Blue Shuttle Produce Axle公演『11人いる!』千秋楽を観てきた。
土日祝日を利用された関西組も多く、当日券に並ぶ長い列。座布団席を見るのも久しぶり。
楽限定のTシャツセット目当てに、1時間前に会場に行ったが、既に長い物販列が伸びててビックリ。しかもセットは完売、仕方なくTシャツだけ購入^^;。楽限定サイン入りくじ写真も大人気だが、Axleはどうして舞台写真を販売してくれないのか。大阪公演やゲネのでも構わないのに。
東京公演は、大阪公演とはほんの少し演出が変わっているそうだが、どのへんなのだろう。

冒頭の前説で登場の吉谷光太郎。楽だからといって特別なことはしない、という言葉に、客席からブーイングのリアクションw。少しするかもしれないと言い直し、裏で控えるキャスト陣にハッパをかけるw。

始まる前からテンション高めの観客を前に、舞台は普通にスムーズに展開。だがそれはそれ、彼らもお笑い大好き人間。前回観たよりは全体的に、明るく弾けたキャラクターになっていた。
加藤巨樹@タダの爽やかな笑いも多く、大河元気@フロルの感情的芝居も最高潮。柄谷吾史@アマゾンは、ヌーとその周りいっぱいに吹き散らすw。田中照人@石頭のボコボコぶりも増加。古川貴生@四世はアドリブに弱いのか。松木賢三@ヌーの酔っ払いぶりも加速。山本健史@ガンガのミドリマンに笑い。田倉伸紘@赤鼻の押されっぷりに笑い。田淵法明@トトの存在感が強まる。八百谷匡洋@チャコは王様への反抗心は分った。

メンバーがそれでも制御していたのに比べw、意外にも林修司@バセスカがヤってくれちまった(゜o゜)。そんなつもりは無かったのは分るが、勢い余ってトトのガラスケースをドーン。前列でないのでよく分らなかったが、小さなガラスの破片がステージ左側に散らばったようだ。さすが王様!(笑)
違う場面で、田渕トトが気をきかした風にお片づけ。釣られてバセスカもほうきをもってお片づけ。王様のヘタレっぷりがあまりにリアル(笑)。その間、王様の命令で赤鼻がジャンケンポンのアドリブw。急激に仲良くなった感の3人だった。
3人の前に登場した日替わりゲスト。う~ん。よく分らんが、前回観た人のよりは、ネタが切なくて感じ入る(・_・;)。あまり売れない役者って大変。でも前日にオファーってマジ!?

中程の座席だったので、映像がクリアによく見えた。弓を弾く守護神だけでなく、逃げ惑い混乱する乗員たちの回想シーンも。臨場感はあるが、特に必要ということもなく、声と想像に任せてもいいかも。
通路から怒鳴るバセスカのシーンも悪くないが、彼の表情は後ろからも見えず物足りなさは残る。
アマゾンと、ヌー、ガンガはお気に入りだが、今回トトがバセスカにかける言葉にふっと目頭が熱くなった。この舞台でのトトは、出番も見どころもあり、存在感がかなりある。脚本の吉谷氏も、キャラクターやキャストによって結構贔屓をされているとみたw。法明くんはTシャツのデザインもされたしね。

やや抽象的、芸術的側面を出してはいたが、力強く洗練されたエンターテイメントたる舞台であった。これでまた、Axleの新しいファンも増えたことだろう。

最後は楽恒例のメンバー紹介とひと言挨拶。
法明くんは感無量で涙声。田倉さんは今舞台が終わった後に改名。林さんはまたAxle関係の舞台に出たいと意気揚々。12月の舞台後に2週間の稽古期間しかなかった柄谷さんは、やり遂げた自分に自分で褒めてやりたいと照れ臭そうv。みんなのコメントに対し、隣の松木さんにボソボソと言ってたらしい吉谷さん。皆を紹介した田中さんの紹介は、隣の柄谷さんだった。皆さん、お疲れ様でした。

アクサル次回公演は、吉田秋生氏原作の『BANANA FISH』再演。前回公演のメンバーが半分ほどいなくなっているので^^;、キャスト変更のリニューアル版となろう。東京は3公演。チケも高いし、1公演でも観れればいいか。
歌劇伝とは別の、吉谷氏脚本の『最遊記』も劇団ひまわりで上演。
チラシにあった、大河さん&林さんの2月の『K』、3月の『桜』も観る予定。

終演後、くじ写真のトレードや売買にいそしむ女性ファン。その熱さには、舞台以上に圧倒されそうw。
劇団俳優座創立65周年記念公演第1弾『村岡伊平治伝』を観てきた。
久しぶりの俳優座劇場はフシギな熱気。
会場は張り出し舞台になっており、3列目の最前席。真ん中よりで昨日よりも更に観易いが、あまりに舞台と近くてドキドキ。

九州島原生まれの村岡伊平治が大陸に渡り、様々な体験や失敗や挫折を繰り返しながら、やがて妓楼の経営者へと成り上がっていく話。
実在の人物・伊平治のことは知らない。予習代わりに、去年テレビで放送された15年前の同名舞台を観てみたが、主演のてらそま昌紀が演じた伊平治に釈然としないものを感じた。
今回も脚本は同じく、秋元松代氏。演出やキャストは殆ど変えてあるようだ。前回よりも舞台セットは明るく広く開放的な気がする。変わらないのは、掲げられた両陛下の写真と日章旗。

前半の伊平治は実に良心的だ。純粋で真っ直ぐで、忠義心や情にも厚い。内地から売られてきた若い娘たちが娼姑にやつれるのを見捨てられず、内地へ何とか帰してやろうとする。そのために、内地を追われた前科者やならず者を金で雇い、彼らにも更生の場を与えようとする。
しかし、そう容易くいかなくなり、自らの場も金も命もつきそうになると、一転して、娼姑や前科者を利用し己の野望を遂げようとする。それも国家のため、陛下のためという甘言や戯言付きで、このエセ役者っぷりには笑いが込み上げる。
矛盾と混迷と不条理を抱えながら、言葉巧みに相手を騙しその気にさせ、公然と悪事を企み、成し遂げてしまう才覚を持つ男。しかし男も女も、このペテン師ヤマ師を信じて付いて行き、親分社長と祭り上げる。つくづく、あの「アラビアのロレンス」と重なること。伊平治は、当時の東南アジアの日本男女が求めた”ダーク・ヒーロー”なのだろう。

主演の小山力也は、殆ど出ずっぱりで伊平治を細やかに熱演。前半の柔らかさやドジっぷりは可愛らしく、男たちに対する激しさや厳しさには緊張感が溢れる。いい意味で、正統派の芝居。
腕を高く挙げたり、足を大きく組んだりと、たまにネオロマ風オーバーアクションも披露(笑)ほんのり笑いもとる。20代から40代まで、髪型も衣装もどんどん変わるが、白から灰色、やがて黒へと変わるサマは『デスノート』の悪党ぶりも思わせ、バックにしたつややかな黒髪も美しい。
時おり、てらそまさんの声とカブリそうに聞こえた。てらそまさんの野生的魅力と比べ、力也さんのは理性が勝ってるようだ。何より力也さん伊平治は、女だけでなく、周りに仕える男たちからも愛されているなぁと思わせる。

力也さんの周りの男たちが、みんな背が高く大柄なので、なおさら力也さんのラブリィ度が増すw。その上、天津、満州、アモイ、シンガポールと場所も興味をそそる。
林宏和@上原中尉には別の意味でドキリとした。まるで『プリズン・ブレイク』から飛び出たマイケルのような坊主頭、その上、シナ服ときたから大変。私の脳裏では”草加”と重なり、中尉で密偵だから”如月”まで浮かんでしまう。前半は伊平治より、上原中尉に目がいってしまったv。てらそまさんの時の上原中尉は、もっと老齢だったでござるぞw。
伊平治の右腕左腕が男前で、彼らがいなかったら伊平治の成功もあり得まい。情報と交渉と知略に長けた市平@塩山誠司も髪が短く、眼鏡をかけると別人に変身。男たちの纏め役で腕っ節も強そうな、仁義と忠義と人情の豚吉@川井康弘は、髪が長く声も良く頼りがいもありそう。

