映画『クライマーズ・ハイ』初日舞台挨拶をMさんと観てきた。

上映後、プレス関係者が多数集合。ステージ上で、撮影のチェック、ダブルチェックw。この映画館の前に、別所で急遽舞台挨拶が開かれたので、他社に抜かれたっ^^;とヤキモキ。

女性MCの紹介で、出演者が登壇。向かって左手から、でんでん(亀嶋役)高嶋政宏(安西役)堺雅人(佐山達哉役)堤真一(悠木和雅役)尾野真千子(玉置千鶴子役)マギー(吉井役)原田眞人(監督・脚本)の順番で、計7人という豪華さ。
堤さんは「感じていただければ僕は満足です」堺さんは「去年の今頃、暑い毎日を、今想い出しています」。他の皆さんは、この作品に出会えたこと、めぐり合ったことに感謝するコメント。監督は、去年7/5にクランクインだったので因縁めいたことを感じて観劇されてる様子。

堤さんは、濃いスーツでインナーシャツがグレー。逆に堺さんは、濃いシャツでグレーのスーツ。共にノーネクタイで、事前に打ち合わせたような衣装w。二人とも他の人が話してる間は、堤さんはマイク持った右手首を左手で持ち、堺さんはマイク持った左手首を右手で持って、まるで対称的なポーズで姿勢良く立つ。まるで兄弟のように息ぴったりの綺麗な佇まいでウットリ(*^。^*)。

現場もドキュメンタリーの様相だったことについて堤さんは、監督が台詞を間違えても段取りが変わっても最後まで撮り続けて、俳優もその場その場で対応しなくてはならず、リアルな緊張感を味わったことを語る。
それまで静かな笑みをたたえてた堺さんだが、悠木にぶつかっていくシーンをMCに尋ねられ、スピーカーからの声だと勘違い、一瞬素の顔で噴き出して笑い可愛かったv。本物の記者のように、本気の目と熱意を反映させたといい、本気の男が本気の仕事をするようにと強調した。

尾野さんは、男臭い所だったので女として負けないようにしたとコメント。でんでんさんはランニングについて。マギーさんは鍵を握るというか、鍵を動かす男w。でんでんさんは撮影中でも、50人分の似顔絵を描いていたらしいw。

ここで、3日にお誕生日を迎えた原田監督と、7日に迎える堤さんに会場からも拍手。堤さんは「この歳でめでたいのか分らない」「去年は前橋のホテルでお祝いして貰ったが撮影中で、今年はようやくハメを外せる」と安堵する言葉。
誕生日記念と大ヒット祈願で、特大の”号外新聞”ケーキが、”北関”の腕章を付けた人達の手によって壇上に登場。整理部部長のでんでんさんが「見出しがない」と言い、マギーさんが舞台袖から大きなプレートを持って来る。
【クライマーズ・ハイ 大ヒットスタート!!】と書かれたプレートを監督と堤さんがケーキに付けて完成! 皆がケーキに集まって、フォトセッション&ムービー撮影。

ケーキが出てきて堤さんは緊張が解れたのか、やたらケーキに近づく様子w。左袖にクリームがちょこっと付いたのか、隣の堺さんに見て貰って苦笑し合っていたり(^.^)。撮影終了後は油断したのか、今度は右袖にクリームが付いて、でんでんさんがハンカチで拭く場面も。悠木と同じように、やんちゃぶりを発揮してた堤さんv。

最後に原田監督が、「カズマサ」という役名は生涯二作品だと述べ、全権デスクと監督業の共通点を語る。観客の皆さんと一緒に一つのトーチとして、心をこめて繋いでいきましょうと熱く語った。
登壇者が退場する中、にこやかに手を振る堤さんと、舞台スミで礼儀正しくお辞儀をする堺さんで、最後も対照的だった。
それにしても、出演舞台上ではあまり拝めない、珍しい堺さんのスーツ姿を目に焼き付けて良かったv。

舞台挨拶が20分以上で、丸々3時間。終了後、皆が劇場前で集まってる中、私もMさんと一緒にちょっぴり出待ち。ほどなくマイクロバスが到着し、出演者がビルから次々に出てきて乗り込む。
堺さんがトップで、堤さんが3〜4人後。拍手やコールで場が賑やかに。二人とも暑かったのかジャケットを脱いでいた。堤さんはバス中からも外へ手を振る。お疲れ様でした。


映画本編。雑感は試写会時にて済み。

後ほど色々とコメントもしたいが、とにかく、大好きな堤真一さんと堺雅人さんの初共演作としてだけでも、私には美味しすぎる永遠の一作品である。
夏の新番アニメひとこと雑感。先ず半分。

7/2(水)『スレイヤーズ REVOLUTION』第1話
シリーズ最新作で同じ声優陣が再結集。OP映像のゼロスがやけに目立っていて、これじゃ仲間というかラスボス風w。でも1話には登場せず。本編最初は一瞬『ワンピ』かとw。11年前と同じ雰囲気でハチャメチャ豪快暴走のノリだが、当時はそれなりに笑えたのに、今は何故かノレなくて虚しい^^;。
林原めぐみ@リナのはちきれんばかりの声が懐かしいが、最近クールな役が多い鈴木真仁@アメリアのテンション高い声も久しぶり。大塚明夫@ワイザーは三枚目的役どころ? 『マイメロ』に続き声優業も好調、クッピー@加藤夏希といえば『ギララの逆襲』が楽しみだ。

7/2(水)『セキレイ』第1話
番宣でも流れたが、OPナレーションから関俊彦の快活な声が響く。またも偶然の出会いにやたら映るパンツ、デカいオッパイとヒップがいっぱい披露のお色気路線かい^^;。ラストで関さん@御中広人が結にミッション。エロい言い方に聞こえるw。内容には興味がわかないが、関さんのために観るしかないか。

7/2(水)『魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜』第1話
前作とは同じ世界観だが、別モノの物語。実写映画公開も予定されてるためか、北海道・美瑛の風景にも実写を使用。魔法士をめざし上京しようとするソラの姿を1話では丁寧に描く。ハートウォーミングな雰囲気は前作のまま。『図書館戦争』の井上麻里奈と前野智昭も共演。

7/3(木)『スケアクロウマン』第1話
柔らかな感覚のフルCGアニメ。ひとりぼっちのカカシ男の生い立ちとアリス一家と暮らすまでを丹念に追う。ものを直し修理したりと器用なスケアクロウマンだが、エネルギー源は何だろう?野島裕史の柔和で誠実な声がピッタリ。

7/3(木)『西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜』第1話
アニメに原作の絵を期待してはいけない^^;。これは『アンティーク』という作品なのだから。前後の提供を言うのもキャラの役目か(藤原啓治@橘)。
三木眞一郎@小野の”魔性のゲイ”っぷりがノリノリで愉快w。黒い羽は『のだめ』みたいなイメージか!? 宮野真守@神田のやんちゃな演技は好きだな。アっちゃんが谷山紀章でビックリだが、中井和哉も意外な役どころ。声優目当てとなりそうだ。

7/3(木)『ストライクウィッチーズ』第1話
こっちは、OPナレーションから郷田ほづみの柔軟な声。これもGONZO制作だったかw。世界観はよく分らんが、ネウロイに対抗すべき、魔女で組織されたのがストライクウィッチーズ。当然女ばっかでブルマスタイル。主人公・芳佳の父親の宮藤博士役も郷田さんでキーマンかも。

今季は過去作品の続編やリバイバルなど、シリーズ・カムバックものが断然多し。前作を観てる人には懐かしいが、観てないお初の人には取っつき難そうな感も^^;。


7/1(火)MX『マッハGoGoGo』再放送 第1話
映画『スピードレーサー』を意識してだが、てっきりニューバージョンのほうかと思ってたら、旧作のほうでビックリ。何と40年前だよ!(゜o゜) CGも何もない時代、手描きの素朴なシンプルさだが、さすがタツノコ、スピード感溢れる画力で、今観ても充分楽しめそう。何より、森功至の若々しく溌剌な声が初々しくてたまらんv。富山敬もサブ役の他に、そこかしこで兼ね役の声。

1日は、朝の『めざまし』でニュースナレーション、『マッハGoGoGo』で40年前の声、深夜の『RD 潜脳調査室』で80歳の波留さんの声と、森功至さんを様々に堪能した日だった。


3日(木)『木ノ葉、完全閉鎖!厳戒態勢のNARUTO疾風伝スペシャル』。
話はおいといて^^;、久しぶりにオジサマキャラが結集して嬉しかった。小杉十郎太@アスマに加え、平田広明@ゲンマ、飛田展男@エビスが揃うのも珍しいのではないか。特にエビスは、木ノ葉の住人の避難をてきぱきと指示するなど堅実な役どころで、飛田さんの颯爽とした声が冴える。
新番アニメも始まってしまったが、最終回アニメひと言雑感^^;。

6/19(木)『紅』第12話(最終回)
壮絶な戦闘があった割には、真九郎たちに徹底的なダメージがない^^;。結局、紫の意思が尊重されることに。紫の決意は難しい言葉ばかりで、とても7歳のガキに見えず。紫の言葉使いに、ガッシュベルみたいと言ったのは息子。

6/20(金)『ドルアーガの塔』第12話(最終回)
仲間たちの死は当初は予想もしておらず、コミカルな妄想を裏切るほど後半のシビアな展開に呆然^^;。ジルは少しは成長したけど、ニーバとカーヤの裏切りにもあって、また塔へ昇る目的が出来たというわけか。中途半端なまま終了だが、来年に第二期の続編!? 郷田ほづみさんや残ったキャストのためにも観るけどね。

6/21(土)『仮面のメイドガイ』第12話(最終回)
化けてたのかぁ!? ヤられたかと思われたが、さすがに鋼の身体に不滅の魂のメイドガイ、小山力也はここでも死なず。堀内賢雄や田中敦子はこれ1回きり? あと124日だから続編もあり?

