映画 靖国/YASUKUNI
2008年6月18日 映画副都心線開通を待って、渋谷で映画を二本観てきた。映画代1000円×2本。
それにしても相変わらずの副都心線(-.-)。
出かける間際、『めざまし』で副都心線遅延を採り上げてて、本日はまだ遅れてないようですと言ってたのに…。池袋で急行に乗換えようと降りたら、今乗ってきた各駅停車の扉がなかなか閉まらない。開けっ放しのまま停止すること4〜5分。後ろには既に急行が待ってるのに〜。ようやく各駅の扉が閉まり出発してから急行が到着。結局、急行が池袋を出発したのも5分後、渋谷へは6分遅れで到着。いつまでこんな遅延が続くのかいな^^;。
副都心線渋谷駅から目的地までは、半蔵門線改札を越えて、地下道を結構歩くこと。あとは東急東横や銀座線への乗換え道か。
 ̄ ̄ ̄
映画『靖国』を観てきた。
公開をめぐって物議をかもした問題作である。
靖国刀を作り出す刀匠の姿を通して、浮き彫りになる靖国神社と、戦後日本が抱える闇と蝕む病を描く。
ドキュメンタリー形式で淡々と展開するが、構成が見事でよく纏まっている。靖国神社をめぐって対比する描写の熱気と、黙々と刀作りと問答に終始する冷静な描写が上手く絡まっている。
中国人の李纓監督が私と同世代だからだろうか、感性が何となくマッチする。一つの考え方に固執せず、あくまで柔軟な俯瞰的な見方を作品で貫いた姿勢は尊敬に値する。
本来なら日本人の手で作り出さねばならなかった作品だが、中国人が作り得たということに意義がありそう。いや、日本人が作れなかった事実こそ、戦後日本の”膿み”といえそうだ。
名匠は言葉少なで、問いにも詰る。思いを胸に秘めた分、その表情は深く色濃く刻まれる。
登場人物の中で、僧侶だった父親が戦死され、軍服姿の父の写真を飾っていた僧侶の方が語ったお話に最も共鳴した「日本という”国”は、戦争責任を問われない形をとる」。
そもそも、S(Special)A戦犯ともいうべき天皇陛下が、何の戦争責任もとらずに生きた事実が歪んでいたのではないか。だから今になっても「天皇陛下万歳」が叫ばれ、「日の丸」「君が代」問題の摩擦へと広がっている。靖国神社の問題は、天皇陛下の戦争責任にも起因するのだと思う。
もちろん連合国側の思惑が介入したから、天皇制も存続させられたわけだが。
しかしこの映画、日本国の闇と病を見せて憤らせるが、日本人の嫌なところまで突きつけられて苦い。
靖国参拝は精神の自由で心の問題と話していた小泉さんが、後期高齢者医療制度や派遣法規制緩和や郵政民営化を決めて、今や庶民の生きる自由と心を圧迫している。多忙な首相にも参拝する時間があるんだね。経費が勿体無いと思えるが。まぁ日本の首相はコロコロ変わるんで、今更目くじら立てることもないと思う^^;。
先祖の魂を靖国神社から取り戻したいと訴える人達の話をまともに聴こうとしない神社の人達。靖国参拝を巡っての小競り合いをけしかける人達、それを面白がってカメラで撮る人達。靖国神社にアメリカ国旗を掲げる人を応援する日本人。
どうにも異様で愚かな日本人ばかりで、だんだん失笑に変わってしまう。
たまに”ヤラセ”じゃないのか!?と思うようなシーンもあるが^^;、監督の10年の歳月の賜物なのだろうか。
日本人が日本語で話しているのに、たまに聞き取れなかったり、意味不明の時もあったりで、英語字幕がたいへん役に立ったのも皮肉w。
軍服コスプレの熱気が溢れ、軍服フェチならずともカメラを向けたくなりそうw。
ラストは「日本刀」にまつわる様々な情景を映し出し、戦時中のフィルムも流れる。
ある時は、大和魂の誇りと尊厳の象徴として。ある時は、人を斬り殺す武器として。今もなお靖国刀が作られ続けるのは何故か。その答えは無数に残されているだろう。
「刀」は時には”杖”ともなる。「大和」の草加のシーンを追加したい気分にさせられたv。
最後の空撮でサンシャインがチラと映った。靖国参拝をされた首相らは、はたして、東池袋中央公園に建てられたA級戦犯者らの慰霊碑にお辞儀ができるだろうか。
それにしても相変わらずの副都心線(-.-)。
出かける間際、『めざまし』で副都心線遅延を採り上げてて、本日はまだ遅れてないようですと言ってたのに…。池袋で急行に乗換えようと降りたら、今乗ってきた各駅停車の扉がなかなか閉まらない。開けっ放しのまま停止すること4〜5分。後ろには既に急行が待ってるのに〜。ようやく各駅の扉が閉まり出発してから急行が到着。結局、急行が池袋を出発したのも5分後、渋谷へは6分遅れで到着。いつまでこんな遅延が続くのかいな^^;。
副都心線渋谷駅から目的地までは、半蔵門線改札を越えて、地下道を結構歩くこと。あとは東急東横や銀座線への乗換え道か。
 ̄ ̄ ̄
映画『靖国』を観てきた。
公開をめぐって物議をかもした問題作である。
靖国刀を作り出す刀匠の姿を通して、浮き彫りになる靖国神社と、戦後日本が抱える闇と蝕む病を描く。
ドキュメンタリー形式で淡々と展開するが、構成が見事でよく纏まっている。靖国神社をめぐって対比する描写の熱気と、黙々と刀作りと問答に終始する冷静な描写が上手く絡まっている。
中国人の李纓監督が私と同世代だからだろうか、感性が何となくマッチする。一つの考え方に固執せず、あくまで柔軟な俯瞰的な見方を作品で貫いた姿勢は尊敬に値する。
本来なら日本人の手で作り出さねばならなかった作品だが、中国人が作り得たということに意義がありそう。いや、日本人が作れなかった事実こそ、戦後日本の”膿み”といえそうだ。
名匠は言葉少なで、問いにも詰る。思いを胸に秘めた分、その表情は深く色濃く刻まれる。
登場人物の中で、僧侶だった父親が戦死され、軍服姿の父の写真を飾っていた僧侶の方が語ったお話に最も共鳴した「日本という”国”は、戦争責任を問われない形をとる」。
そもそも、S(Special)A戦犯ともいうべき天皇陛下が、何の戦争責任もとらずに生きた事実が歪んでいたのではないか。だから今になっても「天皇陛下万歳」が叫ばれ、「日の丸」「君が代」問題の摩擦へと広がっている。靖国神社の問題は、天皇陛下の戦争責任にも起因するのだと思う。
もちろん連合国側の思惑が介入したから、天皇制も存続させられたわけだが。
しかしこの映画、日本国の闇と病を見せて憤らせるが、日本人の嫌なところまで突きつけられて苦い。
靖国参拝は精神の自由で心の問題と話していた小泉さんが、後期高齢者医療制度や派遣法規制緩和や郵政民営化を決めて、今や庶民の生きる自由と心を圧迫している。多忙な首相にも参拝する時間があるんだね。経費が勿体無いと思えるが。まぁ日本の首相はコロコロ変わるんで、今更目くじら立てることもないと思う^^;。
先祖の魂を靖国神社から取り戻したいと訴える人達の話をまともに聴こうとしない神社の人達。靖国参拝を巡っての小競り合いをけしかける人達、それを面白がってカメラで撮る人達。靖国神社にアメリカ国旗を掲げる人を応援する日本人。
どうにも異様で愚かな日本人ばかりで、だんだん失笑に変わってしまう。
たまに”ヤラセ”じゃないのか!?と思うようなシーンもあるが^^;、監督の10年の歳月の賜物なのだろうか。
日本人が日本語で話しているのに、たまに聞き取れなかったり、意味不明の時もあったりで、英語字幕がたいへん役に立ったのも皮肉w。
軍服コスプレの熱気が溢れ、軍服フェチならずともカメラを向けたくなりそうw。
ラストは「日本刀」にまつわる様々な情景を映し出し、戦時中のフィルムも流れる。
ある時は、大和魂の誇りと尊厳の象徴として。ある時は、人を斬り殺す武器として。今もなお靖国刀が作られ続けるのは何故か。その答えは無数に残されているだろう。
「刀」は時には”杖”ともなる。「大和」の草加のシーンを追加したい気分にさせられたv。
最後の空撮でサンシャインがチラと映った。靖国参拝をされた首相らは、はたして、東池袋中央公園に建てられたA級戦犯者らの慰霊碑にお辞儀ができるだろうか。
モニジパ 航跡360/ジパングソート
2008年6月17日 アニメ声優漫画モーニング『ジパング』航跡360。
うぉーい! モニ表紙が草加だっ!(^o^)
と、喜んではみたものの、草加も大和もブレてるぞ〜。
まるで時の間に存在しているような、タイムジャンプしているかのような映像。
CG的画像は面白いが、手描きのキャラのほうが思いや温もりが伝わってくるので、私はそっちがいい。
後ろ目次のかいじ先生のコメント。軍服人間に興味があるってだけなのだ。
巻頭カラー24ページ。しかし、本編には草加はいない(-.-)。
機関科主倉庫に眠るのはアレだが、”殺意の結晶体”という表現がユニーク。この場所がいずれ、戦場の中心地となるのだろうか。
青梅、最後の戦い…。いや、青梅の最期の大手柄にしたいのか。
「大和」兵が連絡し合った「後部機関科倉庫の”積荷”」情報を、隠れたまま偶然に耳にした青梅が、先行した角松らに伝えようと、通信スイッチを入れて聞かせる作業。
血まみれの重傷の身体で、何とか知らせる青梅は立派というべきなのか。それとも、そんなところで開けっ広げに情報交換する大和兵が愚かなのか。
最後の最後に力を振り絞って、兵たちを道連れにして果てる青梅。潔いというか、非情というか、この場の青梅は明らかに一兵卒と化していた。
だがそれまでは、機関科の膨大な場所を探し回ったり、兵を捕え締め上げて聞き出したりする方法しか、場所の見当もつかなかった角松たち。
なのに、この青梅の情報ひとつで、後部機関科倉庫6室の中のひとつに絞り込めるなんて。
あまりに出来すぎた展開(^_^;)。
話の進行の都合上、角松らに探させる手間を省かせ、時間を短縮させるための作業。
いや、描くのが面倒クサクもなったからか。かいじ先生によるヤラセとしか思えない^^;。
とにかく早いトコ、角松と草加の”原爆の決闘”にもっていきたいんだなw。
ホワイトハウスでは、拿捕に向けて、交渉相手を探る作業が続く。
そこでマクローリィが思い付いた、交渉相手に値する人物とはいったい!?
日本側は草加しかいないだろうが、アメリカ側がはたして誰をもってくるか。
「人が歴史をつくる」のとおり、”殺意の結晶体”も扱う人次第で、殺意が消されるよう祈りたい。
 ̄ ̄ ̄
昌。さんが作ってくれた「ジパングソート」をやってみた。いつもありがとうです。
50名ほどの登場人物が選抜されていて(史実の人物は除く)キャラだけでなく、人じゃないのもありw。
http://f56.aaa.livedoor.jp/~akiraj/zip-sort.html
私の結果は以下のとおり。
1 草加拓海
2 如月克己
3 滝栄一郎
4 鴻上一輝
5 津田一馬
6 梅津三郎
7 菊池雅行
8 尾栗康平
9 桃井佐知子
10 角松洋介
10 立石良則
あきらかに帝國海軍寄りですなぁw。「一」の付く名前が多いなとあらためて。かろうじて角松が10位。ちなみに外国人らは中盤以降の順位に登場^^;。今号で命を散らした青梅は32位。ご冥福を祈ります。
うぉーい! モニ表紙が草加だっ!(^o^)
と、喜んではみたものの、草加も大和もブレてるぞ〜。
まるで時の間に存在しているような、タイムジャンプしているかのような映像。
CG的画像は面白いが、手描きのキャラのほうが思いや温もりが伝わってくるので、私はそっちがいい。
後ろ目次のかいじ先生のコメント。軍服人間に興味があるってだけなのだ。
巻頭カラー24ページ。しかし、本編には草加はいない(-.-)。
機関科主倉庫に眠るのはアレだが、”殺意の結晶体”という表現がユニーク。この場所がいずれ、戦場の中心地となるのだろうか。
青梅、最後の戦い…。いや、青梅の最期の大手柄にしたいのか。
「大和」兵が連絡し合った「後部機関科倉庫の”積荷”」情報を、隠れたまま偶然に耳にした青梅が、先行した角松らに伝えようと、通信スイッチを入れて聞かせる作業。
血まみれの重傷の身体で、何とか知らせる青梅は立派というべきなのか。それとも、そんなところで開けっ広げに情報交換する大和兵が愚かなのか。
最後の最後に力を振り絞って、兵たちを道連れにして果てる青梅。潔いというか、非情というか、この場の青梅は明らかに一兵卒と化していた。
だがそれまでは、機関科の膨大な場所を探し回ったり、兵を捕え締め上げて聞き出したりする方法しか、場所の見当もつかなかった角松たち。
なのに、この青梅の情報ひとつで、後部機関科倉庫6室の中のひとつに絞り込めるなんて。
あまりに出来すぎた展開(^_^;)。
話の進行の都合上、角松らに探させる手間を省かせ、時間を短縮させるための作業。
いや、描くのが面倒クサクもなったからか。かいじ先生によるヤラセとしか思えない^^;。
とにかく早いトコ、角松と草加の”原爆の決闘”にもっていきたいんだなw。
ホワイトハウスでは、拿捕に向けて、交渉相手を探る作業が続く。
そこでマクローリィが思い付いた、交渉相手に値する人物とはいったい!?
日本側は草加しかいないだろうが、アメリカ側がはたして誰をもってくるか。
「人が歴史をつくる」のとおり、”殺意の結晶体”も扱う人次第で、殺意が消されるよう祈りたい。
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昌。さんが作ってくれた「ジパングソート」をやってみた。いつもありがとうです。
50名ほどの登場人物が選抜されていて(史実の人物は除く)キャラだけでなく、人じゃないのもありw。
http://f56.aaa.livedoor.jp/~akiraj/zip-sort.html
私の結果は以下のとおり。
1 草加拓海
2 如月克己
3 滝栄一郎
4 鴻上一輝
5 津田一馬
6 梅津三郎
7 菊池雅行
8 尾栗康平
9 桃井佐知子
10 角松洋介
10 立石良則
あきらかに帝國海軍寄りですなぁw。「一」の付く名前が多いなとあらためて。かろうじて角松が10位。ちなみに外国人らは中盤以降の順位に登場^^;。今号で命を散らした青梅は32位。ご冥福を祈ります。
赤毛のアン展 in 三越本店
2008年6月16日 生活時事三越劇場で観劇した後、無料券があったので、同じ三越の新館で開催中の『赤毛のアン展〜モンゴメリが愛したプリンス・エドワード島〜』を観てきた。
小説「赤毛のアン」の出版100周年を記念した展覧会。
思ったよりも幅広く充実した展示で、日本初公開の品も展示され、ファンならずとも満足できる内容である。
”アンを誕生させ、そして伝えた2人の女性〜として、作者のL・M・モンゴメリ(Lusy Maud Montgomery、1874-1942)の生涯を、様々な資料や写真で紹介。
猫とファッションと写真が好きだったモンゴメリ。雑誌の切り抜きや猫の写真や自分で撮影した写真などを収めたスクラップブックも公開(コピー版)。お気に入りのものを自分の作品に登場させることも多く、日本初公開のアンが愛したマゴグ(モンゴメリ家伝来の調度品)も展示されている。
「赤毛のアン」モンゴメリ直筆原稿は普段は非公開だが、アン誕生100周年を記念し日本初公開。アンがカスバート家に引き取られる前後の原稿がシーンごとに展示され、小さな紙に大らかでクセのあるモンゴメリの英字を見ることができる。
1952年(昭和27年)に「赤毛のアン」を日本に紹介した翻訳家の村岡花子(1893-1968)の生涯も様々な資料や写真で紹介。
宣教師婦人たちとの交流の中で、彼女に託された1冊の本が「ANNE of GREENGABLES」。戦時の空襲の中でも命をかけて翻訳し続け、戦後ようやく出版にこぎつけた。「赤毛のアン」というタイトルは、実は愛娘みどりさんが名付けたそうだ。他にも翻訳された「王子と乞食」「パレアナの成長」(アニメ『愛少女ポリアンナ物語』関連か)の初版本も展示。戦前はラジオ番組「コドモの時間」の1コーナーに”ラジオおばさん”として出演され、その肉声も会場で流れている。
「アン」というフシギな糸で繋がれているモンゴメリと村岡さん。お二人とも、子供を一人ずつ亡くされたという悲劇を乗り越え、なおかつ、末子を授かったのは39〜40歳と割と遅めだったのが共通点だろうか。
物書きとして活躍され、勲章まで受けられたお二人だが、私的人生においては、かけがえのない子供たちと生き、世界中の未来の”こども”たちの為に永遠の宝物を残してくださった。
「赤毛のアン」シリーズは、ミュージカルや映画やドラマなどにもなり、衣装やパネルで紹介。
1979年に放送された日本アニメーション制作のアニメ『赤毛のアン』を詳しく紹介してくれるのが嬉しくて懐かしい。美術設定、美術ボード、レイアウト、セル画も展示。有名な近藤喜文・画の「ブライトリバー駅にて」(水彩画)まで。
そういやアニメ『赤毛のアン』の歴史は『機動戦士ガンダム』と重なるんだっけ。当時、富野喜幸氏が絵コンテで『アン』に参加してたのは7話までで、以降はガンダムにいったのだった。
アンが生活したグリン・ゲイブルズのアンの部屋、ダイニングルームも貴重な調度品と共に再現。
アンの人生の年表まであり、ファンは思いを投影させるだろう。
「モンゴメリが愛したプリンス・エドワード島」のミニシアターも上映(約7分)。
キルトも展示され、プリンス・エドワード島やカナダへの旅路を夢見させる。
「赤毛のアン展」はこの後、全国を回るそうだ。
物販も賑やか。展示会限定で数量も限定のメイプルキャンディーは手頃なので買う。一筆箋やクリアファイルも色々。アニメ『赤毛のアン』グッズも沢山あるがちと高め。6/22まで。
 ̄
帰りも、ダイヤの大幅乱れで、池袋から最寄り駅まで倍近くも時間がかかり辟易^^;。
小説「赤毛のアン」の出版100周年を記念した展覧会。
思ったよりも幅広く充実した展示で、日本初公開の品も展示され、ファンならずとも満足できる内容である。
”アンを誕生させ、そして伝えた2人の女性〜として、作者のL・M・モンゴメリ(Lusy Maud Montgomery、1874-1942)の生涯を、様々な資料や写真で紹介。
猫とファッションと写真が好きだったモンゴメリ。雑誌の切り抜きや猫の写真や自分で撮影した写真などを収めたスクラップブックも公開(コピー版)。お気に入りのものを自分の作品に登場させることも多く、日本初公開のアンが愛したマゴグ(モンゴメリ家伝来の調度品)も展示されている。
「赤毛のアン」モンゴメリ直筆原稿は普段は非公開だが、アン誕生100周年を記念し日本初公開。アンがカスバート家に引き取られる前後の原稿がシーンごとに展示され、小さな紙に大らかでクセのあるモンゴメリの英字を見ることができる。
1952年(昭和27年)に「赤毛のアン」を日本に紹介した翻訳家の村岡花子(1893-1968)の生涯も様々な資料や写真で紹介。
宣教師婦人たちとの交流の中で、彼女に託された1冊の本が「ANNE of GREENGABLES」。戦時の空襲の中でも命をかけて翻訳し続け、戦後ようやく出版にこぎつけた。「赤毛のアン」というタイトルは、実は愛娘みどりさんが名付けたそうだ。他にも翻訳された「王子と乞食」「パレアナの成長」(アニメ『愛少女ポリアンナ物語』関連か)の初版本も展示。戦前はラジオ番組「コドモの時間」の1コーナーに”ラジオおばさん”として出演され、その肉声も会場で流れている。
「アン」というフシギな糸で繋がれているモンゴメリと村岡さん。お二人とも、子供を一人ずつ亡くされたという悲劇を乗り越え、なおかつ、末子を授かったのは39〜40歳と割と遅めだったのが共通点だろうか。
物書きとして活躍され、勲章まで受けられたお二人だが、私的人生においては、かけがえのない子供たちと生き、世界中の未来の”こども”たちの為に永遠の宝物を残してくださった。
「赤毛のアン」シリーズは、ミュージカルや映画やドラマなどにもなり、衣装やパネルで紹介。
1979年に放送された日本アニメーション制作のアニメ『赤毛のアン』を詳しく紹介してくれるのが嬉しくて懐かしい。美術設定、美術ボード、レイアウト、セル画も展示。有名な近藤喜文・画の「ブライトリバー駅にて」(水彩画)まで。
そういやアニメ『赤毛のアン』の歴史は『機動戦士ガンダム』と重なるんだっけ。当時、富野喜幸氏が絵コンテで『アン』に参加してたのは7話までで、以降はガンダムにいったのだった。
アンが生活したグリン・ゲイブルズのアンの部屋、ダイニングルームも貴重な調度品と共に再現。
アンの人生の年表まであり、ファンは思いを投影させるだろう。
「モンゴメリが愛したプリンス・エドワード島」のミニシアターも上映(約7分)。
キルトも展示され、プリンス・エドワード島やカナダへの旅路を夢見させる。
「赤毛のアン展」はこの後、全国を回るそうだ。
物販も賑やか。展示会限定で数量も限定のメイプルキャンディーは手頃なので買う。一筆箋やクリアファイルも色々。アニメ『赤毛のアン』グッズも沢山あるがちと高め。6/22まで。
