映画『ダークナイト』を観てきた。字幕版しかやってないらしい。

『バットマン ビギンズ』に続く、シリーズ最新作。
ゴッサム・シティを舞台に、検事や人々を巻き込みながら繰り広げられる、バットマンとジョーカーの地獄のような壮絶な闘い。
とにかく長い。これでクライマックスか、これでお仕舞いか、と思うのを何度も裏切ってなかなか終らない。ヒートアップした緊張感は持続させられ、不快感を残したままぐったり疲れた。続編はありということか。
音響も狂ったように凄まじい。地獄のような画面と共に、恐怖と刺激をたっぷり与えれた。

アメコミ風に言うと、ヒーローは必要なのかと問いた『スーパーマンリターンズ』や、善と悪という人間の良心を問いた『スパイダーマン3』を思い出させる。だがそれらの思想を、もっと濃密に明確に、かつリアルに突き詰めた結果、驚愕で混沌とした作品に仕上がった。
大国vs.テロリストの縮図にも見えるが、もっと根本の、持てる者と持たざる者との対決や違いが見えてくる。膨大な金にまかせて兵器武器をどんどん登用、補佐や協力者や仲間もいるバットマン=ブルース。片や、失うものは何もない、信じるものは誰もいない、自らの力だけでシンパや部下を増殖させるジョーカー。
格差をチラリと感じながら、法を逸脱した新兵器を使い、カーミラーをぶち壊しながら暴走するバットマンに、少々反発しちゃうのはやっぱり僻みだろうか^^;。

TV吹替え版しか知らないので、ブルース@クリスチャン・ベールの声は殆どお初。でもクリスの顔が、たまに悪にも見えてしまう。
ヒース・レジャーの遺作となったジョーカーは、何かにのり移られたような怪演ぶり。カリスマ的な凄みは少なめ。楽しそうなコスプレには笑い。爆発しなかった時のキョトンとした一瞬が可愛い。白塗り化粧が剥げ落ちていったシーンが人間臭い。
アーロン・エッカートの顔が苦手なのか、ハービーは最初からずーっと裏切り者だと思い込んでいたw。
ゴードン@ゲイリー・オールドマンが渋くて凛々しい。マイケル・ケインとモーガン・フリーマンの重鎮が堅実に締める。

一番むかついた男は、会社を強請り情報公開しようとしたチビ。一番心打たれた男は、囚人船のスキンヘッドだろう。
貪欲で卑劣で滑稽で、時に限りない優しさと頼もしさを見せる。男たちの道化ぶりを鮮烈に描く一方で、女たちはみんな話を転がしていくための、ただの持ち駒にすぎないのが不満。
レイチェル@マギー・ギレンホールが、どうにも美しく魅力的に感じられず^^;。弟さんのほうがセクシーだったなと、『ブロークバック・マウンテン』と東地さんの声を思い出したりw。そんなレイチェルに、盲目的に拘ってるハービーまでもが嘘っぽい。

観る前は『NIGHT』だと思っていたが、『ヴァンパイア騎士』と同じ単語だったのね。タイトルコールのタイミングが、アニメ&コミックらしい。
ジョーカーが仕掛けた生き残りゲーム。ブルース=バットマンたちがやっていたのは”チェス”。だがジョーカーは”将棋”も並行していたようだ。西洋vs.東洋の闘い。そういや資金面で中国系もいたっけ。
取った駒を持ち駒として使い、どんどん増力していくジョーカー。バットマンにとって、ゴッサム・シティにいる全ての人が、実は敵にもなりうるのだ。ジョーカーという”薬”を投与され、ジョーカーという”武器”を与えられて。
結局はチェスでいう消耗戦による引き分け。いや、相手の残力を削ったからジョーカーの勝ちか。だが、光が闇になるように、闇だって光にもなる。明けない夜はないのだから。いっそナイトじゃなく桂馬という発想に変えたら、再度のバットマン・リターンズもありそうだ。
『少年陰陽師』DVD全巻購入特典ドラマCD「十二刻」。ご厚意で聴かせて頂いた。
Webラジオでキャストの声を聴いてはいたもの、本格的なドラマを聴くのは久しぶり。

3トラック72分もあり。DVD豪華版封入りの小説が原作だが、未読なので聴きながら想像するのみ。
昌浩たちが子供の誘拐事件を追う中で、敏次の兄の死の真相が浮かび上がる切ない話。
豪華キャストが勢揃い。人数が多いので、時たま、声だけでキャラを思い出すのに一苦労。

関俊彦@藤原行成の登場は2トラック目から。相変わらず、ゆったりした優しげな声。いつも当事者じゃないから、出番は少ないのが惜しい。
安倍晴明は老若出番は半分ずつ。麦人さんがやけにカッコイーw。石田彰@若晴明は、ユダを年寄りっぽくした感じ。活躍の場はあまりなし。
安倍成親の声って神奈延年だったのか。飄々としてて面白い。
結局は、福山潤@藤原敏次がメイン。兄の死を乗り越えてちょっぴり成長する敏次を潤潤が熱演。

もうひとつの特典、結城光流先生書き下ろし小説もいつかドラマCDになるんだろうか。これこそ石田さんがいっぱい聴けそうなんだが。
『炎神戦隊ゴーオンジャー』第27話。
範人の女装に笑い(^o^)。若い男の子にとり、女装は抵抗感が薄くなったのか、朝めしまえでホイホイやってくれるの〜。足は細かったが、似合ってるようで微妙。女装の男の子はもはや新鮮味がなくなってきたのか^^;。メイド喫茶というオチもイマイチ。ところで、お仙(汚染とかけてる?)が見せた写真の少女はいったい誰だったんだろう?

でも碓井将大も頑張ったね。ブログによると、共演された木野花さんから色々と学ぶことも多かったらしい。名女優の存在感はさすが。
蛮機獣ダウジングバンキの声をされたエド・はるみの演技もなかなか。
次週はみんなが変装。今回は前フリだったのかw。


『仮面ライダーキバ』第29話。
渡と深央の仲を引き裂こうと邪魔する、小悪魔系静香がとってもウザイ^^;。そんなに渡が好きだったのか?
恵に弟がいたことに呆然(゜o゜)。実の弟か?呉服屋って? てっきり、恵はゆりと音也の子供で、渡とは異母姉弟ではないかと推測してたんだが、違ったようだ^^;。
いつまでもしぶとく徘徊するルークが超ウザイ。絵本だけで、天国と良いことを求めるなんて超イカレてる。22年の時を隔て、仇であるルークを倒そうと必死の母と娘。
最初は随分落ち着いて色っぽいなぁと思ってた、ゆり@高橋優だが、最近どんどん若く可愛く見えてきちゃう。

恒例の渡のバスターイム! キバットとタツロットが仲良くしてるだけで可愛い(^o^)。台詞があれだけなのが残念だけど。

『さらば仮面ライダー電王』映像告知スタート。
前売券は30日発売。グーグーモモが欲しいので、行くぜ行くぜ行くぜ!
白髪良太郎、ちょっとハクが出てたっ。流れてるのはニュー・クラジャン?
ストーリーでは1729年で「象を守れ」だから、やっぱり吉宗が出てくるのだろうか?

 ̄ ̄ ̄
27日&3日『ケータイ捜査官7』。
第19話&第20話の監督・脚本は押井守。舞台は熱海。ケイタと出会う不思議な女・お七役で安藤麻吹が出演。『スカイ・クロラ』は観ておくべきか。
モーニング『ジパング』航跡369。スピード立ち読みご容赦^^;。

やめろっ!と言われても♪ 血気に逸る林原の暴走はだれにも止められん。
落としたのが、よりにもよって米軍の隊長機。それを知ってか知らずか、最初の一発が上手いこと当ったので、林原を余計に調子づかせちゃったよ。
せめてこの1機だけにしとけば、まだ逃げられたのに。更に2機を撃ち落す。ここまできたら、ちょいゲーム感覚になってやしないか!?

ハンドアローを積み込んだのも独断に近かったし、許可なしの勝手な発砲は命令違反。
シーホークとハンドアローという最新性能の過信と、己の操縦技術の驕りと安易な目算。ヘリ戦闘経験がないと見下す米軍攻撃機に対する油断。そして、この危機的状況の中、不在の指揮官に代わり、パイロットである自分が何とかしないとダメなんだという勝手な思い込みと増長。桐野なんてハナから認めてやしなかったんだな。
林原の台詞ひとつひとつも高慢この上ないし、時速的には敵機のほうが上なのを承知で、どうやって逃げおおせると思っているのか。

「大和」の角松は、耳でその状況を知らされてはいるが、何も打つ手なし。今はただ、「きっと帰る」という林原との約束を信じて見守るだけ。まだまだ表情を見せない角松だが、内心、逃げ延びてくれと祈っているだろう。

草加は、林原という名はおそらく記憶にないと思うが、パイロットの心境を見て取れるような鋭敏な分析をする。草加の凄いところは、そのまま自己と重ねて自戒するところだ。「死地へ近くする」厳しい表情を見せる草加は、既に己の死が近いことを覚悟しているのだろう。
だがその前に、たった1機の独断専行が、己の壮大な計画の小さな綻びになりはしないかとも恐れる。シーホークの攻撃は、おそらく想定外だったはず。草加自身にとっても、今は正念場だろう。

可哀想なのは、同乗した副操縦士と桜井二曹だな。林原の強気に巻き込まれ、残りの米軍15機との対決を余儀なくされる。特に桜井二曹のほうが、急遽同乗してきたり、残してきたCDがあったりで危ないかも^^;。そして林原が更に悔やむことになったりして^^;。
いっそシーホーク丸ごと落ちちゃえば、角松たちも後戻りできず、「大和」と運命を共にする覚悟で突っ込むだろう。

次回は休載。この展開のまま、またもや1週休みだと、気持ちが萎えちゃうわな^^;。

 ̄ ̄ ̄
22日のアニメ関係。
アニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ第8集『機動警察パトレイバー』切手を買った。遊馬がやけにリアルで男前w。第9集は来年2月発売。

