劇場版『仮面ライダーキバ 魔界城の王』DVDコレクターズパック。
先週届いて、早速ボーナスディスク1のみを拝見。

「メイキング補完版」が思いのほかボリュームたっぷりで、先にリリースされてたメイキングDVDよりも存分に楽しめた。

撮影風景が見応えいっぱい。主役の瀬戸くんより武田航平くんのほうが、父親として演じる難しさや、ライダーコスを身につけてのアクションなど、一番大変そうだったが、俳優としての成長ぶりが伝わってきた。堀内健さんの達者な演技力には感心。高橋優ちゃんはとても17歳には見えないやw。
学園祭での着ぐるみが出てきたシーン。あれ、『電王』のスーツアクターさんがみんな入っていたのね! いや~いいもの見せて貰ったわ。オオカミの高岩成二さんは相変わらず男前だったけど、この後にあった『さらば電王』で過酷な体験をされるとは、ご本人も想像しなかったに違いない。

そして、関俊彦さん、遊佐浩二さん、てらそままさきさん、鈴村健一さんら電王声優4人の、撮影メイキングとコメントもしっかり収録。関さんのベッタリ髪も懐かしい。遊佐さんは本編よりも出番が多かったようなw。てらそまさんは音楽会と教室の2シーンで登場され、嬉しそうなコメント。スズの素の「答えはきいてない」がホントに楽しそうだ。

あらためて本編も観る予定だが、コレクターズパック買って正解。あとは春頃に発売予定のディレクターズカット版で、本編では観れなかったシーンがどれぐらい収録されてるかだな。

TVシリーズ『仮面ライダーキバ』では、7/21発売予定の最終巻の初回特典に、キバットバットIII世(杉田智和)とタツロット(石田彰)の”ひとこと”CDが封入予定。キバットとタツロットの掛け合いは必聴!と書いてあるので、絶対買わなきゃ。
2月上旬発売の公式読本KIVA LUNATIC ARCHIVES TV EDITIONに、石田さんの写真も欲しいところ。

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アニメイトTVで配信中のアニメ『ヘタリア Axis Powers』。
シリーズ構成が平光琢也氏なので、観てみた。
原作も何もかも知らないが、1話約5分のショートスタイルだったのか。

第1話の会議は、『ギララの逆襲』に出てきた洞爺湖サミットのようなヘタレ雰囲気w。
イタリアがメインなようだが、イスラム圏とか、イスラエルや北朝鮮は出ないのかな?^^; 歴史上はハズせないかと思うのだが。
第2話は2/2の16時より配信スタート予定。1週間無料。
モーニング『ジパング』航跡388。立ち読みご容赦^^;。

「みらい」からミサイルを発射させる前に、時限起爆装置を止めるんだ。自身が起爆装置を作動させたくせに、草加に止めろと言い放つ角松。これじゃ交渉条件というより半ば脅迫。
その前に、自分以外の隊員を大和兵と共に一緒に退去させたいと言う角松。彼らの安全保障付きで。もちろんこの条件は草加には願ったり叶ったり。余計な武器や無線機と共に、邪魔者はさっさと追い出すにこしたことはない。

この二人のやり取りを聞いて、ホッとしたのは隊員たち本人だろう。誰だって原爆を道連れに、むざむざ命を落したくないに決まっている。ましてや仲間の死を立て続けに目の当たりにしているのだ。
この場で、誰一人として、角松と共に残りたいと申し出た者がいなかったのが虚しい。所詮、彼らは兵士ではなく、隊員にすぎない。
米倉たちの遺体を担いだ「みらい」隊員たち。彼らは、戦死ではなく、事故死扱いにされるのだろうか。そういや、別室に置かれていた尾栗の遺体はどうなったんだろう? 短艇格納庫にいる杉本たちが運んでくれるのだろうか?^^;
ネズミたちが沈没前の船から逃げ出すように、「大和」からの退去が続々と進む。

舞台は整った。これでようやく、草加と角松、二人っきりの世界(^^)。
草加が望んだ通りのシチュエーションになったが、我々がずっと望んできたことでもあったのだ。かいじ先生、感謝w。
主倉庫の内と外に分かれての交渉はまだ続く。
「みらい」のミサイルをタテに、起爆装置を止めさせたい角松。だが草加にとり、草加自身がタテなのだから、草加が有利なのは言わずもがな。
起爆させないやり方で、アメリカとの講和を提案する角松。それは「大和を米軍に拿捕させ この原爆を引き渡す」こと。
笑ってしまった。何て、甘い! そんなことアメリカはとっくに計略済み。むしろ力づくで、原爆と大和(&みらい)を奪おうと向かっているのに。
所詮、角松も現代の日本という緩い波にどっぷりと浸かった、海上自衛隊の隊員に過ぎなかったか。

「相変わらずのおめでたさだ」一笑した草加からも失望のため息が漏れる。この戦時の波にも触れたハズだが、角松は何も変わっていなかった。
ようやく草加が扉から姿を現す。「お久しぶりです。海上自衛隊二等海佐 角松洋介」慇懃に皮肉たっぷりな言葉と共に。
一年半前の「ようこそ角松二佐。ここからは貴官がゲストだ」の時と全く変わらない抑揚なのだろう。1ページをさいた、草加の表情からは、勝機が滲んでいる。これからじっくり、角松との蜜時が訪れるv。
土日のアニメ&TV番組なぞ。

『獣の奏者 エリン』第3話
石田彰@ダミヤが、予想以上にいっぱい喋ってくれた。見るからに腹黒キャラで、これからどんな風にエリンたちと関わってくるのか。ある意味、サラレギーよりも怖い存在だが、ダミヤの傍にはベリエスみたいな腹心はいないのだろうか。

『ネットゴーストPIPOPA』第42話
東地宏樹@相沢護、ついにアルバイトをやめるのか。僕は実はネットの警察官だと正体を明かしても、誰も信じてくれないのがカナシイというか、人柄というかw。これでやっと表舞台で活躍してくれそうだ。

『ワンピース』第386話
トビウオライダーズのボス・鉄仮面のデュバルで関俊彦が登場。先週聞いた予告の声は間違いなかったv。低く凄みのある声で麦わら一味への恨みを吐くデュバルだが、体がデカ過ぎて仮面さえよく見えない。仮面の下にはどんな顔が隠されていて、ルフィたちとどんな因縁があったのだろう。原作未読なので楽しみ。懐かしのタコのはっちゃん@森川智之まで登場。

『ちびまる子ちゃん』Bパート「血液型で性格がわかる?」の巻
いまどきアニメでやるには微妙なネタだが^^;、やっぱり興味津々。血液型による性格や相性はともかく、ちびまる子ワールドのキャラクターの血液型は、私が前もって予想していたのとほぼマッチw。
まる子の家族は5人ともA型、おじいちゃんだけがO型。たまちゃんはO型、たまちゃんのパパはA型。まる子のクラスでは、藤木、みぎわがA型、花輪、永沢、としこちゃんがB型。大野&杉山はOとAコンビ。ABの子が出てこなかったが、丸尾くんがAB型なのだ。
ちなみに『サザえさん』では、サザエとカツオがB型だったか。他の家族は何型なんだろう?


『仮面ライダーディケイド』第1話
冒頭から見覚えあるライダーによる謎の大戦で、何が何やら状態^^;。
『仮面ライダー電王』的には最初はソードフォームが参戦、後から出てきた世界では砂イマジンが「お前の望みを言え~」と現れるも、あっけなく吹っ飛ばされておしまい。イマジンの声がヒドイ^^;。

『キバ』の渡もあまり好みのキャラではなかったが、『ディケイド』の主人公・士(つかさ)も掴みどころがなくイヤミなキャラに見える。井上正大の演技もまだまだ硬く必死な様子が伺える。

どんどん場面転換し世界観が変わり、行き着いた先はクウガの世界。最後に現れたのは、五代雄介ならぬ、小野寺ユウスケ@村井良大。人の良さそうな雰囲気で、鈴木刑事(@クライマックス刑事)が浮かんできそう。

渡が言った「9つの世界を旅し、世界を救え。すべての仮面ライダーを破壊するものとして…」が謎だ。まさか『ガンダム』みたいに、”破壊による仮面ライダー全肯定”を目論んでいるのだろうか^^;。
FREE(S)プロデュース公演『うばクラ -UBAKURA-』を観てきた。
息せき切って、劇場に到着したのは開演予定の7分後。受付で遅れたお詫びをして予約チケットを頂き、おそるおそる会場の扉を開いたら…。
まだ始まっていなかった。ほっ(^_^;)。開演時間が少々遅れていたのが幸い。コートを脱いで座席につくやいなやスタート。咳が出てきた。

うばのうら温泉峡の老舗旅館を舞台に、やんちゃな跡継ぎを中心に、一癖ある客や個性的な従業員たちが繰り広げるハートフル・コメディ。
別名「イケメン旅館」オープン前の物語。若くてウブなイケメン男優だらけだが、『執事ホテル』と比べて、女優さんもお二人ご出演。大正・昭和・平成生まれが出揃った、バラエティで賑やかなお芝居となった。

脚本・演出は、役者としてもお馴染みの塩塚晃平。シチュエーション・コメディとして軽快に展開、嫌味のない笑いを散りばめて楽しませる。役者の個性を引き出したキャラクター作りも上手い。
人と人との繋がりを描きながら、恋煩いに効くという「まるほん旅館」の温泉のように、心がホッとする作品だった。

『ボウケンジャー』のレッドで人気を博した高橋光臣は、主人公・惣太としてほぼ出ずっぱり。元ヤンキーで見栄をはる強情っぱりで威勢がいいが、特定の人物と二人っきりになると途端にしおらしくなる変化が面白い。短気で間抜けなリーダーっぷりが誰かに似てるなと思ったら、『電王』のモモタロスみたいなんだw。そういやピンクっぽい派手なシャツを着てたし、声も荒いし怪我もするしで、憎めない愛嬌がある。

