モーニング『ジパング』航跡416。立ち読みご容赦^^;。

そろそろ来るだろうの場面転換は、サイパン島から。
記憶からちょっぴり埋没していたが^^;、ここでも日本軍が米軍相手に過酷な戦いを続行中。
後の原爆投下を防ぐためにも、何としてもサイパンを死守せねばならない。
早くに対処していたおかげで、今の所は辛勝といったところか。常識人の岡村少佐がいれば大丈夫か。

サイパン、テニアンを攻撃する米軍側。
強固な防衛態勢に、苦虫を噛んでいる様子。攻め時も重要だが、引き際も大切なのか。
大将に作戦指揮を委ねられたという、冷静沈着で思慮深いスプルーアンス。その顔はなかなかイイ男だw。

日本軍偵察機は、沈没した「大和」からの救命筏を発見したと報告。
60隻で300名ほどの大人数。
これは草加に先導された反乱分子に他ならない。
その中には、柳たち「みらい」乗員5名もうっすらと含まれているハズ。
だが、日本軍の決断は非情だった。
先に救助された大野艦長以下の乗員さえ無事ならば、すべてコトはよし。
”全員”という言葉で括られた300名は、結局日本軍からも見捨てられたのか。
同時に、沈没海域の巨大な海面隆起の現象も、「大和」に積んであった原爆を知る者も、原爆の存在すらも、すべては無かったものにされるのか。。
岡村少佐ら知る者には口止めをし、徹底的に機密保持を謀る日本軍上層部。
疑問と疑心を持ちながら、事なかれ主義にまわる岡村少佐も、やはり軍人なのだな。
史実では「大和」轟沈と共に、乗員の殆どが消えていった。歴史の辻褄あわせというには、あまりに悲劇である。

同じように、「みらい」に関する機密保持を謀る米軍のクエゼリン基地。
謎の巡洋艦の生き残り、捕虜を一人確保したことで、グールドの運命が変わったようだ。
巡洋艦の者と接触したただ一人の人物…それがグールド。菊池が誤って撃たれた時のことだが、クラークまでよくぞ覚えていたもんだ。グールドは、接触した人物の名は知らないが、顔は覚えているハズ。それがたまたま角松で、再会を含めた伏線が生きてくるわけか。
グールドはその”捕虜”と共に内地に連行され、情報を引き出すことを要求される。生存するため、地獄へのハネムーン。グールドにノーは許されない。
引き受けたグールドだが、その奥底には、興味からくるジャーナリスト魂が燃えているかもしれない。

縛り付けられたままの角松からは、何の覇気も感じられないが、迫り来る孤高の戦いの前の、覚悟からの緊張と体力温存をしているのだろうか。
しばらく目が離せない展開ではあるが、草加の存在無き今、読むほうにワクワク感が起こらないのが残念だ。
第2回 したまちコメディ映画祭 in 台東『したコメ声優ステージ Reading Comedy したまちカップル ハリウッドへ行く』を観てきた。
お初の音楽堂は屋根があるが吹き抜け。入場時にソイジョイを貰う。

3月にあった『声の大響宴』の続編なのか、そのパンフも販売中。
同じく前説は、イグニッションの3人。久しぶりだが、本編ネタもありコメディパワーはちょっぴりアップw。ちなみに私が生まれたのは”台東区”だ。
MCは、毒舌で愉快な羽佐間道夫で、この方には誰もかなわんw。
出演者は、右手から折笠富美子、内海賢二、小原乃梨子、井上喜久子、甲斐田裕子、玄田哲章、てらそままさき、野沢那智、向井真理子、森田成一。口演中は、那智さんと向井さんの間に羽佐間さんが座り、出番の時に立ち上がる。一応、五十音順の並びなのか。
男性陣はタキシード、女性陣は色とりどりのドレスで、皆さんフォーマル衣装。


スクリーンに【リーディング・コメディ】。
外国映画の吹替えでお馴染みの声優さんが集結。”もし下町のカップルがハリウッドへ行ったら、スターだらけでてんてこ舞い”という設定をもとに、したコメのために書き下ろされたオリジナル脚本で、羽佐間さんが演出。『ハイスクール・ミュージカル』の折笠さん&森田くんが進行役で、流暢に愉快に務める。
古今東西、たくさんの映画から出てきたハリウッドスターの声を、次から次へと披露するベテラン声優さんたち。古くてわからないネタもあったが^^;、『ロッキー』『ターミネーター』『ダイハード』などは、声が飛び出すだけで盛り上がる。
てらそまさんは、『エクソシスト』のカラス神父、『インファナル・アフェア』のアンディ・ラウなどを担当。知名度的には微妙^^;。映画だけでなくドラマもありなら、甲斐田さんと『ER』をやって欲しかった。
ハリウッドスターだけかと思いきや、「涙」に反応したてらそまさんが「泣けるで!」をやって、会場も大ウケ。テロップにも【電王?】w。続いて、玄田さん&内海さん&向井さんが『ドクタースランプ』ネタを立て続けに披露し、極めつけは那智さんのマシリト(笑)。『キャプテン翼』がちょい出たり、ラオウ~!が出たりで、もはやしっちゃかめっちゃか(爆)。
最後は、T800をやっつけたマックレーン警部とスターたちの図になり、ラストの台詞は「I’ll be back!」。『BLEACH』ネタは無し。約30分だったが、ギュっと濃縮された夢の大競演だった。


【声優トークショー】
今昔を振り返りながら、羽佐間さんが出演者一人一人と、声優になった経緯やアピール性をトーク。
舞台出身の折笠さんは、声優との違いや現在の作品など。
九州出身の内海さんは「すべては江戸!」と東京へ、今では「ライトがはねかえってくる」と羽佐間さんに言われたりw。
「ノンちゃん」小原さんが、のび太の声を久しぶりに披露。小原さんと羽佐間さんって『マクロス』で共演してたんだ。
17歳「喜久子ちゃん」は、江崎プロの養成所も出たそうで。キーワード3つで唄ったシャボン玉ソングは失敗w。
喜久子さんの出た声優養成所のお隣の養成所出身の甲斐田さんは、来年『ガンダム』にも出ると告知。
「ゲンダ」呼びされた玄田さん、うんと歳食ってるのかと思い込んでたら、羽佐間さんとの会話で、思ったよりも若い方なんだと分った^^;。「体が太い」とも言われ、タキシードは貸衣装。薔薇座の話は後ほど、那智さんから。

「カッコイー」てらそまさんは、歌手になりたかったと、「山がぁなく~♪」と演歌まで披露w。名前を漢字から平仮名にした経緯を語り、「”てら”で詰まる」から「木こりです」「てらそまよさく?」と羽佐間さんとノリのいい会話。『電王』CDが売れた話をされ、そのロイヤリティでタキシードを買ったと笑いながらジョークもバッチリ。俳優座の話にもふれ、そのうち「スタローンも」と羽佐間さんの了解もとったりw。トーク中も、他の人のトークを聴いてる間も、ずっと白い歯を見せてご機嫌に笑うてらそまさんだった(*^。^*)。

「なっちゃん」こと大御所・野沢那智さんは、とにかく話が長くて長くて、「ナチは長い」と羽佐間さんに突っ込まれながらも、20分間も喋る喋る^^;。
「よく俳優を育ててる」と厳しい指導の那智さんの養成所の話。「弱い」玄田さんの話から、「態度がワルイ」戸田恵子さんの話を^^;、細かなところまで語ること。でも鈴置さんの話で、「最後まで芝居をやってた」というお二人の言葉にはジンときた。
アラン・ドロンを長年やってきた功績で、フランスから勲章を貰うそうだが、1200万のお金の使途について悶着^^;。那智さんを讃えた小原さんと那智さんが握手。トークの途中でむせた那智さんに、さっと水を差し出す森田くん。
先日も69歳で『太陽がいっぱい』の吹替えをし、『コブラ』TVシリーズもやるという。糖尿病を患って滑舌が悪いそうだが、作品数も1万本に迫ってるそうだし、これからも頑張っていただきたい。

宝塚音楽学校出身の「まりちゃん」こと向井さんは天然ボケのおっとりした方で、羽佐間さんを「みっきー」呼び。
NHKプロモーション出身で映像畑からの森田くんは、『ロッキー』でモーションキャプチャーの動きをやったと、羽佐間さんと意気投合。

観客からの質問は、声優志望の学生さんが多し。声優と俳優との違いについて、「飛行機の片翼だけが声優」「マイクだけの演技だが、共演者も夢中にさせる」と教えて下さった小原さん。集中力について、「役を通して何を伝えられるか分ってるから集中できる」と那智さん。羽佐間さんが言った「歯を丈夫に 雑学を 間を大切に」の”ハザマ”が最高!


Q1 いい男を(女を)吹き替える
マリリン・モンローを玄田さん、ブリジット・バルドーをてらそまさん。ちょっと声を出すだけで「新宿2丁目じゃないですか」と苦笑のてらそまさんw。玄田さんが意外と高めの声を出すが、てらそまさんもいっぱいいっぱい(^o^)。
シュワちゃんを喜久子さん、ロッキーを甲斐田さん。喜久子さんの「サラ・コナー」に苦笑、甲斐田さんの太め声もなかなか。向井さんが可愛いブルース・ウイルス、開き直ってマリマ・モーローに改名w。
Q2 吹き替え今昔物語
ナマの吹き替えを経験した方々のお話。「異常な緊張感」と小原さん。「合わない!」と那智さん。でもこの世代はおかげで集中力がスゴイという弁。

最後は、会場のたくさんの拍手の中を、手を振りながら皆さんが退場。
赤いドレスを着た小原さんが、一番最後にゆっくりと頭を下げて出ていかれた。
約1時間50分。コメディドラマよりトークのほうが長かったが、貴重で屈託ないお話が聴けたし、とても面白かった。
『ネオロマンス 15th アニバーサリー』昼の部へ行ってきた。
15周年を記念した、ネオロマンス史上最高のスーパープレミアム・ステージ。
総勢28人のキャストが出演するが、特にお目当てはいないので、記念として初日昼のみ参加。

初日のテーマは【SWEET PINK~甘くロマンティックな恋~】で、パンフクリアBOXはピンク。
記念高価格のSS席とはいえ、会場真ん中辺りの通路側。
会場アナウンスは、真殿光昭、石田彰、小西克幸、中村悠一と各作品のコラボトーク。別録だろうが、石田さんと真殿さんの共演は久しぶり。「スイート」と言う石田さんのキャラは、泰明なのかリズ先生なのかアシュヴィンなのか? そういやネオロマで、真殿さんみたいな関西弁キャラってあまりいないよね。

今日の出演者は、『アンジェリーク』から神奈延年(ランディ役)岩田光央(ゼフェル役)杉田智和(フランシス役)森川智之(エルンスト役)『遙かなる時空の中で』から井上和彦(風早役)関智一(サザキ役)中原茂(葛城忍人役)置鮎龍太郎(ナーサティヤ役)『金色のコルダ』から谷山紀章(月森蓮役)伊藤健太郎(土浦梁太郎役)岸尾だいすけ(柚木梓馬役)宮野真守(加地葵役)『ネオ アンジェリーク』から小野大輔(ヒュウガ役)平川大輔(ベルナール役)入野自由(エレンフリート役)木村良平(ロシュ役)の計16人。

先ずは、ゲーム登場時の最初の台詞を喋るキャストたち。ランディやゼフェルの声がオトナシイ。サザキは「ピ・ピピ」と小鳥の囀り風でw、「名前なんての?」の土浦が可笑しく、ベルナールの「俺は見ての通りの新聞記者さ」は流行りそうw。
スクリーンでは、シリーズ第1作『アンジェリーク』が誕生した【1994年9月23日】へと日付が遡り、次々とキャラソン登場時の日付を映し出す。

