、2人が一緒に鏡の中に入ってはいけないとか、博士は娘には鏡に入らせないとか、制約がシビア。
悪魔との契約で不死になった博士だが、老いていくのに若返りもしたり。
世間知らずの娘は、イカす青年に惹かれていくが、一座の若者は娘を密かに思う。やがて青年の本性と罪が明かされていき、娘も真実に目覚めていく。
こんな風に作品の世界観はひどく対照的だ。空想的だったのに現実的。現代のハズなのにクラシカルな舞台設計。ロンドンだけど、着てる服はファンタなアジア風。
キャラクターもクセ者揃い。僧侶だったのに博士。童顔だけど巨乳の娘ヴァレンティナ。悪魔なのに実直。こびとだが冷静沈着な大人のパーシー。曲芸師だが女装も似合うアントン。そしてトニーは、客の願望、自分の願望、ヴァレの願望によって、次々と変化していく。
急逝したヒース・レジャーは、本作で現実場面だけは撮っていたらしい。現実世界で埋もれてしまったヒース。幻想世界は、彼と親交のあったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルによって継がれ、かえってファンタジー世界が深まり広がったと思う。3人ともどこかヒースの面影をもっているのが面白い。3人の中ではジョニデが一番出番が少ないが、役得ではあったかなw。
クリストファー・プラマーの深味や、リリー・コールのエロさにも注目。
パルナサス博士や悪魔は、テリー・ギリアム監督そのものだろう。マックスくんとカブるw着ぐるみアントンや、皮肉屋だが見捨てないパーシーも、ギリアムの一部かもしれない。
大切にするべくは、自分の世界と自分の選択。だが自分の世界に、子どもをいつまでも縛り付けられはしない。巣立つ子どもと見守る親。博士は自分のイマジネーションから解放され、ようやく現実の中で大人になったのだ。
ヒースの仲間からのメッセージは続く。
エンドロールの後、劇場内に携帯の呼び出し音。最初は客の誰かが鳴らしているのかと思ったが、オマケ演出のひとつだった。
トニーだ。トニーがどこかにいるのだ。ヒースもきっと我々の心の中で永遠に生きるのだろう。
永遠の時を生きるパルナサス博士とその娘ら旅芸人一座の出し物は「イマジナリウム」。一座に謎の青年トニーが加わったことで、博士たちの運命が変貌していく話。
ダーク・ファンタジーだが、前半と後半では全体の雰囲気も印象もまるで違い、着地点が全く見当が付かない。摩訶不思議な無重力感の作品だった。
人の欲望を具現化した幻想世界を体験できる「イマジナリウム」。鏡を通り抜けると、突拍子もないビジュアル世界が広がるが、どこかで観たような景色ばかり、特に惹き付けるものでもない。夢のアイテムだが、2人が一緒に鏡の中に入ってはいけないとか、博士は娘には鏡に入らせないとか、制約がシビア。
悪魔との契約で不死になった博士だが、老いていくのに若返りもしたり。
世間知らずの娘は、イカす青年に惹かれていくが、一座の若者は娘を密かに思う。やがて青年の本性と罪が明かされていき、娘も真実に目覚めていく。
こんな風に作品の世界観はひどく対照的だ。空想的だったのに現実的。現代のハズなのにクラシカルな舞台設計。ロンドンだけど、着てる服はファンタなアジア風。
キャラクターもクセ者揃い。僧侶だったのに博士。童顔だけど巨乳の娘ヴァレンティナ。悪魔なのに実直。こびとだが冷静沈着な大人のパーシー。曲芸師だが女装も似合うアントン。そしてトニーは、客の願望、自分の願望、ヴァレの願望によって、次々と変化していく。
急逝したヒース・レジャーは、本作で現実場面だけは撮っていたらしい。現実世界で埋もれてしまったヒース。幻想世界は、彼と親交のあったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルによって継がれ、かえってファンタジー世界が深まり広がったと思う。3人ともどこかヒースの面影をもっているのが面白い。3人の中ではジョニデが一番出番が少ないが、役得ではあったかなw。
クリストファー・プラマーの深味や、リリー・コールのエロさにも注目。
パルナサス博士や悪魔は、テリー・ギリアム監督そのものだろう。マックスくんとカブるw着ぐるみアントンや、皮肉屋だが見捨てないパーシーも、ギリアムの一部かもしれない。
大切にするべくは、自分の世界と自分の選択。だが自分の世界に、子どもをいつまでも縛り付けられはしない。巣立つ子どもと見守る親。博士は自分のイマジネーションから解放され、ようやく現実の中で大人になったのだ。
ヒースの仲間からのメッセージは続く。
エンドロールの後、劇場内に携帯の呼び出し音。最初は客の誰かが鳴らしているのかと思ったが、オマケ演出のひとつだった。
トニーだ。トニーがどこかにいるのだ。ヒースもきっと我々の心の中で永遠に生きるのだろう。
新撰組ピスメ/ブラッディ・マンデイ
2010年1月26日 TV番組新番TVドラマ。
水曜深夜『新撰組 PEACE MAKER』
これって30分番組だったのか。全10話だから、内容的につっこんだ深味は得られないかもしれない^^;。
キャスト陣は先の舞台2つと見比べてしまうが、須賀健太@鉄之助は自然体で、やんちゃな面と繊細な面を覗かせる。得意の剣道を生かした殺陣の特訓も厳しいようだし、そのうち動的な活躍を期待できそう。
D-BOYSの柳下大@沖田総司は雰囲気はあるが、どんな殺陣を見せてくれるのか。荒木宏文@吉田稔麿の妖しさもこれからか。古川雄大@市川辰之助は堅実だが、もっと動ける役がよかった。
一番吃驚したのが上山竜司@山南敬助で、眼鏡かけてあの髪型だとパッと見わかんな~いw。明里との絡みが見どころか。歩さんは目立っていたが、弟くんはこれからかな。
やっぱり第1話が30分だと、導入部としては物足りない。
 ̄
土曜『ブラッディ・マンデイ』
2週間位前から、三浦春馬と佐藤健がセットで、宣伝のためにTBSのあらゆる番組をジャックw。嫌がおうでも期待は高まる。
前作からの2年後。相変わらずの巧妙な筋立てと緊迫感。今回も二重三重に張り巡らされた人質と究極の脅迫に対し、自らの信念と選択が試されるが、またもや犠牲者が出てしまうという結末。
この1年間で様々な経験を経て飛躍的に成長した春馬くんと健くん、演技が随分と洗練されて迫力が出たなと思う。それはそのままキャラクターの成長とも重なりそう。
前回こっそり疑っていた音弥のフラグも消えたようだし^^;、今回は藤丸と音弥の共闘も増えて絆も深まりそうだ。
 ̄
月・火曜『カインとアベル』
WOWOWでは東地さんの番宣にも関わらず、字幕版だったので未見。
テレ東の吹替え版は、イ・チョインの声を桐本琢也、義兄イ・ソヌの声を平田広明。平田さんのブログで「今、皆で一生懸命日本語にしている」という言い方が愉快だったがw、ついにスタート。ヨンジ@名塚佳織のキュートな声、ソヨン@甲斐田裕子の知的な声も聞き所。
これまでも色々な作品で使われてきた「カインとアベル」だが、カインに当たる平田さんがヒールの役どころなんだろうか。
水曜深夜『新撰組 PEACE MAKER』
これって30分番組だったのか。全10話だから、内容的につっこんだ深味は得られないかもしれない^^;。
キャスト陣は先の舞台2つと見比べてしまうが、須賀健太@鉄之助は自然体で、やんちゃな面と繊細な面を覗かせる。得意の剣道を生かした殺陣の特訓も厳しいようだし、そのうち動的な活躍を期待できそう。
D-BOYSの柳下大@沖田総司は雰囲気はあるが、どんな殺陣を見せてくれるのか。荒木宏文@吉田稔麿の妖しさもこれからか。古川雄大@市川辰之助は堅実だが、もっと動ける役がよかった。
一番吃驚したのが上山竜司@山南敬助で、眼鏡かけてあの髪型だとパッと見わかんな~いw。明里との絡みが見どころか。歩さんは目立っていたが、弟くんはこれからかな。
やっぱり第1話が30分だと、導入部としては物足りない。
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土曜『ブラッディ・マンデイ』
2週間位前から、三浦春馬と佐藤健がセットで、宣伝のためにTBSのあらゆる番組をジャックw。嫌がおうでも期待は高まる。
前作からの2年後。相変わらずの巧妙な筋立てと緊迫感。今回も二重三重に張り巡らされた人質と究極の脅迫に対し、自らの信念と選択が試されるが、またもや犠牲者が出てしまうという結末。
この1年間で様々な経験を経て飛躍的に成長した春馬くんと健くん、演技が随分と洗練されて迫力が出たなと思う。それはそのままキャラクターの成長とも重なりそう。
前回こっそり疑っていた音弥のフラグも消えたようだし^^;、今回は藤丸と音弥の共闘も増えて絆も深まりそうだ。
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月・火曜『カインとアベル』
WOWOWでは東地さんの番宣にも関わらず、字幕版だったので未見。
テレ東の吹替え版は、イ・チョインの声を桐本琢也、義兄イ・ソヌの声を平田広明。平田さんのブログで「今、皆で一生懸命日本語にしている」という言い方が愉快だったがw、ついにスタート。ヨンジ@名塚佳織のキュートな声、ソヨン@甲斐田裕子の知的な声も聞き所。
これまでも色々な作品で使われてきた「カインとアベル」だが、カインに当たる平田さんがヒールの役どころなんだろうか。
舞台 TALK LIKE SINGING
2010年1月25日 舞台演劇TamaHome Presented by『TALK LIKE SINGING』を観てきた。
NYオフ・ブロードウェイで初の世界初演をはたした日本オリジナル・ミュージカルが、晴れて日本凱旋。
三谷幸喜の作・演出、小西康陽・作曲・音楽監督。三谷氏の舞台を観るのは『恐れを知らぬ川上音二郎一座』以来だ。
出演者は香取慎吾、堀内敬子、新納慎也、川平慈英とたった4名。1月は私にとりジャニーズ月間なのかw。
花壇にはSMAPやタモリや戸田恵子など多数盛大。
1階中程左ブロック席だが、日本語字幕が入る電光掲示板文字も何とか見える。
生まれつき”言葉が歌になる”青年が、研究熱心なドクターや女性博士によって治療を受けるが、やがて青年と博士は互いに惹かれあう。だがドクターの執拗で衝撃的な治療は、青年の体の奥深くまで攻め入る。
喋る言葉がすべてメロディーとなって歌い踊り出す。青年のこの特質故にミュージカルに見えるが、どうやらミュージカルの形式をもったストレート・プレイのようだ。これはミュージカルだ!と大上段に構えないところが日本らしい。
NYバージョンなので、我々観客もニューヨーカーw。登場人物は日本人で、日本名を英語風にアレンジ。日本人は日本の雰囲気はこんな感じなんですよ、と紹介する場面も多い。もちろん基本ナレーションは英語で、川平さんの達者な英語が素晴らしく、英語のジョークも冴える面白さ。日本語字幕も読み易い。
だが日本語も容赦なく飛び交じる。こっちの英語字幕は殆ど用意されず、かろうじて英訳を書いたブラカードを新納さんが持ったり、舞台上に可動式電工掲示板を配すのみ。外国人は雰囲気だけで日本語を感じ取って欲しいという魂胆らしい。
香取さんが唄う歌も前半は日本語が多く、後半で英語の歌が広がっていく。歌だけでなくダンスの楽しさで魅せるショーということか。
日本語と英語がちゃんぽんな舞台だが、『ANJIN』のような煩雑さや混沌さはあまりない。むしろ言語や意思の疎通など難解なものを超えて、緩やかで自然体な世界観で、ステージと観客の一体感を目指したように思えた。
香取慎吾は青年ターロウ役。前半はダブダブの格好、ラストは締まった体つきで見違えるほど変貌するw。治療中の場面はずっと裸足だったのが印象的。「ソーメン」「かえる」「アリ」と香取さんならではの単語や小芝居で笑わせるセンスw。アテ書きなのだろうが、天真爛漫で大らかで素直で真面目なターロウは、香取さんの分身のようにハマっている。香取さん自身もこのターロウを、好きで好きでたまらないのだろう。
日本語の歌は上手いのかどうか分らないが、声量と張りがあって聴き易い。英語もナチュラルな感じで楽しんでやっている。常に楽しそうに嬉しそうに堂々と演じている姿が微笑ましい。だがターロウはいつも迎合しているわけではない。疑問を投げかけて悩む気持ちや、大事なものを壊された喪失感を、言葉やメロディーには乗せず、巧みに情感豊かに表現する香取さんの演技力は必見だ。
歌もダンスも演技もハズせないが、NYと違ってSMAPをやりながらの50公演ロングラン。香取さんの体力や気力が最後まで貫くことを祈る。
Dr.ダイソン役の川平慈英は、英語ナレーションで舞台を進行牽引、ひっきりなしに喋っていて楽しませるが、もしや出番的にも一番多かったか。笑いも芝居も歌もダンスも素晴らしく、盛り上げ方も抜群で、生粋のミュージカル・スターという印象。
新納慎也は、色々な衣装で様々な役をこなして活躍。ピザ店員、ドクター助手とターロウとは対照的な役どころでも嫌味がない。『LILIES』のような女性役を演じさせても面白かったと思う。伸びのある凛とした歌声には定評があるが、彼だけ唯一、アクロバット風の格好良いダンスを魅せて会場を沸かせた。
ブラザー役も似合っていたが、脚本にターロウとの出会いや関係エピが描かれなかったのが残念。
ニモイ博士の掘内敬子は、歌もダンスも正統派で良い芝居を見せてくれる。グリーンやイエローの衣装を着ていたが、堀内さんのカラーがまだホワイトのようで今後の可能性を感じさせる。
でも真面目で頑固で偏屈だったニモイが、後半急にあんなに変化することにちょっと違和感。女性のきめ細やかな心情を綴る演出も必要だったと思う。
前列でナマ演奏を披露し楽しませてくれたバンドTR14THの6人も、実は舞台上でも必要なキャスト。ライブみたいに、カテコで一人一人を紹介して欲しかった。
治療中の青年が、彼を理解して励ます年上の女性と恋をしながら、やがて変貌してしまうという流れは、『アルジャーノンに花束を』を思い出させた。チャーリイが登り詰めた後で転落していくのに比べ、ターロウは無になっても恵まれている。ターロウがどんな状況になろうと、無心で支える友がいたことが羨ましくもある。
悲惨な内容なのにメロディーは妙にポップで明るく唄っちゃうとか、ランボーが殺し屋になるとか、なかなかシュールで風刺的な演出。世の中どこにでも危ういことが転がっているということか。
そんなビターな世界でも、歌が好き!歌うことが好き!歌いたい!という、誰もがもつ純粋な気持ちを忘れてはいけないのだろう。歌うことも表現方法のひとつ。「歌うように語れ♪」というメインフレーズが、疲れて惰性的になっている大人たちに向けたメッセージのようだ。
ベタな詩と子どもっぽいメロディーがびっくり箱に詰まった、ほっくりと心あたたまるエンターテイメントだった。
終演後は、ダブルアンコールとスタオベの嵐。慎吾くんたちも嬉しそう。最後はみんな手をヒラヒラさせて去るが、慎吾くんだけがしゃがんで○○を口に入れる仕草をしていて可笑しかった。
これならミュ嫌いなタモリさんでも観てくれるかな?w
NYオフ・ブロードウェイで初の世界初演をはたした日本オリジナル・ミュージカルが、晴れて日本凱旋。
三谷幸喜の作・演出、小西康陽・作曲・音楽監督。三谷氏の舞台を観るのは『恐れを知らぬ川上音二郎一座』以来だ。
出演者は香取慎吾、堀内敬子、新納慎也、川平慈英とたった4名。1月は私にとりジャニーズ月間なのかw。
花壇にはSMAPやタモリや戸田恵子など多数盛大。
1階中程左ブロック席だが、日本語字幕が入る電光掲示板文字も何とか見える。
生まれつき”言葉が歌になる”青年が、研究熱心なドクターや女性博士によって治療を受けるが、やがて青年と博士は互いに惹かれあう。だがドクターの執拗で衝撃的な治療は、青年の体の奥深くまで攻め入る。
喋る言葉がすべてメロディーとなって歌い踊り出す。青年のこの特質故にミュージカルに見えるが、どうやらミュージカルの形式をもったストレート・プレイのようだ。これはミュージカルだ!と大上段に構えないところが日本らしい。
NYバージョンなので、我々観客もニューヨーカーw。登場人物は日本人で、日本名を英語風にアレンジ。日本人は日本の雰囲気はこんな感じなんですよ、と紹介する場面も多い。もちろん基本ナレーションは英語で、川平さんの達者な英語が素晴らしく、英語のジョークも冴える面白さ。日本語字幕も読み易い。
だが日本語も容赦なく飛び交じる。こっちの英語字幕は殆ど用意されず、かろうじて英訳を書いたブラカードを新納さんが持ったり、舞台上に可動式電工掲示板を配すのみ。外国人は雰囲気だけで日本語を感じ取って欲しいという魂胆らしい。
香取さんが唄う歌も前半は日本語が多く、後半で英語の歌が広がっていく。歌だけでなくダンスの楽しさで魅せるショーということか。
日本語と英語がちゃんぽんな舞台だが、『ANJIN』のような煩雑さや混沌さはあまりない。むしろ言語や意思の疎通など難解なものを超えて、緩やかで自然体な世界観で、ステージと観客の一体感を目指したように思えた。
香取慎吾は青年ターロウ役。前半はダブダブの格好、ラストは締まった体つきで見違えるほど変貌するw。治療中の場面はずっと裸足だったのが印象的。「ソーメン」「かえる」「アリ」と香取さんならではの単語や小芝居で笑わせるセンスw。アテ書きなのだろうが、天真爛漫で大らかで素直で真面目なターロウは、香取さんの分身のようにハマっている。香取さん自身もこのターロウを、好きで好きでたまらないのだろう。
日本語の歌は上手いのかどうか分らないが、声量と張りがあって聴き易い。英語もナチュラルな感じで楽しんでやっている。常に楽しそうに嬉しそうに堂々と演じている姿が微笑ましい。だがターロウはいつも迎合しているわけではない。疑問を投げかけて悩む気持ちや、大事なものを壊された喪失感を、言葉やメロディーには乗せず、巧みに情感豊かに表現する香取さんの演技力は必見だ。
歌もダンスも演技もハズせないが、NYと違ってSMAPをやりながらの50公演ロングラン。香取さんの体力や気力が最後まで貫くことを祈る。
Dr.ダイソン役の川平慈英は、英語ナレーションで舞台を進行牽引、ひっきりなしに喋っていて楽しませるが、もしや出番的にも一番多かったか。笑いも芝居も歌もダンスも素晴らしく、盛り上げ方も抜群で、生粋のミュージカル・スターという印象。
新納慎也は、色々な衣装で様々な役をこなして活躍。ピザ店員、ドクター助手とターロウとは対照的な役どころでも嫌味がない。『LILIES』のような女性役を演じさせても面白かったと思う。伸びのある凛とした歌声には定評があるが、彼だけ唯一、アクロバット風の格好良いダンスを魅せて会場を沸かせた。
ブラザー役も似合っていたが、脚本にターロウとの出会いや関係エピが描かれなかったのが残念。
ニモイ博士の掘内敬子は、歌もダンスも正統派で良い芝居を見せてくれる。グリーンやイエローの衣装を着ていたが、堀内さんのカラーがまだホワイトのようで今後の可能性を感じさせる。
でも真面目で頑固で偏屈だったニモイが、後半急にあんなに変化することにちょっと違和感。女性のきめ細やかな心情を綴る演出も必要だったと思う。
前列でナマ演奏を披露し楽しませてくれたバンドTR14THの6人も、実は舞台上でも必要なキャスト。ライブみたいに、カテコで一人一人を紹介して欲しかった。
治療中の青年が、彼を理解して励ます年上の女性と恋をしながら、やがて変貌してしまうという流れは、『アルジャーノンに花束を』を思い出させた。チャーリイが登り詰めた後で転落していくのに比べ、ターロウは無になっても恵まれている。ターロウがどんな状況になろうと、無心で支える友がいたことが羨ましくもある。
悲惨な内容なのにメロディーは妙にポップで明るく唄っちゃうとか、ランボーが殺し屋になるとか、なかなかシュールで風刺的な演出。世の中どこにでも危ういことが転がっているということか。
そんなビターな世界でも、歌が好き!歌うことが好き!歌いたい!という、誰もがもつ純粋な気持ちを忘れてはいけないのだろう。歌うことも表現方法のひとつ。「歌うように語れ♪」というメインフレーズが、疲れて惰性的になっている大人たちに向けたメッセージのようだ。
ベタな詩と子どもっぽいメロディーがびっくり箱に詰まった、ほっくりと心あたたまるエンターテイメントだった。
終演後は、ダブルアンコールとスタオベの嵐。慎吾くんたちも嬉しそう。最後はみんな手をヒラヒラさせて去るが、慎吾くんだけがしゃがんで○○を口に入れる仕草をしていて可笑しかった。
これならミュ嫌いなタモリさんでも観てくれるかな?w
D-room3サード
2010年1月23日 イベント『D-room3サード ~いっぱい いっぱい が いっぱい!?~』に行ってきた。
今年で4回目を迎える、佐野大樹ソロ企画。