『雷電甲子園』では唯一のイケメンで沸かせた斉藤佑介は、ここでは普通のイケメンぶり。裏のある役どころで、目つきの鋭さが印象的だった。
『少年陰陽師』の植田圭輔は甘い声と華奢な体で、男ですと連発する女役w。尾形直哉はゲイ役だが、山形弁はさすが。肥田強志は23歳なのに40代に見えちゃった。
Studio Lifeの小野健太郎は、二面性のある美味しい役どころ。人の良さそうな客から一転、客と慇懃に対応する堅実なサポートぶりは『執事ホテル』のバーテンダーを彷彿。旅館よりホテルが似合うかな。
『bambino』の柏進は、ここでは常識人の兄貴っぷり。番頭役の川本裕之が安定感ある芝居で引き締める。
鈴置プロデュースでもお馴染みだった大谷典之は、派遣会社の人なのに巻き込まれる役でユニークな芝居。

DCにも客演された麻生美代子は、馴染み客として思惑たっぷりの傍観者的役どころ。ナレーションも担当され、心にほっくりとくる味わい。エネルギッシュなイケメンさん達に囲まれ、表情もどこか嬉しそう。大谷さんとは鈴舟公演『オンリー・ユー』でも共演されるので、こちらも観たくなってきた。

カテコでは、若者たちが一斉にステージに並ぶ中、手を引かれた麻生さんが舞台袖からゆっくりと登場。そのまま脇に立たれて、真ん中は高橋さんたちに譲る。

終演後は高橋さんと浅川クミさんが登場。出演者全員のサインが入った色紙3枚をプレゼントする、全員参加のジャンケン大会。高橋さんとジャンケンするが、これが結構強い。3回ぐらいで決着がつき、丁度勝ち残ったのが3人。ステージに上がって頂いて、高橋さんから直接手渡しと握手。


FREE(S)プロデュース次回公演は同じ劇場で『-新撰組異聞- PEACE MAKER』。原作は同じながらも、ブルーシャトルプロデュースの『新撰組異聞 PEACE MAKER』とはかなりテイストが違ってきそう。今回の『うばクラ』からも5人がご出演。主人公の鉄之助をTakuya、山崎烝を齋藤ヤスカ、北村鈴を米原幸佑がやるので、ぜひ見比べてみたい。
映画『花ゲリラ』&初日舞台挨拶を観てきた。
第一弾『2STEPS!』に続く、シリーズ映画「キラキラMOVIES」の第二弾作品。

「花ゲリラ」とは、人知れず花の種を蒔く行為のこと。
夜、ひとり花の種を蒔いていた引き篭もりの青年と、社会の中で空ろな日々を送っていたOLとの繋がりから広がる、様々な人達の思いと半歩前に踏み出した姿を描く。
主人公ユウスケは暗く殆ど喋らないので、会社員の映子の目線から見たストーリーになっている。
二人に加えて、映子の元恋人、コンビニ店員ら若者は皆、其々に何かを抱えて心の扉を閉ざしている。一見、社会に順応しているように見えて、実は彼らの目には何も映っておらず、誰も見えてはいない。

台詞よりも描写をメインとし、静かで繊細な空気感の中、川野浩司の演出は巧みに”種”を蒔いていく。携帯、漫画、イヤホン、パソコン、そしてプランター。そこには相手である”人”が見えない。その虚しさと寂しさ。だが母娘のインゲン剥きには確かに生きた会話があった。
人に見返りを期待しない行為。だが、いつか誰かの目にとまることもあるし、誰かの心に沁みることもある。「寂しいところに、花が咲いているのもいいわね」気弱で心痛むときこそ、その”行為”は花開き息づく。
人としっかり向き合って話すことの大切さ。話すことで人は何かを知り何かが分る。人と繋がることで人は変わっていける。ほんの少し前向きに歩む心が生まれる。忘れかけていたことに気づかせてくれた。
「金鶏菊」の可憐な明るさが眩しい。江ノ電ファンにも嬉しい風景だろう。

ユウスケ役の小西遼生は台詞が少ない分、エキセントリックな表情で丁寧に表現、独特な存在感が魅力的(*^。^*)。
伴杏里は豊かな表情で映子を生き生きと演じる。
宮野真守はダメ店長を人間臭く、馬場徹は爽やかな印象。”オニギリ”は数少ない笑いどころ。
永山たかしは色々なトーンを見せるが、靴のかかとの磨り減りが、彼の嗚咽を際立たせた。
夜中ひとりで踊る女に『2STEPS!』の名残を感じたが、それも伏線のひとつと知り、演出の深さを感じた。
佐藤俊彦の音楽、歌詞も担当した小西遼生の主題歌「アカルイミライ」が、作品にマッチして心に沁みる。

第三弾は、一転して賑やかな『新宿区歌舞伎町保育園』。チラシも貰ってきたし楽しみだ。


上映後、初日舞台挨拶。MCは樋口智恵子さん。前方席に人がおらず観易いこと。
ゲストの小西遼生、川野浩司が登壇。小西くんはフードを被ったまま登場、しかも裸足のまんま。後から監督に何故?と訊かれて、裸足は「裸足で出るアーティスト気分」フードは「カッコ付けです」と釈明w。

小西くんは「ビックリするぐらい台詞がなかった」と新しいものをやる気分だったそうで、台本には「…(ここはこういう気持ち)」と書かれてあり、内に秘めた気持ちは分ったそう。主題歌についても「映画にリンクさせ、人物の気持ちを歌に込めた」という。ここでフードを脱ぐ小西くん。
川野監督は「撮影は6月頃で雨が多く、路面が濡れていた」と苦労話。小西くんが歩いていた場面も雨が降っていたが「路面がキラキラ光って、これぞキラキラMOVIE」と上手い宣伝w。
1シーンごとに確認してやったそうで、「ユウスケの気持ちの確認作業」もあり「繊細な変化が難しかった」と小西くん。でも映子との距離感はキラキラMOVIE?
監督については、繊細な作品だからこそ、相談もしたりと楽しかったそう。居心地のいい空気が流れていたと小西くん。
小西くんについては、夜しか来ないから元気溌剌だったと監督。小西くんは「役があれだけ暗いから、テンションあげないと地味な撮影になる」と”地味”を強調w。歯を見せてはにかんだように笑う小西くんが可愛い(*^。^*)。

フォトセッションとムービー。真ん中に寄った二人は黒黒で地味めだが、つい歯を見せちゃう小西くんw。
最後に小西くんから挨拶。「今日は一番の寒気なので、気をつけて帰ってください」「何度も観てください」と穏やか。拍手の中、手を振って退場。

終わったのが丁度13時。急ぎエレベーターに乗り、駅地下道へとダッシュ。13時からの観劇を先に予定してたので、無茶な映画鑑賞だったか^^;。
ファントマ『ジョリー・ロジャー』を観てきた。
カンフェティで安く買った座席は、前方だが端っこ。でもステージ全体を使った芝居で観るのには充分。
開演前には海賊さんたちがパンフ売り子。飴付きw。

大海賊「黒ひげ」が残した伝説のお宝をめぐって、「双剣のシルバー」こと海賊シルバーと、圧倒的力を誇る英国海軍や謎の殺し屋達との激しい攻防を描く。
海賊冒険活劇を観るのは、Z団の『アンジェラ Princess of Pirates』以来だろうか。
「ジョリー・ロジャー」とは、海賊が使用したドクロマークの黒旗で、陽気なロジャーの意味。この海賊旗が、シルバーの苦い過去でもあり、海賊たちの団結と誇りにもなる。

ステージに海賊船もどきを設置するのは容易いが、様々な”海”の様相を表現するのはやはり難しいようだ。光と音と煙、白い布と多くのマンパワーで、精一杯試みようとしていたが、どうしてもムリがあり、観客のイメージ任せになってしまう。冒頭のスクリーンのように、布にも映像を映したりと、もう少し工夫が必要だ。
海賊と海軍との戦闘シーンでも、型通りの役者の動きによって表現するだけで、かなり抽象的で分り難くなっている。ステージを大胆に使った演出や、もっと派手めのアクションも欲しい。

主役の「双剣のシルバー」ことシルバー・ナインライブスは、珍しくも中年の渋味たっぷりの海賊。周りとのバランス的に、上杉祥三にはもう少し背が欲しい。声も良く束ねる存在感はあるが、中途半端な人情味が甘さに見えてしまう。アクションや動きは緩く物足りない。だが二本のナイフによる殺陣は、やや和風ぽいが腰がすわり見応えはある。折角の感動場面で台詞を少々噛んだのが惜しかった。
初演から同じダック役の坂口修一は、充分に役を掴んでのびのびと熱演。ワーズワース提督の清水宏、キャプテン・ヨーホーの佐藤正宏らのアクの強い演技が盛り上げる。盛井雅司のキーマン的役どころにも注目したい。

マルコシアスの伊藤えん魔が、脚本と演出を担当。コメディ部分に粘着力が入っているのか、自らの役も含めて力技で押し通し、その勢いについ笑いが出る。
中年キャストにはしっかり見せ場を与えて目立たせている。だが、若いゲストを上手く使いこなせておらず、出番も見せ場もあまりに少ないのが残念。キャラクターも描ききれていなく、チラシにあったキャラのキャッチフレーズが殆ど生かされていないのだ。

萩野崇演じる牧師キットは、クールで女たらしで知的かと思えば、マヌケで騙されるだけでイイとこなし。ふり幅が大きいキャラクターで、感情移入もし辛い。「メイビー」の口癖も最後はどこへやら~。あの長身なら凛々しい殺陣アクションも見られただろうに、殆ど無かったのが勿体無い。
Takuyaのボニーも、純粋で可愛いだけで、語学を生かし知恵を働かせる場面が殆どない。若々しい動きやアクションを見せる場面も無い。要するに受け身のムードメーカーで、ただの客寄せだったのか。本来なら、シルバーとの親子にも似た関係も築けただろうに、ただのシルバーに憧れた(14歳ぐらいの)少年で終わってしまった。
以前も舞台を拝見した平野勲人、岡村まきすけらも、個性が表現されず存在感が薄かった。

