『ネオロマンス・フェスタ10』2日目昼の部へ行ってきた。
2000年11月26日に最初のネオフェスを開催してから、10回目のフェスタ。お目当てが出なくとも、記念に一緒にお祝いしたくて参加。

ボイカ目当てに11時前に入場したがラクラクと買えて、ついあれこれと購入。アンジェ・シリーズのキラキラポスカもステキ。ロビーアナウンスは力也さん&成田。
SSS席といえどフラットの右端ブロックで、実質前から2番目通路側。出演者が真ん中に立たれると見え難いが、こちらに寄ってくれると近過ぎるほどよく見える。会場アナウンスは潤潤&小西くん。

出演者は、『アンジェリーク』から田中秀幸(クラヴィス役)神奈延年(ランディ役)堀内賢雄(オスカー役)森川智之(エルンスト役)『遙かなる時空の中で』から井上和彦(橘 友雅、翡翠、梶原景時、風早役)中原茂(藤原鷹通、藤原幸鷹、有川譲、葛城忍人役)鳥海浩輔(藤原泰衡役)『金色のコルダ』から谷山紀章(月森蓮役)伊藤健太郎(土浦梁太郎役)岸尾だいすけ(柚木梓馬役)内田夕夜(吉羅暁彦役)『ネオ アンジェリーク』から高橋広樹(レイン役)平川大輔(ベルナール役)入野自由(エレンフリート役)木村良平(ロシュ役)司会は久遠一。敬称略。
イトケンは先週や一昨日に続き3回目。当り前だが、広樹さんは『SAMURAI7』の時と全然違う。『ネオアンジェ』組は記者が白、博士が黒と衣装分けw。キャスト紹介ボイスは宮田さん&石田さんv。

最初に『ネオフェス』1から9までの大雑把なスライドショー。後でパンフの「歩み」で確認したら、どうやら7以外の全部のフェスタに私は参加したようだw。
賢雄さん&神奈さんデュエットでスタート。

4作品のライブドラマ。『コルダ』は月森が加わり、歌もドラマも百人力w。3人のシリアスかつ想像力を掻き立てるやり取りと、理事長(閣下)のシラっとしたボケっぷりが見どころ聞き所。スーツ姿の夕夜さんのお茶目なこと。『アンジェ』はオスカー&ランディが息ぴったりのやり取り。エルンストはあくまでクールにボケかます。情感溢れる田中さんだが、さすがに年を取られたなぁ。『ネオアンジェ』はロシュによるベルナール自慢VS.エレンによるジェット自慢w。平川さんの豊かな表情が可愛い。エレンを止められるのはレインだけ。『遙か3』は譲からお菓子の作り方を教わる景時。二人の演技がテンション高くて軽~いw。トリさんはあくまで丁重にお断り。キャラ設定が分らないので面白さもイマイチ^^;。

ネオロマンス大賞は「そうくるか!部門」で、平川さん、イトケン、田中さんがノミネート。審査員の夕夜さん(審査委員長?)和彦さん、モリモリが、揃って右足を振り上げ、足を組んで腰掛ける。ヤり過ぎると股関節を痛めそう~。ネオフェス初参加の良平くんがイイ仕事っぷり。
平川さんはネオフェス9の2日目で浪川くんからされたお姫様抱っこ。これは観てなかったが『ROTR』ネタだったの?w イトケンは9での『アンジェ』ドラマ客演した智一くんとのコンビ。これは智一くんが真っ先に豹変した演技にあげたい。田中さんは6のトークでの花の色。画用紙で真っ白な花はベタすぎ。
夕夜さんの委員長権限で、平川さんが大賞受賞。ただし、和彦さんのお姫様だっこ付き(笑)。軽々と平川さんを抱っこした和彦さんだが、良平くんから「抱き心地は?」と訊かれてw「思ってたより重かった」と苦笑。イイもん見れた!

ライブは、モリモリ、広樹さん&自由くん、トリさん、良平くん、田中さんときて、『コルダ』から誰も出てない~と思ってたら、満を持して紀章くん!(^.^) サイリウムも皆さんに満遍なく振った。

愛のメッセージは、台詞を覚えていた人もいたようだ。懐からアクセサリーを取り出す時、台本が邪魔になりそう。

『遙か 夢浮橋』PS2の紹介で、近藤隆(北斗星君役)と堀江一真(南斗星君役)がサプライズゲスト。よもやこの二人がネオフェスに出てくるとはっ。宣伝トークをきっちりこなす。特典の百人一首CDセットは欲しいな。デュエットまで披露するが、二人とも伸びのある声で堂々たる唄いっぷり。

エンディングは、作品ごとに登場して其々の作品テーマソングを披露。風船がステージ上から降ってくる。
『ネオアンジェ』組は黒服がこっちに来てくれたりと、大きく広がってくれて観易くノリ易い。ところが『コルダ』組は真ん中に4人が固まったままで歌。もう少し広がってくれてもいいじゃな~い。『遙か』組は3人だが、こっちにトリさんが来てくれた。3人でステージ左右を移動したりと自由奔放でのびのび。『アンジェ』は賢雄さん&モリモリがこっち側ですごく近い。「君は独りじゃない♪」は大好きな歌なので、一緒に口ずさみ一番気分がノった。賢雄さんの声が耳によく届く。賢雄さんやモリモリは、笑顔でこちらに手を振り返してくれるのが嬉しいv。

カテコは皆さん勢揃いの中、作品ごとに前に出て挨拶。『ネオアン』組の、風船を飛ばして右手をスラッシュさせた「俺たち、ネオアンジェリーク4!」が決まる。『コルダ』は紀章くん頼みは歌だけか!? 『遙か』は、自分の4つのキャラ名を言うだけで疲れそう。いつもの「ただいま」「愛してるよ」も忘れず。『アンジェ』はネオアン組のポーズをパクろうとするも、ぶっつけ本番でやっぱりむちゃくちゃ。おまけに賢雄さんが「アンジェリーク5!」とか数も間違えてるしw。そういや昨日の杉田くんだと思って声をかけたら田中さんだったとか、神奈くんのお腹にまで言及したりと、賢雄さんのボケっぷりもお見事。
モリモリは「ここが世界で一番ロマンスがある場所」とせっかく綺麗に決めた後に、「とてもピンクで…」と口に出すも先が続かず、自分でも締められない状態^^;。聞きながら、どーしよ、ピンク着てきちゃったよ~と密かにドキドキする私w。

最後は会場全体で「Promised Rainbow♪」。ネットで1回練習してみたが、何とか最後まで振り付けにノれた。キャストの振りは、昨夜は広樹さんとトリさんが完璧だったそうだが、今回はみんなが結構出来ていた模様。その中でモリモリが、目を大きく開けて客席を見ながら踊っていたのが可愛いw。唄いながらだんだんとみんなの移動がフリーに。
緞帳が下がる中、こちらのほうで低姿勢で手を振り続けていたのが夕夜さん。皆さん、お疲れ様でした。

会場外で、10TH記念カードを配布。時計を見たら、開演してからたっぷり2時間50分! そんなに長くは感じられなかったが、それなりに面白かった。
『金色のコルダ』「プロジェクト f(フォルテ)」スタート。来年2月はステラコンサート、3月はコルダオンリー。オンリーは行きたいな。
そして来年は”ネオロマンス”15周年。お祝いもありそう。私がアンジェを知ったのが1995年だっけ。
クイーンズスクエアのモールにクリスマスツリー。みなとみらいエスカレーター脇の店が「とてもピンク」に変わってたw。
Iori Apartment+羽衣1011公演『FIRST KISS』2回目へ。

ところがハプニング。千代田線に乗ろうとホームに行ったら、信号故障か何かで不通になったとアナウンス。何てこった! 慌てて会場までの地図を見て、銀座線へ迂回し、青山一丁目から夜道をテクテク歩くことに。荷物が重い。その前に寄ったメイトで、コミケカタログなぞ買わなきゃよかった(-.-)。どうにかこうにかコレドへ。開場15分前に着く予定が、開場15分後に到着。汗もだくだく疲れた^^;。
それでも運良く前回と同じような座席をキープ。偶然にもJJさんと再会。そして今夜も客席は超満員。

chapter1&2の映像部分にはやはり慣れない。1では電車の音と揺れ具合が、ちょっぴり眩暈を起す。字幕部分も読み取る必要があるので、そこら辺は我慢して観る。2はパタパタチカチカと画面がどんどん変化するので、やはり目が疲れてしまう。こちらは男女の声だけを耳に入れて、極力画面を観ないようにした。
お話自体は”日常”の一片を切り取った興味深いものだけど、若者特有のくどさがどうも鼻につく。