6/24(火)『クリスタルブレイズ』第12話(最終回)
実力も無いのに出しゃばりでキャンキャン煩く喚くマナミが、とにかくキライでね^^;(今季番組のワースト3の一人)。多大な犠牲は払ったが、決死の覚悟だったサラが生き残るという結末は予想してなかった。三木眞一郎&うえだゆうじが最後のほうでイイコンビを見せてくれた。

6/26(木)『図書館戦争』第12話(最終回)
思ったよりは面白くなくて途中でリタイア^^;。一応最終回はチェック。とにかくマナミと同じく、郁が好きじゃないんだ^^;(ワースト3の一人)。王子様が誰だか分り自分の気持ちに気づいた郁と堂上とのラブラブに終始した模様。やれやれ。

6/26(木)『xxxHOLiC◆継』第13話(最終回)
第12話でやっとひまわりの秘密が語られ、四月一日を助ける為の対価が分って、しみじみと揺さぶってくれた。最終回は狐のおでん屋でキャラ総出の大団円。雷獣@永井一郎が活を与える。

6/28(土)『メジャー 第4シーズン』第26話(最終回)
何がスゴイって、英語がからっきしダメだった吾郎が、いつの間にか英語ペラペラでコミュニケーションしてるのでビックリ。吾郎の肝っ玉と粘り、器の大きさにはいつも熱くなる。吾郎をやっと認めたギブソンJr.も可愛く思えてきた。

6/28(土)『純情ロマンチカ』第12話(最終回)
息子はこれで”ホモ”とか”ゲイ”が分ってきた模様w。ホモだろうとBLだろうと、キャラクターの気持ちが分り易くて、可笑しくて、ついつい楽しみに観てしまう。でも3組とも、みんなそれ相当に勉強は出来るようで、頭が良くて定職があるのがホモの条件なんだろうなと思ったりw。

6/29(日)『ネオ アンジェリーク Abyss』第13話(最終回)
第12話のジェットとアンジェリークで、ちょっぴり『マクロスF』の匂いが…w。浄化の作用を拡大させ、タナトスの脅威を払ったアンジェリークたち。料理が出来る男たちに囲まれていいなぁと思ったのに、ニクスの突然の変貌により急転直下。このままではオーブハンター4も破滅!?
すぐに『Second Age』が始まるので視聴続行。

6/30(月)『ヴァンパイア騎士』第13話(最終回)
零の生き別れの双子の弟の登場で急展開。OP主題歌をON/OFFが唄ってたのも布石だったのかw。殺人や戦闘が学園内で行われてるのに、理事長たちは気づかんのか!?^^; 零が枢の血を吸って、これからまた面白くなりそうなのに、これでお仕舞い!? 血を吸われるシーンもエロチックで面白かった。続編があることに期待。
映画『最高の人生の見つけ方』を観てきた。
観る予定はなかったが、時間繋ぎの一作^^;。まだまだ人が入っていたのでビックリ。

余命半年と宣告された壮年の男性2人が、共に”棺おけリスト”をやり遂げるべく行動、その果てに見い出したものを描く。
原題は『THE BUCKET LIST』。”死ぬ前にやりたいことのリスト”とはちょっとかけ離れた邦題に、観終わってからますます違和感を味わう。

ロブ・ライナーという名監督。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという名優の共演。確かに最高のスタッフと最高のキャスティングと最高の現場なのだから、タイトルまで『最高の』と引き摺られたようにも思える。だが「最高」というのは人其々が感じることであり、まして「最高の人生」とはいったい何を基準にして言うのだろうか。安直にそういうタイトルを付けられたことに先ずウンザリしてしまう。

真面目で実直で堅実なカーター。豪放で傲慢で楽天的なエドワード。同室になった全く正反対の二人が、”棺おけリスト”で心を一つにして共闘していく。
予想通り、エドワードのお金に任せて世界中を旅めぐり。カーターは自分の知識をエドワードに提供。スカイダイビングやカーレーシングするカーターが、人が変わったようにテンション高くなっちゃうのが可笑しい。
スパイスとユーモアの効いた台詞も印象深い。時に反発しながら、友情をじっくり熟成させていく過程も自然。
いぶし銀のような渋い演技とチャーミングな表情を覗かせる、フリーマンとニコルソンだからこそ、こんな深味と品がある作品に昇華できたのだろう。

”棺おけリスト”が、黄色いシワシワなレポート用紙で、黒や赤ペンで雑に書かれてるのがイイ。まるで買い物リストみたいな気楽さ。もし余命がわかったら、私なら何を書くだろう?じゃなく、何に書くだろう?
天国にいくのに「人生に喜びを得たか?」の質問で、私もイエスと答えられるが、「他人に喜びを与えたか?」はなかなか答えに窮する。エドワードのようにお金が沢山あったなら、自分や家族の為だけでなく、世界中の恵まれない子供や食料危機の難民に寄付するとか考えられなかったのかな。

様々なことをやった後ようやく気づく、身近にあった家族の思いやり。幸せとは、与えたり提供されるものではなく、自分で見い出すものだということ。
お金はもちろん必要。家族も大切。その上で、共に喜び哀しみを分かち合える生涯の”友達や仲間”が、何よりもかけがえのないものなのだ。お金持ちならなお最高!w
それにしても、死を宣告されたとはいえ、身体が動けるのだからまだいい。突然死や事故死や殺人で、考える間も無く命を落とす人達に比べたら、彼らはまだ幸せだったかもしれない。

あの秘書は、2度もエベレストに登ったんだろうね。冒頭とラストの映像で、ちょっぴり『クライマーズ・ハイ』が過った。


映画予告あれこれ。

『ダークナイト』。最強の敵・ジョーカーとバットマンの戦い。これ、TV版と同じ声優キャストの吹替えで早く観たいんだけど。

『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』。雑誌『宇宙船』によると、てらそまさん@眼鏡教師の他に、関さんは眼鏡なし苦み走った顔で汗びっしょり制服警官風。遊佐さんは和装で、スズはスポーツ選手風。予告では同時上映の『モモまっか』からまた関さんの弾けた声w。
夜から、年に一度の『HAPPY *pnish* BIRTHDAY 7th!』へ参加してきた。

隣の会場ではCCBのライブをやるようで、間違えてコッチに来てた客もいたり。
整理番号はほぼ300番。会場真ん中の黒いバーをスタンディング位置で確保。ステージ下はやや観難いが、バーにもたれたりして身体は楽チン。
ライムグリーンのマフラータオルは、汗対策で首にかけられて重宝。今回は酒をやめて水にした。

*pnish*のお誕生日を祝う”ハピパニ”への参加もこれで4回目。今回初参加だった人も多かったようだ。今回は記念すべき7歳のバースディ。ゲスト無しで*pnish*4人のみ出演。

ステージに登場した、佐野大樹、森山栄治、鷲尾昇、土屋裕一の*pnish*メンバーのダンスやアクロバットからスタート。みんな髪を切り揃えてて爽やか。on初期のダンスも多かったような。そして其々のダンスに個性だけでなく表情が出ていて、何やら深味も増してきたかな。

会場みんなで「ハッピーバースデー♪」を唄って「おめでとう!」と沢山の祝福の拍手。1回目に出てきたケーキは蝋燭が消えそうな中、ワッシーの緑だけが踏ん張る。2回目のケーキは何と”7”型ケーキと凝っていて美味しそう。会場のみんなも、tutiの「吸って〜吹いて〜」の合図で、一緒に蝋燭の炎を消すマイム。

3人が舞台袖に引込む間、tutiが大樹くんの自転車に乗って、ひとり時間稼ぎ。このライブ会場はtutiの家だってw。今までのステージに出てきた懐かしのキャラクター達が、家に招待された設定で次々に登場。栄治のエイコに、ワッシーのノンコ。先読みのサイガ様は掛け声がかかるほど人気。tutiのドラエもんもヘン。其々にコントを繰り広げる。
ようやく、ボックスシリーズ主人公の斬鬼丸&天内&ハル、脇役のランディに落ち着く。ランディのニカッが可愛い〜。ボックスシリーズ総集編として、全部のダンスを続けて一気に披露し沸かせる。みんな汗が拭き出し、さすがのハードさ。『鉄塔』のコント音楽も披露するが、出てなかった大樹くんや栄治が結構合わせる。ハルは普通の格好だからいいが、他三人は衣装だけで重そう^^;。

カラフルな普通スタイルに衣装替え。黄、緑、赤、青を基調に、其々チャーミングな帽子。
関係者専用の2階席に、tutiとワッシーが突撃インタビュー。確かにスタート前から、私らは上を気にしてたからねw。去年MCをした別紙くんや、『サムライモード』などで共演したイケメンたち。演出の井関さんは既に3杯目w。永山たかしさんも顔を見せて祝福コメント。一昨日は郷本さんだったし、これで『エブリリトルシング』メンバーを公演前から拝んだことになる。大樹くんの兄・瑞樹さんも顔を見せて、パニには「頑張れば」大樹くんには「太って欲しい」というメッセージ。

4人で懐かしの曲でダンシング。ラストはもちろん「ルパン♪」で会場を大いに興奮させた。フリは最初と殆ど変わってないのに、歳だけは取ったと栄治が言って、体力的にちと辛そうな感じ^^;。大樹くんもtutiも来年でもう30歳だもんね。でも観てる私達も同じように歳を取ったんだし、オアイコさ。

去年のハピパニで其々が公約をしていたそうで(すっかり忘れてた^^;)その結果発表。栄治は達成したが、他三人は「公約守れませんでした」と平謝り。そういやtutiは汗っかきを治すって言ってたな、と今頃思い出す。公約じゃなく目標にしとけば良かった、とみんな。
これから8年目のパニ。其々がやってみたいことを話す。大樹くんは自分のプロデュース公演を来年実現(サンモール)。今脚本執筆中とか。ロケがあるので今年は赤い髪に出来なかったが、来年こそはと意気込み。栄治やワッシーは、パニスタみたいな4人の番組や今までやった舞台再演を希望。tutiは大きな舞台でやりたいと言い、すかさず会場から「青山」と声が飛ぶ。確かに、今度はDボがやった青山劇場だね。

途中で、銀テープが2回も音をたてて会場に舞ったり。ステージに舞った風船を会場へと飛ばしたり(前方のみ?)。大樹くんはいつものキャンディを投げ入れた。
ライムグリーンのTシャツとタオルとリストバンドに着替えた4人がダンスと歌を披露する中、会場も手拍子とウェーブでお祝い。一体感で大いに盛り上がって終了した。

最後は恒例の握手会。わっしー、大樹くん、栄治、tutiといつもの順番で、其々にひと言ずつ言葉を伝えて握手した。1200人との握手だろうが、みんなちゃんと目を合わせて手にも力が入っているのが嬉しいネ。おめでとう&お疲れ様(^^)。


次のパニ関係は、7月の『エブリリトルシング』と8月のキャラメル『嵐になるまで待って』。どちらも座席はイマイチだが、観る予定。
モーニング『ジパング』航跡362。立ち読みの記憶も朧^^;。