アニバーサリーはどんなイベントかと思ってたが、丸ごとライブだったのね!
第1部は、次から次へと全員がソロ曲を披露。セットリストはどなたかにお任せw。10人が唄い終わったところで、11人目からの神奈さんや岩田さん、小野くんや平川さんは恋愛エンディングメッセージ付きで唄う。15人目からの和彦さんとイトケンは、他キャストとコラボ。和彦さんは神奈さんと平川さんと一緒に、最後は上着を広げて見せるポーズ。

MCは司祭な久遠一氏だが、”ポルトガルから生中継”って舞台『遙か』感謝祭のパクリっぽい^^;。ステージは教会のような作りで、いつでもお式を挙げられそう。
第2部は、『遙か3』と『コラボ』のミニドラマ、恋愛メッセージを織り込みながら、デュエットソングや作品ごとの歌を披露。
和彦さん&智一さんでは、ラストに和彦さんの膝に縋って甘える智一さんw。モリモリ&杉田くんでは、ラストで不安そうに見つめる杉田くんに、大丈夫だよと頷くモリモリが兄ちゃんみたいw。中原さん&オッキーは、互いに見合ったりしないのか^^;。平川さん&小野くん、自由くん&木村くんはいつもの如く溌剌。紀章くん&イトケンの歌は情感豊かで、紀章くん&マモくんの歌は情熱的で、何度聴いても好きだ(*^。^*)。

岩田さん&神奈さんから、歌のコラボがスタート。今までドラマのコラボはあったが、そろそろムリが出てきたのか^^;、歌のコラボという新しい試みで、ネオロマンスを表現したようだ。
作品ごとの歌からは、スクリーンに歌詞が映り、お客もライトを振りながら歌にも参加。会場の一体感が増すと共に、歌のコラボも加速する。『ネオアンジェ』組がステージで唄い盛り上がる中、中盤から『コルダ』組も歌に参加し、更に盛り上げるという形式。次の『コルダ』組の歌では『遙か』組が参加。『遙か』組では『アンジェ』組、『アンジェ』組では『ネオアンジェ』と一巡。自分の作品の歌だけでなく、他の作品の歌も覚えて唄える必要があり、キャストも結構練習されたのではないだろうか。それが影響したのか、『ネオアンジェ』組は初っ端からみんな歌詞が不安定だったが^^;乗り切った。『コルダ』組はテンション高く唄いながら其々がフリーダムw。『遙か』は力強く真剣に歌い上げる。『アンジェ』は情感豊かによく纏まっていた。

全員による「Promised Rainbow♪」では、以前やった手フリも出てきたが、結構覚えているもんだなw。キャストも一緒にやってくれるのが嬉しい。
全員が揃ったところで、ここから第3部か。いつもはマキも入るのに、作品ごとにじっくりとトークの時間。
『ネオアンジェ』組は、先ず歌詞のことで平謝り、「舞台には魔物がすんでる」と理由付けw。『コルダ』組はそれを受けて、紀章くんが「舞台には…」「マモがすんでる」とマモくんが目をキラリとさせてマモポーズw。岸尾くんだけでなく、紀章くんもマモくんもいつの間にかジャケット脱いで肌露出w。『遙か』では和彦さんと中原さんが3日間全6公演出演するということで、和彦さんが「(私達が)舞台に住んでる」とナイス。『アンジェ』組の岩田さんと神奈さんは15年前からのキャストなので、とりわけ感慨深い。2000年の『メモワール』イベントの模様も懐古してくれて、当時から参加していた私までジンと懐かしくなった(あの時はイベント数日前にチケぴあで取って、1階3○列で観たのだった)。キャラと自分の年齢差に触れた杉田くんが一斉に突っ込まれ^^;、ネオロマは「修行の場」だと自重。

最後は会場みんなで「僕たちのAnniversary♪」。すっごい盛り上がったし、懐かしみながら、それなりに楽しめた(^o^)。
緞帳や銀テープはなくて、キャストが左右扉にはけるだけ。手を振りながら去る中で、和彦さんが投げキッスで会場キャー! 先輩方にこずかれ最後までハケれなかったマモくんがペコペコと退場。

今回、作品ごとのキャストの”色”をあらためて感じた。メインに多いのかもしれないが、血液型にするとこうなる。
『ネオアンジェ』組は、新種の匂いがしてAB型。『コルダ』組は、フリーダムさで絶対にB型。『遙か』組は、たくましいO型。『アンジェ』組は、堅実なA型だろうか。
世代的には、20代な『ネオアンジェ』30代な『コルダ』に比べ、40代中心の『遙か』と『アンジェ』になるだろうか。5年後の20thアニバーサリーには、『アンジェ』は50代中心になっているかもしれない^^;。

そしてネオロマンスに新しい仲間、ネオロマンス・ゲームノベル『ラブφサミット』。松風雅也と神谷浩史の名が挙がってたが、この二人もネオロマイベントに出ることになるのだろうか。
今度のネオロマは12月19日と20日のクリスマスイベント。ライブがある紀章くんや舞台がある飛田さんは出ないだろう。
9/16(水)ラジオ『超!mobile A&G presents生放送!』
マンスリーパーソナリティは、満を持して関俊彦&関智一のW関さんコンビ。

最初っから「どうぞ」でお見合いしてた関さん&関さんw。”ナマ”ですから。
アニメ店長CDと過去にはあったが、普通に素でW関さんがトークするのは初めてだとか。早くもシモモードの智一さんだが、エロオヤジ風な関さんは「ちょっとエッチ」w。

2人の共通点で、”仮面ライダーになった男”と”歴代ガンダムを乗り継いだ男”があがる。アマゾンから狼少年ケンを連想する関さんw。男の子が一番最初に好きになるのは”電車”で、その次に”女性”と絶妙なやり取りw。
”劇団でステージに立つ男”では、舞台に立つまでに至った経緯や、お二人の舞台への情熱と役者魂が伝わってくるv。智一さんは「悔しさ」をバネに16年も続けて、関さんは「演劇の面白さを伝えたい」と17年もやってきた。素晴らしい。

クイズ○○○にききました!は劇団員へのアンケート。”うちの関にここを直してほしい”を答えることに、思い当たるフシがいっぱいの智一さんと、困惑する関さん。「ナシ」が多かった関さんだが、やはり「鬼のような演出」もあり^^;。智一さんは「時間にルーズ」とか「パンツ一丁」とか、「人として」それはどーよ!?な愉快な答えばかり。逆の”ここがイイ”では、「自分にも厳しい」関さんと、「マルチな才能」の智一さん。これももっと聞きたかった。
ところで『ドラえもん』に関さんがゲストされたそうで、しばらくはチェックしとこうか。

エンディングは”モノマネ”。智一さんがやった、最初の頃と最近の銭形警部のマネがめちゃ似ていてビックリ! 「スゴイわかる」と言った関さんがやったのは、ともだちで(関さん曰く”21世紀少年”(爆))出来はちょっと微妙~^^;。でも関さんのモノマネじたいが珍しい!

そういや朝日新聞で山寺宏一が、『YAWARA』の松田役のオーディションでダメだったから、『20世紀少年』でコンチをやれてホントに嬉しかった、と話していたが、浦沢直樹氏やヤマちゃんとの繋がりで、関さんも映画をご覧になったのだろうか。

ヘロヘロQの舞台に関さんがゲストで呼ばれたことがあったそうだが、スケジュールの都合で実現しなかったそうだ。そうなったらなったで、チケット激戦必至だろう。
ヘロQの舞台もDCの舞台も観ているから比べてしまうが、最近の両劇団の目指すところは対照的だ。ヘロQさんが多彩なゲストと豊富な内容で新規客も呼び込み賑わしたりと”開放的”に比べて、DCさんは強固なチームワークで真面目な芝居ながらもどうも”閉鎖的”に見えてならない。キャパ50人というのも、客を閉め出す要素となりそうだ。


神谷明さん、お誕生日おめでとうございます!

ご自身のブログで発表されていたが、『名探偵コナン』毛利小五郎役の降板は、とてもショックで残念だ。
神谷さんのひとつひとつの言葉から、無念さが感じられてならない。
どなたが役を引き継がれるのか分らないが、神谷さんと同じように、毛利小五郎を魅力的に演じていただきたいものだ。
これからも神谷さんのご活躍をお祈りいたします。今まで毛利小五郎をありがとうございました。
モーニング『ジパング』航跡415。立ち読みご容赦^^;。
今まで色々と推測してきたことが、すべて覆された今回の話。

「大和」に搭載されてた原爆がついに爆発。
人類史上初の核爆発は、1943年12月13日に記録されてしまった。
これが、世界の歴史にどう影響するのか。ホワイトハウスにどう関わってくるのか。角松の運命をどう転がしていくのか。

当初の大和の原爆はフェイクではないかという推理も、原爆は爆発させないのではないかという予測も、原爆の解除装置で角松が取引するのではないかという予感も、何もかもこっぱみじんに吹き飛んだ。
何より、ひょっとしたら海中の「大和」のどこかでまだ生きてるかもしれないと思わせた、草加の生存の可能性さえ、絶望的になってしまった(;_;)。

タイマーが”0”で並んだ場面を見た時、息が止まるような緊張が走った。
『∀ガンダム』での核爆発シーンのような、静寂と恐怖を感じた。
だが、マリアナ沖の深い海底での爆発は、海面の盛り上がりを見せて、轟音を巻き込みながらも、思ったよりは呆気なかった。
洋上の米艦隊は、カーネルからの通報で、いち早く逃げて目立った被害はなし。
懸念されるのは放射能汚染だが、海中爆発だと影響はないのだろうか。
上空で旋回している日本軍の飛行機まで届かないとは思うが、大和沈没地点から離れて漂流中の杉本や柳たちが気がかりだ。彼らの姿が描かれていないのも。

米駆逐艦の医務室で、彼らを助けられないと早くも諦めている角松がいた。
原子爆弾の情報と引換に、角松がカーネルに持ち出した取引の詳細はいったい何だろう。
ワシントンに行って、”情報”取引を開始しようとしているのか。
サブタイトルの”最重要人物”とは大統領のことかと思ったが、原爆について詳しく知る角松のことも指していた。
「生きることは知ることだ」と誰かさんが言ってたが、知ることを武器に角松は生きねばならない。

そのために”角松洋介”は死なねばならない。
生きてきた時代も国籍も、自衛官だったことも「みらい」の乗員も、志も絆も何もかも、捨てねばならない。
”名前”を捨てるくらいなら、最初っから偽名を名乗っておけばいいものを。
それほどの覚悟と気概を胸に、角松は新たな航跡に向かう。
でも『007は二度死ぬ』という言葉もあるとおり、”角松は二度死ぬ”くらいのスペクタルを見せないと、草加の意思は生き続けないかもしれない。
翌日のワシントンポスト紙面に、ヨウスケ・カドマツの名前があったりしてねw。
続いて、映画『BALLAD(バラッド)名もなき恋のうた』を観てきた。
戦国時代にタイムスリップした現代の少年が見た、小国の姫と家来である侍との悲恋を描く。
原案となった、映画クレヨンしんちゃん『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』はもちろん劇場でも観た。
アニメの実写版として期待よりも不安が大きかったが、親子で楽しめる時代劇ファンタジーとして、本格的で見応えがあった。

アニメしんちゃんよりは礼儀正しく良い子だが、気弱で物静かな小学生・川上真一が主人公。
真一役の武井証が、物怖じせずのびのび溌剌とした演技で、全編を軽快に支えて素晴らしい。彼の存在こそが、暗く欝とした物語に刺激と活気を与え、冷静で俯瞰的な目の代わりにもなってくれる。
真一くんは、まるで超・電王『鬼ヶ島の戦艦』のユウくんのようw。自転車の疾走シーンもソックリ、ドングリが石にも見える。これは、逃げてばかりいた少年が、時空を超えることで、人との絆の大切さや立ち向かう勇気を知り、たくましく成長していく物語というわけだ。
今回は真一だけでなく、真一の両親も変わっていく。結婚して10年、ギクシャクとすれ違う関係だった夫妻が、戦国の人達と暮らしていく中で、互いに分かり合い見直すことを知って、愛情が再燃していくのだ。
夏川結衣@ママはさっぱりと快活。筒井道隆@パパが、アニメひろしみたいにもっとテンションが高かったら、戦国の男の姿との違いも出て面白くなっていただろう。