演劇部分は私の感覚ともマッチして、何度観ても楽しめそう。
ユリとユキの切り詰めた生活に、全くそぐわない高級バー。ビールもカクテルも高いね~。お通しもあんなにするなんて。私なんかとても手が出せない通えない場所。だから計算早いユリも、お通し持ち帰りするユキの気持ちも分る。ブタサン貯金箱とか、お通しを貰った満面の笑みとか、ユキは何て大きな子どもなんだ。でもそういう世話のやけるダメ男だから、ユリもほっておけないんだね。二人はこれからも喧嘩をし別れを繰り返しながら、ずっと続いていくのかも。
藤子は好きな「先輩」のことを、結局1回も名前で呼ばなかった。別れた彼や犬には、ちゃんと名前で呼んでいたのに。結婚した彼とはてっきり生き別れだと思ってたら、そうではなかったという事実がちょっと納得できない。ホント、ダブルじゃないじゃん。そして藤子はやっぱり今でも”彼”のことが好きで忘れられなかった。藤子はたぶん、男女間の関係としては先輩と別れるんだろうなと思う。

美味しそうに飲んでいたが、ビールやお酒はやっぱり”小物”だった模様。さすが役者さん。ナッツを食べる場面で、空腹の私のお腹がつい小さく鳴っちゃうw。
指輪も小物。ただ、指輪を外した藤子の薬指には、当然あるはずの指輪の跡が無かった。長いこと指輪をしてると、指が太くなって取り難くなる場合もあるのだけどw。もちろん今は既婚者だって、様々な理由で、結婚指輪をしてるとは限らない。

映像と演劇のコラボが、ぴったり合っていて面白かった。電話のやり取り、メールのやり取りが重なるタイミングには、常に役者の安定した演技力も必要だ。たまに、ドアの外で出られるタイミングを計っているような役者の気配も感じたりw。
それにしても今の演劇界では、”携帯”という小物は不可欠らしい。でも世間では携帯を持っていない人もいるし、社会で頻繁に無頓着に使われる携帯というツール自体も煩わしくなってきた。携帯が一切出てこない、現代演劇も観てみたいと思う。

仕事ができて仲間からも信頼される中年男性。渋くてセクシーで危険な香り。ノリがよくて優しく包容力もあり愛嬌もある。家族思いの顔をしながら、不倫には罪悪感もなく乗り気。一夜を強引に誘うも、実行しなかった後の顔は妙に晴れ晴れw。ミステリアスで憎めない男。
今回の脚本は、所謂アテ書きなのだろうか。郷田ほづみさんにやけにぴったりハマる。この役は、郷田さん以外に誰も考えられないのだ。

郷田さんと終演後にやっとご挨拶ができた。来年から月1回のペースでアトリエで『十二人の怒れる男』上演。郷田さんも陪審員の一人でご出演されるので、何とか平塚まで行かなきゃ。横浜での公演もあるし、劇場版『ボトムズ』関係も楽しみ。郷田さんの笑みがステキ(*^。^*)。ありがとうございました。次にお会いできるのは2週間後かな。

帰りの千代田線は動いていた。帰宅して食べよう。
劇団21世紀FOX 25周年記念 第62回公演 音楽劇『ステーション・ケンジ -21FOXバージョン-』を観てきた。
豪華キャストで興味を持った舞台。チケ代が安くて助かる。
自由席で整理番号順に入場。100番以上だったが、段差のあるセンターブロック座席をキープ。お隣の友の会会員サマは座布団まで豪華。この地下劇場にお客をこんなに収容できるなんて。ギュウギュウビッシリ詰め込み250人以上は入っていて驚き。15分遅れで開演。

賢治こと「ケンジ」が、銀河トレイン・劇場サロンで次々と繰り広げられる寸劇の数々を見守っていくファンタジー。
朗読あり、歌あり、ダンスあり、コントあり、食事ありwと何でもござれの内容で、芸達者な役者のパワーとパフォーマンスにいつの間にか惹き込まれる。
宮沢賢治の作品が、きら星のごとく散りばめられた、賑やかなアニバーサリーの中で、笑って愉しんで、いつしか心もほっくり温まるステージだった。

主役の河本浩之は、飄々とした笑顔の底に、真面目で神経質そうな鬱屈が感じられる。
詩を読む人の速見圭が、白い天使のようなナビゲーター役。
先日の《RELAX》の舞台に客演された西原久美子は、またまた年齢不詳の可愛らしい小悪魔ぶり。過去の《RELAX》舞台に出られたこともある、一城みゆ希は美しい歌声と共に、光り輝くような妖艶的存在感。
宮下タケルの医師が軽妙で野性風味の演技。
肝付兼太は銀河鉄道の車掌そのもの! 狭い客席通路を歩きながら、観客のツボをついて笑わせ、独特のオーラを放つ。
極めつけは、山口勝平! 大将メイクで元気いっぱいに歌唱、やりたい放題キュートでオバカで、勝平さんが実に楽しそう(^o^)。伊藤健太郎のコケティッシュな力強さが、勝平さんの無鉄砲さをより引き立てる。イトケンが口いっぱいに頬張ったり、こっそり下ネタ言う勝平さんの隣で苦笑いしてたり。ラストのおどけた歌とラインダンスには客席からも手拍子。

その後も二人は飛び入り。「飛べない豚はただの豚だ」と勝平さんが言えば、イトケンが太い眉毛でズドーン。スパイダーブタは誰だったんだ? 長くなるんだとしきりに心配するのは律儀な久保克夫。
ところが熊の親子の切ない話で、急にしんみりさせてくる。
奇想天外、よく分らない作品もあったが、ケンジは”農民による改革”を本気で信じてたんだろうか。「でくのぼう」と自認するケンジの孤独な魂をチラっと垣間見た思い。宮沢賢治ファンならとことん愉しめる舞台だっただろう。

オーラスは全員による合唱が圧巻。「新しい時代」「新しい人」「おそれるな」歌詞のひとつひとつに、25周年を迎えた21世紀FOXの”理念”が感じられて胸が熱くなる。
たくさんの拍手の中、肝付さんらメイン8人がゆっくりとお辞儀。キラキラと煌く存在を放っていらした。

後説的アナウンスは、勝平さんによる劇団員オーディションのお知らせ。
ロビーでは友の会会員募集の案内。パンフはなく、サイン入りポスターを購入。
いつの間にか外は雨が降っていた。

銀河といえば、『最遊記歌劇伝』の劇場は銀河から陽光へ。再演ではなく続編なので1公演だけ取った。

Studio Life公演『パサジェルカ~女船客~』Siegfried(ジークフリート)チームを観てきた。
女性作家によるナチス世界へのアプローチ 2作連続上演のひとつ。
4年前の再演。今回は都合でGチームの観劇予定はない。

「パサジェルカ」とはポーランド語で女性乗客のこと。
第二次大戦後16年。豪華客船上でリーザが目撃した見覚えのある女性。かつてアウシュビッツ収容所の看守だったリーザは、その女と囚人だったマルタを重ねて動揺、ついに自分の秘められた過去を夫に告白し回想する。

観ながらストーリーや場面が少しずつ思い出された。難解な言葉が分り易い表現にはなっていた気がする。収容所の場面はこんなに細切れだったっけ。ただ筋を追っていくだけの淡々とした芝居が続き、暗転の多さもそのまま。退屈でつまらない舞台に変わりなかった。
座席が前方フラットの下手側で、立ち位置的にリーザはよく見えるが、ベッドや作業などの上手側のシーンは殆ど観難くなる。微熱で風邪薬を飲んでたためか、とにかく眠くて眠くてたまらなく、上手側の芝居になるとウトウト^^;。おかげでマルタのことは印象に残らず、全く分らないままに終った。

リーザ役は前回と同じ曽世海司。綺麗な姿勢と哀愁漂う雰囲気はそのままだが、顔の皺と声の太さが気になってしまう。曽世さんもやっぱり老けたかなぁ。
ワルター役には、客演の前田一世でお初。いかにも硬派で実直な紳士といった風で男前。ライフさんにはいないタイプかも。
マルタ役の舟見和利は、青いドレスは可憐だが、地に足が着いていなく、内面性が見い出せないフワフワした感じ。関戸くんのマルタも見てみたかった。
タデウシュ役の高根研一は、抑制された演技と短髪で悪くない。前回と同じ役の船戸慎士や倉本徹らが安定感で脇を固める。

観るほうが変わったのか、前回とは違う観点で考えさせられたことが2つある。
1つ目は、ドイツ人ワルターとアメリカ人ブラッドレイが率直に意見をぶつけ合うシーン。強者の立場で、戦時中ナチスがやってきたことに”黙過”していたドイツ人を非難するブラッドレイ。ブラッドレイについ注目してたが、青木隆敏だったと知って納得。青木くんの声や発声や表情が独特で、つい魅せられて印象に残ってしまうのだ。ワルターが彼に「知らなかったのだ」とあくまで善良なドイツ人として、悪びれもせず堂々と述べるところが滑稽にも見える。

2つ目は、愛する妻が実は収容所の看守だったことを知る夫の豹変ぶり。妻の姉も同じだったと分り、リーザを激しく罵倒するワルター。彼にとってはやはり世間体や名誉が大事だったのだ。そんな夫の真実を知り、落胆と裏切りを感じて軽蔑するリーザ。ところが掌を返したように、今度はリーザを受け入れようとするワルター。夫の突然の変わり様にも納得いかないのだが^^;、妻を受け入れたというより、クサいものに蓋をしたという感じだ。これではまるでリーザが『人形の家』のノラのよう。
本来なら、リーザはワルターの元から去っていくべきだと思う。だが倉田氏の解釈はあくまで夫婦は離婚せずで、それが私には受け入れ難い。たとえ二人で赴任先へ行っても、リーザには常に負い目があり幸せではないだろう。それこそ夫婦間の”黙過”の罪を、自分の人生で償って生きていくべきではないだろうか。それはリーザの真の自立でもあるのだから。
私の解釈と似たことを、パンフで樹村みのり氏が書いて下さって安堵した。今更ながら、この脚本を書かれた倉田氏は、人間愛を信じる甘い方なのだなと思うw。