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帰りも、ダイヤの大幅乱れで、池袋から最寄り駅まで倍近くも時間がかかり辟易^^;。
松竹特別公演 狐狸狐狸ばなし 中日
2008年6月16日 舞台演劇平日の通勤時間になっても、ダイヤが乱れ捲る副都心&有楽町線。
いつになったら正常ダイヤに戻るんじゃ^^;。急行なんて走らせるから遅延するんじゃないのか!? 要らんよ急行は。
もうアテにはならんと、池袋から丸の内線へすぐ乗り換え。何故かこっちは空いてて、目的地へスムーズに到着。
 ̄
平成二十年六月 松竹特別公演『嘉島まつり』と『狐狸狐狸ばなし』中日を観てきた。
初日より客が少ない。マウスプロ扱いの座席は4列目真ん中で観易い。
第一部 舞踊『嘉島まつり』。
こういう華やかな舞踊ショーは、江戸っ子気質でお祭り好きな私には受け入れ易いのだなと、つくづく思う。2度目でも飽きるどころか、役者の表情や目線も今度はしっかり見えて、歌も踊りもたっぷり楽しめるからフシギ。
近場で見ると、嘉島典俊がとっても可愛い顔をされてるのだなと分る。あれぐらい可愛いなら、白塗りで童女や女役をされてもヘンな気持ち悪さはない。もちろん足の脛毛などもさっぱり処理され、綺麗なおみ足も白く塗られる。
嘉島さんのされる女性役は、故・石ノ森章太郎氏がよく描いていた女性画に似てるのだ。昔風だが、品と色気と芯の強さが程よく混ざってるような女性像。郷愁めいた想いで、いっそう見入ってしまう。
台詞は喋らず、所作と動きだけで場面を見せる技もさすが! 男性が女性役を演じるのは今では珍しくないが、ここまで豊かに色気と品をもって女性像を演じられる人はそういない。いや、洋モノや現代モノならまだ容易いだろうが、和モノで男性が女性役というのはあまり観ない。それだけ、独特の所作や動作が必要で難しいのだ。男性役者にもぜひ見習って芸を広げて欲しいものだ。
元SKD男役トップスターの甲斐京子の男役も変わらず格好良い。目線をさっと一ヶ所に飛ばして、観客と自然にアイコンタクトを取れるのも、舞台慣れしているからだろう。もちろん目が合った観客は誰もが微笑んで見惚れてしまうハズw。
嘉島さんが、女役から男役へと変貌する際、少しの間は甲斐さんたちが盛り上げて時間稼ぎ。あぁ、顔や足の白塗りを今、取り去っているのだなと、楽屋裏をつい観たくなっちゃうw。
ショーの間、嘉島さんがひと言だけ声をあげる。殺陣の最後でビシっと決める時に大きく発する「とおぉー!」がイイ声だ。
”馬とりんどう”シーンは一番笑いが起きる。作り馬とのステップや馬のクシャミは愉快。
男が女役、女が男役と、そして早替り。考えてみれば、和モノや時代劇のイイとこ取りや面白さを全部網羅してぎゅっと凝縮したショー。
これを観たら、ヘタな時代もの舞台が当分つまらなく思えてきそうだ^^;。
 ̄
第二部 江戸みやげ『狐狸狐狸ばなし』。
2回目で筋が頭に入ってるからか、短く感じられたな。
初日より役者のアドリブが進んでるのか、前回よりもオーバーなリアクションとかが見受けられ、より軽めタッチな舞台になっていたよう。
観客もノリがよく、登場シーンで拍手、フェイドアウトで拍手、そしてあちこちで笑い声。たまにヒソヒソ話とかも聞こえ、しきりにパンフで何かを確認する人もいたり。
山本陽子や松村雄基の登場では拍手がわくので、寺杣昌紀@重善が登場の時にも拍手を送りたいと思った。だが誰もしないので、私もなかなか勇気が出せず^^;。
座席が良かったのか、牛娘が重善の腕を嘗め回すシーンで、寺杣さんの視線がチラっと私のほうに向き、笑顔で大きく頷いた模様。あれ?ここでそんな仕草をしたっけ?と初日を思い出そうとするが分らず。もし本当に私に気づいて小さなアクションを起してくれたのだったら嬉しいけどv。
寺杣さん@重善の「オレはどうしてこんなにモテるんだろうな」は嫌味がないので、会場の笑いを一気に誘う。後半、吃驚仰天するオーバーな演技も毎回ごとに違うバラエティさで、笑いのツボをくすぐる。重善は結構アクションも多いようだ。テンション高め過ぎて、転がった際に自分の足とか手をぶつけて怪我などしないようにと祈りたい。
「金比羅〜♪」は、下手舞台袖に引っ込んでからも聞こえてくるので、重善たちが迂回してるんだなと分る。ソバを食うといえばNHKの『芋たこなんきん』だが、お碗にちょっぴり入ってるようで、ホントにソバを1〜2本食べていたw。舞台上でホントに飲食するのは、寺杣さんお得意なのかもしれん。
3度目は楽日に観劇予定。今度は前方のかなり右。下手側の演技が観難くなりそうだ^^;。
Dボの舞台の楽日とも重なるので、ハシゴとなりそう^^;。
いつになったら正常ダイヤに戻るんじゃ^^;。急行なんて走らせるから遅延するんじゃないのか!? 要らんよ急行は。
もうアテにはならんと、池袋から丸の内線へすぐ乗り換え。何故かこっちは空いてて、目的地へスムーズに到着。
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平成二十年六月 松竹特別公演『嘉島まつり』と『狐狸狐狸ばなし』中日を観てきた。
初日より客が少ない。マウスプロ扱いの座席は4列目真ん中で観易い。
第一部 舞踊『嘉島まつり』。
こういう華やかな舞踊ショーは、江戸っ子気質でお祭り好きな私には受け入れ易いのだなと、つくづく思う。2度目でも飽きるどころか、役者の表情や目線も今度はしっかり見えて、歌も踊りもたっぷり楽しめるからフシギ。
近場で見ると、嘉島典俊がとっても可愛い顔をされてるのだなと分る。あれぐらい可愛いなら、白塗りで童女や女役をされてもヘンな気持ち悪さはない。もちろん足の脛毛などもさっぱり処理され、綺麗なおみ足も白く塗られる。
嘉島さんのされる女性役は、故・石ノ森章太郎氏がよく描いていた女性画に似てるのだ。昔風だが、品と色気と芯の強さが程よく混ざってるような女性像。郷愁めいた想いで、いっそう見入ってしまう。
台詞は喋らず、所作と動きだけで場面を見せる技もさすが! 男性が女性役を演じるのは今では珍しくないが、ここまで豊かに色気と品をもって女性像を演じられる人はそういない。いや、洋モノや現代モノならまだ容易いだろうが、和モノで男性が女性役というのはあまり観ない。それだけ、独特の所作や動作が必要で難しいのだ。男性役者にもぜひ見習って芸を広げて欲しいものだ。
元SKD男役トップスターの甲斐京子の男役も変わらず格好良い。目線をさっと一ヶ所に飛ばして、観客と自然にアイコンタクトを取れるのも、舞台慣れしているからだろう。もちろん目が合った観客は誰もが微笑んで見惚れてしまうハズw。
嘉島さんが、女役から男役へと変貌する際、少しの間は甲斐さんたちが盛り上げて時間稼ぎ。あぁ、顔や足の白塗りを今、取り去っているのだなと、楽屋裏をつい観たくなっちゃうw。
ショーの間、嘉島さんがひと言だけ声をあげる。殺陣の最後でビシっと決める時に大きく発する「とおぉー!」がイイ声だ。
”馬とりんどう”シーンは一番笑いが起きる。作り馬とのステップや馬のクシャミは愉快。
男が女役、女が男役と、そして早替り。考えてみれば、和モノや時代劇のイイとこ取りや面白さを全部網羅してぎゅっと凝縮したショー。
これを観たら、ヘタな時代もの舞台が当分つまらなく思えてきそうだ^^;。
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第二部 江戸みやげ『狐狸狐狸ばなし』。
2回目で筋が頭に入ってるからか、短く感じられたな。
初日より役者のアドリブが進んでるのか、前回よりもオーバーなリアクションとかが見受けられ、より軽めタッチな舞台になっていたよう。
観客もノリがよく、登場シーンで拍手、フェイドアウトで拍手、そしてあちこちで笑い声。たまにヒソヒソ話とかも聞こえ、しきりにパンフで何かを確認する人もいたり。
山本陽子や松村雄基の登場では拍手がわくので、寺杣昌紀@重善が登場の時にも拍手を送りたいと思った。だが誰もしないので、私もなかなか勇気が出せず^^;。
座席が良かったのか、牛娘が重善の腕を嘗め回すシーンで、寺杣さんの視線がチラっと私のほうに向き、笑顔で大きく頷いた模様。あれ?ここでそんな仕草をしたっけ?と初日を思い出そうとするが分らず。もし本当に私に気づいて小さなアクションを起してくれたのだったら嬉しいけどv。
寺杣さん@重善の「オレはどうしてこんなにモテるんだろうな」は嫌味がないので、会場の笑いを一気に誘う。後半、吃驚仰天するオーバーな演技も毎回ごとに違うバラエティさで、笑いのツボをくすぐる。重善は結構アクションも多いようだ。テンション高め過ぎて、転がった際に自分の足とか手をぶつけて怪我などしないようにと祈りたい。
「金比羅〜♪」は、下手舞台袖に引っ込んでからも聞こえてくるので、重善たちが迂回してるんだなと分る。ソバを食うといえばNHKの『芋たこなんきん』だが、お碗にちょっぴり入ってるようで、ホントにソバを1〜2本食べていたw。舞台上でホントに飲食するのは、寺杣さんお得意なのかもしれん。
3度目は楽日に観劇予定。今度は前方のかなり右。下手側の演技が観難くなりそうだ^^;。
Dボの舞台の楽日とも重なるので、ハシゴとなりそう^^;。
クロフネZERO サイン会
2008年6月15日 アニメ声優漫画14日の副都心線は約5分の遅延だった。初日だから仕方ないかと思ったが、2日目は副都心線だけでなく有楽町線までダイヤが乱れてウンザリ(~_~)。
池袋まで行くのに40分近くもかかるなんて、かつて無かったこと。便利になるどころか逆に不便になったか?^^;
要因は、無理なダイヤ改正とか、運転士が不慣れとか、過剰な整備点検とか色々考えられる。さて、平日ダイヤになったらいったいどうなるんだか^^;。
 ̄ ̄ ̄
『クロフネZERO 創刊記念サイン会』へ参加してきた。
上記の地下鉄ダイヤの乱れのせいで、メイトに着いたのは開演時間ギリギリ^^;。
まぁ、お目当て声優が出演するわけではないし、サイン会だけなので、今回は良かったが。
イベントスペースのつい立の向こうでは既に漫画家さんのサイン会がスタート。参加者は6〜7人ずつフロアに案内され、並んで立って待つ。たまに漫画家さんと参加者との笑い声や会話が耳に入ってくるが、ほぼサインのみで進むので、20分ほどして私の番。
1列に並んだテーブルに、6人の女性が座って、流れ作業で書きもの中。最後の女性は編集長の方で、整理券の裏に書いておいた名前を色紙に書く担当だとのこと。
白い薄色紙を渡され、向かって右から左へ移動。宮本明來氏は青ペンで、サインと共に描いたミニキャラのソフト帽を少し塗り潰す。みもり氏は金ペンで、このメンバーの中で一番若そうな感じ。二宮愛氏は橙ペンで、ミニキャラが可愛い。石原理氏は桃ペンで、一番経験豊かそうで落ち着いた感じ。あき氏は緑ペンで、小花を3つも描いてくれたw。皆さんに挨拶と御礼を忘れずに伝えた。
最後は編集長が黒ペンで、私の名前と日付を書いて終了。後ろの女性はアシさんだろうか、胸が大きい方。
出口でスタッフが青い袋に入れてくれて退出。開演して30分もかからず。
クロフネZEROはまだ全部読んでなくて、正直、漫画家さんとイラストが合致してないけど^^;、これを機にボツボツと読んでみよう。創刊2号は11/28発売予定。
 ̄ ̄ ̄
今日は父の日。
一応、相方のために服を買ってプレゼント用にして、息子の手から渡させた。母の日と違って、子供らは父の日に頓着してない^^;。相方も喜んだし、こういうのもアリか。
池袋まで行くのに40分近くもかかるなんて、かつて無かったこと。便利になるどころか逆に不便になったか?^^;
要因は、無理なダイヤ改正とか、運転士が不慣れとか、過剰な整備点検とか色々考えられる。さて、平日ダイヤになったらいったいどうなるんだか^^;。
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『クロフネZERO 創刊記念サイン会』へ参加してきた。
上記の地下鉄ダイヤの乱れのせいで、メイトに着いたのは開演時間ギリギリ^^;。
まぁ、お目当て声優が出演するわけではないし、サイン会だけなので、今回は良かったが。
イベントスペースのつい立の向こうでは既に漫画家さんのサイン会がスタート。参加者は6〜7人ずつフロアに案内され、並んで立って待つ。たまに漫画家さんと参加者との笑い声や会話が耳に入ってくるが、ほぼサインのみで進むので、20分ほどして私の番。
1列に並んだテーブルに、6人の女性が座って、流れ作業で書きもの中。最後の女性は編集長の方で、整理券の裏に書いておいた名前を色紙に書く担当だとのこと。
白い薄色紙を渡され、向かって右から左へ移動。宮本明來氏は青ペンで、サインと共に描いたミニキャラのソフト帽を少し塗り潰す。みもり氏は金ペンで、このメンバーの中で一番若そうな感じ。二宮愛氏は橙ペンで、ミニキャラが可愛い。石原理氏は桃ペンで、一番経験豊かそうで落ち着いた感じ。あき氏は緑ペンで、小花を3つも描いてくれたw。皆さんに挨拶と御礼を忘れずに伝えた。
最後は編集長が黒ペンで、私の名前と日付を書いて終了。後ろの女性はアシさんだろうか、胸が大きい方。
出口でスタッフが青い袋に入れてくれて退出。開演して30分もかからず。
クロフネZEROはまだ全部読んでなくて、正直、漫画家さんとイラストが合致してないけど^^;、これを機にボツボツと読んでみよう。創刊2号は11/28発売予定。
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今日は父の日。
一応、相方のために服を買ってプレゼント用にして、息子の手から渡させた。母の日と違って、子供らは父の日に頓着してない^^;。相方も喜んだし、こういうのもアリか。
映画 インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 吹替え版
2008年6月14日 映画映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』先行公開の吹替え版を観てきた。
ワンダフリーポイントで無料。先行なのでとりあえず雑感のみ。
前作から19年。1957年。インディ・ジョーンズが新たな相棒や昔の恋人と共に、謎のクリスタル・スカルを巡って強敵との攻防戦を繰り広げながら、目的を達しようとする話。
あのインディ・ジョーンズの馴染みのテーマ曲と共に流れるのは、1950年代を賑わした曲。
出てくるのは、墓場に神殿に洞穴に壁画、エリア51に核実験にロズウェルに宇宙人。古代の神秘と現代のパニックが微妙に絡み合う世界観。
ちょっぴり老けたが粘り強いインディと、熱気に溢れた若者マットとのボディものにも象徴されるように、旧新の架け橋的役割のエンタメ・アドベンチャー作品に仕上がっていて面白かった。
あちこちにシリーズ3作のネタが散りばめられており、見たことあるシーンも手を替え品を替えて復活。シリーズ・ファンにはたまらない楽しみもいっぱい。
ありがちな中盤のダレも、1作目に出てきたマリオンの登場で、忽ち新たな笑いが発生。
ハリソン・フォードが体力的にキツそうなアクションは、マリオンの息子マットがしっかり担当。血気盛んで強情で偏屈だけど優しくて可愛い青年を、シャイア・ラブーフが好演。若い存在は光と活気を与えてくれる。
突然現れた無鉄砲なマットを、最初は自由にやれと言ったインディが、後には学校にちゃんと行けだのと苦言、ガキのように扱いなかなか認めようとしない。それが徐々に、不屈で知的で頼もしい若者だと分って眩しく見るようになる。
インディが彼に注ぐ眼差しは、まさに私が観ながら感じたソレ。マットがフェンシングで対決中に、運転中のマリオンが「もっと重心を…」と息子にアドバイスするシーンが微笑ましくて好きだ。
19年の歳月は、観る私の視点をも変化させたようだ。
”伯父”のような存在だったオックスリーといい、父ヘンリーの写真にインディの本名といい、今作は今までのような色合いとは違うファミリー・アドベンチャー。
アクションやアドベンチャーやロマンや宇宙人などは二の次。本当に描きたかったのは、困難な冒険を通して、離れた関係が繋がっていく”家族の絆”だったのだろう。
追っ手から逃れて着いた図書館での生徒と教授とのやり取り。沼地でのインディとマリオンとのやり取り。緊迫感と笑いが絶妙なバランスで見どころ
冷徹で知的なスパルコ大佐は、声の影響もあるのか、予告ほどの凶悪ぶりは感じられず。むしろ学者の好奇心が先に出て可愛くも思える。
マリオンはシリーズ通し一番好きなヒロインだったので、再登場は嬉しい。顔など老けた分、凛々しさが増したかな。
最後に見知らぬ顔がいたが、それがオックスリーだったとは^^;。
ラストで、拾ったインディの帽子を被ろうとするマットから、本人が帽子をさっと採り上げ被るシーン。旧新の世代交代かと思わせながらも、「まだまだだよ」と笑うインディに、次回作をも期待させる格好良さを感じた。
ホントにこれから! これからヘンリー・ジョーンズの冒険が始まるのだから。
日本語吹替え版も新旧交代?
インディの声は内田直哉。TVで村井国夫や磯部勉の声を聞き慣れていると、若々しく感じるが違和感はない。
マットは、マウスプロ注目株の細谷佳正でピッタリ。マリオンは1作目ビデオ&DVD版と同じく土井美加。オックスリーは中博史で、外見もジョン・ハートと似てるかなw。
スパルコは本田貴子で、ロシア語も駆使しながらクールに可憐に演じる。
2回目を観るなら今度は字幕版で、本人の声や英語も味わってみたい。
ワンダフリーポイントで無料。先行なのでとりあえず雑感のみ。
前作から19年。1957年。インディ・ジョーンズが新たな相棒や昔の恋人と共に、謎のクリスタル・スカルを巡って強敵との攻防戦を繰り広げながら、目的を達しようとする話。
あのインディ・ジョーンズの馴染みのテーマ曲と共に流れるのは、1950年代を賑わした曲。
出てくるのは、墓場に神殿に洞穴に壁画、エリア51に核実験にロズウェルに宇宙人。古代の神秘と現代のパニックが微妙に絡み合う世界観。
ちょっぴり老けたが粘り強いインディと、熱気に溢れた若者マットとのボディものにも象徴されるように、旧新の架け橋的役割のエンタメ・アドベンチャー作品に仕上がっていて面白かった。
あちこちにシリーズ3作のネタが散りばめられており、見たことあるシーンも手を替え品を替えて復活。シリーズ・ファンにはたまらない楽しみもいっぱい。
ありがちな中盤のダレも、1作目に出てきたマリオンの登場で、忽ち新たな笑いが発生。
ハリソン・フォードが体力的にキツそうなアクションは、マリオンの息子マットがしっかり担当。血気盛んで強情で偏屈だけど優しくて可愛い青年を、シャイア・ラブーフが好演。若い存在は光と活気を与えてくれる。
突然現れた無鉄砲なマットを、最初は自由にやれと言ったインディが、後には学校にちゃんと行けだのと苦言、ガキのように扱いなかなか認めようとしない。それが徐々に、不屈で知的で頼もしい若者だと分って眩しく見るようになる。
インディが彼に注ぐ眼差しは、まさに私が観ながら感じたソレ。マットがフェンシングで対決中に、運転中のマリオンが「もっと重心を…」と息子にアドバイスするシーンが微笑ましくて好きだ。
19年の歳月は、観る私の視点をも変化させたようだ。
”伯父”のような存在だったオックスリーといい、父ヘンリーの写真にインディの本名といい、今作は今までのような色合いとは違うファミリー・アドベンチャー。
アクションやアドベンチャーやロマンや宇宙人などは二の次。本当に描きたかったのは、困難な冒険を通して、離れた関係が繋がっていく”家族の絆”だったのだろう。
追っ手から逃れて着いた図書館での生徒と教授とのやり取り。沼地でのインディとマリオンとのやり取り。緊迫感と笑いが絶妙なバランスで見どころ
冷徹で知的なスパルコ大佐は、声の影響もあるのか、予告ほどの凶悪ぶりは感じられず。むしろ学者の好奇心が先に出て可愛くも思える。
マリオンはシリーズ通し一番好きなヒロインだったので、再登場は嬉しい。顔など老けた分、凛々しさが増したかな。
最後に見知らぬ顔がいたが、それがオックスリーだったとは^^;。
ラストで、拾ったインディの帽子を被ろうとするマットから、本人が帽子をさっと採り上げ被るシーン。旧新の世代交代かと思わせながらも、「まだまだだよ」と笑うインディに、次回作をも期待させる格好良さを感じた。
ホントにこれから! これからヘンリー・ジョーンズの冒険が始まるのだから。
日本語吹替え版も新旧交代?