地図に隠された謎解きは、シルバー@上杉さんの演技力でなかなか緊迫感がある。海軍が銃を構える場面はいつもヒヤヒヤさせられたが、もう少し観客にも安心感を与えてほしい。音楽が既成のものじゃなかったのはよかった。
残念なところはいっぱいあったが、アニメのような世界観はそれなりに楽しめた。映画などの映像で観たなら、臨場感と共に興奮できただろう。

空席が多かったが、カテコは3回か。最後に、えん魔さんが物販宣伝も含めてご挨拶。
終演後はロビー物販で、急遽えん魔さんのサイン会。私もパンフにサインして頂いた。出口前では、清水さんのブログ用写真撮影会もあり握手サービス。萩野さんのTV出演情報ビラまで。


萩野さんとは2月の『罠』で再び。Takuyaは2月3月4月と舞台に引っ張りだこ。岡村まきすけさんは3月の『黒帯』だが、船戸さんがゲストでビックリ。
気乗りしなかったが、せっかく届いたので、映画『誰も守ってくれない』試写会を観てきた。

未成年の容疑者が逮捕されたことで、容疑者の妹を保護することになった刑事と、容疑者の妹が直面する、地獄のような現代社会と逃避行。
冒頭の夢のような日常から、一転して、辛く苦しい現実という戦場へ放り出される家族。被害者の家族同様、加害者の家族までも一瞬にして崩壊する様子を、画面は巧みに映し出す。セミドキュメンタリー撮影という手法が、リアル感を加速させ観るほうにも緊迫感を与える。見せ方や演出が実に上手い。

執拗なマスコミ攻勢やネットの暴走は、考えていた以上に凄まじく胸が締め付けられる。最も怖かったのは、保護する立場の警察だ。加害者家族には容赦なしに事を進め、加害者保護プログラムも不備と欠陥だらけでまともじゃない。ひとりの刑事にだけ責任と負担を押し付ける横暴さ。手柄や出世だけを考える傲慢な幹部たち。これが本当の話なら、一番腐りきって信用できないのは”警察”だろう。

だが一番怖いのは、やはり人間の心。人を苛めて陥れることで快感を得る者たち。情報提供することで金を得る者たち。興味と好奇心と裏切りが渦巻く中、人の浅ましさや残酷さを、これでもかと映画は見せ付ける。
一方で、人の心は計り知れないほど複雑で不器用だ。罪を憎んで人を憎まずでも恨み言が出てしまう。保護してくれる人に対しても攻撃的になってしまう。それでも人の思いが繋がるのは、人には人を思いやれる強さと優しさが備わっているからだろう。

沙織役の志田未来は、哀しみや怒り、猜疑心や反抗心を揺るぎない瞳に込めて熱演。勝浦刑事役の佐藤浩市は、少女を影から見守る力強くひたむきな表情と、父親としての柔らかな表情が素晴らしい。
松田龍平演じる三島刑事は、やんちゃでやや危ない存在感。「シャブ漬け」や「背筋が凍る」の会話の真相は、土曜のドラマ『誰も守れない』で浮き彫りになるのだろうか。

被害者の母親の気持ちにも寄り添えず、被害者の父親の描写が殆ど無かったのが残念。ラストの折角の勝浦の言葉が空回りもしそう。
沙織は賢い。賢いから世間知らずで無鉄砲で墓穴を掘る。大人として扱うと勝浦刑事は言ったが、少女がそんなに容易く現実を受け入れて成長できるわけがない。沙織の男友達があの年齢で声変わりしてなかったのも、織り込み済みなのだろう。
だが、彼女は戦士の目になった。永遠に続く苦しみ悲しみの中でも、生き抜いていく決心と勇気。「純粋無垢は、罪である」押井氏の舞台『鉄人28号』のキャッチフレーズがこの映画でも息づく。舞台の正太郎と、映画の沙織が、共に同じ15歳というのは偶然ではないだろう。
誰でもいつ同じような状況に陥るかもしれない恐怖。こんな腐りきった社会でも”落とし穴”があって、記者の苦々しい表情が小気味いいオチともなった。
D-PRODUCE vol.1『アヤカシ奇譚』を観てきた。
*pnish*の佐野大樹が脚本を書いた初のプロデュース作品。
今日はDVD撮影日であり、ある記念日でもあった。

人間と妖怪との共存を目指す青年が、”言霊”(ことだま)を狙う阿修羅と妖怪ハンターとの戦いに巻き込まれ、驚愕の真実と真の敵を知っていく。
大樹くんが自分の世界観を舞台で作っていきたいという企画から始まり、素晴らしいスタッフやキャストに恵まれた作品。
*pnish*本公演などではよくあったモンスター・アクション・コメディだが、きだつよしが役者の魅力を充分に引き出した手堅い演出で、活気のあるステージを作り上げてくれた。
音響と光をふんだんに使った殺陣アクションは見もの。布や障子に映像を映す手法や、見取り図が必要な設定は、同じステージで観た『11人いる!』のようだ。
笑いとシリアス共に薄味だったが、1時間40分をノンストップ、マンガチックな世界観には浸れた。ちと中途半端で綺麗すぎるが、柔らかなラストはいかにも大樹くんらしい。

主人公・安曇優はまんま佐野大樹で、やり難いけれどやり易いだろう。それ程活躍しておらず、見せ場は他キャストに譲っている。「滑舌が悪い」のを最初からネタにしており、とにかく「ピース」をいっぱいやりたかったに違いないw。

1ヶ月前はこの劇場の『イタズラなKiss』で共演した加藤良輔と鷲尾昇(*pnish*)。どちらも見違えるほど、伸び伸び生き生きとステージを跳ね回り、新たな魅力を放って格好良い。
良輔くん@鏡はゾロ(@ワンピース)のような格好が似合い、アクションでも頑張り。血気に逸る純粋な若者を好演。
ワッシー@時雨はマトリックスのような黒コートの格好だが、茶髪とマッチし実によく似合う。日常の飄々さと戦闘時の凄みをしっかり使い分け、アダルトな雰囲気を漂わせ、バタエティに富んだ殺陣も見せた。真摯な眼差しといいアクションといい、ワッシーには今までで最高の役どころと見せ場だろう(*^。^*)。超カッコイーと周囲の評判も上々だ。良輔くん@鏡との先輩後輩関係も心地良い。

石倉良笙@阿修羅は、最強というより情深い面が出ている。*pnish*とは初対面の佐野賢一@ハイエナが、関西弁でしたたかな味を振りまいた。加古臨王、田口治も其々の個性で盛り上げる。

途中で大樹くんが”笛”のところでオタオタ。肝心の”言霊”が舞台前方を横にコロコロ。もし落っこっていたら、前方のお客さんにも話に参加して貰わなくてはならないかw。
小さなところでアラはあったが、最後までバッチリ楽しめたのでよし。

終わりの舞台挨拶。大樹くんたら、いつもの感じで「パ」まで出かかり慌てるw。良輔くんのことを何故か「ちょうすけ」呼び?


アフタートークは5分後にスタート。出演者は大樹くん、佐野さん、良輔くん、やや遅れて石倉さん。みんな着替えて、化粧も落としておいでだ。

楽屋裏の話。舞台袖でもずっと手を繋ぎ合っている大樹くんと佐野さん。年末年始も舞台稽古だったので、「今日はクリスマスだっけ」と寂しい会話がメンバー間で飛んでいたとか。石倉さんは長い髪の鬘が大変で、今日も口元にかかって降り飛ばすのに一苦労。良輔くんは殺陣が大変そうで、刀も折れたが心も折れたとボソリ。その良輔くんと佐野さんは、誕生日が3/21と3/22で殆ど同じ血液型も同じ、占いとかでも一緒だと仲良しぶりを見せる。

誕生日ネタが出たところで、今日は大樹くんの30歳のお誕生日。伴奏も付いてみんなで歌う「ハッピー・バースデー♪」。大樹くんは「30歳になって大人になりました」「これからもステップアップしていきたい」とやや緊張したコメント。普通ならここでバースデー・ケーキの出番だが、用意してないらしい^^;。
代わりに「ハゲるなよ~」と天の声が聞こえ、「間に合った」と土屋裕一が舞台に登場。しかもワッシーの着てた時雨の黒コートを着ている。誰でも似合うのねw。そのワッシーは蛍光グリーンTシャツを着て、追加の椅子を持ってくる。「つっちー!」の掛け声に、ノリノリで「ハ~イ。tutiでーす」。ちゃっかりセンター席に座るtutiは、大樹くんより目立ちまくりw。大樹くんにシャンパンのプレゼントをして、舞台があるからとラッパ屋『ブラジル』をしっかり宣伝。風のように去って行った。『アヤカシ』の後に『ブラジル』へ行くファンもいたり。

石倉さんが、佐藤瑞樹くんと一緒だった舞台でも彼が29から30歳になる時に立ち会った、という思い出話を披露。ステキな偶然だが、当の大樹くんは兄さんとしばらく会話してないらしい。瑞樹くんも舞台稽古で忙しいし。

最後はみんなが折畳み椅子を運んで退場。プロデューサー大樹くんは、キラキラした瞳でお礼を述べた。
花組芝居『泉鏡花の夜叉ヶ池』那河岸屋組の楽日を観てきた。
ゲストお目当てでなければ、花組の芝居を観る機会もなかろう。
受付でDCの波岡晶子さんにお声をかけられてご挨拶。今年も宜しくお願いいたします。