大和参謀長公室に置かれた遺体に、尾栗の”死”を、あらためて角松らが確認する回。
そして草加からの報告で、青梅の”死”をも、角松らが確認する回。
そんなしんみりした状況下だったのに、角松と草加との間接的会話による、二人の”友情”再確認話に、全てもっていかれたーっ!(^_^;)

参謀長公室に尾栗の身体を運ばせたのは草加だったのだろう。
「きれいな顔、してるだろ?」「死んでるんだぜ、それ」
『タッチ』で、静かに眠るかっちゃんの傍で、たっちゃんが言った言葉が思い出される。
尾栗三佐、事故死。その表情は任務を全うしたような、どことなく満足気な凛々しさ。

皆が尾栗へ手を合わせ黙祷。その時間をちゃんと計算していたかのように^^;、タイミングよく草加から艦内電話。
角松と草加との間接的会話というと、かの「海鳥」からガダルカナルへ送ったヤツを思い出す。あの時の角松は怒りが先にきて声を荒げていた。だが今も同じような状況下のハズなのに、今回の角松は極めて冷静沈着だ。成長したもんだ。
草加が何を話し始めるのかと思いきや、大和兵員8名とみらい乗員と思われる1名の死亡確認を伝えるだけ。みらい一人の為にこっちは8人もの犠牲を出したのだよ、と暗に皮肉かとも取れるが^^;。

いや、草加にとりそんな話は二の次。
草加は、嵐の前に、角松とじっくり話をしたかっただけなのだw。
懐かしい角松の声を聞き、尾栗や梅津艦長の死に対しての配慮で角松から労いの言葉を聞く。角松の「ありがとう」は、草加にとり至福の喜びなのだろう。そして、あらためて角松の意思と決意を探るのが目的。
角松も角松だ。草加は罠を仕掛けることなぞ絶対にしない、草加ときちんと話がしたい、草加にこちらの意思と決意をしっかり伝えねばと考える角松。草加草加。あくまでも草加を信じ、草加と率直に対話をしようとする角松。どこまでもバカ正直で真面目なのかw。

「全力できさまの計画を阻止する」
角松二佐ならきっとそう言うだろう、と草加が予想した通り。その言葉を聞きたかった草加。ところが、”きさま”に篭められた思いを勝手に想像しちゃうのが、草加のフシギでナルシーなトコロw。
「世界で初めて原子爆弾を使った者という汚名を着せない」角松から自分への配慮だと思い込む草加。配慮には配慮のお返しというのか!? どうしてそう拡大解釈をするんだろう?w
「私への友情だと理解します」
ぎょえーっ! ここで”友情”という言葉をしらっと口にするのか草加!?(笑)「かまわんよ」それに対し即答する角松もどうかしてるw。
二人のやり取りはまるで、「愛してます」「俺もだ」という会話にしか、私には聞こえましぇ〜ん(・_・;)。
この期に及んで、完璧に二人だけの世界(#^.^#)。傍で聞き耳を立てているみらい乗員が、置き去りにされた風で哀れでならん。てか、世界と歴史を揺るがす、角松と草加の決死の愛情騒ぎに、他の人たちが巻き込まれたように見えてならん^^;。

「きさまを殺してでも…」と殺意を口にする角松。
海鳥の時は草加のほうから通話を切ったが、今回は勢いよく宣戦布告を言うだけ言って角松のほうから受話器を置く。あきらかにお返ししてるよなぁw。電話の向こうで、言い足りなさそうな草加の顔が想像できそう。
角松と草加、お互いに理解し合える相手だからこそ、行く先も目的も違う故に、命がけで対立してしまうんだろうね。いわば宿命。今回は二人の宿命のターニングポイントだったということか。にしても、かいじ先生、ネラって描いてるんだろか^^;。

ここで角松らに最終手段があったことが、突然判明^^;。何やらゴツくて重そうだが、誘導装置とはいったいどんな兵器か。ホントにこれだけで、大和ごと沈めることができるのか!? これを後部副砲塔へ設置するメンバーと、機関科倉庫へ直行するメンバーとで二手に分れるのか? だけど今になって、何でそんな秘密兵器が突然出てくるのか?^^;

ホワイトハウスでは、マクローリィが交渉をまかせられる男として選んだのは、やはりハリー・カーネルだと判明。いやはや、こっちも手間ヒマ時間をかけること。
でもこれでカーネルが表舞台に立つ可能性。草加が今度話す相手は、隻眼童顔のクセモノかもしれん。
第二部【鋼鉄三国志 声優トークショー】
ラジオやイベントで好評だった、三国志いべんと伝!復活。
赤いマフラーを巻いた宮野真守と、ジーンズの遊佐浩二が司会として登場。マモくんは声収録&出演&ナマ歌&トークと大活躍。相変わらず、容赦ない鋭敏なツッコミをかます遊佐さんが、マモくんをイジリ倒すw。

★ツッコミトーク!
ゲスト登場。ステージ後方から諏訪部順一が、顔だけ甘寧化粧で(笑)登場。オデコに金紐で耳に鈴イヤリング。弓と矢をもってファイティングポーズ。
次の小野大輔まで、頬に白塗りで登場。太刀でまたポーズ。
会場を賑わすが、遊佐さんにツッコまれ「すいませんでした」と土下座、舞台袖まで其々の武器(俳優さん用)を返しに行く。4人とも椅子に腰掛けるが、諏訪部さんのだけ大きな椅子。
4人がくつろぐ中で、「私を忘れないで下さい」と郷本直也が登場。外すと20分位かかるので衣装のまんま。

新登場キャラについて。小野くんの写真と魏延の絵が同時に出て「まちがい探し」? 遊佐さんの「トーテムポール」に、小野&諏訪部&郷本さんでトーテムポール・ポーズ(笑)。
郷本さんの写真と馬岱の絵の「まちがい探し」では「ほぼ合ってる」。収録では二人とも、オリキャラとして勝手にイメージしてやらせて貰ったとか。
自分の声が流れてる舞台では、諏訪部さんは「フシギな感じで、ヒーローショー観てるような」。
マモくんの陸遜の衣装では「初めて装着した時、腋毛剃ってなかった」と、腕挙げず隠すコントをあれこれw。
殺陣は中国武術の動きで、マモくんたちも苦労したらしい。
甘寧のチューブトップとか、諸葛瑾の指サックのカニの足ネタも飛び出て盛り上がり。
台本にあった「でかい鳥」は、2階んとこに「鳥」がいんの?と観上げた諏訪部さん。バルーンのアイデアもあったそうだ。
ここで郷本さんは準備のため退場。声優と俳優との垣根が取り払われたトークで、アニメ『ピスメ』で諏訪部さんがやった吉田稔麿を、舞台では郷本さんが好演したことも思い出された。

★恐怖のルーレット・トーク!
ルーレットを回して、出たお題をするゲーム。ハズレもあり。
マモくんは、中国に行ったらなにをする?で、サル仙人、サルマタ仙人!?に会いたい。
諏訪部さんは、最近恥ずかしかったこと?だが、「今だよ」と即答(笑)。この格好で憧れのゆうぽうとホールに立てて「こんなに嬉しいことはない」(byアムロ)。
小野くんは、何とハズレ。5個も用意された熊笹のエキス汁を飲むことに。サルマタ仙人の臭いがすると、腰フリフリで一気に飲んで、ゴックンしてニンマリ。ツワモノ〜!(゜o゜) 3個飲んだ後、水を飲んだら「すっげーうめぇ!」。水がホントに美味いとか。4個目を飲んでも平気な顔。体臭や口臭にも効くとマモくんが言うと、何やら諏訪部さんも興味ありげw。
遊佐さんは、恥ずかしい台詞2(マモくん作用)。色々試した後、「あなたが好きです」とエロ格好良い声で会場を賑わす。

歌劇舞台DVDやラジオCDの宣伝告知の後、其々の挨拶。
小野くんは「雨が降りました。すみませんでした」「アニメに出れなかったのでぜひ二期を」これには拍手〜。
DVDにトークの模様が収録されると言われ、落ち込んでいた諏訪部さんだが、ゆうぽうとに立てて最高だと、格好付けてポーズを決めて「最高にハッピーだったよ」。最後の退場時に、残りのエキス汁一個をさっと取り上げ飲んだ諏訪部さんも勇者〜。
たっぷり45分の相変わらずのトークショーで、思いのほか楽しめた。
Sさん、チケット&パンフなどありがとうです。二日間お疲れ様でした。
『鋼鉄三国志 歌劇舞台〜深紅の魂よみがえりしとき〜』2日目の昼を観てきた。
またまた日曜のドシャ降り。『鋼鉄三国志』関連のイベントは、去年春と夏に続いて三回目。
物販で買ったのはパンフ。キャラ紹介と声優占いに石田さんのいつもの写真。アフレコ風景写真にも髪さっぱりの石田さんが3枚いて(^.^)、三ツ矢さんも2枚あり。


第一部【鋼鉄三国志 歌劇舞台〜深紅の魂よみがえりしとき〜】
蜀が呉に攻め入り危うい中、凌統たちの前に再び六駿が集結。闇の力に支配されそうになる姜維を救い出す。

アニメ最終話から続くオリジナルストーリー。蜀の新キャラ3人が登場。
宮野真守が陸遜役で声の出演&舞台にも出演し、まさにマモくんのための舞台。
他はアニメの声優陣が声を担当し、キャラそっくりに扮した俳優が口パクで出演。ヒーローショーみたいでやや物足りなさはあるが、違和感はなく、アニメの雰囲気が復活した充実感。
芝居やアクションがあるが、中国武術テイストの殺陣は結構難しそう。劇中歌で宮野真守がEDを含めた5曲を歌い上げて花を添える。
舞台としてあまり期待してなかったが^^;、俳優の熱演に加え、音響や照明や特殊効果が冴え渡り、どれも見応えのある素晴らしい出来上がり、1時間のエンタメ作品としてたっぷり楽しめた。

新キャラ・馬岱役で声の出演&舞台出演もした郷本直也は3月のブリミュ以来。クールな佇まいで華麗な槍さばきを見せてくれた。
魏延役で舞台出演した高木俊は野性味あるアクション。声は誰だろう?と思ったら小野大輔だった。アニメに小野くんは出てないのに、何故トークに出演するんだろう?と思ってたんだよねw。
姜維伯約といえば、普通の『三国志』では割と好きな人物だったのだが、まさかこんなキャラになっちゃうとは^^;。声は佐藤ゆうこ。