インディの声は内田直哉。TVで村井国夫や磯部勉の声を聞き慣れていると、若々しく感じるが違和感はない。
マットは、マウスプロ注目株の細谷佳正でピッタリ。マリオンは1作目ビデオ&DVD版と同じく土井美加。オックスリーは中博史で、外見もジョン・ハートと似てるかなw。
スパルコは本田貴子で、ロシア語も駆使しながらクールに可憐に演じる。
2回目を観るなら今度は字幕版で、本人の声や英語も味わってみたい。
出発進行! 副都心線、ついにスタート!(^o^)
待った待った、待ち焦がれた。
開業日が決まってからは、限定グッズとか出るだろうから乗りに行こうと、娘と決めていた。
娘は初電で、私はそれより2〜3本遅れた電車に乗ったが、ラッキーにも池袋で急行電車と接続。これが”初急行”だったのもラッキー(^.^)。これが早いの何の。あっという間に新宿三丁目駅へ。地下鉄で急行というのも初体験だしオモロイね。
そしてどこにでもいる撮りテツ。前日から目立ってたが、池袋でも三丁目でも熱心な撮りテツがいっぱい。小学生から大人やお年を召した方まで幅広く、女性も結構いる。もちろん私も乗り換えながら、電車行く先や駅案内板などを撮影。でも私は決して撮りテツではないゾw。
新宿三丁目で出た改札口がラッキー。すぐ前に、記念一日乗車券の最後尾の札が見えて、迷わず列に並ぶ。後ろには忽ち行列が出来て、ズラズラっと列が延びる延びる^^;。乗車券はこの特設ブースのみでの販売なので列も集中しそう。
前日の決め事どおり、娘は何とかグッズの列に並んでいる模様。PHSで頻繁に連絡を取ったり、軽い食事をとったりしながら列で待つこと1時間。椅子も持ってきて良かった。
あまりに列が延びたせいか、予定の時間より繰り上げて乗車券を販売。この50分差は大きくて貴重。それでも自分の番にくるまでの列も長く、やっと買えたのは8時頃。結局2時間待った計算になる^^;。でも後ろに並んでる列もまだまだ長い長い。
大人&小児セット(台紙付き)と大人用を買えるだけ買った。大人500円と手頃だし、270円区間を往復するよりもお得といえそう。
乗車券購入後グッズ列のほうへ行くと、ここの列も凄いことに。丁度、娘の番が来る一歩手前で、私のお金に期待してる娘と一緒にグッズを見ることに。カゴを渡され、それにグッズを入れる仕組みで、これなら割り込みはないだろう。
前日まではグッズにそれ程執着してなかった娘。ボックスの中に並べられた沢山のグッズを見た途端、私が払うのに甘えて、あれもこれもと欲張ってカゴの中へ^^;。会計では、予定を軽くオーバーの凄い金額に私がガーン(^_^;)。
プラレール、目覚まし時計、警報ブザー、ホチキスはいいが、USBメモリなんて要らんよ^^;。以前新聞に載ってた、明大商学部の学生が共同開発したエコバックやハンドタオルも記念に。キーホルダーやストラップもついつい。収穫にホクホク、散財に複雑。
改札口近くには、本日限り手書き乗車券も販売中で、これはどうする?と尋ねたら、これも並ぶ!と娘。トホホ。娘と二人だし、前後に並んだ女性や若い男性ともお喋りしながらで、それ程大変ではなかった。
その間、娘の同級生の友達も来てくれてご挨拶もできたり(その節は娘がお世話になりました)。東北地方で地震が起きたことも、その同級生が見せてくれた携帯ニュースで初めて知り愕然。
手書き乗車券(2種類)をゲットした後、私と別れた娘は友達と一緒に行動。
私は知り合った女性と一緒に、ニュースでやってた「高島屋」の振る舞い酒のところへ。どら焼きはたったの50名だが^^;、酒は2000名。10時半に力士たち4人が酒樽を叩いて祝い、2つの樽の酒が並んだ客に振る舞われた。これがちょっぴり辛口で滑らかで品があり、さすがに美味い(^.^)。飲み終わった”高”枡は持ち帰り可。
でもお酒に弱い私は忽ち頬が赤くなり、意識はフラフラで気分良くしながら通路を歩く。
女性と別れた後、手持ちのSuicaやPASMOでできる新宿ラリーキャンペーンに参加。A〜D&副都心線など計5つのブロック内の8ヶ所のうち5ヶ所の専用端末にタッチすると抽選権を獲得できる仕組み。伊勢丹と高島屋が地下通路で真っ直ぐ結ばれたのでラク。三越は丸の内線を利用できるが、面倒なのが小田急や京王。そこからまた高島屋に戻るのも大変。この二つを繋ぐ地下通路なんてあるんだろか^^;。ゴールの高島屋で黒のオリジナルバッグを頂く。
でも効率が悪いので、もう少し考えながら再チャレンジしてみよう。おかげで、副都心線新宿三丁目周辺の状況は理解できた。さっすがスタンプラリー!
起点終点の新駅・渋谷駅へ。ここにも撮りテツがいっぱいで混雑。駅構内が広すぎて、東横線や銀座線や半蔵門線へ行くまで大変そう^^;。半蔵門はもう渋谷から利用することはないかな。そのうち渋谷駅改札を出て、周辺を探索してみなくては。
東横線と接続するまで4年。それまでは渋谷で確実に座れるのでラクだ。
帰りは渋谷駅から各駅停車。早起きしたり酒も飲んだり疲れも出たりしたため、座った途端グッスリ。最寄り駅の2つ手前でようやく目覚めた。
家に帰ると、グッズの買い込みで息子にブツクサ言われたが、結局プラレールは息子へ、ホチキスとメモリは相方へ。一日乗車券も相方の分も買っといてよかった。
 ̄
家族で誰よりも早起きした娘だが、昨日までは学校の北海道研修旅行に行ってて夜に帰ってきた。
お土産に、じゃがボックルをと要求。あちこち探したが見つからず、娘はみんなに頼んだとか。その甲斐あって、娘の友達が発見し買ってくれた。一人1ボックスと限定だったそう。その友達が、今日お会いした人で、早速御礼を言った。ありがとうです。
待った待った、待ち焦がれた。
開業日が決まってからは、限定グッズとか出るだろうから乗りに行こうと、娘と決めていた。
娘は初電で、私はそれより2〜3本遅れた電車に乗ったが、ラッキーにも池袋で急行電車と接続。これが”初急行”だったのもラッキー(^.^)。これが早いの何の。あっという間に新宿三丁目駅へ。地下鉄で急行というのも初体験だしオモロイね。
そしてどこにでもいる撮りテツ。前日から目立ってたが、池袋でも三丁目でも熱心な撮りテツがいっぱい。小学生から大人やお年を召した方まで幅広く、女性も結構いる。もちろん私も乗り換えながら、電車行く先や駅案内板などを撮影。でも私は決して撮りテツではないゾw。
新宿三丁目で出た改札口がラッキー。すぐ前に、記念一日乗車券の最後尾の札が見えて、迷わず列に並ぶ。後ろには忽ち行列が出来て、ズラズラっと列が延びる延びる^^;。乗車券はこの特設ブースのみでの販売なので列も集中しそう。
前日の決め事どおり、娘は何とかグッズの列に並んでいる模様。PHSで頻繁に連絡を取ったり、軽い食事をとったりしながら列で待つこと1時間。椅子も持ってきて良かった。
あまりに列が延びたせいか、予定の時間より繰り上げて乗車券を販売。この50分差は大きくて貴重。それでも自分の番にくるまでの列も長く、やっと買えたのは8時頃。結局2時間待った計算になる^^;。でも後ろに並んでる列もまだまだ長い長い。
大人&小児セット(台紙付き)と大人用を買えるだけ買った。大人500円と手頃だし、270円区間を往復するよりもお得といえそう。
乗車券購入後グッズ列のほうへ行くと、ここの列も凄いことに。丁度、娘の番が来る一歩手前で、私のお金に期待してる娘と一緒にグッズを見ることに。カゴを渡され、それにグッズを入れる仕組みで、これなら割り込みはないだろう。
前日まではグッズにそれ程執着してなかった娘。ボックスの中に並べられた沢山のグッズを見た途端、私が払うのに甘えて、あれもこれもと欲張ってカゴの中へ^^;。会計では、予定を軽くオーバーの凄い金額に私がガーン(^_^;)。
プラレール、目覚まし時計、警報ブザー、ホチキスはいいが、USBメモリなんて要らんよ^^;。以前新聞に載ってた、明大商学部の学生が共同開発したエコバックやハンドタオルも記念に。キーホルダーやストラップもついつい。収穫にホクホク、散財に複雑。
改札口近くには、本日限り手書き乗車券も販売中で、これはどうする?と尋ねたら、これも並ぶ!と娘。トホホ。娘と二人だし、前後に並んだ女性や若い男性ともお喋りしながらで、それ程大変ではなかった。
その間、娘の同級生の友達も来てくれてご挨拶もできたり(その節は娘がお世話になりました)。東北地方で地震が起きたことも、その同級生が見せてくれた携帯ニュースで初めて知り愕然。
手書き乗車券(2種類)をゲットした後、私と別れた娘は友達と一緒に行動。
私は知り合った女性と一緒に、ニュースでやってた「高島屋」の振る舞い酒のところへ。どら焼きはたったの50名だが^^;、酒は2000名。10時半に力士たち4人が酒樽を叩いて祝い、2つの樽の酒が並んだ客に振る舞われた。これがちょっぴり辛口で滑らかで品があり、さすがに美味い(^.^)。飲み終わった”高”枡は持ち帰り可。
でもお酒に弱い私は忽ち頬が赤くなり、意識はフラフラで気分良くしながら通路を歩く。
女性と別れた後、手持ちのSuicaやPASMOでできる新宿ラリーキャンペーンに参加。A〜D&副都心線など計5つのブロック内の8ヶ所のうち5ヶ所の専用端末にタッチすると抽選権を獲得できる仕組み。伊勢丹と高島屋が地下通路で真っ直ぐ結ばれたのでラク。三越は丸の内線を利用できるが、面倒なのが小田急や京王。そこからまた高島屋に戻るのも大変。この二つを繋ぐ地下通路なんてあるんだろか^^;。ゴールの高島屋で黒のオリジナルバッグを頂く。
でも効率が悪いので、もう少し考えながら再チャレンジしてみよう。おかげで、副都心線新宿三丁目周辺の状況は理解できた。さっすがスタンプラリー!
起点終点の新駅・渋谷駅へ。ここにも撮りテツがいっぱいで混雑。駅構内が広すぎて、東横線や銀座線や半蔵門線へ行くまで大変そう^^;。半蔵門はもう渋谷から利用することはないかな。そのうち渋谷駅改札を出て、周辺を探索してみなくては。
東横線と接続するまで4年。それまでは渋谷で確実に座れるのでラクだ。
帰りは渋谷駅から各駅停車。早起きしたり酒も飲んだり疲れも出たりしたため、座った途端グッスリ。最寄り駅の2つ手前でようやく目覚めた。
家に帰ると、グッズの買い込みで息子にブツクサ言われたが、結局プラレールは息子へ、ホチキスとメモリは相方へ。一日乗車券も相方の分も買っといてよかった。
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家族で誰よりも早起きした娘だが、昨日までは学校の北海道研修旅行に行ってて夜に帰ってきた。
お土産に、じゃがボックルをと要求。あちこち探したが見つからず、娘はみんなに頼んだとか。その甲斐あって、娘の友達が発見し買ってくれた。一人1ボックスと限定だったそう。その友達が、今日お会いした人で、早速御礼を言った。ありがとうです。
*pnish*vol.10 サムライモード
2008年6月13日 舞台演劇 コメント (2)*pnish*本公演vol.10『サムライモード』を観てきた。
パニがこの劇場で公演するのは初めての気もするが、案の定満席ではなく^^;。
座席は前から2列目真ん中で、とーっても観易い。
前回までのボックスシリーズとは毛色が違う、*pnish*本公演の新シリーズは”モードシリーズ”か。
ロックミュージカル『BLEACH』の殺陣と、プロデュース公演『リバヒス』のアクションがミックスされたような*pnish*作品を、パニとは馴染みのある井関佳子が演出。
とある戦国の世。滅ぼされた家の武将たちと、滅ぼした家の当主の弟や家臣らが、様々な思惑の中で繰り広げる攻防戦と、変わらぬサムライ魂を描く。
最初は滅ぼされた伊那家に心情が置かれるが、やがて滅ぼした羽生家の話へと移り、観るほうはどっちつかずの複雑な気分になりそう^^;。
登場人物はそれなりに多く、主人公の他に主役もいたりして焦点がなかなか定まらず^^;。相関図は分るが、力関係やライバル関係のバランスがいまひとつ。
真ん中に高低の2種類の階段を備えたシンプルな舞台装置を広々と使い、展開はスピーディで賑やか。忠義と下克上の殺伐とした世界観に、笑いやギャグが程よく混ざり、パニらしさは失われていない。
見どころはやはり、殺陣とアクションだろう。稽古を相当積まれた様子が伺われる。たまに剣が交わるタイミングや効果音がずれて合わないこともあり^^;。
動きより、台詞や言葉の発し方にもう少し工夫や練習が欲しい。時代劇だからこそ、明確な表現力が必要だ。
殺陣にしろ台詞にしろ、今回特に、出来る人とそうでない人との差が目立ち、肝心の話の面白さも削いでるように感じる。
佐野瑞樹は、年齢や経験を感じさせる存在感で華がある。動きもキビキビしてるし、台詞や演技も上手い。
石倉良笙は、飄々とした存在感でピッタリ。
椎名鯛造は、若々しさの中に堅実さがあり、小柄な身体で爽やかな殺陣を見せ、永山たかしを彷彿とさせる。
キャラメルボックスの細見大輔は、周りとは違う重厚な雰囲気。声も演技も際立つ。
細見さんと一番絡む為か、長谷川哲朗の存在感が薄い。もっと威厳や冷酷さを備えどっしり構えて欲しかったが、無表情で棒読み台詞はお話的にもいただけない。むしろ哲朗くんの役を細見さんが演じてたら、全体的雰囲気も変わっていたかもしれない。
末吉司弥は体当たりの演技が愉快だが、トラジという役自体がゴミを飛ばすしw煩いし弱いしで、正直ウザイ^^;。
パニ4人は、其々意外な役どころで、新しいステップを昇った模様。
出番が多い土屋裕一は自在で奔放な感じだが、もう少し武骨さや不器用さも見せて欲しい。殺陣は割と荒っぽく、アクションのほうが面白い。
鷲尾昇が、今までにないクールで寡黙でカリスマな達人の役どころ。ソフトで静かな声もいいし、華麗な殺陣や刺すような視線もステキで格好良い(*^。^*)。
森山栄治の役は40代の設定らしいが、もう少し落ち着きが欲しかったか。声はさすがにいい。刀を鞘におさめる仕草も笑い所w。
佐野大樹は、なかなか美味しい役どころで奮闘するが、とうとう剣や殺陣は見せず。声がガラガラだったり、台詞が聞き取り難いのが難。
話や展開よりも、彼らの絡み具合が見どころか。
大樹くん&ワッシーの仲間同士より、大樹くん&椎名くん、ワッシー&tuti、瑞樹さん&栄治らの上下コンビが面白そう。椎名くんvs.tutiの対決に目を瞠り、栄治vs.tutiの対決にブリミュが過ぎったり。ワッシーが一度に二人と対決したり、瑞樹&大樹兄弟がほんの少しクロスしたり。
最後にいつの間にか、ステージにはパニ4人のみ残っていたり。
剣を使ったダンスは、役の個性や力強さを感じさせてカッコイーv。
二転三転させながら、人物を揺さぶってくれたが、ラストの行く先はあまり納得できない^^;。あまりに簡単に丸く収め過ぎで、それまでの緊迫感が吹き飛びそう。
サムライ魂を全うしたシスイの生き方に一番共感するかな。”サイガ”と聞く度に、斎賀みつきが浮かんでしまうw。”紀野”はどうしても「ひの」に聞こえてしまう。銃声があまりなくてホントに良かった。
 ̄
終演後、全員がステージに並んだままプチ挨拶。今回のお当番はワッシー。
今日はお天気が良くてとか、佐野瑞樹さんと今回もあまり絡めなくて残念だと言うワッシー。「仕方ないよ。運命なんだよ、きっと」と苦笑する瑞樹さん。
瑞樹さんは、森山くんとは絡み辛いと強調。「何をおっしゃいます」と栄治w。橘役は誰がよかったか?は、今話すとモチベーションが下がるので、楽のお楽しみ?w パニ4人のトークでもコイツが絡み辛くしていると、さらに付け足す瑞樹さん。
ついには、DVD収録日なのにトークをワッシーにした大樹のせいだと言う瑞樹さんw。隣で苦笑の大樹くん。
15日までなのでまた観て下さい、と大樹くんがPRして終了。にこやかに手を振って退場する出演者たち。最後までワッシーがお辞儀をしていて好感。
花壇が賑やかで、和樹からもパニ宛てに届いてた。椎名鯛造くんには最遊記歌劇団から向日葵いっぱい。そういや悟空のイメージは黄色いヒマワリだったか。今度この劇場に来るのは9月の最遊記か。
パニがこの劇場で公演するのは初めての気もするが、案の定満席ではなく^^;。
座席は前から2列目真ん中で、とーっても観易い。
前回までのボックスシリーズとは毛色が違う、*pnish*本公演の新シリーズは”モードシリーズ”か。
ロックミュージカル『BLEACH』の殺陣と、プロデュース公演『リバヒス』のアクションがミックスされたような*pnish*作品を、パニとは馴染みのある井関佳子が演出。
とある戦国の世。滅ぼされた家の武将たちと、滅ぼした家の当主の弟や家臣らが、様々な思惑の中で繰り広げる攻防戦と、変わらぬサムライ魂を描く。
最初は滅ぼされた伊那家に心情が置かれるが、やがて滅ぼした羽生家の話へと移り、観るほうはどっちつかずの複雑な気分になりそう^^;。
登場人物はそれなりに多く、主人公の他に主役もいたりして焦点がなかなか定まらず^^;。相関図は分るが、力関係やライバル関係のバランスがいまひとつ。
真ん中に高低の2種類の階段を備えたシンプルな舞台装置を広々と使い、展開はスピーディで賑やか。忠義と下克上の殺伐とした世界観に、笑いやギャグが程よく混ざり、パニらしさは失われていない。
見どころはやはり、殺陣とアクションだろう。稽古を相当積まれた様子が伺われる。たまに剣が交わるタイミングや効果音がずれて合わないこともあり^^;。
動きより、台詞や言葉の発し方にもう少し工夫や練習が欲しい。時代劇だからこそ、明確な表現力が必要だ。
殺陣にしろ台詞にしろ、今回特に、出来る人とそうでない人との差が目立ち、肝心の話の面白さも削いでるように感じる。
佐野瑞樹は、年齢や経験を感じさせる存在感で華がある。動きもキビキビしてるし、台詞や演技も上手い。
石倉良笙は、飄々とした存在感でピッタリ。
椎名鯛造は、若々しさの中に堅実さがあり、小柄な身体で爽やかな殺陣を見せ、永山たかしを彷彿とさせる。
キャラメルボックスの細見大輔は、周りとは違う重厚な雰囲気。声も演技も際立つ。
細見さんと一番絡む為か、長谷川哲朗の存在感が薄い。もっと威厳や冷酷さを備えどっしり構えて欲しかったが、無表情で棒読み台詞はお話的にもいただけない。むしろ哲朗くんの役を細見さんが演じてたら、全体的雰囲気も変わっていたかもしれない。