女も惚れるが、男まで惚れさせる男。女たちがはかなげでしたたかで受け身なのに比べて、男たちは情熱のままに群れて夕日に向かってひた走ること。
でも伊平治が本当に求めていたのは、そんな男たちではなく、陛下や閣下や偉い人達から存在を認めてもらうこと。あわよくば政治家とか華族とか、もっと上に行きたかったに違いない。だが夢は叶わず。夢から覚めても、なお上を見続けて信じていく男。普通、領事館からビザや船の手配をして貰えなかったら、政府や国に失望するところだが、伊平治はどこまでも”国”を信じていたかったんだろうか。その心が、虚しくも切ない。

休憩を挟み2時間半ぐらい。場面展開も多い一幕は少々長く感じられたが、二幕はあっという間。
汗びっしょりに熱演された役者さんたちが最後に出揃い、大人数の華やかさにも圧倒された。


アフタートーク出演者は、小山力也、川井康弘、井上薫、佐藤あかりの4人。始まるまでに時間がかかるなと思ったら、皆さんお着替えされていらした。女性2人は65周年記念Tシャツを着用。

5ステージを終えた感想。力也さんは、役柄的に忙しくやることが多いが、どんなに辛くてもめげないで立ち上がる「草魂」でやっていると語る。川井さんは「客の力があってこそ」と、これからますます進化する舞台に言及。
島原弁に関して。博多弁に比べると難しいが、ネイティブの島原弁テープを聴かれたりと研究努力、稽古初日で力也さんは既に完璧だったと話す井上さん。”豚吉”という名前についても語った川井さんだが、力也さんとの間で「親分お願いします」「はい」というやり取りもあって笑い。
伊平治についてどう思うかで、魅力的と応えた佐藤さん。女性司会者からは「突拍子もない。求心力」という言葉も出た。

観客からの質問コーナー。みんな男性ばかりで、力也さんファンが多いw。
台本と違うアドリブはいっぱいあるそうで、本日の佐藤さんと力也さんの場面でも小さなハプニングがあったが、力也さんがきちんと反応して下さったという話も。
演技とは何か?との難しい質問に、芝居が好きだから、芝居は出会いだからと答える女優陣。川井さんは「夢と情熱。努力と根性」とユーモアたっぷり。力也さんは「演技とは、人を励ます手段」だと、明日への活力を与える俳優という職業に誇りをもって答えていらした。

トーク中もハンカチを手放せず、パフォーマンスのサービスもされた力也さん。司会者からテレビ番組やチケット販売の告知があって終了。30分強もあった。


ロビーで、すっかり恒例になった小山力也さんのサイン&握手&撮影会。
お手洗いから戻ったら、丁度列が出来はじめていたので並んだ。あれよあれよと列がロビーを囲み、男女100人ぐらいも。アニメをきっかけの男性ファンがかなり多いのも特徴。
10分ぐらい待って私の番。パンフにサイン。持ってきた色紙には、筆ペンでサインと伊平治シール。平田さん、東地さんに続き、力也さんも達筆だv。字の上手い男の人ってイイ。一昨年の『罪と罰』以来だったが、11月に朴路美さんのお芝居でお見かけして以来の力也さん。向きあって丁寧に握手、力が篭っていた。最後まで礼儀正しく、しっかりと目を見て御礼を言って下さった。ありがとうございますm(__)m。

劇場を出たのが17時半過ぎ。乗り継ぎもスムーズに、買い物して家に帰着。
アフタートーク最後に告知してくれたが、19時からの『大胆MAP!』に何とか間に合った。あいうえお順だから、「こ」だと思ってたら「じ」だったw。お稽古中の力也さんが映り、アフレコまでして、最後はジャック・バウアー声で舞台の宣伝。面白かったw。

その後の日曜洋画劇場の番宣。前半は明夫さんだったが、最後の最後に平田広明さんがジャック・スパロウ声で2/1放送分を宣伝。昨日今日と続けて、2人のジャック・ボイスと出会えたのだ。
劇的劇舎 第一回公演『カロル』と『セレナーデ』を観てきた。
初めて行く劇場で、文字通り、こじんまりしたところだが、機能的で綺麗。トイレにフックはないが、荷物の置き場所はあるw。そしてスタッフにはたいへんお世話になってしまったm(__)m。
ステージと座席がかなり接近しているが、段差があるので観やすい。最前列の端のほうだが、何とか見切りはない。

平田広明さんが一周年企画のラジオでご紹介された舞台。
ポーランドの劇作家スワボーミル・ムロジェックの二作を、2人の演出家によって描く二本立て。開演前のアナウンスによると、『カロル』は50分、『セレナーデ』は40分だという。
どちらも短いながら、濃密で緊迫感がひたひたと増す、とても怖い怖~いお話。これは当初から「不条理劇」というキーワードの魔力に、自ずと陥っていたからかもしれない。正体がわからない「カロル」以外、登場人物全員に名前がないのも妙。

★『カロル』
自己顕示欲が強い眼科医が、カロルを捜す粗野で無教養な老人と孫によって、本性をさらけ出していく。
平田さんと『漱石の自転車』でご一緒だった林次樹、『紙屋悦子の青春』でご一緒だった水野ゆふがご出演。もの凄い化けっぷりにビックリだ(゜o゜)。林さんは眼鏡をすると急にキュートになるが、その可愛さがいっそうコワイ。水野さんは少年だか少女だか分らないところが不気味。激しく強烈な声と柔軟な動きに圧倒され、目付きや笑みや手の震えに至るまで息を呑むほど見事だ。
やがて、武器をもっている老人たちより、無防備な被害者である眼科医の”悪意”に気が付く。いつズドン!がくるか分らない恐怖と、それを目の当たりにしたくない不安。緊迫感に耐えられず、ついステージのほうを直視できなくなる。医者がこちらのほうに歩いて来る度に、来ないでくれ~と観ないようにする。
板の紙に書かれてあったポーランド語(?)の中には、確かに「カロル」の文字も読み取れた。
徐々に照明が暗くなり、西日が眩しくなる部屋。音よりも、”光”が作り出す奇妙な恐怖に脅威した。
15分休憩。

★『セレナーデ』
チェロを奏でる男の甘い誘惑によって、翻弄されていく女たちと、女たちを束ねる男の行く末。
最初に後ろを向いて奏でる平田さんの後姿がやけに大きく逞しく映る。パットでも入れてあったのか。平田さんが本当に弾いているかのよう。
黒く長いチジレ毛のカツラがよく似合うが、平田さんがそのカツラを脱ぎ捨て現れたのは、茶髪、いや金髪でビックリ。当初はそれもカツラかと思ったが、地毛なのでビックリ(゜o゜)。黒毛のイメージがあったので、平田さんの金髪は意表をつく。だが平田さんが金髪になった途端、彼の”目的”がはっきりしたのでまた恐ろしい。
美しい音色と、甘くセクシーな声と囁きと、手練手管の駆け引きで、女たちを口説き誘い出す男。彼の目的は”女”ではなかった。女たちのしたたかさに笑いも起きるが、それがかえって怖さも誘導する。
チェロをしまう大きな箱がキーにもなると思っていたが。血は必要だったのか。こちらは”音”が作り出す不思議な恐怖。

武器と楽器が織り成す2つの空間。見ざる言わざる聞かざるではないが、見すぎる言いすぎる聞きすぎるのもダメだ。
最後に二作品の出演者全員が揃ってお辞儀。水野さんと平田さんの小さな触れ合いが見られた。