村が沈まぬよう夜叉ヶ池近くの鐘付きになった男だが、妻が村人に生け贄にされそうになり、役目を捨て共に哀しい運命を迎える話。
泉鏡花の原作は知らない。タイトルから幻想的で歎美な世界だと勝手に思い込んでいたら、全然違い、トンチキで気色悪い舞台で辟易した。
内輪ウケというか、閉鎖的というか、観客全体を念頭に置いていない荒い舞台づくりにも落胆。一部の客、一部の座席、一部のブロックだけを楽しませて満足し、離れ小島の客はほったらかし。
演劇的にも私の趣味には合わず、全くもって不快で苦痛な芝居で、私には拷問だった(~_~;)。これならメッセージ性のあった『鉄人28号』のほうがずっとマシだ。

文語調で長台詞で馴染めないのは分るが、役者自身がまだ台詞を自分のものとして発してないように思う。加えて、円形劇場という不安定なステージなのに使いこなせていなく、全体を見た演出力に乏しい。遠方にいる役者の台詞が飛び散り、何を喋っているか聞き取り難く、観るのは役者の”尻”ばかりw。そういや水下きよし氏が演出された一昨年のDCの舞台も尻落語だったな^^;。
音響もやたら大きく、耳障りなほど過剰に流れて、役者の台詞もかき消してしまう。途中から大きな着ぐるみ人間たちが出てくるが、これが客の視界を遮って邪魔になる。シリアスな場面でも、突然ダサイ笑いや卑猥なネタが飛び出して、折角の集中力まで遮ってしまう。
途中からは眠くなり、お目当てが出た後はもう早く帰りたくなっていたが、休憩もないし、終演までひたすら我慢し耐えていた^^;。

お目当ての関俊彦さんは、日替わりゲストで花組は初客演か。前半部に一人で明るく登場、台詞を軽快に喋りながら通路を歩いてステージへ。与十という百姓の役で、手拭いを頭に被り、野菜籠を背負い、手には銀の魚を乗せたザルを持つ。あちこち動き回り、前方の客の前で、イキのいい魚を「ちゃぷちゃぷ」と動かす表情が楽しそう。でもちょっぴり緊張してたかなw。関さんだけだよ~、こちらのブロックまで来てくれたのは。
手拭いを取った頭は、綺麗に髪が切り揃えられていた。手拭いで鼻を思いきり噛んだ後に言った「花粉症だ」に思わず笑う。今回の舞台で、初めて笑わせて貰ったわw。その手拭いをまた被りなおした後、舞台袖へ顔だけ引っ込むが尻だけ見せたまんま。その尻を大蟹男がハサミで突っつくので、ジャンケンポンをしたら負けてしまう。舞台中央で足をバタバタさせ大の字になって寝転ぶ関さんの姿が、去年のRELAX舞台の飛田さんとソックリw。「エビフィレオ」の捨て台詞をはいて、来たのとは別の通路から超速ではけて行った。約10分位だろうがインパクトはあったし、お元気そうな関さんを間近で拝めて嬉しかったv。

カテコでは花組役者の後に、ゲストの二人が紹介されて登場。百姓姿のままの関さんは低姿勢で、村会議員役の方からの説明にいちいち頷いて、各客席方向に丁寧にお辞儀。その間、音楽が流れていたので、関さんも巻き込んでみんなで盆踊りのようにステージを一周、二周。花組の熱気にやや煽られたような関さんの表情が可愛かったv。そのまま皆さんが退場。
楽恒例なのか、二度目のカテコで花組役者だけの紹介。一本締めで終了。

花組と一部客席だけが盛り上がった感の舞台でグッタリしたが、関さんを2ヶ月ぶりに間近で拝めてよかった。
好みの役者も見つからなかったし、花組芝居は所詮こんなものだと分った。お目当てさんがまた客演されない限り、もう花組芝居を観ることもないだろう。
舞台『鉄人28号』を観てきた。
あまりに空席だらけで、前から5番目なのに観易過ぎるw。観客は老若男女と幅広い。

1964年のオリンピック前夜。「鉄人28号」を操る少年が、警察とテロ集団の激突に巻き込まれる中、正義と悪の狭間で、己の道を選ぶ話。
横山光輝原作コミックを、アニメ界の鬼才・押井守が脚本と初演出を担当。
高さ7メートル、重さ800キロの巨大な「鉄人」が舞台にずっと鎮座。手押し装甲車にオープンカーと、舞台装置にかなり金をかけていて豪勢。
『人狼』『立喰師列伝』に、バセットハウンド犬の絵と、押井ワールドも炸裂。リトルボーイのレプリカは『ローレライ』の使い回しだろうかw。

ストーリーは平凡でテンポは緩慢、コメディ部分はダサくて笑えず。音楽劇だとようやく知ったが、踊りはレトロ調、役者の歌唱は上手いとはいえず、演歌歌手の盆踊りまであり、全体的に混沌としたヘンテコな舞台だった。押井氏自ら「変な舞台にしたい」と言っているのだから当然か。

だが、作品に貫かれた”正義”と”悪”に対するメッセージ性は強く、色々と考えさせられた。台詞や歌詞は、咀嚼すればするほど深くて重い。
野犬を殺し人間中心の世の中を目指す大塚署長や、「科学とは正義♪」と高らかに歌う敷島博士らが、ここでは”悪”に見えてしまう。野犬を救う人狼党の首領・犬走一直が「命」の大切さを訴えるほどに”正義”にも思え、まるで映画『K-20』のような感覚に陥る。
鉄人は子どもの正太郎にしか操れないという設定だ。正太郎が敷島博士と犬走一直の双方から求められる三角関係で、『K-20』のお嬢様と正太郎が重なって、これが正太郎役を女優に配した理由なのかと考える。

南果歩は、正太郎と女立喰師のお銀の二役。子どもと女という、純粋で厚情な存在を演じるのも興味深く、早替わりも楽しめる。ただ、二人が同時に出てくる場面では、お銀でのみで台詞が進んであまりに滑稽^^;。正太郎人形かと思えば、突然動くのでビックリする。
だがそんな変な場面より、私の意識は後方にさりげに置かれた”リトルボーイ”に飛んでいた。正太郎そのものである皮肉な名称は、我々には当然”悪”だが、広島に投下した奴らは”正義”だと信じていたのだろう。

敷島博士@池田成志も、過去と現代でほぼ二役状態。通路を使う演出がふんだんにあったが、池田さんが間近に降りてきた時はドキっとした。サンプラザ中野くんが一番歌が上手かったかw。
イケメン三人組も其々四役。永田彬が一番声が出ていて台詞も多かったかな。

「毒」のビラが天井から降ってくるが、落ちたまんま。ステージ上に掲げてある「毒」が、『村岡伊平治伝』の陛下の写真とカブりそうw。リモコンのラグビー合戦が愉快。ラストの五輪が不完全だったのはワザとだろうか。
鉄人28号の膝が伸びて目が光った時は、さすがに熱くなった。光や音響やスモッグが効果的で、最後は骨太な味を見せた。

敷島と犬走に取り合いにされ、何が悪で何が正義か分らなくなり混迷する正太郎。だがいつまでも純真無垢ではだめなのだ。「何もやらなかった」「何もやろうとしなかった」から「理不尽だ不条理だ」と叫び行動しなくてはならない。己の価値観に従い、己の正義の道を貫かなくてはいけない。
戦後の日本人は14~15歳のガキである、と指摘したのは福井晴敏氏か。ならば、この作品の”正太郎”こそ、今の”日本人”そのものといえよう。
今の政治は”悪”であると、誰も面と向かって言えないところに、民主主義の限界を感じる。今の政治を”正義”に向かわせない限り、日本の未来はいつまでも見えない。敷島老人はそう語りたかったのではなかろうか。

舞台としては変テコだったが、作品としては面白かった。いつか金城武に首領の犬走をやらせて、実写映画化でもしていただきたい。今度こそ、鉄人が空を飛び、クールなエンタメ作品に仕上がることだろう。

次に銀河劇場に来るのは舞台『フルーツバスケット』。ウィークデイマチネ料金なので、今日と同じような座席が『鉄人』の半額以下で観れるのが有難い。”鉄”より”果”だね。
すっかり遅れ馳せながらだが^^;、今月のアニメ&声優雑誌など。

★アニメージュ 2月号
特別ふろくのラジオCDは計75分。
うち、『アニメージュTV特別版』が約22分。アニメージュ30周年&アニメージュTV5周年記念特別企画で、石田彰&小島幸子のトーク&ミニドラマが満載。本誌には撮りおろしの着せ替えジャケットも付く太っ腹企画(^o^)。このジャケットの石田さん、クラーク博士みたいw。
ミニドラマの『赤ずきんちゃん』石田さん一人4役で超面白かった!(*^。^*)アイキャッチ・ボイスも石田さんかな。「服を脱いでベッドにお入り」のエロちっくさにドキドキv。教えて!石田彰コーナーの質問は2つだけ。それでも、わざとヒネた答えを連発してサービス精神旺盛な石田さんが可愛い。
さっちゃんの誕生日、昨日だったのね。おめでとさん。5年もこの番組が続いたのも、石田さんをナチュラルにしてくれるさっちゃんのおかげさ。

『黒執事』使用人特別対談で、バルド@東地宏樹×フィニ@梶裕貴。梶くんのブログにあった、仲良し二人の写真もステキだったが、こっちの写真も思ったよりデカくて二人とも格好良い。東地さんの優しい眼差し、2枚目の柔らかな笑みがステキ(*^。^*)。対談も和気藹々。東地さんのすごいアドリブって、あちこちで言われてるけど、今後も聞き所のひとつかな。そして、”執事バルド”ってのも見てみたい。髪の色から”金執事”になりそうだけどw。
舞台では、バルドの役は誰になるんだろう?