末吉司弥は体当たりの演技が愉快だが、トラジという役自体がゴミを飛ばすしw煩いし弱いしで、正直ウザイ^^;。
パニ4人は、其々意外な役どころで、新しいステップを昇った模様。
出番が多い土屋裕一は自在で奔放な感じだが、もう少し武骨さや不器用さも見せて欲しい。殺陣は割と荒っぽく、アクションのほうが面白い。
鷲尾昇が、今までにないクールで寡黙でカリスマな達人の役どころ。ソフトで静かな声もいいし、華麗な殺陣や刺すような視線もステキで格好良い(*^。^*)。
森山栄治の役は40代の設定らしいが、もう少し落ち着きが欲しかったか。声はさすがにいい。刀を鞘におさめる仕草も笑い所w。
佐野大樹は、なかなか美味しい役どころで奮闘するが、とうとう剣や殺陣は見せず。声がガラガラだったり、台詞が聞き取り難いのが難。
話や展開よりも、彼らの絡み具合が見どころか。
大樹くん&ワッシーの仲間同士より、大樹くん&椎名くん、ワッシー&tuti、瑞樹さん&栄治らの上下コンビが面白そう。椎名くんvs.tutiの対決に目を瞠り、栄治vs.tutiの対決にブリミュが過ぎったり。ワッシーが一度に二人と対決したり、瑞樹&大樹兄弟がほんの少しクロスしたり。
最後にいつの間にか、ステージにはパニ4人のみ残っていたり。
剣を使ったダンスは、役の個性や力強さを感じさせてカッコイーv。
二転三転させながら、人物を揺さぶってくれたが、ラストの行く先はあまり納得できない^^;。あまりに簡単に丸く収め過ぎで、それまでの緊迫感が吹き飛びそう。
サムライ魂を全うしたシスイの生き方に一番共感するかな。”サイガ”と聞く度に、斎賀みつきが浮かんでしまうw。”紀野”はどうしても「ひの」に聞こえてしまう。銃声があまりなくてホントに良かった。
 ̄
終演後、全員がステージに並んだままプチ挨拶。今回のお当番はワッシー。
今日はお天気が良くてとか、佐野瑞樹さんと今回もあまり絡めなくて残念だと言うワッシー。「仕方ないよ。運命なんだよ、きっと」と苦笑する瑞樹さん。
瑞樹さんは、森山くんとは絡み辛いと強調。「何をおっしゃいます」と栄治w。橘役は誰がよかったか?は、今話すとモチベーションが下がるので、楽のお楽しみ?w パニ4人のトークでもコイツが絡み辛くしていると、さらに付け足す瑞樹さん。
ついには、DVD収録日なのにトークをワッシーにした大樹のせいだと言う瑞樹さんw。隣で苦笑の大樹くん。
15日までなのでまた観て下さい、と大樹くんがPRして終了。にこやかに手を振って退場する出演者たち。最後までワッシーがお辞儀をしていて好感。
花壇が賑やかで、和樹からもパニ宛てに届いてた。椎名鯛造くんには最遊記歌劇団から向日葵いっぱい。そういや悟空のイメージは黄色いヒマワリだったか。今度この劇場に来るのは9月の最遊記か。
映画 深海獣レイゴー祭り
2008年6月12日 映画「『深海獣レイゴー』第1回深海獣レイゴー祭り」へ行ってきた。
Newtype THE LIVEのチケットプレゼントに応募して頂戴したもの。時間が選べるのがいい。
お初に行くホールだが、本多劇場を起点にすぐ到着。
ロビー物販には、レイゴー限定ソフビ(2種)Tシャツ、キャップが販売。ソフビが小さくてもっと安ければ買うところ^^;。昔の絶版おもちゃも売っており、そりゃもう高い。
 ̄
上映前に、林家しん平監督のトークショー。
製作に4年かかったこと。インディーズで怪獣映画を立ち上げるのがどれだけ難しかったかを語る。でも「作れるまで諦めなければいいんです」と力強く話す。最初の制作会社も消えちゃったが、新しいインタメディアにお願いしたという。
内容は、ゴジラ・ガメラの要素と共に、ゴジラの前の怪獣も意識したとか。ゴジラ・ガメラの世界をリンク。最後のほうに”歌舞伎”という演出があるとか。
戦争映画+怪獣映画をくっ付けたのはこれぐらい、と楽しそうに笑って終了した。
 ̄
映画『深海獣レイゴー』。約1時間30分弱。予告からスタート。
1943年トラック諸島海域。突如出現した伝説の龍・巨大な深海獣レイゴーと、戦艦大和や連合艦隊との壮絶な決戦を描く。
モノクロ画面からカラーへ。意図はよく分らないが、昼の海の青は綺麗。
帝國海軍とはいえ、兵たちが軽薄そうで短気で何でもアリ!? 主人公・海堂猛は髪がちと長過ぎるし、少尉なのに乱暴な言動で気に入らん^^;。駆逐艦長の一人が丹下段平なのには笑い。
戦艦大和を映画で観るのは『男たちの大和/YAMATO』以来か。殆どがCGや特撮処理で少々荒っぽい描き方。潜水艦も出てくるが、こちらは『ローレライ』っぽい。
我々の敵は米国だけではなかった…。謎の巨大生物の名は「零号」。
レイゴーのデザインは雨宮慶太氏、レイゴーの造形は原口智生氏。顔はゴジラだが、前ヒレが翼のようにも見える。夜になると活動する怖さはあるが、海中をすごい速さで動き、海上をジャンプし、背びれから電撃を発したりとユニークな存在感。
レイゴーが何故、大和や連合艦隊を襲うことになったのか、観るほうは分るが、大和乗員は結局分らず仕舞いだったか。
レイゴー殲滅作戦で、海堂が奇想天外な案を昔出していたというのも、布石も何もないままでは説得性が無い^^;。
光るボーン・フィッシュ出現では、ホラー仕立てで緊迫感があったが、レイゴーが出現すると、途端にミリタリー・パニックに転調するのが勿体無い。
レイゴーを倒すため一致団結する連合艦隊。上空からの俯瞰的な見せ方が分り易くて迫力をもたらす。
大和の主砲も底力を発揮。少ない兵員は置いといて、レイゴーとの一騎撃ちは見どころ。
松田艦長らがいたのは夜戦艦橋だろうが、普通の狭い一室に見えるw。
「歌舞伎」的演出は、前もって言われてなければ吹き出していたかもしれん。こういう描き方もあるのかと面白くは感じる。黒い大きな影が艦を覆う手法もいいが、レイゴーの魂と戦艦大和との繋がりを分り易く見せて欲しかった。
子供が手に持っていたのは、レイゴーのソフビ? 生き残った乗員の誰かが商売を始めたのかな?w
杉浦太陽は、滑舌が悪いのか台詞が聴き取れない時がある。蛍雪治朗は豪快実直だが、卑猥オジサンみたいだなw。元ウルトラマン@ハヤタ隊員の黒部進は渋い。松田艦長役は誰だったのか?ミッキー・カーチスが飄々とした魅力。ナレーションは鈴木泰明。
エンドロール後に、『零号2』の文字。監督の頭の中には既に構想があるとか。
パンフとまでいわないが、チラシを作って欲しいな。
ホールの冷房がガンガン効いてて薄っすら冷えた。
 ̄
上映後、林家しん平監督からまたメッセージ。
8/2の池袋・新文芸座のオールナイト。リンクしている、ゴジラ(初代)レイゴー、ガメラ3を上映予定。雨宮監督、金子監督のトークも予定。
観た後のイイコトやワルイコトの感想を、PCで書いてくれと言われたので、チラと書いてみた。
 ̄ ̄ ̄
レイゴーはまだ、怪獣になる前の海洋水棲恐竜らしい。今後、怪獣に変態していくのか。
ゴジラよりもガメラよりも強く凶暴なのが、宇宙怪獣ギララ。来月公開の映画『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』には、10日にお亡くなりになった映画評論家の水野晴郎さんもご出演されているし、映画を観て偲びたいと思う。
Newtype THE LIVEのチケットプレゼントに応募して頂戴したもの。時間が選べるのがいい。
お初に行くホールだが、本多劇場を起点にすぐ到着。
ロビー物販には、レイゴー限定ソフビ(2種)Tシャツ、キャップが販売。ソフビが小さくてもっと安ければ買うところ^^;。昔の絶版おもちゃも売っており、そりゃもう高い。
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上映前に、林家しん平監督のトークショー。
製作に4年かかったこと。インディーズで怪獣映画を立ち上げるのがどれだけ難しかったかを語る。でも「作れるまで諦めなければいいんです」と力強く話す。最初の制作会社も消えちゃったが、新しいインタメディアにお願いしたという。
内容は、ゴジラ・ガメラの要素と共に、ゴジラの前の怪獣も意識したとか。ゴジラ・ガメラの世界をリンク。最後のほうに”歌舞伎”という演出があるとか。
戦争映画+怪獣映画をくっ付けたのはこれぐらい、と楽しそうに笑って終了した。
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映画『深海獣レイゴー』。約1時間30分弱。予告からスタート。
1943年トラック諸島海域。突如出現した伝説の龍・巨大な深海獣レイゴーと、戦艦大和や連合艦隊との壮絶な決戦を描く。
モノクロ画面からカラーへ。意図はよく分らないが、昼の海の青は綺麗。
帝國海軍とはいえ、兵たちが軽薄そうで短気で何でもアリ!? 主人公・海堂猛は髪がちと長過ぎるし、少尉なのに乱暴な言動で気に入らん^^;。駆逐艦長の一人が丹下段平なのには笑い。
戦艦大和を映画で観るのは『男たちの大和/YAMATO』以来か。殆どがCGや特撮処理で少々荒っぽい描き方。潜水艦も出てくるが、こちらは『ローレライ』っぽい。
我々の敵は米国だけではなかった…。謎の巨大生物の名は「零号」。
レイゴーのデザインは雨宮慶太氏、レイゴーの造形は原口智生氏。顔はゴジラだが、前ヒレが翼のようにも見える。夜になると活動する怖さはあるが、海中をすごい速さで動き、海上をジャンプし、背びれから電撃を発したりとユニークな存在感。
レイゴーが何故、大和や連合艦隊を襲うことになったのか、観るほうは分るが、大和乗員は結局分らず仕舞いだったか。
レイゴー殲滅作戦で、海堂が奇想天外な案を昔出していたというのも、布石も何もないままでは説得性が無い^^;。
光るボーン・フィッシュ出現では、ホラー仕立てで緊迫感があったが、レイゴーが出現すると、途端にミリタリー・パニックに転調するのが勿体無い。
レイゴーを倒すため一致団結する連合艦隊。上空からの俯瞰的な見せ方が分り易くて迫力をもたらす。
大和の主砲も底力を発揮。少ない兵員は置いといて、レイゴーとの一騎撃ちは見どころ。
松田艦長らがいたのは夜戦艦橋だろうが、普通の狭い一室に見えるw。
「歌舞伎」的演出は、前もって言われてなければ吹き出していたかもしれん。こういう描き方もあるのかと面白くは感じる。黒い大きな影が艦を覆う手法もいいが、レイゴーの魂と戦艦大和との繋がりを分り易く見せて欲しかった。
子供が手に持っていたのは、レイゴーのソフビ? 生き残った乗員の誰かが商売を始めたのかな?w
杉浦太陽は、滑舌が悪いのか台詞が聴き取れない時がある。蛍雪治朗は豪快実直だが、卑猥オジサンみたいだなw。元ウルトラマン@ハヤタ隊員の黒部進は渋い。松田艦長役は誰だったのか?ミッキー・カーチスが飄々とした魅力。ナレーションは鈴木泰明。
エンドロール後に、『零号2』の文字。監督の頭の中には既に構想があるとか。
パンフとまでいわないが、チラシを作って欲しいな。
ホールの冷房がガンガン効いてて薄っすら冷えた。
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上映後、林家しん平監督からまたメッセージ。
8/2の池袋・新文芸座のオールナイト。リンクしている、ゴジラ(初代)レイゴー、ガメラ3を上映予定。雨宮監督、金子監督のトークも予定。
観た後のイイコトやワルイコトの感想を、PCで書いてくれと言われたので、チラと書いてみた。
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レイゴーはまだ、怪獣になる前の海洋水棲恐竜らしい。今後、怪獣に変態していくのか。
ゴジラよりもガメラよりも強く凶暴なのが、宇宙怪獣ギララ。来月公開の映画『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』には、10日にお亡くなりになった映画評論家の水野晴郎さんもご出演されているし、映画を観て偲びたいと思う。
メージュ/メディア/PASH! /関さんお誕生日
2008年6月11日 アニメ声優漫画10日はアニヲタ雑誌発売日。
★アニメージュ 7月号
創刊30周年記念は、ルルの表紙で、『コードギアス RS』の付録&特集かぁと思ったが…。
開けてビックリ、COBRAの表紙(笑)。新作OVA『コブラ-ザ・サイコガン-』ついに紹介。3月のボイス玉手箱でも前フリがあったが、今回クリスタル・ボーイ役で東地宏樹が出演の関係で、ずっと注目していた。野沢那智、榊原良子の写真コメントしかないが、そのうち東地さんのインタビューも期待。そういやこの3人、外ドラ『ER』にも出ているんだよね。
渋い男といえば、『ガンダムOO』のセルゲイ&ソーマで、石塚運昇と小笠原亜里沙の対談もあり。運昇さんの写真が載るのも珍しいかも。
『家庭教師ヒットマンREBORN!』から、ツナ&雲雀で國分優香里と近藤隆の対談。”リボコン”って、5月のコンサートのことだったのねw。
『12人の優しい殺し屋 CROSS BORDER』で、醍醐役で佐藤雄大のインタビュー。ホントだ、マウスプロも売り出しにかかったw。
映画『スピード・レーサー』で、裕城信輝氏の懐かしイラスト。オープニングの主人公が車から降りて回りこむシーンも踏襲してるそうで、リスペクトの洪水!だとか。うっわ。早く観た〜い。森功至も伝説の名レーサー、ベン・バーンズ役で、内海賢二もパパ・レーサー役で、其々吹替えをするそうで、私のような往年ファンには待ち遠しい。
石田さん的な記事3つ。
『今日からマ王!』で、サラレギー役石田彰のインタビュー。できればベリエスについての語りも欲しかった。
アニラジ探検隊!は『図書館戦争』の関東図書基地広報課(男子寮)に、石田さんがゲストで登場した時の漫画レポ。70分間のボリュームでもそれなりに楽しめたヤツ。
『アニメージュTV』出張版は、石田彰を探せ! アニメスター・コーナーのターゲット石田さんを訪ねて、『図書館戦争』アフレコ現場へ潜入&対面&インタビューする大島幸子さんw。石田さんが自然な笑顔でめっちゃステキ(*^。^*)。質問で、なんで”鉄道”ネタが? 肝心の番組『アニメージュTV』は私は観れないので、いつも知人がまとめて送ってくれるのを観る。楽しみ〜。
★アニメディア 7月号
こっちは創刊27周年記念号で、やっぱりルルたちが表紙。
付録の直筆声優DATAFILE2008。今まであったのに、石田さんのが無いっ! う〜みゅ。直筆だし締切りに間に合わなかったのか、本人が書くのを嫌がったのか?^^;
関俊彦さんのはあり。いろんな父親役に納得。「教えてあげない」って言い方がエロイw。そしてやっぱり「お天気お姉さんv」かい。
他のお目当て声優さんのも無かったし、そろそろこの企画もドン詰りかな?^^; 女性声優が多いのもつまらん。力ちゃんの正月公演は観に行きたい。
歴代人気作品BEST27! 『ルルーシュ』が1位というのも何だかなぁ。まぁいっか。
あさのあつこ:作、あさぎ桜:イラストで『神々たちの午睡』連載スタート。何とな〜くドラマCD化などを目論んでいそう?w
アイメ楽譜は『マクロスF』の挿入歌「射手座☆午後九時Don’t be late」。アニメは観てないのに、サビフレーズが脳内リピートしてるw我が息子が早速DSに録り込む模様。
『xxxHOLiC◆継』メインキャスト座談会カラー4ページ。原作は知らんが、第11話でいよいよ、ひまわりちゃんのことが…。残り3話が楽しみ。今までの話を振り返りながら、和気藹々と話す4人。静より遙のほうが人気の(?)中井和哉。今後の中井さんのお仕事では、黒帯の舞台『妖怪レストラン』のナレーション。稲田くんとやっぱり仲良しだな。
★PASH! 7月号
その『xxxHOLiC◆継』の表紙。クライマックス直前大特集で、中井和哉×福山潤のインタビュー。潤×和哉じゃないのね。
『西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜』。「アンティーク」と副題が付いたところで、原作とは違うのだなと理解。キャラ絵も、漫画のイメージとかなり違ってガッカリ^^;。キャスティング秘話によると、最初に決まった宮野くんを中心に決めていった模様^^;。
イベレポ。『セイント・ビースト6周年感謝祭』の写真はこれが一番イイ出来。何故か『ルビーにくちづけ』公録の写真&レポまで。
ネオロマ花火百花繚乱!! ネオアンジェや遙か4など、これを読むとだいたい流れが分るネオロマづくし特集。ステージ『遙か舞一夜』DVD発売イベントの模様も少し。
テニミュ・ドリライ5thの写真レポが2ページ。他校にもっと焦点を当てて欲しい物足りなさ感はあるが、写真が綺麗。
『ここはグリーン・ウッド』男子寮ヒミツトーク。アニメにそれ程深く思い入れはないが、関さんのやった手塚忍が佐藤優一とはイメージに合わん^^;。関さんの三蔵を舞台でやる鈴木拡樹は、最近ちょくちょく名前を見かける。ゴウ兄さん@三浦力の光流なんて、岩田さんのイメージが残ってて想像できんw。
D-BOYSは荒木宏文×三上真史の対談。ボウケンブルーと理央、同い年だったの!?w いよいよ来週から。2人をナマで観るのは2月以来だな。
萌え女子コンダのエッセイは『ブラスレイター』語り。低音ボイス満載だが、先週はリョーマをやっつける跡部の図だったかも^^;。
声グラ、声メディアはざっと立ち読みのみ^^;。何かめぼしい記事でも載っていたら教えて頂きたい。
 ̄ ̄ ̄
今日は関俊彦さんのお誕生日。
46歳、おめでとうございま〜す!\(^o^)/
厳しく真摯で深くて正直で、お茶目で優しくて爽やか。そんな2つの魅力をお持ちの関さんv。
これからも役者として様々な道でご活躍されますよう、心からお祈りいたします。
★アニメージュ 7月号
創刊30周年記念は、ルルの表紙で、『コードギアス RS』の付録&特集かぁと思ったが…。
開けてビックリ、COBRAの表紙(笑)。新作OVA『コブラ-ザ・サイコガン-』ついに紹介。3月のボイス玉手箱でも前フリがあったが、今回クリスタル・ボーイ役で東地宏樹が出演の関係で、ずっと注目していた。野沢那智、榊原良子の写真コメントしかないが、そのうち東地さんのインタビューも期待。そういやこの3人、外ドラ『ER』にも出ているんだよね。