凌統役の栗原功平がイケメンで男っぽくて、斎賀みつきの甘い声じゃ合わないw。むしろ高橋直純@イノリみたいな男の子声のほうが合いそう。陸遜に向ける凌統の「兄貴」が可愛い。
甘寧や諸葛瑾はアニメそのままで、諏訪部順一や遊佐浩二のエロ声に会場も妙な興奮。
呂蒙子明は石田彰の甘く可愛い声だけで満足v。杉浦由悟がエプロン姿で”太史慈巻き”まで作ってくるんだもん。

この太史慈まで復活し、客席通路から登場した時は会場もどよめき。太史慈役の田中しげ美がまためっちゃ男前でアニメ以上w。呂蒙がすかさず涙目で駆け寄って太史慈とイチャイチャw。
「へなちょこ!」「もうへなちょこではありませんよ」なんて懐かしい掛け合いも繰り広げられ、息ぴったりの共闘を見せる。陸遜にスポットが当ってる間も、後ろの太史慈と呂蒙は隣同士で嬉しそうに目会話していて、ホントに仲良さそうにしていたのが良かった(^o^)。
六駿が揃った時、赤青黄緑…の照明が当たりキャラがポーズをとって、戦隊ものみたいに格好良かった。

宮野真守は陸遜のコスプレがよく似合う。黒髪も映えるじゃないか。ただ歌では、音域の幅はあるが声に張りがなく、音程もやや不安定なのが難。長身なせいか背中が曲がり前のめりなので、陸遜はそんな歌い方はしないだろうと思ったり^^;。
マモ&しゅんりー&なおやんの3人がステージに揃い、テニミュ不動峰戦が思い出された。

そもそも『鋼鉄三国志』は去年のアニメ化の際、ミュージカル化まであらかじめ想定していたのではないかと思う。本当は声優キャストによる舞台出演が望ましいが、それはムリな話。でもマモくんなら陸遜役で顔出し出演&歌も可能だろうと見込んだ上でのキャスティングだったのではないか。ネルケならやりそうなコトだ。
ところで物販のサインライトはなぜ陸遜の赤じゃなかったんだろう?なぜ凌統の青だったのか?^^; 休憩後、第二部へ。
『READING FOR THE TIES 2008』チャリティーイベント昼の部へ行ってきた。
「東京ケーブルネットワーク」開局20周年記念チャリティーイベントで、視覚障がい者のスポーツ参加を支援することを目的に企画。チャリティー意図に共感した「声優」達による、初めての音のチャリティーエンタメショーである。

お初のJCBホールは、小型武道館といった構造。アリーナ席までいくのに階段3つ昇り降り。杖をついた視覚障がい者には移動し難い会場ではないだろうか。
おかげさまで8列目のやや右寄り。ステージはよく見えるが、人数が広がる時は左寄りの出演者が遠い^^;。

総合司会は鷲崎健。流暢な喋りで誘導し「他にもたくさんイベントがあったのに…」と言って会場を和ませる。
冒頭と、コーナー中継ぎごとに、イイダヨネさんら3人組コントが入る。これがどうにも…私にはつまらない(~_~)。仕舞いには眠くなってきて目を閉じてウトウト。

舞台全体を通してのテーマは「愛」。様々な愛を”音”で表現。

★「ははきぎの君たちへ」
源氏物語第二帖の一節「雨夜の品定め」を、現代に置き換えた朗読でコミカルに紹介。
出演は、源光:神谷浩史、頭中将:小西克幸、左頭上:関智一、藤式部丞:杉田智和の4人。皆さん、青いタイやTシャツと”青”で統一。
最初の神谷くんと小西くんのやり取りで、先週のマ王イベントの「絶望したーっ!」を思い出したw。マジメ風な光。中将は「師匠」と呼ばれるし。上の喋りは結局自慢!? さりげにツッコミの丞。結局は、浮気男のヨタ話w。

★「BELOVED LIVE」”ビラビド”というユニットを初めて知る。
出演は、沢口千恵(voice)石橋優子(vocal)野上朝生(piano)野沢香苗(二胡)浜野律哉(perc)藤谷一郎(bass)
沢口さんが紹介&ペラペラトーク。石橋さんは伸びのある高音だが、時にキンキン響いて耳障り。
「花と蕾♪」featuring 朴路美。路美さんもゲストで加わり、3人でラテン系ぽく情熱的に熱唱。
「口説いて…♪」featuring 谷山紀章。3月にあったビラビドライブでも紀章くんがゲストしたそうだが、エロいウィスパーボイスを絡めて、濃厚に息の合ったハーモニーで歌い上げる。3月のイベントのパンフもロビー物販にて販売。
先の朗読にあった「浮気男」について、路美さんはバッサリ斬り^^;、8月生まれの紀章くんはオネストで誠実さを強調w。
ゲストが加わった以外の朗読と歌では、ちょっと眠気を催す^^;。

★「紳士同盟†より〜忘れられない魔女の歌〜」
種村有菜先生の人気作品「紳士同盟†」の中に登場した絵本「忘れられない魔女の歌」の朗読劇化。「時空異邦人KYOKO」の登場人物も登場。種村先生のイラストもスクリーン映像で演出。
出演は、語り:山寺宏一、少年:朴路美、魔女:Luz、義母:折笠富美子、村人男:谷山紀章、村人女:長沢美樹、怪物:関智一、姫君:小清水亜美、騎士:浪川大輔の9人。皆さん、赤いチーフや帽子と”赤”で統一。
山ちゃんのイイ声はぴったりだが、語りだけなのは勿体無い。路美さん、今度は白いショートパンツ。Luzさんは台詞2つとテーマソングを唄う。折笠さんの母親役はしなやか。村人2人が結構よく喋る。怪物は唸り声だけ? 突然現れた姫と騎士が別作品の人物なのか?
魔女への誤解が解け、少年と義母の絆が深まる話。皆さん、綺麗によく纏まってはいるが、演技的に惹かれるものがなく、話自体も少々つまらない^^;。またまた眠気を催し、何度かウトウトしそうになった^^;。

舞台の前と後に、視覚障がい者について知って頂くコーナー。スクリーンに映像アップ。
★黄色い「点字ブロック」について。誘導ブロック(線)と警告ブロック(点)がある。
★視覚障がい者と晴眼者が一緒にプレイして楽しめるスポーツを紹介。「サウンド・テーブル・テニス」と「フロア・バレーボール」など。

終了後、全員がステージに一列に並び、其々ひと言コメント。こういうイベントの第1回目に参加できて良かった、点字ブロックなどあらためて色々知ることができたという内容が多い。皆さんも良いことをしてくださいと促すようなコメントも。山ちゃんはシビレを切らしたように、大人ばかりの観客に向かってナマ「おっはー!」(笑)。隣の路美さんまで「おっはー!」横取りw。会場が一気に明るくなった。
最後に、石橋さんが中心となって会場全員で合唱。客席パートは「I Love You…」だけだが、歌声はそれ程大きくならず。出演者と観客がひとつになる情景が必要だったのか。
出演者がはけた後も、会場は暗いままで、EDロールが淡々と流れる。DVD収録に必要なんだろう。

第2回目へと続きそうなイベントだが、出演者が豪華な割には、内容的に物足りなさがいっぱい^^;。朗読の題材ももう少し吟味したほうがいいと思う。
D-BOYS STAGE vol.2『ラストゲーム』東京千秋楽を観てきた。
会場外のぼりは、Aキャスト分。撮影する人が移動させたのか、立ち位置がズレていたり^^;。
満員御礼。2階立ち見も多し。今日は2階前方席のど真ん中で、もちろんMさんがお隣。

3度目となったが、全く飽きさせない舞台。若手役者らの情熱がぶつかり合うシーンにはドキドキワクワクさせられ、物語から様々なことを考えさせられた。
よく練られた素晴らしい脚本。生き生きとした舞台へと作り上げた秀逸な演出。トレーニングに様々な稽古を積み重ね、丁寧な役作りを経て、よく応えた若い役者たち。

千秋楽とあって、役者たちの気合は極限にまで高まっていた様子。ミスも無く、殆ど完璧な舞台へと作り上げていた。
彼らの渾身の演技と魂の篭った台詞は、初日と同じように、私の心を激しく揺さぶった。
動物園のハナ子を介しての同郷者のやり取り、新聞社への頼み込み、応援部の最後のエール、戦場の再会を約束して奮い立つ仲間たち。どのシーンも涙がこみあげてしまう(;_;)。
「本当はこのまま死にたくないんです!」「悔いを残さずに旅立ちたい!」「生きてた証を残したい」「野球をやれて良かった。早稲田の野球部で、お前たちと一緒で良かった」
上っ面に見えそうな言葉も、彼らの真摯な思いが篭っているから、ストレートに自然に我々の胸に飛び込み、深く強く脳裏に刻まれる。
この舞台を観れて良かった。この時代、D-BOYSのメンバーを知っていて良かった。彼らの存在の”証”を、目に耳に心にしかと焼き付けられて良かったと思う。

メンバーの中のお気に入りには、舞台上でもすぐ注目してしまうから満足としよう。だが今回、今までそれ程関心を持たなかった男の子が、或いはあまり知らなかった男の子が、この舞台を観て新たにその演技の上手さや魅力を再発見できたのも嬉しいこと。
メンバー其々がこの舞台を通して、飛躍的に力をつけ成長したことが伺われる。メンバー同志の浅くかつ密なる交流も、D-BOYSの今後の戦力となっていくだろう。

それにしても男の黒髪と短髪はイイ!(^o^) 今回は城田くんの現代っ子役以外はみんな一応黒髪だったし、その硬派な雰囲気はとても私好みだった。
野球のユニフォームも、今とは違う、下がダボダボの一見ダサイヤツに統一。それがまた郷愁を誘い、不器用だが純粋な男意気を感じさせる。学ラン姿も其々の個性が見えて似合ってた。学帽に野球帽も、被れば忽ち男前になるからフシギ。
欲を言えば、慶応チームの学生服も見たかった。初日のBチームをもっとしっかり観とけばよかった。

”やきゅミュ”のような爽やかな歌と男らしいダンス、会場の手拍子と共に、思いっきり盛り上がるラストも実に楽しい。
アンコール後はキャスト挨拶。楽のお当番は柳かな〜と予想してたが、足立理くんでさっさとお仕舞い。じゃ、柳や城田くんは大阪公演になるのかな。