『劇場版 装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』制作決定。公開詳細はこれから。第6巻までのDVDを早く消化しなきゃ。
映画『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』2回目を観てきた。
ぶっちゃけ、前売券消化のため(^^ゞ。昼に上映してるトコも少なく、アニメイト上の映画館へ。まだ10人くらいは観る人がいる。予告がホラーっぽい映画ばかり^^;(城田優とか斎藤工とか)。

各国首脳が集まるので、字幕テロップがあることを忘れてた^^;。英語はいいとして、仏語やロシア語は読むのにひと苦労。各国から完全にバカにされてる日本の首相が、情けないというか、イイ気味というかw。
誰もが思ってはいるけど面と向かって言えない、本音や本質をストレートに突いた辛口台詞が、結構多いなとあらためて。「下っ端に言ってもムダだよ」とか「中途半端な核ミサイル」とかにも苦笑。

加藤夏希@すみれちゃんが叫び続ける「タケ魔人さまあっ〜!」が耳にこびりつく。
戸山三平@加藤和樹は、何をやってもサマになり何でもかんでも格好良いv。だけど「大地の祈り」を踊ってても、全く同じ和樹なのがちょっとつまらない。「ネチコマ」の時に表情を崩して見せてたら、三平としてのキャラに面白味が出ていただろう。こう言うのも、クラウザーさんを見てしまったからかなw。

言語が違ったり、特撮やCGが頻繁に入るのも要因だが、全体的に間の取り方がやや長い。テンポが緩慢なので、笑えるところも笑いが起き難いのかなと思う。
とにかく、北海道・洞爺湖や登別や昭和新山を、別の意味で広めてくれて感激している。

次の河崎実監督×加藤和樹は、実写映画『猫ラーメン大将』。和樹は『Happyダーツ』や『恋極星』も控えているから、今年はまさに映画の当り年。


ついに公式サイトがオープン。
『劇場版さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』。同時上映はイマジンあにめ『モモタロスよ永遠に-イマジン終着駅-』。

これぞ正真正銘のクライマックス! ホントだろうな?^^;
出演者に、3代目リョーマだった桜田通。良太郎の孫・幸太郎が活躍するようだが、のび太(@ドラえもん)の孫がやって来る話を思い出しちゃうw。「へぇ〜良太郎って結婚するんだ、誰と?」とは息子の弁。佐藤健と中村優一は特別出演だが、出番は少しなのかな。
そして松村雄基が出演ってことは、舞台『狐狸狐狸ばなし』で共演されたてらそままさきとの絡みも楽しみになったり。てか、てらそまさんのほうから映画の共演を誘ったりして?w
声の出演には、レギュラー6名の他に、神谷浩史&小野大輔があらたに参加。てか、どこまで声優ファンを誘うつもりなんだ!?(苦笑)
映画『ファイナル・カウントダウン』をまた観たくなりそうw。


映画『シャカリキ!』初日舞台挨拶のFC先行分が当選。D-BOYSのあの3人が揃ったところをやっと拝めるかな(^.^)。
『シャカリキ!』のプレスも先日手に入れたし、原作コミックを読んでいない分、観る前にちょっぴり予習しとこう。雑誌類もまた買わなくちゃ。

 ̄ ̄ ̄
今日は郷田ほづみさんのお誕生日。
素晴らしき51歳、おめでとうございま〜す!\(^o^)/
4月からは大学講師もされて、ますますご多忙な郷田さん。音響監督や舞台演出も嬉しいが、やはり役者として舞台や映像へのご出演、声優業も楽しみにしたい。
次は、9月のひらり。さんの舞台。2回は観る予定。
映画『デトロイト・メタル・シティ』試写会へ行ってきた。
アニメイトの応募券で当ったヤツ。整理番号が早くてラッキー。ついでに雷雨に全く遭わずにラッキー。会場で知り合った人とも何故か意気投合w。

オシャレポップスを目指す軟弱な青年が、何故か悪魔系デスメタルバンドのカリスマギターボーカリストとして活躍。自分自身とのギャップに苦悩しながら、やがて己の夢を見い出す話。
『デトロイト・メタル・シティ(DMC)』とはデスメタルバンドの名前。若杉公徳の原作はむろん未読で知らん。主演の松山ケンイチがお目当てで、話題性にも惹かれた。

乙女チックな根岸崇一と、破壊的悪魔王のヨハネ・クラウザーII世とのギャップにずっと笑いっぱなし(^o^)。こんなに笑った映画は久しぶり。
『デスノート』の次は”デスメタル”!?の松山ケンイチが、今度はリュークのような縦横無尽ぶりで、クラウザー信者や観客をも翻弄。ナヨ声とデスボイスを使い分け、歌まで一人で2種をこなす。かつて”L走り”が話題になったが、今度は”根岸走り”と”クラ走り”の二つを披露!
たまに、根岸でデスボイス出したり、クラちゃんのままで乙女になる時がまた最高。白塗りデスメイクのままで、漬物食べたり腰振ったり、微笑む顔がホントに可愛いっ。

「僕がしたかったのは…こんなバンドじゃない!!」現実の自分と本当の夢とのギャップに苦悩する根岸くんの姿は、ジャンルは違うが『スパイダーマン』のピーターと重なってしまう。ヒーローとはかくもありき。
根岸くんを救ったのは、やはり家族や仲間、そしてファンというか信者たちの思い。
お母さん役の宮崎美子が実にイイ! 大分弁にお守りと、息子を黙って見守る姿に感激して涙ぐんじゃった(;_;)。笑いと泣きのギャップまで計算してた映画だったのか!?w 根岸の弟@加藤諒も可愛いったらありゃしない。
松雪泰子@デスレコーズ社長の暴君ぶりに呆気に取られたが、だんだん快感になってきたりw。加藤ローサ@相川の清純さが、だんだん不快でウザくなってきたり。
狂信的なクラウザーさん信者たちの存在感も強烈。集まった人達もEDロールでは”信者たち”だしw。

DMCに対抗する数々の敵をなぎ倒し、ついにラスボスとの壮絶なデスメタル・バトル。気分はまさに特撮戦闘ものw。
もはや”映画”という狭い枠ではおさまりきれない音と麻痺と興奮。ここはぜひ、デスメタル劇といった”舞台”でも観て、ナマで、自分の汗と肌で、感じ取りたい作品だ。
過激な表現満載だが、何故か息子にも見せたい良心的映画かもw。

23日の『DMCナイト』では、実写だけでなく、STUDIO4℃制作のアニメも上映。
クラウザー根岸をやれる声優がはたしているのか!?と思ったが、アニメでは、うえだゆうじと岸尾だいすけの二人一役でガッカリ。同一人物が演じてこそ面白いのに。
とりあえずノリで、お試し版DVDを買う。666円は悪くない。
彩の国ファミリーシアター・音楽劇『ガラスの仮面』を観てきた。
一昨年の『新作能紅天女』去年の『ガラスの仮面展』と観てきたから、これも外せない。
彩の国は、時間的には近いが、乗換えが多く駅からも歩くので遠く感じられる。

芝居を盛り上げるためか、劇場1階で2つの関連企画も開催中。さいたまアーツ・シアターライヴではナマ演奏。「はじめてのガラスの仮面」はプチ・ガラスの仮面展で、劇中劇と実際に上演されたポスターを飾っていたり、今回の音楽劇上演についてマヤや亜弓のコメントまで載ってたりするw。


ご存知、美内すずえ先生のロングセラー作品を、蜷川幸雄の演出により音楽劇として舞台化。
演劇界を舞台に、『紅天女』を通じて繋がっていく若き女優たちが熱きドラマを繰り広げる物語。今回は「劇団つきかげ」の挫折と新たなる旅立ちまでを描く。

蜷川氏の斬新な演出に、いちいち驚かされ、笑わされ、ドキドキワクワクさせられて、とにかく面白かった。今回のマンガの舞台化において、キャラクターのイメージ重視をされたそうだが、何かと『テニミュ』が思い出され興味深くもあった。

開演前から実はもう舞台が始まっている。ステージで思い思いに身体をほぐす役者たち。会場客席通路を携帯しながら降りる人も出演者の一人だ。バックステージ見学の人たちは先着順らしい。
開演するともっと可笑しい。客席通路を使いながら芝居をするのは珍しくないが、座ってる席前の狭いところを、「失礼」とわざわざ横に移動しながら芝居するのを観たのは初めてだw。序盤で役者の”聞き込み”シーンまであった時は『舞一夜』が浮かんだりw。
ステージ上からは、どしゃ降りの雨が降り注ぐ。それも3回も!テニミュの大石なんて目じゃないほどw、ずぶ濡れのマヤ。水も勿体ない気がする。雨のシーンが終ると、モップと雑巾で拭いて片付ける研究生役の出演者たちw。『道元の冒険』での零した墨を拭くよりはラクそうだが、最前列の人は濡れないんだろうか。

”ファミリー”と名うってるだけあり、今回は劇団&カンパニーという”家族”の絆を描いているように思う。特に、マヤと春、亜弓と歌子という、2組の”母と娘”の絡みに胸がつき動かされ、涙まで出てしまった。2組とも本物の親子のようにも似ていて、絶妙なキャスティング。

大和田美帆@北島マヤは、元気で前向きで愛される存在感。大和田さんの出自は置いといて、明るく堅実な演技力はホッとさせ、底知れない大きさを感じさせる。
奥村佳恵@姫川亜弓は、姿勢が綺麗な優等生的美少女。奥村さんは後半からめきめきと冴え、劇中劇のほうが生き生きw。得意のバレエを生かした『サロメ』は見事。
川久保拓司@桜小路は純粋そうだし、横田栄司@速水真澄はイメージ通りではないが包容力がある。
月川悠貴@青木麗には大ウケ! オールメールでもないのに女性役で、違和感なくピッタリ。女性としての歌声もイイ。『若草物語』のジョーはやけに色気たっぷりw。
立石涼子@春と、月影瞳@歌子は、母親としての優しさ強さも的確に表現。
夏木マリ@月影千草が秀逸で、漫画のイメージよりも親しみのわく良き存在感。夏木さんというと、舞台では『天保十二年のシェイクスピア』映画では『髪がかり』以来だが、今回の役には自ら楽しく真摯に取り組まれている様子が伝わる。