渋い男といえば、『ガンダムOO』のセルゲイ&ソーマで、石塚運昇と小笠原亜里沙の対談もあり。運昇さんの写真が載るのも珍しいかも。
『家庭教師ヒットマンREBORN!』から、ツナ&雲雀で國分優香里と近藤隆の対談。”リボコン”って、5月のコンサートのことだったのねw。
『12人の優しい殺し屋 CROSS BORDER』で、醍醐役で佐藤雄大のインタビュー。ホントだ、マウスプロも売り出しにかかったw。
映画『スピード・レーサー』で、裕城信輝氏の懐かしイラスト。オープニングの主人公が車から降りて回りこむシーンも踏襲してるそうで、リスペクトの洪水!だとか。うっわ。早く観た〜い。森功至も伝説の名レーサー、ベン・バーンズ役で、内海賢二もパパ・レーサー役で、其々吹替えをするそうで、私のような往年ファンには待ち遠しい。
石田さん的な記事3つ。
『今日からマ王!』で、サラレギー役石田彰のインタビュー。できればベリエスについての語りも欲しかった。
アニラジ探検隊!は『図書館戦争』の関東図書基地広報課(男子寮)に、石田さんがゲストで登場した時の漫画レポ。70分間のボリュームでもそれなりに楽しめたヤツ。
『アニメージュTV』出張版は、石田彰を探せ! アニメスター・コーナーのターゲット石田さんを訪ねて、『図書館戦争』アフレコ現場へ潜入&対面&インタビューする大島幸子さんw。石田さんが自然な笑顔でめっちゃステキ(*^。^*)。質問で、なんで”鉄道”ネタが? 肝心の番組『アニメージュTV』は私は観れないので、いつも知人がまとめて送ってくれるのを観る。楽しみ〜。
★アニメディア 7月号
こっちは創刊27周年記念号で、やっぱりルルたちが表紙。
付録の直筆声優DATAFILE2008。今まであったのに、石田さんのが無いっ! う〜みゅ。直筆だし締切りに間に合わなかったのか、本人が書くのを嫌がったのか?^^;
関俊彦さんのはあり。いろんな父親役に納得。「教えてあげない」って言い方がエロイw。そしてやっぱり「お天気お姉さんv」かい。
他のお目当て声優さんのも無かったし、そろそろこの企画もドン詰りかな?^^; 女性声優が多いのもつまらん。力ちゃんの正月公演は観に行きたい。
歴代人気作品BEST27! 『ルルーシュ』が1位というのも何だかなぁ。まぁいっか。
あさのあつこ:作、あさぎ桜:イラストで『神々たちの午睡』連載スタート。何とな〜くドラマCD化などを目論んでいそう?w
アイメ楽譜は『マクロスF』の挿入歌「射手座☆午後九時Don’t be late」。アニメは観てないのに、サビフレーズが脳内リピートしてるw我が息子が早速DSに録り込む模様。
『xxxHOLiC◆継』メインキャスト座談会カラー4ページ。原作は知らんが、第11話でいよいよ、ひまわりちゃんのことが…。残り3話が楽しみ。今までの話を振り返りながら、和気藹々と話す4人。静より遙のほうが人気の(?)中井和哉。今後の中井さんのお仕事では、黒帯の舞台『妖怪レストラン』のナレーション。稲田くんとやっぱり仲良しだな。
★PASH! 7月号
その『xxxHOLiC◆継』の表紙。クライマックス直前大特集で、中井和哉×福山潤のインタビュー。潤×和哉じゃないのね。
『西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜』。「アンティーク」と副題が付いたところで、原作とは違うのだなと理解。キャラ絵も、漫画のイメージとかなり違ってガッカリ^^;。キャスティング秘話によると、最初に決まった宮野くんを中心に決めていった模様^^;。
イベレポ。『セイント・ビースト6周年感謝祭』の写真はこれが一番イイ出来。何故か『ルビーにくちづけ』公録の写真&レポまで。
ネオロマ花火百花繚乱!! ネオアンジェや遙か4など、これを読むとだいたい流れが分るネオロマづくし特集。ステージ『遙か舞一夜』DVD発売イベントの模様も少し。
テニミュ・ドリライ5thの写真レポが2ページ。他校にもっと焦点を当てて欲しい物足りなさ感はあるが、写真が綺麗。
『ここはグリーン・ウッド』男子寮ヒミツトーク。アニメにそれ程深く思い入れはないが、関さんのやった手塚忍が佐藤優一とはイメージに合わん^^;。関さんの三蔵を舞台でやる鈴木拡樹は、最近ちょくちょく名前を見かける。ゴウ兄さん@三浦力の光流なんて、岩田さんのイメージが残ってて想像できんw。
D-BOYSは荒木宏文×三上真史の対談。ボウケンブルーと理央、同い年だったの!?w いよいよ来週から。2人をナマで観るのは2月以来だな。
萌え女子コンダのエッセイは『ブラスレイター』語り。低音ボイス満載だが、先週はリョーマをやっつける跡部の図だったかも^^;。
声グラ、声メディアはざっと立ち読みのみ^^;。何かめぼしい記事でも載っていたら教えて頂きたい。
 ̄ ̄ ̄
今日は関俊彦さんのお誕生日。
46歳、おめでとうございま〜す!\(^o^)/
厳しく真摯で深くて正直で、お茶目で優しくて爽やか。そんな2つの魅力をお持ちの関さんv。
これからも役者として様々な道でご活躍されますよう、心からお祈りいたします。
Port B 詩の朗読
2008年6月10日 舞台演劇朗読ものはCDやステージで何度か聴いたが、今日は、私自身が”詩”の朗読に参加してきた。
3月に参加した池袋ツアー・パフォーマンス主宰者Port Bさまからの突然のお申し出。次のプロジェクトであるサウンド・インスタレーションでは、某空間に様々な詩の朗読を流すという。そこで今回の詩の朗読は、前回の企画繋がりで『サンシャイン62』の参加者に朗読して欲しいということだった。
集まりの日程も丁度空いており、場所も遠くない。参加者には特典もあるようだが、何より”朗読”というものに興味が沸いたので参加を決めた。
場所は、元・中学校を様々な団体が再利用している校舎の一室。元・理科室で詳しくお話を伺いお茶をご馳走になった後、元・音楽室という静かな一室へ。
録音機材も置いてあり、演出家さんも控えた隣の椅子に座ると、マイク調整も行われる。
詩の一遍の紙を3枚いただき、この詩の意図や内容、どのような感じで朗読して貰いたいかを演出家から伺いながら、朗読の練習を重ねる。
妙な緊張感を味わった。”詩”というものの朗読がいかに難しく奥深いものだというのを味わった。
今回、私が読む詩は特殊で、1950年代に発表された某詩集からのひとつ。もちろん私は未読だ。年代からして予想できるが、戦争による”死”の言葉を連ねてあり、重々しく深刻で欝になりそうな内容である。そういった背景や作者の意図などを、演出家はこと細かく私に説明して下さる。
その上で、どんな読み方にして欲しいかを求める。感情を入れずに淡々と読む。単語に”意味”を込めず、即物的に読む。語尾に力を入れず、さりとて聞く人が各々で感じられるように読む。ペースを崩さず、速くならないように読む。
私の朗読の欠点も指摘された。ついつい単語に感情移入してしまう。噛まない様に意識するとペースが速くなる。自分でもそうなるなと認識する。
一行読む時に、一緒に二行目も目に入ってくるが、次の内容を目に入れないように、一行一行くぎって読んで欲しいとも言われた。
そして日本では、そもそも”詩”の朗読自体があまり多くないことや、役者でも”詩”の朗読の訓練をあまり受けていないことも教えて下さった。
演出家のおっしゃることは、いちいちごもっとも。全てに納得がいき理解できる。求められるように、私も読みたいと思う。だが実際はそう容易くはいかない。同じフレーズを読み直しさせられ、その度にもどかしくなる^^;。私はやっぱり素人なのだ。
プロの方なら、きっとテイク2かテイク3で、演出家のリクエスト通りの結果をもたらすだろう。
だが今回はそもそも、上手な朗読をして欲しいという意図ではなく、素人の参加者が朗読すること自体に意味があるのだ。
どうにかこうにか、30分くらいで私の朗読は終了。
緊張した疲れた、というわけではない。演出家が意図された通りの朗読ができなかったので、自分の力不足を再認識、存分にできないもどかしさが少し残った。
でも、”詩”の朗読の難しさと共に、色々なことを教わり勉強できたようで実りも多かったと思う。
今回の企画の一番手の参加者が私。それも一人での録音なので、演出家の方も熱心に色々とアドバイスや説明をして下さったのだと思う。偉い演出家の方から、素人の私だけへの直接ご指導。実は贅沢な時間だったのかもしれない。
終了後は、元・理科室に戻り、お菓子をご馳走になりながらしばし団らん。
他の参加者も、これから夜にかけて続々とおいでになるようだ。人数が多いと2〜3人ごとに朗読と録音となり、私は一人でやれたので良かったかもしれない。
今回、初めて”つくり手”として参加したが、演劇部時代の高揚感が小さく復活しそうだ。またこんな企画があれば、できるだけ参加してみたい。
朗読が使われるという、肝心の演劇的インスタレーションへも足を運ばなければ。
それにしてもプロの声優さんはこういう詩も的確に朗読されるのだろうし、あらためて感服。私が今回読んだ詩を、声優さんはどのように朗読されるのか聴いてみたい。
3月に参加した池袋ツアー・パフォーマンス主宰者Port Bさまからの突然のお申し出。次のプロジェクトであるサウンド・インスタレーションでは、某空間に様々な詩の朗読を流すという。そこで今回の詩の朗読は、前回の企画繋がりで『サンシャイン62』の参加者に朗読して欲しいということだった。
集まりの日程も丁度空いており、場所も遠くない。参加者には特典もあるようだが、何より”朗読”というものに興味が沸いたので参加を決めた。
場所は、元・中学校を様々な団体が再利用している校舎の一室。元・理科室で詳しくお話を伺いお茶をご馳走になった後、元・音楽室という静かな一室へ。
録音機材も置いてあり、演出家さんも控えた隣の椅子に座ると、マイク調整も行われる。
詩の一遍の紙を3枚いただき、この詩の意図や内容、どのような感じで朗読して貰いたいかを演出家から伺いながら、朗読の練習を重ねる。
妙な緊張感を味わった。”詩”というものの朗読がいかに難しく奥深いものだというのを味わった。
今回、私が読む詩は特殊で、1950年代に発表された某詩集からのひとつ。もちろん私は未読だ。年代からして予想できるが、戦争による”死”の言葉を連ねてあり、重々しく深刻で欝になりそうな内容である。そういった背景や作者の意図などを、演出家はこと細かく私に説明して下さる。
その上で、どんな読み方にして欲しいかを求める。感情を入れずに淡々と読む。単語に”意味”を込めず、即物的に読む。語尾に力を入れず、さりとて聞く人が各々で感じられるように読む。ペースを崩さず、速くならないように読む。
私の朗読の欠点も指摘された。ついつい単語に感情移入してしまう。噛まない様に意識するとペースが速くなる。自分でもそうなるなと認識する。
一行読む時に、一緒に二行目も目に入ってくるが、次の内容を目に入れないように、一行一行くぎって読んで欲しいとも言われた。
そして日本では、そもそも”詩”の朗読自体があまり多くないことや、役者でも”詩”の朗読の訓練をあまり受けていないことも教えて下さった。
演出家のおっしゃることは、いちいちごもっとも。全てに納得がいき理解できる。求められるように、私も読みたいと思う。だが実際はそう容易くはいかない。同じフレーズを読み直しさせられ、その度にもどかしくなる^^;。私はやっぱり素人なのだ。
プロの方なら、きっとテイク2かテイク3で、演出家のリクエスト通りの結果をもたらすだろう。
だが今回はそもそも、上手な朗読をして欲しいという意図ではなく、素人の参加者が朗読すること自体に意味があるのだ。
どうにかこうにか、30分くらいで私の朗読は終了。
緊張した疲れた、というわけではない。演出家が意図された通りの朗読ができなかったので、自分の力不足を再認識、存分にできないもどかしさが少し残った。
でも、”詩”の朗読の難しさと共に、色々なことを教わり勉強できたようで実りも多かったと思う。
今回の企画の一番手の参加者が私。それも一人での録音なので、演出家の方も熱心に色々とアドバイスや説明をして下さったのだと思う。偉い演出家の方から、素人の私だけへの直接ご指導。実は贅沢な時間だったのかもしれない。
終了後は、元・理科室に戻り、お菓子をご馳走になりながらしばし団らん。
他の参加者も、これから夜にかけて続々とおいでになるようだ。人数が多いと2〜3人ごとに朗読と録音となり、私は一人でやれたので良かったかもしれない。
今回、初めて”つくり手”として参加したが、演劇部時代の高揚感が小さく復活しそうだ。またこんな企画があれば、できるだけ参加してみたい。
朗読が使われるという、肝心の演劇的インスタレーションへも足を運ばなければ。
それにしてもプロの声優さんはこういう詩も的確に朗読されるのだろうし、あらためて感服。私が今回読んだ詩を、声優さんはどのように朗読されるのか聴いてみたい。
モモタロスとキバ20話
2008年6月9日 TV番組『モモタロスのまっかっか城の王』全4話の短編。
スポニチ先行で、東映公式でも発表。『仮面ライダー電王』のスピンオフ作品で、テレビと劇場版『キバ』との連動企画。『電キバ』とは逆に、今度は『キバ』にモモたちが殴り込みするコメディーだとか。
「夏は、劇場版『キバ/ゴーオンジャー(+モモまっか)』で盛り上がろう!」 だが、”モモまっか”が合言葉になるのか!?w
モモタロスが主人公だから、当然、関俊彦さんの声がいっぱい。てらそまさんらタロスズ声優も出演するハズだよね。劇場版では、関さんたちがまさかの顔出し&声の両方で出演となるか。
7/20、27、8/3放送の『仮面ライダーキバ』(第1話〜第3話)の終盤にオンエアだから、7月からしばらく録画保存。第4話は映画のおまけとして上映。去年と同じやり方かい^^;。
 ̄
ついでに『仮面ライダーキバ』第20話。
キーマンとなる新キャラも登場し、ちょっぴり面白くなってはきたかな。
先週の続きだが、音也が憑依した渡にはちょっぴり飽きがきちゃった。”憑依”路線は『電王』で散々やったからもういいや^^;。瀬戸くんの演技の幅は認めるけどね。
でも音也@渡のおかげで、恵の無意識の仮病が治りヤル気も引き出してはくれた。あのまま恵が退場してもよかったんだがw。
でもなんであのタイミングで、名護と健吾という若い男2人も人質にとるファンガイアには疑問。名護と健悟が1歳違い(!)なのも判明。でも21歳設定の健吾@熊井幸平が実は17歳なのも信じられん。
『電王』に続き、2週連続出演のファンガイア@中尾隆聖がねちっこい悪ぶりで楽しそう。
ゆりと勘違いして音也が声をかけた美しくも静かな女性。勝気で出しゃばりなゆり&恵親子よりこっちのほうが好み。ドキドキする音也も珍しいが、この女がもしや…。
ウェディングドレスを着たままであんなアクションするとはとビックリだったが、まさか花嫁がファンガイアだったとは。人間の男とファンガイアの女の結婚はあり得るという伏線ではあったか。
謎の女性が実はチェックメイトフォーのクィーン・真夜で、花嫁ファンガイアを制裁しに来たという展開も意味深。ルークは花嫁をやたら襲うのでキライ!
結局は、名護と健吾が意気投合し、名護と恵がコンビプレーを見せ、イクサとキバが共闘するという展開へ。丸くなった名護はちょっと魅力薄かも^^;。
次週はお休み。
 ̄ ̄ ̄
『コードギアス R2』第9話。
中華連邦の”天子さま”がやけに素人お子様声だなと、観ながら息子と話していたが、EDテロップで確認したら、天子の声はコハナ@松元環季ちゃんだった。しかもネガタロス@緑川光@黎星刻に守られる役w。
特撮から声優路線にいくのはよくあるが、環季ちゃんも頑張っているのね。声の演技もこれから成長。
スポニチ先行で、東映公式でも発表。『仮面ライダー電王』のスピンオフ作品で、テレビと劇場版『キバ』との連動企画。『電キバ』とは逆に、今度は『キバ』にモモたちが殴り込みするコメディーだとか。
「夏は、劇場版『キバ/ゴーオンジャー(+モモまっか)』で盛り上がろう!」 だが、”モモまっか”が合言葉になるのか!?w
モモタロスが主人公だから、当然、関俊彦さんの声がいっぱい。てらそまさんらタロスズ声優も出演するハズだよね。劇場版では、関さんたちがまさかの顔出し&声の両方で出演となるか。
7/20、27、8/3放送の『仮面ライダーキバ』(第1話〜第3話)の終盤にオンエアだから、7月からしばらく録画保存。第4話は映画のおまけとして上映。去年と同じやり方かい^^;。
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ついでに『仮面ライダーキバ』第20話。
キーマンとなる新キャラも登場し、ちょっぴり面白くなってはきたかな。
先週の続きだが、音也が憑依した渡にはちょっぴり飽きがきちゃった。”憑依”路線は『電王』で散々やったからもういいや^^;。瀬戸くんの演技の幅は認めるけどね。
でも音也@渡のおかげで、恵の無意識の仮病が治りヤル気も引き出してはくれた。あのまま恵が退場してもよかったんだがw。
でもなんであのタイミングで、名護と健吾という若い男2人も人質にとるファンガイアには疑問。名護と健悟が1歳違い(!)なのも判明。でも21歳設定の健吾@熊井幸平が実は17歳なのも信じられん。
『電王』に続き、2週連続出演のファンガイア@中尾隆聖がねちっこい悪ぶりで楽しそう。
ゆりと勘違いして音也が声をかけた美しくも静かな女性。勝気で出しゃばりなゆり&恵親子よりこっちのほうが好み。ドキドキする音也も珍しいが、この女がもしや…。
ウェディングドレスを着たままであんなアクションするとはとビックリだったが、まさか花嫁がファンガイアだったとは。人間の男とファンガイアの女の結婚はあり得るという伏線ではあったか。
謎の女性が実はチェックメイトフォーのクィーン・真夜で、花嫁ファンガイアを制裁しに来たという展開も意味深。ルークは花嫁をやたら襲うのでキライ!