最後のカテコでは、ステージに城田優がひとりいて、D-BOYS卒業宣言。東京はこれが最後だという。D-ボも大所帯になり手狭になったので、一人暮らしをするような感じだと言うシロタン。
若手メンバーからひとりひとり、城田くんに花を一輪手渡して、握手したりハグしたり。Bキャストの碓井くんや五十嵐くんも私服で来て、城田くんにお別れ。和田さんは騎士のように跪き、結婚してください!ネタw。荒木くんは涙顔だし、ズッキーもちょっぴり涙目。予想通り中村くんは泣きながら城田くんの腕に飛び込む。ホントに泣き虫っコだなw。城田くんとほぼ同期の遠藤くんは、2日前までマジで知らなかったとか。城田くんとの過去を振り返った後、お世話になりましたと城田くんにお礼を述べる。
今回の卒業宣言は初めて聞いたが、そろそろ城田くんか柳が卒業かな〜?と思ってはいたので、あまり驚かなかった私。これから新たな独り立ちとなることを祝福したい。
そしてもう一度、大事なお知らせがあらやんから。D-BOYSの第3回の舞台が決定。来年だろうが、ぜひ観に行きたい。

そんなこんなで触発されたのか、ついに私もD-BOYSのFCに入っちゃった!(^.^) 息子ぐらいの年下ばかりだが、これも何かの縁と好奇心。次の観劇に向けて、メンバーのことを少しでも知っておこう。
Port B 演劇的インスタレーション『荒地』へ行ってきた。
先日、朗読という形で私も参加させていただいた企画。

廃墟となった図書館が舞台空間。その場所に、前作『サンシャイン62』で流れた複数の声と、日本の戦後詩を牽引した『荒地詩集』の声が、響き渡る。
予約不要、来場時間自由、入退場自由、時間制限なしの気ままさが嬉しい。

入口が分らず、前回と同じところから入館させて貰った^^;。
1階から2階や3階まで、広大な空間の至るところから、人の”声たち”が聞こえてくる。1室の中に、だいたい3つの声が交錯し、男の声と女の声が離れたり、混ざり合ったりする。時にその声たちはひどく大きくなったり、ぼそぼそと小さくもなったり。10人位の集団でひとつに合わせた声が聞こえると、迫力をもって耳と心を刺激する。念入りに音響調整がされているようだ。
もうひとつ、無機質で感情的なピアノ演奏がかなりの効果をもって、声たちと溶け込んでいる。

廃墟となった図書館の存在が、また私に、切なさと儚さをもって襲い掛かる。
去年の6月のままのカレンダー。壁に貼られたままのポスター。机に置かれっぱなしの札や目印。慌しく移転したのだろうか、キャビネットの中に投げられたままの何枚かのCD-ROM。誰かのカーディガン。放りっぱなしの椅子。シールやラベルや白い紙。
声を流す小さなスピーカーたちは、本があった図書室内だけでなく、事務室や仮眠室や踊り場やロッカーなど、至るところに仕込まれてある。
我々には、見知らぬ図書館内部を探索し、その足跡を見届けるという責務もあるのだろう。

かつては職員や来訪者で賑わっていたのだろうか。食堂とキッチンは今やガランと空虚な空間と化し、壁のカレンダーは終了となった去年の3月のままだった。キッチンの大鍋やおたまやザルはそのまま残されている。そこのシンクから、また詩の”声”が流れてくる。
隣の図書室に行くと、聞き覚えのある”声”が耳に入ってきた。この覚えのある”詩”と”声”。もしや私が朗読をしたものだろうか。だが、しばらくその場にいても、私の声だという確信がどうしてももてない。聴けば聴くほど、分らなくなってくる。自分自身が分らないというもどかしさ。己という存在自体、この空間では漠然としたものなのか。

2階の一角は明るい照明の下、受付スタッフがお茶やお菓子を用意して待機中。先日の朗読の折、お喋りをさせて頂いたOさんがいらしたので、ご挨拶して色々と伺う。
スピーカーは1階と2階と3階合せて、約40から50個も仕込まれているという。開演中はずっと流しっぱなしなので、スピーカー音源の微調整が少々大変そうだ。
今公演のチラシも配布。私が読んだ詩の他にも、沢山の”詩”が書かれている。朗読の中に、自分の名前を見つけた。結局51人が朗読に参加されたようだ。演出家さんのお名前もあった。

”死”と”詩”と”史”がときに交錯し、また断絶を生む、廃墟の空間。そこに埋没する”私”と、蘇る”姿”。今回も様々な感情で揺さぶってくれた。
お茶とお菓子をご馳走になり、ほっとひと息。もしまた縁があれば、再会できるだろう。

演劇批評誌『第二次シアターアーツ』に、先日参加した『サンシャイン62』の上演記録が載っているので買った。こういう雑誌があることさえ知らなかったが、すべてが専門的で難解で読み進めるのはなかなか大変^^;。でも参加したツアー・パフォーマンスについては詳しく書いてあり、興味深く読み応えのある内容。
『ここはグリーン・ウッド 〜青春男子寮日誌〜』プレミア・イベントへ行ってきた。
これの当選メールが来た時、ドキっとしたさ。件名に【GW】とあって、何の『ガンダム・ウィング』?と思ったのはお約束w。

場所は見覚えのある会場。『炎の蜃気楼』リーディングがあったトコだっけ?
メールのID番号順に入場だが、なにも1番ごとに呼び出ししなくても^^;。どうせ自由席なんだし、ライブみたいに10番単位のほうが早く済むかと思うけど。
チンタラ入場のせいで、10分遅れの開演。後ろの番号だったが、8列目の左端に何とか着席。立ち見もいたようだ。

出演者は、井澤勇貴(蓮川一也役)鈴木拡樹(如月瞬役)三浦力(池田光流役)佐藤雄一(手塚忍役)大口兼悟(蓮川一弘役)。
昨日はズッキー&あらやんだったが、『ゲキレンジャー』繋がりで今日はゴウ兄さんw。お目当ては3ヶ月ぶりの兼悟くん。

客席通路を通ってステージに並ぶ5人。兼悟が左端にいてラッキー。生徒役の4人は緑都学園高校の制服姿で、其々個性的に着くずしたり。
兼悟くんが、眼鏡&白衣(袖捲り)を着用してて、まるでDr.速水!(笑)速水奨@藍染繋がりなのも嬉しいが、アニメで蓮川兄の役は和彦さんがやってたっけw。→美味しすぎるよMさん。そんな兼悟くんが、挨拶で同じようなコメントが続いた後、年長の威厳を見せて「楽しんでいきましょう」とニヤリv。
MCの女性のお話では、今回応募数が多く何と10倍だったとか。マジっすか?^^;

ドラマ第1話上映後、再び出演者がステージへ。皆さんも1話を観るのは初めてだったそうだ。椅子に腰掛けてミニトークショー。
役と同じ15歳の井澤くんが、共演者の其々の印象を話す。井澤くんとは9歳差がある三浦くんについては「カッコよくなった」と言って、本人からクレーム入ったりw。鈴木くんについては「エクステついてなくても可愛いなと思った」と屈託ない。当初は、人見知りをする佐藤くんが一番変わっていくかと思っていた共演者。実際は、最初はおとなしく丁寧だった井澤くんが、今ではすっかり慣れてきて面白い子に変わったという。
そして兄役の兼悟くんについては「優しくてホントのお兄さんな感じ」と言い、さっき決めた「ケン兄」と呼ぶ井澤くん。兼悟くんも「とことんイジメていこうっと」と嬉しそうにかまうw。

難しかったことや印象に残ったことなど。
佐藤くんは、2話のアクション。三浦くんは年齢的なことで大丈夫かな〜と気にしてたが、会場からの反応に気を良くする。鈴木くんはロンゲ金髪のまま、男っぽい感じで自己紹介。保健の先生役の兼悟くんは、ホントは学生側に入りたかったが、11歳差なのでムリだったと苦笑。
普段、4人でやってるゲームを再現するが、兼悟くんだけが「僕、やったことないんで」とちょい寂しそうw。

5人にポラが当る抽選会。抽選にハズれても全員にポスターのプレゼント。
最後に5人が其々挨拶してから、大きな拍手の中をステージ袖へ退場。
MCから告知。ドラマと同時進行でGyaO配信。4人のキャラソン(兼悟は唄わないのか)。そして何と『ここはグリーン・ウッド』今秋舞台化! キャスト同じなのかな? もう何でもアリだね。
ポスターとチラシを貰って帰った。それなりに楽しかったかな。


『ここはグリーン・ウッド〜青春男子寮日誌〜』第1話
アニメ(OVA)の次に原作コミックを見たので、アニメキャストの印象が強く残っている。
ほぼアニメ通りの展開の第1話。観ながらキャラや筋をだいぶ思い出した。

井澤くんは純粋で自然な演技。鈴木くんの女声もまぁまぁ。佐藤くんは、関さん@忍とついつい比べてしまうので、台詞や演技にちょい物足りなさ感。見る前はイメージが全くわかなかった三浦くんの光流だが、どんどん岩田さん@光流が持つアクの強さや変態ぶりを覗かせて、結構イケそうw。
1話では、兼悟くん@蓮川先生の出番も多し(2話以降は少しなのかな?)。両刀使い!?w

すみれちゃん役で福井裕佳梨。長い髪が可愛い。『グレンラガン』でニア役やってた娘だね。
岩田光央がナレーションだが、1話では声が流れなかったような。
予告は流れず(岩田さんは予告で聞けるのか?)。
OPテーマはaccess。EDテーマは戸松遥。
7月より放送開始。『東京ゴーストトリップ』の後番組。
D-BOYS STAGE vol.2『ラストゲーム』中日を観てきた。
会場外のぼりは、本日のAキャスト分。ロビーの花壇は幾つか取り払われていたが、佐藤健からD-BOYSメンバー全員へのはまだあり。
初日と比べ後方席だが、ストレートど真ん中。隣のMさんからもDボメンバーについて色々伺う。

昼を観たMさんによると、主役の荒木宏文くんはエロイそう。シャツの透け具合とかもw。爽やかで可愛く見えるのだけど、ある種、荒木@相本は”総ウケ”状態なのでw、エロイ雰囲気はあるのかも。
中村昌也@伴東まで、相本先輩にラブコールしてたっけ(二度もw)。伴東の未来予想図は、ネタは分ってるのにまだ笑える。伴東というキャラだからこそイヤミが無い。
鈴木裕樹@笠井は、地が出そうになるのを堪えて真剣で男らしい。開脚の柔らかさに目が釘付け。
教練でバック転を披露してたのは、やっぱり金本@柳下大くんだと確認。
今回、岡島@三上真史や、安部@中川真吾の『カリフォルニア』コンビが坊主頭の英断だったが、二人ともよく似合う。男って、坊主頭にすると別人になっちゃうのね。演技の濃さもあって、中川くんがどうしても中川くんに見えないw。
ズッキーの身長を基本にして観ちゃうので、180cm無い人だと小さく見えるのが困りモン^^;。