終演後アンケを書いてロビーに降りたら、平田さんが目の前を通り出入口付近で知人の方々とご挨拶。ホント、40分なのにもっと短く感じられた。
ファンとのお写真にも気軽に応じて下さっていたので、私も便乗w。平田さんとのツーショットなんて初めて(*^。^*)。なにげに肩に手がv。関さんにだってされたことなかったし~。平田さんの甘い罠にすっかりオチタ。
平田さんが来月出演される公演の場所は、近場で何度か行ったし、また観に行きたい。
声優の市川治さんが、2日に72歳で逝去されました。
アニメ創世記からご活躍され、鮮やかなキャラクターを作り出されてきた方です。

『スーパージェッター』はじっくり観てはいなかったけれど、「ぼくはジェッター、一千年の未来から…」のオープニングの声は今でも明確に脳裏に浮かびます。知的なクールビューティ・ボイスのハシリでした。

長浜忠夫監督監督が手がけたロボットシリーズでは、美形敵キャラとして女性ファンを沸かせました。初めてアニメのイベントらしきものに参加した『ボルテスV』では、主人公たちよりも、プリンス・ハイネルの孤高な姿と美声が印象的でした。

その後、『新機動戦記ガンダムW』にカーンズ役で唐突に登場した時は、驚きと同時に、今また市川さんの新作に出会えた喜びも感じました。すっかり渋味の声でしたが、時おり綺麗なトーンが含まれていて貴重でした。カーンズは結局情けないキャラで、主人公たちとあまり関わらなかったのが残念です。

他にも、特撮系など、様々な分野でご活躍された市川さん。
ご冥福を心からお祈りいたします。
モーニング『ジパング』航跡386。立ち読みご容赦^^;。
サブタイトルが「罠」。『罠』のチケットが思い出されてドンヨリ^^;。トラップにハマってつい勇み足であんな高値で買ってしまったが、年明けてじっくりと席を選んで買えばよかったなぁ。

手が震える柳に代わって、装置のカバーを取り外そうと試みる角松。
どこかで見覚えがあるが思い出せない。イヤな予感が掠めながらも、怒涛の攻撃下に圧倒され、一言を呈して角松を止められなかった柳の脆さ。そしてトラップと疑いつつ、部下の微妙な表情を流したまま、突き進んでしまった角松の浅はかさ。
二人の行動が、時限装置を作動させてしまった。
作動を止めるには、配線の復元が必要だが、その配線も全部飛び散って水にポシャン。配線の一部が、柳の顔を襲いかかるように跳ねたのが何とも不気味。それが「エニグマ」だと柳に指摘されるまで、気づかなかった角松も不甲斐ない。
当時の最新装置にしては、「イロハニ…」の文字と、「九…三…」の漢数字がノスタルジックで草加らしいw。

すべては草加が仕掛けたトラップ。姑息な手というべきか。
制圧部隊に攻撃させたのも、角松らの自制心を迷わせ混乱させるためのもの。草加自身の手で時限装置を作動するのではなく、原爆に一番近い角松らに作動させるためのものだったか。
もちろん、角松のそばには”柳”という知識の宝庫がいることを念頭においての戦術。「みらい」にいた時から、柳の性質も知っていたのであろう。

倉庫に響き渡る、久しぶりに聞こえるナマの草加声。ソフトだが、説得力のある魅惑的なボイスに違いないv。
予想通り、一緒に「大和」から脱出しようという提案だった。つまりは、原爆のことは諦めよということ。当然、角松はそんな提案など拒絶するだろうと、草加は予測していよう。
だが、角松本人は諦めなくても、残った部下の命まで角松は巻き添えにできるだろうか。ましてや、角松自身が罠に引っかかって起した最悪の状況。部下の命を優先させるか、命もろとも己の目的を何としても貫くか、正念場の角松である。

時限装置が作動したという警報が鳴り響き、慌しく退去準備に入った大和兵たち。
格納庫にはまだ佐竹らが待機しているんだっけ。異変に気づき、背後から草加の寝首を取ることも可能だろうか。だが草加はとっくに海の底に命を捨てた身。せめて大和兵らだけでも無事に脱出できますように。
Blue Shuttle Produce Axle公演『11人いる!』を観てきた。
年末の大阪公演を経て、年明けから東京公演へ移動。
4~5年前の初演は観ていないので、私にとっては全くの新作のよう。

原作は萩尾望都の永遠の名作。Axleファンであるよりまず、30年以上前からの作品ファンであるので思い入れも強い。去年のStudio Lifeの『マージナル』が素晴らしい出来だったので、つい見比べたくもなる。
だが今回の脚本・演出は吉谷光太郎。去年4月に上演された『WILD ADAPTER』の抽象的イメージが残っており、期待と不安は半分ずつだ。

良い意味で原作のキャライメージに囚われず、キャストの力量と采配でグイグイと一気に押し上げていくような舞台だった。
衣装やメイクは『W.A.』を彷彿とさせるような雰囲気で、みんな白いヒラヒラに色分けのヒモ付き、当初は誰が誰やらで取っ付き難い。だがやがて慣れて、これもアリなんだと分る。漫画原作を舞台化するにおいて、要はヴィジュアルで注目させるか、中味で勝負するかなのだろう。この舞台は、漫画のキャラ絵を思い浮かべるのではなく、キャストが演じたキャラを自分のイメージで作り上げればよいのだ。そうなると、みんな背が高くて格好良いキャラクターになってはしまうがw。

原作以上に、キャラクターの事情を膨らませ、内面性を掘り下げるストーリーは好ましい。結果、原作にはなかったアマゾンVS.バセスカの、プロレタリアVS.ブルジョワの対立と理解と和解という社会的な盛り上がりも追加された。まるで続編の舞台化への布石なのではないかと思うほど、ジンとくるシーンもある。
だがキャラクターが濃密に立てば立つほど、原作キャラのイメージが大きく覆されてしまい落胆もさせられる。石頭があまりに軽いお調子者になっており、あざとさが鼻に付く。四世も誠実さが抜けている。そしてチャコが曖昧なままで、最後までよく分らなかった。
萩尾作品には不可欠な、現実と回想&幻想との描き分けは物量で来たか。Studio Lifeなら照明と音声だけで通すところを、Axleでは役者揃って白い布と共に大きく激しく揺さぶり出す。現実に変わる場面もピタリと決まり、演出の力強さやシャープさに引き込まれる。ただ、回想や幻想シーンが思った以上に多いし長くてクドサも感じる。
もっと要らないのは、日替わりゲストコーナー。何だろう、ありゃ?ネタも痛いしちっとも面白くない(-_-;)。大人の事情ってヤツだろうか。
他にも、面子バラしのオープニングとか、余計なシーンも目に付く。もう少し綺麗に省いてくれれば、2時間弱で納まったハズ。

タダトス・レーンの加藤巨樹は、初の主役なのかな。主役で出番も多いのに、最後までカラーがはっきりしなかった。おそらく、一途で素直で割と熱いタダのキャラクターが、加藤さんの持ち味にすんなりハマっていなかったのかもと思う。時間をかければもっと練り重ねられるだろうが、舞台は一度こっきり。でも爽やかな笑顔とか苦悩泣きとか、巨樹さんの新鮮な面は魅力的だv。
残念だったのは、タダがフロルに徐々に惹かれていく場面がカットされ、ラストが唐突に感じられたこと。原作にあるようなタダのモノローグを入れるとか、二人の場面を強調するとか繊細な演出が欲しかった。これが倉田女史だったら、二人の恋模様をしっかり魅せてくれてたろうに。

フロルベリチェリ・フロル役の大河元気は、明るく快活でホントに舞台のヒマワリのようなムードメーカー。タダを追い掛け回したり、酔っ払ったりと笑いも起して愛らしい。ただ、アマゾンが裸になったんだから、フロルにも上半身キッチリ見せて欲しかったな。あれじゃ男がフロルをやった意味がないじゃん^^;。