結局は、名護と健吾が意気投合し、名護と恵がコンビプレーを見せ、イクサとキバが共闘するという展開へ。丸くなった名護はちょっと魅力薄かも^^;。
次週はお休み。
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『コードギアス R2』第9話。
中華連邦の”天子さま”がやけに素人お子様声だなと、観ながら息子と話していたが、EDテロップで確認したら、天子の声はコハナ@松元環季ちゃんだった。しかもネガタロス@緑川光@黎星刻に守られる役w。
特撮から声優路線にいくのはよくあるが、環季ちゃんも頑張っているのね。声の演技もこれから成長。
マウスプロ公演 銀と赤のきおく 千秋楽
2008年6月8日 舞台演劇マウスプロモーション第5回公演『銀と赤のきおく』千秋楽を観てきた。
さすが楽日。当日券は完売、満員御礼でロビーは混雑。
今回は2列目真ん中でかなり観易いが、最前列が何故かポツポツ空席なのが勿体無い^^;。
マウスプロファイルと一緒のチラシ束も、数がないのか無し。
3回目にして、ようやく全てが飲み込め分ったように思う。単純に観ればいいのだろうが、どうしても展開の理解や時系列に拘っちゃうからだろうか。
猿田少年が1回くすねた”心”はダリの中に入ったが、その結果ダリが廃棄処分となり、猿田少年はダリの”心”をもう1回くすねて、ずっと持っていたわけだ。入退院後に再び会う老工員が同じ台詞を繰り返すので、少々混乱してしまいそう。10数年後、大人になった猿田がその”心”をチヒロに入れる。二つの原作を上手く交差させてはいるが、ナレーションも何もないので分り難い。
猿田少年の記憶「チューチュータコカイナ」は、ロビタへと受け継がれていくが、猿田が手で埃やチリを払うクセまで、チヒロを通じてロビタにも継がれていく。
レオナ&チヒロと共に、ロビタを描くので、考えれば考えるほど前後の時系列で戸惑いそう。せめてロビタのほうは、第2部からメインで描いてくれればよかった。
でも作り手としては、1部のラストで、レオナとロビタを同時にステージに立たせたかったのだろう。「50年後どうなっているのだろう」と現在と未来の姿を表現したかったに違いない。
今回の作品は、全ての台詞や動作に深い意味合いが含まれており、後々の布石となるようなものも多く、何度も観るほどに、作品の”魂”に包まれていくような感触を抱く。
これも脚本と演出を手がけた池田政之氏の才気に寄るところだろう。そして堅実に細やかな演技で表現できるマウスプロの役者たちの力量があればこそ。
それでも、脚本上でもう少し分り易くさせる工夫が欲しかった。薄い暗転での死人が動くサマも見せて欲しくはなかった。
2列目という前方ならではのネタも分ったし、金曜のトークショーの内容も踏まえて観ると、他にも色々と興味深い思惑や発見があった。
ダリからウルフに寄っていく場面では、前もって中央に敷かれた絨毯フックや手を動かす2人の黒子の存在などネタも明らか。今まで観た列からでは自然に見えていたから、いいアイデアだったと思う。
大塚明夫@石場が椅子を要求する場面で、何と脚本&演出家の池田氏が医師の格好で登場(明夫さんとは同級生とか)。開演前はダンスシーンで登場する予定を急遽変更し吃驚させるが、明夫さんはアドリブで対処w。会場も沢山の笑い。
小上裕通@ダーリンが着ていたスーツは明夫さんのものだが、旦那のスーツごとダーリンと熱い抱擁をしていた沢海陽子。
小上くんが兼ね役した手下が「ロビタ」の名付け親だが、そのロビタに殺されるダーリンという図w。
基地長の手下役で基地を去った小形満が、今度は猿田役として基地に舞い戻る図。
佐藤雄大は助手2パターン&人形役だとようやく気づく。
レオナのグラスが銃で吹っ飛ぶ場面は、舞台奥から音を出していたのが分る。コレはいつもキッカリ合った。
納谷六朗@ドクが結局は一番の悪だったような^^;。野望と狂気のドクターとして大きな存在感。
楽日ならではなのか、ライターの火がちょい大きく燃えてたり。女ボスの手下たちの酒盛りがかなり弾けてたり。レオナの「チヒロー!」の叫び声もいつも以上に思い入れが入っていたかな。
4枚の白布の1枚が、1部では上手く垂れ下がらず。
女ボス@レオナが珍の頬をぶつところの音入れで、今回もイマイチ合わず、思わず吹き出してしまった(^_^;)。舞台袖から入れるから合い難いのだろうか。
ロビタ&猿田で終るラスト。音楽の盛り上げもなく、拍手も無かった公演もあったそうだ。今回は真っ先に拍手をさせていただいた。
ED後の一枚絵のようなキャラクター情景は、Studio Lifeで毎回使われる手法だが、Lifeさんみたいに余韻を増す為にも、ここにも音楽が欲しいところ。
役者サインボール投げでは、真ん中にいらした中庸助さんが苦手そうに苦笑されてて、こちらもホックリ。3公演で1個も取れなかったが、こんなスカは今までのマウス公演で初めて(-.-)。
最後の挨拶は、ロビタ@森田順平さん。
楽恒例、2ヶ所の通路を役者が二手に分れて通り過ぎ、ロビーで観客をお見送り。役者との触れ合い時間みたいなもの。前列だったので、順番がくるまで時間がかかる。
トークショー司会で馴染んだ小上裕通さんと挨拶&握手。ご自分の服装が誰のものか、屈託なく話してくれる。友人がサインボールをゲットし、価値が上がるように頑張りますと話していた。
楠見尚己さんにお嬢さんのことを話したら豪快な笑い。大塚明夫さんはいつも愛想良くて可愛いらしい。森田順平さんにロビタ役や篤姫について。大川透さんにはパンフについてお話。皆さんと握手もして頂いた。
田中敦子さんはほっそりとお綺麗で上品な方。ブログのことなどお話して握手。沢城みゆきさんにチヒロ役を絶賛して握手。常に低姿勢で御礼を言われて賢くて知的な方。中村俊洋さんにもレオナ役についてお話して握手。今後の注目株だろう。
沢海陽子さんや納谷六朗さんとお会いできなくて残念。早々と退出されたんだろうか。
ヒーロー・ヒロインの方々は、花束やプレゼントも沢山抱えていらした。森田さんのところに可愛いお嬢さんがいらして微笑ましかった。
皆さん、9公演お疲れ様でした。マウスプロならではの深味のある良質な舞台だったと思う。手塚治虫作品という著作権絡みで、今回の舞台がDVD化されるか不安である。
次回公演はまた6月だろうか。桜シリーズ完結話と共に、待ち望みたい。
さすが楽日。当日券は完売、満員御礼でロビーは混雑。
今回は2列目真ん中でかなり観易いが、最前列が何故かポツポツ空席なのが勿体無い^^;。
マウスプロファイルと一緒のチラシ束も、数がないのか無し。
3回目にして、ようやく全てが飲み込め分ったように思う。単純に観ればいいのだろうが、どうしても展開の理解や時系列に拘っちゃうからだろうか。
猿田少年が1回くすねた”心”はダリの中に入ったが、その結果ダリが廃棄処分となり、猿田少年はダリの”心”をもう1回くすねて、ずっと持っていたわけだ。入退院後に再び会う老工員が同じ台詞を繰り返すので、少々混乱してしまいそう。10数年後、大人になった猿田がその”心”をチヒロに入れる。二つの原作を上手く交差させてはいるが、ナレーションも何もないので分り難い。
猿田少年の記憶「チューチュータコカイナ」は、ロビタへと受け継がれていくが、猿田が手で埃やチリを払うクセまで、チヒロを通じてロビタにも継がれていく。
レオナ&チヒロと共に、ロビタを描くので、考えれば考えるほど前後の時系列で戸惑いそう。せめてロビタのほうは、第2部からメインで描いてくれればよかった。
でも作り手としては、1部のラストで、レオナとロビタを同時にステージに立たせたかったのだろう。「50年後どうなっているのだろう」と現在と未来の姿を表現したかったに違いない。
今回の作品は、全ての台詞や動作に深い意味合いが含まれており、後々の布石となるようなものも多く、何度も観るほどに、作品の”魂”に包まれていくような感触を抱く。
これも脚本と演出を手がけた池田政之氏の才気に寄るところだろう。そして堅実に細やかな演技で表現できるマウスプロの役者たちの力量があればこそ。
それでも、脚本上でもう少し分り易くさせる工夫が欲しかった。薄い暗転での死人が動くサマも見せて欲しくはなかった。
2列目という前方ならではのネタも分ったし、金曜のトークショーの内容も踏まえて観ると、他にも色々と興味深い思惑や発見があった。
ダリからウルフに寄っていく場面では、前もって中央に敷かれた絨毯フックや手を動かす2人の黒子の存在などネタも明らか。今まで観た列からでは自然に見えていたから、いいアイデアだったと思う。
大塚明夫@石場が椅子を要求する場面で、何と脚本&演出家の池田氏が医師の格好で登場(明夫さんとは同級生とか)。開演前はダンスシーンで登場する予定を急遽変更し吃驚させるが、明夫さんはアドリブで対処w。会場も沢山の笑い。
小上裕通@ダーリンが着ていたスーツは明夫さんのものだが、旦那のスーツごとダーリンと熱い抱擁をしていた沢海陽子。
小上くんが兼ね役した手下が「ロビタ」の名付け親だが、そのロビタに殺されるダーリンという図w。
基地長の手下役で基地を去った小形満が、今度は猿田役として基地に舞い戻る図。
佐藤雄大は助手2パターン&人形役だとようやく気づく。
レオナのグラスが銃で吹っ飛ぶ場面は、舞台奥から音を出していたのが分る。コレはいつもキッカリ合った。
納谷六朗@ドクが結局は一番の悪だったような^^;。野望と狂気のドクターとして大きな存在感。
楽日ならではなのか、ライターの火がちょい大きく燃えてたり。女ボスの手下たちの酒盛りがかなり弾けてたり。レオナの「チヒロー!」の叫び声もいつも以上に思い入れが入っていたかな。
4枚の白布の1枚が、1部では上手く垂れ下がらず。
女ボス@レオナが珍の頬をぶつところの音入れで、今回もイマイチ合わず、思わず吹き出してしまった(^_^;)。舞台袖から入れるから合い難いのだろうか。
ロビタ&猿田で終るラスト。音楽の盛り上げもなく、拍手も無かった公演もあったそうだ。今回は真っ先に拍手をさせていただいた。
ED後の一枚絵のようなキャラクター情景は、Studio Lifeで毎回使われる手法だが、Lifeさんみたいに余韻を増す為にも、ここにも音楽が欲しいところ。
役者サインボール投げでは、真ん中にいらした中庸助さんが苦手そうに苦笑されてて、こちらもホックリ。3公演で1個も取れなかったが、こんなスカは今までのマウス公演で初めて(-.-)。
最後の挨拶は、ロビタ@森田順平さん。
楽恒例、2ヶ所の通路を役者が二手に分れて通り過ぎ、ロビーで観客をお見送り。役者との触れ合い時間みたいなもの。前列だったので、順番がくるまで時間がかかる。
トークショー司会で馴染んだ小上裕通さんと挨拶&握手。ご自分の服装が誰のものか、屈託なく話してくれる。友人がサインボールをゲットし、価値が上がるように頑張りますと話していた。
楠見尚己さんにお嬢さんのことを話したら豪快な笑い。大塚明夫さんはいつも愛想良くて可愛いらしい。森田順平さんにロビタ役や篤姫について。大川透さんにはパンフについてお話。皆さんと握手もして頂いた。
田中敦子さんはほっそりとお綺麗で上品な方。ブログのことなどお話して握手。沢城みゆきさんにチヒロ役を絶賛して握手。常に低姿勢で御礼を言われて賢くて知的な方。中村俊洋さんにもレオナ役についてお話して握手。今後の注目株だろう。
沢海陽子さんや納谷六朗さんとお会いできなくて残念。早々と退出されたんだろうか。
ヒーロー・ヒロインの方々は、花束やプレゼントも沢山抱えていらした。森田さんのところに可愛いお嬢さんがいらして微笑ましかった。
皆さん、9公演お疲れ様でした。マウスプロならではの深味のある良質な舞台だったと思う。手塚治虫作品という著作権絡みで、今回の舞台がDVD化されるか不安である。
次回公演はまた6月だろうか。桜シリーズ完結話と共に、待ち望みたい。
作家・氷室冴子氏の訃報を、昨夜のニュースで聞いて吃驚した。
まだ51歳。あまりにも若すぎる。
岩見沢市出身だということも初めて知った。義姉が以前住んでいて、訪ねたこともある地だ。
先月、飛田展男さんご出演の観劇の帰りに、飛田さん仲間でプチトークをした際、飛田さんを好きになったきっかけのキャラクターを尋ねられた。私は迷わずアニメ『海がきこえる』の杜崎拓を挙げたが、そのうち作品の話題へと広がった。
濃厚な変人キャラが多い飛田さんにとり、この杜崎拓は唯一といってもいいほど、ごく普通の高校生キャラだった。その”普通”の中に込められた、純粋さやひたむきさや熱っぽさを、実に自然に細やかに爽やかに表現されていた飛田さん(*^。^*)。杜崎拓は飛田さんの代表的キャラといっても過言ではなく、カミーユや赤屍よりも、私には忘れられない人なのである。
杜崎拓と友情を育む松野豊役で関俊彦さんも共演。飛田さん&関さんの共演作としては最高のコンビぶりで、あの『アンジェリーク』などよりうんと好みである。
キャラクターだけでなく、高知の数々の名所も美しく、竜馬を思い出させる高知弁も耳に徐々に心地良くなり、あれこれと蘇ってきて込み上げてくるものがある。
あの時、『海がきこえる』を話題にしたのは偶然だったのか、今回の訃報の前ぶれだったのか。できるなら日テレでアニメの追悼放送をお願いしたい。
一生の想い出の名作を残して下さった氷室さん。
『海がきこえる』ファンとして、氷室冴子氏のご冥福を心からお祈りいたします。
まだ51歳。あまりにも若すぎる。
岩見沢市出身だということも初めて知った。義姉が以前住んでいて、訪ねたこともある地だ。
先月、飛田展男さんご出演の観劇の帰りに、飛田さん仲間でプチトークをした際、飛田さんを好きになったきっかけのキャラクターを尋ねられた。私は迷わずアニメ『海がきこえる』の杜崎拓を挙げたが、そのうち作品の話題へと広がった。
濃厚な変人キャラが多い飛田さんにとり、この杜崎拓は唯一といってもいいほど、ごく普通の高校生キャラだった。その”普通”の中に込められた、純粋さやひたむきさや熱っぽさを、実に自然に細やかに爽やかに表現されていた飛田さん(*^。^*)。杜崎拓は飛田さんの代表的キャラといっても過言ではなく、カミーユや赤屍よりも、私には忘れられない人なのである。
杜崎拓と友情を育む松野豊役で関俊彦さんも共演。飛田さん&関さんの共演作としては最高のコンビぶりで、あの『アンジェリーク』などよりうんと好みである。
キャラクターだけでなく、高知の数々の名所も美しく、竜馬を思い出させる高知弁も耳に徐々に心地良くなり、あれこれと蘇ってきて込み上げてくるものがある。
あの時、『海がきこえる』を話題にしたのは偶然だったのか、今回の訃報の前ぶれだったのか。できるなら日テレでアニメの追悼放送をお願いしたい。
一生の想い出の名作を残して下さった氷室さん。
『海がきこえる』ファンとして、氷室冴子氏のご冥福を心からお祈りいたします。
モニジパ 航跡359
2008年6月7日 アニメ声優漫画モーニング『ジパング』航跡359。立ち読みご容赦^^;。
このところ、幽霊ネタの芝居ばかり観ていたが、ジパまで”幽霊(ゴースト)”ネタなのか!?と、サブタイトルに苦笑。
先週までは、やはり2艦とも撃沈という判断なのか大統領…と、マクローリィだけでなく、私も含めて、おそらく誰もが(?)そう思っていたに違いない。
ところがどっこい!
あれこれ理屈や意味深な言葉をこねくりまわし、合衆国の理念まで讃え、ここまで引っ張って引っ張って、あげくに、こういう決断を下すのかい!?
ペテン師ぶりの大統領に、いや、かいじ先生の粘着テクに、すっかり我々は振り回され騙されちゃったぜ!(~o~)
2艦とも拿捕する可能性を探るという大統領の結論。
「理性と、自由な探求」と大統領は口にするが、探求というか、興味のほうが勝ってるような気がする。
幽霊など存在しない証明。同時に、確保することで、うまくすれば米国の原爆開発にも利用してやれという欲望。
人間の欲とは計り知れない。
拿捕は撃沈よりも難しいが、いかに味方の犠牲を最小限に留めて確保するかの可能性と具体的な作戦を、グローヴスたちは練らねばならない。
彼らに追い討ちをかけるように大統領がひと言「遅延は失敗に勝る」。
まだまだそんなに時間があるのか!? だって第二次攻撃隊が既に「大和」に迫ってるんだぞ。
その疑問は後に解決。「大和」に近づく米空母機40機を、SH60Jの林原が確認。「大和」上空まであと40分。
40分とは、思ってたよりもゆっくり、結構時間がかかるものだ。
その間に、ホワイトハウスから別の命令が下されるのだろうか。その前に、角松たちと草加の直接対決を見ることになるかもしれない。
一方、連合艦隊や古賀長官の場面。そっちのほうは忘れるトコだった^^;。米軍が攻撃途中で離脱して、とりあえず急場は去った模様。これは史実に記されるものだろうか。
そっちの分の米軍機が「大和」や「みらい」へと向かうのか。逃げ回ってばかりの「みらい」にも、そろそろダメージを与えて欲しい。
 ̄ ̄ ̄
今日は息子の学校の運動会。
8週ぶりの土曜のお天気で、無事に順調にプログラム進行。
土日の運動会はこれが最後になるのかな。息子は短距離、リレー、長距離、応援合戦、騎馬戦などに参加しながら、係りの仕事もこなし、よく頑張ったと思う。お疲れさま。
日焼け止めをしっかり塗ったハズだが、家に帰ると顔がカサカサ、首筋もちと痛い^^;。日差しが強い中、ビデオ撮影したり応援もしたりと、私もすっかり疲れた。
一昨年は、運動会の後に、マウスプロモーションの観劇までして大変だったな。
思えば、マウスプロの第1回目公演から、学校の運動会の日程と重なったのだ。でも今回限りで、芝居と運動会が重なる心配はナシ。やれやれだ〜。
このところ、幽霊ネタの芝居ばかり観ていたが、ジパまで”幽霊(ゴースト)”ネタなのか!?と、サブタイトルに苦笑。
先週までは、やはり2艦とも撃沈という判断なのか大統領…と、マクローリィだけでなく、私も含めて、おそらく誰もが(?)そう思っていたに違いない。
ところがどっこい!
あれこれ理屈や意味深な言葉をこねくりまわし、合衆国の理念まで讃え、ここまで引っ張って引っ張って、あげくに、こういう決断を下すのかい!?