私は初参加だが、土足厳禁なのを忘れてブーツ着用^^;。靴袋を借りられてよかった。
D-roomは文字通り、大樹くんのお部屋。ゲストとトークしたり、一人芝居をしたりと、いっぱいいっぱいながらの1時間を皆で楽しむイベントだ。
D-roomは”オタク”部屋だったw。100インチのテレビ(?)では冥王ハーデス十二宮編が流しっぱなし。棚にはアニメDVDや漫画本、シャアやワンピースやゴールドセイントのフィギュアがズラリ。エヴァの曲も流れる。大樹くんが実際の自分の部屋から持ち込んできたもので、それは興味深いことw。
部屋を見下ろす形の階段客席だが、大樹くん自らグッズ売り子で席を周ったり、開演までお菓子BOXを観客だけで回すようにしたり。サービスたっぷりでフリーダム。気楽な形でくつろげた。アシスタントは犬着ぐるみの鉄っちゃん。
1人の小芝居は、『リバースヒストリカ』再び!?でザンギが降りてくる設定。幕末志士たちを自由にぶった切りw。長い鬘に衣装を身につけた大樹くんがのびのびと演じ、刀で殺陣を見せて楽しそう。
10分位だったが汗をかいたと、後ろを向いて手早くお着替え、確かに自分の部屋のような雰囲気。でもズボンのチャックが開いていたことが4回程あったそうで、何度も確認する大樹くんw。
毎回違うゲストが部屋を訪れるが、今回のお客様は加藤良輔。バンブーのど自慢以来だ。
小テーブルを囲んで大樹くんと座る。『テニミュ』では栄治さんやtutiさんとだけだったが、*pnish*のイベントは観ていて、大樹くんに「リーダー」連発。笑顔いっぱいで先輩を立てる良輔くんはいかにも好青年で、大樹くんも嬉しそう。
共演した『リバヒス』や『アヤカシ』の映像をちょこっと流して思い出話や裏話を披露。良輔くんは前日深夜に一人でこのDVDを観て予習してきたそうだ。『リバヒス』では良輔くんの演じた信長や、大樹くんが演じた秀吉の話などw。殺陣や立ち回りが多い芝居だったが、殺陣返しのマジギレや楽日に溝にハマった話まで。『アヤカシ』では良輔くんの役について言及、今度は良輔くんに踊りながら立ち回りをさせようかとw。トークが楽しく盛り上がり、喉が渇いて何度もお茶をすすっていた良輔くん。拍手の中で部屋を去った。
『ガンバの冒険』再演に向けて歌を唄わねばならない大樹くんの歌コーナー。曲はランダムで、みんなで手拍子。最初は音程でヒヤヒヤさせたがw、だいぶ声が出ていた。抽選プレゼントもあり。
大樹くんのナチュラルな魅力が広がって、まったりとリラックスして楽しめた(^o^)。
ポールにかけていたコートを着て、最後は会場外で皆を見送る大樹くん。ゆっくりと握手をしながら、22日で31歳になった大樹くんにおめでとう!を送った。
次はパニのroomかな。『ガンバの冒険』の舞台といえば、午前はガクシャの宮下くん、夕方はイカサマの佐野くんを観たし、再演も1回は観たいものだ。
今年で4回目を迎える、佐野大樹ソロ企画。
私は初参加だが、土足厳禁なのを忘れてブーツ着用^^;。靴袋を借りられてよかった。
D-roomは文字通り、大樹くんのお部屋。ゲストとトークしたり、一人芝居をしたりと、いっぱいいっぱいながらの1時間を皆で楽しむイベントだ。
D-roomは”オタク”部屋だったw。100インチのテレビ(?)では冥王ハーデス十二宮編が流しっぱなし。棚にはアニメDVDや漫画本、シャアやワンピースやゴールドセイントのフィギュアがズラリ。エヴァの曲も流れる。大樹くんが実際の自分の部屋から持ち込んできたもので、それは興味深いことw。
部屋を見下ろす形の階段客席だが、大樹くん自らグッズ売り子で席を周ったり、開演までお菓子BOXを観客だけで回すようにしたり。サービスたっぷりでフリーダム。気楽な形でくつろげた。アシスタントは犬着ぐるみの鉄っちゃん。
1人の小芝居は、『リバースヒストリカ』再び!?でザンギが降りてくる設定。幕末志士たちを自由にぶった切りw。長い鬘に衣装を身につけた大樹くんがのびのびと演じ、刀で殺陣を見せて楽しそう。
10分位だったが汗をかいたと、後ろを向いて手早くお着替え、確かに自分の部屋のような雰囲気。でもズボンのチャックが開いていたことが4回程あったそうで、何度も確認する大樹くんw。
毎回違うゲストが部屋を訪れるが、今回のお客様は加藤良輔。バンブーのど自慢以来だ。
小テーブルを囲んで大樹くんと座る。『テニミュ』では栄治さんやtutiさんとだけだったが、*pnish*のイベントは観ていて、大樹くんに「リーダー」連発。笑顔いっぱいで先輩を立てる良輔くんはいかにも好青年で、大樹くんも嬉しそう。
共演した『リバヒス』や『アヤカシ』の映像をちょこっと流して思い出話や裏話を披露。良輔くんは前日深夜に一人でこのDVDを観て予習してきたそうだ。『リバヒス』では良輔くんの演じた信長や、大樹くんが演じた秀吉の話などw。殺陣や立ち回りが多い芝居だったが、殺陣返しのマジギレや楽日に溝にハマった話まで。『アヤカシ』では良輔くんの役について言及、今度は良輔くんに踊りながら立ち回りをさせようかとw。トークが楽しく盛り上がり、喉が渇いて何度もお茶をすすっていた良輔くん。拍手の中で部屋を去った。
『ガンバの冒険』再演に向けて歌を唄わねばならない大樹くんの歌コーナー。曲はランダムで、みんなで手拍子。最初は音程でヒヤヒヤさせたがw、だいぶ声が出ていた。抽選プレゼントもあり。
大樹くんのナチュラルな魅力が広がって、まったりとリラックスして楽しめた(^o^)。
ポールにかけていたコートを着て、最後は会場外で皆を見送る大樹くん。ゆっくりと握手をしながら、22日で31歳になった大樹くんにおめでとう!を送った。
次はパニのroomかな。『ガンバの冒険』の舞台といえば、午前はガクシャの宮下くん、夕方はイカサマの佐野くんを観たし、再演も1回は観たいものだ。
劇場版 遊☆戯☆王&初日舞台挨拶
2010年1月23日 映画10thアニバーサリー劇場版『遊☆戯☆王 ~超融合!時空を超えた絆~』&初日舞台挨拶を観てきた。
映画入場者限定カードは”シン レッドアイズ・ブラックドラゴン”。
3D眼鏡は袋入りで持ち帰りオッケー。
世界を破滅させようと未来から来た最大の強敵を相手に、キング・オブ・デュエリストの遊戯と十代と遊星が、時空を超え力を合わせて壮絶なデュエルを繰り広げる。
TVアニメシリーズから十年、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』『GX』『5D’s』の主人公3人がついに集結。今まで3作品は次元が違う設定かと思ってたが、一本の線で繋がった時代だった。未来のモンスターを使って過去を破壊すれば、必然的に未来も消滅する。『電王』などのタイムスリップもので新鮮味は少ないが分り易い。
3人が揃うと、各々の性格や個性が明白になって面白い。遊星は覚悟と運命を背負って真面目で、十代は元気で頼もしくて破天荒、遊戯はリーダーとしての柔軟さと強さを併せ持つ。
スターダスト・ドラゴンを敵に奪われた遊星に「俺が必ず取り返す」と力づける遊戯。絶体絶命の中で「もうダメか」と諦めかける遊星に「まだまだだ」と励ます十代。先輩二人との共闘で、遊星は大事なものを思い出して立ち上がる。かけがいのない仲間、揺るがない絆、抜群のコンビネーションプレイ。夢のコラボ・デュエルに胸が熱くなった。
ブラックマジシャン、マジシャンガール、ブラックアイズ・ホワイトドラゴン、エレメンタルヒーローネオス、極めつけはクリボー。其々のエースモンスターの再登場も嬉しいが、デュエルで各作品のテーマ曲が流れるのも懐かしい。
話題の3Dだが、実は長編の手描きアニメの3D化は本邦初。3DCGは見慣れてきたが、手描きだと3Dの本来の持ち味が存分に生かせるのだと分った。クリアで綺麗で迫力と温もりがある。
特に遊戯王だと、モンスターが見事に飛び出す立体感で、キャラとのリアルな繋がりを醸す。人物と背景の奥行きもたっぷり。カードが飛び出すサマは最高だ。EDロールも立体だが、音響監督の平光琢也の文字も飛び出していたw。
アニメ業界もここらで原点に立ち返り、手描きの3D化も推し進めて欲しいものだ。
敵のバラドックスにも世界を破滅させる事情があり、孤独で切ない戦士ではあった。
でもどんなに未来が凄惨でも、「俺たちの未来は俺たちが作る」と今のこの時を守ると誓ったデュエリストたち。普遍的で逞しいメッセージが伝わった。約50分は物足りないが続編を望みたい。
 ̄
上映後に舞台挨拶。マスコミ関連多数。
右ブロックの席だったが、すぐ脇が出演者の出入口になっていて、間近に拝めてちょっとお得感v。
登壇者は、風間俊介(武藤遊戯役)KENN(遊城十代役)宮下雄也(不動遊星役)田村淳・ロンドンブーツ1号2号(パラドックス役)。司会はアニメにもチラと出ていたアメリカザリガニの二人。
風間くんは童顔だがちょっぴり貫禄が出てきて、KENNは愛想が良くスラリと格好良くて、宮下くんはやや緊張気味なのか硬い。集結した3人の姿を、近くで拝めることが夢のようで嬉しい。
其々が挨拶をした後で、田村さんが「モーニング遊戯王」と愉快な単語をw。
収録の話から。「収録中は寒かったが、収録してるうちに熱くなった」とKENN。「汗だくの中で、何のスポーツをしているのかと」と風間くん。田村さんだけは別録りでひとりでデュエルをしてたそうだが、「困惑する単語が色々出てきた」と苦笑。「やっているうちは淳さんの顔が浮かんでしまったがw、完成してはじめて最強の敵だったのかと実感した」と風間くん。パラドックスにも色々な思いがあったという話が出たが、宮下くんがキッパリと「人のカードパクりましたからね」(笑)。風間くんとKENNはよく笑って喋っていたが、宮下くんは少々おとなしくて、キャラとカブりそうw。
この後、原作者の高橋和希が登場。誰よりも会場の声援を受けて「カッコイー!」コールいっぱいw。
高橋氏は「素晴らしいスタッフで素晴らしい作品ができあがった」と早口で挨拶するも、マイクをちょっと外し気味w。「日本の新たな未来に向かって」と出演者にもエールを送った。撮影は苦手だからと、そのまますぐに去ってしまうw。
最後に3人が其々に感謝の気持ちを述べてから、田村さんが「家に帰って誰か一人にでも熱い気持ちを伝えてください」「パラドックスを主人公にした物語を作って下さい」と大胆な希望で沸かせた。
続いてマスコミによるフォトセッション。紙メディアからスタートし、宮下くん、田村さん、風間くん、KENNの順で並びにっこり。途中から全員の「ドロー」ポーズとなったが、右手が左手だったり、茶碗持つポーズに見えたりw。
Web携帯メディアでは、風間くんだけが加わらず、右手のブースから客観的に楽しそうに眺めている。時間が圧しているのかすぐに終了。歓声の中、皆さんがにっこり手を振りながら出口へと去った。
終了後はロビーで、テレ東による観客インタビュー撮影もあり。27日に放送予定とか。
映画入場者限定カードは”シン レッドアイズ・ブラックドラゴン”。
3D眼鏡は袋入りで持ち帰りオッケー。
世界を破滅させようと未来から来た最大の強敵を相手に、キング・オブ・デュエリストの遊戯と十代と遊星が、時空を超え力を合わせて壮絶なデュエルを繰り広げる。
TVアニメシリーズから十年、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』『GX』『5D’s』の主人公3人がついに集結。今まで3作品は次元が違う設定かと思ってたが、一本の線で繋がった時代だった。未来のモンスターを使って過去を破壊すれば、必然的に未来も消滅する。『電王』などのタイムスリップもので新鮮味は少ないが分り易い。
3人が揃うと、各々の性格や個性が明白になって面白い。遊星は覚悟と運命を背負って真面目で、十代は元気で頼もしくて破天荒、遊戯はリーダーとしての柔軟さと強さを併せ持つ。
スターダスト・ドラゴンを敵に奪われた遊星に「俺が必ず取り返す」と力づける遊戯。絶体絶命の中で「もうダメか」と諦めかける遊星に「まだまだだ」と励ます十代。先輩二人との共闘で、遊星は大事なものを思い出して立ち上がる。かけがいのない仲間、揺るがない絆、抜群のコンビネーションプレイ。夢のコラボ・デュエルに胸が熱くなった。
ブラックマジシャン、マジシャンガール、ブラックアイズ・ホワイトドラゴン、エレメンタルヒーローネオス、極めつけはクリボー。其々のエースモンスターの再登場も嬉しいが、デュエルで各作品のテーマ曲が流れるのも懐かしい。
話題の3Dだが、実は長編の手描きアニメの3D化は本邦初。3DCGは見慣れてきたが、手描きだと3Dの本来の持ち味が存分に生かせるのだと分った。クリアで綺麗で迫力と温もりがある。
特に遊戯王だと、モンスターが見事に飛び出す立体感で、キャラとのリアルな繋がりを醸す。人物と背景の奥行きもたっぷり。カードが飛び出すサマは最高だ。EDロールも立体だが、音響監督の平光琢也の文字も飛び出していたw。
アニメ業界もここらで原点に立ち返り、手描きの3D化も推し進めて欲しいものだ。
敵のバラドックスにも世界を破滅させる事情があり、孤独で切ない戦士ではあった。
でもどんなに未来が凄惨でも、「俺たちの未来は俺たちが作る」と今のこの時を守ると誓ったデュエリストたち。普遍的で逞しいメッセージが伝わった。約50分は物足りないが続編を望みたい。
 ̄
上映後に舞台挨拶。マスコミ関連多数。
右ブロックの席だったが、すぐ脇が出演者の出入口になっていて、間近に拝めてちょっとお得感v。
登壇者は、風間俊介(武藤遊戯役)KENN(遊城十代役)宮下雄也(不動遊星役)田村淳・ロンドンブーツ1号2号(パラドックス役)。司会はアニメにもチラと出ていたアメリカザリガニの二人。
風間くんは童顔だがちょっぴり貫禄が出てきて、KENNは愛想が良くスラリと格好良くて、宮下くんはやや緊張気味なのか硬い。集結した3人の姿を、近くで拝めることが夢のようで嬉しい。
其々が挨拶をした後で、田村さんが「モーニング遊戯王」と愉快な単語をw。
収録の話から。「収録中は寒かったが、収録してるうちに熱くなった」とKENN。「汗だくの中で、何のスポーツをしているのかと」と風間くん。田村さんだけは別録りでひとりでデュエルをしてたそうだが、「困惑する単語が色々出てきた」と苦笑。「やっているうちは淳さんの顔が浮かんでしまったがw、完成してはじめて最強の敵だったのかと実感した」と風間くん。パラドックスにも色々な思いがあったという話が出たが、宮下くんがキッパリと「人のカードパクりましたからね」(笑)。風間くんとKENNはよく笑って喋っていたが、宮下くんは少々おとなしくて、キャラとカブりそうw。
この後、原作者の高橋和希が登場。誰よりも会場の声援を受けて「カッコイー!」コールいっぱいw。
高橋氏は「素晴らしいスタッフで素晴らしい作品ができあがった」と早口で挨拶するも、マイクをちょっと外し気味w。「日本の新たな未来に向かって」と出演者にもエールを送った。撮影は苦手だからと、そのまますぐに去ってしまうw。
最後に3人が其々に感謝の気持ちを述べてから、田村さんが「家に帰って誰か一人にでも熱い気持ちを伝えてください」「パラドックスを主人公にした物語を作って下さい」と大胆な希望で沸かせた。
続いてマスコミによるフォトセッション。紙メディアからスタートし、宮下くん、田村さん、風間くん、KENNの順で並びにっこり。途中から全員の「ドロー」ポーズとなったが、右手が左手だったり、茶碗持つポーズに見えたりw。
Web携帯メディアでは、風間くんだけが加わらず、右手のブースから客観的に楽しそうに眺めている。時間が圧しているのかすぐに終了。歓声の中、皆さんがにっこり手を振りながら出口へと去った。
終了後はロビーで、テレ東による観客インタビュー撮影もあり。27日に放送予定とか。
スペースシャトルショー公演 BUTLER×BATTLER
2010年1月22日 舞台演劇スペースシャトルショー第二回公演『BUTLER×BATTLER』を観てきた。
写真セットも薄いパンフも高いが、チケット代がそれ程高くなかったからか?
前方真ん中席でとっても観易いが、後方席が埋まってない。
「バトラー・バーサス・バトラー」と読んで、「執事バトル」という意味。
老舗執事喫茶が舞台。急逝した”父上”の店を守ろうとする執事たちと、”父親”のメッセージが詰まった店にいつしか思い入れを抱く息子との繋がりを、執事同士のバトルを通して描く。
黒い執事服に身を包み、優雅な立ち居振る舞いで客をもてなす執事たちが、目にも麗しくステキなこと。美味しそうなお茶とケーキが出され、柔らかな歌に格好良いダンスと、たっぷりと世界観で楽しませる趣向。
だがストーリーは思った以上に真面目で普遍的。”伝説の執事”は、執事たちからも息子からも”父”と呼ばれ尊敬されてた人物。かけがえのない人を失った彼らは、何とかして父の残した店を守ろうとするが、身近なライバル出現で、葛藤や諍いや裏切りや孤独が浮き彫りになる。そして執事としての父の姿を知った息子は、彼らの心に触れながら、自分自身で立ち上がろうと成長していく。
前半は父親と子どもの繋がりを描きながら、中盤からは急転換。ライバル店出現には、ある女性の深い孤独と強い憎しみが関与していた。ひとりの男を思慕する女としての顔と、息子を愛する母親としての顔。実は、母親と息子の絆を色濃く描いた話でもあったのだ。
メインの男性は4人だが、アンサンブルも含めて登場人物が27人ととにかく多い群像劇。女性キャストも5人が中心になって展開、執事ものとしては多いだろう。
その一人一人を丹念に魅力的に描いて、役者の個性を引き出す演出には好感がもてる。どの人物にも感情移入できて、卑怯なことをする悪人に見えても憎めない。その見方は主人公のサトルの気持ちと重なっていく。
噴出していく人物の感情や予想通りの行動、海賊と宝物発券、執事バトルの様子は、ストレートに映すと陳腐で退屈に見えるが、歌と共にイメージとして明白に描き出すので、女性演出家らしい柔らかなセンスを感じた。
日曜以来に拝む根本正勝はミツヒロ役として、折り目正しく姿勢も綺麗で見惚れそうv。よく通る声がやっぱりステキで、静かな中に凛とした迫力がある。役どころとしては年長で皆を束ねる責任感ある安定派。ソロ部分もある歌は良かったが、若手と一緒のダンスはやや半テンポずれてるような^^;。ほんの少し見せた殺陣もフェンシングというより剣術だったかw。ダンス以外は静かな佇まいだったが、根本さんの新たな一面が見られて良かった。
渡辺大輔が根本さんの弟役のミライ。不敵な面構えと悪賢い策士ぶりで、ワルモンぽい渡辺くんの表情が新鮮。根本さんと敵対する場面、笑い合う場面と、息ぴったりの関係を見せた。でも弟だからこそ色々と挑戦して飛躍できるんだよね。
ライト役の福山聖二は、甘いマスクと声のいかにも美少年然。ダンスでも頑張っていたが、役的に広がりを見せていた。
ミヤビ役のAKINAが眼鏡っ子から大変身。強さとキュートさを併せ持って期待株。
ヤマギシ役の鬼束道歩が、声量のある歌声と説得性のある言葉で、作品を底から支えて素晴らしい。
主演のTakuyaが演じるサトルは、アテガキだと思うほどよくハマっている。前半は温和で軽い存在だったのが、中盤からめきめきと深味を増していく。台詞や行動が自然で、そこに嘘偽りのない誠実さが感じられるのだ。ダブついたジーンズからバトラー服に着替えると、サトルにも男らしい覚悟が見えてくる。後半でサトルが自分の気持ちをストレートにぶつけた時は、Takuyaのひたむきさが出て、思わずジワッと熱いものがこぼれた。役者の演技に感動するというのはこのことだろうか。様々な作品を経験してきたTakuyaだが、彼の役者魂を感じ取れる芝居だろう。
サトルの父として、堀川りょうが声の出演。ベジータもいずれ父親になるんだしねw。
父親からのメッセージはいかにも『bambino』っぽいなぁ^^;。執事とボーイは違うが、舞台でやってる雰囲気は似てるかも。
『バト・バト』として第二弾があってもいいが、キャストも少し入れ替えしそう。
カフェ・チェンバレンのみんなは、仲間であり、家族であり。キャラもキャストも誰もがかけがえのない存在。
”秘伝の紅茶”の名前は”ファミリー・タイズ”かもしれないと、香りが伝わってきそうな舞台。
休憩なしで2時間半もあり、暗転も多かったが、あまり退屈させずに見せてくれた。
手拍子が思わず出てくる歌。そしてダブル・アンコール。渡辺くんに囁かれたTakuyaが、アンサンブルのおかげですと感謝を挨拶に込めて終了した。その様子を微笑ましく見守る根本さん。
次のサンモールは、Dボの『NOW LOADING』かな。なんとか2公演は観れそうだ。
写真セットも薄いパンフも高いが、チケット代がそれ程高くなかったからか?