キャスティング時からイメージと全然違うと思っていた草彅剛の井尻又兵衛。アニメの声は屋良有作だったし、武骨で不器用でどっしりと地に足つけた武将だったので、草彅くんではやはり線が細くて可愛いだけだった。兜甲冑での立ち回りは熱演、お酒を美味しそうに飲む場面は思わず某事件を思い出させて苦笑するばかり。
新垣結衣の廉姫は、品があって可愛らしかったが、思ったより台詞が少なかったような感じ。
二人を固める周りの役者が重厚で迫力たっぷり。中村敦夫の理解ある親父ぶりも好感もてるし、大沢たかおはじめ敵の役者陣のケレン味たっぷりの演技に脱帽。

戦の場面は段階をちゃんと踏んだ本格的なもので、納得と共に感心。大掛かりな合戦シーンは、山崎貴監督はじめ白組のCG技術が、リアリティで緊迫感ある画面を作り出して見応えたっぷり。本物と見分けがつかない光景はスゴイのひと言だ。
佐藤直紀の音楽が絶妙なタイミングで盛り上げてくれる。

本当はあの時に死んでいたのに、真一に救われた”奇蹟の時間”を、自分なりに精一杯に生きた男。懸命に応えようとした女。そこには真一たちの後押しもあった。デスティニーというのも、タイムスリップの宿命だろうか。
真一とさほど歳が変わらない文ちゃんが、初陣で必死に戦っている姿が印象的。
後世では国も名も残されないとか、国を失った落武者が出たり、和睦協定で国を吸収した後に斬って捨てるなど、現代社会を批判したオリジナル部分に、密かに監督の”守り”と”祈り”が感じられた。

廉姫と又兵衛の恋は、時をかける。
4日に放送されたTVアニメ『クレヨンしんちゃん』「恋の戦闘メモリーだゾ」では、現代に転生した(?)きれいなおねいさんの春日廉と、剣道青年の又郎が、運命に導かれて出会い恋を成就していく。
キャストも映画と同じ。又郎@草彅くんの演技はイマイチだが^^;、廉ちゃん@ガッキーは自然な可愛さでバッチリ。

映画 火天の城

2009年9月16日 映画
時代劇づいて、戦国もの映画2本のハシゴ。

先ず、映画『火天の城』を観てきた。
織田信長の厳命で、安土城築城に命をかけた宮大工と、その家族や門下の大工たちの姿を描く。
原作未読。幻の城・安土城と信長像に興味を抱いたが、3年の歳月で巨大建築を作り出した大工や石工など末端の人間のプロの仕事ぶりには圧倒された。まさに戦国版「プロジェクトX」。

あれこれと盛り込みすぎて、贅沢なボリューム感は増したが、かえって人物や焦点が絞りにくくなってしまった。
築城のプロセスと共に、主人公の宮大工・岡部又右衛門と妻や娘との家族ドラマと、番匠としての信念や誇りやこだわりを、丁寧に描き出してキャラクターに深みを持たせた点は見事だ。
だが、門下の大工たちの苦悩や葛藤、木曽ヒノキをめぐる信頼と絆、主従の無常な関係に加え、唐突な裏切りと悲恋と末路、夥しい死と再生まで詰め込んでいては、人物の誰に思いを託し、何を追い求めていいのか分らなくなる。シーン一つ一つも長くて退屈、長台詞や間延びも多い。もっと簡潔に要所を突いた演出であれば、メリハリもついて2時間以内で収まったように思う。

結果的にはスペクタルでドラマチックな展開となったが、ご神木の伐採と蛇石の切り出しによる、祟りとも思える多くの犠牲と後始末に対して、大工の誰も何も言及しないのが虚しい。人の心を汲むことの大切さを訴えているが、自然への畏敬の念も忘れてはいけないと、もっとアピールする必要もありそうだ。
「火天の城」とは、炎によって焼失された城のこと、火の宿命をもった城のことかと思っていたが、完成された安土城が松明によってライトアップされたことも指していたようだ。
完成したならしたで、安土城の内部や、安土城を目にした又右衛門たちの晴れ晴れとした姿も描いてほしかった。あれでは犠牲になった者たちも浮かばれないし、名も無き者たちの息遣いも聞こえてこない。
結局は織田信長だけが喜んだ城。現代と同じように、上の者には断じて逆らえず、懸命にやっても得られない、下の者たちの無念さだけが残ってしまった。

仕事に夢中で家族を省みない夫、静かに見守り支える妻、父に反発する娘と、現代とも重なる家族像に苦笑。腕がたち実直で人望厚い又右衛門だが、信長にやられたのと同じように、妻につい苛立ち怒鳴ってしまう。ひとり娘にも結構弱いが、あれが息子だったらどんな態度をとるだろうか。
西田敏行がそんな又右衛門を、誠実に人間臭く熱演。妻・田鶴の大竹しのぶと、娘・凛の福田沙紀は母娘にしては似てないがw、芯の強さや内に秘めた情熱など、共通したものが感じられて微笑ましい。
椎名桔平は定番な信長。笹野高史は秀吉ではないので苦笑。緒方直人の髭長髪がわざとらしく作りこんだ感じ。寺島進の声が大工らしくてイイ。石田卓也は時をかけた少年?w

築城の様子や石運びの場面は細かくも壮大なスケールで、白組のCGが大活躍。これが『BALLAD』にも生きているのか。これもまさに匠の味。
中孝介の主題歌「空が空♪」は、夏目友人帳の「夏夕空♪」を思わせるが、どちらの歌でもよさそうだ。
まとめてアニメ雑感。

『ねぎぼうずのあさたろう』第45話
剣を捨て武士をやめ、地を耕し自然と共に生きようとする男の姿を描く。『水戸黄門』のような爽やかさだった。メインゲストの朝霧武之進をてらそままさきが好演、柔和で男前で凛とした声が役とぴったり(*^。^*)。2年前の決着をつけに来たライバル隆之介に、己の身をさらして自分の生き方を語ってきかせる武之進。そのまっすぐですがすがしい生き様は、あさたろう達をも感動させた。

『鋼の錬金術師』第22話
自分の両親を殺したのはスカーだと、衝撃の事実を知るウィンリィ。回想場面に出てきたウィンリィの父ユーリ・ロックベルの声がてらそままさき。てらそまさん、ドクター役が似合ってるが、何と突然で哀しい最期。両親の仇だとスカーに迫るウィンリィと、彼女を止めようとするエド。「お前の手は、人を生かす手だ!」エドの言葉が深くて泣ける。
スカーには同情してたが、今回の件で憎しみが増幅。三宅健太が熱演、スカー兄が子安武人だったのに苦笑。

『花咲ける青少年』第20話&第21話
花鹿の父ハリー・バーンズワースがまた突然に登場。今度もちょっと出かと思いきや、ルマティ、ユージィン、カールと渡り歩きw、其々にキィメッセージを投げかけてよく喋ること(^.^)。親父、彼らの花鹿への気持ちの確認をしにきたのか!? 当の花鹿はまだ自分の気持ちも分らないお子ちゃまだがw、「そのうち突然好きだと分る」とハリーに励まされる。
しかも立人には、なぜ「夫捜し」をさせるのか、己の重要秘密まで話して聞かせるハリー。立人がなぜ夫候補にあがってないのかも何となく納得。さて、神出鬼没なハリーさん、今度はいつ出てくるのだろう? カールとチャールズのキスシーンとか、陰でそっと見られても困るしなぁw。
それにしても、夕日のハリーを見てると、夕日のキリコを思い出すv。今回は音響監督でもある郷田ほづみが、浪川大輔、小野大輔ときて、福山潤や森川智之もターゲットに入れてるのではないかと思ってしまうw。

『CANAAN』第9話
フラワーガーデン基地で、リャンの罠にかかり、自分自身の”声”によって愛しいサンタナを殺してしまったハッコー。夥しい血の中で息もたえだえに、ハッコーの気持ちを問うサンタナ。彼を抱きながら、怒りと後悔と涙でぐしゃぐしゃになったハッコーは、死の言葉をそっと告げる…「愛してる」。満足したようにサンタナは小さく笑った。何と過酷な運命。何と壮絶な二人。平田広明と能登麻美子の哀しみがほとばしるシーン。
カナンとアルファルドの対決が待つが、沢城みゆきと坂本真綾という実力派同士の究極対決も見もの。その二人を育て上げた男が大塚明夫というのもスゴイ。そういや明夫さんの舞台も真綾さんの舞台も10月に迫る。

『東京マグニチュード8.0』第10話
9話ラストのキーワード「クラッシュ症候群」で、何となくすべてが分りかけてはいたが、何て痛々しく辛くキツイ話にしてくれたんだろう(~_~)。8話の悠貴に被さってた布も悪夢ではなかった。真理はそのことで書類を書いていて、姉弟の家族に伝言ダイヤルしていたのかと。あのヘリはそれを運ぶためのものなのか。9話で未来を見る真理の哀しそうな雰囲気も、悠貴のリュックが残されていたのも、「一緒にって…」と真理が呟いていたのも、分りすぎる伏線だった。でも悠貴と会話してる(と信じてる)未来の表情があまりにサッパリしているように見えて、真理も違和感を持ったと思う。リュックを持ってくる真理と未来との再会もあるだろう。
それにしても、東京で震災に遭ったら…というリアルな味を求めて見ていたが、ここにきて『シックスセンス』的な伝奇要素が入ってくるとは盲点だった。家族の大切さや絆を描くには、あまりに生々しく残酷なやり方である。

レミ講座

2009年9月14日 イベント
夜から『レミ講座』へ参加してきた。
10~11月に帝劇で上演される『レ・ミゼラブル』に先立って、一般客参加型のスペシャルイベント(ワークショップ体験)。

初参加なので、楽屋口から入場するのも初めて。インフル対策も万全。神棚につい拝む。
広い稽古場には番号順に椅子が用意され、空席を詰めて3列目へ。参加者は全部で100人位なんだろうか。
参加される男性13人+女性6人のアンサンブルキャストさんに混じって、神田沙也加さんの姿もあり。去年の『さら電』舞台挨拶時と比べると痩せて締まっていた。

先ずは、演出家アシスタントの垣ケ原美枝氏による、『レミゼ』の歴史と時代背景の解説。具体例を巧みに入れて分り易い。フランス語版から英語版、そして東宝で上演。早替えによる衣装も日本人に合うように工夫されたという。
19世紀フランスの都市の貧困社会とその時代の職業を、レミゼのキャラクターに照らし合わせて細やかに解説。警察官への見方や、看護婦ではなく修道女が看取る、大学生と思索家という、今とは違う当時の世相や関係性も教えられた。
ソフトで穏やかな語り口の垣ケ原氏のお話は、結論を言わずに、私達に先ず興味を持たせじっくり考えさせ想像させることが素晴らしい。高校の時の世界史の先生の授業を思い出させ、もっともっとお話を伺いたかった。

続いて、音楽監督のビリー先生による歌唱指導。地声や裏声を駆使し、どの役が来ても唄えるようにと励ます^^;。
発声練習なんて何十年ぶりだろう。腹筋を使って声を出す大切さを痛感。少しは筋トレしているが、発声練習をすると体操より効きそうだ。
配布された譜面「The Beggars」と「The People’s Song」を見ながら歌の練習。ポイントを押さえた指導を受けて声を出すが、歌詞が覚えられそうで覚えられない^^;。キャストの人達が参加者の周りに入って一緒に唄って下さるが、隣にいらした女優さんの歌唱力のスゴイこと! 高いオクターブも何のその、どこから出てくるんだろうという大きく響く美声が伝わって身震いしそう。圧倒されながらも引き摺られるように、私も普段より数倍の声で歌えたような気がしたw。
キャストの何人かが、アンジョルラスやマリウスら其々の役を兼ねて、歌の掛け合いを披露。その場面を縫ってこの2曲が入ることを確認。

いよいよ実践。動き易い服装と上履きを用意してきたが、広いスペースの中で場面に参加する。
垣ケ原氏により、個々のイメージを膨らませ、ベガーズでどんなキャラクターになるのかを自分で作り上げる。周りとの関係性まで探る。デジタルのアバターよりも自由だが難しい。
そのキャラクターとなって動く。他者と関わる。動きながら、先ほどの歌を唄うが、歌詞が思うように出てこない^^;。自分が作り上げたキャラクターとなって、その気持ちになると、何だかとっても惨めであり、人々の喧騒に怯えてしまう。救いが欲しくなる。
その時、アンジョルラス、マリウスらの先導の歌声。その力強い歌声が、何と凛々しく頼もしく神々しいことか。アンジョルラス役の人が唄いながら目も合わせてくれるのが、何と嬉しかったことか。ベガーズたちが勇気や希望がわく瞬間を、全身で体現したようだった。周りに支えられ立ち上がり、仲間と手を取り合いながら、本当に感動してしまって、涙さえ零れそうだった。歌詞を忘れて歌がそこそこになったのが情けないが^^;、舞台以上の臨場感を肌身で感じ取れたのは至福だ。
終わった途端、みんなで大きな拍手の嵐。垣ケ原氏やビリー先生、キャストの方々、そして頑張った自分も含めてみなさんに!