ペテン師ぶりの大統領に、いや、かいじ先生の粘着テクに、すっかり我々は振り回され騙されちゃったぜ!(~o~)
2艦とも拿捕する可能性を探るという大統領の結論。
「理性と、自由な探求」と大統領は口にするが、探求というか、興味のほうが勝ってるような気がする。
幽霊など存在しない証明。同時に、確保することで、うまくすれば米国の原爆開発にも利用してやれという欲望。
人間の欲とは計り知れない。
拿捕は撃沈よりも難しいが、いかに味方の犠牲を最小限に留めて確保するかの可能性と具体的な作戦を、グローヴスたちは練らねばならない。
彼らに追い討ちをかけるように大統領がひと言「遅延は失敗に勝る」。
まだまだそんなに時間があるのか!? だって第二次攻撃隊が既に「大和」に迫ってるんだぞ。
その疑問は後に解決。「大和」に近づく米空母機40機を、SH60Jの林原が確認。「大和」上空まであと40分。
40分とは、思ってたよりもゆっくり、結構時間がかかるものだ。
その間に、ホワイトハウスから別の命令が下されるのだろうか。その前に、角松たちと草加の直接対決を見ることになるかもしれない。
一方、連合艦隊や古賀長官の場面。そっちのほうは忘れるトコだった^^;。米軍が攻撃途中で離脱して、とりあえず急場は去った模様。これは史実に記されるものだろうか。
そっちの分の米軍機が「大和」や「みらい」へと向かうのか。逃げ回ってばかりの「みらい」にも、そろそろダメージを与えて欲しい。
 ̄ ̄ ̄
今日は息子の学校の運動会。
8週ぶりの土曜のお天気で、無事に順調にプログラム進行。
土日の運動会はこれが最後になるのかな。息子は短距離、リレー、長距離、応援合戦、騎馬戦などに参加しながら、係りの仕事もこなし、よく頑張ったと思う。お疲れさま。
日焼け止めをしっかり塗ったハズだが、家に帰ると顔がカサカサ、首筋もちと痛い^^;。日差しが強い中、ビデオ撮影したり応援もしたりと、私もすっかり疲れた。
一昨年は、運動会の後に、マウスプロモーションの観劇までして大変だったな。
思えば、マウスプロの第1回目公演から、学校の運動会の日程と重なったのだ。でも今回限りで、芝居と運動会が重なる心配はナシ。やれやれだ〜。
マウスプロ公演 銀と赤のきおく 中日&トークショー
2008年6月6日 舞台演劇マウスプロモーション第5回公演『銀と赤のきおく』中日を観てきた。
トークショーがあるにも関わらず、平日昼は空いている。
今回も初日とあまり変わらぬ座席。真ん中前方で観易いけど、ちょっと味気ない。
今回のタイトルで注目すべきは、「記憶」じゃなく「きおく」なこと。漢字で検索する方が多そう。平仮名の中に、人間以外の者が持つ深いニュアンスが含まれていそう。
普通、2回観ると、作品の中味がより理解できるものだが、今回は逆に分らなくなってきた^^;。
1部のラストは、ロビタとレオナの二人の主人公で幕が閉じ、2部を最後まで観ることにより、時空を超えた二人の関係がようやく分ってくる。
ところが結末も知った上で、あらためて1部を観直すと、時系列が複雑にクロスされているので混乱しそうになる^^;。
猿田少年は”心”を2回くすねて、1個はダリへ入れたが、もう1個はずっと保存していて、大人になってからチヒロに入れたようだ。『ダリとの再会』と『火の鳥復活編』の間で、先ず10数年の時間経過を伝えてほしい。
1部中盤からは、ロビタと、レオナ&チヒロを交互に描いたせいで、前後の時系列がごっちゃになる。レオナ&チヒロがいたからこそ、ロビタがいるのだ。先ず恋人たちをじっくり描いた後で、ロビタに焦点を充てて欲しかった。
猿田博士がロビタに入っている”心”を見て、すぐにチヒロに繋げるのも何かヘンだ。猿田博士は二人の関係性は知らないハズだから。原作通りだとしても、もう少し説明が欲しい。
音楽はだいぶ脳裏に入ってきた。ロボットのテーマのような切ない音楽は胸を揺さぶる。もうひとつ、ラストに向けての壮大な音楽も欲しかった。
1部&2部とも、展開的に少しダレるシーンがあり、ちょっぴり眠気が起きそう^^;。
暗転が多いのは諦めた。だがアンケでも書いたが、演出上の意図があるにせよ、薄闇の中で人物が動くシーンはあまりいただけない。ついさっき死んだのに移動するなんて、興醒めでもあり、余韻も起こらない^^;。
初日に書ききれなかったこと。
一昨年の『桜の花にだまされて』でお馴染み、「選挙」の大塚明夫&森田順平コンビがちょい復活w。楠見尚己の「バンザーイ!」といい、前作ファンには楽しいシーン。
その楠見さんのお嬢様、楠見藍子も初出演され、珍しい親娘共演。藍子さん@行夫の父親役は大川透。大川さん@行夫父が嘆き叫ぶシーンは熱演が冴えて見どころ。
マウスプロはどうやら若手男性の中でも、レオナ@中村俊洋、助手@佐藤雄大を本格的に売り出す模様?w
今回もエンディング後の拍手のタイミングが曖昧気味。恒例のサインボール投げも上を通過してたり。ま、いいか。友人は大川さんのボールをゲットし、これはきっと近藤さんが下さったんだよ、と二人で偲んだ。
残りは楽日。
 ̄
終演後、トークショー。
司会は、水曜マチネでも担当した、ダーリン&トワダ&手下の小上裕通。司会はあまり慣れてないようだが明るくて一所懸命。ちなみに着ているスーツは明夫さんのもの、靴は中村くんのものと借りるのが得意な方w。
出演者は、森田順平(ロビタ役)大川透(行夫父、院長役)沢城みゆき(チヒロ役)中村俊洋(レオナ役)。大川さんは麦わら帽にグラサンに付け髭に白衣と役柄網羅で登場だが、暑くて全部脱いで普通の眼鏡に。紅一点の沢城さんは白いドレス。
5公演終って折り返しの感想。一昨年と同じサンダル使用の中村くんは、舞台でこんなに台詞を喋ったのは初めてだとか。
台本読んだ時の感想と他にやりたい役など。
「地球はどっちでしょう?」にウルっときたという森田さん。十何年若かったらウルフとかやりたかったと。
その”十何年”にツッコミも入れた大川さんは、今回3つの役とも人間だと強調。ロボット役もやりたかったが、やっぱり出来ないなとw。
沢城さんは、最初は男の子役かと思ったらしい。ロボットも人の感情もやれたので美味しかったと。
レオナというやりたい役がやれてという中村くんは、原作では最初スキンヘッドなのを許して貰ったとか。
個々への質問。
森田さんの辛そうな体勢は、実は腰や膝にラクだとか。狂言のコマイがヒント。実際にロビタがいたら子供の世話をして貰う。
大川さんの手塚治虫編集本はSF短編がメインだが、その最初に入れたのが『ダリとの再会』で、今回の脚本で運命的だったとか。実際にダリがいても硬そうだからイヤだと。
沢城さんはマウス本公演は初めてだが、取り組み方が違い、稽古中も仲良くなれ楽しかったとか。「レオナ・チヒロ」の名称呼びが難しい。模型チヒロもいつも舞台袖で娘風に扱われてるそう。
中村くんの譲れないトコは髪型とファッション。今回もサイボーグ風に&近未来風にと馴染みの店にリクエスト。レオナから女ボスになるとこは、鋭い目線で足組んでだが、声はレオナより低くしていると。前回の役柄といい、次回作もこういう路線か?w
観客からの質問にも色々とお答え。
小さなハプニングで、初日で舞台袖にハケル際にレオナに引っ張られすぎてチヒロが転んでいた話にも言及。あれは見ていて、沢城さんが可哀想だったw。レオナ女ボスが明夫さん@珍を叩くシーンで、舞台袖でパチンと叩く音が合わないコトにも触れる。あれは舞台監督がされてたとかで、今日は上手くいったよう。
最後に残り4公演への意気込み。自分の決めた目標をクリアできるよう頑張りたいが、劇場ともう少し仲良くなりたいと沢城さん。舞台に立つ事が喜びでやみつきで楽しくて仕方ないと言う中村くん。
舞台裏話も聴けて、素のお顔も拝めて、濃厚で楽しい15分間だった。お疲れ様でした。
水曜マチネにあった、納谷六朗、大塚明夫、田中敦子のトークショーはいかがだったのか。
3年前みたいに、明夫さんがマイペースなトークをされてたのでは?w あの時のストッパーは、氷上さんや寺杣さんだったか。今回、中村くんが意外に普通のマトモな答え方をされていたので、逆に物足りなさ感もw。3年前の若手、小野くんは可笑しなトークで変人ぶりを披露してたしね。
トークショーがあるにも関わらず、平日昼は空いている。
今回も初日とあまり変わらぬ座席。真ん中前方で観易いけど、ちょっと味気ない。
今回のタイトルで注目すべきは、「記憶」じゃなく「きおく」なこと。漢字で検索する方が多そう。平仮名の中に、人間以外の者が持つ深いニュアンスが含まれていそう。
普通、2回観ると、作品の中味がより理解できるものだが、今回は逆に分らなくなってきた^^;。
1部のラストは、ロビタとレオナの二人の主人公で幕が閉じ、2部を最後まで観ることにより、時空を超えた二人の関係がようやく分ってくる。
ところが結末も知った上で、あらためて1部を観直すと、時系列が複雑にクロスされているので混乱しそうになる^^;。
猿田少年は”心”を2回くすねて、1個はダリへ入れたが、もう1個はずっと保存していて、大人になってからチヒロに入れたようだ。『ダリとの再会』と『火の鳥復活編』の間で、先ず10数年の時間経過を伝えてほしい。
1部中盤からは、ロビタと、レオナ&チヒロを交互に描いたせいで、前後の時系列がごっちゃになる。レオナ&チヒロがいたからこそ、ロビタがいるのだ。先ず恋人たちをじっくり描いた後で、ロビタに焦点を充てて欲しかった。
猿田博士がロビタに入っている”心”を見て、すぐにチヒロに繋げるのも何かヘンだ。猿田博士は二人の関係性は知らないハズだから。原作通りだとしても、もう少し説明が欲しい。
音楽はだいぶ脳裏に入ってきた。ロボットのテーマのような切ない音楽は胸を揺さぶる。もうひとつ、ラストに向けての壮大な音楽も欲しかった。
1部&2部とも、展開的に少しダレるシーンがあり、ちょっぴり眠気が起きそう^^;。
暗転が多いのは諦めた。だがアンケでも書いたが、演出上の意図があるにせよ、薄闇の中で人物が動くシーンはあまりいただけない。ついさっき死んだのに移動するなんて、興醒めでもあり、余韻も起こらない^^;。
初日に書ききれなかったこと。
一昨年の『桜の花にだまされて』でお馴染み、「選挙」の大塚明夫&森田順平コンビがちょい復活w。楠見尚己の「バンザーイ!」といい、前作ファンには楽しいシーン。
その楠見さんのお嬢様、楠見藍子も初出演され、珍しい親娘共演。藍子さん@行夫の父親役は大川透。大川さん@行夫父が嘆き叫ぶシーンは熱演が冴えて見どころ。
マウスプロはどうやら若手男性の中でも、レオナ@中村俊洋、助手@佐藤雄大を本格的に売り出す模様?w
今回もエンディング後の拍手のタイミングが曖昧気味。恒例のサインボール投げも上を通過してたり。ま、いいか。友人は大川さんのボールをゲットし、これはきっと近藤さんが下さったんだよ、と二人で偲んだ。
残りは楽日。
 ̄
終演後、トークショー。
司会は、水曜マチネでも担当した、ダーリン&トワダ&手下の小上裕通。司会はあまり慣れてないようだが明るくて一所懸命。ちなみに着ているスーツは明夫さんのもの、靴は中村くんのものと借りるのが得意な方w。
出演者は、森田順平(ロビタ役)大川透(行夫父、院長役)沢城みゆき(チヒロ役)中村俊洋(レオナ役)。大川さんは麦わら帽にグラサンに付け髭に白衣と役柄網羅で登場だが、暑くて全部脱いで普通の眼鏡に。紅一点の沢城さんは白いドレス。
5公演終って折り返しの感想。一昨年と同じサンダル使用の中村くんは、舞台でこんなに台詞を喋ったのは初めてだとか。
台本読んだ時の感想と他にやりたい役など。
「地球はどっちでしょう?」にウルっときたという森田さん。十何年若かったらウルフとかやりたかったと。
その”十何年”にツッコミも入れた大川さんは、今回3つの役とも人間だと強調。ロボット役もやりたかったが、やっぱり出来ないなとw。
沢城さんは、最初は男の子役かと思ったらしい。ロボットも人の感情もやれたので美味しかったと。
レオナというやりたい役がやれてという中村くんは、原作では最初スキンヘッドなのを許して貰ったとか。
個々への質問。
森田さんの辛そうな体勢は、実は腰や膝にラクだとか。狂言のコマイがヒント。実際にロビタがいたら子供の世話をして貰う。
大川さんの手塚治虫編集本はSF短編がメインだが、その最初に入れたのが『ダリとの再会』で、今回の脚本で運命的だったとか。実際にダリがいても硬そうだからイヤだと。
沢城さんはマウス本公演は初めてだが、取り組み方が違い、稽古中も仲良くなれ楽しかったとか。「レオナ・チヒロ」の名称呼びが難しい。模型チヒロもいつも舞台袖で娘風に扱われてるそう。
中村くんの譲れないトコは髪型とファッション。今回もサイボーグ風に&近未来風にと馴染みの店にリクエスト。レオナから女ボスになるとこは、鋭い目線で足組んでだが、声はレオナより低くしていると。前回の役柄といい、次回作もこういう路線か?w
観客からの質問にも色々とお答え。
小さなハプニングで、初日で舞台袖にハケル際にレオナに引っ張られすぎてチヒロが転んでいた話にも言及。あれは見ていて、沢城さんが可哀想だったw。レオナ女ボスが明夫さん@珍を叩くシーンで、舞台袖でパチンと叩く音が合わないコトにも触れる。あれは舞台監督がされてたとかで、今日は上手くいったよう。
最後に残り4公演への意気込み。自分の決めた目標をクリアできるよう頑張りたいが、劇場ともう少し仲良くなりたいと沢城さん。舞台に立つ事が喜びでやみつきで楽しくて仕方ないと言う中村くん。
舞台裏話も聴けて、素のお顔も拝めて、濃厚で楽しい15分間だった。お疲れ様でした。
水曜マチネにあった、納谷六朗、大塚明夫、田中敦子のトークショーはいかがだったのか。
3年前みたいに、明夫さんがマイペースなトークをされてたのでは?w あの時のストッパーは、氷上さんや寺杣さんだったか。今回、中村くんが意外に普通のマトモな答え方をされていたので、逆に物足りなさ感もw。3年前の若手、小野くんは可笑しなトークで変人ぶりを披露してたしね。
松竹特別公演 狐狸狐狸ばなし
2008年6月5日 舞台演劇平成二十年六月 松竹特別公演『嘉島まつり』と『狐狸狐狸ばなし』初日を観てきた。
いつも行く劇場とは明らかに客層が違う^^;。こういう豪華二本立ての観劇は明治座以来か。
チケぴあ特別割引で取れたのは前通路の座席。ステージへは遠く感じるが、役者たちの目線が結構こちらまで飛んでくるのが嬉しい。
第一部 舞踊『嘉島まつり』。約40分。
タコ焼き屋と綿菓子屋が客席通路を通ってからステージで前説。
演歌や歌謡曲と共におくる、華やかな舞踊ショー。メインは、去年のNHK大河ドラマ『風林火山』に出演した嘉島典俊と、元SKD男役トップスターの甲斐京子。
嘉島さんによる女方、立役、早替わり、立廻りを披露。特に早替わりでは、童女から女へ、武士から町人へ、そして旅姿へとものの数秒で替わり、観ているほうもつい拍手。台詞はなくとも、所作や動きだけで的確に表現されて見惚れてしまう。
甲斐さんの男役も粋でいなせで格好良い。歌って踊りながら、目線がこちらまで飛んでくると、思わずドキドキしちゃいそうw。
25分休憩。
 ̄
第二部 江戸みやげ『狐狸狐狸ばなし』。1時間位かと思ってたら約2時間あった。
何度も上演されていて初演は大阪が舞台だったとか。同じようなキャストで2年前にも上演されてたが、京都だったので行けず。
江戸末期。間男と密通している悪女と、その女を妻にもつ男が、周りを巻き込んで繰り広げる、サスペンスと笑いの時代劇。
筋だけ見てると、いかにも男女のドロドロした情痴世界に見えるが、意外やアダルトテイストのコメディタッチ。狐と狸の化かし合いのように、観客も軽めに騙していきながら、ドンデン返しがまた痛快で明るい。
お目当ての寺杣昌紀は、女好きのエセ坊主・重善役。油ぎった女房の間男だったり、金持ち娘から言い寄られたり。男冥利に尽きるほど女タラシでモッテモテw。口も達者でどーしようもない自惚れ男。
坊主頭じゃないけど短髪で爽やか、逞しく締まった身体が男らしくセクシーな寺杣さん(*^。^*)。真面目な顔の裏に妖しさを秘めたり、クールなのにどこかヌケてたり。男っぽさと子供っぽさを同居させ、格好良いのに可愛らしいっ。
前半は、そんな寺杣さん@重善が殆ど主役状態で目が釘付け(^.^)。
悪女の女房おきわが山本陽子。おきわは情熱的で純粋で可愛くも見える。
その夫で元女方の伊之助に松村雄基。久々に拝んだお顔には皺も増えていたが、細身長身と関西弁を駆使し、優雅な所作と動きで役に溶け込み、会場に笑いを添える。
中山仁も老け顔になったが、善良さの中にトボけた味わいで、後半めきめき存在感を増す。
一部でタコ焼き屋もされていた曽我廼家寛太郎がキーマンかな。一部で主役の嘉島さんの意外な役どころにもビックリ。てか、あれじゃ寺杣さんがツブされてしまう〜w。
寺杣さんのデュエットも聴けたり、お経も少し聞こえたりw。吃驚仰天するオーバー気味でコミカルなところも笑いを誘う。食べてる演技も上手いなぁ。山本陽子さんとの息もぴったり。
堅苦しさは殆どなく、アドリブだか芝居だか分らない自由な感じも楽しめ、役者の力量も如何なく発揮されそうだ。公演が重なるにつれ、アドリブも加速し新たな発見もありそう。
また、中日と楽日に観劇予定。今度は前方席で徐々に右へ移動。
 ̄ ̄ ̄
明日はマウスプロを観劇。
水曜マチネに石田さんがいらしてたそうだが、木曜ソワレには関俊彦さんがいらしてたとか(現地実況ありがとうですw)。
いつも行く劇場とは明らかに客層が違う^^;。こういう豪華二本立ての観劇は明治座以来か。
チケぴあ特別割引で取れたのは前通路の座席。ステージへは遠く感じるが、役者たちの目線が結構こちらまで飛んでくるのが嬉しい。
第一部 舞踊『嘉島まつり』。約40分。
タコ焼き屋と綿菓子屋が客席通路を通ってからステージで前説。
演歌や歌謡曲と共におくる、華やかな舞踊ショー。メインは、去年のNHK大河ドラマ『風林火山』に出演した嘉島典俊と、元SKD男役トップスターの甲斐京子。
嘉島さんによる女方、立役、早替わり、立廻りを披露。特に早替わりでは、童女から女へ、武士から町人へ、そして旅姿へとものの数秒で替わり、観ているほうもつい拍手。台詞はなくとも、所作や動きだけで的確に表現されて見惚れてしまう。
甲斐さんの男役も粋でいなせで格好良い。歌って踊りながら、目線がこちらまで飛んでくると、思わずドキドキしちゃいそうw。
25分休憩。
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第二部 江戸みやげ『狐狸狐狸ばなし』。1時間位かと思ってたら約2時間あった。
何度も上演されていて初演は大阪が舞台だったとか。同じようなキャストで2年前にも上演されてたが、京都だったので行けず。
江戸末期。間男と密通している悪女と、その女を妻にもつ男が、周りを巻き込んで繰り広げる、サスペンスと笑いの時代劇。
筋だけ見てると、いかにも男女のドロドロした情痴世界に見えるが、意外やアダルトテイストのコメディタッチ。狐と狸の化かし合いのように、観客も軽めに騙していきながら、ドンデン返しがまた痛快で明るい。
お目当ての寺杣昌紀は、女好きのエセ坊主・重善役。油ぎった女房の間男だったり、金持ち娘から言い寄られたり。男冥利に尽きるほど女タラシでモッテモテw。口も達者でどーしようもない自惚れ男。
坊主頭じゃないけど短髪で爽やか、逞しく締まった身体が男らしくセクシーな寺杣さん(*^。^*)。真面目な顔の裏に妖しさを秘めたり、クールなのにどこかヌケてたり。男っぽさと子供っぽさを同居させ、格好良いのに可愛らしいっ。
前半は、そんな寺杣さん@重善が殆ど主役状態で目が釘付け(^.^)。
悪女の女房おきわが山本陽子。おきわは情熱的で純粋で可愛くも見える。
その夫で元女方の伊之助に松村雄基。久々に拝んだお顔には皺も増えていたが、細身長身と関西弁を駆使し、優雅な所作と動きで役に溶け込み、会場に笑いを添える。
中山仁も老け顔になったが、善良さの中にトボけた味わいで、後半めきめき存在感を増す。
一部でタコ焼き屋もされていた曽我廼家寛太郎がキーマンかな。一部で主役の嘉島さんの意外な役どころにもビックリ。てか、あれじゃ寺杣さんがツブされてしまう〜w。
寺杣さんのデュエットも聴けたり、お経も少し聞こえたりw。吃驚仰天するオーバー気味でコミカルなところも笑いを誘う。食べてる演技も上手いなぁ。山本陽子さんとの息もぴったり。
堅苦しさは殆どなく、アドリブだか芝居だか分らない自由な感じも楽しめ、役者の力量も如何なく発揮されそうだ。公演が重なるにつれ、アドリブも加速し新たな発見もありそう。
また、中日と楽日に観劇予定。今度は前方席で徐々に右へ移動。
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明日はマウスプロを観劇。
水曜マチネに石田さんがいらしてたそうだが、木曜ソワレには関俊彦さんがいらしてたとか(現地実況ありがとうですw)。
SPC 鈴舟 旗揚げ公演 想い出のグリーングラス 初日
2008年6月4日 舞台演劇Special Playing Company 鈴舟の旗揚げ公演『想い出のグリーングラス』初日を観てきた。
昨年9月に10年間の歴史に幕を閉じた鈴置洋孝プロデュースから生まれたカンパニー。「鈴置さんが造った舟に乗って芝居作りという航海に出る」と言う意味のユニット名だという。鈴置プロデュースクラブの頭文字”SPC”を半ばこじつけのようにして新たに付けたとか。
第1作目の演出はもちろん堤泰之氏。脚本は『ムーンリバー』の桑原裕子氏。キャストはお馴染みの内海賢二、麻生美代子、和田太美夫、原案も担当した田中完。達者な役者陣に加え、新しく若い力も加わり、晴れて出航を迎えた。
この目出度き初日を、最前列という座席で拝めるのは光栄なことだ。
芝生や池のある公園が舞台。新聞には載らない人たちの遠い想い出と記憶が絡み合い、彼らの絆と旅立ちを描くハートフル・ファンタジー。
故・鈴置さん時代の流れを汲むテイストながら、役者たちの意気込みや情熱がひと際感じられ圧倒されつつ、笑いあり涙あり、ジンと込み上げる温かさに触れた話で感動した。