お目当ての慶応・野球部チーム。
阪下主将@遠藤雄弥は、声を低く重厚に工夫し、地に足ついた堅実な演技。硬派な役どころがホントに似合うv。
別府@中村優一は、黒髪も似合うと思うが、見慣れてないし、カツラだとすぐ分るので^^;、何とも微妙〜。頭を下げてたり、荒木くんにポンと叩かれた時は、カツラが脱げるのでは?と心配^^;。笑ってる顔より、真剣な顔が好みだな。
今回は二人に注目してたので、出番の少なさはあまり感じられず。

それにしても、去年のスーパー・ヒーローたちがみんな、今年は”野球”をやっているのがフシギな奇遇w。
昼はテニミュ関係の人も観にきてたそうだが、出演者もテニミュ2代目キャストが多い。柳浩太郎の肩を遠藤くんが支えた時は、思わずドリライのダブル・リョーマを思い出した。
ラストの歌と手拍子では、皆がキャラを意識して普通に歌ってる中、中川くんだけが『カリフォルニア物語』の時みたいにはしゃいでて、ようやく中川くんに見えたw。

アンコール後はキャスト挨拶。昼のお当番は中村くんで、アノ柳からツッコミが入るほどグダグダだったらしいw。
夜は遠藤くんでラッキー。「この時代に生きた証…」という荒木くんの言葉を追従しながら、さりげに『シャカリキ!』という言葉を入れたので会場も爆笑。左側では中村くんとズッキーがすかさず肩組んでニコニコ。和田くんが割って入ってたけど。「日替わりなので、鬱憤がたまってるんです」と遠藤くんは言い訳。ところが城田くんまでが『ルーキーズ』なんて口走ってペコリ。会場も大ウケ。みんなさりげに宣伝してるのねんw。こういうトークも楽しみのひとつ。

さて、Aキャストはあと1回観劇。Bキャストでもう1回、碓井くんを観たかったな。
ステージDVDは、Mさんにお願いしちゃった。キャスト生写真はえんやでv。
平成二十年六月 松竹特別公演『嘉島まつり』と『狐狸狐狸ばなし』楽日を観てきた。
3回目の座席は、右寄りとはいえ最前列。役者の動きや細かいところもじっくり観なくちゃ。
第一部は前列でも空席があったが、第二部で空席が埋まるとこが何とも^^;。

第一部 舞踊『嘉島まつり』。

嘉島典俊による踊りと早替わりと立廻りが続き、これは体力がかなり要るなとつくづく思う。下駄でトントン拍子をとるのも力強く、チリや埃がステージに舞ってるのが分る。
傘や扇のアクロバット的舞いは、失敗は絶対に許されない。相当稽古の積み重ねをされたのだろうが、本番でのプレッシャーなどもはねのける強さがあるのだろう。

初日や中日にはなかったが、第九幕と第十幕の間に、一幕追加されていた。将棋の駒…の音楽に合わせ、嘉島さん@若衆が羽織を軽やかに羽織る場面。いつから追加されてたのかな?
楽日とあって、嘉島さんのジャンプがいつもより2倍は高くてw、テンションも上がっていた。下駄でジャンプも結構大変そう。

嘉島さんの役で一番好きだったのは、清水湊の旅の男。女から渡された持ち物で旅支度をちゃっちゃか済ませ、着物の後裾をさっとめくって帯に挟むと渡世人スタイル。途端に露になる太股や足。笠にマントで、颯爽と旅男スタイルへ。可愛さと色気と格好良さが一度に楽しめる場面である。

ラストは、嘉島さんに若衆@甲斐京子や男衆@曾我廼家寛太郎が加わり、大ぜいの祭りの女や男衆と共に賑やかに大団円。垂れ幕の「感謝」は毎回。
流れてくる歌の数々がいつまでも耳に残り、思い出す度に楽しい和風踊りを思い出す。


第二部 江戸みやげ『狐狸狐狸ばなし』。

主役の山本陽子や松村雄基がステージに初登場すると、客席から拍手が起きる。拍手や流れる音楽が大きくて、山本さんの声がたまに聞こえない時もあり。松村さんの幽霊の動きや歌には、笑いが起きて盛り上がる。
間繋ぎで出る曾我廼家寛太郎のとぼけた軽い演技は、私にはあまり可笑しくは感じないが、何故か客席は笑い。

寺杣昌紀@生臭坊主が初登場する時も、拍手が起きないかといつも思うが、どうしても一人で拍手する勇気が出ない^^;。
でも寺杣さんが登場した時、後ろの奥様たちが「あら、なかなかイイ男じゃないの」(^.^)と言ってるのが聞こえた。寺杣さんを初めて見て知ったという人が多いようだし、拍手がまだないのも仕方ないか。
前半はステージ右の目の前に座り込んで、あまりの近さに目がクラクラしそうになって困ったw。間近で、舞台用のお化粧をされてる寺杣さんを拝見。綺麗な素足も拝めた。

寺杣さん@重善は、酒と色と欲で生きるクソ坊主で、ワルなセクシーさがたまらない。自惚れ丸出しのナルシストだが、吃驚仰天するとギャーギャー騒いだり、呆けるとしゃくりあげたりと、人間臭い行動がとにかくキュート。毎回ツボを外さず、客席から何度も笑いを取るのは素晴らしい。
「死なねえじゃねぇか」と窮地に淡々と交わす会話も面白く、山本陽子との息もぴったり。

最後の重善は、トンズラしようとして失敗、腰が抜ける程逃げ惑うところで終ってしまうのがちょい残念。最後の幕でもチラっと姿を見せて欲しかった。
通常なら終演後に全員がステージに勢揃いするとこだが、この公演は無いのも残念。たぶん寺杣さんらは自分の出番を終えると、さっさと着替えてしまうんだろうな。

楽日とあって、幕が下りても拍手は鳴り止まず。
最後の最後に、山本陽子さんだけがステージの真ん中に立ち、観客に御礼と挨拶を述べた。8月からは地方公演で全国を廻るそうだが、最後まで皆さんお怪我のないように、無事に公演が成功しますように。
8月からは寺杣さんの声優としてのお仕事も少なくなるのかな。また別の舞台で役者・寺杣昌紀さんを拝めますように。お疲れ様でした。
NHK大河ドラマ『篤姫』第19回〜第25回。
『篤姫』が、今、また面白い。篤姫が江戸城大奥に入り、13代将軍・徳川家定と婚儀を済ませ、御台所となってからは、夫婦や姑問題も浮上して、片時も見逃せない。

篤姫と結婚した家定は、元来病弱だが、うつけ者のようにはしゃぎ遊んで暮らす毎日。だがいち早く、うつけのふりをしていると感じた篤姫は家定に問いただす。
この世の誰も信じないという孤高の魂を持つ家定。うつけのふりをしているのは、身を守る為でもあり、”将軍”職としての限界や己のことを既に知っているから。実は誰よりも鋭敏明晰で、日本の情勢も予測も推し量る技量を持っていた。
そんな孤独と葛藤と矛盾を抱えた家定に、篤姫は己の任務も忘れて、女として惹かれていく。

徳川家定役の堺雅人が当初ドラマに登場した時は、あまりの子供染みたおバカぶりだったので、少々ガッカリw。同時に、こういう役どころを声優さんが演じるとしたら、飛田展男さん以外考えられないなと思ったり。
ところが、篤姫と婚儀を済ませてからは、徐々に”うつけ”という化けの皮がはがれることw。池に落ちそうになった篤姫を、「しょうがないな」という感じで伏せた眼が一瞬鋭く光り、サッと助け起した後は「危ないではないか」とひと言。この1シーンだけで、家定の”男”の存在感が鮮烈。篤姫だけでなく、私まで忽ち、家定@堺くんに釘付けv。

夫婦間では会話は大切。お渡りの度に、篤姫が家定と会話をしようと試みる様子も丹念に描かれる。創作話の後は、得意の囲碁勝負で、徐々に家定の頑なな心を解きほぐす。
相手と真剣に向き合い、相手を知ろうとするなら、先ず自分のことを包み隠さず正直に率直に打ち明けることも大切だ。
そして相手が本当に困っている時は、共に懸命に考えてあげ力になろうとすることも。

”恋”や”愛”に免疫がなかった篤姫が、己の気持ちになかなか気づかないところが面白い。家定の側室・お志賀の「好き」という気持ちに動揺したり、家定のことをもっと知りたいと願ったり。
家定も、明るく率直で健気で賢い篤姫に惹かれていくのが分る。
次期将軍をめぐって、本寿院や滝山から会う邪魔をされてからは、まるでロミオ&ジュリエット状態の家定と篤姫w。
家定に会いたいと、家定を慕い愛する気持ちにようやく気づく篤姫。家定も、引き裂かれている状態を知り、篤姫に会いたい気持ちが募る。障害は、時として”愛”に拍車をかけるw。
本寿院の元から、颯爽と篤姫の元へ駆けつけた家定は、まるで白馬に乗った王様のようw。普通ならここで篤姫とひっしと抱き合う場面だが、ただお互いを見つめ愛を確かめ合うだけなのも大奥らしい。
目を細めてにっこりと笑う家定@堺さんと、同じく嬉しそうに微笑む篤姫@宮崎あおい。二人の顔が驚くほど似ていてビックリ。夫婦とは結構似ていくもんだが、ドラマ上でも心が繋がっていそうな感じだ。

堺さんも、あおいさんも、夜仕様の白着姿が何とも色っぽくて可愛い。家定の手を握る篤姫は幸せを実感。
子を持つつもりはないと言う家定だが、これ以上の身体の触れ合いは二人には望めないのか!? このままでは篤姫は、処女のままで一生を終えてしまうではないか!?^^;

慶福をと個人的に思うも、斉彬の密命を受けて仕方なく慶喜を推す篤姫。一方、慶喜は個人的に好きでないと言う家定。
確かに両方見たところでは、徳川より己のことしか考えていない慶喜より、聡明で相手のことを思い量る慶福のほうが、私も好みだ。平岳大@慶喜は、暗そうで腹に一物ありそうだしな^^;。松田翔太@慶福のほうがイケメンだしw。

D-BOYSの中川真吾くんが、薩摩藩の藩主となる島津家29代目当主島津忠義役で、30話から出演するそうだ。どんな藩主を演じるのか、今後の見どころの一つ。

篤姫と家定の話をアニメでやったら結構面白そう。こういう昔の純愛物語が意外と今ウケるのでは。
家定役には、やはり飛田さん! というか、堺雅人さんと飛田展男さんって、どこか似てると思う。どちらも、穏やかで気遣いができて、芯が強く情熱的で、知的で博識だが決してひけらかしたりしない人(*^。^*)。