終演後に、全員が一列に並んでトークショー。
篠田仁志と関戸博一が司会だが、ちょっぴりグダグダw。舞台の上で「愛」を叫ぶので、愛のポエムを読んでもらうという趣向。
船戸さんは「ラブストーリーは突然に♪」。舟見さんは劇中にも出てきた「マルタの詩」だが、読み方がイマイチなのか、感じるものは何もなし^^;。高根さんはぶっきらぼうな調子で出て「アヒルのワルツ」? 倉本さんは、柔らかい可愛らしい、ほんわかした詩。藤原さんは、15年ぶりの「いなさくぞう」。
最後に司会が「皆さんの胸に届いたかどうか分らないですけど」と言ったが(笑)これがクリスマス・プレゼントだそう。全然、トークショーじゃないじゃん!(~_~) 舞台の裏話とか聞きたかったのに~。

2月の『フルーツバスケット』の後、次回本公演は6月の『LILIES』でまた再演。これもあまり好きじゃない作品なので気が乗らない^^;。
観劇後は、『キラキラMOVIES公開記念!前夜祭』へ行ってきた。場所はテニミュの聖地・青年館。
ロビー物販は、前売券、ACTORS TVのDVDなど。ここでも『オアシスと砂漠』チケットが販売、あまり売れてないのかな^^;。
会場は女子女子ばかりでビッシリ。

MCは、マベの杉山氏とマベラヂでお馴染み樋口智恵子。智恵さん人気あるなぁ。
松田誠プロデューサーの挨拶と3作品の大雑把な紹介。「ヤフーで最も話題の男の子は来ませんが…」で会場も爆笑。3作品全部に出演している宮野真守ネタになり、智恵さんの「おめでとうございまーす!」コールに会場も拍手。


第1部『2STEPS!』
スクリーンに予告映像。「青春ダンス映画の決定版!」にみんな笑う。
中河内雅貴と古川雄大が客席通路を通って登壇。「僕らの出会いからの話を基にして作られた」とか。
アツ苦しいゲストw遠藤学と、原案・監督・振付・出演までされた上島雪夫が登場。上島氏には初監督映画だが、これまで振付師として映画には関わってきたとか。「綺麗な若い子を汚していくのがスキ」とおっしゃる上島氏は、ダンスを見る目がコワイようで、二人ともヒーヒー言って朦朧としていたと厳しい発言も。お坊ちゃまの役の学くんが「今日の雄大はタエコさんみたい」と言ってて笑い。
トーク中にもバックのスライドが映るが、観客の視線や反応がそっちに持っていかれるので、トークに影響しそう^^;。

第2部『花ゲリラ』
「泣けますよ」と智恵さんが言えば、「小西くんがイイですよ」と松田氏もおっしゃってた作品。
小西遼生と川野浩司監督が登場。小西くんはシルバージャケットとジーンズ。「気弱な引きこもり青年の役」と言う小西くんは、実際に花の種を撒く活動をする”花ゲリラ”の説明など。6月に撮影だが、用意された花は美術部が種を撒いて時間をかけて育てたものとか。太めの川野監督は、小西くん主導で撮影したと持ち上げw。
永山たかしと馬場徹が通路を通って登壇。出番を待ちわびていたようだ。永山くんの役は「突っ走るリーマン」ばーちょんは「コンビニ店員で優しい人です」。小西くんは既に映画を観たが二人ともまだ観ていなく、監督もそのことを今知ったそう。
バックのスライドショーに、オニギリの被り物をするマモくん&ばーちょんや、ネギ→パセリ→セロリが出てきて会場も笑い。「笑える映画に見えるけど、泣ける映画」と監督たちが強調w。最後に小西くんが「身近にある大切なものを見直していって下さい」とコメント。智恵さんが小西くんを「ステキですね」「役を観たら惚れるよ」としきりに褒めちぎるが、アナタも惚れたな~w。

第3部『新宿区歌舞伎町保育園』
”2009保育士コレクション”と題し、エプロンを着けて鎌苅健太、河合龍之介、兼崎健太郎が通路を通って登壇。「キリンさんが好きです…」と兼ちゃんが一番はしゃぐ。さきほど舞台で(立海大付属)部長を観たが、今度は副部長かいw。
出演と主題歌も担当するDAIZO、城定秀夫監督が登場。
ケンケンのは「成り行きでこうなった役」。龍之介くんのは「クールで子供が苦手な役」だが、最初に赤ちゃんを受け取る役。兼ちゃんのは「お米が大好き」(爆笑)。子供がみ~んな可愛いと子供談義で盛り上がる。「なついちゃってなついちゃって」と顔がニヤけるケンケンだが、「ウンコ」というあだ名を付けられた?
DAIZOがアコギで主題歌「お月様が見てる♪」を披露。バックのスライドが映す子どもたちの笑顔や、彼らの楽しそうな表情で、胸が熱くなり涙まで出そう。金髪のマモくんが子どもを抱っこしていて、父親っぽさも見せていた。
「DAIZOの歌は沁みる」とケンケン。「昼の象徴が保育園、夜の象徴がホストクラブ。それが一緒になった…」と興味深いことを話すDAIZO。割とおとなしかった龍之介くんが「子どもらが僕らを動かし、DAIZOの歌もあり、色々な力が牽引されて出来た」とイイことを語る。


第4部「全員集合!ぶっちゃけ!トークコーナー」
保育園組に、2STEPS!組、花ゲリラ組が加わる。小西くんたちがステップ踏みながら登場。作品ごとに並ばず、テニミュチームごとに固まる。風林火山に氷のエンペラー、青学にその他チームw。DAIZOもその他? マモくんが来てたら、小西くんと隣同士になったのに。ところが小西くんはサっと永山さんの隣に移動w。
そのままビデオメッセージ。みんな思い思いに座るが、小西君は何と正座。
『2STEPS!』に出演の加藤良輔だが、今さっき舞台で観たばかりw。
続いて3作品全部に出演の宮野真守。雅くんの格好?どうやら3作品とも同一人物らしいことが発覚。行き着いた場所はホストなのか。最後は2ステップw。「長かったね」と智恵さんw。

ぶっちゃけ質問に答えるコーナー。MCが質問を言うが、智恵さんが突然に名指しして答えさせるので、油断ができない出演者^^;。
★秘密? ケンケンにラブレター。
★印象の変わったキャスト? 「花ゲリラは絡みがない」とキャスト。ケンケンが「兼ちゃんはバカだなぁと。大きな子ども」。学は「上島キャスト」
★初体験? ケンケン「映画初出演。エプロン」。小西くん「線路に入ったこと」。ばーちょん「初めてオニギリ被ったw」
★もっと○○したかった? 学くんが「(踊らなかったので)踊りたかった」と言うと、上島氏が「踊ってるよ存在が」褒め言葉?
★「宮野真守くんみたいに…」ここで出演者がいっせいに沈黙w。「全作出てみたかった人?」で、なーんだ状態。てっきり「デキ婚したい人?」と思ったのは私だけではあるまい^^;。
全作出たかったと、兼ちゃんが颯爽と手を挙げる。永山さんは「出たかったけど、宮野真守は2人いらない」とクールな返答。「これだけキャストがいると、皆さんと共演したかった」にこやかに大人な発言をした龍之介くん、カッコイー!v

トリは『花ゲリラ』主題歌「アカルイミライ♪」を小西くんが披露。作詞も小西くん。後ろで皆が広がり見守って、さぞ唄い難そうだと思いきや、居て欲しいと小西くん。ギター弾き語りを聴くのは、先日の舞台『ラムネ』以来かな。綺麗に声も出ていて、しっとりした情緒的な歌(*^^*)。

最後に皆さんがひと言ずつ挨拶。大トリが兼ちゃんで、わざとグダグダ長くかけるので巻きが入る。智恵さんの今回のターゲットは兼ちゃん&学くんだった。
おまけは、会場の皆さんと一緒に集合写真。智恵さんの「せーの!」で「キラキラ!」「ムービー!」の掛け合いバッチシ。

開演前は、レディースデーに『花ゲリラ』だけ観れればいいかと思ったが、終了後は『新宿歌舞伎町保育園』も急に観たくなり、帰り際に両方のチケットを買っちゃった。まんまとハメられたな~w。
舞台版『イタズラなKiss~恋の味方の学園伝説~』を観てきた。
原作は故・多田かおるの漫画。アニメ化、台湾でのドラマ化に続く舞台化となる。
DVD撮影日。ロビーにはアニメ版グッズの他、そのDVD予約の呼び声でやたら煩い^^;。チケット代もパンフも高いのは、原作者マージンがあるからか?