前方真ん中席でとっても観易いが、後方席が埋まってない。
「バトラー・バーサス・バトラー」と読んで、「執事バトル」という意味。
老舗執事喫茶が舞台。急逝した”父上”の店を守ろうとする執事たちと、”父親”のメッセージが詰まった店にいつしか思い入れを抱く息子との繋がりを、執事同士のバトルを通して描く。
黒い執事服に身を包み、優雅な立ち居振る舞いで客をもてなす執事たちが、目にも麗しくステキなこと。美味しそうなお茶とケーキが出され、柔らかな歌に格好良いダンスと、たっぷりと世界観で楽しませる趣向。
だがストーリーは思った以上に真面目で普遍的。”伝説の執事”は、執事たちからも息子からも”父”と呼ばれ尊敬されてた人物。かけがえのない人を失った彼らは、何とかして父の残した店を守ろうとするが、身近なライバル出現で、葛藤や諍いや裏切りや孤独が浮き彫りになる。そして執事としての父の姿を知った息子は、彼らの心に触れながら、自分自身で立ち上がろうと成長していく。
前半は父親と子どもの繋がりを描きながら、中盤からは急転換。ライバル店出現には、ある女性の深い孤独と強い憎しみが関与していた。ひとりの男を思慕する女としての顔と、息子を愛する母親としての顔。実は、母親と息子の絆を色濃く描いた話でもあったのだ。
メインの男性は4人だが、アンサンブルも含めて登場人物が27人ととにかく多い群像劇。女性キャストも5人が中心になって展開、執事ものとしては多いだろう。
その一人一人を丹念に魅力的に描いて、役者の個性を引き出す演出には好感がもてる。どの人物にも感情移入できて、卑怯なことをする悪人に見えても憎めない。その見方は主人公のサトルの気持ちと重なっていく。
噴出していく人物の感情や予想通りの行動、海賊と宝物発券、執事バトルの様子は、ストレートに映すと陳腐で退屈に見えるが、歌と共にイメージとして明白に描き出すので、女性演出家らしい柔らかなセンスを感じた。
日曜以来に拝む根本正勝はミツヒロ役として、折り目正しく姿勢も綺麗で見惚れそうv。よく通る声がやっぱりステキで、静かな中に凛とした迫力がある。役どころとしては年長で皆を束ねる責任感ある安定派。ソロ部分もある歌は良かったが、若手と一緒のダンスはやや半テンポずれてるような^^;。ほんの少し見せた殺陣もフェンシングというより剣術だったかw。ダンス以外は静かな佇まいだったが、根本さんの新たな一面が見られて良かった。
渡辺大輔が根本さんの弟役のミライ。不敵な面構えと悪賢い策士ぶりで、ワルモンぽい渡辺くんの表情が新鮮。根本さんと敵対する場面、笑い合う場面と、息ぴったりの関係を見せた。でも弟だからこそ色々と挑戦して飛躍できるんだよね。
ライト役の福山聖二は、甘いマスクと声のいかにも美少年然。ダンスでも頑張っていたが、役的に広がりを見せていた。
ミヤビ役のAKINAが眼鏡っ子から大変身。強さとキュートさを併せ持って期待株。
ヤマギシ役の鬼束道歩が、声量のある歌声と説得性のある言葉で、作品を底から支えて素晴らしい。
主演のTakuyaが演じるサトルは、アテガキだと思うほどよくハマっている。前半は温和で軽い存在だったのが、中盤からめきめきと深味を増していく。台詞や行動が自然で、そこに嘘偽りのない誠実さが感じられるのだ。ダブついたジーンズからバトラー服に着替えると、サトルにも男らしい覚悟が見えてくる。後半でサトルが自分の気持ちをストレートにぶつけた時は、Takuyaのひたむきさが出て、思わずジワッと熱いものがこぼれた。役者の演技に感動するというのはこのことだろうか。様々な作品を経験してきたTakuyaだが、彼の役者魂を感じ取れる芝居だろう。
サトルの父として、堀川りょうが声の出演。ベジータもいずれ父親になるんだしねw。
父親からのメッセージはいかにも『bambino』っぽいなぁ^^;。執事とボーイは違うが、舞台でやってる雰囲気は似てるかも。
『バト・バト』として第二弾があってもいいが、キャストも少し入れ替えしそう。
カフェ・チェンバレンのみんなは、仲間であり、家族であり。キャラもキャストも誰もがかけがえのない存在。
”秘伝の紅茶”の名前は”ファミリー・タイズ”かもしれないと、香りが伝わってきそうな舞台。
休憩なしで2時間半もあり、暗転も多かったが、あまり退屈させずに見せてくれた。
手拍子が思わず出てくる歌。そしてダブル・アンコール。渡辺くんに囁かれたTakuyaが、アンサンブルのおかげですと感謝を挨拶に込めて終了した。その様子を微笑ましく見守る根本さん。
次のサンモールは、Dボの『NOW LOADING』かな。なんとか2公演は観れそうだ。
映画 かいじゅうたちのいるところ 吹替え版
2010年1月20日 映画映画『かいじゅうたちのいるところ』吹替え版を観てきた。
ママに怒られ家を飛び出した8歳の少年マックスが、辿り着いた不思議な島で、王様としてかいじゅうたちと過ごすお話。
ベストセラーだという絵本はもちろん未読。
マックス印のタイトルからスタートし、理屈も理由も要らない突っ込み満載の子供っぽいストーリー。深味と濃くのある色使いの摩訶不思議な情景と、キュートな造形美たっぷりのかいじゅうたちが出て、ファンタジック溢れる世界観に混乱しながらも惹き込まれる。
かいじゅうたち其々に名前があって、文字も数字も解しているのが面白い。かいじゅうたちとマックスとの交わりや関係がはっきりして、其々の性格や気持ちにも感情移入し易い。
かいじゅうおどりや、かいじゅうたちが重なり合う様子や、坂を転がり落ちる場面は子ども仕様だろう。だだっ広い砂丘や胃袋の中や大海を見下ろす場所で、マックスがかいじゅうたちと語り合う場面が印象的だ。
家族と喧嘩してどこかに行っちゃいたい…という自分が子どもだった頃を思い出させるが、子供は誰でも多かれ少なかれマックスなのだ…と我が子ども達とも重ねて観ていた。噛み付かれたり引っ掻かれたりと、母親はホントに大変なのだw。
かいじゅうたちは、マックスの分身でもあり、人間社会の縮図でもあり、大家族でもある。でも、彼らを導いて叱って褒めて見守ってくれる”親”が、かいじゅうたちにはいないことが切ないこと。
自由に動いて騒いで楽しくやりたい。みんなから認められて褒められたい。みんなを引っ張っていきたい。男の子なら誰でも思う希望を叶えられたマックス。でも彼の理想の王国は、所詮は遊び半分の付け焼刃。王様としての器も実力も、子どもにはまだありはしない。”かいじゅうたちのいるところ”は、結局はマックスの居場所ではなかった。自分の居場所探しのお話でもあったのだ。
かいじゅうたちと関わったことで、自分を見つめなおし、自分の本当の居場所を知ったマックス。人と人を繋ぐ社会の理、家族の絆をぼんやり思いながら、ようやく気づけた母親の大切さ。
あたたかい瞳で無言で息子を抱き締めた母親の姿に、とめどなく共感する。かいじゅうは”海獣”とも書けたっけ。”海”には”母”がいる。海獣たちは母を思い起こす存在でもあったのだ。母親冥利につきる映画である。
様々な目線で、色々なことを考えさせてくれる、ちょっぴりシビアなファンタジーだった。
マックスを演じたマックス・レコーズがナチュラルな演技が際立って可愛いが、声の加藤清史郎も奮闘していて可愛いこと。犬は「バウバウ」じゃなく、やっぱり「ワンワン」なんだねw。
キャロルの声の高橋克美が、荒っぽさの中に優しさを含んで好演。永作博美のKWが淡々とした中に柔らかさがあり、後半にかけて上手くなっていく。
気は優しくて大きな体のアイラの声が、故・郷里大輔さん。これが遺作になってしまったのだろうか。お声を聞きながらも、ジンと胸が詰まりそうになって(;_;)。こんな風にかいじゅうたちが一つでも欠けたら、もの凄く寂しいことだろう。
ママに怒られ家を飛び出した8歳の少年マックスが、辿り着いた不思議な島で、王様としてかいじゅうたちと過ごすお話。
ベストセラーだという絵本はもちろん未読。
マックス印のタイトルからスタートし、理屈も理由も要らない突っ込み満載の子供っぽいストーリー。深味と濃くのある色使いの摩訶不思議な情景と、キュートな造形美たっぷりのかいじゅうたちが出て、ファンタジック溢れる世界観に混乱しながらも惹き込まれる。
かいじゅうたち其々に名前があって、文字も数字も解しているのが面白い。かいじゅうたちとマックスとの交わりや関係がはっきりして、其々の性格や気持ちにも感情移入し易い。
かいじゅうおどりや、かいじゅうたちが重なり合う様子や、坂を転がり落ちる場面は子ども仕様だろう。だだっ広い砂丘や胃袋の中や大海を見下ろす場所で、マックスがかいじゅうたちと語り合う場面が印象的だ。
家族と喧嘩してどこかに行っちゃいたい…という自分が子どもだった頃を思い出させるが、子供は誰でも多かれ少なかれマックスなのだ…と我が子ども達とも重ねて観ていた。噛み付かれたり引っ掻かれたりと、母親はホントに大変なのだw。
かいじゅうたちは、マックスの分身でもあり、人間社会の縮図でもあり、大家族でもある。でも、彼らを導いて叱って褒めて見守ってくれる”親”が、かいじゅうたちにはいないことが切ないこと。
自由に動いて騒いで楽しくやりたい。みんなから認められて褒められたい。みんなを引っ張っていきたい。男の子なら誰でも思う希望を叶えられたマックス。でも彼の理想の王国は、所詮は遊び半分の付け焼刃。王様としての器も実力も、子どもにはまだありはしない。”かいじゅうたちのいるところ”は、結局はマックスの居場所ではなかった。自分の居場所探しのお話でもあったのだ。
かいじゅうたちと関わったことで、自分を見つめなおし、自分の本当の居場所を知ったマックス。人と人を繋ぐ社会の理、家族の絆をぼんやり思いながら、ようやく気づけた母親の大切さ。
あたたかい瞳で無言で息子を抱き締めた母親の姿に、とめどなく共感する。かいじゅうは”海獣”とも書けたっけ。”海”には”母”がいる。海獣たちは母を思い起こす存在でもあったのだ。母親冥利につきる映画である。
様々な目線で、色々なことを考えさせてくれる、ちょっぴりシビアなファンタジーだった。
マックスを演じたマックス・レコーズがナチュラルな演技が際立って可愛いが、声の加藤清史郎も奮闘していて可愛いこと。犬は「バウバウ」じゃなく、やっぱり「ワンワン」なんだねw。
キャロルの声の高橋克美が、荒っぽさの中に優しさを含んで好演。永作博美のKWが淡々とした中に柔らかさがあり、後半にかけて上手くなっていく。
気は優しくて大きな体のアイラの声が、故・郷里大輔さん。これが遺作になってしまったのだろうか。お声を聞きながらも、ジンと胸が詰まりそうになって(;_;)。こんな風にかいじゅうたちが一つでも欠けたら、もの凄く寂しいことだろう。
帝劇新春特別公演『新春 人生革命』を観てきた。
私にしては珍しいジャンルの観劇だが、レ・ミゼ関連で色々と^^;。
前方中ブロックの通路側という観易さで、レ・ミゼの時よりも良席だw。
森光子が女優生活75年目に新たに挑む、女優としての「革命」。『新春 滝沢革命』に主演する滝沢秀明も共演するプレミアム公演。
森光子初の自叙伝『人生はロングラン』にインスパイアされたジャニー喜多川氏のオリジナル作品。
森光子の生まれ故郷・京都を舞台に、一座の座長である女優と、その女優を母と慕い支える若者を主軸に、ひとりの大物女優の人生を描く話。
「女男 LOVE(愛)」と書いて「革命」と呼ぶそうだ。愛と夢に満ち溢れた、新春に相応しい華やかでゴージャスな、極上のエンターテインメントだった。
お金をかければいいというものではないが、たまにはこうした贅沢尽くしの舞台も悪くない。
舞台そのものも3次元ではあるが、まるで舞台の3Dを眼鏡なしで観ているようだ。
森さんが乗ったゴンドラや、滝沢くんのフライングが、ステージから客席まで飛び出してくる。私達の頭上に森さんが座っていたり、目の前を滝沢くんが横切ったりと、忽ち一体感がわいてくる。
ステージ三方に映される映像がこれまた巧妙で、奥行き感と躍動感があり、四季折々の美しさも楽しめる。
光の芸術や噴水の芸術がまた素晴らしく、ライト効果も絶妙、レーザーによる文字書きも綺麗で、ネオロマイベントの派手さの数倍も凄かった。
出演者の衣装替えも眩しいが、内容もバラエティに富む。歌ありダンスあり、殺陣やアクションあり、イリュージョンあり、浄瑠璃あり。極めつけは舞台上に現れる船や飛行機。何もかもに圧倒される舞台だった。
前半は滝沢秀明演じるヒデアキの冒険ファンタジーが中心。タッキーの歌はまあまあだが、ダンスはさすがに格好良く、若手たちとの集団ダンスではとりわけ見応えあり。マジックに縄芸、女形踊りと何でも器用にこなして拍手喝采。降り注ぐ雨の中で殺陣や立ち回りをこなし、最後は奈落落ちまで見せて、ここはGロッソか!?と思うほど興奮させた。滑舌に甘さがまだあるが、タッキーはやっぱり凄いと実感。白いキラキラスーツがメインの衣装でよく似合ってたが、経験豊かなのに透明感があって、真面目でひたむきで、まだまだ可能性をいっぱい秘めた役者だと思った。森さんがお気に入りなのもよく分る。
森光子さんを殆ど初めて拝んだが、体が小さく随分とお痩せになっていて、どちらかというと可愛らしい方だ。前半は殆ど動かず座ったままで、若者たちの劇中劇を見守る語り部的役どころ。洋風に化粧をされて綺麗だが、瞬きを全くされてない!?(゜o゜) 中盤からゆっくりと動くが、壁伝いはさすがに吹き替えだろう。それでも後半はじっと立つだけで、オーラが出てきそうな存在感だ。
台詞や歌も口パクではあるが、森さんの人生とかぶさってくる言葉や歌詞には、説得力のある重みと迫力がある。森さんが作詞をされた挿入歌「人生半ばです♪」では、私自身の人生も重ねながら胸を熱くさせた。戦災から復興した京都の思い出、アラカンさんとの思い出など、映像のリアルさもあって、じーんと染み入るように聞き入った。これが大女優の人生、凄みなんだろう。
憧れの森さんと初共演を果たした錦織一清は、長老、錦鯉、ヒデアキ父と様々な役をこなし、明瞭な発声が心地いい。
A.B.C-Zでは橋本良亮、河合郁人、五関晃一が出演、タッキーとの絡み芝居を見せる。Kis-My-Ft2の若手も歌やダンスで活躍、客席通路で歌った時は彼らの声がビンビンに響いてきて頼もしかった。ジャニーズJr.の子たちも頑張っていた。バイオリンや三味線を扱える若者も目立つ。
メインテーマ「人生革命♪」も普遍的なメロディーで耳に残りそう。森さんを「光子の花が咲く~」とタッキーや錦織さんが囲んで歌い上げ、思わず目に光るものを見せる森さん。
ピンクの花弁がハラハラと客席に降ってきて、派手な中にも優しさが伝わるようなエンディングだった。
森さんを中心に右左中とゆっくりとお辞儀をする皆さん。タッキーと錦織さんに手をひかれてステージを歩く森さんに、あたたかい拍手がたくさん送られた。
二幕はじめに、錦織さんから会場に来ているゲスト紹介もあり。
坂東三津五郎さん、浜田さん、ピンクレディーのミーさんと多彩。スノープリンスの子もステージから挨拶。
祝・国民栄誉賞受賞の拍手もあったが、『放浪記』もちょっぴり観たくなってしまった。
私にしては珍しいジャンルの観劇だが、レ・ミゼ関連で色々と^^;。
前方中ブロックの通路側という観易さで、レ・ミゼの時よりも良席だw。
森光子が女優生活75年目に新たに挑む、女優としての「革命」。『新春 滝沢革命』に主演する滝沢秀明も共演するプレミアム公演。
森光子初の自叙伝『人生はロングラン』にインスパイアされたジャニー喜多川氏のオリジナル作品。
森光子の生まれ故郷・京都を舞台に、一座の座長である女優と、その女優を母と慕い支える若者を主軸に、ひとりの大物女優の人生を描く話。
「女男 LOVE(愛)」と書いて「革命」と呼ぶそうだ。愛と夢に満ち溢れた、新春に相応しい華やかでゴージャスな、極上のエンターテインメントだった。
お金をかければいいというものではないが、たまにはこうした贅沢尽くしの舞台も悪くない。
舞台そのものも3次元ではあるが、まるで舞台の3Dを眼鏡なしで観ているようだ。
森さんが乗ったゴンドラや、滝沢くんのフライングが、ステージから客席まで飛び出してくる。私達の頭上に森さんが座っていたり、目の前を滝沢くんが横切ったりと、忽ち一体感がわいてくる。
ステージ三方に映される映像がこれまた巧妙で、奥行き感と躍動感があり、四季折々の美しさも楽しめる。
光の芸術や噴水の芸術がまた素晴らしく、ライト効果も絶妙、レーザーによる文字書きも綺麗で、ネオロマイベントの派手さの数倍も凄かった。
出演者の衣装替えも眩しいが、内容もバラエティに富む。歌ありダンスあり、殺陣やアクションあり、イリュージョンあり、浄瑠璃あり。極めつけは舞台上に現れる船や飛行機。何もかもに圧倒される舞台だった。
前半は滝沢秀明演じるヒデアキの冒険ファンタジーが中心。タッキーの歌はまあまあだが、ダンスはさすがに格好良く、若手たちとの集団ダンスではとりわけ見応えあり。マジックに縄芸、女形踊りと何でも器用にこなして拍手喝采。降り注ぐ雨の中で殺陣や立ち回りをこなし、最後は奈落落ちまで見せて、ここはGロッソか!?と思うほど興奮させた。滑舌に甘さがまだあるが、タッキーはやっぱり凄いと実感。白いキラキラスーツがメインの衣装でよく似合ってたが、経験豊かなのに透明感があって、真面目でひたむきで、まだまだ可能性をいっぱい秘めた役者だと思った。森さんがお気に入りなのもよく分る。
森光子さんを殆ど初めて拝んだが、体が小さく随分とお痩せになっていて、どちらかというと可愛らしい方だ。前半は殆ど動かず座ったままで、若者たちの劇中劇を見守る語り部的役どころ。洋風に化粧をされて綺麗だが、瞬きを全くされてない!?(゜o゜) 中盤からゆっくりと動くが、壁伝いはさすがに吹き替えだろう。それでも後半はじっと立つだけで、オーラが出てきそうな存在感だ。
台詞や歌も口パクではあるが、森さんの人生とかぶさってくる言葉や歌詞には、説得力のある重みと迫力がある。森さんが作詞をされた挿入歌「人生半ばです♪」では、私自身の人生も重ねながら胸を熱くさせた。戦災から復興した京都の思い出、アラカンさんとの思い出など、映像のリアルさもあって、じーんと染み入るように聞き入った。これが大女優の人生、凄みなんだろう。
憧れの森さんと初共演を果たした錦織一清は、長老、錦鯉、ヒデアキ父と様々な役をこなし、明瞭な発声が心地いい。
A.B.C-Zでは橋本良亮、河合郁人、五関晃一が出演、タッキーとの絡み芝居を見せる。Kis-My-Ft2の若手も歌やダンスで活躍、客席通路で歌った時は彼らの声がビンビンに響いてきて頼もしかった。ジャニーズJr.の子たちも頑張っていた。バイオリンや三味線を扱える若者も目立つ。
メインテーマ「人生革命♪」も普遍的なメロディーで耳に残りそう。森さんを「光子の花が咲く~」とタッキーや錦織さんが囲んで歌い上げ、思わず目に光るものを見せる森さん。
ピンクの花弁がハラハラと客席に降ってきて、派手な中にも優しさが伝わるようなエンディングだった。
森さんを中心に右左中とゆっくりとお辞儀をする皆さん。タッキーと錦織さんに手をひかれてステージを歩く森さんに、あたたかい拍手がたくさん送られた。
二幕はじめに、錦織さんから会場に来ているゲスト紹介もあり。
坂東三津五郎さん、浜田さん、ピンクレディーのミーさんと多彩。スノープリンスの子もステージから挨拶。
祝・国民栄誉賞受賞の拍手もあったが、『放浪記』もちょっぴり観たくなってしまった。
先日、田の中勇氏の訃報が伝えられたばかりだというのに、
今度は声優の郷里大輔氏が急死されたそうです。
郷里さんといえば『キン肉マン』のロビンマスクを真っ先にあげる方が多いが、『パトレイバー』のひろみちゃんや『ドラゴンボール』の牛魔王など、強面の外見とは違って、やんわりとした優しさと温もりを感じさせる、存在感ある役者さんでした。
去年の『GUNDAM BIG EXPO』SPイベント二日目、【ザビ家の肖像 -ジーク・ジオン-】でザビ家の声優さんが揃った時に、ドズル役の郷里さんを間近に拝見できたことが、今では夢のように記憶に残っています。
ドズル以降はいかつい役ばかりやるようになったと、苦笑いしながら語って下さった郷里さん。ドズルの名台詞も素晴らしかった。立派な体格と柔らかい表情が印象的でした。
ザビ家がまた何年後かに復活することを祈って、みんなで「ジーク・ジオン!」を叫んだけれど、ザビ家全員の肖像画ももう拝めなくなってしまったなんて(;_;)。
今はせめてDVDで在りし日の郷里さんを振り返ってみたいと思います。
心からご冥福をお祈りいたします。
今度は声優の郷里大輔氏が急死されたそうです。
郷里さんといえば『キン肉マン』のロビンマスクを真っ先にあげる方が多いが、『パトレイバー』のひろみちゃんや『ドラゴンボール』の牛魔王など、強面の外見とは違って、やんわりとした優しさと温もりを感じさせる、存在感ある役者さんでした。
去年の『GUNDAM BIG EXPO』SPイベント二日目、【ザビ家の肖像 -ジーク・ジオン-】でザビ家の声優さんが揃った時に、ドズル役の郷里さんを間近に拝見できたことが、今では夢のように記憶に残っています。
ドズル以降はいかつい役ばかりやるようになったと、苦笑いしながら語って下さった郷里さん。ドズルの名台詞も素晴らしかった。立派な体格と柔らかい表情が印象的でした。
ザビ家がまた何年後かに復活することを祈って、みんなで「ジーク・ジオン!」を叫んだけれど、ザビ家全員の肖像画ももう拝めなくなってしまったなんて(;_;)。
今はせめてDVDで在りし日の郷里さんを振り返ってみたいと思います。
心からご冥福をお祈りいたします。
16日『家庭教師ヒットマンREBORN!』
そろそろかなと予録しておいて良かった。のっけから真6弔花のうちの5人が登場。
原作は全く知らないが、「ははんっ」が桔梗の口癖なのか。言葉のひとつひとつを確かめるように淡々と喋っていて、声優初挑戦の加藤和樹の演技にまだ硬さが感じられるのが微笑ましい。仲間の気持ちを調整して束ねていき、白蘭には忠実なところが、『インディゴ』の憂夜とカブルかも。
ザクロ@郷本直也とブルーベル@菊地美香は余裕で慣れたもんだね。菊地さんは結婚後の初仕事だったのかしらん?