アマゾン・カーナイス役の柄谷吾史は、もう原作キャラを遙かに逸脱して、男前だし格好良いし可愛くてたまらん(*^。^*)。フロルに翻弄されて赤くなったり、注射に怯えたりとスイートハニーな一方で、バセスカ相手に真っ当な意見を述べるビターさも発揮、いざという時は皆を先導したりと、クールビューティーな見せ場と魅力がいっぱい。アマゾンについ目がいくのは、柄谷さんの明確な台詞使いと凛とした立ち姿、確固とした眼差しがあってこそ。柄谷さんの上半身が予想外に華奢だったのにはちょいビックリ。ずっと裸で寒くなかったのかな? 松木@ヌーに思いっきり噴き出したが、つい三蔵×悟浄が浮かんだりw。

林修司のマヤ王バセスカは、原作と違って弱さや無力さも痛感する、今回のミッションで一番成長したキャラクター。尊大な面だけでなく、データ転送のドジっぷりなど可愛らしさも見せて、林さんの魅力も引き出した。ちょっと声が枯れてたような気がするが、最後まで乗りきって頂きたい。

お気に入りは二人。
松木賢三のヴィドメニール・ヌールは、静かで中性的なイメージで、当初は松木さんだとすぐに分らなかったほど。背がやけに高く見えたが、抑揚のない声もイイ。かと思うと、まさかのヌーの酔っ払いぶりも楽しい。シリアス7、コミカル3というバランスで演じきる松木さんの魅力も再確認。役によってコロコロ印象が変わるので、Axleのカメレオン俳優だといえよう。
山本健史のガニガス・ガグトスは、ガッシリした体格でもないのに、見れば見るほどガンガの雰囲気に近づいてくれるから嬉しい。山本さんの実直な声と真剣な眼差しが、ガンガの誠実な台詞とよくマッチする。
加えて、赤鼻@田倉伸紘は素朴な雰囲気がよく出てて、原作以上に絡みや存在感があった。

開演前に静かに流れる、コンピューター音がワクワクさせた。音響は大きくて臨場感たっぷり。役者が一斉に激しく踊る時は、客席にまで地響きが伝わり、あらためて”漢”の芝居だと実感させる。
客席通路を使った演出は2回。最前列に水をあげるトト@田渕法明がキュート。ヤマ場前で突然、林さん@バセスカの声が後方から聞こえてきたが、これでは客席から林さんの表情が見えないし、ここで対立を大掛かりに演出する必要もなかったように思う。
布の映像はなかなか凝っていて、守護神の弓の絵に思わず見入る。電導ヅタは予想とちょっと違う仕込み。手術シーンはもう少し工夫が欲しい。
タダが倒れた後に随分と間があったが、何かあったのか? ラストのタダの格好良いアクションには惚れ惚れ。

いつも通りに笑いやアドリブを随所に盛り込みながらも、シリアスな本筋とのバランスも程よく、キャラクターを中心に情熱的にカッコイイ舞台に仕上がっていて、思ったより楽しめて好かった。
課題もまだ多いので、千秋楽に向けてまた大きく盛り上がってほしい。
でもどこかに、『11人いる!』をStudio Lifeでやるとしたら、どんな舞台になっていただろうと想像する自分もいる。原作ファンのサガだねw。

写真を3セット買った。テラだけだと11人にならないし、全員集合写真も欲しい。
吉谷氏がパンフに書かれていた、ぶどう糖はホントに頭の回転をよくするのか?
新作の演目を模索されているようだが、こうなったら『続・11人いる! 東の地平・西の永遠』も手がけてみてはどうだろう。
劇場版『ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』を観てきた。
テレビアニメ放送40周年記念の初の長編アニメ。現在放送中の第5シリーズとも連動してたり、初の6エリア別ご当地バージョンでの上映など、”鬼太郎祭り”の話題はつきない。

先ずは、おまけ映画『ゲゲゲまつりだ!! 五大鬼太郎』。
歴代の鬼太郎を演じた声優陣、野沢雅子、戸田恵子、松岡洋子、高山みなみの声が賑やかに響演。他キャラの声イメージが強い中、松岡さんだけは特定の色が付いておらず静かな感じ。鬼太郎の絵の雰囲気も其々違っていて面白い。猫娘まで5バージョン。目玉おやじ@田の中いさむは永遠に不動。私が愛着があるのは、再放送もされオリキャラもいなかった第2シリーズかな。


本編『ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』。
妖怪にさらわれた人間の少女を助けるために、そして日本を守るために、日本全国の妖怪たちを巻き込んで、命をかけて最大最強の敵と立ち向かう鬼太郎を描く。

幾重にも伏線が張られ、なかなか手の込んだ一筋縄ではいかないストーリーでどんどん引き込まれた。随所にお遊びもたっぷり、スケールも大きくて子ども向けとして面白い。同時に現代社会とも重ねて、大人に対する深いメッセージにちょっぴりゾクリとさせる。

今回の鬼太郎は、普通に格好悪さもあったりと気が抜けない。少女・華ちゃんに頬を赤らめたりと可愛いが、そのひたむきな”思い”が鬼太郎を優しく強く戦わせる。
ペテン師ぶりと機転ぶりが冴え渡るネズミ男は、どうしても憎めないが、コイツの思いもいじらしい。
妖怪サミットでは日本が存在をアピールしてるのが愉快。ネコ娘が全国を爆走したり、日本妖怪四十七士が登場したりと、日本の様々な名所やご当地妖怪を知らせることで、観客にも”日本国”の意識を目覚めさせる。

その”国”をつくるのは、人間ひとりひとりに他ならない。だが現代は、人と人との”信頼”や”絆”がどんどん失われている。これまでも人間界の恐ろしさを警鐘し、大切なことを教えてくれたのは”妖怪”だったが、やっぱり不甲斐なさを痛感する。
元気玉っぽい描写もあり痛快だが、今こそ日本全国が一丸とならなければならない。なにしろテレビ版では、世界の妖怪たちが日本を襲ってくるかもしれないのだ。

お目当ての小杉十郎太は初っ端から登場。台詞的には多くないヤトノカミだが、凶悪で強大な存在感を発揮し、小杉さんキャラの歴史を塗り替えた。
鏡爺の石塚運昇が、怖さと優しさを醸して味わい深い。
華ちゃん@小林沙苗が愛らしく熱演。藤田淑子、折笠愛らベテランが、ケレン味たっぷりに盛り上げる。
妖怪と水木しげるワールドに詳しい京極夏彦が監修。アニメ『魍魎の匣』に続き、今回もゲスト声優として花を添える。

小杉さんと運昇さんといえば、今月中旬に公開の劇場版『ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』も楽しみ。
実写版『ヤッターマン』予告ナレをした山寺宏一と、ねずみ男@高木渉が共演する、2月上演の『作者をせかす六人の主人公たち』も注目したい。
年末25日前後に更新されたネットラジオを一挙に捕獲。
お目当ては、『少年陰陽師』の石田彰、『空の境界』の東地宏樹、『今日からマ王!』のてらそままさき。ゲストの皆さん、これが2008年最後の配信だということで、感慨深い思いで気合が入っているご様子。

その中で、『マ王!』のアーサマこと、てらそまさんが2008年を代表する漢字一文字を書かれていたが、その漢字にまつわるてらそまさん自身の体験談が壮絶だった。舞台続きで、役者としてのハードな日々。てらそまさんがされた検査も、昨日私がしたものと似ていたので、身につまされる思いで聴いていた。無事に回復されて本当に良かった。
人間、歳を重ねると、若い時みたいなムリも出来なくなる。役者も身体が資本。今年は身を労って、頑張っていただきたい。
某所にてらそまさんの念頭コメントが寄せられていたが、てらそまさんの「役者生活25年の節目」に、てらそまさんの舞台をまた観たいと思う。