恋の学園伝説を信じて、学園祭でダンスを踊るために、実行委員長となった琴子らが奮闘する話。
まるでどこぞの学園祭で上演された、”イタキス版学園群像劇”のような展開で、落胆と諦めを抱えたまま、2時間10分が早く過ぎないかと時計ばかり気にした^^;。

漫画&アニメ通りの作品ではないようだと分っていたが、ここまでストーリーもキャラクターも脚色されては、キャラの名前のみを借りた全くの別作品だといわざるを得ない。
そういう意識で観るとしても、暗転の最中にスクリーンに映されるイラストは紛れもなく原作者のもの。懐かしくもあり、原作ファンへのサービスかもしれぬが、こういう小細工がかえって腹立たしい。いっそ、とことんオリジナルで通してくれたほうが潔いというもの。
おそらく脚本と演出家は、この永遠の少女漫画作品への思い入れや愛情が少ないのだろう。だから付け焼刃的感覚で、好き勝手な舞台に仕上げてしまったのか。

オリジナルキャラクターが多過ぎる。一人一人を紹介、芸や個性を見せるもちっとも面白くない。女生徒14人がみんな同じように見えて誰が誰やらだが^^;、相原琴子役の娘は髪ゴムで何とか判別。安倍麻美は可愛いが、ただの元気のよく思い込み激しいドジッコ。琴子が持つ繊細さや愛らしさが表現されていない。
入江直樹にいたっては、イラストには出てくるも、八神蓮が登場するのは1時間経ってから。全部で正味40分間しかステージに立っていないかもw。見せ場は演説だが、それ以外はただのクールなカッコつけで終始、随分と薄っぺらいキャラに納まった。直樹と琴子の恋の行方なんて、取って付けたようなもの。

原作に一番近かったのは池沢金之助@鷲尾昇(*pnish*)。いい意味で意外だった。年齢は置いときw、オデコを出した髪形も、捲し立てる関西弁も似合っている。一途で一生懸命で激しいキンちゃんらしさが出ていて、高いテンションで盛り上げ役に徹する。ダンスは若い人に任せるとして、ワッシーにも歌わせてほしかったな。
久しぶりに観た小野賢章は、F組のオリキャラ役。直樹の親友という設定自体がウソっぽいが^^;、直樹よりも出番が多い。バク転やダンスも披露、成長ぶりを感じさせた。遠目だと佐藤健に見えるが、濃い顔は浪川大輔似なんだよねw。

初っ端からラッパーとして目立った加藤良輔だが、掴みどころのない役だった。まさか観劇後のイベントで、また良輔くんの顔を見る事になろうとはw。
颯太には城田兄弟から別々に花壇。A組男子で理事長の息子にしては存在感が薄い。
水谷あつしは、足長でダンディなルックス。スペイン風味の役どころがイマイチしっくりこなくて残念。
入江弟@星野亜門が小生意気で可愛かった。八神くんと本当の兄弟のようw。

ダンスシーンでは、女子たちが派手にパンツを見せていたが、赤統一は芸がない。ミュージカル『ふたり』のように、いっそ其々のパンツに色や個性を見せたほうが面白かったのにw。
それで、キャンパスファイヤーはどうなったんだっけ? 中途半端な話の上に、笑いも何も沸いてこない、無味無臭な舞台だった。
終演後、ロビーで年配の方々が「熟睡」と苦笑し合っていた。さもありなん(-_-;)。
ワッシーと良輔くんとは、来年1月にまたこのサンモールだね。
30日(日)大河ドラマ『篤姫』第48回
大奥の明け渡しをすることになり、ひとり仏間にこもる天璋院の前に、亡き夫・家定の幻が現れる。振り向いて、天璋院に優しい笑みで話しかける家定。若葉色の着物がじんわりと心を癒す。
家定はあの頃と変わらぬ笑みで、天璋院を労い、「徳川の心」を大切にして欲しいと伝えて消える。
久しぶりに堺雅人が登場。おどけた様子の微笑みを見せ、柔らかい言葉を紡ぐ。家定をじっと見つめる宮崎あおいが、本気で恋してるかのような胸キュンな表情。
大河ならではの幻想シーンだが、天璋院の心と一緒に、私もつい涙がはらはら(;_;)。


1日(月)海外ドラマ『ER XIII 緊急救命室』第10話
ニーラ&ゲイツなど複数カップルで混沌とするERに、新風が吹く。
看護師ベン・パーカーが登場。一見、優男だが、酔っ払いの暴漢をやっつけるなど、むちゃくちゃ強くて頼りになる。男の看護師、略して「オトカン」ってw。看護師サムとも意気投合、早くもデートの誘い。ナンパの手管もヤル~。
ベンの声は、我らが松川貴弘さん。クリアなハイボイスで格好良い、吹替えテクもバッチリ。サム@安藤みどりさんとも息ぴったり。
酔っ払い役は若山慎さん。クレイジーぶりがリアルで可笑しかったw。ひらり、空中分解。ここにあり。

 ̄ ̄ ̄
1日(月)アニメ『ヴァンパイア騎士 Guilty』
DVD宣伝の委員長CM、キターっ! マツさん、こっちでは激しくテンション高いっ。
ところで宮野真守くん、結婚おめでとう! 来年はもうパパなのね~。

1日(月)アニメ『美肌一族』
残るは、ちゃんなか?と昨日は書いてたが、タイムリーにもそんなシーンに遭遇(゜o゜)。
ついに結ばれた紗羅と剛だが、剛は紗羅を罵って彼女の部屋から退散。ヤり逃げはひどいッスよ~(笑)。声だけだとしても、これが中村優一の初の濡れ場だったのか?w
映画『俺たちに明日はないッス』を観てきた。映画デーを待ち焦がれた。
去年この映画館で『陸に上がった軍艦』を観たが、その時と同じような客層だったのが意外^^;。もっと若者が多いかと思ってた。
パンフはしょぼい。ポスターに舞台挨拶時の登壇者のサイン。

高校生男女の”モンモン”とした日々を、友情と”性”を交えて描いた群像劇。
さそうあきらが15年前に描いた同名漫画短編集から3篇を、監督のタナダユキが「やりたい」と熱望して映画化。

カッコ悪い男子が3人。前半は遠藤雄弥@峯、中盤は草野イニ@安藤、後半は柄本時生@比留間がお当番(!)。
先ずは遠藤雄弥のセッ○ス・シーンw。紅潮しながらも真っ裸のエンヤがヤることヤってくれる。男が喘いでどーする!? でも色っぽ~い(^.^)。鎧も何もかもかなぐり捨ててのエンヤの演技がみずみずしい。冬服姿も見たかった。ズッキーの『大奥 百花繚乱』よりは過激で生々しかったなw。ズッキー、エンヤとヤったから、『シャカリキ!』チームで残るは、ちゃんなか?(笑)
草野さんは色々な意味で美味しい役どころだが、後半は別人と化してビックリw。
主人公の男子が、あんなにも性欲丸出しでヤりたがる破天荒キャラなのも珍しい。酒も煙草もやるし教師まで殴るが、特に不良ってわけでもなく、ただのバカなフツーの子。アタマもアソコも役立たずだが、役には立つ男の子。柄本くんが自然体でのびのび。

年上女が出てこないのがフシギ。初潮や処女や初体験のイタさはアッサリ。女性監督であっても、女子の目線で見てはダメらしい^^;。
夏から秋冬、そして春。3人とも其々に色々なモノを失った。失うものがあればあるほど、コドモはオトナに近づくのかもしれない。
「明日」を見ないで、がむしゃらにひたむきに、純粋に汚く生きられるのは、青春のほんの一時。「明日」を考えた時から、眩しい青春の日々は終わりをつげるのだろう。
主題歌はアレンジされた南沙織の「17歳♪」。『ラムネ』の舞台に出てこなかったのがフシギ。

かつて、米映画『俺たちに明日はない』が私の青春に衝撃を与えたが、『ないッス』は私のかつての青春に回顧を与えそうだ。
これ、R-15だったのか。そのうちTVドラマにもなりそうだが、子供にはまだ見せたくないw。
劇場版『BLEACH(ブリーチ)Fade to Black 君の名を呼ぶ』の試写会&舞台挨拶へ行ってきた。
お誘いいただきありがとうですm(__)m。マスコミ関係多し。
去年だったらもっと気合が入っていたかもw。横通路側の出入りし易い座席へ。

最初にスタッフ&キャストの舞台挨拶。「冬休み前の恒例行事w」「完成ほやほや」と司会者。登壇者は左から、久保帯人(原作者)伊藤健太郎(阿散井恋次)折笠富美子(朽木ルキア)森田成一(黒崎一護)平野綾(姉)阿部記之(監督)。敬称略。ゲストは違えど、去年の初日舞台挨拶を思い出すなぁ。