DVD鑑定団のCROSS REVIEW。『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』第6巻、まさに大仏三郎氏の感想通り。『HELLSING』のほうも早く消化しなくちゃ。

YAHOO!動画に、あの『ガンバの冒険』。これも『冒険者たち』として、豪華キャストで舞台化。取れたチケットが後方なので、もう1公演観ようかな。

★声優グランプリは立ち読み。
『イケベン』2の座談会。モノクロだし、石田さんはあまり喋っていない。


アニメージュは30周年か。創刊号の『宇宙戦艦ヤマト』を思い出す。

『機動戦士ガンダム』も30周年。記念サイトには富野由悠季監督からのメッセージまで。
ネオロマンスは15周年。『アンジェリーク』の始めの頃が懐かしい。
どちらもイベントが控えているから、戦々恐々と情報待ち^^;。
ネオロマンス・ステージ『遙かなる時空の中で 朧草紙』東京千秋楽を観てきた。
楽恒例の何かを期待してか、当日券を求める人達が多し。

初日から比べると、役者の台詞もキャラクターの心情に綺麗にのせており、確実に演技力がアップしていた。小天狗など台詞の噛みもちょっぴりあったが、その度に客席からは笑いの反応。役者と同じく、観客の思いも最高潮に達していた。
役者もちょこちょことアドリブを追加。アクラムの「セフルとランはどうした?」や小天狗の「小頼久」に笑い。泰明の「ネコ」ネタを引き摺るアドリブもチラホラ。いい意味で役者一丸となった舞台を作り出していた。

『遙か』は音楽が特にいい。戦闘シーンでは高揚感を増し、キャラの心情を静かに深く盛り上げる。
光や音の使い方もやや過剰かと思うほどだが、実に効果的。スモッグもふんだんなので、前列だと匂いまで伝わるほど。
ちょっと残念だったのは、端の座席だったので見切りがあったこと。全体に見えるような親切丁寧な演出も心がけてほしい。

役者が声優の声に似ているのも嬉しい。詩紋や永泉、ホントに声優さんが喋ってるみたいでじっくり浸れる。安倍泰明@八戸亮は、頬骨から顎のラインが石田さんに似ているなと気づいた。だから石田さんそっくりの低音を聴かせてくれるんだv。汐崎アイル@アクラムの声は、潤潤のルル声に似ている気がするw。
あかねと泰明が繋がっていく”絆”に感動する話かと思っていたが、蓋を開けら、イノリと詩紋のシーンでジンときてしまった。椎名鯛造と河野弘樹の演技の上手さもあるのかな。
告白は頼久。成松慶彦の真剣な目が印象的。大きな事故もミスもなく、無事に東京楽の舞台が終了。

役者登場。イノリと頼久の殺陣で拍手、イノリやるじゃん。白虎をはじめ、投げキッス率多し。その度に客席キャー。恒例の永泉が泰明をお姫様抱っこ、その後泰明が投げキッス。楽恒例、あかね&詩紋&天真の制服姿。
アクラム自ら音止めで、そのまま歌。今回はしっかり声が出ていた。
八葉の歌では、制服の天真が友雅から刀を貰い、頼久とマイク歌唱。14日の座席だったら、降りた泰明を見れたのに。

スポット挨拶はイノリ。アクラムみたいに、チャッチャッチャ拍手。
アンコール挨拶は、あかね&泰明。緊張で心臓パクパクのはねゆりに、「僕が先にやろうか?」「最後はイヤ」のやり取りw。あかねの緊張をほぐす泰明も見れたり。ゆりさんは涙を浮かべながら、シリンの小野さんと本当は仲良しで女子パワーの嬉しさを語る。八戸さんもチャッチャッチャ拍手をするが、右手を挙げるポーズはクラーク博士?w 「舞舞では泰明はラクしてたんだな」とハードな舞台だったこと、大阪公演への豊富を語った。あれ?地声も低かったっけ?

楽恒例の記念撮影会。友雅ママ&鷹通オネエが観客に説明。マイケルさんがマイケル・ジャクションw。後ろにまわった中村誠治郎が爪先立ちで伸び上がるw。
客席通路を二手に分れて役者が退場。去年あった楽恒例のお見送りはなかった。

月末から大阪公演だが、大阪限定のグッズもあるとは、すごい商魂だこと。
とにかくチケットが高い。申し込んだのがたまたま全部当って3回も観に行くことになったが、次回公演からはせいぜい2回で充分。これ以上、儲けさせるのも癪だしね。


人気沸騰の中村誠治郎は、舞台だけでなく映画も次々控えており、出演者絡みで観たくなる。
『第2写真部!!』では根本正勝や中村英司と共に、大河元気や浪川大輔らと共演。
『ゲーム☆アクション』では寿里や椎名鯛造と共に、大河元気や浪川大輔、それに関智一と共演。今度は映画でダブル天真となりそうw。宮内洋や伴大介と往年の特撮スターもとりこみ、河合龍之介や小谷嘉一ら斬セイバー組も参加。アイルさんや柄谷さんにも出てほしいなw。

週末は『ジョリー・ロジャー』でまたサンシャインへ。
5月末からは、音楽舞闘会『黒執事』もここで上演。リョーマの阪本奨悟がシエルで、アーティストの松下優也がセバスチャン。やっぱ歌って踊ってのアクション舞台かなw。

18日までだったので、観劇前にアニメイトの特別展示コーナーへ。
『遙か』のアクラムの仮面、齋陵王のお面を見てきた。手作りかぁ。
【仮面】【お面】といえば、今朝のアニメ『ワンピース』の次回予告から関俊彦の声が流れてビックリ。鉄仮面のデュバルって、関さん、また仮面かい!?(笑)数話は出てきそうだが、平田さん@サンジとの絡みが多いと嬉しい。
『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版』初日を観てきた。

OVA『野望のルーツ』と、TVシリーズ『ボトムズ』第1話との間に存在していた話。
OVA全12話を、新作映像を追加し、新録も加えて、劇場版として2時間に濃縮した。
そういった経緯を含め、全くの白紙状態で見ることは難しい。

”死なない兵士”を求めるペールゼンに見出された兵士キリコが、今度はバーコフ分隊として参加した激しい戦闘の中で、”異能生存体”である己と向き合い闘う姿を描く。
タイトルの「ファイルズ」の通り、ペールゼンが持つファイルが1枚ではない、というのがキィだろうか。

冒頭からいきなり新作映像。ペールゼンともどもクールで格好良いシーンだが、ペールゼンはとても40代には見えん^^;。あの威風堂々した渋さはせいぜい50代w。

キリコと、バーコフ、ゴダン、ザキ、コチャックのバーコフ分隊に焦点を当てたストーリー。5人の個性や事情も語られ、映画だけでどんどん愛着がわく。
だが愛着がわくほど、”不条理感”が増していく。戦場で死ぬことの必然性。死ねないことの絶望感。骨太で硬派な中に人生の哀愁が漂い、高橋良輔監督らしい味わいに仕上がっていた。
キリコは終始物静かだが、命令には忠実できっちり仕事をこなし、頼りになる兵士ぶり。コチャックの撃った流れ弾が頬を掠め、意表をつかれたキリコの表情が一番可愛くて好きだ(*^。^*)。

最年少のザキが、可愛くてたまらない。表情が豊かで、冷静な能力と威勢の良さ見せるが、コチャックの暴走をいつも危機一髪で防ぐ機転もある。
今までのボトムズ・シリーズでは、いつも年下のキリコが”受け”を一手に引き受けていたが、このOVA&劇場版ではザキがその役割だ。ザキの腹に一発かまして抱いて連れて行くキリコが、”兄貴”にも見えてしまうv。女性キャラが全くいないので、ザキが”色もの”と”癒し”のひとつにもなっていそうだw。
だが作られた故に、ザキは己の存在に疑問を抱き悩み苦しむ。キリコを憎めればよかったのだが、ザキに芽生えた感情は逆だった。愛するものをこれ以上傷つけたくない。そのために、破滅を選んだ彼がいっそう切ない。キリコも彼にカバーをかける思いやりを見せており、歳が近いザキのことを誰よりも想っていたのだろう。
てか、エンディングがまるで、”ザキを想うキリコ”って絵になっているんだけどw。

5人のストーリーになっているので、時間制限上当然ながら、他キャラの出番や見せ場が削られている。
ガレアデ司令官の出番ナシ。役割を果たしていないコチャックが善人にも見えるw。
粘着質の存在感があったワップだが、映画での出番は思ったより少ない。

3DCGによる戦闘シーンは、大画面の迫力とスピード感でスゴイ。カットもあるのか、たまにどっちの攻撃なのか把握できなかったり。物量の凄さは確かに面白い。だが、その後に観た『野望のルーツ』のスコープドッグの足の動きと比較すると、味気なさも感じてしまう。

ペールゼン@大塚周夫は、道化ぶりも含めて圧倒的な存在感。石塚運昇と銀河万丈も其々の役割で光る。
郷田ほづみ@キリコは、新録もあるしモノローグにも注目。
新録に来たという話があったが、映画では小杉十郎太の声を聴けなかった。編集でカットされたのか?^^; 

エンディングは塩山紀生氏の描き下ろし。さすがにキリコは美しいが、『野望のルーツ』の刺々しさがなく、丸くて普通の美青年の感じ。キリコが過去を思い出す描写だからか。TETSUが新録された「炎の運命♪」も流れ、昔と変わらぬ声でホッとさせるが、洗練された深味のある歌となっている。
EDテロップで流れるのが、TVシリーズのEDテーマ「いつもあなたが♪」。これも懐かしく、TVシリーズ第1話へと繋がるのに相応しい。

前列だったし眠かったので、今回は落ち着かない環境の中で観た。前売券があるので、今度はゆったりと観たいと思う。
夜から、『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版』オールナイトプレミア前夜祭へ行ってきた。
23時半の開場を前に、映画館ロビーに集まるボトムズ野郎たち。
パンフは作られていないようで、記念にボトムズ・マグカップのみ買い。入場者プレゼントの切り出しフィルムは、お茶飲むペールゼンw。
前列のド真ん中。出演者は見易いが、トイレは行き難そう^^;。夜に弱い私は既に眠くてたまらないので、Sくんからカフェイン剤を貰う。これがたいそうの効き目で、眠くても眠くならないw。