この3人を見る限り、もしや『REBORN!』のリアルステージ化を狙ったキャスティングではないかと疑ってしまうw。過去に『HUNTER×HUNTER』の例もあるしね。真6弔花篇だけでもイけそう。
それより今度のリボコン4は、真6弔花参上!なんてならないか心配だぁ^^;。
 ̄
18日に情報解禁になったミュージカル『黒執事-The Most Beautiful DEATH in The World -千の魂と墜ちた死神』。
キャストが半分くらい入れ替わって、音楽舞闘会ではなくミュージカルとして新しく舞台化。
今度は浅沼氏の脚本・演出じゃないのが残念だが、相変わらず食指をそそる。
Studio Lifeの3人がどんな役でくるのかと思っていたが、少々意外。
松本慎也は優等生死神のアラン役。セバスチャン、シエルと互角に対峙するとか。
岩崎大がバルドロイなんて! 小山剛志よりは若々しくなりそうw。位置的に舞台『NARUTO』のカカシ先生が思い出されるが、東地さんの声のイメージを壊さないで動き回って欲しい。
青木隆敏はスコットランドヤードの刑事ハンクス役。アバーラインの伊勢直弘と絡むのか。
それにしても舞台『黒執事』で、舞台『トーマの心臓』のエーリク、オスカー、ユーリの3人が揃うとは、雰囲気的に両作品は似てるのかもしれないw。
セバスチャンの松下優也は続投だが、シエルの西井幸人はD2メンバーでも年少。夏どこでスタンプを捺してくれた子かな。『忍たま』といい、どんどん10代前半の活躍が目立ってきてる。
そろそろかなと予録しておいて良かった。のっけから真6弔花のうちの5人が登場。
原作は全く知らないが、「ははんっ」が桔梗の口癖なのか。言葉のひとつひとつを確かめるように淡々と喋っていて、声優初挑戦の加藤和樹の演技にまだ硬さが感じられるのが微笑ましい。仲間の気持ちを調整して束ねていき、白蘭には忠実なところが、『インディゴ』の憂夜とカブルかも。
ザクロ@郷本直也とブルーベル@菊地美香は余裕で慣れたもんだね。菊地さんは結婚後の初仕事だったのかしらん?
この3人を見る限り、もしや『REBORN!』のリアルステージ化を狙ったキャスティングではないかと疑ってしまうw。過去に『HUNTER×HUNTER』の例もあるしね。真6弔花篇だけでもイけそう。
それより今度のリボコン4は、真6弔花参上!なんてならないか心配だぁ^^;。
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18日に情報解禁になったミュージカル『黒執事-The Most Beautiful DEATH in The World -千の魂と墜ちた死神』。
キャストが半分くらい入れ替わって、音楽舞闘会ではなくミュージカルとして新しく舞台化。
今度は浅沼氏の脚本・演出じゃないのが残念だが、相変わらず食指をそそる。
Studio Lifeの3人がどんな役でくるのかと思っていたが、少々意外。
松本慎也は優等生死神のアラン役。セバスチャン、シエルと互角に対峙するとか。
岩崎大がバルドロイなんて! 小山剛志よりは若々しくなりそうw。位置的に舞台『NARUTO』のカカシ先生が思い出されるが、東地さんの声のイメージを壊さないで動き回って欲しい。
青木隆敏はスコットランドヤードの刑事ハンクス役。アバーラインの伊勢直弘と絡むのか。
それにしても舞台『黒執事』で、舞台『トーマの心臓』のエーリク、オスカー、ユーリの3人が揃うとは、雰囲気的に両作品は似てるのかもしれないw。
セバスチャンの松下優也は続投だが、シエルの西井幸人はD2メンバーでも年少。夏どこでスタンプを捺してくれた子かな。『忍たま』といい、どんどん10代前半の活躍が目立ってきてる。
ネオロマンス 遙か十年祭 昼&夜
2010年1月17日 イベントネオロマンス・フェスタ『遙か十年祭』二日目の昼&夜の部に行ってきた。
『遙か祭』としては3回目。『遙かなる時空の中で』シリーズの10周年を祝うスペシャルイベントは、ネオロマでは初の日本武道館。
物販目当てに早めに行ったが注文用紙ですんなり買えた。シュシュが人気なのか?
アリーナ座席は昼は前方だがやや右寄り、夜は後方だが真ん中で思ったより観易かった。真ん中の花道さまさまでくっきり。
1階や2階も含めて会場のスティックライトが賑やか。開演中のライトや星のようなデコレーションもとても綺麗で、スタッフの仕事も抜群。
会場アナウンスは石塚運昇さん。開演前に同じPRフィルムが何度もスクリーンに流れ飽きがくる。
出演は昼夜合わせて、三木眞一郎(源頼久、源頼忠、有川将臣、柊役)関智一(森村天真、平勝真、源九郎義経、サザキ役)高橋直純(イノリ、イサト、ヒノエ、遠夜役)宮田幸季(流山詩紋、彰紋、武蔵坊弁慶、那岐役)中原茂(藤原鷹通、藤原幸鷹、有川譲、葛城忍人役)井上和彦(橘友雅、翡翠、梶原景時、風早役)保志総一朗(永泉、源泉水、平敦盛、布都彦役)石田彰(安倍泰明、安倍泰継、リズヴァーン、アシュヴィン役)置鮎龍太郎(アクラム、白龍、ナーサティヤ役)川村万梨阿(昼のみ北条政子役)桑島法子(昼のみ梶原朔役)浜田賢二(銀/平知盛、リブ役)花輪英司(昼のみ平経正役)松田佑貴(昼のみ平惟盛役)鳥海浩輔(藤原泰衡、大伴道臣役)根本正勝(夜のみカリガネ役)の総勢16人。MCの久遠一はいない。敬称略。
昼オープニングメッセージで和彦さんがちと噛んだw。
『遙か』4作品を一堂に集めステージで披露するので、役名などでちょっぴり混乱。特に『遙か4』はキャラも世界観もまだ把握できておらず、イベント観ながら徐々に頭に入る始末。
キャストの中でオッキーが、モサモサ襟巻きの色別でキャラを体現。アクラムが黒&金、白龍が青、ナーサティヤが桃&橙色ととっかえひっかえで会場も苦笑、ドラマ中もバサバサさせてたが、観客も分り易かった(^o^)。
ライブドラマ。『遙か3』は相変わらず深刻モードだが、昼の経正&敦盛の兄弟愛にジーン、平家の亡霊も登場し知盛の不気味さに苦笑。リズ先生の「来たぞ」に石田さんの目力を感じ、リズ先生と敦盛が”琵琶の中に呪詛の種”の話をしてて、『SEED』が浮かんでしまったw。声の出演として川上とも子も参加。
『遙か1』は久しぶりなので、キャラ声も何もかも懐かしい(^^)。泰明の「問題ない」も久しぶりに聞けたv。イノリと詩紋の声がものすっごく可愛くて笑う。青龍組の「あっち向いてホイ!」は頼久が熱かったw。
夜のメインは『遙か4』で、常世の国と中つ国の一時の共闘。サザキがひとりテンション高くて子供ぽくダダをこね「腹減ったあ!」ばかり。料理人カリガネはクールなお守役で「調子にのるなサザキ」。アシュヴィン&ナーサティヤと「殿下」とお茶を勧めるリブ。敵アラミタマに対し「倒す」とオッキーのほうを見やった石田さんの目つきがカッコイーv。風早より柊のほうが目立つなぁ。布都彦が熱血武将。遠夜のゆっくりした独特の言い方には苦笑。必殺技まで把握できんが、必殺技を叫ぶ時の顔はみんな格好良かった。
1/3に放送された『遙か3 終わりなき運命』DVDのPRドラマもあり。映像一部を見せて生アフレコしたり、芝居がかった宣伝ドラマをしたりで笑い。夜はリズ先生と敦盛がコンビ、リズ先生の言うことにみんなが「はい」「はい」答え、最後に「お前もいずれ分る」とリズ先生。
OPテーマ「煌きの月♪」を井上さん&直くんが熱唱、ビートが効いて振りも完璧に合っていて、とっても格好良かった。昼は黒&ピンク、夜は白&青のボトムの色もステキ。
愛のメッセージは『遙か2』からが多い。ここでは石田さんが泰継のメッセをちと噛んで苦笑い、後で「あそこから僕、ダメになってますね」と反省しきりw。三木眞のメッセにはじーん。
トークコーナー《10の質問で八葉を大解剖!》が面白かった。
昼は花輪さん&松田さんがMC、質問するのは川村さん&桑島さん。回答者は宮田さんと石田さんで場内も沸く。時空を超越したらどこの時代へ?で、宮田さんの「バブル」は正確には「バブルがはじける前の絶頂期のこと」。石田さんの「弥生時代」は「僕がいったらスーパーヒーロー」「言葉教えてあげる」「土器に僕の似顔絵」とだんだんしょうもない想像に発展w。会いたい歴史上の人物は宮田さんは「聖徳太子」で、石田さんは「今は龍馬でしょ」。演じて楽しいのは「泰明」全八葉で親友になれそうなのは「泉水」と答えた石田さんに、会場から「えーっ!?」と反応、「ちょいちょい反応オカシイよ」と石田さんが言い返す場面も。その理由も聞きたかったのに残念。10年前の自分と変わったところは?で、宮田さんが「ナイスミドルになった」石田さんが「ロマンスグレーの渋いオヤジになった」と答えたが、それは早過ぎるんでは?w
夜はオッキー&トリさんがMC、質問するのは浜田さん&根本さん。回答者は智一さんと保志くんでまた場内が沸く。遙かで演じてみたい時代でやっぱ「幕末」と智一さん、保志くんは「現代以降」で「音楽学校」ってコルダか!?^^; キャラクター質問では常に「布都彦」と答える保志くんはどこまでも”自分好き”(笑)。八葉の中で親友は?で「カリガネ」と気を使った智一さんに、お礼を言う根本さん、すっかり意気投合してる二人(^^)。自分以外でカッコイーキャラは?で、「風早。井上和彦さんがやってる役」「和彦さんカッコイーもの」と尊敬する先輩の名をあげる智一さん。保志くんは「石田彰さん全般」と答えて、「石田さんが演じてるキャラでしょ」「保志くんはどこまで彰さんを好きなんでしょうね」とオッキーに突っ込まれ(笑)去年のGパイロットのトークショーを彷彿とさせた。ちなみに石田さんの「正面が好き」と保志くんw。
昼のオープニングライブはトリさん。花輪さん&保志くんの兄弟ソングにじーん、最後交差して見つめ合うところがステキ。夜のオープニングライブはまさかの智一さん&根本さんで、ステージ隅々まで動き二人でバッサバサ、智一さんとのデュエットは誠治郎くんとじゃなく根本さんだったので一応希望は叶ったか(^.^)。オッキーの歌や浜田さんの歌も久しぶり。三木さんの歌は前回の遙か祭が聞き納めだったのか^^;。
エンディング。昼は八葉2人ずつ登場するが、朱雀はトリネタで息ぴったしなのん、玄武はお辞儀もバラバラで合わないw。舞台版みたいにネタを仕込んで欲しかった。グループごとに挨拶。オッキーが「羽祭り」と言ったが、隣にトロワ@中原さんがいたのでつい『ガンダムW』が浮かんだりw。中原さんは相変わらず「ただいま」「おかえり」コール&レスポンス。宮田さん&直くんは「武道するところ」だと観客と「とうー!」「わあー!」コールレス。智一さんはようやく自分の4つのキャラ名を言えたがw、石田さんは「地の玄武のAとかBとか…」。保志くんはやっぱり「パッピー!」。花輪さんはアニメの1、2、3にも出ていたりすると。三木さんのお礼で終了した。
夜は『遙か4』の順番で、石田さん&井上さん、宮田さん&智一さんは投げキッス、三木さん&保志くんはがっちり握手、直くん&中原さん、トリさん&オッキー、根本さん&浜田さんで、其々右手と左手へ。一人ずつ挨拶。「10年経ったかな~?」「皆さんの顔ぶれをみて10年経ったんだと」と言った石田さんに、会場からえーっ!?とブーイングw、慌てて「冒険し過ぎた」と反省。でも「この作品と一緒に年を重ねてゆきましょう」と締めて、その後の出演者も「年を重ねる」に追従。トリさんは「継続は力なり」智一さんが「(面白いものは)あっという間に終わっちゃうもの」。イベント初出演の根本さんは「先輩方が優しいこと」と、井上さんのとろけるような甘い言葉にも触れて「来れたことが幸せ」と語った。直くんが「スタッフさんも頑張って下さって」。保志くんは早くも20周年を念頭に「まだ通過点」。井上さんは「スタッフの愛情が皆さんに伝わって優しさが広がる」とスケールの大きい話へいくが、最年長なのであと10年20年には苦笑しつつ「ガンバルぞ!」と誓った。
夜は三木さんの言葉の後に、神子の声の川上とも子さんから声のメッセージ。早く復帰されますように。
十周年の最後なので、締めで井上和彦さんからメッセージ。「年を重ねて大きくなっていきましょう」「いつまでも元気で。我々も元気でやります」と年長らしい優しい言葉だった。
アンコールは全員でテーマ曲「遼遠の旅路(みち)を行け♪」。率先して花道まで来て唄う人、ステージ左右まで動いて唄う人。肩組んだり、密接して唄う人たちもいて会場も沸く。ソロで唄っていない石田さんたちもマイクを持って口を動かし唄ってる模様。夜は中原さんと根本さんが肩を組んで唄っていて、ダブル鷹通を拝む希望が叶った(^o^)。
大盛り上がりの中で終了。銀テープなど飛ばなかったが、武道館の掃除を考えてのことだろうか。
夜はダブルアンコール。ラインナップして、みんなへのお礼として、全員から投げキッス☆ 石田さんは両手でチュ。途端に会場から黄色い声、最後まで歓声や拍手が鳴り止まなかった。
まさに『遙か』の集大成! これまでのキャラや世界観を振り返りながら、懐かしさと愛おしさで胸が熱くなった。
キャストさんやスタッフさんの愛情や情熱や熱意が伝わってきて、良いイベントだった。心から楽しかった!(^o^)丿 ありがとうございました。
昼の開場前と、昼終了後と夜の間は、北の丸休憩所で食事をとりながらまったり。智一さんが昼と夜の間にカレーを食べると言ってたが、私はオムライスでお腹いっぱい。
1/16に製作記者発表があった『金色のコルダ』ステラ・ミュージカルの映像も流れたが、みかしゅんが中心になって挨拶している様子に嬉しいやら複雑やら。1回は観に行こう。
『遙か祭』としては3回目。『遙かなる時空の中で』シリーズの10周年を祝うスペシャルイベントは、ネオロマでは初の日本武道館。
物販目当てに早めに行ったが注文用紙ですんなり買えた。シュシュが人気なのか?
アリーナ座席は昼は前方だがやや右寄り、夜は後方だが真ん中で思ったより観易かった。真ん中の花道さまさまでくっきり。
1階や2階も含めて会場のスティックライトが賑やか。開演中のライトや星のようなデコレーションもとても綺麗で、スタッフの仕事も抜群。
会場アナウンスは石塚運昇さん。開演前に同じPRフィルムが何度もスクリーンに流れ飽きがくる。
出演は昼夜合わせて、三木眞一郎(源頼久、源頼忠、有川将臣、柊役)関智一(森村天真、平勝真、源九郎義経、サザキ役)高橋直純(イノリ、イサト、ヒノエ、遠夜役)宮田幸季(流山詩紋、彰紋、武蔵坊弁慶、那岐役)中原茂(藤原鷹通、藤原幸鷹、有川譲、葛城忍人役)井上和彦(橘友雅、翡翠、梶原景時、風早役)保志総一朗(永泉、源泉水、平敦盛、布都彦役)石田彰(安倍泰明、安倍泰継、リズヴァーン、アシュヴィン役)置鮎龍太郎(アクラム、白龍、ナーサティヤ役)川村万梨阿(昼のみ北条政子役)桑島法子(昼のみ梶原朔役)浜田賢二(銀/平知盛、リブ役)花輪英司(昼のみ平経正役)松田佑貴(昼のみ平惟盛役)鳥海浩輔(藤原泰衡、大伴道臣役)根本正勝(夜のみカリガネ役)の総勢16人。MCの久遠一はいない。敬称略。
昼オープニングメッセージで和彦さんがちと噛んだw。
『遙か』4作品を一堂に集めステージで披露するので、役名などでちょっぴり混乱。特に『遙か4』はキャラも世界観もまだ把握できておらず、イベント観ながら徐々に頭に入る始末。
キャストの中でオッキーが、モサモサ襟巻きの色別でキャラを体現。アクラムが黒&金、白龍が青、ナーサティヤが桃&橙色ととっかえひっかえで会場も苦笑、ドラマ中もバサバサさせてたが、観客も分り易かった(^o^)。
ライブドラマ。『遙か3』は相変わらず深刻モードだが、昼の経正&敦盛の兄弟愛にジーン、平家の亡霊も登場し知盛の不気味さに苦笑。リズ先生の「来たぞ」に石田さんの目力を感じ、リズ先生と敦盛が”琵琶の中に呪詛の種”の話をしてて、『SEED』が浮かんでしまったw。声の出演として川上とも子も参加。
『遙か1』は久しぶりなので、キャラ声も何もかも懐かしい(^^)。泰明の「問題ない」も久しぶりに聞けたv。イノリと詩紋の声がものすっごく可愛くて笑う。青龍組の「あっち向いてホイ!」は頼久が熱かったw。
夜のメインは『遙か4』で、常世の国と中つ国の一時の共闘。サザキがひとりテンション高くて子供ぽくダダをこね「腹減ったあ!」ばかり。料理人カリガネはクールなお守役で「調子にのるなサザキ」。アシュヴィン&ナーサティヤと「殿下」とお茶を勧めるリブ。敵アラミタマに対し「倒す」とオッキーのほうを見やった石田さんの目つきがカッコイーv。風早より柊のほうが目立つなぁ。布都彦が熱血武将。遠夜のゆっくりした独特の言い方には苦笑。必殺技まで把握できんが、必殺技を叫ぶ時の顔はみんな格好良かった。
1/3に放送された『遙か3 終わりなき運命』DVDのPRドラマもあり。映像一部を見せて生アフレコしたり、芝居がかった宣伝ドラマをしたりで笑い。夜はリズ先生と敦盛がコンビ、リズ先生の言うことにみんなが「はい」「はい」答え、最後に「お前もいずれ分る」とリズ先生。
OPテーマ「煌きの月♪」を井上さん&直くんが熱唱、ビートが効いて振りも完璧に合っていて、とっても格好良かった。昼は黒&ピンク、夜は白&青のボトムの色もステキ。
愛のメッセージは『遙か2』からが多い。ここでは石田さんが泰継のメッセをちと噛んで苦笑い、後で「あそこから僕、ダメになってますね」と反省しきりw。三木眞のメッセにはじーん。
トークコーナー《10の質問で八葉を大解剖!》が面白かった。
昼は花輪さん&松田さんがMC、質問するのは川村さん&桑島さん。回答者は宮田さんと石田さんで場内も沸く。時空を超越したらどこの時代へ?で、宮田さんの「バブル」は正確には「バブルがはじける前の絶頂期のこと」。石田さんの「弥生時代」は「僕がいったらスーパーヒーロー」「言葉教えてあげる」「土器に僕の似顔絵」とだんだんしょうもない想像に発展w。会いたい歴史上の人物は宮田さんは「聖徳太子」で、石田さんは「今は龍馬でしょ」。演じて楽しいのは「泰明」全八葉で親友になれそうなのは「泉水」と答えた石田さんに、会場から「えーっ!?」と反応、「ちょいちょい反応オカシイよ」と石田さんが言い返す場面も。その理由も聞きたかったのに残念。10年前の自分と変わったところは?で、宮田さんが「ナイスミドルになった」石田さんが「ロマンスグレーの渋いオヤジになった」と答えたが、それは早過ぎるんでは?w
夜はオッキー&トリさんがMC、質問するのは浜田さん&根本さん。回答者は智一さんと保志くんでまた場内が沸く。遙かで演じてみたい時代でやっぱ「幕末」と智一さん、保志くんは「現代以降」で「音楽学校」ってコルダか!?^^; キャラクター質問では常に「布都彦」と答える保志くんはどこまでも”自分好き”(笑)。八葉の中で親友は?で「カリガネ」と気を使った智一さんに、お礼を言う根本さん、すっかり意気投合してる二人(^^)。自分以外でカッコイーキャラは?で、「風早。井上和彦さんがやってる役」「和彦さんカッコイーもの」と尊敬する先輩の名をあげる智一さん。保志くんは「石田彰さん全般」と答えて、「石田さんが演じてるキャラでしょ」「保志くんはどこまで彰さんを好きなんでしょうね」とオッキーに突っ込まれ(笑)去年のGパイロットのトークショーを彷彿とさせた。ちなみに石田さんの「正面が好き」と保志くんw。
昼のオープニングライブはトリさん。花輪さん&保志くんの兄弟ソングにじーん、最後交差して見つめ合うところがステキ。夜のオープニングライブはまさかの智一さん&根本さんで、ステージ隅々まで動き二人でバッサバサ、智一さんとのデュエットは誠治郎くんとじゃなく根本さんだったので一応希望は叶ったか(^.^)。オッキーの歌や浜田さんの歌も久しぶり。三木さんの歌は前回の遙か祭が聞き納めだったのか^^;。
エンディング。昼は八葉2人ずつ登場するが、朱雀はトリネタで息ぴったしなのん、玄武はお辞儀もバラバラで合わないw。舞台版みたいにネタを仕込んで欲しかった。グループごとに挨拶。オッキーが「羽祭り」と言ったが、隣にトロワ@中原さんがいたのでつい『ガンダムW』が浮かんだりw。中原さんは相変わらず「ただいま」「おかえり」コール&レスポンス。宮田さん&直くんは「武道するところ」だと観客と「とうー!」「わあー!」コールレス。智一さんはようやく自分の4つのキャラ名を言えたがw、石田さんは「地の玄武のAとかBとか…」。保志くんはやっぱり「パッピー!」。花輪さんはアニメの1、2、3にも出ていたりすると。三木さんのお礼で終了した。
夜は『遙か4』の順番で、石田さん&井上さん、宮田さん&智一さんは投げキッス、三木さん&保志くんはがっちり握手、直くん&中原さん、トリさん&オッキー、根本さん&浜田さんで、其々右手と左手へ。一人ずつ挨拶。「10年経ったかな~?」「皆さんの顔ぶれをみて10年経ったんだと」と言った石田さんに、会場からえーっ!?とブーイングw、慌てて「冒険し過ぎた」と反省。でも「この作品と一緒に年を重ねてゆきましょう」と締めて、その後の出演者も「年を重ねる」に追従。トリさんは「継続は力なり」智一さんが「(面白いものは)あっという間に終わっちゃうもの」。イベント初出演の根本さんは「先輩方が優しいこと」と、井上さんのとろけるような甘い言葉にも触れて「来れたことが幸せ」と語った。直くんが「スタッフさんも頑張って下さって」。保志くんは早くも20周年を念頭に「まだ通過点」。井上さんは「スタッフの愛情が皆さんに伝わって優しさが広がる」とスケールの大きい話へいくが、最年長なのであと10年20年には苦笑しつつ「ガンバルぞ!」と誓った。
夜は三木さんの言葉の後に、神子の声の川上とも子さんから声のメッセージ。早く復帰されますように。
十周年の最後なので、締めで井上和彦さんからメッセージ。「年を重ねて大きくなっていきましょう」「いつまでも元気で。我々も元気でやります」と年長らしい優しい言葉だった。
アンコールは全員でテーマ曲「遼遠の旅路(みち)を行け♪」。率先して花道まで来て唄う人、ステージ左右まで動いて唄う人。肩組んだり、密接して唄う人たちもいて会場も沸く。ソロで唄っていない石田さんたちもマイクを持って口を動かし唄ってる模様。夜は中原さんと根本さんが肩を組んで唄っていて、ダブル鷹通を拝む希望が叶った(^o^)。
大盛り上がりの中で終了。銀テープなど飛ばなかったが、武道館の掃除を考えてのことだろうか。
夜はダブルアンコール。ラインナップして、みんなへのお礼として、全員から投げキッス☆ 石田さんは両手でチュ。途端に会場から黄色い声、最後まで歓声や拍手が鳴り止まなかった。
まさに『遙か』の集大成! これまでのキャラや世界観を振り返りながら、懐かしさと愛おしさで胸が熱くなった。
キャストさんやスタッフさんの愛情や情熱や熱意が伝わってきて、良いイベントだった。心から楽しかった!(^o^)丿 ありがとうございました。
昼の開場前と、昼終了後と夜の間は、北の丸休憩所で食事をとりながらまったり。智一さんが昼と夜の間にカレーを食べると言ってたが、私はオムライスでお腹いっぱい。
1/16に製作記者発表があった『金色のコルダ』ステラ・ミュージカルの映像も流れたが、みかしゅんが中心になって挨拶している様子に嬉しいやら複雑やら。1回は観に行こう。
コルダ舞台化/ゴセイジャー
2010年1月16日 役者声優ネオロマ公式サイトでは15日だったが、今日の武道館でも発表されたのだろうか。
ネオロマンス・ステージ『金色のコルダ』ステラ・ミュージカルとして舞台化決定!