音楽劇にしたのは正解。歌が『テニミュ』でよくやる展開の長さを省略したり、役者の心中をより明確に表現したり。話にもリズムとマーキングを与える。
歌のナンバーでは、千草と歌子のデュエット「オンリーワン♪」の歌唱の上手さが素晴らしく拍手をした。マヤも声がよく出ている。劇団一角獣の破天荒な歌とアクロバットも楽しい。全員のパワー溢れる歌声も悪くない。
ただ、亜弓や桜小路など若手の歌はまだまだ途上^^;。でも今公演中にも徐々に進化していきそうだ。

「原作のイメージを捨てなさい」「役者が半分、観客が半分で舞台を作り上げる」「上手いだけではだめ。観る人を魅了しなくては」舞台には、演劇の原点ともなる台詞やシーンがいっぱい。つい反芻して記憶に残る。初心にかえる意味でも、演劇人すべての方に観ていただきたい舞台だと思う。
上演中、月影先生のドンとした怒り声の時に突然の地震発生。ざわつく客席をよそに、芝居は続くし、私も芝居に集中。地震の後、マヤが言った台詞が「自信がありません」。これにはこっそりウケた(笑)。
ラストで月影先生が「雨のような拍手」と促すが、劇場を出たら地面がビッショリ濡れていて水溜りまで。ステージだけでなく、いつの間にか本物の雨が降った模様w。今日は自然まで舞台に花を添えたようだ。
ステージのバックの鏡はずっと観客を映し出す。観客も舞台の一部であり、実は誰もが”観客”という仮面を付けた役者であるのかもしれない。

最後は全員で「ガラスの仮面♪」の歌。会場に響くスケール感ある爽やかな歌声。だが、もう一つ。せっかく通路に役者一部が降りているのだから、できればラストに、観客の手拍子と共にリズミカルで楽しくノれる楽曲も欲しかった。そうすれば最後まで、役者と観客の一体感が増すというもの。とことんエンタメさせてくれたほうが余韻も楽しめる。
カテコは3回。最後は大和田さんと奥村さん、夏木さんの3人が笑んで丁寧にお辞儀。
ベテランの好演に感激しつつ、若手の未知の可能性と今後の成長に期待を抱かせる舞台で、大いに楽しませてくれた。
17日『仮面ライダーキバ』第28話
22年前に飛んだ名護の話の後編。絵のモデルの真夜にひと目惚れ、すっかり力が抜けてヘナヘナになっちゃった名護が、可愛いというか阿呆というかw。
名護は自分のラッキーボタンを真夜にあげるが、これが布石になるんだろうなとは思いつつw。クイーン真夜は、ファンガイアと関係ない男には何もしないのね。

イクサが過去に犯した間違いを、名護はきちんと正したようで、当初の目的を達成したのはさすが。画家の棚橋は「青空の会」にはもう恨みを持ってないらしく、恵や嶋も自由に身動き。渡や健吾の臨時会員はどうなるんだろう?

音也と次狼が取り交わした約束が気になる。渡が真夜の子供だということもはっきり。そりゃもう名護は驚くだろうなw。
次回はキングが登場か。エンペラーとどっちがつおい?


タイムスリップネタだと、最近はこんな作品もあり。

6日(水)『ケータイ捜査官7』第17話
アンカー開発部の”遠隔通信遮断システム”実験中。セブンが受信した奇妙な電波により、60年以上前に戦死したはずの特攻隊員の声と、未亡人になった現代の老婦人の声が話すことで、現代の状況までガラリと変わってしまう話。

郊外の田舎でひっそりと寂しく暮らしていた初枝。歳を重ねた女と若い男との会話になったが、死を目前にして、突然飛び込んできた人間の情愛は、それほどまでに強いものなのか。特攻をやめる決意になるとは予想しなかった。
現代は賑やかで楽しい家庭に変わったけれど、ケイタを恩人の”お孫さん”だとは思わなかったのか? パラドックスの影響を受けなかったのが、ケイタとセブンだけなのもご都合主義?w

映画『オーロラの彼方に』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も思い出されたが、悪くはない後味なので良し。放映日が6日だったのも、遠い夏の空とマッチ。

それにしても、今夏のコミケでは意外や『ケータイ捜査官7』が大人気だったので驚いた。そんなにセブンは可愛いのかな。
ネオロマンス・ステージ『遙かなる時空の中で 舞一夜』再演の前楽を観てきた。

昨日に続き小雨降りしきる中、会場までの道のりが長い。
物販の写真セット一部は完売。座席は初日と逆の左側で、角度的に前回よりは観易そう。
自分の席前に大きなトランクを置いてる人がいて、席まで移動できず迷惑この上ない。受付では基本預からないようだが、それでも預けてる人が沢山いたし預けてほしい。
アナウンス告知はイノリと詩文。

初日の有様がヒドかったので、正直、もう気乗りはしなかった。
だが、今回は随分と改良されていてビックリ(゜o゜)。
初日にアンケにあれこれ書いて出したが、同じような苦情が多かったのか。アンケをちゃんと読んでくれ、演出にも反映されていて、初日とかなり変えてあった。

役者の台詞がはっきり聞き取れる! 座席列は前と同じなので、これは明らかに改良のおかげだろう。
スピーカーからの音楽や効果音が、役者の台詞を遮らないように、小さくなっているのだ。初めからこのくらいの音量でやってくれればよかったのに。
役者の何人かは、初日と比べ、つとめて台詞をゆっくりはっきりと喋るようにしているのが感じられる。何も急いて捲し立てることもないからね。ただでさえ、みんな滑舌が良くないのだから^^;。

台詞に余裕が見られると、芝居にも集中できて、役者の表情や動作にもようやく目が向くようになる。
あかね@はねゆりは、可愛さより美しさがより強調。成松慶彦@頼久の律儀な佇まい。長谷部恵介@永泉の芯の強さ。椎名鯛造@イノリのやんちゃな動き。河野弘樹@詩紋はやや大人びた感じ。寿里@友雅は、優雅さが薄れ庶民的な面も。
天真@中村誠治郎は、やっぱスゴイ人気だな。どこに行っても「誠治郎さん」の話題が耳に入ってくるよ。
でも私のお気に入りはこの二人。根本正勝@鷹通は身のこなしがキビキビしてて男前で惚れ惚れ。役柄上、殺陣が少ないのが残念だ。八戸亮@安倍泰明は、声も動作も所作も何もかもクールで格好良いv。あくまで泰明のイメージを貫き通すところがイイ。

ただひとり多季史@木村啓介だけが、初演と比べて、台詞や芝居に力が入ってないように見える。歌も唄い難そうでおざなり、周りとの波長もかみ合ってないように思う。
季史の怨霊バージョンをされた役者のほうが、動きや表情に真剣さが現れてよっぽど良い演技をしている。考えてみれば、怨霊バージョンのほうが見せ所もありそうだ。

頼久&天真の客席聞き込みシーンに、また友雅&鷹通が参加。メンバーは替わらないのかな。その前にステージで4人でやってた”漕ぎ”アクションが、ネタが分からず笑えない(-.-)。毎日観劇できるわけでもなし、こういうアドリブはやめて欲しい。
イノリの現代語も「ネオロマンス」に変わっていたが、あまり笑えず。
怨霊三人衆はキライではないが、小芝居やネタがややクドくなってきた^^;。
全体的に、観客とのノリで楽しむようなイベント感覚が多くなってきたが、あくまでこれは舞台の芝居なのだと、キャストにも自覚認識して欲しいものだ。

八葉の歌は明るくて何度聴いてもいい。メンバーが客席に降りる中、こっち方向に来てくれたのが鷹通さん! 周囲ににこやかに手を振る根本さん。
カテコの八葉登場では、泰明が永泉を肩で抱っこして沸かせる。鷹通と友雅は華麗な殺陣ポーズ。イノリと頼久が一緒に登場して、あれ?と思ってたら、その後であかね&天真&詩紋の3人が制服姿で登場して会場も賑わう。あかねはともかく、誠治郎くんの学生服って似合わねぇ〜w。グリーンだし。
スポットライト当番は木村さん。普通の挨拶であまり面白味はなし。次は小天狗@やまだまいこ。普段の声が聞けたが、緊張してて言葉少ない。
千秋楽は役者全員のお見送りがあるんだろうな。

終演後、ロビーのトイレに入ろうとしたら、関係者通路になっていてシャットアウト。おいおい^^;。トイレ使用禁止なんて、前もってアナウンスしといてくれよ。
音響も悪いし、ここは舞台向きじゃない会場なのかもしれん。駅からも遠いし、もうこのホールは使わないで欲しいものだ。

次は9月のファン感謝祭。ファンがスタッフや役者に感謝するイベントのようだ^^;。
欠席者がいるのは残念だが、寿里さんは『bambino』で、鯛造くんは『最遊記』で拝めるからいっか。
『GUNDAMOO×CODE GEASS GO!GO!5! FES’08 in 武道館』へ行ってきた。
ようやく【ドロク】に慣れてきたのに、今度は日曜午後5時のアニメ【ゴゴゴ】。その2大アニメーションが競宴する映像と音楽のスペシャルイベントが『ゴゴゴフェス』。

九段下駅に着くと雨降りで、突然襲うどしゃ降り。身体はすっかり雨水でびしょびしょ、湿気の汗でぐしょぐしょ^^;。パンフだけなら武道館の中で買えるので、急ぐこともなかった。
ご一緒するTMさんと合流するも、どこも雨を凌ぐ人でいっぱい。仕方なく武道館の屋根に避難しそこで夕食。食事後すぐ列が出来たので並び、1時間位待機してから会場へ。
チケットにはスペシャルグッズ付きとあったが、入口で渡されたジッパーのことだったのかな?中味は殆どがチラシだったが^^;。