阿部監督は「映画3作目は原点に立ち返る」見どころは「一護のドラマ」「ルキアとゲストキャラの絆」「各死神たちの見せ場」と語る。
久保先生はサブタイトルを付けられたそうだが、これの意味合いについて深い言葉やネタバレしそうなことなど。
森田さんは「自分でやって泣いてしまいました」「感涙必至。ハンカチを用意して」と太鼓判。持っていたムービーガイドの宣伝も。TVアニメ5年目突入で、今回は「普段の一護より高めの声かも」と演技の違いを語る。
折笠さんは「懐かしいTVアニメのシーンが出てくる」「最後はあったかい感じ」。”さよなら、ルキア”について「桜が咲く前にお別れかと思いました」で爆笑させる。
伊藤さんは、記憶を失う恋次のことで「薄情だ」と森田さんに突っこまれ、演じ手として恋次にツッコミを入れてた模様w。
平野さんは「ブリーチ・ファミリーにちょっと入れて光栄です」と嬉しそう。劇場版の台本が分厚かったこと、弟役の神谷浩史さんに暖かく見守って頂いたことを話す。

恒例の「ブリーチ・コール」。初体験の平野さんに説明する森田さんw。森田さんの威勢のいい「ブリーチ!」の後、会場も「ブリーチ!」。
マスコミによるフォト・セッション。出演者が再登場、横通路に並ぶ。武器の模型板を其々持つが、後ろも塗っておけばいいのに~。看板を前の席に付けてポーズ。「元気よく!」が合言葉(笑)。森田さんが率先して盛り上げ、ムービーでも「ブリーチ!」。武器を上に挙げたり、観客は右手グーを上に挙げたり。終了後時計を見たら30分も経過。


上映開始。
死神たちから一護とルキアの記憶が消える中、ルキアを救うため、一護が孤独な戦いを続ける話。

昨日観た『猫ラーメン大将』の記憶が抜けぬので、コンが”大将”とカブルカブルw。一護がさしずめ田中さん!? コンが笑いと癒しと哀しみ(?)を一手に引き受ける。古谷徹さんも流石だったが、真殿光昭の豊かな怪演も素晴らしい。

『仮面ライダー電王』では”記憶こそ時間”だったが、この劇場版では、”記憶”以上のものがあるのだと真っ向から挑戦。恋次やルキアの言動が納得させる。リュウタロスもどきのキャラもいたけど^^;。

原作は読んでないので、先日TV録画した『BLEACHナイト』を観ておいてよかった。凛々しい格好を披露した浦原喜助がナビゲーター。三木眞一郎の出番が多し。
マユリとの関係は、後で原作に熟知した知人から伺った。TVアニメでの説明はまだだっけ?

ルキアがやたらブサイクなのが哀しい^^;。劇場版なのだし、もっと可憐に描いて欲しかった。
オリキャラ姉は『サイボーグ009』のヘレナの匂い。
死神たちは卍解オンパレード。出てこなかった死神は記憶に作用された? 藍染たちの裏切りや出奔も無かったことになっているのか?^^; 
稲田徹が犬だけでなく猿もやっていた(笑)。

「大切な仲間」以上の思いがあることをやっと意識する一護。一護以上に、今回はルキアが叫んでいた。折笠さん熱演。

公開後レディースデーに観ようと思ってたので、今回観ることができて満足。待ち時間もありがとうです、Hさん。
Iori Apartment+羽衣1011公演『FIRST KISS』初日を観てきた。
映像制作集団Iori Apartmentと二人芝居ユニット羽衣1011がコラボレーションチームを結成。演劇と映像がミックス&リンクされ、新しい作品を作り出す。

お初のコレドは駅から15秒とすぐ。入口で予約特典の酵素パックのプレゼント。
コレドは飲食店で、三方を客が囲んだ中で中央の小さなスペースがステージ代わりとなる。飲食物は持込禁止だが、開演前後にALL500円でお酒や飲み物がオーダー可。とりあえず上方スクリーンが観易い席を確保。

BAR「COREDO」で出会う男と女、女と女。サイドストーリーの女と女、女と男。演劇と映像で、5つの小さな物語が紡がれる。
アニメ『Bartender』が浮かんできそうな、バーテンがキーマンの人間模様。バーテン役の響大祐は、既に開演前から観客の注文を受けていて、最初は本物のバーテンだと思ったw。一昨年は200年目のカクテル・メモリヤルイヤーだったハズ。

映像部分の2つの話は、若い人たちの短い出会いと別れ。舞台部分は、様々な経験と年月を経た中年男女の長い関係性を描く。やがて舞台と映像が融合、女たちの旅立ちを迎える。
ビターテイストだけど、甘~い。コミカルだけど、切ない。観る年齢によって感じ方は違うだろうが、健気に懸命に生きる女たちの人生に共鳴できたりもした。

若い人達が出てくる映像は斬新的なのか、カットが多くユラユラチラチラと落ち着かない。目がとても疲れてきて、途中で眠くなってきた^^;。
彼らの映像部分が、「コレド」や「FIRST KISS」と繋がりそうで繋がっていかないのがもどかしい。

渡辺美佐は年下男と、山像かおりは年上男と、其々の愛を振り返る。今までのお二人とはちょっと違った雰囲気。かおりさんは胸元もセクシーに大人の女を演出。
「すきすきすきすき…♪」で思わず吹き出しそうになる。お二人とも実は私とあまり変わらない年齢?w 二人の痛快な掛け合いはまさに『羽衣』感触でホッとさせる。

郷田ほづみは、赤いタイとチーフで派手め紳士的だが、コートはトレンチがよかったかな~。渋くて男前なのに、コミカルで可笑しいw。たまに郷田さんの目線がこちらのほうに飛び込んできてドキドキ(*^^*)。郷田さんの顔と相手の顔が近づいた時は、私まで一緒にドキリ。帰り際の二人にもドキリとしたが、あれだけで済んでよかった。こちらまで疑似体験しそうな密接な空間は、イイ意味でエキサイティング。
映像の出番もあると伺っていたが、アノ中での撮影はちょっと酔いそうだ。

山口森広がキュートに熱演、太い眉毛が繋がっているのに注目。
響大祐は落ち着いた渋い声がステキ。お酒の注ぎ方にも注目。

桜色のカクテルが何度も登場。安くていいから、私も飲みたくなってきた。
役者挨拶はなく、EDクレジットのみで終了。終演後には、役者との歓談やTシャツ販売もあり。
郷田さんとは開場前に偶然お目にかかってちょっぴりご挨拶。ずっとお忙しそうにされていた。来月6日にもう一度観劇予定。
映画『猫ラーメン大将』&初日舞台挨拶を観てきた。
パンフが出前献立表風。大将のぬいぐるみが可愛いっ。マスコミ関係も多し。

先日の『髪がかり』イベントでお会いした河崎実監督×加藤和樹の三作目。右田昌万・河崎実の共同脚本。
そにしけんじ原作コミックを実写映画化。主人公らを「ギニョール」と呼ばれる手踊り人形で操って撮影。実力派の声優・俳優を配し、アニマル版スポコン・グルメに仕上げた。

家出した猫の”大将”が様々な職と修行を経て、ラーメン屋として独立。だが父猫”将軍”との、因縁の親子”猫ラーメン”対決が待っていた。
原作を読んでいないのが幸いしたかな。ひと言でいうと、《巨人の星風・猫版「美味しんぼ」》(笑)。至高のラーメンvs究極のラーメン対決だ。懐かしいやら可愛いやらで、思った以上に笑えちゃう。

もともと、失敗し挫折を繰り返しながらも立ち直る男の姿が、私は好きだ。大将がまさにそれ。落ち込んだり、客のひと言でへこんだりと意外と繊細で気弱な大将が、励まされながら、粘り強く奮闘していく姿に胸をうたれるのだ。
大将をいつでも見守り救うラーメン屋の親父との関係には、思わず目頭が熱くなる。エキサイティングなガチンコ勝負後のラーメンの真髄にも開眼である。
モーレツに感動したため、映画で久々に涙まで流してしまった(;_;)。くそっ、ヤられた。河崎監督の映画ではサイコー傑作じゃんw。まさかこんなクダラナイ映画で泣けるとは。ラストの甘~いオチもたまらんよ。

役者が美味さのツボを心得ている。
黒沢年雄の渋い挿入歌「時には醤油のように♪」は、原曲を知っているだけに可笑しいw。台詞が実は一つも無い黒沢さんは、目力だけで語る。
古谷徹は、声の万能さだけで語り存在感はものスゴイ。笑いの半分は古谷さんの演技のおかげw。今回は”受け”ボイスにも注目。
加藤精三の渋い声は、お目目パッチリキュートな将軍とのアンバランスさが面白い。スパルタ親父は健在だ。
漫画と全然違う、田中さん役の加藤和樹は、3作品中で一番出番が多い。焦り顔、ハラハラ顔など表情の豊かさにも注目。ラーメンはホントに美味そうに食べる。

和樹と古谷さんのやり取りは夢のようだが、収録は別録りだった模様。前半はたまに会話に妙な間があったが、こういう録りは役者たちも難しいだろう。
たま駅長やかりん&くりんは猫ファンサービス?ブラックホール的チュウだったw。
ラーメンが食べたいと、脳ではなく、腹にグッとくる映画に違いない。


上映後、舞台挨拶。司会は、タクシー客だったプチ鹿島さん。
登壇ゲストが右扉から登場。加藤和樹は大将(ぬいぐるみ)を抱いて、長澤奈央は将軍を、紗綾はGを抱いて、そして河崎実監督。