舞台『遙かなる時空の中で』の後のネオロマステージは、きっと『コルダ』だろうと予想はしていたが、『コルダ』の舞台化をStudio Lifeのサイトから知ることになろうとは思わなかった。
主演の月森蓮が三上俊なんて! 柔らかい透明感が合っているのかな。みかしゅんは『フルバ』で透ちゃんを好演したぐらいだから、どうせなら香穂子でもよかったかもw。
テニミュでお馴染み、高橋優太の土浦梁太郎と進藤学の金澤紘人は、雰囲気的にとても合ってると思う。
スタジオライフといえば、マツシンと大くんと青木くんが、あの舞台に出るというのもビックリ。いったいどんな役どころなんだろう? 2回は観たいところだが、チケット争奪戦になりそうだ。
それにしても、今年前半のイベントラッシュでコーエーはいったいどこへ行くんだろうと思ったが、Stuido Lifeもメジャーな外部出演が多くなって、ファンを船に乗せていったいどこへ連れて行くんだろうと思う^^;。
 ̄
『シンケンジャー』の後番組『天装戦隊ゴセイジャー』にも、テニミュ出身の二人が入っている。
ゴセイブルー/ハイドの小野健斗は、『鉄人28号』や『ソウガ』で好演していたが、タッパもあるし、いつか特撮で出てくるだろうと思っていた(仮面ライダーのほうを予想していたがw)。
ゴセイブラック/アグリの浜尾京介は、先月の『困ったメン』の記憶も新しい。
二人とも若いけど、唄って踊れてアクションしてと経験もそれなりにあるしっかり者たち。レッドを支えて共演者と共に、きっといい作品を作ってくれるだろう。
ネオロマンス・ステージ『金色のコルダ』ステラ・ミュージカルとして舞台化決定!
舞台『遙かなる時空の中で』の後のネオロマステージは、きっと『コルダ』だろうと予想はしていたが、『コルダ』の舞台化をStudio Lifeのサイトから知ることになろうとは思わなかった。
主演の月森蓮が三上俊なんて! 柔らかい透明感が合っているのかな。みかしゅんは『フルバ』で透ちゃんを好演したぐらいだから、どうせなら香穂子でもよかったかもw。
テニミュでお馴染み、高橋優太の土浦梁太郎と進藤学の金澤紘人は、雰囲気的にとても合ってると思う。
スタジオライフといえば、マツシンと大くんと青木くんが、あの舞台に出るというのもビックリ。いったいどんな役どころなんだろう? 2回は観たいところだが、チケット争奪戦になりそうだ。
それにしても、今年前半のイベントラッシュでコーエーはいったいどこへ行くんだろうと思ったが、Stuido Lifeもメジャーな外部出演が多くなって、ファンを船に乗せていったいどこへ連れて行くんだろうと思う^^;。
 ̄
『シンケンジャー』の後番組『天装戦隊ゴセイジャー』にも、テニミュ出身の二人が入っている。
ゴセイブルー/ハイドの小野健斗は、『鉄人28号』や『ソウガ』で好演していたが、タッパもあるし、いつか特撮で出てくるだろうと思っていた(仮面ライダーのほうを予想していたがw)。
ゴセイブラック/アグリの浜尾京介は、先月の『困ったメン』の記憶も新しい。
二人とも若いけど、唄って踊れてアクションしてと経験もそれなりにあるしっかり者たち。レッドを支えて共演者と共に、きっといい作品を作ってくれるだろう。
ミュージカル 忍たま乱太郎
2010年1月15日 舞台演劇ミュージカル『忍たま乱太郎』を観てきた。
原作の尼子騒兵衛氏からも花壇。
Gロッソにしては前方のとても観易い席だが、平日ソワレのためか、座席は半分程しか埋まっておらず。
開演5分前の前説は、くの一3人と土井先生。やっぱ唄っちゃうのね~♪
忍術学園一年生の乱太郎たち3人組がドクタケ忍者にさらわれて、学園長から救出の命を受けた六年生たちが、きびしいたたかいに挑んでいく。いつもの一年生ではなく、六年生のイケメン6人が活躍するお話。
さらわれた原因とか、ドクタケではない忍者との絡みとか、人質取引に謎の武器とか、ツッコミ所満載なグダグダでぬる~いストーリー。休憩入れずに2時間30分はやっぱり少々長いと思う。
でも歌やダンスあり、忍者バトルにアクションありと内容は盛りだくさん。笑いやギャグの中に友情や絆をギンギンに詰め込んで、ほのぼのと楽しいファミリー・ミュージカルに仕上がっていた。
放送17年目を迎えることで、原作よりアニメのほうをやたら意識したアプローチが多かった。みんなキャラクターをよく研究していて、アニメと結構よく似ているから愉快。
乱太郎たち一年生はAキャスト。3人とも小学生でぷくぷくと可愛くて、演技も頑張ってこなす。きり丸がやや背が高く、しんべヱがアニメと一番ソックリでちゃんと唄うこと。
今井靖彦@山田伝蔵先生役もよく似ていたが、今井さんのバク転やアクロバットがカッコイー。伝子さんもお楽しみのひとつ。
森本亮治@土井半助先生は雰囲気たっぷり。『bambino』シリーズの森本さんが頭にあったので、関西弁じゃない言葉使いが可笑しい。声は関俊彦さんというより智一さんに近いかもw。着物から出したナマ足も綺麗。
学園長も似ていたが、八方斎のは被り物ではないだろうかw。
さけもとあきらは歌が素晴らしく、場違いのミュージカルスターという感じで、穴太の存在感をアピール。
くの1の3人はもっぱら説明役としてあちこちに出没、歌やダンスでもキュートに盛り上げて重宝な役どころ。おシゲちゃんの話し方がかわゆい。
赤壁役の人は殺陣や立ち回りを激しくこなして凄かった。最初は”あかかげ”と聞こえてしまい伝説の忍者を勝手に想像w。
忍者アクションではJAEの面々も共演、慣れない若手を導いていた。
6年生役の役者は、みんなどこかの舞台で拝見した若手ばかり。
留三郎@片岡信和は、一段と精悍な顔つきになり、堂々と主演をつとめて周りを引っ張っている。でも留三郎が剣を使って立ち回りを見せると、忍者ではなく武士に見えるのは『戦国BASARA』の影響だろうw。やたら殺陣やアクションが多くて目立つのはいいが、一時は留三郎のキャラにブレが見えたのは私だけだろうか。
伊作@橋本淳は、先月のアミューズでも見たばかり。一番不運なキャラのハズだが、演技的には一番安心できて一番個性がある。アクロバットもさりげに披露。
小平太@桑野晃輔は、『アンネ』の大人しいペーターとはうってかわり、やんちゃで活発な役だが、もっと豪放さがあってもいい。こちらもアクションいっぱい。
『鴉10』にも出ていたD2メンバーが3人も出演、一段と成長した姿を見せていた。
文次郎@山口賢貴は、女々しさももつ久我源とは全く違う、男っぽくて熱血な役どころ。留三郎と文次郎は似ているが故に犬猿の仲だが、片岡くんと山口くんが背格好も顔も遠目だとソックリで、最初はちょっと区別がつき難かった^^;。山口くんの声の低さや所作が文次郎ぽくて、それで判別していたぐらいw。
仙蔵@三津谷亮は、演技がしっかりしていて、頭脳明晰で冷静沈着な面を最後まではずさない。ソフトな声だがよく通り、役的にも目立っていた。
長次@上鶴徹は、静かで無口な役どころをよくこなしていた。惜しむらくは、縄術でミスが出たところだろうか。
6年生は緑色のコスチュームを着用が、刀の鞘や道具を仕舞う場所には困りそう。
最初は刀を振り回す剣術だけで疑問に思ったが、最後に各々の得意とする術の見せ場がちゃんと用意されていて、真剣なアクションが格好良かった。
何人かは忍者らしい重心を低くした構えを常に見せており、突き出したヒップにちょっぴり色気を感じるw。
6人集まってのやり取りは新鮮で、全員で唄うビートの効いた歌が熱く、揃って踊りながら敵をノックアウトする図にはしびれた。
オリジナル楽曲は会場も手拍子で盛り上げたりと良かったが、まだ耳には残らない。テーマ曲「勇気100%」が出た時は、さすがに会場も沸いて共に唄って心を一つにした。
カテコは2回ぐらいかな。片岡くんが中心で慣れた調子で挨拶をした後、この土日の目標を言うようにと文次郎に振って、指された山口くんがしどろもどろで挨拶、最後も締めてくれた。和気藹々のチームワークぶりw。
幕が閉まる間際まで、しんべヱ役の子のほっぺをムキムキする6年生たち。子役たちとも楽しい雰囲気が伝わった。
終了後に、左手幕からくの一3人がひょっこり登場。後方扉からの退出を促すが、横扉は使用不可なのか。
一度観るとハマるのか、明日以降の公演チケットを買い求める人も少なくなかった。
私も余裕があればもう一回観たかったが、6千円はちとキツイ^^;。それにVOL.1ということで、この続きもあるようだ。
舞台『黒執事』の第二弾もあるし、この分だと『戦国BASARA』もありそうだ。
原作の尼子騒兵衛氏からも花壇。
Gロッソにしては前方のとても観易い席だが、平日ソワレのためか、座席は半分程しか埋まっておらず。
開演5分前の前説は、くの一3人と土井先生。やっぱ唄っちゃうのね~♪
忍術学園一年生の乱太郎たち3人組がドクタケ忍者にさらわれて、学園長から救出の命を受けた六年生たちが、きびしいたたかいに挑んでいく。いつもの一年生ではなく、六年生のイケメン6人が活躍するお話。
さらわれた原因とか、ドクタケではない忍者との絡みとか、人質取引に謎の武器とか、ツッコミ所満載なグダグダでぬる~いストーリー。休憩入れずに2時間30分はやっぱり少々長いと思う。
でも歌やダンスあり、忍者バトルにアクションありと内容は盛りだくさん。笑いやギャグの中に友情や絆をギンギンに詰め込んで、ほのぼのと楽しいファミリー・ミュージカルに仕上がっていた。
放送17年目を迎えることで、原作よりアニメのほうをやたら意識したアプローチが多かった。みんなキャラクターをよく研究していて、アニメと結構よく似ているから愉快。
乱太郎たち一年生はAキャスト。3人とも小学生でぷくぷくと可愛くて、演技も頑張ってこなす。きり丸がやや背が高く、しんべヱがアニメと一番ソックリでちゃんと唄うこと。
今井靖彦@山田伝蔵先生役もよく似ていたが、今井さんのバク転やアクロバットがカッコイー。伝子さんもお楽しみのひとつ。
森本亮治@土井半助先生は雰囲気たっぷり。『bambino』シリーズの森本さんが頭にあったので、関西弁じゃない言葉使いが可笑しい。声は関俊彦さんというより智一さんに近いかもw。着物から出したナマ足も綺麗。
学園長も似ていたが、八方斎のは被り物ではないだろうかw。
さけもとあきらは歌が素晴らしく、場違いのミュージカルスターという感じで、穴太の存在感をアピール。
くの1の3人はもっぱら説明役としてあちこちに出没、歌やダンスでもキュートに盛り上げて重宝な役どころ。おシゲちゃんの話し方がかわゆい。
赤壁役の人は殺陣や立ち回りを激しくこなして凄かった。最初は”あかかげ”と聞こえてしまい伝説の忍者を勝手に想像w。
忍者アクションではJAEの面々も共演、慣れない若手を導いていた。
6年生役の役者は、みんなどこかの舞台で拝見した若手ばかり。
留三郎@片岡信和は、一段と精悍な顔つきになり、堂々と主演をつとめて周りを引っ張っている。でも留三郎が剣を使って立ち回りを見せると、忍者ではなく武士に見えるのは『戦国BASARA』の影響だろうw。やたら殺陣やアクションが多くて目立つのはいいが、一時は留三郎のキャラにブレが見えたのは私だけだろうか。
伊作@橋本淳は、先月のアミューズでも見たばかり。一番不運なキャラのハズだが、演技的には一番安心できて一番個性がある。アクロバットもさりげに披露。
小平太@桑野晃輔は、『アンネ』の大人しいペーターとはうってかわり、やんちゃで活発な役だが、もっと豪放さがあってもいい。こちらもアクションいっぱい。
『鴉10』にも出ていたD2メンバーが3人も出演、一段と成長した姿を見せていた。
文次郎@山口賢貴は、女々しさももつ久我源とは全く違う、男っぽくて熱血な役どころ。留三郎と文次郎は似ているが故に犬猿の仲だが、片岡くんと山口くんが背格好も顔も遠目だとソックリで、最初はちょっと区別がつき難かった^^;。山口くんの声の低さや所作が文次郎ぽくて、それで判別していたぐらいw。
仙蔵@三津谷亮は、演技がしっかりしていて、頭脳明晰で冷静沈着な面を最後まではずさない。ソフトな声だがよく通り、役的にも目立っていた。
長次@上鶴徹は、静かで無口な役どころをよくこなしていた。惜しむらくは、縄術でミスが出たところだろうか。
6年生は緑色のコスチュームを着用が、刀の鞘や道具を仕舞う場所には困りそう。
最初は刀を振り回す剣術だけで疑問に思ったが、最後に各々の得意とする術の見せ場がちゃんと用意されていて、真剣なアクションが格好良かった。
何人かは忍者らしい重心を低くした構えを常に見せており、突き出したヒップにちょっぴり色気を感じるw。
6人集まってのやり取りは新鮮で、全員で唄うビートの効いた歌が熱く、揃って踊りながら敵をノックアウトする図にはしびれた。
オリジナル楽曲は会場も手拍子で盛り上げたりと良かったが、まだ耳には残らない。テーマ曲「勇気100%」が出た時は、さすがに会場も沸いて共に唄って心を一つにした。
カテコは2回ぐらいかな。片岡くんが中心で慣れた調子で挨拶をした後、この土日の目標を言うようにと文次郎に振って、指された山口くんがしどろもどろで挨拶、最後も締めてくれた。和気藹々のチームワークぶりw。
幕が閉まる間際まで、しんべヱ役の子のほっぺをムキムキする6年生たち。子役たちとも楽しい雰囲気が伝わった。
終了後に、左手幕からくの一3人がひょっこり登場。後方扉からの退出を促すが、横扉は使用不可なのか。
一度観るとハマるのか、明日以降の公演チケットを買い求める人も少なくなかった。
私も余裕があればもう一回観たかったが、6千円はちとキツイ^^;。それにVOL.1ということで、この続きもあるようだ。
舞台『黒執事』の第二弾もあるし、この分だと『戦国BASARA』もありそうだ。
TAXMEN/まっすぐな男
2010年1月14日 TV番組テレビドラマあれこれ。
月曜深夜『TAXMEN』新番組
平田広明のナレーションなので期待してたら、冒頭の前フリだけだった^^;。今後フレーズが変わったり、出番が増えるのだろうか?
主演は『仮面ライダーディケイド』の井上正大と安田顕(TEAM NACS)。井上くんはいつもの冷めた調子で、安田さんが男前で味があり、絡み合う二人がキュート。
グラサンに黒スーツと、あきらかに『MEN in Black』っぽいバディーものw。新たに定められた”税金”を取り立てる2人の男と納税者とのバトルが毎回展開するそうだ。しばらくチェック。
火曜『まっすぐな男』新番組
お目当ての遠藤雄弥は、佐藤隆太演じる主人公・松嶋の後輩の役どころで、眼鏡でスーツと新鮮ないでたち。1話はあまり出番がなくて、キャラクターとしてもまだ曖昧^^;。そのうち松嶋に影響され成長していくのだろうか?日下英樹という名前はカッコイーのだがw。
観る前は、自分の”まっすぐ”な信念を相手にも押し付けるウザイ男をイメージしていたが、社会の理不尽さや悪に対して敢然と立ち向かう気構えを持った男でもあった。嘘を並べ立て女を侮辱した男に怒り、あの場で殴るかと思われたが、そこはサラリーマン気質の松嶋。「仕事をするのは会社。僕はあなたと仕事できない」と言い切った姿に颯爽とした男魂を感じた。
傍若無人で自由気ままなヒロイン鳴海を深田恭子。タダでは逃げない、タフでしなやかで率直な鳴海も嫌いになれないw。
月曜~金曜『インディゴの夜』
5話で一つの話だから、どうしても月曜がエンディングになってしまうのか。
先週からの”ホスト編”はとりあえず終了。徳山秀典@空也と同じ店で働くホスト役で佐野大樹がゲストしてたが、まさかああいう役どころだったとは^^;。
火曜からの”ナンパ師編”では、初っ端から高木兄弟の衝撃的場面!? あれは万平さんと心平さんのどっち? 確かに「特撮」に出てくるような男だが、あれは”戦隊”のほうだろうw。
ゲストしていた塩澤英真の役名が「はじめ」なので苦笑、苗字は”観月”だったりしてね(笑)。和田正人や加治将樹、加藤和樹もいるし、あの頃の『テニミュ』が懐かしく思い出された。塩澤くんにはいつかKENNともどこかで共演して欲しい。
日曜『侍戦隊シンケンジャー』
丈瑠が抱えていた衝撃の真実に直面し、流ノ介ら5人の気持ちもよく分るし、当の丈瑠の気持ちも痛いほど感じられて、切ない展開だこと。子供向けとは思えないほど、脚本も演出も本格的で深くて重く、俳優やスーアクさんの渾身の演技と、スタッフの気魄がびんびんと伝わってくる。
志葉薫の父であり、先代シンケンレッドの役を松風雅也。『メガレンジャー』のメガブルーの時は高校生の役だった松風さんが、今や父親の役として立派に返り咲いて、懐かしくもしみじみと感慨深かった。当時はたぶん小学生位だった今の松坂桃李たちも、10年後にこうしてまた成長した姿を見せてくれるだろうか。
月曜深夜『TAXMEN』新番組
平田広明のナレーションなので期待してたら、冒頭の前フリだけだった^^;。今後フレーズが変わったり、出番が増えるのだろうか?