武道館は和樹のライブ以来。今回は応援シートや立ち見席まで出る程の人気で、アリーナから2階3階席までびっしりと埋め尽くされほぼ満席状態。
『コードギアス』の赤orピンクと『ガンダムOO』の青or緑のペンライトが賑やかで、暗く大きな会場に映える。
開演前のスクリーンにはアニメ予告が流れ、会場を結構沸かせる。『アビス』や『黒執事』が人気。

2作品の声優&アーティストによるイベントがスタート。『ルル』と『OO』、メインで被ってる声優さんはいないんだと今更気づく。
レーザーが凝っていて、かなりのお金をかけたとみえる。 さすがに音響も良い。スクリーンに映るアニメとアーティストたちのコラボも面白く、三分割の映像も見易くていい。
座席上、前の人が立つとスクリーンも見えなくなるので、仕方なく立たねばならない。前も両隣も若い人ばかりでノリノリ。ちょっと場違い感がよぎったり^^;。

★『コードギアス反逆のルルーシュR2』
出演:ORANGE RANGE(2曲)、FLOW(2曲)、ALI PROJECT(2曲)、ジン、access、SunSet Swishの9曲。
アーティストは全部分かってないし、曲名もさっぱりだが^^;、そこはセットリストも載ってるパンフで補完w。
其々歌の合間にひと言メッセージをされる。ゴスリロ風衣装のALIさんが口を開いた時は「喋るんだ…」とTMさんw。FLOWは来月も武道館だと告知。SunSet Swishは会場にも唄わせて盛り上げるが、ややクドイ^^;。

出演:福山潤(as ルルーシュ・ランペルージ)櫻井孝宏(as 枢木スザク)ゆかな(as C.C.)小清水亜美(as 紅月カレン)
歌の合間に、アニメ名シーンとライブドラマが流れるが、正直、あまり覚えていない^^;。歌が多過ぎたせいか、ドラマ部分に思い入れがないためか。印象に残ってるのは、ゆかなさんの独白シーンと長い髪、小清水さんの帽子と会場男子のKY的声援。潤潤のオレンジのボトムと、櫻井くんの長いマフラーが気になるw。

ルルだけで約1時間半。この調子だとやっぱり3時間なのかと予想。正直、歌がメインだったので、この時点ではあまりノれず、ちょっぴり退屈になったり^^;。
でも次のガンダムでは、歌が少なくてドラマ重視となったため、芝居そのものに魅せられた。やっぱり私はガンダムが好きだ!と自覚w。

★『機動戦士ガンダムOO』
出演:UVERworld、ステファニー、Taja、the brilliant green
新曲も予想されたが、いきなり2ndシーズンOP主題歌「儚クモカナシ♪」初出し。しかも誰この人たち?状態^^;。「これが最後の曲になります」と言われ、ブリグリの時は会場一丸となって大盛り上がり。終ると「またあした」と言われて笑い。

出演:宮野真守(as 刹那・F・セイエイ)三木眞一郎(as ロックオン・ストラトス)吉野裕行(as アレルヤ・ハプティズム)神谷浩史(as ティエリア・アーデ)
アニメとライブドラマによる構成が面白かった。刹那とティエリアの再会から始まり、ダブルオーガンダムの紹介、そして4年前の回想へと走る。
宿敵・サーシェスの非情な悪ぶり。そしてロックオンの末路。三木さんが殆ど台本も見ずに熱演されて圧巻。会場も静まり返るほど感銘を受け、涙ぐむ声さえあり。
アレルヤの現状況も分かるが、彼も自身で4年前を振り返る。アレルヤとハレルヤの肉迫したやり取りを、瞬時の切り替えで見事に演じ分けるよっちんに誰もが息を呑む。熱演したよっちんに、会場からおしみない大きな拍手が送られた。
2ndシーズンの新しい映像もふんだんに流れ、他キャラの現状況も分かってきた。刹那は随分と男前になってるし、ティエリアは分別がつき過ぎて別キャラのようw。あとは皆が心をひとつにして結集するだけか。ラスト、4人が揃ったところで、「俺たちがガンダムだ!」と叫ぶ刹那の言葉が重く深く伝わった。

アンコールは、ルルと刹那の掛け合いから、潤潤とマモくんがガッチリ握手。『ルルーシュ』は17日放送分を含めあと7話らしいが、これでルルからガンダムへの橋渡しも無事に終了。
最後に8人の声優陣が出揃い並ぶ。三木さんはグラサンなし。櫻井くんと三木さんが左端と右端に立ち、マモくんの隣のよっちんが可愛く見えるw。女性二人はお着替え。
其々が挨拶と今日の感想。武道館に立ったことの感激や雨模様だったことのコメントが多い。ゆかなさんが「雨に遭われませんでしたか?」と暢気なことを言ったので、ビショ濡れになった人が多い会場もざわつく^^;。そういう時は、雨に遭って大変でしたね、と観客を労うもんだよ。最後は潤潤が挨拶して終了。
8人が手を繋いでゆっくりお辞儀する中、銀テープが音と共に飛び散った。

会場から出る時も混雑で大変。駅まで小降りで傘をさすほどでもなかったが、駅手前まで来た時に突然のどしゃ降り。駅出入口も狭いが、大きな荷物を持った人も多く駅階段も滞る。駅でTMさんと別れて電車へ。1時間位で無事帰宅。
TMさんとご一緒でホントに良かった。背が高い方なので、一緒に並ぶと”マモくん&よっちん”状態だけどw。待機中もお喋りできて、作品についても詳しくて、おかげで楽しく時間を過ごせた。ありがとうですm(__)m。

それにしても、武道館というキャパと豪華なゲストは分かるが、チケット代が高いし、待機が難しい場所だこと。今度あるなら、屋根のある国際フォーラム等にして、チケももう少し安くして欲しいものだ。ゴゴゴフェスの’09もあるんだろうか。
コミックマーケット74の夏コミ1日目へ行ってきた。
この蒸し暑さは、気温というより湿気の多さが原因。どこにいても汗が流れる。持参したペットボトルは1本では足りず。とにかく汗との闘いだった^^;。

今回は西のDボ系サークルさんのお手伝いを兼ねて。お初のジャンルだったが、周囲のサークルさんとも馴染んで、それなりの手ごたえは感じられたと思う。お店番をしている間、MJさんとはDボ関係の話でも弾み楽しかった。MTさんともめでたく初対面。ありがとうございますm(__)m。

お目当ての『電王』系サークルはあまりに多く、事前にチェックしたものに絞って買う。先立つものもないしね。『キバ』系と一緒に出ていたりするのでついでに買ってみるが、これが結構面白かったり。結局10冊未満で、他にグッズなど。

東に行って、『ジパング』ブース。新刊というか、お目当てキャラを扱うサークルが少なくて2〜3冊どまり。『沈艦』は生誕ニ十周年記念本のみ。
『ガッシュ』サークルも少なくなってトホホ。ほんの2冊のみ。
『テニミュ』に『ブリミュ』とレポ本を買ってみた。今後の活動に役に立ちそう(?)。

企業ブースへ遠征するも、もの凄い混雑。入退場口が制限されたため人波の動きが緩慢になり、暑さと熱さの中で不自由この上ない(~_~)。企業ブースは西地区4階全体に広がったが、今まで外で並んでた列が中に移ったりと、そこかしこに買い物列がいっぱい。その中には、自販機の飲み物を買う列もあったりと、ブース内は半混乱^^;。
【DEARS】で、「怪談」「アンデルセン」CDと「むかしばなし青」「むかしばなし赤」CDを買って、其々の限定版CDを貰う。締めて1万超^^;。
【ホビホックス】で、「Fate/Zero」CDを買う。税込3700円位のハズが3500円。
「ひぐらし」は外まで列が並んでいたのでやめた。どうしても欲しいCDでもなかったし。

更衣室とコスプレ広場が移動になったせいか、西ではあまりレイヤーの方々を見かけず、ちょい楽しみが減ったかも。
準備会から緊急に知らされた事項で、荷物検査はともかく、エスカレーター使用などの徹底的な制限により、とにかく大混雑。企業ブースから出る際も、エスカレーターまでの道のりは人波に溢れんばかり。周りは殆ど男子で、汗や臭いがむせるほど。15分以上たっぷりかけて、ようやくエスカレーターに乗った時は心底ほっとした。もう2度目は行くもんかと疲れ果てる。

午後からは殆どお店番。1時頃に撤収するサークルもいたが、3時前になると周りはどんどん撤収作業。こちらも3時半過ぎに撤収。
疲れた足取りで駅に行くと、ゆりかもめでも入場規制で、列がむちゃくちゃ伸びてる(~_~;)。駅ホームはそんなに混雑しておらず、やって来たゆりかもめにも余裕で座れるほどなのに。かえって混雑を招いているし、駅の対応にも問題があるのではないか。

皆さんと一緒に飲み会にも行きたかったが、明日もあるので、今日はおとなしく家へ。帰りの列車でグッスリ。
帰宅して、ミニ缶ビールでひと息。息子は収穫物に駆け寄り、私より先に電王本とかを読む。くっそ〜(-o-)。
明日はゴゴゴフェス。
要チェックになったTVアニメ。

13日(水)『スレイヤーズREVOLUTION』第7話
冒頭見逃したっ。でもゼロスは出てない模様。
豪華客船内でリナたちを狙う暗殺者たち。その中で、”暗殺者の中の暗殺者”と呼ばれるズーマの声が飛田展男。覆面からだが、ロークールな格好良い声(*^。^*)。ちょっと見イケメン。こいつがかなり手強くて執念深く、リナも危機一髪。リナたち4人をいっぺんに相手にしても余裕の構えなのがスゴイ。ガウリィ弱し^^;。
その素性も素顔も分からないズーマ。原作は知らないが、また登場しそうだし楽しみになってきた。次回はゼロス2回目の登場。