24時ちょい過ぎにスタート。司会はバンビジュの清水氏。
先ずはゲストによるスペシャルトークショー。出演者は、高橋良輔(監督)、郷田ほづみ(キリコ役)、塩山紀生(キャラクターデザイン)、竹内一義(総作画監督)。もちろん阿佐ヶ谷の時と同じメンバー。
郷田さんはグレーのとっくりに黒いジャケットと黒革パンツですっきり男前(*^。^*)。高橋監督は感無量な表情。塩山さんはお酒が入っていたのかお顔が赤くw、ライトがキリコが拷問を受ける時みたい、と早くも流暢なお言葉。竹内さんは、制作現場の何でも屋と自称。時間が遅いので寝ないように、たっぷりボトムズ・ワールドに浸って下さいとコメント。

高橋監督は、とても嬉しそうに(映画になるいきさつは)殆ど憶えていないんです(笑)意外なんですが、苦労はないんですと語る。
郷田さんは、OVAよりゲームの声録りが先で、丁度いいリハビリになったそう。OVA最後の録りで、劇場版の話が入ってきたが、最初は信じられなかったとか。これからTV1話も上映されるが、家で観てきて「ヤバイな」と思ったそうで、キリコも成長したのだと補足w。
塩山氏は、担当されたエンディングはTVのオープニングに繋がると「懐かしい思いがしました」。キリコはビジュアル的に変わってきたが、存在感は強烈だと言及。
竹内氏は、塩山さんには脇キャラも含めて沢山描いて貰ったが、ワップだけは顔しか描いてくれなかったと話す。
広瀬さんの声が先にありきのワップでは「僕も含めて角が取れて丸くなった」、3DCGについては「立体アニメーションをヴァーチャルの中でやる」と、高橋監督の説明は的確。その中で、「ボトムズにしたかった」と「ボトムズらしさ」に拘ってきた高橋監督。塩山氏は「高橋イズム」と呼び、監督らしさが出ているのが作品の魅力だと話す。郷田さんは「キリコはキリコだ」と新しい気持ちで取り組んだそう。

観客に向けた、TVをリアルタイムで観てた人~? 年末阿佐ヶ谷で会った人~? 女性の方~?という質問に悉く手を挙げていた私w。

24時55分頃。スペシャルゲストで、テーマ曲を唄われたTETSUが登壇。初めて拝見するが、渋くて男っぽい方。
レコーディングの思い出。曲が先で、監督が2日間かけて作詞。TETSUさんのことはまだ知らなかったそう。小林旭さんのような尖がったイメージで作ったとか。
TV放送された時、TETSUさんはTVを持ってなくて観れなかったとか。数年前ケーブルTVで流れた時、すぐに自分の声だと分らなかったとか。自分のイメージと違うのが面白かったが、インパクトがあって忘れられないとTETSUさん。
今回はTETSUさんの新録だが、昔とイメージは違うけど、今のが好きだと竹内氏。
TETSUさんは、どうせ前のほうがイイと言われるとは思うが、今回は挑戦してみたと話す。ボトムズについては、イメージしたより意外にあったかさがあると、バニラ&ココナに言及。二人はキリコの心の癒しだと監督。
郷田さんもTVオンエアで初めて出来上がったのを見たが、TETSUさんの歌とOPの絵がインパクトあり食い入るように観たと語る。「朝日だからサンライズ」なんてジョークもw。

25:15からフォトセッション。高橋監督と郷田さんは、大阪・名古屋の舞台挨拶のために始発の新幹線で行くそうで、寝れるかどうか分らないという。

最後に挨拶。竹内氏は、OVAはムダも多いけどムダもボトムズらしさと語る。塩山氏は、白紙の状態でご覧あれと強調。TETSUさんは、これから皆さんと一緒に観るのが楽しみ。高橋監督は、25年のご愛顧に感謝しますと、新シリーズのことにも触れる。郷田さんは、記念すべき時や人との縁に言及。
たくさんの拍手の中を終了。約1時間半、楽しいひと時だった。

司会者から「劇場版、これで終わりではありません」「26年目もありそうです」とたっぷりの前フリ。
【2009年ボトムズ 新プロジェクト】の予告上映。ミニシリーズ制作?3キャラ?意味深だが期待させられる。

20分休憩。女子トイレより男子トイレ列が混み、阿佐ヶ谷を彷彿。
休憩中、TVシリーズの次回予告特集。銀河万丈のナレーションが響き渡る。
劇場版上映後の2度目の休憩中には、『赫奕』の予告や、『ペールゼン』の予告まで。とっても嬉しいが、こういう予告だけのDVDを一般販売してくれたら、きっと売れるに違いないw。


25時50分より。『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版』上映。約2時間。5.1チャンネル。


28時10分より。TVシリーズ『装甲騎兵ボトムズ』第1話「終戦」上映。モノラル音声。
郷田さん@キリコの声が、思った以上に若いっ(゜o゜)。キリコが感情的に喋るのも、違和感ありあり。でも『ペールゼン』で一度は耳にしたアノ声を、第1話では全く憶えてないらしいキリコw。やはり後付けは色々と大変^^;。

OVA『装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント・野望のルーツ』上映。
ボトムズ・シリーズで最も好きな作品を、こうして大画面と大音響で観れることの幸福よ。
塩山氏の全面作画が何て美しい。キリコが可愛い格好良すぎる(*^。^*)。郷田さんの声も、TVシリーズ後の収録なので洗練されている。絵も声も話も全てひっくるめて、『ペールゼン』が”熟”の味だとすれば、『野望のルーツ』には”艶”があるのだ。声優陣も豪華、故・塩沢兼人さんも懐かしい。


29時40分頃、終了。スタッフの挨拶もなく、一斉にゾロゾロと出口へ向かう。
眠いけど眠くはならず、結局徹夜して上映に見入ってしまった。皆さん、お疲れ様でした。
モーニング『ジパング』航跡387。
モニ表紙の「ン」にちっちゃな草加。
巻中カラー。久しぶりにカラーの草加を拝めた(*^^*)。見開きページは、原爆を前に対峙する草加と角松。いつもなら、彼らの後ろにキャラがごちゃごちゃ控えているハズが、今回は二人っきりなのでドラマチック。
先週のサブタイは「トラップ」だが、今週は「ライ」。この調子で漢字一字シリーズが続くかな?

起爆へのファイナル・カウントダウンを前に、草加と角松のやり取りが続く。互いに気配を感じながらも、まだ姿を現さず、専ら”声”のみの会話なのが妙。アニメなら、声優さんの力量が存分に楽しめるシーン。

「みらい」から「大和」へミサイルで攻撃という最終手段が残っていたっけ。
角松の覚悟は揺るがず、決断は早い。だが、突撃部隊全員が、角松と同じ考えを示すとは限らない。
草加の提案に乗ってみては?と進言する隊員。名前は誰だっけ?いまだに草加を「少佐」と呼んでいるのが腑に落ちない。起爆装置の数字が動き続けるのに恐怖したのだろう。退艦すれば自分たちの命も助かるのだ。あとは「みらい」のミサイルに頼ればいい。彼の言葉に同調し聞き入る隊員もいる。彼らの微妙な心情を、角松は把握しているだろうか。
だがミサイルが当っても、筋書き通りに「大和」が沈まない可能性もあると示唆するのが柳。トラップにかかった責任をとろうというのか。この土壇場で柳は意外にも冷静に予測する。

ここからは草加と角松の緊迫感ある丁々発止のやり取り。
「なぜだ」と、先ず草加の本当の目的を探る角松。「この命を貰った恩に報いるため」と、臆面もせず答える草加。この場において、いまさら人情派を気取ろうというのか。草加の言葉は、おそらく半分は本当であろう。真摯な目を見れば分る。”嘘”とは、半分が”真実”であるからこそ、”嘘”として生きるのだ。
だが今の角松には、嘘であろうと真実であろうと、そんなことはどうでもいい。角松はあえて「嘘…だな」とバッサリ切ることで、草加の真意を揺さぶろうと試みる。
その瞬間、草加の瞳はキラリと不敵に光り、草加の唇はニヤリと小さく笑う。何てステキな表情の草加(*^。^*)。草加は、嘘だと見破ってくれる角松が嬉しいのだ。こうして角松と会話をするのも楽しんでいるのだろう。

「みらい」からのミサイルが「大和」に確実に命中する。それも発射から命中まで3分以内。あえて自分たちの作戦の一部を草加に教え、あることを確かめようとする角松。ただし柳が言った、万が一の不安的予測は絶対に告げず。草加も草加なら、半分だけ嘘をつく角松も、まずまずのペテンぶりw。
97分と3分。どちらもタイムリミット付きという公平な立場で、交渉を持ちかける角松。しかし、あくまで静かでクールな草加に対して、「試してみるか?」とか「聞く耳はあるな!」とやけに熱い角松w。
数字が進んでいく時限起爆装置。これを止めることが出来るのか?と尋ねる角松に、「私にしか止められない」と答える草加。だが、本当にそれは真実なのか?「私にしか」の半分は嘘なのかもしれない。

草加と角松、二人が直接に対面する場面は生まれてくるだろうか。
会話の最中も、草加が杖代わりの刀を手に持ち、角松が銃を手に持っているのも面白い。二人に、もはや武器は必要ではなく、知略と時間で闘うしかないのだ。
今週は、格好良い草加がいっぱい拝めて満足(*^。^*)。
アトリエ・ダンカンプロデュース『風が強く吹いている』を観てきた。

チケット代が高いなと躊躇していたが、何とか安く手に入ったので観劇。
劇場のみで取り扱う”リピーター割引”なるものもあったが(4千円)、なら最初から5千円~6千円で販売してくれてたら、リピーターも増えるだろうに。パンフも高いし、こちらも商魂逞しい^^;。
前列左寄りの座席だったが、それにしても空席が多い。おまけに舞台が始まってからだいぶ経って席につく客。観るほうに真剣さが足りないのか。