主演は『仮面ライダーディケイド』の井上正大と安田顕(TEAM NACS)。井上くんはいつもの冷めた調子で、安田さんが男前で味があり、絡み合う二人がキュート。
グラサンに黒スーツと、あきらかに『MEN in Black』っぽいバディーものw。新たに定められた”税金”を取り立てる2人の男と納税者とのバトルが毎回展開するそうだ。しばらくチェック。
火曜『まっすぐな男』新番組
お目当ての遠藤雄弥は、佐藤隆太演じる主人公・松嶋の後輩の役どころで、眼鏡でスーツと新鮮ないでたち。1話はあまり出番がなくて、キャラクターとしてもまだ曖昧^^;。そのうち松嶋に影響され成長していくのだろうか?日下英樹という名前はカッコイーのだがw。
観る前は、自分の”まっすぐ”な信念を相手にも押し付けるウザイ男をイメージしていたが、社会の理不尽さや悪に対して敢然と立ち向かう気構えを持った男でもあった。嘘を並べ立て女を侮辱した男に怒り、あの場で殴るかと思われたが、そこはサラリーマン気質の松嶋。「仕事をするのは会社。僕はあなたと仕事できない」と言い切った姿に颯爽とした男魂を感じた。
傍若無人で自由気ままなヒロイン鳴海を深田恭子。タダでは逃げない、タフでしなやかで率直な鳴海も嫌いになれないw。
月曜~金曜『インディゴの夜』
5話で一つの話だから、どうしても月曜がエンディングになってしまうのか。
先週からの”ホスト編”はとりあえず終了。徳山秀典@空也と同じ店で働くホスト役で佐野大樹がゲストしてたが、まさかああいう役どころだったとは^^;。
火曜からの”ナンパ師編”では、初っ端から高木兄弟の衝撃的場面!? あれは万平さんと心平さんのどっち? 確かに「特撮」に出てくるような男だが、あれは”戦隊”のほうだろうw。
ゲストしていた塩澤英真の役名が「はじめ」なので苦笑、苗字は”観月”だったりしてね(笑)。和田正人や加治将樹、加藤和樹もいるし、あの頃の『テニミュ』が懐かしく思い出された。塩澤くんにはいつかKENNともどこかで共演して欲しい。
日曜『侍戦隊シンケンジャー』
丈瑠が抱えていた衝撃の真実に直面し、流ノ介ら5人の気持ちもよく分るし、当の丈瑠の気持ちも痛いほど感じられて、切ない展開だこと。子供向けとは思えないほど、脚本も演出も本格的で深くて重く、俳優やスーアクさんの渾身の演技と、スタッフの気魄がびんびんと伝わってくる。
志葉薫の父であり、先代シンケンレッドの役を松風雅也。『メガレンジャー』のメガブルーの時は高校生の役だった松風さんが、今や父親の役として立派に返り咲いて、懐かしくもしみじみと感慨深かった。当時はたぶん小学生位だった今の松坂桃李たちも、10年後にこうしてまた成長した姿を見せてくれるだろうか。
劇団俳優座創立65周年記念公演『どん底』を観てきた。
新年観劇一発目がこーゆうタイトルというのもなんだかなぁ^^;。
プログラムがコピー誌というのが同人誌ぽくて安い。
マキシム・ゴーリキーの『どん底』をモチーフに、明治初期の東京下町を舞台に、強欲な大家の下で暮らす貧窮する人々を描いた群像劇。
去年観た『蟹工船』の脚本・演出を担当した安川修一の最新作だ。
時間通りにきっちり始まりきっちり終わって約3時間。ボリュームのある骨太な舞台だが、達者な演じ手とナマの音と光の巧みな演出で、笑いもあるエンタメ性の高い作品に仕上がっていた。
江戸から東京へと変革しても、庶民の生活は何ら変わらない惨状は、政権交代しても、私達の生活がそう変わらない今の時代ともオーバラーラップさせる。
”格差”や”貧困”や”病”がいっそうはびこる中、様々な事情を抱えた人々が身を寄せ合って、ボロい木賃宿でひっそりと暮らす様子は、家を失って宿泊所に集まる現在の労働者と殆ど変わりはない。鋳掛屋とか職人とか、僅かでも仕事を持てる点では、まだ昔のほうがマシだろうか。昔は泥棒でも夜鷹でも偏見なく、食っていけるだけでも有り難かったのだろう。
登場人物男女合わせ17人だが、鬘や汚れた衣装もあって、若い人たちは特に判別しにくい。特に名前の紹介もなく、其々にもつ特技や個性もさりげに見せるだけで、人物の背景も想像しにくい。
強欲で嫉妬深い家主・喜兵衛と後添えで執拗な策略家・おはんが、そもそもの元凶。おはんの妹おせんは健気な娘かと思いきや、盲目的に突進する大胆さもある。
病の女房に冷たいと思いきや、実は情深かった鋳掛け屋。酒飲みのプロ博打打の遊び人が、実は教養深く物知りだったり。高圧的で居丈高だった元殿様が、自分の誤りにも気づく柔軟さもあったり。自分の世界を大切にしなやかに生きてた元役者が、己の世界を追い求め貫いてしまったり。真面目に仕事をこなす桶職人が、酒を飲むとトラになったりw。
島英臣、中野誠也、河野正明、村上博、塩山誠司らベテランの役者が、其々に渋味と深味を発揮して、生き生きと人物を演じきる。豪快な中野さん、色気のある村上さんの声は目立つこと。
おはんの情夫として喜兵衛家族と因縁をもつ灰二郎役を内田夕夜。太股を見せ着物も着替え流し目で誘いといかにも色男風だが、低い声で流暢に喋り時に凄みを聞かせる内田さんの声が艶があって新鮮だ。役柄とはいえ濃厚な口づけという艶っぽいシーンが二度も盛り込まれ、なかなか油断ならない舞台w。
御遍路という設定の伊之吉役の可知靖之の声が、ややしゃがれた中に力強さと柔らかさを伴って、すっと耳に入る心地良さをもつ。老人・伊之吉は、人生について人間について、あらゆる薀蓄ある言葉を投げかけて人々に優しく接するが、つい信じ込ませるほど説得性あるキャラクターだ。
ものの多面的な見方を示し、住人たちに生きる希望や勇気を少なからず与えてきた伊之吉の言葉も、結局は住人たちの生きる支えにはならなかった。いや、希望や勇気をもたせる言葉が、必ずしも生や幸福に繋がるとは限らないのだ。
正直に真っ当に生きようと心を入れ替えたとしても、人の悪意や策略で簡単に堕ちて破滅していく運命にもなる。
「ええじゃないか」を打ち消すような悲報は、虚しく脱力させ呆けさせる。貧窮と絶望の”どん底”に生きる庶民たちは、歌と酒で束の間の娯楽に浸るが、状況も場所も所詮は何も変わらない。
”どん底”から這い出すには、おせんのように我が身をさらして反逆しなければならないのだろうか。
新年観劇一発目がこーゆうタイトルというのもなんだかなぁ^^;。
プログラムがコピー誌というのが同人誌ぽくて安い。
マキシム・ゴーリキーの『どん底』をモチーフに、明治初期の東京下町を舞台に、強欲な大家の下で暮らす貧窮する人々を描いた群像劇。
去年観た『蟹工船』の脚本・演出を担当した安川修一の最新作だ。
時間通りにきっちり始まりきっちり終わって約3時間。ボリュームのある骨太な舞台だが、達者な演じ手とナマの音と光の巧みな演出で、笑いもあるエンタメ性の高い作品に仕上がっていた。
江戸から東京へと変革しても、庶民の生活は何ら変わらない惨状は、政権交代しても、私達の生活がそう変わらない今の時代ともオーバラーラップさせる。
”格差”や”貧困”や”病”がいっそうはびこる中、様々な事情を抱えた人々が身を寄せ合って、ボロい木賃宿でひっそりと暮らす様子は、家を失って宿泊所に集まる現在の労働者と殆ど変わりはない。鋳掛屋とか職人とか、僅かでも仕事を持てる点では、まだ昔のほうがマシだろうか。昔は泥棒でも夜鷹でも偏見なく、食っていけるだけでも有り難かったのだろう。
登場人物男女合わせ17人だが、鬘や汚れた衣装もあって、若い人たちは特に判別しにくい。特に名前の紹介もなく、其々にもつ特技や個性もさりげに見せるだけで、人物の背景も想像しにくい。
強欲で嫉妬深い家主・喜兵衛と後添えで執拗な策略家・おはんが、そもそもの元凶。おはんの妹おせんは健気な娘かと思いきや、盲目的に突進する大胆さもある。
病の女房に冷たいと思いきや、実は情深かった鋳掛け屋。酒飲みのプロ博打打の遊び人が、実は教養深く物知りだったり。高圧的で居丈高だった元殿様が、自分の誤りにも気づく柔軟さもあったり。自分の世界を大切にしなやかに生きてた元役者が、己の世界を追い求め貫いてしまったり。真面目に仕事をこなす桶職人が、酒を飲むとトラになったりw。
島英臣、中野誠也、河野正明、村上博、塩山誠司らベテランの役者が、其々に渋味と深味を発揮して、生き生きと人物を演じきる。豪快な中野さん、色気のある村上さんの声は目立つこと。
おはんの情夫として喜兵衛家族と因縁をもつ灰二郎役を内田夕夜。太股を見せ着物も着替え流し目で誘いといかにも色男風だが、低い声で流暢に喋り時に凄みを聞かせる内田さんの声が艶があって新鮮だ。役柄とはいえ濃厚な口づけという艶っぽいシーンが二度も盛り込まれ、なかなか油断ならない舞台w。
御遍路という設定の伊之吉役の可知靖之の声が、ややしゃがれた中に力強さと柔らかさを伴って、すっと耳に入る心地良さをもつ。老人・伊之吉は、人生について人間について、あらゆる薀蓄ある言葉を投げかけて人々に優しく接するが、つい信じ込ませるほど説得性あるキャラクターだ。
ものの多面的な見方を示し、住人たちに生きる希望や勇気を少なからず与えてきた伊之吉の言葉も、結局は住人たちの生きる支えにはならなかった。いや、希望や勇気をもたせる言葉が、必ずしも生や幸福に繋がるとは限らないのだ。
正直に真っ当に生きようと心を入れ替えたとしても、人の悪意や策略で簡単に堕ちて破滅していく運命にもなる。
「ええじゃないか」を打ち消すような悲報は、虚しく脱力させ呆けさせる。貧窮と絶望の”どん底”に生きる庶民たちは、歌と酒で束の間の娯楽に浸るが、状況も場所も所詮は何も変わらない。
”どん底”から這い出すには、おせんのように我が身をさらして反逆しなければならないのだろうか。
KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT SPECIAL EVENT
2010年1月11日 イベント『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT SPECIAL EVENT』へ行ってきた。
COOKING BOYSからの流れで早めに着いたが、物販コーナーの商品はあまり売れてない様子。
カウントダウン&スモッグで派手にショウタイム・スタート。一部出演者は客席通路から登壇。
出演者は、鈴木達央(仮面ライダードラゴンナイト/キット・テイラー)松田悟志(仮面ライダーウイングナイト/レン)芳賀優里亜(マヤ・ヤング)梶裕貴(トレント・モーズリー)小松由佳(レイシー・シェリダン)遊佐浩二(仮面ライダートルク/ドリュー・ランシング)杉田智和(仮面ライダーストライク/JTC)山本匠馬(仮面ライダートラスト/ブラッド・バレット)神谷浩史(仮面ライダースティング/クリス・ラミレス)櫻井孝宏(仮面ライダーアックス/ダニー・チョウ)村井良大(仮面ライダースピアー/アルバート・チョウ)沢城みゆき(仮面ライダーセイレーン/ケイス)石川英郎(仮面ライダーラス/ヴィック・フレイザー)小山剛志(ユーブロン)の14人。主役のタッツンはじめ、各コーナーごとにMCをたてる。
史上初めて海外版・仮面ライダーの日本語吹替えに挑戦した俳優・声優陣がおくるスペシャルイベント。
海外ドラマ『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』は観れる環境ではなく、予習もしてこなかった。吹替え声優は分かるが、声優とキャラの顔(外人)とキャラ名と仮面ライダー名が全く一致できていない私。
そんな人たちの為に【初心者でもわかるドラゴンナイト】を「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT」ショーを披露しながら解説。ライダーアクションも格好良く、もちろん声優陣が生アテレコ。音響がパワフルで客席にまで地響きが伝わる。
Part.1では主人公のキットとレン、敵のゼイビアックス、その手先になるライダーを把握。そっか、遊佐さんと杉田が悪なんだw。上空から沢城さんのセイレーン。”ベント”は転送されて二度と戻れないという意か。
Part.2ではスティングがドラゴンナイトの仲間へ、神谷くんのゴホゴホゴホ。アックスとスピアーが邪魔するが、実は前のトークコーナーで櫻井さんと村井くんがチョウ兄弟の関係だとやっと判った次第w。ゼイビアックス将軍は大塚芳忠さんか。そしてマスター登場、石川さんの凄みのある男前声v。
合間にテレビ映像を交えながら、吹替版キャストトークコーナー。
【ようこそ!グレース堂書店へ!!】は、タッツン&松田さんMCで、キャラクター紹介と生アテレココーナー3連発。手探り状態だったとはいえ、タッツンが調子にのってバンバンとアドリブを入れて笑いの渦w。一言しか台詞がなかった梶くんはタッツンに何度もイジられ可哀想だが、男では彼だけ仮面ライダーに変身できないのだ。神谷くんの出番もやっと来て、ピザ食べながら酒の失敗談!?^^;
【龍騎×ドラゴンナイト】は、遊佐さんがMCで、『仮面ライダー龍騎』を観ている4人が揃う。キャラクター紹介は龍騎のキャラと照らし合わせるとよく分る。遊佐さん@ドリューは詐欺師だが、14話でベントされる!?^^; 杉田さん@JTCは犯罪者で、村井くん@アルバートはお金がないまま。石川さんのは実体ないままだが、龍騎のオーディーンは小山剛志がやっていたキャラ。
ウィングナイトの映像が流れ、杉田くんが「キバっていくぜー!」w。レン、変身しなくても充分スゴイじゃん。
山本くんと松田さんが登場してキャラ紹介。山本くんも村井くんもほぼ初アフレコだったとか。チョウ兄弟って顔はアジア系で関西弁で、結局何人だか分らないw。ブースで櫻井さんと村井くんが2人でいるとガチ兄弟に見える、と杉田くん。レンはグラサンかけてターミネーターみたいでめちゃ強いが、5人全員ベントされた後もイチャイチャしやがって!と結局ヤリ玉にw。
【ガールズトーク♪】は、石川さんMCで、イケメン役者さんを語る3人の美女登場。会場で前もって投票していた「ベストofミスタードラゴンナイト」を決定する。変身しないトレントも人数合せで候補に。ただし「声優人気に関係ありません!」(笑)。石川さんを入れた候補の吹き替えキャスト13人が、赤いバラ1輪を持っていっせいに登場。投票数で先ず4人に絞られるが、これがキットとJTCとドリューとダニー。ちっ、ファンのみんな声優人気で選んでるじゃん!(^_^;) 4人以外は退場。私が顔の好みで選んだ男は実は石川さんキャラだと分り、MCとして4人といるから同じことか。
ここから4人は、女性陣からの愛の質問に答えるコーナー。しかもキャラのフリして答えろって、打ち合わせもなかったようで、ある意味バツゲームの緊張感w。タッツン@キットはモゴモゴと可愛く誠実に答える。さすが遊佐さん@ドリューは「俺が世界を束ねたら時間をとめてやる!」とか調子のイイ言葉がポンポン飛び出し、超過激な攻めで女性陣のハートを鷲掴み!?w 関西弁ダニー@櫻井くんは汗ビッショリで妙な関西弁を操り四苦八苦w。杉田くん@JTCはもの静かなのか度量が大きいのかよく分らないキャラ。4人の答えを聴きながら石川さんが、俺選ばれなくて良かったと安堵してたりw。
女性陣の話し合い結果、優勝者はドリューに決定! 壇中央に上がった遊佐さんが「選ばれて良かったです」とニッコリ。女性代表でマヤから熱いキスということで、ドキドキ待つ遊佐さんだが、そのキスは…(笑)。
【ライダーバトル 負けたらベント】最後のコーナーに相応しくMCは「42歳独身」の小山剛志で、全員揃って男祭り! ライダーの悪いもんチームVS.イイもんチームに分かれての殴り合い…ではなく、質問の答えが面白かったら勝ちで、負けたらやっぱりバツゲーム。バツゲームは半裸になるか、中の人として愛の告白プロポーズするかのどちらか!? 要は剛志さんが「結婚したいんだよ!」w。
質問は「ゼイビアックスにどう誘われたら?」で答えを配られたフリップに書く。イイもんチームは、山本くんの楽屋ネタをバラす剛志さんに杉田くんがフォローしてたり(『キバ』繋がりだもんね)梶くんのボタン外しに拘る剛志さんに梶くんが「きっちり」強調したり。悪いもんチームはみんなフリップに絵を描き、剛志さんの似顔絵が上手い石川さん。会場拍手でイイもんチームの負け。
負けたのでバツゲーム。山本くんの関西弁告白に、櫻井くんに向けて「あれが関西弁やで」w。神谷くんは告白より脱ごうとするしw。梶くんはボタンネタ。松田さんはジャケを脱いで筋肉ある胸元を披露して告白。既に逃げてたタッツンを引き戻しセンターにさらして、スポットライトを浴びたタッツンがついに…w。
エンディングは全員揃ってひと言挨拶。石川さんが「思ったより楽しかった」。櫻井くんは「関西弁を勉強したい」。「女の子の黄色い声をあんなに聴いたのは久しぶり」と小松さん。「小山さんが整備員みたい」と沢城さんに言われ、また脱ごうとする剛志さん。「あんなに恥ずかしい思いをするとは。でも選ばれて良かった」とまだ言うか遊佐さん。帽子を取って五分刈り頭(かな?)を披露する杉田くん。ほぼ出ずっぱりで恥もかきっぱなしだったタッツンだが、みんなに「主役だもんね」と言われて納得、作品の良さをアピールした。
最後はみんなで一緒になって、左手を胸に突き出して心のベルトをして「キャメンライダッ!」。銀テープが舞っていったん幕。
幕が上がるとライダーたちが集合してポーズ。ドラゴンナイトとウイングが残り、決めのポーズで終了した。
約2時間20分とたっぷり。お目当ての村井くんや山本くんは出番は多くなかったけれど、声優さんに混じって楽しそうに盛り上げてくれた。思ったよりも内容があって楽しかった(^o^)。
これで作品世界の事を少しは分ってきたし、4月からの地上波放送を楽しみに待っていたい。
COOKING BOYSからの流れで早めに着いたが、物販コーナーの商品はあまり売れてない様子。
カウントダウン&スモッグで派手にショウタイム・スタート。一部出演者は客席通路から登壇。
出演者は、鈴木達央(仮面ライダードラゴンナイト/キット・テイラー)松田悟志(仮面ライダーウイングナイト/レン)芳賀優里亜(マヤ・ヤング)梶裕貴(トレント・モーズリー)小松由佳(レイシー・シェリダン)遊佐浩二(仮面ライダートルク/ドリュー・ランシング)杉田智和(仮面ライダーストライク/JTC)山本匠馬(仮面ライダートラスト/ブラッド・バレット)神谷浩史(仮面ライダースティング/クリス・ラミレス)櫻井孝宏(仮面ライダーアックス/ダニー・チョウ)村井良大(仮面ライダースピアー/アルバート・チョウ)沢城みゆき(仮面ライダーセイレーン/ケイス)石川英郎(仮面ライダーラス/ヴィック・フレイザー)小山剛志(ユーブロン)の14人。主役のタッツンはじめ、各コーナーごとにMCをたてる。
史上初めて海外版・仮面ライダーの日本語吹替えに挑戦した俳優・声優陣がおくるスペシャルイベント。
海外ドラマ『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』は観れる環境ではなく、予習もしてこなかった。吹替え声優は分かるが、声優とキャラの顔(外人)とキャラ名と仮面ライダー名が全く一致できていない私。
そんな人たちの為に【初心者でもわかるドラゴンナイト】を「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT」ショーを披露しながら解説。ライダーアクションも格好良く、もちろん声優陣が生アテレコ。音響がパワフルで客席にまで地響きが伝わる。
Part.1では主人公のキットとレン、敵のゼイビアックス、その手先になるライダーを把握。そっか、遊佐さんと杉田が悪なんだw。上空から沢城さんのセイレーン。”ベント”は転送されて二度と戻れないという意か。
Part.2ではスティングがドラゴンナイトの仲間へ、神谷くんのゴホゴホゴホ。アックスとスピアーが邪魔するが、実は前のトークコーナーで櫻井さんと村井くんがチョウ兄弟の関係だとやっと判った次第w。ゼイビアックス将軍は大塚芳忠さんか。そしてマスター登場、石川さんの凄みのある男前声v。
合間にテレビ映像を交えながら、吹替版キャストトークコーナー。
【ようこそ!グレース堂書店へ!!】は、タッツン&松田さんMCで、キャラクター紹介と生アテレココーナー3連発。手探り状態だったとはいえ、タッツンが調子にのってバンバンとアドリブを入れて笑いの渦w。一言しか台詞がなかった梶くんはタッツンに何度もイジられ可哀想だが、男では彼だけ仮面ライダーに変身できないのだ。神谷くんの出番もやっと来て、ピザ食べながら酒の失敗談!?^^;
【龍騎×ドラゴンナイト】は、遊佐さんがMCで、『仮面ライダー龍騎』を観ている4人が揃う。キャラクター紹介は龍騎のキャラと照らし合わせるとよく分る。遊佐さん@ドリューは詐欺師だが、14話でベントされる!?^^; 杉田さん@JTCは犯罪者で、村井くん@アルバートはお金がないまま。石川さんのは実体ないままだが、龍騎のオーディーンは小山剛志がやっていたキャラ。
ウィングナイトの映像が流れ、杉田くんが「キバっていくぜー!」w。レン、変身しなくても充分スゴイじゃん。
山本くんと松田さんが登場してキャラ紹介。山本くんも村井くんもほぼ初アフレコだったとか。チョウ兄弟って顔はアジア系で関西弁で、結局何人だか分らないw。ブースで櫻井さんと村井くんが2人でいるとガチ兄弟に見える、と杉田くん。レンはグラサンかけてターミネーターみたいでめちゃ強いが、5人全員ベントされた後もイチャイチャしやがって!と結局ヤリ玉にw。
【ガールズトーク♪】は、石川さんMCで、イケメン役者さんを語る3人の美女登場。会場で前もって投票していた「ベストofミスタードラゴンナイト」を決定する。変身しないトレントも人数合せで候補に。ただし「声優人気に関係ありません!」(笑)。石川さんを入れた候補の吹き替えキャスト13人が、赤いバラ1輪を持っていっせいに登場。投票数で先ず4人に絞られるが、これがキットとJTCとドリューとダニー。ちっ、ファンのみんな声優人気で選んでるじゃん!(^_^;) 4人以外は退場。私が顔の好みで選んだ男は実は石川さんキャラだと分り、MCとして4人といるから同じことか。