時間がおして約2時間程。盛り上がる中で、貴重な俳優体験もできたし実に面白かった(^o^)。
先生方のご指導のおかげです。キャストの皆さんもありがとうございます。明日から本格的稽古が始まるそうだが、舞台でのご活躍も楽しみだし、彼ら彼女から明日の大スターが生まれるのだろう。
来月観劇するレミゼで今日やった場面が出てきたら、あまりに思い入れがわいて、つい歌を口ずさんでしまいそうだ。パンフを買ったら、ちゃんと歌詞を確認して深い意味を読み取ろうと思う。
観劇2回目は、小西遼生と神田沙也加の組み合わせで興味津々。
続いて、映画『TAJOMARU』&初日舞台挨拶を観た。
丁度劇場入りする列の最後尾が目の前にあり、待つことなく入場。傘を持ってた人が多かったが、どうやら湾岸を観てる間に降ってて止んだ模様。パンフは上映中に販売とは何故だろう?
こちらも中ほどサイド席だが、前が通路口の壁になってるので観易い。さっきの劇場より大きいが、立ち見がいっぱいの盛況ぶり。女性客がやっぱ多い。

上映前に舞台挨拶。司会は笠井アナウンサー。ようやくフジテレビ系列だと分った^^;。
登壇者は、左から中野裕之監督、萩原健一、やべきょうすけ、柴本幸、小栗旬、田中圭、松方弘樹、山本又一朗プロデューサーの8人。こちらでも柴本さんの真っ赤なドレスや田中くんのグリーンタイが目を惹く。短髪の小栗くんだけくだけた衣装でサンダル履きw。
自己紹介挨拶では、客席のみんなが昼ご飯をまだ食べてないのか、終わってから食べるのかに疑問が起きる。マイクの握り方がオカシイと、自分ツッコミのやべさんは「意識だけでも小栗くんw」。

多襄丸のキャッチコビーに触れて、役と自分の共通点を訊かれた小栗くんは、”決して女を捨てない”には悩みながら、多襄丸を「まっすぐな男」だと答え、「自分は自由に生きてる」と”どこまでも自由”に重ね合わせる。サンダル履きだしw。
「先輩のイタズラがチョイチョイ入る」と言う田中くんは、「小栗さんとは言葉ではなく目でやり取り」と関係を語ると、「あんまり仲良くないんですよ」と小栗くん。田中くんの話では、一緒に乗馬の稽古中に自分が落馬しちゃって痛かった時、小栗くんたち先輩が笑って見ていたそうで(ひでぇ~^^;)。話をしている間も、小栗くんが笑いながら当時を語るw。

松方さんは、シーン9の旧多襄丸の自己宣伝。出が少ないので瞬きしないで…ってウソウソw。旬くんの姿が格好良いが、自分はでっかい顔をしているなとプロデューサーとシミジミw。何てお茶目で親近感のある方。
萩原さんはあまり笑わずに、のびのびとやらせる環境だったと辛口っぽい。
広島出身の監督は、ロケ地が自分の故郷だったので吃驚したと、福山には海賊がホントにいるんですよと面白い話題提供。
山本プロデューサーは、『カリギュラ』の小栗くんに触発されたようで、「舞台劇の濃密さを映画でしたい」「映画的な面白さも追求した」という。

大御所さん方が話されてる最中も、旬くんが田中くんにチョッカイ出したりとモゾモゾと落ち着きがなく、やべさんからも厳しくツッコミ。湾岸の時のちゃんなかみたいw。落ち着きのなさは年齢に関係なかったか^^;。2回目はカメラも回っていなかったので、なおさら小栗くんはフリーダム、「どこまでも自由」だった(^o^)。
約20分で終了。若者二人は手を振っていた。


本編上映。観ながら買ってきたパンを食す。

室町末期。名門の次男として生まれた青年が、陰謀と策略にハマり幾多の困難の中で多襄丸として再生、己の大切なものを見失わず仲間と共に、過酷な運命に立ち向かう話。
芥川龍之介の『藪の中』をもとに、多襄丸を主役に据えたオリジナルストーリー。
大盗賊”多襄丸”の名はどんどん受け継がれていくもので、旧多襄丸から新多襄丸へのバトン(浪切の剣)渡しも描かれる。

全編、裏切り裏切られ騙される展開でめまぐるしい。何が真実で誰が味方なのか観客は分っているのに、肝心の多襄丸が推察できないところがもどかしい。
多襄丸になる直光は、見る前はもう少し利口で洞察力もあるデキル男なのかと思ったが、温和で純粋で真っ直ぐ過ぎ、悪く言うとバカ正直でマヌケで腑抜けな男であった。そのひたむきさは、年齢にすると18前後の少年にしか見えず、『イルジメ』の雰囲気とも重なりそう^^;。

小栗旬の魅力は確かに発揮されているが、小栗くんならもう少し器の大きい男のほうが似合いそうだ。小栗くんの表情や口調は豊かで、熱情というマグマを内に秘めた少年ぽさが抜けない。
己の身さえ守れなかった少年が、険しく辛い人生経験を積んだ結果、ようやくひとりの女性を守れるような頼もしい男に成長していく物語だとすれば、小栗くんの演技は見事だが、実はその続きをファンは観たいのではないか。
先に湾岸を観たので比べてしまうが、演技や役作りは置いといて、若手俳優の中でも小栗くんはとりわけ発声がよく台詞が聴き取り易い。腹の底から声がよく出ているのが頼もしい。

萩原さんは不気味で、徳川家康のようだ^^;。松方さんはシリアスとコミカルのメリハリが絶妙で、とっても愛らしく重厚な役者さん。小栗くんとの絡みでは『天地人』を思い出してニンマリ。やべさんが意外や重要なキーマンで、小栗くんとの絡みで『クローズZERO』の結末を願ってしまう。柴本さん@阿古姫は『ラピュタ』のシータだったのねw。パズーとシータの室町乱世編として観るとまた面白いかも。
桜丸がとにかく憎らしくて憎らしくて^^;、映画を観る前にキュートな田中圭くんを観ておいてホントよかった。桜丸と御所様の関係に、某漫画が思い出され、全体的に木原敏江氏の作品の雰囲気に似ているなと感じた。

しかし沢山の作品が思い出されるにつけ、敵側に人材が乏しくスケールが小さいこと。もっとクールで鋭敏で人間的にも魅力的な人物が敵だったら、物語が濃密になって面白くなっただろうに。熱演した田中くんは評価するが、最初っからもう少し年上の落ち着いた俳優を起用して欲しかった。あれでは多襄丸が、受けにも攻めにもなれずの曖昧なポジションで気の毒だ^^;。
エンディングに流れるB’z「PRAY♪」が情熱的で耳に残る曲なだけに、作品世界にも”絆”を求めたい。

山本プロデューサーが「舞台劇+映画」を追求したと語っていたが、あれこれと引っかかる。
阿古姫の危機一髪に現れた多襄丸の身体が、映画の枠内だと、右手を上に掲げ斜めに構えた参上ポーズに見えてしまい、思わずクスリ。後ろ手の刀を抜く為の構えだとは分るが、映画ならではの可笑しさだ。私だったらついでに、「ちょっと待った!」「多襄丸、参上」と小栗くんに言わせるところだw。
ラストの緊迫感溢れる立ち回りも、映画ならではの演出とはいえ、ワイヤーなど変な小細工などはかえって滑稽^^;。あんなに飛べるなら、落ちても怪我なんかしないハズ。むしろここは舞台演出のように、長回しで撮って、ナマのぶつかり合いを見せて欲しかった。

舞台で見せたような小栗くんの鮮烈な魅力は、この映画ではさほど感じられないのが残念。
『トップランナー』や『いいとも!』でも、小栗くんと藤原竜也くんの繋がりが浮かび上がったが、来年の『ムサシ』海外公演を控えて、また二人の熱いバトルが展開されそうだ。
新宿で、映画初日舞台挨拶のハシゴをした。

先ずは、映画『湾岸ミッドナイトTHE MOVIE』&初日舞台挨拶。
この映画館には珍しく30分前に開場。中ほどサイドの席だが、前列ごっそり空席でステージは観易い。立ち見客も結構いて、まずまずの賑わい。

上映前に舞台挨拶。登壇者は、左から室賀厚監督、小林涼子、中村優一、加藤和樹、松本莉緒。試写会では7人だったが今日は5人。ちゃんなかの髪先がクルクルで、試写会の時より大人っぽい服装。ちゃんなかのショールと和樹のシャツが似たモノクロ色。和樹のタイと小林さんのドレスが似たピンク。全体的にフォーマルな印象。MCはタイネユカ。

「おはようございます!」と元気な声のちゃんなかは、まだ緊張している模様。
「お足元が悪い中…」と和樹の一声に何故か客席から笑いが起き、「そこは笑うトコではありません」と言うとまた笑いw。落ち着いて見える和樹は「寝ぼけ眼がこの映画でパーッと目が覚めます」「やっと公開なんだと実感しています」と真面目モード。
撮影について聞かれると、「大変だった」と言うちゃんなかは言葉が続かず、困った表情で隣の和樹に「タスケテ」(^o^)。ちゃんなかに急に振られても動じず、淡々とコメントを纏め上げる和樹に、ちゃんなかがホッとしたように「その通りです」。ちゃんなかは甘えた調子で可愛いし、和樹はすっかり頼れるお兄さん状態だし、二人の愉快なやり取りが微笑ましい(*^。^*)。

原作と比べて。「車中の顔と高校生の顔のギャップを意識した」と言うちゃんなかは「漫画読んだかはノーコメントw」。原作読んだ和樹は「非常に表情が少ないヤツだと思った」「特に表情や目線に気をつけた」。「二股っぽい女にならないように」気をつけたと言う小林さん、お父様は車が好きで現場まで観にきたそうだ。
仕事やプライベートで突っ走っていること(劇場ごとに質問内容が変わるとか)。ちゃんなかは「22歳になるので、セクシーになりたい」(^.^) 和樹は「挑戦し続けることだが、気がつけば突っ走ってる」とマジメ。監督ったら「緊張してるのでトイレに突っ走りたい」(笑)
最後にひと言挨拶。小林さんが「イケメン2人の人間バトルだけでなく車も好きになって欲しい」。和樹が「スタッフの方の力が集結して一生懸命作った作品」だとチーム室賀の健闘と感謝と成功を述べる。
トーク中も、ちゃんなかは身体が動いて落ち着きがなく、和樹はキッチリと姿勢がよくて、二人のギャップが可笑しい。
「感無量」の監督は、途中完成しないのではないかと思ったそうだが、日本の高速での撮影の大変さを語った。