 ̄ ̄ ̄
6/16(月)『スタジオパーク』ゲストは堤真一さん。
堺さん@スタパ@2回を思い出し、朝からNHKへ行こうかと思ったが^^;、丁度休館日で誰も行けず状態。誰も近場で観れなかったのだから、ホントに良かった。

6/22(日)『メントレG』ゲストは堤真一さん。
映画『クライマーズハイ』で共演した遠藤憲一さんやマギーさんが堤さんの素顔を暴露。コテコテの関西人だが、ユーモアと頑固さを覗かせて、溌剌とした可愛い男という感じ。

スタパでもメントレでも訊いていたが、堤さんの好きな女性のタイプは「穏やかな人」。キャンキャンと煩くわめく人や、男言葉を使う人なんか論外らしい^^;。
堤さんの話を総合して判断すると、どうやら石田彰さんの好きな女性のタイプとも似ているようだ。石田さんも、煩くて強引な女性とかは苦手そうだし^^;。

 ̄ ̄ ̄
堤さんと堺さんが共演している映画『クライマーズ・ハイ』。
初日舞台挨拶のチケットは、今回も先行抽選で何とかゲット。座席は端でイマイチだが、取れたことに感謝。一般発売で頑張ろうとしてくれたMさんだが、当日は『花より男子』のチケとも重なり、ものすごい行列に諦めたそうだ^^;。先行で取れていて良かった。

堤さん主演の9月の舞台『人形の家』。昨日が先行発売だったが、マ王イベントと重なった私は電話も出来ず。息子に段取りを教えて頼んだところ、首尾よく繋がって取ってくれた。1時間で取れたそうなので、座席もそれ程悪くはなさそう。振るファンタ3缶分だw。
『今日からマ王!ファン感謝祭II〜眞魔国でもジューンブライド!?〜』第1回目に参加してきた。
あいにくの大雨。整理番号順に並ぶのも難儀^^;。
パンフにグッズと色々出ていたようだが、雨で濡れるし、スタンディングだから嵩張るしで、結局買わず仕舞い。売れていたんだろうか^^;。

Iの時は2階の指定席だったので楽だったが、ステージとの隔たりは否めず。今回は指定席が取れず、やむを得ず1階スタンディング。整理番号は千番近かったので、予想通り開場30〜40分後に入場。後方でまったりもいいけど、前方に進んで前からほぼ8列目辺りへ。Iの時のMCの位置が左側だったので、左寄りへ。
前方の人の頭の境目をぬぐって、背が低い私でもステージの出演者は結構近くでよく見えた(^.^)。

出演者は、櫻井孝宏(渋谷有利役)森川智之(コンラッド役)斎賀みつき(ヴォルフラム役)宮田幸季(村田健役)小西克幸(渋谷勝利役)竹田雅則(ヨザック役)井上和彦(ギュンター役)MCはIと同じく松山鷹志(ダカスコス役)。敬称略。

左側寄りにしたのは、ひとえに松山さんのお顔を間近で拝むため。司会は2回目なのにまだ慣れないのか、何度か噛んで困ったような顔をされたり、しきりにハンカチで汗を拭いたりと可愛いっ。
コンビ名”渋谷兄弟”のコントで始まった前フリ。ヤル気満々の勝利@小西くん&ツッコミいまいちの有利@櫻井くんは妙に息ぴったり。ヴィクトリー!
コーナー場繋ぎでも”渋谷兄弟”が登場。売れないのか^^;、グッズ紹介をさせられ、マフラータオルを使ってモノマネの二人w。

ライブドラマは8人。ギャルゲーをやめて召使い目当てで眞魔国に来たのに、勝利が「絶望したーっ!」と叫んで爆笑。殆どが台本に目が集中している中、モリモリだけが台詞を返す相手の顔を見たり、表情をちゃんと演じてるところに感激v。
まったりと続く中、途中で左側にマイクスタンドが2本追加され、あれ?と疑問に思ってたら、突然ドラマに割って入ったのがアニシナとツェリ様の声。
サプライズゲストで、高山みなみと勝生真沙子が登場してドラマに参加。忽ち会場は大きなどよめきで盛り上がる。高山さんはロングドレスで可愛らしく「真実はいつもひとつ!」(^o^)。『Ζガンダム』の試写会以来に拝む勝生さんは、ふくよかな中に気品がありチャーミング。
ドラマのラストはユーリとコンラッドで、会場からヘンな歓声もw。約30分以上の長い朗読ドラマだった。

ゲームタイトルは「クイズ眞魔国民に聞きました!」。出演者がやるのを見ながら、私も徐々に「クイズ100人に聞きました」のルールを思い出す。ネットで事前にアンケートがあったが、その問いに対する10位以内の答えがスクリーンに用意され、ドボン以外の答えを、地球側と眞魔国側が対抗して当てるゲーム。罰ゲームなし。
ベストカップル?では、男&女が1組しかいなくて^^;「まともなのは私達だけ」と高山さんw。ちなみに私がアンケに書いたのはサラ&ベリ。
眞魔国の人が地球の結婚式を見て驚いたこと?は、考えるだけで難しい。私もアンケでは和彦さんと同じように”お金”のことを書いちゃったっけ。
ブーケを貰うとしたらどのキャラ?では、何故か男ばかり。和彦さんがアドバイスしたように、普通ブーケを投げるのは女だよねと思うので、私はチェリ様をプッシュ。
3問もあったのに、いつも櫻井くんのいる地球人側が回答権を握り、その間、斎賀さんら眞魔国側は相談はできるが傍観者。仕舞いには座ってギャラリーと化す。地球人側も10位以外の答えを言うと”×”札を持たされるが、そのまま床に座っちゃうので、姿が見えなくなってしまう^^;。見えな〜い!と言う声が後方からいっぱい。こんなクイズ3問と決勝クイズ1問があり約1時間続いた。
勝利チームへの豪華賞品は、役に立たないもので、出演者も会場も引く^^;。これにて、マ王イベント初参加の勝生さんと高山さんの出番は終了。

ライブコーナー。WEBラジオ「眞魔国放送教会(SHK)」の第一期と第二期のテーマソングを斎賀みつき feat.JUSTが熱唱。
ソロでは、宮田幸季、井上和彦、森川智之が歌い、『ネオロマ』のライブと違う雰囲気。和彦さんがポップで明るい歌をゴーゴーダンスのようなフリで楽しそうに歌う。モリモリは黒ブチ眼鏡で、骨太な歌をのびやかな声で真剣に歌ってカッコイー。
最後は、モリモリ&斎賀さんでデュエット。斎賀さん、Tシャツじゃなくて、服装を合せて欲しかったな。モリモリがキャラと重なって、今回すっごく格好良く思えたv。

最後はみんなが出てきて、スクリーンにも歌詞を出して合唱。
アンコールは、特製ハッピを着た竹田さんによる音頭。和太鼓まで出てきて本格的。和彦さんがリードしてモリモリたちまで和風盆踊り。松山さんも汗をかきながら楽しそう。
ジューンブライドに合わせ、出演者によるブーケ投げ。前方だけの8人分なので盛り上がりはイマイチだが、同時に鳴った白紙吹雪が綺麗だった。テープと違って、掃除するのが大変だろうな。

それなりに楽しかったけど、スタンディングはやっぱり辛い(^_^;)。2時間ならまだしも、今回は何と3時間近く! さすがに足指が痛くなり、腰にもきたよ。スタンディング制なのだから、イベント内容は何とか2時間位で収めて欲しかった。
「ファン感謝祭」とはいっても、もしやファンのほうが、作り手のスタッフや出演者に感謝する祭りだったのかもね^^;。チケット代を払って、グッズも買わせ、大雨の中をずっと並ばせたり。楽しませてはくれたが、ライブドラマも長く、クイズコーナーもダラダラ続き、ずーっと立ってる身には相当堪えた(~_~;)。
歌のライブ自体は30分程なんだから、こういう内容なら座席指定のある場所で開催して、じっくりと楽しませて貰いたい。
周回遅れ気味だけど^^;、久しぶりにTVアニメなぞ。

14日(土)21日(土)『しゅごキャラ』
王子シュライヤに注目してたけど、思いがけず管理人@石田彰がちょこちょこと二週続けて登場。優しく柔らかく紡ぐ声が少しでも聴けて満足v。

14日(土)『ケロロ軍曹』Bパート
登場前から「黄色」とか「ええんや」とかの前フリはあったけど、てらそままさきがゲスト出演。ケロロはお初かな?逆トレジャー型宇宙人、サガシテー星人の役。礼儀正しいけど、ちょいテンション高くて、英語まじりでぺ〜ラペラ。思いがけず、てらそまさんのイイ声で英語がたっぷり。ラストはエロボイスでキュンv。

15日(日)『ネットゴーストPIPOPA』
相変わらず、今回は出ないかな〜と思うのに、ほんのチラっと出てきて鮮烈な印象を残す東地宏樹@相沢さん。あんなにいい加減そうでフワフワしてるのに、何故かモッテモテ!?w

19日(木)『テニスの王子様』再放送
本編登場は無しだが、キャラファイルは観月はじめ当番。石田さん@観月の声が怒涛のように画面に降り注ぐ。久しぶりに「んふっ」も聴けて嬉しいが、最後はウィンクか。キモ〜w。

19日(木)『銀魂』
あー、ホントに桂お誕生日月間なんだね。本人がわざわざ最後に出てきて強調するのが可笑しい。

19日(木)『今日からマ王!』
サラレギーなしで、ベリエスだけ登場するとは。相変わらず東地さんの喋りは少し。肝心のご主人様は?と思ったら、次週サブタイトルごと再登場。ニクイ奴。

明日は『今日からマ王!』ファン感謝祭II。Iの時は同じ会場で2階の座席指定だったが、今回は体調がすぐれないままのスタンディング(~_~)。終るまで頑張れますように。

 ̄ ̄ ̄
たいむさんのおかげで、金曜は『赤毛のアン』切手シートをゲット。『赤毛のアン展』にも行ったばかりだし、私にとりタイムリーw。
出版100周年を記念して、日本とカナダで共同発行したもの。カナダと共通デザインのもあるが、やはりアニメ柄が嬉しい。アンとギルバートの握手の絵が特にいいな。和彦さんファンもゲットか!?