和樹は「イイ意味でくだらない映画だと思います」長澤さんは「まりこはとてもKYで、イラっとしたかもしれませんが」と苦笑。
河崎監督は「メジャーな動物映画をやっと作れた」と笑い、原作を膨らませたことや、CGのウラをいくギニョールは3人がかりだったと語る。
ギニョールについて。「面白かった。大将がちゃんとリアクションしてくれる」と和樹。でも大将をからかう場面撮影中に「大将のハチマキが飛んできて硬くて痛かったw」。紗綾さんは「生きているように自分で動かしていた」とか。

お気に入りシーン。和樹は「大将と黒沢さんの会話ない師弟関係のシーン」。黒沢さんの話になり、他に騙したいのは高倉○や仲代達○だと語るお茶目な監督w。長澤さんは「二人がラーメン作っているシーン」で食べたいと語る。中三の紗綾さんは「猫が好きじゃなかったけど、可愛いなと好きになったw」。
監督が最後に「くだらない映画ばかり」だが、若大将、裸の大将シリーズに続く「3本目の大将シリーズにしたい」と、次は熱海でその次はハワイらしいw。和樹はまた熱海に登場?(別役?)。

マスコミフォトセッション。左側に寄った登壇者に、脚立や関係者が集中し、前方左側の人は観難そう。左手で首を、右手で足辺りを支え、たまに大将を動かしている和樹が可愛いっ。
全部で15分位。終了後、歓声の中を皆さんが右扉へ退出。

レイトショーの舞台挨拶券はまだあった模様。
Hさんと渋谷で昼食。もちろん、ラーメン!(^o^) トンコツだけど美味かった。
モーニング『ジパング』航跡382。立ち読みご容赦^^;。

命をかけて原爆を解体しようとする角松へ、「みらい」麻生先任曹長から敢えて進言申すの回。
通信機バンザイだ!w
話は大して進んでないのだが、ここにきて、今までとは大きく見解が違ってきたのでビックリ。

草加はてっきり、原爆を積んだ「大和」や米艦隊もろとも運命を共にするものだと、漠然と思い込まされていた模様^^;。角松も、ひょっとして私ら読者も。
だがどっこい、草加はそんな簡単なヤツではあるまいぞ。
何たって、アノ強靭な草加のことだから。
時限装置とやらを使って、爆発させる前に、残存大和兵らと共に「大和」から速やかに脱出するのではないだろうか。
大事実現の前に、あえて自らの命を葬り去ることなどしない。ちゃんとその結果を見届けてから、その後の始末にも考えが及んでいるのではないだろうか。

今の時点では、その予測は麻生の仮想に過ぎないと、進言に感謝しつつ、いったんは却下する角松。
だが、角松もだんだんとその予測に取り込まれる。
「言われるまで気づかなかった」草加の魔術から冷めたように、自嘲気味になる角松の表情が人間くさい。
「(草加は)底の浅い人間ではない」ついには角松の最高の褒め言葉が飛び出す始末w。
柱の「知悉」に、角松はもしや肉体的にもか…?と思ってしまったのは内緒^^;。
「大和」残存ボートの数を確認させる角松。こういう時の頼みの綱は杉本一曹。もう杉本ぐらいしか猛者は残っていないんじゃないか?フラグは未だ消えぬ。

麻生が振っていたのは、マイバットなのかしらん?
精神統一のためなのか分らないが、麻生は、元・高校球児か大学野球をやっていたんだろうか。ポジションは当然キャッチャーね(実直なとこは『ドカベン』の山田太郎みたい)。でも振ったバットの後始末を部下にやらせるんかいw。
かいじ先生がご覧になったかどうかだが、映画『ラストゲーム』をふと思い出してしまった。
「ベースボール 生きてホームに還るスポーツ」
角松たちにも、何としても生きて「みらい」に帰ってもらわなくてはならぬ。麻生の信念がバットを振らせたのだろうか。

それは草加にもいえること。
生きて、新生戦後日本と己自身を見届けて貰わなくては困る。
映画『ドラゴン・キングダム』吹替版試写会へ行ってきた。
DVD&ブルーレイ発売に先立ち、1回限りの日本語吹替え版でのプレミア試写会。
字幕上映の際に見損なった作品なのでこれはイイ機会。

入口でGeneonクリアファイル。最初にスタッフの挨拶。よほどこの作品に関わったのが嬉しかったのか、ジャッキー・チェンの写真と共にご自分の思い出話などで10分くらい^^;。

”カンフーおたく”の気弱な少年が古代の異世界にタイムスリップ。”如意棒”を孫悟空に届けるため、カンフーの達人らと修行を積みながら強敵と闘い抜く話。
ジャッキー・チェン×ジェット・リーの夢の競演。多彩な拳法はもちろん、本格的な棍術や槍術まで繰り出され、緊迫感溢れるアクションとファイトには思わず興奮。2大スーパースターの二役も見どころの一つ。特に、ジェット・リーのお茶目な顔が新鮮で可愛い。
ワイヤーワークは少々多用し過ぎで興醒めもするが、女性キャラも奮闘、子供キャラも頑張ること。最新VFXも夢と冒険たっぷりの効果。

中国人じゃないw少年と一緒に目的地まで旅する4人は、坊主もいるし、さながら”落ちこぼれ”の三蔵一行。信頼と情愛が生まれる中で、心身共に成長する少年の姿は、ファミリー・アドベンチャーの王道に相応しい。
お約束のエピローグも痛快で余韻もある。願わくば、もう一人のマスターと弟子の別れも演出して欲しかった。EDクレジットのトップはジェット・リーか。

吹替えも豪華キャスティング。
ジャッキー・チェン@石丸博也は穏やかなナレーションも兼ねる。ジェット・リー@池田秀一のやんちゃな声は必聴か。石丸さんと池田さんのスタミナあふれる掛け合いが面白い。
少年ジェイソンの顔は高橋直純に似てるがw、声は浪川大輔で好演。小林沙苗の可憐な声が”三人称”を紡ぐ。
ラスボスの小山力也はケレン味たっぷり。深見梨加が妖艶で力強い。

スクリーンにしたからか、上映中たまに画面横を白い線が入って気になった。
WOWOWでもそのうち観れそうだが、映画はやはりスクリーンのほうが集中できる。
池田秀一を聴いた翌々日に、『猫ラーメン大将』で古谷徹を聴けるのも運命かな?w
映画『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』を観てきた。
すぐに始まってるので油断せずに観ようw。

戦争映画に出演する超大物や新人ら5人の俳優が、本物の戦場に送りこまれ、壮絶なサバイバルを繰り広げる。
ハリウッド映画業界に殴りこみをかけたようなパロディ満載にニヤリ。エロはないがグロあり、キモネタ下ネタあり、サスペンスにアクションもてんこ盛り。中盤のブラックジョークやコメディは結構笑えるが、日本人だと人を選びそう^^;。
ヘリの撮り方はやっぱ手馴れているな。音楽も効果抜群。嘘でも偽でも本物でも、徹底的にリアリティを追及、あやうく騙されそうになる。

俳優たちは作品の役と映画の役とで二重に演じきり、不屈の役者バカを楽しそうに披露。究極の役者魂を目指したサバイバルでもあったか。
美女が殆ど出てこない野郎だらけの映画だが、お約束の「勇気」「友情」「団結」も描かれ、オベーションまでそそる。監督・脚本・原案・製作を担当したベン・スティラーの良心が発揮された模様。

主役のベン・スティラーはお馬鹿で純粋なマッチョぶりが、どんどんチャーミングに見えちゃうw。
眼鏡っ子のジェイ・バルチェルが、どんどん格好良く見えちゃうからフシギ。
ロバート・ダウニー・Jr.の化けっぷりには驚かされたが、キレ気味に踊り捲るアノ人の怪演には吃驚仰天(゜o゜)。カメオ出演のスターたちも実に楽しそうだ。
アジアの少年の本当のような熱演に拍手~。とにかく”ブラック”バンザイ!
映画『空へ -救いの翼- RESCUE WINGS』試写会へ行ってきた。
横須賀のはハズれたかな。偶然にもジパング仲間さんとお会いしてビックリ。

自衛隊航空救難団に携わる人たちを、救難ヘリの新人女性パイロットの成長と絡めて描く人間ドラマ。
原作のアニメ『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』は観てたが、コミックスは未読。原作を基に、女性たちの活躍に視点がおかれた、殆ど新しい作品に仕上がっている。
監督は手塚昌明。映画『戦国自衛隊1549』でヘリ操縦士を演じてたのは東地さんだったね。

前半は、災害や輸送における様々な過酷な現場が用意され、”これが救難団だ!”という初心者向けの紹介ビデオのよう。いちいち隊員たちの葛藤や感傷が入り混じり、まどろっこしくてクドい。
操縦士、救難員、整備士、管理員など様々な職の紹介も兼ねる。人数が少なく個性的な女性キャラ4人に比べ、男性陣は一様に同じ雰囲気、メットも被っているので、誰が誰やら区別がつかなくもなる。
リアルなレスキュー・シーンは見どころだが、人物描写が細切れで、緊迫感が長続きせず。詰め込み過ぎ感も否めず、中盤は少々飽きがきてしまった。