フォトセッション。ちゃんなかと和樹がポスターを囲むように並ぶ。たまに歯を見せて笑うちゃんなかと、終始小さな笑みだけの和樹。ムービーでは真っ先に手を振るちゃんなかがフリーダム。
思ったより時間をとってくれて全部で25分程。拍手の中、退場する皆さん。これから数ヶ所で舞台挨拶があるので、忽ち席を離れるファンもあり。


本編上映。やっぱ試写会の時より、音がよくて画面がきれい。二度目でも飽きずに面白く感じた。

車の内部構造とか、色々な部品が出てくるところは、車好きやメカ好きにはたまらないのではないだろうか。乗るだけでなく、自分で整備し直していくアキオの忍耐力や真剣さが好ましい。

共通の敵(?)から車を取り返そうと懸命になるアキオと達也の場面は、緊迫感があって心踊る。”達也”メイキングDVDで、「ボーイズラブ」発言をした中村優一とリアクションした加藤和樹だが、二人ともしっかり意識してるじゃんv。

次は、アニメ版『湾岸ミッドナイト』でアキオの声を演じた小栗旬の映画。
室賀監督がお茶目な前フリまでしてくれたが、「わんがんへ」じゃなくて、おとなりへw。
JAEスペシャルイベント『スーパーライブ&トークショー~俺たち参上!!~』へ行ってきた。
ジャパンアクションエンタープライズによる初のイベントになるのかな。開演前から終演後まで、スタッフ側に色々不慣れで不手際なことがあったが、先ずは無事に大成功!で、観客も大満足!(^o^)

開場前の本販売での2千円以上の抽選券。グッズ売らんが為とは思うが、普通のイベントみたいに会場座席抽選にすればいいのに^^;。販売30分前に並ばせるハズなのが、45分前に先行販売列が無くなると途端に列が勝手にできて、スタッフも対処が遅れてそのまんま。並んだモン勝ちだった^^;。
座席は思いっきり後方。前回と同じく真ん中で観易いが出入りし難い。

出演は、高岩成二、岡元次郎、永瀬尚希、おぐらとしひろ、押川善文、永徳と、みんな『仮面ライダー電王』でお馴染みのスーツアクターさん。高岩さんの人気ぶりはもちろん、永徳さんや次郎さんへの声援も多し。おぐらさんはヘロQの舞台もあって久しぶりな気がしない。永瀬さんだけ独特感。同じステージで2週間前に中村優一を観たので、押川デネブを観られるのも嬉しい。

冒頭は、殺陣立ち回りによる迫力のライブアクション。敵サイドのアンサンブルとのバトルあり、ロープによるスライダーや奈落落ちも見せたりと、さすがGロッソステージを見事に使い捲って、ドキドキワクワクで格好イイ!
スクリーンで、スタント映像。ヘリ落ちを披露したのは次郎さんだったそうな。
司会はお馴染みてらさこさん。会場拍手で出演者登場。永瀬さんと永徳さんが手を繋いで出てきたかなw。

ぶっちゃけトーク。椅子が5つしかなかったが、流暢なおぐらさんも司会担当。
《JAEに入ったきっかけ》「スタントマン」というフレーズに憧れた方が何人かw。押川さんだけ「バク転」。「ブルース・リー」と「ショッカー」の次郎さんは私と同世代?おぐらさんは少年マガジンの切り抜きw。
《養成所時代の話》養成機関の映像を、床に座って観てる5人w。養成期間は1~2年、あらゆることを習得させられるようだ。宮崎県出身の2人が「方言」に苦労。永瀬さん「要領を学んだ」永徳さんは「仲間意識」で、二人に次郎さんが結構突っ込み、高岩さんは笑い上戸w。ヒーローショーをやってて合宿に行ったことがない高岩さんは、馬やエアマットは現場でやって会得。
《印象に残っている仕事》仕事というより、現場の話か。押川さんは高岩さんと初めて会った時、右腕に巻いてたテーピングを口で噛み切って「ケガすんなよ」(^.^) 永瀬さんまで「高岩兄さんがG3を見て一回りして去った」話を持ち出し「イヤラシイ、カッコイー」を連発(笑)。どちらも「覚えてない」とキョトンとする高岩さんが天然お茶目。永瀬さんの印象の仕事はもちろん電王での落馬でw、次郎さんはBLACKで崖下から落ちそうになったこと。
観客からの質問。《キャラクターの決めポーズ》は、デカブレイクやRXなど。《印象に残ってる立ち回りの相手》は、永瀬さんが北大路さん、高岩さんが陣内お面で追っかけた真田さん、次郎さんはシャドームーン。

ゲスト登場。「通りすがりの井上正大です」と井上くんが登場、髪を切ったのかうんと若く見える。
そこへ「ちょっと待った!高岩!」「俺は超忙しいんだ」と声が流れ、関俊彦が登場。「俺、参上!」ポーズもやってくれた後で、「モモタロスの声をやってた関俊彦です」と礼儀正しく、そのギャップが愉快(^o^)。関さんは明るめ色のアウターシャツとベージュボトムと眼鏡。高岩さんを囲んで、関さんと井上くんが着席。
井上くんと高岩さんの出会い。『ディケイド』キャスト発表前に、放送中の『キバ』の現場に行って、高岩さんに最初に挨拶。高岩さんだけコッソリ井上くんが次のライダーだと聞いてたとか。
「ぶっちゃけJAEの皆さんはスーパーマン」と満面笑みの関さん。高岩さんについては「大地震大津波がきても高岩さんの傍にいれば」「俺、守られてる」と絶賛。井上くんとは電王編が最初の出会いで「イイ青年だ」「足が長い」が印象w。逆に井上くんはアフレコ時で上手いなぁと思ったと語り、関さんは「褒められた!」とお茶目っぷりw。電王編での「憑依され易い体質だな」と言われた井上くんのリクエストで、「俺、参上!」の関さんボイスで、井上くんがお初の参上ポーズ。高岩さん曰く「最初の頃の佐藤健くんみたい」(^o^)。

金田治社長(監督)が登場。関さんについて、電王で初めてのアフレコ時、モモタロスの声はゴツイ人かと思ってたら、「関でぇ~す」と言われてビックリしたことと、収録ではアドリブを聞かせて、アフレコが楽しくなっちゃったとベタ褒め。
関さんからは、金田監督は「お父さん」であり、「ボスとイメージに相応しい」。
金田監督から井上くんについて、「役と共に成長した」と褒めるが「うるさいんだ」ってw。

アクション教室。会場から男女1名ずつ選んでる間に、いつの間にか剣を持たされて呆然としている関さんと井上くんw。
高岩さん、次郎さん、永徳さん、永瀬さん相手の立ち回りで、左→右→左→刺すという斬る殺陣の実践。先ずは井上くんが長い手足を駆使しサマになる。その後選ばれた2名が結構頑張っていて拍手。永瀬さんがふざけて女性に刺すので、監督からピシャリとお仕置きw。
トリは会場コールを受けた関さん。いきなり本番!? ちょっと8分位の力が入った見事な立ち回りを見せて拍手喝采。関さん、カッコイー!(*^。^*) 他の3人と比べて、明らかに腰が入っている斬り方で、さすが舞台の時代劇経験者だと判る。金田監督からも「声優やめない?」とスカウトw。

皆さんがはけた後、バトルアクション。おぐらさんVS押川さんが剣術、高岩さんVS次郎さんが棒術、永瀬さんVS永徳さんがボディと、其々の醍醐味を迫力いっぱいに披露。でも6人とも、バックから乱入した横山一敏、武智健二、富永研司にやっつけられるオチ。

大抽選会。6人+3人+ゲスト2人で、司会進行のおぐらさんが大忙し。
個人賞の景品を本人が渡すため、高岩さんがゲキ近くにいらして、当たった人の目を見つめながら握手していた姿にドキドキ。
出演者全員と記念撮影の抽選で、関さんがひいた紫番号が自分の番号とめちゃ近くてガックリ^^;。撮影時に、関さんの表情やポーズがクルクルと変わるのも爆笑。
サインボール投げは、みんなの強肩と遠投を期待したが、私のいた後方には全く来なかった(-_-;)。会場が縦長だからかな。
横山さん、武智さん、富永さんのプチトーク。3人とも『電王』シリーズにもご出演だが、武智さんは髭がないと男前w。「コメディやりたい」富永さんと「イリュージョン」横山さんと「何でもやります」の武智さん。これは時間繋ぎだったか。

ステージ上階に黒と白のスーツに着替えた6人がパフォーマンス。グラサンの高岩さんがカッケー、永瀬さんお洒落、永徳さんステキ。
流れてきた曲が「Climax Jump DEN-LINER form♪」で、ヘッドセット付けた6人が其々のパートをナマで唄いながらダンス!(*^。^*) 関さんら声優陣の声とも微妙に似通ってる気がする。次郎さん、てらそまさんにちょこ似声。おぐらさんは速いラップパートがちょっとテキトーぽいw。
ゲストやアンサンブルの皆さんも入って、大人数で最高潮に大盛り上がり。会場も一緒に拳振り上げたり、手フリしたりと大興奮(^o^)丿。
出演者ひとりひとりの名の紹介があったり、おぐらさんが関さんの後ろで両手で躍らせていたりと、和気藹々ムードの中で左右から幕が閉じる。拍手を受けながら、真ん中の高岩さんたちが腰を低くして最後まで見送ってくれた。アンコールは1回。

終了したのは22時近く。予定より30分伸びたのか。
イベントDVDも発売。アンケ兼申込用紙は”受付へ”と書いてあるのに、受付の用意をしていないスタッフ(~_~)。
JAEイベント第2弾が今冬開催決定。ゲストお目当ての人もいるし、ゲストはもう要らない。
開演前のトイレで、松元環季ちゃんらしき親子と遭遇。スタッフが楽屋扉を案内していた。
モーニング『ジパング』航跡414。

巻頭カラー。深く海中に沈んでいく「大和」。
私の頭では、あの”ひまわりと草加”から時が止まっているので、
濁った青の中の”原爆”が、”ひまわり”に見えなくもない^^;。
懸念はしていたが、起爆装置、まだ動いているじゃん!(~o~)
しかも数字は【19】分!
草加が角松を支えて主倉庫から脱出しようとした時は
【59】分だったから(手近なところでコミック41巻より)
40分経ってしまったか。
その40分の間に、草加が飲み込まれ、「大和」が沈み
「みらい」も多数の乗員を飲み込んだまま沈んでしまった。
だが、草加の”意思”はまだ飲み込まれていない。
確実に時を刻んで生きているのが不気味であり、胸が騒ぐ。

40分前は草加の肩に手を回していた角松が、今や米兵の肩に身体を預ける。
めでたく角松とカーネルがご対面!といった割には、
医務室の簡易ベッドのベルトに縛り付けられている角松。
重傷の右脚は応急処置はしてくれた模様だが、水をくれただけで何たる扱い。
やはりタフでふてぶてしい角松の顔が、カーネルには好ましくなかったのかw。