14日(木)『NARUTO 疾風伝』第291話
ソラ編はこれで終ったのかな。油断してたら、ラストに唐突に登場した二人の暗殺者。そのうちの一人の声が、てらそままさきで慌てて画面に注目。飛段役で残忍そうだが、見た目はヤンキーぽいイケメン風。てらそまさんの役的には珍しいが、軽めの声も意外と合っていそうv。原作は知らないが、これから登場しそうだし楽しみになってきた。次回は久々にイルカ登場。

13日(水)『セキレイ』第7話
タチが悪いのはコレだよね。やたら爆乳デカ尻ばかりで、世界観も設定もサッパリ、面白くも何ともないのに、仕方なくチェックさせられてる(~_~;)。
今回は冒頭から関俊彦@御中広人が登場。島本和彦キャラみたいで、情けな〜い変人ぶりを露呈^^;。中盤はテレビから突如、戒厳令宣言する「みなくん」w。キャストはそれなりに豪華なんだけど、エロ路線ばく進中なのはツライなぁ^^;。
ネオロマンス・ステージ『遙かなる時空の中で 舞一夜』再演の初日を観てきた。
今年1月から2月にかけて上演された舞台で、熱い声援を受けての再演。会場も大きくなり、更なるパワーアップも期待される。

初演ヒットに図にのり、コーエーも儲け商法に走ったのか^^;。チケットは前回より大幅値上げ。物販の写真も種類多し。パンフは前回の使い回しでリーフレットが付いただけ。そして、スタッフがバタバタと煩すぎる。
初日のチケは安く手に入れたSS席。横に広い会場の右手ブロック。空席もチラホラとあり埋まっておらず。
アナウンス告知は頼久と天真。毎回変わるかな。

前回公演『舞一夜』と同じ展開とストーリー。あかねの哀しい恋と八葉の活躍を描く。
真っ先に不愉快に思ったのが、役者の声が聞き取れないこと^^;。
スピーカーが近くにあるせいか、音楽や効果音がやたら大きく響いて、その間の台詞が殆ど耳に入ってこないのだ。会場が広過ぎたせいもあるのか。それとも会場がストレートプレイの舞台向きではないのだろうか。声がやたら周りに広がって霞んでしまう。
役者も初演の時の程よい緊張感が薄れたのか、芝居に力が入っていないようだ。口先だけの台詞に留まるから、小さな声はどんどんかき消されてしまう。
かろうじて初演時の台詞がうっすら脳裏に残っていたので、己の記憶で補完するも、情けなくなってきた。同じストーリーなのに、会場と演出を少々変えただけで、こんなにもテンポが悪くキャラクターの魅力が半減する舞台となってしまうのか。

ステージは半楕円形なので、普通の上手下手以外に、客席とも近い上手下手があり、そこでの出入りや芝居もある。だが照明がその場所に当っているのに、なかなか役者が姿を現さなかったりと、いまひとつ絡み合っていない。
前方席なので役者の顔ははっきり見えるが、端ブロックだからか、前に立つ役者に重なり後ろの役者が隠れて見えなくなってしまうことが少なくない。ヤマ場の斉陵王を舞う季史の姿が殆ど見えなくて興冷め^^;。サンシャインではこんなコトはあまり無かったハズ。

演出が変わったというと、好評だった頼久&天真の客席聞き込みシーンに追加。今回は友雅&鷹通まで参加、右ブロックにまでやって来て客席とミニコミュして沸かせた。これはメンバーが日替わりしそう。
ラストの八葉ソングはソロパートが増えたのか、マイク持って唄いこなすがダンスはなし。会場手拍子と共に客席にも下りてきたが、ミュ関係では既にやっていること。よく考えたら、どれもこれもSS席の周りだけかもしれん^^;。

全体的に台詞が不調子の中、藤姫@森林永理奈と、邪香妃@真山奈緒の高音の声ははっきり聞き取れる。低音系では、安倍泰明@八戸亮の声は割と聞き取れた。印を使うトコでは、音響が邪魔して聞こえなくなるけど^^;。
あかね@はねゆりと、季史@木村啓介の歌は、声がよく出ていなくて、特に裏声が綺麗に出せず。ラストのデュエットでは、あかねのマイクが不具合なのか、声が全く聞こえてこない^^;。音響、サイテー!
アクションは少しパワーアップしたのは分る。小芝居や小ネタも増えたが、笑う人と笑わない人との温度差が激しい。基本は芝居なのだし、こういう初日にこそ個々人の本当の実力が垣間見えてくるかと思う。
「濡れるぞ」ネタも、最後の八葉2人ずつの芸ネタも、初日だからまだ小出し状態だが、初日しか来れない人のことは念頭にないのか。

全員揃ったところで、指名ライトがあちこち照らす中、ヒヤヒヤしている役者もいたりw。永泉@長谷部恵介に決まった途端、今日は来ないと思ったとボヤく長谷部くん。稽古は2週間だったと話すが、たった2週間だったのか。どうりで完成度の低い舞台だったこと^^;。トークの最中に寿里にツッコまれるが、二人は仲良さそう。当てられたらずっとやりたかったと、長谷部くんの掛け声で会場全員が三本指で「ワン・ツー・スリーピース!」。
拍手の中を二手に分かれて退場するが、長谷部くんだけ去り際もスリーピースで、木村くんは壁に衝突しそうなフリw。

休憩入れて約3時間。その後に、9/14のファン感謝祭のS席チケットを先行販売。
公式サイトを見てなかったし、ロビー壁に貼り付けてあっただけの告知で、私には寝耳に水。せめて入場時に告知チラシでも配ってくれればいいのに。
八葉全員が揃わないイベントで、場所もC.C.Lemonだが、チケット代がまたもやぼったくり^^;。去年の『電王』の倍だぜ倍!一応昼だけ買ってみた。
コーエーは虎視眈々と次の商法を狙っているが、次は遙か3の『紅の月』になるだろうか。キャラも少々違ってくるし、キャストも少し入れ替えになるかな。そうなれば1公演のみ観劇でいいや。

日曜の前楽もチケットを取ったが、同列の左ブロックで見る位置が変わるのが救いか。
会場を出たら、明日以降のチケットを売る人もいたり。今回キャパが広過ぎ、時期的なこともあって、チケットも売れていないようだ。コーエーも基本にかえったほうがいいだろう。
『ガンダムEXPO 東京2008』初日へ行ってきた。
近いし無料なのが嬉しい。開場1時間前に着いた時は列も伸びてなかったが、そのうちどんどん長くなり混雑。

9時45分オープニング・セレモニー。入口前に集まる沢山の報道陣の数。原画展の時は富野監督がお見えになっていたが、今回はおいでにならず。今日は主宰者代表としてバンダイナムコ社長やサンライズ社長がご挨拶。来年、30周年のキックオフの意味合いを込めて…というお話。
シャア役池田秀一とアムロ役古谷徹もご挨拶。写真撮影可のようで、忽ち並んだ列から離れてカメラを向ける人多し。列の最初のほうだった私もとにかく撮影w。古谷さんは、多岐に渡る商品展開や無料でやることの大変さを話されていた。
その4人がフラッシュを浴びながらテープカットされた後で、ようやく開場。

展示もゲームも物販も後回し^^;。とにかくみんながステージへと急ぐw。おかげで最前列席をゲット。
席に着いたら、丁度スクリーンでは『ガンダム00』上映中。見入ってしまったw。こんな冷房空調のきいたトコで綺麗な画面で皆でゆっくり観ると集中できる。ラッセ、カッコイーよ、ラッセv。「俺たちがガンダムだ!」これって「俺たちの必殺技」と思いが重なるな。運昇さん、中佐だったんだ(今頃)。
歴代ガンダムシリーズのOP映像も流れるが構成がイマイチ。『Ζ』はBGMのみで会場がざわつくが、劇場版との兼ね合いか!?^^;


『古谷徹×池田秀一 オープニングトークステージ』
MCの女性の紹介で、お二人が登場。古谷さんは黒のタンクトップ。池田さんは青ストライプシャツに白のジャケットで「連邦色」と言い意味わかんな〜いw。
MCの方はシャアファンで、アムロにはやたら辛口w。30年間殴られ続けるアムロに、30年間憧れ続けられるシャア。故・鈴置さんのお話も出たが、池田さんは酒を飲んで酔うと饒舌なので、自分で「カイ・シデン」とおっしゃるw。

今展の目玉の一つは、古谷さんと池田さんが録り下ろしたアムロとシャアの名場面映像。展示会場各場所でも観れるが、ステージでご一緒に観てトークするコーナー。席から離れ立ちながらご覧になる池田さんと古谷さんは、時にズボンポケットに手を入れたり腕組みをされたり。
『Fガンダム編』『Ζガンダム編』『逆シャア編』が流れるが、お二人とも声に全く衰えが見えず、あの頃のままで、私達も感嘆。むしろ芝居に磨きがかかり、口パクが合っているwと古谷さん。
録り下ろしは2000年の映画版DVD以来だとか。今回「30年前と同じスタジオで二人きりで録り直して、やりながら鳥肌が立った」と感慨深そうに話される池田さんは「アムロは油断ならないヤツ」とあらためて褒め言葉w。
『F』では、「アムロ行きまーす!」の台詞に込められた思いを古谷さんが熱弁。『Ζ』では、小休止していたアムロは富野さん自身と重なり「シャアも悩んでいた時期じゃないかと」と池田さん。『逆シャア』では、思わず「カッコイイ!アムロ」と古谷さん。
全体を通してお二人のお気に入りのシーンを挙げたが、やはり『F』のラストシーンが印象深いようだ。「カツがあんなに生意気になるとは思わなかったけど」と池田さんw。