4日『屍姫 玄(くろ)』第1話
『屍姫 赫』からの続き。五諒山で修行するオーリを導く僧侶の一人・梅原鉦近の声でてらそままさきが登場。渋~いオジサマ風だが、景世よりも俗っぽくて、すっごいオタクなエロエロ坊主w。何やら『狐狸狐狸…』のエロ坊主と重なりそう。
今季はオーリの契約僧としての成長が見られそうだが、鉦近さんははたして準レギュラーなのか、1~2回だけのゲストなのか? とにかく要チェック。


4日の『ゴーオンジャー』枠最後に、2月15日からスタートの『侍戦隊シンケンジャー』予告CM。
年末に某所でキャストが判明したが、噂どおり、シンケンブルーは相葉弘樹。これで『仮面ライダーディケイド』ともども、テニミュ関係が登場。

スーパー戦隊シリーズのプレミア発表会には興味なかったが、31日の1公演だけのチケットを一応取ってみた。スカイシアターのステージはあるが、その前に『ゴーオンジャー』のキャストもちょっと拝んでみたいと思って。そういや、ゴーオンの声優さんたちは、とうとう表舞台に出ることはなかったのかな。

『キバ』も残り2回で、マジにクライマックス! 4日は『ピポパ』がお休みだったので『プリキュア』のままにしていたら、CMからタツロットの声が!? TV画面を見たら、1/24から公開の劇場版『ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』の宣伝だった。バエの声だったんか(笑)。バエが出るなら観なくてはw。
OVA『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』DVD全6巻。
OVA『野望のルーツ』と、TVシリーズ『装甲騎兵ボトムズ』第1話の間に存在していた空白の期間を描いたドラマ。

目標どおり、お正月中にすべて観終わった。
一挙に観ると本当に面白い。最初はやや取っ付き難かったが、次第に話に引き込まれ、どんどん先が観たくなる。
20年前にボトムズ関連を観ていた時と決定的に違うのは、今回、息子がいつの間にか私と一緒に観ていたこと。息子なりに夢中にさせるものがあったようで、「早く昨日のボトムズの続き観ようぜ」と私を促す始末。まさか親子でボトムズを観る時が来ようとはと、つくづく感慨深くなる。

当初はガンダムものと重ねて観ていた息子だが、今回のボトムズには「女」がいっさい出てこないと教えると、開眼したように二つの違いに気づいたようだ。
そう、『ペールゼン・ファイルズ』には、いっさい「女」が出てこない。そこが『ガンダム』ものと大きく違う点だ。
戦う者も、オペレーターも看護師も、その他多勢も、もちろんキャストにも「女」の姿も声も皆無だ。もちろん、TVシリーズのフィアナ絡みで意図的に女を出さなかったようだが、まったく女っ気なしのアニメというのも今では珍しい。すべては「男」だけで構築される世界。それだけに「漢」の魅力たっぷりのドラマが展開され、どこか純粋で愚かで破壊的な男たちに惹かれていってしまう。

誰もが一癖二癖もあり、様々な過去や秘密を抱えているバーコフ分隊の5人。
バーコフもゴダンもザキもコチャックも、謎の部分もあって、当初は全く馴染めず油断できない存在だった。それが観ていくうちに、どんどん愛着がわいてくるからフシギ。彼らの欠点も気にならなくなり、掛け合いが小気味いいこと。
キリコも5人のうちでは実力派として重宝がられ、命令にはよく従い、任務に忠実な良き兵士っぷり。寡黙で冷静なキリコも、徐々に「仲間」というものを意識していったようだ。
”異能生存体”であるキリコが、初めて”仲間”らしき者たちを意識した話。これが後にTVシリーズで、自我に目覚め、愛に目覚め、人間らしい一面を見せていくのであろう。

2004年7月に某所の日記でも既に書いてはいたが、あらためて書かせていただこう。
キリコ・キュービィと安倍晴明(@遙か)は、どこか似通っていて、どうしても重ねてしまう。
『ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』を観て、昨日の舞台『遙か朧草紙』を観て、なおさらそう感じた。
つくられた男が、人との絆の中で、やがて目覚めて、再生していく話。
今、この同時期に、二人の異能者の新しい話にめぐり合ったのは、決して偶然ではあるまいと思うのだ。

 ̄ ̄ ̄
去年から予約していた某検査へ行ってきた。一日がかり。
昨日の夕方から絶食。今朝は薬ドリンクを飲まされ、半日がトイレラッシュ。身も心もヘトヘト。
検査後は、去年受けた検査の結果報告に意気消沈。投薬や食事制限も必要となった。カーブスは続行。
丸一日絶食状態で、体重は1キロ減w。フラフラだが、食べられる幸せをしみじみ感じる。
今年こそ、身体をいたわりムリをしないことが目標。
ネオロマンス・ステージ『遙かなる時空の中で 朧草紙』初日を観てきた。
『遙か』舞台版の第2弾は、書き下ろしのオリジナル脚本での上演。
去年の今頃の初演と比べて、人も多いし物販も凄くて熱気ムンムン。
リニューアルされた劇場だが、前ブロックの真ん中辺りの座席で全体的に観易い。
場内アナウンスは「シーデー」「デーブイデー」の泰明さんw。日替わりかな。

「鬼の一族」が龍神の神子や京の都をつけ狙う中、八葉の一人として神子・あかねを守る陰陽師・安倍泰明が危機に陥りながら、やがて自我に目覚めていく話。
コミック3巻辺りを基にしたのかな。
何たって、安倍泰明が主役!(*^。^*) あかねを巡って、鬼の首領アクラムと対峙、泰明の出生の秘密も明かされる。
アクラムの配下、イクティダールやシリンも初登場。前回の怨霊トリオも登場し、前回以上に八葉の見せ場も多いハズ。
ストーリー的には期待していたが、やはりオリジナル。脚本のまどろっこしさや演出の甘さが目立ち、前半から中盤にかけてはかったるくて退屈この上ない^^;。突っ込みどころも多く、本当のキャラの見せ場はラストの対決ぐらいだったか。

イクティダール役だったTROYが急病のため急遽降板したのが惜しい。代役は遙かの世界を知っている木村啓介になったが、所詮は付け焼刃。低めの声で頑張ってはいたが、線が細くて立ち方歩き方もイクティの男っぽさが出ていない。出番的にも少なくなかったので、もう少し煮詰めて欲しかった。
アクラム役の汐崎アイルは、テニミュ以来または斬セイバー以来か。オッキーの声イメージがあるので、始めのうちは高めの声に馴染めず。アイルさんは見せ方を心得ていて、仮面を取った時の顔が妙に濃くてセクシーかも。アクラムのソロは声はよく出ているが、上手いかどうかは微妙。

「コヤスアキ」の後ろに「ラ」と付けたくなっちゃうw。前半は絶大な力を発揮する泰明だが、中盤はやや頓挫して肩透かし。八戸亮はどこまでもクールで静かな物言いと凛とした立ち姿で、独特の雰囲気を醸す。
泰明と他7人との繋がりって、こんなに薄い信頼関係だったのかな?やけに熱くヒネたイノリがウザイ^^;。永泉のしなやかさにジンとくるが、長谷部恵介の姿勢の悪さは何とかして頂きたい。
初めて見られた友雅の殺陣だが、シリンとのまったり対決に脱力感^^;。決着もアッサリし過ぎ。
あかねは話し合いで本当に解決できると思ってたのか? その場のノリでひょいひょいと付いて行く浅はかさにイラつく。突っ伏した時に、はねゆりの着物の後ろが取れかかってヒヤヒヤ。
格好良かったのは、オープニングのスライドと、ラストの八葉合体技ぐらいだろうか。通路を使った演出は怨霊組のみ。
青龍組はお笑いを殆ど引き受けて重宝。最後に天真@中村誠治郎が全部持っていった感w。