切手を買ってシールを貰ったが、今、郵便局では「夏のありがとうフェア」を実施中。そのTVCMに松川貴弘さんが出演されているので見た。3パターンあり、松川さんは「出会い篇(ゆうちょ銀行)」に登場。優しい声音で笑顔で爽やか応対「シール集めて下さいね」。
D-BOYS STAGE vol.2『ラストゲーム』初日を観てきた。
若手俳優集団「D-BOYS」が総出演でお届けする舞台の第二弾。
劇場の周りは若い女性の熱気でいっぱい。
劇場外の特設売り場でも公演グッズ販売。パンフはイベント並みの高さ^^;。携帯ストラップは、お馴染み鈴木裕樹書下ろしのメンバーイラスト。
出演メンバーののぼりは、本日のBキャスト分。花壇も賑やかで、キバから瀬戸くんと電王から中村くんのが並んでいたのが愉快。
観易い前方席で、お初のTさんともお喋り。Mさん、ありがとうです。

太平洋戦争末期。早稲田大学野球部をメインに、”野球”にいのちを賭けた青年たちの夢と友情の人間ドラマ。
「最後の早慶戦」をモチーフに紡いだ羽原大介氏のオリジナル脚本。第一弾に続き茅野イサム氏の演出が、D-BOYSの新たな魅力を引き出し、エンタメたっぷりの正統派舞台に昇華させた。
予想以上に、素晴らしい出来だった。じめじめした重苦しいテーマを、D-BOYSらしくカラリと爽やかに色づけ。緊迫感とユーモア、笑いと涙のバランスが絶妙で、スピーディかつ若々しい熱気が伝わる。約3時間の上演が短く感じられるほど興奮させられた。

戦争が始まると、「野球」が敵国のスポーツとして規制され弾圧を受け、野球部員は必死の抵抗をもって野球部存続を貫く。やがて徴兵猶予解除が決定、学徒出陣で解散は免れなくなる。出兵を前に、最後に何がしたいのか?を問われる仲間たち。戦場に出たら、”死”が待ち受けているかもしれない。逃れられない死の宣告を前に、若者たちは人生に悔いのない選択をする。
戦時の動きを絡めながら、仲間たちの団結と沸き上がる疑問、出兵前の感情の揺れと決意が丁寧に自然に描かれ、共鳴と共感をもって受けいれられる。部員一人一人の名前と顔、個性や事情も分ってくる。野球部だけでなく、弾圧する学徒練成部員側や応援団も描き、話に奥深さが出た。
ストーリー前後と中盤に現代の若者を登場させ、戦中へと巧みに導入、比較対照を際立たせた。我々への”問いかけ”を果たして見事である。

何より、登場人物と演じるD-BOYSが同じ年代なのが嬉しい。稽古前から走り込みや筋トレを続け身体を作っていった俳優たち。体当たりの演技と肉体的アクションの活気溢れるステージが実現し、当時の熱気まで伝わった。
公演にあたり、坊主頭とはいかないまでも、其々が短髪やスポーツ狩りで臨んだのも嬉しい。ユニフォーム姿で一瞬誰だか分らない時もあり、この人がこんな意外な役をという驚きもあった。

主役のひとり、荒木宏文は学ラン姿に萌え〜かv。真面目で几帳面な中に、爽やかな情熱が眩しく可愛い。早稲田・野球部主将役の鈴木裕樹は、短髪と一変し、骨太で逞しい存在感を見せる。
『ゲキレンジャー』繋がりのこの二人はさすがに息ぴったり。満身創痍の確かな演技で、野球部メンバーをしっかり引っ張って締める。
ズッキー主将と、和田正人&中川真吾ら練成部メンバー三人との息も合い、同郷エピを盛り上げる。和田くんの厳しく明瞭な声も良く、意外な役どころで踏ん張る中川くんにも拍手を送りたい。
応援部の足立理の登場の度に笑いが起きるが、声を張り上げる熱い演技は見どころ。喉にも相当負担がかかりそうだが、熊井くんの分まで頑張って欲しい。
慶応・野球部メンバーの出番がいまいち少ないような。五十嵐隼士と瀬戸康史はAキャストと見比べてから。
舞台・初出演の碓井将大が初々しい中に肝っ玉。城田優のナレーションは深味がある。食べている柳浩太郎も笑いどころ。

歌やダンス、行進にも”漢”気スピリッツを感じて、テニミュならぬ、これぞ《やきゅミュ》だと命名したい。だがテニミュ以上にハードな芝居と体力が要求され、大阪も含めた長丁場を最後まで無事に乗り切ってほしいと願う。
次は、お目当てのAキャスト。Mさんとご一緒できるのも楽しみ。
モーニング『ジパング』航跡361。
昌。さんのコメントで、逸る気持ちで立ち読み^^;。

直接対決の前フリとしてなのか、突然、草加から角松に直接コンタクトしてきたよ。草加よ、我慢できなかったのか!?w
ふーん。「大和」って東京駅に匹敵するような大きさと構造だったのね。”東京駅”って、草加と角松に縁のあったところだっけ?
草加が教えたのは、角松らがもうひとつ探しているもの。
尾栗三佐の居場所だった。
露天甲板上に落ちた彼の身体を、ちゃんと回収させて^^;、参謀長公室という場所へ移動させてくれてたのね。それはそれでよかったが。

おびき寄せる罠だの戦力分散だのと言って信じない米倉たちに、角松が草加を弁護(?)。
「とんでもない野郎」「嘘はつかない人間」「他人にも自分にも」「厄介な男」…。
出たーっ! 角松による、あらたな草加分析と総評(笑)。心なしか、角松から厳しさが抜けてちょっぴり嬉しそうなんだけどw。これは、明らかに角松独自の草加評だが、はたして過大評価か過少評価か。
少なくとも、尾栗三佐のことを「友人」だと平気で言ってのける草加の言葉も真実なのだ、と弁護してるようなモン^^;。
ま、草加の声がやっと聴けて、存在を確認できたことで、角松は満足なのかもしれんw。

だけど、あえてここで草加が角松らに尾栗三佐情報を与えたのは、単に”時間稼ぎ”としか思えない。
ようやくボイラーがほぼ復旧し、あと1時間で推進可能な蒸気圧が得られるのだから、少しでも角松らを一ヶ所に足止めしておきたいのではないだろか。
目的のためには、動かなくなったモノでも何でも利用しようとする草加^^;。だから「いる」じゃなく「待っている」。まるでまだ生存しているかのような言い方。
まんまと草加の思惑に乗せられ(?)参謀長公室を訪れる角松ら。そこには静寂の中に置かれているテッパチと横たわる男。後悔と疑念の中で、角松たちは衝撃の事実と向き合うことになった。

もうひとつ、死が訪れていた。
大和機関室で、ボイラー復旧完了報告を受ける鴻上一輝大尉。壁に背を任せたまま、殆ど虫の息状態。未だ目が見開いているのが奇跡に近い。
満足な報告に、喉を振り絞るように最期ともなる言葉を漏らす。
「よかった…な。あきらめない…で」
それは報告した兵を励ましたのか。任務を全うした自分自身に向けたのか。
誰もいなくなった室内で、バールが落ちた音と共に崩れていく身体。その瞼は二度と開かれない。その先の「大和」の行方を知らぬまま逝ったのは、もしや幸せなことなのかもしれない。
尾栗三佐が最後に発した言葉は、いったい何だったのだろう?
そして「大和」艦内で散らす命は、まだまだこの先増えていくのだろう。

マクローリィが提案した、交渉を任せられる人物。いったい誰なんだろう?と思ったが、最後に出てきたカーネルがそうなのか!?
マクローリィとカーネルは面識があったっけ?
独房に入れられていたカーネルは、ひたすら表舞台に立つべく機運を祈る。

かいじ先生の柱コメント。草野球が40歳以下にガックリ。東地さんの草野球チームなら40歳以上でもオッケーなのにね。
今号、艦内放送から流れてきた草加の”声”に、思わず東地さん声で変換しながら読んじゃったv。

映画 髪がかり

2008年6月18日 映画
続いて、映画『髪がかり』を観てきた。
やっとこさ。先週までレイトショーだけだったのが、午後も上映してくれてホント良かった。
プロジェクター上映だが、あまり変わりはない。

憂鬱な毎日を送るツイてない3人が、フシギな女理容師と出会ったことで変貌する、オムニバス風のファンタジーな物語。
髪を切る前と、切った後とで、外見だけでなく内面や行動性も変化するから、俳優さんも演技の幅や深味が相当要求されそう。

お目当ての加藤和樹の出演は第2話。
去年1月の某イベント時、ファン同士で集めたメッセージに、”坊主頭もしくは短髪にした和樹を見たい”と私は書いてしまったが、それが叶ったみたい!(^o^)
イケイケ熱気とやる気満々の和樹@俊介くん。あんなに明るく天真爛漫にはしゃぎ、楽しそうに笑う和樹を見るのは初めてかも。鏡に向かって大笑いする和樹は、まるで中学生みたいに純粋。可愛いっ。キュート過ぎるっ(*^。^*)。こんな和樹を観れるのはこの映画の中だけかもと思うと貴重。
キャラ的にはやっぱ植木等のノリだけど、髪型そっくりの映画キャラの名前を上に並べるとオモロ〜イ!
残念だったのはアソコを吹替えにしちゃったこと。出来る出来ないにしろ、和樹がやるもんだと期待しちゃってたからね^^;。

第1話の沙紀はキリッとクール。第3話のかえではカッコイー。特に、かえでの七つ道具(?)は現実にも役に立ちそうで注目した。
理容師役の夏木マリのミステリアスで頼もしい存在感が最高!
辛さや哀しみや絶望をバネに、前向きに攻めモードで生き生きと生きる大切さ。本人の心がけとかイメチェンのせいではなく、信頼できる誰かに自分の心を開いたおかげなのかもしれない。
スガイカオの主題歌「午後のパレード♪」が更に元気を与えてくれる。

初日舞台挨拶出演者らのサイン入りポスターが飾ってあった。
パンフも作ってくれればいいのに〜。
これで来月への布石はできた。『髪がかり』と同じ、河崎実監督×加藤和樹出演の『ギララの逆襲』の公開を待つのみ。

 ̄ ̄ ̄
帰りは副都心線渋谷駅から。列車線路が2つあるが、ボードに発車時刻が書いておらず(またもダイヤ不安定^^;)どちらが先に出発するのか分らない。駅員に尋ねても分らず。とにかく最寄り駅を通る列車の座席へ。またもぐっすり眠ってしまった。時間的には前とあまり変わらんが、乗換えの手間はないし、料金も少し安いので快適ではある。

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