9ページからは英会話モード。いや、今回は全ページ英語が飛び交っているようだw。角松の英語力はそれ程スゴイのか。
そしていよいよ名前を名乗る。
やっぱり「ミライ」と「カドマツ・ヨウスケ」で、偽称はできなかったか。
自分を「副長」と言ったのは、艦長の存在をわざと強調しているためか。
でもカーネルは予想通り、「クサカ」ではなかったか…と小さく驚き、表情が幾分曇りがち。
「ヤマト」のクサカだったら、もう少し嬉しそうに興奮していたハズ。
でも目の前にいるのは、よりにもよって「ヤマト」と「原爆」も沈めてしまった巡洋艦のヤツ。
いわばカーネルたちの目的を潰した張本人。
部下を下がらせ二人っきりになった部屋で、いよいよ最初の交渉が始まる。
カーネルの質問は色々あるが、やはり最大の興味は「クサカ・タクミ」のこと。
でも角松の最初の要望は、漂流中の部下の救助。
今まで何人が救命筏にいるんだろう?と思ってたが、ここでようやく、生き残ってる部下が5名だと分った。

ここからが、米国サイドの卑怯で横暴なやり方がどんどん加速する。
「ミライ」もその乗員も、米国や世界の安定にとっては、”不条理”な存在。
そんな必要悪の存在は、ひとりだけで充分。あとは邪魔なだけだ。
結局は、カドマツ以外の者は見て見ぬフリで放置。カドマツだけは殺されずに傷の手当てもされよう。
ジュネーブ条約。戦後に生きた角松にとって、敵国の”捕虜”として扱われるのは初めての経験であろう。
角松の長くて険しい航跡が始まる。これは生き残った者の宿命なのだ。

そしてクエゼリン。グールドが写した「ミライ」の写真でさえ、闇に葬られようとしている。
グールドに銃口を向けて、ネガを提出せよと脅すクラーク。
さすがアメリカ人。有無を言わさず手っ取り早く従わせる強引なやり方には、原爆以上の脅威を感じる。
これ、ネガを出したら出したで、即、撃たれそうな悪寒^^;。グールドさん絶体絶命。

タフで傲慢な米国人に比べ、戦後に生きた日本人は何と頼りないこと。
角松は言葉を失い、漂流者は海上で息もたえだえ状態。
この場を打開するには、草加の”意思”を、角松の口から合衆国にたきつけるしかなさそうだ。
はたしてそれは、合衆国の”意思”を変えることができるほどの”切り札”となり得るのか? 
海中で原爆が爆発した場合、角松がいる米駆逐艦のみならず、米艦隊にどれほどの影響があるんだろうか?
起爆装置の解除方法を、角松が草加から受け継いだってことはあるかな?

「ミライ」副長と言ってるコマの下で、柱の角松は”艦長”となってるし。
柱の草加では、”門松”となってるし。
今号の”角松”さんは、官姓名だけでもあわただしい(苦笑)。
ミュージカル『ジェーン・エア』を観てきた。
お初の日生劇場。さすがにチケ代も高くて安く買ってみたら、1階後方のド真ん中。オペグラが必至ではある。

19世紀イギリス。両親や友を喪い、様々な劣悪の環境を経て成長したジェーン・エアが、家庭教師先の地方の富豪邸の主人と恋に落ち、幾多の困難の果てに、ようやく結ばれる話。
シャーロッテ・ブロンテの原作を、『レ・ミゼラブル』のジョン・ケアードの脚本と演出でミュージカル化。ブロードウェイ版を新たな演出で完全版とした日本初演舞台。
原作も映画も記憶は曖昧だが、独自の解釈を加味して原作の持つ雰囲気を生かし、ひとりの女性の愛と自立に焦点を絞った、高品質な作品だった。

ジェーン・エア役で初の単独主演の松たか子が、舞台に殆ど出ずっぱり。ナレーターや独白や回想も兼ねながら、着実に芝居を進行し、その存在感は魅力的で圧倒される。黒い髪と黒い服と薄化粧で、地味ながら楚々とした知的な雰囲気と、よく響く通りのいい声と柔軟な演技力。「お金も才能も身分もなく美人でもない」というジェーンの設定にもぴったりハマっていた。定評がある歌は『パイパー』ではなかったが、ここではたくさんのナンバーを疲れも見せずに見事に唄いきり、その歌声は柔らかさと力強さを伴って聴き取り易い。ソロでは、ジェーンがヤケっぱちになる「ふたりのポートレート♪」が本音が見えて面白いw。
スピーディさを生かす為、舞台上で着替える場面もあるが、白い下着姿や寝巻きになる松さんの仕草がキュート。ウェディングドレス姿にもなるが、美しいというより凛とした佇まいだった。

お相手のエドワード・ロチェスター役の橋本さとしは、始まって40分位経ってから。暗闇の中で落馬する演出がユニークだったが、マントを翻した派手な登場は確かに若い女性の心を鷲掴み。黒っぽい衣装が長身によく合って渋くて格好良いが、危うさとセクシーさを含んだアダルトな顔を見せながら、会話のまどろっこしさは悪戯っ子のよう。大人の中に子供がいる感じか。秘密を抱えた闇や苦悩ぶりも、どこか道化染みている。
橋本さんの低音の歌は伸びがあって上手いが、ここ一番という時に突き抜けたような激しさがなくもどかしい。松さんとのデュエットもソツなくこなしているが、まだ気持ちの掛け合いまで出ておらず、聴きながら退屈で眠くなってくる^^;。
松さんとのキスシーンや抱擁もあったが、まだ形だけのようにも見えて、橋本さんより松さんのほうが”長さ”を避けている感じw。
ジプシーに扮したサマは、背格好ですぐロチェスターと判ったが、高めに声音を変えた唄いっぷりはサイコー! こういう遊び心こそ、橋本さんの真骨頂かもしれない。

今回お目当ての小西遼生は3役だが、台詞がどれも少なく歌も少ししかないのが不満。
初っ端からジェーンの父として登場。「命の炎が♪」で久しぶりに聴いた歌声は、伸びがあってよく出ていたので密かに安心w。でもその後は小西くんの出番がなくガックリ。
2幕目でイングラム卿として登場。黒い衣装が小西くんをいっそう細身に見せて似合うが、つけ髭と流し目がクセ者っぽい雰囲気。ソファにダラっと身体を預けて、少々豪放で風変わりなサマが意外とハマるv。でもその姿が、ジェーンの身体でよく見えなかったのが残念。ロチェスターよ、ジェーンを引き止めるな^^;。イングラム卿は何かよからぬことを企んでいるヒールかと思いきや、台詞も少なく歌もなくそのまま終わりで肩すかし。
2幕後半からはシンジュン・リバース役で登場。これがメインなのかな。黒い神父服はお硬い感じだが、髭がなく髪がクルクルで、ジェーンより年下で可愛い雰囲気。ジェーンに惹かれ強引に口説く場面は、嫌味はなく熱愛が感じられるが、原作のジェーンを思い通りにしようとするシンジュンではないので、キャラクター的に深味が感じられない^^;。ケアード氏によれば、シンジュンの存在を濃く描く意思はなかったようだ。私としては、シンジュンとジェーンの複雑な関係も見たかったな。
シンジュンの前でジェーンが両親のポートレートを見る場面があるが、目の前にジェーンのお父さんがいるのに~と思うと何だか苦笑。
小西くんと橋本さんといえば、一昨年の『レ・ミゼ』トークショーを思い出すが、今回の絡みはロチェスター&イングラムのパーティーだけなのも残念。いつかこの二人が一人の女性を巡って激突する構図を待ってるのにw。

ブランチ@幸田浩子は、ミュージカルというよりオペラの唄い方で別格。その荘厳な唄い方と、華やかな登場の割にはあっけなく退場して、あまり嫌味な女には見えず。ロチェスターとジェーンとの三角関係は『サウンド・オブ・ミュージック』を彷彿w。
フェアファックス夫人@寿ひずるは、ジェーンから結婚を聞かされた時の驚きようといい、優しく世話好きな人間性を感じさせる。
リード夫人@伊東弘美は、太く低い声が迫るようで、見事な憎まれっぷり。
バーサ・メイスンを見た時、先日観たテレビ『ほんこわ』の佐藤健が出ていた話を思い出してゾゾゾ~となったが^^;、旺なつきの妖艶さが上手かった。

ジェーンに人生の大切さを教えたヘレン・バーンズ@さとう未知子、邸の若手執事ロバート@小西のりゆき、体格だけで存在感あるベッシー@谷口ゆうなが、印象に残った。
子役の子たちも大活躍。少年ジョン・リードを演じた少年、アデールを演じた少女は、愛嬌たっぷりの表情で可愛い。10才のジェーンを演じた子が、伸びのある声で歌を生き生きとこなし、舞台を活性化していた。

今回は舞台を客席に張り出し、ステージ上両側奥にもSPという客席を設けたり、舞台前両サイドに”野原”の出入口を作ったりと、ケアード氏による新しい演出意図から、色々と工夫されている。でも舞台と客席の親密度を上げたいなら、客席通路を使うなどして、後方客にも配慮を望みたかった。
スピーディさのために舞台セットは可動式だが、手動なので暗闇の中をスタッフが運んだり、十字架などはキャストが持ち運んだりと忙しい。窓を開けたり、ドアを開けたりと、マイムもあれこれ多用。

十字架の前でお祈りする少女から、大人ジェーンへと変貌するシーンは綺麗だが、ジェーンが自立への道を決意する場面や教師になる為に懸命に勉学に励む様子を、もっと分り易く見せて欲しかった。
ミュージカルナンバーも多いが、印象的な曲はあっても、一度だけでは馴染まないし耳にも残らない。生オーケストラさんはやっぱり地下においでだったんだろか?

自分をあれ程イジめて疎んだリード夫人を、最後は”許す”という感情にまで高めていったジェーン。憎しみもしがらみも何もかも失った後で、ようやく”許された”ロチェスター。憎まれたら憎み返せばいいのよ!と子供ジェーンが前半で言ってたが、某宗教をさりげに批判しながら^^;、キリスト教の本質を盛り込んだメッセージ性も感じられた。
孤独でブサイクで、常に自分の”居場所”を求め続けていた二人が、ようやく手を取り合うことで、あたたかで美しい”ホーム”を見い出していく。後味の良い話は、ジェーンのキャラクターと共に普遍的である。

終演後、役者が出揃ってお辞儀。この時、衣装はイングラム卿の小西くんだが、付け髭がなくて、どっちつかず? 子役の子たちの人気は、松さんとか小西くんとか。ジェーンの子よりアデールの子を隣に連れた松さん。キャスト全員が迎える中、真ん中からケアード氏が登場。正面客席だけでなく、舞台上のSP席の右手左手と丁寧にお辞儀する皆さん。近場で見れて最高だろうな。
カテコは3回ぐらい。3回目は並び方もフリーで、小西くんが後ろのほうで笑顔。
パンフの小西くんは1ページだし迷ったが、原作の解説もあったので参考に買った。
もう1回ぐらい観れば、作品にも思い入れが沸きそうだが、チケット入手は難しそうだ。

劇場にもチラシが置いてあったが、松たか子主演の映画『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』が、モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞受賞。根岸吉太郎監督や夫役の浅野忠信のコメントも。当の松さんは舞台中だが、現地にも飛びたかったことだろう。
映画には堤真一も弁護士役で登場。『ジェーン・エア』のシンジュンみたいな役どころだろうかw。10月公開が楽しみだ。
TVドラマなど。

5日(土)『オトコマエ!2』新番組
1が評判よかったのか続編。藤堂逸馬と武田信三郎の爽やか青年コンビも復活、雑誌でも福士誠治と斎藤工の息がピッタリ。
今回は現代の問題も風刺したような、たらい回し事件と名医の隠された過去。今なら、正当防衛の不可抗力としてお咎めナシだろうか。大らかなエンディングも変わらず。

5日(土)『オトメン(乙男)』第5話
瀬戸康史@有明大和メインの回。サブタイ見ると、轟沈した「大和」を思い出すじゃないかw。海の家対決で、敵側のワルメンの一人が何とDボ仲間の和田正人。ブログ見てなかったからビックリした。しかも和田まーくんが、瀬戸くんをブン殴っちゃった^^;。結局トレーニングしていた大和の活躍の場はなかったが、周りが大和の頑張りを認めてくれた!?
映画『クローズゼロ』もどきの大和の妄想が最高!(^o^) 小栗旬もどきにオールバックする瀬戸くんは、やっぱ男前のイケメン。