アップダウンと精巧さで工夫された舞台装置が先ず面白い。これだとフラットでも芝居が観易く分り易く親切丁寧。
暗転後の時間経過が意外と少ないもどかしさは残るが、起承転結の明確な展開で集中できる。
役者さん殆どが声がデカイ! 役者さんの溌剌機敏な演技と抜群のタイミングや間には感服。どのキャラクターも個性的な境遇だが、役者同様、嫌味なく共鳴できそう。
条件的にはよくあるネタだが、人物たちが微妙に絡む中で膨らむ様子が心地いい。
単純で分り易い台詞に、桑原さんのセンスが光る笑いや毒もあり。そして出航に相応しいオマージュが待っている。
特に内海賢二さんが、70代という年齢にも関わらず、誰よりもパワフルで覇気がある。声の大きさや存在感もスゴイが、疲れも見せないアクションには目を瞠る。頑固で強面の顔が、徐々に柔和な笑顔に変化していくのも味わい深い。ラオウ@内海さんからアノ台詞まで聞けるとはw。
麻生美代子さんは、いつもの飄々とされた超人風なお年寄り。こちらも80代には見えぬほど足腰もしっかりされて、抜群の存在感でフシギな魅力を振りまく。
和田太美夫の善良ぽく見える演技、田中完の人情味ある演技も見どころ。大谷典之、横山真二、中野順一朗ら若手は、其々なりのイケメンぽさで勝負かw。
主婦として共感もさせた三谷悦代の気風のいい台詞回しが好み。「ハゲてしまえ!」なんて一度は言ってみたいものだw。吉祥美玲恵は母性本能いっぱい。
梁島美保と小林由美子は初見だが、”大小”の見事なコメディにたっぷり笑った(^o^)。見た目と本質のアンバランスさもグー。
麻生さん演じる芝さんが、昔を思い出す中でしきりに「あの人」と口に出すのだが、「あの人」にどうしても故・鈴置洋孝さんを重ねてしまうのは自然。
芝さんがあの時言った言葉は、そのまま麻生さんの本音だったのだろうか。でも「まだまだ」と押し留まらせたみんなの優しさは確かに本物だったのだろう。
その後の暗転が長くて良かった。込み上げてきた熱い涙を振り払うのに時間がかかったから(;_;)。
鈴置プロデュース時代と比べて、役者やスタッフの皆さんの心の何かが変わったようにも思う。
今、ひとつになった帆をあげて、大海原へと漕ぎ出でていく”鈴舟”の皆さん。さぁ出航だ!と声をあげる役者たち。想い出を胸に抱き、新しい日を目指して、舟は走り続ける。
ここは、ボン・ボヤージ!と声をかけて、行く先を温かく見守っていきたい。
鈴舟の次回公演は、来年2/25〜3/1の『オンリー・ユー』。このまま永遠のスタンダードナンバー・シリーズとなるのだろうかw。
その前に麻生さんと田中さんは、秋のDC公演に客演。タイトルは『BIRTHDAY〜2008〜』(仮タイトル)。TARAKOさんや、中尾さん&関さんからも、鈴舟に花壇が届いていた。
昨年9月に10年間の歴史に幕を閉じた鈴置洋孝プロデュースから生まれたカンパニー。「鈴置さんが造った舟に乗って芝居作りという航海に出る」と言う意味のユニット名だという。鈴置プロデュースクラブの頭文字”SPC”を半ばこじつけのようにして新たに付けたとか。
第1作目の演出はもちろん堤泰之氏。脚本は『ムーンリバー』の桑原裕子氏。キャストはお馴染みの内海賢二、麻生美代子、和田太美夫、原案も担当した田中完。達者な役者陣に加え、新しく若い力も加わり、晴れて出航を迎えた。
この目出度き初日を、最前列という座席で拝めるのは光栄なことだ。
芝生や池のある公園が舞台。新聞には載らない人たちの遠い想い出と記憶が絡み合い、彼らの絆と旅立ちを描くハートフル・ファンタジー。
故・鈴置さん時代の流れを汲むテイストながら、役者たちの意気込みや情熱がひと際感じられ圧倒されつつ、笑いあり涙あり、ジンと込み上げる温かさに触れた話で感動した。
アップダウンと精巧さで工夫された舞台装置が先ず面白い。これだとフラットでも芝居が観易く分り易く親切丁寧。
暗転後の時間経過が意外と少ないもどかしさは残るが、起承転結の明確な展開で集中できる。
役者さん殆どが声がデカイ! 役者さんの溌剌機敏な演技と抜群のタイミングや間には感服。どのキャラクターも個性的な境遇だが、役者同様、嫌味なく共鳴できそう。
条件的にはよくあるネタだが、人物たちが微妙に絡む中で膨らむ様子が心地いい。
単純で分り易い台詞に、桑原さんのセンスが光る笑いや毒もあり。そして出航に相応しいオマージュが待っている。
特に内海賢二さんが、70代という年齢にも関わらず、誰よりもパワフルで覇気がある。声の大きさや存在感もスゴイが、疲れも見せないアクションには目を瞠る。頑固で強面の顔が、徐々に柔和な笑顔に変化していくのも味わい深い。ラオウ@内海さんからアノ台詞まで聞けるとはw。
麻生美代子さんは、いつもの飄々とされた超人風なお年寄り。こちらも80代には見えぬほど足腰もしっかりされて、抜群の存在感でフシギな魅力を振りまく。
和田太美夫の善良ぽく見える演技、田中完の人情味ある演技も見どころ。大谷典之、横山真二、中野順一朗ら若手は、其々なりのイケメンぽさで勝負かw。
主婦として共感もさせた三谷悦代の気風のいい台詞回しが好み。「ハゲてしまえ!」なんて一度は言ってみたいものだw。吉祥美玲恵は母性本能いっぱい。
梁島美保と小林由美子は初見だが、”大小”の見事なコメディにたっぷり笑った(^o^)。見た目と本質のアンバランスさもグー。
麻生さん演じる芝さんが、昔を思い出す中でしきりに「あの人」と口に出すのだが、「あの人」にどうしても故・鈴置洋孝さんを重ねてしまうのは自然。
芝さんがあの時言った言葉は、そのまま麻生さんの本音だったのだろうか。でも「まだまだ」と押し留まらせたみんなの優しさは確かに本物だったのだろう。
その後の暗転が長くて良かった。込み上げてきた熱い涙を振り払うのに時間がかかったから(;_;)。
鈴置プロデュース時代と比べて、役者やスタッフの皆さんの心の何かが変わったようにも思う。
今、ひとつになった帆をあげて、大海原へと漕ぎ出でていく”鈴舟”の皆さん。さぁ出航だ!と声をあげる役者たち。想い出を胸に抱き、新しい日を目指して、舟は走り続ける。
ここは、ボン・ボヤージ!と声をかけて、行く先を温かく見守っていきたい。
鈴舟の次回公演は、来年2/25〜3/1の『オンリー・ユー』。このまま永遠のスタンダードナンバー・シリーズとなるのだろうかw。
その前に麻生さんと田中さんは、秋のDC公演に客演。タイトルは『BIRTHDAY〜2008〜』(仮タイトル)。TARAKOさんや、中尾さん&関さんからも、鈴舟に花壇が届いていた。
マウスプロ公演 銀と赤のきおく 初日/バンパイヤ
2008年6月3日 舞台演劇夜から、マウスプロモーション第5回公演『銀と赤のきおく』初日を観てきた。
チケット引換えだが、先ず受付の”先行予約”と”一般受付”のどちらに行けばいいかで皆さん迷う。”ハガキ引換えはこちら”という張り紙でもしとけばいいのに。
頂いたチケ全部とも、一昨年と違って前方席真ん中ブロックなので一安心。ここの劇場は4列目までフラットなのが難。
手塚治虫生誕80周年記念。脚色・演出は池田政之。
マウスプロ役者さんが、ベテランから新人まで総勢40人がご出演。2年ぶりの舞台は、恒例の”桜”シリーズではないのが残念だが、約2時間20分のスケールの大きなドラマチックな舞台となった。
手塚作品原案を2つ絡ませたストーリー。未読の『ダリとの再会』は、舞台前半部分で網羅。中盤から後半は『火の鳥復活編』となり、遙か昔に読んだきりだった私の”記憶”を少しずつ呼び覚ましてくれるような、懐かしい興奮を味わう。
記憶という人間にしかない心をもったロボットを軸に、ロボットに恋したサイボーグ人間や、絡み合う人間たちの生命に対する貪欲さを描いた話。
タイトルの”銀”とは無機質な機械のことであり、”赤”とは血の通う人間のことであり。実は、心を持った機械(ロボット)こそが、人間以上に純粋で切ない心をもっているのではないか、という問いかけと警鐘でもあるようだ。
最初は、『ダリ』と『復活編』のエピが混ざり合い、パッチワークのような散漫さを感じ、なかなか物語の世界に没入しにくい難しさがある。
暗転も多く、スピーディさが少々失われがち。薄い暗転の中での役者の動きも見えてしまう。
効果音もほんの少し合ってないような感じ^^;。使われてる音楽も今回は印象が薄く、ラストをもっと盛り上げて欲しかった。
シンプルな舞台装置だが、中央の大きな円盤が地球や心を模したりもして、面白い使われ方。
大所帯の上に兼ね役が多く、最初は群集劇の雰囲気だが、誰が何の役をやっているかの発見の楽しみはある。
メインはロビタとレオナ&チヒロだと分ってくるが、ダリや猿田などのキーマンもいて、焦点をなかなか絞れず、人物への感情移入がし辛い。
初日だからか、全体的に台詞のカミが目立ち、もう少し演技と演出の進展が求められそう。
森田順平が登場した当初は驚いたが、淡々とした無色の表情と動きがだんだん自然に見えるほど達者な演技。
初の大役、中村俊洋は若さ溢れる熱演とルックスで話を引っ張るが、目を瞠るようなオーラはもう少し先か。
沢城みゆきが今回の掘り出し物。堅実でひたむきな演技は愛らしい。少年声も生かして、兼ね役もさせて欲しかったかも。
納谷六朗はさすがの存在感。中庸助、楠見尚己、小形満のベテラン勢も見どころ。大川透はホントに舞台に立つのが嬉しそうな様子。
谷育子がアドリブを駆使して笑いをとる。これは毎回ネタが変わりそう。沢海陽子と田中敦子はどちらも”女ボス”だがw、沢海さんが妖艶で敦子さんが知的。
田中敦子&大塚明夫ではちょっぴり素子&バトーなシーン。明夫さん、奥様がいながら敦子さんにセクハラっぽいマネもw。
前半の大谷育江の声は、可愛くて純粋で抱きしめたくなる程。わらび座では新妻聖子だったが、火の鳥の声はNHKアニメと同じく田中敦子さん。どちらも声に慈愛と凛々しさがある。
若手では、増田隆之、宮澤真一、三浦綾乃の演技が印象的。ロボットの行進や、ダンスなど、しっかりトレーニングと稽古を積み重ねた成果が出ている。
割とあっけないエンディングで拍手のタイミングがちと難しい。初日の挨拶もなし。恒例のサインボール投げでようやく客席も賑やか。前方過ぎてボールは来ず^^;。
とりあえず中日、楽日とあと2回観る予定。
平日昼にはトークショーも控えており、役者からの秘話や舞台裏話がまた聴けそう。
物販で、パンフと寄せ書きサイン入りエコバッグを3種ゲット。明夫さんのサイン入り写真集もあり。
 ̄
パンフで大川透さんの書かれているコメントに、しみじみと切なくなる(;_;)。もうすぐ近藤玲子さんの一周忌。
パンフで、手塚治虫作品についての思い出を皆さんが語っているが、私も思うことがあり。
月曜夜の『スマスマ』に水谷豊がゲストしてたが、デビュー作として『バンパイヤ』の映像がチラと流れていて懐かしかった。
手塚作品のTV作品では、『鉄腕アトム』や『リボンの騎士』はリアルタイムで見た覚えがない。『ジャングル大帝』や『ワンダー3』は観てはいたが、その前に漫画と一緒に脳裏にこびり付いているのが、実写とアニメの合成で今でいう特撮の『バンパイヤ』である。
モノクロ仕立てがまたダークな感じで、いつもビクビクしながらの怖いもの見たさ気分。
主題歌「バンパイヤの歌♪」は今でも歌えるがw、「悪の手先、ヘイ!ロック♪」のバラードも好きだったv。トッペイが狼に変身していく様子にもゾクゾク。当時16歳だった水谷豊は、漫画と比べて老け気味の顔だったが初々しく可愛かった。
何といってもトッペイとロックの関係に注目。今でいうとLとライトな関係ぽいw。クールな攻めロックに、悩み反逆する受けトッペイ。数ある手塚作品においても、男VS男の作品に惹かれるのは、やはり子供の頃からBL気質だったから?w
手塚治虫氏がTV『バンパイヤ』に出演されてたのも有名。あれで、手塚氏ご本人の顔と虫プロの存在を知ったのだろう。
チケット引換えだが、先ず受付の”先行予約”と”一般受付”のどちらに行けばいいかで皆さん迷う。”ハガキ引換えはこちら”という張り紙でもしとけばいいのに。
頂いたチケ全部とも、一昨年と違って前方席真ん中ブロックなので一安心。ここの劇場は4列目までフラットなのが難。
手塚治虫生誕80周年記念。脚色・演出は池田政之。
マウスプロ役者さんが、ベテランから新人まで総勢40人がご出演。2年ぶりの舞台は、恒例の”桜”シリーズではないのが残念だが、約2時間20分のスケールの大きなドラマチックな舞台となった。
手塚作品原案を2つ絡ませたストーリー。未読の『ダリとの再会』は、舞台前半部分で網羅。中盤から後半は『火の鳥復活編』となり、遙か昔に読んだきりだった私の”記憶”を少しずつ呼び覚ましてくれるような、懐かしい興奮を味わう。
記憶という人間にしかない心をもったロボットを軸に、ロボットに恋したサイボーグ人間や、絡み合う人間たちの生命に対する貪欲さを描いた話。
タイトルの”銀”とは無機質な機械のことであり、”赤”とは血の通う人間のことであり。実は、心を持った機械(ロボット)こそが、人間以上に純粋で切ない心をもっているのではないか、という問いかけと警鐘でもあるようだ。
最初は、『ダリ』と『復活編』のエピが混ざり合い、パッチワークのような散漫さを感じ、なかなか物語の世界に没入しにくい難しさがある。
暗転も多く、スピーディさが少々失われがち。薄い暗転の中での役者の動きも見えてしまう。
効果音もほんの少し合ってないような感じ^^;。使われてる音楽も今回は印象が薄く、ラストをもっと盛り上げて欲しかった。
シンプルな舞台装置だが、中央の大きな円盤が地球や心を模したりもして、面白い使われ方。
大所帯の上に兼ね役が多く、最初は群集劇の雰囲気だが、誰が何の役をやっているかの発見の楽しみはある。
メインはロビタとレオナ&チヒロだと分ってくるが、ダリや猿田などのキーマンもいて、焦点をなかなか絞れず、人物への感情移入がし辛い。
初日だからか、全体的に台詞のカミが目立ち、もう少し演技と演出の進展が求められそう。
森田順平が登場した当初は驚いたが、淡々とした無色の表情と動きがだんだん自然に見えるほど達者な演技。
初の大役、中村俊洋は若さ溢れる熱演とルックスで話を引っ張るが、目を瞠るようなオーラはもう少し先か。
沢城みゆきが今回の掘り出し物。堅実でひたむきな演技は愛らしい。少年声も生かして、兼ね役もさせて欲しかったかも。
納谷六朗はさすがの存在感。中庸助、楠見尚己、小形満のベテラン勢も見どころ。大川透はホントに舞台に立つのが嬉しそうな様子。
谷育子がアドリブを駆使して笑いをとる。これは毎回ネタが変わりそう。沢海陽子と田中敦子はどちらも”女ボス”だがw、沢海さんが妖艶で敦子さんが知的。
田中敦子&大塚明夫ではちょっぴり素子&バトーなシーン。明夫さん、奥様がいながら敦子さんにセクハラっぽいマネもw。
前半の大谷育江の声は、可愛くて純粋で抱きしめたくなる程。わらび座では新妻聖子だったが、火の鳥の声はNHKアニメと同じく田中敦子さん。どちらも声に慈愛と凛々しさがある。
若手では、増田隆之、宮澤真一、三浦綾乃の演技が印象的。ロボットの行進や、ダンスなど、しっかりトレーニングと稽古を積み重ねた成果が出ている。
割とあっけないエンディングで拍手のタイミングがちと難しい。初日の挨拶もなし。恒例のサインボール投げでようやく客席も賑やか。前方過ぎてボールは来ず^^;。
とりあえず中日、楽日とあと2回観る予定。
平日昼にはトークショーも控えており、役者からの秘話や舞台裏話がまた聴けそう。
物販で、パンフと寄せ書きサイン入りエコバッグを3種ゲット。明夫さんのサイン入り写真集もあり。
 ̄
パンフで大川透さんの書かれているコメントに、しみじみと切なくなる(;_;)。もうすぐ近藤玲子さんの一周忌。
パンフで、手塚治虫作品についての思い出を皆さんが語っているが、私も思うことがあり。
月曜夜の『スマスマ』に水谷豊がゲストしてたが、デビュー作として『バンパイヤ』の映像がチラと流れていて懐かしかった。
手塚作品のTV作品では、『鉄腕アトム』や『リボンの騎士』はリアルタイムで見た覚えがない。『ジャングル大帝』や『ワンダー3』は観てはいたが、その前に漫画と一緒に脳裏にこびり付いているのが、実写とアニメの合成で今でいう特撮の『バンパイヤ』である。
モノクロ仕立てがまたダークな感じで、いつもビクビクしながらの怖いもの見たさ気分。
主題歌「バンパイヤの歌♪」は今でも歌えるがw、「悪の手先、ヘイ!ロック♪」のバラードも好きだったv。トッペイが狼に変身していく様子にもゾクゾク。当時16歳だった水谷豊は、漫画と比べて老け気味の顔だったが初々しく可愛かった。
何といってもトッペイとロックの関係に注目。今でいうとLとライトな関係ぽいw。クールな攻めロックに、悩み反逆する受けトッペイ。数ある手塚作品においても、男VS男の作品に惹かれるのは、やはり子供の頃からBL気質だったから?w
手塚治虫氏がTV『バンパイヤ』に出演されてたのも有名。あれで、手塚氏ご本人の顔と虫プロの存在を知ったのだろう。
マ王!/ドルアーガの塔/PIPOPA
2008年6月2日 アニメ声優漫画木金土曜の深夜アニメは殆ど周回遅れだが^^;、とりあえずTVアニメなぞ。
木曜『今日からマ王!』第87話
有利=マ王の力を見届けようと、今回は傍観に徹するサラレギー&ベリエス。サラとの信頼度が厚いのか、あくまで不言実行で仕えるベリエスが格好良いv。コンラッドに密かにライバル心を抱いたり、鋭敏な剣捌きを見せたり。東地宏樹の声はあまり聞けないが、喋らない分ミステリアスなキャラで釘付け。
てらそままさき@アーダルベルトもほどほどの活躍を見せて、嬉しい展開だった。
金曜深夜『ドルアーガの塔』第9話
モンスター合戦後、バラバラになったジル&ニーバの一行。何故みんな男女ペアになるの!? メルトとケルブを一緒にするとか、男男ペアでも面白そうだったのに。
3人組のカリー達は、ひと時の団欒に和む。だが、カリーの笑顔はこれが見納めだったのか。ここにきてカリーがあっけなくヤられちゃった!? 目、開けたままだし。ガーン(~o~)。石田彰キャラだからと油断してたぜ。確かに「お笑いに塗りこめられてはいるが、ここは地獄に違いない」(byメルト@キリコ)。
なんの。てらそまさん@ケルブもいるし、郷田ほづみ@メルトは憎まれっこ世に憚るだろうから^^;、まだまだ観るつもりだが、これって1クールなんだろうか?
ジルの声を聞いて、「宮野真守?」と我が息子が訊いてきたが、テニミュという共通点もあるし、ちょっぴり声優キャラ性は似てるかw。
土曜深夜『二十面相の娘』第7話
先週は二十面相一味の壮絶な末路に驚愕して言葉も出なかったが、今回から新展開か。チコの前に、明智探偵がさりげに登場。眼鏡の和装でオットリ系。浜田賢二の優しげな声が、内田夕夜の声とも似てるので、もしや二十面相が明智に変装!?と一瞬思ってしまった。田中敦子さんのブログにもお二人並んだ写真があったが、お顔も似てるよなぁ。
日曜『ネットゴーストPIPOPA』第9話
東地宏樹ゲスト情報で観てみた。いつもありがとうです。
オープニングから、私は誰でしょう?の東地さんキャラ。東地さんの役は相沢護というバイト青年。東地さんには珍しく、人の良さそうなユルユルのほほ〜んキャラ。悪気はなさそうだが仕事は脱線気味で、雇うほうが大変だ。あんなのが実際に身近にいたらイライラしそう。でも東地さんキャラだから、きっと秘密や裏がありそうな気もするが?^^; ゲストなのかサブなのか、一応今後もチェックしとこう。キバの後っていうのがねぇ。
日曜『コードギアス 反逆のルルーシュR2』
第9話のハズが、アキバで芸人たちがゲーム合戦。ルル本編にもあまり関係なく^^;。もしや進行遅れの急場しのぎだったのか!?^^;
木曜『今日からマ王!』第87話
有利=マ王の力を見届けようと、今回は傍観に徹するサラレギー&ベリエス。サラとの信頼度が厚いのか、あくまで不言実行で仕えるベリエスが格好良いv。コンラッドに密かにライバル心を抱いたり、鋭敏な剣捌きを見せたり。東地宏樹の声はあまり聞けないが、喋らない分ミステリアスなキャラで釘付け。
てらそままさき@アーダルベルトもほどほどの活躍を見せて、嬉しい展開だった。
金曜深夜『ドルアーガの塔』第9話
モンスター合戦後、バラバラになったジル&ニーバの一行。何故みんな男女ペアになるの!? メルトとケルブを一緒にするとか、男男ペアでも面白そうだったのに。
3人組のカリー達は、ひと時の団欒に和む。だが、カリーの笑顔はこれが見納めだったのか。ここにきてカリーがあっけなくヤられちゃった!? 目、開けたままだし。ガーン(~o~)。石田彰キャラだからと油断してたぜ。確かに「お笑いに塗りこめられてはいるが、ここは地獄に違いない」(byメルト@キリコ)。
なんの。てらそまさん@ケルブもいるし、郷田ほづみ@メルトは憎まれっこ世に憚るだろうから^^;、まだまだ観るつもりだが、これって1クールなんだろうか?
ジルの声を聞いて、「宮野真守?」と我が息子が訊いてきたが、テニミュという共通点もあるし、ちょっぴり声優キャラ性は似てるかw。
土曜深夜『二十面相の娘』第7話
先週は二十面相一味の壮絶な末路に驚愕して言葉も出なかったが、今回から新展開か。チコの前に、明智探偵がさりげに登場。眼鏡の和装でオットリ系。浜田賢二の優しげな声が、内田夕夜の声とも似てるので、もしや二十面相が明智に変装!?と一瞬思ってしまった。田中敦子さんのブログにもお二人並んだ写真があったが、お顔も似てるよなぁ。
日曜『ネットゴーストPIPOPA』第9話
東地宏樹ゲスト情報で観てみた。いつもありがとうです。
オープニングから、私は誰でしょう?の東地さんキャラ。東地さんの役は相沢護というバイト青年。東地さんには珍しく、人の良さそうなユルユルのほほ〜んキャラ。悪気はなさそうだが仕事は脱線気味で、雇うほうが大変だ。あんなのが実際に身近にいたらイライラしそう。でも東地さんキャラだから、きっと秘密や裏がありそうな気もするが?^^; ゲストなのかサブなのか、一応今後もチェックしとこう。キバの後っていうのがねぇ。
日曜『コードギアス 反逆のルルーシュR2』
第9話のハズが、アキバで芸人たちがゲーム合戦。ルル本編にもあまり関係なく^^;。もしや進行遅れの急場しのぎだったのか!?^^;