ここから4人は、女性陣からの愛の質問に答えるコーナー。しかもキャラのフリして答えろって、打ち合わせもなかったようで、ある意味バツゲームの緊張感w。タッツン@キットはモゴモゴと可愛く誠実に答える。さすが遊佐さん@ドリューは「俺が世界を束ねたら時間をとめてやる!」とか調子のイイ言葉がポンポン飛び出し、超過激な攻めで女性陣のハートを鷲掴み!?w 関西弁ダニー@櫻井くんは汗ビッショリで妙な関西弁を操り四苦八苦w。杉田くん@JTCはもの静かなのか度量が大きいのかよく分らないキャラ。4人の答えを聴きながら石川さんが、俺選ばれなくて良かったと安堵してたりw。
女性陣の話し合い結果、優勝者はドリューに決定! 壇中央に上がった遊佐さんが「選ばれて良かったです」とニッコリ。女性代表でマヤから熱いキスということで、ドキドキ待つ遊佐さんだが、そのキスは…(笑)。
【ライダーバトル 負けたらベント】最後のコーナーに相応しくMCは「42歳独身」の小山剛志で、全員揃って男祭り! ライダーの悪いもんチームVS.イイもんチームに分かれての殴り合い…ではなく、質問の答えが面白かったら勝ちで、負けたらやっぱりバツゲーム。バツゲームは半裸になるか、中の人として愛の告白プロポーズするかのどちらか!? 要は剛志さんが「結婚したいんだよ!」w。
質問は「ゼイビアックスにどう誘われたら?」で答えを配られたフリップに書く。イイもんチームは、山本くんの楽屋ネタをバラす剛志さんに杉田くんがフォローしてたり(『キバ』繋がりだもんね)梶くんのボタン外しに拘る剛志さんに梶くんが「きっちり」強調したり。悪いもんチームはみんなフリップに絵を描き、剛志さんの似顔絵が上手い石川さん。会場拍手でイイもんチームの負け。
負けたのでバツゲーム。山本くんの関西弁告白に、櫻井くんに向けて「あれが関西弁やで」w。神谷くんは告白より脱ごうとするしw。梶くんはボタンネタ。松田さんはジャケを脱いで筋肉ある胸元を披露して告白。既に逃げてたタッツンを引き戻しセンターにさらして、スポットライトを浴びたタッツンがついに…w。
エンディングは全員揃ってひと言挨拶。石川さんが「思ったより楽しかった」。櫻井くんは「関西弁を勉強したい」。「女の子の黄色い声をあんなに聴いたのは久しぶり」と小松さん。「小山さんが整備員みたい」と沢城さんに言われ、また脱ごうとする剛志さん。「あんなに恥ずかしい思いをするとは。でも選ばれて良かった」とまだ言うか遊佐さん。帽子を取って五分刈り頭(かな?)を披露する杉田くん。ほぼ出ずっぱりで恥もかきっぱなしだったタッツンだが、みんなに「主役だもんね」と言われて納得、作品の良さをアピールした。
最後はみんなで一緒になって、左手を胸に突き出して心のベルトをして「キャメンライダッ!」。銀テープが舞っていったん幕。
幕が上がるとライダーたちが集合してポーズ。ドラゴンナイトとウイングが残り、決めのポーズで終了した。
約2時間20分とたっぷり。お目当ての村井くんや山本くんは出番は多くなかったけれど、声優さんに混じって楽しそうに盛り上げてくれた。思ったよりも内容があって楽しかった(^o^)。
これで作品世界の事を少しは分ってきたし、4月からの地上波放送を楽しみに待っていたい。
COOKING BOYS #02
2010年1月11日 イベントSUNBEAM Presents『COOKING BOYS #02』へ参加してきた。
12月に続いて2回目の参加。Studio Lifeでまた誰かが出演するなら行きたいといってたのが叶ったのだ。
好評につき席数が70に増えたので、”キッチン”のある会場の席間隔はキツキツで満杯。整理番号順入場なのに、後から来る人の席を確保する人が多く^^;、今後はひとり1座席の徹底化が必要だ。
講師は極上家庭料理研究家の是友麻希氏、アシスタントMCは「クッキングオヤジ」池田伸一氏と、お馴染みのコンビ。
日替わりの今日の出演者は、Studio Lifeの松本慎也と吉田隆太。二人は9日にも出演していて、両日参加のファンがいっぱい。マツシンは白コック帽で白黒チーフ、隆太は薄オレンジのキャップでオレンジチーフ。二人とも料理は日頃やっているらしく、手馴れた手つきで進行する。
今回のメニューはカレーなので、インド風に呼び名は「やあしん」「たありゅう」と逆さ名前に、先生は「キーマ」w。みんなで「レッツ・クッキング!」。
【根菜味噌カレー】
1.鍋にお湯をわかす。
2.具材を切る…大根、里芋、蓮根の根菜は大きさを揃えて切る。「俺の皮」と大根のカツラ剥きを見せるやあしん。1cm幅に切って銀杏切りを更に2つに切る。冷凍さといもは4つに切る。蓮根の皮を剥くビーラーはプロ仕様で大きい。1cm厚さに切った後で手で割る(味が染み込み易い)。
「豚ちゃん」と裏へ行って捉まえるオヤジにウケるたありゅうw。豚肩も具材と同じ大きさに。
3.お湯が沸いた(60度~70度)鍋に、カレールーを割って入れる(こくまろカレーや二段熟成が相性がイイ)。和風ダシ小さじ1も入れて混ぜる。お蕎麦屋さんのカレーみたいになり、カレールーを先に作っておくのが面白い
4.具材を炒める…サラダ油で大根をよく炒め、早く炒めるため塩をひとつまみ(指3本)。ちょっと返して放置するやあしんw。焦げ目がちょっと付くぐらいの焼き大根化。
豚肉を炒める。ちょっと返して放置…過ぎるやあしんw。たありゅうあ右手へらを挙げてポーズ。
里芋を炒めた後、最後に蓮根を炒める(火が通り易く、歯応えがあったほうがいい)。塩ひとつまみで、焦げ目が付いた所でお仕舞い。フライパンの中を見せる二人。
そのまま鍋に全部入れて煮込む。よく炒めるほど味がしみ、上にアクがあれば掬う。
5.万能ネギの小口切り(1cm以内)。リベンジ速さ対決だが、ここでアクシデント! やあしんが左人差し指を包丁でチョイ切ってチョイ血が…。絆創膏治療中、待っているたありゅうもフェア。会場も騒然となる中、やあしんは「大丈夫ですよ」と心配させず、忽ち小口切りを披露し、速さ結果はやあしんの勝利。でも遅かったたありゅうは緑色に綺麗に切り揃えていて、先生から「几帳面!」と褒め言葉。「A型ですか!?」と訊かれてたありゅうは「B型です」とにっこりw。優勝のやあしんには先生から野菜セットのプレゼント。
6.鍋に小口ネギを入れる。たありゅうがキャサリンの名前に反応w。
味噌を溶き入れる(米味噌またはブレンド)。男の人が味見する姿はカッコイーと先生。味噌は入れすぎると辛くなる。
完成!周りが段取りする中、まな板のネギを片付ける二人。
試食。飲み物を用意するやあしん。皿にご飯を入れ、カレーを盛り付けるたありゅう。抽選で選らばれた人たちと一足早く「いただきます」。「おいしい!」「やさしい味」とたありゅうたち。
もちろん私達にもすぐに配られ、美味しくいただいた。量が意外に多くて、ちょっとした早めの夕食代わり。
トークコーナー。前にライフの仲間でやったホームパーティの話など。リュウタは”豚肉のミルク煮”に挑戦、味は美味いが、豚ブロックにしなかったので見た目がネコだった!?w マツシンは手際よく8分で”ゴルゴンゾーラのクリーム煮”を作り好評だったという。こういうイベントも実は前にも劇団内で企画に挙がっていたようで、早くも実現したと喜ぶマツシン。
クイズコーナー。質問の答えを2択から選び続けて、人数を絞り込む形式。リュウタもマツシンも、おかんの得意な料理とかお弁当とかw。マツシンの朝ご飯はいつも凝ってる手作り。リュウタがバイトした理由に納得w。優勝者には二人から賞品。
クッキングソングPart.2は「肉じゃがブルース♪」。男性が女性に肉じゃがを作ってあげる歌。オヤジが味わい深い声で歌いあげながら、手際よく具材や調味料を鍋に入れる。口笛を吹いた間奏で、和装に着替えた先生がパフォーマンス。最後は「お前にありがとう」で肉じゃが完成。仲良き熟年夫婦として昭和の香りを演出した。水を入れず玉葱の水分だけで、肉の蓋で蒸し煮させる肉じゃが。完成料理を見たかった。
二人からコメント。「料理は芝居と同じで、誰かのために、気持ちを込められる」とリュウタ。「もっと料理を完璧にできるように。指を切らないようにw」とマツシン。二人とも芝居の告知はスラスラ完璧。
最後はみんなで左拳で「レッツ・クック・トゥギャザー!」。ご馳走さまでした。
毎回、ゲストの素顔や新しい一面を知る面白さもあるが、料理の新しい発見や役に立つ内容を知ることができて、私にはなかなか貴重なイベントだ。またあるのなら参加してみたくなる。
12月に続いて2回目の参加。Studio Lifeでまた誰かが出演するなら行きたいといってたのが叶ったのだ。
好評につき席数が70に増えたので、”キッチン”のある会場の席間隔はキツキツで満杯。整理番号順入場なのに、後から来る人の席を確保する人が多く^^;、今後はひとり1座席の徹底化が必要だ。
講師は極上家庭料理研究家の是友麻希氏、アシスタントMCは「クッキングオヤジ」池田伸一氏と、お馴染みのコンビ。
日替わりの今日の出演者は、Studio Lifeの松本慎也と吉田隆太。二人は9日にも出演していて、両日参加のファンがいっぱい。マツシンは白コック帽で白黒チーフ、隆太は薄オレンジのキャップでオレンジチーフ。二人とも料理は日頃やっているらしく、手馴れた手つきで進行する。
今回のメニューはカレーなので、インド風に呼び名は「やあしん」「たありゅう」と逆さ名前に、先生は「キーマ」w。みんなで「レッツ・クッキング!」。
【根菜味噌カレー】
1.鍋にお湯をわかす。
2.具材を切る…大根、里芋、蓮根の根菜は大きさを揃えて切る。「俺の皮」と大根のカツラ剥きを見せるやあしん。1cm幅に切って銀杏切りを更に2つに切る。冷凍さといもは4つに切る。蓮根の皮を剥くビーラーはプロ仕様で大きい。1cm厚さに切った後で手で割る(味が染み込み易い)。
「豚ちゃん」と裏へ行って捉まえるオヤジにウケるたありゅうw。豚肩も具材と同じ大きさに。
3.お湯が沸いた(60度~70度)鍋に、カレールーを割って入れる(こくまろカレーや二段熟成が相性がイイ)。和風ダシ小さじ1も入れて混ぜる。お蕎麦屋さんのカレーみたいになり、カレールーを先に作っておくのが面白い
4.具材を炒める…サラダ油で大根をよく炒め、早く炒めるため塩をひとつまみ(指3本)。ちょっと返して放置するやあしんw。焦げ目がちょっと付くぐらいの焼き大根化。
豚肉を炒める。ちょっと返して放置…過ぎるやあしんw。たありゅうあ右手へらを挙げてポーズ。
里芋を炒めた後、最後に蓮根を炒める(火が通り易く、歯応えがあったほうがいい)。塩ひとつまみで、焦げ目が付いた所でお仕舞い。フライパンの中を見せる二人。
そのまま鍋に全部入れて煮込む。よく炒めるほど味がしみ、上にアクがあれば掬う。
5.万能ネギの小口切り(1cm以内)。リベンジ速さ対決だが、ここでアクシデント! やあしんが左人差し指を包丁でチョイ切ってチョイ血が…。絆創膏治療中、待っているたありゅうもフェア。会場も騒然となる中、やあしんは「大丈夫ですよ」と心配させず、忽ち小口切りを披露し、速さ結果はやあしんの勝利。でも遅かったたありゅうは緑色に綺麗に切り揃えていて、先生から「几帳面!」と褒め言葉。「A型ですか!?」と訊かれてたありゅうは「B型です」とにっこりw。優勝のやあしんには先生から野菜セットのプレゼント。
6.鍋に小口ネギを入れる。たありゅうがキャサリンの名前に反応w。
味噌を溶き入れる(米味噌またはブレンド)。男の人が味見する姿はカッコイーと先生。味噌は入れすぎると辛くなる。
完成!周りが段取りする中、まな板のネギを片付ける二人。
試食。飲み物を用意するやあしん。皿にご飯を入れ、カレーを盛り付けるたありゅう。抽選で選らばれた人たちと一足早く「いただきます」。「おいしい!」「やさしい味」とたありゅうたち。
もちろん私達にもすぐに配られ、美味しくいただいた。量が意外に多くて、ちょっとした早めの夕食代わり。
トークコーナー。前にライフの仲間でやったホームパーティの話など。リュウタは”豚肉のミルク煮”に挑戦、味は美味いが、豚ブロックにしなかったので見た目がネコだった!?w マツシンは手際よく8分で”ゴルゴンゾーラのクリーム煮”を作り好評だったという。こういうイベントも実は前にも劇団内で企画に挙がっていたようで、早くも実現したと喜ぶマツシン。
クイズコーナー。質問の答えを2択から選び続けて、人数を絞り込む形式。リュウタもマツシンも、おかんの得意な料理とかお弁当とかw。マツシンの朝ご飯はいつも凝ってる手作り。リュウタがバイトした理由に納得w。優勝者には二人から賞品。
クッキングソングPart.2は「肉じゃがブルース♪」。男性が女性に肉じゃがを作ってあげる歌。オヤジが味わい深い声で歌いあげながら、手際よく具材や調味料を鍋に入れる。口笛を吹いた間奏で、和装に着替えた先生がパフォーマンス。最後は「お前にありがとう」で肉じゃが完成。仲良き熟年夫婦として昭和の香りを演出した。水を入れず玉葱の水分だけで、肉の蓋で蒸し煮させる肉じゃが。完成料理を見たかった。
二人からコメント。「料理は芝居と同じで、誰かのために、気持ちを込められる」とリュウタ。「もっと料理を完璧にできるように。指を切らないようにw」とマツシン。二人とも芝居の告知はスラスラ完璧。
最後はみんなで左拳で「レッツ・クック・トゥギャザー!」。ご馳走さまでした。
毎回、ゲストの素顔や新しい一面を知る面白さもあるが、料理の新しい発見や役に立つ内容を知ることができて、私にはなかなか貴重なイベントだ。またあるのなら参加してみたくなる。
吉村作治の新発見!エジプト展 トークショー&サイン会
2010年1月10日 イベント『吉村作治の新発見!エジプト展~国立カイロ博物館所蔵品と~』のトークショー&サイン会へ行ってきた。
ほぼ1年半ぶり。
展示会とは違う階なので、それ程混雑も混乱もなく1回目と2回目の整理券を貰えた。
会場は1時間前から開場なので、席取りしてから展示会も観覧できる。
 ̄
拍手の中を吉村作治先生が登場。今日は辛子色のジャケット。MCは展覧会プロデューサーであるRKBの山田氏。先生とは周知の仲。
吉村先生は昨年10月に目を怪我され、手術と入院をされて、30年ぶりに日本で正月休みを迎えたそうだ。今年8日に抜糸されたばかりで、お顔の色もやや赤みがあり、まだまだ本調子ではなさそうなご様子。
でも山田氏の巧みな誘導で、ご自身の目をネタに”オシリス神話”と”ホルスの目”を語りだすところはさすが先生! あっけらかんと笑いながら「僕はホルスの化身だ!」と笑わせ、ユーモアと皮肉とオヤジギャグを入れた、いつものノンストップ・トークを繰り広げて下さった。
古代エジプトは医療が最も進んでいたそうだが、ミイラ作りもそのひとつ。人間の体から水分を取り出すのに塩(ナトロン)を使い、防腐剤(ミルラー)を塗るが、このミルラーが”ミイラ”の語源となったとか。
重要な臓器を入れるカノポスも展示されているが、古代エジプト人は臓器の働きも知っていたのだ。脳ではなく、心臓が一番大事だと思っていたそうだ。
医学書も多く、医者になるのも大変だった。何でも病気にしてしまったようで、ハゲも病気の一種(笑)、ガンだけは分らなくて悪魔の病気だと思い祈祷で追い出そうとしたそうだ。
エジプトの天気の話から、エジプシャンブルーに繋がる、古代エジプト人の原色重視や色の見識についても語る。再生復活を表すグリーンや青と紺、あの世を表す黒、永遠を表す金や黄色。赤も茶に近い赤だった。色を作り出す技術や、金と銀をくっつける技術も高度だったとか。
日本の考古学は戦争と密接な関係を持つようだ。日本考古学、中国考古学ときて、敗戦後は場所がなくなりインドや中近東など古代オリエント学に広がったが、幸いにも古代エジプトまで広がらなかったそうだ。川村喜一先生や吉村氏がエジプトに行った時は欧米が幅を利かせていたが、中東戦争時に場所が空いて、ようやく発掘場所を得たらしい。
1970年頃のカイロ大学留学中やルクソール発掘開始から始まり、盗賊団やエジプト人夫への対応など、現地で経験された様々な苦労や大変さを、笑いと共にこと細かく語る先生。エジプト人とのそういった思い出や絆が、ようやく「魚の丘」で彩色階段を発見へと繋がり、まさにドラマチックな新発見への道のりだった。
最後にご自身が設立されたサイバー大学の宣伝はいつもの通り。3年目で生徒は千人位。フィールド中心の考古学は春と秋。知識はネットで、見識は先生から学び、大事なのは経験や体験だという。
「僕の話は瞬間的には面白いが、終わった後はうん?」と脱線が多いのを自身で承知の先生のお話だが、「コツコツとやるしかない」はCMじゃないけれど、先生の人生が滲み出るような素晴らしい言葉だった。
 ̄
壇上にテーブルが設けられ、すぐに吉村先生がいらしてサイン会スタート。
サインの他にカメラや携帯で撮影もできるが、前回のようにサクサクとスムーズに進行。先生もサインやポーズが早い!
広げられた図録に、黒ペンで豪快にサインをなさり、先生とご一緒に写真撮影。握手をする際に、お体が心配で気遣いの言葉をおかけしたら、小さな声でお礼を述べて下さった。ありがとうございました。
 ̄
本展は、早稲田大学古代エジプト調査隊が、ダハシュール北遺跡で発掘した木棺などを中心に展示。2008年度の「セヌウのマスク」はないが、それ以降の発見展示品となる。
それだけでは寂しいので、カイロ博物館から来世信仰に関わる埋葬用の遺物の展示品を借りて、「古代エジプトのミイラと死生観」をテーマにした。
2011年秋にギザに【大エジプト博物館】が開館予定されていて、エジプト全土から遺物が集められるので、こうした展示品を日本で並べられるのも、もしかしてこれが最後の機会かもしれないという。
2007年1月24日に夫婦ミイラの発見! 上映時間は4分。
葬祭神官セベクハトと妻セネトイトエス。「セベクハトの木棺」と「セネトイトエスの木棺」が展示、木棺に描かれた”ウジャトの両目”が印象的。セベクハトの内棺は損傷が激しくてエジプトで修復中。
2007年10月22日に親子ミイラの発見! 発掘の瞬間をおさめた映像は3分。
親子未盗掘ミイラ同時発見は世界初めてだという。2005年に発見されたウイアイの墓のすぐ北で発見。「チャイの人型棺」は色も綺麗に残っており、チャイの肩書きはウイアイと同じ”職人”。その南側に子供のミイラが納められた木棺を発見、今回は子供木棺はレプリカ展示。
ミイラ作りの思想。上映5分。ミイラ作りに使われた医術用具が興味深い。頭蓋骨から脳を取り出す針、内臓を取り出すために切開するナイフ、器官を掻き出すのに使う棒と、想像するだにゾクリとする。
「第2の太陽の船」プロジェクトは、2008年から再開され第2フェイズ中。道のりは長いが貴重な事業だ。
発掘費用を集めるための、陶器などの吉村作治コレクションも展示。お金があったら協力したいところだ。
物販も盛りだくさん。せめて図録とグッズだけで協力していきたい。
ほぼ1年半ぶり。
展示会とは違う階なので、それ程混雑も混乱もなく1回目と2回目の整理券を貰えた。
会場は1時間前から開場なので、席取りしてから展示会も観覧できる。
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拍手の中を吉村作治先生が登場。今日は辛子色のジャケット。MCは展覧会プロデューサーであるRKBの山田氏。先生とは周知の仲。
吉村先生は昨年10月に目を怪我され、手術と入院をされて、30年ぶりに日本で正月休みを迎えたそうだ。今年8日に抜糸されたばかりで、お顔の色もやや赤みがあり、まだまだ本調子ではなさそうなご様子。
でも山田氏の巧みな誘導で、ご自身の目をネタに”オシリス神話”と”ホルスの目”を語りだすところはさすが先生! あっけらかんと笑いながら「僕はホルスの化身だ!」と笑わせ、ユーモアと皮肉とオヤジギャグを入れた、いつものノンストップ・トークを繰り広げて下さった。
古代エジプトは医療が最も進んでいたそうだが、ミイラ作りもそのひとつ。人間の体から水分を取り出すのに塩(ナトロン)を使い、防腐剤(ミルラー)を塗るが、このミルラーが”ミイラ”の語源となったとか。
重要な臓器を入れるカノポスも展示されているが、古代エジプト人は臓器の働きも知っていたのだ。脳ではなく、心臓が一番大事だと思っていたそうだ。
医学書も多く、医者になるのも大変だった。何でも病気にしてしまったようで、ハゲも病気の一種(笑)、ガンだけは分らなくて悪魔の病気だと思い祈祷で追い出そうとしたそうだ。
エジプトの天気の話から、エジプシャンブルーに繋がる、古代エジプト人の原色重視や色の見識についても語る。再生復活を表すグリーンや青と紺、あの世を表す黒、永遠を表す金や黄色。赤も茶に近い赤だった。色を作り出す技術や、金と銀をくっつける技術も高度だったとか。
日本の考古学は戦争と密接な関係を持つようだ。日本考古学、中国考古学ときて、敗戦後は場所がなくなりインドや中近東など古代オリエント学に広がったが、幸いにも古代エジプトまで広がらなかったそうだ。川村喜一先生や吉村氏がエジプトに行った時は欧米が幅を利かせていたが、中東戦争時に場所が空いて、ようやく発掘場所を得たらしい。
1970年頃のカイロ大学留学中やルクソール発掘開始から始まり、盗賊団やエジプト人夫への対応など、現地で経験された様々な苦労や大変さを、笑いと共にこと細かく語る先生。エジプト人とのそういった思い出や絆が、ようやく「魚の丘」で彩色階段を発見へと繋がり、まさにドラマチックな新発見への道のりだった。
最後にご自身が設立されたサイバー大学の宣伝はいつもの通り。3年目で生徒は千人位。フィールド中心の考古学は春と秋。知識はネットで、見識は先生から学び、大事なのは経験や体験だという。
「僕の話は瞬間的には面白いが、終わった後はうん?」と脱線が多いのを自身で承知の先生のお話だが、「コツコツとやるしかない」はCMじゃないけれど、先生の人生が滲み出るような素晴らしい言葉だった。
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壇上にテーブルが設けられ、すぐに吉村先生がいらしてサイン会スタート。
サインの他にカメラや携帯で撮影もできるが、前回のようにサクサクとスムーズに進行。先生もサインやポーズが早い!