ステージでは毎日11時から、お二人が選んだベストエピソードを上映。本日は第1話「ガンダム大地に立つ」だったが、今後の上映話について、名台詞と共にトーク。
13日 10話「ガルマ散る」シャアの本性出る回
14日 19話「ランバ・ラル特攻!」少年から男へ成長するアムロ
15日 38話「再会、シャアとセイラ」ララァよりセイラが好きな池田さんw
16日 41話「光る宇宙」三角関係
17日 43話「脱出」肉体と肉体のぶつかり合いという戦闘
よく練られた台詞だと、富野監督の話題が出たが、当初52話から43話で終わったのもかえって良かったと「富野さんってスゴイな」とお二人とも絶賛。
キシリアをぶちかました回を「やった!」と弾む池田さんだが(笑)、その後『SEED DESTINY』での小山茉美さんについて「キシリアは根に持ってるみたいですw」。

10/5スタートの『ガンダムOO』についての質問で、すかさず「え!?ナレーション以外で何かやってるの!?」と池田さんw。古谷さんは「ジャニーズのリーダーみたいで」と楽しそうに期待。池田さんが先にデュランダルをやったからだと「これはシャアからの挑戦状なんです」と古谷さん。常にアムロとシャアであり続けなければならない、あの二人の宿命を背負って業界で生きなければならないと語る古谷さん。

最後に池田さんがシャアになって「勝利の栄光を諸君らに。ジーク・ジオン!」。古谷さんは『OO』を宣伝しながら、「新しいガンダムのヒット」の大切さとその為に皆さんに「みつぐ」ことを強調されてからw、好きなアムロの台詞「…僕は男なんだな」。大きな拍手と共にお二人が退場。にこやかに手を振る古谷さん。

始まる前は、せいぜい30分ぐらいと思っていたら、大きくオーバーして何と1時間10分というロングトーク。その間、お二人とも用意された水に口も付けずに語り続けて下さった。間近で拝見しながら、新鮮な話題も多く深いお言葉も聞けて本当に楽しかったです(^o^)。ありがとうございました。
その後、展示会場を見て回る。いつの間にか入場規制もあったようで。


歴代ガンダムが大集結し、さらに充実したガンダムワールド。撮影不可の場所以外、基本的に殆どが撮影可。

ZONE-1は、アムロVSシャアの激戦のドラマを、巨大ジオラマと映像で再現。安彦良和先生複製原画ギャラリーもあり。
ZONE-2は、歴代ガンダムをポスターやMS展示、ダイジェスト映像で振り返る。「Ζガンダムリニアシート」「RX-78ガンダムコックピット」に乗っての撮影が人気。
ZONE-3は、ガンプラ・フィギュア・カードなど多彩なガンダムアイテム展示。
ZONE-4は、『ガンダムOO』。2ndシリーズの映像なども公開。ダブルオーガンダムの巨大ジオラマも展示。キャスト4人の直筆コメントや三木眞一郎専用メットまで。
ZONE-5は、ゲーム大集合。『戦場の絆』パイロット体験試乗会は時間ごとの整理券配布。

販売ゾーンでは、『ガンプラEXPO』で限定販売された人気アイテムも販売。特に買うものはなし。
10/24リリース『機動戦士ガンダムMSイグルー2 重力戦線』のチラシを貰う。3DCGは苦手だが、今回のキャストは必見。てらそままさき@ベン・バーバリー中尉、東地宏樹@ミケーレ・コレマッタ少佐だもんv。ズバリ、私に買え!と言ってるようなもんw。

会場内にトイレが無いのが難。4時間以上、我慢してたもんね^^;。
次のガンダムイベントは『キャラホビ2008』かな。今年は行かなくて済みそう。


11日『ワールド・デストラクション〜世界撲滅の六人〜』。
慈善病院の職員リガレット役でてらそままさきがゲスト。先週の飛田さんに続いての嬉しいサプライズ。穏やかな声で甲斐甲斐しく世話をする優しい男で、最初はチョイ役っぽかった。ところが世界救済委員会がやってきたことで、院長の獣人ゾウの正体が判明し状況は一変。”砂漠の殺戮王”に、村も家族も全てやられたリガレットは、復讐のため変貌する。娘を思い出し、顔中を涙いっぱいにするリガレットの切なさに思わず「泣けるで」(;_;)。

先週の古谷徹&池田秀一絡みで、てらそまさんとガンダムの関係が不明だったが、今回の『イグルー2』情報でようやく納得。これで、てらそまさんもガンダム・キャストに仲間入りw。
10日(日)NHK『篤姫』第32回

ついにこの日が、この回がきたか。待ち焦がれたといってもよい「桜田門外の変」。
OPクレジットだけでもワクワク。D-BOYSの中川真吾(島津忠義)と遠藤雄弥(有村次左衛門)が、こうして一緒になる回は最後になるだろうか。勝地涼@ジョン万次郎の再登場もあるとは美味しいこと。

ジョン万次郎は、ミシンを土産に参上。日本で初めてミシンを使ったのは天璋院かいw。おまけに、帯刀が篤姫を好いていたと、今になって余計なことまで^^;。

大老・井伊直弼と2人きりで対面した天璋院篤姫。いくら苦手で嫌いな相手でも、とにかく会って話してみないことには始まらない。私も自分の目と耳で実際に確認する人なので、天璋院の考えには賛同したい。だが、井伊の茶の湯の美味さを味わい、井伊の巧みな喋りにすっかり騙された感の天璋院^^;。昔から「役割」という言葉に弱かったんだよね天璋院はw。天璋院のストレートな純粋さと手作り土産に、井伊もちょっぴり心動かされた様子。
確かに、直接話してみて互いに知ったこともあったし、また話す機会を得たら、分かり合えていたかもしれない。だが歴史は許すまじ。

安政7年3月3日。江戸城桜田門外で、井伊大老を襲う水戸・薩摩の浪士たち。薩摩からは脱藩した有村次左衛門が加わり、ようやく役者の下にも人名テロップが映る。
緊張感の中、じっと獲物を狙う浪士たち。次左衛門@遠藤くんの目もギラギラと光る。1発の銃声で負傷する井伊に、籠の外から奇声を発して襲いかかる次左衛門。井伊に最初にトドメの一刀を刺したのは、有村次左衛門だった。井伊の首を刎ねたのは薩摩の侍。井伊大老の暗殺は、少なからず天璋院にも影響を及ぼすことだろう。

有村次左衛門がもし薩摩に留まっていたなら、藩主からの直々の言葉に心うたれ、大久保たちと共に決起を思い止まっていただろう。だが彼の名前は後世には残らなかったかもしれない。運命は、彼の死と引換えに、暗殺者という形でその”名”を歴史に留めたのか。まだ23歳の若さだったが、その身をもって、日本の揺さぶりに大きく貢献した男だった。
遠藤くんの出番は今回でお仕舞いかな。薩摩時代からだったし、お疲れ様でした。


8日(金)テレ朝『打撃天使ルリ』第3話
遠藤雄弥お目当てに第1話から見てはいるが、正直、後味はあまりよくない^^;。ルリが拳を振るうまで、怒りと決断を溜めに溜めるので、結果的に理不尽な殺害を増やし、犠牲者の数も多くして、爽快感どころか腹立たしい。

今回のゲストは永山たかし。アポローズの三宅という人気プロ野球選手だが、その実態は…。遠藤くんと永山さんだと、懐かしの『テニミュ』リョーマ&菊丸だが、今回の役柄は逆転ぽい。ピッチャーやってる永山さんは、髪も長くて華奢で女性選手にも見えちゃう^^;。でも狂気たっぷりの強面も見せ、演技の深さも感じられた。
健一郎@遠藤くんは今のところ、ルリを導くだけのムードメーカーな役割。彼も能力があるのだから、また拳を振るって格好良いところも見せて欲しい。
9日はアニヲタ雑誌発売日。
とはいえ、今号の雑誌は特に目ぼしいものは見つからず^^;。

★PASH! 9月号

『マクロスF』巻頭特集。まぁ今は、『ルルーシュR2』よりは面白いかもしれない。
『ガンダムOO』Before→After。みんな復活w。ロックオンだけが謎だけど^^;。ちなみに4年経ったラッセ・アイオンは精悍で男前、砲撃手だけでなく操舵士も担当。東地さんの出番も増える!?

イベレポは相変わらず写真がくっきりと綺麗。出演者が色々カブってるので新鮮味はイマイチ。『鋼鉄三国志』は写真は小さいけど沢山あって楽しめる。

PASH! DE NEWS!!はバラエティに富む。『越前屋』で石田彰の写真。DC秋公演で中尾隆聖&関俊彦の写真あり、ホストクラブという文字にちょいドキッw。
PASH!でDASH!誌上ON AIR。7月にゲストされた東地宏樹らの小さな写真。『アノセイシュンノウタ』チラシも載ってるが、10日の楽に間に合ったかもね。チラシにサインを頂戴しましたm(__)m。

今号のお目当ては、遠藤雄弥×鈴木裕樹(『シャカリキ!』)。ポスターの密接した二人とSeXの文字が生々しいんだけどw。『テニミュ』の時の話から『シャカリキ!』までを振り返る、ゆーやん&ズッキー。『キバ』の後の瀬戸くんの映画はシャカリキ!ねw。それにしても、ゆーやんは闘争心旺盛で、ズッキーは周りを見ながらゆったり構えるとは、ちょっと意外だったかもw。ちゃんなか(中村優一)の話は少しだけかい。遠藤くん、マジで腕相撲最強だとか。ポラ欲しい〜。

★Newtype 9月号
アニメ雑誌が何か欲しかったので、とりあえず選択。

『コードギアスるるくるステ』SP出前CDはナナリーがゲスト。武道館前に聴くべきか?でも18話を観た後ではあまり聴く気になれん^^;。
『魍魎の匣』は4ページ。キャストは誰になったんだろう?w
イベントでは、『ヴァン騎士×夏目』が一番大きく採り上げられている。『HIGHLANDER』での小栗旬の扱いが別格w。
『R2』の若本規夫&福山潤で、久しぶりに若本さんを拝む。ルルを大人にする話!?w
モーニング『ジパング』航跡367&368。
すっかり滞っちゃったけど、立ち読みはしてる^^;。