6日(日)『仮面ライダーW(ダブル)』新番組
オープニング前のシルエットはオリジナルに近く、仮面ライダー+キカイダーって感じ。
名前が左翔太郎だから、左の黒が翔太郎か。仮面ライダーで”太郎”だと良太郎を思い出すが、ここは石ノ森”章太郎”へのオマージュなんだろうか。フィリップという名前はどっから?
桐山漣は帽子片手に好演。新人の菅田将暉はそれ程声が高くなく、演技も軽くは見えない。中川真吾@真倉刑事はああいう高いテンションなのか。
今回は鳴海探偵事務所長の娘・亜樹子の目線から、秘密基地(?)や仮面ライダーWの紹介。超スピーディなのでいっぺんに把握はできん。
チャンネルが違うのでムリだろうが、『俺天』の麻生探偵事務所とコラボしたら面白そうだw。

6日(日)『天地人』第36回
秀吉や利長亡き後、襲われそうになった石田三成だが、兼続@妻夫木聡にも助けられ何とか命拾い。ちっ居中の三成@小栗旬が、バッサリ短髪になっててオトコマエ度アップ!(短髪のイケメンに弱い私v)
三成と兼続をみんなの前で批判して独裁を企む家康に対し、断固対抗する姿勢の上杉方。
佐和山城の三成を訪ね、家康討伐の策をもちかける兼続。二人のやり取りが意外とクールで静かで、彼らの秘めた情熱を際立たせる。やり取りそのものが、いかにもボーイズ・ラブな雰囲気で、こそばゆくてニヤニヤ(*^。^*)。二人っきりで(?)一晩を過ごし、朝もやの光の中で見つめ合う兼続×三成。なんとキラキラと美しいv。さすがNHK公認のBLカップルw。次回は、三成のもうひとりの相手(?)大谷吉継が登場。先日聴いた戦国CDではないが、同じ声優キャストでこのへんのストーリーをドラマCDで再現して欲しいものだ。

この作品での家康は姑息で粘着質で激昂しやすく憎らしい。歴史の”もしも”はないが、もし家康があっけなく討伐されていたら、日本ももう少しまともな国になって、原爆なぞ落とされなかったであろう。
『椎名鯛造&根本正勝 ファン感謝トークライブ』へ参加してきた。
ネオロマ・ステージ『遙かなる時空の中で』で、イノリ&藤原鷹通で共演した椎名鯛造と根本正勝が、初めてタッグを組んだイベント。

ウエストパワーさんのイベントに参加するのは2回目かな。
記念物販とは別に、ロビーで数種類のフォト販売。儲け根性スゴイ。
申し込みが遅かったので、あいにく後方席だが、何とかステージは拝める。


トークショー。拍手の中、二人が後方扉から登場してステージへ。
開演前に「今日は二人の船出だ!」「頑張ろう!」と二人で円陣(?)組んでたとか。船出ついでに『タイタニック』のジャック&ローズの話で早くも盛り上がるw。ホント、女はしたたか^^;。MCの女性も流暢な進行。

2年前の七夕での出会い。鯛造くんが年少組の長で、根本さんが年長組の長だった。「パーソナル・カンピューターで検索」と言っちゃった(笑)現30歳を露呈する根本さんだが、現23歳の鯛造くんと年の差はあまり感じられないw。
遙かオーディションの話。根本さんは頼久で受けて、最初は泰明だったとか(それも見たかったかも)。泰明がめちゃくちゃ強いと、根本さんが「問題ない」と右手でシュパーッ!を披露v。鯛造くんはバク転が採用の決め手だったそうだが、実際のイノリはバク転の披露もなく。イノリの髪型は鯛造自身がやってるそうで、ワックス固めて9本立てるが、シルエットだけ見ると誰もが「太陽見えんじゃねぇ!?」(^o^)。
遙かでの失敗談や裏話。他キャストの失敗談が披露される中、根本さんは「えんのまつばら」を「えんの××××」と言ってしまい、最大の噛みっぷりだったと自嘲(笑)。すぐ遊んじゃう(?)キタムラ氏は、再演の新台本にイタズラするそうで、イノリの「はなれろ」が「はばねろ!」と書いてあったり、鷹通の「うわっ!」がローマ字で「ノー!」と書いてあったとか。
でもイノリと鷹通は舞台上ではあまり絡みがなく、再演で鷹通の必殺技でイノリを助けたシーンぐらい。「鷹通だけでご飯3倍イケルぞ」と根本さんw。
他キャストで、鯛造くんが意識し捲りなのは中村誠治郎くん。全てにおいてライバルだが、仲がよくてパンフを通じてラブメッセージwだと根本さん。根本さんは感謝祭での方言の再現シーンから、福島弁はちょっと都会に憧れた東北弁だと言ってた八戸亮に言及。感謝祭後の打上げでは、一軒の店で朝5時まで粘っていたそうw(弘樹と誠治郎は寝ちゃったw)。
二人のトークはどんどん広がって炸裂。夏休み→川遊び→シーマン→訛り→ハチのケンタッキーフライドチキンw。世代感は違うがミニ四駆ファン。少女漫画→ラブストーリー→キスシーン→男と男のキスの話になり、「その時は鯛造、よろしくね!」と早くも根本さんからご指名(笑)。根本さんってBL系でも結構イケル?

告知。役名をまだ言えない鯛造くんは『虹色唱歌』と『パッチギ!』。根は物静かだが、元気キャラが定番になり、クールキャラもやってみたいとか。根本さんはタッキー・チェンの『鬼の棲み家』。
ファンから前もって頂いた質問の答え。自炊してる二人の得意料理(?)とか、お休み前にやることで二人とも「布団三つ折派」だと判明w。二人ともネコ派だとか、デートでは夜景やドライブだとか。疲れている恋人に言って貰いたい台詞で、タイ子とマサ子に其々成りきった2パターンの即興コントを披露。ノリノリだが、元気の出る台詞に拍手喝采。

プレゼント抽選会。サイン入生写真や、二人が其々に用意したプレゼント。
20分休憩後、撮影会&握手会。


二人への指定ポーズは3パターン。シュミレーション後、鯛造くん&根本さんが登場。13:30より撮影会&握手会スタート。
急ぎの人以外は、座席順に案内されるので、撮影様子を見たり、ロビーで時間を潰す人も多し。
私はイベントホールのすぐ前のローソンへ。土曜に『鬼の棲み家』のチケットを予約したものの、ロッピーが近くになかったので。無事発券でき、これで根本さんにも舞台を観に行きますと言える!

やっと私の番。3ショット撮影なので、右手に鯛造くん、左手に根本さん。お二人に手でハートマークをやっていただき、真ん中に座ってパシャリ!
鯛造くんからサイン付き生写真(6枚のうち2枚にサイン)を手渡され、握手をしながら『戦国BASARA』で格好良かったことを伝える。続いて根本さんと握手しながらも、『鬼の棲み家』に行くことしか伝えられず。「お待ちしています」としっかり目を合わせてくれたことが嬉しかった。
終わった後に、ガクガクと脚に震えがくるもんなのね。この歳になっても、緊張とときめきが心地良いv。
デジカメ撮影なので、10分後位に3ショット写真が出来上がる。綺麗に撮れてはいたけど、二人に囲まれハートマークしてる自分の顔を見るのはハズイ^^;。

15:10に撮影終了。最後の人にはサイン入りポスターをプレゼント。
二人とも「全然、疲れてません」と、思わず「リボン♪」の歌まで唄いそうw。
最後に鯛造くんが「こうして、遙かの共演者の方とまた関われたら」と次回に繋げる。根本さんは「遙かは終わっても、役者人生は続いていますので、また足をお運びください」と落ち着いて締めた。

MCさんも述べてたが、意外と気の合った二人で、トークもどんどん盛り上がって楽しかった(^o^)。また何かの機会に共演していただきたい。でも相方の誠治郎くんが黙っていないかな?w


誠治郎くんのブログに、根本さんと鯛造くんから其々コメント。二人で”裏ASH”結成っすかw。
舞台版『俺たちは天使だ!NO ANGEL NO LUCK~地球滅亡30分前!』を観てきた。
グッズや写真がスゴイな。とりあえずナビDVDを買う。
選んだ座席は前方通路側。平日夜だからか後方は空席も多い。

放送中のテレビドラマと同じキャスト・スタッフによる舞台版。テレビ第1話からさかのぼること1年前、麻生探偵事務所の乾とメンバーとの出会いから結成までを、某国の兵器事件に絡ませて描いたアクション・コメディ。
ドラマのキャラクターが、ステージ上でのびのび生き生きと大暴れ。個性的なやり取りや愉快なネタが炸裂、スピーディで快活な展開に笑いながら、役者の魅力とスタッフの頑張りが感じられた舞台だった。

幾何学的でシンプルながら、ホットで優しい色合いの舞台装置。はめ込み式ソファや可動式壁が、ライト効果で街並みや船室を見事に演出。動く達磨やチョロ猫など、細かいユーモアも忘れない。
ドラマで活躍の車やバイクは、さすがに手動式で笑いネタ。照明頼みのブーメラン攻撃はテニミュっぽい。照明チカチカや派手な銃声音は迫力を増すが、ちょっと刺激的。
ともあれ”エピソード0”な内容は見どころも多い。乾と其々のメンバーの出会い場面を、他の二人が成りきって再現するのが痛快で大笑い。役者の多面性も覗かせる。其々のニックネームが決まる様子も分り易い。「ボギー」じゃなく「ダーツ」で、「ナビ」はまんま、「ジャンコ」じゃなく「ジュン」、そして「キャップ」っぽいw。

だが、互いに初めて出会う設定なのに、どこか馴れ馴れしい空気が漂っているのは、役者同士の気持ちがゼロになっていないせいか。
王国の事情もイマイチ不明、世界情勢も曖昧なまま。猫は渡しちゃってよかったのか。矛盾や設定の甘さではスッキリしない。
結局は、ゴリラの刑事昇進と、今はテレビ未登場の新キャラのお披露目がメインの一つにあったのか。
役者都合もあるだろうが、もっと爽快さを追及するなら、休憩なしで一気に見せて欲しかった。

乾@渋江譲二はドラマよりも背が高く見え、言動が板についててオモシロい。当麻@鎌苅健太は表情も行動も豊かなムードメーカー、通路側で間近に見たらやっぱり格好良かった。弦巻@藤田玲はテレビで見るよりも若く見えたが、まだ21歳だったのかw。若林@山本匠馬はテレビよりうんとイケメンだが、ジーンズ姿がめちゃんこ可愛い。
戴寧龍二は『最遊記歌劇伝』の頃と比べると、爽やかな短髪で痩せたように思うが、乾と並んでバランスがとれる。林修司は美味しいトコを拾ってくるが、髪型が『モンク』のディッシャーとカブってならんw。初めて観る累央は、渋さと甘さを織り交ぜてコミカルに熱演。
映像だけの小野寺昭は、カップラーメンだけが印象w。山下裕子は二役だが、言われないと分らない。
アニメ『屍姫』の眞姫那役でお馴染みの秋山奈々は、脚も綺麗でドラマより活躍。渋江譲二と並ぶと、『仮面ライダーディケイド』響鬼の世界のイブキ&アキラ師弟を思い出してしまうw。

終演後も、ドラマ同様に和気藹々のメンバーたち。サイン入りポスター抽選会に、デコメール宣伝。小野寺さんも食べてた日○食品カップラーメンの宣伝を、カンペ見ずにスラスラ言うケンケンw。
最後に会場みんなで、「俺たちは天使だ!」ハンドポーズ。「左から」と、CAPはさすがに気が回る。


アフタートークまで10分休憩。やけに待たせるなと思ったら、その間、スタンプラリー達成者との撮影会があったようだ。
トーク出演者は、鎌苅健太、山本匠馬、戴寧龍二。3人とも俺天Tシャツ着用だが、物販では既に完売。前もって観客から書かれた質問に答える形式。箱に手を入れる時、ケンケンだけ音が鳴らず、二人の時には鳴るので、ちょいフテるケンケンw。

お互いの第一印象。ケンケンとショーマは同い年で関西出身。関西弁出し捲るケンケンに、あえて出すまいとクールなショーマ。戴寧くんの二人の印象は、イマドキのイケメン&彫りの深いイケメン。二人から戴寧くんの印象は、クールで近寄り難い&実は面白い。ケンケンと戴寧くんは『テニミュ』の時にすれ違ったらしい。
劇中ネタを引き摺って、”まぐろ漁師”の即興芝居。おかあさん@ショーマがヤル気満々w。漁師仲間のオジサン@戴寧くんが新たな設定で、おかあさんと仲良し。立ち位置が微妙でヤリ難そうなケンケンも苦笑で頑張ったw。
劇中ネタ第2弾は、「オレのこめかみ♪」の続きを唄う。苦笑のショーマ、ステキなオチのケンケン。戴寧くんの正解ソングはいまひとつ?終わった後、放心状態の戴寧くん。愉快な3人組だった。
戴寧くん@加賀美は(ニックネームはYUKIとか?)テレビには10月から登場らしいが、真田の登場はどうなるんだろう?