学生アパート”竹青荘”に住む弱小の大学陸上部のメンバーが、「箱根駅伝」を目指して奮闘していく話。
三浦しをんの原作小説も漫画も未読だが、舞台版では元・特撮経験者なども配し、粒ぞろいのキャスティングとなっているようだ。映画版の撮影も進行中なので、映画と見比べたいとも思った。
それに年末のD-BOYSの握手会の時に、舞台頑張ってくださいと言ったからには、観なければならないっしょw。

「走る」ことが念頭にあったので、舞台装置全部が学生寮の食堂と畳みの居間だったのに先ず意表をつかれた。その中で、キャラクターの紹介や個性が引き出され、笑いとユーモアある和気藹々の青春ドラマが繰り広げられる。そのうち箱根駅伝について語られ、無知な私でも色々と分ってきた。往復路を10人で走るんだね! 『11人いる!』よりは少なく『ドカベン』よりは多い人数w。
箱根を目指して、走り込みや特訓に励む10人だが、練習後の成果や、人間関係や心情は、台詞だけで語られる。柔軟体操をしたり身体をほぐしたり、夏合宿後の日焼けなど、ビフォア&アフターな雰囲気は出ている。だが、彼らが「走っている」場面が全く無いのだ! 彼らはちゃんと走っているんだよと、観客にイメージさせるのも悪くはないが、実際に「走る」様子も第1幕で観たかった。舞台の端にライトを当て、走るスポットでも設けられなかったのか。

第2幕中盤から、ようやく駅伝のシーン。「走る」場面もあるが、これが舞台真ん中に設けられたランニングマシンでの走り。そこで1区走者から走ることになるが、中にはだいぶラクをしているなと思われるキャラもいる^^;。「走る」シルエットが映るので、実際には役者がマシン外で立ち止まり心情を語りもするが、これがまたまどろっこしい。走りながら台詞を言うのも大変そうだが、息をきらせ汗を流すシーンがあってこそ臨場感も起きるのではないか。
次走者へタスキを渡す場面も、いちいち見つめ合って肩を叩いたりと余裕たっぷり。本来の緊迫感が、ここで一気に萎んでしまう。
一番納得がいかなかったのが、アンカーを走る主人公が、足を痛めている設定とはいえ、マシンの上でも全く走らなかったこと^^;。足を引き摺りながら一生懸命に走る姿を表現することが、役者の務めではなかったのか。

ハイジ役の黄川田将也は『仮面ライダーTHE NEXT』イベント以来だが、その時よりも若く見える。長い足と長身が目立ち、柔軟で温和なハイジの人柄がよくマッチしてハマる。初舞台のようで、台詞は明確でなく動きはまだ硬い。だが、ラストで見せた感激の表情などは本物のように見事で、今後の成長が楽しみである。
走る才能を持ったカケル役の和田正人は、溌剌かつクールに丁寧に好演。実際に箱根駅伝などの経験豊かな走りを見せ、足の筋肉が他の人と全然違うのも注目、まーくんが格好良く見えたv。黄川田さんや皆の中では、まーくんがちゃんと19歳に見えるのもフシギw。

Studio Lifeの松本慎也が普通の男の子役というのも珍しい。豊富な舞台経験を生かし、堅実な芝居の中に松本さんらしい味を練りこんだ。ポロポロ出てくる漫画ネタには笑い。走りの後のスポットライトに、キラの顔が思わず重なった。
双子での共演は、映像ではあったが舞台は初めてという高木万平と高木心平。髪型をちょっと変えてるせいか、舞台では何とか見分けがついた。前半はコートの色でトリックがあったが、声も顔もよく見ると違うものね。役的にも、兄が慎重型で弟ががむしゃら型。これで『メイちゃんの執事』でも見分けられるかな。
大学生にはとても見えない鍛冶直人は大きく逞しい声がイイ。デイビット矢野は真面目な顔にも凄みがある。
始めは区別がつかなかったのが、瀧川英次@キングと粕谷吉洋@ユキの眼鏡コンビ。徐々に特技や性格が把握できたのでよかった。
最後までよく分らなかったのが渋江譲二の神童(どこが”神童”なのか?)。渋江さんの雰囲気が黄川田さんとカブって、神童の存在感が薄いのだ。渋江さんは当初の佐藤智仁の代役であるが、佐藤さんだったらもっと違う神童になっていたかもとちょっぴり残念だ。

荒木宏文@榊は他校なので出番は少ない。和田正人@カケルとの関係は『シャカリキ!』の中村優一と鈴木裕樹のようだが、高校生二人が大人っぽい関係だったのに比べ、こちらの大学生二人は実に子どもじみた関係。カケルを挑発し悪っぽいキャラかと思えば、弱さや脆さや嫉妬がどんどん暴露され、キャラの人格が統一されていないのが疑問。脚本や演出のせいかもしれないが、荒木くんもちょっとやり難そう^^;。荒木くんの走りもとうとう見られなかった。
伊藤高史は、Studio Lifeの『月の子』客演以来。他校でやはり出番は少ないが、坊主頭と硬派な振る舞いと台詞がかなり印象的。あまりに私のツボで、もうあのまま軍服でも着せたいところv。こちらも走りはカット。
他校とのデッドヒートとか、他校を追い抜く瞬間とか、劇的場面を舞台で観たかったが、他校の選手を出した意味があまり見い出せない。映画版ではやってくれるだろうか。

「走る」とは、仲間と繋がっている「強さ」である。繋がりという意味で、彼らの今年の記録は来年度に生かされたのだ。この続きもまた観たい気はする。でも観客と繋がる「風」ははたして舞台に吹いたのだろうか。
映画『風が強く吹いている』は今秋公開予定。小出恵介がハイジ、林遣都がカケルだが、中村優一は王子の役だろうか?


アフタートークのメンバーは、渋江譲二、高木万平、高木心平、松本慎也、樋渡真司(八百勝とアナウンサー役)の5人。じゃんけんで司会は渋江さん。事前に観客から書いて貰った質問に答える形式。

この人にこの役を? ジョージとジョータは当り前。伊藤さんにムサって、ポイントは髪型か(ハゲじゃないw)。ムサにハイジ、ムサにハナちゃんと、ムサ人気。
笑える失敗談? 松本さんの夏合宿後の顔照りがスゴイらしい。
高木兄弟のエピソード? 一度だけした殴り合いの喧嘩の話を披露(これは弟くんが悪い)。離れていても互いに電話したり様子伺ったりで、「お前ら付き合ってんのか!?」と樋渡さん。
一番足が綺麗な方? やっぱり黄川田さんは足が長いよね。みんなブーメランパンツを穿いてるので、フィット感抜群のよう。

最後に5人がひと言挨拶。松本さんは抜かりなく物販宣伝。樋渡さんの「風が強く吹いている」ネタは長いw。お疲れ様でした。
映画の後は、ネオロマンス・ステージ『遙かなる時空の中で 朧草紙』中日を観てきた。
初日から10日ぶり。平日特典ってこんなにあるんだ。入口で貰ったカードは泰明&永泉。平日限定写真セットがお得なので買い。くじ写真は今回もパス。ファイル付き写真とかメッセージ付き写真とか、いつの間にかグッズが増殖していて商魂逞しい(・・;)。
前回よりやや前の右寄り座席だが、周りは空席もチラホラ。
場内アナウンスは泰明&永泉だが、声優ボイスと似ているから愉快。

初日よりは役者の演技に少し成長が感じられ、演出もちょっぴり変えられているのか、キャラクターの心情がよく伝わってきた。
八戸亮@安倍泰明は動きが更にシャープになって、安定した台詞と揺るがない表情も心地良く、ますます格好良く映ってドキドキさせる(*^。^*)。後半は倒れて一端休止になるが、あとは殆ど活躍しているじゃないか。ただ、あかねの涙を見た後の台詞は、もう少しニュアンスを変えて欲しかった。これは脚本の問題かな。
長谷部恵介@永泉が、初日と比べだいぶ姿勢が良くなっていた。「私も八葉の一人ですから」と秘めたる強さもしっとりと見せる。泰明との絡みもバランス良く、八戸さんとの仲良しぶりも分る。

源頼久@成松慶彦は初日は台詞が不安定だったが少し改善。森村天真@中村誠治郎は30-DELUX『ファミリア』を経て、アクションや殺陣がますます冴え、ヤられた時の吹っ飛び方が実に華麗でダイナミック。アクション担当の青龍だが、コミカルな演技も上手いので、お笑いまで担当w。
橘友雅@寿里の殺陣もだいぶサマになってきたが、シリンとの対決にはもう少し迫力と駆け引きが欲しいところ。寿里の裸足は綺麗だった。藤原鷹通@根本正勝がほんの少し見せた殺陣はやはり格好良い。鷹通的に殺陣が少なくなるのは仕方ないが、オリジナルで増えないものか。今回は友雅らにイジられる役どころで活躍は物足りない。
流山詩紋@河野弘樹も逃げ惑うだけでアクションが少ない。イノリ@椎名鯛造ははっきりした台詞とのびのびした動きで熱演。
Z団の怨霊トリオも絶妙なバランスで、殺陣の見せ所も用意され、舞台を活気づかせ盛り上げる。
シリン@小野麻亜矢は綺麗だが、蓮っ葉な雰囲気なので品も欲しい。イクティダール@木村啓介も頑張っているが、ドッシリ構えた雰囲気も欲しい。
アクラム@汐崎アイルのラストソロは、初日と逆で仮面を外したまま唄い、最後に仮面で隠すパフォーマンス。仮面のままだと歌い難いのだろうが、今回は声があまり出ていなかった^^;。