後半はようやくこの作品の真骨頂。男性操縦士の渋い顔に、運昇さんボイスまで重なるw。主人公の表情、一挙手に息を呑み、ドラマティックな場面が展開する。
前半はやや硬く不安定だが、後半のカメラワークは素晴らしい。音響が邪魔して仕方ないとしても、役者の台詞が全体的に聴き取り難い。

主人公・川島遥風役に高山侑子。懸命な熱演は評価するが、やはり動きや台詞や声が幼い。まるで我が娘のような心境で見守っていた。
眼鏡っ娘の鈴木聖奈がかっこよかった。木村佳乃の落ち着いた雰囲気が心地良い。
瀬戸早妃演じる横山と川島が、『図書館戦争』の柴崎と笠原にチラっと重なった。

UH60Jのローターが巻き起こすダウンウォッシュにしばし魅せられる。ローターを止めなくても燃料補給できるのか。大怪我した操縦士がどうなったか気がかり。戦闘機が飛ぶ空の描写は『スカイクロラ』のほうが上。
DD-102を久しぶりに見てワクワク。今年は全く護衛艦に乗れなかったが、来年の観艦式関連でまた乗艦できたらいいな。

物足りなさ感はあれど、航空救難隊員の覚悟と誇りを、真面目に描いた佳作である。
人命救助という点で、ハイパーレスキューを描いた映画『252 生存者あり』も気になる。
映画『髪がかり』DVD発売記念トーク&握手会(新星堂分)に行ってきた。
ネット注文でも参加券が取れるし、握手会あり生写真セットプレゼントありで、メイトのイベントとは大違いw。
集合し入場順抽選してからHさんとお茶。再び会場に向かう時から雨。雨男は誰だあっ!?w
前から2番目右より座席。モニターには音なしの映画映像。流れるのは夏木さんのカバー曲。

出演者は、河崎実監督、夏木マリ、野波麻帆、加藤和樹の4人。宮地真緒は仕事で欠席。和樹は右側なので一番観易いv。

出演者挨拶の後、河崎監督の過去作品『ヅラ刑事』『イカレスラー』などに触れ、今回は久々に人間映画で、日本映画でも珍しい作品になったと監督。「加藤くんの回だけどうかしてるw」と監督が言えば、「自分の殻をひとつ破れた感じ」「ヅラをスキを見て飛ばしてやろうと思った」(笑)と和樹。

夏木さんは映画初主役で、人間の役も久しぶりだったという。こんな美人の美容師はいないと言われると、夏木さんマイブームの「またまたあっ!」と楽しそう。
野波さんにはホントに眉を剃って欲しかったと監督。変身してヤンキーになったのが「地に近い」と野波さん。
「加藤くんはオレのオモチャなんで」(笑)「非常に素直にノったが、もっとハジけてもよかった」と監督。植木等さんのことは聞いていた和樹だが、「カツラを被った姿は親父の若い頃にそっくり」だとかw。監督は「松村雄基と似てる」と言ったが、電王ファンならもちろん知ってる。

ちなみに河崎監督の今の髪型は、森田健作+ブルース・リー。「中身も変えてポジティブキャラになった」「このキャラを演じてますから」と監督。あきらかに私と同世代で、誰よりもお喋りな方だなw。
夏木さんは結構髪型を変えるほうだとおっしゃり「髪の毛が決まると役作りもキマル」とか。でもスキンヘッドにした時は泣けてきたと、切ない女心をチラリ。野波さんも16歳の時のモンチッチの髪型にトラウマ感。
和樹は、高校の時に坊主にしたが、皆の前でバリカンで公開処刑だったとか。ひえぇ~。

最後に挨拶と宣伝。
監督は新作映画『猫ラーメン大将』を宣伝、黒沢年雄が「時にはショウユのように♪」を唄ってるそう。夏木さんは発売中の本、12月リリース「THE HIT PARADE」CD、新宿でライブなどいっぱい。野波さんは「33分探偵」DVD。
和樹は監督とタッグを組んだ『ギララの逆襲』『髪がかり』に続く『猫ラーメン大将』公開と12月単独ライブと来年舞台。

いったんはけた後、再登場された4人と握手会。和樹との握手は久々だが、和樹は最後がよかったな。思いのほか話せる時間もあり、ちゃんと目を見て笑顔で応えてくれる和樹(*^。^*)。ナマ夏木さんは『ガラスの仮面』以来だ。
帰りに、限定生写真4枚セット(映画スチール)。和樹のはヅラじゃなかった。

土曜朝はチケットが取れた『猫ラーメン大将』の初日舞台挨拶。また和樹を拝める。
まだまだ『仮面ライダー電王』関連いろいろ^^;。

★Web-RADIO『ラジタロス』CD 1&2
メイトで両方買うとミニポスター付き。
どちらも「ボーナストラック~リュウタの部屋」が面白過ぎっ(^o^)。大塚芳忠や三木眞一郎のコメントも貴重。

★COLLECTION DUO『イマジンあにめ2』
第11話から第22話まで全12作。メイトで貰ったオリジナルシナリオ集を見ながらだと、アドリブのスゴサが分ってなお面白い。
一応BOXから取り出した順番から、息子と一緒に観ていったが、初っ端にきたのが第21話! これ、コレ、ヤバイんじゃないっ!?というようなシモネタも出てきて^^;笑いっぱなし(^o^)。関さんの女声がやけに高くて色っぽ~いw。靖子さん、やってくれたね。第15話は漢字検定に役立つが、キンとデネブは喧嘩なんてしないってば。第19話には懐かしのアノ人が…同人読んでるみたいw。第20話は実話ね。
関俊彦、遊佐浩二、てらそままさき、鈴村健一の脚本は、其々の思い入れや人柄さえ感じさせて味がある。てらそまさんはモモをイジるのを楽しんでるし、スズの考えたキンちゃん@某レモンキャラは私も一度は想像したネタw。
ダブリもなし。このシリーズ、まだまだ続きそう。

★イマジン・カレンダー2009(リング式)
1&2月はオニモモでカワイソウ。3&4月はナンパウラ。5&6月はテルテルリュウタ。7&8月はスイカデネブ。9&10月はパンプキンタロス。11&12月はサンタジーク。

★2009 テレビ人気者カレンダー(東映)
今年は電王カレンダーがない代わりにコレ。モデルルーム見学スタンプラリーで貰ってきたw。
1月&9月はゴーオンジャー。2月&8月&10月は仮面ライダーキバ。4月は電王&キバのクライマックス刑事でイマジンも勢揃い。6月はゲキレンジャー&電王で懐かしい。7月はコミック版ゴーオンジャー。12月は仮面ライダーシリーズ。

★『仮面ライダーキバ アドベンチャーバトル』DVD
『てれびくん』全サ。息子の名前で申し込んだが、息子と一緒に結構笑える。
渡&音也&名護の3人が、キミをキバに変身させるために特訓。なぜか名護さんが真ん中でイクササイズ体操のリーダーw。額の汗が熱い。リモコン等でストーリー選択進行できるが、元に戻っちゃうことも。
キバット@杉田智和がいっぱい喋るが、タツロット@石田彰もほんの少し出番あり。ひみつのフォームは必聴かも。

舞台 SAMURAI 7

2008年11月22日 舞台演劇
舞台『SAMURAI 7』を観てきた。新宿コマともこれで見納め。飲食物持込禁止だったから思い入れはあまりない^^;。
パンフが2500円と高過ぎっ。GONZO商品も販売され、舞台化記念新作アイテムまであるっw。
DVD撮影日。平日は空いてたそうだが、楽日前で埋まっていた。

未来のとある星。紆余曲折を経て集まった七人のサムライが、野伏せりの横暴で危機に瀕したカンナ村百姓達を救うため、金や人心を操る都を相手に壮絶な戦いを繰り広げる。
黒澤明監督作品『七人の侍』を50年後にリメイクしたGONZOアニメ『SAMURAI 7』は2004年にリアルタイムで鑑賞。まさかこのアニメが舞台化されるとは驚きだ。

1幕&2幕とも前説は、*pnish*の森山栄治が担当。観客参加型だと言い、キャラ名コールのタイミングを教え練習までw。面白かったから「ヒョーゴ!」コールまでしちゃう。

思った以上にアニメと同じ展開で面白く、骨太で重厚な舞台に仕上がっていた。
4年前に観たアニメの場面や筋が徐々に思い出されて懐かしい。回り舞台の使い方も巧妙。場面展開も流れるようにスピーディで飽きさせない。演出の岡村俊一の手腕に喝采だ。
背景スクリーンにCGアニメを登用、想像力に貢献するが無くても構わない。贅沢なレーザー光線使用と大胆なセットと派手な効果音で、徹底的にエンタメ性を追及している。通路を使った演出が1回きりで勿体無い。