初演の初日と比べて、八葉の歌への手拍子もだいぶ増えた。刀マイクに笑い。唄いながら、右手通路に泰明、天真が、左手通路に友雅、詩紋が降りてきた。これも日替わりなのかな。
その後、全員揃っての演出がまたカッコイー。中盤までのモヤモヤ感がこれで一気に解消か。
終わりのスポット挨拶はイノリ。やけにスラスラだと思ってたら、誠治郎くんが練習してたヤツのパクリ!?w ラスト告白は天真。
キャストのおかげで、会場もすっかり遙かムード一色。日々進化し成長する舞台なので、また観たいと思わせた。

パンフの後ろにスタンプコレクション台紙。ポイント関係なく記念に捺した。
物販フォトの種類が多いが、泰明記念でとりあえず泰明&亮のL写真。
次はただ1回の平日公演。平日特典があるようなので期待。

 ̄ ̄ ̄
午前中は家族と近くの神社へ初詣。娘だけが外出しておらず。
参拝して、学業のお守りを買って、恒例のおみくじ。
【吉】と出た。書かれてある和歌に「桃のはな」とあり、それだけで弾む。「善意に」「迷はず」の言葉を心しておこう。
某スーパーで、頂いたお年玉くじ付き年賀状の末尾番号「9」で、ボックスティッシュを1箱プレゼント。
息子と一緒に行って、一人3個ずつ、計6個を貰ってきた。不況だからね。

某スーパーで『仮面ライダー電王と遊ぼう』が開催。
なぜ、キバじゃなく電王?と思いながら、息子と一緒に行ってみた。小さいお子様と一緒の家族連ればかり。小さなスペースにギュウギュウ詰め。大人は後方にスタンディング。私は端っこに行って座らせて貰った。まるで夏の親子劇場のアトリエみたいな熱気。でも電王だけで100人くらいは集まるんだから、たいしたもんだ。

司会のお姉さんが慣れてないようでカミカミ。
音楽もテレビ通りで、電王ソードフォームが登場した声も確かに関さんだけど。
怪人とのアトラクションは型通り。その後の電王の声はダレ??^^; 高木渉さんみたいな声だったw。クイズ大会のクイズは子ども向きなので簡単すぎ。今、日曜のテレビで放送されてる仮面ライダーの番組は?って、『キバ』にキバってるじゃんw。
ソードフォームがいっぱいポーズ付けてたので、ついあれこれ撮ってしまった。

最後は撮影会。ドヤドヤと並ばされて忽ち長い列ができる。1家族1シャッターなので、割と早めに進行。
ソードフォームを真ん中にして撮影。息子と一緒に撮ったのはすっごい久しぶりかも。しかもソードを囲んで親子で笑顔満面(^o^)。ミニイベだけど、何だか楽しかった。

夜に、相方と娘が帰省から帰宅。やっと賑やかなお正月になりそうだ。
ワンフリチケで、映画『K-20 怪人二十面相・伝』を観てきた。
年末年始の痛快娯楽活劇だろうと少しは期待して。

1949年。ひょんな事から「二十面相」に仕立て上げられたサーカスの曲芸師が、自らの濡れ衣をはらすため、からくり技術師や令嬢らの力を借りて、本物の「二十面相」に闘いを挑む話。
第2次大戦が回避された架空都市「帝都」が舞台、という空想科学的設定がポイント。激しい格差社会の中、多数の貧民がブルジョワに虐げられ痛めつけられる世の中で、前半は予想以上に重苦しい雰囲気。
貧しくも純朴な遠藤平吉が二十面相だと、寄ってたかって苛める奴らがみんな悪人に見える。富める明智小五郎や小林少年、少年探偵団さえも悪に見えるが、これがこの作品のキモであり欠点でもある。

平吉役の金城武は、街中を直線的にひた走るスピード感と軽妙なワイヤーアクションが格好良い。『レッド・クリフ』的セクシーな白ハト青年だが、お茶目な表情やボケぶりが可愛いこと。平吉のあまりの真っ正直ぶりがたまにウザかったりもする^^;。金城さんの日本語の台詞回しがアレなので^^;、いっそ東地さんの吹替えで聞きたいところw。
葉子役の松たか子が、品良く破天荒で愛らしいお嬢様を嫌味なく熱演。葉子のボケっぷりが一番笑いを誘い、松さんがいたから作品が面白く感じられたようなもの。
源治役の國村隼が、いぶし銀のような渋さと柔らかさで作品を支えて活躍。

平吉の泥棒修行に手を貸す技術師と、『スパイダーマン』や『バットマン』が浮かびそうだが、実は『カリオストロの城』や『ラピュタ』など宮崎アニメへのオマージュなんだろうと思わせる。日テレだしねw。
『三丁目の夕日』の白組が手がけた帝都のVFXは、レトロ感たっぷりの緻密さで引き込まれる。日テレだしねw。

スピーディなアクションに反して、テンポは緩慢で中盤は飽きもきた。破綻したラストといい、演出や脚本の甘さが目立つ。
これは「二十面相」の名と姿を借りた、プロレタリアVS.ブルジョワ、善VS.悪の闘いでもあるのだろう。だが、互いに知略と認識を尽くした「敵」同士の闘いにならなかったのが残念だ。原作ファンであるほど落胆も多かろう。
富民の婚約者よりも、貧民の平吉に惹かれた財閥令嬢・羽柴葉子が、激しい貧富の差に気づき、己の正義の道を選択するというのが、小さな救いではある。
仮に続編が作られるとしたら、『二十面相の娘』ならぬ、『二十面相を愛した娘』にしたらいかがかw。
 2009
    _●_     ☆☆ 新年明けましておめでとうございます ☆☆
   (__)
  _(___)_     本年もどうぞよろしくお願いいたします
  └□―――□┘   
  ■| ◇ |■   
 ◇ u――u ◇


初笑いは、WOWOWで『俺たちフィギュアスケーター』。去年の初笑いもそうだったな。
アニメは、『装甲騎兵ボトムズ ペールゼンファイルズ』で溜めていた分。正月中に全巻消化が目標。

フジテレビ『新春かくし芸大会2009』。13年ぶりの生放送らしい。
D-BOYSメンバー(遠藤雄弥・加治将樹・柳下大・高橋龍輝・橋本汰斗)は、男子アナと合同で、男子新体操に挑戦。
ハードな練習風景だった。コーチの厳しい指導のもと、エンヤも加治くんも頑張った。83回目(?)の倒立を何とか成功させ、見事な演技を決めた8人。正月から、気魄の篭ったステージを見せてくれた。
その8人がコーチと共に生出演、Dボメンバーが短髪になってて良さげ。テレビドラマはもちろんのこと、新参加した二人のテニミュも楽しみだ。

アニメアンテナから、コミケで余計に取られていた分が返金されてきた。メールで苦情を言ったら、お詫びの返事と共にすぐ対処してくれたようだ。よかったよかった。不正は見逃しちゃいかんよね。何事も諦めないでやってみよう。

申し込んでおいた、電王イマジンアニメとデフォルメキバから年賀状が届いた。
大晦日のカウントダウン。

相方と娘は今朝から帰省中。
昨日までの間に、玄関飾り、部屋に鏡餅。
今日は、掃除と洗濯、お節の準備。カレンダー取替えと干支石鹸取替えは息子に任せる。

今日も意識はTVへ。
『レミーのおいしいレストラン』『クローズZERO』とWOWOWは重宝。
『のだめカンタービレ in ヨーロッパ』『大みそかドラえもん』『紅白歌合戦』と定番&安定版。