今回ようやく、イノリの心情が分ってきた。姉とイクティの関係、伴う世間からの非難とイジメ。鬼への憎しみが、鬼に加担する泰明への憎悪となり、誰よりも激しく爆発してしまう。「仕方なくなんかない」あかねの言葉が詩紋の言葉としてイノリに深く届く。何もできなかったガキから、何かを守れる大人へと成長したイノリ。イノリこそ、この話のサブ主人公だったのだろう。ED告白もイノリで、尚更微笑ましい。

オープニング映像のイクティの役者名に、代役の木村啓介の名がやっと追加。
泰明の手枷は、結局あかねの力によるものなのか。あかねの姿が見えないので、どうしても分り難い。八葉一丸となった攻撃はとにかく格好良くてたまらんv。こういう技の名も映像テロップで確認したいものだ。

八葉の歌は詩紋や鷹通が中心。今回は右手通路に頼久と詩紋が降りてきた。
全員揃ってのポーズでは、玄武が右手側にいてよく見えた。
終わりのスポット挨拶はアクラム。チャンチャンチャンの拍手もピタリと決まる。休み明けだったのに、今日の歌は高音が出なかったと関西弁で話され、Axle版のような挨拶w。
演出家の天の声の紹介で、お元気になられたTROYが舞台に登場。初めて拝見したが、ダンディで凛々しい立ち姿。病気で降板したお詫びと、いつか遙かの舞台にも立ちたいというコメント。後ろにいる啓介さんへの言葉はなし?再演があればイクティとして立つのだろうか。
TROYさん退場後、再びアイルさんの締め。啓介さんや小野さんと3人で最後まで頑張るというようなコメント。ちゃんと啓介さんのことに言及してくれて良かった。

終演後のハイタッチは、式神と惨魏と鷹通。根本さんと触れ合えて良かったv。
次はいよいよ東京千秋楽。楽恒例の何かがあるのかな。


映画と舞台のハシゴは疲れたが、共通点もなくはない。
『2STEPS!』に出ている加藤良輔と『遙か』の根本正勝が、Z団公演『BARAGA鬼』で共演。去年の『リバースヒストリカ』では良輔@織田信長&根本@明智光秀の関係だったが、今度は根本@土方歳三&良輔@沖田総司の関係になる。今度こそ根本さんの殺陣が存分に拝めるといいな。

映画 2STEPS!

2009年1月14日 映画
レディースデーなので、映画『2STEPS!』を観てきた。

ミュージカル『テニスの王子様』ことテニミュの、卒業&現役キャストとスタッフがタッグを組んでオリジナル脚本で作り出した、シリーズ映画【キラキラMOVIES】の第1弾。
出演者やスタッフの舞台挨拶が毎日ある客寄せ商法でも注目か。
キラキラの一番のお目当て、第2弾『花ゲリラ』の予告もありチラシも無事捕獲。
今春ロードショー『腐女子彼女。』のチラシもあり(日野聡や福山潤が古川雄大と共演するのね)。

性格も育ちも境遇もダンススタイルも違う2人の若者が、ダンススタジオで互いに反発したり切磋琢磨しながら、究極のダンサーを目指していく青春ダンス・ムービー。
主人公二人を演じる中河内雅貴と古川雄大が、長野のダンススタジオで出会い共にダンスに打ち込んだという、半分が実話というのも臨場感を増す。
彼らの他にも、国内屈指のダンサー達が繰り広げる迫力あるダンスシーンが、心あたたまるストーリーを盛り上げ、クールで爽やかな仕上がりとなって、思ったより面白かった。

中河内雅貴演じる隼人は、メッセンジャーや工事現場で働きながら夢を叶えようとする一匹狼的存在。舞台『夢をかなえるゾウ』でも観たダンスは、ダイナミックで確かに上手いが、特に惹かれるものがなかった。
古川雄大演じる巧は、裕福であたたかい家族と暮らすが、自分の夢を見い出そうとするひたむきな高校生。舞台と違って、雄大くんは高校生には見えないけどw。バレエのような滑らかで繊細なダンスだが、背が高いような気もする。
最初のうちは台詞もまだまだ、動きや演技も硬い二人の俳優が、カンパニーの中でプライベートレッスンの中でダンスに打ち込むうち、どんどん表情が良くなり、ダンサーらしい魅力を放っていくのが面白い。

本作で初監督にして振り付けも担当した上島雪夫が、若者たちを厳しく指導する講師・朝比奈役でも出演。その指導も顔もリアルに怖いが^^;、「自分に何が足りないか」「ダンスには己の生き様が出る」という言葉は、ダンサーのみならず、どんな世界でも普遍的な問いかけであろう。
巧や隼人の父と母との秘められたストーリーにもジンときた。音楽やダンスは、時や場所を経ても絆を繋げるのか。”オバちゃん”役の阿知波悟美が、熟練の味わいで若者たちを結び付けるが、これも奇跡という運命だろう。

進藤学は軽薄なようでいて、芯のしっかりした芝居を見せる。ダンスカンパニーのメンバーで、キュートな加藤良輔、クールな春川恭亮も参戦。同じようにダンスで頑張りを見せる。
ダンスで脱落したのが宮野真守の友介だが^^;、今度はコンビニの店員として、次の『花ゲリラ』に繋がっていく。彼の行く末も見ものw。

佐藤俊彦の美しく繊細な音楽が、画面に更なる躍動感を与える。
カンパニーのダンスシーンは、黒と白を配し幻想的に力強く一気に魅せる。
ラストの盛大なダンスシーンで、昔の映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が思い出された。みんながもっとしっかり唄えれば、素晴らしい青春ミュージカル映画も作りだせるだろう。

観終わった後、すぐにサンシャイン方向へ。私と同じように『遙か』の舞台とハシゴの方もいらしたw。
新番ドラマなぞ。

12日(月)『ヴォイス~命なき者の声~』第1話
法医学ゼミ生5人組が殆ど一緒に行動するので、みんな出番も多い。Dボの遠藤雄弥演じるオタクっぽい哲平は、一番年下っぽくて小柄なので一番イジられやすいキャラw。佐藤智仁が『仮面ライダーカブト』とは全然違うヤンキーキャラだが、独学で猛勉強した設定と”彰”という名前がイイw。
みんな医学生だから頭がいいんだよね、と不審そうな息子の弁。

13日(火)『メイちゃんの執事』第1話
原作は知らないが、『カブト』の水嶋ヒロなど元・特撮メンバーが集結した『イケパラ』第2弾として注目。
水嶋さん@理人は見た目は黒執事っぽいが、台詞をもう少しクリアに言って欲しい。理人弟で執事見習いの剣人@佐藤健が、モモタロスみたいな熱いキャラなので爆笑。個人的には、加藤慶祐が絡んだ『カブト』『電王』『キバ』キャストの三つ巴の場面を待ちたいw。姜暢雄、『Cafe吉』の真山明大も楽しみだが、津川雅彦@金太郎に付き従う高木万平&高木心平の区別をつけたいものだ。
マスターであるお嬢様や執事にもランクがあるなど、思ったよりもシビアな展開で、娘が早くも夢中になりそう。

ついでに、NHK大河ドラマ『天地人』第1話&第2話
『電王 俺、誕生!』の小太郎こと、溝口琢矢が喜平次(後の上杉景勝)を好演。物静かでクールな役どころがよく合ってて、そろそろ声変わりなのかなと成長の早さを感じた。
先週からのアニメ&声優あれこれ。

9日(金)『黒執事』特別編
これまでの総集編。その前に『デスノート the Last name』を観てた影響で、藤村俊二@田中さんのナレーションとワタリが見事にカブったw。ワタリって、Lの執事じゃなくて秘書だったっけ?

9日(金)『ゴルゴ13』第39話
サブタイの「最良」が「最後」に見えて、いつアッシュが亡くなるのかとヒヤヒヤしてたが、極楽天国になってよかったw。中尾隆聖が若々しいボイスを披露、アッシュのダチで高木渉も登場。

10日(土)『しゅごキャラ!! どきっ』第65話
年初一発目に、石田彰@管理人が登場。ほんわか台詞はちょこっと。

10日(土)『ケロロ軍曹』第245話
年初一発目に、関俊彦@ウレレが登場。ケロロにハッパをかけてオシマイ。

10日(土)『メジャー』第5シーズン。第1話
間に合わないから一人で観にいっていいよって、女心を分ってない吾郎のアホンダラ! このアニメはキャラの成長も楽しみだが、清水大河はもう大学受験なのか!?

10日(土)『獣の奏者エリン』第1話
冒頭で石田彰@ダミヤが出たっ。でも世界観はまだサッパリ。50回の長丁場というのでノンビリと。

10日(土)『ドルアーガの塔~the Sword of URUK~』第1話
OPでメルトと共にバーンと出る音響監督:郷田ほづみのテロップがサイコー。ケルブは料理屋の親父になってて、てらそままさきが前よりもよく喋ることv。森川智之キャラが3枚目っぽい。引き篭もりジルもよし。でもメルトはまだなの?

10日(土)『FLAG』第2話
先週の第1話はGyaOでも観たから、その先が楽しみ。高橋良輔監督『ボトムズ』劇場版絡みの放送なのかな。石塚運昇ら実力派が脇を固め、田中麗奈のヘタさが気にならん。

11日(日)『屍姫 玄』第2話
てらそままさき@梅原は、危機一髪のところを助けるオタスケマンだったのか!? 七星は結局、マキナの様子見で退却。

12日(月)『続 夏目友人帳』第2話
妖怪・玄に吉野裕行、翠に高垣彩陽で、貴志とのやり取りになるとやっぱ『00』が浮かぶ。予告で名取@石田彰がキター。

12日(月)『宇宙(そら)をかける少女』第2話
中盤で石田彰@エミリオ・スール先生が出たっ。二枚目過ぎるが、石田さんの長男役って珍しいかも。でも世界観はまだサッパリ。ほのかが『.hack』キャラとカブりそう。

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