広げられた図録に、黒ペンで豪快にサインをなさり、先生とご一緒に写真撮影。握手をする際に、お体が心配で気遣いの言葉をおかけしたら、小さな声でお礼を述べて下さった。ありがとうございました。
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本展は、早稲田大学古代エジプト調査隊が、ダハシュール北遺跡で発掘した木棺などを中心に展示。2008年度の「セヌウのマスク」はないが、それ以降の発見展示品となる。
それだけでは寂しいので、カイロ博物館から来世信仰に関わる埋葬用の遺物の展示品を借りて、「古代エジプトのミイラと死生観」をテーマにした。
2011年秋にギザに【大エジプト博物館】が開館予定されていて、エジプト全土から遺物が集められるので、こうした展示品を日本で並べられるのも、もしかしてこれが最後の機会かもしれないという。
2007年1月24日に夫婦ミイラの発見! 上映時間は4分。
葬祭神官セベクハトと妻セネトイトエス。「セベクハトの木棺」と「セネトイトエスの木棺」が展示、木棺に描かれた”ウジャトの両目”が印象的。セベクハトの内棺は損傷が激しくてエジプトで修復中。
2007年10月22日に親子ミイラの発見! 発掘の瞬間をおさめた映像は3分。
親子未盗掘ミイラ同時発見は世界初めてだという。2005年に発見されたウイアイの墓のすぐ北で発見。「チャイの人型棺」は色も綺麗に残っており、チャイの肩書きはウイアイと同じ”職人”。その南側に子供のミイラが納められた木棺を発見、今回は子供木棺はレプリカ展示。
ミイラ作りの思想。上映5分。ミイラ作りに使われた医術用具が興味深い。頭蓋骨から脳を取り出す針、内臓を取り出すために切開するナイフ、器官を掻き出すのに使う棒と、想像するだにゾクリとする。
「第2の太陽の船」プロジェクトは、2008年から再開され第2フェイズ中。道のりは長いが貴重な事業だ。
発掘費用を集めるための、陶器などの吉村作治コレクションも展示。お金があったら協力したいところだ。
物販も盛りだくさん。せめて図録とグッズだけで協力していきたい。
バンブー印!! This is のど自慢!! 2 昼
2010年1月9日 イベント『バンブー印!! This is のど自慢!! part2』昼の部へ行ってきた。
コレが今年はじめてのイベント。
イベント始めに相応しく、バンブータレント総出演!!
お目当ては根本正勝だが、中村誠治郎、加藤良輔、森永永理奈、中村英司、真山奈緒、滝田明仁、やまだまいこ他、とお馴染みのメンバーばかり。
物販はマフラータオルと缶バッジ購入。写真セットはあり過ぎて迷ったまま。
ライブ会場なのでオールスタンディング。整理番号が早かったので前から2番目をキープ。ちょい右寄りで正解だった(^o^)。
2つのチームに分けての対抗歌合戦。1組ずつ対戦した後に観客の拍手で勝敗を決める。勝ちチームには10Pずつ与えられ、最後の合計点数で勝利チームを決定。
”紅白”じゃないので、”黄土組”VS”黄緑組”(どっちも黄色が入ってる)。良輔くんがキャプテンの黄緑組はハキハキ明るく、チームの手首には緑色なボンボン。誠くんがキャプテンの黄土組はガラが悪くて漢っぽくて、衣装には赤っぽいワッペン。
司会は根本さんと永理奈さん。相変わらず流暢で弁舌爽やかな根本さんは、一応は黄緑組なので、ちょっぴり誠くんに辛口の牽制!? 永理奈さんは慣れてないのか、噛むし段取りも不安でいっぱいいっぱいな様子。
皆さん練習を積み重ねたようで、衣装も練ってマッチしてたり、歌も趣向を凝らして面白く、フリツケもよく決まっていた。知ってる歌ばかりなのも気分をのらせる。何より皆さんが私達を楽しませて盛り上げようと頑張っているのが伝わった。
デュオ対決があれば、演歌対決もあり。チーム全員で歌を応援するのが2回まで許されるので、「祭」の時は様々な団扇で踊り出して盛り上がる。懐かしの歌も結構出てきたが、フィンガー5やキャンディーズなんて、私が子供の頃に流行った歌だし古過ぎる(笑)。
良輔くんは長渕剛の「乾杯」をモノマネw。誠くんは『遙か』の関智一@天真の「土砂降り Lonely Heart」を、腰クネを披露しつつ、熱く唄い上げる姿が格好良くて大いに盛り上がった。唄ってた本人も楽しくてたまらん様子で、智一さんから貰ったアクセを見せびらかすw。『遙か十年祭』にぜひとも特別出演して智一さんとデュオして頂きたいものだ。
根本さんはミスチルの「名もなき詩」を心を込めてしっとりと。途中でスイッチが入ったようでいっそう滑らかな声で歌い上げる。夜の部では福山雅治の「最愛」だったようだが、年末の佐藤健の歌と比較したかったw。
歌合戦だけではあれなので、ポイントゲットできるゲームコーナーが2回。各チーム5人ずつ参加で、ネプリーグ風5文字対決と、指定された人の答えと一致させる対決。画用紙とペンを無駄なく活用しているなぁ。
ネプリーグでは、まいこさんの答えが出なかったり、英司さんの答えが一番易しいのに出てこなかったりで、観ている私達もヤキモキw。
答え一致ゲームでは、答えが合うと嬉しそうにチームメイトとはしゃぐ誠くんが可愛いこと。逆に明仁さんだけはどうしてこうも皆と違う答えを書くんだろう?というぐらい一致しなかったw。明仁さんを指名した誠治郎チームの策が当たったというべきか。
(3組+3組+2組)×2と16組が対決して、最後に一発逆転ゲーム。両チーム点数的にも僅差で、勝利者には10点が加算される。天の声のキタムラトシヒロ氏は、ゲームの問題を考えるのは大変だったようだが、観てる分にはとっても楽しそう。
集計結果の前に、ライブコーナー。
加藤良輔と春見しんやと玉城裕規のダンスパフォーマンス。アップテンポな歌も披露した良輔は、やっぱり動くとカッコイー。
Ashからは「リアル」。いつにも増してイチャイチャな中村誠治郎&根本正勝v。
そしていよいよ全員が揃った中で発表。勝利チームは黄緑チーム。誠くんには悪いが、根本さんが黄緑だから思わず喜んじゃった(^o^)。
負けチームには×ゲーム。これがデスソース入りおいなりで、ソースのお試しクラッカーも前もってあったが、食した人によると、辛いというより痛いとか!?^^;
ソースが1/2の確立でおいなりに入っていて、食べた人たちはもの凄い形相で辛そうだった。誠くんもそのうちの一人。ご愁傷様。
みんながはける中、立ちっぱの私達を気遣ってくれた根本さんが「足をポンポンしてね」と笑いかけてくれた。
皆さんお疲れ様でしたー! 楽しかったー(^o^)丿。また次もあれば参加したい。
結果発表前に予告映像。
*pnish*の『リバースヒストリカ』が、キタムラ氏の脚本・演出で装いも新たに復活。今度は誠治郎が出るのか。
好評だった『BARAGA鬼』がついに再演。根本さんの土方歳三をはじめ、キャストは変わらず。やった!
Ashワンマンライブセカンドが4/9に決定。ガーン。またカブった^^;。
どれも楽しみだが、チケを取れるかどうかにつきる。
 ̄
遙か十年祭の夜の座席がイマイチだったのでヘコんでたが、今日は根本さんを間近で見れたし、出演舞台も今月後半あるし、まぁ我慢しよう。
コレが今年はじめてのイベント。
イベント始めに相応しく、バンブータレント総出演!!
お目当ては根本正勝だが、中村誠治郎、加藤良輔、森永永理奈、中村英司、真山奈緒、滝田明仁、やまだまいこ他、とお馴染みのメンバーばかり。
物販はマフラータオルと缶バッジ購入。写真セットはあり過ぎて迷ったまま。
ライブ会場なのでオールスタンディング。整理番号が早かったので前から2番目をキープ。ちょい右寄りで正解だった(^o^)。
2つのチームに分けての対抗歌合戦。1組ずつ対戦した後に観客の拍手で勝敗を決める。勝ちチームには10Pずつ与えられ、最後の合計点数で勝利チームを決定。
”紅白”じゃないので、”黄土組”VS”黄緑組”(どっちも黄色が入ってる)。良輔くんがキャプテンの黄緑組はハキハキ明るく、チームの手首には緑色なボンボン。誠くんがキャプテンの黄土組はガラが悪くて漢っぽくて、衣装には赤っぽいワッペン。
司会は根本さんと永理奈さん。相変わらず流暢で弁舌爽やかな根本さんは、一応は黄緑組なので、ちょっぴり誠くんに辛口の牽制!? 永理奈さんは慣れてないのか、噛むし段取りも不安でいっぱいいっぱいな様子。
皆さん練習を積み重ねたようで、衣装も練ってマッチしてたり、歌も趣向を凝らして面白く、フリツケもよく決まっていた。知ってる歌ばかりなのも気分をのらせる。何より皆さんが私達を楽しませて盛り上げようと頑張っているのが伝わった。
デュオ対決があれば、演歌対決もあり。チーム全員で歌を応援するのが2回まで許されるので、「祭」の時は様々な団扇で踊り出して盛り上がる。懐かしの歌も結構出てきたが、フィンガー5やキャンディーズなんて、私が子供の頃に流行った歌だし古過ぎる(笑)。
良輔くんは長渕剛の「乾杯」をモノマネw。誠くんは『遙か』の関智一@天真の「土砂降り Lonely Heart」を、腰クネを披露しつつ、熱く唄い上げる姿が格好良くて大いに盛り上がった。唄ってた本人も楽しくてたまらん様子で、智一さんから貰ったアクセを見せびらかすw。『遙か十年祭』にぜひとも特別出演して智一さんとデュオして頂きたいものだ。
根本さんはミスチルの「名もなき詩」を心を込めてしっとりと。途中でスイッチが入ったようでいっそう滑らかな声で歌い上げる。夜の部では福山雅治の「最愛」だったようだが、年末の佐藤健の歌と比較したかったw。
歌合戦だけではあれなので、ポイントゲットできるゲームコーナーが2回。各チーム5人ずつ参加で、ネプリーグ風5文字対決と、指定された人の答えと一致させる対決。画用紙とペンを無駄なく活用しているなぁ。
ネプリーグでは、まいこさんの答えが出なかったり、英司さんの答えが一番易しいのに出てこなかったりで、観ている私達もヤキモキw。
答え一致ゲームでは、答えが合うと嬉しそうにチームメイトとはしゃぐ誠くんが可愛いこと。逆に明仁さんだけはどうしてこうも皆と違う答えを書くんだろう?というぐらい一致しなかったw。明仁さんを指名した誠治郎チームの策が当たったというべきか。
(3組+3組+2組)×2と16組が対決して、最後に一発逆転ゲーム。両チーム点数的にも僅差で、勝利者には10点が加算される。天の声のキタムラトシヒロ氏は、ゲームの問題を考えるのは大変だったようだが、観てる分にはとっても楽しそう。
集計結果の前に、ライブコーナー。
加藤良輔と春見しんやと玉城裕規のダンスパフォーマンス。アップテンポな歌も披露した良輔は、やっぱり動くとカッコイー。
Ashからは「リアル」。いつにも増してイチャイチャな中村誠治郎&根本正勝v。
そしていよいよ全員が揃った中で発表。勝利チームは黄緑チーム。誠くんには悪いが、根本さんが黄緑だから思わず喜んじゃった(^o^)。
負けチームには×ゲーム。これがデスソース入りおいなりで、ソースのお試しクラッカーも前もってあったが、食した人によると、辛いというより痛いとか!?^^;
ソースが1/2の確立でおいなりに入っていて、食べた人たちはもの凄い形相で辛そうだった。誠くんもそのうちの一人。ご愁傷様。
みんながはける中、立ちっぱの私達を気遣ってくれた根本さんが「足をポンポンしてね」と笑いかけてくれた。
皆さんお疲れ様でしたー! 楽しかったー(^o^)丿。また次もあれば参加したい。
結果発表前に予告映像。
*pnish*の『リバースヒストリカ』が、キタムラ氏の脚本・演出で装いも新たに復活。今度は誠治郎が出るのか。
好評だった『BARAGA鬼』がついに再演。根本さんの土方歳三をはじめ、キャストは変わらず。やった!
Ashワンマンライブセカンドが4/9に決定。ガーン。またカブった^^;。
どれも楽しみだが、チケを取れるかどうかにつきる。
 ̄
遙か十年祭の夜の座席がイマイチだったのでヘコんでたが、今日は根本さんを間近で見れたし、出演舞台も今月後半あるし、まぁ我慢しよう。
龍馬と土佐の志士たち展
2010年1月8日 生活時事丸ビルで開催中の『龍馬と土佐の志士たち』展に行ってきた。
坂本龍馬や土佐の志士たちにゆかりの品々を展示し、大河ドラマ『龍馬伝』の世界へいざなう企画。
運良く、学芸員の方の説明も一緒に伺うことができた。
龍馬は「江戸幕府を倒すきっかけを作った人」だというが、龍馬の性質や性格や行動力と共に、優れた幅広い人脈あればこそ実現できたという。
「亀山社中・海援隊士」のパネルが飾られ、近藤長次郎ら土佐出身の脱藩者が目立つ中、越前出身の関義臣に注目。もしかして関俊彦さんのご先祖様?と勝手に思ってみたがw、後に長次郎が果たせなかった海外留学もされ、龍馬からも一目おかれていた人だったとか。関義臣の回顧録には龍馬のことも書かれてあり、普段は物静かだが議論になると雄弁になる人だったという。関さんがアニメで竜馬役をされたのも、こうした何かの縁があったのかもしれない。
龍馬の書簡もあれこれ。龍馬の手紙や字を直接に目にしたのはこれが初めてかも。
暗殺される半年前に、姉・乙女や姪・おやべ(春猪)あてに書かれた手紙は何と全長5メートル。当時の龍馬はとても多忙だった割には、この日にあと2通も手紙を書いており、筆まめで手紙好きだったようだ。流れるように大きく柔らかく男らしい筆跡で、文章で表現するのが好きな様子が伝ってくる。世が世なら文筆家でも成功していただろう。
女向けなので平仮名が多く、漢字にはフリガナをふってあり、「○」のところが話が変わるという合図だ。他人を言い表す例えが面白く、妻・龍を面白い女だと褒めている。当時の乙女も脱藩や出家をしたかったそうだが、待って下さいと龍馬が説得している内容もある。
兄・権平への手紙は、うってかわって弟らしい可愛さが感じられる内容。兄から賜った「吉行」の刀を自慢できたという嬉しさ、海援隊の「いろは丸」の衝突事故では紀州潘から賠償金を貰い海上交通規則を定めたという誇らしさが、手紙にしたためられて楽しい。その吉行の刀も、龍馬暗殺の時には刺客の刀を受け止めたが、額を切り裂かれという因縁のものだという。
手紙の最後の「龍馬」「龍より」という名前も、本人のサインとして格好良いv。
「海援隊約規」は、新選組のものと比べると、ひじょうに自由で大らか。
脱藩者で海外に行きたい人、自分の「志」によってこの隊を選ぶ人が対象。政治、砲術、航海術、蒸気機関術など得意な分野を勉強し能力をのばすことが主眼だが、オランダ語ではなく英語なことに注目。資金面で、この時ようやく土佐商会主任の岩崎弥太郎の名前が出てくるが、どうやら海援隊以前は龍馬と弥太郎の付き合いは無かったようだ。
武市半平太の獄中書簡は、筆跡と文章から、細やかで優しくて真面目そうな人柄が見てとれる。前半は久万川ののぼりこがキライな話が面白可笑しく書かれているが、後半は目上に忠義を尽くす大切さを説いている。
中岡慎太郎の書簡は、教養あふれる格調高い文章で達筆だ。24歳にして「君子小人人ニアリ」と説く。”君子か小人かは人にあり、家にあるにあらず”と今や誰もが思うが、そういう世の中にはなかなかならない。
岡田以蔵のものと伝わる拳銃も展示(以蔵の弟の子孫宅にあった)。当時では珍しいフランス製のルフォシュー。いったい誰から貰い受けたのだろうと謎いっぱい。勝海舟の護衛の後で、ジョン万次郎を護衛した時のエピソードが載っていたが、冷静な立ち振る舞いと鋭敏な殺陣を繰り広げて万次郎を守ったようで、とても興味深い。万次郎にニヒルに笑って見せたという以蔵…なんか格好良いじゃないかv。
半平太の切腹と同じ1861年5月11日に斬首された以蔵。最後に残された句には、以蔵らしい無念さと清々しさが入り混じる。以蔵は半平太から使い捨ての駒にされたのだと私は思っていたのだが、真実ははたしてどうだったのだろう? 以蔵を知る資料がもっと見つかればいいのに。
坂本龍馬のあの写真からは、お洒落で新もの好きで、短刀を見せたがるような可愛さが伺われる。ブーツからどうやら足をクロスさせていて、カッコつけポーズをして撮影されていたようだw。
身長についての考察があったが、173cmだと思われていたのが、実は179cmだとも182cmだともいわれ、6尺近い大男だったようだ。現代でいうと195cmぐらい? 乙女も176cmの大女だったようだし。
身長だけからのキャスティングだと、坂本龍馬の役は城田優がやっても面白かったかもねw。以蔵役の佐藤健との年代も相性もピッタンコだしw。
『龍馬伝』からは、岩崎弥太郎の衣装やドラマ小道具など数点が展示。
特設スクリーンでは、番宣&オープニング&出演者インタビュー。”名もなき若者は、その時「龍」になった”とあったが、『龍馬伝』はあと2年待ってもよかったのでは~と思うなり(辰年)。
1階では高知県物産展も開催中。珍しくてあれこれと買い物をした。
今冬は、柚子と生姜で乗りきるぜよ(^^)。
坂本龍馬や土佐の志士たちにゆかりの品々を展示し、大河ドラマ『龍馬伝』の世界へいざなう企画。
運良く、学芸員の方の説明も一緒に伺うことができた。
龍馬は「江戸幕府を倒すきっかけを作った人」だというが、龍馬の性質や性格や行動力と共に、優れた幅広い人脈あればこそ実現できたという。
「亀山社中・海援隊士」のパネルが飾られ、近藤長次郎ら土佐出身の脱藩者が目立つ中、越前出身の関義臣に注目。もしかして関俊彦さんのご先祖様?と勝手に思ってみたがw、後に長次郎が果たせなかった海外留学もされ、龍馬からも一目おかれていた人だったとか。関義臣の回顧録には龍馬のことも書かれてあり、普段は物静かだが議論になると雄弁になる人だったという。関さんがアニメで竜馬役をされたのも、こうした何かの縁があったのかもしれない。
龍馬の書簡もあれこれ。龍馬の手紙や字を直接に目にしたのはこれが初めてかも。
暗殺される半年前に、姉・乙女や姪・おやべ(春猪)あてに書かれた手紙は何と全長5メートル。当時の龍馬はとても多忙だった割には、この日にあと2通も手紙を書いており、筆まめで手紙好きだったようだ。流れるように大きく柔らかく男らしい筆跡で、文章で表現するのが好きな様子が伝ってくる。世が世なら文筆家でも成功していただろう。
女向けなので平仮名が多く、漢字にはフリガナをふってあり、「○」のところが話が変わるという合図だ。他人を言い表す例えが面白く、妻・龍を面白い女だと褒めている。当時の乙女も脱藩や出家をしたかったそうだが、待って下さいと龍馬が説得している内容もある。
兄・権平への手紙は、うってかわって弟らしい可愛さが感じられる内容。兄から賜った「吉行」の刀を自慢できたという嬉しさ、海援隊の「いろは丸」の衝突事故では紀州潘から賠償金を貰い海上交通規則を定めたという誇らしさが、手紙にしたためられて楽しい。その吉行の刀も、龍馬暗殺の時には刺客の刀を受け止めたが、額を切り裂かれという因縁のものだという。
手紙の最後の「龍馬」「龍より」という名前も、本人のサインとして格好良いv。
「海援隊約規」は、新選組のものと比べると、ひじょうに自由で大らか。
脱藩者で海外に行きたい人、自分の「志」によってこの隊を選ぶ人が対象。政治、砲術、航海術、蒸気機関術など得意な分野を勉強し能力をのばすことが主眼だが、オランダ語ではなく英語なことに注目。資金面で、この時ようやく土佐商会主任の岩崎弥太郎の名前が出てくるが、どうやら海援隊以前は龍馬と弥太郎の付き合いは無かったようだ。
武市半平太の獄中書簡は、筆跡と文章から、細やかで優しくて真面目そうな人柄が見てとれる。前半は久万川ののぼりこがキライな話が面白可笑しく書かれているが、後半は目上に忠義を尽くす大切さを説いている。
中岡慎太郎の書簡は、教養あふれる格調高い文章で達筆だ。24歳にして「君子小人人ニアリ」と説く。”君子か小人かは人にあり、家にあるにあらず”と今や誰もが思うが、そういう世の中にはなかなかならない。
岡田以蔵のものと伝わる拳銃も展示(以蔵の弟の子孫宅にあった)。当時では珍しいフランス製のルフォシュー。いったい誰から貰い受けたのだろうと謎いっぱい。勝海舟の護衛の後で、ジョン万次郎を護衛した時のエピソードが載っていたが、冷静な立ち振る舞いと鋭敏な殺陣を繰り広げて万次郎を守ったようで、とても興味深い。万次郎にニヒルに笑って見せたという以蔵…なんか格好良いじゃないかv。
半平太の切腹と同じ1861年5月11日に斬首された以蔵。最後に残された句には、以蔵らしい無念さと清々しさが入り混じる。以蔵は半平太から使い捨ての駒にされたのだと私は思っていたのだが、真実ははたしてどうだったのだろう? 以蔵を知る資料がもっと見つかればいいのに。
坂本龍馬のあの写真からは、お洒落で新もの好きで、短刀を見せたがるような可愛さが伺われる。ブーツからどうやら足をクロスさせていて、カッコつけポーズをして撮影されていたようだw。
身長についての考察があったが、173cmだと思われていたのが、実は179cmだとも182cmだともいわれ、6尺近い大男だったようだ。現代でいうと195cmぐらい? 乙女も176cmの大女だったようだし。
身長だけからのキャスティングだと、坂本龍馬の役は城田優がやっても面白かったかもねw。以蔵役の佐藤健との年代も相性もピッタンコだしw。
『龍馬伝』からは、岩崎弥太郎の衣装やドラマ小道具など数点が展示。
特設スクリーンでは、番宣&オープニング&出演者インタビュー。”名もなき若者は、その時「龍」になった”とあったが、『龍馬伝』はあと2年待ってもよかったのでは~と思うなり(辰年)。
1階では高知県物産展も開催中。珍しくてあれこれと買い物をした。
今冬は、柚子と生姜で乗りきるぜよ(^^)。