トークがちょい長引き21時半過ぎ。出口でお土産のカップラーメンを貰うが、日○の袋に入れて持ち帰るとハズい。
役者に雨男がいたようだが、劇場にいる間に振ったらしく、止んだ後の地面が濡れてるだけだった。
まとめてTVアニメ声優など。

水曜『遊戯王5D’s』
流し見してる間に、シンクロ召喚とかアクセルシンクロとか、いよいよワケ分らんことに^^;。遊星にジャックにクロウが揃えばオモロイ。
プラシド役で根本正勝。再登場かな? フード付きなので顔がよく分らんが、クールな声がたまらんね。そのうち舞台で、浅沼晋太郎と根本さんが何らかの形でタッグ組んでくれればいいなと思うなり。

金曜『アラド戦記~スラップアップパーティー~』
サブタイの「戦慄!」って見掛け倒しじゃん^^;。使命に忠実な剣士(?)ジグハルト役でてらそままさきがゲスト。バロンたちはやけに感動w。最初のほうで「イルベク様」と兼ね役もされてたてらそまさん。後半はそのイルベク一行にボッコボコにされ、あげくの果てに自爆!? イルベクってあんな極悪人だったのかい。
6日の『あさたろう』にも、てらそまさんゲスト予定。そういやガンダム声優使い捲りのアニメだったっけ。

月曜『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』
31日からようやく新作。関俊彦@パパおさむも初っ端から登場。イタリア~ノ♪リストランテ~♪アマルフィ♪

木曜『銀魂』
Aパート。ニセエリザベスを全然疑わない桂の大ボケっぷり。ロシア語って!? 久しぶりに笑ったが、結局ニセの正体不明で投げっぱなしかや^^;。
Bパート。人の心とモノが入れ替わるって、日曜の『シンケンジャー』でもやったばかりじゃんw。階段オチとか、○尾とか、放送コードギリギリのネタに爆笑。眼鏡もヒドイが、招き猫じゃなくてよかったな。

木曜『大正野球娘。』
今季アニメの一押しかも。『けいおん』と違って、女の子たちが真剣に一丸となって、ひたむきに野球に打ち込む姿が気持ち良い。練習シーンが多いのも好ましい。相手校のデータを取り、魔球や時間差と地道な作業で追及する乃枝に納得。主人公・鈴川小梅が、肩肘はらないのびのびしたキャラクターで好みだ。
今回は、ひょんな誤解から、知らないうちに小梅の許婚の三郎が落ち込む。やっと事情が分って手を繋ごうとする二人だが、そこはそれ大正時代。ハンカチを握り合う二人の微笑ましさに、思わず胸キュン。古き良き時代のロマンスにウットリ。


6月の仮面ライダー10年祭でもチラと流れたが、『仮面ライダー龍騎』のアメリカ版リメイク『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』が、ついに東映チャンネルで独占放送。まぁ私は来年春からの地上波放送待ち。

その日本語吹替版キャストが、豪華というか計算づくというかw。
仮面ライダー出演経験のある人気声優に混じって、主役の鈴木達央だけが仮面ライダーシリーズは初めて。小山力也&小山剛志の白黒コヤマや、デネブと違う大塚芳忠ボイスも聞き所か。
仮面ライダー経験者の俳優も、吹替えキャストで参加。『仮面ライダー龍騎』に出演した松田悟志をはじめ、松田賢二や山本匠馬と『キバ』の面々も。
そのうち『電王』の声優陣がゲストで出てきたら…と思うと落ち着かない。

山本匠馬くんは舞台『俺たちは天使だ!』に出演中。
続いて、映画『20世紀少年 -最終章-ぼくらの旗』を観た。

前作から2年後。世界大統領となった”ともだち”の更なる人類滅亡計画に、敢然と立ち上がる昔の同級生たちだが、運命の8月20日がやって来る。
結局、原作未読のまま。原作だと、”ともだち”の正体や展開や結末はだいぶ違ってくるのだろうか?
第1章で戸惑い、第2章で混乱したが、この最終章でようやくスッキリ解決はした。

前回までのあらすじもあったが、中盤までは各キャラクターの居所や回想がたんと出されてとっても親切。今までの謎や伏線も回収されて、あとは”ともだち”の正体と最終結末だけに興味が注がれ、キャラクターにも集中。
尤も映像的にも親切すぎて、背格好から”ともだち”の俳優がだいたい想像できちゃうし、子供の頃の口元までソックリだったし、『サマーウォーズ』を観たばかりの声の記憶まで手伝って、正体への探求は薄れてきた。
大切なのは、”ともだち”が誰かなのではなく、”ともだち”とは何だったのだろうと、観終わった後も色々と反芻し、其々に振り返ることなのかもしれない。

”本格”や”子供じみたSF”かどうかは別として、”空想科学冒険映画”としてよく出来ていた。人が死ぬ場面はホラー染みているが、現実問題とリンクしているようで、実はリアルではないところがいい。
58歳前後のケンヂたちがよく動くタフなヒーローぶりは、21世紀中年へのエールだろうか。ユキジだけが40代にしか見えなくて、高須が男だったらなと思う。
円盤や二足歩行ロボットは『鉄人28号』を思わせるが、お台場ガンダムが動くとしたらあんな感じか?と思うほど滑稽で痛快。
1960年代の町は『3丁目の夕日』の10年後に挑戦したみたいだし、ケンヂたちの攻撃が過去の記憶とシンクロする場面も面白かった。

唐沢寿明、豊川悦司、香川照之が熱演。ケンヂの歌には特に惹かれずw。平愛梨の髪型は、右目隠してヒーロー然w。山寺宏一が美味しい役。舞台に続きまたも聴いた古田新太の歌。豪華キャストのカメオも楽しい。斎藤工が目立つが、舞台『鉄人28号』に出た若手まで出ていたw。

「悪人でいるのは大変だぞ。正義の味方のほうが楽だ」は、ケンヂの実体験から出た言葉だったのか。悪人が急にイイ人になってもムリはある。
ケンヂの苦い過去とヨシツネの交友関係は、ある意味サプライズ。忘れたい記憶と、忘れられない記憶と、忘れてしまった記憶が交錯。小学生の頃をよくぞ覚えているもんだと思うが、忘れてしまえるというのは幸福なのかもしれない。
仮想空間での贖罪は、爽やかで余韻は残るだろうが、かけがえのない存在を否定することでもある^^;。

第1章のオープニングに繋がるラスト。T.REXの「20th century boy」は高揚感が起きるが、その前の「エーゲ海の真珠」が懐かしくキュンとくる。あの曲で創作ダンスを踊ったんだっけ。ロックにあまり興味はないが、どんな音楽も過去を優しく呼び覚ましてくれるのは分る。音楽バンザイ!
パンフが『破』のように袋とじだが、この2ページは余計かも^^;。


夜に日テレ『赤鼻のセンセイ』。今日は隆之介祭りかw。
映画二本立て。ホントは『20世紀少年』だけだったのが、時間の都合で『サマーウォーズ』も観ることに。この順番は正しかったかもw。


映画『サマーウォーズ』を観てきた。
『時をかける少女』の細田守監督とスタッフが再集結した最新アニメ。

天才的数学力を持つ内気な少年が、夏の長野で、先輩の大家族と共に衝撃的な経験をする、ホーム・アドベンチャー。
和やかな田舎の普通の光景と、緊迫感溢れる仮想都市「OZ」。
まるで劇場版『デジモン・アドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』のようだったw。あの映画で細田守監督の名前を知った私。あちらは春休みで、ヤマトたちがいたのは高知の田舎だったか。デジモンがこちらのアバターとすれば、特に始めのほうと最後のほうの雰囲気がよく似てる。
尤もこちらは、『ウォーゲーム!』の世界を何倍にも膨らませたボリュームあるストーリーで、キャラクターの数も多く、一人一人をじっくり描けて恵まれた作業。CGでも作画でも美術でも、手間とお金を惜しまずかけられる。

デジタルとアナログの対比や、二つのものの見せ方が実に上手い。現実社会のトラブルに、ネットで対抗しようとする主人公たちと、黒電話で人と繋がろうとするおばあちゃん。色彩的には、田舎の青&緑とOZの赤&黒。食的には、おにぎり&味噌汁とイカ&ビールw。「お腹を空かせないように。ひとりでいないように」という言葉もジンと効いて、ちょっぴり空腹を刺激する。男性陣がネットで奮闘している横で、女性陣が食事作りに専念してたり。二つの世界が徐々に融合するサマも面白い。緑の大地にでっかい船とか、最新鋭のコンピューターに氷の山とか、ネットでコイコイとかw。
スピード感とメリハリのある映像も飽きさせない。流行りの高校野球と戦国時代を、ウォーゲームに上手く絡ませる手法もニヤリとさせる。

人数多過ぎて、大家族の家系図や名前は最後まであやふやなまま。みんな個性的で面白いが、声で全部を判別できず、誰が誰の子供やら^^;。その中で、永井一郎や中村正ら大ベテラン勢が見事に締める。自衛隊員の桐本琢也がクールでステキ。富司純子の大婆さんは、可愛くもあり迫力もあり。神木隆之介はナチュラルな演技が好ましい。
あまりに家族のエピソードやキャラクターがいっぱいなため、中盤で、主人公の健二や夏希の存在が薄れてしまいそうだった^^;。最初は女の子に見えた佳主馬の挫折の後の成長や、喪失後に目覚めて前進した侘助の印象が強く残りそうだ。
世界を救うのは、粘りと不屈とド根性、そして人と人との絆、つながり。綺麗ごとではあるが、こういう爽やかなお話も悪くはない。

でも大家族といっても、そこらへんの普通の家族とは全然違う。主人公は天才的数学力の少年(『容疑者Xの献身』に出てきたキャラみたいなのか?)。東大卒で留学経験のある天才エリート。政府や官僚のお偉方と人脈のある婆さん。水道局や消防官や警察官、自衛官に医師に漁業とみんな正規職業。由緒正しい家系であんなでっかい家と土地を持ち、食物や飲物にも不自由しない環境で、ポコポコ子供を生み育てる家族たち。地元との繋がりもかなり深そうだ。
能力もなく職もなく住むのも兎小屋で、食べ物もカップラーメンという貧民層からすれば、彼らはある意味セレブでVIPな家族に他ならない。そんな金持ちで天才な者たちが「OZ」に本気で挑んでも、観る人すべての共感は得られないだろう。

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