BEGLOBEでは、先日行われた『ボトムズ』阿佐ヶ谷イベントの模様を三部構成にわけて配信中。ごくたま~に、私の後ろ姿まで映りこんでいるので油断できないw。

今年はまだ、居間にあるエアコンの暖房のスイッチを付けていない。コタツもない。だから居間にいる間は、着込んだり、毛布を引っ張ってきたりと、何とかしのいでいる。おかげで電気代が少しは節約できそう。
ちょっぴり寒さを我慢できるようになったのも、今年からカーブスで体操を始めたせいかな。やはり健康や筋肉が大切。少しずつ体質改善できているのかもしれない。


今年もなんとか一年を無事に滞りなく越せることができた。
毎年、歳を積み重ねることができる幸せを、いっそう実感する。
そして心から感謝したい。
神様に。皆様に。家族に。

今年も皆さまにたいへんお世話になり、ありがとうございましたm(__)m。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
良いお年をお迎えくださいませ。
息子と一緒に久しぶりにアニメイトへ。
「アニメ店長特製ミニカップ麺(とんこつ味)」を2個貰った。小さい。
イベントDVDを予約して、「電王はこれからもクライマックスだぜフェア」の着せ替えステッカー。モモからジークまで6枚分は貰ったが、残りのウルフは来年に貰えるかな。
『WILD ADAPTER』から半年、ようやく『帰ってきた!私立荒磯』が発売になり、連動特典のミニポスターを貰う。
AVフェアのポイントを引き換え。欲しいものがなく、テニミュのフォトホルダーと最遊記歌劇伝ステッカーを貰う。

81のCD第3弾のイベント詳細が出たが、今回は関さんの出番がなくて、ホッとしたというかガッカリしたというか^^;。

 ̄ ̄ ̄
セブン-イレブンで『仮面ライダー』スタンプラリーも集まり、ライダー大集合シール&カードを貰う。池袋近辺で、ソードフォームやキバエンペラーフォームが押せたので満足。

ついでに一番くじにチャレンジ。息子はメモスタンド賞だが、モモやキンじゃなくてガッカリ。私はカードケースで、もっとガッカリ^^;。もうやらん。

 ̄ ̄ ̄
★今年印象に残った映画6本
『崖の上のポニョ』(アニメ)『ナルニア国物語 第2章』(洋画)『シャカリキ!』(邦画)『さらば仮面ライダー電王』&『電王&キバ クライマックス刑事』(特撮)『レッド・クリフ』(洋画)

★今年印象に残った舞台6本
『遙かなる時空の中で 舞一夜』(ネオロマンス・初演)『狐狸狐狸ばなし』(松竹)『ラストゲーム』(D-BOYS)『マージナル』(Studio Life)『ファミリア』(30-DELUX)『テニスの王子様 The Imperial Presence 氷帝 feat.比嘉』(ミュージカル)
映画館でもCMが流れていたが、セブン-イレブンで『仮面ライダー』スタンプラリーが27日からスタート。
ポケモンのスタンプラリーとやることは同じ。
徒歩圏で行けるセブン-イレブン2店に行ったら、2店ともライナーフォームで同じじゃん(~_~)。またネットで調べて店を選んで行くか。ライナーの次はソードフォームも押したいし。

ドリンクに付いてるダブルフィギュアは、透明なので選べる。1店目にはなくて2店目で発見。仮面ライダー電王&砂モモイマジンが付いてるのを2本買う。ちょっと高い、午後の紅茶w。この砂モモの足がカワイイ。

 ̄ ̄ ̄
花組芝居『泉鏡花の夜叉ヶ池』の日替りゲストの日程が、ようやく一部発表。しかも一日中外出していた昨日だったとは^^;。お目当ては関俊彦さんが客演される日。
21日なんて、お芝居ラッシュの時期にスケジュールが空いてないよ~と確認してみたら、何と、21日だけ空白!(゜o゜) これは私に観に行けということなのか~。
場所は青山円形劇場かい。円形とはいえ、場所や演目によっては、ステージから取り残されそうな座席しか残っていないかも。とりあえずチケットを1枚押さえてみた。
しかし前後の一週間、毎日ぶっ続けの観劇週間となってしまった(~_~)。

 ̄ ̄ ̄
息子が友達と一緒に2日目のコミケへ。
ぐったりと疲れ果てて帰ってきた。企業ブースでは付き合いで列に並んだり。東へ西へと歩き続けたり。
『ジパング』本を息子に頼んでいたが、お目当ての新刊は悉く落ちてた模様で、1冊だけ捕獲してきた。私がわざわざ行かなくてよかったか。とりあえずジパはスパコミに期待。
コミックマーケット75の冬コミ初日へ行ってきた。

今回も某芸能系サークルさん絡みで会場入り。西がメイン。
サークルから女子トイレが微妙な位置で、あっという間に混みあう。去年と違ってシャッターは閉まっているが、じっとしてると寒くなり、中でもコート着用。

先ず『仮面ライダー電王』関連ブース。今回はモモがメインの本やグッズばかり。良太郎お誕生日や、幸太郎@シエルの青執事ネタなんかも多かったりw(みんな考えることは一緒ね)。『ゴーオン』『キバ』もついでに。夏に比べて『ケータイ捜査官7』サークルが3倍ぐらいは増えていた。

企業ブース。目的は石田彰さん関連CD。DEARSでちょっと列に並んだが、『花言葉物語』青赤を買いフラワー占いCDゲット。ツーファイブで『NOBU』2枚組でこの値段は安い。ホビボックスで『Fate/Zero』Vol.2だが4枚組だからこの値段で仕方ない。
ところが、対決8で『今夜ワインを』を買って、後で確かめたらCD表示値段(税込価格)以上にお金を取られていてビックリ!オマケもいっさいナシ! どこのブースも消費税分をサービスしたりと低価格で売ってくれるのに、ここではわざと高価格で売るなんて、ぼったくりだ~詐欺だ~!(~o~) 
honeybeeでは何と外で列に並んで待つこと30分以上。どうやらhoneybeeは会計が一つでいつも遅く待たされるらしい。日差しを浴び待ちながら、ゲットした特撮本を3冊読みきったゾ。やがてブースに誘導されたが、会計は2つあった。一人で何個もCDを買う人が多いためか!?^^; 婚姻届は折らないようにとファイルに挟んでくれた。

昼頃からお店番。ご自分もファンだと楽しそうに買って下さる人を見ると、こっちも嬉しい。
K良太郎の黄色浴衣姿がいっぱい。ゴーオンのコスプレは、ブラックだけ見なかったような。クイーンがキレイ。ケータイ7のコスプレはスゴイ。忍たま軍団の衣装が目立つこと。

2時間後、東に遠征したら、ガンダム系があらかた撤収されていてビックリ。今回なんか早すぎる~^^;。そういや今日は他にイベントとかあったな。声優サークルも一応見る。

西に戻ってみたら、こちらも少しずつ撤収作業。4時前に会場を出た。皆さん、お疲れ様でした。

新橋で皆さんと打上げ&忘年会。ドリンク半額に釣られた。飲むのは好きだが飲めないのに、飲みすぎたみたい^^;。珍しいもの美味いものを色々食す。ご馳走になってしまって感謝感激。楽しかったです。来年も宜しくですm(__)m。
帰りの電車の中で少々気分が…。体調がイマイチなのに調子にのったせいか。自重しなくちゃ。
モーニング『ジパング』航跡385。立ち読み&記憶朧でご容赦^^;。

漫画家の色紙プレゼント。応募しなきゃ~と思ったが、かいじ先生が描かれたのが角松。なーんだ。男っぽい角松だけど、2009年は正念場らしい。てか、2009年の角松ってアリ?^^; 草加じゃないのでパスw。モニは買わずに済ませた。