カーネルの放った米軍機は、「大和」へ向かうと見せかけて、標的は「みらい」へ。
私もすっかり騙されてしまったよ。当初は「大和」へアクションを起すかと思っていたが、御し易いと考えていたのは「みらい」のほうだったか。それだけ不明巡洋艦は舐められているというか、軽く見られているというか^^;。
「大和」には、原爆とクサカという異物が二つも存在しているからね。そうそう、簡単にコトを進められないだろうという思惑もあったか。

カーネルは思ったよりもくせ者で恐ろしいヤツ(~_~)。
たった18機だけで攻撃することもなく、「みらい」の内面から揺さぶりをかける。
切り札は「みらい」の現時点での戦闘力の情報。具体的に事細かに、使用不可能の武器を言い当てられては、ただでさえ指揮官を欠いてる「みらい」乗員は、更に動揺と不安と困惑に陥りそう。
おまけに、「みらい」に選択の余地を与えない、高圧的で強気な物言いと態度。いかにも米軍的。これが、「みらい」乗員の冷静さを失わせ、どれほどの反発と怒りを掻き立てることか。
その心中は自ずと行動を起させる。「みらいが米軍に与することはない!」断定的心情が、先ず「みらい」側からの攻撃を促すことになりはしないか。
これこそ、カーネルの狙い、そして米軍の常套手段。あの真珠湾をも彷彿とさせる、敵側からの先手攻撃という罠。

カーネルの術中にまんまと引っかかった「みらい」。血気に逸る林原は今にも攻撃しそうだし、桐野は指揮官代理としてみんなを鎮めることもできない状態。
カーネルからの無線を、同じように耳にしている二人の男の姿は違っていた。
沈黙したままの角松だが、「みらい」からの離脱がかえって冷静にさせていたのかもしれない。でもこういう時の角松は、読者も誰も予想だにしない、意外なことを言い出すから油断できん^^;。
草加は草加で、向こうにもできる奴がいたかという風に、余裕の表情と笑みを浮かべるが、米国側の切れ物の存在は、想定外だったのかもしれない。

それにしても、英語だよ英語。
最初「ミライのしょくん」ときたから、片言の日本語で話しかけているのかと勝手に思ってたら^^;、カーネルが喋ったのはオール・イングリッシュ。もちろん日本人にも分り易く、手心を加えた簡単英語だとは思うが。
それを草加や角松だけでなく、みらい乗員のみんなが全て聴き取れて理解できるなんて。昔の軍人や自衛隊員ってスゴイ! とヘンなところで感心。

共通言語に比べて、人間の心や考えはそう簡単に一つにはならない。
原爆使用の阻止を考えるクラークと、2艦拿捕+アルファを策謀するカーネルとでは、方向が似ているようで目的も意図も全く違う。これにグールドの写真や情報が加わることで、何がしかの合成反応を引き起こすのではあるまいか。
草加が、カーネルの策略を、どのように考えて利用していくのか。その前に角松がどこまで行動を進めるか。まだまだ予測不可能な展開だが、ひとまず一週休止。

かいじ先生、還暦なのですね。まだまだお若くて情熱的でいらっしゃる。お好きな色はやっぱり赤!?
イメージカラーとしては、角松は赤、草加は青、カーネルは黄土色だと思う。
クレイジーパワーロマンチスト復活公演vol.01『アノセイシュンノウタ』楽日を観てきた。
今頃、もう一方の出口を出た会館では某イベントをやっているなぁと思いつつ、劇場に向かう。今日はあまり暑くなくて良かった。
さすがに補助席もびっしりだが、何故か私の席の前は空席で観易いこと。

初日のピリピリとした緊張感が薄れ、役者全員が余裕をもって舞台に取り組んでいた。殺陣アクションも前よりも伸びやかで滑らかな動きを見せる。
唾と汗の激しい量にまだ少し慣れないが、心身全てを使った役者たちの真剣な熱演にあらためて感じ入る。
初日は気付かなかったが、前半の台詞にしっかりと伏線が含まれているのも味わい深い。

休憩なしで暗転も殆ど無い2時間20分という長さ。悪くはないが、1シーン1シーンがとにかく長過ぎる。座席上、緊張を強いられたが、場面殆どが緊張で充満し少々疲れる。
適度のユーモアや笑いも必要で、緊張と弛緩のバランスも大切なのではないかと思う。
ネタとしてはやっぱり『プリズン・ブレイク』&『仮面ライダー』を『鞍馬天狗』色に染めたかのようw。CGや変身に12年という時の扉は『キバ』をどうしても連想。
108番と109番は姓名が判明してるのに、結局お互いに名乗り合わなかった関係性が切ない。”ゆうこ”に”テング”という名前、”本物”と”偽者”さえも二重三重に伏線が組まれているところが興味深い。

キャラクターにはどうしても思い入れが沸かなかった。佐藤せつじ@男の身勝手な自己陶酔には、バカらしくて鼻で苦笑。木下浩之@キラメキ剣介に至っては、どんな理由付けがあるにせよ、真剣を使わせといて自分だけがカヤの外という状況を作り出したことが許せない。カリスマ性があるにしろ、何故みんな彼に付いていこうとするのかも理解できない。キラメキと一緒にいた時間こそが”青春”なのだろうが、男たちにしか分かち合えない団結力ではある。

東地宏樹@ソトガリは、微細な表情と豊かな演技に注目。同室の男に鞍馬天狗を見ていたと言われ、照れ臭そうに小さく笑うが、これが伏線にもなっていた。仲間同士で顔をくしゃくしゃにして大笑いもしたり、縮こまってコソコソしたりと、生き生きとした表情も見逃せない。
前半の静かな佇まいが、やがて回想と共に、激しく強く爆発していくが、メリハリの効いた芝居とギャップが素晴らしい。顔中を汗びっしょりにさせ、情熱を秘めた瞳からは時に涙か汗か分らないものを流し、声を荒げての熱演ぶりに誰もが魅せられる。
東地さんの天狗は中盤。スマートで几帳面な立ち回りだが、それがラストで変貌する。

中年男の激しくも鮮やかな殺陣が、そのまま、キラメいた青春との訣別を表しているようで、痛々しくもせつなかった。「さらば、僕の鞍馬天狗!!」圧巻。

楽だというのに、観客席は最後の拍手のタイミングが計れず^^;。
役者全員が一列に並び、中嶌聡さんが先ずお願い。冒頭の映像に出てきた宝石店は偽だと告知し、観客や役者も苦笑。中嶌さんの紹介で、皆さんひと言ご挨拶。天狗をやられた前堂さんが「まえのともあき」と聞こえちゃった。背の高い人たちに囲まれているせいか、並んだ東地さんは小さく可愛くも見えるw。

終演後、遠方からもいらした東地さん仲間の方々とご挨拶。
そのまま、東地さんともご挨拶。初日と比べて、今日の東地さんは晴れ晴れとしたお顔で、劇場側も時間的余裕がありそう。新番の噂なども伺い、握手もしていただいた。強くて優しい手。ありがとうございます。ステージもいいが、素のほうが男前で格好良い(*^。^*)。Tさんはサイトのお話で喜ばれ、Oさんは嬉しさのあまり草加ファンになるとw。
7月からこっち、稲田さん、かわぐち先生とお会いする機会に恵まれたが、ついに東地さん!(^o^) 東地さんと知人の方との会話で「テツさん」の話題も出てきたが、角松と草加の関係はまだまだ続いてるようだw。
『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN! 劇場BANG!!』と『劇場版仮面ライダーキバ 魔界城の王』を息子と一緒に観てきた。
息子が貰った入場者特典は、ほたるキバ。
買った劇場グッズは、メモ帳、ミニタオル、ミニタペストリーとモモタロスばかりw。トートバッグは息子が発見、私が取った後に残り1個もすぐ女性の手に渡り、忽ち完売!? 


『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN! 劇場BANG!!』。タイトル長っ。約30分。

サムライワールドへ飛んだゴーオンジャーたちが、炎衆と力を合せて、支配者に立ち向かう話。
強さを求めるためには、感情を伴う”心”は要らないと思っていた炎衆。だがゴーオンジャーたちに出会ったことで、仲間との絆こそが”心”を強くするものだと知る。

サムライワールドといっても江戸時代もどきで、去年もモモたちが使った京都太秦映画村w。公開撮影だったそうだが、俳優たちもみんな楽しそうで生き生き。
撮影時ではTV版のウィングスは登場したばかりだったが、劇場版ではちゃんと立ち位置が決まっていて、7人揃っての変身と名乗り、楽しいエンディング・ダンスも見どころのひとつ。
敵一体に対し戦隊3人がかりはちと卑怯だが^^;、息ぴったりのチームワークな闘い方は笑えて楽しめる。ゴーオンレッドはさすが主人公として目立つ活躍ぶり。
古原靖久@走輔はマスクオフでのアクションも多く、熱いヒーローとしてマッハ全開。他6人は傍観者なのが勿体無い^^;。

ケガレシアは冒頭のアレだけ〜!?と思ってたら、どっこい化けていたw。範人がやけにナンパ男で、そういうキャラだっけ?^^;と思ってたら、TVシリーズを一応踏まえたものだったのね。碓井将大はブラックよりしっかりしてる。
徳山秀典の声がちと聴き取れなかった。逆に、杉本有美は溌剌とした声の通りが良い。
敵キャラのソニンは、低めのトーンや変身後の声もきっちり演じきる。
侍姿の福本清三は、少しの出番ながら物腰と表情が印象的。