前半のタイトルバックと共に7人が勢揃いシーンは見事。でもコールはなかなか出来ないw。
キャストの力が大きい。ポスターや紙面の陰湿さと比べ、舞台で動いて喋った彼らは、どれほどイメージ通りで生き生きと格好良いことかv。
其々に印象的な戦闘シーンや見せ場が用意され、戦い方や台詞にも個性が見られてキャラクター性も重視。

加藤雅也@カンベエはアニメそのままの雰囲気。腰の据わった低姿勢から繰り出す殺陣アクションも素晴らしく、動きっぱなしの舞台でまさに戦い抜く荒武者のよう。時おり漏らす声が、てらそままさきさんヴォイスとも重なりドッキリ(*^。^*)。
HGこと住谷正樹@キクチヨも、アニメ以上の愛しさがこみあげてきそうなぐらい熱演。
ヘイハチはシャープで可愛くて、きだつよしの舞台経験の豊かさを発揮。カツシロウの成長物語でもあるので、篠谷聖の過激な純粋ぶりや初々しい殺陣が好ましい。中河内雅貴@キュウゾウの二刀流も鮮やかで、舞いのような身のこなしにも注目。
キララ@水野絵梨奈は可憐に力演。ヒョーゴ@森山栄治はアニメ以上に出番も多く好演。リキチ@黒川恭佑が堅実で上手い。
山崎銀之丞@ウキョウは、子安武人ではなく関智一ヴォイスに近くw、変態ぶりにもイヤらしさがなくて愛嬌たっぷり。

私のイメージ通りでなかったのは二人かな。
ゴロベエがアニメと違ってすっかりお笑いキャラ^^;。高橋広樹の体格が小さく声もスマートで高め、ゴロベエの誠実さや深さが引き出されていない。いっそアニメと同じ稲田徹がやってくれたら面白かったのに。
戴寧龍二のシチロータは、カンベエの”古女房”としては若く見える。長槍の殺陣や外見はいいのだが、カンベエへの思慕や信頼といった内面性が感じられない。『最遊記』の八戒でもそうだったが、戴寧さんは他者との関わりが曖昧のような気がする。だから舞台での存在感も薄い。

カンベエ&シチロータの関係性が浅いので、「負け戦」だった過去があまり強調されていなく、ラストの台詞の昇華になかなか繋がっていかないのが惜しい。
老若バディ的には、カンベエからカツシロウへの橋渡しが迫力と緊張感の中でしっかり描き込まれる。サムライの誇りや哀しみを散りばめた台詞の数々にも思わず涙しそう。
侍、商人の時代でなく、農民の時代。それと共に、もう男達の時代ではないのだというメッセージが、舞台から朧に浮かび上がって感嘆させられた。

サイドブロックの座席で、キャラが重なったりと見難かったのが残念。端の観客にも見せる工夫が必要。それはDVDで確認してくれということか。
真ん中にキャストが集まって、カテコは1回。ミュージカル『BLEACH』みたいに広がって欲しかった。

それにしても漫画&アニメ&ゲーム原作の舞台が最近多すぎる^^;。
次は『イタズラなKiss』『スタンレーの魔女』『11人いる!』チラシもあった『鉄人28号』。『テニプリ』や『遙か』シリーズもある。
Studio Lifeプロデュース公演『フルーツバスケット』にはランガン2人も参入。『緋色の欠片』はキャストに興味がわかない。
モーニング『ジパング』航跡381。

主倉庫の水が流れ出したことで、いよいよ原爆と対峙する角松。「あの時、草加を救っていなかったら、お前は生まれなかった」って言い方に、つい、自分たちで産み出した”鬼子”ってことか、と思ってしまう^^;。
やらねばならないことがたんまり待っていて、角松の表情がいつにもまして厳しく険しい。
先ずは予備倉庫に置いてきたという通信機。当然、水中にあったと思われるが、何かに厳重に包んですぐ使えるようにしてあったんだろうか。

ミッチャーの命令で、米艦隊が総力をあげて「大和」と「みらい」に迫ってくる。
その中でカーネルだけが、自分たちを”蟻”と見立てて慄く。
「蟻地獄の底で、クサカが口を開けている」
そんな草加の顔を必死に想像しようとしたが、ダメだ(-.-)。全然頭に浮かばない。カーネルったら、草加と話したことはあっても面と向かって見てないから、自分勝手に”クサカ”を想像してるだな^^;。本物の草加はなぁ、お前みたいなヘンな顔はしてないんだ。もっとラブリーなんだからっ!と言ってみる。

その草加は、艦橋で”荷物”のことを部下にきかれ、「まだ心配ない」とやりすごす。「まだ」の言葉に、時間を計っている様子がありあり。
知る者しか分らない、触れるのも恐ろしい禁断の箱。今、角松がそれに触れようとするのを承知で、ヤツにはすぐに解体処理はできないだろうと知ってる草加。
原爆を処理できるのが先か、米艦隊がやって来るのが先か。草加は運命の時に賭けるのか。

草加のトラップを読んだ上で、最終手段を考える角松。
それは、ウランだけを取り出し葬り去ること。はたしてそんな難しいことを短時間でやってのけられるのか!?
柳たちは無事に通信機を運んできた模様。「みらい」と難なく連絡がついたのはちと出来すぎだが、これで「みらい」からの攻撃をストップさせられ一段落。
青梅、米倉、桂木…。哀しい死亡報告も人数が増えてくると虚しさが募る。「みらい」側のリアクションも何だか形ばかり^^;。この先も、草加からの武装兵24名との攻防で、また何人犠牲者が出ることか。

「みらい」から角松らにもたされた新たな報告は、米艦隊接近。角松も更に時間勝負になってきた。
今週の角松は、原爆を前にして、これまで以上に男っぽい真摯な顔だったな。
ルドビコ★Vol.3公演『義経 -YOSHITSUNE- 紫鬼王編』初日を観てきた。
紫を着てきちゃったw。女子高生が多いやん。予想通りAxleから花壇。

以前から興味があったルドビコ★公演。先日の30-DELUX公演から年末のAxle公演への橋渡し位置付けもあり、今回の舞台を観劇。
今年4月に上演された『義経 -YOSHITSUNE-』の再演だが、今回は「紫鬼王編」として敵の紫鬼王にも迫り、前回と同じキャストで更にバージョンアップされた新作でもあるようだ。

現代から平安の世に迷い込んだ高校生たち。「遮那王」と呼ばれた義経と、弁慶ら仲間たちと力を合わせ、愛する者たちのために、安倍晴明と因縁のある紫鬼王一派と壮絶な闘いを繰り広げる。
琵琶法師によるナマ演奏で気分は本格的だが、内容は『遙か舞舞』テイスト。新解釈が面白い義経世界で、キャラクターの個性が際立つ。現代ネタを盛り込みながら、前半はお笑い路線。後半は、晴明を軸にして義経や紫鬼王との関係に突っ込み、運命のはかなさや切なさを描いてシリアスへと転調する。その真面目な姿勢とエンタメ性が、ルドビコ★らしいのだろう。

OPは始まってから10分後ぐらい。スクリーンの映像がクリアでなく、文字が読み辛いのが難。
真ん中の五条大橋を上手く活用してスピーディな展開。特に左手のもう一つの出入口が頻繁で、左側座席のほうが美味しいかもしれない。
中盤は義経と桜に焦点が当るせいか、家来たちの出番が忘れ去られ、緊迫感が薄れテンポが鈍くなる。
ゆるゆるの殺陣アクションが、後半はどんどんシャープにエネルギッシュになり見応えあり。初日だからか全体的に台詞に不安定感もあったが、完璧になるだろう。

主役の大河元気は、『WA』とは違って、爽やかで快活な美少年風。目が大きく声も演技もはっきり、アクションも優雅で、やはり華がある。
林修司は、結局3役をこなし、其々に違った表情を見せて面白い。火曜の舞台ではルキアだったが、2日後にルキア兄(白哉)を観ることになるとはねw。
郷本直也は、どんな役でもハマルこと。力強く長刀を振り回すが、様々な刀の殺陣を器用にこなされて驚嘆。

Takuyaは激しくも哀しい演技が上手く出ていて男っぽい。殺陣の見どころもある。
テニミュ氷帝繋がりでw、大柄な身体の鷲見亮は豪放な無頼者がよく似合う。
高木万平は、毎日似たような顔を見てるせいか(@Cafe吉)親近感がわいちゃう。出番が少なかったのは、殺陣の見せ場がなかったせいか。
今里真は声が魅力的でうっとり。美津乃あわは妖艶な存在感。二人とも意外と出番があり物語を締める。
ルドビコ★の宮島幸春、桜木さやか、上谷佳澄が、こなれた演技で盛り上げること。

ルドビコ★次回作品は、サンモールスタジオ代表の佐山泰三の書き下ろし『深沢ハイツ302~もう一つのニュートンの林檎~』。今年初めに観た『深沢ハイツ203~ニュートンの林檎~』の続編なのは明らかw。松川貴弘さんの役どころを、林修司さんがやるようだ。

来月後半から、林さんと元気くんはAxle『11人いる』客演。元気くんがフロル役なのね。
郷本さんは舞台『アヴェ・マリターレ!』出演。浅沼晋太郎の脚本・演出で、佐野瑞樹や兼崎健太郎も出演だから観たいな。

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