格納庫から角松に連絡する杉本たち。二人ともこのままここで足止めだろうか。脱出準備で大わらわの大和兵。まさしく沈み行く船から逃げ出すネズミのよう。

原爆を盾の立て籠もり部隊VS.制圧部隊。息詰まる中、ついに激しい交戦状態へ。大和側は負傷者が出たようだが、角松たちに被害がないのがフシギ。
交戦中、起爆制御の解除を思いつく柳。暗号回路は「イロハニホヘト」調だろうか。柳の申し出に、一か八か(?)賭けてみる角松。
でも、彼らの様子を遠くから察した草加が、不敵な笑みを浮かべてるよ~。草加、あくまで強気な態度だな。柳がカバーを取った途端、何が起きるというのだろう?^^;

制圧はしなくていいから交戦を続けよと、兵に命令する草加。やらせまいという気構えを見せるため、角松たちを疲弊させるため、そして時間稼ぎのためだろうか。
草加は、角松の前に姿を見せたいハズだろう。そして角松も先ずは、心置きなく草加を殴りたがっているハズw。あと数メートルの距離を隔てて、草加と角松の劇的な対決が始まるに違いない。それをいつまでも願っているw。

今回コミケの『ジパング』は2日目なんだよね~。サークル数もめっきり少なくなったし諦めるか。
D-BOYS 写真集発売記念握手会へ行ってきた。
事前に参加整理券を取ったが、特別のお目当てはおらず。
柳くんファンのMJさんが仕事で参加できず、代わりに観察する役目を担うw。

会場のサザンシアターの周りは参加女子で溢れたため、劇場内を開放。とりあえず500番までが客席に通され、番号関係なく座って待機。立ちっぱじゃなくてラク。おかげでお隣の見知らぬ人たちともお話できた。基本、人見知りな私なので、話しかけてくれると嬉しい。

16時ちょっと過ぎにスタート。10~20番単位で番号順に呼ばれ、並ぶ順番も大雑把^^;。劇場を出てロビー左側にD-BOYS参加メンバー6人がズラリと並ぶ。其々の印象。

碓井将大くん:ゲキレン撮影も終了し、次に会えるのはスカイシアターかな。ニコニコと一番愛想が良くて、両手で握手。
牧田哲也くん:テニミュ@モモでこの前も観たばかり。穏やかな笑顔で握手。
瀬戸康司くん:キバ撮影も終了したが、ライブやイベントがまだ目白押し。2月1日の『キバ』トークショーでまた見れそう。人懐っこい笑顔が可愛い。
荒木宏文くん:ビックリ!(゜o゜) 一瞬、誰だか分らないぐらい変貌してて言葉が出てこない。 金髪になったのは知ってたが、顔が横に大きく膨張、顔だけちょっとメタボ気味^^;。1月の舞台『風が強く吹いている』の稽古で大変そうだ。
和田正人くん:顔がちょっとお疲れ気味かな?^^; こちらも舞台稽古疲れ?「ありがとうございます」と落ち着いた物言い。
柳浩太郎くん:お疲れというより眠そうな感じ? エンヤがいなかったからか、何だか元気が足りなく見えた^^;。 来れなかったMJさんの話をしたら、何か言ってくれたけど聞き取れなかった^^;。
みんなフワッとした軽い握手。後ろのスタッフがみんなを煩いほど急かす。

自分の握手が終わったのが16時45分頃。17時前には1000番台まで入場していた模様。ちゃっちゃか進行してたが、途中休憩もあるし、2000番までくるのは18時頃かな。
6人とも忙しい中を縫っての握手会、お疲れ様でした。


D-BOYS写真集をざっと見たが、ホントに写真だけだぁw。
『ザテレビジョン オム(HOMME)』Vol.5で、D-BOYSスペシャル。写真集では小さかったショットが、未公開コレクションとして載っていて嬉しい。特にエンヤとズッキーの射るような目がカッコイーv。

鈴木裕樹は、1月スタートの『銭ゲバ』出演。『チーム・バチスタの栄光』に続き、宮川大輔との共演。
遠藤雄弥は、1月スタートの『VOICE~命なき者の声~』出演。『めだか』『のだめ』『篤姫』に続き、瑛太と4度目の共演。
中村優一は、映画『風が強く吹いている』九州ロケ中だったっけ? ドラマにもまた出てほしい。

 ̄ ̄ ̄
観劇もイベントも、年賀状書きもひとまず済ませて、残るはお正月準備…。
ではなく、コミケカタログのチェックだ(笑)。28日は宜しくお願いします。
msn We舞台『夢をかなえるゾウ』を観てきた。
無料ご招待なので、さぞ座席は悪かろうと思いきや^^;、引換えたチケットは前から8番目の右寄りブロック。もっと端や後方の方もおいでなので贅沢はいえない。
ライブ会場のようなので、横に長くフラットでステージが観難いのが難。女子トイレが沢山あるのが救いか。

会社をリストラされ自暴自棄になってた男が、インドからのゾウの置物ガネーシャに啓発されて、”夢をあきらめない”ことを知っていく話。
原作はTVドラマになったベストセラー小説。脚本・演出は奈良橋陽子。msn We舞台プロジェクトの一環で、オーディションでふるいにかけられた、プロのパフォーマーを目指す若者たちが舞台に出演し、リアルに「夢をかなえる」。

話題のキャストとスタッフに加え、バックの映像と演劇とパフォーマンスがコラボされた豪華なステージで、一見、家族で楽しめるエンタメ風。
だが内容はとても中途半端で面白味に欠ける。イメージだけが先行した抽象的なシーンが多く、本編に関係ないオーディションが抽入され、どれも不完全燃焼な味わいだった。
ステージには階段や高台セットも用意され、演出の気遣いも感じたが、芝居そのものは殆ど1階での展開。幾度もセットを動かす割には、芝居での役者の動きが乏しい。
フラットなため観難かったのも影響されるが、途中から眠くて眠くてたまらない^^;。気づくと周りもウトウト。隣のお子様はしきりに身体を動かし落ち着きがない。まるで「夢をみさせるゾウ」のような手ごたえだった^^;。

ゲン役の二階堂智は、台詞がたまに不安定なのが難^^;。一応、主人公なのに~。舞台より、映像のほうがイイ男に見えたw。
ガネーシャ役の小松政夫は飄々とした関西弁。あんみつ食べる仕草や手品にタップと手際よく器用で、芸人としての誇りと力量を感じさせる。
中河内雅貴はゲンの弟役なのに、出番としては少ない。回想シーンばかりなのも印象を薄くさせる。高いジャンプを見せて踊るシーンもあるが、雅くんのダンスより、背広姿で狂ったように踊った兼ちゃんのほうがインパクト大(笑)。リーマンの兼崎健太郎は眼鏡と背広だが、結構出番があって個性的。舞台『アニメ店長』に出てきた小西克幸にソックリだったw。
リーマンの倉沢学は身長差と軽妙さで魅せる。バーのマスター冠徹弥がイイ味。勝矢が『エア・ギア』ネタを披露するので苦笑w。

主役は様々なパフォーマンスとオーディションに出たアンサンブルだろう。出番もいっぱいあり、其々の個性も見せるが、素人に毛が生えた程度の実力で、ハッとさせて印象に残る若者は少なかった。人数が多過ぎるので、かえってゴチャゴチャと汚く見える場面もあり^^;。
音響も良過ぎるのか大き過ぎて、芝居には不具合で煩いほど^^;。今風な早いテンポが多いが、時にはゆったりと穏やかな音色があるほうがインドらしいと思う。

ガネーシャの教えでコレはイイ!と思ったのが「自分は運がイイと声に出して言う」こと。コレなら私でもできそうw。
恋人との喧嘩も、兄弟の確執も、何故か簡単スムーズにコトが運み、それまでの葛藤や悩みがウソのようで興醒め。所詮、この話はファンタジーや夢の中のできごと。この不況の折、もっと現実に即して、主人公たちに本当の厳しさを教えてあげて欲しい。

無料だから文句は言えんが、チケットにあった8000円の価値に疑問が残る。

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