ゲストの皆さんがヒーロー経験者なのも見どころ。
『仮面ライダー555』の半田健人は、後半の深味の出た芝居がよく、成長を感じさせる。
『仮面ライダー剣』にも出た春田純一は、人柄の良さが滲み出ていて心強い。
そしてデカピンクの菊地美香は、ちょっと落ち着きも見せて可憐。モコナだモコナだ…とこっそりウケるw。ゴーオンにピンクがいないのが残念かも。
ゲスト怪人の声には内田直也と松風雅也と、これまたヒーローもの出演者。
徳山さんは『カブト』『電王』(声のみ)と3年連続の劇場版出演者だし、この分だと来年の劇場版にも出る人がいるかもね。


『劇場版仮面ライダーキバ 魔界城の王』。約1時間20分。

22年前の謎を経て復活したレジェンドルガとロードに対して、敢然と立ち向かう親子の姿と、キバの壮絶な闘いを描く。
現在と過去が密接にリンクしながら進行するTVシリーズだが、劇場版は時間の壁を越え、3組の親子が出会い心を通わせ合うのが見どころのひとつ。
親子の強く深い”絆”と、様々な困難と運命の中で前向きに生きる人間の姿を、バイオリンの美しいメロディを通してうったえかける。

あれこれとてんこ盛りで、長い割には全然飽きさせず。あちこちに隠し玉やネタがあり、友情出演の楽しさもあり、シリアスな筈だが、大いに笑わせて貰い楽しんだ。
さすが田崎竜太監督。ゴシック調の映像や炎や怪人の凄まじい造形は、『THE NEXT』を彷彿とさせる。ラスボスのアークを、ガンダムではなくボトムズのATの大きさにしたのも絵的に面白い。
ただ、あれこれ詰め込みすぎたせいか、メイキングの親子風呂や救急車の場面がすっぽり抜けており^^;、時間制限が残念でたまらん。これはDVDで観ろということか。

プリズン・ブレイク&プリズン・ライブが一気に展開w。文化祭の「らー面」「夏の大三角」など、隅々までネタ満載。探すだけでも楽しそう。
次狼たちは、やはりキャッスルドラゴンから出られるのね。時の扉がここでも活躍。
TVシリーズではまだなのに、名護や恵が、渡がキバだと既に知っているという設定に呆然。名護とゲストキャラ白峰との関係も、こちらには曖昧に伝わるだけ。
見せ場は、イクサW変身×2倍! キバよりも、イクサのあまりの弱さと根性ある強さが印象的だった(笑)。

紅音也@武田航平の演技が特に光る。いつもの三枚目ちゃらんぽらん風を保ちつつ、父親としての度量の深さや強さをしっかり出して、真剣味溢れる演技に好感。
紅渡@瀬戸康史は、操られている表情がなかなか。出番が少ないのかなと思ってた名護@加藤慶祐もそれなりに活躍。予想通り出番が少ない健吾@熊井幸平は、もう変身することはないのかな。
山本匠馬@白峰の存在意義がイマイチ分らん。堀内健@杉村が、たまにM関さんに見えちゃうw。

友情出演の見どころもてんこ盛り(^o^)。
てらそままさき@教師は、思ったより出番が多く台詞もいっぱい。男前でステキ(*^。^*)。教室と音楽会のシーンに登場だが、低めの声に変貌する様子にドキリ。
鈴村健一と遊佐浩二は、キャラ台詞を披露。スズが弾けてたな。
関俊彦@刑務官は名乗りに注目w。モモ風にアソコに顔を突っ込む熱演だが、関さんが赤い目をして変身するのにもビックリ(爆笑)。変身後の声も関さん。
秋山莉奈@女性警官が可愛いが、他にもスーツアクターの皆さんの奮闘ぶりに笑う。
エンペラーフォームはラストのみ。石田彰@タツロットはまだ声が細いかな。杉田智和@キバットが「タっちゃん」と呼んでて、もうそんなに深い仲なのかとw。
若本規夫はレイキバットとアークキバットの声を使い分けるが、出番的には少ない。

見逃した場面もありそうで、もう一回ぐらい見直して笑って楽しみたい作品だ。


『モモタロスのまっかっか城の王』最終話。約5分(?)。
てっきり『ゴーオンジャー』と『キバ』の間にやるのかと思ってたら、ラストの大トリ?^^; これには理由ありw。
『モモなつ』『モモキバ』と同じSDあにめ。ウラタロス&キンタロスで「リュウタロス万歳」オチ。リュウタがやけに目立つ。モモはイジラれっぱなし!?
そして最後にサプライズ。
『さらば仮面ライダー電王』今秋劇場公開! ついに劇場版三作目か。
既にあちこちで噂や情報が広まっていたが、ガセではなかったんだ(・_・;)。これが本当に最後だろうな。しょうがねぇから、つき合ってやるぜ!←モモ風


DVD付きパンフを買った。パンフに友情出演者の写真&ミニプロフがあるが、鑑賞後に観たほうがいい。DVDは製作記者会見ダイジェストで割と楽しめる。
ミュージカル『テニスの王子様 The Imperial Presence 氷帝 feat.比嘉』の2回目を観てきた。
青学5代目が観たくて、急遽チケットを取ったもの。
今回は1階席のほぼド真ん中なので、とっても観易くてオペラグラスも要らない。

行って観て良かった!(^o^)
内容は分ってるし、1階席だからかもしれないが、今回は青学5代目メンバーの台詞がよく聞き取れる。芝居の上手さというか、滑舌もよく発音もはっきりした喋り方がいい。おかげで前回は耳からこぼれ落ちた台詞もしっかり捕捉できて把握。場面やドラマの面白さまで伝わってきた。
青学5代目は、これが初公演とは思えないほど、堂々としていてとにかく勢いがある。昨日まで休み期間だったせいか、ダンスでもみんなの手足が伸びて溌剌とした動きを見せる。ベンチでもたえず活気があり、チームワークの良さも感じられる。

『東京GT』の優しいイメージだった馬場良馬は、手塚役を正直想像できなかった。今までの手塚と比べると、華奢で厳しさは感じられないが、歌もまずまずだし声も悪くない。たまに不二に見えちゃう時もあるが^^;、筋力と経験を積めば化けそうだ。
新井裕介@乾は、声の通りがよく大きいので、存在感が際立つ。林明寛@海堂や、延山信弘@桃城も、伸び伸びとした活気。高崎翔太@菊丸は声も演技も弾んでていい。辻本祐樹@大石が、声が可愛すぎてイメージとちょっと違うかな^^;。
1年トリオも初めてのメンバーだが、息ぴったりで元気よく盛り上げる。

高橋龍輝の越前リョーマは、見た目は普通だが、若さと逞しさ溢れる存在感。きびきびしたダンスはとにかく楽しそうで、リョーマのクールさと熱さを合わせもったかのよう。声変わり後の歌声は、伸びと力強さがあり、ストレートに胸に飛び込んでくる。はっきりいって、歌で跡部に勝っていたw。芝居でも周りをよく見ながら、時にリードしたりと頼もしさも見せる。
D-BOYSの新人だが、かつての遠藤雄弥@リョーマを初めて拝んだ時のような雰囲気で、スケールの大きさを思わせ興奮させられた。ただ、身長も164cmとまだまだ伸び盛り、このままだとデカリョーマになりそうw。

今回の比嘉中ゲストは、篠谷聖@甲斐と齋藤ヤスカ@平古場。お笑い担当というか、色モノ担当かもw。二人とも沖縄弁をやっぱ喋るんだ。歌も声もいいが、ヤスカさんが噛んでどっと笑い。コンビで舞台をスマートに盛り上げた。

氷帝Aキャストは、一週間前のと比較、全体的に少し進歩。
久保田悠来@跡部は、台詞や芝居に凄みが出てきて、跡部らしくなり良くなった。ただ、歌になると途端に安定感がなくなり、歌唱力不足は否めず^^;。いっそ唄わなければいいのに〜とも思うが、早く歌の上手い跡部を聴きたい。
秋山真太郎@忍足は、ますます熱情を秘めたクールな存在感が際立つ。歌も迫力があるし、関西弁も上手くなった。
経験豊かな氷帝キャストが、其々の個性を生かしながら、チームを団結させ盛り上げる。
鎌苅健太@宍戸が、強気でやんちゃぶりで今回かなり好きv。彼だけが「跡部」と強く呼び捨てするところも好み。
瀬戸祐介@長太郎は、丁寧な言葉使いと、「一球入魂」の背中を見せるアングルがステキ。
Takuya@芥川は、自己主張ぶりと小芝居が可愛くて、いつも客席の笑いをとる。

脚本的・演出的にみると、腑に落ちない部分があり、途中で展開が減速するのも残念。原作を読んでないせいかもしれんが、手塚の腕絡みで流れた映像がイマイチよく分らない。雨の中のゴールデンコンビも意味があるのか。見せ場なのかもしれない不二の踊りも、不二と跡部の歌の掛け合いも、意味がよく分らん。

最後のオールダンスも綺麗で、前より力強さも感じられる。キャストのお辞儀と勢揃いでは、マジメな青学と比べて、氷帝全員が繋いだ手を挙げっぱなしで笑い。
最後は一部キャストが客席通路へ。こちらの近くには、宍戸が来てくれて嬉しい(^.^)。ケンケンをこんなに間近で観るのは『エアミュ』初演以来かも。そのうちモモ、忍足、ジロウも間近を通って、互いにハイタッチ。近くで拝むとやっぱり興奮しちゃうv。
キャストと観客との手拍子もしっかり合って、前回よりずっと良い雰囲気で盛り上がり、大いに楽しんだ(^o^)。これだからテニミュはやめられない。

新しい5代目より、経験ある4代目が見どころかと思われたが、蓋を開けたら、青学5代目の溌剌ぶりに目を奪われ好感度が増した。氷帝Bは観てないが、青学5代目&氷帝Aの組み合わせが今公演のベストかもしれない。和樹が加わった氷帝Aと青学5代目の組み合わせを観たいな。
でも、Studio Lifeのような劇団ではないのだから、テニミュでのダブルキャストは今公演限りにして欲しいものだ。
和樹たちも写っているので、ついにポスターを買った。ホール外にも張ってあったけど。

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